アイドルで姉妹なTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のアイドルで姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月31日の時点で一番のアイドルで姉妹なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.9 1 アイドルで姉妹なアニメランキング1位
ラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (461)
1639人が棚に入れました
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院。

駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。

それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること!

諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう!
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜラブライブ!サンシャイン!!は感動できないのか

静岡県沼津市の浦の星女学院のスクールアイドル・Aqoursを描いたラブライブシリーズ2作目の第2期
(1期感想:https://www.anikore.jp/review/1549253/)

さて、1期感想でも触れたとおり私はμ'sを描いた初代ラブライブ(以下、無印)に魅了されたラブライバーです
このサンシャインも1期で物足りなさを覚えながらも、1stライブはLVで参加、2ndライブは西武ドーム2daysとも現地参戦し、聖地沼津にも2度足を運ぶなど応援してきたつもりです
…ですがこの2期でもその物足りなさを拭うことはできず、それどころかサンシャインは無印に決定的に及ばないとさえ思うようになってしまったというのが結論です
ではなぜそう思うに至ったのか、私見を書いていきます
(※折りたたんでますが、めっちゃ長いです。気が向いたら読んでください)

前提
{netabare}
まず前提として、私にとってラブライブ無印はアニヲタ人生の転機とも言えるあまりに大きな作品でした
アニメのイベントや声優のライブに行ったり、ペンライトを振ったり、ニコ生を毎回見たり、ニコ生一挙放送を完走したり、ゲーセンでフィギュアやぬいぐるみを取ったり…私に色々な「初めて」をくれた作品、それがラブライブです
ですからこの後の私見にはラブライブという作品を神格化するような、かなりのバイアスが掛かっていると思います
サンシャインという作品に、無意識にとんでもないハードルを課していたことでしょう
ですが私は最初からサンシャインを突き放して見ていたわけではありません
むしろ冒頭のとおりかなり作品を楽しんでいたと思いますし、本当は無印同様に心から感動したかったんです…
…何が言いたいかっていうと、私はいわゆるμ's原理主義ではありませんw
{/netabare}

サンシャインと無印の違い
{netabare}
1期放送後からこの2期までを通じて分かったのですが、サンシャインでは無印でやりたかったけどできなかったことをとことんやっていくスタイルを取っています

代表的なのはイベントですね
無印の声優陣はプロジェクト発足当時こそ無名の新人集団でしたが、1期の成功もあり特に南條愛乃と三森すずこが声優にソロ活動にと多忙になってしまい、9人そろってのイベントを組むことが難しくなってしまいました
またプロジェクト後期は30代のキャストが数人おり体力面に不安があり、特に南條愛乃は膝に先天的な持病があったことも発覚し、まともに踊れなくなってしまいました
そこでサンシャインでは若き新人キャストを揃え、専属契約に近い形でプロジェクトに専念させています
これによりかなりタイトなスケジュールでイベントを組み、さらにライブツアーを行うこともできました

また無印は予想外の大ヒットを記録したために、グッズ展開やコラボレーションが後手後手になってしまったこともファンの不満として挙げられていました
サンシャインでは公式twitterを見てると分かるんですが、週3くらいで新グッズの情報が出てきますwとても全部追えませんww
もちろん沼津という聖地を設けたのも、この2期でライバルユニットとコラボしたのも、「やりたかったこと」だと思います

良い言い方をすればスタッフも全力でやりたいことができ、ファンも全力で楽しめるようになった
汚い言い方をすれば、全力でリソースをぶっ込んでファンからお金を吸い上げる体制ができた、ということですねw
{/netabare}

計画性とその功罪
{netabare}
サンシャインは無印の成功を受けて作られた、成功が約束され、そして成功しなければいけない2作目です
そのため常に先の見えない道を開拓し続けていた無印と違い、サンシャインはかなり計画的にプロジェクトが進められているように思います…下手したらアニメ、ライブを中心に最初から最後まで完璧にスケジュールが組まれている可能性もあります
たとえば無印は1期放送後の3rdライブのサプライズで2期制作が発表されたんですが、この時キャスト陣全員がガチで驚いて喜んで泣いてたんですよね
ところが、サンシャインではこういったキャストを巻き込んだ大きなサプライズがほぼありません
多分キャストもあらかじめ全てを知らされ覚悟ができていて、それにより地に足をつけた計画的なプロジェクト運営ができているのでしょう
一方でその計画性は作品の根幹を成すテーマである「みんなで叶える物語」とは相反するものでもあります
1期の感想でも書きましたが「どうせ俺が応援しなくても成功するでしょ?」って思えてしまうんですよね
そしてその計画性故の管理体制がアニメにも影を落としてしまったのではないかと考えています
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ライブでの再現前提の演出~
{netabare}
サンシャイン1期の最終回は、放送後にかなり叩かれました
批判点はモブの出しゃばり、ライブ前の長い寸劇、レギュレーション違反の3点でしたが、
このうち1期全体を振り返るライブ前の寸劇は、現実の1stライブで再現することを前提とした演出でした
1stライブ後に酒井監督も「今夜の彼女達のパフォーマンスでやっと13話(最終回)が完成した様な気持ちです」とツイートしていたことからも、これは明らかだと思います
そしてこの2期でも、ライブでの再現を前提とした演出が多々ありました
特に2期はライブシーンでそれが顕著で、6話の千歌のバック転なんかはその最たる例ですね
これはライブで千歌役の伊波杏樹がバク転を成功させて初めて感動が生まれます
アニメ内だと無印で凜ちゃんが雨の屋上でウルトラC級の床技を決めてましたし、サンシャイン1期でもセイントスノーの妹(理亜)が3mくらい跳んでムーンサルト決めてましたからねw 今更バク転じゃ驚かない世界ですw
また9話のセイントスノーとのコラボも、本編後のライブ開催のCMを含めたサプライズありきで、本編ストーリーとのつながりを考えたらむしろ11人で歌うのは不自然だったり…

