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「宇宙戦艦ヤマト(TVアニメ動画)」

総合得点
69.3
感想・評価
154
棚に入れた
801
ランキング
1791
★★★★☆ 3.8 (154)
物語
3.9
作画
3.3
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
3.8

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宇宙戦艦ヤマトの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝100

ナレーション
(ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~♪)
西暦1974年ヤマトはアルプスの少女ハイジとの戦いに敗れ、打ち切りになろうとしていた(中略)ヤマト打ち切りまであと○○日・・・(おいっ)

まあ、現実は視聴率を劇的に上げるコスモクリーナーなんか無いもので、努力のかいなく打ち切りになってしまったんですが(汗)
その後、再放送でじわじわと人気が出て、アニメ史に残るような作品になりましたね。
作画ははっきり言ってヒドイです(おいっ)当時の製作状況が最悪で、映像が間に合わなくてシナリオだけで録音した回があるという声優の証言があるくらいですから、よっぽど酷かったんでしょうね。

内容は、当時としては画期的な作品で、面白かったです。地球が総力を結集して挑んだ会戦での圧倒的な力の差と敗北
(奴らには、この艦では勝てない by沖田)
遊星爆弾による攻撃で滅びの日を待つばかり地球、そんな絶望的な状況の第1話ラストに出てくる戦艦大和の残骸。
印象的なシーンでしたけど、当時のアニメの第1話としては地味だったかも知れません。

巨大ミサイルが迫ってくる状況で、エンジンの出力が上がらず中々発進できないヤマト、そして主砲の攻撃で間一髪、無事切り抜ける展開なんか、ハラハラドキドキでした。
初めてのワープで透ける服(待て)とか冥王星での闘い、ドメルとの七色仮面じゃなくてインコ・・・もとい七色星団での戦いなど、古い作品ですが今観ても面白いですね。
それと、やはりセリフがいいです。
沖田
「いいか古代、ここで今全滅してしまっては、地球を守るために戦う者はいなくなってしまうんだ。明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。」
古代(兄)
「沖田さん、男だったら、戦って戦って戦い抜いて、1つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃあないんですか!」
大人になって観ると、この沖田艦長のセリフが重いです。しかし、弟はともかく兄の守るは物事が見えると思ってましたが、やっぱり兄弟ですね(こらっ)

まあ、どう見ても森雪しか女性がいないとか、打ち切りの影響で「こんなこともあろうかと・・・」と何でも出してくる真田さんとか、いろいろ突っ込みどころもありますが、やはりアニメ史に残る名作と言えるのではないでしょうか。

主題歌の「宇宙戦艦ヤマト」ですが、さらば~♪と出だしがスローバージョンのタイプと、チャンチャカチャンチャチャチャッチャラ~♪という通常の2パターンがあります。
自分的にはスローバージョンの方が世界観に合ってて好きです。
そして、エンディングの「真赤なスカーフ」ですが、まさに名曲ですね。
結果的にヤマトをダラダラやってしまったせい(他にもありますが)で、いろいろ評判の悪くなってしまった西崎さんですが、ヤマトの音楽については全面的に評価したいです。

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 91
サンキュー:

6

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本SFアニメに様々なビジュアルと設定を残した古典作品。構造はスパロボですけど。

 あと2年で50周年ですね。今なおリメイクされています。「ヤマトよ永遠に」以降で続編になっていない…発展していないというのは寂しい限りです。権利関係でもめたりしていろいろあるみたいですが、主題歌は今なお歌い継がれています。

 作品そのものの世界観の発展はないですが、その後のアニメ界に与えた歴史的な作品です。庵野秀明監督がナディアで発進シークエンスを完全にオマージュしているのを初め、艦橋のビジュアルのカッコよさや沖田艦長や森雪の制服、アナライザーなどが後発に与えた影響は計り知れません。

 地下都市に逃げる、ワープという概念をメージャーにした功績、波動エネルギーという光子力やゲッター線とは違ったそれっぽい設定、14万8千光年という銀河外まで旅をするという発想。既存の英米系のSFではあったかもしれませんが、日本に知らしめた功績は計り知れません。放射能汚染を奇麗にするというのは時代性を感じます。

 あとはスターシアなどのビジュアルのイメージと音楽性ですね。過去の日本アニメとは一線を画しています。

 構造はスーパーロボットかもしれません。1隻で結果的にはいくら撃たれても沈まないし、無限エネルギーだし、必殺技の波動砲もあります。これはガンダム以降を待たないといけません。水の補給はしてましたっけ?
 ただ、それをSFと呼べる水準に昇華したました。地球滅亡まであと〇〇日は非常に緊迫感がありました。
 そして、キャラたちの造形も含め、対象の年齢層を一気に引き上げた感じです。

 ストーリーは先ほども描きましたが、スーパーロボットのメソッドです。が、ヒューマンドラマを重ねたこと、SF設定やキャラ、敵キャラの魅力などで1話1話は面白いと思います。若干昭和アニメ的なご都合主義と子供っぽさが無くはないです。
 あと、ドリルミサイルとか設定だけ見るとちょっと笑ってしまいますが、実際アニメで見るとあの迫力はすごかったですね。森雪が腰砕けになるのが最高でした。

「さらば」になると更にストーリーが洗練されますが、この初代TV版ヤマトは今見たときに感心する部分は多々あるものの、やっぱり昭和アニメです。歴史的な意義はトップクラスにあることは間違いありません。

 古典的価値を認めるのにやぶさかではありません。が、本作を過度に褒めるのはノスタルジーでしかない気がします。同時代性がある人が本作の素晴らしさを語るのはいいと思いますが、SFアニメはガンダム、ナウシカ、マクロス、そしてエヴァ、攻殻機動隊と進化して行きます。やはりガンダム以前は古典でしょう。

 作画も古いし、私はエンタメとして見るなら2199を見るかなあ、と思います。


 

 

 

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 201
サンキュー:

