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「THE FIRST SLAM DUNK(アニメ映画)」

総合得点
77.0
感想・評価
106
棚に入れた
385
ランキング
644
★★★★★ 4.1 (106)
物語
4.1
作画
4.3
声優
3.8
音楽
4.2
キャラ
4.2

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THE FIRST SLAM DUNKの感想・評価はどうでしたか?

alphonse さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

やはり漫画は超えられない

漫画より動きが感じられないという有様のTVシリーズよりは
3Dになったおかげか少しはまともになってる。
ただ、その弊害か漫画やアニメ特有の過剰な動きの演出が
出来なくなっているため平凡な感じは否めない。

また、序盤からセリフがかなり削られており、
楽しみの半分が失われたような状態。
そもそも、セリフの多さがあってこそのラストの無音の演出が
生きるのに、あっさりとした作りは失敗でしょう。

声優の突然の交代も疑問。ほぼ全員失敗。
桜木の声なんて合わなすぎて違和感ありすぎ。

結局は名作である漫画は超えられない作品と言える。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 16
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高の原作漫画からのアニメ化。

【概要】

アニメーション制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ
2022年12月3日に公開された124分間の劇場アニメ。

原作は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画作品。

著者・アニメ監督は、井上雄彦。

【あらすじ】

県立湘北高校バスケ部は神奈川県予選の決勝リーグで、
県内最強の海南大附属に惜敗したものの、
ライバルである陵南高校との接戦を制して2位通過で、
インターハイ・広島大会への出場を決めた。

1回戦で大阪2位でオフェンス特化型の強豪校の豊玉高校との激戦を制して、
2回戦の相手は秋田県代表で優勝確実視されている、
高校バスケ界の絶対王者・県立山王工業高校。
特に今大会の山王は歴代最強と言われている。
対して湘北高校のレギュラー5人は精鋭揃いだが全国的には無名。

試合会場の広島経済大学の体育館にて観客の誰もが山王勝利を確信している試合に挑む、
湘北高校バスケ部がジャイアントキリングを目指す激闘が始まるのだった。

【概要】

言うまでもなく原作漫画はジャンプの全盛期をドラゴンボールとともに支えた、
最高のスポーツ漫画であると認めざるを得ないところ。私も読んでましたし。
その魅力は、登場人物の背景や過去などの描写を最小限に留めて、
ほとんどがバスケットボール競技の面白さ一本絞って話が構成されている一点に尽きます。

原作に追いついてしまったがために、
全国大会直前のオリジナルストーリーでTVアニメの放送が終わってしまい、
アニメ化しなかったのがインターハイ本戦の豊玉と山王との二試合。

特に原作のラスト試合となる山王戦がこれ以上の試合を描けないと作者の自主判断で、
人気絶頂のうちに連載終了。この試合のアニメ化が望まれて長かったわけですが、
四半世紀経ってから、原作者である井上雄彦先生自らが監督となって初のアニメ化。

それはTVアニメでの原作に追いつかないためのスローテンポな試合の描き方など、
作者自身が持つ不満点を解消したアニメを新規に作りたかったのかもしれないです。
ジャンプ連載当時からアップデートされた、
作者の技術や価値観の上乗せでのセルフリメイクみたいな意味もあったりです。

なので、旧アニメよりハイテンポで進化した立体的な試合の作画は魅力的なのですが、
観衆が固定されていてほぼ動きがない背景と化してることから、
よく動くコート内との対比でもうちょっとCGの作り込みが欲しかったとも思います。

結果としてはロングランの大ヒットアニメ映画となった本作品ですが、
個人的には自分が観たかったのと違うような。

今回、主役としてクローズアップされた宮城リョータの新規描き下ろし的な、
過去エピソードの回想が、山王との試合とで交互にやってくる構成でして、

兄の死を乗り越えてバスケットプレイヤーとして生きていく、
宮城リョータのバックストーリー、
その回想シーンが湿っぽくて全然面白くない(笑)し感動もしない…。
自分は感傷的なエピソードには弱い方なんですけどね…。

上手いアニメって視聴者の感情の上げ下げのコントロールを意識して、
構成されているじゃないですか?

それがこれは、せっかくの待ち望んだ山王戦の試合が辛気臭い話と交互に見せられて、
気が削がれるのは正直言って勘弁して欲しかったです。

あくまでも宮城リョータの話として再構成されているために、
原作にあった、元の主役の花道の晴子への試合中の告白(本当は違う)とか、
数々の良いシーンがオミットされてたり、
逆に原作にないシーンが蛇足で付け加えられたり、
やっぱり自分が観たかったアニメの山王戦とちょっと違う。
特に極めつけがラストでのアメリカのシーン。

荒削りな部分がありながらも完成されてた原作は100点満点でしたし、
原作通りのインターハイのアニメ化が一度為されたうえでの、
新解釈での二度目のアニメ化がこれであるならともかく、

唯一の山王戦のアニメ化作品が蛇足が多いこれですので、不満が結構残りました。
こうしてみると井上雄彦先生の全盛期は今じゃなくて30年前であると、
改めて思わざるを得ないです。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 45
サンキュー:

18

ネタバレ

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勿体ない大魔王案件。エンタメは王道さと語り口の妙に尽きる。

 ある程度内容について情報を入れてから見たのですが不安的中でした…。といっても問題は、声優でもなくCGでもなく、一本で山王戦を全部やりオリジナル回想も入れて2時間で収めるという構成の無理が全てだったと思います(桜木は草尾さんのままが良かったけど)。


 井上先生としては、タローマンじゃないけど「同じことを繰り返すなら死んでしまえ」精神で新しいことに挑戦しないとモチベーションが上がらなかったし、やる意味を見いだせなかったのかもしれませんが今回は作品に奉仕してくれる監督に任せた方が良かったかなぁ…。スピーディーでリアルタイムにどんどん動くバスケットを表現したかったのだろうが、そのせいでとにかく溜め+積み重ねがない…。


 溜めがないから名場面がダイジェスト的にサラサラ流れて、漫画を見た時の震えるような興奮も感動もどうしても薄まってしまう。最高な敵キャラの山王の面々もこれだけ見たらあんまり印象に残らないんじゃないかな?。河田の声が記憶に残らないんなんてねぇ…。物語とは、ピラミッドのように一段一段積み上げた上で最上段の名場面やクライマックスに至るのであって、過程を省略してはならないと再認識させられた。結局地味で目立たない丁寧な筆力に尽きる。


 昔のアニメは古い作品だったから引き伸ばし問題があったが、基本的に漫画の語り口だったからあちらの方が正直良かった。やはり物語は、ザックリとしたあらすじじゃなくて、それをどう効果的に語るかの方が重要であって、スラムダンクという作品は正に省略と溜め、時間をスローにしたりハイスピードにしたり変化させられる、漫画という表現形式の最高傑作だったのであってその部分を放擲しちゃったらなぁ…。


 更にオリジナル回想がかなりの尺を取っちゃってるから益々ダイジェスト感が増し、スピーディーなバスケの部分も寸断されてしまって乗りづらい…。そもそもリョーちんのキャラに「〜にも悲しき過去…」的なベタな泣ける過去を新たに接ぎ木するのはどうなの?。なにより、このエピソードが正直あんまり…。沢北とリョーちんの間に殆どなんもないからラストも唐突感がどうにも。


 綾子さんとの繋がりの強化とか、神奈川NO1ガードを目指して牧、藤真、仙道といった連中を訪ねて自分の足りないものを見出すとか、既存の材料でリョーちんらしい明るいエピソードをサクッとやった方が良かったような。そもそも「スラムダンク」は軽妙さと熱さが売りだったような。


 スラムダンクの山王戦は、満漢全席な奇跡のごときは原作なんだからそれこそそんなにいじらずに、例えるなら「この世界の片隅に」を監督した片淵さんのような方に映像化してもらった方が良かったんじゃないかなぁ…。近年のジャンプスポーツ漫画のアニメ化成功例なら「ハイキュー」という傑作もある。