もちろん、アニメとリアルの融合はラブライブ!の1つの大きなテーマです
ですがアニメはアニメとして、完結した一つの作品として作って欲しかったです
少なくとも無印は、ライブで補完しないと完成しない作品ではありませんでした
むしろライブシーンでは昼夜が入れ替わったりワープしたり、現実で再現不能な演出が多々ありました
それをライブ班がどう再現するか、といった楽しみ方もあったんですけどね…

先述の「計画性」にも繋がるんですが、あまりに計画的に作られているせいで、制作側の自由な創作を縛ってしまっていたように思います。なぜならこうした演出は、アニメスタッフの一存で入れられものではないからです
酒井監督が優れたライブシーン・PVを作れるのは、シングルのPVや1期2期のOPを見ても分かります
ただ作中のライブシーンでは、現実での再現前提の演出が足を引っ張り持ち味を出せていなかった印象です
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ストーリー~
{netabare}
この2期のテーマは主に、浦の星女学院の廃校、廃校決定前後のラブライブ挑戦の意義の変化、そして千歌が探し追い求める「輝き」の3点です
そもそもサンシャインは、プロジェクト発足当時から「廃校が決定している学校が舞台」という設定でした
それがアニメでは1期で廃校の可能性が浮上しただけで、廃校の行く末も2期に持ち越しとなっていました
なぜなら1期の最大のテーマはAqoursの独り立ちで、そして2期が最初から「計画」されていたからです
Aqoursの独り立ちを描くためには、廃校問題を全て後回しにせざるをえなかったんですね
そして恐らく、この1期のAqoursの独り立ちというテーマは、アニメスタッフではなくプロジェクトの創意として、ラブライブサンシャインというプロジェクトのために組み込まれたモノでしょう
それは今年9月の2ndライブを経て現実のAqoursが独り立ちを遂げるまで、サンシャインと無印のコラボはもちろん、キャスト陣が無印に触れること(果南役の諏訪ななかがμ'sの紅白出演への感想ツイートを削除したり)が徹底的に排除されてきたことからも予想できます

こうした事情のため2期では廃校を阻止できない展開を描かなければならず、シリアスにならざるをえない
しかしラブライブという作品はシリアス一辺倒ではいけない
明るく楽しく前向きでなければならず、特に2期では1期でスポットの当たらなかったキャラをピックアップしなければならない
この二律背反のせいで、2期はシリアス、キャラ回がともに浮いてしまっていたように思います
特にメインストーリーから完全に外れていた5話のよしりこ回とかね
ファンからの評価は高いですし私も好きな回ですが、後々2人差で廃校が決定してしまうことを考えると、犬と遊んでる暇あったか?本当に全力尽くしたのか?と思えてしまいます

そもそも酒井監督は、シリアス面を描くために選ばれた監督だと思っています
酒井監督が無印で担当した回(1期7話「エリーチカ」12話「ともだち」、2期11話「わたしたちが決めたこと」)を見れば一目瞭然です
サンシャインもおそらく、ストーリー面、シリアス面だけを切ってみれば、恐らくよくできています
ただ先述の事情により、明るいキャラ回やギャグを組み込みにくい構成になってしまったのかと

もちろんそれでも良い作品に仕立て上げるのが監督の仕事だと言えばそりゃそうなんですが
{/netabare}

積み重ねが足りない
{netabare}
サンシャイン2期では無印同様、ラブライブ優勝と3年生の卒業(+廃校)が描かれました
最終回の優勝と卒業の感慨、寂しさを描いた描写・演出は素晴らしく、無印にも劣らないものがありました
ですが、いまいち感動できなかったんですよね
その原因は恐らく、サンシャインが積み上げてきたもの、少なくとも時間が明らかに少ないからだと思います
無印はTVアニメ化に3年の下積みを要し、2期のラストの時点で4年が経過していました
そしてその間、作品の人気はCD売り上げ500枚のスタートから2期BD1巻11万枚まで駆け上がっていたのです
一方でサンシャインはプロジェクト発足が2015年4月、1stシングル発売が同年10月です
この2期の時点でまだ2年しか経っていない上に、その1stシングルも最初から5万枚売れてるんです
1期のBDや最近のシングルも5万枚前後の売り上げです…安定してるんですよね
もちろん人気を安定させることは大変なことだと思いますし、短いこの2年間にもドラマはありましたが、
残念ながらそこに無印と同様の感慨深さが生まれることはありませんでした
これは初代の後を受けた2作目としての宿命とも言えるかもしれません
江戸幕府を築いた初代家康の陰に、幕府を安定させた秀忠が隠れてしまうように…
{/netabare}

粗が目立つ→それを覆すインパクトの欠如
{netabare}
この2期、話の展開の粗、矛盾点が目立ちました
例①:3話、予選から学校説明会まで間に合わない!バスも船も無理だからミカン収穫用のトロッコだ!
   ←親に車出してもらえ!お姉ちゃんたち軽トラで間に合ってるじゃねーか!
例②:7話、ライブ終了後80人だった入学希望者が深夜に増え続けて98人に
   ←どうやって出願したんだよwww ちなみに作中で願書、調査書、受験料納付証明が必要とあり
例③:7話、12月の朝5時なのに明るい屋外
   ←静岡地方の12月の日の出は6時30分~6時54分
例④:9話、お姉ちゃんのためにルビィと理亜の2人(+よしまる)で内緒で用意してきた
   ←Aqours+セイントスノー11人で完璧なライブパフォーマンスを披露

