コメディでシベリアなTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のコメディでシベリアな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のコメディでシベリアなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.0 1 コメディでシベリアなアニメランキング1位
聖剣使いの禁呪詠唱(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (825)
5382人が棚に入れました
どこからともなく現れる異形の怪物『異端者』を倒すことの出来る者たち<<救世主(セイヴァー)>>の育成のために、前世の記憶を持つ人間が集まる亜鐘学園。ここで二つの前世を持つ少年・灰村諸葉(はいむら もろは)が、前世で出会った少女達と再び出会う。


声優・キャラクター
石川界人、竹達彩奈、悠木碧、小倉唯、内田真礼、上田麗奈、Machico、小見川千明、大森日雅、佐倉綾音、皆口裕子、羽多野渉、中村悠一、小林ゆう、大川透、杉崎亮、石田彰、子安武人、釘宮理恵、緑川光、森沢芙美
ネタバレ

ゆう。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

色々思い出すアニメ

よくあるラノベ原作中二アニメ、今期はそれ系が多いかな。

1話感想
{netabare}
出だしを見ると完全な中二アニメかと思ったけどそうでもないみたいだった。

前世の記憶を持つものだけが通える学校で主人公が前世の記憶を失っている状態だったがあっさり取り戻した、展開があっさりしすぎかな。

1話目でこうもあっさりしてると続きはどうなるのかよく分からない。
{/netabare}

2話感想
{netabare}
1話目であっさり記憶を取り戻したが2話目にてまた記憶の一部を取り戻し戦闘にて技を繰り出した。

この話はこの展開がデフォなのか?

実戦部隊に入ったことによってピンチになることも多いだろうし同じような展開が来るのだろうか?
{/netabare}

3話感想
{netabare}
今回も記憶もを足り戻しましたね、やはりこれが設定なんですね。
今回出てきたシックスヘッドは後々敵対する存在になりそうな予感もします。

なんかここまで来ると若干ギャグのような感じもじてきました。
{/netabare}

4話感想
{netabare}
ストーリーはまあまあなんだけどやはり戦闘シーンがなぁ・・・と、思ってしまう。
よくもまぁあんなに長く詠唱していて攻撃されないなと、シックスヘッド相手だとやはり攻撃されたが記憶を取り戻した時最後の方で詠唱しながらよけましたね。

この調子でどこまで記憶を取り戻すんでしょうか?
{/netabare}

5話感想
{netabare}
今回は完全にギャグ回という印象、兄と組むためにサツキが頑張っていたシーンもあったが副長が全て持って行ってしまった感じ。
副長回といってもいいかもしれないですね。

あれだけセクハラを働きまくる副長だったけど実力の方はどうなんでしょうね?途中で軽く詠唱のようなものを発動させるシーンはありましたが本気の場面を見てみたいところ。
{/netabare}

6話感想
{netabare}
今回は特殊なタイプのメタフィジカルとの戦闘でしたが副長は相変わらずだね。

シックスヘッドが諸葉をSランク認定するか議論してる中実戦部隊が諸葉を中心にしてメタフィジカルを倒すが今回は独特の詠唱はなくただ派手な戦闘シーンといった印象。

今回のメタフィジカルを倒したことにより一応Sランクとは認められたがこれを良く思わない人もいるよう。
今後はメタフィジカルとの戦いもあるが一部のシックスヘッドとの戦闘となるのかな?もしかしたら全員とか?
{/netabare}