 オリジナルなエピソード足すなら、それこそ三部作とかたっぷり時間を使える構成にしなきゃ無茶だったのではなかろうか?。例えば、試合を三分割して今回はリョーちんにフォーカスしたオリジナルエピソードを頭に15分くらい、次回は赤木とミッチーにフォーカスして、最後に桜木と流川みたいな感じで。それでも本当は「ハイキュー」みたいに1クール丸々くらい試合に使って欲しいくらい。


 それにしても、最大の謎はタイトルの「 first」。何本かやるんじゃないの?。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 267
サンキュー:

11

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主役はリョーちんだったんだね

主役はリョーちんだったんだね
昔 漫画で読んだときは 泣きながら読んだものだ
バスケ漫画は スラムダンクが一番 好きかなぁ

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 23
サンキュー:

1

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメの作り方がうまい

原作全巻既読
まず一つの試合で2時間も映画できるのすごいし、
バスケやってるからわかるけど、バスケの試合って
飽きはしないけど面白いかと言われればそうじゃない。でも、今作の試合は面白かった。
原作では桜木花道にスポットライトが集まっていたが、映画では湘北高校のほぼ全員に当てられていた。全員のその場での心情や過去、それぞれが丁寧に描かれていた。
最後の演出すごかった。どちらも全力で音も聞こえないほど集中してるのを再現してるのかな?
最後の花道の「左手は添えるだけ」を直接言わずに
口パクで言い、原作を読んだ人だけが何言ってるかわかるシーンは、逸材だと思った。
でもちょっと花道の声に慣れるまで時間かかった記憶がある。

投稿 : 2024/03/10
閲覧 : 39
サンキュー:

4

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2時間圧倒的熱量のバスケ試合

凄い、上映時間ぎりぎりまで山王戦とのバスケの試合をみせてくれました。

バスケってチーム戦で

一人一人がボールを運んでいかないと成り立たない。



そんなきわめて、無駄にできないかけがえのないショットを

息遣いの感じる中延々と繰り返していくさまを

しっかり丁寧にみせてくれて見事としかいいようがない。


画面中ずっと緊張が張り詰めてまして、

みていて鳥肌が立ちました。


みせたいものにとことんフォーカスしたつくりで




見どころ満載です。OPがすごすぎて歴史に残るレベルなのでそこだけでもみてほしい一見の価値あり

投稿 : 2024/02/29
閲覧 : 31
サンキュー:

6

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動しすぎてもだえそう(笑)2024.1.23で16観戦目

もともとの原作もアニメもリアタイ観賞してる年代なので、最初の情報の無さにすっごく期待してなかったんですが、蓋を開ければさすがの一言!

毎回観るたびに同じところで興奮して同じシーンに涙してました!

先日は声優さんの舞台挨拶の上映にも行けて、苦労された話とかいろいろ貴重なお話も聞けて楽しかった~

ここまで声優さんの情報すら出ないって出演決定された方々の周りへの気遣いとか大変だったろうなって苦笑しちゃいましたけどw(すば兄…)

そして1シーン!1カット、動かない仙道さんを観るために2回目以降観賞しに行ってました>▽<

でもでも湘北メンバーも山王メンバーもみんな大好き!
監督さん’sもかっこいい!!堂本監督好き~^^

ザファってことはセカンドも期待しちゃっていいんでしょうか?期待したい…

***************
2023.6.25
ついに11観戦しちゃいました。情報未公開からの上映
その後の怒涛の舞台挨拶ラッシュ!!
キャスティングされてからの苦労話をみんなされててそれいちいち聞くのが楽しいw
井上監督のアフレコ現場の様子とかめちゃカワイイよ。声優さんの真横でじっと見てらっしゃったらしくてw見られてた声優さんがみんな「すごく気になりました(笑)」とかおっしゃってたのが…
Vol4の湘北ベンチメンバーのライブビューが天候不良で最初の方しか見られなかったの残念。でも一番頑張ってた小暮くんが出演できなくて事前録りの映像が見られたので…まぁ満足?
お気に入りの桑田くんはよく考えたらそこまでめちゃめちゃ喋ってなかったのでなかなかコメントしづらかったんじゃないかな?桑田くんの挨拶まで見ることが出来なかった~
安西先生の「諦めたら…」のセリフまでは聞けたけど><;


********************
お気に入りシーン
・もちろん桜木くん回想の仙道さん1カット
・半目(白目?)でガッツポーズする堂本監督
・沢北くんの参拝シーンからの階段ダッシュとラストのうつぶせ泣き
・ソータとリョータ兄弟の洞窟でのバスケ雑誌見てるシーン
(リョータがソーちゃんの肩にあごのせるとこカワイイ)
・三井さんのスリーポイント「静かにしろぃ・・・」
・リョータがドリブルで二人を抜いていくシーンにかぶせる「第0感」のタイミング


いや、全編通して全部お気に入りなんだけど、特に特に好きなシーンv

***********************
2023.7.31
ソータ&リョータお誕生日応援上映
・リョータを残して船にのるソータのシーンで「(ソータ)乗っちゃだめー」「もう一回ワンオンしてー」
・引っ越し先の団地でドリブルするリョータに叫ぶおばさんの「うるさいわよ」に「おまえがな!」
・バイクに乗るリョータに「ブレーキ踏んでー」「ヘルメットちゃんとかぶってー」
以上が試合シーンの応援以外に印象に残った掛け声でした。
オープニングの掛け声でうるうるしちゃった!
あと、しょうがないけど山王チームへの応援は声小さめでした><
ミッチーやはり一番声掛けられてた!流川も。
**宮城家座談会**
ソーちゃんの中の人、初めて見た。
宮城家中の人、本当に仲良しでした。


2023.8.3
全国一斉同時刻上映
初!?の山王メンバー(ポスター沢北!)の観戦チケット風入場特典。
山王メンバーほとんど特典イラストなかったから嬉しいv
夏休みとはいえ、平日のお昼前、しかも公開半年以上経ってるのにほぼ満席に近かった!(いや、私も有給使ったけど)

ラスト上映も平日なので、さすがにいけないかな~
あとは円盤出るのが楽しみ。


2023.8.15
湘北メンバーと井上監督の舞台挨拶。
メンバーと一緒かと思ったらまさかの2部構成。
最初のコーナー?木村昴の「〇ブリ」当てこすり発言は今後使われるのでしょうかwめっちゃ面白かったけど。
あと「なんで監督と一緒に登壇しないのかな~」って思ったけど井上監督の印象を語ってたから、一緒じゃなくて良かったのかな?って思ったり
三井の中の人の”カミサマ”発言と花道中の人(スバ兄だよ)の”サムライ”発言が面白かった。サムライっぽくて監督が登場するたびに頭の中でほら貝鳴ってたっていうの、井上監督も苦笑しながら「木村昴でしょ?」みたいに言ってて、笑った。
監督の「プレゼントで包装とかしてるでしょ、中身言ってもらうより中身がわからない方がワクワクすると思いませんか?だから今回は一切情報をお伝えしなかった」みたいなことをおっしゃっててなるほどね~って思いました。
初回観賞の時はワクワクより不安の方が大きかったけどね。
「円盤出ますよね?」って質問に「井上のことだから出さないかもしれないとか(SNSとかで)言われたりしてるでしょ、出した方が良い…ですよね?」とか言いつつ「冬…ですかね…?」ってあやふやだったけど出るのはきっと確定!!あとは映像特典でどれくらい収録されるかだな~。全部のCOURT SIDE in THEATER 収録して欲しい~

2023.1.23
円盤は予約済み、舞台挨拶、購入特典もミニサイズとは言えすべて付けてくださるとはっ!来月の発売が楽しみ。
そんな中の再上映、何故?と思ったら掛け声が「いち に さんっ!」だからそれにちなんで1月23日に上映って…
それでもチケット争奪に間に合わず…最前列でめっちゃデカっ!ってなりながら観てきました!!迫力あった!!

