低血圧 さんの感想・評価
3.7
初めてみた深夜アニメ
自分が小学生くらいの時やってた深夜アニメ。
当時はわけも分からず夜にアニメやってるんだ~って感じで見てましたが、年月を経て見てみるとまた違った印象を受けました。
また原作(コミック)とは終わり方も全然違っていてどちらも良作だと思います
前半ほのぼの系で後半シリアス感動系って感じですね
低血圧 さんの感想・評価
3.7
自分が小学生くらいの時やってた深夜アニメ。
当時はわけも分からず夜にアニメやってるんだ~って感じで見てましたが、年月を経て見てみるとまた違った印象を受けました。
また原作(コミック)とは終わり方も全然違っていてどちらも良作だと思います
前半ほのぼの系で後半シリアス感動系って感じですね
笙 さんの感想・評価
4.3
てぃひひなほわほわお姉さん天使を中心としたほのぼのアニメですね。美紗さんのキャラが鬱陶しく感じない人は十分楽しめると思いますよ。個人的には、金髪おちびの小星ちゃんがお気に入りです。湖太郎くんにぐいぐい接近する美紗さんとの間に必死に割って入ろうとする小星ちゃん。微笑ましくてとても可愛いです。小星ちゃんとゴールインすればいいなーと思いながら見てました。
Smog さんの感想・評価
2.9
コミック原作。
全24話。
原作未読です。
唐突に「りぜる」と呼ばれる少女と強制的に結婚させられた主人公が、周囲の人々を巻き込んでドタバタするコメディ。
釘宮ボイスを全力で楽しむための作品です。
一番の見所は、釘宮理恵さんが演じるキャラの魅力でしょう。
100%のデレキャラが楽しめます。
幼妻が放つ「だんなさま~」の破壊力をお楽しみくださいw
ただし、釘宮枠以外に楽しむべき点がないのが残念なところ。
10年以上前の作品ですので、当時のラインナップを見ると新鮮なアニメだったのかもしれません。
ストーリーについて、見事なほど内容が薄いです。
今からするとキャラも内容も、もの足りないですね。
何も考えられずに見られますが、一気見はかなり厳しい作品でした
作画について、特筆すべき点はありません。
10年前のラインナップと見比べて、可も不可もないというのが正直な感想でした。
音楽について、OP/EDの曲は良かったです。
釘宮枠への期待を裏切らない釘宮ボイスが堪能できましたw
声優さんについて、特筆すべきは言わずもがな釘宮さんでしょう。
デレキャラは久々でしたので、新鮮でした。
他に物足りなさを感じていたということもあるかもしれませんが、やはりツンデレの方がグッと来ますね!
くぎゅう分補給目的でまったりと見た作品でした。
そういう意味ではドンピシャでしたが、他の目的で見る動機がいまいちつかめない作品でしたw
釘宮さん目的の方にオススメできる作品です。
ヒロトシ さんの感想・評価
2.6
私が萌豚デビューした頃はまだまだ深夜アニメの数は少ないものでございました。当時一介の学生がパソコンを誰もが個人で持てる・自由に使えるわけではありませんでした。今のように簡単にアニメの放映日時が判明したわけでもなく、新聞のテレビ欄と超絶ニラめっこをしまして、アニメの新番組はないか!新番組はないか!!それっぽいのねーか!悪い子はいねーがー!いう風に、何かまるで親の敵を探すかのような、家族も普通に引くテンションで探していたのを覚えています。今の様に沢山のアニメを厳選して見る、というのも当時では贅沢だったのです。深夜にアニメがやっている。それだけでもう有り難かったのです。今冷静に思い返せばどんなにクソつまんねえアニメでも当時は何故か面白く感じました。懐古厨乙と言われるかもしれませんが、そういう時代だったのです。
さて、そんな中で、本作は私の様な萌豚をズッキュンバッキュンしてくれるストレートに萌えを表現してくれた作品でした。今でこそ釘宮さんの声はもうバッチこいやー!!!って感じですけど、初めて聞いた時の衝撃たるや忘れられません。OPの初めてしましょ♪というフレーズは私の心を盗んでいったのです。
