お菓子で女子高生なアニメOVAランキング 1

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67.2 1 お菓子で女子高生なアニメランキング1位
OVA ハイスクール・フリート(OVA)

2017年5月24日
★★★★☆ 3.6 (108)
409人が棚に入れました
海の安全を守る女性の職業「ブルーマーメイド」になるべく奮闘する女子学生たちの姿を描いた、『ハイスクール・フリート』のオリジナルアニメ。「前編:納紗幸子がピンチ!」「後編:納紗幸子もピンチ!?」の2話を収録。

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、古木のぞみ、種﨑敦美、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ
ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

■勝手な想像
 病原菌を持ったフレンズが登場したらどうしよう、
 と考えたが危害を加えるようなヤツはフレンズの風上にも置けない。
 寧ろフレンズじゃない。

■入荷から返本まで客の手にも触れずコンビニの棚から微動だにしなさそうな漫画の話
 ※ここからはレビューではない若干長めの駄文です
 {netabare}アニメの本編では皆主人公のことを「艦長」と呼んでいたが、 帝国海軍時代は戦艦、巡洋艦、航空母艦を軍艦、駆逐艦、潜水艦は軍用艦とされ、軍艦の長を「艦長」、軍用艦の長はそれぞれ「駆逐艦長」、「潜水艦長」と呼ばれていたらしい。両者には見た目にも明確な違いがあり、船首に菊の紋があるか否か、らしい。その事実からわかるように、「艦長」は艦と運命を共にすることを暗黙的に義務付けられていたらしい。軍用艦の場合は隻数の多さや人材確保の観点から寧ろ生き残る事が尊ばれていたらしい。
 私個人の覚書だが、艦名の命名基準についても書いておく。戦艦は旧国名から選ばれたらしい。戦これで一際目立っている金剛姉妹が山の名前なのは建造当初は巡洋艦だったかららしい。
 件の巡洋艦は山や川の名前から選ばれたらしい。鬼畜米英から「飢えた狼」と称された高雄(艦これでは足柄がそう呼ばれたと言う設定で「行かず後家」扱いだったような)も山の名前だと思う。
 航空母艦は艦載機が大空を駆け巡る様から「龍」や「鳳」が用いられるらしい(他には五航戦の「鶴」とか?)。赤城、加賀、信濃(個人的には浜風の母港ボイスが胸を締め付ける)が国名なのは、金剛姉妹と似たような理由で命名後に航空母艦に変更されたかららしい。
 駆逐艦は数が多いので自然現象から命名したらしい。アニメ本編で主人公達が乗船したのは駆逐艦「晴風」、自然現象か否かは主観によるし、何より旧帝国海軍を描いたアニメでもない。
 潜水艦の場合は、大型潜水艦は伊型、中型潜水艦は呂型、これに番号を付加して呼ばれていたらしい。艦これなら伊号、呂号と呼ばれているのを聞いたことがある。うちの母港には伊号は一通り(8、19、58、168、400)居るが呂号は居ない。ところで漫画には、水上攻撃機3機を納めた伊400を「海底空母」と呼んでいた。これは何かのTV番組で観た話だが、水上攻撃機は翼が折りたためる機構で注目を集めていた、みたいな話と、伊400が南方の島から日本方面に向かう途中に終戦を迎えたので、水上攻撃機共々日の目を見ることが無かった、的な話を聞いた気がする。
 他にも気になる情報が幾つかあった。トン辺りの建造コストは¥2,800の戦艦より¥4,500の駆逐艦のほうが高く潜水艦に至っては¥5,800もする(金額は当時のレートだと思う)、最後の連合艦隊旗艦は大淀、WWIIでは戦線が地球の3分の1位と広大だった為、艦砲の強さより大人数が乗れる艦のほうが旗艦に適していた、なので建造中だった武蔵はスペースを確保する為の改造をあれこれ施された、大和建造時の大蔵省の財布の紐は硬く、海軍は大和を35,000トン級(本当は69,304トンでおよそ半分)の戦艦として予算を計上、不足する建造費は駆逐艦三隻+潜水艦一隻を架空計上して賄った、大和の建造中は気温変化からくる鉄板の伸縮により微妙な歪が生じる為、日中に仮止めして夕方から本組み、と言う手順を踏んでいたらしい、大和の進水はドックに海水を引き入れる方法だったが武蔵は進水台を滑り降りたため潤滑油として数トンのヤシ油と石鹸を使用した上、長崎港の対岸に1メートルの大波を起こした、大和は当時のハイテクであるディーゼル機関ではなく信頼性の高い蒸気機関を使用していた、米軍のワシントンが霧島を一方的に叩きのめし撃沈(ノーガードの打ち合いとは何だったのか)した、艦長の階級は大和・武蔵クラスなら大佐或いは少将、航空母艦は大佐、巡洋艦クラスなら中佐、駆逐艦・潜水艦ともなればそれ以下の将校、等等らしい。
 漫画の巻末には、大和建造で培った技術が今なお影響している旨の漫画が有る。例えば、排水量15万トンタンカーが最高クラスの時代に30万トンクラスが建造できると言う造船会社の邦人営業、「是非手にとって見てくれ」と頼み込むが門算払いされる大和の照準装置を開発した日本光学(ナイコン=ニコン)の邦人営業、レオナルド・ディカプリオ(笑)が乗るプリウスを製造するTOYOTAの品質が良いのは大和由来の「改善」、とこの漫画に影響されると右側に傾く危険性を感じるくらいに大和を賞賛する漫画が。晴風乗員も吊橋効果的な影響もあってか妙な連帯意識を持っているので同じ傾向が有るのではと。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

