おすすめスタジオコロリド人気アニメランキング 7

あにこれの全ユーザーが人気アニメのスタジオコロリド成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月23日の時点で一番のスタジオコロリドアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.8 1 ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)

2018年8月17日
★★★★☆ 4.0 (123)
623人が棚に入れました
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。

声優・キャラクター
北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.8

私たちはどこから来て、どこへ行くのか

森見登美彦原作、制作スタジオコロリド。

石田祐康監督、待望の初長編作品。
ひと夏の不思議な体験を鮮やかに描く、
心弾む思春期ファンタジーの傑作であろう。

主人公アオヤマ君は研究熱心で、
世界の不思議に興味津々、
日々学んでは知の探究に励む。
少年特有の好奇心と冒険心も旺盛で、
気になるお姉さんのおっぱいにも、
多大な関心を持つどこにでもいる少年だ。
突然広場の空き地に現れたペンギンたち。
少年の一生忘れる事のできないひと夏が始まった。

少年の視点で描かれる素晴らしい演出、
世界や異性に対する戸惑いと妄想こそ、
どこにでもある思春期の原風景なのだ。
ペンギンハイウェイとは何であろうか!?
{netabare}それは人が歩む進化への道であり、
つまりは思春期から大人になるための道標だ。{/netabare}

ここでは2つの世界が衝突している。
{netabare}折りたたまれ亀裂が生じた「世界の果て」と、
成長の儀礼として少年が歩む「内的世界」だ。{/netabare}
僕はどこか村上春樹「海辺のカフカ」を想像する。
あちらの主題は「アンチオイディプス」である。

移ろいゆく記憶を「夏」という季節に見出す。
少年に習い1つの仮説を立てよう。
それは美しい等式、解けない「夏」の方程式。
これからどれだけの冒険をして大人になるのだろう。

僕たちは幾つになっても道の途中なのだ。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 43

lumy

★★★★☆ 4.0

本当に森見原作?

原作未読です。
他の森見作品は、小説をいくつか読んだことがあり、
四畳半・夜は短しも視聴済みです。

本作は、森見作品とは思えない程さわやかで、
利口な主人公ですねw
そして舞台が京都でもありません。
それでも、ところどころ森見節が垣間見えて、
やっぱり森見作品なんだと再認識しました。

そして、本作の見どころは豪華なスタッフ陣でしょう。
新進気鋭の石田監督を筆頭に、
森見作品の脚本を務めてきた上田氏、
主役級は女優さんですが、脇を固める声優陣が盤石の布陣であり、
主題歌は宇多田ヒカルと、安定感のある内容となっています。
そして、EDロールをみて驚いたのですが、
佐藤順一氏がクリエイティブアドバイザーとして参加しており、
この何とも言えない爽やかさに合点がいきましたw
(雀犬さんが亀井演出を危惧されていますが、
個人的には、佐藤氏で歯止めがかかったと思っていますw)

ストーリー重視の作品ではありませんが、
全体のレベルが高く、バランスの取れた良作です。
映画館で観て損はありませんよ。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 28

けみかけ

★★★★★ 5.0

史上最高のおねショタSF映画!もりみー原作が苦手な人にこそ観てもらいたい!

『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』のもりみー(森見登美彦)の新境地を『陽なたのアオシグレ』『台風のノルダ』の石田祐康と新井陽二郎のタッグが描いたジュブナイルSF


とある郊外の町が舞台
10歳にして勉強や研究に熱心な好奇心旺盛で達観した思考を持つ少年、アオヤマ
ある日、海も無い町中に唐突に大量のペンギンが出現したのを目撃する
アオヤマ少年と友人はすぐさまにペンギンの出自を探す探検に出るが謎は深まるばかり
その後アオヤマ少年はその達観視した口調が災いし、クラスメートのガキ大将と衝突してしまう
そのピンチを彼が淡い恋心を抱く近所の歯科衛生士の“お姉さん”に救ってもらう
アオヤマ少年がペンギンの謎を追っていることを知ると“お姉さん”はジュースの缶を宙に放り投げた
すると彼女が投げたジュース缶が突然ペンギンにメタモルフォーゼした
「この謎を解いてごらん、君には出来るか?」
かくしてアオヤマ少年は“お姉さん”とペンギンの関連を探り出そうとするのが…


