ショートストーリーでコメディなアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのショートストーリーでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番のショートストーリーでコメディなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 ショートストーリーでコメディなアニメランキング1位
Carnival Phantasm [カーニバル・ファンタズム](OVA)

2011年8月14日
★★★★☆ 3.9 (512)
2802人が棚に入れました
 血で血を洗う聖杯戦争が一転バラエティ番組に!?突然のルール変更に戸惑いながらも各陣営が聖杯を求めてくだらなくも苛烈な勝負を繰り広げる。果たして聖杯は誰の手に!?
 TYPE-MOONの10周年記念企画として制作されており、「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」と銘打たれている。武梨が連載作品『かんなぎ』を掲載している『月刊Comic REX』(一迅社)の2011年1月号でアニメ化が発表された。
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

聖杯戦争がこの作品のように幸せな楽園のような大会でしたら、どれだけ幸せだっただろう・・ 誰も争いを望まない世界はいつ現れるのだろう・・ ですが、この世界は争いのない幸せの

この作品の世界観

この物語は七組の魔術師(マスター)と使い魔(サーヴァント)による「聖杯戦争」が繰り、その使い魔の種類はセイバー、ランサー、バーサーカー、アーチャー、ライダー、アサシン、キャスパーたちが戦い合い、最後に残った使い魔とその魔術師が「聖杯」っと言う特別なもので願いを何でも一つかなえてくれます。この作品はその戦争を描いた作品です(?)。

ストーリー

この物語は「月姫シリーズ」、「Fateシリーズ」と「まほうつかいの箱」のキャラクターたちの非日常の日常を描いた作品です。

私の感想。

かなり衝撃的でした。もう笑うしかありません。何故このようなカオスな状態になっているのでしょうか・・ でもそのカオスが超おもしろいです。かなり気に入りました。

{netabare} 第5次魔術師大激突チキチキ聖杯戦争はこれほどおもしろい事になっているだなんてww 最高でした。 {/netabare}

いや~ はじめから最後まで笑いとおしで最高でした。本来のキャラクターの性格や行動が変わっている所が最高でした。 何故このような事になってしまったのでしょうか・・ でも最高におもしろかったです。 

{netabare} 私が一番気に入った所はギルガメッシュの性格の変わり具合です。あの性格の違いは笑えます。何故このような事になってしまったんだろうww 特にセイバーメイドになってギルガメッシュがmの道に走りだしたときは大爆笑でした。何故ギルガメッシュがmの道に・・・{/netabare}

{netabare} あと、ランサー死にすぎですねww はじめのエピソードから何回死んでいるのだか・・・ 超おもしろいですがww ランサーはこの作品のピエロな存在ですよ。本編も能力をこの用にしておもしろくすればよかったのに・・・{/netabare}

私が一番気に入ったキャラクターはイリヤです。本編のイリアもかなり可愛いですが、このイリアは9~10倍可愛かったです。最高すぎです。行動ひとつひとつ超可愛かったです。最高すぎでした。特に本当の次回予告のイリアは最高に可愛かったです。何故これほど可愛いのでしょうか・・・ ほれてしまいそうです。

{netabare} あと、ドキドキデート大作戦は最高でしたね。あれははじめから成功するとは思いませんでしたけど、最終的にやはり成功しませんでしたねww 私的には成功させてほしかったです。 でも完全にイリアの事を忘れているだなんてww {/netabare}

{netabare} 3rd Seasonから登場する謎の存在の聖杯くんには笑えましたね。秘密道具って言いながら実際は包丁しか出していないだなんてww ほかの道具を出してあげなさいよww{/netabare}

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品を見る前に是非Fateシリーズを見る事をお勧めします。そうしましたら、この作品の本当のおもしろさが分かります。

オープニング

「すーぱー☆あふぇくしょん」
幸せがここにはありますね。リズムが最高ですね。これほど幸せがあふれているオープニングは初めてでしたね。けれどもいろいろツッコミ所が多かったですね。まず、キャラクターがかなり変わっています。これほど変わっていると元が分からなくなって新しいキャラクターになっているしか思いません。次に、キャラクターが多いいこの作品でこれほどうまくまとめているのはすごいと思います。最高です。
私がこのオープニングで一番気に入っている所はみんなが両手を上に上げて横に振っているシーンです。あれは全キャラクターが超幸せそうですし、後ろでバーサーカーが風景にとけこんでいる所も笑えますし、あと、ひとつ気がついた事があります。それはギルガメッシュがバーサーカーの上でさりげなく踊っている所です。祭りですね~ 最高ですね~ 

エンディング

「Fellows」
男性ボーカルの最高な曲、かなり感謝します。これほどカオスな作品なのにこのエンディングを見るとこれほど落ち着けられるのは何故でしょうか? それほど沈静効果があります。なにかイライラしている時や落ちつかな時にはこの曲を聴くことをお勧めします。最高です。

「FINAL DEAD LANCER」
悲しい悲しいランさーのエンディングです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

祭りが始まる、狂宴の時!

