タイムシフトおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのタイムシフト成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番のタイムシフトおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.1 1 タイムシフトアニメランキング1位
僕が愛したすべての君へ(アニメ映画)

2022年10月7日
★★★★☆ 3.4 (34)
140人が棚に入れました
両親が離婚し、母親と暮らす高校生の高崎 暦(たかさき こよみ)。
ある日、クラスメイトの瀧川和音(たきがわ かずね)に声をかけられる。
85番目の並行世界から移動してきたという彼女は、
その世界で2人が恋人同士であると告げる・・・。
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

本当の幸せとは……

この作品の最初の印象は「難しい」「ややこしい」「堅苦しい」の第一印象でした。
しかし、見始めて直ぐに気づきます。

確かに、この方法なら、見る順番で結末が変わると言われるのもわかりました。
そうなると……映画と映画のつなぎ方とクライマックスの見せ方がこの作品の評価の鍵になるかと……

しかしながら、こちらから見ると最初は中途半端で主人公が1言目の意味もよく解らず……この辺りは、もう1つの物語で説明されてます。

さて、最初は「パラダイムシフト」とか世界線とか入れ替わりとか小難しい事ばかり……
いゃいゃ、私は恋愛アニメを見に来ていて科学アニメを見に来てるんじゃないんだよ(><)*。
って思ってましてたが、しっかり恋愛してくれましたね。

この作品の学生時代に込められているのは「出会い」と「世界観」ですね。
ヒロインの瀧川との出会いや、この世界で行われてる研究や認識されてる現象など。

寧ろ恋愛は社会人になってからです。
だから、社会人の恋愛を描いた作品ですね。
恋愛って言っても幸せはしっかり書かれてはいますが、少女漫画の様なドキドキ感はないかな?

でも、リアリティのある恋愛かな?と思いますw
少女漫画の様なセリフを言う人も私の周りには居なかったし、少女漫画の様な展開の恋愛は残念ながら未経験ゾーンですよ(*꒪꒫꒪)
アニメの様な綺麗な恋なんて中々w

だから、この作品の出会い→カレカノ→告白→結婚→子育て→孫誕生→歳をとる

人の恋の生涯を短くもしっかり描いて居たのは評価点!

物語で私が感じたのは……

「おじいちゃん」

{netabare}これは主人公の暦がパラダイムシフトを身をもって経験する事で視聴者にわかりやすく説明する事が出来てるエピソードだったと思います。

後、おじいちゃんの死は主人公の暦が母親を選ぶ事で発生します。
母の実家に行った暦の役割は飼い犬のお散歩です。

別の世界線では逆に飼い犬が死んでいます。
それは暦が父を選ぶ事で発生します。

おじいちゃんの死は暦が犬の散歩当番となり、おじいちゃんは運動不足で体調を崩して亡くなったのかな?と思いました。
犬の散歩がおじいちゃんの運動であり日課だった。

逆に、ワンちゃんの死は、おじいちゃんが散歩をしているから健康的で元気でした。
しかし、おじいちゃんです。
力が衰える……ワンちゃんは成長して大きくなり力も強くなる、おじいちゃんは不意をつかれワンちゃんの手網を放してしまう……そして道に飛び出して亡くなってたのかな?と思いました。

このように、1つの選択肢の中に夫々の分岐点がある事を視聴者側に説明しています。
正直、このエピソードで、タイムシフトが、どう言う物か、この世界で言う選択がどう言う意味を結果をもたらすのか……凄くわかりやすかったです。 {/netabare}


「婚約」
{netabare} 和音と結婚した後の暦「俺は誰と結婚したんだろ」には、えっ!!!!!となりました。
世界線移動がいきなりのタイミングで行われるから……ややこしい……
目の前には愛した人が居るけど、もしかしたら、それは別次元の愛した人と同じ人物であり他人でもあるかもしれないと考えたらなんだろ……なんか違う気もするかもしれない。{/netabare}

「事件」

{netabare} 暦と和音と息子でお出かけをした時に事件が起きます。
その事件で息子は亡くなってしまう。
そこへ、パラダイムシフトをしてきたのは息子に会いたくて息子の元にパラダイムシフトをして来た別世界の和音。

これは気持ちは解る。
自分の子供……いゃ、大切な人の死なんてのは回避したい……

子供を失った和音は世界線を移動して息子が生きている世界線で息子と生きていこうとする。
2度と失いたくないから……彼女は多分息子を失い参ったのだと思う……心が……気持ちが……
向こうの世界の暦が手伝ったらしいけど多分、暦は見てられなかったんだと思う。
日々弱る彼女の姿に……

だから、彼女を息子に一目合わせたかった。
息子を守れななかったと自分を責める彼女に元気になって欲しいから……

けど、それは息子が生存した世界の和音が息子の死に直面した世界線に行く事を意味する。
同じ場所に同じ人間関係は留まれない。

けどさ、気持ちは解るけど、ダメだと思う。
確かに現実なんて受け止められないし人の死なんて当然……辛くて悲しくて苦しくて涙が止まらない……でもダメなんだよ。

例え、相手が自分でも死なんて悲しみの重みを誰かに背負わせるなんて……
何より死んでしまった息子の存在を生きてきた証を否定しちゃう……別世界で個人なんだ。
自分の息子が居なくなって別世界の息子を代わりにしちゃっダメなんだと思いました。