まず一連のもりみー原作の多聞に漏れず、達観視した上から目線な主人公による一人称が主軸となっているのですが、早合点するなかれ
もりみー原作でありながらも畳み掛けるような喋り口調でまくし立てる作品ではないのです
主人公が落ち着いた少年であるという点や、アオヤマ少年を演じた北香那の感情を殺した芝居、そして全体的に間を大切にしたテンポ感を含めて、どちらかというととてもゆったりとした時間が流れる作品になっています
かつ暑苦しい青春モノでなく、もっと爽やかなジュブナイル作品というのも手伝っていますから「もりみー原作はちょっと…」という方にこそチェックしていただきたいところです


この辺りの演出、石田祐康率いるスタジオコロリドの若いスタッフが中心となったことも大きいと思います
少年の、自覚なき恋心を大切に描いていますし、その一方で少年が“お姉さん”に興味を抱くキッカケが“お姉さん”の豊満な「おっぱい」というのがエッチでコミカルでとっつき易いです
また、過去作の様にスタジオコロリド内製が強いのかと思いきや、流石に初の長篇ということもあって亀井幹太監督が演出処理を買って出る、佐藤順一監督がクリエイティブアドバイザーとして参加する、等これまでのコロリド作品とは規模の違いを感じます
一言で言うなれば、これまでのもりみー原作アニメが若者向けな文学作品だったのに対し、今作は老若男女広く、もっと言えばファミリー路線にも喰い込める、本当の意味でのエンターティメントに振った作品に仕上がっていると言えましょう
今日までコロリドを見捨てなかったフジテレビにはよくやった!と言いたい


ところでもりみー原作といえば【いまいち何を考えているのかわからないヒロイン】の存在でありますが、今作の“お姉さん”もまたもりみーヒロインであることに変わりありません
彼女のイヤラシさの無い奥ゆかしさを、蒼井優が見事に演じきっていてコレにも拍手です
キャスティングは完璧で、いわゆる大人の事情なども感じさせません
それは主題歌に起用された宇多田ヒカルの「Good Night」も同じで、まさにこの映画の為にある一曲と言える楽曲です
エンドロールで程よい余韻に浸れることを保証いたします


また、途中で『台風』が来たり、『坂のある町を駆ける』のは思わずコロリド作品ファンには笑みがこぼれてしまうところでしょうw
コロリドにとっては今作が初の長篇にして、1つの記念碑となった、のではないしょうか?
まあ細かいことは置いとくとしても、とかく【おねショタ】っていうジャンルは本当に尊いと思ったのがオイラの本音ですよw

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

63.5 2 ポレットのイス(Webアニメ)

2014年3月21日
★★★★☆ 3.7 (49)
175人が棚に入れました
フジテレビの深夜アニメ放送枠『ノイタミナ』10周年記念スペシャルムービーとして制作。YouTubeノイタミナ公式チャンネルで無料配信中。監督は、学生時代の自主制作短編『フミコの告白』が話題となり、2013年に短編『陽なたのアオシグレ』で劇場監督デビューを果たした石田祐康監督。スタジオコロリド制作。ひとりの内気な少女ポレットと、彼女の遊び相手となる一脚の「椅子」の物語。

offingbook

★★★★★ 4.3

笑顔の日々を

2014年3月Web公開。約3分半。

「10年の経過を、アニメーションならではの表現で」というオーダーのもと制作された、
フジテレビの深夜アニメ放送枠『ノイタミナ』10周年記念スペシャルムービー。

ひとりの内気な少女・ポレットと、彼女の遊び相手となる一脚の「椅子」の物語。
スタジオコロリド制作。

動画サイトで偶然出会ったこの『ポレットのイス』約3分半…たった一度観ただけで、
すぐに夢中になり、圧倒され、楽しくなり、心惹かれ、虜になっちゃって、
そして最後にはこのアニメのことを、大っ好きになっちゃってました!

