バレンタインで友達なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバレンタインで友達な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月04日の時点で一番のバレンタインで友達なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 バレンタインで友達なアニメランキング1位
政宗くんのリベンジR(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (140)
540人が棚に入れました
8年前、デブで冴えなかった真壁政宗はかつて自身をこっぴどく振った残虐姫こと安達垣愛姫に復讐するため、激ヤセし名字を変え、イケメンに変身して帰って来た。すべては惚れさせてから振るという、最高の復讐のために。 愛姫に熱烈なアプローチを重ね、少しずつ彼女の心を開いていく。そして季節は巡り、開催された文化祭では様々なハプニングに見舞われ、最後は政宗と愛姫のキスで幕を下ろした。 さらに月日は流れ……復讐の舞台は修学旅行先のフランスへ!ロマンチックなパリの雰囲気にあてられ胸が高鳴る政宗。一方、愛姫は意味深な言葉を口にする……。「ずっと考えてたの、一度あなたとゆっくり話をするべきだって」予想外の言葉に動揺する政宗。 さらに漫画家志望のフランス人少女、ミュリエル・ベッソンとの出会いが2人の関係に変化をもたらす!? 豚足と呼ばれた元デブ男のリベンジラブコメ、リターン!!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

茶番みたいなオチ

{netabare}
正直内容が記憶から抹消されているアニメの続編。
2期は例の復讐云々の話にもけりがついて、原作は知らないけどもこれで完結ということでいいのかな。
1期もラノベ臭くてあまり好きじゃなかったけど、2期も率直に言ってあまり面白くはなかった。

最初はフランスでの話。
日常話としては面白かったけど、新キャラとの絡みよりも既存キャラとの絡みの方が見たかった感がある。
そもそもフランス人キャラ必要だった?という感じが否めない。
1期から、取り合えずキャラを増やしたがる割に全く扱いきれてない。
男を動かして主人公達を拘束させるって展開もすごく馬鹿馬鹿しい。

ただ、フランス編が終わると意外にも早く物語の根本の話に。
だけど、その落ちがクソしょうもない。
豚足発言をしたのは実は愛姫の変装をした吉乃という全く現実感がなくラノベ臭いオチ。他人のふりなんてそう簡単にできる物でもないだろうに、とか考えると茶番感しか...。
それに豚足発言したのが吉乃なら今までの立ち振る舞いは何だったんだよと。
何とか作戦に協力した揚げ句、傷ついているのが分かった上で豚足豚足言い続けてた上と考えると、吉乃のイメージが非常に悪い。
引っ張ってた話なだけにかなり肩透かしを食らった。

その後は誤解が解けて告白。
そこで終わりでいいのになぜかその後吉乃と付き合うか付き合わないか見たいな流れに...。
どう考えても愛姫と二人付き合う提で話が進んでいたのに急に吉乃がーみたいな話になって困惑。
まあ結局、吉乃は振られて最終回は結構いい感じに終わったとは思う。

メインストーリーに関していいと思った点は全然ないけれど、日常寄りの回やデート回は面白かったかな。
キャラも吉乃が嫌いになってしまった以外は全員それなりに良いと思う。
OPは1期に比べたら劣るものの、2期も相当好みだった。

私的評価:50点
私的ベスト回:2話
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

とある初恋の一方通行

リベンジしたほうがいいのは政宗君じゃなくて作画でしょう
直前に1期を見ていますが、作画がかなりひどくなっていて別人になっていますね

話は面白いし愛姫は可愛いけど、応援したくならないラブコメです
みんな独りよがりなことが目立つので、一方通行な恋しかしたことないのかな?って思った

政宗の惚れさせて告白されてフるっていうしょうもない目的と根に持ちやすいところ
愛姫は可愛いけど告白してきた男を振るのにわざわざ下調べまでして悪口言うし、吉乃への態度など性格あんまりよくない

寧子の嘘つきも微妙ですし、ノーパン設定が気持ち悪すぎて引いた
男性向けの萌えアニメでよくこういう設定あるけど、男作者には女がそんな生活できないってコトがわからないのでしょうね、スカート履いてやってみたらいいのに

吉乃も{netabare} 愛姫のふりして政宗に悪口を言ったことが極悪すぎるし、ずっと豚足、豚足言ってるけど政宗クンが抱えてるトラウマ考えるとずっと悪口言ってるんですよね
そんなひどい性格しているのに気弱でいい子風を出してるのが引っかかる

メインキャラはみんな行動がネガティブだし自分のこと優先して大事な人を傷つけるような酷いことしてるので魅力的には見えませんでした

シナリオも愛姫と付き合うのはいいけど、別れて吉乃に譲る展開に共感できません、吉乃が好きになれないし
復讐することにこだわっていた政宗もそうだけど、その程度の気持ちしかなかったのかな?って
吉乃も政宗と愛姫に酷いことをした後悔はどこへ行ったのでしょう?背中押すのは愛姫じゃなくて吉乃の役目じゃないの?{/netabare}
ずっと感じていたのは、みんな本当に相手のこと好きなの? 自分が大好きなだけじゃないの?って
そこが一番微妙に思うところでした

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

勝手な意見です。

内容の感想になってないので隠しときます。

{netabare}
6年振りの2期という事だが、正直言ってほとんど覚えてない。
主人公が花江夏樹だという事すら忘れてたレベルです。
6年も空いてるのにこっちが覚えている体で普通に始められてもついていけない。
いきなり新キャラ出てこられても…
師匠って呼ばれてるキャラ居たけど何で師匠なんだっけ?
もう全然わかりませんでした。

1期の総集編番組をやってくれても良かったのではないか。
冒頭の数分でいいから1期のあらすじを説明してくれても良かったのではないか。
と思いました。
6年も空いたのだから配慮してくれても良かったのになぁ。
スマホ太郎みたいな薄っぺらいアニメならおさらいしなくてもいいけど、そうじゃないんだから。
性格が捻くれてるので1話で置いてけぼりくらって拗ねちゃいました(笑)
いや、予習してないのが悪いという気持ちもありますけどね。
いやいや、アニメって自発的に予習しなきゃいけないものなのか?と思ってる部分もあります。
2期で1期の事教えてくれるだろって思うのは甘えでしょうかね(笑)
わざわざ予習してまで2話以降を見ていこうという気にはならなかったので1話で終了です。評価はしません。