息子の「ママはどこ?」には心が痛かったなぁ。
目の前のママは別世界のママでやっぱり解るんだよ。
小さな仕草や笑い方や喋り方、色々な事から子供は感じとれるんですね。

でも、裏を返せば、例え別世界の自分でも自分の代わりにはなれないと言う事ですね。{/netabare}



「手紙」

{netabare} 孫も産まれ幸せに暮らす中、和音の元に手紙が届きます。
別世界の和音からです。
別世界の和音から、その世界の暦が栞と言う幽霊に恋をしていると聞かされます。

だから、和音に暦をその幽霊に会わせてあげて欲しいと言います。
コレが君恋のエピソードなので詳しくは伏せます。

和音は暦に幽霊に会いに行く様に背中を押します。
私はこの選択が凄いと感じました。

自分の好きな旦那を別世界の恋人の元へ送り出す。
正直、別世界なんて知らないし無視も出来たと思う。
好きな人を他の女性の元に送り出す?
仮にも恋敵ですよ!
私なら出来ないです……最低であり薄情だし心が狭いし束縛乙と思われるかもしれません。

でも、やっぱり私には出来ない……もしも気持ちがそちらに向いたら?
もしも自分の知らない人になっていたら?
何か起きるかもしれない……そうした不安や心配から私はそこまで強くはなれない……

しかし、和音は何故、その選択が出来るのか……
多分、同じ選択が出来る人達は世の中に沢山いると思う。
どうして、そんな事が出来るのか私は考えて見ました。
多分それは「本当にその人を想ってるから」です。

暦も和音も全ての暦と和音を愛していると発言してました。
それは暦を全ての世界の暦を愛していから背中を押せた。
その世界の暦は自分に気持ちに向いては居ないけど、そんな暦も愛している。
それだけで背中を押せる勇気になる。
恋愛って凄いなぁ〜ってなりましたw {/netabare}


「交差点の幽霊」

{netabare} 再会を果たします。
しかし、暦は幽霊が誰なのか……解らない。
認識出来ても別世界の暦の記憶を知らないから……
そんな時に、病が暦を襲う……
薬を飲もうとするも薬のケースを落としてしまう……手を伸ばしても届かない……このままでは…………

そこに1人の老婆が薬を拾ってくれる。
助かった、暦は不意に質問する「今、幸せですか?」と……その答えは「幸せ」{/netabare}


「ただいま」

{netabare} 暦が帰ると和音が待っていました。
多分、心配だったんだろなぁ〜色々とw
送り出せるのは不安や心配がないからじゃないもんなぁ〜 {/netabare}


【この作品を見終わって……】

君愛と僕愛、見る順番で結末が変わるって言うけど……私はこちらの作品、僕愛がラストの方がいい気がしました。

なんか、幸せを感じる事が出来た。
勿論、それがテーマだけどなんか……
丸く収まってる様な……そんな気がしました。
後、主人公の全ての世界線の自分と大切な人達への気持ちが込められたセリフがあるのですが、それが終わりって感じがして、見終わって「おわったなぁ〜」と感じたので

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

探し物が見つからない?→並行世界間移動(パラレル・シフト)したからに違いありません

「パラレル・シフト」が観測、数値計測され実用化されていく近未来の日本。
SF設定を引き立て役、障害の壁役に据え、恋する男女の生涯を描いた
原作小説『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(未読)を、
二作同時公開でアニメ映画化。

私は『僕愛』→『君愛』の順で同日劇場鑑賞。


【物語 3.5点】
『僕愛』から見るとちょっと切ないbitter LoveStory
『君愛』から見ると幸せなsweet LoveStory

見る順番で結末が大きく変わる恋愛映画として宣伝されていたこの二作。
人を愛することがシナリオのテーマなので間違ってはいないのでしょうが……。

やはり本質的にはカップルに訴求するのではなく、
並行世界や“虚質空間”などの設定に時めくSF少年(“大きなお友達”の私なども含む)
科学アドベンチャーシリーズなどのテキスト型ゲーム及び、
そのアニメ化作品等を履修したような層にアピールする内容だったかと思います。
移動した並行世界の遠さを計測数値化して、危険性だの言う展開などワクワクします。

カップルどころかお客さん自体もまばらな劇場にて私は、
プロモは五流の日本映画界がまたやらかしたか~と歯噛みしていましたw


見る順番のオススメもアニメファン向けに噛み砕くと……

『僕愛』→『君愛』の順番は、とりあえず展開が欲しい1クールアニメの短距離走に馴染んだ人向け。
『僕愛』を本編、『君愛』を解説編、スピンオフとして消化する感覚で捉えれば楽しめます。

『君愛』→『僕愛』の順番は、大作ギャルゲーのプレイヤー向け。
『君愛』にて、難解なSF用語を土台から地道に解説された後、ある選択肢で痛い目を見たりする。
『僕愛』にて、設定解説も生かした伏線回収がなされ、全ての選択肢が報われるグランドエンディングを迎える。

