ボクシングでバトルなTVアニメ動画ランキング 2

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77.1 1 ボクシングでバトルなアニメランキング1位
はじめの一歩(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (515)
2631人が棚に入れました
『はじめの一歩』(はじめのいっぽ)は森川ジョージの少年漫画作品。1989年から週刊少年マガジンで連載。
【ストーリー】母子家庭のいじめられっこであり、釣り船屋を親子で支えている少年・幕之内一歩が、後の世界チャンピオン鷹村守と出会いボクシングに開眼、鷹村と同じ鴨川ジムに入門して日本を代表する人気一流ボクサーとなっていく過程を、周囲の者たちとの交流、ライバルたちとの戦いを通じて描いてゆく。

声優・キャラクター
喜安浩平、小山力也、関智一、内海賢二、中嶋聡彦、高木渉、藤原啓治、阪口大助、小林沙苗、寺内よりえ、小野健一、神奈延年、立木文彦、小林正寛、松野太紀、辻谷耕史、田中正彦、平田広明、梁田清之、森川智之、相沢まさき、小野坂昌也、山寺宏一

DEIMOS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ボクシング漫画の「新」王道。

マガジンに超長期連載中の人気漫画のアニメ化。リアルタイム放送は放送圏外に住んでいたため、見れず。その後、見よう見ようと思いつつも、3期まで全120話以上という長さが、新規参入を阻んでいた。今回、一念発起して3日で3期まで全話一気視聴。

アニメ製作を担当したのは、日テレ、vap、マッドハウス、スタジオライブという安定の布陣。同ラインが担当したハンターハンター日テレ版やRAINBOWなどを見てもわかる通り、全編通して品質が安定。しっかりとボクシングの見どころである「動き」をハイレベルに表現。

声優面で特筆すべきは、鷹村を担当した小山力也。時系列からいって、彼が俳優(仮面ライダーRXの霞のジョー等)から声優に転向したきっかけとなる作品といっても過言でない。この作品があったからこそ、現代のアニメ界になくてはならない大物声優が誕生した。

そして、この作品に唯一無二の魅力を与えているのが、この「鷹村」の存在。主人公「幕内一歩」が、小柄で真面目な好青年、というのは漫画を読んでいなくても知っている人は多いだろうが、実は、鷹村こそが、この漫画のキーマンであり、漫画界の最優秀助演男優賞ともいえる存在。

この作品以前のボクシング漫画のスタンダードといえば「あしたのジョー」であり、「孤高」や「社会に対する反骨精神」の象徴として社会現象ともなった。同じマガジン誌において、本作は、差別化の方法として、「いじめられっ子の努力家」を主人公として据え、「先輩・後輩(ジムの仲間)との絆」という要素を加えた。もちろん、「ライバルとの激闘」や「滅びの美学」という従来のボクシング漫画の構成要素はそのままに。この新要素の中心にいるのが、「鷹村」なのだ。一歩がボクシングを始める動機も、試合中の解説者も、ギャグのオチ担当も、すべては鷹村。彼の世界戦に最も長い尺を使うのも頷ける。

さて、第1期は、一歩が日本チャンピオンになるまで。序盤はストーリーのテンポが良い。基本的には、新技の特訓→試合→相手のサブストーリー挿入→勝利→休養(ギャグ多め)→次の対戦相手が決定→新技の特訓、、、、の繰り返し。まさに少年漫画の王道。マガジンらしく、程よく可愛い女の子も出てくる。

第1期は、全75話でコミック20−30巻程度?をカバー。ちなみに、既刊110巻以上で未だ一歩は世界チャンピオンになっていない。つまり、日本チャンピオン以降(アニメ第2期以降)は極端にストーリーのペースがダウン。従って、ストーリーの長さに尻込みして手をつけていない人は、一旦、第1期のアニメだけ見れば良い。それで、一つの完結した話になっているから。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

良い原作の良いアニメ化という偉業。しっかりした努力がある少年漫画。

面白い原作を良い感じにアニメ化すれば素晴らしい作品になる。一見、誰でも思い付くこんな事だが、達成するのは実に難しい。近年だと、「銀魂」、「この世界の片隅に」、「声の形」くらいと言いたい。


素晴らしい原作があるなら、取捨選択は必要だが基本的な物語の要素は既に揃っているわけだ。故にアニメ化でプラスされる要素、声優さんと映像のマッチングが重要になる。本作では映像に関しては老舗のマッドハウスだけあって、長い作品ながら要所は見事に抑えた最高のボクシング表現になっているのは請け合いである。


