お父さんで小学生なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のお父さんで小学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月16日の時点で一番のお父さんで小学生なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.0 1 お父さんで小学生なアニメランキング1位
であいもん (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (303)
897人が棚に入れました
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷た い態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。 京都を舞台に心温まる絆の物語。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人と人の距離感が心地良いです。

実家の京都の和菓子屋「緑松」を飛び出して10年ぶりに帰ってきた納野和が緑松で修行するお話。
原作はヤングエース連載中のコミックみたいですが未読です。

春アニメ選定の時から作品の雰囲気がほっこり・まったり系っぽくて、シリーズ構成が吉田玲子さんだし、ちょっと期待してた作品でした。

OPは真綾さんの「菫(すみれ)」。ほーっとする感じでNHKの朝ドラの主題歌みたいで作品の雰囲気に合ってると思います♫

背景の絵はリアルっぽい感じじゃなくて、手書きっぽいやわらかい感じでこれも作品に合ってたと思いました。

主な登場キャラは・・
のほほんとしたお調子者で、和菓子屋の息子で見習いをしている納野和(いりのなごむ)
1年前から納野家に住んでて小学校に行きながら緑松の手伝いをしている雪平一果(ゆきひらいつか)
緑松でバイトをしている女子高生。音楽が好きで和に恋心を抱いている堀河美弦(ほりかわみつる)
和の元カノ{netabare}で京都に来た時に偶然和と再会し、緑松の近くのお茶屋で働き始めた{/netabare}松風佳乃子(まつかぜかのこ)


であいもんを見てていいなぁって思ったのは人と人の距離感が心地良いところでした。

和と一果の関係って親子でも兄弟でもないし仲がいいわけでもないんだけど嫌いなわけでもない感じ。
一果が少しずつ和との距離を縮めていくところも良かったです。

それから和と美弦と佳乃子のゆるーい三角関係がすごく面白かった♡
それを心配しながら見守る一果もw
ああいうほっとけない感じの男性って女性にモテること多いですよねー。
和と女性たちのくっつきそうでくっつかない距離感も、美弦と佳乃子の恋のライバルなんだけど仲良くしてる距離感もなんか好き。

和と両親の距離感もいいですね。
特に和と父親のドライなようでちゃんと親子や師匠・弟子の関係が見えるところとか。


好きな話は5話の三角関係、8話の和と佳乃子の過去話、9話のクリスマス、11話の和の風邪と雪の日、12話の誕生日などなど。。

あとお話に出てくる和菓子が綺麗で美味しそうで。。
普段甘いものってあんまり食べないけど、和菓子屋さんに行って見たくなっちゃいました。

地味なお話が多いので雰囲気が合わない方もいるかもですが、ほっこり・まったり系のアニメを見たい方におすすめします☆

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

和のまごころ

【感想】
とても面白かったです、和菓子がとても美味しそうで興味ひかれる
話も優しい感じでキャラクター同士で優しさの輪が広がっていく感じがとてもよく、見ているだけでなんか優しい気持ちになります
和を中心とした人間関係が良くてみんないい人すぎる、和はただ人脈に恵まれてるだけの人じゃなくて困っている人、悩んでいる人にかける言葉が思いやりにあふれていて好感のもてる主人公でした
{netabare}
最後までほのぼのしててまったり楽しめるコメディ作品でした

まだまだ父親の話とか気になることも多いし、緑松の人々をもっと見ていたいので2期を是非やって欲しいです
{/netabare}
【気になったこと】{netabare}
7話の緋色(メガネの子)が嫌いですねー、店の看板背負ってる自覚もなくとても態度悪くて意識高い系なのに簡単に心折れて簡単に会心してかなり薄っぺらいエピソードでした、ただBパートの和菓子教室の話はすごく良かったので挽回できた

一果の両親はどんな事情があってもやってることは最低で、会いに来た母親の態度もあまりよくなかったかなー、いい話みたいにしてたけど一果の感じた孤独を考えれば私は納得いかないかも

