ハイテンションで幼馴染なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハイテンションで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月30日の時点で一番のハイテンションで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.0 1 ハイテンションで幼馴染なアニメランキング1位
カノジョも彼女(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (363)
992人が棚に入れました
高校生となった主人公・向井直也は、ずっと思いを抱いていた幼なじみの少女・佐木咲から交際を受け入れられるが、ほどなくして自身を思い続けていたというもうひとりの少女・水瀬渚に交際を申し込まれ、悩みぬいたあげくに両者合意での二股交際と、三人での同居を提案する。当然猛反対する咲だったが、渚は直也といられるならと受け入れ、渚のいじらしい姿にほだされた咲も結局は了承、3人は直也の自宅で内緒の同居生活を開始する。さらに3人は、同級生の美人動画配信者であるミリカこと星崎里香や咲の親友で学業優秀な桐生紫乃とも接点をもち、ミリカや紫乃までが直也に惚れるという複雑な人間関係に発展する。

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

酒を呑みながら『こいつら大丈夫か?』と笑いながら観るアニメ

何も深く考えないで観れるアニメ。
いつも録画で呑みながら観ていました。
缶酎ハイ2本目からスタート。ちょっと酔った位からの視聴が丁度良いくらい。
作品を観て笑いながら、
おいおい大丈夫か?
いやいや無理だろ!
いいのかそれで!
そうなっちゃうの!
なんて言いながら楽しんじゃいました。

明るいおバカ達なので最後まで軽い感じで良かったです。
1クールで十分楽しめましたが、もし次期やるなら
もっとはっちゃけたストーリーを期待します。

『そんなこと、あるわけないだろ!!』

と、笑いながらつっこみたい。制作者よろしくお願いします。?あれ?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勢いだけで笑えるアニメ、考えたら負けです。

彼女がいるのにカノジョから告白。
彼女も彼女で、カノジョも彼女。
真剣極まる二股ラブコメ。
テンポと勢いで駆け抜ける。

熱血鈍感正直な直也は猪突猛進型主人公。
マジメに二股をするから憎めない。
そんな主人公にスピーディーなツッコミを入れる彼女サキサキ。
感情表現が豊かで、このアニメの起点といっていいでしょう。

もう一人のカノジョの渚は女子力マックスでとっても健気。
サキサキも渚が可愛くってしょうがない。
奇妙で楽しい三角関係。
新感覚なラブコメに笑い所は豊富です。

中途で参入する{netabare}ミリカは、おちゃらけ要員か。
ビジュアルはいいけど性格は残念。
直哉の相手にされず、拒否られる。
二股野郎に拒絶されるとは、哀れです。{/netabare}

最後に参入する{netabare}紫乃は、ツンデレ要員か。
隠した気持ちは親友サキサキのため。
わかりにくいけど、この子も被害者か。
無自覚と言え、どんだけ直也は罪作りなんだろう。{/netabare}

サキサキの言動が楽しいアニメ。
あやねるの迫真の演技はなかなかのものでした。
女の子はかわいい、映像演出もいい、笑いのセンスもいい。
もっと観ていたいアニメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

話題沸騰中のネオスタンダードラブコメ!

この作品の原作は未読ですが、キャラデザが好みだったことと、あやねる、和氣あずみさん、あやちにりえりーが出演されると知り視聴を決めた作品です。


主人公、直也は高校1年生。

ずっと好きだった咲に告白し、
彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。

しかし、そんな直也に美少女・渚が声をかける。
彼女はいきなり、直也に付き合ってほしいと告白を迫るのだった。

渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れる直也は、ある決断をする…!!

まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

INTRODUCTIONでは、この作品で取り扱っているテーマについては触れられていないようです。
やっぱりテーマに触れたらネタバレになるのかな…?
…と思いましたが、キャラ紹介欄にしっかり記載されていたので一安心…
だって、テーマが分からないと、作品の方向性がちっとも分かりませんから。

公式サイトのトップページに掲載されている可愛らしい4人の女子高生が本作品のヒロインです。
因みにキャラ紹介文は公式サイトから引用させて頂きました。

・佐木 咲(CV:あやねる)
直也の幼馴染みであり、明るく元気な最初の彼女。
「二股してもいいか?」という直也からのありえない提案に、戸惑いつつも渋々OKしてしまう…。
あだ名は、サキサキ。

・水瀬 渚(CV:和氣あず未さん)
直也の2人目の彼女。直也と咲のクラスメイト。
正確は健気で謙虚。
少々要領が悪いところもあるが、超頑張り屋さん。
気立てがよく料理上手。

・星崎 理香(CV:あやち)
美しい容姿で学校内の男子から人気が高い。
親や学校には内緒で人気美少女配信者の「ミリカ」としても活動しており、高校生らしからぬ財力を持ち合わせている。
ツンデレ。

・桐生 紫乃(CV:りえりー)
頭が良く、成績は学年1位。
咲の親友で共にバスケ部に所属している。
大切な友人である咲と直也の関係が気になっている。

物語の展開上、サキサキと渚ちゃんが核を担っているのは容易に理解できます。
ミリカの登場と心の移り変わりはある意味変化球でしたが、しっかり描いて貰っているので、これも分かりやすいと思います。

問題は、りえりー演じる紫乃…
どうしてサキサキや渚ちゃんと同じ立ち位置で取り扱われているかが少しも理解できませんでした。
だって、中盤までは殆ど出番はなくようやく物語に絡んでくるのは終盤になってから…
しかも絡み方が他の3人と明らかに方向性が違うんです。

