2023年度のマネージャーおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2023年度のマネージャー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月17日の時点で一番の2023年度のマネージャーおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.1 1 2023年度のマネージャーアニメランキング1位
アイドルマスター シンデレラガールズ U149(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (116)
315人が棚に入れました
ある昼下がり。夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。
部屋の名前は『第3芸能課』ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子は夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね──。と、そこへ現れたのは王子様みたいに素敵なプロデューサー!
……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいのかしらと、悩み、次の日には笑って、手と手をつないで階段を登ります。
ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか?『アイドルマスターシンデレラガールズ』から生まれる、新たなストーリー。
「──ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」

声優・キャラクター
橘ありす:佐藤亜美菜
櫻井桃華:照井春佳
赤城みりあ:黒沢ともよ
的場梨沙:集貝はな
結城晴:小市眞琴
佐々木千枝:今井麻夏
龍崎薫:春瀬なつみ
市原仁奈:久野美咲
古賀小春:????
プロデューサー:米内佑希

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

はじまりの一等星

わたしはアイドルアニメ合わないけど、アイドルマスターやラブライブってやっぱりすごいんだなーって思った、アイドルの魅力をちゃんとわかって作ってると思う、とても良いアニメだと思います!
最初はロリコン向け?って思ったけど、この子達は小さくてもちゃんとアイドルなんです!!
目の前のレッスンに、仕事に、ファンの対応にいつでも一生懸命で、その先にはっきり輝く未来が見えます
それに対して大人の汚さが目立っていて、純粋な女の子達がより輝いてまぶしく見えました!

U149は身長149cm以下って意味みたい
他のアイドルアニメと比べてずいぶん幼いなーって思ったら、9歳~12歳で全員小学生のようです

楽曲は多いけど特に心に刺さる曲はなかったかなー
アイドルソングが好みじゃないから仕方ないんだけど

綺麗な作画に一人一人に用意されたキャラクターソング、凄いライブシーンなどクオリティはすごく高いし、9人全員を一人ずつしっかり掘り下げていてアイドルアニメとしては最高峰のデキ
これだけ幼い設定のアイドルアニメって見たことないから新鮮ですね

小学校3年生から6年生だと中身がだいぶ成長するけど、ちゃんと年齢相応にお姉ちゃんになっていてキャラ設定もちゃんとしています
アイドルの子たちはみんないい子でホント可愛くていい!!

シナリオもちゃんとしていて、アイドルの子達は純粋で一生懸命で無邪気なのに、大人は汚いことばっかりやっていて、汚い大人に戸惑いながらもけなげに頑張る子達がホントいい子で、頭なでなでしたくなる
彼女たちは芸能界を生きるにはまだ幼くて、未熟
でもきっといつか満員のステージを照らすスターになれる、輝く未来を感じさせる夢のあるお話でした!

そんなキラキラしたアイドル達に対して小学生の女の子に向かって酷い反応をする大人の人達が残念・・・
一生懸命頑張る女の子いじめて、それが大人のすることでしょうか?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

みんなキラキラでごぜいます

原作未読 全12話

765プロの第3芸能課に所属している身長が149cm以下の9人の小学生アイドルの活躍を描く作品。

目立った活動がなかった第3芸能課に新米プロデューサーが配属することで徐々に活動することになりました。

1話ごとにそれぞれのキャラが主人公となり、活躍していきますね。

印象に残ったキャラは、主人公的な橘 ありす、お嬢様的な櫻井 桃華、鼻っ柱の強い的場 梨沙、いつも色々な着ぐるみを着ている市原 仁奈ですね。

それぞれ個性的なキャラばかりで楽しかったです。

これからという感じで終わっています。

OPはU149のみなさん、EDはそれぞれ主役で登場したキャラが歌っています。

最後に、タイトルは市原 仁奈の変わった言葉遣いにしましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

橘ありす、葛藤の物語?

メディアミックス展開している「アイドルマスター」(アイマス)、中でも「アイドルマスター シンデレラガールズ」(デレマス)の1コンテンツ。

スマホ向け漫画アプリ「サイコミ」で漫画連載されている「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」ですが、アニメでも各話ストーリーにアレンジはあるものの基本設定や主要登場人物は同じです。アニメ化を知る前からサイコミで漫画は読んでいたので、個人的にはこのアニメ化は普通に楽しみでした。

そんな本作ですが、私が勝手にそう思っているだけかもしれないのですがシリーズ構成的に「橘ありすの葛藤・成長」がフォーカスされているように思います。

メンバー9人のうちありす(ありす:「橘です!」)以外の8人については第2話以降9話までいわゆる「当番回」的な話数が割り当てられていて、それぞれのキャラの特徴や長所が発揮されて活躍する構成になっています。

そんな各話で橘さんはバイプレイヤーであり、魅力・長所を発揮する同僚たちを横目に自分はアイドルとしてどうあるべきか、そもそもアイドルになりたいのかと悩むポジションに居ます。

本作はポテンシャルは高そうなんだけど何者にもなれない、そんな橘ありすが道を見出しアイドルとして輝きだす過程を描いた話に見えます。

グループアイドルを描く作品でありながらストーリーとしての不動のセンターに橘ありすがいる、本作はそんなアニメだと思います。

余談: サイコミでは「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」(メンバーは全員小学生)以外に「アイドルマスター シンデレラガールズ After20」(メンバーは全員成人していてお酒好き)というシリーズが展開しています。

本作ではそんな After20 のメンバーを始めとしてデレマスの様々なアイドル達がゲストキャラとして出演しています。

私はシリーズ全体にはそんなに詳しくはないのですが、デレマス全体のファン向けのファンサービス的要素にも注目ですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

84.0 2 2023年度のマネージャーアニメランキング2位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (671)
1902人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

早熟にもほどがある

動画工房制作。

地方都市で働く産婦人科医の男の前に、
現れた患者は推しのアイドル、アイであった。
{netabare}医者として彼女を支えようと決意をするも、
彼女の出産を直前に、男は何者かに襲われる。{/netabare}
二人の出会いが予期せぬ運命へと動き始める。

序章はネタバレ厳禁なのでしょうが、
物語の導入部としては強烈な引きであり、
かなり奇抜な物語の設定ではあるが楽しい。
演出が効果的に機能しているのでしょう。

アイドルは夢を与える仕事である。
{netabare}そして夢の裏側、綺麗な嘘の悲劇的な代償、
前世の記憶を引き継ぐ双子の兄妹、
とある悲劇的な事件の真相を暴くため、
兄と妹はそれぞれの仕方で復讐を誓う。{/netabare}

一定以上の緊迫感が続けば嬉しい、
先の読めない展開に期待しています。

最終話視聴追記。
序盤の展開はサスペンス一辺倒ではなく、
{netabare}まずは芸能界で足場を作り、手掛かりを探す、
アクアは事件の裏に誰が関与しているのかと、
推測し、周りと良好な人間関係を構築していく。
期待していたサスペンスフルな展開とは、
少し方向性が違うも、まずまずは楽しめる。
復讐劇が成就するまで、まだ先がありそうだ。{/netabare}

女王蜂の楽曲がとても良く印象に残りました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「それでも光はあるから」

