わがままおすすめアニメランキング 1

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66.5 1 わがままアニメランキング1位
夢のクレヨン王国(TVアニメ動画)

1997年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (75)
561人が棚に入れました
『夢のクレヨン王国』(ゆめのクレヨンおうこく)は福永令三が執筆した児童文学作品群である『クレヨン王国』シリーズを原作としたアニメ・漫画作品である。《ストーリー》「死神編(1話 - 49話)」 12の悪い癖を持つ、クレヨン王国のシルバー王女。彼女の12歳の誕生日に、かつて封印された死神がよみがえった。そしてシルバーの親のゴールデン国王とオパール王妃を石にしてしまった。元に戻すにはシルバーの悪い癖を直し、死神の詫び証文を手に入れて封印しなければならない。そこで、シルバーはオンドリのアラエッサ、ブタのストンストン、そして12人の野菜の精をお供に、死神を追って国中を旅する。「天使編(50話 - 70話)」死神を倒した後、クレヨン城の侍女にネコのプーニャが加入。彼女の不手際で古い柱時計に封じ込められていた2人の天使、シャカチックとユックタックが復活。イタズラ好きの彼らは天使のスタンプで国中を混乱させる。シルバー達は天使を追って再び旅に出る。

声優・キャラクター
徳光由禾、坂田おさむ、竹内順子、高村めぐみ、宍戸留美、家富ヨウジ、松尾銀三、桜井ちひろ、望月祐多、松本美和、宮田幸季、赤井田良彦、小西寛子、ゆーり、乃村健次、小栗雄介

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

12の悪い癖を持つ王女と仲間たちの旅。

児童文学作品「クレヨン王国」シリーズを原作とする、
1997年から放送されていたアニメ。

子ども向け(アイテムなどのグッズから特に女児向けであったと思われる)アニメですが、

内容をちゃんと見てみると、
生き方について考えさせられるところも多い。

子どもに自信を持って見せられる作品ですね^^
というか、子どもに見せたい。

全70話です。


● ストーリー
クレヨン王国のシルバー王女は12歳になった。
その誕生日パーティに知らない少年が現れた。

少年は国王と王妃、つまりシルバー王女の大好きなお父様とお母様を石にして去ってしまう。

シルバー王女は少年を追うために旅に出ることに。

ブタのストンストンとニワトリのアラエッサをお供にして、
少年の行方を追う。


70話という長編で、
死神編(1話~49話)と天使編(50話~70話)に分かれています。

死神編がメインの印象があったので、
そこで終わってもよかったのではと思っていたのですが、
後半の天使編も結構楽しめました。

死神編は、石になってしまったお父さんとお母さんを元に戻すために、シルバー王女の12の悪い癖を直し、復活した死神を封印することが旅の目的。

このシルバー王女の12の悪い癖がなかなか曲者でw

おしゃれに3時間かける、散らかし癖、お寝坊、ウソつき、げらげら笑いのすぐ後に怒り出す、自慢癖、欲しがり癖、激しい偏食、意地っ張り、けちんぼ、都合が悪くなるとすぐに人のせいにする、疑い癖。

シルバー王女がいろんな場所を旅し、
いろんな人たちに出会いながら、

自分の悪い癖によって困ったり、
同じ悪い癖を持つ他人に振り回されることで反省したり、
時には自分の悪い癖も使い方次第では長所になるんじゃない?と発見したり、

「人の振り見て我が振り直せ」的なストーリー展開が多かったように思います。

よくないところは良くないと見せ、
正しいことは清々しく行う。

シルバー王女は悪い癖こそあるものの、
まっすぐで明るくて優しくて、根はとてもいい子なんだよね。

その良さが悪い癖によって曇らないところがいい。

自分に悪いところがあったとしても、
自信をなくしたりせず、堂々としているからこそ。

自信を持ち過ぎなので、時には自分を振り返ってみてほしいと感じることも少なくありませんでしたが。笑


後半の天使編は、クレヨン城に封印されていた天使が逃げ出したので、
連れ戻しに旅に出る話。

一度旅の味を覚えたら、
お城での生活なんて退屈だっただろうね♪

死神編で旅した街を再び訪れるのが懐かしい。

“天使のいたずら”という新エッセンスによって、
ストーリーは新鮮になっているのがいいです。

後半からの新キャラ・プーニャもいいかき乱し役です♪


● キャラクター
シルバー王女(cv.徳光由香)、ニワトリのアラエッサ(cv.坂田おさむ)、ブタのストンストン(cv.竹内順子)。

この3人がメインキャラクターです。

そして毎回登場するのが、シルバー王女が持つ“香水箱”から呼び出す12人の野菜の精。

誰が何人登場するのかは、毎回ランダムだけど、
個性豊かな野菜の精達の活躍で物語が大きく動くことも多いから、

この作品には欠かせないキャラです。

私は「どうでもいいけど」が口癖の女子高生ほうれん草のホーレソレがお気に入りでした♪
(この野菜たちのネーミングも好き。)


● 音楽
【 OP「ン・パカ マーチ」/ 徳光由香、東京少年少女合唱隊 】

これは名曲ですよね。

アニメを見たことのない人も聴いたことがありそう。

一度聞くと印象に必ず残る曲。


【 ED「ありのままに」/ 杉山加奈、東京少年少女合唱隊 】

原作者の福永令三さんが作詞した曲。

自然がいっぱい歌われていて、
福永さんらしい歌詞。

OPとは反対に、
しっとりとした曲です。


● まとめ
昔の朝の子ども向け番組は名作が多いですね。

「クレヨン王国」シリーズは子どもの頃原作を読み漁っていたこともあり、思い入れの強い作品です。

アニメはアニメの雰囲気で別物だと捉えていますが、
このアニメのクレヨン王国も好きでした^^

いつか全話観たい!と思っていたので、
完走できて大満足です♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ササミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

リメイクか再放送してくれないかな〜!