7

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人類滅亡まであと〇〇日。。。

おそらくは昭和の世代の人達は、来るべき21世紀の人類は科学技術が進歩し、人種問題や貧困は解消され統一された明るい未来が来ると思っていただろう。

しかし、実際は社会は分断され孤立化し、ロシアはウクライナを攻撃し、北朝鮮は日本近郊でミサイルを打ち放ち、韓国や中国の政治は未だに日本に対してヘイトである。

日本国内においても、売春率は過去最高。自殺率は下がったものの孤独死や変死体で発見されている日本人を含めれば過去最多である。

宇宙戦艦ヤマトでは地球は統合され、問題は外宇宙(まあこれも第二次世界大戦の延長線上の話ではあるのだが。。。)に進展していることを考えると、こんな社会になるとは思ってもいなかったであろうが、これが現実である。

ヤマトでは、何もない暗黒の宇宙空間で「人類滅亡まであと○○日。。」とテロップが出るのだが、今現在の世界状況も僕の頭の中でこのテロップが繰り返えされるのである。

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地球か・・・・何もかも皆懐かしい。

ヤマトは私は再放送で見ました。よく言われるハイジとの放送合戦の話はだから、私にはよくわかりません。当時夜七時はNHKニュースしか見てはいけなかったので、無理だったのです。

最初に見た時は最終回には泣きましたね。沖田艦長が死んでしまう時の上記のセリフには本当に感動しました。そしてその時生き返る森雪。御涙頂戴だと今では思いますが、当時はただただ手に汗握って見ていました。そういう時代だったんです。あの頃はSF作品で、大人向けのアニメがかかるだけで大事件でした。これより前に「ドキュメンタリー決断」という太平洋戦争のアニメがあり、それは父が喜んで見ていましたが、私にはちっとも面白くなくて、このヤマトも最初はそのような話かと思ったのを覚えています。もちろん「決断」も太平洋戦争の事をよく知っていたら面白いのだと思いました。このヤマトもその側面はあると思いますが、ただ単なるSF作品としてよくできていたので、今でもこの第一シリーズは思い出深いです。あの頃の作画力で、よくヤマトの遠景とか動かせたと思います。

しかし何と言っても私がこの第一シリーズで一番好きだったのは、スターシャの惑星をバックにしたあの絵です。本当に女神さまで美しいと思いました。松本零士さんのイラストの中で一番好きな絵です。BGMも神秘的でよかったと思います。その後の映画やテレビシリーズとかテレビスペシャルは少し見ましたが、どれも大半は出来が悪くて失望したのを覚えています。その後のヤマトはだから、私の場合2199まで飛ぶことになります。

投稿 : 2020/10/29
閲覧 : 265
サンキュー:

8

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私のアニメ好きになった原点です。

1974年といえば,宇宙戦艦ヤマトの
初めて放映でしたが,

裏番組に「アルプスの少女ハイジ」などがあり
初回放映は不発に終わりました。

壮大な宇宙をテーマにしたハイテクなこのアニメは
1974年当時早すぎた作品だったようです。

1977年再放送によって,人気に火が付き,
この当時「あにこれ」があったらベスト10
に食い込むであろう人気ぶりで
あったと思います。

すぐに映画も制作されテレビ版の短縮版であった
にもかかわらず,当時としてはかなりの話題を
呼びました。

毎回見るたびに,地球の運命をたった一年で
大マゼラン雲198000光年の往復するという設定に
はらはらドキドキしたものです。

立ちはだかる敵にヤマトがピンチになるたびに
これまたハラハラドキドキしました。

あるか中いかもわからない目的地イスカンダル
を目指すヤマトは当時本当にかっこよかったです。

何せ古い作品ですのでケチの付け放題ですが
アニメで「ワープ」理論を使った最初のアニメ
ではないでしょうか。

ガンダム・マクロスをはじめ昨今の宇宙戦記物のほとんど
からケロロ軍曹に至るまでヤマトが無かったら
こういうジャンルは生まれなかったかもしれません。

それぐらい影響の大きい作品だと思います。

投稿 : 2020/08/06
閲覧 : 283
サンキュー:

9

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宇宙戦艦という言葉を世に出したアニメ

放送当初は裏で「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」が放送されていたため低視聴率で打ち切られたアニメですが再放送で火が付きました。

私も再放送で夢中になった口です。

船が宇宙を飛ぶなんて当時は誰も考えなかったんですよね。
宇宙で戦争するっていうのはヤマトがメジャーにしたことは確かです。

今からは考えられないのは女性のキャラが極端に少ないです(笑)

興味のある方は観てみたらいかがでしょうか

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/11
閲覧 : 364
サンキュー:

6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間成長の物語です

これは、古代進の人間成長の物語です。
14万8千光年の旅を通じて、古代進が少しずつ成長してゆく。
そんな物語のような気がします。

これが放送されたのは40年以上前です。
今のアニメに比べると絵はそれほど美しくありませんが、当時としては美しいできでした。

監督は漫画家の松本零士さんです。
松本零士さんは当時、漫画で戦場漫画シリーズを描いておられました。
松本さんの描く漫画は、メカデザインが最高で、しかも登場する女性は神秘的で美しい。そして漫画の最終ページには、必ず松本零士さんの思いが文章として記載されていました。その最終ページの言葉が、何とも言えないほど心を打つのです。
だからヤマトも同じように、毎回最後に考えさせられるものがあったような気がします。

また、音楽は、宮川泰さんです。
彼が作曲された女性のスキャット曲は、まさに宇宙のお葬式のような美しく神秘的で悲しい音色でした。
そして旅立ちの音楽は、わくわく感があり元気が出ます。しかも盛り上がりが最高潮になった直後に一瞬の静寂があり、その後、哀愁を漂わせるメロディへと変わります。
そのときを見計らったように、登場人物の誰かが何気なくつぶやくのです。それが心に響きます。感動を呼ぶのです。
私は今まで、このような音楽を組み合わせた感動の演出を見たことがありませんでした。
宮川さんのつくるBGMがあったればこそ、宇宙戦艦ヤマトはこれほど有名になったのだと思います。