正直彼女に対しては分からないことだらけ…
但し、最終話を見るまで…でしたけれど。
これまでは、渚ちゃん一筋で視聴していましたが、その気持ちが瓦解していくのが自分でもハッキリと感じられましたから…
もちろん、他の3人と同じ立ち位置であることにも激しく納得です。

これは今後の展開が楽しみに…というところで終わってしまったのが残念でなりません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ネクライトーキーさんによる「ふざけてないぜ」
エンディングテーマは、もちょによる「ピンキーフック」
お気に入りはエンディングの「ピンキーフック」一択です。
もちょの声質にあった楽曲という感じで、もちょが歌うからこんなにも可愛らしい歌に仕上がったんだと思います。
少し中毒性のある感じもウェルカムでした。

1クール全12話の物語でした。
原作が現在既刊7巻ということで、原作のストックが少ないのかもしれませんが、是非続きを視聴したいと思える作品でした。
朗報を待っています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

70.6 2 ハイテンションで幼馴染なアニメランキング2位
revisions リヴィジョンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (307)
1130人が棚に入れました
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂島大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──「渋谷漂流」に巻き込まれる。渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの少女・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。

声優・キャラクター
内山昂輝、小松未可子、島﨑信長、高橋李依、石見舞菜香、斉藤壮馬、日笠陽子、田村ゆかり、櫻井孝宏、遠藤綾、てらそままさき、飛田展男、寺崎裕香、大塚芳忠
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

メサイアコンプレックス【救世主妄想】

平和な世界に生きるごく普通の高校生5人が、突如として訪れた危機に際して人類の命運を託されてしまうお話。

しっかりと"普通の高校生"なので、異世界転生主人公みたく、ニヤつきながら敵を蹴散らすような展開にはならないし、危機的状況の中で冷静に正解択を選ぶようなこともなかなかできない。
{netabare}そんな世界観の都合上、5人の中で視聴者が好感を持てたのはケイサクぐらいだったと思う。
(5人以外だと泉海さんが素敵な女性だった。)

ダイスケの行動がキツいのは脚本を書いた方も承知の上だと思うから、「ダイスケが嫌いだからこのアニメ嫌い。」というのは視聴者側の対話拒否なようにも思えるが、
実際にそう感じた視聴者が続出してしまったということはやっぱり脚本が悪かったのかな?

まあ、そこに関しては私は全然大丈夫だったんだけど、単に盛り上がりに欠けていたなとは感じた。

《メサイアコンプレックス【救世主妄想】》とかいう壮大なレビュータイトルに釣られてこのレビューを読んだ方が、中を開けてみればショボいなって思ったのと大体同じような感想。

ともあれ、私が見たかったもの[誘拐事件の伏線回収]は最終話で概ね満足のいく結果となってくれたので、終わり良ければなんとやら。観て良かったと思う。
{/netabare}

内容からは逸れますが、このアニメの3DCGは素晴らしいですね。
3DCGのアニメには少々抵抗があったのだけど、このアニメの3DCGはすごい(語彙力)
これほどの高クオリティでやってくれるのであれば、他のアニメでも大歓迎ですよ♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

群像劇としてのキャラクター配置の巧さ〈若干修正・追記あり〉

2019年冬放送のオリジナルアニメ。全12話。
半径1キロの範囲(都市)のタイムトラベル(SF)に少年少女の成長譚、都市災害、群像劇を加えたちょっと珍しい作品。

もともとメディアミックス前提の企画だったようですね。
WEBのインタビューを読んだら、監督によると「元々は(本作の企画・プロデュース担当の)スロウカーブさんが、アニメを中心としたマルチメディアミックスの企画を立てていて、その途中で私に声が掛かった」と。作品の枠組みは谷口監督が参加してから決まっていったようです。
CGを担当した白組の平川孝充さんとの対談などを読んでいると、かなり力が入った作品という印象を受けます。

3DCGとても良かったと思います。コンテ(カメラワーク)もしっかり決まっていて、CG酔いするような所が無くて見やすかったです。
個人的にはEDが大好き。歌も画も凄い好み。ミロ美人。


【良かった点】
過酷な環境下での少年少女の成長物語はもともと好きなので、とても楽しめました。
展開が早く濃くてアニメのみだと付いていくのが大変でしたけど、無駄が無くいので見直すのも苦になりませんでした。
恋愛要素は関わってきますが、それほどドロドロした描写はありません。グロは覚悟していたんですが、思ったよりショッキングなシーンは少なかったです。CGの限界なのかもしれませんが、演出でフォローしている所が多かった印象です。

{netabare}
大介の性格は私はあまり気にならなかったですね。
他のキャラクターが釘を刺し続けていたので、最後には必ず成長するだろうと何となく安心して見ていました。(周囲のキャラクター達が「大介はそのままで良い」という描写だったらさっさとやめてたと思いますが)
第一他の子たちも欠点が無いわけではないですし。
ミロとの関係が好きだったので大介の空回りにハラハラしつつ、成長してからミロとはどんな関係に収まるのかに期待して視聴していました。その点はすごく満足した!ミロ好き。

終盤になって、ストリングパペットの搭乗者としては大介が能力的には「補欠」であり慶作の能力が最も高かったことが判明するあたりが、もっと丁寧な描写だったら良かったかも。
こういうの好きなんだよね…「失敗しながらも必死で成し遂げたこと」によって凡人が英雄になるって良いじゃないですか。

