スタジオぎゃろっぷでバトルなおすすめアニメランキング 1

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82.2 1 スタジオぎゃろっぷでバトルなアニメランキング1位
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (884)
5700人が棚に入れました
舞台は明治時代初期の日本。主人公の緋村剣心(ひむら けんしん)はかつて新時代を築く為に活躍した長州派維新志士。戦国時代に端を発する古流剣術「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」を振るい、神速の抜刀術に代表される強さ、非情さと冷徹さ、殺戮が因業ゆえ「人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」という志士名で恐れられる。
ある日、神谷活心流の師範代を務める神谷薫(かみや かおる)は、活心流の名を騙る辻斬りを追っていた。辻斬りを見つけ、闘いを挑むものの歯が立たない。そこに、自らを“流浪人”と名乗る剣心が現れる・・・。

声優・キャラクター
涼風真世、藤谷美紀、冨永みーな、うえだゆうじ、鈴置洋孝、安原義人、池田秀一、櫻井智、土井美加、白鳥由里、大塚明夫、大林隆介、田中真弓、家中宏、池田政典、日髙のり子、井上純一、笠原弘子、郷田ほづみ、八木光生、岩男潤子、檜山修之、松本保典、横山智佐、子安武人、優希比呂
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうだ、剣道でやってみよう(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンプ黄金期の晩年に登場し、ジャンプ低迷期を孤軍奮闘で支えた漫画が原作。バトルものではあるが、キャラクター同士の気の抜けたやりとり(日常)も面白い。

OP、EDはメガヒットしたものが多い。まあ、アニメの世界観とは大分違うけれど(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的には、相楽左之助の一番好きでしたね。子供の時は、あの「悪一文字」に憧れていました(笑)

ある意味で、剣心以上に少年漫画の主人公らしい性格。でも、剣心のちょっと抜けてて、でも影がある部分と上手く対比になっていたり、逆に類似になっていたり。互いを引き立てる、正に「相棒」だったと思います。

るろ剣は、バトルも面白いけど、何気にキャラの作り方も上手いし、漫画としてちゃんと優秀なんですよね。共に師匠である、「高橋陽一(キャプテン翼)」さんからエンタメ要素を学び、「小畑健(DEATH NOTE)」さんさら、緻密さを学んだのかな? それが上手く融合している気がします。

和月さんの弟子には凄い人が多いのも有名ですよね。「シャーマンキング」の武井宏之さん。「Mr.FULLSWING」の鈴木信也さん。そして、「ONE PIECE」の尾田栄一郎さん。

優秀なお弟子さんが多いということは、やはり漫画家としてのスキルが高いのかな?って思ったりしますね♪
{/netabare}

【余談~ るろ剣の必殺技を実際に剣道でやったらどうなるか(笑) ~】
{netabare}
いや、実際に結構やってましたよ、小中学生の時に(笑) 以下、実際にやったものもあるし、想像もあります。大抵、反則です(笑)

①剣心「龍翔閃」{netabare}(反則w)
峰を右手で支え、下から飛び上がりつつ、刀の腹で斬り上げる。→まず、竹刀の刃部を触れば反則なので(笑) ただ、結構簡単に出来るし、ダメージは大きそう。剣道で脇を下から叩かれると、死ぬほど痛い(笑){/netabare}

②剣心「龍槌閃」{netabare}(反則じゃないw)
足腰のバネを利用して相手の直上にハイジャンプし
上空から強烈な振り下ろしの斬撃を与える技。→てか、実際に試合で使っているバカが知り合いにいました(笑) まあ、空中で1回転とかはしてなかったけどねw ルール上はなんの問題もなく、ただの「面」として、当たれば1本にも認められると思います。まあ、当たらないでしょうが(笑){/netabare}

③剣心「土龍閃」{netabare}(反則じゃないかもw)
強烈な斬撃を地面に叩き込んでその衝撃で発生した石つぶてを対象に衝突させる技。→実際に剣道でも、片手突きの後に余勢で床を叩くクセがある人はいるので、竹刀で床を叩くこと自体はギリギリ反則じゃありませんが、審判によっては、「礼を失する行為」として、反則をとる場合もあるでしょう。まあ、体育館の床を叩いたところで、釘でも引き抜かない限り、何にも飛んでいかなそうですが(笑){/netabare}