投稿 : 2024/01/24
閲覧 : 111
サンキュー:

6

ネタバレ

イカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

令和の作品

遅ればせながら観てきた。

原作は大分前に読んだことがあったが、内容がうろ覚えだったため、あらためて原作、TVシリーズを見てから行った。

・作画について
主要キャラはぬるぬる動くのと、顔のアップなどは特に作りこまれており、CG特有ののっぺりとした感じがあまりなかった。その反面、観客席や山王のベンチの面々の服などは、低予算のCGといった感じで、それが画面に映ると没入感が若干薄れるのが残念だった。

・声優について
この作品には、あっていると思う。キービジュから想像できる声。キャラの声としては、TVシリーズの方が昔の高校生っぽくて好き。

・リョータについて
原作と比べると性格が大分じめっとしている、もはや別人説。原作では彩子と出会ってバスケに命をかけることを決めたとあるが、復帰する前の回想シーンに彩子は一切登場しない。気になったのは、沖縄への里帰りの旅費はどうやって工面したのか。砂浜や洞穴のシーンは素敵だったが、その点が気になってしまい集中できなかった。

・物語について
じっとりしている。試合の中でリョータの過去の回想が入るので、試合がぶつ切り状態、また、回想が暗めなので、試合との温度差が激しい。

リョータの話と山王戦の映像化の2つを両立させたかったと思うのだが、その2つが完全にはかみ合っていないため、どちらも中途半端に描かれているように感じた。

・全体について
徹底してスタイリッシュな構成が貫かれており、今の時代に合ったカッコいい映画だと思う。
ただし、その分、原作の1990年代感、ギャグ要素は殆どカットされており、それらを期待して見ると肩透かしを食らうかも。

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 39
サンキュー:

1

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あえて使います。エモい。

原作既読です。
原作、いいですよね。あんなに古い作品なのに、
何回読んでも最終巻まで読んでしまいます。
(不良とか、いまどきピンとこないかもしれないけど
 それでいいんです。でも、いつも気になるのは、
 湘北は不良高校なのか、普通の高校なのか・・・。)

アニメは、現役で観てません。
原作の気になるシーンは何話か観ましたが、
通しで観たことはないです。

なので、当時のアニメ派ではなく、
一般的な原作好きとしての感想を言うと、
令和にスラムダンクが映画化されて、
しかもそれが大成功している。
そのことが、ただただ驚きで、一言でいうと
(感傷的な意味も含めて)エモいと思いました。
いやあ、長生きするといいこともあるもんですねw

山王選を2時間で描き切るというのは
やっぱり賛否両論あると思いますが、
バスケの試合らしい疾走感を感じられましたし、
名シーンはちゃんと描かれているし、
私としては何も不満はありません。

当初は、動画配信が始まったら自宅で観ようと思っていたのですが、
他の方のレビューを観て、
これは映画館で観なきゃいけないやつだと
直感が働いたため、映画館で観た次第です。
鑑賞料分の満足は十分に得られるので、
迷っている方は、ロングラン中に観に行かれることをお勧めします。
(興行成績がすばらしければ、新たなスラムダンクが観られるので
 しょうか。これは、世界中が気になっていることです・・・。)

投稿 : 2023/08/12
閲覧 : 162
サンキュー:

15

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本一有名なバスケの試合を大迫力の劇場スクリーンで!

【物語 4.0点】
レビュタイでこんなこと言うとバスケファンからボール投げ付けられそうですがw
実際、昨シーズンのNBA覇者が{netabare} デンバー・ナゲッツ{/netabare} であることを知らなくても、
『スラダン』の山王戦は知っているという方は少なくないと思われ。

山王工業VS湘北はそれ自体が傑出した“コンテンツ力”を有した一戦。
本劇場版は山王戦の熱量を最大化してぶつけることで成功した一本と言えるでしょう。

制作方法も、まず山王戦を一試合通して映像化してみる。
シナリオ、脚本だのはその後で……という型破りな手法。

監督・脚本を原作者自らが行うという体制は多くの場合、混沌を招きますが、
山王戦に込められた熱情(パッション)をアニメ制作のセオリーに邪魔されずに
ダイレクトにぶつければ良かった本作の場合は上策でした。

そもそも漫画で描かれたゲームを、そのまま試合映像化しても破綻をきたさない時点で、
原作コミックは緻密さという点でも図抜けた逸材でした。


ではストーリーは後付けの添え物かと言うとそんなことはなく。
敢えて宮城リョータを主人公視点に据え再構築した群像劇は、
この一戦にかける各々の情熱を再加熱するのに大いに貢献。

宮城家も、{netabare} リョータが越えられない才能を持った兄・ソータという挫折。
ソータとの突然の死別。リョータも母カオルも喪失を受け入れられないまま沖縄から神奈川へ転居。
そりゃリョータもグレるし、バイクで事故る。{/netabare}
と色々やっていたわけですが、長い半生の中に改めて山王戦を位置づけることで、
この試合が単なるインターハイ2回戦以上の意味を持つゲームであることを再認識させてくれました。


【作画 5.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ

巷ではCGは嫌だとの前評判も目立ちましたが、
近年、東映関連のCGアニメーションに大きな手応えを感じていた私は、
CGで構築された試合映像をPVで見た時から楽しみで仕方がありませんでした。


本作の企画は、2003年にプロデューサーが原作者サイドに打診してから、
四度にわたるパイロットフィルムによる提案を経て、
2014年にようやくOKが出て制作開始と、長い年月を費やしています。

20年前のCGの水準じゃ、原作者が10人のプレイヤーが躍動する試合を映像化するには手描きよりCGだと決断するなんて考えられなかったと思います。

2010年代に入って『プリキュア』ED等で東映のCGの着実な進歩は感じられたけどまだまだ……。

2010年代後半になってようやく、東映のCGアニメーションかなり面白いんじゃないか?となり。

企画が難航している間に、或いは時を待ったのか。
本作の完成と、CGの進化の曲線が、丁度良く交わった。
機が熟したタイミングで世に出すことができたのが本作なのだと思います。


迫真のバスケ再現だけではなく、キャラ表現も上々。
スタッフも「お前のサラサラヘアーが気に入らねぇ」と毒づきながら
不良時代の三井のロン毛を描写したり、
あとは安西先生の頬肉、顎肉の弾力感とかw


ですが、作画班が一番カット数を費やしたのはケーキをカットする宮城家の日常シーンだったとか。
心情湿度多めの一コマにまで寄与できるようになったCGアニメーションはいよいよ本物です。


あとは演出・宮原 直樹氏、プロデューサー・松井 俊之氏と『ポッピンQ』スタッフ陣の名も目に留まりました。
あのオリジナル映画、東映史上に残る大コケ作品でしたがw
東映のCGアニメーションの進化史上において『ポッピンQ』は何気に重要な作品です。


【キャラ 4.5点】
元々、回想&モノローグ多めの群像劇である山王戦。
2時間程度の尺の中でも、湘北メンバーの主要5人のキャラ要素を厳選して好再現。
一試合通した中でキャラクターを交錯させることで、
誰ひとり欠けてもあり得なかった名勝負に説得力を持たせています。


宮城リョータのイキっているようで内心本当はビビっている、それでも……。
という描写が震える手などで表現されていたのは勇気付けられました。

山王工業メンバーの中から、リョータと対になる強者として、
高校ナンバーワンプレイヤー沢北をピックアップしたのも好判断でした。

同じ高校2年なのに俺はビビリで、あいつはスター級。
岩山にぶつかりにいくようなリョータの心境。
高校部活動の大会って、才能無差別級なのが面白くて、また残酷なのだなと、改めて思い知らされます。

最後の{netabare} バスケ留学先での沢北とリョータの再会。
相変わらずリョータはビビって試合前トイレで戻してましたが、そこも含めてグッと来ました。{/netabare}