それに対して慶作は本当に運に見放されていて可哀想でしたけど…。
視聴者の中には「主人公体質」と感じた人もいたようだけど、私は最初はそうは思わなかったんですよね。多分仲間たちのために自分は我慢していたからだと思うのだけど。
私にとって主人公の条件は、主体的に決断できることと心の強さ(最初は弱くて大きく成長する場合もアリ)なのかなと…
だから、最後に慶作が自分の意志で大介を生かしたのは主人公的な行動だったと思います。
そして「観測されたものは存在が確定する」というこの作品の理論によれば間違いなく慶作は生存しています。大作や他の皆が慶作のことを覚えているので、いずれかの時空に存在しているということですね。勿論それはニコラスも同じなので、また一波乱ありそう。
2期見たいですね~…慶作幸せになって欲しい。

ストリングパペットが巨大ロボットではなく、パワードスーツなのも好きでした。
市街地での戦闘や任務をこなせるサイズだから、自動車やバイクとの共同作戦が自然に画にできていたように思います。{/netabare}


【勿体なかった点】
{netabare}
正直に言うと、取り扱う題材が多く複雑で尺不足に感じました。
その分ワンシーンが濃くて飽きずに集中して視聴できたけど、毎回気は抜けない。
他のS.D.S.メンバーに比べてガイがちょっと出番少ないのは特に勿体なかったです。尺不足の煽りを受けちゃった感じはしますね。
ガイが好きな人には、小説は是非読んで欲しい。{/netabare}


【小説版読了】
小説版もかなりの出来で、単品でSF娯楽小説としても申し分ないです。
文章も読みやすいですし、内容・心理描写・世界観説明も素晴らしく、アニメと併せてとても楽しめました。
…ていうか両方手に取るべし。
{netabare}
物語は同じですがキャラクターへの理解が深まります。
S.D.S.のメンバーだけではなく、例えば大介の叔父の幹夫さんがとても良い。社会人としても叔父としても立派ですし、幹夫さんの描写と大介の掘り下げを併せてしているんですよね。こういうの好きです。

世界観についてもアニメだけだと説明が最低限になってしまっているし、小説だけだと視覚的に理解しにくい部分があります。
ストリングパペットのデザインはせめて挿絵がないとわからないと思う。一般的なロボットアニメのメカとはだいぶ雰囲気が違うので。
…何より田舎者には新宿の地図はとっさに頭に浮かばないし…。
3DCGを選択した理由の一つとして、監督は新宿の街の再現性を上げてもいるのですよね。地方民としては心底ありがたい(笑)

それだけ世界観をしっかりと構築しているので、映像と文章両方楽しめます。活字好きには是非オススメしたい。{/netabare}


ソーシャルゲームの展開も予定されているそうなので、この世界観がこれからも活かされそうなのは良いですね。
ただ、やっぱり私はアニメで見たいなあ…。2期あればきっと見ます。(2019.9.13)


【再視聴感想】
放送が今年の冬だったらもっと話題になったかなあ…
と思って遠い目になってる(苦笑)。
{netabare}
作中で直接パンデミックが描かれるわけではないんですけど、パンデミック後の世界と、抗体の有無で差別が起こり戦争に突入した2つの勢力を登場させたのはなんとも皮肉だなあと…。

自然災害時に起こる人災も普遍的な要素と思いますが、良い面も悪い面もきちんと描いているのも好印象でした。悪い面ばかり描けばかえってリアリティは失われるものです。
後日談の記者会見シーンで、教員(メンタルカウンセラー)、自治会長、公的機関責任者、医師が会見場に立っている。今の現実を見ていると、凄く理に適ったキャラクター配置をしていますよね。こうなるとサブキャラクターの群像劇をもう少し詳しく見たかったなと思ってしまいます。やっぱり2クール欲しかったですね…。

特に悠美子先生はもう少し活躍する予定だったんじゃないかなあ?小説でも特に描写が増えたりはしてないんですよね…。
大介達を精神的に追い詰めたり一般の人達をカウンセリングしたりしながら、悠美子本人も強くなっていく展開とかだったら是非見たかったなあ。強い大人の幹夫と脆い大人の悠美子の対比は、考えてみれば示唆に富んだ内容でもありますね。
{/netabare}
再視聴して全体の印象が変わったわけではないんですが、現実味と創作のバランスを如何に取るか、よく練られた力作だと改めて思いました。
(2020.5.31)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ロボット物……、なのかなあ…?(SFなのは間違いないです)

オリジナルTVアニメ作品です。NETFLIXで先行配信していたみたいですが、私にとってはフジテレビ系列での2019年1~3月の放送を観たので、2019年冬クール作品です。

モーション・トレースっぽい操縦方法で作中では「パペット」と呼ばれている、生体認証機能が付いていると思われる搭乗型のロボット兵器が出てきます。

この生体認証機能のおかげで、パペットに搭乗できるのは主人公の堂島大介を含めた少年少女5人だけ。

何で人型なのかというのは、物語が進むにつれて明かされる情報からすると「そういうことなんだろうな」とわかる、イヤな感じっぽい理由だと思われます。(劇中でそこは明確には言ってなかった気はしますが、たぶん…。)

とりあえず公式サイトの第1話あらすじにある通り、大介が通っている高校を含む渋谷の街全体が、未来へ跳ばされてしまうというタイムスリップ系のSF物です。

跳ばされた途端に、未来の人類を二分する戦いに巻き込まれてしまうわけなのですが…。

とりあえずタイムスリップの実現方法以外はそんなに突飛な設定は無く、わりとまともなSF作品だったと思います。作中でのタイムパラドックスに関する解釈は、『STEINS;GATE』などと概ね同じっぽいです。