再放送見てないのが悪い、wikiとかで予習すらしてないあんたが悪いんだろと気を悪くしたら申し訳ないです。

大橋彩香のOPは良い曲だと思うけど1期のワガママMIRROR HEARTには勝てないなぁ。
あっちが良すぎた。

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

75.9 2 バレンタインで友達なアニメランキング2位
からかい上手の高木さん③(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (323)
969人が棚に入れました
「からかい」が縮める、二人の距離――。 2022年、見守りたい初恋が、ここにある。 とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。 高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。 どうにかして、高木さんにひと泡吹かそうと奮闘する日々…。 移ろうものは季節だけではなく、西片の心にも…? 一方、優勢とみられた高木さんにも、ゆらぐ事態が―? スキを見るか、スキを見せるか― ニヤキュン指数100%の「からかいバトル」、 いよいよ最終ラウンドに…!?


声優・キャラクター
高木さん:高橋李依
西片:梶裕貴
ミナ:小原好美
ユカリ:M・A・O
サナエ:小倉唯
中井:内田雄馬
真野:小岩井ことり
高尾:岡本信彦
木村:落合福嗣
浜口:内山昂輝
北条:悠木碧
田辺先生:田所陽向

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ウィークポイント・ゲッター

自尊心 VS 自負心。

からかいは、気負い過ぎるプライドをチクリと突いて、ウイークポイントをストロングポイントに切り替えるハイテクニック。
そこにはちゃんとしたルールがあって、ちょっとだけ自尊心をくすぐり、ちょっとだけ自負心を軽くさせるのがセオリーです。

間違っても、容姿をあげつらったり、悪意を滲ませたりするのはミスリード。
そんな思惑は、高木さんレベルの手にかかれば、西片くんの横にも立てない破目になるでしょう。


~     ~     ~     ~


髙木さんにとっては "ハンカチ王子" にも見えた西片くんなのですから、なおのこと "上手を気を揉むからかい" だったはずです。

それを乙女心とひとくくりするなら、西片くんへの恋心をじっくりと観察して、男ぶりを磨き上げてほしいと思います。

二人がくりだすあの手この手の応酬は、キモチをグイっと乗せたり、ヒラリと躱(かわ)したりしながら、恋へと成就させていくさわやかなキャッチボール。

3クールにわたる高木さんの変化球は、西片くんをどれほど色めき立たせ、ストライクゾーンを広げたことでしょう。

それは、実のところ・・・髙木さんのリードのままは悔しいし、変に気遣われると、そこはプライドとしてどうなのか?と・・・。

とは言いつつ、いったいいつになったら、高木さんの構えたミットに燃えるストレートを投げ込むのかな?とヤキモキしながらの観戦はとても楽しかったです。

そんなわけで、西片くんのとんでもなワイルドピッチにも、サイン違いの逆ダマにも、神業対応するのが高木さんのキャッチング。

頭脳的な配球術も、軽やかなフットワークも、西片くんの球筋があんまり魅力的すぎて、どんなふうにでも応えますってキモチなんでしょうね。

 
~     ~     ~     ~


西片くんのリアクションが、予想外のファインプレーを見せる時に限って、髙木さんにはカウンターパンチならぬジャイアントキリング級のサプライズが訪れます。

それは、時を止めておきたいhappinessと、時を進めてみたくなるdesire(おねだり)とが、一瞬同居したかのような表情になる高木さんですからすぐに分かります。

西片くんは、どうしてそんな乙女心の萌(きざ)しにも、今ひとつ核心のコースを攻めきれないじれったいピッチング。
そもそも「100%片想い」が愛読書では、コーチングに全然役立ってないんじゃない?と勘ぐってしまいます。

だって、高木さんのプレイングは、漫画の主人公とは真逆をいくタイプなんです。
ゲームプランのしたたかさを見れば、片思い路線のままでは、イメージトレーニングには結びつきませんよね。

でも、右往左往するゲーム展開があるから、攻めどきの逆転満塁ホームラン(それともせめてポテンヒット?)の期待値をあげてしまう髙木さんなのでしょうね。

こんなにドキドキさせられるバッテリーには、球場いっぱいに陣取ったサポーター(視聴者)のリアリティをグイグイと刺激するはず。

ペナントレースの最終ゲーム、9回の裏ツーアウト満塁の場面で、ピッチングマウンドに立つ西片くん。
正面に構える高木さんのミットに、どんな球を投げ込むかと、ファンならなおさら目が離せませんね。


~     ~     ~     ~


からかいあって想いに触れ、からかわれて思いを重ねてきた西片くんと高木さん。
二人を見守るサブプレーヤーたちも、彼らを優しく見守るグラウンド装置も、とても素晴らしかったです。

1期のOP、大原ゆい子さんの「言わないけどね」には惹き込まれました。
EDもたくさんの楽曲が歌われて、工夫も凝らされていました。
高橋季依さんの涼やかな声に中てられた方も多かったのではないでしょうか。

からかい上手とは "好きこそものの上手なれ" の気持ちです。
何事も、好きであってこそ上手になる。
いまは遅々と感じても、ときに未熟だと凹んでも、本当に好きならばゲームの流れを捉える熱量は尽きないはず。

西片くんへのからかいを上手にと努めてきた高木さんのスタンスは、まずはそこがスタートなんですね。
目の前の勝ち負けよりも、口に語らい、手のひらを重ねるひとつ一つのサインの交換に、シンパシー(共感)とエンパシー(思いやり)に心をときめかせていたのでしょうね。

いつか、二人のからかいがからかいでなくなる "ここぞの勝負どころ" が巡ってきます。
ゲームセットの日は、晴れて紳士淑女なステディを始められる記念日にきっとしたい二人なはず。