上下左右から果ての果てまで、どこまでも突き抜けるかのように描かれる世界。
その世界をこれでもか!というくらいに爽快に躍動するキャラクター。
ポレットの心の動きがひしひしと伝わってくる物語。

たった数分の中にアニメの喜びや楽しみが、ぎゅっと盛り込まれていました。

監督は『フミコの告白』や『陽なたのアオシグレ』の石田祐康監督。
石田監督作品を観ていて感じる、言葉にできないドキドキやわくわくは、
純粋にまっすぐにアニメを楽しんでいた子供の頃の気持ちを思い起こさせてくれますね。

今も充分すごいアニメ監督だけど、もしかしたら今後、もっとすごい監督になるのかも…?
いつか長編作品も観てみたい、これからも注目の監督です。

キャラクターの疾走感や、優しく柔らかな色彩の世界に合わせた音楽も素晴らしいです。
浜渦正志さんという主にゲーム音楽などを手掛けている方が担当したそうですが、
登場人物のみならず、このアニメそのものの感情が表現されていて、魅了されました。

…なんて、長々と書いてしまいましたが、
僕のこんなしょーもないレビューなんてほんと、どーでもいいんです!

ずっとなのか期間限定なのかわかりませんが、現在、以下で公式配信中!(←またかいw)

http://www.youtube.com/watch?v=l03lLXvUx7k

「まぁ…興味があれば…観てみるのもいいかも…」なんてもんじゃなく、
無理やり人生の時間を3分35秒、絞り出してでも観てほしい、感じてほしいアニメ。
2014年アニメ作品の中で必ず一度はチェックすべきアニメの一つです。
(と僕が今、勝手に決めましたw)

アニメだからこその心地良さ、
フィクションならではの幸福感、
たくさんの好きな場面、
最後の少しの可笑しみで、観る人を笑顔にしてくれるところなどなど…
肩の凝らない短さで、あまりにも僕好みな作品だったため、
冷静にレビューを書けなかったことを申し訳なく思います^^;

…あ…でも最後にもう一つだけこのアニメを魅力を…。

ポレットが、まぁ~~~かわいいっ!!(笑)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 43

Nagi*

★★★★★ 4.6

イスと、時の流れと、ポレット。

3分でクスっと、ホロっと、してみませんか?

セリフのないショートアニメーション。

少女“ポレット”と 彼女の“イス” のものがたり
ちょっぴりファンタジーな、ほのぼのアニメです

セリフの代わりに “ピアノの旋律” が
物語を奏でるというところがなんとも魅力的(*^_^*)

ピアノって、こんなに人の感情を表現できるものなんですね
多彩な音楽ってスバラシイ。
普段、BGMって二の次になりがちなんですけど
視聴の際は耳を傾けてくださいね♪

物語も作画もキャラも文句なしの★5つ!!!

目がキラキラしてる女の子って可愛いですね
なんだか…癒されるなあ…

約3分のアニメ。

カップラーメンできるの待ってるそこのアナタっ!

“ポレットのいす”

見てみませんか…?

投稿 : 2019/09/21
♥ : 22

kids

★★★★☆ 3.3

たった3分の、演出が光る感動ストーリー

レビューをきっかけに観た作品です。長いアニメに疲れてきているととてもいい息抜きになりますし、内容もとてもよかったです。


この作品の特徴はセリフが一切存在しないことです。これが声優の☆評価の所以なのですが、この作品はこれでむしろよかったと思います。というのも作品を通して流れる音楽を中心とした演出がとても光っていたからです。
内容としては、引っ込み思案(?)の少女のそばにはいつも生き物みたいに動く不思議な椅子がいて、この椅子が彼女に粋なはからいをしたりしてくれます。しかし時は流れていくと少女は成長してしまうわけで、そんな彼女に対してこの椅子がしてあげたこととは??といった感じです。

この作品は短いながらもとても中身があったように感じます。音楽にしても演出の肝として大活躍していて、音楽のちからを再認識させられました。僕はピアノをやっているので、こういった心に寄り添うような演奏は簡単そうで難しいなとよりすごく感じました。またストーリー展開も少女の気持ちや椅子の気持ちにはとても共感できるところがあって、よく出来ていたと思います。


時間もかからないですし、観て絶対損はしないと保証できるので一度観てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

59.9 3 フミコの告白(OVA)

2009年11月8日
★★★★☆ 3.5 (164)
559人が棚に入れました
高校生のフミコの同級生、野球に熱心なタカシに告白してその後振られてしまうところから始まる。
その後は長崎県の様な急斜面の町の中を飛んでいってしまう。(kwskは動画を参照してね)
産経新聞も注目している。

せもぽぬめ(^^*

★★★★☆ 4.0

【必見】これはすごい!!掘り出し物の映像ですよ!!