大介の性格にいろいろと難があるのでこれに耐えられずに視聴をあきらめてしまう人はいるかもしれませんが、一方で大介がひたすら凡人なのがこのお話の肝なのかもしれません。

最後まで観たら私はけっこう楽しめました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 34

62.4 3 ハイテンションで幼馴染なアニメランキング3位
HAND MAID メイ-ハンドメイド・メイ(TVアニメ動画)

2000年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (81)
442人が棚に入れました
ドラえもんのような「知能を持ったロボット」を生み出すことを目標に研究に励む、学生・早乙女和也の元に、とある事情で1/6サイズのメイドロボットである「サイバドール・メイ」が送られてくる。メイは、高い知能と人間と変わらない外観を持っており、住み込みメイドとして和也に尽くすことを自分の任務としていた。
一方、和也の下宿先の大家の娘・谷かすみも和也に恋心を抱いており、メイが和也と同居することで次第に関係が深まっていくことに複雑な思いを抱くようになる。物語が進みメイが人間と同じサイズとなると、メイ、和也、かすみの関係は本格的な三角関係になる。
また、人間とロボットの関係がどうあるべきかということが本作品のテーマとされているが、和也は人間とロボットを平等に扱うことを信条としているため、この三角関係も複雑なものとなっていく。

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

パンチラお色気たっぷり

ドラえもんを作りたい!と言い切る主人公早乙女和也くん。
普通パロディなら名前をもじったり、モザイク処理したりするが、キムシン監督大丈夫か?と心配になってしまいます。

ドラえもんと出したからのび太を想像しがちだが、この主人公はきっとキテレツくんだと思うのだ。
イカリヤというイカ型ロボットを作ったので、コロ助っしょ!
それでああっ女神さまっの螢一のようにお人好しなので、多数登場するメイドロボットに好かれてのパンチラお色気たっぷりのドタバタハーレムラブコメになっていくのだ。
主人公のライバルというか、勝手に何かしら突っかかってくる南原というのがいるが、最初ウザいんだけど実はいいやつなんじゃね?だったりで、そういうのは好きです。

このアニメはやはりパロディ多いかな。
気づいただけでも快傑ズバット、ゴレンジャー、エースをねらえ、ベルばらと…

話の途中からヒロインのメイドロボットが等身大になってしまって、1/6サイズのままだったら武装神姫であったのにね(笑)である。

余談ですけど、あの花で売れっ子になった長井龍雪氏が制作進行をしてます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ロボットとメイドさんにはいつだってメイっぱいの夢と希望がある

客観的に見れば、一昔前の美少女アニメです。
正直言ってキャラクターの萌え要素は今の方が洗練されていて可愛らしいです。

しかし「HAND MAID メイ」にはこの頃のアニメ特有の魅力があります。
それは、萌えアニメでありながら熱いキャラクター達とワクワクするストーリーを兼ね備えているところです。
男性キャラクターの活躍もしっかりと、ストーリーの中心となるテーマもブレずにしっかりと。そこらへん制作者のこだわりが感じられます。
がっしりと心を掴まれてしまったため長々と愛を綴ります。


・キャラ、キャスト
{netabare}
主人公である早乙女和也はPCをいじるのが大好きな大学生。
彼の夢は「ドラえもんのようなロボットを作ること」。
単に美少女ロボットが好き、というわけではなく、ロボットと人間が分け隔てなく接することができる未来を夢見る青年なのです。
声優の山口隆行さんにはあまり見覚えがありません。でも、主人公として遜色ない演技でした。
彼が愛するロボットのために奮闘する姿を見て、並々ならぬ情熱に涙します。


和也と同じくらい熱いキャラクターとして、彼のライバルである南原耕太郎が挙げられます。
とにかく和也をライバル視し、事あるごとに妨害を働きます。また稀代の変人なため毎度派手なリアクションをかまし、主人公を食ってしまうほど存在感があります(笑)
しかしライバルを自称するだけあり和也に劣らぬ熱いハートがあります。
ピンチのときにはカッコイイ男、ナイスガイです。
声優が上田祐司(現:うえだゆうじ)さんということもあり、色んな意味で忘れられないキャラクターになりそうです。


そしてメインヒロインであるメイちゃん、素晴らしいのです。
主人である和也を慕いながらも好意は密やかに胸の奥にしまっておく。そんな奥ゆかしさがまさにメイド愛だと思います。(視聴者サービスのお色気シーンや設定にはあざとい所もありますが)
OPの一カット、口づけするふりをして誤魔化すシーンが二人の関係性を上手く表していて、秀逸!
ロボットのはずが段々と感情に目覚めていき、自分の気持ちを抑えられなくなるメイちゃんに激しく萌えます。
山本麻里安さんの声には賛否両論あるかもしれませんが、個人的に激しくツボです。というか、山本さんがメインヒロインってだけで満足です。


メインヒロインの一人、谷かすみちゃんも外せないです。
長らく隣に住む和也の世話を焼きながら、積み重なっていく想い。
一人称が「ボク」であるのでまだあどけなさがあり、和也へ異性としての接し方ができず悶々としています。そこが可愛い。
ロボットであるメイを対等な関係として、恋敵として認める姿勢にも惚れます。
まだ新人であった頃の高橋美佳子さんの声がなんとも微笑ましいです。上手くないけどもしっかりした個性は既にあったんですね。


