ミルパンセで学園なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミルパンセで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番のミルパンセで学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.3 1 ミルパンセで学園なアニメランキング1位
てーきゅう 第8期(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (159)
730人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部の押本ユリ、テニスが出来ないボケマシーン・新庄かなえ、何でもお金で解決するお嬢様・高宮なすの、好物はパンツというド変態・板東まりも。テニス部のはずなのに練習せず、ユリの弟・陽太やライバル校も巻き込むハジけた日常を送る。

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜、小倉唯、石原夏織、喜多村英梨、逢坂良太、中島由貴

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

安定感

安定した高速ギャグアニメ。思わず笑ってしまう。
今作では、2つの主題歌があり、交互に聴けてよかった。というか2分アニメでW主題歌て贅沢やな。

主題歌
グルテン哀歌(エレジー) 近藤うどん子(石原夏織)
ニホンゴワカリマセン トマリン(小倉唯)
割と早い段階で登場していたうどん子とトマリンという謎なボケ倒しキャラクターのキャラソン結構持ち味が出ていたんではなかろうか。
ゆいかおりも思い出される。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
早口過ぎる超高速ギャグアニメ「てーきゅう」が帰ってきた!皆様に愛されて「てーきゅう」も、はや8期。今回もお馴染みキャラクターのカオスでハイテンションな日常が繰り広げられます!


85. 「先輩と蝿の王」
「全国新聞部コンテスト」の優勝目指して、ネタを探せ探せぇー!てか、ネタが無いなら自分で大事件起しちゃえーい

86. 「先輩とセブン」
「よしゃ、ラーメン満タンまで入れてこ!」いろんな意味でヤベえラーメン屋に入る4人。そこで繰り広げられるのは、まさに悲喜こもごも喜怒哀楽の壮大な人生劇なり!?

87. 「先輩と28日後」
「海に行くぞー!!」前に海ネタやったけど気にせーへんぞ!!みんなでドライブの車中ツッコミが冴えるユリ。←他メンバーのボケが多い。はたして全員無事に海に辿り着けるのか…!?

88. 「先輩とタイタニック」
「冬の海かよ!!!」しょっぱなから編集点を作ろうとするかなえ。さぁみんなでエギングだ~!!!豪華客船でタイタニック!?

89. 「先輩と戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版」
海を満喫し、いかにもで、そのままいわくつきの旅館に宿泊する一同。ミネラル補給、現代アート...戦慄怪奇ファイル!

第90面 先輩とナイトミュージアム
「だるしー、いとだるし」と授業の合間だらける,まりかなコンビ。なすのが最近購入したという美術館に見に行くことに。一体どんな美術館なのだろうか。

91. 「先輩とオブリビオン」
今回の舞台は「はじまりのまち」リマージハ。トナリーの村人Aとのバトルもそこそこにさぁみんなでドラゴン退治に出発だー!

92. 「先輩とフェイス/オフ」
何気ない板東家の朝、準備をしているまりもが急に騒ぎ出し、驚く居候宇宙人トマリン。「ま、まりも先輩の体になってる...!」まりもがユリでユリがユリで!?トマリンダウンジング!助けて樋口さーーん!!って誰だよ!!

93. 「先輩とワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
むかしむかし、かなえとなすのの出会いのお話。かなえのお父さんも初登場!! 「うそを教えちゃだめだぜ、ガール」(大根)

第94面 先輩とワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ
これまた昔々のお話。テニス部に新入部員!?なすの、かなえの2人が会いに向かうが、どんどんわけのわからない方向に...果たして新たな新入部員とは誰なんだ!?

95. 「先輩とエネミー・オブ・アメリカ」
マラソン大会開始!!スクワット2回で筋肉もりもり!?毎年死者がでるこのレース!!亀井戸高校テニス部の面々は生き残れるのか!?(シリアス)

96. 「先輩とサタデー・ナイト・フィーバー」
コートネットが壊れた!!でも積みたくて、積みたくて部費がない!!みんなでバイトだぜぇーー!!カオスなまま第8期終了です!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

8期まで見て新たなる発見が…

この作品の原作は未読です。本編の中で「聞き取れないところは原作で確認して下さい。」とテロップも流れますが、原作を読んでいる時間は無いのでアニメで何とか聞き取ろうとしています。

この作品ももう8期…1期が放送されたのは2012年の秋アニメなので4年で8期…
この他に「高宮なすのです!」や「うさかめ」もあるので、毎年2期以上制作するペースじゃないと追いつきません。
本編のペースも最速ですが、制作スピードも全くヒケをとっていない作品も珍しいと思います。

今回レビューを書くためにwikiをチラ見して知ったのですが、2期から6期までは未放送分が2話ずつあるんだそうです。
これまで毎期12話ずつ積み上げてきて今回8期…ようやく100話の壁が見えてきたと思ったら、未放送分を踏まえると106話まで積み上がっていたんですね。

この作品…きっとテニスをしないからこれだけ長寿作品になっているんでしょうね。
100話を超える作品…深夜枠では「ジョジョの奇妙な冒険」くらいではないでしょうか…?
でも8期まで続いた作品は他に無いと思います。
私が知らないだけだと思うのですが、ちょっと作品が頭に思い浮かびません。
そういった意味では新たな金字塔を打ち立てる作品…という事になるのでしょうか。

そんな8期ですが気になったキャラが一人…
小倉さん演じるトマリンです。最初登場した時にはこの超高速台詞に小倉さんはついていけるのだろうか…とそんな事ばかり気にしていました。
普段おっとりとした役柄を演じる事が多いので…

だからトマリンをそういう目でしか見てこなかったんです。
ところが、8期のオープニング…ようやくトマリンこと小倉さんに順番が回ってきて、そのオープニングアニメを見た時です。

トマリンは歌詞に合わせてちょっぴり動くだけ…
この作品だから映るのも一瞬です…
でも私にとってはその一瞬で十分でした。

…そう、可愛いんです。
これまでこの作品のキャラをそういう目で見た事がありませんでした。
でもそれに気付いたらもう止まりません…
トマリンと言えば無邪気な笑顔で笑っている姿が印象的ですが、その一挙手一投足全てが可愛く見えてきてしまったんです。

これまで何度も見てきた筈なのに気付かないなんて…
自分の味方の甘さを痛感した作品になりました。
そんなトマリンの可愛らしさの気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
サビの♪宇宙~ 宇宙~ 経歴詐欺~♪にも注目してみて下さいね。

主題歌は、近藤うどん子の「グルテン哀歌(エレジー)」と、トマリンの「ニホンゴワカリマセン」
「僕は国家権力には屈しないぞ!」と決意を叫んだトマリンに軍配です。

1クール全12話の物語でした。
これからもどんどん続けて他のショート作品の牽引的役割を担う作品になる事を期待しています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ユリちゃんのツッコミのレベルが上がるにつれ声のトーンもあがる。そして、10期はまだですか?

ストーリー

テニスアニメはテニスはしない物。

私の感想

やはりといいますか、この作品が放送していないとなんだか安心できないといいますか、最近では一週間に一回てーきゅうを見るのが週刊になっていて、この作品は自分の周の区切りになっています。ある意味サザ0さんと同じかそれ以上の存在となってます。できればこの作品は永遠に続いてほしいです。

話はとくにつまらない話はなく、落ち着いて永遠と見れます。強いて言うのでしたら、かなゑ先輩の「夜叉の構え」が見れなかったのが心残りがあるので9期に期待しましょう。

そして、これは私の勘違いかもしれませんが、少々失速しているかと思います。もっと所見には厳しく玄人向けの作品らしくもっと話す速度をあげてほしかったです。まあ、それは人それぞれの好みだとおもいますが、8期まできますとそうなかなか所見の人はあまりいないと思うので、それも一ついいと私は思います。

オープニング

「グルテン哀歌(エレジー)」
今回はうどんの曲ですか。とうとうこの作品のオープニングにテニス要素がほぼほぼゼロになりました。前期のオープニングまでテニスラケットくらいはありましたのに、今作からタイトルログのテニスラケットしかありませんよ。テニスやるやる詐欺ですよ。まあ、いまさらか。
このオープニングじたいはかなり好きです。曲の真ん中にいきなりかなえ先輩が白い全身タイツをはいて謎の停止時間があるのもかなりツボりました。個人的にむっちゃ好きです。

「ニホンゴワカリマセン」
今作はオープニングが2つあります。結構出現は半々です。やっぱりトマリンはかわいいですね。この作品での数少ない癒し系のツッコミです。まあ、たまにボケますが。
日本語わかりませんと言っていますが、がっちり日本語で話すので、日本語じゃないと気にしている方は心配ございません、日本語です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

72.5 2 ミルパンセで学園なアニメランキング2位
蜘蛛ですが、なにか?(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (428)
1475人が棚に入れました
女子高校生だったはずの主人公<私>は、突然ファンタジー世界の蜘蛛の魔物に転生してしまう。しかも、生まれ落ちたのは凶悪な魔物の跋扈するダンジョン。人間としての知恵と、尋常でないポジティブさだけを武器に、超格上の敵モンスター達を蜘蛛の巣や罠で倒して生き残っていく……。種族底辺・メンタル最強女子の迷宮サバイバル開幕!