からかいの先に見えてくるのは、二人だけの世界に通じていく "好き上手" 。
そのときのお作法は、からかいとは違う言葉で表現するのが相応しいでしょうね。

もしも4クールがあるのなら、新しいゲームプランがトッピングされていることでしょう。
ペア&パートナーになった二人もほんわかとしたイメージで微笑ましいのですが、トリオ&ファミリーになっていく彼らもにぎやかで楽しそうです。


~    ~    ~    ~


二人の初々しさがブーストする瞬間にきゅんageするのは、実は西片くんのリアクションにトキメクからなんです。
西片くんは、本当はからかい下手じゃなくて、ちゃんとしたからかわれ上手なんですね。

女心を漏れなく下からすくい取る西片くんの絶妙なハンドリング。
万一トンネルしちゃっても、最後までフォローに奔走する西片くん。
男性の方、この意味、分かっていらっしゃいますよね?


もちろん、忘れてはいけないことなのですが、実は、高木さんにもウィークポイントはちゃんとあります。
それは、そもそも最初に惚れたのは高木さんのほうだということ。
その弱みを西片くんに隠しながら、隠しきれないところです。


西片くんの愛読書「100%片想い」は、当然、高木さんも読み込んでいるわけで・・・。
漫画に憧れていた恋バナを、「100%両想い」へとステップアップしていく二人のやり取りは、観ていて本当に楽しかったです。

私はそれを見届けたいがために作品を追いかけてきたようなものです。
劇場版で一区切りとなった本作ですが、コミックには「その後の二人」が描かれています。

はたしてどんなシーソーゲームを魅せてくれるのか。
ご興味のある方は是非 getして、お読みになってくださいませ、ね。


PS

ウィークポイント・ゲッターの意味は、弱みも引け目も負い目も全部ひっくるめて自分のもの、お互いの絆にするという意味です。

西片くん、グッジョブ!
髙木さんも、グッジョブ!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ホップ ステップ そんでステップ

原作未読


3期めということでご新規さんは1期からどうぞ。
私個人としてはちょい飽きました。若干修正変化はあるものの、ホップ→ステップ…ときて次ジャンプかしら?と思いきやもう一回違う足でステップした感じ。
CMで毎度やってた公開ネタバレの影響あるかもわかりません。

 1 (元)高木さん…と二人の未来がわかっている
 2 今夏(2022年)劇場版公開…とピーク後ろ倒しがわかっている

結末(未来)提示されてるので“付き合う(ピーク)まではいかないんけど進展くらいはあるやも”との勝手な期待値をもって臨んだ3期。そういう作風だと言われりゃ反論はできませんが。
中継ぎでいくら良い仕事をしても年俸で先発・抑えに適わんのと一緒ですね。評価は1期(3.7点)2期(4.0点)ときて3期(3.7点)としてます。野球でいえば試合を壊してないし、アニメとして物語的に上積みもある。興行の実行計画としても正しい。導き出せるのは

 この世界観を気に入ってるか否か

中学生男女の微笑ましいやりとりでほっこりするなりニヤリとするを楽しむ日常劇を3期まで観ておいて「飽きた」というのも無粋この上ありませんがそういうことです。
以下は3期めの気づき箇所です

【季節感】
 ざっくり2期は夏で3期は冬。季節ならではの盛り上がりイベントがありました。ただしそれは予想の範囲内。違う足でステップしたと評した理由です。

【土地勘】
 特定の地名が出てきました。瀬戸内の持つイメージが良い方向に働いてます。海が見える教室で机並べて同じ月日を過ごしてる二人も良いのですが、隣町に遠征する校外イベントもちらほら出てきます。
きちんと一年生二年生と年次を重ねて行動範囲が広がっていることがわかります。


別作品で瀬戸内を物語の舞台に選んだ理由を“懐かしさを呼び起こす土地柄”とされてたアニメ監督さんのコメントを聞いたことがあります。西片や高木さんに在りし日の自分が見えるかもしれません。
その昔。夏と冬の間に置かれた春と秋って中途半端だけど知らないうちに心動いちゃう季節だよね~って曲がありました。夏冬の盛り上がりイベントを経て桜舞う季節に3期は幕を閉じました。

 {netabare}このころはなんとなく 心楽しくて
 知らないうちに 誰かを
 好きになったりします{/netabare}

となるかどうか、続きは劇場版で! 私は配信待ちかなぁ。



※ネタバレ所感

■今期のおうた

もはや風物詩となった毎話の名曲カバー。今回のラインナップはこちら↓

{netabare}① 夢で逢えたら/大瀧詠一(1976年)※いろんな人がカバー
②③Over Drive/JUDY AND MARY(1995年)
⓸⑤ひまわりの約束/秦基博(2014年)
⑥ 学園天国/フィンガー5(1974年)※いろんな人がカバー
⑦⑧じょいふる/いきものがかり(2009年)
⑨ サンタが町にやってくる/スタンダード曲
⑩⑪スノーマジックファンタジー/SEKAI NO OWARI(2014年)
⑫ 花/ORANGE RANGE(2004年){/netabare}

第1話のエンディング曲は予想とビンゴでした! だがそこまで。以降は外しまくりです。

{netabare}なお選曲について自分にはイマイチでした。大ヒットナンバーに隠れて、そのアーティストのファンが歓喜しそうな選曲だった1期。2期はヒット曲ばかりでイマイチだったんだけど思い入れのある曲がきて轟沈したのと1期EDを持ってくる変化球を評価。
実際に1期のレビューでジュディマリ『Over Drive』ではなく『自転車』持ってくるセンスがナイス!と激賞しといたから3期第2話ではしご外されましたよ。自分自身もセンス抜群とは言いませんが今回の選曲ぶりとは相性悪かったみたいです。救いはセカオワっすね。
なんと言いましょうか。ラブソングで「好きだ」「I love you」を連発したらつまらないじゃない。直接ではないけどどう見ても好きなことがわかる言葉回しがオサレなのよ。そもそもそういった作風じゃん。今回ので言えば文化祭回で⑥『学園天国』ってありきたり過ぎるチョイスってことなんです。今度3年生になる二人ですが卒業で『3月9日』持ってきたらきっと残念がると思います。{/netabare}


