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「プラチナエンド(TVアニメ動画)」

総合得点
65.4
感想・評価
199
棚に入れた
635
ランキング
3234
★★★★☆ 3.2 (199)
物語
3.1
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.0

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プラチナエンドの感想・評価はどうでしたか?

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

感想

デスノートがめちゃくちゃ好きで、期待して視聴。
デスノートが100点だとしたら30点
キャラに魅力的も面白味も無い
設定もデスノートの方が全然面白い。
キャラデザだけは良い。
デスノートの前の作品なら分かるけど、後の作品でこれ?って思った。
進化じゃなくて退化してる。

投稿 : 2023/10/02
閲覧 : 56
サンキュー:

0

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半が超面白いのに後半がくそ。

まずは1クール目の面白かったとこを書く。

1vs1vs1...じゃなくて神候補同士が協力関係にあるのが面白い。

メトロポリマン
明日、咲、六階道
メトロブルー、メトロイエロー

一が最初はメトロポリマンに付いていたが、咲に赤の矢を刺されて明日の味方になるのが面白かった。それとあの強敵メトロポリマンが向に赤の矢を刺させていたのではなく、刺されていたってのも意外で面白かったなあ。

ルール設定もわかりやすくて面白かった。
天使の階級によって所有できる矢の数や性能が違う、倒した神候補から矢と翼を奪える、赤の矢を指すことで翼や矢を譲渡できる、など。
つまり一般人にも翼や矢を与えることができるので、メトロポリマンは通り魔の少女やいかつい銃を所有してるおじさんに羽を譲渡して、捨て駒のように使ってる。

スリリングな駆け引きも見ててワクワクした。神候補をおびき寄せたり、人質を取ったり心理的な駆け引きは面白かった。矢の射程を気にしたり、始めから味方に赤の矢を自分に刺させておくといった神選びならではの駆け引きも面白かった。

1クール目の球技場の一連の回が面白かったです。。
球技場でメトロポリマンとメトロブルー、メトロイエローが対峙する場面です。明日と咲の他に協力関係にある神候補達が現れたことにワクワクした。
しかもこの二人は賢く、矢の射程や矢を連続で発射できる時間を考慮して、向かい合わせのままポリマンに挑んでいったのでこれはポリマンに勝てるのではないかワクワクした。しかし、ポリマンはメトログリーン(一般人)とメトロピンク(一般人)を利用して簡単に二人に勝利。
メトログリーンとメトロピンクに注意を向かせた隙にメトロポリマン(偽)と入れ替わり、隙を伺って二人にそれぞれ赤の矢と白の矢を刺す。シンプルだけどおおってなった。赤の矢を出した後すぐに白の矢を出せるって特級天使持ち強すぎるでしょと思った。

遊園地の一連の回も面白かった。
脱出不能の罠の中で飛び回る六階道、明日と一の間で硬直状態になるのですが、今までお荷物だった咲が翼を得て、こっそり一に赤の矢を刺すことで六階道と明日を助けるのが熱かった。ご都合展開かなと少し思いましたが、あまり気にしないことにしました。
明日とメトロポリマンの一騎打ちも面白かった。明日はルールを破らないとタカをくくっていたポリマンがしてやられてましたね。
いきなり翼で素早く飛んでポリマンの右腕を上方向に曲げる。これで白の矢を刺されることはない。自分の翼でポリマンの翼を押さえ込む。これで翼を使って逃げられることもない。これ決まった時うおおおってなった。抵抗するポリマンの左腕を今度は咲が抑えることで完封。あれだけ調子に乗っていた強敵キャラが無様な姿で命乞いするのはスカっとジャパンだった笑
で、最後は六階道がメトロポリマンを射殺。射殺した後に六階道が倒れて死ぬんだけど名誉の戦死ってやつで良かったです。

メトロポリマンの死亡で幕を閉じた前半はとても面白かった。ポリマンが死んでこれからどうなるのかなあという期待もあった。



次に2クール目のことを書く。

殺し合いがメインだった1クール目とは打って変わって2クール目からは「死」や「幸せ」といった抽象的なテーマがメインになるんだけどこれがつまらなかった。

「死」「幸せ」のテーマ自体に魅力を感じなかった。中海くんと明日達が自殺について語り合う、米田博士が幸せや死について力説する、誰が神になるべきか話し合う、そういったシーンは見ててつまんなかった。
単純にバトルが皆無になって退屈だったのもあるけど本当につまんなかった。

米田博士の神を選ぶべきじゃない理論も中海くんや明日が神になりたい動機がイマイチよくわからなくてモヤモヤした。しかもこんな抽象的なお話が18話から21話くらいまで続いて余計にモヤモヤした。

22話で神候補2人の相打ちで神候補全滅を目論む米田博士と神を選ぶべきと考える明日が、対立するんだけどここは面白かった。
明日、咲、手鞠の3人と米田博士、中海くんの2人が対立するのは面白い。中海くんとか最初は明日側だったし。

で、また人質による駆け引きなんだけど、ナッセが明日を救助、中海くんから白の矢を奪い取る、といった展開は面白かった。
だけどその後の神を決める場面であっさり中海くんが神になることになって驚いた。明日とかさっきまで神になるとか言ってたのに。
でも神候補全滅でも明日が神になるのでもなく、中海くんが神になるのは意外性あって自分的にはアリだった。

中海くんが神になって迎えた最終回。どうなるのかなあって見ていたら明日や咲は結婚することになってたし米田博士と手鞠は仲よさげだし微笑ましかった。
一方、天界の中海くんは米田博士に何かしら伝えようとしていたけど、結局、なんも伝えられることができず。で、いきなり人間界の不平等?に絶望して自殺。なんでいきなり自殺した?神が自殺ってどういうこと?意味がわからなかった。天界が破壊されたことを米田博士に伝えたいとか言ってたけど、もう中海くんが何考えてるのかわからなすぎて残念。神が死んだことによって天界も人間界も破壊され、神候補だけでなく、全人類が消えてバッドエンドで終わった...

突拍子もない雑な終わり方だと思った。1クール目の明日とメトロポリマンの死闘はなんだったんだろうって思った。

1クール目と2クール目の落差がひどくて視聴が億劫になってた。
でも星さんや弓木さんと協力し始めたり手鞠や中海くんといった新たな神候補が明らかになっていく15話16話辺りはワクワクしてた。

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 286
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2

ネタバレ

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは人類補完計画ではない

人生に絶望し、それを終わらせようとした者に次の神になるための挑戦権が与えられるおはなしです
その権利を手に入れた人には1匹の天使がつき、全部で神候補は13人出現します

テーマが神なだけあって見る人によっては思うところもあるかもしれません。
答えも何もないですしね

人とはなんのために生きているのか。
そもそもなんのために生まれてきたのか。
そして、幸せとは何なのか。
そんなことを考えさせられる作品でした。

はい、原作者はデスノートやバクマンで有名な大場つぐみ×小畑健です。

作画も綺麗ですし世界観も少しデスノートっぽいです
違うところと言えば主人公は新世界の神を目指すわけでもなくうじうじとしているようにみえるところですかね。
前半はそこでイラッと来てしまう人もいるかも知れませんねw
というか、イライラする覚悟で見てください割と最後の方までそんな感じです。

と言いましたように、某新世界の神とは違い、こちらの作品では基本絶望した人間側が主なので、根暗だったり陰キャが闘います
そりゃあ熱血とかじゃないのだから仕方ないです
それも魅力なのです

前半はそれこそデスノートのように心理戦をしていたりもするんですが、後半に行くに連れてガラッと印象は変わったのかなと個人的には思いました
後半はどちらかというと哲学的に話は進んでいくのかなと

鶏がさきか卵がさきか…みたいな考え方もあったり
私にはどちらかはわかりませんが…

{netabare} 終盤のいずれ人類はその先の世界に絶望し、滅亡する。みたいなプッチ神父とは間逆なことを言っていましたが、地球や宇宙の行末とか気になっちゃいます
上にも書いた鶏がさきか卵がさきか…
人類が先か神が先か。
気になります…

でも最後には納得しました
不老不死だのなんだの人類は求めますが結局
死があってこその命なのだと…{/netabare}

ラストなんかもプラチナエンド、というタイトルが理解できたような気がします
プラチナエンドでしたよ…(?)

