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「SHIROBAKO(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3718
棚に入れた
15358
ランキング
32
★★★★★ 4.2 (3718)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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SHIROBAKOの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

damian さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オンリーワン

アニメ制作を描いたアニメということで
他にはないオンリーワンな内容が◎

すごく興味深く見させていただきました。

実際の現場はもっと修羅場っぽいですけど、
アニメだしそんなリアルを追求してもね。
あまり闇を見せちゃうと
アニメ業界希望の人を減らしかねないですし笑

このくらいで見やすくて良かったと思います。

欠点らしい欠点もないように思いましたが、
しいていうなら、
登場から波風立てまくった平岡さんが
フワッと終盤で態度が軟化したところと、
ずかちゃん先輩が最終話で、
いつのまにか三女の役を勝ち取ってたところ。
(これは劇場版で描かれるの…かな?)

個人的には、
フィルムをTV局に届けるシーン(カーチェイスとか)より、
この2つをきちんと描いて欲しかったかな。

でも気になったのはこのくらいで、
他は文句無しの面白さでした!

「これからアニメをどんどん見て行きたい」
という方に、「最初の一発目」として強く推したい。

より深くアニメを楽しめるようになるかも!

投稿 : 2020/12/01
閲覧 : 224
サンキュー:

7

ネタバレ

かずなみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

内部事情アニメ。いや、そんな単純な話ではない!!

アニメ製作会社が作ったアニメ製作アニメ。

言ってしまえばそれだけ。
ただ単にそれだけで、話は済んでしまう。
しかしながら、見れば見るほど、そんな単純な言葉だけでは済まない。済ますことの出来ないものを感じた。

ちなみにいろんなところで説明されているが、タイトルの「SHIROBAKO」とは関係者に配られる完成版の事。まだ製品版になってないのでパッケージデザイン等が何にもされてない真っ白なケースに入ったディスク、つまり「白箱」の事。

アニメ製作会社が作ったのだから当たり前だがリアルというよりまんまなハズで、そこに疑問は特にあげないでおく。
しかしながら、内情なんか別にどうでもよくて、純粋に作品としてのみアニメを観るのを楽しみたい。という人には、当然ながら全くおススメ出来ない。


話の軸は、主人公宮森あおいを中心に高校で自主制作アニメを文化祭で上映した女の子5人組が、
製作や原画マン(ガール?)やCGなどなどとしてもう一度みんなで同じアニメを作る事を夢見て成長していく物語で、あるのだが。

この5人以外にも、情熱を燃やし、己の技術をフル活用してよい作品を作ろうとするプロのクリエイター軍団の仕事を見た。
アニメ製作現場の切迫っぷりというのは、ちょくちょく話を聞いたり見たりするので知ってる人も少なくないのだろうが切実で、作中でもかなりギリギリの戦闘を繰り広げていた。恐らく誇張どころか相当にソフトにされていて、実際は映像化できないほど無茶苦茶な現場があるに違いない。

どんな業種、どんな職場にも、納期にさえ間に合えばそれでよし、クオリティが低かろうが気にしない。そんな奴も居れば、目をギラつかせて残業徹夜を物ともせず、ハイクオリティに仕上げるのが当然だと考えている者も居ると思う。

この作品は、そんな社会で働く者達へのメッセージも篭っている気がする。
{netabare}ラストシーンの宮森への「これからどうするのか?」「もうそういう事を考える時期だよ。」{/netabare}は、少々上から目線ながら、宮森よりは社会人経験を積んでいる自分には、かなり強烈に突き刺さる一言だった。

自分の仕事へのプライドを確認された気分で、なかなか考えさせられた。

自分の感じた部分がそっちに大部分を取られてしまったので捕捉っぽくなってしまったが、キャラも実にいい。
主人公の宮森あおいを筆頭に女の子が軒並みみんな可愛いし、男どももみんないいキャラしてる。
いい意味で人間臭かった。


世の中で働く人全てにおススメできる一作。
タイトル通り、アニメ製作会社が作った単純な内部事情アニメなんて物に収まらないスケールになってます。

投稿 : 2020/10/25
閲覧 : 425
サンキュー:

13

ネタバレ

nore さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

1話を観ていて感じた、率直な感想。

公道をラリーカーの様に走る演出にまずムカついた。
更にレースまでしやがるし。ふざけんな。

アニメ制作現場の苦労とか、色々あるのだろうと思う。そういった点では面白い作品なのかもしれない。
が、上記のような引っ掛かりを持ってしまうと、バクマンや映像研には手を出すなの二番煎じの様にも感じてしまう。

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 275
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

アニメ制作現場って忙しそう。

タイトルのシロバコとはアニメ放送やDVDなどにする前のパッケージがついていないの作品が入った箱のこと。このアニメはアニメ制作現場の様子がストーリーの内容だ。
新人で武蔵野アニメーションに入社した主役のあおいはアニメの制作現場の原稿の仕上がり具合などを確認したり、スケジュールを調整するのが仕事。めちゃくちゃ忙しそうだ。このアニメでアニメ造りの大変さがわかる。
普段見ているアニメを作っている人に感謝。でももう少しアニメづくりの楽しさや感動も表現して欲しかった。

投稿 : 2020/10/07
閲覧 : 198

サイサイ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの見方が変わるかも

単純にアニメ業界がどんなふうに回ってるのか知れるだけでも十分楽しめる
キャラもたっていて、日常コメディとしても秀逸

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 300
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キレイな大団円でめでたしめでたし!