投稿 : 2017/10/23
閲覧 : 472
サンキュー:

19

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

70年代を代表する大作

この作品については詳細を書いている方がおりますので
省略させてもらいます。

本放送の時は小学生でしたが、初見は再放送だったと思います。
(小5だった記憶があるけど再放送でしたもん。)

最終回でそんな子供だった私が涙したんですから、やはり良い作品
だったと思います。(沖田艦長の手から写真がはらりと落ちた時、、)

今思うと脚本も良くできていたんでしょうが、それを何倍にも
盛り上げたのが宮川さんの音楽と断言します。ちょっと強気。w
大作となった大きな理由でしょう。

ただ、作画はしょうがないですね。まあまあということで、、、。

なんにしても今時のおっさん連中はほとんど観てるんじゃないかなぁ。
それだけの名作だと思います。




おまけ
小6のときでした
一時的でしたが、今月の歌とかいってクラスそれぞれ曲決めて
1か月単位で毎朝合唱してたんですが(伴奏無しで、、なんじゃそりゃ?w)
ある月がヤマトのOPでした。(誰が決めたんだか、、とほほ)
すごーい、嫌だったのを覚えてます。

ただそれだけ。ろくでもない話ですいません。w

投稿 : 2017/05/13
閲覧 : 376
サンキュー:

13

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

昔のアニメなので、作画はイマイチでしたが、面白かったです。戦闘シーンはイマイチな作画ながらも惹きつけられるものがあります。音楽も非常によく、ささきいさおさんが歌うOP、EDともに名曲でした。

投稿 : 2017/05/03
閲覧 : 314
サンキュー:

4

タイチョー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原典にして頂点

ヤマト2199もありますが、やはり初代が一番味がある。

今思えば稚拙な作画、ストーリー展開、数々の間違いなど……でも面白いのはどうしてであろうか。

やっぱりこの作品で一番好きなのはデスラー総統。
最初は大物、どんどん小物になっていくのが笑える。

特にデスラー機雷の回でのデスラーの振る舞いは見事。
『ヒス君、ヤマトに祝電を打ってやりなさい』
にはしびれた。

シュルツとかドメルとか敵側の方が魅力あるキャラクターが多く、ついついガミラス側を応援してしまった私は完全に二等ガミラス臣民(この用語は2199ですが)。

とりあえずヤマトとガミラスの諸君に対し乾杯
そしてヒス君、君はバカかね?

投稿 : 2017/04/10
閲覧 : 271
サンキュー:

6

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

現代の基準で判断することは無理

古いとはいえ、スタートレックよりは15年くらい新しい
この時点で欧米SF小説は出そろっている
科学的考証はある時点で断念したっぽい

これはSFではなく太平洋戦争アニメなのでしょう
あっけなく沈んだ戦艦には熱狂することはできません

放射能の問題についてその筋からの圧力があったとも言われます

投稿 : 2017/03/23
閲覧 : 267
サンキュー:

9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間違いなくエポックメーキングな作品

原作なしのオリジナルTVアニメ。

本放送当時、裏番組に『アルプスの少女ハイジ』と『猿の軍団』(← アニメじゃないです)が重なり、視聴率的に不遇だった作品。

だが、私はそんな作品をビデオ録画もできない当時、本放送での見逃しはメインストーリーにほぼ関係ないビーメラ星の回1回のみの見逃しという奇跡的な視聴状況でほぼ全話観ていた。今から思うとたぶん、本作はよっぽど好きだったのだろう。

松本零士先生のマンガが原作であるという誤解が蔓延しているが、本作はメディアミックス展開を最初から想定した作品で、アニメとマンガは同時展開だった。

松本零士版では主人公である古代進(こだい すすむ)の兄、守がなぜかキャプテン・ハーロックになっていたりする超展開があったが、アニメ版では古代守とハーロックは完全に無関係である。

ただ、メカデザインには松本零士氏の影響が大きく感じられる。地球防衛軍側の艦艇もガミラス軍側の艦艇も大変カッコ良く、個人的には本作のメカデザインは大好きである。

ヤマトはストーリー上、単独でイスカンダルに向かうが「地球防衛軍」という軍組織の中の1宇宙船であり、物語の構造として終始「地球 vs ガミラスの戦争」という構造を崩さなかった。

敵のガミラス帝国は独裁者デスラー総統による専制国家ではあったが、そこにはちゃんと住民がいて独自の文化があるという視点は作中でなんとなく保たれていた。

またヤマトとその艦載機であるコスモ・ゼロやブラックタイガーによる戦闘であり、当時普通だったスーパーロボット的なものは一切出てこない。

劇中唯一のロボットは様々な分析機能を持ち、医者の佐渡先生の助手としても働くアナライザーだけである。

本作はヤマトの必殺兵器「波動砲」でも、良く知られる。ムダに発射シーケンスを覚えて諳んじたりした記憶もあったり…。

それと、私が観た中では初めてアヴァンタイトルが付く特殊OPの回があった作品でもある。具体的にはドメル艦隊と七色星団で決戦を行う回だが、この演出には新鮮な興奮を覚えた。

OP曲「宇宙戦艦ヤマト」に様々なアレンジのバリエーションがあることも一部では有名である。この曲の他、作中の劇伴音楽も作曲家として高名な宮川泰が担当しており、オーケストラ演奏によるとても壮大な曲がついている。本作のサントラ盤は素晴らしい。

作画がちょいちょい間に合っていなくて崩壊気味だが、劇中音楽の出来を考えると決して予算がなかったせいではないと思いたい…。

投稿 : 2016/11/01
閲覧 : 504
サンキュー:

