ライバルで横浜なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのライバルで横浜な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のライバルで横浜なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.4 1 ライバルで横浜なアニメランキング1位
MAJOR 第1シリーズ-メジャー(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (687)
4609人が棚に入れました
主人公本田吾郎の夢は、おとさん・本田茂治のようなプロ野球選手になること。茂治は横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)の一軍半のピッチャーだったが、怪我に泣かされ思うような活躍が出来ず引退を考えていた。茂治を信じる吾郎のためチームメイト茂野の助言もあり打者に転向し、代打の切り札とまで言われるようになる。
そんな中、メジャーリーグの超大物ピッチャージョー・ギブソンが東京シャイアンズのピッチャーとして来日。茂治はギブソンの160km/hを見事バックスクリーンへと運ぶ。だが次の打席、デッドボール(158km/hの球)が茂治の頭を直撃した。
軽傷と思われ試合は続行されたが、翌朝、茂治は自宅で倒れ死亡する。ギブソンは、葬式の前に病院へ駆けつけ吾郎に会い、茂治を自分と対等の存在と認める。吾郎を保険金目的のため引き取ろうとする伯父夫婦に対し、茂治と婚約していた桃子は吾郎を引き取り育てることを決意する。

声優・キャラクター
くまいもとこ、子安武人、日髙のり子、野田順子、緒乃冬華、咲野俊介、落合弘治、笹本優子、釘宮理恵、笹島かほる、石井隆夫、木内レイコ、青山桐子、伊藤亜矢子、恒松あゆみ、飯島美春、遠藤久美子、はなわ

KEIMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【 メジャー 1st season 】

俺の中のスポコンアニメーションの堂々たる第2位のアニメーションが、「メジャー」だ。☆★☆彡

メジャーはシリーズ6作の超大作だが、吾郎がちびっ子の頃から物語が
スタートして、メジャーリーガーになるまでの軌跡が描かれている。
ファーストシーズンは少年野球時代が描かれていて、吾郎が本田姓を名乗っている。

このアニメーションの面白いところは、日本の野球アニメーションの殆どが
重きを置く「甲子園」の存在が、極めて軽いところにある。既に少年時代の吾郎は、
ギブソンとの出逢いによって、遥か遠くの異国のメジャーリーグを夢見ている。
その設定が、非常に独特で面白い。

吾郎というキャラクターは、同性からも異性からも圧倒的に愛される性格だと俺は思う。
馬鹿を通り越して、超絶馬鹿に野球を愛している。
こういうキャラクターは、俺は大好きだ。こんなキャラクターが、愛されないはずがない。

少年野球とはいえ、吾郎の野球を愛する気持ちが、奇跡を起こす。
人間はどんなに辛い事でも、好きならば必ず続けられる。
勉強、スポーツ、仕事、人間は好きなものは、そう簡単には諦めたりしないが、
他人から押し付けられた好きは、長くは続かない。

俺の業界にも、小学校5年生の頃に既にプログラマーになろうと決意して、
高校生の頃にはオブジェクト指向を完全に理解し、C++を自由に扱っていたという
新人が入って来ることがあるが、そういう若い奴と対峙すると、本当に胸が熱くなる。

きっとこのアニメーションは、すべての人に愛される、そんなアニメーションだと俺は思うよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

くろにくる、クロニクル

この作品は本田吾郎という一人の野球少年の半生を描いた作品です。

吾郎が保育園の頃から大人になるまで追っていきます。
小さな頃からプロ野球選手のおとさんに憧れて野球が好きになった吾郎。
意地っ張りで無鉄砲で、だけどそれだけまっすぐに野球へ向かっていく彼はとてもかっこいいです。
観れば観るほど吾郎が好きなっていきます。
彼の投げるボールに驚く相手チームを観ると「どうだこの野郎!」と
なんだかこっちまでも嬉しくなってしまいます(笑)

野球を通して描かれる友達や家族も見事なものです。
観ればわかりますが吾郎は複雑な家庭事情を抱えていますから。


物語は大きく分けて3つでしょうか。
小学生編、中三から高校生編、目指せプロ編

僕はやっぱり小学生編が一番好きです。
あの頃の吾郎の声優さんの声を聞くだけで涙腺にじわっときます。
どうしてなんでしょうね(笑) ホントそれくらい思い入れがあります。


