2013年度のスピンオフアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの2013年度のスピンオフ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月21日の時点で一番の2013年度のスピンオフアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.6 1 2013年度のスピンオフアニメランキング1位
ひぐらしのなく頃に拡~アウトブレイク~(OVA)

2013年11月22日
★★★★☆ 3.7 (236)
1256人が棚に入れました
昭和58年初夏。
鶴見沢の平和な日常は突如として不穏な空気に包まれる。
県境に張り巡らされた封鎖線。
防護服に身を包んだ男たち。
道路には物々しい車両が並び、
上空にはヘリが轟音を立てて飛び回ってる。
鶴見沢から未知のウイルスが検出されたというのだ・・・。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

誰かを信じるのはとても簡単だが、難しい。この物語は真実心を描いた物語。そして、進化した悲劇を描いた運命を「お互いを真実心」で乗り越える物語。

この作品の世界観

舞台は昭和58年人口2000人も満たさない田舎の町、雛見沢村は村にまつわる古い因習「綿流し」が毎年行われていました。現在は村人全員は争いごともあまりない平和な町ですが、5年前に政府が近くにある川にダムを建設するために町の住民を移動させようとしましたが、町が団結しダム建設を中止まで追い込みました。
そんな雛見沢村に引越してきたのはこの作品の主人公、前原圭一でした。雛見沢は学校はもちろん全学年を足しても一クラス満たさないくらいしか子供もいない豊かな町でした。圭一は仲間の竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花と部活を作り毎日幸せに暮らしていました。

ストーリー

圭一が雛見沢村に引っ越してきて何も問題が起こらず日々を過ごしていましたが、初夏になった途端、雛見沢村が不愉快な空気が漂っていました。

そんなある日、圭一の父がテレビをつけましたら、未知のウイルスが雛見沢村に漂っていると言うニュースがやっていました。

上空には謎のヘリが。

路上には軍が使うような装甲車が。

雛見沢村で何が起こっているのか・・・

この物語は新たに起こオヤシロさまの祟りを描いた物語です。

私の感想。

この作品のPVを見ていると「ひぐらしのなく頃に解」でオヤシロさまの祟りを乗り越えた後の話か、新しい祟りの話かと思いましたが、見始めましたらまったく違いました。私が思っていた作品と120度くらい違いました。

この物語はきちんと雛見沢村のオヤシロさまの祟りとしているベースはあるのですが、過去の祟りとまったく違います。この作品は祟りのスケールが今までとは桁違いで違いました。ですからグロ要素も奇跡を起こす努力の方法も違います。私は新しくなったひぐらしとしてかなり気に入っていますが、今までの作品のように何度も何度もパラレルワールドを乗り越えていきやっと運命の輪廻から逃れる作品が好きな人はそれほど楽しめないかと思います。

なにより一番見所のある所は画質です。「ひぐらしのなく頃に」が放送されたのは2006年4月。2期の「ひぐらしのなく頃に解」が放送されたのが2007年7月。結構古いので、キャラクターデザインがいまいちでしたり、血が不自然でしたり、前髪が無駄にぱっつんでイラっとしていましたが、本当に画質が進化しました。キャラクターの動きから、ヒロインの髪の動きまで所々決め細やかに動いていてはじめ見た時は画質だけで感動して泣いてしまいそうになりました。それほど画質が進化しました。10年後、まだひぐらしシリーズが続いていたら、どれだけ画質がよくなるのでしょう・・ 

エンディング

「you -Visionen im Spiegel」
くわしくは言えませんが、あの終わり方でこんなに感動的な曲を・・・
私の涙腺が持ちませんよ!! かなり感動しました。
もちろんこの作品にもですが、一番はこの曲にです。
この曲は本当に感動します。悲しさの表現がかなり良いです。実に運命を乗り越えているような曲です。
是非フルバージョンも聞いてみてください。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

幻のシナリオが新作アニメ化!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と第2期、そしてOVAの「礼」と「煌」は視聴済です。
全1話のこの作品ですが、シリーズの第5期に相当する作品のようです。


昭和58年夏 雛見沢の平和な日常は突如として不穏な空気に包まれる。
県境に張り巡らされた封鎖線。平穏な生活を失い、封鎖された雛見沢に疑心暗鬼の闇が渦巻く…


Amazonの商品説明の一部を抜粋して引用しました。
そう、これまで平和だった雛見沢に突然陸上自衛隊が現れたかと思うと、不穏な空気が一瞬で雛見沢を覆い尽くしたんです。