■今期のご両人

{netabare}“銀座No.1が転生したら…”が高木さんとは以前とあるレビュアーさんが言っていて頷いたものです。タイトルにもある高木さんその人をまずはご紹介といった趣きの第1期。2期は西片もしっかり出張ってきてラブ要素増えましたよ、っと。
ほぼ100%相手の考えてることわかっているとなにかと楽でしょうね。そこふまえて西片への好意を持っている高木さんですから選球眼は良いのでしょう。いい娘といい坊やだから我々も安心できます。
そんな高木さんでもほぼ100%相手の行動を制御できない(しようとしない)ので物語に嫌味はないですね。不可抗力要素が残ってますからたまにキュンとなれます。{/netabare}

{netabare}着目したいのは攻守ともレベルの高さが見える高木さんでしょうか。1期のサムネ(2022年4月現在)にも代表されるあの首の角度と上目遣いは攻撃力高めです。よくよく見ると西片にしか使ってないのでライバルへの魔除けにもなりますし、これ重要なんですが女子の敵を作りません。
3期では高木さんと西片以外のクラスメイトとの絡みも増えてました。気さくに対応しつつも嫌味なく一線を引けるポジショニングも秀逸ですね。つくづく思います。なんでこの娘中学生なんだろう、と。{/netabare}

{netabare}西片は一歩ずつ大人の階段登ってる感じ。男女の性差で精神年齢女子上めなのはしゃーないしそこ突っ込むのも無粋ではありますがこういった関係性の作品多いですよね。
中学生なら手探りながらでももう少し恋愛や性欲模索するでしょうに。どうも未成熟な♂を甘やかしてくれる理想の♀的な構図が世に溢れていて食傷気味です。マッチョ志向流行らんのかな。{/netabare}



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.04.16 初稿

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

応援したくなる初恋

途中から見ても楽しめますが、必ず1期から見てください。

個性的なキャラは何人か出てきますが恋愛関係は髙木さんと西片の二人だけの世界ですし、シリアスな展開とか修羅場とか浮気とか全然ないピュアな恋愛模様なので安心してみていられますね。

3期もとても良かったです。
相変わらず高木ちゃんの表情変化がとても生き生きしていて力入っているのがいいですね。
特に不意に嬉しいことがあったときの間のとりかたと、直後の表情がすごく良くて、喜びをかみしめている感じが出ているのが可愛くていいなあと思います。

西方も相変わらず反応が可愛くていい!
全然進歩しない子だけど、根が優しいのがすごくよくわかるエピソードも多くて、高木ちゃんが好きになるのもわかる。

3期見て思ったんですが、男子中学生ってこんなに恋愛に疎いもんなんですかね?
クラスの男子がみんなあまりにも恋愛に無関心すぎるような気がしたけど、私の感覚がおかしいんでしょうか?
西方はありえないくらい鈍いですが、クラスの男子の中では数少ない女子を意識している男子ですね。

あと、細かいことですが1期はほとんど西方以外と絡まなかった高木ちゃんが、2期3期と他の女の子と仲良くしているシーンが増えたのは良かったと思う。最初は友達いないのかなこの子?って思っていたので。

マンネリじゃないの?って意見はその通りだと思いますが、私は二人の恋愛模様をもっと見ていたいのでとても満足しています。

【1期~3期までの高木さんの変化と恋愛模様】
{netabare}
一期からやっていることがほとんど変わらないように思われるかもですが1期2期3期とこのアニメを楽しむポイントは少し変化していて、

1期は西片視点で話が進んでいて髙木さんの心理描写がないので、ラブコメなのはわかるけどどういう方向に進展するのかわからなかったんですね。
そうしたら一期後半でだんだん髙木さんの気持ちが描写されるようになってきて、最後は実はずっと西片を一途に思っている髙木さんの絵を見せて締めていました。
髙木ちゃんこんなに西片好きだったんだ、なにこれかわいい、これからどうなっていくんだろう?ってところで終わった1期。
2期はそんな髙木さんの気持ちがわかって見ているから、普通のラブコメのつもりで髙木さん積極的でかわいいって思いながら見てました。
でも髙木さんの核心が良くわからないところは一緒で、髙木さんはどういうつもりでこういう関係を続けているのかがわからなかった。

1期から髙木さんには好きな気持ちを隠す気がないのは一緒だけど、1期のときはまだ西方が恋愛を意識していないのは明白でした。
2期になるとはたから見たら完全に付き合ってるようにしか見えないくらい親密になっていて、なんで付き合わないの?って疑問もありましたが、髙木さんが友達以上恋人未満の関係が心地よくて、今の関係を続けたいからこれ以上の距離に踏み込まないのかなって思っていました。

でも3期でそれはちょっと違うんじゃないかって思った。

西片との思い出を積み重ねるたびに少しずつ髙木さんのアプローチにも変化がでてるんですよね。
3期見て髙木さんはただ西片の気をひこうとしているわけじゃなくて、西片が大人になって女として自分を見てくれるまで待っているんじゃないかって思った。

西片が髙木さんを友達以上に見ているのは髙木さんもわかっているでしょうし、高木さん主観でも好きって告白すればOKもらえそうな関係ですよね。
でも西片はまだ子供っぽいところも多くて、恋愛がなんなのか良くわかってない。
そんな西片に告白して強引に大人のステップに進むよりも、西片がそういうステージに上がるまで待っている感じがして

髙木さんは積極的にアプローチするタイプだから、普通の女子中学生なら「好き」って言いたくてうずうずしていると思うんですよ。
好きって言いたいけど勇気がでないか、勇気出して言っちゃうかの違いはあっても、積極的にアプローチしておいて伝えずにいるのは結構しんどいと思う。
でも髙木さんはすごく心に余裕があって、「好きって言いたいのにもどかしい」とか「西片気づいてよ」とか「見ているだけでドキドキしちゃう」とかそういう惚れた弱みが全く見えなくて
ずっと西片をてのひらの上で遊ばせてるような感じが、なかなかできることじゃないと思う。まるで熟練の夫婦のような余裕なんですよ。
しかも周囲の目気にせずアプローチすることで他の女子が寄ってこないようにしているところが上手い!