7話感想
{netabare}
ロシアからの転校生が来たがロシア支部からのさしがねのようで諸葉を暗殺しようと企んでいたよう。

諸葉の暗殺を企み諸葉の弱点に自らがなろうと諸葉と仲良くなろうとしてはいたが演技というより本当に日本での学園生活を楽しんでいるように見えました。

すぐに感づいていたようだった静乃はレーシャに決闘を申し込んでいましたがレーシャはかなり強かったようです。

見ていて話の内容がギャグメイン、たまにバトルや地味な恋愛のような気がしますね。
{/netabare}

8話感想
{netabare}
レーシャとの間に起きた問題は諸葉があっさり解決、ロシア支部との戦いへという形で終わりました。

色んな意味でやはりギャグアニメなんだなと感じる回でしたね。
{/netabare}

9話感想
{netabare}
ロシア支部ちょろすぎる。

諸葉はどんだけ強くなってるんでしょうか?
あっという間に敵をなぎ倒していってましたね。

今まで1話毎に1人のペースくらいだったのに今回はかなりの早さ。

普通だったらシリアスになると思うのに随分軽い話でした。
{/netabare}

10話感想
{netabare}
いきなりのおっぱい療養・・・
このアニメはこんなシーンが多いな。

ロシア支部との本格的な抗争的な回でしたが諸葉の仲間が駆けつけ、ロシア側のセイバーもこちら側についての雷帝との勝負となりました。

諸葉の能力がチートすぎるため雷帝はあっという間にやられました。

それにしても雷帝随分身勝手だなと思いましたね、自分だけ許しをこうとは。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
なんだ今回もハーレム回か・・・と思いきや。

今回は諸葉の宿敵とも言えるエンシェントドラゴンの登場だった。

諸葉が生まれ変わるたびに大切なものを奪っていく宿敵に諸葉はどう立ち向かうのか?
{/netabare}

12話感想
{netabare}
エンシェントドラゴンど諸葉の戦いの回。

過去に起こったことがまた起こってしまい自分の大切な物が奪われていく。

怒り狂った諸葉は周りへの影響もお構いなしに敵を倒そうとするがそんな中サツキと静乃が思い出して諸葉を止めに入った。

まぁエンシェントドラゴンは倒すことができ無事解決はしたけれどエドワードが最後何か言ってたけどこれって続くの?

最後のシーンといいギャグ要素の強いアニメでしたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

綴る!「全ては水より始まっ・・・」“ウロボロス!”という禁呪が・・・

あわむら赤光によるライトノベルを原作とする作品です。

全12話、原作未読


異形の怪物「異端者」を倒すことの出来る存在である救世主と呼ばれる

者たちを育成するためにその力を持つことが出来る前世の記憶を持った

者たちが集まる亜鐘学園。自分の前世の事をほとんど覚えていない少年

灰村諸葉はその学園で前世で出会った少女と再び会うことになる・・・


とにかくツッコミ所の多い作品だったように思います。

ですが私個人としてはそれらの部分が特に何も思わず普通に楽しめたと

思います。色々言うとバトルシーン全般で動きがカクカクと妙に違和感

があるとか力尽きてしまったのだろうと安易に予測がつく例のシーンなど

問題だらけで世に送り出していく作品としては不十分な点が多いのだろう

と思います。でも私は様々な作品を毎週1話1話と見ていく中でこの作品

が1週間の中で1番楽しかったです。(大げさかもしれませんが・・・)

どんな名作良作、話が丁寧に作られている作品なんかよりもその見ている

瞬間が濃く感じました。


物語はそんなに面白いわけでもなく展開も飛び飛びで原作をかなり

掻い摘んで端折りながら作られているのだろうなぁと思う感じです。

その分キャラの一挙一動やバトルシーンにどんな形であっても何かアクセント

になるものを織り交ぜていると感じます。それが動かないとか制作が間に合わ

ないとかのような限られた事情の中でクオリティとか物語性とかキャラ立て

とかといった良さとは違う所に別の光を引き込んでいると思います。


OPはアリプロで今まで私が視聴した作品では記憶にはありませんが

癖になる感じで私は好きでした。


最後に私自身はこの作品を大いに楽しんで視聴しましたが、私自身の楽しさ

を感じる部分に当てはまっていたというだけの事であり、物語は私はあまり

面白くなかったと思っています。元々原作を掻い摘んでしか作れないわけで

それならこっちもそれに対応した形式を取るという形にしたまでであるだけ

です。(別にアニメを掻い摘んで見ているわけではありません)

とにかく私は楽しかったと感じたということです。

◆個人的点数評価 81.130点



余談(個人的点数評価について)

{netabare}
プロフにある程度は載せていますがその事を書いたのもだいぶ昔ですし

ちょっとばかり整理をという感じです。

(まあ大半の人はどうでもいいと思っているとは思いますが・・・)