シロバコとは映像業界で使われる白い箱に入ったビデオテープのこと
であり、ひとつの作品が完成した際に制作者が最初に手にすることが
できる成果物である。イラストや写真等で華やかに作られている販売用
パッケージと比べれば、白い箱に入っただけのテープは地味かもしれない。
しかし、そこにはクリエイター達の想いが詰まっている。
この物語は、5人の夢追う女の子を中心に、シロバコの完成を目指し奮闘する
アニメ業界にスポットを当て、日々起こるトラブルや、クリエイティブな
仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこそ起こる結束や衝突といった
アニメ業界の日常を描いた群像劇作品である……(公式サイトより)。

というお話。

正直、P.A.WORKSとは相性が悪い(「グラスリップ」など)僕なので、
これもそういう理由で観るつもりはなかったのですが、知人の勧めで
ニコ動による視聴。
第1話を見ての感想は……「意外と面白い」です。

「凪あす」で萎えた女の子の顔み~んな一緒というのは相変わらずですが、
まあギリギリ髪の色とか髪型とかで判別できます。
脇を固める男キャラのモブ勢などで、それなりに楽しめそうです。

制作現場ならではのリアルなやり取りは、そりゃ楽屋オチだからお手のもの。
視聴者の知らない世界を、相応にデフォルメして面白くできれば、
この手の作品は成功といえるでしょう。それに期待して、もう少し観てみます。

-------------15話視聴後、追記です。

2クール目に入って、いっそう面白くなってきましたね。
まあ、入社して1年?で、いきなりデスクを任せるのは物語のご都合
ですけど、それはそれとしてもストーリーの骨子がしっかりしていて、
観ていて安心感があります。
(なぜこれをグラスリップでできなかったかなぁ…)

-------------最終話視聴後、感想です。

紆余曲折あった「第三飛行少女隊」も、無事最終話をテレビ局に
納品できてめでたしめでたし。みゃーもり達5人も同じ作品に
関われて良かったね! という大団円でした。

アニメ制作業界というのは、なかなか一般の人から見えにくい世界
でしたが、うまいことマニアックすぎず、それでいて現場の苦労を
ほんのり伝えることに成功していました。

もちろん自分たちの業界のことだから、上手く描けるのは当たり前
だとしても、それを作品へと昇華できるのはチームワークだと
思います。それが今作のP.A.WORKSは上手く回ったのかなと。
(なぜこれをグラスリップでできなかったかなぁ…w)

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 383
サンキュー:

24

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

社会人に元気をくれる名作。

アニメ制作の裏側を知った気になれます。
おそらく現場はもっと大変なのでしょうが、
それでも制作側にまわりたいという情熱は、
作品に対する愛があるからですね。
アニメを鑑賞する側としてもタメになるお話でした。

【H29.5.5再視聴】
社会人になってからしばらくアニメから離れていた
のですが、昨年の年始に再放送されていた本作を見て
アニメ熱が再燃。程なくして、備忘のためにあにこれにて
レビューをつけ始めてから約1年になりました。

今年から仕事が忙しく、仕事に対するモチベーションが
下がり始めていたので、なんとなく本作が見たくなり
再視聴しました。

初見はアニメ業界に対するいろはが分かり、どちらかと言うと
そちらに意識がいっていたのですが、2回目に見ると
「仕事」に対する強いメッセージ性があって、
自分の仕事についても考えさせられました。

好きなことを「仕事」にできれば、それは幸せなことで
あり、反対に不幸せになってしまう可能性もあります。
だって、好きなことが嫌いになってしまえば、
仕事に対するモチベがなくなってしまうからです。

私が本作を見て感じたことは、製作者ではなく視聴者として
アニメを見続けたいということです。
そして、これから生まれる素晴らしい作品との出会いを
楽しみにしながら、自身の仕事にも励んでいきたい、
そう思わせてくれる作品でした。

※追記
ということで、本作が私のお気に入りであることを
再確認したので、めでたく物語の評価を★5つに
することにしましたw
年に1本で良いので、名作と感じる作品に出会うために
これからも多くの作品を視聴したいと思います!