④剣心「龍巣閃」{netabare}(反則じゃないw)
全身の急所を攻撃する高速乱撃術。→まあ、防具以外を叩いてしまうことはよくあるし、それが頻発しても「ヘタクソ」というだけでかたはつきますが、意図的だと判断されれば反則ですね。あと、相手に嫌われます(笑){/netabare}

⑤剣心「飛龍閃」{netabare}(反則w)
飛刀術。大きく身体をひねりながら、鞘に納めた刀の鍔を親指で弾いて刀を相手に飛ばす。→まず剣道には鞘がないので再現不能ですが、ただ竹刀の鍔を弾いて飛ばすだけなら簡単でしょう。ただ、なんか縦回転しちゃいそうだから、螺旋状の回転を加える方が真っ直ぐ飛びそうですね。ちなみに、剣道には「竹刀落とし反則」はありますが、「竹刀飛ばし反則」はないので、いったん竹刀を手放しても、床に落ちる前に柄を握れればOKです(笑){/netabare}

⑥剣心「龍鳴閃」{netabare}(反則w)
雪代縁との最終決戦で使用した「納刀術」。逆手に構えた刀を神速の速さで納刀し、その時に発生する高周波で相手の聴覚を狂わせる。→まずこれも鞘がないので再現不可能ですが、竹刀の弦の部分と指で弾くと、ビィ~ンと、いい感じの音がしますよ(笑){/netabare}

⑦比古清十郎「九頭龍閃」{netabare}(伍だけ反則w)
神速を最大に発動させ、剣術の基本である9つの斬撃「壱:唐竹」「弐:袈裟斬り」「参:胴」「肆:右斬上」「伍:逆風」「陸:左斬上」「漆:逆胴」「捌:逆袈裟」「玖:刺突」を同時に繰り出す乱撃術にして突進術の技。→まあ、肆と陸も怪しいけど、斜め下からの切り上げでも、胴に当てさえすれば反則じゃないかな。あとは普通に剣道である技だし。でも、伍は、真下からの切り上げなのでアウト。てか、チ○コ直撃してメッチャ痛いわ(笑){/netabare}

⑧剣心「天翔龍閃」{netabare}(反則じゃないw)
奥義。通常と逆で、左足前の抜刀術。→まあ、鞘はないけど、動きとしてはただの抜き胴。足が逆なのもルール上は問題なし。まあ、真空を発生させられる自身はないけれど(笑){/netabare}

⑨相楽左之助「二重の極み」{netabare}(反則w)
刹那の拍子(75分の1秒)に二度の衝撃を打ち込む拳撃。物質の硬度に関わらず粉々に粉砕することができる。→てか、剣道じゃないし(笑) 試合中に相手を殴ったら、そりゃ反則です(笑) たた、面と胴と小手を付けたスタイルは、ほぼボクシングのスパーリングであり、休み時間によくボクシングして遊ぶのは剣道部あるあるw{/netabare}

⑩明神弥彦「刃止め 刃渡り」{netabare}(反則w)
手を交差させ、手の甲を用いて頭上で白羽取りする刃止め。そのまま前進し、柄を用いて攻撃をする。→相手の竹刀を拳で防ぐのは反則です。てか、普通に小手ありで、相手に1本をとられます(笑){/netabare}

⑪四乃森蒼紫「回天剣舞・六連」{netabare}(反則じゃないw)
御庭番式小太刀二刀流奥義。回天剣舞を両手で使う超高速の六連撃で、蒼紫最大の必殺技。→実は剣道でも二刀流は(大学生から)認められていて、僅かながら使い手もいるので、クルクル回りながら打つだけなら可能だと思います♪{/netabare}

⑫巻町操「貫殺飛苦無」{netabare}(反則w)
一度に複数の苦無を、全身のバネを使い投げつける技。→いや、剣道にクナイとかないし(笑) でも、練習前に、鍔を外して手裏剣みたく投げて遊ぶ遊びはやったな(笑) 鍔止め(ゴム性)なら、対人戦でもいけるしw{/netabare}

⑬齊藤一「牙突」{netabare}(反則じゃないw)
右手を前に突き出し、刀を持つ左手を後ろに引いて刃を地面に水平に構えた状態で猛烈な速度で突進して突きかかる。→まあ、右手を前に出しはしないけど、片手突きは普通にある技です。あのフォームは実は理にかなっていて、右手を引くことで、左手を押し出すスピードを上げているんですよね。現に私も、(対上段戦以外はほぼ使わないけど)片手突き打つ時は、右手を、構えの位置からヘソの下(下丹田)まで引いて打ちますし。これは真似したな~♪{/netabare}

