scandalsho さんの感想・評価
3.6
コメディとして面白い。
セレブニートの座を手に入れた主人公が、異世界転移してブラック企業で働くことに。
そんな中、再びセレブニートを目指して仲間を集めて、成り上がりを目指していく物語。
基本はコメディ。
序盤は、主人公の人生観に賛同できずに、冷ややかに視聴していましたけど、何度も挫折しながら・・・、という物語には惹かれました。
コメディとして普通に面白い作品でした。
scandalsho さんの感想・評価
3.6
セレブニートの座を手に入れた主人公が、異世界転移してブラック企業で働くことに。
そんな中、再びセレブニートを目指して仲間を集めて、成り上がりを目指していく物語。
基本はコメディ。
序盤は、主人公の人生観に賛同できずに、冷ややかに視聴していましたけど、何度も挫折しながら・・・、という物語には惹かれました。
コメディとして普通に面白い作品でした。
レオン博士 さんの感想・評価
3.6
【紹介】
異世界転生してブラック企業社畜という最底辺から成りあがるギャグアニメ。
非常に癖のある主人公があの手この手で絶望的な状況を変えようとします。
主人公が自分の野望のためなら手段を選ばないところがあるので、彼が好きか嫌いかで楽しめるかどうかわかれるでしょうね。
【総評】
もっと不条理ギャグ的なものを期待したが、意外とやることがまともで思っていたよりもキャラクターがマジメだったのが少し残念。
主人公以外のキャラがマジメなキャラばかりで主人公についていくだけな感じで存在感がないし、ヒロイン格の3人がどうにもネタっぽくてヒロイン的な魅力がないし、ネタ要員としても中途半端。
ワニが一番いい味だしていた。
さらに中盤が退屈でつまらなかった。
タイトル通り、この作品は社畜やっててこその面白さですね。
【音楽】
OPテーマもEDテーマもいい曲ですね。
特にEDのワールドイズマインが気に入りました。
前半のEDアニメのポップな感じも温かみがあっていいし、後半の可愛いダンスも良かったです。
【作画】
キャラデザはかなり癖が強いですが、作画自体は悪くないです。
キャラの顔作画は割と変わるのでちょっと気になりました。
【シナリオ】
{netabare}
ほぼご都合主義なのでシナリオに期待するアニメではないですが、前半はうまくいったり、しっぱいしたり、罵倒したり、罵倒されたり、復讐したり、復讐されたり、山あり谷ありでどうなるかわからない急展開の連続が面白くて、RPGのパロディも結構あってネタがわかるとさらに面白い。
中盤少し退屈な期間もありましたが、ワニ達が復帰してから少し盛り返しましたが、やはり初期のころが一番面白かった。
{/netabare}
【キャラクター】
{netabare}
主人公とワニが好き。
主人公は鬼畜の代名詞みたいな手段を選ばない男で、果てしなく大きな野心を持ち、どんな手を使ってでもなりあがってやるという不屈の精神が凄い。
頭も切れるし行動力もあって、人たらしの才能もあって、見ていて退屈しない人物ですが、その破天荒で横暴な生き方は、味方も多く作りますが、それ以上に多くの敵を作るでしょうね。ただ、案外常識人で、底辺にいるときには光るが、底辺から脱出すると途端にまっとうなことばかりしはじめて面白さがなくなる。押さえつけられていないと本領が発揮できないのでしょう。
相棒のワニは平凡な常識人キャラですが、滅茶苦茶なキャラが多い中で常識人ポジションの彼の存在がいい味出していましたね。
ランガとシアは面白くてキャラが立ってるのは良かったですが、キャラデザの癖の強さが気になってしまってマジメなことをしていてもネタに見えてしまい、ヒロイン的な魅力はあまり感じなかったです。
口元とか眉毛とかも気になったけど、特にシアの瞳に入っている十字架のような模様が気になって仕方なかった。しかも一話の中でもこの十字架の自己主張がやけに強い時と控えめな時があって、作画の雰囲気が変わったことが強調されて気になってしまった。
個人的な意見ですが、この瞳の十字架は、ないほうがいいと思う。
リムはキャラデザの癖が少ないので普通に可愛い。
癖のあるキャラクターしか作れないのかと思ったら、主人公の仲間以外は割と普通でまともなキャラも多かったし、主要キャラも自分がメインの回以外は割と大人しくて、持ち味が発揮されていなかった。
{/netabare}
剣道部 さんの感想・評価
4.0
[文量→大盛り・内容→雑談系]
【総括】
現実世界で富を得た主人公が、異世界に転生され、ド底辺のブラック企業に務める、というストーリー。
基本的にギャグベースの作品で、結構ブラックなネタが多い。