投稿 : 2020/09/12
閲覧 : 436
サンキュー:

61

和球 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメの世界観を広げてくれた作品

アニメーション制作会社がアニメ制作をする、というアニメ作品です。
アニメ作品が作られていく過程でアニメーターや制作進行など各プレーヤーに焦点が充てられており、群像劇のような構図になっています。

アニメが放送されるまでにどういう工程があり、どれくらいの企業やプレイヤーが絡んでいるのか見ることができますので、本作鑑賞以降の作品ではそれ以前より少し広い視点を持てると思います。

他の方のレビューにもたくさん書かれていますが、変な話23話は何度見ても泣けます。
ゴスロリ甲子園、1話だけでいいのでちょっと見てみたい…笑

投稿 : 2020/09/07
閲覧 : 203
サンキュー:

12

ネタバレ

スペンソニア さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もっと早く観たかった

劇場版が再上映されることを知り、映画を見ようと思ったので初めてアニメを観ました。アニメ業界ではありませんが、似たような業界に行くので用語や仕事の流れについてわからないということは特にありませんでした。

観終わった感想としては、すごくよかったです。タイトルにも書いてある通りなんでもっと早く観なかったんだという思いです。
特にずかちゃんの最後のセリフには涙腺が爆発しました。正直そのシーンを見ただけならいいセリフだなと思うだけですが、アニメを1話から見て、ずかちゃん含め主人公たちのそれまでの物語を見てきたからこそ、その一つのセリフに全てが詰まっているような感じがして...。
ずかちゃんに限らず杉江さんの話や、職種が違う5人のそれぞれの物語も素敵でした。
また、シーンの中にその職種として心掛けることなどを語っているシーンは、同じクリエイターとして気づかさることや納得させられることがありました。

アニメが好きな人、似たような業界を目指している、就いている人にも見てほしいとても素敵な作品です。

投稿 : 2020/08/24
閲覧 : 237
サンキュー:

9

Zクァンタム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ業界って凄い!

アニメ制作会社の仕事の難しさが伝わった。おすすめです!

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 220
サンキュー:

6

まるでだこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメがもっと面白くなるアニメ

SHIROBAKOを見てから、1話作るだけでもたくさんの人たちが関わりあって、たくさんの苦労が重なり合って出来ているんだと知って、アニメの見方が変わった。モデルがいるだけあって、キャラも個性が立ってるし、何より仕事に活力がもらえる。
アニメが好きな人はぜひ見てほしいです!

投稿 : 2020/08/12
閲覧 : 142
サンキュー:

7

ネタバレ

まさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どんどんドーナツ!

個性豊かなキャラが盛りだくさんでまじでおもしろい!
みゃーもり、りーちゃん、えまっち、矢野さんまじで可愛すぎて一推しが選べない…

あと働くシリーズとはいえちょっと残念なのがどたばたで仕事多すぎかな‪w(ちょっと大袈裟)
実際あんなにミスしまくったら仕事成り立たんで‪w
飲みとかはあったけど海行ったりプール行ったりまったり会が少し欲しかった…

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 211
サンキュー:

5

ネタバレ

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

各アニメで総集編を見ると。

万策尽きたのか?っとこのアニメをみてから絶対に思ってしまうようになりました。責任取ってください。

投稿 : 2020/07/19
閲覧 : 266
サンキュー:

6

ネタバレ

くろわっ3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ制作の魅力が皮肉にも分かってしまう

観る人を選ぶ作品だと思うが、
私は淡々と楽しんで完走した。

2クール目終盤にかけて、
物語は成功へ向けて進むのだが・・
なんだか物足りなくなり、最終回は正直感動が無かった。

あぁ、武蔵野アニメーションメンバーが
価値観や人間関係など、
問題と困難に四苦八苦していた頃は
観ていて面白かったな~
感情移入もできたな~

そう率直に思ってしまったのだ。

!! と、私はここで気付いたのである。

アニメ制作は
大変で割りに合わず
苦労ばかりの「イメージ」がある。
他方、魅了され没頭する人も後を絶たない
その理由が、分かったような気がした。

すんなり上手く行ってしまうとつまらない・・
ところにこそ魅力があるんだよ?
言うなればマゾヒスティックな魅力だろうか?

もし故意に、終盤を物足りなく表現して
このメッセージを表現し伝えたのだとしたら・・・
恐ろしい演出だが、実際のところはどうなのだろう?
まさかね。

とりあえず
仕事に向き合う気持ちがシャンとする佳作、おすすめ。

投稿 : 2020/07/05
閲覧 : 223
サンキュー:

6

たくと さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ制作を通して見せる群像劇でした。

よくできてた。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 193
サンキュー:

5

ネタバレ

はく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

アニメ制作の物語

アニメ制作の裏側を描いた作品です(多分大げさにしている部分もあるとは思いますが)。

キャラは嫌いなキャラが何人かいるので3からマイナスしています。ただ、女の子キャラは可愛い。
後、ギスギス展開、喧嘩シーンがあってその後急に仲直りする展開が無理やりな気がしました。
個人的には特にピンと来なかった。

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ゑゑゑゑゑ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

知らない世界

リアルな現場の過酷さとアニメとしての面白さの間を上手い具合に描いたなぁ

いや、アニメ業界のことはほぼ知らないけれど、おそらくこの作品が「アニメを作るアニメ」の完成形だと思う
登場人物のモデルもかなりいるらしいし、業界の人はめちゃくちゃ楽しめたんだろうな(庵野はすぐわかったw)

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 199
サンキュー:

8

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明日も仕事を頑張ろう!