私は中長距離走の方が性に合うので、『君愛』→『僕愛』の順番で観れば良かったと少し後悔しました。


脚本の方は2作とも坂口 理子氏が担当。
『僕愛』から見る人にとっては伏線になる要素を『君愛』から見る人にとっては解答になったりする。
しかも{netabare} 恋愛、結婚、子育てから人生の終末{/netabare} まで描く人生記を限られた尺に押し込む。
2作で複雑に絡まり合ったシナリオを、苦慮を感じさせながらも、まずまずの脚本でまとめる。


【作画 3.0点】
『僕愛』はBAKKEN RECORD、『君愛』はトムス・エンタテイメントで分担。当然、監督も別。

個人的にはこの分業体制が悪手だったと悔恨します。
2つのスタジオによるパラレル映画制作は世界初!などとアピールしてくるわけですが、
今まで誰もやってこなかったのはメリットがないからだと思います。

シナリオ解説の都合上『僕愛』で見た場面を『君愛』でも見るシチュエーションがあります。
1つのスタジオ・監督の元で統率していれば、同じカットでもアングルを変えた作画にしてみたりして工夫して再提供することもやり易い。
でも、2つのスタジオで分担していると、共作相手が制作した映像をそのまま拝借する位しかできない。
『僕愛』で数時間前に鑑賞した映像を、『君愛』で重複して見せられる時間。
睡魔に襲われるくらい退屈でした。

最近では『もういっぽん!』の柔道描写にも好感できるBAKKEN RECORD。
本作でも作画自体は、難解なSF設定の表現も含めて健闘。
応援したいスタジオだけに、意欲が報われる企画を望みたいです。


【キャラ 4.0点】
『僕愛』のヒロインはポニテのメガネ娘JK・瀧川和音。
外面は、頭脳の明晰さの面で主人公少年・暦をライバル視している内に……という典型的なツンデレ属性。
が、突如、{netabare} 並行世界から来ましたと{/netabare} などと言い出す辺り、やはり本作はSF。

主人公、ヒロインとも高校時代より成人してからの方がくすぐったい関係。
{netabare} 研究に熱中するあまり数式を下着姿の互いの肌に書き合う{/netabare} 件、中々エロティックでしたw
年を重ねるごとに味わいが滲み出てくる関係性が、
何気ない日々に幸せを噛み締める本作の隠し味になる。

この方向性に序盤から鑑賞者を誘導するのが、暦の祖父・康人。
愛犬・ユノと共に「パラレル・シフト」上も重要になるキャラですが、
その教育方針で、暦の人生にも影響を与えたという意味でも大切な存在。

個人的に老人が味を出している人物相関には外れはありません。


【声優 3.5点】
主人公・暦役の青少年期を宮沢 氷魚さん。ヒロイン・和音役の青少年期を橋本 愛さん。
鍵となる少女・栞役に蒔田 彩珠さん。
メインキャストは若手俳優陣で固める。
総じてまずまず無難に声を当てて、恋愛映画観るようなカップルを釣り損ねた感じ。
正直、暦の幼年期を演じた田村 睦心さんのようなアニメ声優陣で見たかったという私の願望を払拭するには至らず。

ただ老年期は暦を西岡 德馬さん、和音を余 貴美子さん。
『火曜サスペンス劇場』でも始まるのかwというベテラン俳優陣が演じ、独特の渋みを醸し出す。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は2作とも大間々 昂氏。
ピアノとストリングス、アコースティックギターの素朴な日常、心情曲が中心。
ただ挙式で{netabare} メンデルスゾーン「結婚行進曲」{/netabare} はベタ過ぎてビックリしましたw
本作だけでなく『水星の魔女』でも意外なSF対応力で魅せる大間々氏のサウンド。
今後SF・ロボットアニメでの活躍にも期待したいです。

『僕愛』主題歌は須田 景凪さん「雲を恋う」。他、挿入歌あり。
(『君愛』はSauty Dogが担当。こちらの役割分担はアリだったかと。)
須田さんは今期TVアニメ版『スキロー』OP「メロウ」でもそうなのですが、
ありふれた日常から幸福を抽出するのに適した歌い手。
その観点から『僕愛』での起用も、用法用量を守った正しい活用法かと。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

初手僕愛推奨

結論はタイトルの通りです。

どうせといっちゃなんですが、どうせ二作品見るんでしょうから順番のおすすめだけ。
個人的には「僕が愛したすべての君へ」を最初に見ることを強くおすすめします。
広告で言っていた「見る順番で結末が大きく変わるとしたら」は嘘です。
内容は結局どっちから見ようが変わりませが、結局は印象の問題です。印象の問題なのですが、私が感じるにかなり大きな違いが生まれると思っています