■告白⇒加速⇒加速⇒発射⇒( >_[・]) ロックオン⇒告白♪
キャッチしているあにこれのお友達のレビューから知ったこの作品!
もっとたくさんの人に知ってもらいたいと思いました♪
この作品は、数々の受賞暦を持つ自主制作アニメで、YouTubeやニコニコ動画で公開さているのです!!
2分半で魅せる、疾走感と加速感を是非みなさんにも味わってほしいですね♪
  
「フミコの告白」の作者であるTeteさんのインタビューとアニメ動画が見れますよ!!
気になる方は下記URLに...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪
http://b.hatena.ne.jp/articles/200912/668
 
評価は2分30秒を前提に加味して採点しましたw
  
2011.07.31・第一の手記

投稿 : 2019/09/21
♥ : 29

大和撫子

★★★★☆ 3.3

ものすごい爽快感!!!

この作品、一般の大学生が自主制作したなんて信じられない出来栄えです!

◆どんな作品かというと・・・
2分半の内容で、とにかく動く!!!
走る!走る!走る!走る!走る!飛ぶ!!!
スピード感抜群!!!
運動会でよく聞いた曲と共に爽快感極まりないスカッとする作品です!!!

◆自主制作のアニメ作品の中でも・・・
みなさんにお勧めできるぜひ見てもらいたい作品ですね!!
制作した人すごいよ~~~!!!

投稿 : 2019/09/21
♥ : 21

★★★★☆ 3.3

と~んでもなく疾走してま~す

キャッチさせて貰ってる人たちのレビュー見て見ました。
2分半ほどの大学生の自主制作作品です。


フミコさんの告白し、その後弾みでとんでもなく疾走に次ぐ、疾走・・・。
パンツ見せながらはちょっと凄いww。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~って感じです。
バックは運動会の音楽?がはまってます^^。


最後のオチもショートコントみたいで、作品全体の爽快感を増加させてます。
単なる告白で、この演出は凄いです。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 9

51.8 4 台風のノルダ(アニメ映画)

2015年6月5日
★★★☆☆ 2.9 (99)
316人が棚に入れました
スタジオコロリドの作品。


その少女は、台風にのってやって来た。

僕たちに「本当に大切なこと」を教えてくれた、不思議な少女との一夜の物語。

舞台はとある離島、文化祭前日の中学校。

幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、突如現れた赤い目をした不思議な少女ノルダと出会う。

「“地の渦”と“空の渦”と“私”が一つに繋がれたとき、この星は生まれ変わる…」。

その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうしていた──。

声優・キャラクター
野村周平、金子大地、清原果耶

◇fumi◆

★★★☆☆ 2.3

セカイ系の基本は20世紀のエロゲーです。それを知らずに手を付けるとこんな作品に。

2015年公開の劇場用アニメ 26分 同時上映は「陽なたのアオシグレ」

監督 新井陽次郎 作画監督 石田裕康 音楽 浜渦正志 制作 スタジオコロリド

自主製作アニメのクリエイター達が立ち上げた「スタジオコロリド」による作品。
同制作会社の「陽なたのアオシグレ」2013年と同時上映ですが、さすがにこれだけでは公開は無理でしょう。

巨大台風と言えば2011年に東京を襲いまして、
うちのマンションから見える元女子校の共学高が下校不能と言うことで朝まで明かりがついていたのを思い出しました。
東京では20年に一度の大災害でも、西日本の方にとっては日常茶飯事でしょうね。
私は台風は怖いので夕方には寝ちゃって深夜3時ころ起きたら、
すっかり風がやんで、破壊された街路樹が散乱していました。

この作品の台風の作画はかっこいいです。リアルです。
それだけでした。
何がどうなってこんな物語になったのか知りたいくらいです。
若いからと言ってアニメ創作を舐めないで欲しいと言いたいくらいです。
声優は俳優を使ったようですが、
まともな指導が出来ないのなら本職の声優を使わなくては駄目でしょう。
俳優の宣伝と言うことでマネーの問題だとしても、
それなら監督が声優の指導方法をじっくり勉強してから造るべきでした。

ネタにもならないネタアニメということで一気に冷めるような作品でした。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 26

けみかけ

★★★★★ 4.2

間違いなく2015年を代表する、そして今後語り継がれるであろう【迷作】ジブリの血は今もココに生きていることの証明

スタジオコロリドの最新作で約30分の短編
観に行く前に『サイコパス』とか『ラブライブ』とか『ガルパン』とか劇場に観に行く人は沢山いるかもしないけど、コロリド観に行くのは“ガチヲタ”だけですねって話をしました
観客少ねー(笑)
テレビCMまで打ったのに!


