パロディで仲間なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のパロディで仲間な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月04日の時点で一番のパロディで仲間なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.8 1 パロディで仲間なアニメランキング1位
それが声優!(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (537)
2535人が棚に入れました
現役声優・あさのますみの体験に基づいた、声優のリアルな日常を描く人気同人誌をTVアニメ化した作品。新人声優・一之瀬双葉はある日「仏戦士ボサツオン」のアフレコスタジオで萌咲いちごと小花鈴と出会う。

声優・キャラクター
高橋李依、長久友紀、高野麻里佳、生天目仁美、三宅健太、小清水亜美、古木のぞみ、佐倉綾音

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

いろいろと予想外の視点・シチュエーションで楽しめた作品でした!。

>2話まで視聴して。
正直、「SHIROBAKOの二番煎じ的作品なんじゃないの?」って感じに思ってたので
まったく期待せずに観てみたのですが
なかなかどうしてこれが面白いですね^^。

でも、注意点としては
SHIROBAKOでは、がっつりずっと声優さんばかりに焦点をあてるわけではなく
多職種バランスよく描かれていたので、適度に息抜きできる感じで見れたのですが
本作品では声優さんが主役なので、完全にがっつりかぶりつきの描写になってます。

・・正直、ちょっと胃が痛くなるような錯覚もw。
(その業界の常識かもしれないけど、そこまでするのか~!?・・的な)

とはいえ、なかなかコミカルに”できるだけ軽め”に視聴できるよう
随所に配慮されて感じが読み取れます。

主人公達は、基本的にEVAの綾波・アスカ・ミサトさんあたりを意識した
ある意味模倣的なキャラ設定なのかな?。
主人公は綾波っぽい雰囲気もあるけど
個人的には ”長門有希ちゃんの消失での長門”寄りな感じが強いかな?。

某大物声優さんが出てきたり、某実在イケメン声優さんが出てきたり
毎回ビックリ箱みたいな楽しみがありますね。
今後もベテランさんのいいところなんかをどんどん描いていってほしいな。

とりあえず視聴継続確定です!。


----------------------------------------------------------------------------
>4話まで視聴して。
3話の途中で若干胃が痛くなりそうになりましたが、何とか持ちこたえましたw。

4話はとても安定して楽しめました。
だんだん主人公達に愛着が湧いてきています。
やっぱ仲が良いのが一番ですよね~。
媚びすぎず、悲観過ぎず、バランスの取り具合がいい感じだと思います。

話の展開としてはとんとん拍子的♪な”陽の面”がメインになってるので
ダークサイドに突き落とされるような現実的?な面がかなり排除されてるので
ある意味安心して視聴させてもらえています。

4話ではSHIROBAKOでは描かれなかったWEB RADIOや歌関係の仕事に触れられていたのが
個人的にとてもよかったです!。

「歌NGの声優さん」ってのも実際にはたくさんいらっしゃるのかもしれませんが
声優さんの歌ってる所から急に惹かれてしまうことが自分にはよくあります。
・・ということで自分にとっては、”声優さんの歌”ってのも、とても大きな要素なのです!。

例としては某作品での戸松さん演じる”サカナちゃん”が歌う”♪モノクローム”は絶品です!!。
・・かといって歌だけが重要なのではなく、例えば自分が大好きな”宮野さん”においては
歌に関しては聴いても自分は全く何とも感じないけれども
”本業の声の演技”には抜群に魅了されてしまう!!・・ってのもあります。

要は”歌”も声優さんの魅力の引き出しの1つってことでしょうか?。
なくても問題ないけど、それがきっかけでドハマリすることもある・・というか。
これは上手下手だけじゃなくって、おそらく視聴者との相性のようなものかもしれません。
”たどたどしいような、でも一生懸命な雰囲気”がグッとくるときもありますよね。

★の評価、少しUPしました!

----------------------------------------------------------------------------
>5話まで視聴して。
個人的に堀江さんが”本人”として本編に出演されていて、超感激でした!!。
自分が堀江さんのことを好きになったのはゲーム版のP4での「里中千枝」の演技に魅了されてからで
その後とらドラ!での「みのりん」や、ひぐらしでの「羽入」に出会えて
その後は「堀江さん出演の作品なら観てみようかな~?」と思うまでになりました。
本作で描かれる”素の状態?の堀江さん”がかわいすぎる!!。


>6話まで視聴して。
今回の話でのテーマがすごく良かった!。
こういうケースって、どっちの立場になってもツラいよね><。
仲間であり友達であるけど、同時にライバルになってしまう面もあるわけで
気をつかわれるのも気をつかうのも、なんかイヤな感じというかやるせないというか・・
むなしいというか・・なかなか言葉で表現できない状態になってしまいそうです;;。
こういう時、自分の中での何かが変わるきっかけとなる”第三者”や”その他の何か”
に出会えるとほんと救われると思います。
こういうことを1つ1つ経験して自分自身が大きくなっていくんだろうなって思えました。


>7話まで視聴して。
今回は声優さんの声の仕事のバリエーションが3つも観れて
さらに声優さんの仕事の実情が知れた気分になれました。
SHIROBAKOでは「声優になるまで」が描かれていたのに対し
本作では「声優になってから」が描かれているんだなっていうのを
最近になってやっと改めて実感してきています。
キャッチさせてもらっている方のレビューを読んで初めて知ったのですが
本作品の原作は声優の浅野真澄さんって方だったのですね。
失礼ながら名前を聞いてもピンとこなかったので調べてみたら
「一騎当千」で「孫策伯符」役されてた方じゃないですか!!。
独特の声質で、自分の耳を何度も幸せにしてくれた記憶があります^^。
なるほどー。本作はかなり実体験に基づいたちゃんとした作品だったのですね。
今更ながら再認識させてもらうとともに
ここ数話での自分の満足度から、★の評価もグッと上昇させていただきました。