とにかく!!!!
前半も面白いですし後半にかけて加速がすごいのでおすすめの作品です
デスノート好きな人は好きなんじゃないでしょうか??
私は楽しめました!

少しばかり難しい話ではありますが普段あんまり考えないようなものに触れるのはやはり楽しいし刺激になると思います

おすすめ!!

ありがとうございました

投稿 : 2023/03/27
閲覧 : 102
サンキュー:

2

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

神の座を巡るデスゲーム

サスペンス
天使の力を使い殺し合う内容

6話切り

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 147
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0

ネタバレ

Puny さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

Death Note に激似なのに・・・

飛び降り自殺しようとしている主人公の前に、天使が現れて
翼と赤と白の矢を授ける。
赤い矢は、33日間、惚れさせることができ、言いなりにさせ
白い矢は、死亡させることができる。

Death Note の作者なので、期待し過ぎてしまった。

設定が、Death Note に酷似している。
なのに、おもしろくないと感じてしまう、不思議。

{netabare}

主人公を聖人化し過ぎており、共感しにくくイライラする。
その分、天使が、卑劣で悪魔化しており、天使像とかけ離れている。
脇役も、クズが多く、ヒロインも、クズ。なのに、
主人公が一途なのも、美談を通り越して、意味不明。
頭脳戦にも冴えがなく、本当に Death Note の作者なのか?と。

幸せとは何なのか?ということがテーマかと思っていたら、
訳の分からない、全滅エンド。
タイトルの「プラチナ」エンドから推察するに、
この着地点は、最初から決めていたと思われ、
終わりがあるからこそ、命は尊いという結論にしたかったのか?
とも一瞬、思ったが、説得力は皆無だし。
そもそも、幸せにならなきゃいけないんだ。と意味深に繰り返して
いたのは、何だったのか? 伏線回収できていない気がした。

{/netabare}

未完のまま、打ち切られる漫画も多く、
アニメ化までされる人気作品は少ない。
作者が、思い描いていた着地点に到達できているのなら、
良かったと思うし、時間をあけて、再視聴すれば、
自分にも、良さが発見できる作品なのかもしれない。

夜神月は、屈指のヒールだが、起点は純粋な正義感で
初期では感情移入が容易だった。
それが徐々に狂って行ったため、最期まで目が離せなくなった
気がするので、初期に、主人公に共感させることができるかが
大切なのかもしれない。

投稿 : 2022/11/23
閲覧 : 211
サンキュー:

1

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

デスノートとは違うデスゲーム

デスノートの原作・漫画コンビが描いている今作は、デスノートとは異なる「死」を巡るストーリーが展開される。

2クール作品であることも影響しているのか、このプラチナエンドはややレビューの評価が低い印象がある。それゆえあまり期待していなかったが、やはり作品の軸はしっかりしている印象を受けた。

死にたいと考えている主人公の前に天使が現れ、矢を打ち込んだ相手をメロメロにさせる赤い矢と相手を絶命させる白の矢を使った『神候補』たちのバトルが展開されていくわけだが、デスノートと同じで「死」に関するルール設定を作るのが上手い作者だなと感じさせられる。

決定的に違うのは、デスノートの主人公である夜神月が絶対的な悪であったのに対し、プラチナエンドの主人公はいわゆるお人好し。人を殺すのを躊躇う性格の持ち主で、そのあたりは現代に合わせたキャラ作りをしてきたのかなと。

ひねりすぎて小難しくなっている部分もあるが、全体的には2クール綺麗にまとまっている。作者が今作を通して伝えたいメッセージも散りばめられていて、酷評されるほどの出来ではないと思う。

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 130
サンキュー:

3

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか疲れた

バトルものになりそうで大してそうでもなく
頭脳戦のようで脳筋とかなんか都合よくそういう事で片付いたり
人が良過ぎるせいか同じような人質展開だったり
教授は途中でいじけて終わるし
作中結局意味なさげな普通のカップルいたり…
このような終わり方も意味が有れば悪くないけど
だったら神に何が出来て何をどうすることを望んだのかとか
ムニがそこまでして壊す理由は何かとか、、、
意表を突いた感じにしたかったのかなんなのか…
長々とやってこれはどうなんだろう?短編ならオチとしてありかも。

この手のことでよく目にするメッセージとか神に対する考え方を聞かされただけというか

スッキリしない終わり方だし主人公の考え方無理過ぎて何とも言えない。
神を信じて救われるものと宗教で悲惨な目に遭う者とではどちらが多いんだろう?

全体的に説得力に欠ける部分多く力ワザ感が否めない。

投稿 : 2022/09/21
閲覧 : 126
サンキュー:

2

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

先に言っとくけど、はじめを殺したのはお前だからな。

12話まで視聴

あまりにも主人公にイライラしたので途中だけど、感想投下。全話見たらちゃんとまとめます。

舞台は神が仕組んだ12人の次期神候補の間での人殺しゲーム。その中で親に人を傷つけてはいけない、と強迫観念を植え付けられた主人公。1話でよく分からないまま神からもらった能力でクズな育ての親を殺してしまい余計トラウマがひどくなる。そんな中で自分が神になるために他の神候補を積極的に殺すメトロポリマンと対峙する、というところまで。

何がイライラかというと、人を傷つけることができなく許せない主人公は、戦場に赴くも何もしない。相手は殺すために攻撃をしてきているのに、主人公は防ぐだけで、相手を制圧しようとしない。挙句の果てに相手の凶器を破壊するだけで油断して仲間になったはじめを死なせてしまう。

その後に主人公が、人殺しになりたくないから敵でもメトロポリマンは殺さない、とか言ってたけど、はじめを殺したのは主人公だからね。直接手を下してないだけ。デスノタッグのジャンプ作品だという話ですが、確かに方向性は真逆だけどライトと同じくらいぶっ飛んだ主人公。
いかんのは本当にライトと真逆で、悪だけどスカッとする行動のライトに対して、正義なんだけどイライラする主人公。

原作のネタバレ読んでるので最後どうなるかは知ってるんだけど、アニオリでライト出てきて、直接対決してライトが圧勝して終わらないかな?むしろ神候補でライトが出てきても良い。

投稿 : 2022/06/30
閲覧 : 426
サンキュー:

4

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天使の方がキャラ立ってるかも

2クール全24話。
13人の神候補から神を決める話。
私は面白かったんですが、アニメもそうだし原作自体が評価高くない。デスノート、バグマンと同じ原作者らしく、特にデスノートと比べて厳しい評価をしてる人が多い。この有名な2作品実写もアニメも全く観たことないから、面白かったのかなと思いつつ、でも私は同じ原作者でも違う作品だから、そんなに比べなくてもとも思いつつ複雑です。