さらに、本作では声優のマッチングが素晴らしい。


一歩を演じる喜安さんの自信がないが真っ直ぐな王道主人公っぷりは勿論、脇のキャラも声優さんがピッタリでより生きたキャラになっている。一歩の魅力は、強力なライバルだけじゃなく脇のキャラの豊かさにも現れている。


先輩の青木と木村は、イケメンでも強力な選手でもないが実に良い味を出しているキャラだ。映画の世界でもそうだが、主役だけじゃなく脇役で良い仕事する人がいないくてはならない。凡人であるが故の、くすぶってる人間だからこその味わいというのもまた良いものだ。


個人的には、ボクサーですらないけど梅沢君のエピソードで涙させられた辺りで、この作品はほんまに凄い…と痺れた。ライバルキャラ達のハマリ具合も良くて、いつもはギャグなキャラが多い小野坂さんと千道の相性は特にバッチシ。


しかし、なにより最高なのは鷹村を演じる力也ちゃんだろう。本作で間違いなく最強のキャラであり、一歩をボクシングの道に導いてくれたヒーロー、それでいて普段は破天荒で下品でどうしようもないという、普段は駄目だけど本当は格好いいキャラの典型といって良い人物である。


 力也さんは割と豪快型のキャラもやられる方だが、ご自身の持っている真面目さが声に出てる感じでそこまで完全にハマっているとは思えないことが多かった。器用な方だけで最高にハマるキャラを引けないタイプの声優さんかなぁ〜と思っていたが、鷹村との相性は最高のそれといって良かろう。


 特に原作でも頂点かもしれないホーク戦での燃え上がり方は素晴らし過ぎる!。ホークが明夫さんなのはちょっと違うかなぁ〜とは思ったけど、それもまたよし!。ホーク戦を見るなら海外のリアクション動画を上げている、うずまきカーン氏の動画が凄い!。ゴツいオッサンな方なのだが、こんなにアニメに入り込んで熱狂している人は初めて見たわ!と爆笑しつつ一緒に熱くなれます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アツイ ボクシング あにめ

原作 漫画 既読 

全76話 


週間少年マガジン 連載中
103巻(2013年5月現在)

簡単に説明すると
いじめられっ子だった高校生 幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守に助けられ、それを期にボクシングを始め成長していくストーリー。


昔、一度見ているんですが、殆ど忘れてるし、秋から3期が始まるので、復習の意味でもう一度視聴。

一歩は、元々実家の釣り船屋を手伝いしているので、足腰丈夫な体です。
そのおかげで強力なパンチが武器。
とはいえ、初めたばかりの素人だから弱いのは当たり前。

一歩の性格は、真面目でお人よしの努力家です。

そのせいもあって、感情移入し易かったです。

ボクシングジムの会長の教えを守り、毎日凄い練習をこなしていきます。

試合する度に、どんどん強く成長していきます。

プロテストや、〇〇の決勝戦、タイトル戦等、
毎試合 アツく、感動の涙でした。
q(T▽Tq)

昔のボクシングアニメ「あしたのジョー」とは、また違った魅力のある作品です。

ちょうどお盆休みだったので、観始めたら止まりませんでした。

男なら胸が熱くなります。

女性には響き辛いかもですが、

スポコン、サクセスストーリー系が好きな人には、超おすすめです!
(=´ω`)ノシ 



余談ですが・・・

リアルで、一歩のようなドが付くくらい真面目で腰の低いプロボクサーっているのかな~?
内藤大助さんも、真面目で腰低いけど、ちょっと違うし・・・
何にしても、一歩は好きなキャラでした。 (*´ー`)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 51

64.5 2 ボクシングでバトルなアニメランキング2位
グラップラー刃牙-最大トーナメント編-(TVアニメ動画)

2001年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (104)
475人が棚に入れました
板垣恵介の同名人気格闘コミックをTV化した、バトル・アクションシリーズの続編。前作で人気となった格闘技のテクニックは、今作でもじっくりと描かれている。前作から数年、範馬刃牙は17歳となっていた。その頃、復活した武神・愚地独歩が、空手を終わらせた男・愚地克巳を地下闘技場に送り込むと宣言。それがきっかけとなって、世界中の戦士を集めた最大トーナメントの開催が決定された。もちろん刃牙もトーナメントにエントリーするが…。

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最強を夢見る男たちによる格闘トーナメント!全試合見せます!!