>8話まで視聴して。
スミマセン><。今回のゲストの方、誰だかわかりませんでした;;。
ナレーターで有名な方のようですね。
出演されているTV番組を見ればおそらく「あー、この人かー」って
思うんだと思いますがまだ未確認です;;。
今回の本編の内容は、自分にとってはとても新鮮なものでした!。
日頃の自分たちの生活の中で
気がつかないほどたくさん「声の仕事」に触れているんだなと気付かされました。
確かに文字とかの情報も良いけど
さらに耳から情報を得られるのってすごく助かるしわかりやすいです。
最近は音声合成技術がどんどん上がってきていて
あらゆる機械から”音声ガイダンス”とかも聞けて、驚かせる機会が増えてきてるんですが
自分は生身の人間の声も好きだし
”ゆっくり”はじめ”vocaloid”とかも含めていろんな合成音声もとても好きです!。
アニメでいうと手書きとCGみたいな関係に近いのかな??。
それぞれの良さを組み合わせて、今後どちらもさらに発展していってほしいです。

----------------------------------------------------------------------------
>9話まで視聴して。
今回もよかった!!。番外編!??・・なんてとんでもない!!。
こっちも十分本編です!!。
ちゃんと過去回との繋がりのある描き方にグッときた。
はっきりとは描写されてなかったけど、6話では
主人公が立ち直るきっかけを作れるようにあの人に頼んでいたんでしょうね^^。
押しつけがましくなくクドくない描写に好感度大でした。
最後の方も、ある程度展開は予想できましたが、それでもなおホロッとさせられました(TдT) 。

あと、今回のゲストさん!!!。
素晴らしい人選です!!!!!!!!!。
ゲストさんの”下の名前”を心の中で叫んでいました~♪^^。
はい。某作品の某キャラと同じ名前ですっ。

----------------------------------------------------------------------------
>13話まで視聴して
10話もまた、自分にとってはまったく想像したこともない視点・シチュエーションでのお話でした。
他の話数でもそうですが、SHIROBAKOと全くカブってない視点で描かれる所が多いので
ホント毎回楽しませてもらいました。
個人的には10話の主人公はサヨちゃんだと感じました(実際は違うんだろうけど)。
何を隠そう13話まで見終えて最終的に一番好きになったキャラはサヨちゃんだったりします^^。

11話、12話でのクライマックス的な盛り上げ方もとてもよかったです。
全体的に見て、1クールの話数ごとの組み立て構成が素晴らしいし、加えてEDの仕掛けも良い♪。

でも自分の評価を一番高めたのは、その後の最後の13話です!!。
ここはSHIROBAKOで描かれたテーマともカブってるのですが
これは職種うんぬん関係なく、どんな職種の人にとっても共通して考えさせられる内容で
とても心に響きました。
これって新人教育の教材に使ってもいいんじゃないか?って思ってしまうほどでした。
(実際に使うことはありえませんが、気持ち的に^^)
新人だけじゃなくって、ダラダラと年数を重ねるだけになってしまった職員にとっても
何かに気付かせてくれるエッセンスがたっぷり入ってたんじゃないかな?。

とにかく、最後まで見終えて、いろんな他作品の結果(転落?)もあって
最終的に自分にとっての今期夏アニメNo.1作品となりました!。

視聴開始前に「SHIROBAKOの二番煎じ的作品なんじゃないの?」なんて思ってしまってスミマセン><。
繰り返し書いてしまいますが、SHIROBAKOでは「声優になるまで」が描かれていたのに対し
本作では「声優になってから」のいろいろあれやこれやが描かれていました。
SHIROBAKOが好きな方には自信をもってオススメします!。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

また。。良作に出会えた。アニメ(特にりえりー)ファン必修かとw

こ、こんな、良作だったとは!

■作品概略(Wikipediaより)
作者であり声優である浅野真澄が経験または聞いてきた出来事を、ギャグタッチにより再構成させたストーリーで描く、声優業界のあるあるネタを扱った職業ものコメディー。

声優さんと、その世界には興味を持っておりまして・・・
声優さん動画とか、SHIROBAKOやガーリッシュナンバーも観てはいますが、その実態はけっこう謎でした。

さらに・・
こ、この声は・・・
高橋李依さんじゃねーですかw

■キャラ/キャスト
著名声優さんも本人役で出てるしw
~{netabare}
野沢雅子 :似てるしw
神谷浩史 :え・・若くねw
田村ゆかり:似てるとは言い難い。。
銀河万丈 :似てるw
堀江由衣 :キター!って・・
 オーラがねえーw
 普段はこんな感じなんですかw
 ライブまで。破格の扱いだからいいかもw
釘宮理恵 :似てるかもw
 ダブルりえってことかな。
小山力也 :似てますねw
 ジャック・バウワーはハマリ役ですねぇ
 ゲームでもお世話になりましたっけ・・
 スネークーー!w
真地勇志 :似てるw
 ナレーションも大変なんですね。
日高のり子:似てるw
白石涼子 :似てるかも・・てかかわいい
 ARIA、無限の住人、咲-Saki-、
 けっこう観てるのありました。
{/netabare}~