監督は若くしてスタジオジブリのアニメタを経験するもコロリドに加わる為ジブリを離れた新井陽次郎
キャラデザと作監は学生時代から作品を発表し続け、その才能を注目されている石田祐康
奇しくも2年前にオイラが手放しで絶賛した短編映画『陽なたのアオシグレ』の監督と作監の立場が入れ替わったカタチ
コロリドが誇る二人の若き天才が再びタッグを組むこととなったわけです


舞台は本土と橋で繋がれた小さな離島
文化祭の準備が進められる中学校で親友同士の東シュウイチと西条ケンタは東が野球部を辞めるという件をキッカケに揉み合いの大喧嘩をしてしまう
気不味さから孤立しようとする東だったが、観測史上最大の台風が迫っているという空をふと見上げると、なんと高圧線の上に立ち吹き荒れる空を仰いでいる一人の少女の姿を目撃してしまう・・・


30分という短い尺の中に、一人の少女の謎を巡るスペクタクルが繰り広げられる本作
内容自体は少々詰め込みすぎている感が否めませんが、最も注目したいポイントはその演出
元ジブリということもあってか、新井監督が手掛ける画面は初めから“ジブリっぽさ”を意識しており、コンテや設定には堂々と「山田君やかぐや姫のように」などの具体的な指示が書いてあります


序盤の慌しく進められる文化祭の準備、揉み合いの喧嘩とそれを取り巻くクラスメイトなど大量の登場人物が画面の中でひしめき合い、所狭しと動き続ける様はまさにジブリ映画の作画


文化祭ということで色とりどりに飾られた校舎、豪雨に荒れる島の自然、終盤鍵を握る旧体育館の朽ち果て方、CGが駆使された雲など背景も見どころ


声優未経験な若手俳優をメインキャストに起用しているのもジブリっぽさ(日常っぽさ)を出す為の一端でしょう


それに詰め込みすぎなストーリーも裏を返せば近年「もっとファンタジー色が欲しい」と叫ばれてきたジブリへの声に応えるかのようです
惜しくもジブリ自体は長編映画制作から撤退してしまったわけですが、その想いや技術は新井監督を通していまココに、コロリドの中に甦ったというわけです
ジブリみたいな映画を作れる会社はあるんだ!ということの証明、それもこんな若いスタッフの手で、ですよ


今後も新井陽次郎、石田祐康、スタジオコロリドからは目が離せませんね
彼らこそ【ポスト宮崎駿】【ポスト高畑勲】なのかもしれません

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

offingbook

★★★★☆ 3.6

僕らは風のなか

2015年6月に公開された約30分の短編アニメ映画。スタジオコロリド制作。

とある離島の文化祭前夜の中学校。親友とケンカをした男の子が、赤い目をした不思議な少女と出会う。
同じ頃、島には観測史上最大級の台風が近付いていた。

2人の男の子の、まっすぐな友情を感じられるアニメでした。
こんなに素直に男の子の友情を描く作品って、最近じゃ珍しいかも?

文化祭前夜にみんなと一緒にいる特有の空気、台風が近付いてくる時の風の強さ、
そして不思議な少女との出逢い…ワクワクするような『青春』と『ファンタジー』が、
短い時間の中にたくさん描かれていて、観ていて楽しかったです。

これまでのスタジオコロリド作品って幼い子供たちが主人公で、よく描かれていたけど、
今回は少し年上の中学生たちが主人公。この年頃の少し心がふさいだところとか、
関係や気持ちの変化が誠実に描かれていて、でもそこから前向きになるところは、
素直に胸にグッとくるものがありました。

設定や世界観の荒削りさなどが気になっちゃう人もいるでしょうが、
あまりそこをあーだこーだ考える作品でもないのだろうなとも思います。
そこら辺はむしろ、観る人が想像する余白なのかも?