人間と天使のペア、武器は白い矢、赤い矢、翼。天使に階級があり低い階級の天使とペアの人間は持てる武器が少ない。人間同士お互いどの武器を持ってるか分からず、駆け引きが面白いです。卑怯な策をとるキャラや、複数人で手を組んだり、持ってる武器を探るため騙し合う、そんな戦闘が前半は多いです。後半は話し合いが多く心理戦になります。強烈な個性のツダケンキャラが登場し難しい話が出て来ますが、なんとなくの理解でも楽しめますよ。残念なのは戦闘シーンが少なくなったからか、天使があまり話さなくなり、存在が薄く感じました。

作画は普通に良いし、戦闘シーンも手に汗にぎります。キャラ絵は話に合わせてるのか、全体的に表情が暗い。特に主人公とヒロインは感情があまりないように見えました。まぁ、暗いキャラだから正解なんでしょう。個性的なキャラは多いです、めちゃ気持ち悪いキャラいる(^^;個人的には六階堂かっこ良かったです。天使達の方が面白いキャラ多かったですね、ナッセはすごく可愛い、小倉唯久々に主役級のキャラ演じてるの観ました、やはり声可愛いです。

全体的にシリアスで重苦しいですね。苦手に感じる人はいるかもしれません。そして、酷評が多い結末。投げっぱなしジャーマン的で珍しい。私はこんな結末のアニメがあっても良いのではと思っちゃいました、逆に斬新です。ただ、伏線回収しない所がありそこは残念でした。

私は面白かったんでお勧めします。

投稿 : 2022/06/09
閲覧 : 353
サンキュー:

16

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 複数の神候補の中から次の神を選ぶが、その過程においては必須条件ではないとはいえ、
神候補の殺害もありということでデスゲーム要素もある内容。
 デスゲームものにおける主人公のスタンスの描き方というのはなかなか難しいもので、
積極的に殺人に興じるのは受け手(読者、視聴者など)の共感を得られにくいし、逆にいつまでも
ゲームに対して後ろ向きなのは、例えば「否応なしに参加させられる」などの作品内設定は
ともかく、メタ的観点では「プレイヤーとしてどうよ?」みたいにこれはこれで受け手を
イライラさせる存在になってしまう。

 で、本作の主人公である架橋 明日は徹底して不殺を貫く。
 デスゲームものに限らず、主人公が殺人を否定するような場合、作り手の考えがそこに
投影されているように思えたりするんだけど、本作の架橋に関しては一種の異常者として
描いているように思えてしまう。
 おそらく原作の大場 つぐみ氏はプロット優先で、「受け手に愛される主人公を作ろう」
みたいな考えはないんじゃないかと。原作者を同じくする「DEATH NOTE」の夜神 月もそんな
印象だったし。
 この架橋の考え方は、通常なら幼い頃の親から受けた教えが成長過程において変化していく
ところを、親が殺されてしまったためにそのまま持ち続けてしまったという一種の歪みのように
思えるが、この辺は幼い頃に志した「正義の味方」に憑りつかれた感のある
「Fate/stay night」の衛宮 士郎に通じるものを感じてしまう。

 複数のプレイヤーの中から最終勝者一人を選ぶようなデスゲームものの場合、
ゲームプレイヤー全員が同時期に描かれることはあまりなく、局面ごとに主人公に関連深い
キャラのみが入れ替わり立ち替わり描かれることが多い。
 まあ、プレイヤー全員が少数ならともかく、全員を同時期に面白く描くというのは至難の技
だろうし、受け手としても多数のキャラが同時に動いているのはストーリーを追うのが大変
だろうしで、絞り込んだキャラ中心になるのは妥当かなと思う。
 本作もそういった傾向にあるんだけど、特徴的なのは生流 奏というキャラが主人公以上に
ストーリーを動かしており、そのために生流がいる時と退場後では違った作品になったぐらいに
様変わりしてしまう。
 生流に関しては架橋とは正反対の考え方で、個性は強いし、キャラの掘り下げも深く、架橋の
ライバル的存在。そのために最後の方まで架橋と対峙し続けるのかと思っていたら、中盤で
それも割と呆気ない感じで退場したのはちょっと驚いた。

 後半はちょっとした陰謀めいた計画はあるものの、いわゆる悪役的存在はおらずに
米田 我工を中心とした神や幸福などをテーマにした問答中心。
 個人的には宗教観や哲学などは嫌いではないのだが、架空の人物のご高説を長々と
聞かされるのは「エンタメ作品としてはどうかな?」という感じで、冗長な感じは否めなかった。
 それでも最後に神を決定して、めでたしめでたしかと思いきや、最後にどんでん返しが。
 こういう終わり方そのものは嫌いではないけど、それまでに伏線めいたものがあったわけでも
なく、インパクト重視のための取って付けたような終わり方という感が拭えない。

 13人の神候補だが、モブと変わらないようなキャラもいたりして、うまく
扱いきれなかった印象。
 他にもナッセが他の天使とは違うといった描写や、意味ありげだった星 雅矢と弓木 愛美の
警察カップルなども中途半端な感じで終わってしまったような。

2022/05/08

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 292
サンキュー:

3

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

中々面白いとは思う。

原作未読(2022.5)
大場先生+畑先生の作品。「デスノ」や「バクマン」とは違った作風とでも言うのだろうか。
アニメがどこまで原作に忠実に作られているかはわからないが、訴えたい、問いたい部分は概ねそのままなのではないだろうか?
色んな立場や境遇の人間を神候補に選び、それぞれの考えを通して、人の尊厳や幸福とはという部分を問いかけているのだろうか?
そしてラスト{netabare}人の命は有限であるからこそ尊い {/netabare}ここそが言いたかった事なのかな。
うーん、話的にはあまり面白いとは思えなかったかな。キャラも好きになれなかったし。

私のツボ:もうちょい手に汗握る駆け引きがほしかった

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 204
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

祈る。優しい"世界"を。 守る。人の"幸せ"を。 

この作品の原作は未読です。
アニメ本編完走後にwikiをチラ見したところ、原作の大場つぐみ先生と、作画の小畑健先生のタッグ作品は、「DEATH NOTE」「バクマン。」に続く第3作目となる作品なんだそうです。

私は「DEATH NOTE」は未視聴ですが、「バクマン。」は、私の中で「お気に入りの棚序列12位」という超が付くほど大好きな作品ですが、この作品に「バクマン。」と同程度の熱量があったかと問われると、答えに窮してしまうような気がします。


「私が“生きる希望”をあげる」

架橋明日(かけはしミライ)は家族を事故で失い、
引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。

全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。
しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

起用されている声優陣は豪華です。
唯ちゃん、M・A・Oさんにかやのん…出番は少しでしたが、かおりんも出演されていたようです。

視聴している最中は、特に事前情報無く視聴していたので特段感じるモノはありませんでしたが、「バクマン。」の後継作品と聞くと話は少し変わります。

「生と死」「幸せ」をテーマにした、全体的に内容が重いせいでしょうか…
それとも、人間の「嫌な部分」が前面に押し出されていたからでしょうか…
「バクマン。」ほど、私の中で琴線に触れることは無かったように思います。

もしかすると、自分の立ち位置がとても中途半端だから…なのかもしれません。
日々の生活は決して楽ではありませんが、別に死にたいと思ったことはありませんし、仕事も激務ですが充実感は感じられています。

幸せ…を実感することはあまりありませんが、自分を不幸だと思うこともあまりないので、この辺りもごく一般的なんだと思います。
強いて言うなら、ガチャなどのくじ運は決して良いとは思えませんけれど…^^;

この様に自分自身が何も突出していないから…
もう少し振り返ってみると、普段「生と死」や「幸せ」について考えている時間は正直微塵もありません。
朝会社について仕事を始めると、あっという間に夜になっている日々が私にとっての日常なので…

でも、私には悶々と考える時間は無い方が幸せなのかもしれません。
きっと一度考えだすと、ポジティブ思考だけじゃいられないと思うので…
だから私は神候補には絶対になれないと思いました。

オープニングテーマは、BAND-MAIDさんによる「Sense」
エンディングテーマは、宮下遊さんによる「降伏論」と、空白ごっこさんによる「ラストストロウ」

2クール全24話の物語でした。

完走して振り返って思うこと…
原作の連載は終わっているので、最終回は原作エンドと同じなんでしょうけれど、あの様な形の終わり方で良かったのでしょうか?

