カードバトルで召喚なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのカードバトルで召喚な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番のカードバトルで召喚なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

54.2 1 カードバトルで召喚なアニメランキング1位
遊☆戯☆王 ARC-V(アーク・ファイブ)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (70)
243人が棚に入れました
海岸沿いにある舞網市には赤馬零児が社長を務めるレオ・コーポレーションがあり、デュエル技術が突出して進歩していた。子どもたちはプロデュエリストに憧れ、デュエル塾に通っては召喚法やデュエルスタイルを学んでいる。中学2年生の榊遊矢も、幼なじみ・柊柚子の父が経営する「遊勝塾」に通い、柚子と一緒にアクション・デュエルの腕を磨いていた。遊矢の夢は、父のように人々を笑顔にする「エンターテインメント・デュエリスト」。ある日、遊矢はプロデュエル界の現役チャンピオンとエキシビジョンマッチで戦うことになる。
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

卒業できない、したくないっ!(>_<)  2017年4月9日全話観終えての感想を追記

カードゲームの勝敗で全てが決まるのはいいが「こうなりゃ正真正銘のダイレクトアタックだ!」
なんて迷セリフに代表されるようにちょいちょいデュエルでなく力ずくで物事を決める場面があり
作中内でのリアリティがガバガバだし敵対する勢力なり味方なりの組織の規模というものが全然見えてこないし
世界の命運をかけたデュエルが毎度毎度起こるためもう何回目だよ・・・と変な意味でもう慣れてしまったし。
{netabare}
現シリーズの主人公榊遊矢が目指す誰もが笑顔になれる
「エンタメデュエル」
素晴らしい志だと思うが今回の主人公が豆腐メンタルならぬ振り子メンタルなので度々立ち止まる。
しかも世相を反映してか現在は格差問題も取り入れてあってそんな中でみんなが笑顔になれるという目標は
遠大すぎて消化不良を起こすんじゃないかとひやひやしたりおまけにそんな遊矢には
別の次元のそっくりさんが三人いてたまに遊矢に彼らが乗り移ったりして、
子供受けしそうな設定を盛り込みすぎて収集つかないことになってる。
さらに最近はいろんな場面が同時進行しすぎて混乱するしモンスターの召喚シーンとか
迫力あって見せ場作りたいのはわかるが一デュエルに時間かけすぎて週またぐこともしょっちゅうなのでデュエルの
全体像が把握しずらい(GXの頃が懐かしいよ・・・)

とまぁパッと思いついた粗を羅列したわけですがしかしこの作品はあくまでカード促販も兼ねた子供向けアニメ、
アニメ文化も周知され始めいくらアニメを楽しむ平均年齢層が上がってるといっても子供の領分的なアニメも確実に
あるわけで遊戯王がまさにそれ、例えばドラえもんのひみつどうぐにそんなのありえねー非科学的だなんて
文句つける大人がいないようにドラえもんが出したひみつどうぐが巻き起こす日常の揺らぎから
それが戻った時に感じる教訓を子供たちが自分のものとできればしめたものでその前段階にある
ご都合やお約束が辛くなったら卒業すればいいのです。

ドラえもんはさておき遊戯王も低年齢層に合わせたアニメなわけでいつまでもうだうだ言ってないで
いい加減卒業しなくちゃとちらと頭によぎることもあるのですがやっぱりなんだかんだ
文句つけながら未だに毎週ついつい、いや結構楽しみで卒業できない、したくない。

穴だらけの設定や彼らの主張の整合性は置いといて少なくとも彼らは真剣に何かを変えようと行動していて
それが時々設定とや世界観のちぐはぐと合わさりシリアスな笑いや迷シーン迷セリフになることもあるが
とにかくそんな彼らを見ていると長い間忘れていた感情が呼び起こされるし
厨二病患者の黒歴史ノートからそのまま引っ張り出したような設定のごった煮感あふれるキャラたちは裏を返せば
若干こっぱずかしいがやっぱり万人が感じるかっこいい設定の集合体ということだし偉大な漫画家高橋和希さんが
裾野となり今も受け継がれている個性豊かなキャラクターやモンスターデザイン、さらにデュエルディスクなどの
かっちょいい小道具やカードをセットしたらパァッとモンスターが躍動するカードゲームアニメそのものの演出含め
そこには自分が子供の頃ランドセルを背負い急いで走って帰りテレビをつけていた頃と
変わらない「かっけぇ」が詰まっとるんですよ!
「かっけぇ」モンスターやキャラクターやシュチュエーションが未だに自分の子供心を
くすぐり続けるわけで遊戯王にはそんな「かっけえ」がおもちゃ箱のように詰め込まれていて
ある意味それを追求しているアニメなのかなと思ったり。

ARC-V単体のレビューに戻りますと本作はまさに集大成といった感じで遊矢達のいる
「スタンダード」(ペンジュラム)を基本としそれに加えて
「融合」「シンクロ」「エクシーズ」次元があり
遊戯王OCGの召喚方法とそれを主眼とした各歴代シリーズとリンクしており、自分は残念ながら
OCGは卒業しちゃったんですが壊れカードを次々刷っては規制するKONAMIのマッチポンプ的商法を複雑な思いで
横目で伺いながらでも移り変わりの早いエンタメ業界で誕生から20年を経た今でも動きがあること自体に感慨を
感じないでもなくしかもその歴史を共に歩んできた各召喚方法が勢揃いするとあってはそれも一入。
そんな四つの召喚方法が代表となる各次元のせめぎあい。

さらに懐かしい歴代キャラがゲストとして各次元に登場するなど古参の人たちへのファンサービスもぬかりなく
遊矢がそんな彼らと出会い各次元の召喚方法を身につけながら彼らの考えを吸収し悩み遊矢の目指す
「エンタメデュエル」の実現に向かって歩を進める、今は振り子メンタルですが遊矢の
成長譚としても期待できる内容になってます。

自分はこのアニメニコニコ動画でコメント付きで見るのも好きで
結構突っ込みどころあるので設定の穴がコメントで面白さに昇華されてるし
OPなどの協調性ありすぎる弾幕の団結力を見るにつけ
こいつら絶対いい歳してるだろうなんて画面の奥にいる
同じく卒業できない決闘者(デュエリスト)を想像しダメな安心感を抱きながら
画面に向かっている間だけは童心に還るのであります。

ARC-Vお気に入り主題歌
第二期OP「Burn!」
さわやかで疾走感あふれ愉快な弾幕付きで見ると最高に上がります。
それ以上踏み込むとスカしたダサさが出そうなギリギリのところで踏みとどまる感じがまさに
自分が持っている遊戯王というイメージとぴたりでいいマッチングだと思います。

第三期OP「ハテナ」
最初はどうなの?とちょっと思ったが曲と映像のかみ合い加減が素晴らしいスルメ曲

第三期ED「ARC of Smile!」
いろんなロケーション+思い思いに仮想したランサーズ、曲調もあいまりお祭り気分にさせてくれます。

第四期ED「Speaking」
敵味方関係なく寝転がる姿は遊矢が描く理想の未来か、曲調も最高にクール
いい曲だと思います。
{/netabare}





以下全話観終えての感想
{netabare}はい…ということで2014年4月からこの前2017年3月末まであしかけ約3年話数にして148話
DM、GX、5D's、ZEXAL、に続いての遊戯王アニメシリーズ5作目にあたる本作がついこの間完結したわけですが
某動画サイトで最新話が一週間限定で無料で見れることを知りかねてからこのアニメは
コメント付きで見ると面白さが増す類のアニメだと確信していたので喜び勇んで視聴開始
昔愛着を持って視聴していたシリーズなのでいい意味での変わらないノリで(序盤までは)自分の中で
遊戯王熱が再燃し思いのほかはまって今に至るわけですが

このアニメを見ている人でなくとも複数のアフィブログで取り上げられたりして悪い意味で話題になって
しまったのでご存知の方も多いと思いますが全話観た自分の今の感想としては只々悲しいです…
それは作品内で悲しい出来事があったわけではなくどうしてこんなことになってしまったのかという意味で…