オリジナルアニメ全24話


「万策尽きた」のパワーワード。2019年夏の痛ましい出来事。視聴を牽引したのはこの2つです。


深夜アニメデビュー期。作中の木下監督のモデルになった水島精二監督の『BEATLESS』が何度も放送回を飛ばした挙句、点滴の写真に添えて「万策尽きた」と。BtoCのコンテンツ商売であっさり内部事情さらけ出すんだーと一般の社会人目線でいぶかしく思ったあの頃の私。サービス提供する側がたいへんだアピールなんておかしいでしょ?普通(笑) 変な話、もう慣れちゃいましたけど。この「万策尽きた」の語源となった作品とのふれこみです。

それと昨年の夏によく耳に入ってきた「今『SHIROBAKO』観たら…」の声。餅は餅屋でお仕事アニメとしての信頼感は高いことに疑う余地はなさそうです。

そんな強いひっかかりがあって、それでも作品の制作過程知ったところでという気持ちもあり、とはいえ結局好奇心が勝っちゃうみたいな複雑な乙女心。某武蔵野ア…じゃなくて工場で「麦とホップと水だけで作ってます」と聞いて膝を打つような感動体験。工場見学が好きな元少年少女は観ておいて損のない作品になるかと思います。

例によって劇場版を控えての地上波再放送での初視聴でした。アニメーションの制作現場をアニメーションしてる著名な作品です。舞台はアニメーション制作会社中心にはなるわけですが、同時進行で“上山高校アニメーション同好会”の同窓である5名の若い女の子たちの<その後>とドラマを絡ませて業界を活写してるのはうまかったですね。しっかり若人の成長や友情の物語となってます。

【職種がばらけた同好会OG】
 宮森あおい(CV木村珠莉):制作進行
 安原絵麻(CV佳村はるか):アニメーター
 坂木しずか(CV千菅春香):声優
 藤堂美沙(CV髙野麻美):3DCGクリエイター
 今井みどり(CV大和田仁美):大学生(脚本家志望)


あーひとつクレーム。制作過程がわかると喧伝された本作品。コレほんとかなぁ。みんなすごいよ。
専門用語を矢継ぎ早に連発してくるんでついてくので精一杯です。話の前後関係で想像しながら、理解してるものと自分に言い聞かせてました。
技術的なのになるとさらにハードル上がります。

{netabare}「動画が拾いにくい線 中割りしづらい 動画が溶けちゃう」{/netabare}

うーん、わかるようでわかりません。ただしクレームはここまで。
全24話の劇中で2つの作品を制作した武蔵野アニメーションさん。
よくわからんかったのは一本めまで。二本め制作の頃には新人(新卒?)が入社し、この新人さんらに説明するという体であの手この手で解説がなされこちらの頭にも内容がすーっと入ってきます。
わざとでしょう。右も左もわからない新人の気分を味あわせる前半1クール。
…からのおいちゃん(みゃーもりとも言う)と一緒に成長していった我々視聴者です。
一本め『えくそだすっ』は第1話~第12話、二本め『第三飛行少女隊』が第13話~第24話とちょうど半分こ。うまいことやりおるわけです。

実際の現場がどうかは知る由もないわけでこういうもんだと理解しました。そうそうは外してないでしょうから重箱の隅をつつく必要性を感じません。それに変な話、本場インドのカレーと似ても似つかなくても、元祖大陸に無いと噂の中華そばの存在だって、普段食べてるカレーとラーメンは美味いのです。


 {netabare}働いていれば直面するあれやこれや{/netabare}

 {netabare}アニメ制作を通して普遍的なことを描いてます{/netabare}


仮に本場インドやChinaと違っても美味いカレーとラーメンということで良し!
私のプロフにも書いてますが、『ご都合展開』は気にせず作品に通底するメッセージに共感できればOKな人なんです。

・一長あって一短ある人たちの調整は職人技ですよね
・新しい技術(潮流)への受容と拒絶ってありますよね 
・枯れたとみなされてる人材を再評価したり適材適所で活躍してほしい
・初心に戻るってシンプルだけど重要
・工程管理の精度の高さは基本 でもやるのは感情を持った人間
・夢や志。現実を目の当たりにしてからの身の処し方は?
・同業でも業界の光を多めに浴びた人。闇ばかりを見てきた人。

挙げきれません。劇中作品は二本あってそれに沿って物語が流れていくわけですが、お仕事のなにかしらの気づきは毎話一つはあるんじゃなかろうか。それと同様に、共感できる登場人物も誰かしらいることでしょう。
どこに引っかかるかは各自違うでしょうが必ずなにかしら共感できたり気づきのある場面には遭遇できると思います。