{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
キャラクターが温かくてとても好感持てます

和の柔らかくぬるっと人の心の隙間に入ってくるような感じはとても魅力的ですし、一果の色々つらいことがあるはずなのに人に弱みを見せないところがとてもけなげで応援したくなりますね

もっと掘り下げて欲しいキャラクターはいるので続きに期待です
{/netabare}
【主題歌】
OP「菫」坂本真綾さん
たぶんスミレって読むのですかね? 作品の雰囲気に合った温かみのある優しい曲が素敵です
ED「ここにある約束」こちらも良EDテーマですね

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

放蕩息子の帰還

原作未読

大学卒業後にプラプラしてた息子が父の不調!?を機に実家京都の和菓子屋へと戻る。そこにはつてを辿って親から置き去りくらった少女が看板娘として奮闘中。
あらすじ読んだりサムネ見てればハートウォーミングほっこり系の何かしらを期待できそう。京都舞台となれば“はんなり”感も増すというもの。物語はそんな事前予想を満たしつつ、+αがあったかなぁと高く評価しております。

 ひとり またひとり

詞も手掛けた坂本真綾さんの訥々と語りかけるように始まるOP曲『菫(すみれ)』。各々ひとりひとり違うもんが出会って喜びを知る…みたいな内容は『であいもん』そもそもの言葉の持つ意味とも作品の本旨ともに沿った中身になってます。よって嫌味が無い。
またスミレ自体も紫・白・黄色と色毎に花言葉が違っており、歌詞の中に「スミレ」ただ一言も入ってないのに曲のタイトルに持ってきた意図もなんとなしに窺い知れそうなところです。


■其の一:“違い”であって“良い/悪い”ではない

登場するキャラは皆なんかしら足りてないし、矛盾した行動を取ることも多々。似たような局面で以前とは違う行動を取りもする。ついついアニメ作品だから大上段で「キャラに一貫性が無い」とか「普通こんな行動しない」と突っ込みたくなりますが、本作の作り手は敢えてさらけ出してるように見えます。ほら実際の僕らなんて矛盾だらけの行動するもんよ、と納得させる力。

{netabare}・雪平一果(CV結木梢)は父母や放蕩息子に対する態度に強い葛藤がみてとれる。
・元カノ松風佳乃子(CV髙橋ミナミ)のフッたほうが引きずってるあるある。
・実は放蕩息子納野和(CV島﨑信長)が主要級の中で最も安定感があるという不思議。

引き取りにくるくらいなら始めから一果母は手放すなよとか
緑松バイトJK堀河美弦(CV鈴木みのり)の歌ってみた投稿軽くね?とか
魔都京都のなせる業かどうかは知りませんが「人生そういうもんだよね」と納得させるに足る脚本となってます。クレジット見たら有名人。{/netabare}

整合性の取れない言動を作品の中で“人間の持つチャーミングさ”に昇華できてるなぁと思えたのが+αの一点め。

■其の二:“変化”であって“成長”ではない

当然終盤にもなればなにかをきっかけにしてキャラの行動が変わったりもするのですが、それをもって「一皮むけた」と言うのとはちょっと違うんですよね。劇的に改善に向かえたわ!あの時の私にサヨウナラ!みたいな成長物語にはなっておりません。あくまで大きい流れの中に身を委ねつつ一本隣の筋に移ったり戻ったりする程度。これも本作の作り手は敢えてさらけ出してたのではと思います。劇的ではないけど出会いによってちょっと風向きが変わってました。これが+α二点め。


聖書の『放蕩息子のたとえ話』を見聞きして、弟の気持ちめっちゃわかるわ~で留まるのが現代日本の潮流だと思います。放蕩してた兄にセカンドチャンスは普通無いもんでしょう。
でもそれやと疲弊しちゃうのよね。緊張しっぱなしだとイノベーションは生まれませんよ。遊び心が必要であって適度に弛緩してないとです。無駄とか余白とか遠回りがさりげなく描かれていた良作でした。タイトル『であいもん』看板に偽りなしです。