1期ワンクールのわりには非常に展開が多く、ストーリーとしてはやや破綻している部分もありますし、途中、観るの止めようかと思うこともありましたが、最終話まで観て良かったなと思いました。
10話まで☆3にしてましたが、ラスト2話で☆4にした感じですね。
決して絶賛ではありませんし、好みも分かれる作風で、正直、世間的な評価は65点いけば良いかな?というところですが、個人的には、72点くらいつけたいです(あくまで感覚ですが、私的には70点以上が☆4。85点以上が☆5です)。
既視感はあまりない作品なので、たくさんアニメ観てきた人向けって感じですかね。
あとはまあ、「レッ○ブルに怒られろ」ですね(笑)
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最後、当然のように二宮は財を失うと思っていた。もしくは、再び違う異世界に転生されてしまうか。
それを、すごく綺麗にまとめたことが意外で、1本取られた感じ。これまで、「ニートになり(楽して稼ぎ)たい」の一心で、ブラックな労働にも耐え、他者を欺き、のしあがろうと野心を滾らせてきた二宮がまさか、働くことにやりがいを見いだすなんてね。
仕事は楽しい。
努力して成功するのも、他人に勝って優越感に浸るのも、賃金を得て好きなことに使うのも、同僚と力を合わせて難局を乗り越えるのも、全部ひっくるめて、楽しい。
私自身は、「仕事=人生」という、(本作で言うなら)シアみたいな生き方をしていて、ブラックな職場ながら、めっちゃ仕事にやりがいを持っているが、そんな私からすると、「ようこそこちら側に」という感じがした(笑) 尤も、仕事や会社に対して自己を犠牲にして働くなんて、気持ち悪いとかバカのやることかと思われるかもしれないが、まあ、私は私の人生を歩んでいるだけなので、放っておいてくれよと。納税もしてるし、犯罪はしていないし、ちょっとアニメとアルコールと美少女が好きなだけなんだから(笑)
奇しくも、11話で二宮が言ったように、「初志貫徹。俺は俺の欲望に純粋なだけだ。そう、俺は他人を騙しても、自分を騙したことは1度もない」という感じです。いや、私は他人も騙さないようにしているが(笑)
私は、自分の意思を持たない人間が嫌いだ。いや、自分の意思を持たない人間なんてホントはいないから、厳密に言うと、自分の現状を周りのせいにして生きている人間が、かな。
私は別に、なんでも自分のしたいことをワガママ放題やる人間が好きだと言っているのではない。むしろそういう人間は嫌いだ。状況によって、場の空気やどうにもできない力によって、自らの望まぬ方向に流されることはあるだろう。私もよくある。
私が好きな人間は、流れに逆らって泳ぐ力や意志がある人間と、流されている状況を受け止め、それでもちゃんと自分の手と足で泳ぐ人間だ。つまり、前者は二宮であり、後者はワニベ。
逆らいきれない大きな流れに流されているなら、いっそ思いきって、下流に向かって全力でクロールをしろよと。そのカーブを上手く曲がるために、流されるルートくらいは自分で選べよと。
流れを変える根性もないくせに、流されてしまう自分の実力の無さを認めることもできず、ただ、不満や愚痴を垂れ流すだけで動こうとしない人間が、私は嫌いなのだ。
きっと、二宮も同じような価値観を持っているのだろう。だからこそ、ただ救済を望むだけの未来人(ザゼル)に見切りをつけ、ライザッハ鉱業の中から、(シアは身内だからノーカンとして)唯一、ベルザだけを迷宮ブラックカンパニーの重役にしたのだ。あれだけ自分を虐げてきたベルザだが、(やり方は否定しても)意思の強さや能力は、ちゃんと評価していたんだなと感動した。
もちろん、本作のラストに関して、否定側の意見も良く分かる。本作のテイストなら、権力を握った後の二宮が更に悪事を行い破滅していく流れの方が自然だし、二宮が無双する流れも、ご都合主義的で薄っぺらい部分はあるしね。だから、みんながみんな、好きになるアニメではないと思う。
私は毎クール、20本近くのアニメを観ていて、流石に疲れるし、最近は昔程のアニメ熱もないから、とりあえず録画だけして、評判が良かったアニメを数本だけ観るようなスタイルに変えようかと、ここ1年くらい思っているのだが、たまにこういう掘り出し物(世間の評価と自分の好みにズレがある作品)に出会うと、やっぱり自力で発掘するスタイルを続けようかなと思ってしまうな。ブラックな修羅の道だけれども(笑)
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ちゃんと稼いだからニートじゃないけどな。リム、可愛いな(笑) 二宮、クズ(笑)
2話目 ☆3
なるほど、会社を作る流れか。それは面白そう。
3話目 ☆2
ん? また社員側に戻るの?