赤坂アカ氏・原作の連載コミックは未読。

【物語 4.5点】
題材は芸能界の裏側。

初回から90分SPでインパクトを残す。
あとは数話完結エピソードで適度にヤマを作って勢いを持続させる。
最近のバズる1クールアニメの構成として理想的。

その中でアイドルの虚実。
演技力だけで決まらない役者のキャスティング。
リアリティショーを巡るネット、SNS上のエゴサ、炎上。

多くの人が芸能界に対して薄々感じている、こじれた部分を、
踏み込んで言語化して、よく映像化してくれたと共感を得ていく内容。

7話の{netabare} ネットリンチ{/netabare} はここまでエグッて来るのかと戦慄しましたし、
3話にて語られた、良い原作を良い映像作品にしたいという純心だけでは通らないドラマ事情。
それでも現場スタッフはより良い物を作ろうと奮闘してはいるという描写。
私も、今後アニメ化で好きな原作を台無しにされた時も、少しは優しい気持ちで受け止められそう?ですw


主人公少年・愛久愛海(アクアマリン)は{netabare} 母であり推しであるアイ{/netabare} をあんな目に遭わせた芸能界の連中への復讐に燃える闇サイド担当。
妹・瑠美衣(ルビー)は母も輝いたアイドルに憧れを抱く光サイド担当。

両サイドを行き来したり、交錯させたりすることで、
闇は深いけど、人を惹き付けてやまない夢の芸能界を演出。

またアクアの復讐闇堕ちルートを思い留まらせるルビーのアイドル光ルートという構図も、
葛藤の軸として確立されており、制作決定している2期以降も安定して期待できます。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・動画工房

きらびやかなステージのスポットライトにトップアイドルの瞳の煌き。
芸能界のキラキラを表現する極彩色のカラーが強烈。
裏に潜む嘘の存在を否応なしに意識させられる、“価値ある不快感”を提供。

反面、芸能界の本音やトラウマを描く時は、しっかりと色数を落とす。
地味にアクアが業界の裏情報を探るため鏑木と会談するモノクロに近い映像も印象的。
灰色の店内で裏話を交わす2人の男。そして、闇に浮かぶ{netabare} 4万円の寿司w{/netabare}

カラースクリプトも数多く担当した助監督の猫富 ちゃお氏。
要チェック人物としてマイリストに登録されました。


動画工房の主力・谷口 淳一郎氏ら“作画育成監督”を複数人擁する陣容も特徴的。
この作画育成監督、近年ではCloverWorksの岡 勇一氏も務めるポジション。(※)

過酷な労働環境などを背景にした、技術継承不足が呼ぶ、さらなる人材不足という地盤沈下の悪循環。
アニメ業界も、芸能界と同じく、色々と闇を抱えているようですが。

作中でルビーたちが{netabare} 新生B小町{/netabare} により芸能界に光をもたらすのかと予感させるのと同様に、
日本のアニメ業界も、社内育成体制の整備と内製回帰による基盤強化で、将来に光明を見出していこうという意志を感じます。


【キャラ 4.5点】
“10秒で泣ける天才子役”有馬かな。
子役の旬が過ぎて見向きもされなくなった高校時代にアクアらと再会。
CV.潘 めぐみさんの濁声で、骨身に染みた芸能界の現実を語る解説役としても重宝する。
{netabare} 新生B小町のセンター{/netabare} も決まってましたね♪

また、必要なのは有馬かなという元・子役の名前だけ、良い演技より波風を立てないことを求められる現場で放った、
ドラマ業界騒然の会心の演技。
{netabare} 「それでも光はあるから」{/netabare}
矛盾だらけの芸能界をも照らすメタファーとして私の心にも深く刺さりました。

今後も有馬かなは{netabare} アクアを巡る黒川あかねとの三角関係?{/netabare}
など恋愛面でも活躍が期待できそうです。


人気“高校生ユーチューバー”MEMちょ。{netabare} 新生B小町メンバー。{/netabare}
メディア横断的にバズる導線を引くネット工作能力が貴重。
衝撃の{netabare} 実年齢25歳、7歳サバ読みの{/netabare} カミングアウト。
芸能界の過剰な早熟性欲求へ一石を投じる意味でも有用なキャラです。


【声優 4.0点】
主人公アクア役の大塚 剛央さんは近年ブレイクし始めている若手声優。
ルビー役の伊駒 ゆりえさんに至ってはメインキャストは初の新人。
大塚さんは闇堕ちを危惧させる怪演などで片鱗を見せていますが、
伊駒さんは演じるキャラ同様、芸能界の闇に放り込むのが憚られるピュアさを感じます。

1期目は正直、有馬かな等、強烈なキャラ勢に埋まってる感もあったメインお二人。
シリーズを重ねる中でどう染まるか、化けるのか。
伸び代にかけた意図を感じる新人、若手起用だと思います。


カリスマアイドル・アイ役の高橋 李依さんが、初回の衝撃の掴みを支える。
天才若手女優・黒川 あかね役の石見 舞菜香さんが、8話の起死回生の演技を押さえる。
要所を締める声優の役者魂も光りました。

発声方法が謎なのが“覆面筋トレ系ユーチューバー”で苺プロの稼ぎ頭・ぴえヨン役の村田 太志さんのアヒル声w


【音楽 4.0点】
伝説のグループ・B小町の楽曲群は、やや昔のアイドルリバイバル感を醸した構成。
自己紹介&ヲタ芸煽り曲「サインはB」の作詞・作曲が大石 昌良さんというのがツボにハマります。
『~GRIDMAN』の主題歌同様、大石さんは懐古な心をくすぐるのがお上手です。


OP主題歌はYOASOBI「アイドル」
Ayase氏が原作漫画が好き過ぎて、インスパイアされた楽曲を複数作曲していた所、
タイアップの話が舞い込んで、その中の一曲が世に出た形。
歌詞世界は原作者が書き下ろした短編小説「45510」を元に展開。

「45510」は現在ヤングジャンプHPで期間限定公開されていますが、
私はアイのメガジャケ目当てでポチった「アイドル」CD版の付録で読みました。

2番を聴いて感じていた、1期では描写されなかった{netabare} アイのグループ内人間関係{/netabare} が、
真相に深く関わっているのだと再確認しました。

かわいいを表現しようと挑発的に語尾を上げるikuraさんのボーカル。
キャッチーな音をクドいくらい重ねるアレンジ。
良い意味で耳に障る構成で、アイドルと嘘というテーマを体現した力作。
AMVもYouTube2億回再生も納得の出来栄えです。


ED主題歌は女王蜂「メフィスト」
こちらはアヴちゃんが長年構想していた、人の願いを叶えるためにどこまでやっていくか?
という楽曲テーマが、作品と出会うことで結実し、日の目を見た形。
「メフィスト」はゲーテ『ファウスト』で登場する悪魔。
本曲では願いの悪魔の意が込められたとのこと。

毎回引きを強くするイントロが優秀なEDでもあります。
引きでは、時に囁くようなモノローグだったり、息を飲むカットだったりしますが、
音響が小さな音量のセリフ素材をイントロに負けないよう調整し、印象的な幕引きを演出したとのこと。
楽曲のパワーだけでなく、細かい音響の仕事も作品を支えていました。

尚、EDにも実写MVがありますが、こちらは視聴するのに相当な覚悟が要ります。


【参考文献】※CloverWorks公式ホームページ「STAFF INTERVIEW 岡勇一 クリエイティブ事業部 演出・作画ルーム 作画育成監督 培ってきた技術をすべて後輩に継承していきたい」




