プリンセスでセーラー服なおすすめアニメランキング 2

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71.1 1 プリンセスでセーラー服なアニメランキング1位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (264)
1562人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Cawaii!

以前TVかネットでイタリアの女子達がセラムンのコスが流行っているのを思い出したのでレビュー。

セーラームーンって魔法少女バトルを確立させたと同時に必殺技や、太陽系を属性にし明確なキャラ分けと、意図的なヒロインの複数化した雛形アニメなのでしょうか。

本作は従来男子の土俵だったバトルと、女子の憧れだった魔法美少女を上手く融合させてヒットしたんですかね。ただ、引っかかるのは女子の気持ちは分かりかねますが、戦う女子に憧れを見出す姿とかって男子の妄想でもあったりして、男子も隠れながら観ていた気がします。

もう死語なのかも知れませんがCawaiiは独自の言語として、外国では扱われているし、外国からするとかわいいは女性に対して失礼な言葉を持つ側面もあって、男性に対してかわいいと日本で言う意味と同じような意味合いで解釈される側面も持つ。

セーラームーンの世界の敵は、見るからに大人の女性でしかも半裸wそこにまだ未熟な美少女達が戦う構図がCawaiiを再現している。敵は蛇などの隠喩的エロ要素を持ち、逆にセラムン戦士達の未熟なかわいさを映しているように感じる。またタキシード仮面がピンチで登場するのも一つのかわいさの表れである気もする。やはり男に守ってもらうという構図は、彼女達がいかに強かろうと、その時は脆弱な乙女に戻る。

この脆弱さこそが、儚げでロマンティックで、懐かしくもすぐ手に届くようで届かない。凡庸だからこその親密性と、脆弱だからこその神秘性がCawaiiと勝手に感じております。ただ、そう考えるとかわいいと言われて嫌な気持ちも分からなくはないと思ったりもします。

日本ならではの感覚の言葉で無常を「もののあはれ」と表現したり、「いき」とか「わびさび」とか「うまみ」何て言う抽象的な言葉の一つとして「かわいい」が定着してきたのかもしれません。何でも枕草子が「かわゆし」と表現した言葉が源流のようですし。

ちなみに自分は何故かセーラーウラヌスが好きだったんですよね。ボーイッシュなのに乙女なところがギャップっていうんですかねwよく分からんレビューになってしまいましたが日本に生まれてヒャッハーーー最高だぜprpr

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

“セーラー服美少女戦士”という天才的閃き

原作少女漫画は後年、立ち読み程度。

言わずと知れた90年代を代表する変身ヒロインアニメ。

本作に限らず変身ヒロインは顔があまり変らないのに、
何故か正体がバレない不思議な方が多いのですがw

セーラームーンはその最たるもの。
さらに服装など、ミニスカになったセーラー服にアクセサリーが数点付く程度。
うさぎたちが通う中学校の制服から変身した時に至っては、
こんなに微細な変化で、どうして変身元が突き止められないのかw
当時は疑問で仕方ありませんでしたw

でも、今にして思えば、このさじ加減が絶妙でした。

女の子は誰でもメイクアップすれば変身できる!
魔法少女はちょっと無理だけど、セーラー戦士なら
ちょっと背伸びすれば届くかもしれない!?
(うさぎたちも意外とポンコツだしw)

巧みな設定が変身願望を刺激し、アニメは大ヒット。
グッズは飛ぶように売れました。

本作放送時、視聴者だった女児たちは、
後年、中学、高校に上がり、制服のミニスカ化を軸にした、
アレンジファッションに血道を上げることとなりましたが、

これは本作による潜在意識への刷り込みが影響したからに違いない。
と私は勝手に思い込んでいますw


前前前世からの因縁絡みのメインシナリオも作品を強力に牽引。
クライマックスはかなり盛り上がりました。

セーラー戦士だけでなく、突っ込み担当?の猫もコンビ度が高く、
敵幹部の悪役偏差値も優秀。

BGMもロマンス度配合で好印象。
主題歌「ムーンライト伝説」は世界観、物語が歌詞だけでなく、
メロディーやアレンジにも染みこんだ90年代屈指のアニソンだと思います。

こうして書き出したらエンタメ要素満載で楽しいですね~♪
人気になるわけです。


でも何より素晴らしいのは変身バンクのセンス。
自分はあまりCGはダメだの、やっぱり手描きに限るだの言いたくない人ですが、
本作の手描き作画による変身シーンは今見てもドキドキさせられます。
キャラの頭身から、腕や脚の角度までいちいち時めきのツボを突いてきます。

その甘い感覚が忘れられず、私は男でありながら、
亜美ちゃんの変身シーンとか目当てに本作を覗き見してましたw


水でもかぶって反省しま~~すw( ̄ー ̄)ゞ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今みたらまぁきたない画なんすけど・・

当時は演出がかっこよくってみんなハマってましたね。
Rまではおもしろかったかな・・原作も読んでた。
男子は結局誰派かの派閥闘争なわけで。物語では感動もしないし泣きもしない。女子はなぜないてるんだと。。。ただかっこいいと思うだけ。
当時小学生だったわたくし、初代からの生粋の亜美ちゃん派だった。今思うとバカじゃないかと・・マイノリティでしたね。
ガキってだいたいは、うさぎ、レイ後半で美奈子なんだけど。
もちろん大友では亜美ちゃんがぶっちぎりでしたが最初はそうでもなかったすよね。そもそも打ち切りの危険があった作品ですし。そういえば大友て久川さんが名付け親でしたね。いろんな意味で偉大な作品

たまに聞かれたりするが、リメイクしたら儲からない?てかオトナ向けのグッズなくない? 
それは・・・『子供はどうしたらできるの』ってくらい答えづらい質問だよ。。。。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