29

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝100

(ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~♪)
西暦1974年ヤマトはアルプスの少女ハイジとの戦いに敗れ、打ち切りになろうとしていた(中略)ヤマト打ち切りまであと○○日・・・(おいおい)
まあ、現実は視聴率を劇的に上げるコスモクリーナーなんか無いもので、努力のかいなく打ち切りになってしまったんですが(汗)
再放送でじわじわと人気が出て、アニメ史に残るような作品になりましたね。
作画ははっきり言ってヒドイです(おいっ)当時の製作状況が最悪で、映像が間に合わなくてシナリオだけで録音した回があるという声優の証言があるくらいですから、よっぽど酷かったんでしょうね。
内容は、当時としては画期的な作品で、面白かったです。地球が総力を結集して挑んだ会戦での圧倒的な力の差と敗北(奴らには、この艦では勝てない
by沖田)
遊星爆弾による攻撃で滅びの日を待つばかり地球、そんな絶望的な状況の第1話ラストに出てくる戦艦大和の残骸。
印象的なシーンでしたけど、当時のアニメの第1話としては地味だったかも知れませんね。
巨大ミサイルが迫ってくる状況で、エンジンの出力が上がらず中々発進できないヤマト、そして主砲の攻撃で間一髪、無事切り抜ける展開なんか、ハラハラドキドキでした。
初めてのワープで透ける服(待て)とか冥王星での闘い、ドメルとの七色仮面じゃなくてインコ・・・もとい七色星団での戦いなど、古い作品ですが今観ても面白いですね。
それと、やはりセリフがいいです。
沖田
「いいか古代、ここで今全滅してしまっては、地球を守るために戦う者はいなくなってしまうんだ。明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。」
古代(兄)
「沖田さん、男だったら、戦って戦って戦い抜いて、1つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃあないんですか!」
大人になって観ると、この沖田艦長のセリフが重いです。しかし、弟はともかく兄の守るは物事が見えると思ってましたが、やっぱり兄弟ですね(こらっ)
まあ、どう見ても森雪しか女性がいないとか、打ち切りの影響で「こんなこともあろうかと・・・」と何でも出してくる真田さんとか、いろいろ突っ込みどころもありますが、やはりアニメ史に残る名作と言えるのではないでしょうか。
主題歌の「宇宙戦艦ヤマト」ですが、さらば~♪と出だしがスローバージョンのタイプと、チャンチャカチャンチャチャチャッチャラ~♪という通常の2パターンがあります。
自分的にはスローバージョンの方が世界観に合ってて好きです。
そして、エンディングの「真赤なスカーフ」ですが、まさに名曲ですね。
結果的にヤマトをダラダラやってしまったせい(他にもありますが)で、いろいろ評判の悪くなってしまった西崎さんですが、ヤマトの音楽については全面的に評価したいです。

投稿 : 2016/06/13
閲覧 : 309
サンキュー:

14

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ草創期の名作<追記;最終回を観て>

日本アニメ草創期の宇宙冒険もの。
宇宙戦艦ヤマト2199のリメーク元です。
ガミラスの攻撃による人類滅亡まであと1年。
宇宙戦艦ヤマトはわずかな希望を抱き、ガミラスと戦いながら、救世主イスカンダルを目指します。

ストーリーとしては王道。
しかし、子供向けアニメが大半の当時としては、真新しい設定でした。
私も含め、今のオジサンたちは結構好きな人が多いかもしれません。

月から火星へのワープで服が透けるとか、波動砲発射時にはエネルギー充填120%とか、アナライザーが人間味あふれるとか、今思えば斬新ですね。

ラストのシーンは、ひたすら感動した記憶が。
あまりにもシンプルで、今でも強烈に心に残っています。

ED曲「真っ赤なスカーフ」、当時は単なる悲しい曲と思っていました。
ところが、歳を重ねた今では身に染みる曲であることに気づきました。
これほど悲壮感のあるアニソンは、タイガーマスクのED曲くらいです。

<冥王星の話>
手に汗握る冥王星での反射衛星砲をめぐる攻防戦。
戦いの大きなポイントとして、冥王星の衛星が登場します。
なんと、冥王星の衛星カロンが発見されたのは1978年。
1974年に制作されたこのアニメは、冥王星の衛星の発見を予言していたことになります。
当時、ホントびっくりしました。

<追記;最終回を観て>
今の薄汚れた眼で、最終回だけ観てみました。

ひどい作画です。
でも、突然クリアになります。
制作者の意気込みが感じられて面白いです。

ひどい演技です。
臭すぎます。
当時はそれが精一杯だんたんでしょう。

ひどい設定です。
無理やりですね。
{netabare}デスラーが消滅する場面がスイッチオンとは・・・{/netabare}
尺が取れなかったとはいえ、雑ですね。

ラスト、感動しません。
歳を感じますね。
純粋な心をもった子供の時にもどりたい。

投稿 : 2016/02/19
閲覧 : 784
サンキュー:

53

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヤマトと言えばこれ

2とか完結編とか、そんなのいらない。っていうくらいの作品。時代の象徴。

作画的には使い周しのカットが多かったり、セルの枚数削減か、動きをすっ飛ばしたりもしていますが、その辺が気になる人は劇場版を観れば良いでしょう。

とにかく観るべきはケレン味のあるキャラクターのせりふ回しとメカメカしい演出。
あとやたらともろい第三艦橋(これも古典的なネタになっていますね)。

音楽も大変良くできてます。

投稿 : 2015/08/20
閲覧 : 342
サンキュー:

5

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2199は見てませんが

正直、リニューアル版は怖くて見れないんですよね。いい思い出ぶち壊されそうで。
観てないんだからとやかく言う資格も有りませんが、なんで新しく作ったの?とは個人的には思ってます。今時の人が空飛ぶ軍艦みたらシュールにしか映らないと思うんですけどw

私は子供の頃に散々映画のさらば宇宙戦艦ヤマトで泣かせてもらったクチなんで劇場版ヤマトに関してはさらばの方が好きです。
さらばの内容に否定的な見方な方が多いのは理解してますが、私は気持ちに素直なんで(汗)