【第1話(90分拡大版)先行上映感想】嘘つきはアイドルの始まり

長いので折りたたみ。
{netabare}
アイドルは嘘で人々に夢を与える偶像。
嘘こそアイドルの本質。
こんな捻くれた考えを持った私。

本作の「この芸能界において嘘は武器だ」とのキャッチコピー。
主人公のアイドル・星野アイの“しいたけ目”を越えた“キラ星目”。
嘘臭すぎてかえって惹き付けられる極彩色の強烈なビジュアル。
これはさぞ濃密な芸能界の嘘を暴き出してくれるに違いないと、注目していた期待作。

加えて展開が衝撃的との評判は耳にしていたので、
まずは是非とも映画館で気持ち良く驚いてみようと、
今回の鑑賞まで情報シャットアウトして挑みました。

結果、本当に驚きましたし、取り扱う嘘は胃もたれして吐き気を催すくらい濃厚でした。
基本設定に{netabare} 推しの子供として転生した双子{/netabare} というトンデモがありますが、白けることはなく。
むしろ芸能界を徹底的に相対化できるポジションに視点を置く。
口の固い大人が油断して本音をこぼしてしまうキャラクターを活かす。
芸能界の嘘と現実にまつわるテーマの深掘りも怖いほど快調で引きずりこまれます。

例えば、ネット上で、あの娘の笑顔は作り物っぽくて嫌いとのアイドルアンチを見かけます。
あれも本作にかかれば、作り物も何も、芸能界の笑顔は全て人工物。
結局、人々は各々が、どの嘘が綺麗でしっくりくるか否かで、あれは本物じゃないだの叩いているに過ぎない。

さらには夢を壊されたと荒れるアイドル恋愛問題。
俳優の実力より事務所のパワーバランスによって決まる出番の尺の長さ。
真偽そっちのけで他人の不幸すらコンテンツとして消費する下衆な大衆。
嘘に踊らされる世間の風刺は多岐に渡り、シナリオ展開との合せ技で打ちのめされます。

初回90分で、まだ物語のプロローグに当たる第一章にしてこの密度。
序盤力は近年でも屈指だと感心しました。


アニメーション制作は動画工房。
手描き重視のアイドルライブシーン等で、世間が待望する綺麗な嘘を好表現。
目力の強弱が激しいキャラ素材を活用した心情描写も気合が入っていました。

主人公・星野 アイ役の高橋 李依さん。
作中アイドルソングも歌い、ミリ単位で供給する笑顔を微調整する狂気をフォローし、
嘘が本当になる未来や愛を求めて嘘を重ねる業も表現する。
持てる引き出しを全て開け放ったような見事な演技でした。

今回のラストではOP主題歌のYOASOBI「アイドル」も公開。
楽曲のために原作者が書き下ろしたという小説を元ネタに、
アイドルグループの本音を、韻を踏んでえぐってくる攻めてるアニソンでした。
OPの先攻を受け、後攻の女王蜂がED「メフィスト」でどう応えるのか。今から戦々恐々ですw


嘘を追求した先にあるのは真実か?代償か?
人は愛を取り戻せるのか?

初回から刺し違える覚悟で挑みたい。
2023年・春アニメ、台風の目です。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 47
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

憧れは止められない

今期最推しのアニメ! 
かぐや様の作者のかたが話を書いていますが、かぐや様と一緒で無駄に不快なことするメインキャラクターがいないのが好き(ちょい役には嫌な人もいますけどね)

話の組み立て方が上手い 演出のセンスの良さが凄い!
感情の起伏の表現が繊細で、キャラクターの一挙手一投足から伝わってくる感情、感情、感情・・・
ただお金をかけて作ってるだけじゃないんですよ、超絶な作画と演出で魂を吹き込まれて動き出したキャラクター達はまるで生きているかのよう
1話がピークって評価もわかるけど、登場人物が増えていくにつれてどんどん面白くなっていくいい作品なので是非最後まで見て欲しいです

各話の締めからEDのメフィストが流れる演出が最高にセンス良くて
「こっから面白くなるぞ!!」ってのを遺憾なくアピールしてきます、こんなカッコよく次話に導入されたら期待せずにはいられないでしょう!
OPテーマYOASOBIのアイドルもすごくいい曲なんですよね、アイドルのことを歌ってるようで、普通の恋愛にも言えることなのかなって思います、是非フルで聴いてみてください!

この作品のテーマは「憧れ」
推しのアイドル、キラキラした芸能界、輝かしい実績を持っているライバル、人気急上昇中のライバル、仕事と恋愛の共存
大好きなスターに憧れて目を輝かせた小さな頃の自分と、夢を叶えることの難しさと現実の厳しさに折れそうになる心・・・
でも心が折れそうになったときに支えてくれるのもまた「憧れ」でした
憧れ・・・それは人それぞれ形が違う、純粋で、尊くて、だけど意地悪な幻想

1話は90分使ってまるで映画のように起承転結が詰まっていて、1話だけで一つの物語として楽しめます!
2話からはだいぶ雰囲気がかわって1話のような衝撃はないけど、1話まるまる使って物語の導入を丁寧に描かれているので2話以降もとても見やすいんですよね
シナリオはアクアの目的とルビーの夢を軸にW主人公のような形で、厳しい芸能界に人生をかけるキャラクター達を描いています
ライバルになるキャラクターは優れた才能を持っているし意識も高いけど、陰湿な嫌がらせや見下した態度をとってくるわけでもなく、いいライバルキャラとして登場するところが好き
特に{netabare} フリルのポジションなんて他のアニメだと嫌な感じのキャラクターになりがちだけど、 1期見た感じだと嫌な感じの人ではなさそうで、2期での活躍を期待しています!{/netabare}
こういうアニメってすごく性格悪いいかにもな悪役が登場しがちだけど、さすが赤坂アカ先生、不快なキャラクターは必要最低限しか出てきません
なのにちゃんと厳しい世界で生きている感じは伝わってきました


実際の芸能界はこんな感じではないと思いますけど、でもリアリティを感じるんですよね
それは、芸能界の厳しさを描くアニメってだいたい「理不尽」を強調しがちだけど、この作品は理不尽さを感じさせない生々しい厳しさを描いていて、そこがリアリティを感じさせることにつながっているのだと思います

2期がとても楽しみです!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

60.9 3 2023年度のマネージャーアニメランキング3位
僕らの雨いろプロトコル(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (77)
233人が棚に入れました
母と妹との3人で暮らす高校2年生・時野谷 瞬。 事故による父の死と、妹の怪我をきっかけに、熱中していたゲームを辞めて、 今はeスポーツカフェ 「FOX ONE」で働いている。 幼なじみのゲーム友達と付き合いながら、バイトと勉強に明け暮れる瞬だが、 突如、「FOX ONE」に膨大な額の借金があることが発覚する。 借金返済のため「ザクセリオン・チャンピオンシップ」で優勝し、 賞金獲得を目指す瞬たち一同。 後ろめたい気持ちを抱えながら、 オンラインゲームの世界に再び飛び込んだ瞬の前に現れたのは、 かつて一緒にゲームをプレイしていた「ばくれつ君」だった。 未だ見ぬ出会いと経験、そして激闘… 瞬は時に悩みながらも、仲間たちと歩みを進めていく。 ゲームを通じて動きはじめる彼らの世界。 少年と家族。そして、仲間たちの物語──。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

eスポーツをテーマにした青春ストーリー

eスポーツが題材なアニメは新鮮ですね、瞬たちの恋愛模様は気になるのでそういったドラマは面白かったけど、いろいろと細かい事が気になる作品

作画はかなり悪くて顔が歪んでいます、eスポーツのプレイ画面が昔のゲームみたいだし、ずっと同じゲームだからプレイ画面の絵に変化がないし、毎回同じような展開ばっかりで代わり映えしないので見ていても面白くない
eスポーツの専門用語?が多いけどまったく説明されないので何言ってるのかわかりません・・・
eスポーツは詳しくないですけど、本当にプロの大会なの?
洗練されてなくてプロには見えないです
あと、未来が見える設定もeスポーツの良さを伝えるテーマにしては余計だと思う、普通に対戦すればいいじゃないの

