1975年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 5

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年代別アニメ一覧

67.8 1 1975年冬(1月~3月)アニメランキング1位
フランダースの犬(TVアニメ動画)

1975年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (123)
632人が棚に入れました
ベルギーのフランダース地方の小さな村。ネロ少年は、牛乳運びの仕事をする祖父ジェハンを手伝いながら、貧しいながらも幸せに暮らしていた。彼のささやかな夢は、絵を描くことと、いつかルーベンスの絵を見ること。ある日、ネロは主人に酷使され捨てられた犬、パトラッシュを介抱し、共に暮らすようになる。

声優・キャラクター
喜多道枝、一龍斎春水、桂玲子、及川ヒロオ、大木民夫、中西妙子、駒村クリ子、菅谷政子

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

タイトルなし

悲劇の代名詞っすね。
◎「忘れないよ この道を、~ 空に続く道を」
という事で「負け犬の物語」。 じゃなくて『フランダースの犬』です。 
「空」って、天国でしたか? それなら あのOPの不思議な首の動きも説明がつきますw

「『フランダースの犬』はベルギーでも出版されているがあまり有名ではなく、日本での評価とは対照的に地元での評価はさほど高くはない。これは作者がイギリス人であり、また「自分たちベルギー人はこの物語のように(子どもを一人で死なせるほど)非道ではない」との批判的な意見があるためと推測される。さらに、ストーリーが欧州の価値観からは「負け犬の死」としか映らないことも要因とされる。
1986年にホーボーケンにネロとパトラッシュの銅像が建てられた。また、2003年にはアントワープ・ノートルダム大聖堂前の広場に記念碑が設置された。ただし、この設置の背景には、日本人観光客からの問い合わせが多かったからという事実もある。
日本人観光客の多さに「フランダースの犬 (アニメ)」の放映権をオランダの国営放送が獲得し放送したところ、80%を超える視聴率の人気アニメとなった。日本の「フランダースの犬 (アニメ)」には原作にはないストーリーが多数加えられており、その部分がとくに日本において先に人気を集めたという解釈も可能である。
欧州全般に、教育的な見地からこの作品を読むことを勧めない風潮がある。これは原作でのネロの年齢が15歳で、「主人公が年齢相応の自立をしていない」との理由による。
アメリカで出版されている『フランダースの犬』はハッピーエンドを迎えるように改変が加えられている。これはハッピーエンドがアメリカ人好みであること、原作の内容には「救いがない」「可哀想だ」との意見から。具体的には「ネロとパトラッシュは聖堂で死なない」「ネロの父親が名乗り出る」などがある」

げに恐ろしきは日本アニメのパワーですね。

登場人物の多い話ですが、結構ネロの味方をしてくれる優しい人も多いんですよ。
ただ厳しい人が有力者に多かったのが悲劇です。

アロアは最初 麻上洋子さんが声を当ててたんだ。


『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』というリメイクも作られて、林原めぐみさんがネロ役をされていたのですが、知らないなあ。


●さて、「パトラッシュ」を同人誌にするなら どう描こうか?

実はネロのおじいさんジェハンさんは 近隣地域で「闇の仕事人」の元締めで、普段は 生まれてから一度も怒った事が無いような顔をして、
「闇の会」では鬼の形相で仕事人達を束ねる 凄腕の殺し屋です。
ネロも仕事人として働いていて、パトラッシュがターゲットの注意を惹いている隙に ミルクの空きドラムカンで後ろからガツンと!
 それをアロアに知られてしまい ・ ・ ・

他に アントワープに出現する妖魔を夜な夜な退治する話とか、
ルーベンスの絵に隠された聖杯を巡る 魔法使いとサーバントの話とか、
 やたら暗い話ばかり思いつきますw

いっそパトラッシュを主人公にしてみようか ・ ・ ・ 何か「動物のお医者さん」みたくなっちゃったよw しかもちょっちエ○?w

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最終回を一緒に観た人の言葉が忘れられない

十数年前に、

「フランダースの犬」を編集し
数時間程度に収めた特番を観た時にあった話。


主人公ネロと愛犬パトラッシュの一生を
ナレーション解説とともに送る番組。

私は視聴済みだったので他のことをしながら
懐かしんで「うんうん…」なんて頷いてました。


一緒に居た人が興味をもったようで、

「これは誰?…へぇーそうなん?ほなコッチは?」

なんて風に私に色々聞きながら観ていたのですが


その日はポカポカ陽気のお昼で、

隣に居た人はいつの間にかウツラウツラとして
中盤くらいからは寝てしまっていました。


そして物語も進み

わたしがラストシーンに少し涙ぐんでいると

「ハッ!」と起きたその人が一言。


「…あ~っ……

“ネロ ネロ”言うから寝てもーたわ!」



そう言って、もう一度眠り始めました。



あの時どうツッコんだらよかったのか

いまだにわかりません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とても2度は見れない・・・

 アニメランキングの番組などでもお馴染みのこの作品。
きまって最終回の場面が流れ、出演者は涙します。
(ちなみに最終話だと、パトラッシュがネロを追いかけるためにアロワの家を飛び出し、走っていくシーンのほうが私はぐっときました)
 しかし、はたして彼らの中にフランダースの犬を全話を見たことがある人はどれくらい居るのでしょうか。
ダイジェスト版やらで、あらすじを知っているにすぎないのではないでしょうか。違うんですよ!全話見ると

