2021年度のお祭りおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2021年度のお祭り成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月29日の時点で一番の2021年度のお祭りおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.5 1 2021年度のお祭りアニメランキング1位
転スラ日記(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (284)
1073人が棚に入れました
「貴重な紙を手に入れたので、俺のこれまでを日記形式で綴ることにした。書き出しはそうだな…『転生したらスライムだった』。そこから俺の冒険が――冒険…が?」お茶目でユーモラスなリムルとテンペストの仲間たちの日常をふんだんに描く、“スライムライフ系"転生エンターテインメント!

声優・キャラクター
岡咲美保、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、柳田淳一、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、山口太郎、福島潤、大久保瑠美、田中理恵

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

転生したらベツジンだった件

要するに転スラのスピンオフ作品。
リムルが適当にぶらぶらしながら街の様子を視察するのが基本的な形。

キャラデザは何故か本編と結構違っていて、何故変えたのかはわからない。

転スラ日記みたらベツジンだった件。

もしかしたら、スピンオフだからわざとそうしているのかもしれないと思った。
別の作者が書いた作品ということを暗に示している?

本編ずっと見ていると違和感はすごいが、絵自体は別に手抜きなわけではないし、むしろスピンオフ作品にも関わらず作画等のクオリティは高く、ヘタな作品よりもずっと作画の質がいい。
しかし、むしろ丁寧に作ったスタッフをほめるべきで、嘆くべきなのはスピンオフ作品にすら劣る低クオリティな作品が量産される現状だろう。

私は転スラが結構好きなので良いが、ファン以外は見る価値のないアニメだ。

本編が日常とバトルを交互に展開するスタイルなので、その日常部分を補完する立ち位置のアニメになるので、当然転スラ本編を見ているのは前提の作品。
本編はどうしても戦闘力が高いキャラの活躍が目立ってしまうので、非戦闘員の活躍が多いのは良いところだと思う。

ただ、元々本編で結構日常シーンもやっているので、ファンであっても蛇足に感じる人も多いだろう。

内容的には4コマ漫画のノリなので特別面白いってこともないが、転スラの世界観が大好きで、リムルの街の日常を見たいって人には最高のアニメなのかもしれない。

内容はかなり限定的な層向けで興味ない人も多いだろうが、ただのスピンオフには勿体ないクオリティの高さで関係者の熱意が伝わってくる。

世間の評価は知らんが、私は好きだ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界で繰り広げられる日本の生活習慣の魅力が光る

 『転スラ日記』は、実はほとんど期待していなかったが、ファンサービスとして意外と優秀。お笑いのネタはたいしたことないが本筋のひとやすみとして相応しく、とても和んだ。キャストの和気あいあいの収録風景が目に浮かぶよう。

 尚且つ本筋後半の橋渡しとしても重要だったと思う。コメディ要素でキャラの魅力を掘り下げた。こんな住民たちがいるならリムル同様テンペストを守りたいという気持ちに自然となれる。転スラ2期の第1部では影が薄かったミリムもその魅力を遺憾なく発揮。故人シズもお化けとしてまさかの登場で面白かった。シュナの女子力に惚れ、シオンやトレイニーさんの残念な描写も微笑ましかった。ソウエイとソーカの絡みも本筋では味わえない魅力があった。

 しかし本作の一番のお気に入りのキャラは、本筋には全く登場しないココブちゃん、通称ちょんまげちゃんだ。あどけなく可愛いゴブリンの幼女とゲルドの無口コンビが特に絶妙。ちょっとしたシーンが非常に印象的で、いつの間にか彼女の登場が楽しみになった。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

スピンオフなのに本編よりおもしろいかもしれない

本編の日常シーンだけを抜き出したようなスピンオフ作品。
もともと日常シーンや街づくりが好きで見続けてたので本編より面白く感じました。
やはり登場人物が多いアニメは良いですね。世界がどんどん広がっていく感じ。
毎回新キャラ登場させて1話限りで登場しなくなるアニメとは段違いです。

ただ、1点だけ。
ガビルとかドワーフとか筋肉とか、絵が丸みを帯びた感じのキャラに変ったので迫力と言うかギャップが感じられずギャグがあまり面白くない。本編の方が顔が濃いリアル風で笑えました。
こちらの絵もとても良いですが、濃いキャラ系のギャグがつまらなくなってしまったのは残念です。