【声優 4.0点】
映画化に当りキャストは一新。
PVの第一印象はちょっとボイスが低いかな?
特にTVアニメ版主人公の桜木花道辺りは、
高音ボイスで、ひょうきんなギャグ要素もカバーしていただけに尚更。

ですが、コメディ要素を極力削ぎ落とした本編通して見たら、
生々しいボイスを求めたリアリティ追求の一環だと納得しました。
後から調整が容易なCGの利点を生かして、多くの場面でプレスコを選択したのも、
生っぽい演技を際立たせていたのだと思います。

原作者は収録でも多くの助言とディレクションを与える“音響監督”ぶりで、
キャラクター構築をアシスト。
少なくともキャラ崩壊を招く、安直なキャスト一新ではなかったです。


私が一番評価したいのが宮城リョータの母・カオル役の園崎 未恵さん。
江の島の大海原にも流しきれない過去を抱えた、湿っぽい演技で、宮城家の愛憎を巧みに表現されていました。


【音楽 5.0点】
OP主題歌はThe Birthday「LOVE ROCKETS」
ED主題歌は10-FEET「第ゼロ感」

これも単体で聴くと、ロック新譜でゴリゴリに押して来るの?
WANDSやZARDじゃ駄目なんでしょうか?となりかねませんがw
本編通して見るとロックで正解だと分かる構成。

10-FEETは劇伴制作にも参加。
局面変化におけるバンドサウンドがパンチの効いた転換のシグナルとして機能。

その他の心情曲等を武部 聡志氏がピアノ曲などでカバーして、
作品に緩急のリズムを生み出す。


音楽満点まで突き抜けたのはSE含めた音響面全体が素晴らしかったから。
特に回想シーンの環境音を、試合場面に戻ってからも“残す”演出は、
過去を抱えたプレイヤーが、この試合にかける心情表現を好アシスト。


【付記】
2022年12月公開から来月で9ヶ月のロングラン上映となった本作。
8月3日には作中の山王戦の試合開始時刻に合わせて上映する粋なイベントも企画されています。

そんな本作も来月8月いっぱいで終映となるそうで。
この夏がスクリーンであの名試合を目撃する取り敢えずのラストチャンス。

特に、もし未だに観るかどうか迷っていて、後で配信でいいかな~とか思っている方がいたら、
これ後でテレビで観て、映画館で観ておけば良かった~と絶対後悔するやつなので、
劇場“観戦”するなら早目の決断をオススメします。

投稿 : 2023/07/31
閲覧 : 399
サンキュー:

21

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

度肝を抜かれた感じ

全編CG加工されて、しかもTV版の声優の交代もあり。。。まったくノーマークの映画でしたが、これは凄いです。。

内容に関しては新しく追加されたある人物の「過去話」がありますが、正直、キャラクターが漫画やTVアニメのイメージとかけ離れてしまっていて、どっちかというと原作者の「リアル」という漫画に近い構成になっていますが、そんなことはどうでもいいです。

この「THE FIRST SLAM DUNK」のスゴさは、演出や作画が、たとへベテランの超大御所の漫画家が直々に監督したとは言え、ずば抜けで高水準なレベルを保った素晴らしい「感性」に満ち満ちたアニメでした。

とりわけ、バスケットボールの試合のシーンの気合の入れ方は、いままで見たスポーツアニメやはたまた、リアルの試合以上に「現実的」で、しかもこれはアニメなので選手の息づかいや鼓動。。感情の働きが手に取るように伝わってきます。よく見ると「モブのキャラクターまでフォーメーションを保ってる」のが凄いです。試合のシーンに手を抜かないのは原作者ならではのこだわりでしょう。

これはとてつもない演出力だと思います。

正直、見る前は僕も疑っていましたが、見たあとは押井守の「攻殻機動隊」や宮崎駿のアニメ映画クラスのトップ10入りする内容かもしれません。

強いて言うなら、作画や演出の気合の入り方に比べると、声優さんの演技がやっぱり慣れていないというか。。。取って付けた感じだったのが。。悔やまれます。もし、思い入れのある過去のキャストだったらものすごく感情移入して演技できただろうと思うとそこが。。。難点か。。細かいですけど。。

あと、旧「ゴリ」こと赤木剛憲役の梁田清之さんが亡くなられてたと聞いてそれもあっての声優交代かもしれません。。非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

この映画は、アニメにとどまらず今年見た映画の中でもトップクラスの出来だと思います。感覚としては「トップガン:マーヴェリック」のような懐かしさと高揚感が一体化した出来栄えなので、劇場で観ることを強くオススメいたします。

投稿 : 2023/07/19
閲覧 : 230
サンキュー:

11

ネタバレ

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

上映成功の秘訣はスポーツ要素が少なめだったこと?

映画の公式情報がほとんど出ていないのにもかかわらず、結構なヒットを飛ばした本作品。周りの評判も上々でしたので観賞してきました。

まず最初に真っ先に感じたのが作画についてですが、アニメ作品の印象が強かったので、ワンオンワンのシーンでのモーションセンサーで人の動きを辿ったような3Dっぽい作画に違和感を感じました。試合中はあまり気になりませんでしたが、アニメと今回の中間ぐらいのほうが違和感がでなかったのかなぁと今人的には感じます。別に実写を求めているわけではないですし。

次に物語ですが、今回の主役である宮城リョータの過去を回想しながらの試合展開。それにより感情移入が進み盛り上がりにつながったのかなと感じました。その分、試合の構成自体はほとんどみるべくものはなく、試合展開で熱くなることはなかったかな。バスケ的に非現実的っぽいことがあったり、主役を引き立たせるため、それ以外は「かませ」っぽかったりしたのも原因だったかも。

ネタバレレビューで言うことではないですが、総じて、原作をある程度把握して観賞しないと肝である感情移入が進まず、魅力半減する作品かなと思います。漫画が完結してからも名作として盛り上がっていたとはいえ、30年近く経ってからもこんなに多くの人を魅了する作品が生まれたことが素直に嬉しいです。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 69
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5

ネタバレ

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ない派の人間が、見てしまった意見です。

<まず>
標題の通り、映画公開前に前売り券を予約したものの、新声優発表で違和感を感じ、「イメージが壊れるから絶対見ない!」と決めていたのですが、ふと、映画館上映情報みてたら水曜日=1300円というのに目が行き、そろそ公開終わりそうだし、ヒマだったので見に行ってしまいました。
劇場は、お昼の上映だったこともあって女性9割:男性1割。
正直、野郎のスポ根ものと思っていたのに超びっくりしました。
セーラームーンの映画と間違えたのかと思った(まだ公開前でしたがw)
今時のスラムダンクは女子も獲得してたんですねー 黒子の影響かなー

<脚本について>
約2時間。強引にまとめた印象です。
もう言っていいのかな?山王戦をベースに、宮城をメインとしたお話になっており、いいお話だと感じました。
いいところは、やはり原作者が脚本監督だからこその、本編では書けなかった・書きたかった部分がおもしろかった。

ただ、「見たくない派」が思っていたであろう、山王戦は、まじでふざけるな!って扱いです。
リアルタイムの原作ファンは、セリフもシーンもほぼ暗記してると思いますが、お時間の都合で数々のセリフ、シーンがすっ飛ばされています。
キャラの名前すら表示もありませんから、「スラムダンク初心者さんお断り」っぽい印象も受けました。
個人的には、花道のリバウンド3連続ジャンプのシーンが至高なんですが、まあなんとも、、残念極まりない扱いでした(ここだけネタばれすみません)

単行本31巻のうち25巻~31巻の山王戦をTVアニメなら6話分120分で納めるのはそりゃ無理ってもんよな。。


<演出について>
絵やキャラデザはすばらしい。3Dアニメも最高。
スラムダンクにもあってるし、井上先生が作画監督みたいなこともしてるっぽいから(パンフ見た感じ)3DだけどGペンのようなタッチがすごくよかった。

けど、「ピキッ!」とか「パスッ」とか効果音的なものを全排除したい意思を感じた。もっと表現してよかったんじゃね?