声優・キャラクター
悠木碧、堀江瞬、東山奈央、石川界人、小倉唯、喜多村英梨、奥野香耶、田中あいみ、榎木淳弥
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2

「ボクちんのアイデアすごいっしょ?」

2話までの感想{netabare}
“転スラ”は「なんか違う」と感じて途中で見なくなっちゃったけど、こっちはそれと似てるとのことで…だけどまさか丸っきりコピーってことは無いだろうし、じゃあどんな違いがあるのか注視してけばいいのかなぁ?と思いつつの視聴。
で、正直1話は面白くも無ければつまらなくもなくどうしたもんかな?と思ったが、2話でなんとなく見えてきたかも?
なんと主人公は、システムメッセージは別として、ここまでで意思疎通できる他人とは誰一人として接触してない。
そして前世でいじめられてたにしては転生後は妙に明るい、むしろカラ元気にすら見える。
ヨーヨーをやってるシーンなんて本当に楽しんでるのか、そう見えて心では孤独に泣いてるのか、どっちなんだか本気で悩む。
で思ったんだけど、これは狙ってなのかたまたまなのか…

陰キャのコミュ障が自分のテリトリーでハイテンションになる、いわゆる「早口で言ってそう」状態を描いてる?

今期多いっすね、“ワンダーエッグ~”や“裏世界ピクニック”がやっぱりそういう部分が描かれてて、この作品もそれなのかな?と。
エンディングがああなのもそういう意図か?
そりゃあ前世の自分を知る人間が誰も居ないゲームの様な世界で経験値稼ぎって、根暗ボッチゲーマーには堪らないモノがある…のか?
ってか妙に前向きで、そんなメンタルなら前世でも友人作っていじめなんか受けそうにない気がするのだが、これはあくまで2話までの感想。
他の転生者と会った時どういう反応をするのかが評価の分かれ目になりそう。
一人の時はイケイケドンドンのウェーイだったのに、クラスメイトに会ったらしゅんとしたりして?

ってことで、転スラと違う部分としては「なんか気だるげ・ヤル気無さそう」「余裕ぶる・マウント取るのに必死」「意味も無くゴブ太をいじめる」という部分が無く、随分と見易い。
逆に、人と接触してそういう部分がもし出始めたら途端にキツくなると思うので、今後の展開が楽しみでもあり恐くもあり…。
他にも色々と「ん?」と思うことはあるけど、それは保留~。{/netabare}

3話感想{netabare}
やっべ人間パートがつまらないw
てっきり転生者ならではの、視聴者と同じ現代文明の知識を使って竜を倒すのかと思ったら、単なるチート能力で倒しただけ。
今のところ転生者のみがチート能力持ちである説明が無いので、現地人と同じ手法で倒したとしか見えない。
「2話までの感想」で主人公と合流した時を楽しみにしてる旨を書いたが、暗雲が立ってきた…か?

でもってその「2話までの感想」で触れた「ん?」と思った部分の一つについて。
システムメッセージ見えたり聞こえたりするのは主人公だけなの?という疑問。
3話最後で「同属喰い」が文字表示されたので、転生者は全員聞こえるのかな?
ユーリの言ってた神の声ってのもそれか?
…。
実は現地人も全員聞くことが出来たりして?
これを明確にしてくれてないから座りが悪いんだよね。
ま、まぁ今後説明があるとは思うけど…そう思いたいけど、他の作品の設定をスライドして補完しろって作りはどうなんかなぁ。{/netabare}

4話感想{netabare}
4話は全編蜘蛛パート。
3話までで「ひょっとしたら蜘蛛パートだけ続けた方が面白いかも?」とは思ったけど、それはあくまで人間パートがつまらないことの皮肉であって、実際にそうするヤツがおるかーい!

そしてなにより、実際の動物の生態をどこまで代入すればいいのか悩む。
3話最後、竜に睨まれて大ピンチってところで4話に続いたワケだけど、実は見つかってなかった?それとも腹を満たして殺意は無かった?
個人的には後者の解釈で、だけどそれにしては説明が足りない。

でもって猿。
見た目は猿だけど生態的にはアリに近いのかな?と思えば作中の行動はそこまで不思議ではない。
同じ種なのに働きアリと兵隊アリで見た目や強さが大きく違うとか、群の存続が最優先でそのためなら個の犠牲は厭わないとか、それと同じ習性なのかな?と。
けど、じゃあ、なんで猿?
そりゃあ猿も群作るけどあそこまで郡選択(利他行動)は強くないでしょう。
というか、だったら最後は女王かボス猿が登場するもんだと予想したが、それは無かった。
架空のモンスターなので現実の生き物とは違うと言われたらそれまでなんだけど、だったら猿である必要性、更には蜘蛛である必要性も無くなってしまわない?
まぁホントの蜘蛛だったら足千切られてもあそこまで痛がらないと思うけどさ…自切とかホイホイする連中じゃん。

そして、戦闘が結局3話でも指摘したチート能力──転生した時に得た力頼りで、転生前の知識を生かした部分は感じられなかった。
システムメッセージや「仕様」を使いこなせるかどうかなんて「察しのいい現地人」でも通用できそうなモンで、転生した必要性が…ねぇ?
先述の件も「猿だと思って侮ったらまるでアリのような集団生物だった。はっ、すると女王が居る?」みたいなことを察して欲しかったというか。

蜘蛛をモチーフにするからには蜘蛛についてよく調べてる、ひいては生き物の生態に詳しいことを「ちょっとだけ」期待したんだけどなぁ、そうでもないのか?
魚を食べ続ければシガテラ毒に耐性が付くとホンキで思ってるタイプ?{/netabare}

7話までの感想{netabare}
これまでゴチャゴチャと文句みたいなことを書いてきたけど悪いって意味ではなく、だからといって面白くもない味の無いガム状態だったのだけど、7話に来て…やっと、やっと面白くなって来た?
正確には次回以降面白くなりそうな雰囲気を予感させてくれた。
この世界って何なんだ?ってことに目を向けたり陰謀めいたものが係わってるっぽいことにようやく踏み込み始めて…くれた?
──って、ここまでなげーよw
「この世界はまるでゲームのようだ」って、おせーよww
散々システムメッセージ読んでおいて今更?って感じはするけど、ま、まぁいいか。
惜しむらくはこれまで人間パートが退屈だったワケだけど、先生が巡回GMっぽいと匂わすのはもっと早くからやってても良かったのでは?
ってかミルパンセというか板垣伸的に“コップクラフト”を挟んで“ユリシーズ”と同じ展開?
あっちは確か{netabare}賢者の石を2個に割って両方同時に使うという創造主(開発)が想定してない挙動をしたせいで封印してたデバッグルームが開いてしまう{/netabare}って話だったような。
確かその展開も結構後半になってから明かされたもので、引っ張るのが好きなクセに下手なのか?原作がそうなの?

あくまで予感させるってだけで実際に面白くなるかどうかは次回以降~。{/netabare}

10話までの感想{netabare}
7話で「次回から面白くなるかも?」と思ったら8話で停滞、9話で再び話が動いて…う~ん、どうなんだろう。
とりあえず妙に展開が遅い(=1話1話の内容が薄い)なぁ、と思ったら、どっかの感想でかなり凝縮してるみたいないことが語られてまして。
えっ、マジ?
これで内容テンコ盛りだとしたら…考えられる箇所は転生前のサマーキャンプ(え?違う?)に参加してた人間達の顔と名前。
もし、これを覚えておかないと今後の展開が理解できなくなるのだとしたら…アハハ、無理だーw
もしくは精神異常者のノートのようなスキルの羅列を覚えないといけないとか?
こ、これも無理。
もう一回見返す必要が出てきたら結構辛いかも?