主要キャラ
~{netabare}
一ノ瀬 双葉:高橋李依
 地味めなメガネキャラ。
 りえりーに関しては下の方に記載。
萌咲 いちご:長久友紀
 ツインテール元気キャラ。
 がっきゅさん出演で観た作品は・・
 はじめてのギャル(八女ゆかな)、
 エガオノダイカ(リリィ)。
 声優さんってやっぱ層が厚い。。
小花 鈴:高野麻里佳
 ロリ系美少女キャラ。
 まりんかさんかわええ・・
 ファンになりそうw
 えーと、観た作品は・・
 リゼロ(ペトラ)、
 イセスマ(ユミナ)、
 SAOガンゲイル(シャーリー)、
 アズレン(初春、ピュリファイアー)、
 かぐや様(こずえ)。
 いい役きてる。
紺野 あおい:古木のぞみ
 キャラはマネージャ。
 でももちろん古木さんは声優なワケで。
 この役を演じるのも複雑な気持ちだったのでは。
 つまり演じる喜びとメイン3人への羨望が・・
 考えすぎかな。
 さて古木さんの出演で観たのは・・
 七つの大罪、SHOW BY ROCK!!、シドニア、
 ユーフォ、グリムガルなんかも。
 けっこう出てますね。
サヨちゃん:佐倉綾音
 鈴の幼なじみ
 あやねるも色々やってますね。
鈴のお母さん:佐藤聡美
 シュガ美さん!気付かなかったw

さて・・高橋李依さんですが、本作きっかけで「りえりー」の呼称がついたらしいですね。知らなんだ。
りえりーのこの頃の主要作品は・・
2014年
 SHIROBAKO(内田茜、藤明日香、
 森しのぶ、佐久間ひろみ、生徒 他)
2015年
 それが声優!(一ノ瀬双葉)、
 がっこうぐらし!(直樹美紀)
2016年
 このすば(めぐみん)、
 Re:ゼロ(エミリア)、
 プリキュア!(朝日奈みらい/キュアミラクル)
 この三作品、堀江さんと共演してますねw

りえり~のこの3年間・・
SHIROBAKOでどんな想いだったか。
そして翌年の本作で色んなビッグ声優さんと共演し、ユニットまで組んで、どんな想いだったか・・想像に固くない。
これも、本人の才能と努力あっての賜物でしょう。
演技を観て(聴いて)いて、けしてラッキーで得た成功とは思えません。
がんばりが伝わってくる。上手い。声もいい。かわいいw
{/netabare}~

ヘタな演技とウマい演技の使い分け。
この作品のcvも難しかったかと。。

そしてEDが毎回楽しいw
こういうデフォルメキャラ、愛嬌があって好きですw

■エピソード
お、おもろいw
しかもリアリティーがあって興味深い。
しっかりジーンとするところなんかもある。
~{netabare}
マスコットキャラが解説・・たしかSHIROBAKOもそんなのがあったかと。
現場で一人ひとりに挨拶・・メンドーな業界ですねw
 オーディション受ける人たちの名前貼り出してたのは自分の知識と違っててちょっと意外。まあ色んなケースがあるということかな。
ヒロイン・・cv効果か、とても応援したくなる。
 トントン拍子感はあるけど、そこはしゃーないかな。サクセスストーリーは観てる方も胸が躍る・・
cv担当していたキャラが別な声優さんに・・特にドラマCDやゲームからのアニメ化ではあり得ますね。厳しい現実です。
番レギュ・・勉強になる。
所属事務所の査定・・TVで観たドキュメンタリーで知ってましたがこれも厳しいですね。。
{/netabare}~

「声優名鑑2020」の掲載人数は男女合わせて1,502名とのこと。
(2000年初期の370名と比較するとなんと4倍強)
自分が名前を認識している声優さんは数十名に過ぎないし、声優業だけで食って行くのは相当厳しそうですね・・

しかしこういうアニメをリアルタイムで視聴できない地域の、なんと悔しい事か。
Webラジオが聞けないし。
(けいおん!みたいに今でもWebから聴けるならまだいいんですが)
LIVEも参加出来ないし・・

 原作:同人Web漫画!?
 制作:GONZO
  ストパン1期など好きな作品が多いです。
  7SEEDSは2期での汚名挽回を期待します。
 キャラデザ:佐々木政勝
  咲-Saki-なんかもやってますね。
 放送:2015年夏(全13話)
 視聴:2021年冬(dアニメ)

■余談
同系統の作品(視聴済)を制作順に並べてみました。
 2014年秋 SHIROBAKO
 2015年夏 それが声優
 2016年冬 ガーリッシュナンバー
やはり・・SHIROBAKOの影響は受けていそう。
ガーリッシュナンバーも多分これの影響を受けてるんだろうなぁ・・

にしても、りえりーがユニットの一員でしかもリーダーとは知りませんでした・・
まりんかの笑顔やダンス、がっきょの元気・・応援したいと感じたキャラのcv達が楽しそうに笑顔でライブする姿を観るのは、とても嬉しく、胸が熱くなってくるのを感じます・・(ちょろさ全開w)

なお、リアルなイヤホンズの成功物語はyoutubeでみれます。
OPの「すもももももももものうち」が誰の声かも分かりますw

▼インストアLIVE
2015年6~9月
劇中の初LIVEみたいw
{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=iC65Vwd9yHs&list=PLT-6egsfwCvYlkJlfbF-SEh1CtljExeZz&index=20
▲{/netabare}