様々な憶測が飛び交う中、オヤシロさまの祟り…などという噂があっという間に広がったかと思ったら、凡そ考えうる上での最悪の事態に転がり落ちるまで、そう時間は必要ありませんでした。

猜疑心は人間だったら誰しもが持っている、人を疑ったり、妬んだりする気持ちを表す言葉です。
問題なのは、この気持ちが今起こっている事象に向くのではなく、人に対して向けられる点だと思います。

確かに雛見沢中に妙な噂が広まったかもしれない…
だけど、噂そのものを疑う声がかき消されてしまうのは何故なんだろう…
人を疑う方が楽だから?
噂には企みが含まれていないから?
でも、噂の発信元が何かを企んでいたとしたら?

そしてお約束の様に容赦なく部員めがけて火の粉が降り注ぐんです。
部員には園崎家の長女である魅音もいるのに、もっともらしい理由を並べて
好き勝手のやりたい放題…

そんな村の連中の仕打ちには心底辟易しましたが、物語の見せ場としては最高の場面を作ってくれたとも思っています。
だって、これが無かったら竜宮レナと前原圭一が繰り広げた決死の救出劇はきっと見れなかったでしょうから…
レナちゃん…今回もご自慢のナタが大変お似合いでしたよ^^
圭一の…実際には悟史のバットだって大活躍でしたし…
何より仲間を助けたいという気概が2人からビンビンに感じられて最高に格好良かったと思います。

「一定期間内に、ある限られた範囲内あるいは集団の中で、感染者が予想よりも多く発生すること」をアウトブレイクは意味していますが、雛見沢におけるアウトブレイクとは一体何なのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

エンディングテーマは、癒月さんの「you -Visionen im Spiegel」
これまで「you」は何度か聴いたことがありますが、このバージョンは初めてでした。
少しググってみましたが見当たらなかったので、もしかするとこの作品の中でしか聴けないバージョンなのかもしれません。

全1話で50分強の物語でした。
これまでのみんなが日々励んできた部活の集大成が感じられた気がします。
やっぱり部員のみんなは、いつも一緒が一番良いですよね^^

時系列で見ると、この作品の次は「2020年版 ひぐらしのなく頃に」ということになります。
一体どのような物語が紡がれるのか全容は明らかになっていませんが、楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

Daiki@キツネ子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

らっ、ラストの曲がやばい~・゚・(。>ω<)・゚・

昭和58年初夏。鶴見沢の平和な日常は突如として不穏な空気に包まれる。県境に張り巡らされた封鎖線。防護服に身を包んだ男たち。道路には物々しい車両が並び、上空にはヘリが轟音を立てて飛び回ってる。鶴見沢から未知のウイルスが検出されたというのだ・・・。


これまでのひぐらしを観てすごくよかったのでこちらのほうもみたくなり、視聴してみました。

今までのが怖かったのですがこれでは怖い印象があまりないけどグロいのは変わってなかったです。

圭一がバァーンと鉄砲で撃たれるシーンがあったのですが「えぇ~また死ぬのか」と思いましたが生きてました^^

ラストはいまいちいい終わりかただったのかはよくわからなかったのですがED曲がこのラストにあっていてとてもよくて泣きそうにはなりませんでしたが泣きたいぐらいのとてもいい曲でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

55.5 2 2013年度のスピンオフアニメランキング2位
宮河家の空腹(Webアニメ)

2013年4月29日
★★★★☆ 3.1 (178)
598人が棚に入れました
妹の宮河ひかげと、姉の宮河ひなたは仲良し姉妹。でも姉の浪費癖(おたく愛)のおかげで毎日空腹の日々…。そんなちょっとせつないのに、ちょっと笑える!?優しい姉妹愛を描いたハートフル物語♪あの「らき☆すた」がスピンオフ企画で帰って来た!

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

らき☆すた 見たくなります (*´∀`)

『らき☆すた』のスピンオフ作品

原作  漫画  未読

TV版(25分)を視聴


「貧乏姉妹物語」のような設定で、
姉妹で二人暮しをしており、姉が複数のバイトして生活費を稼いでいるが、
姉自身の漫画本や同人誌を買いあさる趣味のせいで苦しい生活を送っている状態。

姉は おっとり天然メガネ子で、見ていて可愛いです。

妹は しっかり者だけど不運なのが可愛そう ^^;


話は主に姉妹の日常で、大笑いは無いけどクスっと笑える内容です。

ただ、妹の声が新人声優さんなんだけど、台詞がちょっと棒読みだったので、残念だったかな。。。^^;

途中、こなた、かがみ、つかさがちょい出てきたのには嬉しかったです。^^

この作品見てたら、もう一度『らき☆すた』見たくなりました。
いつかまた見直します!(=^・ω・^)キリ

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「らき☆すた」のスピンオフ作品。4月29日21:00よりustreamにてスタート!