文字通り私個人の感覚による点数評価です。大まかに言うと二つの部分に

分かれていて1つは作品としての出来、もう1つはその時間がどのくらい

良かったのかの二項目でできています。

作品としての出来というのはあにこれの星評価に私なりのアレンジを

加えたものです。いくつかの項目にそれぞれ点数をつけて合算するという

だけです。ただそれぞれの項目には基礎点があってその影響で最終的な

点数は60点は必ず、そして70点ほとんど場合で下回ることはありません。


もう1つはどのくらい良かったかであるがそれは楽しかった面白かった

などのアニメを視聴していた時の様々な感覚を総括して決めます。

これはデフォルトの値があり、そこから上下します。


点数の内部比率は前者が点数への直接的な影響力は後者の方が大きく

なっています。それは私がクオリティ等云々よりも楽しい時間を強く

求める傾向にあるからです。

まあこんなところかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「思い…だした!」( (≪●≫) )Д( (≪●≫) )クワッ!

この作品の原作は未読ですが、もともとこの系統の作品が大好きな事もありますが、キャスト発表でより視聴する心が固まりました^^
アヤチ、悠木さん、小倉さん、内田さん・・・こんなに好きな声優さんが一同に介するなんて、これはもう見るしかありません(//∇//)

この物語の主人公は、亜鐘学園に通う15歳の灰村 諸葉(はいむら もろは)
この学校には前世の記憶を持つ者が集められ、どこからともなく現れる異端者(メタフィジカル)と対抗するために日々訓練を受けています。
彼らは前世の自分の技を時代を超越して使うことのできる有能者・・・なのですが、個人差が大きいので能力のレベルがランク制になっています。

この作品は主人公の最強無双っぷりを楽しみつつ、アヤチと悠木さん演じる嵐城サツキと漆原 静乃の攻防を傍観しつつ、小倉さん演じるを四門 摩耶を愛で、内田さん演じる百地 春鹿を応援する・・・という視聴スタイルで見ていましたが、主人公の無双っぷりは、今期の作品でNo.1だったと思います。

タイトル「聖剣使いの禁呪詠唱」に記載の通り、主人公は剣使いなのですが、魔法も詠唱し、魔法の力を剣に乗せたり単独で魔法を放ったり・・・^^
その魔法は高位の魔法ほど詠唱に時間がかかるのですが・・・
そこから繰り出される魔法は大抵とんでもないのが出てきましたね^^;

でも、闘いのたびに「思い…だした!」といって無双になる回数がちと多かったのでは?
などとも思ったりしちゃいました^^;
物語の終盤では嵐城 サツキと漆原 静乃にも伝染していたし・・・^^;
危機的状況に追い込まれないと昔の記憶が蘇らないのから・・・なんだと思いますが、私は逆で、危機的状況を迎えて頭の中が真っ白だったら、思い出す前にパニックになりそうです^^;
むしろ、静かに穏やかな状況の方が色々思い出せそうな気もしましたが、これは個人差なんでしょうね^^;

それでも、そんなツッコミもアヤチと悠木さんの演技の前では霞んでしまいましたけれど^^;
アヤチ演じる嵐城 サツキは、明るく真っ直ぐな性格の持ち主で、コロコロと転がるようなアヤチの声色がピッタリのキャラです^^
そして悠木さん演じる漆原 静乃は少し影のある女の娘・・・それも前世の記憶に起因していて、その少し影があるキャラの雰囲気を悠木さんのトーンを抑えた声色で演じていますのですが、思わず色っぽさを感じてしまいました(//∇//)

そして小倉さん演じる四門 摩耶・・・彼女は一番最後の美味しいところを総ざらいでしたね^^
素直で可愛らしい摩耶ちゃんならではのシーンだったと思います。

一方、物語の方は残念ながら未だ完結していません・・・
この展開はもうお約束なのでしょうか・・・^^;?
主人公の気持ちがどこに向くかも気になりますが、ランクSの方々が全員登場していなかったり、異端者(メタフィジカル)の出現する理由や具体的な対策など、まだまだこれから面白くなりそうなのに残念です^^;

オープニングテーマは、petit miladyさんの「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」
エンディングテーマはfortunaさんの「マグナ・イデア」
オープニングの独特の曲調は印象に残りますね^^
エンディングは現在勉強中です^^

1クール全12話の作品でした。最終話は少しバタバタ感がありましたが、それを含めて私にとって楽しめた作品でした^^
お気に入りの声優さんがたくさん登場する作品って・・・見る方も力が入りますよね^^
続編があるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

