1974年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 7

あにこれの全ユーザーが1974年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月06日の時点で一番の1974年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

69.3 1 1974年秋(10月~12月)アニメランキング1位
宇宙戦艦ヤマト(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (155)
807人が棚に入れました
西暦2199年、地球は謎の異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラスは冥王星に前線基地を建設し、西暦2192年より、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。最後の地球防衛艦隊が、冥王星空域でのガミラス宇宙艦隊との交戦で壊滅し、人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。しかし、この海戦の最中に外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着、通信カプセルが回収される。その中にはイスカンダル星から、「放射能除去装置・コスモクリーナーDを受け取りに来るように」との救援メッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。

声優・キャラクター
富山敬、納谷悟朗、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、伊武雅刀、小林修、平井道子
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤマト革命

時に西暦1974年9月、日曜ゴールデンタイムのTVCH覇権は妹に奪われ、
私は台所隅の小型モノクロ受像機で細々と「侍ジャイアンツ」最終回を迎える身であった、
かの名作アルプスの少女ハイジを擁し母親を味方に付け、
中学生にもなってテレビマンガ(当時はアニメという語源すら定かでなかった)、
エエ加減卒業セイ!等という理不尽な父親の目線、
ビデオ録画機一般家庭普及まだまだ先の話し、そんな時代、
そのアニメは放送された、

宇宙戦艦ヤマト
1974年2クール 企画原案 西崎義展 監督 松本零士 音楽 宮川泰 SF設定 豊田有恒 
メカニックデザイン スタジオぬえ アニメーション制作 オフィス・アカデミー


旧日本海軍最大級の戦艦、戦艦と言えば大和、
実力発揮することもなく悲劇的末路辿った戦艦である事は何となく知っていたが、
宇宙戦艦?戦艦が空でも飛ぶのだろうか?

タイトルバック、土の中から現れる船、艦首の穴?はナンダ?OP男声のアカペラ、
さらば地球よ、旅立つ船は、、、
白黒小型画面だけどいきなり魅せられてしまった事は覚えてる、
印象的だったのは劇中サーシャやEDイメージのスターシャ等の女性キャラ、
松本零士氏描く女性キャラは「男おいどん」から既知だったがとにかく独特で、
アニメで描かれたの初めてじゃなかったかな、
アニメにし辛い画だというのは当時ですら想ったけど、
{netabare}
遊星爆弾なるものが地球に降り注ぎ枯れ果てた海に埋もれた、{/netabare}

遥か昔の沈没船旧日本海軍戦艦大和の残骸、、、
再生?蘇り?二話で語られるのは戦艦として生まれてしまった大和の悲劇、宿命、
沈没船鉄屑大和から残骸削ぎ落とすように蘇ったヤマトは、
ノアの方舟?人類の希望?
ヤマトという艦名、当時(今でも)これはとても重要な事に感じた、
菊の御紋艦首に掲げ日本表す同義名与えられた日本の象徴船、
戦艦としての運命は悲劇だった大和がヤマトとして蘇り、
一縷の望み携え人類の存亡かけて十数万光年(←当時よく解ってない)だかの遥かな旅に出る?
こうしちゃおれん、物語佳境入りしたハイジに夢中な妹を、
人類の存亡がかかっとる!というもっともらしい理屈で(←どこが)押しのけ、
毎週家族の白い目線ものともせず視聴に至る、
波動エンジン?光の速度超える超次元航法ワープ?
波動エネルギー充填120%?タキオン粒子?電影くろすげ~じ?
艦首の穴の理由、船体そのもの砲身にするってか?なんじゃそりゃ!?
当時同時期放映されてたアニメとは明らかに異質であり謂わば画期的、衝撃的で、
とにかく毎回夢中で観てた、
音楽も素晴らしく、
破滅間近土気色地球憂う如く或いは希望というにはあまりにも果てしない、
そんな宇宙イメージそのものを詠う様な女性スキャット、
{netabare}
ヤマト発進阻止せんと目前迫る大型ミサイル主砲一閃、{/netabare}
爆炎の中旅立つヤマトBGM等涙物だった、
数年後改めオーケストラにて再録されたBGM集、
アニメ楽曲ものの草分けだが名盤だと想う、
本作低視聴率だった事もあり2クール終了という事らしかったが、
物語そのものはきちんと完結してた、

本作がヤマトブーム、ヤマト革命とも呼ばれるセンセーション巻き起こすことになるのは、
後の再放送が基端、日本全国各地でファンクラブなるものができ、
アニメ専門誌なるものが次々発刊され声優や制作サイド或いはかつての名作にも光があたる、
テレビマンガと呼ばれてたものがアニメとして一種市民権得たようなそんな時代だった、
本作TVアニメフィルムの再利用だったが1977年劇場版も公開される、
当時劇場でのアニメと言えば東映まんが祭りとかゴジラ映画の付録みたいなものばかりだったが、
本作起点に様々な長編劇場アニメも次々公開されるようになった、
本作自身もその後描き下ろしで劇場版二作三作、、、
或いはTV版ヤマト2、3等続編も制作されたが、、
商業的思惑等も垣間観えあまり触れたくないのが本音、