本田吾郎にも悪いとこはあります。
でもそれも全部ひっくるめて僕は彼がとっても好きです。
大切なものがたくさん詰まった作品です。


{netabare}

僕が一番好きなシーンは本田がアメリカで負けて誰にも告げずに
日本に帰ってきたときに今まで関わってきたみんなが野球したとこ見ながら
幼少の自分に「なあ、なんでお前野球やってんだ?」と聞いて
「そんなの楽しいからに決まってんじゃん!」的なことを言いかえすとこ。
そのときたくさん込み上げてきましたね。まさにbeyond descriptionでした。


{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

さよならは言わない

まずOPについて。曲は名曲、映像もなかなか。「ガラクタの山から」の部分で、暴投した後の桃子の動作が可愛い。ラストスパートで吾郎による三振祭りと長打も良い。歌詞テロップの出し方も秀逸。
本編は原作をほぼ再現するどころか、改良まで加えてくれた。例としては、決戦前夜。原作だと横浜リトル戦終盤で、あんなことがあったんだとちらっと回想を挟むだけだが、その回想を掘り下げて時系列順にすることによって、vs横浜リトルへの溜めができたし、涼子との後腐れもその時点でなくなった。まさしく改良。「追いつけ!追い越せ」のラストの三船リトルと横浜リトルがかっこいい。最終話での、心絵を挿入歌としての1期ダイジェストとフリーバッティングも良かった。特に「心よ」のところの、吾郎と清水のシーンが好き。AパートとBパートの間に挟まれる絵も、アナログで良かった。
声優は、正直知らない人の方が多かったが、メイン級の声優がハマっていたので高評価。少年役のくまいもとこはハマっていたし、釘宮はツンデレやロリの少女だけでなく、少年役も十分上手い。前原の声優はよく知らないが、キャラの声に合っているナイスキャストだった。
BGMも良いし、EDも前期後期共に曲も映像も及第点。かなり恵まれたアニメ化だった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

68.6 2 ライバルで横浜なアニメランキング2位
MAJOR 第3シリーズ-メジャー(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (378)
2567人が棚に入れました
基本的には原作に沿っているが、原作に含まれるパンチラ・暴力的・差別的なシーンを中心として一部のシーンや登場人物の設定に変更がなされている。これにより、原作のストーリー展開とは違った登場人物の軽い振る舞いがみられる。非常にハイテンポに物語が進む小気味良さが、特徴の1つとも言える。

jack555 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

熱いアニメ

一応全シリーズ観てるんだけど、一番思い出深い3シリーズで感想を。

3シリーズまでは一応リアルタイムで観てましたがそれ以降はまばらに・・・。6シリーズは最近観ました。リアルタイム時は個人的にNHK土曜夕方枠では1997年の「YAT安心宇宙旅行」以来久々の当たりだと思って観てました。

物語進行はサザエさん方式ではなく登場人物が歳をとる珍しい(自分があまりアニメを知らないだけかもしれませんが・・・)作品です。ちなみに3シリーズは高校生編です。

MAJORはこのサイトで何故か全体的に評価があまり高くないようにお見受けしますが、個人的にはすごく熱い!同じスポーツ系でもスラムダンクほどではないですがそこまで劣らず、かなり感動できるアニメだと思ってます。たとえスポーツでなくとも、これを観てると無性に何かに夢中になりたくなる、とりあえず何か行動したくなります。

自分一人の個人プレーではなく、誰か自分以外の「仲間」という存在がいて、そういう関係の他者と目標に向かって何かをすること・・・、仲間とはいえ自分と全く同じ考えなんてことは100%ありえない、そういうなかで衝突し、ケンカし、痛み苦しみを分かち合って最終的に何かをやり遂げることの大変さ、素晴らしさを教えてくれるアニメです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