ただ、恋愛って早い者勝ちなところあって、両想いでも他の人から告白されたらあっさり付き合っちゃうことってよくあることで
髙木さんのこの恋愛スタンスはかなり危うくて、じっくり関係を進めているうちに好きな人を泥棒猫にとられて後悔することもありそう。

それでも西片の気持ちが自分に向くのをじっくり待っている感じがとてもいいなって思いました。
CMのキャッチフレーズで「応援したくなる初恋」ってありますが本当にその通りだなと思いながら二人を眺めていました。
{/netabare}

【3期で気になったこと】
{netabare}
不思議なのは、高木さんがお姫様で王子様役を決めた時に西方以外の男子が高木さんを意識している感じがなかったことかな。
何人か照れて赤くなる子がいてもおかしくないと思うけど

西方と高木ちゃんの娘が出てきましたね。外見が高木ちゃんで性格は西方似かな?
でも娘ちゃん西方以上にちょろそうで、西方が娘離れする日も早そうですね。

高木さんが宮沢賢治の春と修羅を読んでいましたが、何か意味があるんでしょうか?
結構この作品そういうの意味があることが多いけど、私は読んだことないのでわかりませんでした。
そのうち読む機会あったら確かめてみたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 35

67.4 3 バレンタインで友達なアニメランキング3位
久保さんは僕を許さない(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (176)
604人が棚に入れました
高校1年生・白石純太には、誰にも真似できない性質があった。 隣にいても気付かれない、毎日出席していても欠席だと誤解される——。 彼は、存在感ゼロの”モブ”男子だったのだ。 それでも彼なりに慎ましく学園生活を送っていたのだが、ちょっぴり厄介なことが一つだけ。 なんと同じクラスの”ヒロイン級”美少女・久保さんだけが、彼を見つけてはちょっかいを出してくるのだ。 特別になれない”モブ”男子と、彼の前に現れた”ヒロイン”女子。 教室の隅から、青春は緩やかに色づき始めて——。 誰だって、誰かの”特別”になれる。でもその感情に”恋”と名が付くには、まだ二人は少しだけ幼い。“ラブコメディ”の2歩手前、ヒロイン女子×モブ男子の思春期スイートコメディが幕を開ける。

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

中高生が「こういう恋愛がある」と本気にするとヤバイです。

 いきなり美少女に絡まれていつの間にか、という系統の作品です。この系統の話のニーズがあるマインドは、分からなくはないです。
 中学生あたりは女性は神秘で、エロい妄想をするか、こういい純愛系の妄想をするか、でしょう。私も中学校時代くらいの自分の感情や妄想は思い出せませんが、きっと、そういう時代はあったと思います。

 本作はそういう妄想を形にした、ラノベ、アニメとして「式守さん」「お隣の天使が」などと同様の視聴者層なのでしょう。両作品と同様に本作も断念しましたけど、私も「中身がないなあ」と思っているほぼ妄想のスローライフ異世界や美少女ヒロインものを楽しみますから、個人の好みです。

 これは「恋愛もの」ではありません。要するに転生ものと一緒です。転生先が現代で、そこに陰キャの自分を置いて、美少女とノーストレスで恋愛できるという作品の一つでしょう。


「お隣の天使が」では自覚的に題名にいれてましたし、下の7話までのレビューでも書きましたが、この恋愛では成長がありません。付き合うまで、そして付き合った後も、です。駄目になるだけです。
 もし、こういう恋愛を実際にしたら、それは人生を棒に振ることでしょう。この主人公は一生中学・高校時代の「美少女と恋愛できた」という過去の栄光にすがって、孤独に生きることになりそうです。

 というのは、これは美少女のペットになることを甘んじて受け入れることです。「優しい」「いいひと」は女性から見ればもっとも関心がない人と言われているのと同義です。
 美少女が飽きてしまえば、あるいは成長の無さを見限られてしまえば、そこでおしまいです。

 ということで、この作品は大人が異世界スローライフを見る程度の軽いマインドで楽しむのは全然有りだと思いますが、中学生やちょっと幼い高校生が本気でこういう恋愛が実在すると錯覚すると、ヤバいことになりそうです。

 こういうノーストレスの恋愛が本当にあると思う人が増えているなら、それは少子化の原因になってしまいます。ちゃんと中高生には、恋愛は超高ストレスの果てにつかみ取る幸せなんだと、教えましょう。それは性愛も含めてですが、かけがえのない時間になります。そして、人の気持ちは永遠ではありません。破綻することも多々あります。上手くいかなくても自分は成長しますから、次はもっと頑張れるでしょう。

 そして、結婚というのは…まあ、いいでしょう。それは中高生は知らないほうがいいことです。ただ、それでも、人生を豊かにしたいなら、結婚は必然だと思います…幸不幸は別にして、ですけど。



7話 〇〇さん系はマゾ文学なのかもしれません。

 長瀞さんが顕著ですが、〇〇さん系ってひょっとしてマゾ文学なのかなあという気がしてきます。登場する男の子にとって、ヒロインの女の子に振られたら陰キャに戻るだけで、その後生涯恋愛できない、つまりヒロインに執着するしかありません。

 成長があればいいですけど。「長瀞さん」は主人公に成長が入っていました。ああなると女の子と別れても次の恋愛ができる気がします。ただ、本作の主人公がフラれた場合、どうなるでしょう?淡い思い出だけが残って、その思い出で生きて行くのでしょうか。それでは「秒速5センチメートル」です。彼はモテたからまだ救いはありますけど。ヒロインに浮気・不倫・NTRなどされても、男の側からは何も出来ないです。