 納期と品質


普遍的仕事論は置いといてアニメーションならではの点。経験値で質向上が見込まれるのは納期遵守のための方策でしょうか。品質とは定義が難しい。「面白くない」けど作画や音楽が良いものを品質が安定していると言い切れるものかは微妙です。
主観に負うところが大きく、よって様々な思惑が飛び交い乱れそう。品質を定義しやすい製造業なら経験値で質向上できるところを都度都度のクリエイティビティに左右される怖さがあります。それがアニメーション(憶測)。

 「こうしたほうがいい」
 「これは許さん」

こだわりも技術も持ってるであろう人たちが、各自の思惑でさんざん錯綜しようとゴールへ向かって結束し協力し合う姿にブレはありません。
ムサニが良い作品をつくろうと懸命に努力する人間が集まってるスタジオなんです。業種関係なくこういうところで働きたいですね。
高梨太郎(CV吉野裕行)や平岡大輔(CV小林裕介)らDQNにも居場所があり成長機会のある職場。杉江茂(CV小柳基)に敬意を払う職場。社長さんの影響もあるでしょうが個人的には人事がまわってるなぁと思いました。煮詰まった『三女』の突破口となったのも新人です。



たしかに喧伝されてる通り好きなアニメにより詳しくなれる本作。視聴後はそれっぽい会話を交わすスキルが得られます。
これ以上深い沼にハマって一般人との溝は深くなっちゃうと心配される方以外はアリだと思います。これはこれで重要なことですので用量・用法を守って服用にはご注意ください。


お仕事アニメへの共感と一緒に、二十歳前後主要仲良し五人組の成長と友情の物語も素敵な結末を迎えたと思います。
中弛みも感じず、全24話の各話に意味を感じとることができる名作でした。




※ネタバレ所感

■上山高校アニメーション同好会のOG五名

山形なのに訛ってない。専門や短大卒で揃いも揃って東京にいる奇跡。…と東北出身の自分が呟いてみる。

{netabare}1話を観返しての気づきで、高校時代五人の中で一番快活で明るい子だったのが“ずかちゃん”こと坂木しずかであるというのが味わい深い。{/netabare}

{netabare}『三女』という作品制作の中枢に“みゃーもり”がいて
裏方ディーゼルさん“りーちゃん”の調査で土台を支え
その原画を“えま”が描き
戦闘機の3DCGモデル制作に“みーちゃん”が携わり
鍵となったルーシーに“ずかちゃん”が命を吹き込む

ずかちゃんが報われたのもそうだし、『ドーナツの誓い』5人で1つの作品に関われたことへの喜びも大きかった。

{netabare}押し殺して泣くみゃーもりに心をもってかれた第23話。ここ台詞ないんですよね。まさに絵が芝居している。
劇中遡って『えくそだすっ』あるぴん「私知ってた」の泣きのカットで熱弁をふるう木下監督とギリギリの中で奮闘するアニメーターたちがオーバーラップします。このシーンにかける気迫というかアニメーターの矜持に心が震えます。{/netabare}

 「今私、少しだけ夢に近づきました」

明示はないけど、りーちゃんの『セリフ、一行だけ使って貰えました!』の部分がここだったら素敵ですね。{/netabare}



■おいちゃんが主役

{netabare}第5話だったかフリーの瀬川さんに原画の荒さを指摘されて落ち込んでたえまちゃんとのやりとりで「おいちゃんのこれからは?」に回答できなくて「私の最終目標…?」と自答した宮森さん。最終回で出した答えはシンプルで力強いものでした。
夢を見失いつつも周りの人の夢を守ることを夢とした『第三少女飛行隊』ありあと被るものがありました。つくづくよく練られた物語だったと思います。{/netabare}



■茶沢信輔(CV福島潤)どうします?

野亀先生を担当している編集さんで、本作での恨みつらみを一手に引き受けた?名脇役の彼。
業界の慣習や二者間の契約内容がどうかというのは無視して、こっちがムサニ側とした場合どの時点でどんなアクションを取りますか?
私の場合、

1.{netabare}初回打ち合わせで原作者欠席の時点で他にあたりをつける
:夜鷹書房の上司あたりかな。口実はなんでもよいので。原作者や茶沢がどうこうよりも情報取得先が“窓口の一本しかない”状況は極めて危険。{/netabare}

2.{netabare}キャラデザ変更依頼の時点で発動
:変更依頼が来た時に“青天の霹靂”ととるか“まあそうなるわな”ととるかですが自分の場合は後者になってると思う。もともと一年間ほしいところを9か月間の短納期かつキャラデザ変更の件でさらに1ヶ月スケジュールが後ろ倒しに。納期が最優先事項なら阻害要因は何?の視点が必要っす。
:茶沢や野亀先生のプロファイルを進める。原作TVアニメ化2回目とつぶやいてるシーンがだいぶ前にあったりとヒントはあるんですよね。{/netabare}