 でも、物語としての完成度って点ではやっぱTVの一作目かなぁと。
正直言うと子供の頃いたく感動した作品でもオッサンになった今改めて観て泣けるなんて殆ど無いんすけど、初代はマジで泣きますもん。
 私は地球との通信が途絶える直前の宙域で乗組員達が最後の通信するトコは何度見てもヤラレちゃうんですよね。特に徳川機関長が子供たちと会話するトコ。自分が親になった今では余計に泣けちゃうんですよね。
劇場版では尺の都合でこういう泣かせ要素が尽く削られちゃってるんで、若い方が参考に宇宙戦艦ヤマト見ると言うのならば是非劇場版でお茶濁さないでTV版観て欲しいすね。ヤマトの泣き所は沖田艦長の写真パラリってトコだけじゃありませんので。

とは言え、今の若い方がコレ観るとなると絵の古さもあるし拷問なのかもしれませんねぇ。

投稿 : 2015/06/20
閲覧 : 366
サンキュー:

7

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヤマト革命

時に西暦1974年9月、日曜ゴールデンタイムのTVCH覇権は妹に奪われ、
私は台所隅の小型モノクロ受像機で細々と「侍ジャイアンツ」最終回を迎える身であった、
かの名作アルプスの少女ハイジを擁し母親を味方に付け、
中学生にもなってテレビマンガ(当時はアニメという語源すら定かでなかった)、
エエ加減卒業セイ!等という理不尽な父親の目線、
ビデオ録画機一般家庭普及まだまだ先の話し、そんな時代、
そのアニメは放送された、

宇宙戦艦ヤマト
1974年2クール 企画原案 西崎義展 監督 松本零士 音楽 宮川泰 SF設定 豊田有恒 
メカニックデザイン スタジオぬえ アニメーション制作 オフィス・アカデミー


旧日本海軍最大級の戦艦、戦艦と言えば大和、
実力発揮することもなく悲劇的末路辿った戦艦である事は何となく知っていたが、
宇宙戦艦?戦艦が空でも飛ぶのだろうか?

タイトルバック、土の中から現れる船、艦首の穴?はナンダ?OP男声のアカペラ、
さらば地球よ、旅立つ船は、、、
白黒小型画面だけどいきなり魅せられてしまった事は覚えてる、
印象的だったのは劇中サーシャやEDイメージのスターシャ等の女性キャラ、
松本零士氏描く女性キャラは「男おいどん」から既知だったがとにかく独特で、
アニメで描かれたの初めてじゃなかったかな、
アニメにし辛い画だというのは当時ですら想ったけど、
{netabare}
遊星爆弾なるものが地球に降り注ぎ枯れ果てた海に埋もれた、{/netabare}

遥か昔の沈没船旧日本海軍戦艦大和の残骸、、、
再生?蘇り?二話で語られるのは戦艦として生まれてしまった大和の悲劇、宿命、
沈没船鉄屑大和から残骸削ぎ落とすように蘇ったヤマトは、
ノアの方舟?人類の希望?
ヤマトという艦名、当時(今でも)これはとても重要な事に感じた、
菊の御紋艦首に掲げ日本表す同義名与えられた日本の象徴船、
戦艦としての運命は悲劇だった大和がヤマトとして蘇り、
一縷の望み携え人類の存亡かけて十数万光年(←当時よく解ってない)だかの遥かな旅に出る?
こうしちゃおれん、物語佳境入りしたハイジに夢中な妹を、
人類の存亡がかかっとる!というもっともらしい理屈で(←どこが)押しのけ、
毎週家族の白い目線ものともせず視聴に至る、
波動エンジン?光の速度超える超次元航法ワープ?
波動エネルギー充填120%?タキオン粒子?電影くろすげ~じ?
艦首の穴の理由、船体そのもの砲身にするってか?なんじゃそりゃ!?
当時同時期放映されてたアニメとは明らかに異質であり謂わば画期的、衝撃的で、
とにかく毎回夢中で観てた、
音楽も素晴らしく、
破滅間近土気色地球憂う如く或いは希望というにはあまりにも果てしない、
そんな宇宙イメージそのものを詠う様な女性スキャット、
{netabare}
ヤマト発進阻止せんと目前迫る大型ミサイル主砲一閃、{/netabare}
爆炎の中旅立つヤマトBGM等涙物だった、
数年後改めオーケストラにて再録されたBGM集、
アニメ楽曲ものの草分けだが名盤だと想う、
本作低視聴率だった事もあり2クール終了という事らしかったが、
物語そのものはきちんと完結してた、

本作がヤマトブーム、ヤマト革命とも呼ばれるセンセーション巻き起こすことになるのは、
後の再放送が基端、日本全国各地でファンクラブなるものができ、
アニメ専門誌なるものが次々発刊され声優や制作サイド或いはかつての名作にも光があたる、
テレビマンガと呼ばれてたものがアニメとして一種市民権得たようなそんな時代だった、
本作TVアニメフィルムの再利用だったが1977年劇場版も公開される、
当時劇場でのアニメと言えば東映まんが祭りとかゴジラ映画の付録みたいなものばかりだったが、
本作起点に様々な長編劇場アニメも次々公開されるようになった、
本作自身もその後描き下ろしで劇場版二作三作、、、
或いはTV版ヤマト2、3等続編も制作されたが、、
商業的思惑等も垣間観えあまり触れたくないのが本音、

聞く処によると本作ハリウッドにて実写映画化決定だそうだが、
ヤマトが大和と引き離しイメージできない私にとっては、
私的残念な結果に終わった邦実写版以上に??なのが正直な処、
日本の象徴船戦艦大和の悲劇は歴史、
同戦艦からイメージされ希望の象徴として描かれた宇宙戦艦ヤマトは、
架空の産物なれど一種カルタシス的感慨懐かせる作品、
アニメ宇宙戦艦ヤマトはアメリカでも「Star Blazers」という名で放映されたそうだが、
大和でもなくヤマトでもYAMATOでもないものならやめてほしいのが正直な処、