⑭火男「火炎吐息」{netabare}(犯罪w)
腹に仕込んだ油袋で油を通し、火打石と前歯で着火して火炎を吐く。強化版は極大火炎吐息。→勿論論外ですが、剣道の鍔迫り合いは、息がかかるくらいの距離になることも多く、口が臭い人はかなり破壊力があります(笑){/netabare}

⑮鵜堂刃衛「背車刀」{netabare}(反則じゃないw)
刀を背中のほうで持ち替え、相手の意表をつく場所から攻撃する技。→一応、柄しか握ってないから反則じゃないだろうけど、隙だらけだな(笑){/netabare}

⑯鵜堂刃衛「影技・憑鬼の術」{netabare}(反則じゃないw)
心の一方で己に暗示をかけ、全ての潜在能力を解き放つ技。→実は小さいとき、この技に影響され、試合前に自分の竹刀をじっと認めながら集中力を高めるのが、自分のルーティーンでした(今も)w{/netabare}

⑰志々雄真実「焔霊」{netabare}(反則w)
壱の秘剣。刀の切っ先を点火して斬りつける技。→まあ、竹刀だし、燃やせば燃えそうだけれども(笑){/netabare}

⑱雪代縁「虎伏絶刀勢」{netabare}(反則じゃないw)
左手で刀を逆手に持ち、刀身を背中につけるという独特の構えを持つ。地に深く沈み込んで敵の攻撃を避けつつ、刀を半回転させる事で、大地からの反動力を全て乗せたカウンター攻撃となる斬撃を放つ縁最大の必殺技。→ちゃんと胴に当てれば大丈夫でしょう。まあ、横薙ぎには対応できても、縦振りならがっつり面を打たれそうですが(笑){/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

剣心は「殺さず」の誓いを破らず人々を守り切れるのか…。

新作の「るろうに剣心」観ました!!
で,そちらをレビューするつもりなのですが,なんだかこちらと比べて酷評してしまいそうなので,先にこちらをレビューしておこうと思います。
あんまり悪く言うとあにこれのポリシーに反しそうなので,代わりにこちらを褒めることにしようかなと(・ω<)
なので新作の評価はその逆だと思っていただいてもかまわない…というか思ってください(笑)。
新作を観た上でのレビューなので,どうしても比較してしまいますがそこら辺はお許しくださいませ。

それよりまず先に言っておかなきゃなのはこの作品はわたしの中で殿堂入りと言って良いくらいドハマりした作品です。
それくらい好きな作品なのでおいそれとはレビューできず,いつかはしようと思いつつも先延ばしにしてきました。
でも新作をレビューするに当たってとうとうこれ以上先延ばしにできなくなって重い腰をあげたわけです(笑)。
今思えば,わたしが小学生向け少女漫画から素直に中高生向け少女漫画に移行せず少年漫画に走ったのは『るろうに剣心』に出会ってしまったからだったんだなぁと。
わたしはこれをリアルタイムで観ていたわけですが,まだ子どもだったので毎週きちんと観れていたわけではなく,歯抜け状態で観ていました。
特に後半はほとんどリアルタイムでは観れていません。
全話きちんと観たのはいつのことだったのか今となっては覚えていませんが,何度も繰り返し観ている作品です。
原作はもちろん読んではおりますが,読んだのはかなぁり昔のことで,その上北海道編やらその他の細かなところは読めていません。
わたしの中では『剣心華伝』で終わっちゃってるんですよね。