テーマについて考えを深掘りして実践する…
この繰り返しの果てに自らの選択した答えがある筈なのですが、皆さん、その答えには辿り着いたのでしょうか。

勿論、一つの結論にも辿りつけなかったとは思っていません。
ですが、物凄く中途半端な感じが否めないのは私だけじゃないと思うんですよね。
ラストの展開が急すぎる…とう構成上の課題があったのかもしれませんけれど…
もう少し納得感のあるラストを期待いていただけに、少し残念に思いました。

投稿 : 2022/05/06
閲覧 : 212
サンキュー:

12

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★

2022.5.1 ★★★(3.1) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/05/02
閲覧 : 138
サンキュー:

0

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

デスノートには及ばない

どうしても同じ作者のデスノートと比べてしまう。
といっても漫画は読んだけどアニメは見てません。
それとバクマンは見てない。

1クール目

主人公のウジウジ期間が長い。
人を殺したくない。そりゃそうだ。そうなるのが普通だろう。
でも神候補に選ばれてしまったからには覚悟を決めなきゃいけない。
殺すか殺されるかなのだから。
でも1クール目はずっとウジウジ。
自分を正当化するために綺麗事並べてるような感じでイライラした。
結局メトロポリマンを殺したのは六階堂だったし。

バトル路線なのがいまいち。
会話の駆け引きになっちゃうとデスノートと変わらないからやり方を変えたんだろうなと思うけど。
パワードスーツみたいなの装備するのがなんかしっくりこないというか、あんまりかっこよくないなぁと感じた。
合間合間に会話挟んで駆け引きになるからテンポが悪く感じるし長くも感じた。
どんだけ時間かかるのって。

前野智昭の演技は良かった。
コミュニケーションを取れない底谷の演技が上手すぎて「うわぁ…」って思うくらい(笑)


2クール目

内容は誰が神になるかという話。これで片付いてしまう。
バトル要素がかなり減ったが、この方がいいんじゃない?と思った。
ただ、ダラダラしすぎ。
会話が多いから長引くのは仕方ないのだけど、デスノートみたいな面白さが無いから退屈。


全体的に見て

微妙であんまり面白くなかった。
デスノートが良すぎた。
比べちゃいけないのかもしれないけど、最初に書いた通りどうしても比べてしまう。

メインキャラが人間とはいえ天使の出番が少なくて活かせてない感じ。
ルールは教えるけどあれこれ指示したりアドバイスするわけではないので存在感あったの最初だけ。

神が自殺して人類消滅という結末の良し悪しはわからない。
これを見て思ったのは適材適所って大事だなぁと(笑)
どんな役割だろうが資質のある人が務めないと駄目だという事。
誰が神になる?俺はなりたくない。君がやればいいじゃん。みたいなやり取りで決めていいほど軽いポジションではなかったね。
神だもんなぁ(笑)

ダラダラ長く感じたので24話も要らなかった気がする。
主人公のウジウジも長いし。
漫画は面白いのかわからないけどアニメには向いてなかったかもしれない。

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 186
サンキュー:

4

うぐいす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

「お前ゴキブリも殺さないのか!」に対して「むやみに殺さない!」って、、殺すんじゃん

12話断念。
とにかくウジウジ主人公へのイライラがつのる。

主人公が覚醒するまでがんばって見たが、「誰も殺さない!」って言っておいて序盤で既に叔父と叔母に死ねと願って叔母が死んでるし、そもそも自殺してるし、色んな選択肢があったのに何の決断もできなかったせいで目の前で人が死んでそれで覚醒するとか共感できない。

しかも覚醒後に攻撃してくる相手から「お前ゴキブリも殺さないのか!」に対して「むやみに殺さない!」って胸張られてもそれ殺す時は殺してるって事だから。

本当の正義を表現したいのかもしれないが、決断の先送りで犠牲者が出るただの偽善でしかない。テロリストに屈するし侵略されたら命だけはと領土を譲り結果そのせいでの死人が出る。

「誰も殺さない」なんてそう言える環境がある事前提での考え方。
こういう物語を作る人達は是非戦場へ行ってその崇高な想いを説いてきてもらいたい。

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 174
サンキュー:

2

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

天使の視点

【視聴前の方へ】

 「ある現代人が2,3の非現実的な大きな力を手にしたことに端を発する人類の行く末。」
ざっくりいうとそんな感じの作品です。これは原作者の大ヒット作「デスノート」の構造と類似しており、主人公の設定だったり天使と死神だったりと、デスノートと対になっている部分も多く、否が応でも比較してしまいます。

もう少し説明すると、普通の人には視えない13羽の「天使」各々に選ばれ、「天使の翼」や「矢」などを与えられた13人の次期“神”候補(ひと)。彼らのうちいったい誰が“神”になるのかならないのか?というお話です。

内容的には、与えられた能力を駆使した策略やバトルがあったりしつつではあるけど、幸せとは?神とは?死生観は?などといった哲学的で重たいテーマを正面から扱っている小難しい系アニメであり、しっかり掴まってないと振り落とされる系アニメです。

個人的には、『設定はとても上手い。物語の様なものは一応…ある。テーマは全体的に重く暗く、問題作の部類。主人公は基本受け身体質で魅力に欠ける。主人公と対峙するメインキャラは良キャラ。』という印象です。

まぁ兎にも角にも設定の方にだいぶ重心が乗っていて、物語は申し訳程度、物語に3.5を点けていますが、内訳は設定4.5、物語2.5くらいのイメージです。

前半は妻や娘を想うという解りやすく感情に訴えかけるテーマがあり共感できましたが、後半の視聴原動力は「共感とか気持ちの熱い部分」ではなく、「どういう論理に基づいて何が導き出されるのか?」を確認したいという欲求に起因していたと思います。

そういう意味でこの作品は、仮説を割り振られたキャラクター達の相互作用をシュミレートしていく実験の様な作品といえます。

いわゆる、思考実験です。

ですので、設定をどう帰結させるかを俯瞰で見る分には楽しめるかもしれませんが、主人公に共感できるような人間ドラマを期待すると肩透かし喰らう確率高めの作品ではないかと思います。