余談的だが「宇宙戦艦ヤマト」、
ヤマトから派生したアニメブームまっただ中で制作された「機動戦士ガンダム」、
そして「新世紀エヴァンゲリオン」、
これら時代を著しく変えたと言われる革命的3作品いずれも、
初回放送時視聴率は散々殆ど話題にすらなってない、
理由?きわめて単純だが(人知れず)つまり観られてなかった知られてなかったが故、
その作品に偶然であれ何であれ、
触れ魅せられた人々(ファン)の口コミ、投書、反響、
作品本来の持つ魅力やパワーの正統認識の重要性、
「これスゲ~面白いんだけど誰も知らないんだよね~」
人知れずそのまま消滅あれば勿体ない話、
という事であにこれレビュー寄稿皆様に改め感謝な今日この頃。

投稿 : 2015/06/10
閲覧 : 753
サンキュー:

42

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

漢の生き様

宇宙戦艦ヤマト。本作からアニメブームと呼ぶ人もいれば、アトムという人いれば、ガンダムという人もいる。まぁとにかくアニメ草創期において本作は無視できない作品なのは確かなハズ。

私は全然世代じゃないけど本作を観ていて名作だなぁとかそんなんではなく、ヤマトに何か懐かしさを感じた。太平洋戦争で沈没した大戦艦大和。この歴史的事実とアニメという媒体を通して今なお、癒えることのない戦後の痛みや、放射能による汚染等々、今でもタイムリーな話題であり色あせない作品。

あらすじは地球が他惑星に放射能で責められ、放射能除去装置を手に入れる為聖地イスカンダルへ飛び出し戦う話。ただやはり放送当時見ておきたかったというのが本音。例えば私の場合はドラゴンボール後期ポケモンデジモンドラクエFFとかになってくるのですが、その時の全身に走る稲妻っぷりが今でも胸にあって、それで今もアニメを見ている。なのでヤマト世代の人が羨ましくもある反面、自分の世代のアニメにも感謝している。

という御託は置いといてw
しかしまぁ世代を超えて響いてくるってな感じです。

■戦争
普通SFものとかって、カッコよさがまず大事な印象なんだけども、本作は色々放射能ぶっぱなしたり派手さはある一方で、何かと地味というか渋い。敵もいるんだけど地球を放射能まみれにしてしまった、それだけで時代とマッチさせて視聴者を本気にさせたのだろう。また敵も限りなく人間に近い容姿であってこれは戦争なのである、と言っているのようなリアルがそこにある。フィクションであってもそう感じさせるリアリズムがあって、これは戦争モノだと再確認させられる。


■成長物語
主人公:古代進は兄を戦争で失っている。地球最後の戦艦として旅立つヤマト。この二つが憶測ですが当時の日本の無念さを、肉親を失った悲しさや、悲劇の沈没船大和から希望の船へと託す有様に見入ることが出来る。そして本作は主人公を始めとして幾人もの成長を描かれている。兄を見殺しにした艦長に食ってかかる古代だが、艦長と自分に流れる同じものと、艦長が背負っている物語を噛みしめながら、次第に反発から理解へ、理解から継承へと続く人間ドラマ。また主人公以外もこういった成長ドラマがあって、複数の主人公がいるような作品とも感じた。


■漢の生き様
ヤマトという船は男の船と松本零士は述懐している。
それはセリフが特に熱く物語っていて
「いいか古代、ここで今全滅してしまっては、地球を守るために戦う者はいなくなってしまうんだ。明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。」
「沖田さん、男だったら、戦って戦って戦い抜いて、1つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃあないんですか!」
「俺達がしなければならなかった事は、、、愛し合うことだった!」とかもう無茶苦茶激熱です。
漢のロマンここにありーーーーーーーツツツツツ
なんか書き足りないのですが言葉が出てこない。にわかの限界ですなw

投稿 : 2015/04/15
閲覧 : 751

アニf さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

波動砲最高

なんといっても一番は波動砲ですよね
あれがなきゃヤマトとは言わんw

投稿 : 2015/01/24
閲覧 : 306
サンキュー:

5

久久 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

えーと台湾で見た

35年くらい前、父の仕事の都合で台湾に住んでいた。

夜中にホテルでボーっとしてると中国語でヤマトのオープニングが。
その頃、中国語さっぱり分からなかったから実は未だに内容分かってない。

でも作画音楽だけでも十分引きこまれて何となく楽しかったからきっと良いアニメ。
また中国語版のヤマトと(もちろん)日本語版のヤマトをじっくりと観たい。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 227
サンキュー:

0

totehi さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

昔の名作は今でも輝いている

松本零士の名作の一つで世代的にも古い作品で自分も爺さんが好きだったのでその影響で見た。
昔のアニメでよくあるのがキャラがかっこいいこと。山本艦長はかなりかっこよくて「そこに痺れる、憧れる」ってやつです。
最近映画化されているのでまた見直したいです。
もうこんな作品はガンダムでも出ないのかなと感じます

投稿 : 2014/11/15
閲覧 : 284
サンキュー:

7

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

☆SF の金字塔

70年代の傑作アニメです☆

戦艦ヤマトを宇宙船にしてしまう斬新さとデザインの素晴らしさ
当時はインパクトがあったんじゃないでしょうか☆

1話でヤマトが飛び出すシーンがカッコいいです♪(*^^*)

監督/松本零士


放送期間
1974.1.6-75.3.30日本テレビ日曜19:30枠(全26話)

投稿 : 2014/09/29
閲覧 : 295
サンキュー:

7

クールジャパン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:----

画期的作品でしたが、ヤマトが強すぎて白けました

世界観・ストーリーは、それまでのアニメ作品からすると画期的といっていいと思います。

最初は楽しみに観ていましたが、だんだんヤマトが強すぎて、最後は都合よく必ず勝ってしまうご都合主義が鼻について白けました。

宇宙戦闘シーンはそれまでにないリアル感を感じていました。

投稿 : 2014/06/26
閲覧 : 274
サンキュー:

2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

古典でしょう

今考えてみれば、本当にイスカンダルに行かなければならなかったのか?
ヤマトと言う名前はともかく、あの形状は? もっと楽して行けたのでは?など突込みところは多いが、苦労していく事自体がアニメの狙いで、、、視聴者は設定には口を出すな、という時代。(だって、選択肢等他にはそれほどなかったのだから)。たまに撃つ波動砲とワープの緊張感は今でも覚えている。後、時折出撃する古代専用のコスモタイガー。ただ、最後に古代の兄貴が地球ではなく、女をとったのは許せなかった。

投稿 : 2014/03/25
閲覧 : 371
サンキュー:

5

ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わがアニメ人生の原点  鋼鉄の浪漫ここにあり

2199を見終わったので初代ヤマトの感想書きます。この作品は我がアニメ人生の原点である。もちろんリアルタイムではなく再放送や映画番組での放送だが、その衝撃は凄まじかった。今見ると作画が粗いが、宇宙船によるスペースバトルの迫力とカッコよさにシビレタものだ。自分はガンダムより先にこれを見たためロボットよりも艦隊戦や航空戦の方が好きである。主砲をぶっ放す戦艦や空母の飛行甲板から発進する艦載機なんかはロボットバトルとは一味違った魅力がある。「総員戦闘配置」、「砲雷撃戦用意」、「1番発射管開け」、とか今では当たり前のやりとりだが、すべてがこのヤマトが原点といっても過言ではない。さらに軍艦や航空機の描写もこれまた素晴らしい。戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、水雷艇、機動部隊、戦闘機、急降下爆撃機、雷撃機、重爆撃機、偵察機、対艦攻撃機、主砲、副砲、広角砲、魚雷、爆雷、レーダー、ソナーetc
明治末期から昭和初期の水上船舶の世界を再現している。なぜ宇宙空間で海軍のバトルを?という突っ込みは野暮でっせ。んなこといったらガンダムもスタートレックも宇宙SF全部の否定でっせ。因みに自分はヤマトに参加していた舛田利雄監督から辞書の逆引きみたいなかたちで「トラトラトラ」という真珠湾攻撃の映画をみてヤマトの世界との共通点の多さに驚いたものである。自分はヤマトのおかげで昭和や明治の艦船に興味を持ち、歴史にも興味が湧くようになった。ヤマトに感謝である。不思議なのは、ヤマトがあんなに流行ったのにリアルタイムの世代に歴史好きや艦船ファンが少なく、ヤマトをまるでマンガの絵空事と思っているのが不可解だ。

さて、2199との比較だが、作品そのもののパンチ力や底力はこちらの方が上だ。遊星爆弾は核弾頭だし人類滅亡の理由も放射能汚染で、恐怖感が格段に上だ。ヤマトも戦艦大和そのもので、寸法まで同じでキャラクターとしての存在感が凄まじい。鉄の塊が大暴れするカタルシスは最高に熱いぜ。人間ドラマを描いたのは松本零士氏だが、そのため松本氏の私小説的な部分が多い。沖田艦長は松本氏の父親で、島や真田たちは家に出入りしていた父の戦友たちだそうだ。佐渡先生は下宿屋の大家さんだし、古代進は松本先生ご本人だ。そのため沖田艦長と古代は単なる上司と部下ではなく「親子」として描かれている。ヤマトの乗組員と沖田艦長の絆は2199よりこちらの方がはるかに強固だ。さらにもう1つのテーマとして、欧米列強諸国に対する日本民族並びに松本氏の父の世代の人々の正当性がある。そのシンボルとしての戦艦大和である。
つまり戦中派の人たちがまだ現役だったころの戦争エッセイでもあるわけだ。だから2199みたいに現代の思想上乗せしてもヤマトらしさを殺してしまうわけだ。さらに歴史に対する敬意やテンションの盛り上げ方もこちらが上だ。ドメル艦隊との決戦時の水杯の場面なんかさながら日本海海戦にのぞむ東郷平八郎艦隊そのものだし、マゼランの航海記やペールギュント組曲やニーベルングの指輪なんかのエッセンスもバランスよくブレンドされている。因みにビジュアルイメージは昭和の艦船だが、戦争そのものの精神は明治の日露戦争に近い。昭和は特攻精神で敗北したが、明治は特攻は厳禁であり恥ずべき行為だった。沖田も度々撤退命令を出し「生きていてこそ」という意思を示す。そこには「さらば宇宙戦艦ヤマト」以後の特攻精神の入り込む余地はない。まあそこから松本、西崎の確執が始まるわけだけど。結局2199って芯になる思想や哲学が感じられない訳だ。余計な道草やらかすエピソードも無いし続編の予定もまだ無かったため全部の伏線を回収してるし妙なモヤモヤ感も無く後味よく旅の達成感を満喫できる。設定の矛盾に関してはつつけば穴だらけだが、2199も穴だらけなので一長一短だろう。

あと、この時代はまだ男性主人公に単独での需要というか商品価値があったんだね。今は女性キャラがいてナンボだからね。
「女には理解出来ない男の浪漫」を地でやらかしてるよ。女性乗組員が大量発生した2199は「もーやだ、ふざけんな」とイライラしっぱなしだった。ヤマトは萌え豚に媚びて欲しくなかった。最後の砦が崩れたみたいで悲しかったよ。いやマジで。

キャストもこれまたいい。富山敬さんの古代、納谷悟郎さんの沖田、伊武雅刀さんのデスラー、広川太一郎さんの古代守、青野武さんの真田さん、佐々木功さんの島、麻上洋子さんの雪、神谷明さんの加藤、永井一朗さんの佐渡先生、この面子こそヤマトクルーだなって感じがする。後に彼等はヤン艦隊のクルーとして活躍するぞ。比べてみると好対照ですごく味がある。声優って凄い。ラストの「何もかも、皆懐かしい」の納谷悟郎さんと息遣いだけの永井一朗さんのやり取り、何回見ても感動するよ。「ああ、やっぱり俺って男の子なんだ」と。