▼アニサマ野外LIVE
2015年8月29~30日(さいたまスーパーアリーナのけやき広場)
終盤のMCは泣ける(T_T)
{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=8eMj5h8cRts&list=PLT-6egsfwCvYlkJlfbF-SEh1CtljExeZz&index=9&t=2s
▲{/netabare}

▼1stワンマンLIVE
2015年10月11日(原宿アストロホール)
これも終盤が泣ける(ToT)
{netabare}全編)
https://www.youtube.com/watch?v=2-FKAjK3jfI&list=PLT-6egsfwCvYlkJlfbF-SEh1CtljExeZz&index=10&t=45s
後編)
https://www.youtube.com/watch?v=ASpYmBS62Lw&list=PLT-6egsfwCvYlkJlfbF-SEh1CtljExeZz&index=23
{/netabare}

そしてdアニメストアではしっかりLIVEが視聴できます。
なかなかイイですww

▼イヤホンズ vs Aice5ライブ・・
2015年11月25日(NHKホール)
伝説の声優ユニットAice5とイヤホンズの2組による姉妹対決!

Aice5:浅野真澄/木村まどか/堀江由衣/神田朱未/たかはし智秋
 存在を知りませんでしたが堀江さん(リーダー)含む伝説の声優ユニットらしいですね。8年ぶりライブとのこと。
 そればかりか、「それが声優」の原作者である浅野真澄さんまでいます。
~{netabare}
そういうことか、ならば原作や本編での堀江さんの扱いにも合点がいきますw
それと、Aice智秋さんが足にギプスをはめていました・・
本作の第11~12話を思い出します・・
▲{/netabare}

▼イヤホンズ一周年記念LIVE・・
2016年6月18日(ラフォーレミュージアム原宿)
りえりーブレイク後かな。
~{netabare}
りえりーの立ち位置があまり変わってないのが気になりましたが・・LIVE最後のMCで、どうやら怪我か何かがあったみたい・・
で、ググってみたら左膝の“腸脛靭帯炎”ですか・・頑張りすぎたかな。
この記事が6月13日。LIVEが6月18日・・日数も少ない・・アニメのエピソードが再現されたみたいになってしまい、驚いたし、さぞ悔しかっただろうと想像してしまいました。
でもラストの1曲は元気に飛び跳ねてて安心しました ^^
てか!!ちょっと・・お祓いした方がええんちゃうw
▲{/netabare}

▼イヤホンズ二周年記念LIVE・・
2017年6月18日(東京キネマ倶楽部)
パフォーマンスもこなれた感がありますね・・・
てか!これ、すごくイイ!
~{netabare}
生バンド演奏になり、ステージに華があると同時に狭くもなり、あまり動き回る必要がなくなりましたw
てかステージ上が楽しそう。バンドマン(特にドラマー)がめっちゃ楽しそうでうらやましい・・
一周年LIVEで観れなかったりえりーの全力パフォーマンスも観られて感激。

曲もソロを入れたことで、休憩や曲間の時間も取りやすくなり楽曲中心のLIVEになりました。盛り上がりもイイ。
▲{/netabare}

楽曲も演出もパフォーマンスも超好みでしたwww
本格的なロックコンサートっぽいし。
特にまりんかさん、かわいいし、かっけーw
歌も踊りも表情も全てカンペキです ><
これは必見レベルですわw

あ、一応LIVEは評価外にしてますので。。

■結論
本作は、声優さんの世界をさらに知り、声優さんの想いを多少なりとも共有することができたり、疑似体験的な気分になれたり、そしてそして・・超ゴキゲンなユニット「イヤホンズ」を知ることができて、とても貴重な作品となりました。
原作者さん、GONZOさん、制作関係者の方々、dアニメストアさん、そして・・レビューしてくれたキャッチさん・・感謝です ^^

そして・・ライブも良かったです。
dアニメが視聴できない方はyoutube公式もありますのでチラッとみてやってください ^^

参考:https://www.youtube.com/watch?v=eVIVnZtOQVk
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

石川頼経 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「声優」に資格や定義はないのです。

作品のレビューではなくてすいません。
単なる声優に関する考察というか単なるただの豆知識披露かもしれませんが、失礼します。私はこういうのが好きなので。

某所からの引用ですが

>声優グランプリが発行している声優名鑑によりますと、2017年12月現在で1249名の声優さんが登録されており、これが現在声優さんという職業でプロと認識されている人数に近いと考えてよいかもしれません。

>以前浪川大輔さんがTV番組(ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!)で声優を目指している人は約30万人、声優は1万人、声優だけで食べていける人は300人程度と言ってます。

と書いてあります。
参考 ttps://www.声優になるには・声優になりたい.com/houhou/ninzu

また、検索してみると、ある会社では「我が社の声優登録数は二万名」と書いてあります。
参考 ttps://voi-p.com/order/

また、あるサイトには全ての声優は自称だと書いてあります。
参考 ttp://musicbunker.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

要するに声優というものには資格も定義もない。
医師や弁護士と違って「声優免許証」とか「声優認定証」「声優資格証」というものは存在しません。
「詩人」とか「作家」とか「俳人」と同じで誰もが「私は声優」と名乗りさえすれば「声優」なんです。
そういう意味で良く業界で罵り文句に使われる「自称声優」という言い方は正しくはないと思います。

