バーチャルで戦闘なおすすめアニメランキング 2

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61.2 1 バーチャルで戦闘なアニメランキング1位
インフィニット・デンドログラム(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (216)
860人が棚に入れました
2043年7月15日、各々のプレイヤーによって千差万別、否、“無限"のパターンの進化を辿る独自のシステム<エンブリオ>を有するダイブ型VRMMOが発売された。それまでのVRMMOが実現できず、技術的に不可能とされてきた要素を備えていたは瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻した。大学受験を終えて東京で1人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二は、長い受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていたを始めるのだった──。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、大野柚布子、日野聡、小市眞琴、高田憂希、村瀬歩、小倉唯、日笠陽子、悠木碧、春瀬なつみ、井澤詩織、鈴村健一、東山奈央
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

コンマ数%の可能性に俺は賭ける (棒)

原作未読


動機は強いて挙げればVRMMO。特段強いプッシュ材料もなくとりあえず録画したやつ。『SAO』となるかそれとも『七星のスバル』となるか?

結果はもちろん二匹目のドジョウはなかなかいないよね、ということに。
目的は自分で作れ!中で何やってもいい!と自由度かなり高めの仮想世界が舞台。制約の無さは気を緩めればすぐ迷子となるリスクと隣り合わせです。プレイヤーにもアニメ製作陣にも。


 ルールは無い=カオス


なのです。案の定何をやりたいのかさっぱりわからんちんな作品になったと少なくとも私の目には映りました。基本設定自体をミスったのか、フリーダムな仮想世界を乗りこなせてないのは明らかでした。
そんな中で何を楽しみに完走したのかっていうと正直言葉に詰まります。不快なキャラとイタいキャラなら前者のいない作品。ご都合主義も「流せる」なのか「許せん」なのか、これは前者寄りかな。
B級コレクターな観点だとちょっとありかも

 {netabare}小数点の彼方に
 かならずある希望
          byあおちゃんのOP{/netabare}

ほんのわずかな可能性を繋ぎ合わせて大事を成す。そういうことをやりたいんだろうなとキャラのセリフやOPの歌詞からは伝わってきます。
が、そのようにはさっぱり見えません。言ってることとやってることが繋がらないのです。そんなちぐはぐさを生暖かく見守る楽しみみたいなのはあったかもしれません。


小説が元ネタのアニメって数多くありますが、セリフ回しをそのまま持ってきたかのようにキャラに全部説明させようとする悪例でもありました。
アニメなんだからある程度、セリフ外の作画描写で説明してほしかったです。
うーん、、、イマイチでした。



※ネタバレ雑談

■この職業は凄い

書き忘れてました(^_^;) 主役はレイ・スターリング/椋鳥玲二(CV斉藤壮馬)。パートナーの擬人化武器ちゃんがネメシス(CV大野柚布子)です。武器って!?そのへんの設定には本レビューで触れてませんでしたが、まあプレイヤー一名につき一体いたりいなかったりするパートナーみたいなものです。
その主人公と仲良くなるのがルーク・ホームズ(CV小市眞琴)とバビロン(CV高田憂希)のコンビ。高田さんは私の場合『やがて君になる』の小糸侑役以来ですね。レアです。

{netabare}でルークの職業が“女衒”これでピンプ(pimp)と読ませてましたが、和式では“ぜげん”ですよね。パートナーのバビロンは淫魔{R18}です。ルークが未成年のため限定モードらしいですが、18歳超えるとあんなこともこんなこともできるとのこと。{/netabare}

{netabare}それにしても女衒という単語は穏やかではありません。辞書引けば一発でしょうが要は今でいうところの“キャッチ”です。こんな美少年に似つかわしくない(笑){/netabare}


以下ガチ雑談↓読まんでいい

{netabare}女衒という単語を後にも先にも意識したのは慰安婦にまつわる朝日新聞記事となります。悪徳女衒が跋扈し軍の威信にも響くからしっかり取り締まれとした戦中の新聞記事を引っ張ってきて「慰安婦!軍の関与!」と大々キャンペーンを張ったやつ。今のようなネットの時代なら総ツッコミでしょうが、あたかも軍が強制連行したかのようなフェイクニュースをよりによって宮沢首相(当時)の訪韓直前にぶちまけその後はみなさまご存じの通り。