【私的関連作品】

デスノート

【myココ壺ポイント】

ナッセかわいい
助手手毬も悪くない

【感想】

米田・思考実験・天使の視点(長文、持論、且つ余談注意。)
{netabare}

《米田》

間違いなく良キャラなんですが、反論の余地が思いの外多い気がしています。
まず、満を持して発表された持論、“人類滅亡に至る未来予測”がイマイチ響かないという点。
米田は、「人類は不老不死(身体と精神を切り離すことによって実現)を手に入れ、更に未来を知ること(以降、全未来予知)ができるようになった結果、それをなぞるだけの人生に意味を見失い絶望して、全人類が命を絶つ。」という予測をたて、あろう事かそれを1つの根拠として行動していますが、イマイチ説得力に欠けます。

その可能性は0では無いでしょうが明かに論拠に乏しい。例え頭の中で論理が構築されていたとしても、相手や世界を納得させることを目的としているときの発言としては完全に説明不足。

ちょっと考えただけでも、身体と分離した精神の自殺とは何なのか?という疑問があるし、不老不死は本当に全人類に行き渡るのか?全未来予知は全人類に行き渡るのか?などなどの疑問が浮かびます。技術が確立することと、全人類がその技術を享受することは別次元の事なのです。

不老不死に関しては、そもそも人間の根幹は「肉体」なのか「精神」なのかという話になります。「肉体を次の世代に受け継ぐ機能として精神がある。」という考えもあれば、「肉体は精神のただの入れ物である。」という考えもあって、この場合、人類は「精神さえ在れば良い層」と「肉体と共にあり続ける層」2つに分岐するかもしれません。

共存共栄でも、それぞれ別の道であっても、生き残れればそれはそれでいいでしょうけど、どちらかしか生き残れないことも十分考えられます。それに不老不死格差も想像に難くありません。

ですが、ここでは肉体を放棄した不老不死組を人間と仮定しているようです。(可能性としては、精神を入れる肉体を生産し、服を着替えるように肉体を着替えていく形式になるのかもしれませんが…)

で、その先の全未来予知社会。映像ではおっさんが路地で落ち込んでるイメージになってましたけど、実際は肉体という入れ物を放棄した精神としての状態。正直、肉体との分離が精神に及ぼす影響は計り知れず、それによってどういう変化が起こるかは想像し難いですが、その存在(以降、精神人間)が未来予知を模索するのはあり得ると思います。

そして、遂に全未来予知を可能にしたその時、全ての“精神人間”は何の疑いもなく、1人残らず、治験的なお試し期間もなしに、全未来予知能力を受け入れ、そのことを切っ掛けに絶望し、結果、人類滅亡。

そう米田は言ってるんですが、マジですか?リスク管理がゆるゆる過ぎやしませんか?


《思考実験》

ついでに余談ですが、「全未来予知」は未来の情報にアクセスすること(いわゆる情報型タイムマシンの様な発想)で可能かもしれませんし、
全ての事象同士の、膨大な量の干渉の連続を解明、解析し、実際に事象が起こるより速く情報を受け取ることで可能になるかもしれません。

理屈としては、複数の事象が作用して事象を生む流れから逃れることは出来ず、人や地球の“今”は、ビッグバンから、或いは遥かそれ以前から連綿と続くエネルギーの連鎖の途中に過ぎないと考えると、未来は既に決まっているという論理は正しく、未来を知らないという一点においてのみ可能性は無限という論理は正しい。

必然と偶然は対義語ではあるが、その実、事象の帰結を知っているか知らないかという認知の違いでしかなく、「未来を変える」とは実際は“予測”を覆しただけであり、“想像上の未来”と“実際の未来”が同じではなかったというだけの話で、エネルギーの連鎖に変化が起きたという何の証明にもなっていないのです。

人は“予測”と“予知”を曖昧に考えがちですが、“予測”は可能性の割合であり、“予知”は予め認知するという未だ化学的に達成されてない架空の技術といえます。そして、“予知”は確かに絶望に繋がりうる。が、全人類が…となると飛躍し過ぎの論拠に乏しい“ただの予測”と感じざるを得ない。

追加》

あと、米田関連でもう一つ外せないのは神を信じる層が世界の50%程度から米田の一言によって10%程度まで下がったという話…
申し訳ないですが、これはシンプルに説得力ゼロ。絶対ないと断言させてください。(これは作者に対するツッコミですが…)


《天使の視点》

先ず、プラチナエンドというタイトルについて。
ラスト24話は衝撃的で再度観直したんですが、1つ解りやすいのは、神の死の道具が白銀(プラチナ)の矢だったということが考えられます。そして、それ以外に直感的に感じたのが、人が理想とする死の1つに「ポックリ逝く」というのがありますが、これは人類規模の“ポックリ”で、その終焉を総称してプラチナエンド(いい感じの終わり方)と呼んだのかな?という推測です。個人的には衰退や破滅と比べたらかなり良い終わり方だと思います。

まぁ、本来なら全人類が一斉にポックリ。というのが良かったのかもしれませんが、そうなると明日や米田が語る隙が出来ないので、敢えて時差を作ったのかなと思ってます。モノローグで終わられても最悪そうですし、後味と世界観、全ては語らずなところを考えると良い終わり方だったと思います。

あとナッセにとってもこの終わり方はベストだったのかなという考察も可能だと思っています。

ナッセの出生の秘密は明らかにされていませんが、天使という状態をなにか俯瞰でみているところもあって、消えると時の表情も掴み所のない感じがありましたが、本来のナッセは神を作った存在と同等の存在で、死が無い存在だったところから、それを「羨ましがる」だけの状態を脱して自ら死を掴み取った存在と想像しています。

テーマとしてはかなり問題作でなんでこんな話作ったんだろうと正直思うところはあります。

そんな中、ナッセのピュアという特性は、いろんな意味で効いていて、謎でもあり、癒しでもあり、救いでもあったと思います。

一方、幸せを得た明日と咲が物語性も思考実験のキャラクターとしても、殆どミッションを担っていなかったのが皮肉な感じがします。

ある意味、幸せとは見る価値がないもので、物語を動かすのに最も不要なものというのを証明した形になていたのかな?と思います。
{/netabare}

以上です。

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 194
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5

ネタバレ

qQdsi02419 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

時間の無駄 草むしりしてる方がマシ

中身が無い。
内容が薄すぎ。
ドライブ中に車内から見る景色そのもので記憶の欠片にすら残らない。そんなアニメ。

デスノートやバグ万は編集の力で作り上げられてた…もしくは他人の作品を丸パクリしてたんじゃ?っと思わせるくらい酷すぎる内容。
デスノートは秘密の手帳の丸パクリだけど現代風にアレンジして心理戦、駆け引きが非常に面白かった分ここまでの落差は有り得ない。

意味の分からない能力の縛りも、駆け引きにすらなってない駆け引き設定も、良くこんな内容で表に出せたなって思いました。

ミラーハウスから出れない…よし、飛び続けるんだ!……はぁ?w
刀でミラーハウスを破壊……はぁ?
↑↑↑
ここで見るの断念w

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 165
サンキュー:

2

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

既存の作品は超えられなかった・・・

原作は未読、アニメのみ視聴のレビューです。

原作・作画、このお二方のコンビは有名で、少なくてもデスノートやバクマンは知っておりリアルタイムでも漫画を楽しんで読んでいました。そういった背景から期待していた作品でしたが個人的にイマイチでした。

あらすじとしては、神の世代交代のため、天使が「生きる事を諦めた人間」を神候補として選び、新たな神となる最後の1人となるまで競わせます。主人公の高校生「架橋明日」もその1人で、ビルから飛び降り自殺を図りますが、天使ナッセに救われ神候補となったことで争いに巻き込まれる、という内容です。