64.7 2 コメディでシベリアなアニメランキング2位
光と水のダフネ(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (114)
531人が棚に入れました
『光と水のダフネ』(ひかりとみずのダフネ)はアニメ、漫画、インターネットラジオからなるメディアミックス作品。
【ストーリー】海上都市で中心的な役割を担う海洋庁の入庁試験に失敗した天涯孤独の主人公・水樹マイアは、合格後の入寮を見通して家も引き払っていたため、住む場所も失い途方に暮れて街を彷徨っていた。
そんな折、マイアは逃走中の犯罪者に人質とされてしまい、それを追っていた何でも屋・ネレイス社の本城レナに犯人ごとショックガンで撃たれてしまう。ネレイス社の事務所で正気に返ったマイアは、今度は犯人の仲間をおびき寄せるための餌としてレナに使われてしまい、このことから結局そのままネレイス社カムチャッカ支店の住み込み社員として働くことになる。
この支店にはレナの他にも変わり者の女性社員が多く、マイアは彼女達に振り回される生活を送ることになる。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトル詐欺(良い意味で)

舞台が海上都市ということで、世界観は素敵でした
作品名からして、及び1話観終わって私はてっきりSFアニメかと思いました
そして美しい作品なのかと思ってました

しかし、回を進めていくうちにギャグアニメと化していきました
はい、面白かったです
SF要素ももちろんありますが。


登場人物たちが個性強すぎというかぶっ飛んでるので
観てて退屈しませんでした
何でも屋であるネレイス社のメンツは色々な意味で凄かったです
(強すぎたり自己中すぎたり馬鹿すぎたり)
内気な主人公マイアも途中からネレイス社に所属するのですが、
このマイアとその仲間たちのトークが笑えました
トークになってない気もしましたけど


ストーリーとしては、このネレイス社が様々な依頼を
マイアを中心に解決していくものです
マイアが一生懸命仕事をこなそうと頑張る姿は応援してあげたくなりました

ただ、壮大な物語も同時に進行しており、
最終回での伏線回収、良かったと思います
終わりかたも満足です


OP「明日のBlue wing」 歌ー小枝
ED1「あなたと言う時間」 歌ーCooRie
ED2「あなたと言う時間」 歌ー中原麻衣

OPもEDも素敵でした
ただ、中原さんが嫌いなわけではないですが
(むしろ声優としては好き)、
EDはずっとCooRieのままが個人的にはよかったです



外れの回もあり、全部が全部面白かったとは言い難いですが、
総合してみれば十分楽しめる内容でした

ギャグにシリアスに、バランスが良かったと思います
適度(でもない)にネタを挟んでくるので、
妙に真剣にならずに済みました
といっても、物語性は意外としっかりしており、
様々な謎が解明される終盤は特に面白かったです


余談ですが、ネレイス社の戦闘服おかしくないですかw
最初観たとき吹きそうになりました
途中から慣れてる自分が恐ろしい。。
あれもギャグの一種なのか、この謎は未だに解明されておりませぬ

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

絆創膏(バンソウコウ)

 「明日のBlue wing」という爽やかなopから始まる本作ですが、opのラストで謎の空中浮遊があります。劇中に、そんなシーンがまったくないのでチョット面白かったですw
 本作の作画評価はあまりよくないですが、私としては良く描かれていたと思います。おそらくキャラクターデザインが不評と思われます。そのキャラクターデザインなのですが、中々のパンチ力を持っています。まつ毛とか…まつ毛とか…まつ毛とか・・・。
 初見では敬遠しがちなデザインです。キャラクター繋がりでいうと、メインとなる5人のキャラクターの服装がすんゴいです。誰が見ても、人として街を歩いてはいけない格好なのですが、誰にもツッコまれず…話題にすらならない状態です。なので、私から「そんな格好で恥ずかしくないの!?」とツッコませて頂きますw 「絆創膏じゃないから恥ずかしくないもん♡」なんて返されたらお手上げですけどw

 本作の内容はギャグという成分が含まれてますが、そんなことはありません。未来の海上都市で活躍する女性達を描くSFのストーリーが軸としてあるので、コメディ色はありますが、ギャグアニメとは言えないですね。ドタバタ喜劇のような感じです。
一話完結型・ドタバタ喜劇(全24話)