3.{netabare}旨味で握らせるか脅す
:原作者との繋ぎを放棄してるなと。合わせたくない理由があるなら何なのかただ面倒くさいだけなのか。敵対行為であると明確に判断できた時点で担当を切るアクションに移ります。自社はもちろんのこと、夜鷹書房に損をもたらすアンチビジネス行為であるというシナリオを事実ベースでまずは作るかなぁ。
:1.2.まではフラグ立てや時期、いわゆるマイルストーンを置くってやつなんすけど、この3.では衝突するであろう具体的行動をとることになります。担当切る前にしっかり闘いますよ。闘わないことでむしろ顔を潰しますから。
敵対する行動を起こす茶沢の行動を変えるには「ムサニの提案に乗ると旨味がある」または「ムサニの提案に乗らないとまずい」のどちらか。そのための「こうすればできる」まで誘導するのが理想。先方のキーマンと握れていたら茶沢の代理で有能なのをつけてもらえる状態にはしたい。{/netabare}

{netabare}※アニメでは監督と原作者のクリエイター同士で呼応しあい意気投合という流れ。わりとポンコツ有能な木下監督の有能な部分が出たと言いますか結果オーライと言いますか(笑){/netabare}


武蔵野アニメーションにも夜鷹書房にも損害を被る状態にはさせません。ほら“Win - Win”って言ってたじゃないですか。




※オマケ

{netabare}・『えくそだすっ』よりも『第三少女飛行隊』のほうが観たいかな。水島努監督の『荒野のコトブキ飛行隊』の時は『ガールズ&パンツァー』ほどではないにせよ『三女』が脳裏をよぎった人がいたかもしれません。{/netabare}

{netabare}・それよりも『ぷるんぷるん天国』に惹かれてしまう罰当たりな私。どこが、クリエイターに敬意を!なんだか。。。さーせん。{/netabare}


なお再放送中は『色づく世界の明日から』円盤のCMがヘビロテしてました。P.Aなのにとわりかし否定的の声も多かった印象の作品。レビュー冒頭の『BEATLESS』にいたっては巷の評価はボロクソでした。
ただこのわたくし、両方の作品とも好きなんですよね。

『ぷる天』を「ギャグにキレがある」と好意的に評価した本田豊。{netabare}後にパティシエに転身した{/netabare}彼に最もシンパシーを感じるのかもしれませんね。

ただひとつ彼と違うのは、、、

 万策はそんなに尽きることはない!

知恵を絞り行動に移して、さぁ明日も仕事を頑張ろう!!



視聴時期:2019年7月~12月 再放送

------


2020.02.08 初稿
2020.06.28 修正

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 800
サンキュー:

79

ネタバレ

つむじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは見るべきアニメ

アニメがどういう風に作られているのか、とい技術的な面だけではなく、そこにかけるアニメーターや監督、スタッフ、声優、そして宮森ら進行らの熱い思いがよくわかるアニメ。
アニメ業界がブラックなところはわりとコミカルに描かれている印象だが、しかしいかに辛い業界かはよく伝わる物語。
リアルすぎるスタッフのひとたちや声優の現状、心情が今までコンテンツ消費者としてだった自分でもひどく共にやるせない気持ちにもなったりした。
それでも最後のアニメが完成する瞬間や、放映されるあの雰囲気は泣けるほど感動した。
作画と演出のクオリティ高すぎて安定の「働く女の子シリーズ」だと思います。
「三女」を思わず見たいと思ってしまうほどの劇中のアニメのクオリティ。アニメについて考え直さざるを得ない作品でした。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 206
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8

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

テレビドラマ的

途中まで観ました。
アニメ製作会社がアニメを作るアニメ
なだけにさすがに細かいとこまで
リアルで丁寧に作ってあると
思いますけど、

なんかアニメというより
実写のテレビドラマっぽい
感じがしました。
あまりアニメを観てるという
感覚が薄い感じ。

自分はアニメにはこういうの
求めてないかな-?

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 206
サンキュー:

14

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ制作の過程がみられて面白い

ストーリー的にはアニメ好きの5人の女性の成長を描いているけど、
アニメ制作の大変さがよくわかるし、昔と今のアニメの作り方の
違っている部分も詳細に作品の中に出てきて面白い。
昔はセル画の枚数が動きを左右していたけど、今ではCGも使われて
表現の幅も広がってきましたよね。
昔はセル画にアニメーターの遊びも入っていたりしました。
タコハイミサイルとか。それに宇宙ロケットの発射シーンとか、
単なる大勢での食事シーンで精密な動きをセル画で描き切った
人達もいましたっけ。
本作で壁などに張られているポスターが色々な作品のパロディーで
笑えました。イデポンに至っては作中のキーになってたりして。
私もイデオンは衝撃を受けた作品です。特に発動編。
ずかちゃんがルーシー役で声優をするシーンは泣けましたが、
タローが平岡を誘って呑みに行くシーンがよかった。
最初タローはクズキャラかと思っていましたが、居酒屋での
シーンで見直した感じです。
アニメってこうやって作られているのですね。