で10話、相変わらず展開遅い。
“LOSTSONG”みたいのをやりたそうなのは分かったけど、ハッキリするのはまだ先か。
そろそろ一発ドカンと「おおっ?」と思えるモノが無いとちょっと…クールの境目にそれ期待できるかな?{/netabare}

11話感想{netabare}
禁忌…禁忌ねぇ。
段々と世界の真実に近付いてく面白さを否定された感じ。
もう禁忌で知った情報を朗読するだけでいいんじゃねーの?
結構ガックリ来たので批判的な感想が続きます。

{netabare}・このままでは世界が壊滅することを知る→いつ?「人類滅亡まであと○日」みたいに明確にタイムリミット設定して欲しい。
リアルでも「日本は近い内大地震が起きる」とは言われてるものの、それを理由に海外に移住したり、そのための資金稼ぎとして仕事に精を出してる人はそうは居ない。
地震を止めるために努力しようと思う人はもっと居ない。
自分の力で止めることの出来る目算が何かあるんだよね?評価はそれ次第かなぁ。

・世界の壊滅を阻止するためにはドラゴンを倒さなければいけない→作劇上の詭弁を感じる、何かヘンじゃない?
世界の壊滅に巻き込まれて死にたくないので、死ぬかもしれないドラゴンとの対決を決意?
自分の身が大切なのか大切じゃないのか、どっちよ?
座して死を待つより最後まで悪あがきをしようってことなのは分かるけど、悪あがきするにしたって励みになるものが無いとちょっと…。
なんせ相手が世界の滅亡なので「せめて一太刀」の意味が無い。
傷痕を残される者も居なければ語り継ぐ者も居ない。
勝とうが負けようが世界は存続し続ける作品と混同してる予感。

一応戦わなくてもいいという選択肢が一度浮かんだだけマトモなんだけどねー。
ただ、その…分裂症発症してるとはいえ如何せん蜘蛛が一人のままなので、感情に深みが無いというか壁を相手に喋ってるだけというか。
「世界が滅亡するビジョン→そんなのイヤだなんとかしなきゃ」ってシーンで、家族や友人を思い浮かべることが、無い。
何か守るべきものがあってそのために命を懸けて戦うワケではない。
動機はあくまで利己的なもので、利己的なのは構わんけどだったらもうちょっと描き方あったんじゃないかなー?と思ったり。
今んトコ孤独を嘆くシーンが無いんだよね、ここまで続くとさすがに違和感。
トラウマの克服というのも蜘蛛になってからのトラウマだし…何か狙いがあるにしても出し渋り過ぎというか。

後半魔法のおさらいをしてたが、ここまで何でも出来ちゃうと「何が出来るか」よりも「何が出来ないのか」にしか興味が沸かない。
今までの戦闘シーンもそうだった様に、どうせお誂え向きの魔法が使えるようになるんでしょ?としか。
どうせ代わり映えしないならとっとと決着付けて話を先に進めてくれたほうが…。{/netabare}

説明し足りてない気がするので追記{netabare}
なんで「禁忌スキル」でガッカリしたかというと──
これまで「新たに蜘蛛子が知る情報=新たに視聴者が知る情報」だったのが、禁忌によって「視聴者の知らないことを蜘蛛子は既に知ってる」になってしまった。
それっぽいビジョンがフラッシュバックするシーンもあったしね。
なんか出し抜かれたというか、今後「これはどういうことだろう?」ということがあっても蜘蛛子はとっくに知ってる前提で話が進むことが『危惧される』。
ノックスの十戒の「探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない」から外れたことをやらかされそう。
推理小説じゃないので別に良いっちゃあ良いのだけど、じゃあなんで「この世界はナンなんだかサッパリ分からない」から始めたの?と。

『危惧される』と鍵括弧で強調した様にまだ確定してないのでダメとは言わないけど、その片鱗は早くも起きてる。
上記と被るけど、近い未来(本当か?)世界が破滅すると知って阻止しようと決意するワケだけど、なんで自分の力で阻止できると思ったんだろう?
「この世界では敵を倒せば強くなり続ける」とは言ってるが、破滅の阻止は強さがあればなんとかできるという根拠は示されてない。
目的(世界滅亡の阻止)と手段(強くなる)が微妙に繋がってない感じで、「視聴者には明かしてないだけで繋がる情報を蜘蛛子は掴んでる」という印象が強い。
「ああ、確かにこれだったら強さがあれば阻止できるわ」と納得できる『壊滅に至る原因』を早目に明かしてくれると有難いんだけど、どうなんだろう?

リ…Reゼ…いや言うまい、あんな感じで「今やってるそれ、何を目的とした行動だっけ?」と目的を見失う作品は私には辛いッス。
読み込みが甘い?{/netabare}{/netabare}

16話までの感想{netabare}
蜘蛛子の目的って何だい?
11話を見た限りでは「禁忌スキルで将来世界が滅亡することを知ってそれを回避するために強くなる」だと思うのだが…。
「世界の滅亡を回避」と「強くなる」が関連してないのでは?という指摘は前回の感想で散々語ったのでもういいや。
とりあえず関連してる理由は視聴者に明かされてないだけで蜘蛛子には目算があるんだろう、ということで一応の納得をさせている。
で、蜘蛛子だけが知る情報はいつ明かされるんだい?と思ってじっと視聴を続けてたのだが…15話まで来て、その気配ナシ。

そもそも蜘蛛子が「世界」に関心を持たない。
襲いかかる災難に対処するだけで、一体この世界はどうなってるんだ?に興味を示さない。
巻き込まれ型の作品なら「興味を持とうにも手がかりすら無い」ということで納得できるけど、この作品でそれが通用するのは10話までじゃないかな。
11話で禁忌という大きな手がかりを手に入れた以上、その後も相変わらず10話までのノリが続くというのは何か違う気がする。
ひたすら受動的、対症療法しかしない。

向こう側から次に何をやるべきかがご丁寧にやってきてくれる

正直こればっかり、人間襲撃然りマザー襲撃然り。
与えられたものをこなしてるだけで、これって──下品な表現になるけど巷でいう「授乳手コキプレイ」そのもの。
自発的に何かをしようということは無く、冒頭の「蜘蛛子の目的って何だい?」がブレまくる。
目的が「この世界でひっそりと静かに暮らしたい→けど邪魔が入る」だったらまだ分かるんだけど、そうじゃないじゃん?
だから言ったんだよ、滅亡までのタイムリミット設定しとけと。
締め切り設定しないといつまでも原稿描かないで遊び呆けるマンガ家状態じゃないか。

ゴチャゴチャ書いたけど、有体に言えば「積極的に“なんで”世界は滅亡するのか」について探求しようとせず、ただ歯向かってくるヤツを倒すだけの戦闘を続けられてもつまらない。
この「なんで」はWHATではなくWHYやHOW、どういう原因でどんな経緯で滅亡に至るのか。
これを明らかにしてくれないと蜘蛛子の行動が理解できない、自我すら疑わしい、与えられたもので遊んでるだけにしか見えない、感情移入できない。


と、そんなことを15話視聴の段階で友人に話しまして、そして返って来た答えは「蜘蛛子は前世がコミュ障で、元々積極的に周囲に関わろうとする性格ではない→よってそこまで変ではないのではいか」というものでした。
あーそっかー、私は叙述トリック?時間ズラし?それのせいか「前世はコミュ障」という証言すら疑ってて考慮に入れてなかったw
いやだってねぇ、アラバと戦う前に「トラウマ克服だ!」と息巻いたけど前世でのトラウマではなく転生後のトラウマだし、根岸彰子(ソフィア・ケレン)に即座にピンと来なかったし、余りにも前世を思い出すことが無さ過ぎて…なんか怪しくない?
まぁそもそもその友人は私が指摘するまで11話の禁忌云々のシーン(「世界と心中なんてイヤだー」ってところ)を全く覚えてませんでしたw
そりゃそうだ、そんなシーンなんてまるで無かったかのような流れで話が進んでるんだもの。
正直禁忌スキルなんて取得しなかった方がまだ違和感少なく観れたんじゃないかなー?


