サイバーパンクでハードボイルドなTVアニメ動画ランキング 2

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69.1 1 サイバーパンクでハードボイルドなアニメランキング1位
TEXHNOLYZE テクノライズ(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (227)
1400人が棚に入れました
舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市・流9洲(ルクス)。老朽化したこの街は現在、外界からのネットワークから外されて孤立しており、街から他の都市へ行くことは困難だが、逆に行き場を失くした者達が流れ着く、吹き溜まりの場所と化していた。

ある日、この地に一人の男が外界から降りてきた。男の名は吉井。ある野望を遂行すべく降り立ったこの男を迎えるのは、生きる為に賭けボクシングで生計を立てる少年・櫟士、近い未来を見ることの出来る少女・蘭、街の声を聞くことの出来るオルガノの長・大西京呉、そして未来の義肢である「テクノライズ」の技術に魅せられクラースから降りてきた科学者・ドク。この男の来訪により、やがて流9洲は街全体を巻き込んだ事件へと発展していく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

中盤まで恐ろしく退屈で、終盤は胸糞悪くなる・・・全くもってお勧めできない作品!

本作が好きな人は余程のマゾなのか?(失礼!)

私は根性で完走しましたが、かなりの苦行でした。
そして見終わって、「途中で投げださないで頑張って良かった。」という報われ感が全然ないところが・・・また何とも。

変わったアニメが見たい人にはお勧めできる作品なのかも?(これ以上の感想は出てきません・・・)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=========== TEXHNOLYZE テクノライズ (2003年4-9月) ============

{netabare}ROGUE 01 STRANGER (部外者) ☆ ※初見では何が何やらサッパリ分からない・・・
ROGUE 02 FORFEITURE (喪失) ☆ ※同上
ROGUE 03 TEXHNOPHILE (ハイテクマニア) ★ ※「テクノライズ(義体化する)」という特殊技術
ROGUE 04 SYNAPSE (神経細胞の連接部) ☆ テクノライズ技術の解説回
ROGUE 05 LOITER (彷徨い歩き) ☆
ROGUE 06 REPETITION (反復、模写) ★
ROGUE 07 PLOT (策謀) ☆
ROGUE 08 CRUCIBLE (坩堝、激しい試練) ★ 市街での抗争勃発
ROGUE 09 WIGGLE (体の揺れ) ☆ 
ROGUE 10 CONCLUSION (結論) ★ 吉井の死 ※初めて少し面白いと思い始める
ROGUE 11 VAGRANT (ルンペン) ☆
ROGUE 12 PRECOGNITION (認識) ☆
ROGUE 13 VISTA (展望) ★ もの見(ラン)の予言
ROGUE 14 REJECTION (拒絶) ☆
ROGUE 15 SHAPES (形状) ☆
ROGUE 16 STRAIN (圧力、旋律) ★ シェイプスの侵攻  
ROGUE 17 DEPENDENCE (依存) × シェイプスの秘密 ※単に悪趣味の話だったとは
ROGUE 18 THRONE (玉座) × 三長老惨殺 ※悪趣味さを見せ付ける作品?
ROGUE 19 HEAVENWARD (天国の方へ) ☆ 地上の世界 ※だからどうしたの?という感じ
ROGUE 20 HADES (ハデス(冥府の王)) ☆ 
ROGUE 21 ENCEPHALOPATHY (脳疾患) × ※もうどうでもいい話になってしまっている
ROGUE 22 MYTH (神話) × ※同上 ※ED 「WALKING THROUGH THE EMPTY AGE」{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)6、☆(並回)12、×(疑問回)4 ※個人評価 × 3.1


OP 「GUARDIAN ANGEL (XAVIER'S EDIT)」
ED 「月の詩」

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

未来は残酷で美しい、戦慄のSFカルトアニメ

舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市「ルクス」。
ヤクザ組織「オルガノ」、オルガノに対立する労働者連合「救民連合」、ギャング集団「ラカン」
様々な組織が入り乱れる混沌とした世界で、巻き起こる抗争を描いたSFカルトアニメ
もちろんただの抗争を描いているわけではなく、何者かの陰謀や謎が付きまといます