 つまり、谷崎潤一郎の「痴人の愛」ですよね。女性に執着して浮気をされても耐えなければなりません。完全に女性にイニシアティブを握られた関係で、精神的なマゾの覚悟がないとこの恋愛はできないでしょう。

 一般的に高校生カップルが結婚する確率はネットによると30%以下、あるいは10%以下というデータがありました。自分の周囲だと10%な気がします。つまり、〇〇さん系の作品って、成長が特に男の子の側にないと人生バッドエンドという可能性を考えてしまいます。

 と考えると、この作品で見たいのは、主人公が成長するか。そして、なぜヒロインは主人公が好きになったか、つまり主人公が今後モテる、成長する可能性ですね。その辺が描かれるかどうかで作品の深さが変わってくる気がします。

 で、この作品については、その辺がいまのところ完全にヒロイン主導なのでマゾ一直線ですね。ポエム的な心情は結構見せてますけど、内面と言う意味でいうと、主人公もヒロインもまだまだ見えてきません。どうなるんでしょう?

 原作者男?かと思ったら寧々さんなんですね。うーん。ネカマ?というくらい男マインドの作品です。ただ、前作の「人間に恋した鬼は咲う」を見る限り確かに女性的な絵かなあと思います。別人?と言うくらいに違う気がするのですが…気のせいかなあ。

 それとアニメなんですけど、原作再現にはなっている気もしますが、ヒロインの女の子はちゃんと可愛くしてほしいです。


 最後の総括で「僕の心のやばいやつ」「スキップとローファー」「インソムニア」と比べて見たいなあと思っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

こういう誇張設定は面白くない

{netabare}
しょうもない設定で、他ラブコメ差別化を図った作品。
ヒロイン以外の誰からも基本的に観測されないという意味不明な設定。
最近こんな感じで、ある特性を誇張しまくった設定が多いけど、常々しょうもないなぁって感じる。
影の薄さを誇張してギャグ調にするのではなくて、現実的な陰キャが現状を変えようとする話にした方がまだいいと思う。
てっきり白石くんが幽霊で久保さんが霊感持ちなのかと最初は思った。

影が薄い=当然陰キャなので白石くんに特段の魅力を感じない。
せめて、今の自分を変えようと努力してるなら好感が持てたかもしれないけど、誰にも相手にされていない現状を甘んじて受け入れているのは流石に少しは気に欠けろよって思う。
相手からの好意にも鈍感で、ほんと久保さんはいったいどこに惚れたんだって感じ。結局久保さんも、お隣の天使様と同じでオタクの理想のヒロインでしかない。

サブキャラは一応久保さんの姉妹とかがいるにはいるけど、全員これと言って印象に残るような話もなく。
基本的に白石くんと久保さんの似たような絡みだけで退屈。


良かった点はED曲ぐらい。
もうこれ系の設定辞めません・・・?
作画はそれなりだったけど、キャラデザがかなりハンコ絵だったような。(特徴的な目でそう感じるだけかもしれない)

私的評価:36点
私的ベスト回:4話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
なんかショーバイロックみたいなのいるな。特殊能力かなにかか?
花澤香菜w モブって検索するの意味不明すぎだろ。
既につまらんラブコメの雰囲気。可愛いだけじゃない式守さん?
読者の自己投影キャラ気持ち悪い。これ小学生向けアニメ?
主人公ガイジすぎだろ。
ヒロインは結構好きだけど3話ぐらいで飽きるだろうな。ED好き。

2話 ☆2
こいつ和泉くんの数倍きついわ。これ小学生向けアニメ? 不幸体質。

3話
弟は存在感あるの。ジャンプですらそんなんだし平気だろw
普通に割入れ。女のキャラデザも主人公のキャラデザもくっそむかつく。
いくらアニメとはいえ姉妹で髪色が違うのは珍しい。
本屋で見られたと言う発想にはならんでしょ。☆3

4話 ☆7
お前そういうキャラだったのか。それぐらい一人で帰るだろ。
肉まん落とすオチはいらなかったな。尺稼ぎやめろ。
さすがに誰からか分かれ。3人渡す人いるの?

5話 ☆2
百合の波動を感じる。白石くんのどこに魅力があるん?
可哀想だから同情してんのか? いい所なしで草。
ヒロインにクソアニメ見せるな。ブラクロxSAOみてーな見た目。
鈍感すぎだろ。
そもそもお前と会話したことある女久保さんしかいないんだろw
まだ気づかんとかアホやろこの主人公。

6話 ☆3
自分の席座ってるのに見つからないのに、主人公特殊能力でも持ってるの? 顔判子すぎて草。存在感ないなら自分で拾え。
カンニングもし放題じゃん。からかい上手。
保健室に連れてくだけでw 保健室の先生も見えるんか。

7話 ☆5
クソアニメ復活。実験ってなんだよ。シスコンか?
下の名前知らんかったわ。
高校生でそんなんするのは恥ずかしいだろこいつは見えないからいいけど。白石ハブられる。

8話 ☆4
スーパーで何話してんだw 常識なさすぎだろw 妹に仕切られてて草。
レズかよ。なんで怒ってるの? 虚無がすぎる。

9話 ☆5
白石の味方もいるじゃん。男友達もいないとな。
水は皆に認知されてるけどな。何その今更。
そういうこと言うから友達を失う。

10話 ☆2
高木さんにしか見えん。そうはならんやろ。
こいつら男女で何回貸し借りするねん。

11話 ☆5
わざと体勢崩してそう。こんなナンパ漫画でしかねーだろw
見えないなら殴り合いになっても無双出来そう。
彼氏持ちなら引いてくれるの意味わからんw なんでブラックなんだよ。
クソ映画っぽい。

12話 ☆5
体感5秒。適当に答えてそう。カワイスギクライシス。
多ければ多いほど性欲強そう。やっぱそうじゃんw
けどそのテスト絶対二人以上って解答になっちゃうじゃん。
見つけられない設定が最後まで意味不明だった。

曲評価(好み)
OP「ドラマチックじゃなくても」☆6
ED「かすかでたしか」☆8
5話IN「ふたりに祝福を」☆6.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