ちなみに私は僕愛から見ました。ナイトシアターが「僕愛21:30」「君愛21:25」という連続で見せる気のないスケジュールだったので、急いで2日かけて見ました。

さて、上記の理由を言います。
具体的ポイントを言うとネタバレになるのでぼかしますが、理由は大きく5つあります
1.ヒロインに対する印象の差
所詮私らは人間ですので、最初に知った情報や印象に偏る傾向があります。僕愛から見ると君愛のヒロインも受け入れることができるのですが、おそらく君愛から見ると君愛のヒロインに肩入れしすぎて僕愛のヒロインを受け入れることが難しくなると思います。別に肩入れが悪いというわけではないのですが、個人的に僕愛のヒロインが好きなので依怙贔屓しています。僕愛から見れば両ヒロインを愛せると思います
2.主人公の印象の差
所詮私らは人間ですので、最初に感じたことに偏る傾向があります。僕愛の主人公のほうが個人的に好きです。主人公の声を担当している松村さんは俳優だそうで正直全く上手くないのですが、僕愛の方があとに収録したのか、それとも声質的にそっちのほうが適していたのか定かではありませんが、君愛ほどひどくはなかったのが印象的。さらに主人公は異変が起きたときも大げさに驚き慌てふためくことがなかったため、僕愛のほうが好き→つまり作品に対する印象も良い。ということです
3.内容の順番
おそらくというか、なんというか。時系列(?)は君愛のほうが先です。ですので2本目で「あ、これは君愛で言ってたやつか」となるか「あ、僕愛のあそこはそういうことだったのか」という差でしかないのですが、個人的には後者のほうが作品として楽しみやすいと思っているので僕愛を最初に見ることをおすすめします
4.描写の差
描写的にも差があります。僕愛では必要最低限しか説明しておらず、僕愛を見れば自然と君愛が見たくなるように誘導されているのですが、君愛はいらない説明が多く、なんなら単独で完結してるとも言える作品となっています。その際には僕愛は補足的な立ち位置になるのですが、とはいえ補完するだけの映画に対して良い印象を持てるかという話です。なので僕愛から見て両作品の印象を上げようという話
5.設定に対する説明度の差
僕愛と君愛。世界観や設定用語は共通しています。が、頻度はもちろん違います。おそらく君愛のほうが深く難しいでしょう。概念的にも理論的にも少し難しいかもしれません。なので僕愛で概念を大体把握(理解はしなくても構いません)して君愛で深く突っ込んでいく、というのが良いと思います。

以上の理由で僕愛からみることを強くおすすめしていますが、あくまでも私の意見です
「どうしても君愛から見たい」や「時間的に君愛からしか見れない」という方は君愛からみてください。
何度も言いますが結局どっちから見ようが内容は変わりません。印象の差でしかないため、そこまで深くこだわらなくても良いです。

{netabare}
母親について行った主人公は高校にて進学校特有の雰囲気に圧倒される日々を送っていたが、ある日80以上先の平行世界から来たというクラスメイトの少女に呼び止められ、「あっち」では恋人だったらしい。なんやかんやあったけど、どうやら少女の演技だったらしい。少女に惚れた主人公は告白しまくって振られまくって新技術を発見し結婚し子供を産む。色々あったが孫も出来、余命が言い渡された。覚悟した翌日の朝、知らない予定が入ってたので指定された場所に行ったが特に何も無かった。しかし偶然助けてくれた老婆が今幸せであることを知り、なんだか嬉しい気持ちになった

これ結構深いですよ
階級や外見に囚われず中身を重視しましょう、という傾向が高まっている現代に対して本作は「存在そのものに愛を」と言っているわけです。まぁ主人公がそう感じているだけで別にそれを啓蒙している訳では無いのでそこまで怯えなくても良いのですが。
その人が例え自分の知っている人で無くなったとしても、その本質は何も違わないし、自分が愛していた人であることには変わりないので、変わらず愛し続けよう、と。これは恋愛の愛というより隣人愛の愛の方が近いですかね。いや恋愛の愛なんでしょうけど。(別に宗教を否定するつもりは無いのですが、)私には隣人愛がよく理解出来なかったため本作に共感は出来ませんでした。しかし、そのテーマは面白いなと思いました。原点回帰的なテーマかと思いきや、新しい観点で勝たられる恋愛もので、少し驚かされました。
そういう点ではもう何度か見たいと思わせる良作だと個人的に思います

ま!本音としてはヒロインが物凄く可愛いてのが大きいんですけどね!!!!!
とんでもないウソをつくくせに詰めが甘いの心臓に悪いですよ。「ウ゛」てなります。

タイトルも優秀ですよね。君愛と対比させることで、疑問を浮かばせながら内容はまさかのSF気味という。しかも君愛に関してはかなり難しい。本作に関しては大分深い。
想像だにしなかった奥深さと、この代名詞です終わるタイトルが良い相性です。個人的に体言止めは好きな技法ということもあって更に刺さってます。

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

62.0 2 タイムシフトアニメランキング2位
Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (95)
650人が棚に入れました
「Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-」は、16年の年末特番で放送された「Fate/Grand Order -First Order-」に続く「FGO」のアニメ化最新作。カルデアの片隅に忘れ去られた、失われたもの、失うものを垣間見るという「ロストルーム」にまつわる物語が展開される。
ネタバレ

杞冬@あずさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

まさか、まさかで1部6章劇場アニメ化、7章TVシリーズアニメ化決定おめでとう!!