瞬のチームメンバーのキャラクターは良かったけど
瞬の家族関係の話は余計だと思った、妹のブラコンがかなりヤバいし、手術受ける受けないでぐだぐだしていたのも微妙、プロゲーマーになるのは反対だったのに手術代をもらったらちょっと考え方変わった母親にもモヤっとした。
私が母親だったら絶対受け取らない、子どもの友達からお金受け取るってどういう親ですか? 店長の経営のまずさもそうだけど、お金にだらしない大人しかいないのはかなり残念

清純派女優がeスポーツ出場はキャラじゃないって言ってたけど、芸能界って競争激しそうだし、意外な一面あったほうが人気出そう 
だらしない私生活していることがバレるほうがよっぽど致命的なような・・・
ドラマ何本も出ているような女優がドアノブ壊れてるボロアパートに一人暮らしもあり得ないでしょ
ガスマスクして電車乗ったら改札で止められるでしょう・・・
ユウが瞬とネットで話すとき、いつも同じ服着ているし肩が半分露出しているのは最先端のファッションなの?

そんな感じでいろいろ雑で残念だけど、瞬や女子2人のキャラデザはいい感じだし、チムメンの雰囲気が良いので見ていて嫌な感じはしないです

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【評価辛目】コア層以外エイム不可

【物語 2.5点】
eスポーツを描いたというよりも、eスポーツを舞台にしたオリジナル青春アニメ。


シリーズ構成は、結末を決めて、そこから逆算して当てはめていく、一般的な帰納法ではなく、
作中を生きるキャラの織り成すドラマを積み重ねていく演繹法により構築。

演繹法は作品をつかめなかった視聴者にとっては、まとまりがないとの余韻が残りかねない諸刃。
本作はさらに視聴者を誘導する脚本が粗雑で、諸々“投げっぱなしジャーマン”を喰らった感覚で怪我するリスクが増大。


私は昔、とあるFPS(一人称視点シューティング)のオンラインお気軽クランにてヘッポコ一兵卒やってました。
そんな私の観点は適切かは分かりませんが、
架空のFPS「XAXXERION(ザクセリオン)」で競うeスポーツを描いた本作。
FPSの押さえる所は押さえていてニヤニヤさせられました。

即死判定のヘッドショットを決めるか回避するかがゲームの肝になるため
照準(エイム)を散らすためにジグザグに動いたり、
通路へはニャ~とジャンプで飛び出してみたり、逆にそのパターンを読まれて狙撃されたりw

ただFPSというゲームジャンル。世界ではメジャーでも日本ではマイナー。
そもそも“ライトユーザー”や普段ゲームしないアニメファンにとっては、
ヘッドショットで即死を大前提とした舞台設定の入り口で躓く危険性。

その上にさらにスポーツ系FPSにありがちな、陣取り要素も絡めたマッチアップが大会ルール。
終盤その駆け引きが熱い!と訴えてくるわけですが、ルールを完全理解した上で堪能できた視聴者がどれだけいたのだろう?との疑問が残ります。
私も細かい部分を質問されたら答えられる自信はありませんw


メイン題材であるゲームの解説(チュートリアル)ですらこの有様なのですからドラマ部分は言わずもがな。
ただ分かる人だけ分かれば良いという障害を乗り越えた先には、
興味深い人間模様が詰まっており個人的な視聴満足度は割りと高め。
特に幸福に関する価値の倒錯が生み出す雰囲気が独特で味わい深かったです。

主人公・瞬の妹・美桜は事故で下半身が不自由で不幸なはずだけど、
事故以来ゲームをやめて世話してくれる兄との日々は幸せ。

ヒロイン・悠宇(ゆう)は芸能活動しつつ事務所で内緒でゲーマーやってる。
世間的には芸能界の方が陽向で、ゲームなんて日陰のはずなんだけど、
瞬たちと一緒に青春できるゲームの方も幸せ。


かつて社会から落伍者と白眼視されたゲーマーたちが、ゲームを信じてプレイし続けて、
日陰を突き抜けた先に、“いい学校、いい会社”に入った大人たちより賞金が稼げるeスポーツの夢を掴む。
近年最大級の価値観の倒錯であるeスポーツ現象が、
上記の幸福の倒錯と混ざり合ってなんとも言えない風味を醸し出しています。


ただチュートリアルが不親切なゲームのことを世間一般ではク◯ゲーと呼ぶのもまた事実であり(苦笑)
普段、私は例えク◯ゲーでも自分さえ満足できれば高得点付けちゃうイカれた愛好家ですが、
本作の場合はそれで高評価は何か違う気がするので、ここは断腸の思いで基準点割れの物語2.5点で。


【作画 2.0点】
アニメーション制作・Quad

構図等は野心的だが画力が伴わず不発。

例えば、eスポーツカフェ「FOX ONE」周辺のきらびやかな蛍光色が目を引く、
サイバーパンクな川越市の街並みを表現した背景美術。

倒錯した幸福感が極まった時の雨天描写。
世間にとって陰鬱でも僕らにとってはこれが青春さ。

祭りの日、瞬にプロゲーマーの道を極めるため{netabare} 妹を捨てるよう{/netabare} 人生の取捨選択を迫る睦生。
示された夢は、祭りの非日常感とも混ざりあった朧気な幻影のようでもあり。

絵コンテレベルでは意気込みを感じる場面が多々あるも、
作画カロリー不足により心に刺さるまでは至らず本当にもったいないです。
金欠は「FOX ONE」店長だけで十分ですw


視聴者を唖然とさせたのはゲーム「ザクセリオン」の“しょぼいグラフィック”
イマドキのゲームってもっと超絶グラでリアルなんじゃないの?との悲鳴が多数聞こえて参りましたがw

こちらに関しては多少の擁護を。
多くの競技者を募るeスポーツに採用されるようなゲームは、
高性能PCやゲーム機だけでなく、低性能機やスマホでも接続プレイできる幅広いクロスプラットフォーム対戦を実現している物が多く、ザクセリオンもその一つ。

例えば初回グラボを“ロースト”して解像度向上させる描写など機器性能による違いの描き分けもできており好感しました。
しかし、ここもスマホ版ザクセリオンのプレイ描写で分かる人にはクロスプラットフォームだと分かる描写があるのが、後半というのが何とも手遅れ感。

またザクセリオンは圧倒的グラフィックで世界観に没入させるリアル系FPSではなく、
明快なグラフィックでゲーム性を高めるスポーツ系FPS。

例えばジャングルを超リアルに描かれたら標的が視認できずゲーム性が損なわれますw
高レベルプレイヤーは床の材質による足音の違いから索敵しショットを決めるというウンチクからも、
ちゃんとeスポーツ取材した上で敢えて壁・床の材質も把握しやすい簡素なグラフィックのゲームにした意図を汲める人は汲めるのですが……。