69.5 2 プリンセスでセーラー服なアニメランキング2位
劇場版美少女戦士セーラームーンR(アニメ映画)

1993年12月5日
★★★★☆ 4.0 (70)
520人が棚に入れました
 講談社の雑誌『なかよし』で連載されていた「セーラームーン」の初の劇場映画。月野うさぎとその恋人・地場衛の前に現れた異星人のフィオレ。衛と知り合いだったフィオレはふたりの友情のために花を持ってきたというが、彼の狙いは衛――タキシード仮面を利用しようとすることだった。実はフィオレの正体は宇宙の侵略者・キセニアンの手下だったのだ。セーラームーンをかばって傷を負い、フィオレに連れ去られてしまった衛を救うため、セーラー戦士たちはキセニアンのいる小惑星へと向かう。

声優・キャラクター
三石琴乃、富沢美智恵、久川綾、篠原恵美、深見梨加、荒木香恵、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、緒方恵美、緑川光、丸尾和子、冬馬由美、山崎和佳奈、西川宏美

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガンダム、うる星やつら、ルパン三世、と並ぶビッグタイトル 若いうちに観たい作品

1993年公開の劇場版セーラームーンR

原作 竹内直子 監督 幾原邦彦 脚本 富田祐弘

セーラームーンは長期テレビアニメシリーズで、ほとんど観ていなかったので、
まずは劇場版が見やすいかなと思ったのですが、正しい選択では無かったようです。
初心者であればとりあえずは佐藤順一監督のテレビ版「セーラームーン」からが基本でした。

と言っても、この劇場作品はエヴァンゲリオンのネタ元ともいわれるアニメ史の重要作品。
必見であることは間違いないです。

まず目を引くのはセーラー戦士のコスチュームの自然な美しさでしょう。
上半身はフィットしたセーラー上着、スカートは柔らかそうな超ミニ。
元ネタであるゴレンジャーのように色分けされて決してエロではない優しい美しさに目を奪われます。

月野うさぎ セーラームーン CV三石琴乃
火野レイ セーラーマーズ CV富沢美智恵
水野亜美 セーラーマーキュリー CV久川綾
木野まこと セーラージュピター CV篠原恵美
愛野美奈子 セーラーヴィーナス CV深見梨加

以上 5人の愛の戦士 懐かしい顔ぶれに震えが来ます。
なんだか、観出したらはまって止まらなくなりそうな予感。

Rですからちびうさもメインキャラです。

長期作品だけあって様々な登場人物、設定も変わって楽しみは尽きなそうですが、
踏み出すのが怖いですね。

この劇場版Rに関してはテレビ版一期とRの途中まで視聴が必要なようで、
日常部分やセーラー戦士の描写は少なく即、戦闘という感じで、
物語は楽しめません。
しかし、安定した作画で見るセーラー戦士の華麗なお姿に夢中になることは間違いなしです。

ゴールデンタイムアニメとして世界的社会現象を巻き起こしたビッグタイトル。
アニメファンとしては神棚に飾っておくだけでは許されない作品だと再認識できました。
キャラ及びコスチュームの美しさでは現代でさえ追随を許さない奇跡の作品です。
いつかは、テレビ版も全部見て観たいですねえ。怖いけど。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「Moon Revenge」

『美少女戦士セーラームーン』の劇場版第一弾。

単体で観たら変哲のないヒロインアニメだと思います。

世界を救うだけじゃダメ。全員無事に帰るんだ。
と言う典型的な欲張りヒロイズム。

けれど、本作のセーラー戦士たちはここに至るまで、
時空を超越して多くの因果と宿命を背負って来ている。

さらに、因果を重ねる中で、彼女たちは
超人的な能力を獲得する一方で、その魂は人間社会から乖離し、
現世で宿命を受け継いだ戦士たちは各々癒やし難い孤独を味わっている……。

これらの宿業の一端を、TVアニメで共有してきた視聴者にとっては、
「もう誰も一人にしない」などの決意が、心の琴線に触れる。
60分の中にセーラームーンエキスがギッシリ詰まったセラムン映画。

『~セーラームーンR』のR……。Remake、Rebirth、Revival……。
色々想定できますが、加えて無印における戦士たちの運命を知る視聴者にとっては
Revengeでもあると思います。

そんな戦士たち、ファンたちの抱く気持ちを巧みに斟酌、刺激しつつ、
クライマックスにて、セーラー戦士5人のキャストによる挿入歌「Moon Revenge」と共に、
心が一つになりセラムン愛が昇華する展開、構成はお見事。

永遠にも等しい時間、戦い続けて来た彼女たちの魂が、
少しだけ救済されたような。
万感胸に迫る最高のファン向け映画です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高傑作と言われているのも当然!

「いや、さすがに泣かないだろ」と思っていたのですが、クライマックスで見事に泣きました。
しかも、そこからさらにもうひと泣きあるという。
富田祐弘さんの脚本が素晴らしすぎます!うさぎの過去と衛の過去のマッチングのさせ方が神がかり的でした。彼のwikiを調べてみると、幼い頃に強い印象を残した作品がちらほら。

そしてもちろん、幾原邦彦監督の演出はシリーズ中でも群を抜いています。キャラクターの細かい仕草、動きだけでキャラクターの感情や状況を表現する豊かな発想・・・彼のことは毎回絶賛していますが、今作でもですね。

劇場版ということで作画はハイクオリティです。
終盤の背景動画や、当時最先端のCG(笑)など随所で見どころがあります。

声優さんの演技が素晴らしいのはもちろんのことです。ひらがな一文字の抑揚まで演技が行き渡っています。
若い声優さんは彼女たちの演技を見習(以下略)

"Moon Revenge"は初めて聴きましたが名曲ですね!

今作は、全人類にオススメしたいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7
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