4話目 ☆3
ドタバタコメディ。
5話目 ☆3
超展開? この展開は、グズ主人公系としては、結構好きかな
6話目 ☆3
漫喫の解釈(笑)
7話目 ☆4
なるほど。だから日本じゃなくて過去を選択ね(笑)
8話目 ☆2
9話目 ☆4
中毒、、、レッドブルに怒られろ(笑)
10話目 ☆2
もうなんか、ストーリーがむちゃくちゃになってるよな。
11話目 ☆4
ここにきて、少し面白い展開。この展開がもっと早くても良かった。
12話目 ☆5
ニートを目指して頑張ってきたが、働くことのやりがいを感じた。どう考えても、ギャグで終わらせるための前フリだが(笑) と思ったら、なかなか綺麗な終わり方。個人的には、好きだな。
{/netabare}
Key’s さんの感想・評価
4.8
まず最初予告だけ見ててバトル物だと思いましたが
全然違いました!良い意味で裏切られましたw
原作のストーリーを田中ロミオさんが書いていると訊き
田中ロミオさんのストーリーは好きだから観に行こうと
思い観に行きました!
そしたらまさかの学園ラブストーリーでした!
最初に思った感想は結構リアルな話だと思ったことです
あと中二病でも恋したいに似てるな~ということです!
でも中二病でも恋したいよりリアルな感じで描かれていて
シリアスな感じの話ばかり続きます!
簡単にあらすじを書くと
中二病のヒロインの女の子がおり
主人公は普通の少年なんですが
先生にその子の面倒をみるよういわれ
渋々一緒に行動するようになります!
そのクラスのリア充っぽいグループは
中二病的なグループを虐めていて
その子が虐められるのを庇っているうちに
その子のことが好きになっていくというのが主な話です
庇っているうちに主人公が虐められたり
面倒みる前の友達と疎遠になっていったり
中二病の人が抱える問題と向き合っていたりと
意外と深いストーリーとなっています!
映画としてはストーリーも良くまとまっていたし
音楽も良く、声優の演技も良かったので
特に不満はなかったです
ただリアルな話だと思っていたので最後の方で
明らかに不可能と思われるくらい机でダンジョンが
組み立てられてましたからそれが違和感ありましたが
まぁ物語ですしそのくらいは許容範囲でしょう!
ストーリーも最後の方では感動してしまいました!
他にも関係無いと思っていた最初の話が納得できるように
できていたりちゃんとハッピーエンドで
皆の問題が解決していて良かったです♪
僕はこの映画を見て良かったと思ったので
興味ある人は観に行ってください♪
ストライク さんの感想・評価
4.2
原作:田中ロミオ氏によるラノベ 未読
本編:83分
ジャンル:イジメを題材にした中二病の学園青春ラブコメ
2013/10月初旬、レンタルされ始め、前知識なしに視聴しました。
TVのCMを見た感じでは、バトルファンタジー系かな~って思っていたら、全然違ってましたw
序盤の印象とか設定が『中二病でも恋がしたい!』と同じでした。
でも、中盤からは結構シリアスで重たい内容です。
調べたら、この作品は『中二病でも恋がしたい!』より以前の2008年7月に刊行されているので、真似した訳ではなく、むしろ「中二病でも~」の方が 面白おかしくライトに作られた感じ。
主人公は、元中二病で、高校デビューに成功した
佐藤 一郎 (声 - 島崎信長)
ヒロインは、常に無表情を貫いて、人目を気にずコスプレする完璧な中二病
佐藤 良子 (声 - 花澤香菜)
ホント、設定は「中二病でも~」とそっくりです。
内容は、クラスの中で オタク達 ドリームソルジャーと、そうでない一般リア充達と派閥ができ、
中二の佐藤 良子がリア充たちにイジメられる・・・と云うもの。
感想としては、面白かったです。
ここからは視聴後の感想
{netabare}
一郎が良子に、突然キスされて戸惑い、それ以降意識して恋心に変わって行く所は、見てて良かったです。
高一の一般男子が、ちょっと可愛い女の子に突然キスされれば、
「惚れてまうヤロー」です^^(BY チャンカワイ)
途中、一郎が山本に暴力を振るわれてる腐女子を庇ったシーンは カッコよかったですね!^^
学生のうちは中二病でも構わないけど、良子のような重度な中二では、社会に出た時、通用しない。
きっと一人 寂しく 引きこもりになってしまうかも。
だから、学生の内に整理し、少しでも更生しなくてはいけない・・・
そんなメッセージが入っている作品に感じました。