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 222
サンキュー:

20

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

改めて1本のアニメに多くの人が関わっているって事を再認識。にしてもブラックな業界だ

今までエンドロールは飛ばしたり、流し観しているだけだったが、この作品を観てこれだけ多くの人がこんなに大変な思いをして制作しているんだという事を改めて知る事が出来、ちゃんとエンドロールも観るようになった。

しかし誇大な表現があるにしてもこの作品がアニメ業界のリアルだとしたら自分がこの業界に足を踏み入れる事は到底無理。
あまりにもブラックすぎる・・・
面白いアニメを沢山観れる事はファンとしては嬉しい事だが、こんなにカツカツな状態でやっていたら身体も持たないし、高いクォリティーを維持する事も困難。
いくらアニメが好きという思いでやっていても身体が付いていけない。

宮森が僅か入社2年でデスクとして奮闘しムサニのエースとして働くというのはこの作品での成長を描く点では良かったが、現実的にみると新人にしか頼れない状況って凄い危険と思ってしまう。
この作品の中にも中堅社員というのは余りいなさそうで、若手かベテランに二分されている感じがする。
矢野や井口も5年程度のキャリアでベテランのような扱いだが、現実的にはまだ若手の部類だろう。
要するに多くの人が辞めてしまい、入れ替わりが激しく中堅が殆ど育たない業界だと感じてしまう。
そして仕事が出来る奴と出来ない奴の差が激しすぎる。
太郎や茶沢なんてあんなのが同じ職場にいたら本気で関わりたくない。
外注先もロクでもない所が多い。
クリエイティブな仕事だから癖のある人は多いのだろうが、これだと真面目に仕事をしようとしている人は嫌になってしまうだろうなぁ平岡のように。
まぁここら辺は現実社会にも自分にも思い当たる事が多すぎて共感出来てしまう所であった。
アニメを日本の文化とするのであればもう少し働き方の改善をしてくれる事を切に願ってしまう。

個人的には絵麻の成長や杉江さんが再びやる気を出して作品に携わっていく姿が良かった。
また、アニメーション同好会OG達の悩みや葛藤、頑張りを通して自分にもこんな一生懸命な時代があったなぁ。夢ってなんだったっけ?
と思わせてくれる作品だった。

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 254
サンキュー:

7

まふまふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3話まで見て決めてほしいアニメ

人によってはアニメの見方が変わります。
全体的にお仕事アニメですがアニメを制作する人の気持ちやプライドや思いをうまく表現できていて素晴らしいと思います。
アニメをよく知りたいなら見て損はないです
とりあえず3話までみてダメだったら見るのをやめることを勧めます。

投稿 : 2020/05/15
閲覧 : 334
サンキュー:

7

No さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

どんどん面白くなる。

何回も見返した作品です。

ギャグやシリアスのテンポも良く、展開をずるずると引き摺らない、キャラクター達もかなり良いです。

キャラ付けがしっかりしていて、嫌味がない。展開的に「オイ

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 211
サンキュー:

8

もんや さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ初心者でもおすすめです

アニメを作る、という一つのゴールに向かって主人公を初めとした個性豊かなキャラクターの奮闘劇。
色々な葛藤があるなかで、働くって何だろうと悩む主人公の姿には、観てるこちらも考えさせられるものがありました。

描かれる登場人物の葛藤の一つに、アニメを作る上で観てる人に何を伝えたいのか悩むシーンがあります。
実はその答えはこの作品自体に盛り込まれている事に気付かされました。
製作サイドの想いや気持ちが十分に伝わる良い作品でした。

業界用語もバンバン出てきますが、説明もあり抵抗無く観れます。設定も細かく非常に丁寧に作り込まれています。

良い作品を有難う。

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 182
サンキュー:

11

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tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメの題材にはならななくとも,地味な職業の人たちのことも併せて 想い馳せるのもどうでしょか。

アニメの裏方って大変なんだなあ。
と思いながら,適度に多少のコメディ
を含んでよい印象を受けました。

小学校の社会見学で,自動車の
組み立て工場を見学した時に

一日中,ガラスはめをしたり,
タイヤをはめたり,座席を取り付けたり
同じ作業をしているのを見て働く
のって大変だなあ,という
印象を持ちました。

それは,それで尊い職業でも,
自由度の低い単純作業は,
自分には無理かもしれないと思いました。
(単調作業の業種の方申し訳ありません)

それでも生きがいを持って仕事をしているんだ
なということを教えてもらえました。

自分のなりたい職業につける人は,
一握りの人なのかもしれません。

それで,私は自分の自由裁量の
大きい仕事を選んだわけですが
(アニメ業界ではありません)