もちろん無印にもこうした粗、突っ込みどころは多々ありました
ですが無印には、京極監督のラブライブには、それを全部ぶっ飛ばすインパクト、大きな感動があったんです
1期のレビューでも書きましたが、サンシャインに最も足りないのはこのインパクトです
そしてここまで擁護してきた酒井監督に足りなかったのも、このインパクトで魅せる力です
同時期放送の京極監督の作品「宝石の国」を見ても、京極監督の魅せる力、インパクトを残し感動させる力は類い希なるものがあります

そもそもサンシャインという作品には、無印のにこのような作品のアイコンとなる人気キャラ、そして「にっこにっこにー!」のような作品を代表するフレーズもありません
善子がその枠になってほしかったみたいですし、善子の「リトルデーモン」や曜の「ヨーソロー!」などキャッチーな決め台詞も用意されていますが、力不足
せいぜい絵里の「ハラショー」くらいの位置づけでしょう

ここまで色々不満を言ってきましたが、インパクトさえあれば、大きな感動さえあれば、それらの不満は全ては覆されていたと思います
それがラブライブという作品です
{/netabare}

まとめ
ラブライブ!サンシャインは無印の成功を受け、非常に野心的で、かつ計画的に作られている作品です
その計画性がアニメのストーリーやライブといった魅力を縛り付け、物語の展開に粗が生じ、また2作目故に作品としての積み重ねも少ないためにラストの感慨深さも生まれませんでした
そして何より、それらを覆すインパクトが足りませんでした
だから私はサンシャインに、心から感動することができなかったのです


ですが、私はラブライブから、サンシャインから離れることは無いでしょう
それは何だかんだ言って、ラブライブに触れている時間は最高に楽しいからです
この2期の放送中も、各話の感想やイベントについて友人ラブライバーと密に語り合っていましたw
またライブ中やライブ後や聖地で、初めて会ったラブライバーと話すことも多々ありました
沼津に行った際は韓国人ラブライバーと写真を撮ったりもしましたw
作品だけに留まらない楽しさ、経験、初めてを提供してくれるラブライブ
「今が最高」「過ごしてきた時間の全てが輝き」を体現するラブライブが、何だかんだ言って大好きなんです


以下、書くタイミングを失った雑感の箇条書き
{netabare}
・CGの進化が半端ない。特にOPは衝撃だった
・一方で手書き作画は珍しく崩れることも…特に8話Aパートは気になった
・音楽では寂しさをはらんだOPとカーテンコール感あふれる最終回EDが好み
 でも音楽もインパクトないんだよね、サンシャイン。結局スノハレノーブラ級は現れず
・キャラではルビィが印象に残った。実質個人回の8,9話だけじゃなく、7話で一番最初に「優勝」を口にしたり、
 ドームをドゥームと言ったりw、一番キャラとしての背景、ドラマが見えたのがルビィだったかな~と
・1期では無かったよしりこが2期では特盛りにwww5話でなれそめを描いてから回を増すごとに親密に…
 6話で遂に実現した「リリー」呼びは個人的に2期のハイライト
・1期で若干クドかったしいたけの使い方が上手くなってた。ラストでメスで仔犬出産という衝撃の展開が待っていたが、お前千歌が小学生の頃からいる老犬だろww大丈夫かよww
{/netabare}



最後に、もしここまで全部読んでいただいた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございました

投稿 : 2024/05/25
♥ : 21
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

面白かったずら

メディアミックス作品/アイドル、学園、青春/第2期:全13話/アニメーション制作:サンライズ

短期間で、無印第一期、第二期、劇場版、そしてサンシャイン第一期とぶっ続けで観たきたので、流石にお腹いっぱいになってしまったため、少々の期間を空けてこのサンシャイン第二期を視聴。

心情的には満点をつけたいほどに楽しませてもらいました。一応、レビューを書きながら冷静に振り返って最終的にはいまの平均満足度になりましたが、総合面を踏まえるとやはり高い評価点になりました。数多く登場する楽曲は、まだまだしゃぶりきれていないので、後々に「音楽の評価」は満点になること濃厚ですが。

しっかし、この作品は各話ごとの内容が濃いというか、キャラクターだけでなく背景など細部まで丁寧に描かれているのだけでなく、演出面でも気合入っているなあと感じさせられる箇所も多いので、集中して全てを観ようとすると、体力の消耗が激しい。また笑いどころというか、シュールなギャグが散りばめられていたり、しかもそれを誰も突っ込まないってことが多々あったりなど、見どころが多いので済みから済みまで存分に楽しもうとするといい意味で疲れるw

そしてもうお約束というか、相変わらず突っ込んだら負け的なシチュエーション多数。仮面ライダーで例えるならば、それまで戦っていた場所から次のシーンではまったく違う場所に移動している的なアレに近い。シリーズ通じて見受けられることだが、最終話に関しては、飛び抜けてやりたい放題。第一期の最終話の方がとんでもなかったので、本作では抑え目だったように思えたけれども。

登場するキャラクターもホント、純粋な娘さんばかりだし、それぞれの良いところを引き出してくれているものだから、推しメンってやつが絞りきれないままに視聴を終えてしまいました。それでもあえて言うならば、第一期から贔屓目にしていた「ぶっぶー!ですわ」の使いどころが絶妙なダイヤ。ずらずら言い過ぎてその魅力に洗脳されてしまったずら丸も捨てがたい。いじられキャラ・ヨシ子も笑わせてくれるし、なんだかんだ言ってバカチカもやっぱ可愛いしなあ、って感じで結局のところそれぞれに魅力があるのでやっぱりみんな愛すべきキャラだらけ。

とまあ、どんな作品でもそうだが、シリーズ化した続編はコケがちなことを考えると、無印が面白かった作品なだけに登場するキャラクターを1からごっそり入れ替えた続編をよくぞここまでに仕上げたものだなあと素直に称賛したい。