また、声優は純粋にアニメの声の収録だけで、食べている声優はほとんどいません。
何でも主演クラスでも一回のアフレコ出演料は五万円程度で、毎回出ても月20万円程度の収入です。
声優はほとんどはイベントに出演したり、歌を歌ったり、洋画の吹き替え、CDを出したり、ナレーターをしたり、ゲーム(特にエロゲ)、グラビアなどの撮影、時には写真集まで出して稼ぎます。
そのため「ルックス」という要素はこんにちでは必然に近く、昔のような「声や演技は素晴らしいがルックスはちょっと・・・」という、失礼ながら例を出すと、林原さんや、かないみかさんや皆口裕子さんのような声優は今はほとんどいません。
「声優のアイドル化を憂う」とかよく言いますが、それは声優が生活していくのに必須なので仕方ないでしょう。

ちなみに声優はトップクラスの声優の年収でも年収数千万円程度。
一流半くらいでやっと、サラリーマン程度の年収と言われています。
二流以下の声優はアニメーターも同然の収入、いや仕事を取るのが不安定なので、ある意味それ以下で、彼らはバイトなどの兼業をして食べています。
そして、勿論、ほとんどもしくは全く仕事のない「声優」もたくさん居て、声優登録を行ってます。
そんな彼らはモブ役だろうと一回でもアニメ出たりしたら、「2005年 〇〇〇〇(女生徒役)」とか大袈裟に経歴に書いたりしてます。

そして中には一流半くらいの声優になっても仕事量の不安定さから会社勤めしながら声優をしている人もいます。
バトルスピリッツブレイブの主演などで有名な大浦冬華さんはかなり遅い時期まで看護師を続けながら声優をしていたそうです。
また有名な事件として「白石冬子事件」というのがあります。
Vガンダムのマーベット役などで当時、結構売れていた白石冬子という声優さんが突然、引退した事件ですが、
その理由は憶測を呼びましたが、早い話し「収入が少なく生活していけないから」だというのが理由だそうです。
何でもアニメのオークションには少数の役をめぐって50人以上の声優が詰めかけるそうで、モブの仕事も貰えず、手ぶらで帰る声優の方がずっと多いそうです。
それに関しても交通費も弁当代も全て自腹です。

「厳しい世界」どころがほとんどごく一部の売れっ子声優以外は職業として成立していないというのが現状です。

追加 そう言えば藤田咲さんも相当、遅い時期までファミレスのバイトをやめなかったそうです。
初音ミクの収録料は五万円でそれ以上は貰ってないそうです。

追加2 ヤフー知恵袋で28歳女性の質問で「フリーターで親から就職しろと盛んに言われています。それで声優になりたいのですがどうでしょうか?」
という内容の質問がありました。
そしたら、その質問に対する回答が俊逸でした・・・
「あなたは声優になるという事を企業にでも就職する事だとでも思っているのか?」と・・・
声優になっても固定給なんてないですし。仕事は自分でオーディションに参加するなどして狭き門をくぐり抜けて取らなくてはならない。
一年で何本もアニメに出ていたように声優も突然、仕事が取れなくなったりして「ある日から突然、仕事がなくなった」とぶっくさ言ってる声優も居たりする。
名前だけでもウリになるような超一流声優ならオファーという形で向こうから仕事がやってくる事がありますが無名声優にはそんな事がある筈がないわけです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

62.8 2 パロディで仲間なアニメランキング2位
健全ロボダイミダラー(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (501)
2402人が棚に入れました
突如として地球に現れた謎の生命体《ペンギン帝国》と対ペンギン専門の秘密組織《美容室プリンス》の戦いが続く中、《美容室プリンス》は《ペンギン帝国》が操る巨大ロボ《ペンギンロボ》に対抗するために開発した対ペンギンの最終決戦兵器《ダイミダラー》のパイロットを探していた。女性が持つ豊かな双丘に夢中な熱血男子高校生・真玉橋孝一は、その身に宿す未知のエネルギー《Hi-ERo粒子》の因子保有者(ファクター)であるが故に、《ダイミダラー》のパイロットに選ばれるのだが……。

声優・キャラクター
島﨑信長、日笠陽子、石上静香、花江夏樹、洲崎綾、大橋彩香、木戸衣吹、田所あずさ、子安武人、堀秀行、村田太志、浅沼晋太郎、伊藤健太郎、保村真、福島潤、小山力也

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

OP担当:遠藤会のわっしーのお話

このレビューは、アニメの内容とは関係ない鷲崎健氏についての話です。(一応説明しておくとOP曲を歌った遠藤会のメンバー)

皆さん鷲崎健(以下、わっしー)はご存知だろうか。ラジオパーソナリティとして活躍し、数々のアニメイベントで司会進行役を勤めてきた男だ。

わっしーの魅力は、様々であるが、まず語られるのはそのトーク力だ。
彼はゲストにアニメを宣伝しに来た声優さんに接する時、アニヲタではなく(実際わっしーはアニヲタではなく、ミュージシャンとしての傾向が強い)、ラジオパーソナリティとしてアニメや役柄に関して聞き役に徹し、ゲストの良い所を引き出している。
また、一人喋りも上手く、一般人が話しても面白くないであろう話でも巧に喋り、オープニングトークを盛り上げてしまう。わっしーの周りが面白そうに見えるのは、わっしーのトーク力が上手すぎるからかもしれない。

私は諸先輩方のように、「浅野真澄のスパラジ!」「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜」時代からわっしーを知っていたわけではない。私が知ることになったのは、「鷲崎健の2h」時代からだ。最近も「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」に声優がゲスト回になる日はたまに聴いている。
私がわっしーに嵌り始めた時期で印象深いのは「アクセルワールド」のラジオ「アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜」で三澤紗千香さんと子弟の関係ように三澤さんをリードしていったのが懐かしい。