そんなことがあっての16話。
スキル<不死>を獲得しました。
…。
おめでとう!、これで世界と心中しなくて済むぞ~っ…ってことではないっぽい。
え?どういうこと?
しかも「世界滅亡回避=強くなる」の意味不明な理屈は、このスキルがあることを見越して成立してたのかと思えば、本人も想定外だったらしい。
どういうこと?
でもって管理者D“から”連絡が来て…自分から接触しようとしたのではなく相手の方から手を差し伸べてきてくれるといういつものアレ。
「うわぁまたここで至れり尽くせりの授乳手コキプレイか」と苦い思いをしつつも、それでも蜘蛛子は管理者Dを嫌ってるらしく、そこら辺は友人の言った設定通りではある。
ただその…管理者Dへの質問の内容ってソレ!?
「そんなことよりもっと聞かないといけないことあるんじゃね?」って感想で…この感覚は最近も味わったぞ?
なんだっけー?と思ったら、ああ、リゼロの魔女のお茶会か。
私の興味としては「管理者Dは世界の滅亡は知ってるの?」で、これの回答次第で取るべき選択も大きく変わると思うのだが、何故それはスルーなんだ?
そして最後も魔王の方“から”襲ってきてくれるという親切設計。
何なん、ホントもうなんなん?
ひょっとして…引き出しがソレしか無いのか?{/netabare}

17話までの感想{netabare}
別所の好意的な感想を見てみたら「転生したら難易度ルナティックなのが他のなろうと違う」というのを目にしまして。
ああ、そうなんだ…私には全くルナティックに見えないのだけど、そう見える方には面白いらしい。
で、なんで私にはルナティックに見えないのか考えてみると、蜘蛛子の戦闘は現在のところどれもこれも「小規模なイヤボーン」なだけで全くピンチらしいピンチに感じない。
じゃあ私なりのピンチって何?というと「やれる手を全部出し尽くしたのにそれでも打開できない」になるかな?
もしくは「奥の手はあるものの代償がデカい」とか。
まぁその…スキルを羅列しちゃったのが痛い。
どんなにピンチっぽい状況になっても「見落としてるだけで有効なスキルを習得してるんでしょ?」と思ってしまって全然ハラハラしない。
「実はオレオ属性が弱点でたまたまそれを覚えてた」がまかり通っちゃうというか…オレオ属性でもカレー属性でもスシ属性でもそこは何でもいい。
オレオ属性って何だ?を前もってやってれば良いのだけど…キチガイ手帳でそれを果たしたと解釈するのは私には無理。
そうだなぁ、ドクターストーンで例えると、{netabare}硫酸を材料とした爆音弾を使うエピが無いまま硝酸の洞窟に辿り着いて取り囲まれてしまう感じ。
「くそうここで硫酸さえあればニトロが作れて打開できるのに…」「硫酸だっから何か知らんがそこに転がってたから拾っておいたぞ」で打開されたら全然ピンチ(からのカタルシス)にはならないって。{/netabare}

ってか16話最後の魔王のステ見るシーン、ホント酷いな。
無駄な情報がズラ~っと並んだ中に<魔王>ってのもあって、いや、そういう重要なことは一瞬で分かるようにしとけよと。
UIが糞糞の糞、キチガイノートすぎて見るのが苦痛、ここに伏線が隠されてると言われても困る。
作者がそうとは言わないが、この作品世界を作った創造主だか管理者は無能かサヴァン症候群。



と、そんなことを思いつつ16話までだら~んと見て、17話、更に違和感は加速した。

魂というか「モノを考える場所」は何処?
脳などの肉体の一部なのか、どこかのサーバーに移すことができて肉体に縛られないのか。
深淵魔法の隠し効果は魂の分解と言ってるが、どうにも不死スキル(というか人格分離)と相性が悪いような?
不死スキルの具体的な効果は魂の拠り所の不滅化だと解釈したが、では17話段階の拠り所はどこ?
「並列意思はマザーに移植できた」と言ってるので、そっちが無事なら本体(蜘蛛子)の肉体側の魂は分解されても平気なのでは?
けど作中ではあたかも「蜘蛛子の肉体を滅ぼせば魔王を侵食しようとした魂も消滅する」みたいなノリで、じゃあマザーに取り付いてただけで拠り所は相変わらず蜘蛛子なのか?と思おうにも、それだと「並列意思は上手くやってるかしら?」って台詞がなんか変。
人格を分離まではまだいいけど、それが拠り所は同じなのにパーテーション切ってお互いの状況が把握できないのは非効率にしか見えない。
ってか分離ではなく複製でいいじゃん、と。
分離したことによるトラブルが今後起きるなら良いのだけど…。
まさか本当に「蜘蛛子の魂は分解されたけど分離しといた方が無事なので難を逃れた」…なんて展開じゃないよね?それやられたら17話のヒキが茶番もいいコトになってしまうぞ?

前もっての説明が足りないというか、他の似た作品でしっかり説明がされてるのを見て慣れてる人向けになってるというか、設定を複数の作品からつまみ食いして齟齬を起こしてるというか。
「魂の分解の前では不死スキルは無意味」なんて、パっと聞いて違和感覚えずに飲み込める人ってどれだけなんだろう?
前もって魂の無いアンデッドや物理攻撃の効かないゴースト系のモンスターでも出しとけば良かったのに…と思うのだが、それは世界設定から外れてしまうのだろうか。
または14話で、洗脳を受けて死に掛けた、というか一度死んだカティアが肉体の死と共に魂が分解される→それをシュンが再生する、みたいなことをありありと見せつければ印象が大分違ったんじゃないかなー?

幸い?なのか私は“ロストソング”を見てたお陰か時間ズラしトリックはそこまで混乱してない(思い違いかも知れないけど)が、正直ここまでひっぱる様なものではないとは思う。
なによりエルフ先生「詳細は禁則事項です」、管理者D「詳細は禁則事項です」、禁忌スキルでどこまで分かるのか「禁則事(ry」で、肝心な部分は伏せてばっかりで実は何も考えてないんじゃ?という疑惑が膨らみ始めてたり。
17話では遂にシステムメッセージさんがシュンの夢に姿を現したけど、これもちゃんと畳めるのか?
また、蜘蛛子が進化のたびに姿を変えて、そこまでは良いのだけどフェイも姿がパカパカ変わって「こっちもかよ…」と呆れつつも、ひょっとしたら共通したナニかがある伏線かな?と思うようにしてるが、これも疑わしい?
最終回まで見ても、せいぜい時間トリックを明かすだけで成し遂げた気分になって、根本的な部分はなにも畳まずに投げっ放しで終わりそうなイヤ~な予感が…大丈夫かなぁ。

ってかよう、シュン達が<竜殺し>の称号を獲得した時、エルフ先生はイヤな顔しないんだ。
7話で「スキルはあまり鍛えないでください」と言ってたので生徒が強くなるのは否定的な立場だと思ったのだが…。
というか現在シュン達が苦労してるのは、エルフ先生によって強くなることに制限かてたせいじゃないのん?
「今起きてる苦労はエルフ先生のせい」と思うと人間パートもやっぱりハラハラしない、ってか誰も突っ込まないのか。
責任の全部があるとは言わないが多少はそれを悔いるなり何かウラがありそうな表情させようよ。{/netabare}

総評{netabare}
ひっどい。
キャラが何か秘密にしてることがあって視聴者にもそう振舞ってる場合、つまり作ってる側が謎を引っ張っる場合、それを明かす時は「秘密にせざるを得なかった理由」がしっかりと納得の行くものでないとアカン。
そうでないと謎を明かさずに居たのは作り手の事情であってキャラはただの操り人形と化してしまう。
視聴者に明かさずにいた理由にキャラの意思が介在してないって言えばいいかな。
で、エルフ先生が何か事情を知ってそうでいながらそれを秘密にしてた理由が…「スキルの仕様がそうだから」(20話)。
は?なんで?「そうだからそうなんだよ!」と言われても納得しかねる。
謎のタネ明かしをされたら更に「なんで?」と謎が浮かぶのはどうなんだ。
だったら「最初の謎」なんか張らないで「次の謎」を最初から提示してりゃいい。
この面白くもない謎に面白くもない謎を被せるのがホント酷い。

時間差トリックもそう、これはちょっと前に“LOSTSONG”ってアニメがありまして、それでもやってた手法ではあるのだけど…。
そのアニメでさえタネ明かしは1クール作品の8話で、その後はそれを承知した上でキャラはどう行動するかを描いたんだけど、それでもタネ明かしが遅いと当時叩かれてました。
こっちの作品、時間差トリックはもうバレてるのに、それでもダラダラと引っ張るのはどういうこっちゃ?
ひょっとして…凄いアイデアを思いついたと自惚れて後生大事に小出しにしてた?
あんまり作り手を悪し様には言いたくないのだけどそう感じてしまう。
別に大したトリックでもないぞ?