※ネタバレ雑感

■ひとり またひとり
{netabare}…と聞くとオフコースの往年の名曲を真っ先に思いだす私。けっこうカバーされてましたっけ。「友は集まる」としたオフコースのと「通り過ぎていく」とした真綾さんのやつ。一見対極にありそうで実際は両曲とも“ふたり(相方)に向けた優しい視線”みたいなので共通してる事実に、“底意”大事なこと言いたいことを汲み取ることのできる自分でいたいな、と思わせてくれます。
脱線ついでに真綾さん両A面もう一方の曲{netabare}『言葉にできない』{/netabare}。狙ってますよね?きっと。{/netabare}

■物語のある和菓子
{netabare}料理の成り立ちや辿った歴史なぞ少し調べれば出てくるものの、さらに昇華して“物語”を造形に込める和菓子の深みをさらっとレクチャーしてくれた本作。
和菓子そのものが持つ物語とアニメのストーリーとのリンクは当然ながら。舞台を和菓子屋とした意味も充分あったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

81.1 2 お父さんで小学生なアニメランキング2位
カードキャプターさくら さくらカード編(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (722)
4432人が棚に入れました
木之本桜は友枝小学校5年生の元気だけが取り柄の女の子。そして魔術師クロウ・リードが創ったクロウカードの主である。今日から2学期、さくらのクラスに転校生の少年・エリオルが紹介された。さくらは彼になんとなく懐かしいような印象をもつ。「初めて会った気がしないなぁ」そうつぶやいたとき、「僕もですよ」と言いながらエリオルが現れた。それをイライラしながら見ている小狼と、楽しそうにビデオ撮影している知世。クロウカードが集まって平穏な日常が戻ったかに見えたが・・・。 ある日、友枝町に不思議な雨が降った。さくらはクロウカードでこの雨を静めようとしたが、なぜか封印の鍵が杖に変わらない!

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

歌うように奇跡のように 想いがすべてを変えていくよ きっと 驚くくらい

1999年~2000年に放送されたカードキャプターさくらの3期 全24話

木之本桜 CV丹下桜 ケルベロス CV久川綾 大道寺知世 CV岩男潤子
李小狼 CVくまいもとこ

クリアカード編からほんの少し女の子らしく成長したさくらの新たなる活躍が描かれる直接の続編です。

お堅いNHKですから人気が出ようと制作費の変化は無いようですので、
製作側の情熱が作品の出来に反映されやすいです。

まずOPをフルコーラスで聞いてください。
アニソン史上に残る傑作「プラチナ」作詞 岩里祐穂 作曲 菅野よう子 歌 坂本真綾
現在ネット上には上がっていないようですので、真綾さんのベストをレンタルするか、アマゾンでダウンロードがベストです。
これはもう完全に大人向けにシフトしています。

さくらも流されるだけのお人形ではなくなり、思いやりと勇気そして使命感で戦う少女に変わっています。
女の子が恋をして大人になる一瞬手前の不思議な空白の時期。
それをファンタジックな手法で描いた作品だと思います。

この先に何があるか分からない不安と期待が作品全体を覆っています。
さくらカードはあらかじめ用意されたものでは無く、さくらという少女が居た証し、
さくら自信が作り出していくものです。

1,2期と比べて少しですがヒロイック性を帯び、
さくら達を翻弄するようなキャラが登場して物語性が増していくのが分かります。

視聴者は1期と2期のあいだ頃に「劇場版カードキャプターさくら」
3期の後に「カードキャプターさくら封印されたカード」を見ることによって、
この物語を味わうことが出来るでしょう。

それは、アニメ史上最も可憐で、優しく、強い心の少女「木之本桜」の、
知世ちゃんしか知らない、秘密の成長物語です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

突如現れた謎の転校生…めざめた星の鍵…再びさくらがカードキャプターとして出動する!