また一から周りとの関係を作っていく物語。

MAJORシリーズの第三作目の作品です。

海堂高校を中退して、野球部のない聖秀高校に

転入して一からいやゼロから作り上げていこう

とする物語です。

男子が少ない中で、部員集めすら苦労し

そして自分の力だけで勝とうとするのに

愛想がつかされたりと様々な苦難を迎え

ながらもその持ち前の熱さで周りを変えていくのは

吾郎らしいなと思いました。

とある試合での事件で{netabare}(海堂高校との練習試合

の時にベースカバーに入った五郎の足をスパイクで

踏まれ、甲子園の県予選に普通に出場できなくなって

しまうという{/netabare}

大変なことになりながらも周りが支えてくれ

共に力を出し合い最後の試合{netabare}、海堂高校との

試合では痛み止めの効き目すらなくなって投球も

ままならない状況の中かつて苦楽を共にした仲間たちと

様々な策で立ち向かっていき、渾身の一球を投げたあと

力尽きて倒れてしまい、ボークでゲームセットとなっても

みんな後悔はないということ{/netabare}

が本当に良かったと思います。

それから、曲もOP、ED共に良かったと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

赤羽. さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

とりあえず言っときたいのは大河は俺の嫁・・・ならぬ俺の弟!!

*シリーズは1から6まで全部視聴済み

ストーリー的には第1シリーズが一番面白かったです。

じゃあなんでこれをレビューしたかというと、このシリーズで大活躍する大河が可愛かったからです!wいかにも生意気なクソガキっぽい性格とかもいい(・∀・)。
可愛いというかカッコかわいいって感じです。活躍の場は3ぐらいしかないですが正直シリーズ中一番好きなキャラですねwwもっと活躍してほしかったかも。


一応ストーリーの感想も言っておきます。
野球に関しては素人だらけの聖秀学院を引き連れて海堂を倒そう!ってお話です。
2クールって思ったより長いですね!なんかその倍ぐらい見た気がしました。それほど充実感があったと思います。
ネタバレ無しに設定したのでこれ以上は語れませんがかなり面白かった。1に次ぐおもしろさでした。


でもやはり主人公の吾郎の頑張りはすごいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

65.4 3 ライバルで横浜なアニメランキング3位
ドカベン(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (48)
223人が棚に入れました
鷹丘中学の柔道部で活躍するドカベンこと山田太郎。実は彼はある事情から、本来は好きな野球を離れていた身上だった。だが再び野球の道を歩む彼は明訓高校に入学。“男”岩鬼や“小さな巨人”里中、“秘打男”殿馬ら個性的な仲間の集う野球部で進撃を続ける。その彼らの前に多くのライバルの影が…。

声優・キャラクター
田中秀幸、松島みのり、神谷明、肝付兼太、玄田哲章、森功至、矢田稔、安原義人、野本礼三、市川治、大竹宏、加藤春哉、伊武雅刀、兼本新吾、丸山裕子

lostmemory さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

永遠の野球作品の金字塔

まずは水島新司先生、素晴らしい作品の数々ありがとう
ございました。そして長い間本当にお疲れ様でした。
ゆっくり休んでください。

野球好きなら知らないものはいない野球作品の最高傑作の
アニメ。原作に史実なアニメ化で声優も豪華。里中が
神谷明と言って誰が信じるだろう。まだ凄く高い声が出せた
時代だ。作画も素晴らしく原作の再現度が高い。特に原作は
劇画タッチのシーンが多いがそういうシーンはアニメでも線の
数を膨大に増やして原作の再現に努めている。何より野球は漫画
でも素晴らしかったがアニメは動くのでさらに良さが引き出されて
いた。加えて声。特に岩鬼の玄田哲章さんは見事だった。
「やーまだ!!」とドカベンを呼ぶあの声はイメージに合いすぎ
だった。 ‎殿馬役の故・肝付兼太さんもさすがの田舎訛りの上手さ。
田舎訛りをやらせたら天下一品の人だった。

ドカベンの凄いところはそれまで野球作品は多数あったがほぼ全て
投手が主人公だった。今も野球作品といえば投手が主人公の作品が
多い。しかし本作は捕手であるドカベンこと山田太郎が主人公。
捕手というのは打撃よりも守備面で重要な役割がある。が、それを
漫画にしても地味になりそうなところを打者としては強打者。
守備はクレバーと上手く魅せることで魅力的な主人公にしあげた。
このドカベンというキャラを作った時点でこの作品はもう成功して
いたのかもしれない。加えて秘打と守備の名手の殿馬。
悪球打ちの岩鬼。七色の変化球の里中。対戦相手も魅力的な
キャラクターばかりだった。