なぜ絵が変わったのか?
今回はキャラも含めた全体的に3DCGなのかな?
CGなら最初にモデルを作ってしまえばあとは少しの手直しで済むので、
長く続きそうな作品には有効な手段ですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

72.2 2 2021年度のお祭りアニメランキング2位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (252)
854人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
{netabare}孤独だった彼女が、人を救うことでつながりたい理由で魔法少女になったけど、ある事からジャヒー様を慕うように。
ドゥルジと魔法少女がジャヒー様をめぐって争うところも面白かったです。{/netabare}

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
{netabare}実はすごくいい子で、最終話で楽しそうにお祭りに参加してるお話にほっこりしました☀{/netabare}

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間界に転生したらぽんこつ幼女だった件

【紹介】
魔界No.2の幹部が魔界から飛ばされて力を失い、幼女の姿になって人間界で極貧生活をしながら魔力を取り戻すために頑張る話。
極貧な上に幼女の姿なので力も弱いしちょっとポンコツなところがあってプライドだけは誰にも負けない。

どれだけ不憫で惨めでもくじけずに前向きに頑張るかわいい日常系アニメ。

雰囲気はまちカドまぞくとか、邪神ちゃんドロップキックとか、はたらく魔王さまとかメイドラゴンあたりと似ているので、そのへんが好きな人は気に入るかも。

【作画音楽】
作画は綺麗。OPやEDアニメもポップな感じで可愛い。

【キャラクター】
いつも尊大な態度なのに、ちっちゃくて無力で一生懸命頑張ってるけどうまくいかなくて、強がり言って、一人になるといつもしょんぼりしてるジャヒー様がたまらなく可愛い。

ジャヒー様がとにかく目立つので周りのキャラクターはちょっとキャラが薄いけど、嫌な感じのキャラいなくて、ジャヒー様はみんなから愛されているので、いい雰囲気でストレスなく見れる癒しアニメ

【総評】
ジャヒー様可愛い、それがすべてな作品だけど、それで十分。
とても可愛くて癒されました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

69.8 3 2021年度のお祭りアニメランキング3位
イジらないで、長瀞さん(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (324)
962人が棚に入れました
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS"な後輩に目をつけられた!先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女"の物語。

声優・キャラクター
上坂すみれ、山下大輝、小松未可子、鈴木愛奈、井澤詩織
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結局 今期で一番面白い?言い過ぎかもしれませんが。

 大げさかもしれませんが、今期、終わってみれば一番面白いかもしれません。初めが良くて後が尻つぼみのアニメが多い中、尻上がりに良くなっていきましたね。
 テーマがぶれているともいえますが、長瀞さんがどんどん可愛くなっている、ということです。
 ひょっとしたら、だから良かったのかもしれません。つまり、イジメ→ツン→デレをそのまんまやったということです。最後にちゃんと気持ちが良くなるアニメです。見終わったあとの爽快感と満足感があるのは重要ですよね。1話のストレスがあったからこそ、ともいえます。

 逆にいえば、ここから先が見たいんですけどね。長瀞さんのキャラ造形も、類似性の指摘もありますが、時代が萌え一辺倒ではなくなってきたということでしょう。オリジナリティがちゃんとあると思います。

 水着の日焼けのあとの作画に徹底的にこだわったのは、クリエーター側の意気込みを感じます。対して主人公の適当なこと。つまり女子の作画に制作側の気合いが感じられるということです。

 確かに愛があった気がします。


以下 視聴中のレビューです。ネタバレで折りたたんでおきます。

{netabare}  第1話は正直不快です。どう考えても極めて悪質なイジメにしか見えません。主人公側からの心理なら立ち直れないでしょう。
 そのあとどんなデレられても、心を許せないのでは?と思うレベルです。

 また、長瀞がなぜ主人公を気に入ったのかがわかりません。あれってマンガに感心して気に入ったってことなんですか、本気でマンガ描いてるからとまあ、解釈できなくはないですが、本気で何かに打ち込んでいる人はクラスにいくらでもいるでしょうし…
 1話の段階でこの前提がないと、長瀞の態度は不自然ですので…どうなんですかね。すくなくとも2度ほど、しかも何度かそれっぽい場面をリピートして見ましたが読み取れません。初対面、ですよね。違うんですかね。