この物語は「カードキャプターさくら」の2期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

クロウカード編では、カード収集の長い道のりと最後の試練を乗り越えて、ようやくカードの主として認められるようになりました。

これまで身の回りで様々な超常現象が起こっていたのはクロウカードが世に放たれてしまっていたから…
だから、カードを全て回収した今、もう身の回りで不思議な事が起こる要因は排除された筈でした。
ところが、超常現象は全て収まっていた訳では無かったんです。
きっかけは友枝町に降り続いた長雨…
隣町では星が見える夜空であるにも関わらず、友枝町だけに雨雲が停滞して雨がやむ気配は一向にありません。
そう、この雨はとある人物によって仕組まれたことだったのです。

桜は、クロウカード収集時と同じようにカードで雨雲を晴らそうとしたのですが、クロウカードは桜に反応しなかったのです。
それはクロウ・リードが作り出したクロウカードだったから…
そう、正式なカードの主となった桜はクロウカードを使い続ける事ができなくなっていたのです。

クロウカード収集時の最後の試練で現れた桜の属性は星…
従って、クロウカードを自分の属性に合致させる必要があったのです。

「クロウの作りしカードよ 古き姿を捨て生まれ変われ 新たな主 さくらの名のもとに」

こうしてクロウカードをサクラカードに変えていく「サクラカード編」の物語が動いていきます。

このサクラカード編を視聴すると、最初に妙な違和感を感じると思います。
別に桜やリ・シャオランが手を抜いている訳ではありませんし、桜の周りの人もこれまで通り一生懸命桜を支えています。

それでも払拭できない違和感…一言でいうと、桜たちが対峙しているのは「理不尽」なんです。
クロウカードをサクラカードに変える…
言うのは簡単ですが、遂行し続けるのはとても難しいことです。
なぜなら、カードを変換するには自身の魔力を注入しなければいけなかったから…

小学校5年に進級したとはいえ、桜はまだまだ子供…
生成できる魔力、蓄積できる魔力は、例えばどんなに素質があったとしても限界があります。
更に悪循環の根源になっているのは、桜自身が自分の限界を知らないこと…

クロウカード編を視聴した人なら、きっとこれだけでピンとくると思います。
桜は頑張り屋さんなんです。
どんなに苦しくても人に笑顔を見せる女の子なんです。
だから誰かの為に自分を追い込むのは、彼女にとって造作もないこと…
誰かがセーブしなかったら、きっと自分の全てを投げ打つのも厭わない女の子なんです。
でもそんなの誰も望んでなんかいません。
だからこそ、もどかしさを感じるんですけどね…

クロウカードをサクラカードに変える…
桜は自分の魔力を代償に、少しずつ使えるカードが増えていくのは目標でもありますし、彼女にとってきっと良いこと…
ですがカードの性質そのものを変えることの代償…これを当事者が見抜くのはとても難しかったと思います。
何故なら、変化が目に見えないから…

AがBになる、或いは大きさが半分になる…
こうして見た目が大きく変わってしまったら絶対に気付いたと思います。
でも世の中の変化って、目に見えるものばかりではありません。

きっと最初に異変に気付いたのは本人…
でも何の確証も無いので、いたずらに人を心配させたくないから口をつぐむ…
そのうち異変に確証が持てても一度つぐんだ口が開くことはありません。
だって、自分の大切な人に自分の事で心配かけたくないじゃありませんか…

敏感な人ならここで異変に気付く人がいてもおかしくありません。
桜の周りに敏感な人が居なかった訳でもありません。
あともう一歩踏み込めば繋がるラインを徹底的に第3者から踏みにじられ続けましたから…
やっぱりここで感じるのも「理不尽」なんですよね。

でもこのサクラカード編はたくさんの理不尽でモヤモヤするだけの作品ではありません。
時間を積み重ねにより、これまで見えなかったモノが見えるようになって…
これまで気付けなかったことに気付けて…
自分の気持ちに嘘をつかず、ありのままを伝える事の大切さと勇気を知って…
この僅かな時間の中で、みんなの心の成長は著しかったのではないでしょうか。

これまでこの作品は圧倒的なまでに「桜推し」で視聴していました。
でも、このサクラーカード編を視聴して、私の中で桜の次点はリ・メイリンになりました。
彼女の真っ直ぐさはとても気持ちが良いです。
彼女が真っ直ぐでいられるのは自信があるから…
そしてその自信を持つための鍛錬を決して怠らないから…
何に対しても絶対に逃げない彼女…
自分の信念と信条と笑顔を貫き通して…それ故に溢れた涙が止められなかった知世の家での1シーンは私も思わず貰い泣きでした。