これまで書かせてもらったシリーズのレビューはどれも長文になってしまいがちだったので、こちらもこの辺までにしておきます。

ちなみに現在上映中の劇場版『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』。すぐにでも観たいが、一緒に観に行けるほどの友人もいないし、かといって一人でとなると、ラブライバーでもない私としては生粋のラブライバーばかりなのかなと思うとハードルが高いw

■関連オマケ動画
黒澤ダイヤ役・小宮有紗さんの顔芸が激しい「ぶっぶーですわ~!」
▼Youtube動画(1:37)
https://www.youtube.com/watch?v=phPcjl1ekIk


秋葉ドームのモデルと余談。{netabare}いまさら観終えたので、当時にアニメ視聴済みの方からしたら周知の事実だと思われるが、無印で明らかになっていなかった秋葉ドームって、モデルは東京ドームのことだったのね。第12話にて水道橋駅周辺が登場したことで気づいたけれど、みんなが合流した歩道橋をはじめとした裏路地などは、私がその昔にバイク通勤で何度も通い倒していた道(春日通りへ出るショトカ的な裏道として)だったのでまさかあんなマイナーな場所がピンポイントで登場するとは夢にも思っていなかったわけで、観ていて一人「マジか」とクチに出してしまった。

しかも秋葉原方面から東京ドーム(秋葉ドーム)へ向かう最短ルートをわりと現実的に描いているものだから感心w 裏路地は軽く遠回りなのでちょっと謎だったり(土地勘のない彼女たちなので彷徨ったということにしておこう)、歩道橋越しに見えるドームのサイズは脚色されていたけれど。{/netabare}


▼キャスト
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛

投稿 : 2024/05/25
♥ : 26
ネタバレ

かずなみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

輝きの先に

映画版公開につきサンシャイン全話見直したのでレビューもアップ。

ラブライブサンシャインの2期にあたる。
1期を見てないとおそらく話しについてこれないはずなので、未視聴者は要注意。


1期に比べて中々考えさせられるシーンが多く、そういう意味でも面白かったのが印象的だった。


{netabare}
中盤以降、学校の廃校が確定して、一体何のために歌うのかわからなくなったり、Aqoursを下に見ていたsaint snowが自爆からの予選敗退したりと、前作と比べて非王道的な展開が続く。{/netabare}


決勝前夜に千歌ちゃんから一人一人に「勝ちたい?」と聞くシーンがある。
{netabare}廃校が確定し、みんなが惰性でやってても不思議じゃない中で、{/netabare}
各々が何故勝ちたいのかを確認する、今までのラブライブにはあまり無かったシーンだと思う。

μ‘sは、というか穂乃果が「楽しもう♫」なスタイルなので、あまり勝ちに行くシーンは無かった気がする。

しかしAqoursは、勝たねばならない断固とした理由がある。
このあたりにμ’sとの違いを感じた。

結果は見て確認してください。

そして、あれだけ探し求めた輝きの先にあるものも。



それ以外には、梨子ちゃんのリトルデーモン化が進んでいたり(笑)
そっち方面の見所も多いwww

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

61.8 2 アイドルで姉妹なアニメランキング2位
戦×恋(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (181)
715人が棚に入れました
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲から怯えられ、上手く他人と関わることが出来ない孤独な高校生・亜久津拓真は、ある時、一人の少女を助けたことがきっかけで、悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)たちと、一つ屋根の下で暮らすことに――。恋をするほど強くなるという戦乙女たちの恋人となり、彼女たちと恋の特訓を乗り越え世界を救うことが出来るのか!?

声優・キャラクター
広瀬裕也、本渡楓、加隈亜衣、日高里菜、内山夕実、原由実、清水彩香、逢田梨香子、河瀬茉希、小岩井ことり、新田ひより、平川大輔、種﨑敦美、M・A・O、福圓美里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

恋して戦え、乙女たち

この作品の原作は未読ですが、起用された声優さんの布陣で視聴を決めた作品です。
本渡さん、くまちゃん、ちゃんりな、うっちー、原由実さんと超が付くほど豪華なこの顔ぶれ…
視聴するのが楽しみでした。


人類に迫りくる悪魔を迎え撃つ9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)
彼女らの原動力は1人の高校生との“恋”だった…
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲に怯えられ、
上手く他人と関わることができない孤独な高校生・亜久津拓真。
一人の少女を助けたことをきっかけに、
悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)の恋人となって育て、
人間界を守ってほしいと頼まれる。

その方法は…
戦乙女と“恋”イチャイチャをすること!!

9人姉妹と恋人契約を結んだ拓真は彼女らと一つ屋根の下で暮らし、
様々な濃いミッションを乗り越え、彼女らを戦いへ導くことに…

恋が世界を救うことを証明せよ!

戦乙女ヴァルキリー、発動…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、美人系9人姉妹と一つ屋根の下…しかも、全員が恋人でイチャイチャするって、ハーレム過ぎるにも程があるだろっ…という突っ込みがあちこちから聞こえてきそうな純ハーレム作品です。

これで、ハーレムを牙城にする主人公が無双系イケメンだったら、あまりにも出木杉で逆に視聴意欲は萎えてしまったかもしれません。

ですが、主人公の亜久津 拓真は、お世辞にも2枚目とは程遠い風貌で、しかも顔つきが怖く周囲が彼を「アクマ」呼ばわりされるような存在なんです。
それが積み重なって主人公の行き着いた先は人間恐怖症…

そんな人間恐怖症が美女とイチャイチャなんて…出来る訳ないですよね。
人間には大小の違いはあるも、対人恐怖的感覚って誰にでもあるんだと思います。
それが度を過ぎると、逆に可哀想に思えてきちゃったり…

そんな彼を擁護する考えを起こした先から、目の前ではお約束のラッキースケベな展開と、戦乙女に必須なイチャイチャが繰り広げられるんですから堪りません。
彼のことを擁護する必要なんて、きっと微塵も無いのだと思います。