無音シーンは賛否あるかなー
無音or世界が終わるまでは・・・。 どっちかだなー 脳内はw


<声優について>
ここが最大の「見たくない派」要素かと思われ。
あくまで私個人の印象書きます。

・見ない派だったときの前印象・・・全員TV版使えよ!
・見てしまったあとの印象。以下のとおり
 ×花道・・・ありえない。もっと適任にしてほしかった。
       まったくキャラと声があっていない。
 △河田・・・TV版声優はいないので比較はないが、キャラにあってない。
 ◎それ以外・・・すばらしい。TV版声優にまったく劣らない印象。
花道については大人の事情なんですかね。TVにもよく出てくるようになったし。あ、木村さんが嫌いではないですからね。念のため。すごい才能な方とは思うけど、花道はありえないって感じ。


<主題歌>
スラムダンク知らないやつらに歌わせるんじゃねーよ
連載終了から何年たってると思ってんだ。
まあ、これも「見たくない派」の大きな理由よね。
けど、さ、無理なの分かってるでしょ、WANDSとか使えないのは。
大人の事情が一番でかいよ 主題歌って。


<その他>
パンフレットは、あの内容で1100円はぼったくりすぎ。
次回作あるなら、またよく考えてから見る見ない判断します。
原作暗記してファンは無条件で見るだろうとかナメないでもらいたい。

夢の希望ですが、もしブルーレイなどのセル版出すなら、ゴリは無理だけど、TV声優吹き替え版を選択できたら価格3倍でも買いますのでお願いします!


<見たくなかったけど見ちゃった人から最後に一言>
原作の番外編です。セル版発売されてからでいいので1回は見てみてください。これ見ないと、スラムダンクのお話に精通できません。
だって、原作者が作ったお話なんですから。
私はぎりぎりになりましたが、【見てよかったです】
 ※評価は別です。

投稿 : 2023/06/07
閲覧 : 59
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1

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宮城りょーた視点

韓国・中国でも圧倒的な盛り上がりを見せていたようだ。

自分もかなり遅れて視聴。
原作は途中までしか読んでいないので、ラスボス的な立ち位置の山王工業戦にそこまで思い入れはなかったが、十分楽しめた。
しかも、ぬるぬる動いて良かった。

クライマックスの無音シーンはなんだかドキドキしてしまう最高の演出だったなと。こういうときに限っておならが出そうになる。出てないけど。

ただのおちゃらけた宮城りょーたの辛い生い立ちがかなり描かれている。
あの境遇からのおちゃらけかあ。
お母さんに共感して涙出た。本人も優秀な兄じゃなくてどうして自分が生きているのかという葛藤が辛かったんだろう。

敗北を知りたい男に敗北を届けるぞ。

最後のライバル再開展開は熱いかも。

OP
LOVE ROCKETS The Birthday
ED
第ゼロ感 10-FEET
OPで横並びで入って来るのは始まるぞという感じでわくわくする。楽曲のリズムも良かったかなと。どちらも今まで知らないグループではあったが。音楽の世界がまた広がった。

投稿 : 2023/05/12
閲覧 : 63
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5

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドリブルこそチビの生きる道

もし事前情報一切なしで観ていたら確実に映画館で叫んでた。
色々あるけどとりあえず、なんですかあの、なにあのOPのカッコヨスギル演出…
批判を浴びながら公開まで本編内容を頑なに秘匿し続けたスタッフの気遣いに、
今更ながら頭が下がる思い。

まるでリアルバスケの試合を観ているかのような試合描写の素晴らしさについては、
今更言うまでもないかもしれないがそれでも言いたい。
ドリブル、パス、シュート、リバウンド、ブロック、フェイク、
オフボールの動き、臨場感溢れるカメラワーク…
選手は常に動き回ってるし、攻守の切り替わりも激しく、点が入りまくるスポーツであるバスケは
それらをリアルに表現する場合、尋常でない労力とセンスが要求されるだろうが、
このスタッフはやり遂げた。


○なにより試合のスピード感が素晴らしい


原作と比較すると、試合中に選手が発するセリフやモノローグが必要最小限に省略されることが多く、
試合そのものへの没入感、そしてスピード感を極力優先させる意図が窺える。
これはもう明らかにリアルタイム進行を意識している。

バスケというスポーツの魅力を全面に押し出すこと。
それがスラムダンクというリアル寄りのバスケ漫画を、
アニメに落とし込む際に最も重要だという判断、これは正に慧眼。


○りょーちん

この映画、意外にも当時を知る世代以外もたくさん観に行ってるようだが
バスケ少年が、湘北メンバーで一番ライドできるのは宮城なのでは?と思った。
桜木は初心者だが才能の塊だし、流川・三井は言わずもがな。
赤木は努力の人だが、恵まれた体格の持ち主でもある。
その点宮城は低身長であり、PG(ポイントガード)でありながら
ノンシューターという割りと致命的な欠点もある。
(実際山王戦での得点シーンはフリースローによる2点のみだったと記憶してる)
そんな等身大キャラの宮城だからこそ、あのドリブルで活路を見出すシーンに胸打たれるし、
リアルに憧れるし、実際にプレイを真似したくなるのかもしれない。

なお、原作にない宮城のバックグラウンドを描くこと自体は問題ないし、
必要なことだとも思うのだけど、その内容は「死」が絡んでおり、ちょっと重たすぎたという印象。
また、試合シーンでテンションMAXになってたところに、上記の回想を何度も挟んでくるのは
なまじ試合の描写が良すぎるが為に、興を削がれた感じを受けてしまったのも本音ではある。

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 110
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8

ライ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初めて

初めてスラムダンクを見ました!
この映画を見て原作、アニメに興味を持った人は一定数いると思います。
(私もですが)
無音が入っていたりしたので緊張感がすごく、私的にはその間少し気まずくなりました。しかし、世代を超えて盛り上がれる作品だと思うので1回は見たほうがいい映画だなと感じました。

投稿 : 2023/04/23
閲覧 : 131
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4

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「イチニーサン!」「オーシ!」!!!

高評価と批判が両方あったようなので、
テレビ版はあんまり観てなくて、原作が大好きだった私としては、
鑑賞前は、耳は敢えて塞いでおいて。
そして、劇場で観ました。

ひとことで言って、最っ高です!

もちろん井上雄彦さんは漫画家であって、
脚本家でも、アニメーターでも、ましてや映画監督でもありません。
{netabare}しかし、だからこそ!
たぶんSLAM DUNKのことを、世界中でいちばん熟考して来ていて。
そして描くことが出来た、そんな世界。
モーションピクチャーはたぶんバスケシーンでは多用されまくってたでしょうけど、CG臭さを超える、緊張感の連続!

テレビアニメでは辟易させられた「ゆるみ」って、実は原作マンガにもあって、
私はテレビアニメでは、かなりうんざりしつつ、原作でもちょっとちがうかなーって感じていた、
そんな贅肉がすっぱりと切られていて、
それでいて三井君との出会いをさりげなく描いて、
宮城リョータ君が何故、湘北にいるのかという疑問にも答えを用意してくれて、
赤木兄妹の家庭以外はスルーしていたメンバーのひとりをちゃんと深掘りして、家族関係まで描いてくれて。
そっちに力点が置かれてしまった結果、まるゴリとかまるお君とかのエピソードはスッパリとカットされちゃってるけど、原作の大きな流れは踏襲しながら、
絶妙なバランスの取り方で、v.s.山王工業戦が描き切れていて。
「ゆるみ」が無い分、余計に湘北の5人が悪役っぽくなっちゃったのも、
なんだか素敵だったし。

アニメとは違うんですよね、アングルとかカメラの振り方とか。
それがそれで、スポーツを体感してるみたいで、
すごく熱くて、でも選手たちがみんなすごくクールで。
バスケットボールというスポーツが、本物のスポーツよりもリアルにスポーツとして提示されて。
{/netabare}
ひとつだけ疑問に感じたのは、
アリウープのときの、りょーちんと花道の「イィーッ!」とか、
この二人に加えて三井も並んで「どーよ!」の決めポーズとか、
いろんな小ネタ、満載でしたけど、
これって原作を相当好きで、覚えていないと解らないかもと思ったこと。
セリフ回しなんかは原作準拠のフリして微妙に、絶妙にいじってるのが、
すごくよかったけど。
あと、挿入曲とかテーマ曲とかが、テレビ版みたいなステキ系J-POPと違う緊迫感に充ちていたのも、私はGoodって思いました。

結論としては、原作を知らないと、意味不明かもってことだけど、
好きな人しか観ないだろうから、これでいいじゃん!って思っています!