アフィブログに取り上げられるきっかけとなった公式生放送後のアンケートでの件ですが
取り上げられた後はインターネットの悪い所割れ窓の理論で愉快犯的な炎上目的の人も混じって
あまり真に受けるべきではないと思いますが取り上げられる前、つまり煽動や愉快犯的に
そういった行為をする人がいない状態でこのような結果が起こりだからこそ悪い意味で話題になって
しまったアンケートの結果というのは遊戯王視聴者の総意としてある程度は妥当性を持っていると思います。
かくいう自分もシンクロ次元の後半あたりから大会も身内ばっかだしこの次元の話やたら引き延ばすなーと思い
エクシーズ次元に入ってから歴代キャラの性格改変におや?と眉を顰めBB(バトルビースト)登場あたりで
長期クールアニメの大詰め、それは物語が収斂し世界の秘密が解き明かされたり、とにかくそれまでの
伏線が回収されこれまで積み上げてきたものが実を結ぶ集大成なわけですよ、それをほっぽって何をいまさら
本筋にさほど関係ない定型的な戦闘狂キャラの戦いに何週も費やしてんだと視聴モチベががっつり落ちました…
元々シリアスな笑いだったり超展開も含めて遊戯王を愛していた自分としても今回はさすがに、というか
今回は問題の質そのものが大きく違うと思います。



どうしてこうなってしまったのか、いくつか要因が思い浮かびますがやっぱり最初に思いつくのが
「乱入デュエル」の乱用これはライフポイントを2000つまり半分支払えばいつでもどんなタイミングでも
それまで行っているデュエルに途中から参加できるというもので1年目のバトルロワイヤルから
そのルールは導入されていてエクシーズ次元に入ってから頻発するようになりました
しかし問題があるのは明らかでまず単純にアドバンテージの問題、乱入するには2000ライフを払わなければならない
というのは裏を返せば2000ライフを払えばいつでもどんなタイミングでも乱入してもよいということで
NARUTOの中忍試験ではないですが2000ライフを払うが免罪符代わりに使われちょっとでも遊戯王かじった人なら
わかると思いますがそれまでのデュエルの途中から手札6枚で自分のターンからデュエルを
始められるというというのはたとえライフを半分支払うというペナルティを甘んじて受けてもお釣りが出るほどの
「アド差」で今更実際のデュエルっぽくしろなんて野暮なこと言う気はありませんがいくらなんでも…ねぇ

それから乱入デュエルが続くようになって気づいたんですがやっぱり遊戯王の魅力ってかっちょいいモンスターや
小道具仲間との友情などいろいろあると思いますがやっぱり一番の魅力って漢と漢の魂のぶつかり合い、は
言い過ぎにしてもガキ同士の意地の張り合い、互いが夢や目標、譲れないもののために死力を尽くす
それが視聴者の心を打つんですよ、だが乱入デュエルの頻発によってその要素が
著しく薄まってしまった、たまのライバルとの共闘は燃えるけど乱用だけはしてはいけなかった、絶対に。
それに乱入デュエル自体後半は味方側ばかりが割り込んできてデュエルの公平性が瓦解してしまっていたし
味方側だけが有利な問題でいうとアクションカードの存在も後半は目に余りました。



自分は最初アクションデュエルに付随するアクションカードの存在を知った時すごくいい発想だなと思いました。
手札消費の激しい融合デッキを使うGXの十代を筆頭に遊星は墓地利用がしやすいジャンド使いということで
いくらかましになったが実際あるカードゲームを下敷きにしてる以上まるっきりデュエルの体裁を無視するわけにもいかず
手札枚数とデュエルの折り合いのつけ方は初代のころからの悩みの種だったと思います、しかしアクションカードによって
ピンチの時はそれでしのぎ浮いた手札のぶんエースモンスターや
そのサポートに回せるのでより見せ場が作りやすくなると思っていたんですが
まさかここまでアクションカードにおんぶにだっことはorz
それに後半は例によってスタンダード次元の人間やジャック、味方側の人間しかアクションカードを活用しておらず
自分に有利なルールで一方的に試合を始めるというのは悪役の常套手段ですがまさかそれを味方側が
それも長期にわたってやろうとは思わなんだ…それにこれも反面教師として実感したんですけど
最終的に予定調和として主人公側が勝つんですけどその過程で主人公たちがどうピンチを切り抜けていくか
それを今までのデュエルの材料から予想することでによりわくわくしたりするんですが
(例:主人公の場にはもう伏せカードがない絶体絶命だ~
それはどうかな?実はあの時俺はあのカードを墓地に送っていたのさ、な…なんだと)
アクションカードの出現によってどうせアクションカードで切り抜けるんだろとどうしても頭に浮かんでしまい
(アクションカードが予めどれくらいの枚数フィールドに用意されているのか結局最後まで
明示されずますますご都合感を強くしてしまう結果となってしまった)
詰将棋でいうなら解いてる途中で新しい駒を追加するようなもんでデュエルの緊張感を削ぐ要因となってしまい
つくづくもったいないと感じました。



それからこれも触れておかなくてはならない過去キャラの性格改変
GX世代の自分としましては融合次元がまるっきり悪役なのは物語の都合上まぁ仕方ないとして
アンティークギアが悪行の象徴だしなにより一匹狼キャラでGXの中でピリッとした緊張感を与えてくれた
エドが180度性格が変わって情緒不安定キャラになっていたのは大いに落胆しました…
最初はこのアニメに過去シリーズのキャラが出てくると聞いて回顧厨の自分としてもうれしかったです
ああ嬉しかったさ、ただね物語の整合性を保つために過去キャラの性格を改変して引っ張り出すぐらいだったら
最初からいらないですよ、そんなもん。


過去作のキャラを出すというのも考えてみると難しくカレーに例えるとそれぞれの食材が個性は強いが
性格の違うことによって調和がとれ一つの料理として成立してるようにホビーアニメでも主役がいて
それに対立するようなライバルがいて解説役がいてヒロインがいてとそれでバランスをとってるのに
過去作から似た役割を持っているが性格が違うキャラを投入するとなるとそりゃあ味は濁るだろうなと
だからといってつじつまを合わせるために性格を捻じ曲げるのはやめてくれ(´;ω;`)
いろいろ事情はあると思いますが公式のメアリースーはやめてくれ…ホント

しかもそれでつじつまが合っているならまだしもシンクロ次元編の間延びが尾を引いてるのか
ランサーズの描写遊矢と柚子の分身たちの関係も希薄(てゆーかほぼ初対面だったんじゃね
OP,EDの映像ほうが絡み多かったんじゃね)
なぜ4つの次元に世界は分かれているのかそれに関係する遊矢と柚子の分身たちの秘密も
散々引っ張った割にラスボスの坊主の人(名前を失念)に半ば事務的に説明されたときは
さすがに口あんぐりでした

過去キャラや何週にも跨いで繰り広げられるデュエルを削って遊矢シリーズたちの絡みそれに
最初一枚岩ではないランサーズがVS各次元のキャラたちの戦っていくうちに遊矢のエンタメデュエルにより
絆が徐々に深まっていくなんて展開もあっただろうに
(そのような展開の種みたいなものもあったが最後のほうだったのでもう後の祭り
てゆーか全体的に尺の使い方、割り振り方がおかしいんだよこのアニメ
まさか最終回の大団円の全員集合にもなってあれ?このキャラ主人公と関わりあった?
いつ仲良くなった?なんて疑問が頻発するなんて思わなかったよ_| ̄|○)
こうなってくると歴代キャラの起用は完全に裏目と言わざるえず返す返す残念。