\(^ω^\Ξ/^ω^)/ウォウウォ!ウォウウォ!ウォウウォ­!\(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
「TYPE-MOON」の10周年記念作品として、「TYPE-MOON」のキャラ達が勢揃いするなんとも豪華な作品です。

◆この作品の内容は・・・
冒頭の変な猫?の言葉を借りて説明すると、「10年に1度、様々な物語が重なりあう時、しがらみ・大人の事情・モラル、それらを越えて宴が始まる。出会う事のない彼らが相まみえる可能性という異次元。命の選択というにはあまりにも狂、あるいは区・・・。さぁ、ひと時の宴を共に楽しもう。」という作品らしいです。
全3巻+番外編、1巻=15分×4話、番外編は約20分で構成されています。

◆お祭りアニメですね・・・
変な猫?のシリアスぶった上記の説明と、「Fate/stay night」や「月姫」のキャラ達が登場するので、さぞかしシリアスな凄い内容の作品かと思ったら・・・いろんな遊びを取り込んだドタバタコメディアニメです。
登場キャラ達の性格は、本来の性格とは打って変わって完全お遊びモード。
キャラデザインも、本来のデザインより丸く可愛くなった様なデザインで描かれています。
なんとなくお茶の間でお茶をすすりながら視聴したくなるような感じですね。

◆登場作品は・・・
「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」
「月姫」
「歌月十夜」
「MELTY BLOOD」
最低でも「Fate/stay night」と「月姫」を知っておかないと、この作品は楽しめないかと思います。

◆視聴者の投票で・・・
一部エピソードの展開を視聴者の投票で決めるという斬新な演出が1巻の第4話にあります。
投票期間は2011年8月19日~9月15日。
この投票結果で第3巻に収録されている第12話の展開が決まるらしいです。
こういう演出はすごく楽しいものですね♪

◆第2巻まで視聴・・・
この作品の登場作品のうち私は「Fate/stay night」しか知らないので、Fateのエピソードはバカバカしいけどそれなりに楽しめましたが、他のエピソードはよくわかりませんでした。
このキャラだれ?と常に頭をよぎるので、キャラがわからないと完全についていけないです。
ただエピソードによっては制作者に頭が下がる、そのセンスの良さに脱帽させられたお話もあります^^;
第2巻に収録されている第5話の別展開の聖杯戦争?エピソード・・・これは「Fate/stay night」ファンには見逃せない!

◆第3巻視聴・・・
この巻に収録されているエピソードは4話とも実に面白かったです。
特に注目が視聴者投票によって展開が決まる第12話。
視聴者の皆さまが何を求めているのかがわかる内容でした。
もっともそのせいで、「TYPE-MOON」の主人公のお二人は最低な人間に成り下がってしまったのですが・・・┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

◆最後に一言・・・
ランサー君に(-∧-)合掌、ナム・・・。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TYPEMOONのおまつり 「Fate」「月姫」ファンはぜひ観てみて~

「真月譚 月姫」」「歌月十夜」「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」「MELTY BLOOD」
など制作しているTYPE-MOONの10周年記念企画として制作された
「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」

「Fate」などを未視聴の方でも、それなりに楽しめるのかもだけれど
アニメ版やゲーム版をご存知の方はもちろん、
原作である奈須きのこさんの上記の作品をお読みになっている方には、
さらに大ウケしていただけること間違いなし、の内容。

各作品の声優陣&キャラクターが一同に集まり、
パロディあり、寸劇あり、合同運動会?などしながら、
キャラに沿った言動だけでなく、思い切りキャラ崩壊してみたり、
えっ?この人が実はこんなこと思ってた?といった裏情報的な
エピソードもあったりで、思い切り楽しませてくれる。

また、このファンタズムだけの猫耳やロボ、妖怪などの
オリジナルキャラ数人よるオリジナルミニコーナーもあり、
また、Fateでおなじみの大河とイリヤによる漫才「タイガー道場」など、
このOVAは上記の作品ファンにはなかなか楽しい内容。