アニメ業界は,公も私も境目のない
バタバタした職業だということだと
分かりました。

しかも,才能がないとできないわけですし

物語を考えたり,キャラクターを描いたり
さらにそれを生き生きと動かしたり,
それと演技や音楽やいろいろな人の力が
加わって一つの作品になるのだなあと
つくづく感心するばかりです。

職業に貴賎なしという言葉は,
信じたいと思います。
半分は,生活しないといけないので
自分のために働き,

もう半分は,自分が働いた分,他人を
幸せにするということが
働くことの意義だと思います。

「SHIROBAKO」はアニメ業界の裏方を
アップテンポで描いた
作品として有名になりましたが,

アニメの題材にはならななくとも,地味な
職業の人たちのことも併せて
想い馳せるのもどうでしょか。

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 234
サンキュー:

11

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scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ好きなら見ておくべき作品

アニメ制作にかかわる、いわゆるお仕事系の作品。

アニメ制作に『本気で』携わっている全ての人々の想いが詰まった作品です。
前半はオリジナルアニメ、後半は原作ありアニメの制作現場が、笑いあり、涙ありで描かれています。

実際の現場はこんなに綺麗ごとでは済まないんだろうなぁと思いつつ、引き込まれるように視聴しました。

主人公の5人組が、それぞれの立場で、巧みに一つの作品に関わっていくストーリーはやり過ぎかとも思いましたが、23話でおいちゃんと一緒に号泣してしまい、納得の高評価。

登場人物が多いので、度々、肩書と名前が描かれている所は、分かりやすくて高評価。

作品の性質上、作画と音楽は言うまでもなく高評価。ここがイマイチではお話になりませんからねぇ。

タローの{netabare}無責任・おバカ・仕事できない{/netabare}キャラと某編集のキャラが作り過ぎかと思ったので、少しマイナス評価。
だけど、こういう人物が一人混じっているところが、逆にリアルなのかもしれないですけどね。

こういう作品を見ると、見事に作画崩壊した「あの作品」や静止画を多用した「あの作品」、クール中に総集編をぶち込んだ「あの作品」などの評価がより厳しくなってしまうかも(笑)

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 2209
サンキュー:

137

コンラッド さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気楽にポンポンみれちゃう!

テンポがほんとによくて見やすいアニメNo.1。面白い状態がずーっと高いまま24話みれる。
男性キャラクターに全員モデルでもいるのかな?女性キャラはアニメアニメしてたけど、男キャラは最高!

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 211
サンキュー:

6

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「アニメを評価する」ということに向き合えた[90.1点]

「アニメを評価すること」に対して今一度色々考えさせられるものがありました。アニメの完成度は置いといて、各アニメには様々な人々が関わっていてその人達の努力の元にアニメは成り立っています。その努力に対して酷評を並べるのはアニメ制作の人達に対してあまりに無礼なのではと考えるようになりました。もちろんある程度の酷評はあっても当然なのでしょうけど…

SHIROBAKOを見ることでアニメ制作の過程も知ることができます。もちろん作画だけでなく、演出やシナリオ、音響関係も重要な要素です。アニメには色々必要な要素があるため、スケジュールの過酷さを見て取れました。そう考えると今までたくさんの素晴らしいアニメを作ってきた制作の人々に自分は本当に感謝しなければならないと思いました。自分もこのサイトである程度のダメ出しはするかもしれませんが、節度を持ってレビューしていきたいと思います。これからのアニメに幸あれ。
 

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 267
サンキュー:

18

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

丁寧に作られた名作!

P.A.WORKSさんが手掛ける、「働く女の子」シリーズの第2弾!
アニメ制作のことだけあって、制作サイドのあるあるネタであったり、裏側のバタバタ感であったりと、2クールでありながら飽きることがありませんでした。
総集編は嫌!と言っているだけあって、総集編はありませんし、作画崩壊もありません。
アニメの中でも、細かいところにこだわっているので、この作品自体も細部までこだわって作っているのだなと思います。
PAさんはどの作品でも、表情の表現がとても上手く、たくさんの苦難を乗り越えて成長する宮森の姿を見ていると、ついつい応援したくなるし、感動してきます。
放送から5年経った今でも根強い人気があるのは、丁寧に作られた作品だということが分かるからだと思います。
今年映画化されたのを機にもう一度観直しても楽しめました。
映画後のストーリーでももう1回作れそうだけど・・・作ってほしいけど・・・!
2クールですが、観てよかったと思える作品です!

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 179
サンキュー:

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SHIROBAKOのストーリー・あらすじ

水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。

5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。(TVアニメ動画『SHIROBAKO』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫石田燿子『COLORFUL BOX』、奥井雅美『宝箱-TREASURE BOX-』≪ED≫宮森あおい&安原絵麻&坂木しずか(CV:木村珠莉&佳村はるか&千菅春香)『Animetic Love Letter』、どーなつ◎くいんてっと『プラチナジェット』

声優・キャラクター

木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣

スタッフ

原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:高橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット

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