このアニメは終始退廃的かつ陰鬱で非常に難解なので、決しておすすめはできないですw

中盤までは「ヤクザの抗争を描いたVシネマ」みたいな内容ですので、
凄まじくバイオレンスな描写も多いです
そして痛快さ・爽快さの欠片もないので、単純に娯楽性を見いだすのは厳しいです。
特に意味不明な1話で90%ぐらいの人がリタイアするんじゃないかな?w
まぁそんな感じなので・・・それでも見てみたい人は挑戦してみてください

どこが難解なのか?というと情報の提示の仕方が、視聴者にあまりにも不親切すぎるところですね。
普通にぼんやり見てたら、間違いなく理解不能な状態に陥るでしょう。
なので、多少ネタバレ覚悟でwikiもしくは公式サイトで調べてから見るか、調べつつ見ることをおすすめします

とりあえず基本設定である「テクノライズ」についてだけ説明すると・・・・
テクノライズとは損失した人体の一部を補う、未来の義肢のことです
そのテクノライズの人間にもたらす影響が、この作品の大きなテーマになってきます。
後半になるにつれ、事態が大きくなってくるので徐々に分かってくるでしょう。
人間が「テクノライズすることによる功罪とその意味」を直接的に描いています

他にも重要な設定は多々あるのですが・・・興味があれば自分で調べてくださいw
設定や世界観がぼんやり分かってきたら、中盤から目まぐるしく事態が動くので面白さが増してくる
ただ終盤はもう想像を絶するカオスです。プラス超絶鬱展開・・・

『serial experiments lain』(脚本家が同じ)と双璧をなす難解作品ですが
個人的にはストーリー性・世界観・設定全てにおいてテクノライズの方が断然面白かったです
SF設定も、殺伐とした世界観・独特の演出も素晴らしい
今まで色々アニメを見てきましたが、色んな意味で一番衝撃的な作品です。

こんなハードなアニメには、もはやお目にかかれないででしょうね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

カカオ副担任 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

慈悲を全く感じい取れない苦味100%のブラックコーヒー

鬱の極致に君臨する後味が悪すぎる良作でした

OPが個人的に大好きだったため視聴をすることに
鬱が好きな私にとって、とても好きな作品でした。
これをHUNTER×HUNTERやワンパンマンを発表したMAD HOUSEが作ってたなんて意外です。視聴者受けなんてあまりなさそうな作品でしたので。

舞台は近未来の世界です。
賭けボクシングで日々生き凌いでいる櫟士(いちせ)がとあることで手足それぞれ一本ずつ切断されてしまいます。それでも生き耐える櫟士が美人医師のドクとであってから物語が少しずつ動き出し、加速していきます。

一話目から鬱の香りが匂ってきます。ここまで暗いのはlainくらいかな。
暴力やエロも気持ち悪さも容赦なく個人的に面白かったです。今発表したら規制されるのは間違いないですね。よくアニメ化できたものです。

本作の世界観を理解するためには、なかなかの時間を使うと思います。
私は下のサイトを見ながら設定を確認し、視聴しながら物語を理解していきました。ぜひ参考にしてみてください。
1話~10話の解説→http://texhnolyzed.blog.fc2.com/archives.html
作品用語集→https://www.fujitv.co.jp/b_hp/texhno/word.html

ここまで暗く重苦し雰囲気は今では中々類を見ない貴重な作品です。
後味が悪いので見終わったらすぐに心を癒すことを強くオススメします。
鬱作品は気分が良くならないのについつい見てしまうのはとても魅力的です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

64.4 2 サイバーパンクでハードボイルドなアニメランキング2位
ノー・ガンズ・ライフ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (141)
545人が棚に入れました
ベリューレン社により戦時中開発された新技術「身体機能拡張技術」。その技術により身体の一部、もしくは全部を機械化された者は、拡張者(エクステンド)と呼ばれていた。拡張者と生身の人間の非拡張者が混在する社会では常にいざこざが絶えず、それらの問題を解決する「処理屋」を、乾十三(いぬいじゅうぞう)は生業としていた。そして、十三自身も、頭部が巨大な銃の「拡張者」だった。ある日、十三は、全身拡張者の大男から一人の少年の保護を依頼される。その少年の名は荒吐鉄朗(あらはばきてつろう)。ベリューレン社から誘拐された少年だった。だが、十三は依頼を受けたもののベリューレン社からの追手に、鉄朗を奪われてしまう。十三はなりゆきで街を牛耳るベリューレン社と事を構えることになるのだが…鉄朗を誘拐した全身拡張者の男は何者なのか? ベリューレン社と鉄朗の関係は?