 いじっているうちに、おもちゃとして気に入ったってことでしょうか?マウント取れるから?そうなら最悪ですよね。

 まあ、そうはいってもこの話でそういう悪意がないことはわかります。いや、悪意だとしても、ヒロインのドSがテーマで主人公がこの関係性で満足ということでもいいんですけど、でも、一度引っかかってしまうと、1話切りされてもしかたないだろうなあ、という感じです。

 ただ、その後の展開はなんとなく見聞きしていたので、4話までは見ました。ビッチ系の女の子に惚れられて、ちょっとドキドキするようなラッキースケベシーンとか、長瀞さんのデレを楽しむ分には、面白いです。作画も決して低いレベルはありませんし、OPとかはかなりいい作画でした。

 むしろ、あらすじを調べて3話、4話を見てから、1話に戻ったほうが受け入れられるかもしれません。

 なお、石鹸の洗いっこのシーンを見るかぎり長瀞って本当に経験が…って見えますよね。そこまで意識してあのシーンを入れたなら大したものです。そういえば、主人公の下腹部の上に馬乗りになってたりもしました。今後の展開が楽しみですが、少年漫画ならないか。


6話見ました。

 初めからもうちょっとこのチューニングでやっていれば見やすかったのに、と思います。
 1話のコンセプトでいくなら、ドエロ展開NTRとか。
 この話の展開だと、1話を面白いと思った人は離れていくだろうし、1話のイジメがきつくて離れた人もいるでしょう。
 いずれにせよ、コメディとしては、面白くなってきたので、明らかに1,2話で損している気がします。
(6話の前半はもうちょっと短くてもよかったですね)

8話までみました。
 いや、長瀞さんデレすぎでしょう。純情になっちゃってるし。他の女子も含めてハーレム化してるし…毎週1話見てる分には面白いのでいいんですけど、一気見の場合どう感じるか、でしょうね。

10話みました。
 単純にエロ可愛いツンデレの年下の女の子とイチャイチャしてるとか、普通にうらやましいんですけど。
 そして先輩登場。いいですね。対立軸。面白くなってきました。
 1話のチューニングがもうちょっとうまくやっていれば、かなり人気でたのでは?{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

からかい上手の宇崎さん

年下のギャル系女子にイジられ続けるオタク系気弱メガネ君が主人公のラブコメ。

話の展開とかシチュエーションは高木さんに似ているが、ヒロインの性格とか表情は宇崎ちゃんにかなり似ている。
一言で表現するなら、からかい上手の高木さんのヒロインを宇崎にした感じだが、主人公が気弱なオタクの圧倒的な弱キャラなので、いじられてるってよりもいじめられているように見えてしまうという悲劇。
これは間違いなく主人公の差です。
宇崎ちゃんの主人公だったらたぶんいじめには見えないでしょう

2話を視聴すれば長瀞さんが主人公をイジメているという印象はだいぶ薄くなるのですが、1話だけ視聴するとイジメに見えるのは致し方ないかと。
ヒロインの所業は宇崎ちゃんと大差ないと思うのだが、主人公の差でこうも印象が変わってしまう。いじりといじめの線引きって難しいですね

ボーダーラインは、そこに愛があるかないかだろうか?

もしこのシナリオで宇崎と同じテンションだったら間違いなくウザイが、宇崎より少しテンションは抑えめで丁度いい。声優がいい仕事をしている。
※宇崎ちゃんの声優も素晴らしいと思いますが、長瀞さんに関してはこれくらいのほうがいいという意味です。

主人公はアレだが、結構面白いと思う。

唯一残念なのは、主人公に魅力がない。
これからだんだん主人公の魅力も描かれるのかもしれないが、いまのところただ残念なだけの注目に値しない人物だ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

純情派肉食系女子

序盤こそ「何このムカつく糞ガキは」といった具合に、アニヲタの俺には
相当キツいものがあった・・・・・・・のだが!(笑)
{netabare}次第にツン?デレ純情ラブコメ路線の方向性が顕わになり、終わってみれば
俺様歓喜の顔芸ヒロインと化していた。
これはもう2期を期待するしかないよなぁ。
原作ストック的にはギリで2期も可能っぽい。
ただ円盤(1巻)売上は壊滅的で、海外での稼ぎ頭=中国bilibili動画では
配信してないんだとか。
唯一の希望は原作コミックスの販売数が順調に伸びていることかな。
つーことで、頼みますよ講談社さんwww{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