聞く処によると本作ハリウッドにて実写映画化決定だそうだが、
ヤマトが大和と引き離しイメージできない私にとっては、
私的残念な結果に終わった邦実写版以上に??なのが正直な処、
日本の象徴船戦艦大和の悲劇は歴史、
同戦艦からイメージされ希望の象徴として描かれた宇宙戦艦ヤマトは、
架空の産物なれど一種カルタシス的感慨懐かせる作品、
アニメ宇宙戦艦ヤマトはアメリカでも「Star Blazers」という名で放映されたそうだが、
大和でもなくヤマトでもYAMATOでもないものならやめてほしいのが正直な処、

余談的だが「宇宙戦艦ヤマト」、
ヤマトから派生したアニメブームまっただ中で制作された「機動戦士ガンダム」、
そして「新世紀エヴァンゲリオン」、
これら時代を著しく変えたと言われる革命的3作品いずれも、
初回放送時視聴率は散々殆ど話題にすらなってない、
理由?きわめて単純だが(人知れず)つまり観られてなかった知られてなかったが故、
その作品に偶然であれ何であれ、
触れ魅せられた人々(ファン)の口コミ、投書、反響、
作品本来の持つ魅力やパワーの正統認識の重要性、
「これスゲ~面白いんだけど誰も知らないんだよね~」
人知れずそのまま消滅あれば勿体ない話、
という事であにこれレビュー寄稿皆様に改め感謝な今日この頃。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 42

norimeru さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヤマト、発進せよ!・・・・・予備の第3艦橋も忘れずにね

木村拓哉主演で実写映画にもなった「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。
その原点がここにあります。

裏が「ハイジ」と「パトラッシュ」だったのは後付けの知識。
(カルピス劇場は1月~12月の放映で、ヤマトは10月~3月でしたから。)
でも、男の子ならヤマト観なくちゃ。

シリーズの第1作というだけでなく、「999」や「ガンダム」へと続くブームの先駆け。
偉大な作品だったわけです。

第1回目の放送、オ-プニングが伴奏なしの男声コーラスで始まるバージョン。
重厚な感じで、とっても印象に残っています。
何回目からか、お馴染みの「チャーンチャーカチャー チャララ チャッララー」に変わりましたけど。

物語はというと、地表には海すらなくなっている赤茶けて荒廃した地球。
ガミラス星の前線基地、冥王星からの遊星爆弾による攻撃にさらされています。
人類は地下に居住都市を作りますが、放射能による汚染が進み滅亡まであと1年!。

西暦2199年になっても、放射能は怖い設定になっているのかと妙に納得。
でも、あれだけ広大な地下都市作れる科学力があるのに・・・とみんなが思ったはず。
地下の人類がヤバい設定で、地表のヤマトを改造できるなら、放射能怖くないじゃん。

訓練学校を出たばかりの古代進と島大介が、さっそく戦闘班長と航海班長になる不思議。
まあ、荒廃した大地を割って浮上するヤマトの前では、そんなこと些細な出来事なのでした。

目の前に迫りくる遊星爆弾、ヤマト大ピンチ!!。
沖田艦長、「主砲発射!!」、・・・見事「ヤマト発進!」。

冥王星前線基地を破壊、ロンメルならぬドメル将軍率いる艦隊も正々堂々撃破!。
そういえば、はじめてワープしたときは、森雪さんの姿にドキ♡ドキ♡しました。

14万8千光年先の大マゼラン星雲にやっとの思いで到着。
な、何と、ガミラスとイスカンダルが双子星だったとは。
希硫酸の雨と濃硫酸の海もなんのその、ガミラス星の戦いも勝利したヤマト。
やっとの思いで、イスカンダルにたどり着きます。

楽園と思われたイスカンダルも、崩壊のときが近づいています。
コスモクリーナーDを受け取り、スターシャと古代守を残し、いざ、地球へ。

最後のデスラー総統との白兵戦。
ガミラス星人は、放射能を含む空気でないと生きていけません。
コスモクリーナーDの起動、ガミラス兵は艦内から撤退したものの森雪は・・・。

ついにその姿を見るまでに地球に近づいたとき、沖田艦長が目を閉じます。
それに気づいた飲んだくれの佐渡酒造、直立不動の敬礼は、子供心に印象深いものでした。
艦橋で森雪を抱いて喜ぶクルーたちと佐渡先生の対比も、ジーンときたシーンです。