以下、ネタバレ…ですね。(この作品で今さらネタバレってのもなんか変ですけど)

 1話から順に見ていくと、いろんなことがありました。酷使されボロボロになったパトラッシュを見つけて一生懸命介抱したり、歴代アニメキャラの中でも1,2を争うクズ野郎の金物屋からパトラッシュを守ったり、森の小屋で絵を描いたり、ジョルジュやポールというすてきな友達ができたり…。 両親と死別し、おじいさんと二人で非常に貧しい暮らしをしているネロですが、彼はその境遇に負けず明るく元気で、牛乳配達の仕事も真面目にこなす本当に本当にいい子なのです!

 そんな中で、最も私の心に刺さり、涙が止まらなかったのはおじいさんが亡くなってしまうシーンです。
おじいさんの代わりに仕事をしていることもあってか、いつもは大人のように落ち着きのあるネロが、この時ばかりは取り乱して子供らしく泣き叫ぶのです。
「おじいさん、死んじゃ嫌だよ!僕を独りにしないでよ!」
いま思い出して書いているだけでも視界がぼやけてしまいます。
個人的には、ここが作品の中でもっとも悲しい話だと思います。最終話はむしろ救われるような気持ちでした。

 最後にどうしても見たかったルーベンスの絵を見ることができ、唯一残された家族でもあるパトラッシュ(あとはアロワに託すつもりだった)が、ご飯もある暖かいアロワの家から自分のもとにきてくれたのです。
彼らは満たされた気持ちで天へと昇っていきました。きっとそこでおじいさんや両親と再会することができたでしょう。
ああ、よかったと感じる反面、その後のアロワを思うと……。

 ちなみに実写ですが「星を守る犬」という映画があります。現代日本版フランダースの犬という感じですが、こちらも非常に泣けました。
飼い主と犬の美しい愛情が描かれている作品は、時代や場所を問わず心に響くものです。やはり2度は見れませんが。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

66.4 2 1975年冬(1月~3月)アニメランキング2位
まんが日本昔ばなし(TVアニメ動画)

1975年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (57)
365人が棚に入れました
毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターを多数起用するなど、映像にこだわりのある作品だった。番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用され、作品の質の高さに一役買った。

声優・キャラクター
市原悦子、常田富士男

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ローカル・ホラー

学校の道徳の時間にみせられる、という話がでていたので、まあ、わかる気もしつつ、
一方で、これが道徳の時間というのはどうなんだろう、と。

学校の「道徳の時間」なるものが、ただの教訓めいた話の紹介だとか、そういう誰もが文句がつけにくいだけの、どうしようもない状態のカリキュラムしか構築しにくいところに陥っているのだろう…という教育現場の厳しさの問題はおいといて、

*過剰な教訓話の価値

「昔ばなし」は、教訓めいた話が、実際、きわめて多いわけだが、その教訓の語られかたはかなり「こわい」ものになっている。
 たとえば、教訓を守らない子どもやや大人が妖怪や神によって殺されたり食われたりしてしまう話がどれほどあっただろうか。
 個別の教訓に、確たる根拠はなく、ただ教訓や言いつけを守れぬ者は、いっこうにわけがわからないままに、おろかだとされ、神隠しにあったり、不幸な目に陥る話でもある。
 「なぜ」その教訓が、妥当であるのか、ということを自省的に問い直す機会は、与えられない。その意味で、道徳をめぐるおはなしの価値としては、これは「幼い子供のための」教訓話以上のものではなく、それも、この話が流通する地域ごとの道徳を反映したものでしかない。

*不条理な<道徳>の神話

 教訓話としては、そういうわけでベタに評価はできない。
 しかしながら、「ベタ」に評価は難しくとも、一歩さがって評価するならば、これほど面白いものはない。
 なかば不条理な形で言いつけが与えられ、それが地域ごとの「わけのわからない」ホラー&教訓話として機能し、子供たちにトラウマを植えつける。その教訓やホラーの起源は、常に隠蔽されていく。
 実際には、それぞの教訓は、その地域ごとの固有の慣習や、生業の中身と結びつく形でかたちづくられていくことが多い。ものによっては、はるか昔に教訓として必要だったが、いまはすでに何の意味もないような教訓がいまだに維持されている、ということも少なくない。
 わたしは、民俗学系の興味はさっぱりうすいのだけれども、日本昔ばなしを、それぞれの話の起源となった土地とリンクさせながら、その土地の風俗/歴史と結びつけながらこれを愉しむようなことができれば、それは楽しかろう、と思う。
 たとえば、『ひぐらし』の鷹野三四さんが楽しんでいるような世界をこれを入り口に垣間見ることができればなぁ、と思う。