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 152
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23

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実写とアニメと漫画を越えた作品

っと思いましたが
どうでしょう

声優ほぼ変えて
3D
んーDVDレンタルされてからでいいか
と思ったものの
知人が良かったとのことで映画館へ
🏀
リョータが主役なの?
んー花道か三井がいいなぁと観る前に思う。
すごく不思議な作画
3DCGはあるけど
井上雄彦テイストであり
実写も混じっているような絵作り
本編ジャンプのアニメを観ているというより
ほんとのバスケの試合を観てるようなリアル感

少し長いかなと思うと回想になったり

あと音の使い方が素晴らしく
ノリのいい音楽かけて台詞でうぉーーではなく
集中してる人にフォーカスが当たった時はバスケの音が遠かったり
クライマックスは無音だったり
無音だからこそ絵やその後の音が引き立つ
王立宇宙軍のロケット発射シーンを彷彿させる

色々みせといて
最後は漫画の絵をここぞとばかりに
本編はネタふりかーーい
っと思うむかつく(もちろんいい意味での)裏切りでした。
🏀
他の作品でキャラと設定を借りて売れてるから映画化
で何度失望したことか。。
しかしEDテロップで原作・脚本・監督 井上雄彦
流石でした
あとスタッフは日本人が多く英字の方はお隣の国々ではないような
3DではBlue giantとは差が出過ぎてたのでどういう作製をされたのかが気になります
原作、アニメ、井上雅彦さん好きな方にはおすすめかと。
泣きました😭

投稿 : 2023/03/17
閲覧 : 83
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6

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高の、初体験

(レディープレイヤーワンではない)
公開前のアレコレを作品の力でねじ伏せて大逆転勝利を収めた、名作バスケ漫画を現代に甦らせたリスタート作品であり、ファーストの名に相応しい最初で最後の最高な体験をさせてくれた作品
正直自分は公開前のPVや声優云々はそもそも漫画でしか読んだ事ないのであまり気になってなかったのだが、制作スタッフのインタビューの件で少し期待値は下がった状態で公開1週間後に全く世間の評価も調べず極力聞かず見て初見で感じたのは、試合が動いているを感じてすごい、音楽がすごい、一番好きなキャラの宮城を掘って進めていきながら本編の試合を進めていくという構成に驚いた。の3つかな

全編通してあの名試合を3DCGの動きのある画で見せてきたり、音楽やカットインやコマ割り構図などの拘った演出で堪能出来るという経験は確かに素晴らしいのだけれど、それに宮城の深掘りが合わさって展開される構成な以上、原作にあった要素が削られている故の残念さはあったかな

確かに宮城の過去の話は良かった。でもそれが山王戦というメインの要素である試合を更に面白くしたかと言われれば、原作のエピソードで構成された方が面白いとは思ってしまう
特にやっぱり宮城フォーカスによって特に流川と赤木のエピソードが弱まり、流川の沢北マッチアップは2回のパスからの自力抜きの説明が弱くて流川の凄さがあまり見られなかった。赤木も魚住のやつを削ったからあの役割変化が見れなかったというか河田とのマッチアップが完全に放置されてた

宮城は確かに切り込み隊長のみならず湘北の司令塔として機能した事で、他の花形選手が活躍することが出来たという勝利に最も貢献していながらあまりそれが描かれていなかったという問題から端を発して作られた本作は、山王戦に至るまでの想いや、自分のポジションでどの様な役回りをしてどうしていくという事を描写して宮城リョータを見せてくる作品であり、そしてその後まで、本編では描かれなかった部分が多く描かれる。それが原作の中でも屈指の名試合をこう消化して描くのかと、驚いたし、凄いと思ったし、少し残念だと思ったのも事実

それでもやっぱり好きなのは、前述した要素は所詮は小さい要素に過ぎなくて、全体として最高の試合を最高の映像と最高の音楽と演出で見せてくれたのは事実であるということ
試合前のロッカーから見せて、入場のあの演出も良かったし、試合開始後すぐに5人の活躍と役割を見せることで引き込ませるという映画としても上手い作りで最初から熱くなれたし、あのラストの演出を映画館で体験して記憶に残らない訳がない。その凄さで一気にこの作品の評価を塗り替えた。塗り替えさせられた

ファーストと銘打たれた25年以上経っての再始動、何故今敢えて再始動をしたのか、最初で最後の最高の体験の末に、その真価を是非見届けてほしい

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 78
サンキュー:

7

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

んー正直漫画よりは…

スラムダンクは平成初期に始まった作品で、ジャンプ黄金時代を支えた3本柱の1本である。ドラゴンボール、幽遊白書、スラムダンクである。
ドラゴンボールは超(スーパー)やドッカンバトル等があるため人気は今でもそれなりに継続しているが、今の子たちが幽遊白書を読むとなんで人気があったのか分からないというのが常である。そんな中スラムダンクの面白さは、スポーツ漫画ということもあり色あせない部分が強く、今でもそれなりに面白いという若者が多くいる作品である。

で、今回の映画があるわけですが、まずオタキングのとしおさんが解説されているYouTubeの動画があるんですが、今の子たちに最初の作品としてこのタイトルをつけているということをおっしゃってたんですが、劇場版の中身を見ると漫画ありきの作品なので、漫画を読まないと分からないだろうと…

宮城が主人公の位置づけといこともあり過去の話に触れるのですが、話が長く周囲が死に過ぎな部分が気になりました。桜木の父ちゃんも亡くなってるわけで、スポーツ漫画なんだけどその要素いるのかなと疑問に思うわけです。

漫画スラムダンクの良さは不良で素人だけど存在能力自体は凄いもの持ってる桜木の成長過程が面白く、それでもバスケットに対しては本気になっていく桜木に魅力があると思っています。

そんな元主人公や人気のあった三井たちがいる中、映画はどうしても宮城にスポットを当てている。スラムダンクとしては欠かせない場面があるため無理が生じてるような気がしました。
映像のバスケット感は凄いのですが、ギャグがほぼカットされ、完成はされている作品ではあるが、熱量が少ないという印象です。

それでも、作り手の感性が変化し志向が変わっても鯛の作品であることは間違いありません。しかしながら自分は思い出補正なしでも漫画の方が良作であると感じます。バガボンドやリアル寄りの作品になってます。

漫画が9点なら映画は7.5か8点。自分から見ると漫画を超えていません。

投稿 : 2023/03/06
閲覧 : 79
サンキュー:

2

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スラダンが大好きです。嘘じゃないっす。

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
映画館で観てきました。最高。

間違いなく、映画館で観るべき作品。

賛否両論あるのは分かる。これだけの名作だ。思い入れもある人も多い。何をやろうが賛否両論だろう。

私は原作のガチファンだが、本作には大満足している。

ストーリー云々は、とりあえず観てから批判するならすれば良いと思うが、とにかく、あのバスケットの試合の作画を、動いている湘北高校バスケット部を、大スクリーンで観られただけでも、☆10である(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
31回。