誰だって、誰かの“特別”になれる でも、その感情に恋と名が付くには まだ二人は少しだけ幼い

この作品の原作は未読です。
第1話を視聴して継続するかを決めようと思っていたら、コロナ禍などの影響もありすっかり視聴スケジュールが狂ってしまった作品の一つでした。


高校1年生・白石純太には、誰にも真似できない性質があった

隣にいても気付かれない、毎日出席していても欠席だと誤解される——。
彼は、存在感ゼロの"モブ"男子だったのだ。

それでも彼なりに慎ましく学園生活を送っていたのだが、ちょっぴり厄介なことが一つだけ。
なんと同じクラスの"ヒロイン級"美少女・久保さんだけが、彼を見つけてはちょっかいを出してくるのだ。

特別になれない"モブ"男子と、彼の前に現れた"ヒロイン"女子。
教室の隅から、青春は緩やかに色づき始めて——。

誰だって、誰かの"特別"になれる。でもその感情に"恋"と名が付くには、まだ二人は少しだけ幼い。
"ラブコメディ"の2歩手前、ヒロイン女子×モブ男子の思春期スイートコメディが幕を開ける。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直あまりコメディ要素は感じられませんでしたが、ジャンルはラブコメだそうです。
でも甘酸っぱいラブの要素が満載なので、好きな人には堪らない作品だと思います。

私が完走して思ったこと…
はい、この作品は香菜ちゃんとみっく劇場、そして後から天ちゃん参戦…
これが全てだった様な気がします。

この作品ではありませんが、前に香菜ちゃんに対する役作りのインタビュー記事を見たことがあります。
香菜ちゃんはキャラに合わせて色んな要素を省いていくと言っていましたが、今回は何をどの様に調整されたのでしょうね^^

少なくてもちょっとだけミステリアスな雰囲気を醸し出す久保さんのキャライメージにはピッタリでしたね。

あと、ピッタリといえばみっく!
リアルでは香菜ちゃんより年下なのに、お姉さんの抱擁感が半端無いんですけど!!
ここに途中から天ちゃんも加わってくるねすけど、この3人が揃うともう耳が幸せ…
役柄上ではありますが、天ちゃんの少しつっけんどんな感じもまた抜群なんですよね~

しかし、白石純太は誰にも気づかれない存在であるにも関わらず、久保一族だけには気付かれちゃうんです。
この理由は分からず終いでしたが、いずれこの辺りも明らかになっていくのかな?

少し物語に触れますが、最初は久保さんが一方的に白石にちょっかいを出していた感じでしたが、久保さんと接点が持てることに嬉しくないはずはありません。
最初はビックリしていて、偶然か何かかと思っていたかもしれませんが、あそこまで認識されたら意識だってすると思うんですよね。

そしてそれは久保さんも同じ…

しかし、皆さん高校生なんですよね~
いやぁ、ここまでピュアという言葉を字で行く作品も珍しいのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、香菜ちゃんによる「ドラマチックじゃなくても」
エンディングテーマは、DIALOGUE+さんによる「かすかでたしか」

1クール全12話の物語でした。
第1期でどの程度のストックを使ったかは分かりませんが、原作は完結しているようなので、アニメでラストまで描くことは可能だと思います。
続編が制作されたら是非視聴したいと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

46.7 4 バレンタインで友達なアニメランキング4位
JKめし!(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★☆☆ 2.5 (99)
396人が棚に入れました
JK-女子高生-がチョー簡単レシピのB級グルメを極めた!それが「JKめし!」。麗奈、涼香、ルリ子の3人は、高校2年の同級生。脱線しまくる試験勉強の休憩時間に毎回「JKめし!」が登場。アニメを見れば作り方が分かっちゃう。

どこでも手に入る食材で、誰でもマネできる簡単レシピなので、思わずあなたも 作りたくなっちゃうかも。


声優・キャラクター
原奈津子、藤田奈央、徳井青空

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

皆んなよく勉強するなぁ・・・

この物語は、3人の女子高生が試験勉強の合間に「お腹すいたぁ・・・」の台詞を皮切りにして簡単に作れて美味しく食べられる「JKめし」を紹介してくれる・・・そんな作品です。

1話5分枠の作品で、前半は世界史や地理などの勉強を話題に・・・そして後半はJKめし・・・レシピ、作り方、そしてお味の感想について描かれています。

この作品に登場する3人の女子高生は以下の通りです。

佐伯 麗奈(CV:原奈津子さん):JKめしの殆どを彼女が作っています。3人の中では一番毒気が無く、学校の制服のままエプロンを装着する彼女の姿は中々魅力的です。

五十嵐 ルリ子(CV:徳井青空さん):ピンク色のロングヘアとほんわかした雰囲気が特徴的な女の子です。3人の中で一番天然が入っていて、何か言うたびに涼香に突っ込まれています。

朝比奈 涼香(CV:藤田奈央さん):ボーイッシュな出で立ちで抜群のスタイルの持ち主です。
JKめしは専ら食べるの専門で、ルリ子の発言に対し殆ど彼女が突っ込んでいます。

この作品は、2クール26話の作品だったのですが、その中の大半が試験勉強の合間にJKめしを食べる展開なんです。ワンパターンと言ってしまえばそれまでですが、皆んな結構夜遅くまで勉強していて、気がつくと午前様になっていることもしばしば・・・

そこからお腹すいたと夜食を食べる訳ですが・・・そんな時間から夜食を食べられる事に若さを感じます・・・私ならそんな時間に何か食べようモノなら、次の日間違いなく胸焼けする事になるでしょうけれど・・・^^;

それにしても、麗奈ちゃんの作る夜食は美味しそうです・・・
そのまま食べても美味しいのに、そこに麗奈ちゃんがひと手間かけると更に美味しさがアップするんです。
そのひと手間かけるアイディアと女の子らしさ・・・
それもこの作品の魅力なんだと思います。