ついにいろんな意味で話題になったこの「Fate/Grand Order」が3周年を迎えた。
リリース当初からプレイしている身としては3年も続いたんだなぁと思わずにはいられなかった。
リリース当初はいつサービス終了するか分からないほど、
ひどい出来であったし肝心のストーリーに関しても面白いといえるレベルのものではなかった、
それがここまで大きなコンテンツとなり一大ブームを巻き起こしているのだから分からないものである。
自分は多分FGOがなければここまでFateにハマることはなかっただろうし、
ほんと辞めずに続けててよかったと思う。

3周年記念放送を見ていた時のことである。
3周年の記念のイベントがとても豪華でわいわいと友達と話しながら見ていた。
そこで、唐突に昔やったアンケートの結果を出す映像が流れた。
アンケート自体結構前のことで忘れていたがここでその結果を出すらしい。
まずFGOで一番好きなシナリオは?という質問。
2位「神聖円卓領域キャメロット」1位「絶対魔獣戦線バビロニア」
自分も全く同じように投票した。
1位、2位の順番が変わることはあれどほとんど人がこの二つを投票したと思う。
続いて、
今後FGOに臨む展開は?
2位「劇場アニメーション」1位「TVアニメーション」であった。
ここは自分と全く同じ思いの人が多くて嬉しかった。
リアイベとかは地方民はほとんど関われず関係ないから、
やっぱり地方関係なく楽しむことができるアニメの展開を望むのは当然だ。
なぜこのタイミングでアンケート結果出したんだろうと思っていると…

「キャメロット劇場アニメーション化決定!!!」
「バビロニアTVアニメーション化決定!!!」
そう、このアンケートはこれを発表するための前座だったのである!!

すごく思い切ったことをしたと思う。
それまでの1章~5章をすっ飛ばしいきなり6章、7章をやってしまおうというのはとても勇気のいること。
初見の人はもちろんわけわからないと思うし、
たとえ、「Fate」シリーズを知っていたとしても全部楽しめることはできないだろう。
というかいきなりこのアニメから入るのは勿体ない。
ちゃんと楽しみたいのなら絶対にFGOを予習しておこう。

少しこの二つのお話について説明すると、
キャメロットの方は円卓と入っている通り円卓の話である。
何気Fateで「円卓」を主に置いた話はこれが初だったりする。
そういう意味でもとてもファンからの期待も高かった章であり、
心待ちにされていた話となっている。
その期待を裏切るどころかその期待を簡単に飛び越えていったというのが自分の感想。
2位にしてはいるが、6、7どっちもとても好きなので甲乙つけ難いところがある。
この6章は一つのノベルゲーをプレイしているぐらい濃厚で濃密な章であった。
敵も味方も含めて大好きな章(もちろん7章もだがw)

7章はタイトルだけで少し想像しづらいかもしれない。
でももう一つのタイトルが「天の鎖」なのでこれでピンと来る人もいるだろう。
こっちはPVが見れるので見てみてほしい。
多分それを見ればどの時代の話しかわかると思う。
何故自分は6章よりもこっちを上にしたのか、
それは終盤の展開の激熱さにある。
中盤の絶望感もとても良い。
そこからの終盤の熱い展開の連続。
プレイしている最中叫びたくなるような展開の連続。
この章は辞め時が分からずやっているときは夜を明かしていることも多かった。
記憶をなくせるのならば是非この章をもう一度プレイしたい。

一言ずつでこの二つの章を表すのであれば、
6章は「贖罪」7章は「友」であると自分は思う。
これらをちゃんと楽しみたいのであれば悪いことは言わない。
絶対FGOをやってからのが楽しめる。
一人でもFGOに興味を持ってくれればいいなと思いつつここで。
そして興味を持ってくれた人はようこそ!
FGOという抜け出すことのできぬ沼へw

↓本編の感想。
{netabare}FGOシリーズのアニメの第二弾。
二個目なので一弾の続きをやるをやるかと思えば…

まさかの2部の序章のところをいきなりやってしまうと暴挙に出たw
それも2部の序章が全部読めるようになったのは大晦日の18時から。
これの放送がその日の22時から始まる特番にこれが入っている。
なのでその序章をやれる時間は4時間程度しかなくやる前にアニメを見てしまった人は若干のネタバレを食らうという惨事に。
かと言ってちゃんとプレイ済みの人でもいまいち理解できない内容なので、
やっていなくてもあまり変わらないといえば変わらないのだがw

ほんとこれ含めてだけどきのこにアニメの脚本をやらせてはいけないなと思う。
視聴者に全く理解させようってのが伝わってこないし。
そもそもまず所長はまた出す必要はあったのか。
1部の区切りとしてこのアニメを出したのだろうけど、
すでに1部を完結させた人はちゃんと区切りを自分でつけているんだよね。
わざわざ所長を使ってまでもう1部は終わってこれから2部よ!ってやらんでもよかろうに。

1番の問題点としてはこれを見ても見なくても全く問題がないというところだ。
初めてFGOに触れる人は訳が分からないわけだし、
でもだからといってFGOに深くふれている人でも楽しめるということでもない。
誰に向けて作っているのが分からない。

正直こんなのでFGO本来の魅力が伝わるとも思えないし…
それでいて「衛宮さんちの今日のご飯」の出来がとても良かったのも悲しいよね…
きのこがほぼ触れないほうが面白いんだから…
見る価値はほぼないです。
本編にも関係してないし、それなら前にやったほうは見たほうがよっぽど良い。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ありえない対談、可能性すら無い未来

スマホゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」のアニメ化作品。
長編アニメとしては2作目で、ゲームシナリオをアニメにした1作目First Orderとは違い、基本的にオリジナルストーリーとなっています。

First Orderの後の話にはなっていますが、ゲームでいうところの2部への導入部にあたるストーリーだそうです。
First Orderは一部のチュートリアルで、人類を救うため7つの特異点に向かうところで終わっていました。
本作は各特異点の事態解消の後となりますが、作中初めて見る方向けの解説などはなく、FGOを知らない方や本作からFGOを学ぼうとする方には優しくない内容だと思います。

登場キャラクターはFirst Orderから引き続きとなります。
特異点にレイシフトしたマスターは「藤丸立香」で、「マシュ・キリエライト」等が登場します。
ロマニ・アーキマンも登場しますが、全身のカットはなく、手のみになっています。
また、オルガマリーがなぜか登場し、メインキャラとして行動します。
First Order視聴後であればある程度分かる通り、これらはありえないことです。
そういったありえないことができると言われる倉庫部屋「ロストルーム」を舞台にした作品となります。

夢の中の夢のような展開で、ありえない事態が起きたところで目が覚め、これまでのことが現実でないと気づくような展開の繰り返しになっています。
それがオルガマリーの夢だったり、立香の夢だったりします。
ただ、正直なところ見ていて会話内容は理解できず、何が起きているのか、解説が欲しいと思いました。

1部終結によりカルデアからの退去が始まり、クリプターと呼ばれる7人のマスターが少し登場します。
ラストも新しい所長の就任と言峰綺礼の影があり、2部への導入を感じさせる終わり方になっています。
そういったことから、最初と最期はわかるのですが、いかんせん本編がついていけませんでした。
また、サーヴァントも登場するは登場するのですが、キャラクターとしての活躍はほぼ無く、戦闘シーンが少し映るのみです。
戦闘シーンも本作のメインではなく、全体的に「はっ、夢か」が繰り返された印象が強いです。

FGOをプレイしてきたファン向けの作品だと思います。
ちゃんと楽しむのであれば、一度一通りプレイしてから再視聴した方が良いような気がしています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あ、あれ…こんな感じでしたっけ?

2016年の大晦日に「Fate Project大晦日TVスペシャル -First & Next Order-」が放送されました。
この時にはFate Projectの今後の展望に加え、長編アニメ「Fate/Grand Order -First Order-」が放送されました。

長編アニメといいながら結構あっという間に終わってしまいましたが、今後の展開に期待の持てる終わり方だったので、2017年の大晦日に再び「Fate Project」が降臨すると知った時には心底嬉しいと思いました。
だからこの作品の視聴は、私にとって1年を締めくくる大晦日の夜のメインディッシュ…になる筈だったのですが、終わってみたら、2016年よりだいぶあっさりしていた気がします。

あっさりというか…ゲームのための序章という感じで、続きを楽しみたければゲームで…という感がありありでしたね。
関係者のインタビューもゲームの事ばかり推していましたし…

本編があまりにも拍子抜けだったので、7人の最強偉人篇が正直殆ど頭に入ってきませんでした。
昨年は長編アニメのレビューっぽい事が書けましたが、今回は流石にレビューになりません。

風呂敷を広げ過ぎちゃったのかな…?
「Fate/stay night」から始まり「Unlimited Blade Works」「Heaven's feel」までの本流は澱みなく流れているのに…
「Fate/Zero」や「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」といった外伝やスピンオフも抜群で、「このシリーズの作品が好きで良かった」と思っていたのに…

どうも昨年から今年にかけて、このシリーズともウマが合っていないような気がしてなりません。
「Fate/Apocrypha」も面白い作品でしたが、これまでの作品と肩を並べられるかと問われると答えに窮してしまう感じでしたし…

1月27日から「Fate EXTRA Last Encore」の放送が予定されています。
公式HPを見るとキャラの一部が本流より改変されているようです。
この改変が吉とでるかそれとも…

でもきっと大丈夫ですよね…
これまでのキャラとCVに加え、セイバーのCVは何といっても桜ちゃんなんですから…

PV見ました。
今にも「ほえぇぇぇ…」が聞こえてきそうなくらいセイバーが可愛くて堪らないんですけど…^^;
良かった…大晦日の話題だけだったら暗いまま終わってしまいそうでしたが、桜ちゃんに気持ちを持ち直して貰いました。
「Fate EXTRA Last Encore」←期待しています!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

61.7 3 タイムシフトアニメランキング3位
ミス・モノクローム(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (460)
1927人が棚に入れました
ミス・モノクロームはもともと声優・堀江由衣のライブイベント「堀江由衣をめぐる冒険Ⅲ~Secret Mission Tour~」の中で登場したキャラクターで、色のない世界を司っており、世界をモノクロに染め上げようとしている。ツアーの終了後もキャラクター展開が続き、今回「堀江由衣がキャラクター原案」の作品としてアニメ化されることになった。
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

超展開すぎて先が読めません

5分枠のショートアニメ
キャラクター原案は"堀江 由衣"さんが担当
もちろん声の方も担当しております

アンドロイドの"モノクローム"は使用人と一緒にお城に住んでるお金持ち
テレビに映る"KIKUKO"を見て、自分もアイドルになってもっと前に出たいと決意
果たして彼女はトップアイドルになれるのか!?