それからOP『すーぱー☆あふぇくしょん』
この一緒に踊りたくなってしまう中毒性といったら!
しかもすごい贅沢な顔ぶれ。

ただ面白いと書いても、具体的な雰囲気がつかみにくいと思うので、
各ストーリーのタイトルだけ載せておきます。
これでなんとな~くイメージできるかな?
またこれらのほか、映像特典などもあります。

《1st season》

1話「第5次魔術師大激突 チキチキ聖杯戦争」

2話「ドキッ!メルティブラッド」

3話「どこでもヒナタノユメ」

4話「ドキドキデート大作戦」

《2nd season》

5話「バーサーカー はじめてのおつかい」

6話「型月連続テレビ小説さくら」

7話「通な贈り物」

8話「はたらくセイバー」

《3rd season》

9話「SEIHAI GRANDPRIX」

10話「洗脳探偵ロリ返り」

11話「FINAL DEAD LANCER」

12話「ドキドキデート大作戦 解答編」

個人的には「バーサーカーのはじめてのおつかい」と
セイバーがカフェのウエイトレスになる「はたらくセイバー」が一番笑えた。
1話15分なので観やすく、笑ってると時間があっという間なので、
物足りない人もいるかも。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34

65.5 2 ショートストーリーでコメディなアニメランキング2位
ウサビッチ シーズン1(OVA)

2006年1月1日
★★★★☆ 3.8 (150)
801人が棚に入れました
ロシアの監獄に閉じ込められたウサギのキレネンコとプーチン。希望のない暗い毎日のはずなのに、なぜかのほほんお気楽な収監ライフを満喫中。時には看守とのイザコザから、ユルくて楽しい毎日が意外な大さわぎに発展したり……。リズミカルな展開の中にドタバタが満載! そしてトラブルはてんこ盛り! 独特のセンスで定評を集めるカナバングラフィックスが制作を担当した良質のシチュエーションコメディ。
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

好きな作品なのにロシアの事があって気まづくなりましたが作品に罪はない、、

セリフなしで笑えるアニメが昔から好きで
ウサビッチもこれまで何度も観てきた作品です。

ただ主要キャラのウサギ2人の名前がキレネンコと
もう1人がプーチンなんですよね、、
2人が出会ったきっかけもロシアの監獄で
刑務所ライフと脱獄と逃避行の様子がドタバタ劇となる。

アニメ作品自体は何も悪くないのに
今回ロシアのウクライナへの侵攻が起きてしまったので
初見の人はこの作品を受け入れがたくなるのではないかと
今すごく悲しい気持ちでいっぱいです。

もしかすると今回の件でアニメの配信がなくなり
観れる機会も減るかもしれないと思ったので、
不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが
私はあえて今のうちに再度観ておくことにしました。

※主要キャラ名の為、
 どうしてもプーチンという名前があがる事になります。
 嫌な気持ちになる方はこの先読むのをお控えください。


❁⃘❁┈┈┈┈┈INTRODUCTION┈┈┈┈┈❁❁⃘
一日だけ仕事をサボって刑務所に入れられた
プーチンと、元マフィアのキレネンコ
がロシアの監獄で繰り広げるドタバタ劇。
いつもトラブルに巻き込まれてしまうプーチンと、
圧倒的なパワーで全てをなぎ倒す
シューズ・コレクターのキレネンコ。
そこにオカマなヒヨコのコマネチや、
何でも食べてしまうカエルのレニングラード
という面々が加わり、暗さとは無縁の
監獄ライフが繰り広げられる!(公式引用)
❁⃘❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁❁⃘

◆1話【 食事の時間 】
{netabare}
食事で出されたのは生魚!?
プーチンが魚を食べようとすると生きが良すぎて
ずーーーっと頬っぺをペチペチペチペチされ続ける。
隣でキレネンコが魚じゃないものを出せと
看守のカンシュコフとバトルしている間もずっと。
キレネンコが勝利しステーキのように美味しそうな
人参を出してもらい食べ始めた頃もずっと。
ただただ魚の尾で頬っぺ叩かれ続けてるだけなのに面白いw
{/netabare}