原作未読

チャットなどお話していても、意外と本作をしらない人が多かった印象なので、原作未読の私ではありますが、宣伝をかねて事前レビューを書いてみようと思います。

公式HPはhttp://miyakawahungry.com/

本作は「らき☆すた」スピンオフ作品で、メインキャラの「宮河ひかげ(10歳)」と「宮河ひなた(21歳)」の齢の離れた姉妹を中心とした日常ストーリーです。ひなたが筋金入りのオタクで浪費癖があり、いつも家は貧乏でお腹はペコペコ。メインキャラがオタクってのが、らき☆すたの泉こなたを思わせますね。また、本作にはらき☆すたのメインキャクターも登場しますので、要チェックです。

制作陣はというと、京アニじゃないのは仕方ないにしても、監督にちょっと不安があります(揚げ足とりみたいですが、フラクタルでコケたら辞めるとか言ってなかったかなぁ)。また、声優陣は新人を沢山起用していますが、吉と出るか凶と出るかですね。単に予算がなかっただけなのか、その他の事情が絡んでいるのか、詳しいところは分かりません。

不安要素もありますが、どんなものになるのか非常に楽しみな作品でもあります。もし、ご存知でないかたがいらっしゃれば、とりあえずチェックしてみることをお勧めします。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

笑えないコメディ(過激に酷評)

らき☆すたの作者、美水かがみの原作。
同じ世界観での話なので、一応スピンオフ扱いになるのかな?
冒頭で「美水かがみ劇場」
と銘をうって、例のパロディ的な掛け声で始まるとこも同じ。
絡みはしませんが、モブ的にらき☆すたのキャラも出演してます。
ちなみに制作会社は京アニではありません。


主人公の宮河姉妹は貧乏。いつもオナカを空かせています。
貧乏だけどオタクのお姉ちゃんは、漫画とかゲームとかグッズとかについお金を使ってしまい、いつも妹に叱られています。
・・・・というのが話の骨格。
らきすた同様、オタクをネタにしたものが多い日常コメディになっています。


気にしすぎかもしれませんが、なんというか癇に障る作風でした。
ハラペコ貧乏キャラでやるつもりなら、無理にイイ話っぽいものを入れるべきではない、と。

オタクの散財と貧乏を絡めて笑いを取るのは全然構いません。
でもそれなら、徹底してズッコケた話にして明るく笑い飛ばさないと嫌な事を連想せざるをえなくなってしまいます。
大学生や社会人で経済観念が欠如したダメオタクなら餓死しようが世間から後ろ指さされようが知ったこっちゃありませんが、小学生がそのアオりで腹を空かせたり同級生にからかわれてるという設定が、そもそもかなり痛々しいのです。
主人公を変人にして豪快に開き直ったり、現実感のないギャグにしておかないと、保護者が扶養を放棄した児童虐待アニメになります。

なのに、ほのぼのさせようという魂胆なのか、ハンパに姉妹愛でイイ話っぽくオチを付けようとしてるのが救えない。
アホですか?
給食費の話とか、ほんとに激しく不要。

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→コラーーーッ!

これで終わっとけば普通のコメディで済むのに

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→でも妹の事は想ってるよ?→お姉ちゃん好き~
は?
何寝言ってるんですか、この人たち?
アホですか?

もう一回言いますね。

もうね、アホですか?


妹ちゃんが逞しい性格してるのが救いですが、オタクに都合よく解釈した自己弁護のために作ったような、欺瞞に満ちたエセハートルフなんぞ見たくもありません。
子供に満足な文房具の一つも与えてやれないくせに、「保存用と布教用」とかほざいて無駄金使う奴は爆発してしまえばいいと思う。

たかがアニメに、何腹立ててるんだ?と、自分で思わなくもないですが・・・・^^;
ほんと、笑えない作品でした。ギャクは、らき☆すたばりで面白かったのに。

まったく、もうね、アホですか?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 25
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