*まああとやっぱり

 まあ、あとやっぱり、これは子供の頃に見るので、トラウマ・パワーが半端ない。
 わたしの子供の頃のトラウマ・アニメNo1はAKIRAで鉄男がはじけるシーンだったけど、このアニメは、たぶん多くの人のトラウマ上位に食い込んでいるはずで、そのこと自体のパワーみたいのは、やっぱすげーな、と。しみじみするものはある。

 ちなみに、

 検索:まんが日本昔ばなし大辞典

 で、話のデータベースが見つかってけっこうwktk

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

お尻を出した子 一等賞(゜∀゜)

・・・なんで一等賞なんだ?(´・ω・`)
 
「キャラの評価」と「作画の評価」については、お話によって製作スタッフが変わるため
未評価です(´ω`)
 
これも後世に伝えるべきアニメですね(´ω`)

日本という小さな島国の中に、どれだけ多種多様な昔話や伝承があることか(´ω`)
元々、文字を待たなかった日本民族にとって、口伝でわかりやすく伝えられるよう
ストーリーを与えられ、物語は人々の生活とともに現代まで生き続けています(´ω`)

市原悦子と常田富士男の独特の語りで紹介される世界は、もはや文学です(´ω`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゴールデンタイムに放送されていました

現在【蟲師】を見ていて、この作品を思い出しました。
大きなイメージとして、語り部のおじいさんの声が
今でも記憶に残っています。
(あの粘つくような語り口調)

1話毎に話のイメージは大きく異なり、
楽しい話もあれば、怖い話もあり、不思議な話もあれば、悲しい話もあり、難しくて意味の分からない話と言うものもありました。
まあ、日本各地に根付く地方伝承の紹介なので
当然なのですが、当時は暫く怖くて眠れなかったり、
答えのない謎を必死に解こうとさえしました。
今では考えられない事かもしれませんが、
この作品はゴールデンタイムにかなり長く放送されていました。
そうゆう時代だったのでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

計測不能 3 1975年冬(1月~3月)アニメランキング3位
アルプスの少女ハイジ(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 4.0 (2)
25人が棚に入れました
ズイヨーが制作した大人気の、世界名作TVアニメ。それをもとにした劇場版作品の第二弾。 少女ハイジは、町で親友となった年上の少女クララ、そしてその家庭教師ロッテンマイヤーを連れてアルプスに帰って来ていた。ハイジの祖父アルムおんじやハイジの友人ペーターもクララを暖かく迎える。そんな中、ハイジはペーターに、足の悪いクララをおぶってもらい、お花畑がある山に連れていきたいと思う。快く応じたペーターだが、長い道程はそれなりに大変だった。だが花畑の美しさにクララは喜び、ハイジとペーターは報われる。無事におんじの山小屋に帰ってくる子供たち。だがそこでクララは、あることに気がついた。 TVシリーズ第45話「山の子供たち」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の中で、『メカゴジラの逆襲』などの同時上映で公開。

計測不能 3 1975年冬(1月~3月)アニメランキング3位
はじめ人間ギャートルズ(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 3.9 (3)
19人が棚に入れました
オリジナルは東京ムービー制作のTVギャグアニメ。ここで紹介するのは1975年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として放映されたもの。内容は、TV版『ギャートルズ』第1話のBパート、「マンモギャーの巻」のブローアップ版(TV用のフィルムを劇場映画用に焼き直すこと)で、上映時間は14分。併映は『メカゴジラの逆襲』『サザエさん』『アルプスの少女ハイジ』『新八犬伝』『アグネスからの贈りもの』。この時期の「東宝チャンピオンまつり」は、『ゴジラ』シリーズの新作+実写映画新作+TVアニメのブローアップ版という組み合わせで、アニメは割合に添え物的な扱いとなっていた。

計測不能 3 1975年冬(1月~3月)アニメランキング3位
サザエさん(アニメ映画)

1975年3月15日
★★★★☆ 4.0 (2)
19人が棚に入れました
オリジナルはエイケン制作の国民的長寿TVアニメ。ここで紹介するのは1975年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として、放映されたもの。内容は、第76話のAパート、「送辞をよむぞ!」のブローアップ版(TV用のフィルムを劇場映画用に焼き直すこと)。併映は『メカゴジラの逆襲』『はじめ人間ギャートルズ』『アルプスの少女ハイジ』『新八犬伝』(当時NHKで高い人気を誇っていた人形劇の劇場用新作)『アグネスからの贈りもの』(人気アイドル、アグネス・チャン主演)で、計6本が上映された。ちなみに、上映されたアニメ作品はいずれもTV版のブローアップ版。
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