 男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「地上最強の男」‼

「地上最強」を目指す多くの男たちとの様々な死闘を通し、「地上最強の生物」と謳われる父・範馬勇次郎を超えを目指す主人公・範馬刃牙の活躍を描いた”熱き”「バキシリーズ」の2期目!

 2期である今回は、32+α人によるトーナメント戦!
 何がとんでもないって、「1試合もダイジェストにしない」ところです!!
 32人もいれば、単純計算で31試合もありますからね…それを全て丸ごと描いている。勿論つまらない試合もありますが…。

 空手、拳法、ムエタイ、ボクシング、横綱!、プロレス、不良…武器さえ使わなければなんでもあり!
 作者はプロレス好きですよね…反面ムエt…(ry

 アニメ版ではカットしていてつまらないですが、原作では入場シーンも全員分しっかり描いています。(1話60ページという伝説回です!)

 入場も平等にカットしないからこそ、誰が本当に強いのか分からない!だからこそワクワクする…。
 アニメ版だと誰が勝ち上がっていくか大体予想できてしまいそうです…(それでも意外な試合が目白押しですが!)


 ここで語るとネタバレになるので語りませんが、意外性のある試合、格好良すぎる試合、男泣きしちゃう?試合…数多くそろえております!
 実力者同士なのに一瞬でカタがついたり…。

 ファン同士で語り合うと止まらなくなる作品です。
 もちろん突っ込みどころ満載です。そこがバキの良さでもある!!

 そして、特に上位の方の試合の密度の濃さよ…。
 アニメではありますが、格闘技好きの人も楽しめるかもです!

 そして「鬼の形相のような背中を持つ男」「こぶしで地震を止める男」最強生物:範馬勇次郎は1期に引き続き黒歴史を…。彼でも油断するんですね…「予測もしなかったぜ…」
 信じられねー!今の彼なら効かないでしょうが…。

 ちなみに私は誰が何と言おうと、愚地克巳が好きです!愚地独歩が好きです!
 愚地家が好きです!日本の誇りです!
 愚地克巳のCVは藤原啓治です!好きです!復帰うれしいです!ずーっと応援し続けます!!!

 音楽と作画は残念であり、演出も微妙…。
 個人的にバキシリーズで一番好きな話なので、できれば作り直してもらいたいけど…面白いから良いか…。
 
 ちなみにがっつり男向けな作品だと思います…痛いシーンが多いし…バキの女性ファンってあんまし聞いたことない…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

脳みそ6割、筋肉4割で見るアニメ

前作の目的の一つを失い、{netabare}「母を殺した父、範馬勇次郎を超える」{/netabare}ことを目的に戦う格闘アニメ。

トーナメント形式の試合なのですが、モブキャラ含め、全試合省略なしで描ききっています。
一人一人の選手の過去と、そしてたどりついた現在がぶつかり合う。

原作では静止画ですが、アニメだと実際にどう動いているのかわかりやすく、思いの外かっこいい!
そして結構痛そうw

お気に入りのカードは、
{netabare}
・渋川剛気vs愚地独歩
・渋川剛気vsジャック・ハンマー
・バキvsジャック・ハンマー
・稲城文之信vs花山薫
・柴千春vsアイアン・マイケル
・範馬勇次郎vs敗退選手
{/netabare}
かな。

最後は{netabare}「同じ目的を持つ腹違いの兄、ジャック・範馬と戦う」{/netabare}というオチ。
原作を読んでから見ましたが、これは今考えても憎い展開ですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

どっく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

作画が……

ストーリーやキャラクターは原作同様大好きなのですが、
作画がひどすぎて、刃牙が主人公だとは思えない顔をしているときがあります。ずっと集中して観ていたのに、突然変な顔をしていたりするのです。それが非常に怖いです。。。

音楽は「なんじゃこれ」という感じです。
1期目のエンディングのラストは、安い香港映画のエンディングみたいな感じで厳かに終わっていきます。

刃牙を担当されている声優さんは素晴らしいと思います。
でも、ちょいちょい「あれ?」と引っかかる方もいらっしゃいます。

どうせアニメ化するなら、ちゃんと作って欲しかったなあと思いました。
散々文句を言いましたが、これから続きを観ます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
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