声優に関しても、最初は「うーん…」と感じていたのが、
観ていくうちに「むしろこれが良い」と思えてくるから不思議です。(←これは僕だけかも(笑))

作品の雰囲気も内容も、制作陣も若々しくて、挑戦的で、そして蒼くて。
観終わった時、どこか清々しい気持ちにしてくれました。
いつかもう一度観たい青春ファンタジー作品です。

今作に書き下ろされたGalileo Galileiの主題歌『嵐のあとで』も、
楽曲の繊細な雰囲気が映画を観終わった時の気持ちに寄り添ってくれて、とても良かったです。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 34

62.0 5 陽なたのアオシグレ(アニメ映画)

2013年11月9日
★★★★☆ 3.7 (56)
226人が棚に入れました
内気な小学4年生(ヒナタ)は、クラスで人気者の女の子(シグレ)のことが大好きな男の子。でもシグレと話をすることも出来ないヒナタは、彼女のことを思い描きながら妄想する日々を送っていた。そんなある日、突然シグレが転校してしまうことに…。悲しみに暮れるヒナタ、クラスメイトに見送られ去っていくシグレ。「僕はシグレちゃんに想いを伝えるんだ!」決心したヒナタは走り出す。

声優・キャラクター
伊波杏樹、早見沙織

offingbook

★★★★★ 4.6

恋のフシギ 生きた証

2013年11月に公開された短編アニメ映画。約18分。スタジオコロリド制作。
監督は『フミコの告白』や『ポレットのイス』の石田祐康監督。

小学四年生の内気な男の子・ヒナタは、同じクラスのシグレちゃんのことが大好き。
ささいなきっかけから少しずつ仲良くなっていくが、ある日シグレちゃんが転校することになってしまい…。
お別れの前にヒナタは、想いを伝えるためにシグレちゃんのもとへ走り出す。

ずーーっと前からとにかく観たくて観たくて、でも観れず、代わりに予告編をもう何十回と観てましたが(笑)
今回、スタジオコロリド最新作『台風のノルダ』と同時上映され、よ~やく観ることができました!

物語はほんとシンプルで、少年が少女に想いを伝えるため走り出す。ただ、それだけ。

だけどその、“ただ、それだけ”の中に、
恋も憧れも楽しさも淋しさも悲しさも全力も切なさも優しさも温かさも涙も笑顔も、
全部があふれるぐらいぎゅっとつまっていて、そのまっすぐでまぶしいピュアな輝きに、
僕はどうしようもなく胸打たれてしまいました!ほんともう、大好きな作品です!

『時をかける少女』や『あの夏で待ってる』なんかもそうですが、心の中にある強い想いを伝えるため、
全力で走り出す人が登場する作品に、どうやら僕は弱いようです。(笑)

石田監督が描く疾走感は今作でも健在。
現実と空想が入り交じる中、ヒナタが翔ける映像は圧巻です。

それを彩るスピッツの主題歌、そして草野さんの歌声も透明感があって、
ストーリーに勢いと純粋さを与えていて素晴らしかったです。

きっとこれから先、心に元気をちょっともらいたい時とか、何度も観ちゃうと思います。
くすんだ気持ちを、虹色の輝きにぬりかえてくれるような、そんなアニメの歓びがつまった作品です。

最後にどうでもいいんだけど、『フミコの告白』といい『ポレットのイス』といい、
そしてこの『陽なたのアオシグレ』といい、石田監督は女の子のパンツが好きなのかな?
いやどれもエッチさは全くないんだけどね。(笑)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 34

◇fumi◆

★★★★☆ 3.5

ラッキースケベ陽向くんと可憐な時雨ちゃんの幼い恋は空の彼方まで

2013年公開の短編アニメーション映画 22分26秒

監督脚本 石田祐康 キャラデザ 新井陽次郎 音楽 市川淳 制作 スタジオコロリド

自主製作アニメで注目を浴びた石田裕康の初監督作品

陽向 伊波杏樹
時雨 早見沙織

自主製作では無いのでプロの声優を使っていますので安心して観れますね。
「フミコの告白」とツインになる物語ですが、タイトルが内容とあってませんね。
小学生の恋愛物語で前半はラッキースケベな日常が描かれます。
そんなに可愛い映像でもないんですが、二人だけでもプロの声優を使ったと言うことで、
自主制作だと思って観れば高レベルです。
ただし、自主製作ではないのです。

短いので楽しんだ人も多いでしょうが、プロのクリエイターの作品としては低評価になりました。
比べてはいけないんでしょうが、新海監督の「ほしのこえ」とは格が違いすぎますね。
あまり持ち上げすぎずに、名監督について学んだほうがいいと思うんですが皆さんはどう思うでしょう。