あとのシリーズもいろいろ観ましたが、やっぱりこの作品が原点で頂点です。

それにしても、死んだと思っていて生きていたデスラー総統。
シリーズが進むにつれ、「あれ、この人生きてたの?」という設定が多いのもご愛嬌。

特筆すべきは、「不滅の第3艦橋」。
幾多の戦いでぼろぼろになり、ドメル将軍共々ぶっ飛び、硫酸で溶け落ちても・・・・
次の週にはピカピカに復活!。

この技術力だけで、大マゼラン星雲まで余裕でいけるかもしれません。

アニメ史上、避けて語れない作品ですね。
(第3艦橋とは関係なくですぜ)



(文章の間違い訂正しました)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 17

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

日本SFアニメに様々なビジュアルと設定を残した古典作品。構造はスパロボですけど。

 あと2年で50周年ですね。今なおリメイクされています。「ヤマトよ永遠に」以降で続編になっていない…発展していないというのは寂しい限りです。権利関係でもめたりしていろいろあるみたいですが、主題歌は今なお歌い継がれています。

 作品そのものの世界観の発展はないですが、その後のアニメ界に与えた歴史的な作品です。庵野秀明監督がナディアで発進シークエンスを完全にオマージュしているのを初め、艦橋のビジュアルのカッコよさや沖田艦長や森雪の制服、アナライザーなどが後発に与えた影響は計り知れません。

 地下都市に逃げる、ワープという概念をメージャーにした功績、波動エネルギーという光子力やゲッター線とは違ったそれっぽい設定、14万8千光年という銀河外まで旅をするという発想。既存の英米系のSFではあったかもしれませんが、日本に知らしめた功績は計り知れません。放射能汚染を奇麗にするというのは時代性を感じます。

 あとはスターシアなどのビジュアルのイメージと音楽性ですね。過去の日本アニメとは一線を画しています。

 構造はスーパーロボットかもしれません。1隻で結果的にはいくら撃たれても沈まないし、無限エネルギーだし、必殺技の波動砲もあります。これはガンダム以降を待たないといけません。水の補給はしてましたっけ?
 ただ、それをSFと呼べる水準に昇華したました。地球滅亡まであと〇〇日は非常に緊迫感がありました。
 そして、キャラたちの造形も含め、対象の年齢層を一気に引き上げた感じです。

 ストーリーは先ほども描きましたが、スーパーロボットのメソッドです。が、ヒューマンドラマを重ねたこと、SF設定やキャラ、敵キャラの魅力などで1話1話は面白いと思います。若干昭和アニメ的なご都合主義と子供っぽさが無くはないです。
 あと、ドリルミサイルとか設定だけ見るとちょっと笑ってしまいますが、実際アニメで見るとあの迫力はすごかったですね。森雪が腰砕けになるのが最高でした。

「さらば」になると更にストーリーが洗練されますが、この初代TV版ヤマトは今見たときに感心する部分は多々あるものの、やっぱり昭和アニメです。歴史的な意義はトップクラスにあることは間違いありません。

 古典的価値を認めるのにやぶさかではありません。が、本作を過度に褒めるのはノスタルジーでしかない気がします。同時代性がある人が本作の素晴らしさを語るのはいいと思いますが、SFアニメはガンダム、ナウシカ、マクロス、そしてエヴァ、攻殻機動隊と進化して行きます。やはりガンダム以前は古典でしょう。

 作画も古いし、私はエンタメとして見るなら2199を見るかなあ、と思います。


 

 

 

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7

66.0 2 1974年秋(10月~12月)アニメランキング2位
破裏拳[はりけん]ポリマー(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (23)
99人が棚に入れました
70年代前半、ブルース・リー映画ブームの熱気の中で制作された、タツノコプロのSF格闘アクション。ワシンキョウ市の一角に、私立探偵事務所を構える車錠。彼は国際警察のおこぼれに預かろうという、しがない探偵だ。だがその助手で見た目も凡庸な若者・鎧武士は、実は国際警察・鬼瓦長官の実子で、変身強化服を身にまとう正義の味方ポリマーだった。頑固な父に反発する武士=ポリマーは正体を隠し、今日も世の悪と戦い続ける。
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

青いブーメランパンツが超セクシー!

何やら2017年は漫画・アニメ原作の実写映画がラッシュですね。本作も溝端淳平くんが主演で5月に公開されるとか。世界観はどうやら変えてるようです。監督は坂本浩一さんですが実写「009ノ1」を見てると全然期待できない仕上がりになりそうです。
PV見た限りではガッカリ感がしますが若い人はどう思うのかな?