肝心の主役遊矢も物語の展開によってメンタルが左右されるのは相変わらずで成長していく主人公というのは
うまくできればそれは見事な出来になるだろうけど物語の展開という軸と個人の成長という軸2つを
同時にうまく展開させていかなければならないので長期クールだとなおさら並大抵のことではなく
5D'sやZEXALの主人公のようにある程度完成したメンタルのほうが物語は作りやすいのかなーと改めて実感
それにエンタメデュエル自体それまでの積み重ねや説得力といったものが薄いのに敵側が一方的に
遊矢マンセーし始めるのでこれだと洗脳だ宗教だのと揶揄されんのは仕方なく
(関係ないけど主役の遊矢が使うデッキのテーマEM『エンタメイト』は
実際のOCG環境でも規制されるまで猛威を振るったらしく
聞いた話だと大会などはそれはひどかったらしく入賞者ほぼ全員がEMem『エンタメイトエンタメイジ』
しかもその戦術というのがEMの効果によってモンスターをリクルート
特殊召喚しまくり汎用性が高く強力な効果を持ったランク4エクシーズにつなぐというもの
簡単に言うと人海戦術、多勢に無勢という感じでおよそ主人公にふさわしいとは言えない戦術で
主役のデッキが強いに越したことはないが逆に強すぎんのも考えものですね
やっぱりジャンドぐらいの強さがちょうどいいのかな)


1年目あたりの黒咲VS素良からのバトルロワイアルから遊矢VS零児のデュエルを経て遊矢が
柚子を救いに行くことを決意するあたりまではわくわくが止まらず過去キャラも出るらしいし
これからまだ見ぬ次元にはどんな冒険が待っているんだと
これまでの集大成にして最高傑作になるんじゃねなんて思っていたのが今となっては懐かしい…
所詮他人事だしというか娯楽なんですが自分にとって遊戯王は世間というのがぼんやりと見え始め
自分の思い通りだけにはいかないというのも頭では理解しつつ肥大する自我との折り合いがつかない
いわば思春期に罹る病「厨二病」とは少し違ういわばその一歩手前、男の子が無条件にヒーローに憧れ
真似するように自分に原初的かっこよさを教えてくれたコンテンツで人や世代によって
それはガンダムだったりfateだったり各人によって違うと思いますが自分にとってはそれが「遊戯王」で
そのコンテンツが形を変えてるにせよ今でも続いてるというのは素直に嬉しくだからこそ今回の件は悲しい
だから文句を言いたくて言ってるのではないし批判のための批判をしてるわけじゃないです、マジで

それに悪いところだけではなく例えば作画、自分は長期シリーズのアニメでは作画はあまり気にしない
ことにしていますが今作は最後まで崩れずことによってはおおっ!となるシーンも1度や2度ではなかったし
一目でそれとわかる遊戯王特有としか言いようのないオリジナリティ溢れた
キャラクターデザイン、要所要所を盛り上げるホビーアニメっぽいキラキラしたBGM
これらは歴代シリーズを作り上げてきたなかで築き上げられてきた人脈であったり
とにかく一朝一夕ではないこのシリーズだけの財産だと思います。
(ついでに言えば設定もそれだけ聞けばいい意味で子供っぽくていい
だからこそ脚本、話の運びの支離滅裂さが浮き彫りになってしまった…)


さて今まであーだこーだぶーたれてきたわけですが先に書いたように本作は今までのアニメシリーズ
及びocgの集大成的要素が盛り込まれていて遊戯王アニメシリーズは今作でいったん終止符なのかなと一抹の
不安があったわけですがocgの新たなルールとともに(またすぐインフレすると思いますが)アニメシリーズの
新作も発表され一安心、いろいろ不安はありますが一つだけ確かなことはガノタの皆さんが
ガンダムシリーズの新作があるたび今回は駄作だとか富野節がどーだとか言いつつしっかり全話観ているように
自分も彼らと同じでたぶん新作もあーだこーだ言うと思いますけどただ自分の中で
決闘者(デュエリスト)である以上「観ない」という
選択肢はあり得ないんでだから、というわけではないですが新作では前述した財産を活かし
もう自分のような古参のファンサービスとかはありがたいんですが遊戯王の醍醐味って
やっぱりそこじゃないと今回で痛感したんで
次こそはガキっぽさの本道を歩むようなアニメが見たいですね。

と、いうことで「遊戯王VRAINS」期待してます!


参考資料
ニコニコ大百科より「遊☆戯☆王アーク・ファイブ炎上問題」
http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%81%8A%E2%98%86%E6%88%AF%E2%98%86%E7%8E%8B%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E7%82%8E%E4%B8%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

ロンギリの米倉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの歴史に名を残した史上最高の糞アニメ

いいですか。このアニメに物語なんてありません。
二年目から主人公がヒロインの柚子を助けに行くために次元の彼方へ旅に出ますが、この後のシナリオの酷さです。あまりにも長いシンクロ次元...その割にはほとんど話は進まず。このころからデュエルの演出、質がひどいものが多発。乱入デュエルは当たり前。過去キャラも適当に扱い、柚子を見つけてもまたすぐさようなら...結局主人公の成長がいまいち感じられない、何がしたかったのかわからないままエクシーズ次元へ。
しかしエクシーズ次元はなんと三か月で終了。本当に記憶に残ってるお話があまりありません。
残る話数は全て融合次元へそそがれました。しかしその次元でのお話、デュエルも非常にお粗末。主人公は見ていられないほどに悪化。ネタにしたくても笑えません。不快極まりない主人公になり果てました。ところどころいいデュエルはありましたが、数えるほど(2、3個かな)しかない...結局最終回になってやっと柚子が助かり終了。

ARC-Vの小野監督は、本当は5D'sでの功績が、遊戯王に長く居ずわっていた吉田さんの脚本によって守られていたことが今作で判明してしまいました。しかし、本作での脚本担当が前作(ZEXAL)で不評だった上代務へ変更。この方はシリーズ構成も担当していたようです。
小野と上代。史上最悪のコンビによって出来上がってしまった今作。本気でニコ動にでるなりして謝罪してください。ただの糞アニメではなく、史上最高に不快なアニメを作ったことを謝罪してください。
おかげで次作であるVRAINSを安心して視聴出来ない状態です。
楽しんで買っていたARC-V発のカードも不快になってほとんど売りさばいてしまいました。そんなことするつもりはなかったのですが、仕方ありません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

sbrFl05801 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もっと観られてほしい…

ゼアルからの新参でデュエルのルールも非常に適当にしか知りませんが、観ていてとても楽しくて毎週楽しみです。
1物語
熱いです!そう来たかぁあといつも思っています。またデュエルを交えてのストーリー進行なのに、トロさもせっかちさも感じさせず上手だなと感じます。
デュエルがおもしろいというのもあるかもしれません。実際のプレイヤーではないので難しいことはわかりませんが、こういうものならやってみたいかも…なんて観ていて時々思います。

2声優
立ち並ぶお名前の通りのクオリティです。
ユーゴの声優さん、俳優の方なんですね!素敵だと思います。

3キャラ
どちらかといえば多いように思います。ですがみんなキャラが違っているだけではなく、子供向けらしい調和もとれているような気がします。デュエルで発揮される個性がおもしろいです!
また、1話きりの使い捨てキャラかと思いきや「あっこいつ」みたいなこともよくあります。

4作画
良いときは良いというか普段は普通なのですが、乱れている回ははっきりはっきりわかります。さすがに大変なのでしょうがCGに頼った部分も少なくはないです。作画が求められているアニメではないというのもあるかなあ…

5音楽
良いと思います。熱いです。サントラを買ってみましたが、(無理にでも)口ずさみたくなります。強いて言うなら題名はもう少しひねっても良いかも(笑)

読んでいただきありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

67.7 2 カードバトルで召喚なアニメランキング2位
遊戯王5D's(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (184)
782人が棚に入れました
武藤遊戯がいた時代から数十年後の童実野町。階層社会を形成する未来都市「ネオ童実野シティ」へと変貌していた。
主人公「不動遊星」はデュエルディスクの発展系「D・ホイール」に乗り下層エリアから上層エリアを目指し
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人生という名のライディングデュエル

無印、GXに続く遊戯王アニメシリーズ第三作目(東映版を含めると4作目)かねてから飛び飛びに
視聴しただけでちゃんと全話見てなかったがいい機会なので全話視聴を決意、思いのほか時間が
かかってしまったが初代から続く遊戯王特有の魅力、熱量が十二分に感じられマラソン
してよかった(∩´∀`)∩結論から言うと大満足、全150話近い話数だしカードゲームアニメなので
ルールを知らないと苦しいしお家芸ともいえる超展開、迷台詞も健在でそのノリに免疫がついてないと
きつい、万人向けでないと重々承知してますが誰かに伝えないと収まらないこの思いっ!