{netabare} 全2クール分で構成され、前半が力と駆け引きを駆使して神になろうとするメトロポリマンとのバトル、後半は残った神候補が集まり、会話や探り合いで神をどう決めるか誰にするか、という内容になっていました。

話のスケールはかなりデカいのに、やっている事は全体的に妙に小ぢんまりしているギャップのせいで、驚きなどがなく終始ノーリアクションで観ていました。
このコンビの作品は練に練られたストーリーと綺麗な作画が上手く融合している点が良い所かなと個人的には思っていますが、このプラチナエンドは二番煎じ感は否めませんでした。
映画やゲームでも2作目・3作目が出ても、1作目の無印の面白さを超えられない・・・それと似ているような感覚です。

神となった中海少年が最終的に自殺できた事にも疑問が残ります。(隅々まで視聴や考察はしていないので穴がある疑問かもしれません)

翼・白の矢・赤の矢は「天使」特有の能力のため、神となった時点で引き継がれること無く、所有していた能力は天使に返還され使用は出来ないのでは?そうなると白の矢で自殺は図れないのでは?と、その点はモヤモヤしています。

結末の解釈としては・・・
神が自殺し存在が消えたことで、神から作られた天使も人間も同様に消滅したという事で、これは「神はいないが、神に祈り崇めるなど行為により副次的に神は存在する」考えの逆方向の繋がりを示しており、また「神」すらもさらに「上位存在」によって作られ、そこでの「生死」を観察されていた・・・

と、自身の足りない頭のなかでこの様にまとめております。 {/netabare}

今までの既存の作品のように驚きや作品に食らいつくような見事な仕掛けがあれば、流石このコンビの作品だな~と思えたんでしょうが・・・
う~~む、ちょっと残念です。

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大場つぐみ×小畑健 で、期待値は高かったが。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
これ、大場つぐみ×小畑健のコンビじゃなければ、「そこそこ面白い」と思ったのかな?

いや、そもそも大場つぐみ×小畑健のコンビじゃなければ、とっくに途中切りしてるか。

デスノートやバクマンが面白すぎたからね。まあ、こんなこともあるのかな。それとも、これがこの2人の実力なのかな?

多分、ちゃんと考察すれば、色々と面白いアニメなんでしょうが、いかんせん、考察しようと思えるほど面白くはない(汗)

壮大な設定で、ちまちま人間模様を描かれてもな~。

う~ん。大場つぐみ×小畑健だから、「いつか面白くなるはず、いつか面白くなるはず」と信じ続け、最後まで観ました。が、結果的には切れば良かったなと。

次は、この2人だからといって、無条件に見続けることはないでしょうね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
出だしは面白そうだと思った。

メトロポリマーとのバトルは、あまりにも戦略がなくてつまらなかった。切ろうかと思った。

メトロポリマーの死後は、低空飛行。

米田登場後は少し面白くなり、☆4も考えた。

が、最終話でガッカリ。☆2も考えたが、また、全部が全部つまらなかったわけではないから、☆3に落ち着いた。

伏線がいつか生かされるだろうと思い、我慢して観てたんだけど、何も生かされず全滅エンドとか、視聴者ナメてんのか(呆)

まあ、綺麗に終わるだけが物語じゃないから、ああいうラストがあっても良いは良いと思うけど、そこになんのカタルシスもないからね。

ラスト、架橋明日が、「僕は咲ちゃんと過ごせて幸せだった。ナッセに救われなければとっくに終わってた命だから」的なことを言っていた。「人間、いつ死ぬか分からんから、悔いなく生きろ」ということか? 

それよりも、これまで散々他の人のことばかり言っていた架橋が、自殺未遂もせず普通に生きている人達がバタバタ死んでいくなか、めっちゃ自分のことしか考えていなくてビックリした。「人間、最後は自分の幸せだけ考えろ」というというメッセージ伝えたいのかと思って焦った(苦笑)

きっと、死んでいく順番にも意味はあるんだろうし、「本物のクリーチャーは、、、」の後は、「人間」「俺」とかなんか入るんだろうし、神が死んだ後の宇宙なんかも意味あるんだろうけど、考えたいと思えなかった。

とにかく、シンプルに面白くなかった。まあ、それだけですね。

以下、メトロポリマン死んだあたりで下書きしてたやつで、大いなる勘違いだったんだけど、消すのもなんなんで、とりあえず載せときます(笑)

{netabare}
おそらくこの作品は、「デスノートの逆」をやりたかったのだろう。

デスノートはヒール側が主役だ、本作はヒーロー側が主役。それにデスノートは(他作品ネタバレ){netabare} エルが死んだ後、ニアに引き継がれたが、正直、エルの方が魅力的だったし、ライトも劣化していって、 {/netabare}終盤になる程、面白さが減衰していった。

「悪魔」と「天使」という明らかな対比は、視聴者(読者)への、「序盤がつまらないのも、第1のボス(メトロポリマン)がショボいのもわざとだよ。後半面白くなるんだよ、デスノートと逆で」という、メッセージともとれる。

で、書くの止めてました。ああ、大いなる勘違い(笑)
{/netabare}





{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
万引き未遂からの自殺スタート。家族が死んで、児童虐待。高速移動と、惚れ薬。定番は本当の愛を求める流れ。死の強要も無条件ではないのか。幸せの定義次第だな。天使がイーブンな価値観で悪魔的な提案をする。だいぶ尖ったスタートだな。なんだ、デスゲーム系か、ちょっとガッカリ。

2話目 ☆4
天使の業、ね。一応、期限と制限あるのね。あと、天使ごとの思惑か。

3話目 ☆3
赤の矢をここで刺されたから、2度と刺されないってのは、後々効いてきそうだな。

4話目 ☆3
まあ、そうだよなという展開。デスノートに比べて、あまりにも面白くないな。

5話目 ☆3
ライト風だな。元々、歪んだ思想。繋げて撃てるのは強いな。妹、冷凍保存。

6話目 ☆2
一般人の殺人鬼に、翼と赤の矢。いや、遠距離狙撃とかの方が安全では? てか、防塵マスク、顔、見えすぎだろ(苦笑) 安い正義感。少女Aに声をかけずに、撃ち殺せば?

7話目 ☆2
う~ん、脅しも普通。会話でテンポも悪い。

8話目 ☆4
考えてみれば、基本、登場人物みんな、メンヘラなんだよな、スタート地点から。咲、キャラが深まった。アニメで、死にたい詐欺のカマってちゃんを描くのは珍しい。ナナカちゃん、泣けること言うな~。

9話目 ☆3
容姿と財力が最底辺。シンプルで、ストレートなメッセージ性。ただ、それで下僕になりたいは、よく分からんな。

10話目 ☆2
知略戦もクソもないな。ただの偶然やん。

11話目 ☆2
狂人と脅し。知略戦もクソもないな。

12話目 ☆2
ウイルスに白の矢。それはそこそこ良かった。互いの幸せがぶつかる。よくある哲学的な問いだな。んで、結局仲間以外のキャラがかばって死ぬか。メトロポリマーも甘いよな。