本作は1974年放映。映画「燃えよドラゴン」のヒットで世間はカンフーブーム(掛け声の怪鳥音「アチャーッ!」がブレイク。でもブルース・リーは前年’73に没)。
ブームに乗ってアニメでも何か出来ないかとして作られたのがタツノコプロの「破裏拳ポリマー」。タツノコ4大等身ヒーロー(ガチャマン・キャシャーン・テッカマン)の一つとして今なお語りぐさになってます。

・ギャグ(おマヌケ演技)
・お色気(パンチラ・乳〇も見える胸チラ)
・メカ&バトルアクション(悪党メカVSポリマーのTPO形態・ムチャクチャな格闘技)
・時代劇ヒーローパターン(登場時の口上“この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。破裏拳ポリマーここに参上ぉ!”)
と結構てんこ盛りです。
{netabare}
世界観は無国籍。架空都市アメホン国(アメリカ+ニホンの造語)ワシンキョウ市(ワシントン+トウキョウの造語)で日々起こるコスプレ犯罪者集団の悪行に鉄槌を下すポリマーの活躍がみものです。

国際警察の鬼河原虎五郎(おにがわらとらごろう)長官の息子・武士(たけし)は共に正義に熱い想いはあるものの捜査の意見が違い犬猿の仲。
鬼河原長官:捜査・検挙の為ならば犠牲も止むを得ない。
鬼河原武士:人命を優先しない捜査は許されない。
折しもオレガー・スッテル博士(俺が吸ってる?)の新発明・重化合物質「ポリマー」を鬼トカゲ団が悪用の為に奪うという情報を聞きつけ、武士は単身オレガー博士の研究所に向かうが時すでに遅く研究所は炎上。
何とか逃げ出したオレガー博士を見つけた武士だが、博士はもう虫の息。鬼トカゲ団の追手が迫る中、博士は持ち出した発明品「ポリメット」を武士に託し正義の為に使うことを願い息を引きとった。
この単独行動を鬼河原長官に咎められた武士は勘当させらることに。

武士は鎧武士(よろいたけし)と名を変え、国際警察庁本部の向かいにある車探偵事務所に探偵助手として入り普段は使えない三枚目を装い、山場になると正義の超人「ポリマー」に転身して悪党どもをなぎ倒す。しかし正体は誰にも明かさず秘密にしています。
車探偵事務所の面々は、
車錠(くるまじょう):探偵長でハードボイルド気取りのオッチョコチョイのヘボ探偵。肝っ玉も小さくハッタリの拳銃は水鉄砲かライター。いつも国際警察を出し抜いて事件を解決し、名声を取りたがっている。
男爵(だんしゃく):ヤル気のない元警察犬のセントバーナード。視聴者に対してボヤキを呟いてばかり。ポリマーの正体が武士であることを知る唯一のキャラ。でも「犬」なので周りに知らせることができない(ワンワン)
南波テル(なんばテル):車探偵事務所の入ってるビルのオーナー。探偵事務所の家賃滞納に頭を痛めるも冒険好きなので何かと一緒に行動する勝気なアクティブお姉さん。ポリマーの大ファンで「イヤーン」担当。

基本ストーリーパターンは、
国際警察の会議室に武士が盗聴器を仕掛ける→国際警察の会議室で対策会議→探偵事務所で盗み聞き→国際警察を出し抜いていち早く現場に急行する探偵事務所一行(車探偵長・武士・テル)→事件進行→悪党に捕まる車探偵長・テル。こっそり逸れる武士→悪党のアジトで探偵長・テルが処刑寸前に高笑いで現れるポリマー→チートに強いポリマーの勝利→一件落着
というような感じ。

【「ポリマー」ムチャクチャ強ェェぞ】
オレガー博士が発明した高分子重化合物「ポリマー」。ポリマー粒子で作られた「ポリメット」を武士が被り、初期声紋認証で登録された武士の掛け声「転身!ポリマー!」によりポリメットから出る粒子が武士の体全体を被覆しポリマースーツを装着した「破裏拳ポリマー」に変身。
ポリマースーツは防弾・防炎・耐圧は当たり前。人間の筋力を数倍はねあげ、普段から空手の心得のある武士は独自に「破裏拳流」をつくりあげました。
破裏拳流:相手の動きや技の[裏]から打ち[破]る[拳法]らしいですが見ている限りでは[力]のゴリ押しに見えます。あと竜巻現象の一つ「ハリケーン」と語呂を合わせていているところが面白いです。ポリマー1人に複数の悪人が飛び掛かってもボコボコにされて吹き飛ばされていく様を表しているのでしょうね(吞み込まれたら吹き飛ぶ)。
それでも数で力負けしそうな時に出す気合の掛け声「ハァァァァリィキェェェェェェン(胸や手の甲の[P]文字が光る)」は子供心にはこちらも気合が入りそうでした。
そして編み出した必殺技の数々「真空片手独楽(しんくうかたてごま)」「反動三段蹴り(はんどうさんだんげり)」「幻影破裏拳(げんえいはりけん。[質量のある残像だとっ?BY:カロッゾ])」など。
さらに「新造人間キャシャーン」の「フレンダー」の如く5つのマシン形態で突貫体当たり攻撃。これで玩具売上アピールも万全!(でも当時あまり売れなかったように思えますが・・・)
各マシン形態の名前を叫ぶと全身のポリマー粒子が形状変化。
・ポリマーホーク:音速で飛ぶ小型航空機形態。
・ポリマーグランパス:大海原をいく小型潜水艦形態。
・ポリマードリル:地中を潜るドリルタンク形態。
・ポリマーローラー:道路舗装で使うようなロードローラー形態で敵を伸し烏賊に。
・ポリマーマシン:フォーミュラカー形態。あまり出番はなかった。
そんな無敵とも思えるポリマーもいくつか弱点があるわけで、ポリマー粒子が全身を覆っているので皮膚呼吸が全くできず活動限界が46分ほど。電磁フィールドが動力源なので極低温(-50℃)や長時間電流を浴びると変身が解除されてしまうことに。