ですが、戦乙女にとっては死活問題なんです。
何故なら、今の彼女たちのレベルでは悪魔に到底太刀打ちできないから…
だからイチャイチャを重ねてレベルを上げなきゃならないんです。
しかも、それだけじゃ駄目…
拓真を心から恋人として認めないと、レベル上げだってままならないんです。
人間恐怖症の拓真にとって、正に四面楚歌の状態と言っても過言ではないでしょう。

だから、彼女たちの心の移ろい模様を是非見て欲しいと思います。
きっかけは人それぞれ…
だけど、拓真が9人の唯一無二の存在に昇華するという最終目標に対して、どこまで辿り着くことができるのかは、この作品の見どころだと思います。
ラストまで視聴すると、レビューに「彼を擁護する必要が無い」と記載した理由が分かると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、逢田梨香子さんの「for...」
エンディングテーマは、「UP-DATE × PLEASE!!!」なんですが、3タイプのバージョンがあります。
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 1.7.8」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 2.6.9」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 3.4.5」
verの次の1~9数字が9人姉妹の生まれ順になっています。
個人的には一番ハジけていた「ver 2.6.9」がお気に入りです。

1クール全12話の物語でした。
「これから面白くなりそう…」というところで終わってしまったのが悔やまれます。
ここで終わってしまっては、単なる販促作品となってしまうのが、とても勿体無いと思うんです。
元々ハーレム系は嫌いじゃなく、寧ろ好みなのでしっかり満喫させて貰いましたけれど…
でもやっぱり続きが気になります。
奪われたモノは奪い返さなきゃですし…
続編が制作されることを期待しています!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 15

63.3 3 アイドルで姉妹なアニメランキング3位
アイカツフレンズ!(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
126人が棚に入れました
『アイカツフレンズ!』は、アイドル活動“アイカツ!”にはげむアイドルたちの努力と友情の成長物語。

スターハーモニー学園の普通科に通う「友希(ゆうき)あいね」は、友達を作るのが大得意な女の子。学園のトップアイドル「湊(みなと)みお」と友達になって、一緒に“アイカツ!”のステージに出ることに!?

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、二ノ宮ゆい、美山加恋、田所あずさ、大橋彩香、諸星すみれ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公2人のキャラがとても良かった、シリーズ第3作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作。その1年目シーズンで全50話。
作品の基本的な作りは前作までのスタイルを踏襲していますが、今作では「フレンズ」と呼ばれる2人組のユニットでの活動が物語の中心となっています。
ストーリーは、スターハーモニー学園の中学2年生・友希あいねが、同じ学園に通う人気アイドル・湊みおと出会ったことをきっかけに、アイドルの道に進むことになる、みたいな流れです。
まず良かった点は、主人公2人のキャラクター。人と仲良くなることが得意で、「目指せ友達100万人!」が口癖のあいねと、アイドルとしては先輩だけど、友達作りが苦手なみおは、どちらも単体のキャラとして好感が持てるだけでなく、コンビとしてのバランスが良いです。ほんのり百合風味の感じられる関係性も最高でした。2人がフレンズを結成するまでの過程を描く作品序盤は、シリーズ第1作にも引けを取らないほど面白かったです。
ただ、その後、主人公たちの活動が軌道に乗り、トップアイドルを目指してライバルたちと競い合う展開が繰り返し描かれるようになると、内容がやや単調になってしまった印象。主人公たちが目標とするトップアイドル「ラブミーティア」や、ライバル的なポジションの「リフレクトムーン」を描くエピソードについても、いまひとつ盛り上がりに欠けるように感じたりして、中盤以降はちょっと失速してしまったかな、という感想でした。憧れの最強アイドル超えを目指すという本筋自体がすでに定型なので、そのあたりから少し工夫があっても良かったかもしれません。
ステージシーンについては、今作から専門の歌唱担当を置かず、声優がそのまま歌うように変更されましが、特に違和感はなかったです。ただ、映像や楽曲の質的には「まあ普通に悪くないかな」くらいの感想で、特別なインパクトはありませんでした。この部分については、前作も含めて、第1作の3~4年目の頃のクオリティを超えられないでいるように思います。
声は、あいね役を新人の松永あかねが演じていましたが、初々しさや若々しさが感じられて普通に良かったです。アイカツでは、過去のシリーズでもメインキャストに新人を起用して、後に人気声優になっている例が多くあるので、今後ちょっと注目かもしれません。
最後まで観終わって振り返ると、スタートの印象が非常に良かっただけに、後半の内容にやや不満はありましたが、全体的に前作より楽しめました。引き続き2年目シーズンの「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」が放送されているので、そちらも面白くなることを期待しています。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 0

59.4 4 アイドルで姉妹なアニメランキング4位
バトルガール ハイスクール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (119)
529人が棚に入れました
星守(ほしもり)――――人々の想いを受けてそびえ立つ御神木『神樹(しんじゅ)』から選ばれし18人の少女たち。
彼女たちは神樹ヶ峰女学園の生徒として賑やかな学校生活を送るかたわら、神樹から授かった『星衣』を身に纏い、平和を脅かす謎の侵略者『イロウス』から地球を守るために戦う!

大人気スマホゲーム「バトルゲーム ハイスクール」から待望のアニメ化!
完全新作ストーリーで贈る、星守たちの友情と絆の物語!