65.6 4 2021年度のお祭りアニメランキング4位
かぎなど KeyミニキャラTVアニメ(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (82)
287人が棚に入れました
Key初のクロスオーバーワールド作品、ミニキャラTVアニメ「かぎなど」

68.9 5 2021年度のお祭りアニメランキング5位
SHOW BY ROCK!!STARS!!(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (63)
219人が棚に入れました
サンリオ初のゲーム・アニメファン向けキャラクタープロジェクト「SHOW BY ROCK!! STARS!!」

声優・キャラクター
遠野ひかる、夏吉ゆうこ、和多田美咲、山根綺、稲川英里、上坂すみれ、沼倉愛美、佐倉綾音、伊東健人、小松昌平、小野友樹、白井悠介、谷山紀章、内山昂輝、柿原徹也、細谷佳正、Lynn、芹澤優、鈴木みのり、日高里菜、茅野愛衣、五十嵐裕美、村川梨衣、早見沙織、松井恵理子、潘めぐみ、宮野真守、村瀬歩、逢坂良太、野口瑠璃子、田中あいみ、木戸衣吹、小林裕介、八代拓、筆村栄心、沢城千春、古川慎

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

もとに戻った!

 私個人の感想なんですが、ましゅまいれっしゅ!!の頃はただの百合アニメで満足できませんでした。
しかし、今作はめっちゃ!はっちゃけています‼︎
展開が予想できないものばかり!ツッコミどころ満載‼︎待っていました‼︎
 さらに今作は男と女が完全に別空間分けられています!個人的にはシンガンに振り回される ましゅまいれっしゅも見てみたかったなぁ
そして、音楽が素晴らしい!いつも新曲を楽しみにしています!来週も楽しみだ! 

最後になりますが、4つのbのうち、ブロガーとバーテンダーはわかるのですが、弁護士と美容師はなぜ、日本語?
無理やりすぎまへん?
まあ、そこも魅力か‼︎

見終わった後の感想
話数によって面白かったり、面白くなかったりと激しい作品でした。しかし、面白い時の爆発力が流石サンリオ!天下一品でした。
また、世代交代が非常に上手かったなと思います。ましゅまいれっしゅの時はドコンジョーは好きになれなかったのですが、先輩バンド達からうまくバントンをもらえて、非常に好きなバンドになりました。
非常に楽しませていただきました。
ありがとうございます‼︎
やっぱ、SB69!アンタ、最高だよ‼︎

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

音楽アプリSHOW BY ROCK原作のアニメ新作で集大成。

サンリオの音楽アプリ原作で、ゲームは未プレイです。
ましゅまいれっしゅ!!に登場し、メインバンドだったMashumairesh!!
のメンバー、そしてSHOW BY ROCK無印に登場したプラズマジカやクリティクリスタなどの無印から登場していたバンド、ましゅまいれっしゅから新しく登場した男の子バンドも含め、ましゅまいれっしゅ!!を見ていた人も、無印SHOW BY ROCKから見ていた人にも楽しめる内容になっています。
無印を見てなくても楽しめるけど、無印を見ていた方がよりわかって楽しめるのかな?と個人的には思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

King Nothing

SHOWBYROCK4期。シリーズオールスター作品というより過去キャラが出てくるましゅまいれっしゅ2期といった感じ。完全なファン向け作品。というかファンでもキツいかも。これだけ休み休みの視聴になった。

原作ゲームファンか前作まで観て好きなキャラがいないと単体の評価はいまいちだと思う。これは完全な好きなキャラが動いてるのを楽しむキャラアニメ。もともと中身を求める作風でもないがそうはいうてもこれは一番中身がない。

ましゅ2期としてもお祭り作品としてもどっちつかずな中途半端。特に冒頭の展開は一体何がしたかったのか。ファン向けなので無理に掴みに行く必要がないとしても単純に面白くない。

ましゅから全ての要素において萌えアニメ感が強くなったが、今作はキャラが多いのでその辺薄くなった気がするけれども、なんかよくある汎用深夜アニメっぽくイイ話にしたがってる感じの安っぽさがある。