韓国内で怒り沸騰→宮澤首相謝罪→しばらく両国間でざわつく→内閣退陣の時に河野談話→謝罪を錦の御旗に国連や各国でロビー活動。みたいな流れ。

河野談話の瑕疵について第二次安倍政権で国会で明らかにされましたが朝日は強く抵抗してましたなぁ。なんでだろう…(棒)。

長年の韓国と一部日本人のロビー活動が功を奏し、国連人権委員会で慰安婦に疑義を申し立てようものなら白い目。既成事実化して久しいです。日本人としては忸怩たる思いですが、少しずつ押し返していくべきかと。少なくとも戸塚悦朗、植村隆、福島瑞穂。このあたりはおさえておくべき人物名でしょう。

なお、いま沈静化してるかのような慰安婦問題よりも、ホットであり取り上げたいネタは、『国連なんて働きかけりゃなんとかなる』って事実でしょうか。一部の保守的なもしくはリベラルな日本人しか認知してなかったであろう国連ならびに国連機関のぐだぐだっぷり。コロナ禍で浮き彫りになったのはWHOの体たらくでした。ノンポリ層にもわかりやすくしょぼさが伝わってきました。これ大事っす。国連が白と言ったら白なんでしょと思ってたのは日本国民くらいでしたので、印籠のような使われ方をしていた『国連』に対して疑問符をつけるきっかけに今回の事案はなったんではないでしょうか。


いつも通り脱線しました。“女衒”って悪徳なイメージしかなかったので本作での描かれ方は違和感ありでございました。{/netabare}



■そのルークくんの示唆に富む一言

{netabare}「やってきたことだけ並べて考えればこの先もっとロクでもないことを用意しているのは確実です。僕でなくともそう考えますよ」{/netabare}

{netabare}言動よりも行動で判断。これ真なり。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.19 初稿
2020.10.17 タイトル修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37

Nine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

(アニメ化が)人類には早過ぎた作品

原作を追い続けて4年が経とうとします。
ケータイ小説はそれなりに読んだと思います。
他の方が陳腐に思われた点に別の視点を付けられたら幸いです。

小説というものは言い訳の連続です。
この言い訳を愉しむこともまた小説を読む愉しみと言えましょう。

Who done it?
How done it?
Why done it?
推理小説で問われるこの命題たちを中心に見ていきましょう。

「誰がした(する)のか?」
「SAO」に代表される様に「ゲームの世界」だからこそ、私たちと同じようなありふれた人物が主人公たりうるのだ、と言えるでしょう。この点は特に目新しいものではありません。

「どのようにした(する)のか?」
本作の特徴的な点の一つです。
それぞれのプレイヤーに「ユニークスキル」があるからこそジャイアントキリングがありえるのだ、と言い訳しています。
ではどのようにしてそのスキルを獲得するのか?それは全プレイヤー等しく個々人の性格、背景、状況に基づいて自動的に設定されるのだ。だからこそ特別なアイテムが無くとも都合の良い局面で都合の良い能力を得られるのだ。
この「性格、背景、状況に基づいて」という言い訳はありきたり(=納得しやすい)ながらも新しいと感じました。
主人公兄の無双状態についてもしっかりと欠点が存在しています。ただアニメ本編ではここまで進まなかった以上、誰に文句を言っても仕方がありません。


そしてこれが後述の事件へと繋がるのです。


「なぜした(する)のか?」
これがある意味最も特徴的な点の一つでしょう。
このゲームのデスペナルティは「24hrsのプレイ禁止」。
でありながらも完璧に構成されたゲーム内の世界。
だからこそプレイヤーには2つの考え方が発生します。
ここは所詮ゲームの世界だとする「遊戯派」
対してこれは現実世界に等しいとする「世界派」
SAOをご覧になった方であれば第1期前半と第2期後半におけるフロアボス攻略へのプレイヤーの考え方の違いを思い浮かべていただけるとイメージしやすいかと思います。
そしてこの2つの考え方について原作者の方はかなり注意して描かれています。

ですがアニメ本編内に登場した遊戯派(として明確に描かれたキャラクター)はほぼ一瞬で消滅した王都封鎖のPKたちくらいでしょう。文章なら兎も角アニメの中でこの説明を入れるのは困難という他ありません。本編において分かりやすい遊戯派として描かれる人物が登場するのはもっと後です。脚本家の方にもう少し頑張りようがあるとは思えますが、酷な話でしょう。