それでもやはり作画やグラがしょぼいことには変わりないので、
ここも泣いて馬謖(ばしょく)の作画2.0点で。


【キャラ 3.5点】
主人公高校生少年・時野谷 瞬

ヒロイン・三枝 悠宇(さえぐさ ゆう)
女優として人気を獲得しつつある少女。
瞬の中学時代のオンライン上のゲーム仲間“ばくれつ君”でもあり、
正体を隠して、想いを寄せる瞬に接近する。

もう一人のヒロイン・稲月 望
瞬とリアルでゲーム仲間やっていた一年先輩の幼馴染属性。
悠宇の瞬へのアタックにより、望自身も瞬への恋慕を自覚する。

この辺りの三角関係までなら、ゲーマーがそんなに簡単にモテますかいw
とツッコミたくなる都合の良い凡庸なメインキャラ構成。


スパイシーなのは、そのトライアングルに{netabare} 兄のワイシャツの匂いを嗅いで悦に浸るw{/netabare}
超激重ブラコン属性で割って入る妹・時野谷 美桜(みお)
(※核心的ネタバレ){netabare} 実は身体的障害は既に癒えており、歩行を妨げているのは兄との共依存関係という幸福への執着。{/netabare}
という幸福の倒錯という本作の作風を象徴するキャラクター。
特に第9話はブラコン史に残る怪エピソードとして記憶に刻まれそうです。


さらにキャラ相関の闇鍋感を高めたのが、瞬と同じ先読み能力を持ち、
瞬をゲームを極めるあっち側の世界へと誘う強豪「SLEEPING OWL(スリーピングアウル)」メンバー・睦生(むつき)

無駄を削ぎ落としゲームに集中するため、家族を捨て、友人を捨て、
さらに{netabare} 食事はカレールーをストローで吸引w全裸でゲームをプレイw{/netabare}
と能率追求の極端なデフォルメが目立つ睦生。
ですが、プロゲーマーとはストイックな物との印象を持つ私。
実は彼が一番プロゲーマーのイメージに近いキャラでした。

アマチュア高校生の瞬たち「team FOX ONE」がそんなに簡単にプロには勝てないだろ?
との不満を抱いていた私にとっては、ストイック変人・睦生は壁として溜飲を下げさせられる貴重な存在でした。

そういう意味では、後半ようやく壁にぶつかった「team FOX ONE」に
遊びの延長ではなく統計データに基づいた地道な練習を課した
佐藤 星詩流(さとう せしる)の“鬼コーチ”ぶりも良かったです。

ただ睦生にせよ星詩流にせよ主人公に試練を与えるのが遅すぎた印象も。
できれば彼らを序盤から活躍させ主人公を挫折させるか、
瞬たちの中学生時代を深掘りして、プロ級の才能の根拠を明確にするか。
ここも構成にもう一工夫欲しかったです。


【声優 4.0点】
脚本、作画の援護射撃に期待できない以上、キャスト陣にかかる負荷は大きい。

ですが主演・瞬役の小野 賢章さんの夢のため何かを捨てるか否かの葛藤。

ヒロイン悠宇(ゆう)役の雨宮 天さんの清楚な女優の外面、ズボラなプライベート、人が変わる凶ゲーマーぶりの多面性表現。

望役・水瀬 いのりさんの瞬たちの、包容力のあるお姉さん属性が恋に落ちて余裕を無くす時。

この豪華声優陣ならばカバーなき無茶振りもこなします。

正直ヒロイン天ちゃんじゃなければ私もリタイアしていたかもしれません。
平凡な三角関係に天ちゃんとか、いのりんとか無駄使いだしwと思うこともありましたが、
愚痴りつつ、{netabare} 自室で裸を見られて動揺する{/netabare} ラッキースケベな天ちゃんのヒロインボイスなどは美味しく頂くのが私の声優ファン魂でもありw


妹・美桜役の麻倉 ももさんは序盤と後半でガラリと印象が変わる難役を好(怪)演。

あとは松岡 茉優さんはイケメン無双主人公だけでなく睦生のような変態ラスボス役でも実に突き抜けた怪演で魅せてくれますw


【音楽 4.0点】
劇伴はMONACAの面々が、会話劇を軽快に後方支援する「Ordinary」などの日常曲から、
前面で決めに行く“処刑用BGM”「Wining Protocol」まで、
得意のエレクトロ成分で恍惚感あふれるサウンドを提供。
サントラは結構お気に入りです。


OP主題歌はSennaRin「S9aiR」
作曲・編曲・澤野 弘之氏がオーケストラと勇壮なコーラスという特色を削ぎ落として提供したエッジの効いたテクノ曲。
一度、澤野氏がシンセサイザーだけで劇伴担当したSFアニメとか観てみたいと思ってみたり。

ED主題歌はsomei「Another Complex」
無難な青春バンドサウンドが、雨と人間模様の憂鬱が深まるに連れ、徐々に心の拠り所にw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

品質は微妙なアニメですが、eスポーツには興味あり!ですが…微妙な展開に…。う〜ん。そして、勝ったら全て解決しました!

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 勝ったら全て解決エンドでした。まだ、スタートラインに立ったばかりの様な気もしますが…。問題はプロになってからでしょう。

 勝てばクララも立つし、ユウもゲームOKになるし、ゲームカフェの借金も返済出来るってもんよってこと?

 ラスト、チームは何か良い雰囲気で終わりましたが、キモウトちゃん、あれ程ウザかったのに改心早すぎじゃね?主人公の瞬が色々悩んだの何だったのかな?

 他チームのホモとは良いライバルになれた様です。ストーカー化しそうでしたが…。

 主人公の瞬さん、結局、ダブルヒロインのどちらも選ばないし、ドロドロした人間ドラマを展開していた割にはサクッと終了!これならeスポーツの方にもう少し力を入れた方が良かったかな?

 全てが中途半端で、印象に残るのが酷いゲーム画面だけと言う謎の作品でした。

………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.11.19

 チームは何だかんだで快進撃します。プロも視野に入ってきました。しかし、主人公がグチグチ悩みます。

 ライバルはゲームのために学校も辞め、人間関係も断った地獄鬼みたいな勝負師で、主人公はこのライバルの誘いにも動揺します。

 ただ…、日本のプロゲーマーはまだ賞金とチームの給料だけでは食えず、ゲーム配信やYouTuberとして稼いでいる現状なので、人間辞めた様なキャラは持て余しそうです。

 海外のプロも、選手としての寿命が短いので、現役中に名を売り、引退後は配信者的なインフルエンサーとして生きていくセカンドキャリアもあるそうです。

 そのため、暴言を吐いて炎上するたぬかなみたいな人も多いとか…。

 その点、本作品の主人公は安泰です。無条件に兄好きな妹、自ら口説いてくるダブルヒロイン、友達思いの男衆二匹…。
 
 何だろ…。観ていて涙が出るほど恵まれています…。無条件モテ男の良くある恋愛モノと、あまり変わりませんね。
………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.18

 青春+eスポーツな本作品ですが、皆様のおっしゃる通り、売物のeスポーツ部分すら上手く描けていません。

 主人公の悲惨な身の上話が6話で明らかになりますが、どうでも宜しい!eスポーツと何も関係あらへん!