声優・キャラクター
諏訪部順一、山下大輝、沼倉愛美、日笠陽子、内田夕夜、興津和幸、櫻井孝宏、堀内賢雄、水瀬いのり、三瓶由布子、上田燿司、江原正士、高野麻里佳

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

インパクトはあるわな

原作未読(2020.4)
まぁ、いきなり頭が銃って・・・一度見れば印象には残る。物語としては大きな大戦がありその兵器として作られた元人間の改造技術によって巨大な力を持つ企業グループが仕切る都市を舞台に帰還兵で”処理屋”を営む主人公がその企業の裏の顔や陰謀に巻き込まれていく話。
ジャン〇系の作品としては割と世界観の都合上非情だったりする。が、決め台詞だったり技名だったり、らしさは垣間見れる。
まぁ、諏訪部さん好きなら観れると思います。

私のツボ:そんだけヤニ吸われるとこっちも吸いたくなる





余談:声優 藤原啓治さんがお亡くなりになりました。やはり「クレしん」のパパのイメージが自分は強いですが色々な作品で味があるキャラだなと感じると藤原さんだったりしたものです・・・御冥福をお祈り致します。



2期視聴済(2021.1)
まぁ、1期でついていけた人なら問題ないでしょう。ただ銃人間(ガンユニット)の体の構造がどうにも異次元ポケット状態なのは御愛嬌としか言えませんが・・・。

私のツボ:EDメアリーの尻ダンス

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

それうちのシマじゃノーガンだから

3話までの感想{netabare}
めっちゃ諏訪部、ヤミ団長すぎて美技に酔いそうw
世界観はアップルシードや銃夢を彷彿とさせるアレ、ゲームだったらスティールガンナー(※)やガンバスター(アニメじゃないほう)みたいな…サイバーパンクっていうの?
と思ったら源平の景清を思わせるロボ登場…なんじゃい、世代的にやっぱアレ?
そのうち未来忍者出てきたりして…。
内容的にはとても良い感じ、なによりテツローが男なのが好印象。
これが原作がラノベやソシャゲだったら女だったろうなぁ、と…それは見飽きたなぁ、と…単に自分が最近の深夜アニメに毒されすぎなだけ?
2話のタバコ買占めも、まぁ~ねちっこく外堀埋める感じで悪役が悪役しててイイ感じ。
3話登場のマフィア?の偉い方は実は良い奴なんじゃね?と睨んでるがどうだろう。
と思ってたらテツローがジュウゾウの体乗っ取っちゃったw
わぁい、これ後で大目玉じゃないのん?


ナムコのガンシュー、デザインがアップルシードの丸パクリ、多脚砲台も出るヨ。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
う~ん、変身?することで質量(重量?)が変化するのは個人的には止めて欲しい。
PSO2みたいに転送が可能な科学技術があるならまだしも、この世界はそこまでは行ってないでしょ?
なんかそれやられちゃうとサイバーじゃなくて魔法になっちゃう感じ、最近だったら“かつて神だった~”と大差無くなってしまうというか。
それさえ無ければばなぁ、面白いと思うんだけどなぁ。
それにしても前期は伊魔崎斎、今期は“バビロン”の斎開花と、「斎」をよく聞くようになった気が…。{/netabare}

最終回まで見て
評価は2期へ持ち越し~。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

むす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

内容すかすか

原作未読なので原作のせいか、制作のせいかわからないが、売れる為の要素をかき集めて子供が書いたような内容。キャラデサ、設定等全部どこかで見たもの。ジョジョであったりカーボーイビバップであったりハガレンであったり。ストーリーも陳腐、解決させるために困難や問題を後付けて作ってるかのよう。途中で展開が読め、特に感動も驚きもなくわくもしない。ワイルドのキャラ付けでタバコっていつの時代か?全体的な印象が90年代の漫画やアニメのジャンク品。二話目で脱落

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1
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