声優・キャラクター
洲崎綾、佐倉綾音、雨宮天、東山奈央、上坂すみれ、早見沙織、本渡楓、下地紫野、内山夕実、南條愛乃、田村睦心、久野美咲、五十嵐裕美、悠木碧、木戸衣吹、加藤英美里、原田ひとみ、内田真礼

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルのわりに女学園日常トークが中心のライト戦闘アニメ

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 コロプラ 監督 秋田谷典昭 構成 コロプラ 黒田洋介
制作 SILVER LINK

2015年から配信されているコロプラのゲームアプリが原作。
美少女格闘ソシャゲ原作アニメとしては冬季の「スクールガールストライカーズ」が記憶に新しいが、
本作も骨格はそれに準じたものだと思う。
あちらは錦織博監督、J・C・STAFF制作の豪華っぽい作品ではあったが、
ジャンルとしての未完成感が強かった。それでも楽しめましたが。

本作は監督、副監督共に新人の起用だが構成の黒田洋介は大ベテラン。
このタイプの原作は集金力が大きく、予算はあるがその分縛りが大きい。
アニメに絶望してゲームがぽしゃった場合の損害が大変だと思われます。
「けものフレンズ」はゲーム終了後のアニメ化で、予算無し、自由度高しで傾向が逆。
本作は元々高予算ゲームのようで超豪華声優陣がゲームの時点で確定。

ソシャゲ原作アニメの可能性は大きいと思う。主に予算の面で。
いまだ決定版と言える名作が誕生していないジャンルであることに異論はないと思う。
自分の評価としてはこの作品は非常に楽しめました。
構成の黒田さんの実力かな?
脚本を一切書いていないのに、随所に黒田節(w)が見られるような。
バトルはプリキュアなどの「殴って解決魔法少女」スタイル。
タイトルの割にバトルシーンはそんなに見せ場ではなく、
日常シーン、特に着替え(コスプレ)や少女たちのトークが見どころでしょう。
ゲーム版の主人公である「先生」(杉田智和)の出番は少なく、
神樹ヶ峰女学園の女子生徒たちの日常を楽しく描いた部分が多い。

全員同じ服(!)セーラー服ですが、まあ個性もありハンコ絵ではないと思います。
バトルを監視するコックピットのオペレーターは必要なんでしょうか?
デートアライブのようにヒロイン達に指令を出していますが。

一歩間違うと区別のつかない美少女一個中隊戦争アニメになるところを、
絶妙な黒田節で楽しい少女たちの青春劇にとどめた、
綱渡り的ではありますが良作であったと思います。満足できました。
なにしろ最終回ではほろりと・・・

この時点では、マジンガーや長浜3部作のようにおもちゃ売りから抜け出ていないロボットアニメ。
今後、ソシャゲアニメのガンダムが登場するか?

ヒントはソシャゲをテーマにしたラノベ「魔法少女育成計画」にあるような気もします。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 22
ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

みんなのキズナが、希望にかわるよ‼

スマートフォンアプリゲームのアニメ化。

「な~でな~で~す~る~♪」のCMでお茶の間を凍り付かせた元凶ですw

原作ゲームをもともとやっていたため非常に楽しみにしていました

内容が原作ゲームストーリーの続編のため、置いてけぼりくらった人もいたっぽいけど、僕は苦なく楽しめました

新キャラのミサキが中心のストーリーだったためキャラの多さを生かし切れてないなと思いました。面白かったんだけどね

くるみ×れんげ回がよかっただけに日常回や各キャラ掘り下げ回だけでもう1クールやってほしい‼

{netabare} ただ原作ゲームがガチャを渋りだして、アプリランキングも落ちてるから終焉は近いかもなぁ・・・(泣) {/netabare}


追記:ほんとに終わるんじゃねぇよ!!!!!!泣

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

61.5 5 アイドルで姉妹なアニメランキング5位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1359人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オンラインゲーム原作のアクション・ラブコメありの作品

原作はセガのオンラインゲーム原作です。
ゲーム世界舞台ではなく、あくまでPSO2は劇中で流行っているオンラインゲームという設定です。
主人公のイツキが生徒会副会長にスカウトされ、PSO2をプレイするよう会長のリナに命じられるところから始まる作品です。
こういうオンラインゲーム原作アニメでよくある通り、現実のキャラ(リアル)とそのキャラがゲーム内で使用しているアバターキャラのギャップを描いているのも特徴です。
最初はタダのオンラインゲームだと思ってプレイしていた主人公だったが色々と裏でなにやら動き出し始めて・・・という感じのストーリーです。

絵はキャラクターもPSO2内の風景も綺麗で、作画は問題なかったです。

オンラインゲーム原作のアニメとしては面白かったし楽しめました。
ゲーム未プレイの人にも原作ゲームファンにも楽しめる一作となっていると思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 13

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

現実とオンラインゲームの世界が混ざり合っていくお話

全12話。

PSPのようなゲーム機でプレイできるファンタジースターオンライン2が
人気を博しており、なんでもそつなくこなす主人公もひょんなことから
プレイをするようになる。
その頃から徐々に世間で行方不明事件などが発生するようになり、
主人公はファンタジースターオンライン2を通してそうした事件の
真相に迫っていくことになる。

主人公最強ってほど最強でもないですが、そういう流れになるのかと
ちょっと意外に感じたので楽しめました。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

こたまろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

満足でした!!

全12話。
あらすじはアニコレのものを参考にしてください。

ゲームでやっていたので、アニメ化した時はすごく嬉しい反面、ハズレ作になるかどうか不安でしたけど、楽しめました!!
声優陣も蒼井翔太さんや諏訪彩花さんと好きな方たちだったのでよかったです(^^)

ゲーム経験した方はした方で ストーリーやキャラの感じを楽しめるし
ゲーム未経験の方も バトル展開やラブコメ的な雰囲気を楽しめると思うので見て欲しいです(^o^)

何より自分の中では、諏訪彩花さん演じるリナ先輩がとても良く仕上がってたので、メインヒロインとしては 完璧だったと思います!!!

ゲーム未経験の方は これを機に是非プレイして欲しいです!!!
1クールで、話もバトルや学園系と見やすいと思うので 興味がありましたら ぜひ!!!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

63.5 6 アイドルで姉妹なアニメランキング6位
南鎌倉高校女子自転車部(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (205)
748人が棚に入れました
高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、毎春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に想いを込めた青春が始まる―――!