面 白 い と 思 っ た の か ?

で、この「ボクちんのアイデアすごいっしょ」ってオーラはスキルの羅列が最たるもので、正直気持ち悪い。
TRPGでキャラシートに冒険に必要の無い設定をドバーっと書き込むのと大差ない、気持ち悪い。
スキル考えてる最中すっごいウキウキだったのかな、気持ち悪い。
そんなことより情報を整理しろ、UIどうにかしろ。

視聴するのが結構キツくなって、20話の「先生が秘密にしてた理由」でガクっと来て、いよいよ切ろうかと思いつつも「折角ここまで観たんだら最後まで…」と頑張ったのが運の尽き。
最終話、ポティマスと戦って「禁忌で得た情報だとこういう機械技術こそが、この世界を崩壊に導いた一端なんだから」って…ええぇ……。
(ってか文字に起こしてみたらひっどいな、「○○こそが××の一端」って、日本語おかしくない?
「○○こそが××の核心」ないし「○○も××の一端に過ぎない」じゃない?
限定を示す「こそ」と、集合を示す「一端」がごっちゃになってる)
私の上記の「11話感想」の中の「説明し足りてない気がするので追記」で書いた『危惧してたこと』が当たっちゃいました。
もういちど書いておこう、

・探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない

推理モノじゃないし本当に解決に至るのか知らんけど、視聴者の知らない(明かしてない)情報でキャラが勝手に納得するのは…アカンでしょー。
これも結局、禁忌を習得した時になんで詳細を明かさなかったの?という謎に対してのタネ明かしが納得できないに尽きるんだけど、なんでこんな作りにした?
11話の段階で「機械技術がヤバい」と明かせばいーじゃん、そっちの方が「一体機械技術は誰が所持してるんだ?」ってことで興味も沸いたんじゃない?
それに「なにか目算があってそれを目指して自発的に行動してる」と「外部からの働きかけに受動的に対症療法してる」がごちゃ混ぜになってて、やっぱりキャラが生きてる気がしない。
「機械技術を率先して探し出してぶっ叩く」なり「なるべく遭遇しないように身を潜めつつ力を溜める」なり、禁忌で得た情報に基づいた行動って…してたかい?
11話以降は「禁忌で知ったこと」が行動の動機でなきゃならんのに、全くそんな素振りがなく(実際友人は11話の禁忌取得シーンを覚えてなかった)都合の良い時だけ「禁忌で知ってた」を使う。
思い付いた設定を後出しするための予防線にしかなってない。
伏線なんて扱える知能じゃない。

面白くもない謎に面白くもない謎を被せて、それを過剰に引っ張ってキャラの行動原理を曖昧にして、いざ謎が明かされたら大したアイデアでもなくてがっかりって、何も良いこと無いじゃないか。
変に捻らずに「新たに蜘蛛子が知る情報=新たに視聴者が知る情報」に徹すればよかったのに…「視聴者の知らないことを蜘蛛子は既に知ってる」なんて難しいこと扱える能力無いよ。
サリーアン課題を間違えるタイプでしょ?
間違えた後「サリーはアンが隙あらば悪戯する性格だと知っていて、今回も悪戯されることを予見してた」とか「透視能力を持っててどこに隠したかお見通し」なんて後付け設定を言い張るタイプでしょう。
「読者に提示してない手がかりによって解決」ってそういうことよ?

蜘蛛子のスキルに関しても…もう恥かしくてあんま考えたくないのだけど──
魂の在り処は何処?モノを考える場所は何処?
ゲーム世界でログはサーバーに保管される、データが消えてもプレイヤーは覚えてる、そんな世界観であることは構わないけど、ロクに説明せずにそれ前提で話を進められても納得し難い。
人に説明した気になって全く伝わってない感じ…いやもうね、身につまされてる様で恥かしくて仕方無い。

総評は…なんていうか…策に溺れたというか、自惚れが過ぎるというか…。
キャラの目線と神の目線の使い分けができないバカが賢いフリをしてる感、無能が有能だと勘違いしてる感。
設定を考えただけで悦に浸って物語が書けてない。
共感性羞恥が働いて見てるこっちが恥かしい。


あ、それと作画についてはミルパンセだしまぁこんなモンでしょ。
書こうと思えば長々と書けるけど疲れるし、他の人がもう書いてるしいいでしょ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

後半面白くなりそうと思った自分がバカだった

主人公が蜘蛛に転生するなろう系
10話ぐらいまではほんとにつまらないアニメだと思ってたけど、最近面白くなる兆しが見えてきたかも?


完走後の感想としてはつまらない→たまに面白い→つまらない
結論つまらない。

↓1クール目感想
{netabare}
蜘蛛子がいろんな強敵と戦っていく話だけど、あんまり面白みがない。俺TUEEEE系では決してないんだけど、戦闘がワンパ&ご都合主義すぎてなぁ...って感じ。
やられそうになったりしても、偶然タイミング良く得られいたスキルで敵を倒すし、倒し方も基本毒っていうワンパ。
蜘蛛子が強くなってもそれ以上に強い敵ばかりがでてくるし、あんまり絵面も変わらないから、強くなってる感がないっていう。
それに何より目的がはっきりしてないからグダグダ感が否めない。とりあえず洞窟を出ようという目的はあるんだけど、こんな長々と洞窟で同じような話ばっかりやっていたらさすがに飽きる

ただ後半になって、スキルとかステータスなんて存在があるのはおかしい、管理者がいるはずだという展開とそれならスキルばかりに頼ってたらまずいかも?ってなるシーンがあったけど、ここは良かったです。まあ正直これが普通なんだろうけど、なろう系は説明もなしに当然のようにステータスがあるアニメが多すぎるので。

世間的にはいらないと散々言われまくってた可哀想な人間パートですが、個人的にはこっちの方が好きでした(笑)
他のクラスメイトが描かれていて、先生が他人のステータスをいじったりしてて黒幕っぽかったり、また別の黒幕っぽいキャラもクラスメイトだったり。
たぶん、個人的にこのアニメは地上に蜘蛛子が出るか人間と合流したらかなり面白くなるんじゃないかなって思ってます。
最近送り込まれた人間を蜘蛛子が襲ったことで、蜘蛛子の情報が人間側にも入ってきているみたいな感じだったので、近いうちに合流もしくは敵対するんじゃないでしょうか。現世で主人公をいじめていた人との再会も描かれたら面白くなるんじゃないでしょうか。

話以外でいうと、ちょっと主人公のノリが一人芝居感あって見ててきつい。
あと、めっちゃ雑なCGはどうにかならないものか
{/netabare}

↓完走後感想
{netabare}
人間パート面白いって1クール目時点では逆張りしてたけど、
人間パートやっぱりつまらなかった。
逆に蜘蛛パートは後半たまに面白い戦闘があったと思う。たまに...
VSアラバ戦やVSクイーンタラテクトは結構凝ってて面白かった。

人間パートの何がつまらないかというと引き延ばしで全然話が進まないことが大きな要因だと思う。
大した話でもないのに長々と尺を使って描かれるという。
内容も滅茶苦茶。元日本人なのにクラスメイト同士で和解を試みようともせず、争うしでほんと酷い。

主人公も平気で人を殺しまくるというサイコパスさ。
しかも主人公に関しては転生してからそんな期間たってない時期にそれだから本当に意味不明。

転スラの場合は
村が滅茶苦茶にされた→人間を殺す
オーバーロードの場合は
人間の心がだんだん失われて行く→人間を殺す
としっかりした理由付けがあったからよかったけど、これの主人公はそういうのないしほんとにサイコパスにしか見えない。

あと、前半で転生までの経緯などが説明されなかったから何かあるのかと期待してたが何もなかった。
これのせいでこのアニメに対する自分の評価がガクッと下がった。

あんな引っ張った割に理由が魔法の誤作動というザ・テンプレって。
しかも管理者が転生者たちの記憶を消さなかった理由も良くわからない。
消さないメリットが一切ない。
早見沙織のキャラも結局他のなろうで言う神様的ポジションだしほんとしょーもなかった。

おまけにラスト付近では最初から酷かった作画がエクスアームより少しはマシかレベルぐらいまで落ちるし戦闘も楽しめない。
最終回も終わってる。
何もかもぶん投げて終わった。