’93年頃から始まったタツノコ・リメイク祭りの一つとして梅津泰臣キャラ・新房昭之監督(物語シリーズ)で’96、7にOVA化されましたが諸般の事情でリメイクは尻切れトンボの状態で終わっちゃいました(割と面白かったのになぁ){/netabare}

OPは勢いがあっていいですね。ダンダンダンダン、ディンダダーンあたりは未だ歌いにくいですが(後期になるとシメでポリマーが叫んでたような記憶があります)
EDもたまに鼻歌しちゃったりします。

「破裏拳ポリマーここに参上!」

あ~かい正義の、影ぇ~ひーとつー

闇を破って、あらわーれる~

せ~かいに危機~が迫る時ー

うーなる鉄拳、はーりーけんーーまぁ~くぅ~~

のさばる敵をひとひねりー

てんし~ん、てんし~ん、ポリマーマシン~

悪を~~斬るっ!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

推理?そんなものより徒手空拳だ! 

普段は車探偵事務所の助手として働く“鎧 武士”
しかしてその実態は・・・破裏拳ポリマー!

街にはびこる怪人たちを正義の使者ポリマーが打ち倒す、
“コメディテイスト”のSFヒーローアクション(公式)
{netabare}
ええ!? コメディアニメだったの?ポリマー!?

確かに、ギャグだけで言うとチャージマン研!に近い
圧倒的にポリマーのほうが面白いですけど。
(チャー研が1974春で、こっちが1974秋なんですね。)

タツノコイズムのカッコイイピッチリスーツに身を包み、
柔道と空手から編み出した自己流の拳法!

「破裏拳流」で悪の組織をなぎ倒す!!

ひと殴りで敵を天井に突き刺すほどのパンチ力を持ち、
特に説明もなく変身!(変形?)あらゆる環境に適応し
陸海空を網羅する。謎に包まれた無敵のヒーローなのだ!!!

なにより“強い”とにかく“強い”

RXがリボルケインを抜いた時のように。初号機が暴走した時のように。
ポリマーが、常に持ち歩く「ポリメット」をかぶったら・・

視聴者はこう思う  「・・勝ったな・・。」

実は本編でいくつか弱点が出てくるんですけど
その弱点は他のヒーローに比べて緩すぎないか?
とツッコミを入れたい(^_^;)

他にも、なんでピッチリスーツで色んな形になれるんだ?
と思ってました。そうか。。科学の力か・・
{/netabare}
天野喜孝キャラに大河原邦男メカデザインの
タツノコ黄金期の名作、破裏拳ポリマー!

『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!
 破裏拳ポリマー、ここに参上!』

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タツノコプロ色が強い!

『新造人間キャシャーン』、
『科学忍者隊ガッチャマン』の
系譜を受け継ぐ、タツノコプロ色の強い作品ですね。
ただ、、『キャシャーン』がシリアスだったのに対して
この作品はコメディ路線でした。
ただ、格闘技ものをイメージしていたので
主題歌等はすごい「気合」が入っています。
【これは2つの意味で、、、
1つはささきいさお氏の声が、
もうひとつは空手等の【チェストー!!】の
掛け声的な】
だから、正直本気なのか
ギャグなのか子供には分からない微妙な作品でした。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 1

64.3 3 1974年秋(10月~12月)アニメランキング3位
てんとう虫の歌(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (15)
72人が棚に入れました
『いなかっぺ大将』に続いてタツノコプロが川崎のぼるの児童向け漫画をアニメ化。健気な7人兄弟の姿を描く。 一週家は両親と7人兄弟から成る大家族。だがある日、両親は病気で死別。遺された小学6年生の長女・月見をはじめ、長男・火児、次男・水男、三男・木介、四男・金太郎、五男・土丸そして次女で末っ子の“ひよ”こと日曜子ら7人は、さまざまな現実に直面しながらも兄弟力をあわせて切り抜けてゆく。『ガッチャマン』の後を受けてスタートした本作は、前作と同様に2年ものロングラン放送となる。なお第68話には、『いなかっぺ大将』の主人公・大ちゃんがゲスト出演している。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常系と呼ぶには設定が、、、

両親を事故で亡くした兄妹7人が
力を合わせて生活していく様を
描いた作品なのですが、、、、

日常系と呼ぶには少し設定がえぐ過ぎです。
7人の祖父は大富豪で、
7人を大切に思っているにも関わらず、
あえて自分から面倒を見ようとはせず
大豪邸の敷地内に、わざわざ7人の為に
バラック小屋を建てさせ、そこで生活させていた。