しかしそれ以上に驚いたのは友紀の声が山口勝平さんだった事ですね。声優の知識がないとはいえ、山口さんの声質は随分特徴あるものでございますし、流石に有名な方です。らんま1/2や、犬夜叉のアニメを見ていた人間としては、深夜帯の、しかもすげードマイナーなアニメに山口さんが出ている事に衝撃を受けました。
話としてはりぜるが押しかけ女房として、突然やってきて友紀と無理矢理結婚する事になる~というラブコメです。りぜるちゃん最初は押しが強くて結構ウザキャラなんですが、それ以上に友紀がちょっとりぜるちゃんが可哀想になるくらい、拒絶反応を示したりしますので、りぜるちゃんが段々愛らしく見えてくるんですよ。ラブコメといっても、私には笑えるツボみたいなのはほとんどありませんでしたね。やり過ぎで引くパターンが大半を占めていましたので。15分枠で逆に良かったと思います。20分強これをやられたら、視聴者は恐らく持ちませんw
どんなに無碍にされても、健気に旦那様(友紀の事をりぜるはそう呼んでいます)と慕い続けるりぜるちゃんと友紀の関係の変化を楽しむアニメだと私は思いますね。友紀も素直になれない性格なのと、年上の女が好きという男子でそれゆえに恋愛面で傷ついているという設定のキャラだったので、どう考えてもロリっ子体型のりぜるに対して受け入れられないみたいなのがあったんだと思います。終盤は意外な展開になっていて、終わり方も私的には結構良かったので、過程の時点で、もうちょっと流れの工夫をして欲しかったと、そこが残念ですね。
先程、15分枠と書きましたがそうです。実はこの後にタイトルである『鋼鉄天使くるみpure』というのをやっていました。このタイトルから皆さんどういう想像をされるでしょうか?
予想される反応としては
アニメのタイトルだよな?(それっぽいですねー)
萌え系のアニメ?(タイトルはそれっぽいですね)
愛天使の親戚じゃね?(ウェディングピーチは関係ねーよ)
あ、分かった!まさかのグロ作品(虚淵じゃねーんだからよ)
なっるたる!なっるたる!!(ノーコメントでフィニッシュ)
答えはこれ実写なんですよ。
今でこそね。数年前に『魔法先生ネギま!』のまさかのドラマ化というちょっとした伝説があるせいで、ふ~んという反応になるかもしれません。ですが、ふっつーにですね。新作萌えアニメとして期待してみた、当時の私の反応は!一言で言うと!
くぁwせdrftgyふじこlp
でした!
いや、しかし待て。とりあえず素数を落ち着いて数えるんだ。
その昔、天才てれび君で見た『ジーンダイバー』という作品があってだな。実写とアニメを見事に両立させた名作があったではないですか。これも最初は実写オンリーと見せかけて、アニメパートもなんだかんだで結構用意しちゃってる感じじゃないですか~。どうですか!解説の松木さん!
なんなんすか、なんなんすかこれ
最初から最後までふっつーに実写じゃないですか!
この枠を楽しみにしていた私の時間を返してくださいよ!
ふざけたロスタイムですよ!ふざロスですよ!
とまあ、あきれるくらいに実写だったわけで。
前枠のりぜるまいんも含めて、この30分枠を当時アニメコンプレックスと呼んでいたんですよ。確かにアニメを原作にした実写ドラマではありますが、普通に新作アニメを2本放送してくれると思っていた、当時の飢えた私には、痛すぎる社会勉強でした。しかもこの後は本命だった『円盤皇女わるきゅーれ』があったし、当時は録画も出来ない環境だったので、早く寝るという事も出来ず、なんだかんでりぜると合わせて見てはいましたね。悔しい事に結構楽しめたので、後年のネギま!のドラマ視聴の際も、これのおかげで、なんだかんだで楽しむツボをその時は既に心得ていました。
以上で、私のアニメコンプレックスな雑談を終了します。
ユニバーサルスタイル さんの感想・評価
4.8
釘宮理恵さんは実にたくさんのアニメでヒロインを演じられ、どれも印象に残るキャラばかりな凄い声優さんです。
しかし!その中でも一際強烈なのがこの『りぜるまいん』の「りぜる」です!!