わっしーの有名な話といえば、大学時代の後輩である伊福部崇氏とユニット「ポアロ」を結成し、「伊集院光 深夜の馬鹿力」の「輝け! 紅白電波歌合戦」コーナーに投稿していたことはわっしー好きなら多分みんな知っている(wikipediaにも書いている)。

そのせいあってか、「鷲崎健の2h」内のコーナー「三角コーナー」はラジオリスナーが体を張ったり無駄にレベルの高い技術を使ったりする名物コーナーが生まれた。この中で語られるわっしーの音楽ネタの幅広さから、わっしーの軸がミュージシャンにあるのが分かる。

2010年代以前にTBSラジオを聴いていた私は、文化放送で彼が楽しげに話し、相手のキャラを引き出すトーク力にすっかり虜にされてしまった。
蛇足であるが、わっしーがTBSラジオの永六輔氏を知っている辺り、かなりTBSラジオを聴いてたことがわかる気がする。

わっしーの魅力といえば、彼の音楽性についても触れたい。(今作のOP「健全ロボダイミダラー」については歌に遠藤会としての参加であった。)
MVがYou Tubeの所属事務所のチャンネルにある。
AtomicMonkeyChannel 「鷲崎健「What a Pastaful World ~なんてスパゲティ世界~」MV」
おかわりいただけるだろうか。、わっしーとシカコ(声優の久保ユリカさん)がウエディング衣装で着飾りながら、パスタをめちゃくちゃに汚く食べまくる、遊び心満載の楽しいMVだ。歌詞は一件パスタに関する歌詞に聞こえるが、所々のフレーズにパスタ関連のそれっぽい発音の単語を当てており、空耳で意味を理解するような曲になっている。。男性側が恋人の女性との時間をPastaful worldと歌うラブソングだ。

こちらのMVもオススメ。
鷲崎健「奥さま、お手をどうぞ」MV
こちらは心の余裕が垣間見える素敵な休日の過ごし方のようなMVと楽曲だ。
わっしーのアコギが印象的な曲であり、BBQ会場でアコギで歌うわっしーの姿との相乗効果で、曲の楽しげな余暇の雰囲気が伝わってくる。

さて、MVを抜きに「シンガー鷲崎健」として名曲だと思う曲も紹介しよう。
「I Love You」のある世界
この楽曲はわっしーのシンガーとしての魅力がつまった曲だ。孤独だった自分が好きな人に出会い、世界が変わったストレートなストーリーを展開する。
ワンフレーズに歌詞を詰め込むようなメロディと、ひたすらにワンフレーズを思いを込めて繰り返し歌い上げるサビが、非常に心を揺さぶるメッセージソングを作り上げている。

他にも「ワルツ」であったりと、「ヨルナイト」内で披露する曜日アシスタントとの曲カバー等、わっしーの音楽性はまだまだ多面的に話すことができるだろう。

いかがであっただろうか、私が伝えたいことは、わっしーが好きだということだけである(突然の告白)。

さて、わっしーのことはもっと喋りたいことがあるかもしれないが、今回はここまでにしておきましょう。わっしーと同じくアニメイベント司会で多数出演しているヲタクアナウンサーよっぴー(吉田 尚記)についてはノイタミナアニメでまた書くかもしれません。

ダイミダラーについての評価ポイント
○しっぽ、しっぽ、前尻尾
○前しっぽだから恥ずかしくないもん!
○シモネタの寒さを振り切ったコメディ
○クソダサロボットの癖にカッコいいんだよなあ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

敵は健全にあり。

最初は少し古風で大味なロボットアニメかと思っていたら意外にも斬新な展開の連続で飽きさせず、それでいてキッチリ話をまとめ上げてくれたので良い印象が残りました。


あらすじ
{netabare}
地球をペンギンだらけにしようとするペンギン帝国に対抗するため、人類は巨大ロボ「ダイミダラー」を使って戦うこととなり、新たなパイロットを探していた。
ダイミダラーを稼働させるためには膨大な‘Hi-ERo粒子’(性的な興奮によって生まれるエネルギー)が必要で、その因子をもつおっぱい大好きな高校生・真玉橋孝一(まだんばしこういち)がパイロットに選ばれて戦うことになった。
{/netabare}


熱血変態主人公の孝一は最近では珍しいタイプの主人公だったので目を引かれました。自身のHi-ERo粒子を活性化させるため、ヒロインの恭子の乳を容赦なく揉みしだく姿はいっそ清々しかったですね。


そして何より好感のもてる敵、ペンギン帝国のペンギンコマンド達。
下ネタ大好きで男子高校生のノリでいつもハイテンションで盛り上がっている様子は、主人公サイド以上の団結力を感じました。
特撮の雑魚キャラ集団みたいな見た目なのに、一人一人名前があって魅力もあり、見ていて飽きない敵でした。敵側に魅力のある作品は良いです。


ストーリー的に少々のマンネリが感じられた頃に突然の主人公交代で、かなり雰囲気も変わりました。

前半の男性上位な話より‘愛’を感じられて、個人的にはこっちの方が面白かったです。

前半は孝一の力を発揮するために恭子が一方的に乳を揉まれるパターンだったのに対して、後半の喜友名霧子(きゆなきりこ)と天久将馬(あめくしょうま)はお互いカップル同士で力を中和しつつ戦うパターンになりました。