これだけメッセージ性が感じられないと不安になってしまいます。
アニメ以外のメディアの創作物の研究の必要性を感じました。
この作品は短いですしお勧めですが、今後の活動には充電期間が必要だと思います。

 

投稿 : 2019/09/21
♥ : 14
ネタバレ

このままじゃダメだ

★★★★★ 4.8

ペンギンハイウェイ面白かったー

過去のレビューを読み返したら、今の気持ちにピッタリだったので再UP。

ペンギンハイウェイを観て改めて思った。
コロリドチーム最高かよと
新井陽次郎さんのキャラも可愛いし、なんと言っても映像の疾走感と世界観が良い。

監督は石田祐康氏
学生の時に制作したフミコの告白で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を獲得した若手のアニメーターにして演出家。

この人の作品の良さはとにかく場面展開が気持ち良いところ。
設定の面白さや物語の深さに重きを置いている方は合わない可能性もある。
しかし、この気持ちの良さは、出そうと思っても簡単に出せるものでは無いし、観る人にちゃんと気持ち良いと感じさせるのは更に難しいはず。
それが出来てしまうのは、監督自身の鋭く磨かれた感性、そして研究の成果もあるだろうけれど、丁寧な作品作りがあってこそなんだ。と最近はわかるようになった。
これは短い作品だから出来た事かもしれないけれど、妥協することなく手間暇をかけて制作したからこその結果なのだと思う。

まさか、台風のノ○ダを目当てに観に行って、前座に再放映された此方で気持ち高ぶって号泣する羽目になるとは思わないじゃない。

フミコの告白から引き継がれたドジな主人公に、精一杯の走り描写。
最初は随分ませた小学生だなあなんて思っていたけれど、ひなたくんの一生懸命過ぎる想いに、次第に目が離せ無くなって、最後はボロ泣き。

涙脆くなったよなあ…前はそんなでも無かったのになあ…と思いつつ、放映終了後、速攻で円盤を買いに走った思い出。
そして限定版を持ってるのにも関わらず、ゲオでレンタル版を借りるという奇行に走った、それ程魅力ある作品だと思っている。

声優の演技力も凄いし、作画の演技力も高いし、スピッツの曲「不思議」もピッタリで感動する。
セリフの半分くらいを「ひなたくん」「しぐれちゃん!」で占めていても良いじゃない。ジョンレノンとオノヨーコだって二人の名前を呼びあうだけのCDを出してるし、語彙が無くても想いは伝わるものなの!


たった18分の物語。ゲオでもレンタル出来るし是非多くの方に見てもらいたい。


そういえば、物語の内容について{netabare}しぐれちゃんが行ってしまう時の演出で、なぜ電車が飛んでいるのだろう?鳥を魅せたいための演出かな?と勘ぐっていたら、もう一重重ねた設定になっていたのには驚かされた。{/netabare}
根幹は凄くシンプル。
しかし、さりげなく散りばめられたイベントが面白いかったり、盲点を突いていたりするから面白く感じるのかもしれない。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 20

66.2 6 寫眞館(アニメ映画)

2013年11月9日
★★★★☆ 3.9 (21)
129人が棚に入れました
時は戦前。丘の上で写真館を営む主人の元には、色々な人々が訪れる。ある日訪れたのは一組の夫婦。婦人は恥ずかしそうに下を向くばかりだったが、写真館の主人はあの手この手で婦人の笑顔を写真におさめた。だが翌年、その夫婦と共にやってきたのは、ムスッとした彼等の愛娘だった。主人は必死に笑顔を引き出そうとするが―。

けみかけ

★★★★☆ 3.8

明治、大正、そして昭和へ

『パルムの樹』、『ファンタジックチルドレン』の「なかむらたかし」による実に8年半ぶりの監督作品


タイトルの読みは「しゃしんかん」


丘の上に佇む写真館を営む主人の元を訪れた一組の夫婦、しかし婦人は恥ずかしがって俯いてばかり
主人はあの手この手を用いてやっとの思いで婦人の笑顔を一枚の写真に収めた
やがて婦人は夫婦の間に出来た一人の娘を連れて写真館を訪ねてきた
しかし娘は何やら不機嫌なようで全く笑顔を見せてくれない
そして時は移り変わり明治から大正へ、そして昭和へ・・・