そしてこの作品にはもう一つ大きなポイントがありました。
それは「声優応援プロジェクト」です。
カラオケで期間限定で参加型出演オーディションが開催され、最終的に新人声優三名が本作内で出演デビューを果たしたんだそうです(wikiより)。

ここでデビューを果たした新人声優さんが、今後どの様に活躍するかは皆さん次第だと思いますが、生存競争の厳しい声優さんの業界で出演できたという事実を糧に、これからも頑張って欲しいと思います。

これまで「アニメを一緒に作りませんか」という参加型の作品は見た事がありますが、声優さんへの道が開ける企画に出会ったのは初めてだと思います。
こういう企画は主催者側も大変かと思いますが、狭き門に向かって努力を惜しまない金の卵にとっては願ってもないチャンスだと思いますので、今後も同じ様なプロジェクトが発足する事を期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

駄作だけどワーストでは無い。

アニメーション制作:京風とまと、オフィスノーブ
2015年10月 - 2016年3月に放映された全25話のTVアニメ。

【概要】

麗奈、涼香、ルリ子の3人のJK(女子高生)は、いつも試験勉強を日常会話にしている。
ボケとツッコミを繰り返しながら、いつも料理を作って食べようという会話の流れになり、
電子レンジで超お手軽に作れる料理を紹介して食べて〆るという3分30秒程度のショートアニメ。


【感想】

主題歌はありません!女子高生3人が2分ほど教科書ネタでガールズトーク??をして、
残りの1分半でクッキングをして「おいし~い!」と自画自賛するだけで、
シナリオがストーリーの体をなしてないことが殆どで平均的につまらない。
後半になって、キャラ付けが出来てそこそこに笑えるようにはなりましたけどね。

作画も、あらかじめCGでパターンを作っておいてロボットみたいな不自然な動き。
フラッシュアニメや大学のアニメーション研究会の作品のほうが、余程プロらしく見えますな。
アニメの中身云々以前に…予算がいくらで、どういう使い方をしたら、
こんな手抜き感溢れるスカスカアニメになったのか気になりますねw

チープなアニメだとか人気が最下位って自虐的なメタ発言を10話目でしてるぐらいですので、
制作サイドも、どうにもならなかった状況なのでしょう。

料理は、ご飯に缶詰乗せたりお菓子を混ぜて、後は電子レンジでチン!するだけって感じ。
レトルトを乗せることもありますが!

てゆうか、料理アニメってさ!観ててお腹すいたり、自分で作りたくなるものなのに、
JKめし!の料理?ってショーケースの見本みたいで料理の温かみがなくて、
美味しそうに見えないのが大問題ですね!

飴ライスが登場したときは流石に酷すぎて泣けてきました。

声優さんのギャラを除いたら高校生一人が余った時間に趣味でも作れそうな完成度で、
そもそも準備期間は?どのようにして生まれた企画なの?
やっつけ感が半端無くて、どこに需要あるのか誰か教えて欲しい不思議なアニメだと思いました。

こんな有様なのにコラボに熱心なのが謎。
プロバスケットボールチームの高松ファイブアローズとコラボしたのですが、
やっつけアニメ故かチームをアニメに登場させる予算もなく宣言になってないのが泣けますね。

いろいろと悲惨なアニメではありますが、
NHK教育でやってる『あはれ!名作くん』と比べたら、
ずっと笑えてずっと面白く特に嫌いでもないですので、
世の中って不思議だなと思いました。

これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

芝鯛(神出鬼没) さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

逆に神アニメ

~あらすじ~
3人のJK(女子高生)が、試験勉強の合間を縫って作る簡単でおいしいB級グルメ「JKめし」を紹介する。       Wikipedia引用
 
~評価~
作画×××××
キャラ×××
ストーリー×××

作画:手書きではなく3Dかな?素晴らしいくらい低予算。
キャラ:3人登場するのですが、3人中3人ともぱっとしない。
ストーリー:長々と同じような口調、同じようなテンポで進んでいくので
まったく内容が入ってこない。しかも面白くないのでそれが淡々とそして長々続く。はっきり言いますと苦痛でした。

3分がここまで長いと感じたアニメは初めてでした。逆にすごい。
断念するのが良い判断だと思います。

・・・とここまで言ってしまうとなんだか罪悪感を感じてしまいますw
ですが、他のアニメと比べるとやはり妥当な評価だと思っております。

私はこのアニメのどこを褒めればよいのか分かりません。
ですので、最後まで視聴してもう一度評価しようと思います。
(カップラーメンを食べるときに使えるかも・・・いやそれもないな。)
気になる方は1話3分半なので視聴してみてはいかがでしょう

~1話感想~
{netabare}
驚きの手抜き作画に度肝を抜かれた。こんなアニメは初めてだ!
展開としては
視聴開始→唐突に始まったフランス革命の話→疲れたねー、休憩しよか
→飯作るよ!→できたよ!トマト入り味噌汁!→トマトと味噌汁合うんか?
→うんま~い!→終了
内容スカスカでしたので話が入ってきませんでした。
神クソアニメになれるのか、今後に期待です。 {/netabare}
~2話感想~
{netabare}
相変わらず動かない。
アルゴンとネアンデルタール人の話が長々と続く。長い。
そして休憩がてら飯。やっとか・・・・・・
当然の如く使い回しの絵。
今回はサバ丼。女子高生が作る料理ではないような気が・・・

必要ない知識が増えました。タイトルに飯って付くのに社会の話の方がが多い。テンポ、展開共に同じ。今回も無心で視聴しました。
いつか面白い感じるようになるのだろうか・・・
{/netabare}
~3話感想~
{netabare}
動かないのに慣れてきて今回は結構動いてるように見えた。不思議。
最初のガールズトーク()は地理の話。
相変わらず笑うところがなさ過ぎて逆に笑えました。
ツッコミの時くらい少しは動いてくれ・・・
今回はピンクの子が飯を作る。
タイトル通りポテトサラダでしたが、使った材料がジャ○リコ。
それは料理とは言えない。

なんとなくテンポに慣れてきました。
次も期待しないで観ようと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
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