明訓高校は打撃ではドカベン、岩鬼、殿馬ぐらいしか頼りになる
選手がおらず、残りは活躍シーンがほぼ無い。これにより楽勝で
相手に勝つ試合がまず無く、最後に明訓が勝つのが分かっていても
展開にハラハラする絶妙な匙加減だった。最後はドカベンで決まる…
とは限らないのも展開の上手さがあった

いかんせん話数が膨大なので再放送がほとんどされないのが
もったいない。本当に面白い作品なので機会があればぜひ見て
欲しい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これまた想い出の作品

昔は必死で見ていたのを覚えています。
最後がアニメが原作に追いついたために酷く中途半端な終わり方でした。

なお、水島先生の野球漫画に関する思想ですが、
有名な逸話として「巨人の星」批判があります。
水島先生は当時、野球漫画の代表作のように言われていた巨人の星について
「本来は楽しいものである筈の野球を苦行のように扱っている」と批判しました。
これが思うに彼の野球や野球漫画の哲学は逸話に尽きると思います。

彼の野球漫画は基本的に「明るく楽しい野球」って感じです。
まあ、貧しい子や家庭事情が複雑な選手が多かったり、あるいは猛練習の描写とか土佐丸高校の犬神の卑劣なプレイに太郎が激怒するシーンはありますが。
まあ、基本的には、不気味さを醸し出していたように見えた土佐丸学園の選手たちが甲子園の時に泊まっていた寮を去る時に全員で寮経営者に「ありがとうございました」と言ったり
江川をモデルにした中(あたる)とかいう投手の手抜きプレイにも事情があったものだとか、
基本的には「野球やる人はみんな良い人」という書き方をされているような気がします。

ドカベンはそういう思想が最も出た楽しい野球作品だと思います。
アニメでも、そういう水島先生の思想をきっちり体現し捻じ曲げるような事はしなかったのは良かったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

王道野球アニメ

 漫画はプロ野球編からしか読んだことがないので、高校時代のエピソードは断片的にしか知りませんでした。それらの補完をするという意味もあって視聴しました。

 最初に驚いたのは、野球を始めるまでが意外と長い(笑)。それでも原作よりは短くなっているようです。

 昔のアニメ作品ということもあって、ツッコミどころは満載でした。キャラクターの立ち位置や持ち物、服装がカットによって代わっていたり、前の話の最後のシーンと次の話の最初のシーンがつながっていなかったり・・・(笑)。

 主要なキャラクターの声を誰がやっているのかも全く知らなかったので、大物声優さんがやっていたことを知ってかなり驚きました。里中智の声を神谷明さんがやっていることは、近年の神谷さんしか知らない身としては全くイメージできなかったです。しかし、これが見事にハマっていました。

 他にも、王様のブラ○チのナレーションのイメージしかない田中秀幸さんによる山田太郎をはじめ、超大物声優さんたちが脇役としてゴロゴロ出演されているのは聞きどころかもしれません。

 土佐丸高校による奇行の数々は、腹を抱えて笑いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

57.2 4 ライバルで横浜なアニメランキング4位
金色のコルダ Blue♪Sky(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (126)
724人が棚に入れました
原作:コーエーテクモゲームス「金色のコルダ3」、キャラクター原案:呉由姫「月刊LaLa」(白泉社刊)、総監督:於地紘仁、監督:名取孝浩、監修:ルビーパーティー、シリーズ構成:大知慶一郎、キャラクターデザイン:藤岡真紀、音響監督:菊田浩巳、、高木礼子、福山潤、小西克幸、内田夕夜、水橋かおり、伊藤健太郎、森田成一、岸尾だいすけ、谷山紀章、石川英郎、日野聡、宮野真守、増田ゆき、佐藤朱、、、