バカップルすぎる二人を見て思わずペンギン帝国側を応援しそうになった場面もありましたが、‘二人で一つ’力を合わせてお互い助け合い戦う姿は眩しかったです。

あと最初孝一たちが操縦しているダイミダラー2型は正直ダサかった(すいません)けれど、霧子たちの操縦するダイミダラー6型はかっこいいと思います。

基地からの出動以外でいきなりペンギンに襲われた場合に、霧子が「ダイミダラー、カムヒアァーー!」っと叫んでロボを呼び出すシーンもかっこよかったです。スーパーロボットっぽくてお気に入りです。


中盤以降目立ってくるのはペンギン帝国に取り入る謎の少女リッツの存在です。

回が進むごとに主役を、ペンギン達を食っていくほどの存在感と活躍ぶりに洲崎綾さんの力を感じずにはいられませんでした。(キルラキルのマコに重なりました)

エロエロなペンギンコマンドに囲まれても全く気おくれせずに、むしろ性に開放的で欧米的?感性のリッツはアニメだとかなり新鮮でした。

言ってしまえば○ッチということになってしまうんですが、それでも許せる、むしろそれが良い!とさえ思わせる魅力の持ち主・・・良いヒロインでした。


後半にかけて、ペンギン帝国の目的や謎が綺麗に解き明かされるのでとても親切なアニメでした。

大抵の作品に出てくる権力者は高圧的で傲慢な輩が多いですが、ペンギン皇帝は全くそのような嫌味がなく進んで自分で物事を実行し、部下の意見を大いに受け入れます。
本当に、近年まれに見る愛すべき敵です。


最後の敵の存在がこの作品、アニメでのテーマと言ってもいいと思います。
呉越同舟、エロのために団結して戦う漢の雄姿に燃えました。
エロは下劣で排除すべき対象であるとする考えは間違っている。エロは私達人類を育んてきた愛の証なのだと。
やっぱりクリエイターさんには口よりもこうやって作品で訴えていく姿勢で挑んでもらいたいです。


出てくるロボの見た目は栄えない代わりに、動きや変形、戦闘スタイルには近年のロボットアニメにはない素晴らしさがありました。

殴り合い、掴み合い、時にはプロレス技も出てきたりして、泥臭い戦闘の数々はダイミダラーのこだわりです。

ティー・エヌ・ケーは同じく異色のロボットもの「神無月の巫女」を作っていた制作会社ですが、ダイミダラーはロボットアニメとして見ても全く遜色ないクオリティでした。


男性向けだけに無駄にエロい、エロい、エロい。
本編がエロければアイキャッチもエロいし、出てくる台詞もいちいちエロいです。(例)楽チンチン、つわリッツ、ガリバーティンポ、ゴッドスクラブ

暴力描写はそこまでなかったので、とにかくエロいのはダメ!って方以外には勧められるような・・・そもそも他人に勧められないような、そんなアニメでした。僕は好きです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

くだらないエロアニメだけで終わらせないその工夫

人類の脅威となるペンギン帝国に立ち向かう巨大ロボ「ダイミダラー」。
そのエネルギー源はHi-ERo粒子なるものです。

主人公の真玉橋孝一(まだんばしこういち)が
ペンギン帝国に対抗すべく結成された美容室プリンスの構成員の楚南恭子(そなんきょうこ)に
「よーし、恭子~~!おっぱい揉ませろ~~~!!」と言い
もみもみもみもみもみ・・・・
「あ、あん、あん、ちょっと、孝一君、、あん、あん、あ~~~~ん(CV.日笠陽子さん)」
そしてHi-ERo粒子が発生してダイミダラー活躍→ペンギン帝国のロボット撃退と
こんな感じですw

マジでくだらねーwwwだけどここまで突き抜けていると逆におもしろいwww
と最初はくだらないエロアニメが大好きな私はキャッキャとはしゃいでいたのですが、
当然のことながら3話くらいで新鮮味も薄れ飽きてくるわけです。
5話くらいまで観て切るかと思っていたのですが、このアニメはここで終わらなかった。

私が本作で最も感心した点はズバリ「ストーリー展開の工夫」です。
ストーリーテリングなんて言うと大袈裟かもしれませんが、
視聴者を飽きさせないようにと凝らしたこの工夫には正直唸らされましたw

どういうことか説明していきますが、ここからはネタバレありです。
ここから先は視聴済の方か、もしくは、
たとえストーリー展開に工夫が凝らされてようがこんなアホなエロアニメは
絶対視聴しないよという方はよかったら読んでみてください。

{netabare}まず6話で主人公が交代します!
5話の次回予告で「主人公が代わることくらいたいしたことじゃない」という
アナウンスがあるのですが、いやいやいやいや!と思わずツッコんでしまいましたw
主人公が真玉橋孝一から喜友名霧子(きゆなきりこ)になります。
この喜友名霧子はパートナーの天久将馬(あめくしょうま)と
イチャイチャすることによってHi-ERo粒子を発生させます。
これがまーうざい!!
美容室プリンスの長官である又吉一雄(またよしかずお)が
「こいつらマジでうざい!!(CV.子安武人さん)」と
視聴者の声をたびたび代弁してくれるのが唯一の救いでしたw