{netabare}

シリーズの中での5D'sの特色としてはシティとサテライトという大都会が舞台なんですが
その発展に注目するというより子供向けのホビーアニメなのであからさまな表現はないがむしろ
その光の側面の中で切り捨てられてきた格差や階層社会特有の理不尽、きらびやかな夜景や摩天楼より
路地裏にクローズアップした作品、そうした影響か全体的な色調もシリーズの中で比較すると
抑えめで天気でいうとずっと曇ってる感じ、扱うテーマや登場人物が抱える問題というのも
過去の失敗やトラウマなどといったものが多くGXの1年目やZEXALが遊戯王の友情、努力、勝利
などといった少年漫画的テーマを強く受け継いでるとしたら本作は遊戯王の裏テーマともいわれる
父殺し(これも推し進めると広義には支配からの脱却、自立という肯定的ニュアンスになるが)
さらに厳密には違うがラスボスが未来に絶望し過去を改変しようとする遊星自身ということもあり
初代遊戯王の内向的側面を色濃く受け継いでると思います。




全体的な構成としては153話ありますがフォーチュンカップ、ダークシグナー、WRGP
(ワールド・ライディング・デュエル・グランプリ)の準備期間と新たな敵の影、番外編として
クラッシュタウン、WRGP本番からの最後のアークレイドル編と20~30話単位で区切り中ボス的キャラを
配置しストーリーの間延びを防ぎメリハリがついたし戦うこととなった
原因がラスボスに起因するようにストーリーが収斂していき
しかもその過程で各キャラクターのトラウマの克服、今後の目標などといった個人の成長も描かれていて
長期クールアニメとしてはお手本のような構成、未回収の伏線や(ルチアーノと龍亞、龍可の関係)
冗漫な展開(ダークシグナー篇での龍可パート)など細かいところの不満もないわけではないが総じて
全体的なレベルは高いと思います。





全体的な所感としてはなにせ話数が多くて多岐にわたるのでここでは割愛しますが再視聴した中で
改めて自分が一番強く感じたのは主役である遊星の存在。
前述したように内向的なテーマが多くあくまでホビーアニメの中ではという前置きがつくがシリーズの中でも
対象年齢高めなビターな内容が多くともするといたずらに暗くなりがちなんですが口数は決して
多くはないがやるべきこと、救うべき対象をしっかり見据えながら根気強くデュエルで、言葉で、
己の気持ちを伝える遊星の姿はひたすらかっこいい、内向きで湿度の高いテーマが多い中でも
希望を感じられるのは彼の存在というのは非常に大きいと思います、まさに理想の主人公像。
そのことがよく出てると思ったのが序盤でのジャックとの邂逅、
正直ジャックが作中のキーカードスターダストを手に入れた経緯は強引すぎるきらいがあるが
まぁ要するにジャックがサテライトの仲間たちより体制側を選んだことを演出したかったんだと
思いますが遊星は彼と再会してもそれを一言も糾弾せず、しかし一度袂を分かった彼ともう一度
仲間となるため認め合うため全力でデュエルする、そういう意味でこれは遊星がセキュリティに
捕らえられマーカー付きというハンデを背負った中で仲間と出会いもう一度絆を結びなおす旅
そしてこれは1クール目のEDの歌詞にも顕著に出てるが格差や理不尽にあふれながらも革命や
国家転覆などといった物騒な主義主張を持たずこの社会、世界で
自分にいったい何ができるのか問い直す旅の側面もあると思います。





そのことを最も強く感じたのがフォーチュンカップ、ダークシグナー編と2度戦うこととなった十六夜アキとの
デュエル、戦う相手が救うべき対象という自分はシャーマンキングを思い出しましたがピーチ姫とクッパが一緒くたに
なったような関係、言葉少なながらも強い力を感じる遊星の叫びを自分なりに要約しますと

忌むべき力に蝕まれていく過程で自分の中に破壊衝動に目覚めてしまうのも個人の自由だしそれもいいだろう
だがそれに身を任せて考えることをやめてしまってはいけない
例えそれで傷つき苦しむことになっても考え続けなくてはならない
なぜなら誰かが自分を愛してくれるからといって考えを放棄したなら自分自身を愛せなくなるから。

ふっ深いっ!その後ダークシグナー編でも2人は戦うことになるが唯一の寄る辺を失い捨て鉢になるアキに対して
自分にはできることはないと自認するがそれでも傷ついてる仲間を放ってはおけないと叫ぶ遊星
このシーンを見ていて自分は昔見た本の一文が蘇ってきて
「どんなに仲の良い友人でも一緒に笑うことしかできない」
というような内容だったと思うんですが、当時はそれほど実感は湧きませんでした
だが年齢を重ねる内に己の無力さが骨身に染てく中でこれは単に社会に出てという意味だけではなく
友人関係の中でさえ例えばその友人が苦しんでいたり人生における重大な決断を下そうとしてる時でも
自分は何の力になることができない場合が多く当時はその一文を読んでも前後の文脈から何となく
そういう意味なんだろうなと解釈してましたが年とともに実感として重くのしかかってきました。
いってみれば遊星も似たような歯がゆい状況の中ふとしたことで壊れてしまう絆の脆さ己の無力さを実感しながらも
仲間を己を信じ勇気を振り絞りながら声をかけ続ける遊星の本当の強さ。




過去の過ちの向き合い方、トラウマの克服という視点で見るなら番外編的な立ち位置のクラッシュタウン編も印象に
残りました。遊戯王スレでは必ずといっていいほどネタにされ自分も飛ばそうかなと思ってました、実際迷シーン
迷セリフは確かに多かった、がそれ以上に感じたのは元ダークシグナー鬼柳京介の生き様の変化。
過去の罪を自らの命を使うことで償おうとしていた鬼柳だったが遊星とのデュエル、そして何よりニコとウエストの
父親の命を捨てるのでなく命を懸けた行動が彼の心を変える。
それは迷惑をかけた仲間でも誰でもなくまず自分を自身が許すこと
やけくそになり命を差し出すのでなく今を懸命に生きることが本当の償いだということを学んでいく。
正直放送当時の年齢のまま見てもピンとこなかったと思います、だからこそ今見れてよかった(´;ω;`)
(ただクラッシュタウン編に7話は長すぎだよ)



そんなこんなで紆余曲折の中仲間も集まり新たな一歩を歩むうえで選んだのがWRGPの出場
すぐ終わったチーム・カタストロフや最終章につながるイリアステルとの対戦は例外としてこれまでの
集大成とも言っていい捨て回、かませなどといった要素は微塵もなく互いが全力を尽くしあいしかも
三者三様のデュエル内容やそれぞれのが背負う背景。


自分が心情的に一番ぐっときたのは「チーム太陽」とのデュエル
都会と田舎という差はありながらも廃材を集めDホイールを作ったという共通点、なにより田舎のコンプレックで
この大会に参加したのではなく地元の誇りを自信をもって受け継ぐためにまず自分がどこまで行けるか知りたいという
熱い動機、そして強力な効果を持ってるが召喚条件が厳しく簡単に手に入るがゆえ注目されなかったズシンを
弱小モンスターを駆使しながら戦うという戦術とキャラの背景とのシナジーが素晴らしいが
戦術、戦略という点では「チームユニコーン」も素晴らしかった。
相手に勘違いさせるという高度な番外戦術、これまでの1対1のデュエルとは根本的に違うということを遊星達に
熱い洗礼として浴びせたチームとしての完成度は作中随一、結果的に敗着となってしまったが1人1人が
歯車に徹することで見えにくくなっていた勝負へのこだわり、熱がチームメイトの後押しもあり最後に
見られたというのも良し。