なんと、釘宮理恵さんも出演なされているではないですか!!
今まで全く知らなかったもので、声が聴こえてきた瞬間驚きました。
レナちゃんです。ポジションでいえば妹だと思います。
わがままで甘えんぼ、そんな自分を受け入れてくれる和也を慕う姿が可愛らしいです。
一度泣きだすと超音波を発生させる・・・なんてくだりはパロディが含まれている気がします。
既視感はありますが、釘宮さんのパワーで個性際立つキャラクターです。


あとまあ、キャラクターとしてはあまり好みではありませんが、
女性陣に氷上恭子さんや南央美さん、井上喜久子さんに荒木香恵(現:荒木香衣)さん。男性陣に三木眞一郎さんや神奈延年さんなど。
豪華声優陣と名乗っていいキャスティングです。
{/netabare}


・作画、音楽
{netabare}
作画は当然粗さもあります。
しかし、雑な仕事ぶりは感じられません。
少なくとも後年のTNKの作画よりは綺麗かと思います。
また、意外なほど大人しいキャラデザなので今見ても抵抗は少なかったです。

音楽も萌えを意識した感はさほどなく、爽やかささえあります。
コメディとシリアスを使い分けた多彩なサントラでした。

OP「JUMP〜メイっぱい抱きしめて」はほんと、夢がある歌詞とワクワクする音楽、名曲です。
ED「ほんとの気持ち」は、まだ高橋さんの手馴れていない頃なので生暖かい目で見ていました(笑) 主題歌歌っていたこと自体知らなかったので、これは黒歴史だったりするのでしょうか。
{/netabare}


・ストーリー
{netabare}
そもそも萌えってただ「可愛いから愛でる」ものとは違うと思っています。
萌えは燃えのごとく、心のときめきか魂の震えか、そういった情念の表れなのです。
美少女が主人公と苦難を乗り越え心を通い合わせる、その熱いストーリーに一喜一憂しつつ美少女の虜になるのが萌えだったのではないか・・と思うのです。


HAND MAID メイはそんな古き良き萌えを感じさせてくれる、主人公の早乙女和也とハンドメイド(手のひらサイズのメイド型アンドロイド)のメイによるハートフルコメディです。

メイドさんとのドキドキ同居生活というのも楽しみですが、
意思疎通の出来る人型アンドロイドという未知の技術や機械に心が宿るという夢物語に心躍らせられる、近未来SFという側面も見所です。(イヴの時間のような)


作中でも明言されている通り、『ドラえもん』をオマージュしたような節があります。
それはキャラクターではなく、設計思想とでもいうべき「なんでも出来る未来」の可能性を描いた点です。

ドールと人間で力を合わせて困難を乗り越えていくのが一番の肝ですね。
1話の些細なトラブルから出会いが始まり、10話で不思議な運命が判明する流れもなんだかドラえもんっぽいです。


2000年・・・インターネットを通じた近未来への夢と期待にあふれた時代を感じさせます。
今は実際にこの頃思い描いていた夢のような技術が着々と実現させられている一方、人々の未来への夢や希望が薄れていっている気がしてなりません。
なんでも現実的になったせいで逆に夢を見ることが難しくなったとでもいいましょうか。
今一度この時代を振り返って、夢を見る素晴らしさを思い出すのも良いと思います。
{/netabare}



と、これはダメなレビューだ・・・・・。
でもどうせ当時見ていた人達は忘れているだろうし、今からこれを見ようなんて変わり者も(自分を除いて)いないでしょうから、ぐだぐだの褒め殺しでもいいやと開き直ります。
改めてこの頃の美少女アニメが好きだな!と再認識しました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

66.5 4 ハイテンションで幼馴染なアニメランキング4位
モンスター娘のいる日常(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (727)
4346人が棚に入れました
人間以外の種族との交流が認められた日本が舞台となる。

主人公・来留主公人(くるす・きみひと)の家に、下半身が蛇のラミア族のミーア、鳥の翼と脚をもつハーピー族のパピ、下半身が馬のケンタウロス族のセントレアをはじめ、個性豊かなモンスター娘たちが続々と転がりこんで共同生活を送るストーリーとなっている。

声優・キャラクター
間島淳司、雨宮天、小澤亜李、相川奈都姫、野村真悠華、山崎はるか、中村桜、小林ゆう、麻倉もも、久保ユリカ、持月玲依、大西沙織、加隈亜衣、大津愛理、瀬戸麻沙美、種﨑敦美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どの娘を推して見るか・・・真面目に考えたら結構悩んでしまいました^^;

この作品の原作は未読で内容も全く分からないまま視聴を始めてしまいました。
視聴の決め手は雨宮さん、小澤さんが出演されるということ、のみでした(//∇//)
やっぱり好きな声優さんが出演される作品は見ておきたい、と思いますよね^^;
こうして当期内で視聴する作品が膨れ上がっていくのは認識していますが、こればっかりはどうしようもありません^^;
結果的に殆どの作品で楽しめているので問題無いんですけれどね^^;

物語は、人以外の種族との交流に関する法律「他種族間交流法」に基づき、人以外の人種が地球で暮らせるようになった世界が舞台になっています。
そしてこの物語の主人公は、他種族間交流のホストファミリーとして任命された来留主 公人(くるす きみひと)。
他種族は地球上ではこのホストファミリーの家で生活する事になっています。

こうして1話目からモン娘とご対面するわけですが・・・最初は大きさにビックリしましたが、それはすぐに慣れて・・・慣れるとモン娘が可愛く見えてきました^^
人間とは異なる体型をしていますが、喜怒哀楽を全身で表現するのは、人間も他種族も一緒です。
それにそれぞれの特徴を良く捉えているので、生傷の絶えない主人公には申し訳無いと思いますがしっかり堪能させて貰いました^^