では,好きなところから語らせてください☆
まずは何をおいてもその物語です。
原作がほんっとに素晴らしい,名作中の名作だと思います。
そしてキャラクター!!
剣心はわたしの二次元における初恋の相手と言っても過言ではないと思う。
今思えば―ですが,この『るろうに剣心』にしろ他の少年漫画にしろ,少女漫画的メンタル(きゅんきゅんするため!?!?)で見ていたなぁ(;^ω^)
このアニメに関して言えばキャラデザが凄く好きでした。
これまた昔,OPのアニメーションは今(というかそれを読んだ当時)となっては凄いアニメーターさん達が描いてるというようなカキコミをネットで見たことがあって,「クレジットを,見る人が見ればそういうのが分かるんだなぁ」と感心した記憶があります。
深夜アニメを観る習慣のなかった当時はもちろん今でもわたしはそういうの全く分かりませんが,セーラームーンを描いてたアニメーターさんもいたらしく薫ちゃんがセーラームーンっぽいという指摘もあって「そう言われればそう見えるな。」と思ったのも思い出しました。
作画に関しては後述しますが,そばかすのアニメーションの作画と第1話の作画は今でもとても好きです。
そして,声優さん。
正直言って昔から声優に無頓着なわたしはこのアニメを観て特に良いも悪いも思ったことはありませんでした。
でもね,新作を観てしまったらこちらの声優さんがどれだけキャラクターにハマっていたか思い知らされました。
わたしは原作より先にアニメを観てしまっているのでこの声がオリジナルになってしまっていることは否めません。
でも,それを差し引いてみても(仮に新作の声が先だったとしても)声優さんはメインキャストは全員こちらの方が合っていると感じました。
(まぁそれに関しては詳しくは新作の方にレビューします。
声優さんに関しては酷評する気はないので,新作の方も読んでいただければ幸いです。)
あとは音楽ですね。
OP&EDは全てではありませんが神曲揃いです。
でもやっぱり「そばかす」が1番好きだし,この曲が“『るろうに剣心』の曲”って感じがします。
そして次に好きなのが「the Fourth Avenue Café」です。
あんなことがあったのでこの曲が聴けるのがたった数話なのが惜しいですが,この曲を思い出すだけで当時の感覚が甦ってドキドキしてしまいます。
物語に関してはもっと1つ1つのエピソードについて語りたいのですが,文字数がとんでもないことになるのは必至なので今回はやめておきます(;・∀・)
物語自体は同じなので新作のレビューの方ででもいつか書けたら良いな。
けど,細かなキャラクターのアングルやカメラワークや演出って言うんですかね…原作漫画からの切り取り方はこちらの方が新作アニメより全然うまいなぁと思いました。
例えば,最初薫ちゃんが投げた逆刃刀を落ちてくるままにそのまま鞘に納める剣心。かっこよすぎだけど原作にはないんですよねぇ。
あとは剣心が自分の名前を名乗るとき,戸に寄りかかって顔を薫ちゃんの方に向けてそのままカメラが薫ちゃんの方に移っていく感じ。
原作は扉を両手で後ろ手に閉めていて新作の方が原作に忠実ではあるけど,わたしはこちらの方が好きです。
そして,左之助が出て行ったあと目を開く剣心。
確か横顔のカットだったと思うのよね。
そっちの方が断然かっこいいと思う。
他も細かいところで印象的なシーンになるように,剣心がかっこよく見えるように工夫されているなと思います。

で,まぁ悪いところ,好きじゃないところですね。
殿堂入りのはずのこのアニメの評価を下げている1番の要因は何と言っても作画です!!
最初の方はキャラクターデザインの良さもあってほんとに良かったんですが,もうなんというか“作画崩壊"と言ってわたしが1番に思い浮かべるのがこのアニメなんですよね。。
ほんとに「え。誰??」っていう回が存在します。
あとは作画が崩れているのに入るのか分かりませんがアニメーターさんの癖(タッチ)が出すぎちゃってる感もあるんですよね。
回によってキャラデザが全然違う。
第31幕の剣心と薫ちゃんのお別れのシーンは名シーンだと思うし,作画もとっても綺麗だとは思いますが,それだって1話のキャラデザとは違っちゃってる。
のちに新京都編が作られそして今年の新作…と続いてアニメ化されるわけですが,もう1度安定した作画で作りたくなるのは分かる気がします。
そしてどうしても好きになれないのはアニメ独自のストーリーですね。
まぁ当時は多かったんだよなぁ。
放送当時は原作が完結していなくてアニメが追いついちゃったから余計に仕方ないっちゃない気もしますが,今となっては風水編要らなかったよなぁ。
個人的には風水編よりも1話完結のアニメオンリーのエピソードが好きじゃなかったです。
しかも風水編もぬるっと終わった感がありました。
あんな終わり方にするのなら京都編で終わらせてくれるか一旦休止にして何年後かに人誅編をやってくれた方がよっぽど良かった。
けどそれも深夜アニメのようにクールで区切らず毎週夜の浅い時間に放送するスタイルならターゲットは子ども達だろうし年数空けたくはないよなと思ったら仕方ない気もしますね。