これは、私がスラムダンクの原作を「全巻読んだ」回数だ。

約12,000冊。

これは、私が所有する漫画本の数だが、その中のNo.1はスラムダンクだ。

マイフレンド。

これは、私が人生で初めて買ったCDだ。

とまあ、とにかく私は、スラダンを愛している!(笑)

さて、「映画化」と聞いたとき、3つの可能性を考えた。

①山王戦を原作通りに映画化
②アナザーストーリーを映画化(原作にない話)
③アフターストーリーを映画化(原作後の話)

本命は①だが、期待していたのは③。ここで、「スラダン第2章」が始まってくれたら最高だった。②なら少し残念かなと思っていた。

結果、本作はこの①②③の全てを内包する作品になっていた。

井上先生が本作でやりたかったことは、大きく2つ。

1、バスケットの試合をリアルに映像化したい。
2、宮城リョータのキャラを深めたい。

まず、1は、ほぼ完璧だった。本作で特徴的だったのは、原作にある心理描写を極力省き、会話とプレーを中心に魅せたことと、漫画的な「溜め」を作らず、リアルな時間進行に乗せたこと。

よくある「バトルの最中にずっとしゃべってる」というのは、実に漫画的な表現になる。もちろん、そこで雰囲気を盛り上げ、見開きバーンで名シーンを印象付けられるので、この手法を批判はしない。が、「リアリティ」という点では落ちる。

井上先生は、漫画を極めているような方だし、スラムダンクは、漫画の歴史の頂点にあるような作品だ。だからこそ、漫画的な表現は原作に譲り、アニメではアニメーションならではの表現を追いかけたのだろう。まあ、漫画に比べると、1プレー1プレーは軽くなり、ギャグの「間」みたいなものも作れてはいない。

けれど、そこに文句があるなら、「じゃあ漫画を読んだら?」となると思う。私個人としては、湘北と山王がリアルに試合してたらこんな感じだったのか、という映像が観られた方が、ずっと価値があるように感じた。

ということで、映像は間違いなく☆5。

次に、最も賛否が分かれるであろう、2の宮城リョータの過去の設定を掘り下げたストーリー面。

もしこれを、井上先生が監修せず、誰かが勝手に作っていれば、「ふざけんなや」と怒りを覚えるだろう。

が、宮城リョータを生み出した原作者自らの作品である。これが、原作段階からあった裏設定なのか、原作者完結後に考えた後付け設定なのかは分からないが、とにもかくにも、宮城に対する、井上先生の「愛」を感じた。私には、それで十分。

ちなみに、私が湘北メンバーで好きな順番は、

三井→(小暮)→桜木→赤木→流川→宮城 の順番だった。もちろん、「宮城が一番好き」っていう方も多いだろうが、正直、レギュラーメンバーでは一番影が薄かったと思う。だからこそ、井上先生がここで、桜木や流川ではなく、宮城にスポットを当てたことは、、、感動したなぁ。
 
ここからは、やや飛躍した「妄想」になるが、

映画を観ながら、「もしやこれは、スラダン2期のフラグなのか!?」と、ワクワクしてしまった。

というのは、宮城が7番にこだわりを持ち、それが、「亡くなった兄貴の番号」だからだ。

原作でも、次のキャプテンは宮城に決まっている。背番号は4番になるだろう。

たがらこそ、この映画で「兄貴を乗り越え」「7番を卒業」させたのではないだろうか?

私は、スラダンの新章があるとしたら、桜木達が1年のウィンターカップではなく、新入生を迎えた後、桜木達が2年になったインターハイだろうと思っていた。

でも、この映画により、もう1つの可能性が生まれた。それが、「大学編」か「全国選抜VSアメリカ選抜編」「Bjリーグ編」だ。

映画のCパートで、宮城はアメリカに留学していた。あれにはビックリで、正直、「いらないな~」と思う展開だった。それは、宮城がアメリカ行ってる時点で、「湘北高校の話」は、もうやる気がないんじゃないかと思ったから。

が、もしこうなったらどうだろう?

赤木、三井、流川、宮城だけでなく、沢北、河田、深津、牧、神、仙道、、、だけではなく、諸星とかヒロシとか南とか池上とか他のキャラクター達もみんなごちゃまぜになって、各大学(あるいBjリーグの各チーム)に散っている。

例えば、牧・藤真・三井・花形・赤木という神奈川同級生チーム。例えば、深津・神・仙道・沢北・河田という化物チーム。

そんなチームに対して、大学バスケットボール界に復帰した、安西監督率いる弱小大学(キャプテン小暮w)に進学することにした、流川、清田、ヒロシら、黄金の1年生軍団。そこに、怪我から回復し、3年間のブランクがある「初心者」桜木花道が入部してくる、、、なんて、胸熱な展開があるかもしれない(笑)

まあ、これは完全に私の妄想だし、もし新章があるなら、流川と桜木は敵としてぶつかった方が面白そうだ。全日本選抜対アメリカ選抜で、相手に宮城や沢北がいるのも熱い。

この作品に「ファースト」とつけたからには、「セカンド」を期待してしまう。どのようなカタチであっても。

井上先生、お願いします! スラダン、本当に好きなんです!
{/netabare}

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 302
サンキュー:

23

ネタバレ

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

最悪だ。名作がただの同人CGアニメ。

良いところがない。
物語は最高の山王戦・・・なのにあの短さ、名シーンの削除。別に知りたくないオリジナルストーリーの追加。

誰が主人公か分からない上に、桜木の声優がジャイアン過ぎて聞くに堪えない。
CGがすばらしいとか言ってる人がいるが、アニメとしての迫力は皆無。リアリティ出したいなら、実写でやれば良かったんじゃないw

曲も聞いたこともないバンドが下手糞すぎてw名曲返してw

久々に怒りが湧いてきたアニメだった。

投稿 : 2023/02/05
閲覧 : 116
サンキュー:

0

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

スラムダンクの大ファンです。
初めて映画一人に見に行きました
それくらいファンです。
感想は映画としては面白いけど、山王戦の白熱した試合が見れると期待してたのに、その面では期待外れかな。
もう一度言います。一つの映画としては名作です。

投稿 : 2023/02/01
閲覧 : 88
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

シフト

シフト

投稿 : 2023/01/30
閲覧 : 77
ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おめーら〇〇かぶれの常識は オレには通用しねえ!! シロートだからよ!!

 〇〇には、適当な言葉を入れてお楽しみくださいw

---
 原作マンガのリアタイ世代です。
 TVアニメも見ました(こちらはたまに残念な時もありましたが、平均的には問題ないレベルだったと記憶しています)。
 ただ、アニメについては数は見ているけれども、レビューを書かれている皆様ほど造詣が深いわけでもなく、娯楽の一部としか捉えていないスタンスです。

 その上で言わせて頂きます。
 「この作品の栄光時代はいつだ? 俺は……俺は今なんだよ!!」
 つまり、最高でした。

---
 映画は、原作を見事に進化させた作品に仕上がっていて良かったです。

 3Dであるが故の、バスケットボールのシーンがシームレスでかつ、納得できる動き。

 アニメで見たかったヤマオー戦を、原作とは別視点からの取捨選択を行ったことによって、本作が初見でも原作も相乗効果で楽しめる工夫。

 ストーリーについて、試合と個人の回想とを行き来させることには、見る側から賛否両論があるのは理解できます。
 ですが、集中力やメリハリという意味では、決して悪い選択ではないように思えました。

 加えて、肝心なシーンで挿入される10-FEETの「第ゼロ感」。
 予告動画以上にマッチしていて、見終わった後にさっそく音源を購入しました(笑)

---
 なお、「TVアニメからの声優交代が不評」との偏向報道や、賛否両論的なニュースの見出しも散見されたため、公開直後に見ることは控えてました。
 最近のネットニュースは、昔のゴシップ誌以上に、センセーショナリズムな見出しと、ネットの一部の声をさも世論のように誘導することに責任をもたない報道が多くてとても困りますね。