強敵感でいうと「チームラグナロク」に軍配が上がります。
ラスボスの挑戦権をかけたデュエルなのですが選ばれし者特有の矜恃、またも引き合いに出しますが
シャーマンキングでいうガンダーラが初めて登場した時のようなあいつらやべー感(だって持霊が全員神様ですからね)
実際北欧神話をモデルにした「極神」カード群はビジュアル面、またカード効果の制圧力共に
プレッシャー抜群で絶望感はんぱなかったです。





それからこれも忘れてはいけないWRGPの試合と試合の間に挟まれることになったがシネシネ団を引き連れた
プラシドの強襲とそれによってクリアマインドを会得した遊星によって召喚された「シューティング・スター・ドラゴン」の
お披露目回、自分の貧弱な語彙ではとてもその凄さを伝えきれないので5D'sのことを言ってるわけではないが
あまりにぴったりなので「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 」より
桐乃先生の言葉を引用させていただきますm(__)m

「一期のラストバトルなんて死ぬほど燃える挿入歌に合わせてめちゃめちゃヌルヌル動くのに、キッズアニメなめんな!」

そう!その通り!!舐めてかかると火傷する
( ´,_ゝ`)プッたかがカードゲームで大げさなとか
( ´,_ゝ`)プッカードを創造とか馬鹿じゃねーのなんて言わない言わせない、楽曲の熱さ凄さがそのまま
作中の説得力に還元される音楽の強み、てゆーか本当はいけないことだけど見たことない人がいたら
動画サイトで「Clear Mind 」で検索したら映像付きで転がっていると思うのでぜひ見てください
それくらい作画こそヌルヌルとはいかないものの本作の中でも
いやシリーズ通しても一二を争う屈指の激熱シーン。



その後色々ありすべてが決着し新たな一歩を踏み出すため終生のライバルのジャックとのデュエル
このデュエル自体見ごたえ十分だがどちらが勝ってもいいと自然に思わせてくれる脚本のなんと
素晴らしいことか・・・
そして絆を結んだ仲間ともそれぞれの道に進むための別れ、その時遊星が言い放つ
「ここから先は俺たちが作り出す未来、走り続けようぜみんなライディングデュエルアクセラレーション!」
という言葉、普通だったら何を大げさな、というか意味不明なんですが遊星達が歩んだ道程を見た後では
ここまで力強く、勇気づけられる言葉があるだろうか




最後にスタッフ主に監督の小野勝巳さんと脚本の吉田伸さんについて
個人的な印象ですが小野さんはその場のノリというかライブ感が特徴で瞬間的な魅力は十分だが長期スパンでの
整合性をとるのが苦手な印象で吉田さんは質実剛健な話作りだがキャラの暗部に注目しすぎ暗くなりがちな
印象でしたが本作では互いの苦手なところをフォローしあい長所を伸ばしあう理想的な関係だと思いました
と、いうわけで長丁場でしたが遊戯王5D's堪能させていただきました。

{/netabare}




・ライディングデュエルについて

決闘者(デュエリスト)視点から
{netabare}
本作で新たに導入された「ライディングデュエル」実際のデュエル面からみるとフィールド魔法
「スピードワールド」により魔法カードを使う際カウンターを消費するというMTGでいうマナの概念を
魔法カードだけ取り入れそれにより魔法カードの使用にデフレを起こし強力な魔法
例えば汎用除去を使いにくくしている印象を抱きました。
このルールにより必然的にデュエルはモンスターと罠の攻防中心となり読みあいの力が
勝敗の影響に大きく左右するようになった印象を受けました。
汎用魔法除去をある程度制限し除去るとしても罠だけにして読みあいの
余地を残すのはデュエルの緊張感を保つためにもいい判断だと思ったし
モンスター主体のデュエルでのチェーンの応酬は見栄えもいいしね
それにやっぱり今の環境は知りませんがロマンでありエース(だと思っている)切り札があっさり
除去られるのは実際のデュエルではあるあるですがアニメでそれだと味気ないですからね
(困ったときのドローソースにもなるしね)

{/netabare}

ビジュアル視点から
{netabare}
ライフポイントが減ると減速する仕様らしいのでデュエルにあまり詳しい人でなくとも
大まかな有利不利というのが先頭後方という形で見えてわかりやすいのかな
将棋の電王戦でもどっちが優勢なのかパラメーターで表示されてるらしいのでそんな感じに近いのかな
ただ走行不可能になったら負けというルールがあるにはあるが実際にそうなったのは
チームカタストロフのみでしかもデュエルするより相手を走行不可能にしたほうが早くねなんて疑問が
頭をもたげる場面も結構あり突き詰めていくとハリーポッターのクィディッチ並の欠陥競技なんですが
でもねぇ…そういう細かいことはいいんですよ、ライディングデュエル自体が醸し出す雰囲気がかっこいい
それだけでオールオッケー!やっぱり何かに騎行しながら風を切りモンスターを使役しながら戦うという
ビジュアル自体に本能的にかっこいいと思ってしまう何かがある!
車じゃダメなんですよ、地面と地続きでその振動を感じながら風を感じ制御し一体となって戦う
Dホイールじゃないと
特にかっこいいと思ったのはWRGPでのチームラグナロクの試合
観客の歓声と実況の勝鬨に包まれながら大将であるハラルドを下し突っ切る遊星の姿
この1シーンを見れただけでもライディングデュエルを導入した甲斐があったと思います
それぐらい痺れたシーンでした。



ルール的にも見た目的にも今までとがらりと違う新機軸の導入は勇気がいったと
思いますが良く決断してくれた。

遊戯王スレでは5D'sを見る前はバイクに乗ってデュエルするスタイルを小ばかにする感じだったが
最終回を迎え新シリーズを見るときには逆にDホイールに乗らないことを訝しがるという姿がテンプレの反応
らしいが自分も御多分に漏れずすっかりその症状にかかってしまったヾ(*´∀`*)ノ

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

takoaki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

遊戯王好きにはたまらない

見終わってからだいぶ経っていますが、書いてみようと思います。

え~と、まず、意外にストーリーがしっかりしていて面白かった。遊戯王に愛さえ持っていれば誰でも楽しく見れるはず。長いけど(笑)

今までと違い、ライディングデュエルという新しい方式でまた違う楽しみもあるし。感動もあるし。もと遊戯王プレイヤーとしてはまた、やりたくなってしまう、そんな内容でした。(小並感)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子供の時を思い出して。

始まった当初はバイクに乗ってデュエルやシンクロ召喚などを
子供ながらにおかしいやろとアンチしていたんですが


後半のWRGP開催。ユニコーン戦から最後のデュエルまでは一気に面白さが倍増
デュエルの緊張感も最高で熱いバトルの連続でかなり楽しんで視聴していました


遊戯王好きの方は楽しめる作品でしょう。
逆に遊戯王プレイヤーじゃない人はあまり楽しめないかも。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

67.0 3 カードバトルで召喚なアニメランキング3位
遊戯王デュエルモンスターズGX(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (198)
928人が棚に入れました
主人公・遊城十代(ゆうき・じゅうだい)は、デュエル・アカデミア実技試験会場に向かう途中で伝説のデュエリスト・武藤遊戯と出会う。
彼から「ハネクリボー」のカードを譲り受けたことから強い憧れを抱いていく。彼の様なデュエリストになるために、E・HERO(エレメンタルヒーロー)を駆使しながらデュエルを繰り広げる。

声優・キャラクター
KENN、小林沙苗、鈴木真仁、松野太紀、石田彰、下崎紘史、清水宏、龍田直樹
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

GX楽しかったなあ

アニメ遊戯王シリーズ2作目。
2004年10月から2008年3月まで放送。全180話。
ハネクリボーが可愛すぎたw

リアルタイムで一部視聴しており、何年か経ってから全話視聴しました。それももうだいぶ前になってしまいますが。

1年だけの予定で始まったためか最初の設定もかなりシンプルで、予算もそれほど潤沢でないことも作画からわかります。でも私は好き。
遊戯王シリーズらしく、個性の強いキャラクターたち、デュエルありきのストーリー、熱血かつカオスな展開がある意味見物で、良い話もあればシュールな話もあって、良くも悪くもバラエティに富んでいます。
そういうのを突っ込みながら見るのが好きな人にはオススメできるかもw