これらを頭に留めた上で第一話を見てください。
ざっと見た感じでほとんど触れられていない問題点があったと思います。
主人公が手の甲に何かを言っている間、敵モンスターは何をしていたのか?
それは大した問題ではありません。そこだけデミドラグワームの動きをゆっくりにしておけばマシにはなったでしょう。
では何が問題だったのか?
そう「ユニークスキル」についてです。
ユニークスキルがジャイアントキリングの言い訳である以上、それをどうにか分かりやすく表現しなければなりません。この第一話で主人公がした攻撃は向かってくる敵に武器を「当てただけ」。それは原作通りです。アニメーターの方々も苦心されたのでしょう、動きをつけようにも主人公は動いていないのですから。主人公を劇的に見せようにも見せようがない。ならどうするか?

そこで出た答えが「右から左に流れる明朝体ポップ」。

もうちょっと何かなかったのでしょうか。具体的には「イナズマイレブン」みたいな。
製作陣も締まらないと気づいたのか途中からスキル名を表示しないようになりました。
こうなってくるとごく普通でありきたりの作品で終わったと感じました。
マイナススタートな分、中の下といったところでしょうか。

原作通りの展開にした結果、この作品のユニーク性が埋もれてしまった。
これをアニメ化が人類には早過ぎた作品と言わずして何と言うのでしょうか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これから始まるのは≪無限≫の可能性…。

この作品の原作は未読です。
視聴のきっかけは、友人から勧められたのと、起用されている声優さん、そしてオープニングにビックリしたから…
オープニングは碧ちゃんが歌っているのですが、とても碧ちゃんが歌っているとは思えなかったからです。
元々演技の幅の広い声優さんだとは思っていましたが「まさか、ここまで…」と思ってしまいました。
碧ちゃん…やっぱり凄い!


2043年7月15日、各々のプレイヤーによって千差万別、否、“無限”のパターンの進化を辿る
独自のシステム<エンブリオ>を有するダイブ型VRMMO<Infinite Dendrogram>が発売された。

それまでのVRMMOが実現できず、技術的に不可能とされてきた要素を備えていた
<Infinite Dendrogram>は瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻した。

大学受験を終えて東京で1人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二は、長い受験勉強の終了を記念して、
かねてより兄に誘われていた<Infinite Dendrogram>を始めるのだった──。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

取敢えず完走はしましたが…
イマイチ頭に内容が入っていないのは気のせいでしょうか…^^;?
大野さん、碧ちゃん、唯ちゃん、うっちー、日笠さんたちが演じたキャラは満喫しました。

もしかすると、このゲーム自体のことが良く分かっていないのかもしれません。
マスターと、ティアンの違いは分かりましたけれど、クランとか出てくると途端に頭の中に???が…^^;
難しい用語が多い上、登場するキャラも多い…しかも二つ名まで出てくるのですから覚えることが盛り沢山なんですよね。

流し見したつもりはないんですが、特に用語と名前は頭に入らなかったかな…
こういうのをパッと見ただけで理解できるような頭脳を持っていたら良かったんですけどね^^;
だから結局、流れに飲まれながら完走したような感じになっちゃったんだろうな…

それと設定にもついていけなかった部分があったと思います。
例えば松岡さんが演じていたキャラ…現実では女性で、姉妹共々ゲームをプレイしていたのを知ったのは最終回を視聴した時です。
時折松岡さんの喋り方に違和感を感じながら視聴していましたが、まさか女性だったとは思いませんでしたよ。
きっとこれまでもその片鱗はあったんでしょうけれど、私はそれに気付くことはできませんでした。

設定についていけなかったと思ったのは、最終話でシュウ、フィガロ、迅羽の3人で慰労会をしていた時の彼らの会話…
ちょっと何言っているのか、半分くらいしか分からなかったんですけど^^;

ホビージャパン50周年記念アニメ化作品として制作されたそうなので、相応の気合が入っている作品だったんでしょうけれど、少し消化不良気味で完走してしまったのが少し残念です。

オープニングテーマは、碧ちゃんの「Unbreakable」
エンディングテーマは、うっちーの「Reverb」
先述しましたが、オープニングにはビックリさせて貰いました。
もちろん、どちらも通勤中に聴かせて貰っています。

1クール全13話の物語でした。
完走した後にwikiをチラ見した時に知ったのですが、webアニメで「なぜなにデンドログラム」という番組がYouTubeで配信されていたそうです。
世界観の解説や本編の補足をしていたんだそうです。
これは公式HPのMOVIE欄でも視聴できたのをたった今知りました。
全20話も配信されていましたよ。
これを本編の視聴に合わせて見たら、もっと理解が深まったかもしれません。
こういう情報ってどうしたら知ることができるんだろう…
やっぱり視聴する作品の公式HPは予めチェックしなきゃ駄目なのかな…?