みんなと過ごす、かけがえのない時間。

この作品は2016年の春アニメとして放送されたTVアニメ版の続きが描かれています。
物語の内容に繋がりがあるので、TVアニメ版未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

あにこれのレビューでは賛否両論あるようですが、当時のBEST10の順位からも個人的には高評価していた作品でした。
2016年春アニメBEST10:第2位
2016年春アニメ アニソンBEST10:第2位~TrySailさんの「High Free Spirits」

劇場には足を運べませんでしたが、レンタル or 配信では絶対視聴したいと思っています。
そのため、はいふりの事を何気にチェックしていたら、このOVAが配信されているではありませんか!
こうして今回の視聴に至った訳ですが…
TVアニメ版を思い返して、もう一度見たくなる…そんな作品だったと思います。


海に生き、海を守り、海を往く――
それがブルーマーメイド!

海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬 明乃は
航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。

艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、
彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機ピンチ。
教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、
救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、
無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれた。

その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに
新たな危機ピンチが訪れる。


公式HPのSTORYの一部を引用させて頂きました。
TVアニメ版のラスト…何もかもが圧倒的劣位だった春風と武蔵との交戦が激アツだったのは今でもハッキリ覚えています。

物語は、そんな激戦から1ヶ月後…春風クラスが中間試験を終え、試験休みに入ったところから始まるのですが、開始早々、私の中で当時オープニングアニメのダントツ1位だった「High Free Spirits」が目と耳に飛び込んでくるじゃありませんか!
これで滾らない訳がありません。期待値も一気にMAXまで急上昇です。

今回のOVAは2本構成で、「前編:納沙幸子がピンチ!」「後編:納沙幸子もピンチ!?」とどちらのタイトルにも主計課の納沙 幸子が絡んでいるのですが、今回は彼女が主役だったと言っても過言ではないでしょう。
TVアニメ版でも時折寸劇…というか声色を変えた一人芝居を演じていた彼女が一番の適任者だったのでしょう。
あんな弾け方をするメンバーは他にいませんし、あの弾けっぷりが結果的に功を奏したので…

ピンチのきっかけ…
それは、艦長と副長が一連の騒動に対する始末書に追われているため、開封時間が指定された密封指示書を晴風クラスの全員に渡してほしいと納沙幸子…ココちゃんが依頼を受けたことが起点で間違いないと思います。

きっと学生が密封指示書を受け取ることなんて早々無いと思います。
ましてや晴風は先の激戦で轟沈しているので、晴風クラスが実習を続ける艦が無く、2学期からの海洋実習が実質不可能な状況に立たされていましたから。

自分たちの置かれた状況を踏まえると不安になるのも仕方ありませんよね。
でも、不安を不安のまま放置しないのが晴風魂であり、ココちゃんの真骨頂…
逆転の一手を打とうと懸命に走り回るんです。
そんなココちゃんを見て打てば響くように呼応するクラスのみんなの絆も熱い!

彼女たちを待ち受ける運命や如何に!?
個人的にはこれ以上ない粋な計らいだったと思っています。
これでまた一段と劇場版の視聴が楽しみになりました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

いつもどおりのクオリティ。

【概要】

アニメーション制作:プロダクションアイムズ
2017年5月24日に放映された全2話前・後編のOVA。
監督は、信田ユウ。

【あらすじ】

史実の歴史と違い、飛行機の開発に失敗して空を飛ぶ手段が飛行船と気球に限られた世界。
世界各国の海を超える交通手段の主役は船。
日本は海底資源の発掘が原因でプレートがずれて陸地の多くが水没し、
海運大国として発展していた。

日本の海の安全を守る必要があり、
その職業として「ブルーマーメイド」と呼ばれる女性たちが武装艦に載って働いている。
その養成学校に横須賀女子海洋学校があり生徒は、
教育艦と呼ばれる旧日本軍の艦船をモデルとした船の上で実習を行う。

航洋艦「晴風」の31人の新入生の少女の活躍によって、
前代未聞と言える海の上の大事件は収束に向かい、「晴風」は損傷激しく自沈。

その一ヶ月後の6月9日に物語は始まる。それは、船を失った彼女たちの今後に関することだった。

【感想】

TV版の後日談で、31人の日常風景が見られますが、
相変わらず人数多すぎで、私なんか登場人物の名前をすっかり忘れていました。
外見や性格を特徴づけてるのに、頭で情報処理が追いつかないっていうか。
ストパンの11人ですら難易度高いのに31人は、やっぱり無理!

美少女方面では水準をクリアしているものの、
日常でおちゃらけてもギャグが面白くないですし、
一人一人が浅すぎて登場人物に感情移入も出来ない。

5人覚えればいい『けいおん!』
4人覚えればいい『のんのんびより』
6人覚えればいい『ARIA』

を手掛けた吉田玲子さんは何を思いながら、このアニメの仕事をやっていたのか知りたいですね。

戦闘をしないものの、話はいつものハイフリ。賑やかした上で予想と寸分たがわぬオチ。
仮にやるとしたら2期に繋がるものでしたね。

登場人物に入れ込んでる人たちには良い作品かもしれませんが、
正直言ってあんまり面白くないOVAでした。

海のガルパンを目指した当作品ですが、もういいかな?と個人的には思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
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