他に類を見ない個性派ヒロインな上、実に可愛らしい・・・一度見たら病み付きになること間違いなしです。
あらすじ↓
{netabare}
主人公の岩城友紀(いわきとものり)は担任の井端菜摘(いばたなつみ)に恋していた。しかし中学3年生のときついに告白しようと思った矢先、菜摘が婚約することを知る。
ショックで落ち込んでいた彼の前に突然りぜるという謎の少女が現れる。何故か国家権力によって強制的にりぜると婚約させられた友紀だが、彼は年上の女性が好みだと突っぱねる。
友紀に振り向いてもらうべく奮闘するりぜると、一向に相手にしようとしない友紀。二人の関係はこの先どうなるのか?
{/netabare}
前半はりぜるが友紀に振り向いてもらうよう頑張る奮闘記になります。
毎度ベタな展開とオチが続くので、序盤は単調に感じるかもしれません。その代りテンポがとても良くて、1話1話における満足度は高いです。一気見には向かない、ということです。
友紀にデレデレな彼女は、そっけない態度を取られても乱暴な目に遭っても全くめげずにアタックし続けます。
この部分はうる星やつらのオマージュになっているらしいです。OPもうる星をかなり意識した曲になっています。
ただ、この作品は勘違いではなく実際既に二人が婚約した仲となっており、りぜるは友紀との初めての共同作業を何でも好意的に捉える新妻らしさが面白いです。
(例)初投げられ~、初叱られ~、初縛られ~
それからラムちゃんは宇宙人ですが、りぜるは人工生命体(アンドロイド)であり、その点を活かしたユニークな動きも見所です。
(例)喜ぶと頭にある巨大な髪飾りがピコピコ動く。泣くと涙が地に落ちて爆発する。等
あとラムちゃんは「ダーリン♪」呼びなのに対し、りぜるは「だんなさまー♪」呼びなのも地味に持ち味になっています。
何も考えずにアタックし続けても相手にしてもらえないと分かったりぜるは、少しずつ友紀のことを理解しようと努め始めます。
そしてその努力を次第に認め、彼女に心を開き始める友紀。
この二人が互いに歩み寄っていく過程がとってもハートフルで良いです。
りぜると友紀のクラスメイトや友人も個性派ばかりで、中盤からこの関りが面白くなってきます。
その他キャラ↓
{netabare}
聖本あおいちゃんは友紀の幼なじみでありクラスメイト。一見地味なんですが、りぜるに親身に付き合ってくれる唯一の親友でもあります。
鳳凰院龍之介は同じ学校で金持ち・エリート・イケメンの三拍子揃った完璧超人。その外面にあおいちゃんは想いを寄せています。しかしその実重度のロリコンでりぜるに惚れこんでいる変態であります。
八千草響子は過去の出会いから友紀に恋している高校生。年上好きの友紀は彼女のアタックにふらつきます。普段はシャイで大人しいけれど、眼鏡を外すと強気で妖艶な性格に豹変します。
{/netabare}
りぜるはいつもニコニコ笑顔で甘い言葉を恥ずかしげもなく連発してくる・・・もう羨ましすぎるぐらい愛らしい女の子なんですが、対する友紀は生意気で仏頂面で粗雑で、もうダメすぎる!(笑)
でもちゃんと彼がそうした態度を取り続ける理由があって、記号的な(単なる朴念仁な)人間になっていないので、次第に友紀も可愛いと思えるようになりました。
その理由は...↓
{netabare}
友紀は年上の女性が好き。でもただ好きになっても振り向いてもらえない
ことに苦しみ、人前では男らしくカッコイイ人間を演じていたから。