物語的にはまだまだ続きそうな感じなので、続編の制作が決まったら、「なぜなにデンドログラム」と合わせてもう一度復習してみようかな…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

62.8 2 バーチャルで戦闘なアニメランキング2位
サークレット・プリンセス(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (105)
355人が棚に入れました
AR技術の発展によるMR-ミックスド・リアリティ-システムを応用したインフラが普及した社会。MR技術を応用し、女子高生を中心とした新しいスポーツ、その名もサークレット・バウト。人気スポーツとなったサークレット・バウトは学園だけでなく、地域を巻き込んだエンターテイメントに急成長し、スター選手は国民的人気者になるほど盛り上がりを見せていた。一方、今や部の存続すら危うい弱小チームと化したかつての強豪校、聖ユニオン学園に一人の転校生が現れた。サークレット・バウトに魅せられ和歌山の山奥からやってきた、彼女の名前は佐々木優佳! 果たして、優佳は聖ユニオン学園の救世主になれるのか!?

声優・キャラクター
長妻樹里、中島沙樹、生天目仁美、水橋かおり、後藤麻衣、種﨑敦美、平井祥恵、相川奈都姫、立石めぐみ、谷口夢奈、近村望実、丸山有香、藤田彩、櫻井浩美、湯浅かえで

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

仮想で戦い、現実を勝ち取れ。

この作品の原作はDMMが手がけるカードバトルRPGだったみたいですね。
完走してwikiをチラ見するまで全然気付きませんでした^^;

物語の舞台は今よりそう遠くない未来…
ネットワーク上の仮想空間およびVR・AR技術の発達は人々の生活を変貌させました。
その中で生まれた競技が「サークレット・バウト(CB)」という仮想空間内で一人ひとりが武器を手にした学園同士の戦いです。
そしてCBの勝敗はその学園の地域に莫大な富をもたらすスポーツへと発展していったのでした。

この物語の主人公は、田舎から東京にやってきた中学生の佐々木優佳…
彼女は大都会に翻弄されながらもCBの大会が行われているコンベンションセンターに辿り着いたのですが、手違いがありCBの大会に出場することになってしまうんです。
しかも、対する相手はCB無敗のエースである藤村千景…という、アニメでは割とあるあるですが、現実では決して有り得ない事態に巻き込まれてしまったんです。

大会関係者、そして対する藤村千景も手違いであることに気付かず…無情にも試合は始まってしまったのですが、奇跡って起きるんですね。
CB初体験である佐々木優佳は天性の運動神経と才能で藤村千景と渡り合ってしまうんです。
ここで初心者らしくあっさり負けていれば、周りも手違いに気付いたと思います。
だからこれは優佳の運動神経が災いしたと言っても過言ではないでしょう。
でも、優佳は知ってしまったんです…CBがこんなにも楽しいスポーツだってことを…
そして時は流れ、高校生になった優佳は聖ユニオン学園に入学し、物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると色々と手違いの多い作品でした。
第1話の優佳と藤村千景との試合もそうでしたが、CBをやりたいから聖ユニオン学園に入学したというのに、この学園にはCB部が無かったんですから…
でも、その程度でCBの道を諦められる優佳ではありません。
学園のCB部の実態を知り、半ば強引に閉じ切った扉を開けようとするのですが、この作品が面白くなるのはここからです。

同じ志を持つ仲間が増えるのですが、仲間の誰一人蔑ろにすることなく一人ひとりスポットを当てて丁寧にキャラを掘り下げていくので、聖ユニオン学園CB部のみんなに愛着が持てたのが大きかったと思います。