あれから二十数年たってすっかり魔法少女大好きな萌え豚になっちまった俺だけど、もともとはスペースバトルものが好きだったわけで、年に何回かは見たくなるんだよね。これ見てる間は萌え豚から男の子に戻れるからね。機会があればヤマトシリーズまたレビューします。

投稿 : 2013/09/08
閲覧 : 340
サンキュー:

9

ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ツッコミ所も多いけどやはり名作

宇宙への冒険の夢と共に戦争の怖さ虚しさ、航海の難しさを表現した作品です。

宇宙への憧れは今でも誰しも多少持っていますが、
この時代は宇宙開発が盛んで今よりも知りたい世界だったことと思います。
アニメ界でも宇宙や野球といった当時の人が
感心を持っていた題材のものが多く見られていたと思います。

今観るとツッコミ所は多いですが、
宇宙ものアニメの源流の一つですし、やはり偉大な存在です。
未来への発想力にも感心させられます。
ストーリーとしても大人が考察するに足る奥深さがあります。
作画も古いので若い人にこの作品を見て欲しいとは言いませんが
ヤマト2199としてリメイクされていますので
お父さん世代と一緒に楽しんで貰いたいなと思います。

あえて色々ツッコミ所を書いてみます。
ネタバレなので知らない人は見ないでね。
{netabare}
地球が彼処まで干上がっていたら今更放射能除去しても手遅れじゃない?
イスカンダルから設計図が届いたがいくら何でもエンジン作るの早すぎ。
波動砲を撃ったら少しの間電気系統止まる設定じゃなかったっけ?
古代守は銃に名前を彫っていて小学生みたいな事をしている。
序盤艦隊戦でも全く歯が立たなかったがブラックタイガー隊だけでも結構戦えてる。
冥王星-200℃だって言っておきながら海がある。
銀河系を出た辺りからガミラス人が急に青い設定になった。
高威力の反射衛星砲を3発は食らったけど何とか航行できる。
ガミラス人放射能無いと生きていけないって言うけど捕虜とか意外と平気だったよ。
ガミラス人人工太陽まで作れるのに何故地球移住にこだわる?
真田さんの義手義足になぜ核爆弾!?
宇宙服の隙間が気になる。特に首。
全般的にヤマトの修理が異常に早い。
森雪レーダ見たり飛行機乗ったり看護士したり万能すぎ
そして最終話で死んだり生き返ったり忙しすぎ。
他にもあるけどとりあえずまぁいいや。
{/netabare}

投稿 : 2013/04/10
閲覧 : 437
サンキュー:

18

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

死んだじぃさまが、

幼稚園の頃のオレッチにデパートでおもちゃを買ってくれました。

それが、超合金「宇宙戦艦 ヤマト」。

生まれた頃に放送開始。

「そりゃ年もとるわ・・・・。」

リメイク版「宇宙戦艦ヤマト2199」をよろしく!!

投稿 : 2013/04/03
閲覧 : 275

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

旅立つ 男の胸には ロマンの かけらがほしいのさ

・・・完全オリジナルアニメだったんですね(゜-゜)
訴訟問題が起きたときは、その辺りのことを知らなかったので「??」って感じでしたが
なるほど、そういうことだったんですか(^_^;)
 
この作品も、アニメ史における特別な作品ですね(´ω`)
その後に派生するシリーズも、現在まで脈々と受け継がれています(´ω`)
 
しかし、2クールで終わってるんですね(゜-゜)
打ち切りで終わってるって話は聞いたことがありましたが、そんなに短かったとは思ってませんでした(゜-゜)

投稿 : 2013/02/11
閲覧 : 599
サンキュー:

12

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アカペラOPはイイね

実際の「大和」もなかなか沈まなかったらしいが、この「ヤマト」も相当しつこい。
あれ、デスラーって普通の顔色だっけ?と観ていたら、11話で突然顔色が悪くなった。
深夜アニメに慣れた世代では、作画も細かい設定も古臭く感じるだろう。
しょせん夕方アニメだが、オッサン世代では当時、とても面白かった。
26話が面倒な人は「劇場版 宇宙戦艦ヤマト」でどうぞ。

投稿 : 2012/09/14
閲覧 : 398
サンキュー:

1

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あくまで、公開当時の評価です

本放送では裏番組負け、再放送でジワジワ人気が上がってきた作品 TV版を再編集して映画版を作り、公開時には徹夜で並ぶ者が出るなど、いろんな意味でアニメの認知度を上げた作品 それゆえに高い評価を得てもいいとは思うが、アニメは金になると制作サイドの商魂を加熱 松本零士を金に狂わせ漫画家の本分を忘れさせ神になったと勘違いさせてしまった 支離滅裂に派生する続編シリーズの嵐はけがれた商魂で作品の評価すら下げてしまった 

投稿 : 2012/08/14
閲覧 : 320
サンキュー:

2

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宇宙戦艦ヤマトのストーリー・あらすじ

西暦2199年、地球は謎の異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラスは冥王星に前線基地を建設し、西暦2192年より、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。最後の地球防衛艦隊が、冥王星空域でのガミラス宇宙艦隊との交戦で壊滅し、人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。しかし、この海戦の最中に外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着、通信カプセルが回収される。その中にはイスカンダル星から、「放射能除去装置・コスモクリーナーDを受け取りに来るように」との救援メッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。(TVアニメ動画『宇宙戦艦ヤマト』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1974年秋アニメ
制作会社
オフィスアカデミー
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%...
主題歌
《OP》ささきいさお・ミュージカルアカデミー『宇宙戦艦ヤマト』《ED》ささきいさお『真赤なスカーフ』

声優・キャラクター

富山敬、納谷悟朗、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、伊武雅刀、小林修、平井道子

スタッフ

原作:松本零士、原案:西崎義展
監督:松本零士/山本暎一/舛田利雄/豊田有恒、企画:西崎義展/山本暎一、総設定・設定デザイン:松本零士、音楽:宮川泰、デザイン協力:スタジオぬえ、背景監督:槻間八郎、撮影監督:原屋楯男、音響監督:田代敦巳

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