この作品では、以下のモン娘が主人公の家で同居する事になります(wikiより)。
・ミーア(CV:雨宮天さん):ラミアの少女。
・パピ(CV:小澤亜李さん):ハーピーの少女。
・セントレア(CV:相川奈都姫さん):ケンタウロスの少女。
・スー(CV:野村真悠華さん):少女の形をしたスライム。
・メロウヌ(CV:山崎はるかさん):人魚の少女。
・ラクネラ(CV:中村桜さん):アラクネの女性。
・ララ(CV:加隈亜衣さん):デュラハンの少女。

また、主人公の家にモン娘を送り込んでいるコーディネーターの墨須さんの部下にもモン娘が存在します。
・マナコ(CV:麻倉ももさん):単眼種(モノアイ)の少女。
・ティオニシア(CV:久保ユリカさん):鬼人(オーガ)の少女。
・ゾンビーナ(CV:持月玲依さん):リビングデッドの少女。
・ドッペル(CV:大西沙織さん):影人(ドッペルゲンガー)の少女。

沢山のキャラが登場するため、一人一人のモン娘に当たるスポットライトは序盤から登場しているミーア、スー、セントレアなどと他のキャラを比べると差が生じてしまうのは仕方の無いことだと思います。
それでもキャラ単独で登場するシーンが多くないので、沢山のキャラが登場する作品にありがちな「最初に登場したキャラはどこへ行ったのやら・・・」という事を感じる事が少なかったと思います。
その分制作サイドは大変だったと思いますが・・・^^;

私は普段作品を視聴する際、推しキャラを決めてそのキャラ中心に見る事が多いので、今回も推しキャラを決めようと思いましたが、誰を推すか今回は結構悩んでしまいました^^;
爬虫類、鳥類、哺乳類、魚類などとありとあらゆる種族が入り乱れている中で誰を推すか・・・
皆んなちょっとずれているところもありますが、役に立ちたいとか、格好良いところを見て欲しいとか、根が素直で一生懸命なので見ていて微笑ましいんですよね^^

結局雨宮さん演じるミーアを一推し、小澤さん演じるパピを二推しで視聴していました(//∇//)
その他のキャラが嫌いなわけではありません。
ケンタウロス族の誇りを必死に守ろうとするセントレア、何気に皆んなのピンチを救っているスー、殺伐とした雰囲気の多い中、おっとりとした感じのメロウヌ、お姉さん的立ち回りで推しの候補に入れようか最後まで迷ったラクネラ、終盤に登場したララの恥じらいの顔も気になりましたが、序盤から何度も見て来た一生懸命の回数が決定要因になったようです^^;

オープニングテーマは、ミーア、パピ、セントレア、スー、メロ、ラクネラの「最高速 Fall in Love」
エンディングテーマは、墨須 with MONの「Hey!スミス!!」
オープニングはヒゲドライバーさんが作曲されています。それを知って速攻でゲットしちゃいました^^;
どちらも車の中で聴いています^^

1クール12話の作品でした。冒頭にも記載しましたが、モン娘達の可愛らしさと一生懸命をしっかりと堪能させて貰いました。
この作品で一番気になっているのが今後の動きです。
最終話16分15秒くらいの場面でとあるお店の看板が映し出されているのですが、何やら書いてあるんですよね^^
これに関する事実関係は不明ですが・・・もう期待しちゃっているのが本音です^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

モンスター娘のいる日常に私は行きたい(切実)

ヒロインが「モンスター娘」の珍しい(?)アニメです。
よくある主人公がモテモテで女の子にチヤホヤされる展開ですが、ヒロインは全員人間ではなく外見がモンスターなのが特徴。
下半身が蛇とか馬とかのヒロインが出てきますので人を選ぶでしょうね、気にしない方はハーレムラブコメとして認識すると思います。

二話感想
今回はハーピー、ケンタウロスが出てきましたね
ハーピーは比較的馴染み深い存在だと思います、主にカードゲームやテレビゲームによく出てきますからね。
ケンタウロスはハリーポッターに出てきたかな?(曖昧)
パピは漫画より可愛さが増していた、やはり動くと違いますね…声優効果もあります。
セントレアは動くたびに「パカッ」と馬特有の音が聞こえるのが面白いですね。
主人公が料理(家事)を手伝って欲しいと言っていましたがミーアとセントレア以外の料理の腕は判明していません。

五話感想
 人魚のメロが参戦しました。
名前の由来はおそらくメロドロマから。
人魚は極めてポピュラーな存在だと思われます童話「人魚姫」やディズニー映画「リトルマーメイド(実は観たことが無い)」等です。日本のアニメでも「むろみさん」とか「瀬戸の花嫁(観たことが無い)」等あります。
 人魚…セイレーンの類もまた人に害をなすモンスターとして登場したりしますが、主に船に乗っている人を歌で魅了し海に落とし…といったとんでもないことをする種族です。
 人魚は魅力たっぷりな存在なので是非調べてみてください。
・SIREN2
PS2のソフト、人魚っぽいキャラが出てくる。一部の物語は人魚姫をモチーフにしている。
・ウィッチャー3
PC,PS4のゲーム。敵としてセイレーンが出てくる。泳ぐ上に空も飛ぶ。敵としてモンスター娘も登場する(生かす選択も出来る)
・ハリーポッターと炎のゴブレット
映画。セイレーン(人魚?)が出てくる、怖い。
・陰陽師(一作目)
映画。人魚の肉を食べた女性役に小泉今日子さんが出演してます。

…人魚が好意的な待遇の作品ってアニメくらいしかない?