確か一番上の子で小学生6年生、
一番下の子は小学生前だったはず、、、
7人の生活費は上の姉や兄のバイト代だった。
(可愛い子には旅をさせろ、
と言うが流石にこれは、、、)

7人の名前が一週間の月、火、水、木、金、土、日に
絡めていた。
特に長女が健気だった。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

てんとう虫の羽の上、仲良く並ぶ星なのさ

細かいお話は忘れてしまいましたが(^_^;)
両親を亡くした七人兄弟が一つ屋根の下、健気に生きるさまを描いたお話・・・だったような(^_^;)
 
あまり悲壮感を漂わせることなく、元気に明るい七人兄弟の心温まるハートフルホームドラマ
・・・だったような(^_^;)
 
いじめっ子が、ブラジル移民で大成したおじいちゃん家に引っ越すことになったエピソードって、この作品でしたっけ?(´・ω・`)
 
「いなかっぺ大将」だったかな?(゜-゜)
まぁ、そんな時代でしたね(´ω`)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 5

あにめじさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

記憶薄い

ほりえみつこさんの主題歌は何となく覚えている。
でも内容はあまり覚えていない。
結構ご長寿番組だったのになぁ。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

63.8 4 1974年秋(10月~12月)アニメランキング4位
はじめ人間ギャートルズ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (42)
204人が棚に入れました
漫画家・園山俊二の『はじめ人間ゴン』と『ギャートルズ』を原作とする原始時代コメディ。まだ文明の影もなく、水平線がどこまでも続くギャートルズ平原。そこに原始人=はじめ人間が暮らしていた。その中の一家族の少年ゴンは類人猿のドテチンが友だち。お酒好きで怒るとこわいが、男らしくて優しい父ちゃんから狩りを学び、立派なはじめ人間に成長していく。カタキバオレマンモスやヒネモグラたちも、この時代の愉快な仲間だ。

声優・キャラクター
丸山裕子、肝付兼太、花形恵子、たてかべ和也
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

名曲EDそして不思議系アニメの元祖

原作:園山俊二
掲載誌
『ギャートルズ』:週間漫画サンデー
『はじめ人間ゴン』:学習研究社 科学と学習
『くたばれギャートルズ』:小学館の学年誌

放送期間
TBS系列:1974年10月5日 〜1975年3月29日(26話)
旧NET系列:1975年4月5日 - 1976年3月27日(51話)
アニメ制作:朝日放送、東京ムービー

OP『はじめ人間ギャートルズ』
作詞:園山俊二
作曲 :かまやつひろし
編曲 :あかのたちお
唄:ザ・ギャートルズ

ED『やつらの足音のバラード』
作詞:園山俊二
作曲:かまやつひろし
編曲:あかのたちお
唄:ちのはじめ(若子内悦郎)

学研の雑誌で先に原作を読んでいて、のちにサンデー版のコミックを読みました。
テレビ版はどうやらサンデーと学研をミックスしたような内容です。
ストーリーの基軸は大人向けサンデーで、放送用はゴンを登場させた子供向け学研バージョンのキャラですね。
テレビ版のストーリーは小学館の学年誌に連載されていましたけど、読んでいたはずなのに全くといっていいほど、この記憶がないんですね・・
同じく連載されていたドラえもんのパンチがあまりに強烈で忘れてしまったのか・・

{netabare}サンデーでは神の国からで神様がバクチをしながら暇潰しに作った地球でギャートルズが生まれたような流れになっています。
その後、氷河期を経て文明が発達し現代社会に至り、第三次世界大戦で人類が滅亡するという壮大な世界観なんです。
今考えてみると、園山氏の世界観設定が『史的唯物論』に極めて酷似していますけど、早稲田の商学部出身なら世代的に『資本論』を学んでいますね。
『ギャートルズ』が掲載された当時は安保闘争と学生運動の真っ盛りで青年向け漫画雑誌はガロとかの左翼系雑誌の全盛期です。
ガロ掲載の『カムイ伝』の世界観も元ネタが『史的唯物論』ですし『鬼太郎夜話』は反戦漫画。
『史的唯物論』が世界観のベースならギャートルズ達の生活はマルクス・エンゲルスが理想としていた「原始共産制」をイメージしたのかもしれませんね。
『資本論』では資本主義の崩壊を予言していますけど、文明の発達と経済の発展は両輪ですから極度に文明が発達するとどこかで暴発することはマルクスらも指摘していますので『史的唯物論』に則った世界観なら「資本主義崩壊」=「人類滅亡規模の戦争」でまあ納得できますね。
つまり『ギャートルズ』は極めて政治的メッセージが強い漫画だったと考察するしだいです。
園山氏が旧社会党や極左を含めてマルクス主義活動に従事していた事実は私が知る限りありませんけど、園山世代での大学への進学は所謂インテリに該当し、当時のインテリからマルクスは支持されていたことを考えると世界観設定にマルクス思想を活用することは特別不思議なことでもなく、また園山氏の作風は社会風刺や社会を皮肉るナンセンスギャグ、つまり反体制的ですのでマルクスと親和性が高いのも当たり前ですかね。
しかし、マルクス主義思想の恐ろしいところは、正面切って政治的なメッセージを発しなくても『史的唯物論』のようなイデオロギーを仕組むことが可能で、思想的な防御がないと知らず知らずのうちに思想を汚染してしまうことです。
1970年代に各地で爆弾テロを引き起こした極左集団「東アジア反日武装戦線」の教義のベースも『史的唯物論』ですからね。
まぁレビューは反共が目的ではないので『ギャートルズ』の筋書きを浮き彫りにしたところで止めておきます。