1話完結が多く毎回のデュエルもスピーディーに展開し、カードゲームに詳しくない私にも見やすい構成でした。

{netabare}
まあね、いきなり3期で鬱展開に突入したり、スペースザウルスとか、俺とユベルの魂を融合とか、なんかもう色々訳がわからないし突っ込み出したらキリないしw
一年目でメインにいたはずのキャラクターが一時期本当に消えていたりとか、異世界で行方不明になったキャラ放置とか、良いのかこれ…?みたいな所も多いんですけどもw

あんなハチャメチャな展開や鬱を挟んで、それを糧にしたキャラクターの高校三年間の「成長」と、「それでもやっぱりデュエルは楽しい」というテーマが一貫していたと感じられるのが凄いなと。

「デュエルが誰とでも楽しいわけじゃないことを知った。時に重大な責任が伴うことも知った。それを引き受ける覚悟を持つのが大人になるということで、でも忘れちゃいけないことがある」
十代のこの言葉は本作で一貫したことを端的に捉えています。

エドが割と早くからこの視点を持ってプロやってた気がする。エドは基本大人として描写されていて、4期で万丈目にプロのなんたるかを教えたのもエド。「デュエルの力を信じないのならデュエル番組なんかやめろ!」「今はお前を支えてくれた人たちに応えてやれ」とか、名台詞でした。製作側の考えとして「大人はどうあるべきか」はきっと変わってないんですね。

1年目から全部好きですが、印象的なのはそれまでの展開を総括して纏め上げた4年目でした。
1期メンバーはリアルの視聴者の目線に近く、社会へ出て行くことの不安や恐怖は共感しやすい部分でした。ラスボスのダークネスをその不安感の象徴として描いたのは、学園ものの幕を閉じるのに相応しい展開だったと思います。

今回、遊戯とのラストデュエルを見直してみたのですが、クロス要素として本当によくできていますね。尊敬する先達からの激励ってイイよね!
遊戯も十代も株を落とすような描写は皆無。デュエルでも二人の象徴的なカードはほぼ登場したんじゃないかな。モンスターだけでなく魔法・罠も記憶に鮮明なものは出揃っていたと思います。個人的には超融合が燃えました。
決着をつけなかったのは製作側の配慮でもあったと思いますが、何よりも勝敗が決まらないからこそのロマンだなあと思ってますw
そして最後の「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ」が最高でした。


余談ですけど、個人的には作画班の成長ぶりも結構楽しかったですね。
何かと批判されがちな韓国作画なんですけど、三年半の放映で順調に上手くなっていって、三年目頃には手の早いスタッフと上手いスタッフで安定した4班くらいのローテーションを組んでいたのを良く覚えています。
欲を言えば日本作画で見たいと思ったこともあるのですが、ここで育った作画スタッフにはそれ以降のシリーズで活躍している人もいて、それも結果としては良いことだったのかなと。
本当に余談なんですけどw
{/netabare}(2017.5.29)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

前作よりも明るい雰囲気でこっちの方が好きかな?

アニメ作品『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の世界観を継承した『遊☆戯☆王』の新シリーズですね
原作漫画『遊☆戯☆王』の連載終了後に
制作された完全オリジナル作品である

主人公は原作の武藤遊戯から遊城十代に変更、
基本設定も一新された。
ただし舞台は『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』と
同世界であり、前作の登場人物も数名登場している。

あらすじ
主人公・遊城十代(ゆうき・じゅうだい)は、
デュエル・アカデミア実技試験会場に向かう途中で
伝説のデュエリスト・武藤遊戯と出会う。
彼から「ハネクリボー」のカードを譲り受けたことから
強い憧れを抱いていく。
彼の様なデュエリストになるために、
E・HERO(エレメンタルヒーロー)を駆使しながら
デュエルを繰り広げる。

本作は、孤島に設立された寄宿制のデュエリスト養成学校デュエル・アカデミアという学園を舞台に、
学生達が一流のデュエリスト目指して
切磋琢磨していく物語である。



前作の遊戯王に比べ
前半はコメディ要素が強めで明るい感じですね
後半になってくると結構重い展開が増えますけど

あと実際の遊戯王の環境じゃ弱く見えるカードでも
このアニメはそんな弱カードでも強く魅せてくれるような
シチュエーションが多々あるので
デュエルを見るのが楽しかった

前作は一戦一戦、プレイヤーが互いの主義主張を
デュエルを通して訴える為、
話数が結構かかっていたのですが、
今回はそういったケースがボス級相手の時のみで、
大体が普通にデュエルをするだけ(敵役が相手でもそう)
なので基本的に一話完結か前後編しかありません。

なので、様々なデッキを観ることができ、
これはカード初心者、そうでない人にとっても
嬉しいものだと思います。
初心者にとっては、凄いコンボよりも、
単純に凄いカードの方が胸躍るものなので

主人公『遊城十代』は、
最初は純真に遊びを楽しむ子供として描かれていたが、
多くのライバルと出会い、責任を知り、絶望しながらも、
最後には立ち直り、最後は忘れた純真を取り戻す・・・。
というまさに成長物語の王道を行くような
ストーリーで好きだったな

キャラも前作に負けず劣らず個性的ですね
もちろん前作のキャラも好きですが
今作の方が好きかな
特に女性キャラが好きだった

前作よりも声優も豪華になったな
個人的には前作の遊戯王も好きなんだが
こっちの方が思い入れが強くて好きだな

まだ遊戯王のシリーズは続いてるんですが
僕が全話見た遊戯王はGXまでなので
遊戯王シリーズのレビューもここで
一旦終わらせておこうかと思う

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

やる気梨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遊戯王シリーズで1番好きかも

あらすじ

主人公・遊城十代(ゆうき・じゅうだい)は、
デュエル・アカデミア実技試験会場に向かう途中で
伝説のデュエリスト・武藤遊戯と出会う。

彼から「ハネクリボー」のカードを
譲り受けたことから
強い憧れを抱いていく。

彼の様なデュエリストになるために、
E・HERO(エレメンタルヒーロー)を
駆使しながらデュエルを繰り広げる。

本作は、孤島に設立された
寄宿制のデュエリスト養成学校
デュエル・アカデミアという学園を舞台に、
学生達が一流のデュエリスト目指して
切磋琢磨していく物語である。


※wiki引用



感想


前作の遊戯王に比べると、
前半はコメディ要素が強めで明るい感じ。
後半になってくると結構重い展開が
増えるんだけどね…。
そこの落差が評価の分かれるところ
なのかなぁ?って思う。

GXは主人公の遊城十代は、
E・HERO(エレメンタルヒーロー)というものを
メインで使ってるわけだが、
現実で十代のデッキ再現して戦うと分かるが
めちゃくちゃ弱い…。

(今だと強いの色々出てるけど、
当時の初期は弱かった。)

でも、そんな弱いカードでも、
強く魅せてくれるような
演出が多く見ててワクワクする。


あと前作と違うのは、
基本1話完結のデュエルが多く見やすい点だろうか。

前作は数話掛かる戦いが多く、
そういうのが苦手な人は
こっちのが合ってるのかなとは思う。

でも、一回のデュエルの内容が薄いということもなく、
様々なデッキや、戦い方を見ることが出来て楽しい。


ストーリーも、
思ったより深くて良かったかと思う。

純粋に楽しむ少年から、
挫折や、苦悩を乗り越え
最終的に成長していく姿なんかは
王道で良いと思ったね。


キャラも前作に負けず劣らず
個性的なのも良い!