 もう少し、eスポーツについて調べてからアニメ化するのが宜しいでしょう。

 青春モノとしてはダブルヒロイン+ブラコン妹で主人公の勝ち確定、他の男キャラはモブの優雅な世界です。これ以上の発展はあらへんのやー!(魂のシャウト)

 世界的に人気のeスポーツですが、少し調べれば抱えている問題は明らかです。

 まず、選手のピークが10代後半で、20代前半で引退する選手が多いことです。

 これは、選手の育成システムが確立しておらず、人間の生理的ピークが競技能力のピークだと言うことを示しています。

 運動競技でも、体力的ピークは20歳くらいですが、鍛錬と経験で肉体的ピークが過ぎても一流で通用するのは良く知られた話です。

 この、選手としての寿命が短いことと、アマチュアとプロの境界が曖昧なまま、高額賞金大会が開催されていることが、魅力と制御不能性から来るカオスな状況を産みだしています。

 10代がピークで一番稼げるとなると、部活とかの学校的秩序内でコントロール出来ず、ドロップアウト組を生み出す社会問題になっています。

 現在、学校内秩序でコントロール出来ないスポーツに取り組み、学校から離脱すると、一流選手になって稼げ無かった場合、出身階層から下降します。アウトローのスポーツ、スケボーではこの兆候が顕著だそうです。(米国の話)

 主人公がブランクがあったり、競技に専念出来ない環境にあるのに強いのは、超能力があるからと作中で説明されますが、ガンダムのアムロじゃ無いんだから都合が良すぎです。

 eスポーツの闇も含めて魅力を描けない、競技画面もショボい、チョロインが多すぎる…。今の所、良いとこがありません。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.10.18

 ハイ!美少女ゲーマー頂きました!他のレビューサイトでも話題になっておりましたが、こんな女子いね〜。しかも、片手間でゲームやっている奴がプロに勝てるのかな?

 eスポーツでも、負傷して引退する選手が多いそうです。コンタクトスポーツじゃないのに怪我をするということは、相当厳しい環境で戦っているんですね。

 何か、eスポーツを舐めている感じがしますが、大会メンバー揃った様なので、次回が楽しみです。

…………………………………………………………………… 

 1話観ました。2023.10.10

 eスポーツを題材にした珍しいアニメです。肝心のゲーム画面が酷いということで、話題になっております。

 FPS(一人称プレイヤーが戦うシューティングゲーム)とか、やったことが無いので詳しいことは分かりませんが、確かにグラフィックがPS2レベルです。

 動きも悪く、棒立ちのマスケット銃兵が、相手の白目が視える位置まで行進して、装填!狙え!撃て!的なテンポです。ナポレオン戦争オンライン?

 贔屓目に言っても西南戦争オンライン位の雰囲気で、るろうに剣心なら刀だけで活躍出来そうです。キャラが持ってる銃はスナイドル銃かな?スピード感はありません。

 しかし、アニメとしての品質は微妙ですが、個人的にeスポーツ業界には興味があるので、視聴継続です。

 ただ…、美少女ゲーマーがゴロゴロしている展開になりそうですが、それはやり過ぎな気はします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

67.0 4 2023年度のマネージャーアニメランキング4位
MIX MEISEI STORY 2ND SEASON[ミックス明青ストーリー] ~二度目の夏、空の向こうへ~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (46)
123人が棚に入れました
『MIX MEISEI STORY』は、親の再婚によって血の繋がらない兄弟になった立花投馬と立花走一郎が、バッテリーを組み、甲子園を目指す物語。妹の音美、野球部マネージャーの春夏をめぐる恋愛の三角関係も見どころ。 Season2は、高等部1年の夏が終わった時期から物語が再スタート。Season1につづき、青春スポーツラブコメディーに加え、立花兄弟を取り巻く家族のヒューマンストリー
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ちょっと切ない真夏の青春ストーリー

1期から変わらないいい雰囲気と安定したクオリティで面白かったです!

あだち充さんの作品はアニメ版のクロスゲームで好きになって過去作もだいたい原作を読んでいます
今作は「タッチ」はもちろん、これまでのあだち充さん作品の要素をいっぱいMIXするという意味で「MIX」というタイトルになっているそうです

以下、タッチのネタバレも入っています
{netabare}
物語のクライマックスを3年生の夏に持っていきたいのはわかるけど父の死はさすがに後味が悪いかなー?
でもタッチの数十年後の話なので一番ありそうだったのが走一郎が死ぬってことだったんですよね
すごい衝撃も反響も大きいでしょうし、物語としても今まで走一郎のリードでここまでこれたけど走一郎がいなくなった投馬がどう成長するか?って話にもできますし
それか、タッチは弟が死んでヒロインと一緒に甲子園を目指す話だったので、今度はヒロインの音美が死んで弟の走一郎と甲子園を目指す話にしようって考えもありえたのかな?って
だから走一郎や音美がとりあえず死ななくてよかったって気持ちもあって複雑でした

※あだち充さんの作品は、物語の中盤までに必ず主人公の身近な人が死ぬと言われています。
弟、最大のライバル、父、母、メインヒロインの姉(元メインヒロイン)、そして主人公・・・
全部読んでいるわけじゃないですけど、あと死んでないのはメインヒロインと兄と姉と妹?
まだ死んでないメインヒロインであり妹でもある音美が死ぬこともあるのかなー?って思ってビクビクしていました
そんなことになったら暴動が起きそうですね{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「あだち充テンプレ」ながらも毎回違う面白さを描ける手腕はもはや”名人芸”だが・・・

【レビューNo.88】(初回登録:2023/10/7)
コミック原作で2023年作品。全24話。
あだち充といえば我々の世代だと「レジェンドクラス」の漫画家なんですが・・・
今のレビュー状況があまりにも寂しいので、ちょっと何か書いてみようかと。
あとタック二階堂さんやレオン博士さんのレビューに刺激を受けたのも大きいかな。

(ストーリー)
明青学園中等部2年生の立花投馬・立花走一郎は同年同月同日に生まれたが、血
の繋がらない兄弟である。母を亡くした投馬と父を亡くした走一郎・妹で1年生
の立花音美の3人は、7年前に両親の再婚によって義兄弟となったのだ。
投手として優れた才能を持ちながらも、中学時代は(理不尽な)部の方針もあり、
不遇の時を過ごした投馬だったが、(こちらも優れた捕手)走一郎とともにその
まま明青学園高等部に進学。
そこでは1年生からエースを任され、チームも夏の東東京大会を順調に勝ち上が
っていく。
準決勝でプロ注目の左腕三田を擁する東秀高校と対戦。息詰まる投手戦で延長の
末、最後は投馬が3塁への悪送球でランナーをかえしてしまいゲームセット。
投馬達の夏が終わる。
(1期のおさらい)
2期はその後から春になり2人は進級、音美も無事同高へ進学(吹奏楽部へ入部)
中等部から夏野・赤井遼らも野球部に入部して、2度目の夏を迎えるのだった。

(評 価)
・「あだち充テンプレ」ながらも毎回違う面白さを描ける手腕はもはや”名人芸”
 ・ひょうひょうした性格で大して恵まれた身体でもないに、何故か凄いストレ
  ートが投げられる主人公。
 ・お決まりのヒロイン(それにタッチ以降はダブルヒロインがテンプレ)
 ・主人公に理解のある有能な捕手
 ・多くを語らない寡黙な強敵スラッガー(H2の橘英雄はよくしゃべったかw)
 等主人公は毎回判で押したような顔で、そしてこれも見覚えのある同じような
 キャラ設定等、表向きは「あだち充テンプレ」ともいうべき作風なのですが、
 「タッチ」から始まり、「H2」、「クロスゲーム」そして本作とそれぞれに
 違う面白さを魅せてくれるのは、もはや”名人芸”の領域です。
 同氏作品では「タッチ」が神格化されてる感がありますが、個人的には「タッ
 チ」よりも後発の作品になる程より洗練されている感があり、そっちの方が好
 みなんですよね。
 作風には少し古さもありますが、今なお第一線で活躍してる同氏にはリスペク
 トですね。