モノクロちゃんはアンドロイドだけあって数々の特技を持っています
が、どれもアイドルには役に立たないものばかり(>_<)
違うものを目指せばいいのに

彼女のマネージャーを務める、コンビニのエリアマネージャー"マネオ"
彼は不憫ですねww
コンビにだけでも大変なのに、彼女に振り回されていろんな仕事を取ってくる羽目になります
しかもほぼ失敗に終わり、謝ってばかり
いい人すぎるよマネオマネージャー

そしてこの作品の最大の長所
それは先が読めない超展開(面白いかどうかは別にして・・・)
アイドルを目指して頑張ってるはずなのに、宇宙人が襲来してくるお話があるなんて普通じゃない!
他にも超展開がたくさんあったので飽きない作品になっています
そもそもショートアニメだから飽きることはないけど

好きなキャラはモノクロームちゃんだな
これからもトップアイドル目指して頑張ってもらいたいですね
多分無理だけど・・・


以下ちょっとした感想

第1話
{netabare}モノクロームはお城に住んでるお金持ちなのか・・・
アイドルになりたい→マネージャーが必要→裏切られて一文無しにww
そして次はコンビニ店員へ
超展開すぎて面白い!
{/netabare}

第2話
{netabare}マネオ早速仕事とってくるとかなかなかやるな
ルーちゃんが逝ったああああああああ
悲しみを覚えたテラシュールwww{/netabare}

第3話
{netabare}あれ?
ルーちゃんが復活してる!?
どういった経緯で蘇ったのか知りたいですな
エボリュタすごいな
これからは皆エボリュタを使おう{/netabare}

第4話
{netabare}ねんどろいどに私はなる!
あれだけいろいろ作れるならそっちで商売したほうがいいのでは?
あれはゆるキャラというより萌えキャラですよ
カワイイ!{/netabare}

第5話
{netabare}ハロウィンですね
コスプレですね
僕は定番だけど巫女さんがいいです!
キャーキャー言われるアイドルになれてよかったねww{/netabare}

第6話
{netabare}エキストラ・ドッキリの仕事が出来るまでに成長したモノクロームちゃん
むしろマネージャーさんがすごいのでは?
寝起きドッキリではまさかの展開
モノクロームちゃんの霊圧が消えた・・・{/netabare}

第7話
{netabare}今回は小道具ですね
うん、掃除用具じゃ輝けないね
野菜とか完全に39さんじゃないですか(゚д゚lll)
アイドルになるために遠回りしすぎ{/netabare}

第8話
{netabare}もうアイドル目指さなくてもいいんじゃないか?
あれだけのスペックがあれば前に出れるでしょwww
足速すぎだよ
地球を超えて火星進出とはね・・・
{/netabare}

第9話
{netabare}再び宇宙人襲来!
え?人類が消滅してしまった・・・・・
どうせ夢オチだろと思ったら、まさかの超展開でした
それにしてもなんでお前単三電池持ってるの?{/netabare}

第10話
{netabare}一応テレビに出てモノマネするまでに成長してるなんて( ゚Д゚) ス、スゲー!
握手会をやることに決めたモノクロちゃん
なぜかアームレスリングの選手にスカウトされ、なぜか「そこから腕力を使う競技の引っ張りだこに
相変わらず先が読めませんww
{/netabare}

第11話
{netabare}波を避けるルーちゃん可愛い
モノクロちゃんは食品の成分が完璧にわかるのか
その能力を活かした仕事をするのか!
と思ったら全く関係ない仕事に就きやがったwww{/netabare}

第12話
{netabare}あのクズが再び登場
193億円・・・
アンドロイドと永遠の17歳
歳を取らないという共通点があったのか!(笑)
KIKUKOと出会えたことにより、これからさらに活躍することでしょう!
頑張れモノクローム!!{/netabare}

第13話
{netabare}変態おじさんからモノクロちゃんへまさかのお知らせ
ついにCDデビューΣ(゚д゚lll)
ファン第一号(?)もできたみたいだし
彼女の活躍はこれからですね
あ、サンタだ!!{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アイドルタイム【Idle Time】

3話までは最高だった。

それ以降は、撃ち上がった花火のパラシュート感がある。
決してつまらないわけではないが、どう風が吹いても上にはいかない感じ。

◇ショートアニメ、全13話、アニメオリジナルかな

アンドロイドのモノクロームが、アイドルのキクコのようなスーパーアイドルを目指す話。
それを支えるパートナーのルーちゃんとマネオマネージャー。

見所は、
唐突で予想外の展開、感情も行動も能力も豊かなルーちゃん、マネオマネージャーの敏腕っぷり。
あと、モノクロチェックのスカート、かわええ♪

短いので、良かったら、ミテ・ミマシヨーネ☆


☆今期の楽しんだアニメランキング☆
{netabare}過去の感想で途中経過を載せていたので、ついでに結果も公表♪

1 のんのんびより
2 てーきゅう3期
- - - - - - - - - -薄い壁
3 ぎんぎつね
4 ミス・モノクローム
5 物語シリーズ
----------壁
6 てさぐれ部(12/28 11・12話放送!!・・・だよね?)