もちろん前作のキャラも好きですが
今作の方が好きかな。
特に女性キャラが可愛い娘多くて好きだった。
嫉妬した明日香さん可愛いです…。


個人的には、
当時も見てたことや、
カード買ってたから、
思い出補正かかってると思うけど、
前作より思い入れ強くてこっちの方が好きですね。


まだ、遊戯王のシリーズは続いてるんですが
僕が全話見た遊戯王は現在GXまでなので、
いずれ5D'sなんかも見たいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

60.9 4 カードバトルで召喚なアニメランキング4位
ファンタジスタドール(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (415)
1933人が棚に入れました
鵜野うずめは勉強も運動もそこそこのごく平凡な中学2年生。だがある日、彼女の運命は大きく変わってしまう。特殊な能力を持つ女の子・ファンタジスタドールを実体化できる不思議なカードを手に入れてしまったのだ。

うずめはカードマスターとなり、5人の個性的なドールたちと契約。街を、いや世界を救うための戦いを始める……“どうしよう、私には無理”とあわてるけれども、うずめはもはや逃れられない。

さまざまな武器やコスチューム、特殊イベントのカードを組み合わせて戦っていかねばならない。しかもドールたちは、次々と、可愛い要求をつきつけてくる。うずめは世界を守れるのか!? いや自分自身を守れるのか!?

声優・キャラクター
大橋彩香、津田美波、徳井青空、赤﨑千夏、長谷川明子、大原さやか、三澤紗千香、上坂すみれ、名塚佳織、保志総一朗、津久井教生、倉田雅世、山岡ゆり

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

放送時間、まちがってますよ~

アニメオリジナル作品。
カードゲームをベースにした、女の子向けっぽいお話です。有り体にいってしまえば、お子様アニメのような雰囲気。
主人公とカードから出てくるドールと呼ばれるキャラクター達との信頼関係と友情の構築。
ドール達のマスターとしての成長を描いた内容になっています。
アニメとともにメディアミックスとしてソーシャルゲームもサービスされていますので、販促的な意図も見え隠れします^^;

色々とアレだという前評判は聞いたうえでの視聴でしたので、それほど失望感はなかったんですが、問題有りと評される要素はたしかに確認できました。
なんていうかコレ、色々とチグハグな仕上がりなんですよね。
完全な低品質アニメというより、何かをちょっとヘンな方向に間違えているク○アニメ・・・とでも言えばいいでしょうか。
嫌悪感はないんですが、残念さは充分味わうことができましたw


まずは良いところ。
ちょっとありがちすぎるとは思いますが、全体のプロットは悪くないと思います。
ドール達に出会って、一人一人と絡んだうえで親好を深めて、彼女達との絆を強くしていく。まさに友情と努力。
終盤でドール達の過去と敵対勢力の事が明かされ、最後に決戦を・・・・といったいかにもな安定感。
いがみ合っていたライバル達との関係も徐々に変化していくのもお約束。
定番的な爽やかさに溢れた構成になっています。

キャラの造形も可愛い。
ドール達の装備や技も、それぞれで個性が違っていて、ファッショナブルです。
カードを保存するアイテムや、ドール達が普段待機している空間などはファンタジックで、まさに女の子にウケそうな要素が盛り沢山。
もともと、ソーシャルゲームにする目的に企画されたものらしいので、アイテムやキャラクターが豊富なのは当然といえば当然なのですが。
朝アニメのシリーズにして、おもちゃとか作れば、そこそこ売れるんじゃないかと思える基礎はしっかり作り込まれている企画です。


ただ、これは1クールの深夜アニメ。
構想段階では女児向けのテイストでよかったのかもしれませんが、それをちゃんと練り直さないで世に送り出してしまった・・・そんな感じでした。
これじゃ、大きなお友達は納得しません^^;

以下、残念だった部分です。

まず何といってもバトルがダメダメ。
せっかくのカードゲームなのに、キャラの装備強化や連携技、トラップや駆け引きの要素がお粗末すぎます。
緊張感がないのは作風だとしても、ドール達の能力や特性もはっきりしないまま、ゴチャゴチャ&バタバタと小突きあいをするだけの戦闘。
結構戦う機会は多いんですが、1話から最終話までバトルの見所が膨らむことは決してありませんでした。
(ただ、みなさんの批判に対象になっている、技やアイテムが超バカバカしいのは私としてはアリでしたw)

また設定が全然活かせていない。
変身のバンク映像などを見る限り、ドールの装備や装束はチェンジできて、いろんなバリエーションになるんだろうな~と誰もが想像するのですが、その想像は空虚なものに終わります。
ドレッサーにズラッと並んだ多彩な衣装の数々は披露されることはなく、少なくともこのアニメではただのコケ脅しな演出にすぎません。
ソーシャルゲームには着替えをさせる機能があるそうですから、それに基づいた映像化なだけなのかもしれません。
作中に着替えさせてあげる機会なんかいくらでもあったのに、これは勿体無い。

あと、致命的なのがキャラがうすい。
一人一人のエピソードが用意してあるのに、結局そのエピソードを経ても、ドールがどんな性格でどんな戦いをするのか、イマイチ伝わらない。
どこかで見たようなお決まりのエピソードがキャラにくっ付いてるんだけど、義務的にそれを消化していて、キャラに愛着が全然わいてこないんです、何故か。
すったもんだするけど見た目ほど個性が立っていないと思えます。
5人もいるのに主役回以外は言動の足並みが揃いすぎていて印象がものすごく薄いドール達。
アホな特徴をもった敵のドールの方がむしろインパクトあって良かった気が・・・(^-^;)


とまぁ、いろいろダメ出ししましたが・・
一番ダメなのは、何をやるにしても突飛すぎな所が極めつけだと思います。
キャラが突然怒り出したり、コロっとデレたり、特に悩みもキッカケもなく行動原理や考え方を変えたり、ユルユルでグダグダなブレ方をします。
コイツラ、分裂症じゃなかろうか?と思えるほど説得力に欠けています。
王道のストーリーラインのくせに、動機付けを見せるための定番演出がまったくヘタクソ。
普通にやってれば大きくコケはしないと思うのに、妙な部分で大きな欠落があるシナリオがなんとも不思議でした。
明るくおバカな雰囲気にしようとして、失敗した?


なんというか、謎な作品。
ゲーム販促用のアニメが残念な結果になるのは珍しい事ではありませんが、本作は何かが違う。
ゲームで売りにしたい筈であろう部分、カードバトル用のアイテム類や特殊能力の事を殆ど扱っていないので宣伝にもなりゃしません。

さりとて、キャラを売りにするわけでもなし、
おバカ路線で笑いをとりたいわけでもなし、
萌えや美麗なバトル作画を見せつけてオタを引き込みたいわけでもなし。はてさて・・・・


深夜に迷い込んだ、女子児童向けアニメ。

やっぱり、こう評するのが一番しっくり来る気がします^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31
ネタバレ

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

無料視聴キャンペーン、始まるよ!(白目

http://www.fantasistadoll.com/news/index.html#id001
>「ファンタジスタドール」全12話無料視聴キャンペーン!

>アニ玉祭プレ・ステージ出演&Blu-ray、DVDvol.2発売を記念して
>「ファンタジスタドール」全12話の無料視聴キャンペーンを実施します!
>ぜひこの機会にご覧ください!

>『ファンタジスタドールチャンネル 第1話〜第12話無料視聴キャンペーン』
>【 期   間 】2013年10月14日(祝月)10:00 〜 10月25日(金)23:59
>【 内   容 】「ファンタジスタドール」第1話〜第12話の無料配信
>【 視聴ページ 】http://ch.nicovideo.jp/fantasistadoll


コメントなしで観るのはかなり骨の折れる作業になる可能性がありますがw
興味のある方は是非。(以上2013/10/11追記)


日曜朝の女児向けなカードバトルアニメを大きなお友達向けにした結果…
実況付きで見るのに特化したギャグ、コメディアニメに。

具体的に挙げると…
6話終盤、主人公うずめとカードから使役した5人のドールの帰り道、橋の上でのシーン
うずめ 「あっ! そうか」
ドール達「お?」
うずめ、欄干に駆け寄って川を見つめる
うずめ 「わたし、わかったかも」
カメラはうずめの視線の先の川面へ。
水面に浮かぶ鴨の親子が右から登場、左へ横切っていく。
…と言った塩梅。
しかもこの鴨、6話冒頭で既にいわくありげに出演済みなんす。
鴨は平穏、日常の描写、演出とも取れますが、
それ以上にダジャレギャグのために伏線…
ツッコむキャラは劇中にもちろんおらず、視聴者に委ねられる趣向。