あと、終盤の屋上に机を積み上げた神殿だけど、ありえなかったですね。
あんなの一人で何日かかるんだ?ってな大きさで、せっかくここまでリアルっぽかったのに、ちょっとファンタジーが入った感じで残念でした。
この神殿で、自殺しようとした良子を助けるために、吹っ切って殻を破った一郎の姿はカッコよかったです。
その後のクラスが、ドリームソルジャー大半に染まったのには、フィクションだな~っと・・・^^;
ラストの良子の制服姿は可愛かったですね~^^
最後になって、サブタイトルの〜魔竜院光牙最後の闘い〜の意味が分かりましたw ^^;
{/netabare}
ここからは、いじめに関する個人的な意見です
{netabare}
自分は 中学1年の時、軽い いじめる側、される側の両方経験済みです。
もういい歳した社会人なので思う事ですが・・・
作品中、イジメする人達を見てると、当時を思い出し、イライラして頭に血が登ってくる。
こういうの見てると、イジメする奴等は なんて弱くて情けない人間なんだろう・・・って、自分も含めいつも思う。
集団で、周りに順応できない人や、気に入らない人、自分より弱い人を見つけ、傷つけてストレス発散とか
参加しなくても、それ見て笑って楽しめる人も同罪です。
される方の気持ちを考えたら・・・
自分がその立場だったら・・・
そう考えたら絶対できない筈なのに。
「仲良しこよしをしろ」とは言わないけど、
せめて「こう言う人もいるんだ~」って云う寛大な気持ちで見守ってあげて欲しい。
だから、今の教育に
大らかに、心の広い人間に育つよう、小学校低学年から・・・いや、幼稚園からでも教育して欲しい。
相手を思いやる気持ち等
学校には、もっと道徳心を養う授業に力を入れて欲しい って思います。
「やられたら やり返す 倍返しだ!」
これは やっちゃ駄目 悪循環です。
やっていいのはスポーツの世界だけにして欲しいです。
{/netabare}
「生きる事は戦う事」
ローゼンの真紅の言葉を思い出しました。
この作品は、中二からの更生や、いじめを扱ってるので、今の中高生にリアルで見易くなっているので、
多くの中高生に見て、議題にして欲しいですね。
(年頃の子供がいる自分には、ゆとり教育するより、中学、高校にも道徳の授業を取り入れて欲しいと考えます)
勿論、社会人になった人にもオススメです。
あにこれの評価が、59,6点で、低いんですが、
個人的には もっと評価されていいと思いました。
自分、3回繰り返し見ちゃいました!(=´ω`)ノシ
主題歌「僕らのセカイ」 歌 - CooRie
最後に。。。
EDテロップ中は飛ばさないでね!
あと、ED終わった後も ちょいありますw
それと
花澤さん活躍し過ぎw
ちっちゃい子鳩ちゃん 可愛いw
ドリームソルジャー クラスにそんなにいないよね?^^;
♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価
3.9
~あらすじ~
高校1年生になった佐藤一郎(主人公)は、ある日の夜に忘れ物をとりに校舎に忍び込んだところ、青いローブを身にまとい、金属製の杖を持った少女、佐藤良子(ヒロイン)と出くわした。彼の望んでいた平穏な学生生活は彼女に振り回されることで次第に遠ざかり、絶望の淵に落とされる。
※あらすじはウィキペディアを参考にしました。
この話は「中二病でも恋がしたい」に似てました。
でも、「中二病でも恋がしたい」は
どちらかというと明るい感じの話で、
この作品は、ダークな感じがします。
ダークな感じなのは、この作品のヒロインが
「厨二病」で周りとは浮いていていじめられてるからです。
「中二病でも恋がしたい」はヒロインは「厨二病」で、
周りとは浮いていたがいじめなどはありませんでした。
この作品は、主人公は元々「厨二病」で、
そのせいで中学校ではいじめを受け、家族ともうまくいってなかった。
だから、高校では普通の生徒になるために「厨二病」を
克服しようとがんばっていた。
そこで、「厨二病」の少女が現れて、
その子が受けていたいじめをほっとけなくて主人公はその子を
助けていく流れで話は進んでいきます。
この作品は、ファンタジーのように思えるかもしれませんが
ファンタジーではありません。
説明が分かりにくくてすみません。
最後はほんとに感動しました。
「中二病でも恋がしたい」が好きな人にはオススメです。
是非観てください(m。_。)m オネガイシマス