全編セリフなし、限定された登場人物、舞台となるのは丘の上の写真館の一点のみ、と絞り込んだ条件でただただ移り変わっていく時代と共に生きる人の様子を描く短編


監督としてはもちろんながら、なかむらたかしの真骨頂はやはり【作画】だと思います
今作では全編の原画をなかむら一人で担当しております
明治~昭和が舞台ということでレトロモダンでお洒落な雰囲気を醸し出す背景美術、静けさの中に響く市川淳のクラシックピアノソロ
そんな中でなかむらが描写するのは登場人物達の細かな表情、その奥に見えてくる心模様です
しっとりとした、けど心温まる作品はココですよー?
わずか18分、少しお時間がある時、是非ご覧になっていただきたい一作です

投稿 : 2019/09/21
♥ : 16

ニャンキチ君

★★★★☆ 3.8

写真の思い出

 セリフはなく 綺麗な音楽(ショパン)がバックに流れます。
笑わない女の子をなんとか 笑わせて笑顔の写真を撮ろうと 写真屋さんが奮闘します。

 私は、写真館に家族で行ったことはないですが、子どもの頃 父がよく写真を撮ってくれました。
 弟が私より身長が伸びて高くなった頃 写真を撮る時思わず近くにあった石の上に乗って威厳を保った事を思い出しました。ファインダーを覗いて写真を撮っていた父は心の中で笑っていたのかも・・・。
 
 
 

投稿 : 2019/09/21
♥ : 4

55.5 7 WONDER GARDEN (Webアニメ)

2013年10月18日
★★★★☆ 3.2 (11)
38人が棚に入れました
Control Bearのコンセプトアニメーション。

ざんば

★★★★☆ 3.4

Control bear

またYOUTUBEを訪れたときに発見しました
約4分ほど。

私はブランドなんかには疎いので初めて知ったのですが
Control bearという頭のとれるクマの
コンセプトをアニメにしたもののようですね

私には良さがさっぱり分からないのですが、
どうやら人気があるようですね・・・w


Control bearのサイトによると、このクマのコンセプトは

“Control bearのブラックユーモアを内包するフォルムは
 キャラクター概念を超えた
 新たなアートピースのスタイルといえる

 現在の表現に至るまでには
 タイポグラフィ, フォトコラージュ, イラストなど
 あらゆる手法による試行錯誤が繰り返されたが
 より多くの人と意識を共有しようと辿り着いた形は、 
 キャラクターという表現だった

 無垢で愛くるしいクマが自らの首を取る
 正と負の両要素を孕んだこの姿には
 他人に流されて人生を浪費していくのではなく
 自らの頭さえもコントロールしてしまうような
 強い己の意思を持って
 人生に臨んでほしいという作家の思いが込められている

 無駄が削ぎ落とされたこのアートピースは
 シンプルでありながらも強いインパクトを持って
 私達に己の在り方を問いかけ続けているのである”

とありました。
うん・・・分からない。いったい何をいってるの?
分かるのは芸術は奥深くて凡人には理解できないってことですかね

アニメ自体も少女の夢物語みたいでしたが
何を表しているのかさっぱりでしたw

え~と?
このブランドが好きな人は見るといいんじゃないでしょうか?
そうでない人は見る必要はないような気がします。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 23

蒼い星

★★★★☆ 3.4

こんとろーるべあー。

アニメーション制作:スタジオコロリド
2013年10月に公開されたwebアニメ。

4分程の短編で、アニメ制作会社のHPやyoutubeで視聴可能です。

セーラー服の地味な女の子がショーウィンドウに飾られたクマのぬいぐるみを眺めていると、
ぬいぐるみが動き出して、女の子を不思議な世界に連れ出すという内容。
んー?一言で言えばCM?コントロールベアとかいうぬいぐるみ・キーホルダー・イラスト。
商品化されたイメージキャラクターを売り込むために作られたアニメのようですね。
首を引っこ抜いたクマなんて、何が面白いのか私には理解不能ですがw

観た感想。
特にストーリーらしいストーリーも無ければ台詞も無し!
語るべき内容は何もないのですが、作画はとても良かった&ピアノの三拍子のメロディもなかなか!
イメージビデオとしては結構質が高くて、
アニメに夢とファンタジー要素を求める人にはピッタリではないでしょうか?

台詞が存在しない作品ですので、これも声優の項目は基準点の3を付けました。


短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 25
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