\/\/\/\/\/V字スラッシュ!

 コッペリオン
 GT


私には自分の好みの作品を見極める眼すら備わっていないようだ、ぐふっ{/netabare}


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昔の感想→{netabare}

2013.10.23 21:31
≪こんなおもしろい作品を見逃していたとは、ミス・シターヨ≫
ストーリーが主軸としてちゃんとあるショートアニメは初めてかも。
シュールギャグアニメなのかも知れんが。

タイトルは無理やりwww

展開が予想できない、という作品は結構あるが、
「そうきたか!ブフッwwwww」
って完全に方向性すら予想できないネタと言うかオチをもってくるのはすごい。

EDはもっと可愛くしてほしいw
なんか現実に引き戻される。実写じゃないのに。多分CG・・・だよね。

それも含めて、シュールギャグストーリーなのかな。



どうでもイイ話、今期の楽しんでいるランク(10/23)→{netabare}

1位 モノクロ
2位 てーきゅう

満足↑↑凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸の壁

3位 ぎんぎつね
4位 のんのんびより

楽しい~~~~~~~~~~~~~~♯の壁

5位 てさぐれ部
6位 コッペリオン

まあまあーーーーーーーーーーーーーーーー
微妙==================
つまらん・・・・・・・・・・・・・・・・
↓切った/\/\/\/\/\/\/\/\

maui GT

⑩⑨⑧⑦⑥⑤④③②①○○○○○○○○○○

別枠 『物語シリーズ』



・・・ショートアニメ好きかも☆☆☆☆☆
なぜかショートアニメは軒並み評価が4を越えないのだが、
この短い時間だから成せる巧みwの技というものを理解してもらえないのだろうか。

どうでもいいが、放送が終わった作品で本文は褒めている?のに3点のまんまだと結構、虚しくなるwww
点数付け忘れ、とかもあるだろうし、やっぱココのサイトの評価(点数)ってあてにならんな。

なんとなく「この人がこう言っているから観てみようかな」と、
「こういう傾向の感想が多いから観てみようかな」って見方がイイ気がする。
ついでに言うと、特に、3点台の感想があてになる。

・・・モノクロのED、見慣れるとかわいいもんだなww
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

MONOCHROME THE METAL IDOL

2013年10月~テレビ東京、ニコニコ動画にて放送 全13話(1期)
2015年7月~ 東京MX、BS11(USAT枠)にて放送 全13話(2期)
2015年10月~東京MX、BS11(USAT枠)にて放送 全13話(3期)


皆さんおはクローム。ミス・モノクロームのレビューをするヨ~

元々は堀江由衣さんがキャラ原案したライブ限定のマスコットだったのが
グッズ化、ソシャゲ出演等を経てアニメ化という特殊な経緯をもった作品。
他アニメにゲスト出演したり、ゆるキャラグランプリにエントリーしてたり
オタク界隈では結構な存在感を放つミス・モノクローム。

今回アニメを視聴して彼女のキャラクター性は中々興味深いものがあった。
売れっ子アイドルを目指すアンドロイドの女の子のミス・モノクローム。
オートチューンで加工された抑揚が抑えられた声には無機質なイメージを持つが
意外と微細ながら豊かな表情変化が垣間見える。
もっと前に出たい!というストイックな上昇志向を持ち合わせており
それに至るバックボーンも突飛ながらしっかり存在している。
1話で全財産を騙し取られたり、マネージャーを探していたらいつの間にかコンビニバイトしていたりと
ぶっ飛んだ設定なのに本人は全く意に介さずひたすらトップアイドルを目指すために
頑張る姿は微笑ましくて応援したくなる。

ただ本作は全般的にギャグ作品。
モノクロームがスーパーアイドルであるKIKUKOからインスピレーションを得て
マネージャーのマネオに新たな活動の提案するのだが
大体が本人の思惑とは全く違う方向で成功を収めてしまい
格闘技世界チャンピオンになったり、宇宙人の進行から地球を守ってしまうこともある。
恐ろしいほど出鱈目な展開が多いがテンポは穏やかに話はサクサク進んでいくのが特徴的。
2期に入ってから明確にトップアイドルになるためのサクセスストーリーが展開していき
モノクローム本人にも性格の変化が現れる。
自分的には好意的に受け取ったのだがやはりギャグ作品としてはパワーダウンしてしまった。
物語が進んでキャラクターは随分増えたが、ミス・モノクロームとその相棒であるルンバのルーちゃん以上に
自由に動かせるキャラを作れなかったのが原因だと思う。
ただ人間サイズの電池くん回やマグロのカマから生まれた真暮郎回など
2期以降もマジキチ回がたまにあるので油断できない。


【総評】
どこに着地するのか分からないギャグは凄く面白い。
と同時にデビューからアルバム作成、ライブツアー成功のプロセスに大きな感動は得られなかった。
{netabare}1番最初のお客さんが変わらずライブに来てくれる{/netabare}というのはベタで良かったが。
あまりショートアニメを多く観てるほうじゃないけど比較的作品の雰囲気に合った
テンポ感をもって作られているのが印象的ではあった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
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