他にも
・うずめの5人のドールは、ささら、マドレーヌ、カティア、小明(あかり)、ときてしめじ。
・しめじの二つ名が素手喧嘩(すてごろ)のしめじ。
・しめじの声優がキルミーベイベーやすな役赤﨑。
・ドールの変身空間でコスチュームを運んでくるのが謎新幹線
・罠カード発動で出現するのがちくわ。
・プールでのバトルでカティアが着用するのが鯖の着ぐるみ。
・鯖の着ぐるみを着ると鯖臭くなり、風呂で洗ってもなかなか匂いが落ちない。
・三つ指ついて『伝説の不採用通知』を申し出るとドールの意思でマスターから解放される。
…といった事柄が、特にツッコまれることもなく進行します。
バカバカしく、ご都合・超展開、手のひら返し、がてんこ盛り。
カオスすぎて一人で見てるとツッコみが追いつかないw

日曜朝な感じをトレースしてるだけあり、友情推しなストーリー展開で、
大筋はわりとちゃんとしてる気がするけど、まずはこのバカバカしさを楽しむのがたぶん正解。

実際、ニコ生ではウケてる模様。
視聴後アンケ-トの満足度も毎回高いし、コメントはやたら多い。
視聴者数はせいぜい2万程度にも関わらず、
開場から終了までの約40分で10万超のコメ数を叩き出してます。
ニコ生ユーザーも面白がりからのコメ数稼ぎ露骨になってるのでまあw


なお、円盤売り上げは1巻初動3ケタ、爆死した模様w
以下、最終話まで視聴後、振り返って追記。(2013/10/06)


バトルをする理由は妥当なケースが多いし、
元々はデータでしかないドールも大切な友達であるとする主人公、
とストーリーは根幹もぶれず好感が持てる。
{netabare}バトルに勝つことではなく、って敵わなかっただけなんだけどw、
ラスボス小町さんを説得、協力することで解決した最終回、
〆め方も良かった。

11話終盤、うずめはこのままではささらたちに二度と会えない…
かつては敵視されていたが和解に至ったかがみとまないに励まされて小町さんとの対峙を決意、
うずめ「私は友達と一緒にいたいだけなの」
小町 「それがあなたの希望なのかしら」
うずめ「…うん」
で引き、の一連の流れなど瞬間的にグッと来るシーンもけっこうあったし。

ただ、殆どの超展開などは意図的に仕込まれたギャグなんだし、で笑い飛ばせたんですが、
小町さんだけはちと腑に落ちず。
命の恩人とは言えソネット復活のためにかつての自分のドールを生け贄に、
なんていまいち整合性取れてないように感じるとか、
もこっちばりのクマ顔見て「よく眠れた?」て言っちゃうゲスな性格
それまでの小町さんキャラと比べて違和感あると言うか。

そうは言っても、最終回まで全くブレることなくギャグぶっ込んでってるし、
枝葉末端とみなして、こだわるのは野暮ってもんかも。
11話、謎会見場で、かがみ「お、お兄ちゃんは今どこにいるんですか!?」
おもむろに背後の扉開いてジミーちゃんがピョコピョコ入ってくる
の見たらこっちのシリアス気分維持すんの無理でしょw
失踪してずっと探し続けてた兄が着ぐるみに入ってるとか発想凄すぎw{/netabare}


例えば某ヴヴヴ1クールは意外性狙いすぎて結果的にシュール、笑えるアニメでしたが、
いやもしかしたら狙ってる部分もあんのか?ってくらい意外すぎる諸々満載でしたが、
この作品はたぶんほとんどが意図的に笑わせようとしてるアニメ。
一発ギャグとかパロディギャグに頼らない、
キャラのボケ・ツッコミのなしのコメディ、ギャグアニメ
として自分の中で金字塔ですわ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

キャラは可愛いです♪

ファンタジスタドール
デバイスに登録したカードマスターが使役する謎の少女。
外観は人間の少女と同様。身体能力は人間を遥かに凌駕。
個々に人格を持ち、御飯やお菓子を食べ・・風呂に入る。
実際にはデータであり・・カードにより召喚される設定。

デバイスにて呼び出したドール同士のカードバトルもの。
※超SF(ファンタジーの領域)

物語/演出/作画全て子供向けの可愛い仕様。
実際の子供は視ないだろう※深夜枠アニメ。
バトルは可也ライトな雰囲気で滑稽な展開も多い。
一応カードバトルを通して主人公が成長していく物語。
主人公はグズでのろまで優柔不断なタイプなので苛々な
エピソード中心で成長を見守って上げる感じかなぁ~。

細かい設定はない・・見守る謎の組織と戦闘を煽る謎の
集団がいる程度の設定。

DIH(防衛省情報本部)がカードとデバイスの技術が拡散
しないように監視・保護したり犯罪防止対応をしてる。

カードを狙う謎の組織(希望相互扶助委員会)が居る。

※デバイスやカードの出処(製造元?)やバトルの理由他
一切不明でローカルルール的な補足説明程度。

バトルにも明確なルールは無く、カードを賭けた勝負に
勝つと対戦相手のカードが手に入る設定。
でも・・基本全員倒される前に逃げるドローばかり・・

つまり・・可愛い美少女キャラが沢山出るということが
メインで一度に大勢出す為にバトル物にした設定しか無い。
※wikiにも原作や設定が存在しない。

5人程の関係者に複数(上限なし)のファンタジスタドール
が居て同時に召喚可能で常に5:5以上の状態+別介入有り
で・・デバイサーも入れると15~20人の混戦も多い・・

主人公とそのドールの5人?でも個々の人格で友情劇的な
エピソードが有り・・主人公の友人や仲間?組織等含む
と・・50人以上のキャラが1クールに登場・・無理だろ・・

敵味方入り乱れて重複声優が殆どでぐちゃぐちゃ・・

基本小中学生の登場人物に10才~18歳?位のドール多数。
キャラデザはテンプレの萌えキャラで服飾は少女趣味。
ロリ萌え特化で可愛い感じ。

色々ツッコミどころが多く破綻したエピソードばかりで
だからなに?って感じだけど・・単純に美少女だらけの
可愛いトークや触れ合いを愉しむ感じかな~
そう思うと友情やら成長やらって最低限のテーマは有る。

問題は10話のバカ設定エピソードだろうか?
「育児放棄」して子供を「捨てた」母が・・立派に育って有名
人になった途端に母親ですと名乗りをあげる様なグロ話だ。

死人を出せば涙が貰えるというお手軽エピにもドン引き・・
そういったクライマックスにもギャグや小ネタをいれる
時点で酷評大前提の狙った作品に感じる。

12話・・これ又酷い・・ドールを人間の友達と同等に扱う
エピソードで蘇生は不味いだろ・・限りある生命の刹那が
微塵も感じさせないこの10~12話で萌え依存で視てた人も
大爆笑?失笑?落ちなど要らないからだらだらと萌え萌え
してれば良かっただろうに・・プロトゼロの立場もない・・

普通馬鹿でも小町がプロトゼロに対しての認識改善でOK
なアニメだって考えるのでは?そこノータッチで・・最後
までソネット復活で美談扱いって・・気持ち悪すぎ・・

物語3.5から2点に下げてしまった・・1,0にしたいくらい。


鵜野 うずめ(大橋彩香)私立聖悠学館中等部の2年A組。
子供の頃「タナセの白い稲妻」の異名を取るほどの凄腕
カードバトラーだった。気弱な性格でホラーが苦手。

ささら(津田美波)リーダータイプの好奇心旺盛なタイプ。
カティア(徳井青空)元気でわがままお姫様タイプ。
しめじ(赤崎千夏)料理やお菓子作りが得意な妹タイプ。
小明(長谷川明子)無口で陰気なゴスロリタイプ。
マドレーヌ(大原さやか)天然なお姉さまタイプ。

戸取 かがみ(ととり かがみ) 三澤紗千香
羽月 まない(はつき まない) 上坂すみれ
清正 小町(せいしょう こまち) 名塚佳織

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
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