声優・キャラクター
上田麗奈、広瀬ゆうき、藤原夏海、高森奈津美、渡部紗弓、竹内恵美子、久保ユリカ、福緒唯

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自転車に花は舞う

最初は弱ペダみたいな感じかと思っていましたが、違いました。
あらすじは長崎から鎌倉に舞春ひろみが転校してくるところから始まります。

ひろみは自転車に乗れると思ったら乗れなくて、たくさん練習して乗れるようになり、新しくできた友達(秋月 巴、比嘉 夏海、神倉 冬音、サンディ・マクドゥガル)4人と南鎌倉高校女子自転車部を作りサイクリングを楽しむ物語です。レースに出る話もありますが、基本的にはサイクリングを楽しむのがメインで、鎌倉が舞台ということもあり実際の風景が出てきます。聖地アニメでもあります。また実際に販売されている自転車も作中に出てきます。自転車をテーマにした日常系アニメだと思います。自転車の知識も出てきて勉強になると思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アレとは違うのだよ、アレとは!

※2017/03/25第12話ネタバレ追加、物語評価ダウン、総括を追加
※2017/03/18第11話ネタバレ追加、作画評価ダウン
※2017/03/11第10話ネタバレ追加
※2017/03/04第09話ネタバレ追加
※2017/02/25第08話ネタバレ追加
※2017/02/18評価変更、第07話ネタバレ追記
※2017/02/11本文および第06話ネタバレ追記
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本作品が一見地味とか昔のアニメっぽいと言われる所以ですが、自分はそれは登場人物の『髪』にあると思います。

南鎌倉高校の校則かもしれませんが、彼女達は髪の毛、染めてませんよね。髪型もごく普通のスタイル。
昨今のアニメにはあり得ない設定で、ここが落ち着くポイントなのだと思います。
※意図的か無意識か分かりませんが、彼女達のキャラデザインはアイドルマスター(765プロ)に似てますね。

ただ、そんな地味な彼女達ですが、みんなスタイルは非常に良いんです。
このようなメリハリのある設定が好きです。
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2017年冬アニメで一番気になっているのが『南鎌倉高校女子自転車部』。

あー、またか。女子が自転車に乗るって奴…
  ↑
って思った人は誰ですか!?
もしかして「アレ」と一緒にしてませんか?
あの前代未聞の話題作の「アレ」と?

ちが~う、「アレ」とはぜんぜん違う!つうかこれが本命!

まず、ヒロインが自転車に乗れないところから始める!このド素人感が良い!そして自転車に徐々に目覚める過程を描くところが良い!

次にストーリーですが、「アレ」はいつも同じパターンだったでしょ?
でも、『南鎌倉高校女子自転車部』のストーリーはふつうに面白い!(少なくとも原作では!)だから期待する!

ね、ねっ!なんか気になるでしょ!そういう人は公式のPVを見て下さいよ~
  ↓
https://www.youtube.com/watch?v=wLTo7InIp7o
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各話の内容を以下に記します!
{netabare}
■第01話
原作では主人公のママがちょっとボケてて、ひろみが自転車に乗れないことを忘れていたのだが、アニメでは主人公ひろみがボケていたというようにストーリーが変わっています。ヒロインの性格を第1話で固定したいと思ったスタッフの気持ちが分かります。
あと、入学式のモブの中に今後活躍するであろう仲間達をセリフ無しとはいえ、しっかり描いていたのが好感です。
■第02話
入学式で出会った巴と一緒に鎌倉市内を自転車で散策です。ここでのポイントは迷子になったヒロインを自転車オタク達が探すシーンなのですが、より現実に合わせて重要なポジションにある3名だけを登場させています。こういう切り捨ての考え方いいですね。
ラストCパートで巴の祖母・妹が集まり、人間関係が明らかになるシナリオもグッドです!
■第03話
いよいよここで本作品のタイトルである自転車部を創る話になります。
今回の話で重要なのは、自転車をテーマにしたアニメなのに今回主人公達は全く自転車に乗っていないのですよ。よっぽど自信がない限り、こういう大胆なシナリオは出来ません。
アニメスタッフのやる気に完敗です!
■第04話
さて、女子が自転車に乗る…と言えば皆さん「ろんぐらいだぁす!」を思い出すはずですが、本作品が「ろんぐ~」と違うところは自転車バトルがあるところです。
本作品の聖地である鎌倉は坂道が多いということで有名ですが、今回、この坂道を使ってバトルとなります。
さて、ひろみは勝てるでしょうか?
勝敗に関係なく、いい話です!
■第05話
今まで、順調に進んできた自転車部の話ですが、ここで成果が出せなければ廃部になるという危機に見舞われます。
と言っても成果って…
「サイクリングして、行った先でご当地グルメを堪能してじゃ… ダメよね…orz」
っていうのは、まさに「ロングライドして美味いもの食って、あー幸せ~」と言い続けていたアレに対するアテツケですかね(笑)
{/netabare}
■第06話
{netabare}前回の続きで、いよいよナイタークリテリウムに挑戦の主人公達。
ナイタークリテリウムは、本作品のOP中に出ていますので、おそらくこのイベントが本作品のクライマックスになるのではないかと推測します。

※ストーリーのクライマックスシーンをOPに入れるというスタイルとして記憶にあるのは、2008年の『セキレイ』ですね。あの作品は第一期ラストの鉄橋での戦いを最初からOPに盛り込んでいました。

原作と比べて気付く点は2つあります。

1つは、ストーリー展開をどんどん前倒ししていること。もっと後のエピソードも出し惜しみせず今回に盛り込んでいます。1クール内になんとしても完成形に持ってきたいというスタッフの意図が感じられます。
2つ目は、キャラクターの性格を原作よりも明確にしていること。今回も主人公ひろみが「この子、本当に天然なんだな」と分かり思わずほっこりします。