 自論を足しておくと、「成長しないキャラをリメイクする際に、20年間成長された声優さんをあてはめること」は、このアニメが「THE FIRST」となるファンにとってはいびつですし、「型通り」に固執することは、裏を返せば「型破り」のない話だとも思います。

 さらに細かい反論ですが、「花道の声がジャイアンにしか聞こえない」とかって意見もあったようですが、仮面ライダーファンの私でも去年のライダーに登場した「バイス」をのんびり思い出す余裕なんてなく、違和感もありませんでした。
 私自身、声優に関しては、直近では映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」 {netabare}の、それこそ肝となるシーンでの「ワカンダフォーエバー」の叫びが2回ともズッコケたの{/netabare}で、「もう映画館では、吹き替え版は絶対に見ない」と思った程度には、気にするタイプです。
 例の発言をされた方は、よほどジャイアンに対する思い入れが強い方なんでしょうね。


 まあ、それらがタイトルに込めた想いです。

---
 ともかく、うん十年ぶりにアニメを映画館で見て、そしてとても満足したので、レビューが多いとわかっているところにあえて書き足させていただきました。

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 173
サンキュー:

4

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

綺麗にまとまったけど、物足りない感じ

とても評判が良くて、視聴しに行った
映画館はかなり空いていて、快適に観れた反面
大丈夫かな?って感じだった
まあ、興行収入良いし大丈夫なのだろう

映画の感想は、ジャンプだったスラムダンクが
ヤングジャンプ感じになっていた
そう、胸が締め付ける人間ドラマになっていた

その分、試合結果などはお出汁レベルに思えるが
映画としては綺麗にまとまってる
でも熱さは感じない、けどこの手があったかと勉強になった

バカボンド、リアルぽいスラムダンク
今の井上さんそのものなのかな

バスケの3Dとか凄いよ、特に最初の1on1なんて
実際にマッチアップしてる迫力があった
作画とかは、面白いよ、観たことないのばかりだった

でもマンガギャグは3Dだと寒く見えたし中々集中できなかった
このギャグがスラムダンクだと面白いだけどな

個人的には、同じ値段ならRRR観に行くかな
楽しみよりは、研究とかに行く作品かと思いました

投稿 : 2023/01/12
閲覧 : 89
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3

ネタバレ

じん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

巨匠が拓く、CGアニメ新時代

井上雄彦。日本の10本の指に入るほどの画力と構成力を持つ漫画家だと個人的に思う。精緻なモデルのキャラとドラマを生み出す構図で言えば日本トップなのかもしれない。

世代ではないが原作を読んで知っており、評判が素晴らしいと聞いたので公開から1ヶ月遅れて鑑賞してきた。

結論。CGが作者の頭に追いついてきた、というよりCGの表現が作者によってより高いステージに昇華されたと思う。これを契機に、日本アニメのCG新時代が訪れるかもしれない。

かつて大友克洋巨匠がAKIRAで漫画だけでなくアニメの表現までも変えてしまったように、顔や自由なカットによるアニメ的な表現を用いながらCGによるカメラ切り替えによってかつてない迫力を出しているのだ。

彼の漫画では試合中の臨場感を集中線や動きを表す輪郭によって表していたが、画角を的確に使い分ける圧倒的な撮影技術と24fpsに挑戦する人間に忠実なモーションでそれが表現されていて思わず唸った。
これは撮影技術や構図を研究し尽くしてきた井上雄彦にしかできないのだ。原作が動いているのではない。動かし方を知っているから原作ができた?いよいよ何も分からなくなってきた。

因果関係がむしろ逆で上の考え方を思わずしてしまう根拠は映画体験についても巨匠はよく知っている気がするからだ。{netabare}目を覚ませるボールのバウンド音、なるほどこれは確かに蘇らせると言わしめるほどのスウィッシュの音にこだわりを感じる。試合をしているかのような音源位置の躍動も、{/netabare}従来までありえなかったほどの臨場感だ。

物語や声優は、及第点だと思う。声優の高齢化やアニメのメディアとしての変革にやれることを一生懸命に探し回った結果だと思う。{netabare}途切れがち、セリフが薄い{/netabare}といった意見はもちろんわかる。

撮影技術の進歩に貢献したのは近年ではエヴァンゲリオン(無機的なモーションのアニメーション風撮影)や新海作品(背景の深化)などだと記憶しているが、これだけ優れた作品が出てくると人の動きや追い方に関してもCG優位な時代が来ていると言えるのかもしれない。

投稿 : 2023/01/10
閲覧 : 82
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オムロー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

漫画がそのまま動いてる

漫画がそのまま動いてる。
予告編を見て、期待感が高まり、初日に見に行きました。普通金曜日から上映というのがこれまでだったんですが、この作品は土曜日からでした。
私の行った時は、それほど混んでいなくて、ゆっくりと鑑賞できました。
さすが原作者が監督しているだけの事はあって、よくまとまっていたと思います。
漫画がそのまま動いている感じで、なかなか味のある演出だったと思います。

投稿 : 2023/01/09
閲覧 : 73
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ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おやじという生き物について

スラムダンクははるか昔に見た記憶があり、
でも、そこまで好きだったイメージはないんです。

とりあえず、一通り見た記憶はあるのですが、
内容を覚えているかと聞かれると、
ミッチーの話と、おやじ(安西先生)とのやり取りくらいしか
記憶になく・・・

あ、ゴリとはるこさんが兄妹であるのは、
花道だけでなく、だれでも驚くと思います。

私にとってスラムダンクって、正直その程度の認識で、
ガチなファンの方には本当に申し訳ない。。。



でも、今日見た映画は、
そんな、かすかな記憶しか持ち合わせていない人でも、
楽しめる作品だったと思う。

あのドキドキする演出なんか、
本当にたまらなかったです。


私はミッチーが好きなのですが、
それゆえなのか、
ミッチーの尊敬する安西先生も好きです。
安西先生がいてこそ、
この物語の魅力がぐっと増している気がするんです。


安西先生ってあんまり話さないんですけど、
突然言葉を発するとそれが名言だったりするんです。

昔はすごい厳しい人だったらしいんですけど、
何があったのか、今はとげが取れて、
花道から「おやじ~~」とあご肉をたぷたぷされても
笑っている人なんです。

今回の映画で初めて知ったのですが
(アニメでやってたのかもしれないですが、記憶がないww)
全日本の選手だったらしく、そこもびっくり。

選手が無茶をやっても、
受け入れてあげるそんな懐の広い人。

本当に不思議な方です。


でも、この人だからこそ、
やんちゃな生徒たちのやる気をうまく引き出したり、
一つのチームにまとめ上げることができたのかなぁと思います。

今回の映画でも「おやじ」が出てくるのですが、
出るたびに「あ、おやじだ」と思ってしまうほど、
キャラの濃いメンバーの中でも、
全く負けてない存在感を発揮しています。

正直今回はリョータが主役なんですけど、
「おやじ」も負けてない!!

若いころは、いくらでもやんちゃしていいけど、
年を取ったら、こういう人になりたいわ~。

投稿 : 2023/01/04
閲覧 : 92
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6

藤真 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作者、井上雄彦によるOVA

公開から一ヶ月で4回観ました。
映像化するなら、こういうスラムダンクを観たいと思っていたので高評価です。
部分的には原作漫画を超えていると思います。

投稿 : 2023/01/03
閲覧 : 116
サンキュー:

6

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THE FIRST SLAM DUNKのストーリー・あらすじ

キャプテン・赤木剛憲(三宅健太)のワンマンチームだった、湘北高校バスケ部。

1回戦敗退が常の弱小チームだったが、桜木花道(木村昴)、流川楓(神尾晋一郎)、三井寿(笠間淳)、そして宮城リョータ(仲村宗悟)の加入によって、全国レベルのチームに成長していく。

そして迎えた重要な一戦。湘北は圧倒的に格上のチームを相手に善戦するが、徐々に綻びが生じてきて……。(アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年12月3日

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