アニメ編はゴン一家や隣人を中心に、原始時代といってもあくまでファンタジックな世界観で繰り広げられるナンセンスギャグコメディで、石の貨幣(ヤップ島の貨幣のような)マンモスの骨付き肉やサル酒が記号的に取り上げられています。
アニメと原作の設定が入り混じっているかもしれませんけど、ゴン一家はクロマニヨン人でゴリラで描写されたドテチンはネアンデルタール人だっと思います。
男性は裸族ですっぽんぽんのモブもいましたし、女性は肩から毛皮を羽織るスタイルですけど、ゴンママはおっぱいが片方露出していて乳首も描写されています。
今は修正しないと放送出来ないでしょう。
サンデーの方の原作は際どい猥褻表現が多く、その流れがテレビ版に反映されたのでしょうかね。
学研版では性器や乳首の露骨な描写はなかったと記憶しています。
この作品はリアルタイムで視聴ですけど、子供の頃のことで各話ごとの具体的な内容の記憶はもう飛んでいますけど、今でも記憶が鮮明に残っているのはED曲、これは名曲です。
番組の最後にこの曲を聞くと、何ともいえない虚無感に包まれたことを思い出します。
当時は気がつきませんでしたけど、この歌詞はアニメ版より原作『ギャートルズ』の壮大なスケールに則って作詞されていますよね。{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 12

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

確か、ゴンたちは原人、ドテチンは猿人という設定でした。

原始時代を舞台にしたコメディ作品です。

なんだか、漫画盤、旧作、新作で設定がいろいろ変わってますが、
現在の最新の設定ではゴンたちはクロマニヨン人、ドテチンはゴリラという設定ですが、

本来の設定はゴンは石斧要するに打製石器を使ってた原人の筈です。
現生人類とほとんど変わらない、クロマニヨン人なら、もう少し、文明度は高い筈でしょう。

あと、ドテチンですが、間違いなく「猿人」の筈でした。
ある回で、ゴンたちが利用していた温泉が(ドテチンそっくりに描かれている)猿人たちに占拠されてしまい。
ゴンの父親が「ちくしょう、最近、猿人の奴ら知恵を付けてきやがった」というセリフは今でも耳に残っています。

ちなみに現代の原始人の区分ではネアンデルタール人が属していた「旧人」という区分は無くなっていて、
猿人→原人→新人という区分になっています。
ネアンデルタール人はこんにちではクロマニヨン人と同じ新人に区分されており、脳容積はクロマニヨン人より高かったにも関わらず、
「喋る」能力がクロマニヨン人より著しく劣っていたため、クロマニヨン人に滅ぼされたというのが定説化しています。

また、作品とはあまり関係ない話しを書いてしまいましたね。失礼・・・

追加 ドテチンが猿人からゴリラに設定変更されたのは、やはりそうしないといろいろ倫理上、問題があるかららしいですね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 17

カミタマン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

思ったよりいろいろ深いのかも! でもドテチンは…

今となっては,ドテチンって声に出して言えない^^;

「声に出して読みたくない日本語」w

対して,ED(←これもちょっぴり違和感が・・・^^;)の

「やつらの足音のバラード」の歌詞は,壮大で「声に出して読みたい日本語」候補



実は

ゴンはホモ・サピエンス(クロマニョン人)

ドテチンはホモ・エレクトス(北京原人)の子供と作者が言っていたそうです。なるほど,ドテチンって直立歩行してますよね!

恐らくこんな感じなのでしょうね(この動画はホモサピエンスとネアンデルタール人ですが)
https://www.youtube.com/watch?v=Q0FAO_Ynyi0

もう一つ,絵的にはキュビズム(というかピカソ限定かも?)の影響がかなり見受けられます。特に,ゲルニカを見るとマンモーの原形のような動物(牛と馬),ゴンのお母さんのような女性(小さい子供もいる),手前にはゴンのような首も・・・気のせいか?