心に傷を負っていない人は、きっと一人もいないんじゃないかと思います。
心の痛みを知っているから優しくなれる側面だってあると思うんです。
でもその傷にどう向き合うかはその人次第…
向き合い方に正解は無いのだろうけれど、その結果何が得られるかは千差万別…
真摯に向き合い傷を己の糧にするもよし…
目を逸らしてやり過ごすという選択肢だって無い訳じゃありません。

聖ユニオン学園CB部のみんなは自分に対して真摯に向き合っていたと思います。
それが成長に繋がったか…は未だ分かりません。
だって彼女たちは成長の過程なのですから…
でもお互いを知って絆を深めたことだけは間違いありません。
だから「プリンセスマッチ」の優勝がみんなの目標になったんだと思います。

もちろん、優勝への道のりは決して生半可ではありません。
他人に自分の弱さを突きつけられたこともありました。
でも高みを目指し壁を乗り越える努力を怠らなかった結果、それは進化に繋がるということをこの作品ではとても分かりやすく…しかも激アツに描いてくれています。

物語の展開としては王道でしたが、故に分かりやすい分物語にのめり込むことができたんだと思います。
唯一欲を感じたのはCBバトル中の作画…でしょうか。
CBはとても激しいバトルが繰り広げられます。
だからそれを緻密に描くのは想像を絶する大変さであることは理解しています。
それでも…と望んでしまうのは我が儘なのでしょうか。
キャラ立ちが良いだけに、もう少しヌルヌル動いてくれていたら…なんて思いながら視聴していました。

オープニングテーマは、橋本みゆきさんの「HEAT:Moment」
エンディングテーマは、橋本みゆき、佐咲紗花、美郷あき、CooRie、yozuca*、Minamiさんらの「Circle-Lets Friends!」
これはオープニングの楽曲が抜群だったので即買いしちゃいましたよ^^;

1クール全12話の物語でした。
声優陣もベテランばかりなので安心して視聴できる作品です。
聖ユニオン学園CB部のみんなは何を手中にするのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

まさか、ドラゴンボールZだったとは(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
レビュタイ、観た人には分かるはず(笑)

まあ、バトルもの、青春ものの、かなりクオリティ低いアニメですね。

堀川りょうさん、お疲れ様でした(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最近思うことですが、将棋って良くできたゲームなんですよ。駒のひとつとしてムダがなく、それぞれが個性を発揮しつつも、チートはいなくて。麻雀の役なんかも、上手いバランスで作られていると思います。

勿論それは、そのゲームのルール内において、たくさんの先人達が試行錯誤しながら、戦術、対策を練ってきて、そのゲームを遊びつくし、不要な戦い方を淘汰してきた結果、今の素晴らしいゲームバランスがあるわけですが。ただ、土台としてのゲームバランスの良さというのは、大事なわけです。

んで、本作。

本作を含め、「オリジナル競技(ゲーム)」を題材にした作品はたくさんありますが、ほとんどの場合、プレイヤー(キャラやドラマ性)を重視するあまり、ゲーム自体は軽視されていると思います。色々と穴が多いというか。

本作なんかまさにそうで、「サークレットバトルのルールすらよく分からない」んですよ(苦笑)

ダメージ制なのか、ポイント制なのか。それすら、不明。

一番驚いたのが、6話で明らかになった、「データ容量は金で決まる」という、信じられないルール。もはや、スポーツですらない。

なんか、本作に(逆の意味で)触発され、「実際にあったら面白そうな競技ベスト10」とか、作りたくなった(笑)

あと、別に良いんですが、OPの最初の方が、なんか最近のガンダムのOPっぽい曲調に感じましたw

(このくらい、語ることのないアニメでしたw)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
烈火の炎、小金井の鋼金暗器を思い出すな。ハリボテのチャンピオンとはいえ、初心者がそこそこ互角にやり合うとか、ね。一応、2年の練習期間をもうけたのは、まあ。サービスシーン。

2話目 ☆3
2年間努力してたわけではないんだね。スポ根? とりあえず、普通に見られている。

3話目 ☆3
生徒会長は、普通に出る流れなの? 回避スキルが高いなら、盾系の大型武器より、小回り効く武器の方が良さそうだけどね。

4話目 ☆2
ん? 作画怪しい? コマが少ないかな?