◆2話【 労働の時間 】
{netabare}
労働に真面目に取り組むプーチンは
マトリョーシカを組み合わせる作業を素早く終わらせる。
次にヒヨコのオスとメスを分ける作業を始めるが
1匹だけなんとも言えないヒヨコが混じってる!!
ここでオカマヒヨコのコマネチが初登場。
濃い青髭でまつ毛バサバサで真っ赤な口紅をしたコマネチを
迷った末プーチンはメスの方に分ける事にしたんだけど
カンシュコフからムチで頬っぺをペチペチペチペチw
そして労働賃金を渡すゼニロフはコインをピンと飛ばし
キレネンコの座ってた便器の中にポチャンと、、
一緒にプーチンも便器の中に落ちて消えていく。
そして容赦なくキレネンコが流すw
{/netabare}

◆3話【 シャワーの時間 】
{netabare}
カンシュコフから噴射される水で洗われるプーチン、
期待通り頬っぺペチペチペチペチなってくれてありがとうw
リラックマの着ぐるみのように
洗濯バサミで止められて干されてる姿は白目だけど可愛い。
問題のキレネンコの方は今回もカンシュコフの嫌がらせを
見事に避けて普通にシャワーを出させる最強っぷり。
もうカンシュコフを従えちゃってるね(´°ω°)
{/netabare}

◆4話【 娯楽の時間 】
{netabare}
カンシュコフをテーブルにしてビリヤードと卓球、、
キレネンコはカンシュコフで遊んでるね〜
次はコマネチを餌に便器で釣りを始める。
コマネチはドMだから紐で縛られるの喜んじゃってるよw
コマネチを餌に釣り上げたのはカエルのレニングラード、
今後プーチンのペットとして共に過ごす。
動いてるものはなんでも食べちゃうんだよな〜\(ᯅ̈ )/
{/netabare}

◆5話【 ダンスの時間 】
{netabare}
お気に入りのリズム回です♡
レニングラードとプーチンの「ゲコッ」「ハッ」から始まり
どんどんアップテンポになっていくんだけど、
プーチンの「ハッ」って言う時の映り方と
キレネンコがハエたたきでプーチンの頬っぺ
ペチペチペチペチするのが好きw
4話で用済みになったカンシュコフが
カーペットのように巻かれて縛られたまま
まだ部屋に立てかけてあるの笑っちゃう。
{/netabare}

◆6話【 面会の時間 】
{netabare}
プーチンが面会を待ち遠しくしていると、
やってきたのはレニングラードのお母様で
親子の再会にプーチンは涙を流す。

次にやってきたのはコマネチのお母、、お父様?w
感動の再会シーンの最中に
レニングラードがペロンっとコマネチを丸呑みし
お父様はガラスを突き破って飛び込んで来るが
キレネンコにぶつかりそうになりローストチキンにされた。

プーチンとキレネンコには誰も会いに来なかった、、
それにレニングラードとコマネチは
囚人じゃないんだろうから普通に出て会ってきなさいなw
{/netabare}

◆8話【 ギャンブルの時間 】
{netabare}
カンシュコフとのギャンブルで身ぐるみを剥がされた
プーチンに対してキレネンコは大儲け。

カードゲームを使ってたんだけど
そのカードゲームのイラストが可愛すぎて
このトランプあったら欲しいくらい!
{/netabare}

◆9話【 おやつの時間 】
{netabare}
おやつが角砂糖2粒。
ここで角砂糖がおやつ扱いだとしたら、
私達はコーヒーにおやつを溶かして飲んでるんだねw

角砂糖に納得いかないキレネンコが
いつものように無理やり出させたおやつが
キャロットケーキで見た目可愛い♡
{/netabare}

◆10話【 トイレの時間 】
{netabare}
プーチンがお腹を下してる状態がとても良く表現されてて
貰いピーしそうなくらいでした、、

キレネンコがトイレ独占してて必死に我慢する姿は
見てるだけでも苦しかったですw
カンシュコフとキレネンコに飛ばされる最中、
プーチンの大事なところを常にコマネチが隠してて偉いw
{/netabare}

◆11話【 処刑の時間 】
{netabare}
キレネンコの処刑が始まったけど
ギロチンは刃よりキレネンコの方が固くて効かない。

同じ部屋にプーチンがいるにも関わらず
毒ガスを部屋中に噴射するけどキレネンコは全て吸い込んで
処刑人のショケイスキーに毒ガスを口移しする最強っぷり。
{/netabare}

◆12話【 リンチの時間 】
{netabare}
眠ったままコサックダンスし続けてるプーチン可愛いw

いつもの腹いせに寝てるところを狙って
カンシュコフ達がキレネンコを襲いに来たけど逆襲にあい、
みんなキレネンコから2つ折りにされちゃった。
{/netabare}