 一話完結の中に起承転結がしっかりと表現されているので、見やすい作品でした。一話完結に良くある…どっかでみたようなジナリオが数話ありますが、キャラクターがデザインを含め、濃いので中々楽しめます。逆に言うと、ありがちなシナリオが多いので、人によっては退屈に思えてしまうかもしれませんね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

なすB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

思いの外面白かった。コメディベースに最後はホロリ

1-2話は主人公のマイアが受難過ぎて大分かわいそうになります。
成績優秀なのに海洋庁の入試に不採用で一気に住む所も失って職もなく
しかも犯罪者に人質にされちゃうし。

中盤までにネレイスという
主人公が無理矢理入社することになる組織のメンバーが続々と増えていきます。
このネレイスのメンバー全員濃いです。
支店長以外全員女性ですが、なぜか全員やたらと露出の高い衣装を着ています。
この衣装デザインだけは最後まで全く理解出来ませんでした。

この頃にはかわいそうだったマイアも段々と活躍できるようになってきて
周りのメンバーと騒がしくも楽しい日常を送ります。
そして、マイアの秘密が明らかになります。

中盤以降はコメディベースではありつつ
段々と物語の伏線回収が始まります。
ここから徐々にマイアの秘密がどういう意味をなすかが重要になってきます。

物語終盤、これまでの伏線を一気回収とばかりに
かなりスピーディに物語が進行します。
特に、マイアの本当の秘密が明らかになってからは
これまでのコメディ色が嘘のようなしんみりじんわり来る展開です。

そして最終話、これでもかというくらい全て詰め込みましたね。
でもそれなりに綺麗に収まっていると思いました。

敵味方全て無駄キャラもなく、
終止みんなそれぞれの役割で活躍して
話としても綺麗にまとまったいい話だったと思います。

まぁ序盤のダレ感が否めない点と
謎のエロ衣装で評価を下げているかとは思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

63.0 3 コメディでシベリアなアニメランキング3位
十兵衛ちゃん2~シベリア柳生の逆襲~(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (41)
211人が棚に入れました
あれから1年、念願の普通の女の子に戻り、平凡で幸せな日々を送る自由。しかし運命の歯車は再び回りだす。シベリアからやってきた転校生フリーシャ。実は彼女は初代柳生十兵衛の忘れ形見。「自分こそが真の二代目柳生十兵衛であり、ラブリー眼帯を持つのは自分だ」との決意を持って自由に近づく。鯉之助の忘れ形見、鮎之助も現れ、300年前柳生にシベリアの地まで追いやられた「北柳生」の一族も絡み合い、柳生十兵衛になることをかたくなに拒み続ける自由は、つらい選択を余儀なくされる。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

スタッフの逆襲とかいって3期やらないかな・・無理か。

『十兵衛ちゃん』2期。


~あらすじ~
あれ(1期)から1年。
再び普通の生活を送る菜ノ花自由。
そこにシベリアからの転校生、柳生フリーシャが現れる。
フリーシャ『私が本物の2代目柳生十兵衛よ!』
鯉之介の子である鮎之介も登場し、またしても波乱が幕を開ける――。


ギャグが減りシリアスが増加。
本作においては前者が魅力だと感じていた私には残念です。
2期は劣化版だと思わずにはいられません。
1期が好きだっただけにほんと残念・・



四郎の声優が代わっていたことも大きな痛手。
どちらも声優としてはほぼ経験がない俳優さん。
初期の方も上手いとは言えませんでしたが、四郎という人物像を象るには相応しい演技をされていました。
しかし、2代目竜乗寺四郎は声が気色悪くて受け付けられませんでした。
違和感ありまくりで終始馴れず・・
ここでギャグ専用の一人を欠いてしまうのは手痛い誤算でした。


その点、堀江由衣さんはさすがです。
実は主人公の自由も声が交代。
しかし、特に引っかかることなく観れました。
継ぐところはしっかりと引き継ぎ、自分の長所も各所で採納していく。
本職の底力を見た気がします。



新キャラのフリーシャ、鮎之介も好きにはなれず。
鯉之介の偉大さが今になって理解。



十兵衛ちゃん(自由)のチャンバラアクションは前と変わらず見所です。
ギャグも減っただけで、相変わらずの独特なビートを刻んでおり、その点は2期でもやはり満足。
高品質のギャグは健在でした。