音楽のパワーで全て解決!ってのはそう言う作風でいいんですが、イイ歌歌って想いを伝えよう!ってバンドリかよってなる。ましゅでも感じたがそう言う意味での変化をより強く感じる。OPもEDもメロ重視はともかくアニソンっぽさがマシマシで萎える。好みの問題でしょうが、1期の楽曲がこんな感じだったら観てなかった。メロはともかくバックトラックがすこぶるダサくなってるのがとても残念。いかにもアニソン録音になってしまってる。1期2期のような楽器の音を楽しめる音作りでは全くない。

ただはエール&レスポンスだけは超名曲。この曲だけはギターなど楽器の音もデカくて聴いてて気持ちいい。それでいてちゃんとイイ歌にもなってるというナイスなバランス。これを締めに持ってきてくれただけで満足。ましゅで聴いてるのはこれだけ。


シリーズ通してみればプラズマジカの楽曲クオリティの高さは異常。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

71.0 6 2021年度のお祭りアニメランキング6位
サイダーのように言葉が湧き上がる(アニメ映画)

2021年7月22日
★★★★☆ 3.7 (70)
265人が棚に入れました
17回目の夏、地方都市⸺。コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、いつもヘッドホンを着用している少年・チェリー。彼は口に出せない気持ちを趣味の俳句に乗せていた。矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイル。人気動画主の彼女は、“カワイイ"を見つけては動画を配信していた。俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。ある日ふたりは、バイト先で出会った老人・フジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探しまわる理由にふれる。ふたりはそれを自分たちで見つけようと決意。フジヤマの願いを叶えるため一緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの想いはすれ違って⸺。物語のクライマックス、チェリーのまっすぐで爆発的なメッセージは心の奥深くまで届き、あざやかな閃光となってひと夏の想い出に記憶される。

声優・キャラクター
市川染五郎、杉咲花、潘めぐみ、花江夏樹、梅原裕一郎、中島愛、諸星すみれ、神谷浩史、坂本真綾、山寺宏一、井上喜久子

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

言葉にすることで

俳句少年と歯矯正少女の出会いの物語。
舞台はショッピングモール、季節は盛夏。
眩いばかりの風景と色とりどりの構造物。
サイダーのように甘くて爽やかな作品です。

出会いは、突発的。
スマホが吹っ飛ぶ、
口元から矯正器がキラリン。
コミカルな衝撃です。

少年はチェリー、少女はスマイル。
チェリーは静、スマイルは動。
俳句とネット配信と興味は対照的。
NとSが引き合うようなものなのでしょう。

レコードに隠された過去。
50年前のフジヤマさんの思い出がシンクロ。
ヤマザクラにそんな意味があるなんて。
「葉」と「歯」かあ、考えたものです。

終盤に向かって、ちょっとした事件により行き違います。
しかし、「ヤマザクラ」の奇跡に再び二人の気持ちは・・・
まるで、サイダーを振ったかのように・・・
青春期の衝動的な恋心が、夢のように気恥ずかしいです。

全く前情報なしに観た作品です。
テンポが良く、目が離せませんでした。
それに、素直な気持ちを読み込んだ俳句が要所を締めています。
俳句ってホントいいものですね。

夕暮れの フライングめく 夏ともし
「めく」が可愛い。
私も瞬時に思いました。
言葉には不思議な表情があるのです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高にエモくて面白いラブストーリー。ただ2つの見過ごせない点あり。

 夏ですし、今テレビ番組で一番好きなのがプレバトの俳句コーナーということでこの作品再視聴ですね。

 この作品見始めは色調がビビッドすぎるのと、動きが多すぎ、騒がしい演技と効果音で、なんじゃこりゃ?となります。

 が、キャラデザと構図と動きがいいのと、田舎のショッピングモールという、地方においてそこがすべての人が集まる場所という舞台設定が秀逸です。地方社会のコミュニティーとしての機能が言外できちんとでていました。当然文化の発信地でもあります。そういう部分を感じるのが心地よかったです。だから出会いもあったわけで。

 そして、特に2人が一緒にショッピングモールから帰る夕方の風景が、なにか胸に刺さります。同じ道を何度も2人で通る描写がイコール2人の時間の積み重ねにもなっていました。