子供のままでは大人の恋愛対象になれない。早く大人になりたい、大人扱いされたい。そうした感情からわざと(本人の中では)大人びた態度を取り続けていたのです。
{/netabare}
りぜるにはなんと三人のパパがいます。
特徴があまりないので、失礼ながら髪の量で並べると
パパA:やや少なめ(バーコード)
パパB:ふさふさ
パパC:つるつる
全員サングラスでイカツい外見ですが、娘のりぜるには目に入れても痛くないくらい愛情をもって接しています。
最初りぜるはパパ達に頼り切りで友紀と上手くいくように色々手助けしてもらうのですが、次第に自分の力で友紀に振り向いてもらうよう頑張るようになります。
終盤の、独り立ちした娘を見守る父の姿、そして成長したりぜるの姿には思わず感動しました。
表面的に見れば、エッチな描写だったり暴力的な描写が多く苦手に思う人が多いかもしれません。
確実に見る人を選ぶアニメだとは分かっていますが、それでもやはり奥に 溢れるあったかさと優しさを感じてほしい・・・・そう思います。
イロモノに見られようが、絶対に名作だと言いたいです。
評価について
物語は、二期に続くという形で終了したので-0.5
作画は、10年前にしては綺麗な方ですが、回によっては荒れも見られたので-0.5
としました。
その他評価
{netabare}
主題歌
OP「はじめて♡しましょ!」・・・甘々なラブソングの歌詞に乗せて、釘宮さんの甘い歌声と癒し系の音楽が合わさった、まさしく最強の萌えアニソン。
ED「ほんきパワーのだっしゅ!」・・・OPとは打って変わった情熱的なラブソング。恋する乙女のパワーを表現した、こちらもかなり素晴らしいアニソンです。インストがカッコよすぎる。
音楽
主題歌の作曲同様、佐橋俊彦さんが手がけています。決して萌え~な感じの緩いBGMでなく、疾走感ある感じがアニメのテンポの良さに貢献していたと思います。
好きなエピソード
1話「突然!幼な妻!?」:突然の登場、いきなり婚約?ロリロリな新妻。
→非常にサクサク進むので思わず引き込まれてしまいました。
3話「めざせ!2人でおふとんイン!?」:男くさくなるための特訓?匂い?口調?服?男臭さってどこ?
→りぜるの懸命な努力、可愛いですが笑えます。
5話「やったね!一緒にイッちゃった!?」:りぜるの好意をふいにして自己嫌悪する友紀。最後は仲良く仲直り。
→ラブコメによくある、トラブルからの不仲と感動的な仲直り。ほっこりします。
6話「SOS!あぶない放課後!?」:あおいの策略通り、りぜるが危ないと知ると急いで助けに来る友紀。
→友紀のツンデレが見られて微笑ましい瞬間です。
9話「初体験?あたしが抱いちゃった!?」:恋人と上手く行かずふさぎ込む菜摘。そしてそれを慰めようとする友紀。傷心の隙に乗じて菜摘に想いを伝えようとした友紀だったがまたもや空回り。りぜるに慰められる。
→じーんとくる良い回でした。ここでやっと友紀の素直さも見られます。
10話「ラブレターパニック!恋の板挟み!?」:あおいと龍之介をくっ付けようとするりぜる。りぜるは龍之介に好きなのに振り向いてもらえないあおいの気持ちを訴えるが、龍之介も自分のりぜるへの気持ちを訴えた。
→揺れ動く少年少女の心、青春です。この回のやり取り良いですねー。
12話「オトナへの扉!初めてのC!?」:接吻岩の願いごとを各々信じてやってきた一行。パパの力を頼らずに奮闘するりぜる、接吻岩の上でキスする二人。
→りぜるの覚悟と愛が素晴らしい。まさに神回でした。
{/netabare}