アートランドで艦隊戦なTVアニメ動画ランキング 1

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60.5 1 アートランドで艦隊戦なアニメランキング1位
タイタニア(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (102)
617人が棚に入れました
広大な宇宙に進出した人類は多数の星間国家を築いたが、その大半は実質的にタイタニア一族の支配下にあった。星暦446年、宇宙都市国家エウリヤはある権益を巡るトラブルからタイタニアの攻撃を受けるが、意外にもこれを撃退してしまう。この戦いを機にタイタニアの覇権を快く思わない人々が動き始め、さらにはタイタニアの内紛も絡んで銀河は激動の時代を迎えようとしていた。

声優・キャラクター
岸尾だいすけ、小西克幸、近藤隆、吉野裕行、武虎、名塚佳織、三宅健太、保志総一朗、矢作紗友里、皆川純子、堀内賢雄、大原崇、斧アツシ、神谷浩史、草尾毅、牧島有希、塩野アンリ、大川透、柚木涼香、潘恵子

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「なるようにしかならないのが、世の中だからさ」 

広大な宇宙に進出した人類は多数の星間国家を築いたが
その大半は実質的にタイタニア一族の支配下にあった
第8代無地藩王・アジュマーン・タイタニア
四公爵・アリアバート・タイタニア
四公爵・ジュスラン・タイタニア
四公爵・ザーリッシュ・タイタニア
四公爵・イドリス・タイタニア

宇宙都市国家エウリヤはある権益を巡るトラブルから
タイタニアの攻撃を受けるが撃退してしまう
この戦いを機にタイタニアの覇権を快く思わない人々が
ファン・ヒューリックを筆頭に動き始める

後に「大空位時代(ザマーナ・マサフィン)」と呼ばれる時を迎える


~感想~
原作・未読 全26話
知らない作品でしたがあに友さんのレビューで知り
興味がわき視聴開始

広大な宇宙の覇権を握るタイタニア一族と
タイタニアに抵抗する無名の青年ファン・ヒューリックとの戦いを
描いた長編小説
田中 芳樹さんは『銀河英雄伝説』『創竜伝』『アルスラーン戦記』
などと有名な作家さんです
タイタニアは1988年 ~2015年と27年かかり完結


タイタニア側・反タイタニア勢力側と
相互の視点があり楽しめます

キャラは個性的でよかったのですが
ちょっと何かが物足りない

戦術は天才的なファン・ヒューリックが
序盤以外はまともな艦隊戦していなく
イマイチぱっとしないしなかったことが残念でした
もっと艦隊戦を取り入れるべきだと思います
最初の盛り上げだ艦隊戦がかすみます…
ファン・ヒューリックが逃げ回ってる印象のほうが強く残ります

四公爵のザーリッシュを倒し
ここからまた面白くなるところで終わってしまう
原作が未完なのでここでしめてしまうのもわかるが
消化不良を起こしてしまうので続編を大いに期待!

OP「あの宇宙(そら)を、征け」は…オペラでしょうか?
内容・雰囲気などからしてあってはいると思うけど
個人的に好みではありませんでした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

スペースオペラ入門編

スペースオペラ・・・と、呼んでいいのか。
宇宙を舞台にした、支配者側とそれに抵抗する人々の物語。
原作者が銀河英雄伝説のあの方ですから、どうしても比較しがちになりますが、あそこまで政治色は強くありませんし、戦術面でも結構ご都合主義です。
(銀英伝をご存知ない方の方が楽しめるかと思います)


支配者側、反体制側、ともにキャラクターの魅力はさすがです。
単純に支配側=悪という構図ではなく、体制的には善悪がはっきりしていません。支配する側にも責任と苦悩があり、内部抗争もあり、国家の主権は守らなければならないという立場もある。
嫌なキャラクターは居ますが、どちらの側に立っても感情移入できる世界が作られているので、宇宙を舞台に戦闘をする話ですが、ドンパチを見るのではなく「人物」を見る物語です。

原作が完結していないので、一応の区切りはつけてあるものの、終わり方は消化不良です。これから面白くなりそうなのに・・・ってところで終わってます。
(原作をご存知の方は、そんな事は覚悟のうえでしょうが)
ただ、その点を我慢すれば、全26話でダレることもなく楽しんで視聴できます。見所もいろいろあって普通に面白い。
キャラクター絵もいいですね。何より女性が可愛く描かれてます。


スペースオペラは、長くて難しくてちょっと・・・という方。
本作は「解り易いスペースオペラ」としては最適です。
いい意味で、原作をアニメらしく装飾して、視聴者の間口を広くしているのは、さすが安定感バツグンのNHKアニメ。
敬遠せず、ご視聴なさってみてください。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小さな勝利がもたらした大きな変化

1話~8話までは進行が遅かったので、あまり観る気がおきなかったんですが9話からタイタニアに少しずつ変化が訪れ始め16話から主人公がタイタニアを敵視し始めるのでそこからはサクッと観れました。

{netabare} 1話で主人公ヒューリックがひょんな事からタイタニア一族の四公爵であるアリアバート郷に勝利してしまった事から物語が始まりました。{netabare}
観る前はサムネにあるようにタイタニア四公爵の一人とヒューリックとの戦いを描いたものだと思っていたんですが、予想が外れました^^; 実際、ヒューリックとジュスラン公爵が合いまみえるのは物語の終盤からでした。

作品の内容としてはタイタニアは全宇宙の覇権を握っているが「ある勝利」をキッカケにタイタニア内部の権力闘争(大きな変化)にまで発展し、タイタニアはどうなっていくのか?と言った所です。ヒューリックを捕まえるにあたって起こる各国との政治的・戦闘における駆け引きも見ものだと思います。

個人的にはヒューリックとジュスランの駆け引きをもう少し観たかったのですが…(-_-;) また、最終話でもタイタニアは滅んではいないので続きが気になります。

最後に、「特殊化(Pax Tytania)の果てにあるのは、ゆるやかな死・・・それだけよ。(✧`≖ω≖´)キリッ」で締めたいと思います。 少佐は、やっぱ良いこと言うなぁ(#^.^#)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
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