13話目☆3
本当の黒幕はあの少年ね。矢を撃つタイミングを振りかぶりで知らせるのはな。まあ、逆に言えば貧困層がいるから富裕層がいるんだけどな。

14話目☆4
つまりは、デスノートの逆をやりたかったわけね。

15話目☆4
#神候補、は笑ったw 政府の思惑。

16話目☆3

17話目☆5
こういう展開になってくると面白いな。米田の意見はまあ、無神論者なら一般的な考えだな。現代兵器でそんなに簡単に殺せるんだな。



{/netabare}

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 215
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13

apotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

びみょう

神候補の12人が神様を決めるために戦う物語。
大場つぐみさん(DEATH NOTEやバクマン等)原作の漫画
アニメ制作はシグナル・エムディ
グロはなし

デスノートを書いた人の作品と聞き視聴を開始。
個人的にはキャラクターに魅力を感じず、最後まで視聴するのが大変でした。
最終回には驚きましたが、物語もドキドキハラハラすることなく普通でいまひとつでした。

ファンタジー×バトルもの
暗い感じのアニメが好きな方はいいかもしれません。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 229
サンキュー:

7

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

衝撃のラスト

漫画原作 原作未読 全24話

自殺しようとした主人公が天使に助けられ、力を与えられて神を選ぶ戦いの候補者になり、他の神候補者たちとの戦いが描かれます。

1クール目は人を殺すことに対し何も躊躇いのないメトロポリマンとの戦いが中心に描かれます。
話は次回が気になる展開が多かったので楽しめたのですが。典型的な不殺主義を貫く主人公にイライラすることが多かったです。
自分や仲間を殺そうとする敵を殺すのも躊躇っていた主人公ですが、六階堂がメトロポリマンを殺すときの手伝いをしているのを見て、直接手を下さなければセーフなの?と主人公の信念に疑問を感じました。

メトロポリマンは最後まで悪を貫いた敵として良いキャラだったと思います。
最後は意外とあっさり死んでしまったので驚きました。
復活させようとしていた妹のことを考えると不憫に感じました。

2クール目は最後の神候補者である米田教授の登場により、それまでバトルが中心だった話から話し合いが主になり、神選びや天使とは何か、そもそも神とは何なのかと言ったような哲学的な話になるので内容は難しくなります。

最後は神になった中海が自殺して、神がいなくなったことにより人類が滅亡するという想像できなかった終わり方で唖然としました。
この作品は結局何を伝えたかったのか、ナッセは何者だったのか良く分からないまま消化不良で終わってしまったので残念でした。

作画に関しては比較的安定はしていましたが、最終の2話が作画崩壊レベルでひどかったです。

全話を通して次回が気になる展開が多かったのでそれなりに楽しめましたが、最終話の消化不良感が残念な作品でした。

投稿 : 2022/04/09
閲覧 : 179
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0

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

『バクマン。』の作中作みたいなお話

『バクマン。』で亜城木夢叶(あしろぎむと)コンビが描きそうな話だな、という第一印象。
(同じ人が話を考えてるわけだから、ある意味当然なのかも?)

「神」や「天使」が実在するっていう設定で、でもその神には寿命的な物があって、後継者を人類の中から選ぶというのが大まかなお話の枠組みです。

主人公、ヒロイン含めて神候補は13人いて、その中からたった一人を選ぶというストーリーの基本線があります。

この設定や、神候補に与えられた能力が『バクマン。』の作中作っぽいです。つまらなくはなかったので最終話まで観ましたが、面白さでは『DEATH NOTE』や『バクマン。』の方が上だと思います…。

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 299
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20

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終話で台無し

プラチナエンド 全24話 感想

1stクール(#01から#14)は主にメトロポリマンとの戦い。メトロポリマンイキリすぎててまじで好きだった。石川界人…🙄お前そんなこと思ってたんか🙄
六階堂さんが死んだのマジで泣いた😭いい人だったのに。架橋くんとさきちゃんに対してもあの人がおらんかったら多分2人とも死んでたと思う🤔
メトロポリマンが六階堂さんに「とっとと死んどけよあの要介護ジジィ」って言ってたのさすがにやばいなって笑ってた🙄
1stクールはメトロポリマン死んで良かったけど寂しい気持ちもある🙄

𝟮𝗻𝗱クール#15~#24
米田とかマジでいらんやろアイツ。自殺願望のなかおみとかも🙄なんなんあいつら。
んでもって神になかおみがなって解決したと思ってたのに24話gで神消失、人類滅亡なんこれwww

いや24話前半でみんな幸せに暮らしてたんだからいいやんwww
いやなんか神とはなんだったのかそういう考えされられるアニメでした的なENDなんだろうけどそういうの求めてないからwww
1stクールは良かったけど最終話で台無しすぎるでしょコレ🙄

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 161
サンキュー:

3

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

デスノート逆バージョンでも根本は同じ?

個人的にはかなりの名作漫画「デスノート」は死神で今作は天使と神。
法では裁けない人間を裁く。
人は平等と言いつつも現実は生まれ育った環境、容姿等々決して平等ではない世界。
心理戦や小難しい討論。
一見真逆の様でテーマとしては共通部分がかなりあったような印象です。

人生に絶望し自ら命を絶とうとした人間の中から天使達がこの人と思った人を助けて特殊能力を与えて神様になって下さいとお願いして、選ばれた13人の中から次期神様を決めましょうと言った話。

12話で終わると思っていたら24話の2クール。
ちょっとダレました。

前半は武闘派神候補メトロポリマンとのバトル対決。
後半は頭脳は神候補米田との頭脳戦。
まぁ展開がガラッと変わったので何とか最後まで視聴出来ました。

ラストはえっ!?というような展開でした。
黒幕は実はナッセ?う~ん良く分からん。

後半は顔面の作画崩壊が随所に観られて、ちょっと残念な部分も多々ありました。

一番人間らしい考えを持つ神候補は六階堂かなと思いました。
主人公の明日や咲の人を傷付けるべきでは無いという考えは、
至って正論ではあるのだけどあまりに善人過ぎてちょっと受け入れられなかった。

でもある意味今の日本社会をそのまま映し出したような作品だったような気もします。

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 144
サンキュー:

7

ネタバレ

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリーはそこそこ面白かった

まず主人公に魅力が無いことが致命的なのですが、ストーリーはそこそこ面白かったと面白います。

世界観もデスノート譲りで、ルール設定にクドさを感じますが、バトルは緊張感があり面白かったと面白います。

{netabare}
主人公が、人を殺したらダメだとか自殺したらダメだとか言うのですが、理由が親からそう教わったから…などと根拠に乏しく全く共感できない。
ただの偽善者にしか見えない。
他の神候補の方がそれぞれの思想に人間らしさを感じます。

最終回

うーん…
原作者の着地点が見つからなかったかのような終わり方でしたね。
さんざん議論したあげくに、結局神とは何だったのか?
ハッピーエンドでも無いし、バッドエンドとも言いにくいし、さじを投げてしまったような最終回でした。
{/netabare}

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 258
サンキュー:

1

ネタバレ

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

めちゃくちゃ面白い

デスノート好きなので観ました。原作未読です。
「死神の次は天使かー。相変わらず設定おもろいな。」と感心しながら観てました。
割りと過激な内容なので、本当にジャンプ作品なのかと戸惑ってましたが、ジャンプスクエアということで納得しました。ジャンプSQは少年誌と青年誌の中間みたいな漫画誌なので。(個人的な意見)
少年ジャンプだと絶対NGな内容なので、割りと過激でデスノートっぽい内容が好きな人は気に入ると思います。おすすめです。
{netabare} 「いやおかしいだろ」って部分がちょいちょいありますが、気にしたらキリがないので全部受け入れて素直な気持ちで視聴しました。後半の米田博士が、“ちょっと何言ってるかわからないんですけど”状態で何度か巻き戻ししました。言いまわしも話してる内容も少し難しかったです。 {/netabare}