こちらを観ると、1期のバランスの良さが改めて感じ取れます。
好みの問題ですが、反対に2期は様々な点で不安定さが目立ちました。
その1つが先ほどの声優についてだったわけです。



ED「心晴れて 夜も明けて」 歌-堀江由衣

今回もOPはなし。


--------------------------


笑いが減る構成、新キャラの魅力の欠如、一部の不適合なキャスティング。
まとめると、これらが私が感じた口惜しいポイントです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ふたりは柳生十兵衛ラブリーハート。ケレン味と慈愛の大地監督。

 御影さんで100点

 鮎ノ助とフリージャで200点。

 そして藤原啓治さん演じるパパで300点な作品。


「すごいよマサルさん」と「フルーツバスケット」、全く水と油に思えるこの二作を見事に成功させた大地監督。ハイテンション過ぎてシュールの領域に達しているギャグセンスと、岡崎律子さんの音楽に象徴されるような繊細で女性的な悲しみと愛の物語。両方を成立させられる器のデカイ演出力を持たれた、「もっと評価されるべき監督」の一人、それが大地丙太郎である。


 本作ではその2つの要素がが一つの作品の中で活きているから見事!。物語の設定としては、荒唐無稽もいいところで臍で茶を沸かすような話なのに最後はもう号泣させられていた。


 痛烈にお馬鹿な番長ズのコメディーな部分と、アニメでしかあり得ないケレン味タップリなハイパー剣戟アクションがありつつ、悲しみと弱さを上回る慈愛という「フルーツバスケット」と同じ、切ない程に優しいメロディーが物語の底に流れている。


 美男美女の、はいはいって言いたくなるような使い古されている上にデオドラントされたよう「愛」なる物は大嫌いだが、己の弱さと悲しみを経たからこその絞り出されるような真心としての愛は、形が歪だろうが大衆ウケしなかろうが心の底から浄化の涙を湧き上がらせる。


 特に11話の啓治さんの長台詞のシーンは流石!としか言いようがない。啓治さんは、ヒロシに代表される弱さを抱えている大人をやると本当に上手い。ただ、駄目で諦めた大人ではなく、駄目さを自覚しつつそれを乗り越えて強さに変えようと足掻く大人は味のある尊敬できる大人だ。


 そして、ポイントで使われる反則な岡崎律子さんの曲!。岡崎さんだけでなく、まさか啓治さんまで夭折されてしまうとは思はなかったが、彼等の残してくれた物は今でも生きているし、残された私達が生かせ続けなければならない、それがせめてもの感謝でありたい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

良質なチャンバラアクション

萌え変身チャンバラアニメ、第2期です。
前作同様、主人公の十兵衛ちゃん本人は拒みつつも、周りの状況がそれを許さず、2代目柳生十兵衛として変身して戦う羽目になるお話。
シュールギャグとシリアスの混じった作風も継承されています。
本作のテーマは「父と娘」。なかなか感動的でした。


前作に比べて、ギャグは控えめになってます。
くだらなさは相変わらずですが、ギャグ担当が隅っこでドタバタやってて、主要キャラは本題ストーリーに専念する形態。
1期でのラスボスだった竜乗寺先輩が完全にギャグキャラに成り下がっていて不憫でしたw


メインストーリーの方は結構シリアスです。
設定自体はアホくさいものですが、柳生十兵衛を取り巻くそれぞれの人々の想いが錯綜したお話を大真面目にやっています。
これが、予想以上に見応えあり。
基本的にギャクアニメだと思って見ていると、足元をすくわれます。後半の展開でウルっときてしまいました。
最終決戦はトリハダものです。

もうひとつの見所はチャンバラアクション。
かなり良くできています。スピーディーな画面切り替えと、流れるような構図の移動でとても迫力あり。
これ、作っている人達が絶対時代劇大好きなのがよくわかります。
カコイイ殺陣ってやつを心得ています。お見事。


お話良し、バトルもよし、の結構な隠れ良作。
ギャグは寒いのでスルーしてご覧いただければ、かなりエンターテイメントに富んだ楽しめる一作です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
ページの先頭へ