まあ、敢えて良かった点を言うと、先生の過去話とソフィアがかわいいこと。それと、2クールともOPは神だった。

一話毎感想(12話から)
{netabare}
12話
VSアラバ戦目新しい感じで面白かった。
相手が主人公への耐性を得るとか主人公ばっか都合がいいわけじゃなくて良かった。
結構グロくて、対策法練ったりするのも良かったし、SPを使い果たさせる戦法もよかった。
相打ち覚悟で死滅の邪眼使ったり、熱い死闘で初めてこのアニメの戦闘シーンで面白いと思った。
最後にあらばに切れるのは蛇足かな。意味わからん

13話
元現代人の人間なのに何でこんな簡単に人間殺せるんだ。
なんで話をしない。
トカゲが話せるからできるよね。
やっぱり後半になって戦闘は面白くなった。
けど話をもうちょっと進めてほしい。

14話
なんで主人公、心まで魔物寄りになってるんだ?
声は通じない感じなのか?吸血鬼の子かわいい
人間視点の蜘蛛ギャグになってて面白い
人間パートも今回面白い。作画今回酷くないか。
なぞに洗脳が解けて謎に王道の私を殺せ!展開。
そのキャラは特に印象に残ってないキャラ。
キャラ多すぎることの弊害。
なんでこんなに殺人鬼がいるの?
転生者なのに。
てか、誰が死んでたのかほんとに全く分からん。

15話
主人公のステータスがわからん。
地上に出たのに結局やってることがワンパに感じる。
めっちゃCGなのもどうにかならんのか
MP吸収とか言われても何やってるか全くわからん。
戦闘も結構ガバガバで攻撃できる状況なのに相手が攻撃してこなかったり。
やっと蜘蛛子と人間合流しそう。

15話
主人公不死身に!?
結局転移じゃなくて転生か。
期待させたわりにオチが陳腐、普通のなろうと同じで異世界の魔法が現代で発動して転生。
あの黒幕っぽかった早見沙織のキャラ他のなろうでいう神様的立ち位置でしかない。
記憶を残した理由も良くわからん。
管理者のせいで殺してしまったから?
記憶消したらそのこともわからないじゃん、混乱も怒るだろうに何で記憶を維持したまま転生させるんだよ。
管理者も敵でも何でもないという。
期待した自分がバカだった。ただのなろうだ。
フェイだけ顔が転生前と同じなことは意味あるのか?
転生者だけで話が動いてるのも微妙。
まるで転生者が来てからこの世界が出来たように見える。
もう滅茶苦茶。
アラバに散々キレてたくせにいい戦いだったよって。
ラストは主人公が死んで終わり不死身だから死んでないけど。

17話
蜘蛛子人間界でも有名だった。
何も話が進展しない。

18話
ソフィアと蜘蛛子仲良くなってほしいな。
なんでこんな平気で人殺せるんだ。
転生者の存在把握されてるのか。
これ転生者を集めてるのか...?
主人公がめっちゃ信仰されてるるの面白いw

19話
人気になってる蜘蛛子w
ソフィアかわいい
対マザー戦面白かったし、EDの入り方も良かった。

20話
管理者なのに完全には主人公のこととか把握できてないのか。
この世界が滅ぶとかいう設定いつ出てきたっけ。
ちゃんと見れてなかったなぁ。
おい殺したらまずいだろw 主人公バカかよ。
てかマジでなんで平気で人殺せるようになってんだ主人公。
時系列分かりにくいなぁ。
先生未来見えるのか...。
先生優しい、主人公みたい。悲しいなぁ...。

21話
結局管理者が敵なのか?
草間と京谷とかいう意味深キャラ。
草間は敵だった。作画が死んでる。
クソダサアーマーしゅん。

22話
元人間とは思えんな。Youは何しにここへw
CGがほんと酷い... 進展あんまなかったな。

23話
CGが... 音も軽い。
元クラスメイトとは思えない会話。
引き延ばし感。進展が全然ない。
何でクラスメイトでこんなに敵対するんだよ。
クラスメイトならもっとまともには話せるだろ。
メカあるのかこの世界。
あんなメカで死ぬわけないのに「きょうやあああああ」って言って終わりw
人間パートがつまらないのじゃなくて話が全然進まないのがつまらない。
最後のが蜘蛛子?
24話久々の蜘蛛子。
え 人になるんかよ。
CG全然よくなってないじゃん、延期した割に。
止め絵顔アップばっか。
結局エルフ側が悪でソフィア側が正義ってことでいいのかな。
放り投げすぎだろ。何で和解しようとしなかったの?
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中盤まではかなり好きだった。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界に転生したら、蜘蛛だった、のバトル系作品。

基本、正座して吟味するアニメではなく、横になってビール呑みながら気楽に楽しむ、娯楽系の作品。

きっと低評価だろうなと感じつつ、実は結構楽しめた。序盤(8話くらいまで)は☆5をつけてたくらい。

ただ、中盤以降どんどん面白さが減衰し、最後は☆3か☆2でも良いくらいだけど、二期に期待を込めて、最終的な評価は☆4でいきます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作のダメなところはまず、作画。後半はかなり酷い。バトルモノであるならば擁護できないレベル。

それから、人間サイドの話になると途端に退屈になる。ずっと蜘蛛子の話でも良かったくらい。

あとはややこしい構成。時系列があっちゃこっちゃ行って、非常に見ずらい。

が、そこは良さでもあって。特に、「アリエル」と「蜘蛛子」の関係性については、上手いミスリードで、正直騙された。序盤は、蜘蛛子の人間形態がアリエルだと思ってたからね。

とはいえまあ、あんだけミスリード連発されると、流石に観にくさが勝っちゃうかも。これ、原作と同じ構成なの? じゃないとしたら、ちょっと原作ファンの意見を聞きたいところだね。

作品の良さとしてはキャラクターの良さ。蜘蛛子は結構好きです。声優さんにボーナスだしましょうね(笑)

それに、バトルの面白さとスキルゲットの感じは楽しかった。特に序盤1~5話は、完全なる弱キャラである、「スモールレッサータラテクト」「スモールタラテクト」が、限られたスキルや「素早さ」という限られた戦力を駆使して戦う、単純なバトルが続き、会得するスキルを慎重に選ぶ。

人によってはこの単調な流れの中で気持ちが離れるんだろうけど、そこはハイテンションギャグの連打や悠木さんのマシンガントークで惹き付ける(誤魔化すw)。

中盤以降、一気にバトルが雑になるのが残念ではあったけど、スキルやステータスをちゃんと観ると、勝つには勝つなりの理由が見えて楽しかった。

あと、転生する主人公に不快感がないし、強くなる過程がしっかり描かれ、世界のナゾみたいなのもちゃんと描いている。定番と言えば定番。

大別するならば、(なろう原作か、転生かは別として)「灰と幻想のグリムガル」のような、シリアス本格派でもなく。「オーバーロード」のような、無双爽快系でもなく。「この素晴らしい世界に祝福を」のような、ギャグ全振り系でもなく。「本好きの下剋上」のような、スローライフお仕事系でもなく。勿論、「スマホ太郎シリーズ」のような、チートハーレム系ではなく(笑)

一番近いのは、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」のような、ゲームを楽しむエンタメ系。私は「防振り」も高評価なので、こういう気軽な作品が好きなんでしょうね。

なろう系って、商業ベースで作られたプロの作品と違い、個人の妄想が具現化されたものが多いので、自分の趣味と合えばドハマりするし、合わなければ酷評って感じです。

ラストのぶん投げエンドもどうかと思うけど、2期が楽しみではあります。ただ、もうミスリードはいらないから王道の構成で観たいかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
異世界転生受け入れ早い。OPは小洒落てるな。鑑定スキル、不要w 蜘蛛、不味いんか。さて、どこまで最弱を貫けるかな。頼むから、人間化はしてほしくないな。よきところで、人間世界との対比を魅せる。

2話目 ☆4
異世界転生を、珍しく生かしてる。ステータス、弱い(笑) 地竜の卵を食べて、ドラゴンスレイヤーのスキルを取らせないあたりが、良い。わからずにジョブチェンジはキツイ(笑)

