浩平 さんの感想・評価
4.0
実験的名作
-あらすじ-
優等生でお嬢様のケイト、派手で少し不良なレイチェル、
クールで一匹狼なクレア、内気で天然なローズ。
同じ学校に通い、共通の友人にリーズという少女がいること以外、
特に接点のなかった4人の少女。
そんな4人が、ある夜を境に、驚愕の運命を共有することになる―!!
さて、本作品の最大の特徴は、プレスコ方式(プレスコアリングの略)
を採用していることです。
プレスコとは、あらかじめ声優の演技を録音しておき、
作画のタイミングの方を後でそれに合わせる、というもの。
作画に声優の演技を合わせるアフレコ(アフターレコーディング)とは
逆の工程で、その作業時間は、アフレコの何倍にもなるそうです。
それでも、この録音方式が採用されたのは、会話の臨場感を
できるだけリアルな形で絵に定着させるためでしょう。
新しいことに挑もうとするスタッフの姿勢には敬意を払いたいです。