そんな中で人間でありながらペンギンさんを心から愛してペンギン帝国の為に
一生懸命戦うリカンツ=シーベリー(Dカップ)を徐々に応援したくなってくると思います。
つまり、実はペンギン帝国こそが正義で美容室プリンスが悪なんじゃね?という
立場の転換を明らかに狙った誘導を巧みにしてくるんですよね。
リカンツ=シーベリーは「ここで戦うと街に被害が出るから場所を変えましょ」という
まるで主人公のようなスタンスなのですが、
一方で美容室プリンスの長官又吉一雄はペンギン帝国を滅ぼすためなら街の1つや2つと
どんどん下衆な一面を押し出してきます。
そして喜友名霧子のパートナーである天久将馬がペンギン化しペンギン帝国の一員にと
本当に先が読めませんでしたw

終盤になると突如真玉橋孝一の復活!
さらには真の敵は「美容室プリンスこそが不健全である」とし、
エロを規制しようとする日本政府というまるでどこぞの有名アニメのような展開で、
最後はペンギン帝国と美容室プリンスが「エロこそが健全である!」と
理念が一致し、共に日本政府に立ち向かうという怒涛の展開でしたw

以上をまとめると
主人公交代→正義(美容室プリンス)と悪(ペンギン帝国)の立場転換
→最初の主人公真玉橋孝一復活そして真の敵は日本政府
→美容室プリンスとペンギン帝国が協力して打倒日本政府、そしてエロ規制
とかなりぶっ飛んでましたw
一見すると特段注視するような展開の工夫ではないのかもしれません。{/netabare}

ただ、こうしたストーリー展開の工夫がなければ私は本作を5話で切っていたでしょう。
くだらないエロアニメと侮っていただけに
その反動で大仰に賞賛しているようにも見えるかもしれませんけど、
別に名作だったなんてことは言いませんw
率直な感想は「なかなかおもしろかった」ですからねw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37

68.1 3 パロディで仲間なアニメランキング3位
銀魂. ポロリ篇(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (128)
725人が棚に入れました
空知英秋原作による人気コメディアニメの新シリーズ。神楽に彼氏ができたと聞き、父親の星海坊主と銀時は大慌て。神楽が彼氏を家に連れて来ることになり、ふたりは大人として対応することを誓うのだが…。

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人にとって何が幸せか

何故、よりによって「銀魂」でそんな事を言うのか。

アニメ10周年という結構な長寿番組であり、放送コードギリギリの下ネタや過激な風刺ネタで人気を博していった。

「おそ松さん」やその後の2000年代腐女子ブームはこの作品なくして語れないだろう。

銀魂はただ過激なアニメというわけではなく、間違いなく「現代風刺」漫画であり我々日本人の正直な気持ちを反映しているからこそ、ここまでの作品になったのではなかろうか。

作品の根底に流れているのは切っては切れない人情話であり、敵や味方といった二項対立ではない現実社会の有り様を描いている。

銀魂が影響受けたであろう「シティーハンター」にはない非常に現代的な問い掛けである。

あの時代はバブル絶頂期。敵味方、勝った負けたが全てであり、オシャレかオシャレでないか。全てがあらゆる意味で殺伐としている作風だが、

銀魂は殺伐とした現代社会に求められている「仲間」や「人情」を主体としているのが2000年代的である。萌え日常系の作品に近い「ゆるさ」があるのも特徴的だ。

人にとって何が幸せか。下世話な下ネタやギャグの裏にある作者が一番伝えたいことをアニメにおいては更に昇華している。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最後のギャグシリーズかな<48>

新年になってもなんか銀魂の放送続くと思ってたらシリアス本編に復帰でポロリ篇は終わってたか、と秋シーズンに完走した中では一番関心の薄かった本作。
ギャグ短編ばかり集めたとはいえ徹頭徹尾面白いという回はなく、定番キャラ使って薄めたのをやってたという印象。
ケツに刀が刺さりっぱなしの絵面とか、ハナクソダイヤモンズ48というパワーワード等々、面白い要素・シーンはあったんだけど。
もう銀魂ってアニメのクォリティで面白さ上積みしようとしてない&原作も作品寿命を映画のつごうで延命してるというような状態なんで、(無いだろうけど)また似たようなギャグ短編やってもみないかな。
バズったネタが聞こえてくればそこだけ見りゃいいかなぁという感じで長期シリーズとお別れ。

あらシリアス<45>
4話まで視聴。
なんかシリアス基調のエピソードでしおしお。

安定感のギャグ短編シリーズ<50>
2話まで視聴。
ギャグ短編だけ集めてくれた嬉しいアニメ化シリーズ。
手法としては確立しちゃってて、絵的動き的に上乗せ狙った貪欲な作りじゃないけど、安定感のある作り。
あとはネタ的にドカンと来るやつを期待して視聴。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今週の名言「アイドルとビッチはほぼ同義」

<2017/12/5 初投稿>
10話(というか338話)まで観ました。

相変わらずのテンション、そして安心のクォリティ。
もう、内容について事細かに説明する必要はないでしょう。
強いて言えば、
下ネタとか危ないネタの踏み込みがいつもより気持ち少し強めかも。

刀の回とか、10話のアイドルの話とか。
◯KB48のBはBitchのBだったんですね。
勉強になりました。
あと「草彅メンバー」「草彅で全裸」
いい感じでした。

BPOとかに負けず、サザエさんのように続いてほしいもんです。

ところで今、血界戦線&BEYONDの10話、もやしもん、そっから続けて銀魂ポロリ編10話と観て・・・
気がついたらみんな新八じゃん。
Vガンダムでも観ようかな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14
ページの先頭へ