六話感想
ミーアの脱皮回とパピの産卵回でした、遂にヒロインが脱皮とか産卵する時代がやってきたのですね…

七話感想
遂にMONが出てきました。
抜け穴だらけの他種族交流法を補う為に他種族のみで結成された部隊です。

 マナコ…銃撃を外したのは夜目が効かないからだそうです。
モノアイ族で視力が凄く良い。妖怪か何か?いやめっちゃ可愛いキャラですよ?
 ゾンビーナ…ゾンビです(知ってる)おそらく世界で一番有名なモンスター属性。
 ティオニシア…オーガ族、バストサイズはなんとPカップ!良い子はGoogle画像検索しちゃダメだぞ!良い子はオーガ 姫騎士とか間違っても検索しちゃダメだぞ!
 あんまりオーガ族というのは良いイメージが無いですね…ティオは可愛いよ!
 ドッペル…ドッペルゲンガー、正確にはシェイプスター(変身能力者)なのですが結局のところ本当の正体は不明。

八話感想
スーの声真似と動作真似が良かったですね。
あそこはアニメだからこそ栄えました。
物真似と言えば「ほぼ毎日◯◯!生っぽい動画」でドッペルが全ヒロイン(MON含む)の物真似をしましたがあれはびっくりしました…脳が混乱しました。

しかしあのDQN(常識を弁えない連中の指すネットスラング)のカップルは瓜二つの他人なんでしょうか、彼らもドッペルの可能性が…?

 最終回まで観た感想
 ヒロイン全員モンスター娘という異色のハーレムアニメでした。
やたら作画が良くてキャラデザも高品質でエロスも完備している良作だったのではないでしょうか。

 一話の時点で人を選ぶと思います、蛇とか蜘蛛が本当に生理的に無理な人は果たして視聴出来るのかが疑問です。そういった面ではこの作品は視聴者にとっては狭き門なのでしょう…
 やはり私にも苦手なキャラというかキャラの特徴があるのですが、メロの鰓が苦手で理由は「めくったらグロそう」というアホの理由です。でも好きなキャラですよ?

 エロい時はとことんエロく可愛い時はとことん可愛く描写されていたアニメだと確信しています。

WEB漫画時代からアニメ化するとは夢にも思いませんでした、スタッフに賛辞の言葉を贈りたいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女性にもおすすめできるエロ、、だと思う

タイトルにひかれて日常系だと思い視聴したが、非日常にも程があった。
序盤からエロシーン連発だが主人公の誠実さがこのアニメの良心だった。
女性?キャラもそれぞれ奥ゆかしさがあり、品の良いエロがあるアニメだと定義してもよいと思う。
メインヒロインの雨宮天はキャラ的に損してる感じで思ったほどでもなく、パピ役の小澤亜李の演技はエロ的に良かった。
個人的にはドSなのに優しさを持つラクネラさんが好き。
物語の本筋は結構良い話だと思った。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

65.9 5 ハイテンションで幼馴染なアニメランキング5位
魔法少女 俺(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
1106人が棚に入れました
駆け出しアイドルユニット・マジカルツインで日夜、芸能活動に励んでいる卯野(うの)さきの憧れは人気アイドルグループ・STAR☆RICEの御影 桃拾(みかげ もひろ)。

彼の為なら何だって出来る。

そんな想いがまさかの奇跡を起こしてしまった! 私、今日から魔法少女です!

声優・キャラクター
大橋彩香、石川界人、三澤紗千香、羽多野渉、豊永利行、遊佐浩二、森久保祥太郎、久川綾、一条和矢
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カオスな作風を許容できれば楽しめる

2018年春アニメ。全12話。
漫画原作、未読です。
春の本放送の時期に一度配信で見ていて、夏にBSで録画して再視聴しました。


ヤクザみたいな妖精と契約して(本当に契約書があるw)魔法少女になるんだけど、変身するとフリフリ衣装を着た筋骨隆々の男性の体になってしまうシュール&カオスなギャグアニメ。ほろりもあるよ!
女の子姿で魔法少女姿になることは最後まで無し。一度でいいから見たかった…(苦笑)

この作品で一番良かったのは、ベースがオーソドックスな魔法少女ものだったこと。最初のカオスなテイストが楽しみで見始めたわけではなかったので、内容がだんだん落ち着いてきてかえって楽しめるようになりました。

{netabare}
音楽が結構印象的でした。童謡やクラシックぽい曲を長く使っていたりとか、OPEDも良い曲なんだけどシュールで作風によく合ってました。
声優さん皆良かったです。カオスなアニメだけど楽しそうだったw
さきの大橋彩香さんとオレの石川界人さん特に良かったです。大橋さんは歌も上手なのに本編中では披露する機会が無かったねw
作画は…好きだけど、良いとは言えないかも。意図的作画崩壊とか挑戦的なのは評価したい。
女の子が可愛くて個人的に好みだったのと、無口な桃拾の表情に力を入れていて良かったです。エンドカードが怖い…けど毎週楽しみでしたw


個人的には最初は絵面的にBL?って雰囲気があってあまり…って感じだったのですが、NL、GLも満遍なく入っていてBLの印象が薄れたのと、問題の5話で吹っ切れて最後まで見ることが出来ました。…なんでもアリならむしろ行ける‼と思ってw

主人公のさき可愛かった。ストーカー気味だけどw
魔法少女になるには誰かへの「ラブパウワー」が必要、というのがやっぱり魔法少女でしたね。
愛ってやたらと言われてましたけど、シュールギャグだからクスッとしてしまうw真面目にやり過ぎるより私は好きでした。