新作の方を観たらこちらの方もまた観返したくなってきました。
サブスクだとこちらの方はもう観れなくなっちゃってるとかいう噂も聞くけどどうなんだろう。
時間があるときにまた観て気付いたことがあれば更新しようと思います★

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメに合っていない主題歌No.1

あれ、そばかすについては他のアニメの感想で何度も語っていたのに、本体に感想を書いていなかったか…。
時間がある時には昔見た古いアニメの感想でも書いていこうかな。

ろうろうに剣心自体は良い作品でしたね。
90年代のジャンプはドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書といった大ヒット作が続々終了して暗黒期と言われる時期を迎え、マガジンが絶頂期で順位を逆転されたりとかありました。
その暗黒期のジャンプの支えた一本です。

その後ワンピース、ナルト、ブリーチなどが始まって盛り返すわけですが、まあ売上自体は出版不況とやらで下がる一方なので、1位を奪還したといっても他より下げ止まっていたという状態ですが。

とはいえるろうに剣心のアニメについて語りたいことといえば、やっぱり何と言ってもアニメ界随一の主題歌と内容の不一致ですね。

当時るろうに剣心は楽しく読んでいたので、一応見てみて… いや愕然としましたね。何この歌、と。いやもう、クソあってねぇ!
なんだこりゃ、ふざけんな、と思いましたね。

歌自体単体で考えれば確かに悪くはないですよ。大嫌いだったそばかすをひとなでしてため息をつく物語だったら良いんじゃないですか。

見る番組を間違えたかと思ったし、なにかの間違いだったと信じたくなくて次の回に歌が変わっていないか期待するくらい、本当に全く合っていなかった。

いやるろうに剣心のキャラの誰がそばかすなんだ。
曲調からなにから1ミリたりとも合っていなくて、ブチ切れました。
こんなのだからアニメはクソなんだよ、と思えましたね。
子供心を土足で踏みにじられました。

歌にブチ切れて見なくなったアニメです。

JUDY AND MARYは元はファンだったのですが、これ以降嫌いになりました。

まあこの時代は他のアニメも似たりよったりでしたが、それもあって、この頃は本当にアニメって嫌いでしたね。

昔は、アニメ化なんて何が嬉しいんだ、どうせ何も関係ないクソみたいな歌を付けられて作画もひどくなって、全然うれしくない、と、今で言う実写化くらい嫌でした。

昔は良かったという人って大勢居ますけれど、私は基本的にはそうは思いませんが、ノスタルジーや思い出の都合上そう感じることもゼロではありません。
しかしアニメに関しては本当に全く思わないです。

今のアニメはつくづく、本当に比べ物にならないくらい良くなりました。
作画は言うに及ばず、音楽もちゃんと内容に寄り添って作りますからね。
まあそれができていなかった時代が頭がおかしかっただけだと思いますが。
こんなに作り手から馬鹿にされていたジャンルもないですね。

作り手側が、アニメを心底馬鹿にしていて、それを隠そうともしない。
そんな空気が本当に嫌で、アニメが嫌いだったんですよ。
こんな奴らが作っているものを応援できるか、となっていました。

特に酷かったのが歌を付けている連中ですよ。こういう糞関係ないタイアップだの付けたり、デビュー作がガンダムで恥ずかしいとか言う奴が居たり。
声優やれば糞棒読みで。
芸がないくせに芸能人を名乗るな。

…でもそういう人だけじゃなくて、ちゃんとアニメが好きで頑張って作っていた人も大勢居たのでしょうけれどね。

良くアニメ界はこんな酷い時代を乗り越えて、今の隆盛を掴んだものです。
めげずに応援し続けたファンと、クオリティを上げ続けた作り手達に感謝ですね。

一応このアニメ主題歌、JUDY AND MARYは作り直そうか申し出たが、作者が気に入ってしまい変えられなかった、という話も聞いています。
それが本当なら作者もどうかと思いますが、この話ソースが見つからないので話半分に考えています。
どのみち糞な仕事をしたことに代わりはないので。

投稿 : 2024/05/04
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