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 130
サンキュー:

1

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神は死んだ…自殺は究極の自己満足か⁉︎

バビロンでも考察してた、自殺は正義か否か?
愛とか幸せとかいろいろな問題を問う哲学的作品だが、生存本能を超えて自殺しようとした人間を集めて神候補にした時点でデットエンドだったのかと思った。
終始命の価値を比べていくストーリーは考えさせられる…40数億年後に太陽が燃え尽きる世界でSDGsは可能なのか⁉︎
神は何もしない、人間の事など考えていないという結末には同感。

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 138
サンキュー:

2

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肩透かしな作品

衝撃のラスト。
「そして誰もいなくなった」
開いた口が塞がらない、正直な感想です。

13羽の天使が13人の神候補に翼と矢を与え、神選び。
斬新な設定に興味を持ちました。

前半クールはバトルが主です。
駆け引きを伴う戦隊もの風がシュールでした。
もっとも気になったのが主人公の正義感。
とっとと白の矢使っちゃえって思ってました。

後半クールは一転話し合いが主です。
博士の考えが興味深かったかな。
理性を司るって言おうか。
何言ってるかほとんどわからなかったけど。

キャラとしては、天使が個性的でした。
容姿のそうだけど、考え方も。
よっぽどこっちの方が人間的です。

冒頭に書いたけどラストが不可解。
結局、黒幕はナッセか。
私恨があるように思えます。

神が人を創造したのか?
人の想像の産物が神なのか?
たぶん、両者が混然一体として今を形成しているでしょうけど。
人類永遠のテーマなのかもしれません。

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 208
サンキュー:

11

ネタバレ

よ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プラチナエンドとは。

低評価が多い作品ですが、個人的には最終話まで結構楽しく視聴できました。
深いとか浅いといった評価の仕方をするとするならば、この作品は異次元(笑)
物語冒頭では綺麗事塗れの主張を繰り返す主人公に悪い意味で少年ジャンプっぽさを感じ辟易としましたが、物語を最後まで観れば、DEATH NOTE書いた人の作品でしたわ。

なんだかよくわかんなかった、という方向けに、この物語のネタバレな解説を一応書いておきます
{netabare}
この作品は最終話のインパクトが強すぎて、一瞬何が起きたのかわかりませんでした。
なので、最終話をもう一度見返してみたのですが……うむ、わからん(笑)分からなかったので内容を整理して少し考えてみました。

先ずはこの物語で言うクリーチャー(神)とは何なのか?
話中では地球に人類が誕生すると同時に生まれたとされており、神自身も己の出自に関しては何も分かっていない。
ここでラストで流れる一文が疑問を答えに導く最後のピースとなってました。

「もうその星は諦めろ」「我々を殺せる生命はそこから生まれない」「もう一度くらい神を撒く価値はあるのでは」「我々を創ったものを特定する方が近道ではないか」「その考えは……創ったものがいる------とおわりがなくなり」「逆に死から遠ざかる」
「欲しいのは死……」
「それが我々の求めるもの」「死がないことが」「どれだけ退屈で虚しいか」
「羨ましい……」
「死が訪れると決まっていてこそ」「命を燃やし」
「命を輝かせられる」

この内容からすると、この物語には出てきていない、神の上に位置する存在が設定されていることがわかります。
超神とでも言ったらいいのかな?
そしてこの彼ら超神は不死の存在であり、死というものに憧れを抱いている。そして彼らは彼らで、自分達を生み出した存在が居るのでは?という疑問を同時に持っていて、そんな存在を認めてしまえば、自分達は死から余計に遠ざかってしまう、と考えている。
まあ、自分達を創った存在も同じく不死だった場合、もし自分らと同じ悩みをクリーチャー(神)の上の超神の上の超超神が抱えていたとしたら、これ殆ど死ぬ方法探すの完璧に詰みだよね!という答えが確定するわけで、そりゃそうかとは思う。

もうなんていうかね……原作者様の妄想が凄い(笑)

この物語で言う神(クリーチャー)とは、彼らの更に上位の存在である超神が大昔に地球に撒いた存在であり、神と人類は生命を連動させていて、神が死ねば人類含め全ての生命が死ぬ。というか消える。人類だけではなく、全ての有機的な生命が消えると思われる。花も消えたのがその根拠。
これって、人類を含めた全生命は神(クリーチャー)の妄想の産物と捉えられなくもない。人間界とは神の頭の中の出来事なので、神が死ねば妄想も終わりを告げる。
と、解釈しました。そう解釈しないと色々と辻褄が合わなくなって来るので。
そこで一つ疑問があると思います。

なんでこんな終わり方になっちゃったの?
です。

神となった中海修滋としては、単純に米田博士に神が死んだことを伝えたかっただけ。(これ重要)
中海君は天界が消えることは覚悟していたけれど、同時に人類が消滅するなんて思ってなかったんです。その証拠に中海君は死の直前に「ここなら誰にも迷惑はかからない」と呟いており、先代の神は中海君に「やめろ、違う」と警告しています。そもそも、中海君は死を望む人の死を手伝うことはあっても、生を望む人の命は奪えない性格。
全ては無知が生んだ悲劇。

で、この無知な神というのに個人的には非常に共感を持ってます。だってさ、色んな物語で出てくる神だの精霊だのって色々と物知りすぎだと思いませんか?なんで世界の成り立ちとか何千年も前の出来事とか広大な世界のどこで何があってとか詳細に知っちゃってんの?という疑問がずーっとあったんですよね。知らないことが無いってのは思いっ切り不自然。神でも知らないことがあるのは当然。
ある日、何も無い空間に創造する力を持った神が生まれました。ここで問題です。この神を創ったのは誰?
この神の自我が目覚めた時に、それを教えてくれる誰かが居なければそんなの分からないよね。
物語を創る上で、作者目線の便宜上、物知りにさせられちゃってるだけなんですよね。だって見てる人に色々と説明する人必要でしょ?

最後に、何故これが「プラチナエンド」なのか。
個人的には面白かったですけど、これが良い話かと問われれば、全然良いお話しではありません。あー最高の結末!プラチナエンドだね!なんて全く思えません。

ですが、死を羨む者、神を地球に撒いたモノである超神目線では……なにこれ最高じゃん。めっちゃ羨ましい。という感想なんでしょうね。
バッドエンドも観るもの目線次第では最高の結末という皮肉。
{/netabare}

最後まで観た所で、合わない人には全く合わない作品だとも思います。

でも一応言っておきたい。
あっと驚く展開好きな人にはオススメ。

投稿 : 2022/03/30
閲覧 : 177
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さすがとしか言いようがない

さすがとしか言いようがない
ただ どーしても デスノートと比べてしまいますね
面白かった

投稿 : 2022/03/29
閲覧 : 141
サンキュー:

1

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プラチナエンドのストーリー・あらすじ

「私が“生きる希望"をあげる」架橋明日は家族を事故で失い、引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――(TVアニメ動画『プラチナエンド』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ
制作会社
Signal-MD
公式サイト
anime-platinumend.com/

スタッフ

原作:大場つぐみ・小畑健(集英社『ジャンプSQ.』連載)
監督:髙橋秀弥、キャラクターデザイン:大舘康二、シリーズ構成:猪爪慎一、美術:草薙、CGIディレクター:池田正憲、音響監督:濱野高年、音響制作:マジックカプセル

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