5話目 ☆1
とってつけたような話。走りのフォームが(速い設定なのに)残念過ぎる。つか、「勝っても金持ちだからと言われるのが嫌」だから陸上を辞めて、始めたのが、サークレットバウト? いや、サークレットバウトの方が「金持ちだから」って言われるじゃん、絶対。なぜ、走っている相手に、走って追いつかないといけないの? 中央で待ち構えていれば?

6話目 ☆2
最適化を、なんかキモいって(笑) 使えるデータ量がチーム内で決まっててシェアするってのは、競技として良いと思うんだけど、それが「金」で決まるというのは、どうなんだろう?競技として。銃なのにスナイパーじゃないんかい。

7話目 ☆2
カラオケ、下手と上手いのリアルだな。お父さん、声が若いな(苦笑) 今までのどのサークレットバトルより、ちゃんとバトルしてるんだが、身内同士で(苦笑) オーバーヒート現象、、、ネーミングが、ダサい(笑)

8話目 ☆2
処理落ちによる、瞬間移動? なら、サーバーを強化したら、アドバンテージを失うということ? おにぎり、グロいわ(笑) ちょいシリアスに?

9話目 ☆3
ガケ登るなよ(笑) 説明回。梅干しで乾杯(笑)

10話目 ☆


11話目 ☆2
もはや、スーパーサイヤ人ですがな(笑)

12話目 ☆
元気玉(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

キャットファイトで町おこし

ゲームは発売前(放送時点)


例によって懲りずにゲーム原作!?に手を出してしまう私。

仮想空間とMR技術が発達し、そこから生まれたEスポーツ「サークレット・バウト」(CB)が地域の繁栄を左右する重要な要素となった未来。(wikiより)
とありますが、意訳すると

“キャットファイトで町おこし”

ということなんですかね。
そこで期待した男性諸氏には忍びないですが、高校の部活動でサークレット・バウト部があるくらいなのでガチのキャットファイトではございません。学校の許可が下りないと思います。武器をもって一対一で戦う格ゲー(女子限定)みたいなものでした。

なぜか肩口ぱっくりですし、コスチュームは露出度高めで、体のラインぴったりのしか着てないしで、ターゲットどこらへんに置いてるかもわかりやすいですね。なぜか毎話のように入浴シーンもあったりします。

面白くはありませんが、こういうシンプルなメッセージを発信してくれる作品は嫌いじゃありません。
サークレット・バウトの試合を見せたいはずなのに、その試合作画がびっくりするほどテキトー。B級感もハンパなく、けっこうこういうの好きな人いるんじゃないかな。
全方面で作りこみが甘いためB級好き以外にはおすすめできません。余力のある時にネタ枠として観ていただくのがよろしいかと思います。


{netabare}物語としては唯一のひっかかり部分。第一話で優佳との替え玉騒ぎに巻き込まれた相手がユニオン学園の総代さんだろー?の件はどういう回収のされ方をするんだろう?{/netabare}
{netabare}あの時に替え玉にされてたことで実は総代さんを救う結果となっていた、という予想ではありますが、ぜぇっっったいぃ、、雑な回収になるはずなのですごい観てみたい気がしますが。。。{/netabare}


性懲りもせず手を出しときながら、4話で途中撤退です。成長しませんね。


■みどころは声優さんか?
他のレビュアーさんに教えてもらいましたが、ゲーム原作だと直近で出演作の少ない中堅の声優さんが出ることが多いとのこと。あーあの人!的な懐かしい出会いが本作でもありました。

佐々木優佳(CV長妻樹里):最近「たまこマーケット」観たばかりですが、大工の娘かんなちゃん役がはまってました。本作ではうってかわってきゃんきゃん吠えてる(褒め言葉)ヒロイン役です。
相沢歩(CV水橋かおり):みんな大好き!?まどマギの巴マミ役の印象がとにかく強い方です。お元気そうで何よりです。


主役女子高生5人組を演じられてるのは40代か若くても30歳を超えてるお姉さま声優の皆さんでした。でよくよく見たら、ゲームは通常版とR18指定版の2種類出す予定みたい。
なるほど、、売出し中の若い子は事務所的にNGとか大人の事情も垣間見えるところです。

となると最強の女王役藤村千景(CV種﨑敦美)はゲームにも出演されるんでしょうか?

もうアニメそっちのけでこちらが気になります。そしてゲームはやらないと思います。



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2018.03.26追記
結局6話まで引っ張りました。


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2019.08.23追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴



2019.02.01 初稿

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30
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