 また、キャラ造形が比較的スムースに物語の中で説明されるので、いつのまにか面白くなってゆきます。

 色彩の変化には注目すべきでしょう。どんどん淡く彩度が落ちて行くのがとても良かったです。音も静かになって行きます。

 俳句と動画配信者の組み合わせ、人前で話すことと容姿のコンプレックスの対比、老若男女の組み合わせに、声がでかいレコードを探す老人を組み合わせることで、昔と変わらない恋心を見事に描き出していました。

 と、時をこえた2つのラブストーリーに関しては非常に良かったです。最近「耳をすませば」に深く感動しましたが、本作もそれに劣らず感動しました。それとショッピングモールとスマホ、SNSという題材だけに、より身近な物語だったのも良かったと思います。

 で、2点気になるところがありました。これはちょっと物語や作画の良さではカバーできませんでした。一つは俳句と物語の結びつきといいますか「サイダーの様に」だったかです。

 ヒロインスマイルが感動するショッピングモールの帰り道の俳句とか、キーとなる山桜の俳句などとても良かったし、エピソードとも絡んで上手かったと思います。

 ただ「サイダー」というのは俳句がどんどん湧き上がってくる様子だと思うのですがラストの主人公の{netabare} 告白はサイダーの様に…だったかですね。なんか真っ赤になって一生懸命俳句を詠む姿は、もう少し別のものだった気がします。俳句は文字だ、という主人公の主張とあいまって、 {/netabare}本当にいいラストなのは間違いありません。
 言葉を変えると、夏のイメージの重ね方が強引な気がすると言った方がいいかもしれません。

 それと大貫妙子さんの歌です。もちろんシュガーベイブ時代からみんなの歌まで皆好きなんですけど、さすがにもっと若々しい声の歌い手さんじゃないとなあ。あの初々しい少女に合ってましたか?
 ここも容姿と恋愛は関係ない、可愛らしさとは人それぞれだというメッセージが、{netabare}主人公の俳句を読み上げるという告白と重なって、ヒロインがマスクを取って笑うカタルシス {/netabare}になっているので最高でした。ですが、大貫妙子さんでは声がベテランすぎです。


 評価です。作画はいいです。最高です。キャラも同じく性格から内面、感情の動きまで丁寧に描けていました。が、音楽はまあ減点ですねえ。4までかなあ。それとストーリーの「サイダーのように」がやはり見えませんでした。これは大きすぎる部分なので4にしておきます。

 が、主観的には物語にはかなり感動しました。キャラは主人公2人含めて皆良かったです。そして、アニメーションの良さは「ああアニメ映画を見たなあ」という充実感になりました。90点!という感じでしょうか。

 それと劇中、画面に出てくる俳句は、全部拾いきれてないのであとで見返すかもしれません。発見があれば追記をします。

 なお、 ラストは{netabare}引っ越しはするので、一旦は離れ離れですよね?その後はご想像にお任せしますでいいのかな? ただ、SNSでいっぱい俳句を投稿することでしょう{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

山桜、俳句とSNS、正に青春

 俳句好きな少年チェリー、カワイイもの好き矯正中の前歯を気にする少女スマイルは、出会うです。SNS、バイト、特におじいちゃんのレコード探しから縮まる距離、すれ違い、強い思いが動かす青春を描いていたです。

 ショッピングモールを舞台に織りなす設定は、面白かったです。チェリーもスマイルも身近にいる人たちに気にかけられていると思ったです。お話の要となるフジヤマのおじいちゃんの存在が、二人の交流や周囲を巻き込んでいき、盛り上げていったです。

 おじいちゃんの探しているレコードというものが何なのか?、若いころのおじいちゃん、ショッピングモールの過去、レコードのジャケットが導く謎と明らかになったです。
 ついに探し当てても、思わぬトラブル、すれ違いと一体この話どうなるの?と思ってしまったです。

 またもや思わぬことがあって、それが幸運に変わるとき、その後スマイルが選んだ思い、思いを受け止めたチェリーの行動は、大胆かつ「これで、いいのだ!」展開へと進んだことが凄かったです。普通だったら、なんか恥ずかしいことだったと思ったです。
 でも、チェリーらしいと言えばらしい、良い結末だったです。

 流れる歌の曲が、今の時代にないような音程だったことが、印象的だったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9
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