・「タッチ」から30年後の世界
 「明青学園をもう一度、甲子園に連れて行ってください」
 との担当編集者からの希望を受け連載が決定したのがスタートだったようで、
 「タッチ」の上杉達也を擁して全国制覇を成し遂げてから30年後を舞台とし
 て、物語が描かれています。
 物語には達也や南といった主要キャラは今のところ出てませんが、勢南高校の
 西村は同校の監督となり「親子鷹」で息子と甲子園を目指すライバルとして、
 また原田は「記憶喪失の放浪者」としてこの2期から登場します。
 それに明青学園といえばライバルの須見工業高ですが、今は健丈高校と名前を
 変え、明青学園同様長い低迷期を迎えますが、小宮山監督が最強スラッガーの
 「赤井智仁」を見い出し、一足先にチームの立て直しに成功しています。
 この「明青学園×健丈(須見工)で決勝を!」
 というのが、当時を知る作品内のオールドファン(それに当時の視聴者にも)
 最大の悲願になりそうな感じですね。
 しかし、当の選手達は生まれてすらいない訳で、周りの大人達の熱狂ぶりとは
 裏腹に、意外と冷静な目でみている点もこの作品の面白いところ。
 あと物語としては達也より後の世代
 ・澤井圭一:走一郎・音美の父親(没)
  → 達也以来の天才投手として明青学園を引っぱったが、試合中の事故で
    選手生命を絶たれる
 ・大山吾郎:もう一人のヒロイン(マネージャー)大山春夏の父親
  → 現明青学園の監督で当時の捕手
 ・立花英介:投馬の父親
  → 当時の控え投手
 という関係から今に至るという流れになっています。

・いつもの「ラブ」「コメディ」「野球」に「家族愛」が加わった
 ・「ラブ」
  一応兄妹ですが義理になるので「走馬×音美」は結婚もできる訳で、無邪気
  だった2人が年頃となった今、その心境はどう変化していくのか。
  また「走一郎×春夏」も今のところ脈なしですが、今後どうなるのか。
  そして異色の組み合わせ「赤井智仁×三田亜里沙」も面白くなってきました。
  (ただ全体的にテンポが悪いのが気にかかる)
 ・「コメディ」
  昔何かで読んだ記憶だと同氏は「落語の間」をコメディの原点にしてるそう
  で、きちんと基本を押さえているから奇をてらわなくても、同氏のコメディ
  には「安心感」があるんですよね。その妙技今だ健在という感じです。
 ・「野球」
  本格派野球作品と比べたら情報量が各段に少なく難しいことはやっていない
  んですよね(ここの配球はとか・・・)。それでも今までのノウハウの蓄積
  から野球作品としてもしっかり面白さを保っている。
  この辺りやっぱりさすがだなっと。
 ・「家族愛」
  元々「陽あたり良好!」や「みゆき」などで家族愛にも定評のある同氏です
  しね。本作は再婚同士という少し複雑な環境ながらも、本当の血の繋がった
  家族のような温かな光景がしっかり描かれています。特に父親英介は投馬・
  走一郎の試合には必ず応援に駆けつける熱の入れようで・・・
  でもこの家族に大事件が起こります!!
  結局そうやってストーリーを動かしてくるのか・・・
  それに立花一家だけでなく
  ・「赤井智仁×遼」のこちらも義兄弟
  ・「大山吾郎×春夏×別れた妻」の親子・夫婦関係
  (1期では「二階堂耕三×大輔」の親子関係や「三田浩樹×亜里沙」兄妹等)
  本作は他作品以上に家族に焦点を当てているのかなというのを感じます。
  また同氏は「性格の悪いキャラ」の使い方が抜群に上手いです。
  本作だと「二階堂大輔」「三田亜里沙」が該当するですが、嫌な役回りを演
  じるも最後には愛すべきキャラにちゃんと育てている、人物描写が下手な作
  品には見習って欲しいところですね。

ただ1期は中学時代から1年夏の大会までの24話構成、この2期も2年の夏までの1年
間を24話とテンポのいい作品とはいえないところが・・・
(秋・冬はかなり省略されてるので、事実上春からの半年足らずなんだよな.
 まあ野球作品だとチーム作りや大会で勝ち上がるとどうしても長くなるのです
 が、それを差し引いてもちと冗長感はありますかね。)
それに家族愛成分が多いためか、お得意の恋愛にも支障が出ている感じが・・・
同氏的には大事に育てたいといった思い入れがあり、長い目で見守って欲しいと
いう感じなんでしょうか。
随所にあだち充の持ち味は出ている作品だと思いますが、たしかに今の時代の好
みとズレがあるようにも感じますね。
しかしタックさんもおっしゃる通り、なんだかんだと視聴しだすと面白いんだよな。

最後に刺激を頂いたタックさん、レオンさん、アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

家族の話

前期と同じ感じのノリで青春しつつ野球やったりはしたけど、そこに {netabare}投馬の父親の死{/netabare}というかなり重い話がぶっ込まれてくる。

もちろん、その前段階でも家族関係に陰りのある人物が新しく出たり立花家以外の家族にもスポットが当てられたり…兎にも角にも家族の話にスポットが当てられたそんな2期でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

54.0 5 2023年度のマネージャーアニメランキング5位
Opus.COLORs[オーパスカラーズ](TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.7 (20)
58人が棚に入れました
――あなたの世界は、何色ですか? 美術界に『パーセプションアート』が生まれておよそ10年。今やすっかり世の中に浸透し、人々の生活を彩っている。 パーセプションアートの生みの親にして著名な『アーティスト』でもあった月見里夫妻の息子・月見里和哉は、幼馴染の都築純とともに、自身もパーセプションアーティストになるという夢を抱いて美術分野の名門・永茜高校に入学したばかり。 そんな和哉には、もうひとつの目的があった。 それは、10年前に起った『ある事件』をきっかけに自分のことを避けるようになった“もうひとりの幼馴染”との友情を取り戻すこと......。 パーセプションアートの生みの親にして著名な『グレーダー』でもある父を持つ多岐瀬響は、永茜高校パーセプションアート学科のグレーダー専攻に通う 3年生。和哉や純とは家族ぐるみの幼馴染だが、もう何年もの間 2人を避け続けている。 響の心には、決して明かすことの出来ない傷跡があった......。 ぶつかり合い重なり合う、様々な“色”と“色”。彼らの目に映るその景“色”とは? 今描き出される、青春【アート】ストーリーの世界へ、ようこそ。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アートを謳いつつやりたいことは男性アイドル系。

{netabare}
実質アイドルものの女子向けオリジナルアニメ。
パーセプションアートという架空のアートが題材。

パーセプションアートが何なのか全話見ても結局よく掴めなかったけど、拡張現実を用いた装飾がなされた空間とそこで流れる歌がセットのアートということでいいのかな。
まず第一かつ重大な問題点として、パーセプションアートの魅力が全くと言っていいほど理解できない。だから話に説得力がない。
要は声優に曲を歌わせたいだけなんだよね。
シリアスな場面の後に流れる曲がドーナッツの曲&映像だった時は笑った。
全12話を通してやる話も、ある絵を描いた犯人捜しで、アートの内容に触れる話は一切なく、見ている側にも魅力が伝わってくるようなアートを描くことから逃げている感じ。
あまりに触れられないせいで最後までパーセプションアートがどういうものなのかに関してはあやふや。