◆13話【 出所の時間 】
{netabare}
せっかくプーチンが出所の日になったのに
キレネンコが雑誌のスニーカーを手に入れるため
壁をぶち破り脱獄してしまう。

ここでキレネンコについて行かなければ
プーチンは普通に外へ出られたのに〜残念w
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

腹黒うさちゃんの黄昏日記

少し時間に追われてしまっているので簡単に。
なんか最近時間をコントロールできていなくて悲しいですが…。


随分昔のアニメなんですが一目で気に入った作品です。
ソビエト連邦時代のロシアが舞台なんですね。
主人公は擬人化されたうさぎさんです。
この主人公、人が良いけど天然キャラで鈍いから
周りがなぜかトラブルに巻き込まれるという
お笑いの定石を踏まえています。
昔、赤塚不二夫のバカボンとかで使われた手です。
極端に無垢な善人を鏡にして、
逆に普通の人間のダメな部分に焦点を当てようとしている。
対比とかギャップで、炙りだろうとしている。


お話は共産圏の馬鹿馬鹿しさをおちょくってはいるのですけど
あまり政治臭がしない。
もちろんちょっぴり笑いに毒気があるのですけど、
笑いの矢は政治や思想に向いていない。
ダイレクトに人間の欲とか黒さとか底意地の悪さとか、
そういうところに向いているんです。
偉そうにしている人って、
思想に関係なくなんとなく共通点がありますよね。
セコイ人も威張りたがり屋さんも同じです。

そういうところをちょこっと触って、
あとは「わー」と後ろ向いて逃げていく。
昔、ビートたけしがお笑いとは偉い人をおちょくって、
ピンポンダッシュのように逃げていくものだと
言っていた記憶がありますがそんな感じです。
肝心な所には触れないけど、チクりとやるユーモアセンスがある作品です。

で、すごいのは映像センスだと思っています。
この富岡監督が新しい作品を出しているのは知らなくて
コレ1本しか見ていないのですけど
この人の空間の切り取り方やカメラの角度のつけ方は
ちょっと人と違うと思っています。
空間認識能力ってのがずば抜けている。
なんか元々は理系の人らしいのですが、
経歴を聞いてそうだろうなあと思った記憶があります。


キャラのお芝居も面白いんですよね。
パントマイムでセリフはほとんどないけど面白い。
何やってるか一目でわかってしまう。
これはなかなか高度なスキルだと思います。

音とキャラの動きをコミカルに合わせているので
見ていてキャラの動きに乗れるんです。こどもにはたまらんでしょう。
タケモトピアノを凌駕していますw

これってジャパニメーションなんですかね。
キャラのかわいさとか自虐ギャグの感覚はそうなんですけど
笑いに入った黒さはなんか違う。
空間の切り取り方もこの富岡監督独自の感覚です。
すごく、個性の強いアニメですが押し付けがましさはない。
いい意味で軽さがあるんです。
この肩の力が抜けたところがエンタメしていていい感じだと思っています。

頑張って見る難しいアニメとは逆の魅力ですね。
こんなのもあるよって感じです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ウサビッチ、聞いたことあるなぁ

とあるサイトで配信終了しそうと表示されていたこの作品、
昔は「ひどい名前(の作品)だなぁ(驚き)」と思っておりましたが、
今は「ひどい名前(の作品)だなぁ(喜び)」と感じました。

興味は前から薄っすらあったので観てみました。

鼻の下が長い緑のウサビッチと無表情で赤いウサビッチの話、
まさか囚人の話とは。

緑をノッポ、赤をギャングと勝手に呼び、視聴しておりました。
ノッポはいつもコサックダンスを踊っている感情豊かでどこでも楽しんでそうな愉快なヤツ、
ギャングはマイペースで好きなことしかしていない感じ。

全てのシーズン6作品を観ても2時間ぐらいで終わるので、とりあえず見てみてください。

私は大好きです。

ちなみに1から5までのシーズン、
全て4.5点を付けたいところですがそれだと面白くないので、
ウサビッチシリーズ内での評価として幅を持たせます。
物語とキャラの評価だけノリで変えます。

ほとんど喋らない、
というか感嘆符とか感嘆詞ぐらいしか声(SE?)を出さないので、
昔のサイレントムービーというか、
セリフのないコントみたいな感じです。
それでも面白いのでぜひ見てみてください。

最初の作品なので細かいことは後程で。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
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