3話目 ☆4
ホントに地道に強くなっていくな。人間サイドになると、とたんにつまらなくなる(笑) そして、同じ地竜を使った対比か。

4話目 ☆5
猿退治。一気のレベルアップも、チートとかじゃなく、しっかりと。

5話目 ☆3
場繋ぎかな。泣く程旨い鯰。

6話目 ☆3
スキル剥奪、パラメーター下げ。運営、仕事してるな(笑) 神様がいるなら、生きていると言えるか? か。

7話目 ☆4
生前をガッチリ。スキルを得たら変わる? 強くなるのは良いけど、一気に強くなったな。単純なバトルは面白い。

8話目 ☆5
なるほど、15年のタイムラグがあるわけね。ナイス、ミスリード。管理者。スマホで翻訳(笑) そしてすかさず現代か。人間化は残念だけどね。第二部として楽しむか。仲間を集める過程とか、ゆっくりちゃんと観たいな。なるほど、勇者が死んで、勇者を受け継ぐと、スキル的にはこうなるのか。

9話目 ☆3
最強の魔法使い。ゾア・エレの段階でこんなに強かったの? 人間サイドからの蜘蛛子を見せたのは価値あるが、こうなるとつまらないな。

10話目 ☆4


11話目 ☆3
対アラバ、準備。ステータスを見せるのは丁寧だね。アラバ、強い強い言いながらも、レベルは6しか違わないし、攻撃力、防御力は約半数だとしても、速度は1.5倍以上。アラバの魔法力4022に対して、蜘蛛子は、の抵抗は11104。また、アラバの魔法抵抗4138に対して、蜘蛛子の魔力は11158。攻撃は回避できるし、魔法戦なら圧倒。しかも、スキルを見ると、アラバは感知系が高く、隠密完ストに空間機動や韋駄天もあるし、打撃大強化とか完ストしているので、本来は一撃離脱の、暗殺スタイルなんじゃかいかなと思う。なのに、回復系や消費緩和、防御系といった持久戦に向いたスキルも持っていて、よく言えばマルチだが、悪く言えば一貫性のない育成。恐らく、幼竜時代は忍者的に戦い、成竜になってから要塞化したのでしょう。それに対し、蜘蛛子は、魔導の極みから始まり、基本は魔法系のスキルを取りまくり、あとは回避系や空間魔法、治療魔法などを完スト。外道無効や苦痛無効、痛覚大軽減、思考加速などのメンタル系も取り、邪眼に腐食攻撃など、一撃必殺技も多い。プラス、竜殺しの称号&地の利ありでしょう? 普通に勝つと思うんだが。

12話目 ☆3
確かに、アラバのスキルポイントは気になってたけど、ここでちゃんと使うか。う~ん、そういう哲学的な叫びは、なんか違うかな、

13話目 ☆3
大分強くなっちゃったのね。OPチェンジ。前の方が好きかな。ん? 時系列が難しいな。二重のミスリード? ちょっとこの回はよく分からん。何が出来て何が出来ないかが。

14話目☆2
人間も喰ってたの? 大分やべぇな。他人は他人、蜘蛛は蜘蛛(笑) 人間側にも色々。作画が怪しい。大分、枚数ケチっているな。魔王サイド、強すぎだな。

15話目☆5
マザーのステータス、エグいな(笑) まあ、時間稼ぎして、並列意志がマザーのメンタル倒すの待ちたいが、情報がないからな。

16話目☆4
ここでも、ミスリードか。念入りだな。

17話目☆3
人間サイドはつまらないな。んで、蜘蛛子になると面白くなる。

18話目☆3
魔王アリエル。エルフ王ポティマス。教皇ダスティン。まったく知らないのに、蜘蛛子がかき回す(笑)

19話目☆3
マザーのステータス吸収。チート一直線。つまり、魔王のステータスもゲットできると。

20話目☆3
管理者はプレイヤーに手出しできない。過去の戦争と、現在の戦争。色々分かりにくい構成にしているのは、わざとだろうな。本当に都合のよいスキルだが、未来の死の情報が分かるのはキツいな。

21話目☆2
作画はかなりヤバいな。

22話目☆3
時系列を跨いでの戦争。最初はミスリードして機能していたけど、今や、煩わしいだけだな。

23話目☆2
なんか、エルフがネルフって感じだな(笑) 似合わないよね、エルフと機械って。作画、大分やべぇって。

24話☆3
結局、アリエルとは仲間だったってオチね。二期楽しみ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

63.4 3 ミルパンセで学園なアニメランキング3位
てーきゅう 第4期(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (285)
1431人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部に所属する女の子4人が繰り広げるスーパーハイテンションな学園ギャグコメディーの第4期。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

安定してる

安定のハイテンション早口コメディですね。面白かったです。ただ、集中して見ないとセリフが分かりにくいかもですね。
もはや笑う隙を与えない。
暇があるならテニスしても良さそう。

主題歌
ファッとして桃源郷 新庄かなえ(三森すずこ)
低身長・貧乳いじりする自虐キャラソンみたいなもの。
このファッとしてってのはもしかして…。


第37面 先輩とメン・イン・ブラック
まりもが家に忘れてきた弁当を居候中の宇宙人、トマリンが届けに来た。 来たついでに亀井戸高校を案内することになったてーきゅうメンバーたちだったが、なぜか学校がいつもとは違う感じになってしまって...。

38. 先輩とロミオ・マスト・ダイ
かなえが象に乗った人になぜか水族館のチケットをもらってきた。せっかくなのでみんなで行くことになったのだが、だんだん水族館とはあるまじき状況になっていって・・・。

39. 先輩とトレインスポッティング
ある日近藤さんが、校内新聞のネタに「学校の裏庭にある桜の木の伝説」を解明したいとユリに相談しに来た。その桜の木の下で告白された人にはある不思議な出来事が起きるという。

40. 先輩とランボー
今夜街に降るという流星群を見ようと話しているかなえとユリ。ということで、屋上がある、なすのの自宅に集合することになったのだが...星は無事降るのだろうか?

41. 先輩とジョーズ
今回はおまちかねの水着回!興奮しすぎてハリネズミのように全身の体毛が逆立つまりもを初めテンションが上がりまくった四人は様々な方法で海をエンジョイしようとするが…。

42. 先輩とキャスト・アウェイ
まさかの前回エピソードからの続編になってしまい焦るユリ。海で漂流してしまったが、危機感のない先輩三人に「ただ肝が据わっているだけなのか?」と疑問がつきないユリであった。

第43面 先輩とスターリングラード
うどん子のお店で心霊写真を見せてもらっていたユリが、帰宅してきたうどん子の姉に挨拶をしようとすると、彼女がいつぞやのお葬式で出会ったギャル坊主だったことに驚く。

44. 先輩とハムナプトラ
おじいちゃんの墓参りのため、砂漠のど真ん中に立つエジプトのおばあちゃんの家に遊びに行ったかなえ。やはりかなえの破天荒さはおばあちゃん譲りだった。

45. 先輩とGOAL!
兎亀中との練習試合に備えてサッカーの練習をする陽太。その練習相手を買って出たなすのだったが、その試合での勝敗に対してとんでもない提案を陽太に持ちかける。

46. 先輩とショーン・オブ・ザ・デッド
街中で猛暑の中、ヨタヨタと歩くまりもとトマリン。冷房の効いた大型電気店で地球のエレクトロニクツの粋をトマリンに紹介するまりもだったが...。

47. 先輩とバグズ・ライフ
夏休みまっただ中、駄菓子屋で時間をつぶしていた四人だったが、かなえの「せっかくだから夏休みならではのことしよう!」という提案に、全員で思い思いのアイデアをぶつけていく。

48. 先輩とアポカリプト
カフェでお茶をしているなすのとまりも。もっと社会を知るためにアルバイトをしたいというなすのに、以前豚丼屋を一日でクビになったまりもからの熱いアドバイスが光る!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

テニス部×テンポとギャグがぶっ飛んでいる女の子達=てーきゅう~その4~

てーきゅう・4期。

ストーリーにつながりがあるわけではないので、
どこから観ても大丈夫です。

2017年7月からは9期の放送が始まるよ!
すごい…。笑

1話が2分程度のショートアニメです。

4期は全12話です。
(+TV未放送2話があります。)


● ストーリー
亀井戸(かめいど)高校テニス部の4人。

◇押本ユリ(おしもと ゆり)
  ・・・数少ないまともな感性の持ち主。ツッコミ担当。

◇新庄かなえ(しんじょう かなえ)
  ・・・ピンク色の髪。

◇高宮なすの(たかみや なすの)
  ・・・お金持ちのお嬢様。

◇板東まりも(ばんどう まりも)
  ・・・関西弁を話す。宇宙人のトマリンが家に居候している。

テニスは関係なく、毎日をにぎやかに楽しく過ごしています♪


1つのエピソードを2分でぎゅっとまとめているので、
本編はものすごいスピードで転げ落ちていきます(笑)

こっちの反応はおかまいなし、
オチまで突っ切りますww

まばたきしていたら見逃す移り変わりの激しい作画。

何言っているのかよく聞き取れない早口の台詞。

意味不明な展開が続くストーリー。

「思いつくままネタを放り込んで、着地点考えてなかったなw」と
疑いたくなるような、放り投げるオチww

これ、2分アニメだからいいけれど、
もしも30分枠だったら…。

意味不明な展開に
頭がおかしくなりそうです。笑


● 音楽
【 OP「ファッとして桃源郷」/ 新庄かなえ(三森すずこ) 】

とても中毒性の高い曲ですねw
いや私は好きですけどもw

知ってました?