その部分は置いといて、話がどうなのかというとこれも正直微妙。
毎回しょうもない内輪もめを見せられるという、これ系アニメあるある。
キャラはほぼ全員印象に残らない。
グレーダーがアーティストを差別してるみたいな設定も必要だったかな。
そんな状況だといいものは生まれないでしょっていう。
そもそもグレーダーとアーティストの役割分担が曖昧で、特にそこに着目した回もなくて、設定が死んでる。

本筋は一応両親絡みの絵を描いた人探しだけど、メタ的に描いたのが誰か予想するのは容易いのに長々と引っ張りすぎててグダグダ。
後半はほぼずっとこの話。
結局当然のこと描いたのは響で、和哉の両親の死にも関わってたというオチだったけど、引っ張られてた両親の話もなーんか強引。
事故が起きた後数分後に車が爆発、おまけにそんなところに一般人が侵入して巻き込まれるって、そうはならんやろって感じ。
警官は何をやってたし。

過去話とかは早くに終わらせて、もっとアートに関する話やコンクール等をやって欲しかった感。
肝心(?)の曲は、OPとEDは好きだった。

私的評価:43点
私的ベスト回:7話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
近未来の世界か。謎のタイミングの挿入曲。
なんでアーティストとグレーダーの間にそんな隔たりがある。

2話 ☆2
見捨てられる方からすればかなり残酷な制度。
アーティストとグレーダーの間にこんなに隔たりあっていいんか。
でもグレーダーは何するか微妙だしな。早口。
とりあえずパーセプションアートを見せてくれよ。何このギスギス。

3話 ☆5
ホモアニメか? 極上のグレーダー 初めて見たパーセプションアート。
ボカロのmvかな? 急に歌うよ~

4話 ☆5
プロならどこでも美味いもの作れそう。また解消云々言ってんのか。

6話 ☆4
前回見逃した。贋作とかプロ意識無さすぎだろ。
何も理解出来てなそうな感想w 壁ドン。は?急に歌うなw ツンデレ。

7話 ☆6
いきなりライブ。恋愛? アートで事故が発生。
パートナーが仲悪かったのに灰島とまた会っていいのか?
こいつ悪いやつじゃないやん。 浮気。
グレーダーと仲良いペアの方がやっぱ成長してるやん。
ちょっと話良かったな。脳が破壊される…。

8話 ☆3
過去回かよ。親もアーティストか。トラックかよ。親子連れデモ。
なんでパーセプションアートが危険視されてるんだ? 全員無事で草。
いや、生きてたくね?
過去回でメインキャラみたいなツラしてるけど、現時間の純の存在感が薄すぎる。これパーセプションアート依存者出そうだし、確かに危険かもなw

9話 ☆4
俺も寝そう。何の犯人探してんだっけ? スクリブルに絵を描いた人か。
人の家勝手に漁るクズ共。調べてただけじゃないんか?
ノコノコおらんかった? なんだよこの家w 唐突にギスる。
ガチでこいつが犯人なんか? 関係者ってだけか。

10話 ☆5
この話いつまでやるねんw 逆に今までリセットされてなかったんか。
お前が殺したんちゃうんかなんで逆上してんねんw ギスギスが。
恋愛指南!? 雰囲気と合ってないパーセプションアート。
いや、マジで雰囲気出てねえぞw やっとか。やっぱ両親が死んだのは事故では無いんだな。てか生きてる可能性も。

11話 ☆5
気づくん遅すぎやろw 響も歳上なの? まあだろうな。
グレーダーなら変な方向に行かないように指示を出せるから守れるってこと?
話進みそうで進まない。

12話 ☆6
何言ってんだw マッシュルなら…。この状態からさらに事故れるの凄いな。
大胆な告白。結局パーセプションアートって何だったのw
アートより犯人探しメインだったな。

曲評価(好み)
OP「SHINY」☆7
ED「New frame」☆8.5
1話IN「Close-up」☆7
3話IN「」☆
6話IN「NOVA」☆5
7話IN「EVOCATIVE」☆7.5
10話IN「Donuts Scope -sense-」☆3.5
11話IN「Hazy Solitude」☆5
12話IN「」☆5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

肝心のパーセプションアートがクソダサすぎて話に説得力が無いんですが…。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.23

 感想は一言、敢えて言おう、カスであると!

 主人公の両親の死も、引っ張った割には大した謎はありませんでした。

 両親共に単なるアホです。物を考えていないというか、直情的と言うか…。車のトランクルーム叩くなや!開くわけないだろう!複製作っておけよ…。デジタルだろ?

 パーセプションアートも最後まで糞ダサで、劇中の人物が感動している理由は、精神汚染でも引き起こしている結果としか思えませんでした。

 キャラクターも棒みたいな体格した奴しかおらず、髪型と色以外で区別がつきません。キャプ翼じゃないんだからもう少し何とかすべきです。

 何となく良い感じで終わったのが、一番良かった所です。その他褒める所は有りません…。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2023.06.09

 主人公の両親が死んだのは、おみゃーのせいだ!でまた揉めます。いやいや全然そんなことないよ!?

 で、落ち込んでから友人の作ったパーセプションアートを見て主人公復活!

 このパーセプションアートがスゲー糞ダサです。何故これで復活する?洗脳毒電波でも出てるんですか?

 自分が男性だからなのか?ちょっと本作品の面白さが理解できんとです。
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2023.06.06

 パーセプションアートの説明をしないから、いつまで経っても世間でどう評価されているのか不明です。

 一部危険視されているみたいですが、こんな中途半端なVR技術もどきが!?という印象しかありません。

 世界観が浅いので、主人公の人格形成に大きな影響を与えたパーセプションアートを巡る悲劇も、大した話に感じられません。

 テーマが難しすぎたのかなと思います。

……………………………………………………………………… 

 6話まで観ました。2023.05.15

 グレーダーが額縁を作ってくれなきゃアートは売れないようです。アートをアートたらしめるのはグレーダーらしいです。

 先輩アーティストもグレーダーも俺様男ばかりで観ていて疲れます。

 観客が一切出てこず、内輪で作品の評価が決まる感じで、何が凄いのか良く分かりません。全てハッタリな感じです。

 現代アートに中身なんかねぇーんだよ!ノリと勢いで評価(値段)が決まっている虚業にすぎね〜!という、魂の叫びが聞こえてきそうです。

 高尚なギャグなのか?それとも現代アートに対するアンチ?アーティストのカリカチュア?

 何か、一般受けしないドロドロした主張的なものを感じつつも視聴継続です。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.05.01

 俺様男達が、俺様が評価しているから俺様の組んでいるアーティストは凄いと、延々とのたまう話でした。

 アートを見せて欲しいです…。ナレーションで色々言われても…。

 カップリングでモメる展開以外の、テコ入れが必要な感じがします。
………………………………………………………………………

 2話まで観てのレビューです。2023.04.18

 パーセプションアートは設定に過ぎず、深掘りしないでスルーするつもりのようです。

 メインは学園でアーティストとグレーダーに別れたイケメンが延々とモメるのを楽しむアニメみたいです。

 アートを描いてもいないのにモメられてもなぁ。どちらの言い分も説得力が無いので、どうでも良いです。

 予定調和的なのは、まさに昭和のプロレスと言った感じです。女性視聴者はこんなんで喜ぶのでしょうか?

 衝撃のデジタル盆踊りみたいなパーセプションアートがこれからどう料理されるのか、少し気になります。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3
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