「奴らの足音のバラード」の歌詞
ホモ・サピエンスと滅んでしまった他の人類との共存
キュビズムの影響
などはじめ人間ギャートルズ,意外と深いかもしれないですねd(^ー゜*)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 5

58.8 5 1974年秋(10月~12月)アニメランキング5位
カリメロ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (16)
110人が棚に入れました
卵の殻の帽子をかぶる黒いヒヨコのカリメロ。鳥なのに空が飛べないと劣等感を抱くが、性格はとても素直で頭も良かった。周囲の鳥や動物たちからはそのドジぶりをからかわれることもあるけど、ガールフレンドのプリシラとはとても仲良しだ。失敗なんかにクヨクヨしない。カリメロは今日もがんばる。

声優・キャラクター
三輪勝恵、野村道子、肝付兼太、八奈見乗児、野沢雅子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

たまごの帽子を かぶっチャオ

・・日伊合作の作品だったんだ(゜-゜)
それで主題歌にやたらと「ちゃお」が出てくるんだね(゜-゜)
 
何故だか好きだったなぁ(゜∀゜)
黒いヒヨコのカリメロが黒いからいじめられるって、今じゃNGだよね(゜-゜)
 
カリメロが黒い理由ってなんだったっけ?(゜-゜)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 8

あにめじさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

時代的にしっとり系

やはり、時代的にお話は湿っぽくなりやすい。
主人公うじうじすんな! と思ってみてました。第2作、第3作ではその辺が抜けて、明るくなったみたいですが、やはり第1作の印象が強いです。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

計測不能 6 1974年秋(10月~12月)アニメランキング6位
ジムボタン(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
35人が棚に入れました
『ネバーエンディング・ストーリー』で全世界に有名な児童文学者ミハイル・エンデが原作者の冒険ファンタジーアニメ。魔神ドリンガーの部下・海賊キャプテンキッドに母をさらわれた、なんでもランドの少年ジム。彼は不思議な力を宿すボタンを手に、ルカおじさんが作った蒸気機関車エマ号で魔神を追撃する。共に旅をするのは、悪の魔法で小鳩に姿を変えられたガールフレンドのボッコだ。果たしてジムは魔神を倒して、母を救えるか?

声優・キャラクター
太田淑子、松尾佳子、観世栄夫

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

堅い物を握り込むとパンチの威力が増すということを学んだアニメ(← 何か間違っている)

原作は『モモ』や『はてしない物語』(映画『ネバーエンディングストーリー』の原作)で有名なかのミヒャエル・エンデの『ジムボタンの冒険』という作品らしいのですが、読んだことはありませんし視聴当時はそんなことは気にもしていませんでした。

神戸ローカルなUHF局サンテレビでは、夏休みの再放送アニメとしても放送されていました。絵柄は今どきのアニメとはかけ離れていますけど、地味に作画は当時のアニメとしては良かったと思います。

とりあえず、幸せを盗む敵は魔神ドリンガー。

で、主人公のジムはそんなドリンガーの手下に母ニーナをさらわれ、ガールフレンドのポッコを小鳥に変えられてしまうわけです。

そしてジムは母ニーナを取り返しまたポッコを元の姿に戻すべく、近所の発明家のおっちゃんが作った蒸気機関車エマを駆り、武器となる家宝のボタンを手に魔法を使うドリンガー軍団に挑みます。

燃えるジム、燃えるボタン、燃える機関車エマ!

ボタンを使用したジムの攻撃はボタンを握り込んで殴る「ボタンパンチ」とボタンを投げてぶつける「ボタンシュート」なのですが、このボタンパンチをきっかけに小石などの堅い物を握り込んで殴るとパンチの威力が増すという喧嘩あるあるな知識を得たのでした…。

そういえばエマって、線路関係なく走るんですよね。ゴムタイヤ換装のK100(『走れ!ケー100』という子供向けドラマに出てくる軽機関車)とは違って、動輪は普通の鉄輪なのに大丈夫なのか…?

……今頃になって、どうでも良いことが気になってしまいました(笑)。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 20

計測不能 6 1974年秋(10月~12月)アニメランキング6位
ウリクペン救助隊(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
14人が棚に入れました
月~土曜の夕方に放送された5分アニメ。動物たちの救助隊を主人公に、誰が現場に一番早く到着するかというレース的な趣向を盛り込み、月~土曜の中で連続性ある物語を展開させた点が特色。動物たちが暮らすウリクペン王国。この山や森林には思わぬ災害も少なくない。そんな時に出動するのが、ウサギの正太郎たちから構成されたウリクペン救助隊だ! 最初に目的地へ到着した救助隊員に与えられる「功労賞」のメダルを目指し、邪魔なコンドルたちの妨害をかわしながら、救助隊は今日も活躍する。本作の原作はフジテレビのプロデューサーを長年務めた金子満が担当し、キャラクターデザインは杉野昭夫が手がけた。両者は後の『ラ・セーヌの星』や『ガイキング』などでも再び組んでいる。また、アニメの製作はタツノコプロとユニマックスによるもの。ちなみにタイトルの「ウリクペン」は、救助隊のメンバーであるウサギ、リス、クマ、ペンギンの頭文字から。
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