歌詞にあるように、

「夜叉の構えから左手回して8時の方角!」にすると、
本当に「ファ」に見えるんだよ!

初めて気づいた時はちょっとした感動でしたw


● まとめ
ブレないてーきゅうワールド。

たとえこの作品が万人に理解されることはなくても、
きっとこの世界観が揺らぐことはないだろう…。

もはや勢いとノリだけでやってますよね。笑

これを普通の速度で、普通のノリでやっていたら、
つまらないかもしれない。

ここまでぶっとんで吹っ切れているから、
この作品はおもしろいのです。

5期へ続く!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「スーパーハイテンションギャグコメディ」←今期も凄いッスよ^^

この作品・・・もう4期なんですね^^
1期から見続けてきましたが、まさか4期まで放送されるとは思っていませんでした^^;

この作品の主人公は、亀井戸高校のテニス部に所属する以下の4人です。
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)

てーきゅう(庭球)とギャグの繋がりが最初の頃は気になったりもしましたが、今では全く気になりません・・・というより、今期テニスらしい事をしたのはたった1回・・・それも一瞬だけでしたし・・・^^;

という事で、全くテニスとは無縁な展開が続いていくのですが、今期も台詞と展開の早さはピカイチだったと思います。

この作品は放送中に以下の原作の宣伝テロップが流れます。
「アニメで聞き取れなかったあのセリフが分かる! オマケ漫画満載の・・・」 
確かに早すぎて聞き取れないセリフもあるのですが、このテロップと限界の早さに挑み続ける作風・・・これ自体が新しい試みだと思います。

それとオープニングも特徴的です^^
今期は三森すずこさんの歌う「ファッとして桃源郷」がオープニングテーマになっています。
この曲もてーきゅうらしい特徴を持つ曲なのですが、オープニングアニメが特に特徴的だと思います。
孫悟空に身を扮したてーきゅう部の4人が登場するのですが、視線を誘導されているような気がするんですよね^^;
何も気にせずに視聴すると毎回同じところに目線が向いてしまうんです・・
意識して違うとこをを見ようとしないと見れない・・・こういう事ってあるんでしょうか^^;?
それとも2分という短い時間を有効に活用するための策なのでしょうか・・・^^;
不思議な感じのするオープニングだったと思います^^

1クール12話の作品でした。今期も2分をフルに活用した作品だったと思います。
そしてこの作品を視聴して改めて思うのが声優さんの凄さです^^
あれだけの早いセリフをよく噛まずに喋れるなぁ・・・と感心しっ放しです^^
そして5期の放送が決定して既に夏アニメ作品として放送が始まっています。
引き続き5期を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

61.0 4 ミルパンセで学園なアニメランキング4位
高宮なすのです!(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (268)
1288人が棚に入れました
人気シリーズ「てーきゅう」のスピンオフ作品「高宮なすのです!」。
「てーきゅう」のぶっ飛びお金持ちキャラ“高宮なすの”と『てーきゅう』メンバーの押本ユリの弟で、
なすのの執事を務める“陽太”が主人公。
なにかと言えば、お金持ちであることを鼻にかけ、お金で解決しようとする
高宮財閥のお嬢様“高宮なすの”のゴージャスな暮らしぶりが、ギャグ満載で描かれる
コミック アース・スターで連載中のコミックをアニメ化。

声優・キャラクター
鳴海杏子、逢坂良太、花澤香菜、三森すずこ、渡部優衣、田村ゆかり

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

高宮なすのさん推しの方は必見・・・だと思います^^;

この作品は「てーきゅう」のスピンオフ作品です。
キャラの説明や前置きがなく、いきなり本編が始まるので、てーきゅう未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)

てーきゅうは上記の4人が織り成す「スーパーハイテンションギャグコメディ」ですが、その中の一人である高宮 なすのさんを、これまでのてーきゅうとは違った視点で描いた作品になっています。

正直スピンオフが出るとは思ってもいませんでした^^;
てーきゅうの中では2番目に真面目な彼女・・・という立ち位置としては微妙ですが、高宮なすのさんは超裕福な家庭のお嬢様なので、スピンンオフとしても一番ネタに困らなかったから・・・なのでしょうか^^;?
それとも、これから一人ずつスピンオフ作品が登場するのでしょうか?
今後の動向が楽しみです^^

作品のノリは、てーきゅうと似たような感じ・・・でも最大のお違いが、なすのさんのボケに対するツッコミ役が、押本 ユリの弟である押本陽太である事です。
なすのさんと陽太君の関係は、本編でご確認下さい。

てーきゅうではあまりに強烈なボケをかますお方が他にいるのであまり目立ちませんが、なすのさんの面白さも正直かなりのモノです^^
特に身体を駆使したボケには何度も笑わせて貰いました^^

それとてーきゅう本編には出てこない強烈なキャラとして、なすのさんの母であるあやのさんが登場します。
このお母さんからも目が離せません。因みにCVはゆかりんです^^

主題歌は、高宮なすの(鳴海杏子さん)の「黄金のキンデレラ〜午前0時に魔法は解けず〜」
この曲もノリの良い曲で大好きでした^^

1クール12話の作品でしたが、なすのさんの魅力溢れる作品なので、てーきゅうとなすのさん推しの方は必見だと思います^^
引き続き、てーきゅう5期を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

君ではない誰か

「あなた、どなたですの!?」

なすのさんっぽい人にてーきゅうの4人をぶち込んだような人が主人公。
あと気に入られたのでユリちゃんの弟リョータが出てる。

テニス部の4人が揃っているときはいつも通りで面白かった☆☆☆☆☆
他は、2割5分ぐらいの代打より打率悪かったかな。

そもそも本編でなすの先輩とリョータの話があるのに、なぜに?
そして本編があるのに4人の話もある。

本編のなすの先輩主人公回みたいな味付けの方が好きだったなぁ。
{netabare}首伸びたりするのはかなえ先輩かまりも先輩だし。{/netabare}

なすの先輩の声と容姿が好きで好きでたまらない人にオススメ☆
だけど好き過ぎるとイメージ崩壊で逆ギレもあるのかも。

人気もお金で買えればいいのにね、2次元電子マネーで。





★一羽乾燥→{netabare}

2015.04.07 21:26 ★★☆☆☆ 2.9
『心をお金じゃ買えない』
物語 : 2.5  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

一番人気なのかな?

オレはかなえ先輩が好き~
なのだが、キャラ単品で見ても面白くないと思う。

てーきゅうはゆりちゃんあっての作品、
ってわけでもないな~、ゆりちゃんいない回でも面白いのあるし。

ただ、基本的に4人、あるいは3人ぐらいでわちゃわちゃするのが面白いんだ。


うーん、どうしたもんかな~
ゆりちゃんの弟には脇役として出て来てほしかったな~

まあ、短いし、最後まで見ると思う。

{netabare}別物だからリボンかな?{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

てーきゅうのスピンオフムービー

全12話 1話約3分作品

てーきゅうに出てくるキャラの一人、裕福な家庭の令嬢の高宮なすのと無理やりなすのの執事にさせられた「てーきゅう」キャラの1人の弟を中心にお話が進むハイスパート・ハチャメチャ・コメディ作品です。

てーきゅう同じノリなので視聴するには集中力が結構必要です。

てーきゅうと違うのはなすのが中心なので、常識では考えられないお金持ちならではのエピソード満載です^^

てーきゅうの他のメンバーも出てくるので、てーきゅうと同じようなお話もありますね。

てーきゅうが好きな方には観てもいいかも知れませんね。

OP 高宮なすの役の鳴海杏子さん歌ってます。歌詞は何とも言えませんがw曲はてーきゅうの曲よりまともではないでしょうかw

最後に、姉弟揃って突っ込み役とは不憫でなりませんw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22
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