主人公・シルバーは
クレヨン王国の王女です。
ある日、クレヨン王国の王様とお妃様、
つまりシルバーの両親が
石に変えられてしまいます。
両親を元に戻すためにシルバーの旅が始まります。

この王女様はこの世界で
とっても有名な方です。
なぜなら、12も悪い癖があるから(゜∀ 。 )
と言っても、片付けられない、
すぐ人のせいにする、疑いグセなど
まあ、かわいいレベル(?)のものばかり
ですが、この12の悪い癖を直さないと
シルバー王女の憧れる伝説の武烈女王の
ようにはなれないので、
直さなければいけません。
でも努力してる感じあんまりないけど…(笑)

シルバー王女の旅のお供として
ストンストン(豚)とアラエッサ(鶏)がいます。
この世界では豚や鶏は
食べないのかな、と思いきや、
二人(二匹か…)がヘマをすると
シルバー王女が
『焼き豚にして食べちゃえばよかったあ〜』
『おいしい焼き鳥が食べたいな〜』など
まさかの発言を結構します(;゜0゜)
いなくなったら寂しいくせに
素直になれないシルバー王女です。

それと、シルバー王女には
強い味方の野菜たちがいます。
野菜たちは十二種類いて、
それぞれ小さな香水瓶に入っています。
(出てきたときに、〜をしてたのに、とか
言ったりするので、別場所から
無理やり飛ばされてきてるのかな?)

野菜たちは戦闘能力が高いわけではありません。
(というか戦う場面ないしね(=゚з゚=))
あくまでシルバー王女の『お手伝い』。
知恵を貸したり、手を貸したり、
小さなことしか出来ません。
たまに足を引っ張ったり…(´-ω-`)
でも野菜たちの賑やかさで
シルバー王女が寂しがることはないし、
必要不可欠な存在です。

このアニメでは、ほとんど人間がいません。
主要人物として出てくる人間は、
シルバー王女、その両親、
それとクラウドという男の子位です。
人間と他の生き物が同時に
同じ場で暮らしているのです。

クレヨン王国のお城では
クレヨンが多く働いています。
では、なぜ王様が人間なのか?
クレヨン王国のトップは
代々人間に受け継がれてきました。
王様が存在しないことで、
この世界の色もなくなってしまうそうです。
つまり人間以外の者が王様に
君臨すること、また王族以外の者が
王様となることは不可能なのではないでしょうか。

あくまで私の推測です。
だって、たぶん深く考えてある
アニメじゃないと思うから( ´ ∀`)
このアニメはどちらかと言えば
幼児向けアニメだと感じます。
(夢のクレヨン王国が終わった後は
おジャ魔女どれみが始まりました。)

深く考えすぎず、そのまま素直に
受け取ればいいアニメだと思います。
幼児向けアニメと言いましたが、
可愛いものとか(萌えとは違う可愛さ)
ゆる〜い感じ(日常アニメではないです)のアニメが
好きな方は、大人でも楽しめるのでは
ないでしょうか(。・ω・。)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

明るく前向き!笑顔が素敵なクレヨン王国シルバー王女の大冒険物語

1997年~1999年の間、日曜朝8時半からのニチアサ枠で女児向けアニメとして放送された作品。全70話。

野菜やクレヨン達が暮らすクレヨン王国の王女シルバーが、仲間たちと一緒に大冒険をするお話。

幼少期に絵本を買ってもらって大好きだった事もあり、とっても懐かしく、記憶に残っていた通り大好きな世界観を楽しめました。

12の悪い癖を治すため、死神を封印するため、天使を捕まえるために大冒険するお話だけど、どのお話も1話に起承転結があるから分かりやすいし、なによりキャラクターがとっても素敵でした。
主人公シルバーは子供らしくワガママなところも沢山あるけど、前向きで行動力と決断力があるし、自分のためにも誰かのためにも頑張れる、優しくて強い、笑顔がとっても可愛い女の子で思わず憧れちゃう位素敵なキャラクターでした。
一緒に旅をするアラエッサ(鶏)とストンストン(豚)も可愛くていい奴らで、シルバー王女との関係性も家来だけど友達で心許しあってる距離感がとっても良かった。
死神も含め、出てくるキャラクターたち癖ありつつもみんなどこか可愛くて愛着湧くキャラばかりで、野菜や食べ物、動物やクレヨンなどをモチーフにしたキャラデザも好きでした。可愛い。

永遠の名曲『ン・パカマーチ』も最高。毎話聞いても大好きな曲。聞いてるだけで元気が出ます。

子供向け作品ですが大人になっても楽しめました。前向きに笑顔で頑張る姿に元気もらえました。子供向けながら良い作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
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