この作品で言われる「愛」は相手に振り向いてもらえなくても良いっていう「献身」が根底にある気がします。
桃拾は助けたいけど正体を知られるわけには行かないさき、振り向いてもらえないのはわかっていても変身する桜世や、単純に未散を好きで好きで仕方ない瑠可。(未散はツンデレすぎたねw)
変身するわけではないけれども桃拾ちゃんは特にそうで、小さい頃さきと桜世を必死で助けたし、最終回では電撃を受ける覚悟で魔法少女オレのために矢茂さんを助けている。

それに対して矢茂さんがしたことは愛じゃなく「エゴ」。
魔法少女として桃拾のために戦う中でさきが守りたいのは桃拾だけではなくなっていたことや、桃拾もまたさきを守ったこと、矢茂さんの気持ちの変化はちょっとだけ感動した。
大筋だけ見れば正統派魔法少女ものだったなと思います。
{/netabare}

カオスなシュールギャグなのでお勧めはしにくいですが、話の軸が王道だったので私は楽しめました。(2018.9.23)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オレ、がんばる

序盤 タイトルからしてもうw

中盤 www

終盤 な ん だ こ れ

この話はムッキムキの魔法少女になる売れないアイドルの話
ジャンルはコメディ・バトル・魔法少女
魔法少女ときいて「子供向け」というイメージや「やばいやつ」というイメージを思い浮かべる人も多そうですが、本作はコメディアニメです。序盤から笑わせてくれるネタや自虐ネタの数々、パロディネタもとてもたくさんあり、声出して笑えます。純粋に面白いです
内容です。序盤も中盤も終盤もすべてコメディなので基本的に展開は少なく、薄いと感じてしまうかもしれません。しかし普通に面白いので大いに安心してください。
正直笑えると説明するしかこの作品を言い表せないんで、ちょっと困っています。

原作は毛魂一直線さん。
監督・シリーズ構成・脚本・アドリブ演出は川崎逸朗さん。すごいな。レギオスの監督をされた方ですね
キャラデザは伊部由起子さん。夏色ドロップスのキャラデザをされた方ですね
劇伴は中塚武さん。
アニメ制作はstudioぴえろプラスさん。テガミバチなどを制作したところですね

作画は普通でした
opはこだまさおりさん作詞、本多友紀さん作編曲、卯野さきちゃん役の大橋彩香さん歌唱の「NOISY LOVE POWER☆」
edはem:óuさん作詞、浅岡雄也さん作曲、浅田祐介さん編曲、桃拾役の豊永利行さんと兵衛役の遊佐浩二さん歌唱の「硝子の銀河」
声優さんは素晴らしく、とても面白かったです

総合評価 笑えるから見たほうが良い

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6
ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癖になる糞アニメ→まさかの王道ストーリー

頭空っぽにして見るアニメ。これ評価するの難しい(苦笑)
あにこれのような理詰めで作品に優劣付けるサイトでは低評価なのも仕方ないのでしょうね。自分はめっちゃ楽しんでますが。
馬鹿馬鹿しくて好き。

5話(アニオリ)は流石にやり過ぎでしたが、魔法少女俺でなければ業界のぶっちゃけネタもなかなか面白かった。(初見ではあまり理解出来ず、ニコニコ動画のコメント見て大部分理解したのですが)但し、主人公ズがほとんど出て来ない上、ストーリーとほぼ関係ない話なので、よくわからないパロやってないで主人公出せ!と言う不満が出るのもごもっとも。

6話はかなり笑えたのですが、 EDのスタッフロール見ると5話で{netabare} 「次の回の制作がやばい」 {/netabare}と言ってたのは本当なのかもと言う気になりました。(^^; あ、でも5話もギャグに全振りしてました。方向性が大分間違ってたけど。(嫌いじゃない)

ゆる〜く見ることをオススメします。
下らないギャグを全力で描くアニメですから。ニコニコあたりで突っ込みながら見るのが一番かと。


最終話まで視聴。
最後の方、作画が死に掛けましたがなんとか完走。楽しませて頂きました。
原作が二巻しかないので若干テンポが悪かったりしましたが、アニオリ部分も楽しめたので良かったです。(6話とか馬鹿馬鹿し過ぎて好き。えっ5話⁉︎単品としては面白かったです。汗)
終盤はああいう展開になるのですね。納得のいくタイプのラスボスでした。最終話のEDが切ない…
ところで、ストーリーは思っていた以上に王道魔法少女だったのが驚き…
愛のために魔法少女になって、愛のために友達を救い、親子の絆とか、仲間との共闘とか、そしてラストの陰謀と重過ぎる愛。これに地道なアイドル活動まで盛り込む贅沢っぷり。しかし、熱いシーンや感動シーンなのにことごとく絵面が酷い。酷い絵面なのに良いシーンやってるから感動して良いのか笑って良いのか分からなくなる。(まあ笑いましたが)なんなんだろうこのアニメ?既存の魔法少女作品やアイドル作品に喧嘩売ってる気がしなくもない。

歌も無駄に出来が良くて、どこかで聞き覚えのあるタイトルだったりメロディーだったりするのですが…耳に残る曲ばかりです。声優さんの歌唱力半端ないですが、上手い人が音痴に歌うという貴重な歌も聴けます。


突っ込みだしたらきりがないけど、面白かったし、何よりスタッフや声優さん達が楽しんで作っているのが感じられて良かったです。アフレコ風景見てみたい。(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11
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