失ったモノはゼロではありません。
以前のカード収集時より崖っぷちに立たされた桜たち…
どんなに傷付いても、どれだけ痛みを伴っても…所期の目的を完遂させようと必死にもがく桜たち…
彼女たちの雄姿が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール全24話の物語でした。
1期より物語自体はコンパクトになりましたが、全般的にとても丁寧に制作されていたと思います。
桜は1期以上に魅力を感じましたし、リ・シャオランだって随分格好良くなったと思います。
クリアカード編に突入する前に劇場版2作を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

さくらと魔法と大切な人たち。

「カードキャプターさくら」は、
1期と2期にあたるのが「クロウカード編」、
3期にあたるのがこの「さくらカード編」になるようです。

なので「さくらカード編」を見る前に
「クロウカード編」の視聴は必須です。

子どもの頃に原作も「さくらカード編」までは読んでいました。
大好きな作品。

久しぶりにアニメで見返してみて、
作品としての完成度の高さに感服です。

少女漫画の名作だから全人類観て。笑

「さくらカード編」は全24話です。

※以下、「クロウカード編」のネタバレが少し含まれているので注意です。


● ストーリー
魔術師クロウ・リードが作った魔法のカードである“クロウ・カード”。

封印が解かれたことでバラバラになってしまったクロウ・カードもすべて集まり、新たな主として認められた小学生の木之本桜(きのもと さくら)。

平和な日常が続く中、
転校生・柊沢エリオル(ひいらぎざわ エリオル)がやってくる。

それと同時にさくらの周りで再び不思議なことが起こり始める。
しかし、なぜかクロウ・カードが使えない。

自分の魔力を使って新たな“さくらカード”に変えることでカードが使えるようになり、次々と起こる不思議な出来事を解決していく。


「クロウカード編」はクロウ・カードを集めることが目的でした。

そして「さくらカード編」は、クロウ・カードをさくらカードに変えながら不思議な出来事に立ち向かっていくお話となっています。

全体に大きな伏線や謎が張られていて、1話完結型のストーリーの中で伏線を回収していくストーリーの描き方がお見事。

カードを使う魔法少女。
とにかく今回もさくらの可愛さ爆発です。

「さくらカード編」の特徴のひとつとして、
恋のお話が動き出すところが見どころですかね。

さくらも、カード集めのときにはライバルだった李小狼(り しゃおらん)も、高校生の月城雪兎(つきしろ ゆきと)に恋していました。

さくらは変わらず雪兎に恋していて、
でも小狼は自分の雪兎への気持ちは恋とは違うと気づき、
そして気持ちはさくらへ…

という胸キュン爆発展開。笑

アニメオリジナルキャラの苺鈴(メイリン)は、
「クロウ・カード編」ではいまひとつ好きになれなかったのですが、

今回はものすごく好きなキャラになりました。
本当に小狼のことが大好きで、一途な気持ちに涙(´;ω;`)


最終話の展開は原作と少し違うなと感じたのですが、
どうも原作よりアニメの方が早く最終回を迎えてしまったためのようですね。

原作のラスト、大好きな名シーンだっただけに少し残念。


● キャラクター
ストーリーも面白いのですが、
やはりこの作品はキャラが完璧だなと思います。

主人公のさくらは、
いろんな影響を与えた文句なしの完璧主人公キャラ。

友だちも家族もカードたちも大好きな素直で優しい女の子、
めげそうになるけれど、周りに励まされてピンチを乗り越えていく心の強さ、
そして天才的な可愛さ。

もうひとつの特徴として、
さくらの衣装へのこだわりが挙げられます。

不思議な出来事に立ち向かう時には、
親友の知世(ともよ)ちゃん作成の衣装を着るのですが、
毎回デザインが違うんですよね。

しかも全部可愛いし、
どれもめちゃくちゃ似合ってる。

私服も毎回違っていて、
それもどれも可愛い。

何でも似合うさくらの可愛さは本当に天才的。

ふりふり衣装でもなんでも可愛く着こなせるのは、
小学生という設定の強みでもあると思います。


李小狼。

カード集めでも恋でもライバルであり、
時には助けてくれる心強い友だちでした。

「さくらカード編」ではさくらへの恋心を自覚し、
なんでもお見通しの知世ちゃんに背中を押されながら、
告白しようと頑張る小狼が可愛い(*´Д`)