今回もよくできたいい話です。
{/netabare}
■第07話
{netabare}ナイタークリテリウム中盤です。
原作と比べると、冗長なところを省いてテンポの早い展開となっています。そのためストーリーが分かりやすく、またレース中ということもあり観ていてこちらもテンション上がります。

今までは自転車が好きな仲良しグループが一緒に走るというスタイルでしたが、今回から「勝ちたい!」という意志が出てきました。更に勝つためにはどうすれば良いかをそれぞれが考えていく過程に、主人公達の成長の姿が感じられ、共感度upです!
{/netabare}
■第08話
{netabare}いよいよ、ナイタークリテリウムの終盤となります。
※自分のポリシーと反してしまい、原作との比較になってしまうのですが…

今回はかなり原作に沿ったシナリオになります。

これが良いのか悪いのか… 既に原作を読んでしまった私には判断することはできません。

皆さん、本アニメをご視聴の上、忌憚のないご意見をお願いします。
評価していただきたいポイントは「妄想」の部分です。

ちなみに自分はこの原作のストーリーは嫌いだったりします。
つうか、現時点においてもまだクマさんの中の人が…
『????』
というのはなんとかした方がいいと思います。

ただ、そこまでけなしながらも、この作品を気に入っているポイントとしては…

『姉妹愛』が充実しているところです。

従来のアニメでは「兄⇔妹」というテーマで作られた作品は多かったと思いますが、純粋に「姉⇔妹」というものは珍しいような…?????

※反論待ってます!
{/netabare}
■第09話
{netabare}先週までの熱いレースとは打って変わって、今回はのんびりモードのお話。

というか今回は鎌倉の聖地巡礼のバイブルとなりそうなストーリーでした。そろそろ気温も暖かくなってきたこともあり、いよいよ自分も巡礼の旅に出ようかな…という感じです。

そしてついにクマさんの正体が明らかになります。
※というか、OP/EDを見てれば誰でも分かっていたけどね。
正体が分かった瞬間、主人公ひろみは「あ、金髪」と驚きますが、この前提となるのが本作品では登場人物は皆、髪を染めていないだろうという設定。これがここで生きてくるワケですよ。最近のアニメでは出来ない演出ですね。

ところで本作品が12話までとすると、残すところあと3話しかない…
これで木崎湖に行けるのか非常に心配。

というか、最終話が「木崎湖に到着して終了」という『あの夏で待ってる』的な終わり方を希望します!
{/netabare}
■第10話
{netabare}今回は輪行の話。

本作品の良いところは「保護者たる大人が子供の成長をサポートしている」姿がしっかり描かれている点です。今回もバッチリです。

しかも、決して付きっきりではなく、ある程度は切り離して子供の自立心を養おうという姿勢も見られ、大人と子供の良い関係が築かれていることが分かります。

気になる今後のストーリー予想は原作にならうと、
第11話…輪行の続き→ゴールへ到着がAパート
    湘南台かもめ高校の話がBパート
    ※ヒルクライムはカット?
第12話…木崎湖に到着で終了!

原作では木崎湖エピソードから仮想現実の世界になってしまい、本来の自転車話とだいぶ離れてしまいます。ですので、VRになる前でアニメを終わらせるのがいいんじゃないかな…と個人的には思っています。
{/netabare}
■第11話
{netabare}前回の続き。

今回もJKを見守る大人たちの下心のないアドバイスに感動します。
というか、実際こんな娘達が自転車で走ってたら、ナンパされまくるんだろうなぁ…と。
そういう意味で本アニメは近年まれにみる健全な作品です。

本作品では自転車の作画にCGを使っていますが、今回、自転車に乗っている「主人公達」も合わせてCG描画しているシーンがありました。これって村田製作所の自転車ロボットみたいでちょっと戴けないなぁ… 上半身を全く動かさないで脚だけ動かしているのがマズイのだと思います。

原作にあった湘南台かもめ高校の話がなくなったということは、この期に及んでもう新メンバーは出てこないということなので、気になるのは次回(最終回)は綺麗にまとめるパターンでしょう。

アニメオリジナルエピソードを追加して「木崎湖に着いて終了」という終わり方に期待します。
{/netabare}
■第12話
{netabare}まさかここに来て、アニメオリジナルのエピソードです。

勝手にこっちが期待を押し付けてしまうのはいけないことだと十分承知しています。
しかし、自転車乗り及びアニメオタクの聖地である「木崎湖」のエピソードを何故外したのでしょう?せっかく原作にも出てきたのに…

確かに原作では木崎湖から話がおかしくなってしまい、純粋な自転車コミックとは言えなくなってしまうので、ここを外すというのは考えられますが…
もしかして「ろんぐらいだぁす!」とは違うことをアピールしたくて新しいエピソードを作ったとしたら、とても残念なことです。
{/netabare}

■総括
色々文句を言わせてもらいましたが、アニメ単体としては綺麗にまとまった良い作品だったと思います。変に媚びているところもないし、JKだからというあざといところもないし…
また、JK部活動アニメにありがちなゆるふわなところもなく、一生懸命前向きに頑張っている姿には素直に好感が持てました。

原作はまだ続いていますが、内容が変わってしまうので続編はムリだと思います。
※もしもやるんだったら、SAOみたいな話になるでしょう
ですが、もしも出来るのだったら、木崎湖を純粋にサイクリングするOVAが観たいですね。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 11

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

数話見た感想------------------------------------------
ろんぐらいだぁす!と違いがあんまり分からない・・・。
本当に似ている。

全部観た感想------------------------------------------
いたって普通の女子高生×自転車のアニメ。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1
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