さくらがピンチの時にはいつも支えて、
本気で心配してくれ、優しくてかっこよくてヒーローです。

一番好きなキャラを聞かれると、
私は小狼と答えるかなあ。


今回いろんな事件を引き起こす張本人であるエリオルも、
別に悪い人というわけではないし、

とにかくキャラ配置が完璧なのよね。
どのキャラも魅力的すぎる。


● 音楽
【 OP「プラチナ」/ 坂本真綾 】

名曲です。大好きです。

それ以上に言うことがありません。笑


【 ED「FRUITS CANDY」/ こじまめぐみ 】

曲も可愛くて好きなのですが、
何よりも映像が可愛くてセンスのかたまりすぎて大好き。


● まとめ
放送は1999年からなのでおよそ25年前の作品なのですが、
今見てもものすごく面白かったし、

キャラの言動が完璧で、少女漫画としての完成度も高くて、
あらゆる場面で原作者のCLAMPの天才っぷりを感じずにはいられませんでした。

何度も言うよ、本当に名作です。

私の中では「カードキャプターさくら」はここで完結なんだけど、
今は続編である「クリアカード編」があるんですよね。

さくらが中学生…うーん、小学生だからこその可愛さだと思ってしまっているところがあるから、そんな自分に受け入れられるかどうか…。

でも気になっているので、
そのうち続編も見てみたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

63.0 3 お父さんで小学生なアニメランキング3位
天才バカボン(TVアニメ動画)

1971年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (35)
184人が棚に入れました
植木職人バカボンのパパの家は、近く産まれる新生児を待ちわびていた。やがて産まれた赤ん坊ハジメちゃんは天才児とわかる。善人だが頭のネジのゆるいパパ、のんびり屋の長男バカボンは、優しくてしっかり者のママと共に新たな家族の誕生を喜んだ。今日も町にバカボン一家の笑い声がこだまする。

声優・キャラクター
山本圭子、雨森雅司、増山江威子、貴家堂子、田の中勇、槐柳二、北村弘一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これで~いいのだ~(いいのだ~)

ナンセンスギャグの極致、マンガ界に燦然と輝く金字塔ですね(゜∀゜)
 
「元祖天才バカボン」と記憶が混在してしまっているので、内容についてのコメントは控えます(^_^;)

ま、説明は不要ですね(´ω`)
日本一子供に理解のあるお父さんです(´ω`)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OPのイントロが全てを物語る

ワウペダルを買ったらまず最初に家で弾くのが天才バカボンのイントロ。
これは古今東西老若男かわりません。(と思います。)

それぐらいインパクトのあるOPイントロのギタープレイ。
アツイ!アツすぎる!

放送が終わって軽く40年ぐらいたってる思いますが、いまだに各話脳裏に刻み込まれています。

今ではバカボンパパのほうがボクよりずっと年下ですが、いまだにボクは彼を超えることはできません。

ジミヘンドリクスのことを『永遠に超えられない年下』と評した野村ヨッチャンの心境とほぼ同じなんではないかと思う今日この頃です。

将来ボクもミラーマンになりたいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Q質問 A解答 T突っ込み(ABCでDDD

Q、このアニメを見てどうだった?

A、バカボンのパパかしこおおおおおおい
だってあのかの有名なバカ田大学で学年1位だったんでしょ3点で
まじかっこいいいいいいいい

T、底なしにうざいからやめてくんない?

A、自重します。

T、これで、いいのだ。

A、だぶんこれ元祖ギャグアニメじゃない?
さすがに元祖ってだけあってとても面白いね

T、ああ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2
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