声優・キャラクター
高木礼子、福山潤、小西克幸、内田夕夜、水橋かおり、伊藤健太郎、森田成一、岸尾だいすけ、谷山紀章、石川英郎、日野聡、宮野真守、増田ゆき、佐藤朱、岡本寛志、山本圭一郎、細谷佳正、三浦祥朗、清水理沙、大原さやか、堀内賢雄

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「お前はここで、終わるのか?」←この一言が彼女を突き動かします^^;

この作品も基は女性向け恋愛シミュレーションゲームだったのですね^^;
作品を視聴している間は、男性の登場人物の比率の高い作品だなぁ・・・程度にしか思いませんでしたけれど^^;
全く違和感無く完走してしまいました^^;

この作品の主人公は、高校2年生の小日向かなでちゃん。彼女は小さい頃からヴァイオリンを習っていて・・・小さい頃はそのヴァイオリンで周りの皆んなを感動させる演奏が出来ていたのですが、ここ最近は思うように弾けず、伸び悩んでいました。

そんなある日、幼馴染から音楽の名門校である星奏学園に編入して、全国音楽コンクールを目指そうと誘われるのです。
ここ最近の自分の出来に編入を躊躇していましたが、「お前はここで、終わるのか?」と謎の手紙を受け取ったことをきっかけに編入を決意して・・・物語が動いていきます^^;

視聴している時は気付きませんでしたが、完走後に振り返ると・・・
やたらイケメンやハートフルな男性がたくさん登場していましたね^^;

その様な男性に囲まれている中でかなでちゃんを見るからでしょう・・・
繊細で・・・放っておくと折れてしまいそうに線が細くて・・・か弱く見えるんですよね(//∇//)

そういえば、この作品も最初はかなでちゃんに冷たい人、彼女に酷いことを言う人が多かったかもしれません・・・そう考えると、この作品もしっかり王道を行く逆ハーレム作品だったんですね^^;

かなでちゃんは、それらの逆境をバネに悩みながらも音楽の道を突き進もうとします。
スポンジの様な吸収力を持つ彼女は、次第に演奏の技術が上がって行きます・・・
でも、彼女が本当に凄いなぁ、と思ったのは音楽の聴き上手・・・という点です^^

彼女が音楽に入り込むと世界が変わって見えるのですが・・・その世界観が結構好きでした(//∇//)

物語も進み、いよいよ全国音楽コンクールが開催されるのですが・・・
彼女達を待ち受けていたのは、予想だにしないアクシデントでした^^;
彼女達に残された道はたった一つ・・・自分を音と仲間の音を信じて・・・
いま自分達にできる最高の演奏をすること・・・

果たして全国音楽コンクールの優勝はどの学校の手に・・・?
結果は本編でお楽しみ下さい♪
1クール12話の作品です。音楽を扱う作品だけあって、物語の中ではたくさんの曲に触れることができます。

wikiでチラッと見ましたが、ゲームは今後も順次発売されていくようです^^
もしかすると、またこのシリーズの作品が視聴できる機会があるかもしれません・・・
その時は販促目的一辺倒ではなく、ストーリーも重視した作品が視聴できることを期待しています^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

ローズ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

のだめ劣化版乙女向け作品の限界

主人公でメインヒロインの小日向かなで(こひなた かなで)は差出人不明の「お前はここで終わるのか?」という手紙を受け取る。
横浜でコンサートが開かれ、そこで全国規模の高校生が対象になる大会があると発表される。
音楽に力を入れている星奏学園へ転校する事となり、幼馴染と共にオーケストラ部に入り全国優勝を目指す事となった。

オーケストラ単位での演奏で順位を決めるのは難しいと思います。
うる覚えの記憶ですが、金賞・銀賞・銅賞などに表彰するコンクールもあります。
本来は楽しむための音楽なのに、いい順位や金賞のために演奏するのは疲れそうです。
自分にはクラシック演奏の優劣を決めるような音感が無いので、あまり作品に対して感情移入できない事もあるのですが^^;
全国を狙っている吹奏楽部の練習が厳しいは分かるので本来ならスポ根要素もありそうですが、本作品には無いですね。

登場人物は主人公の女性を除いたらイケメンの男だらけ。
元々、乙女向けゲームが原作なので仕方が無いのですが、視聴している人が女性であれば目の保養になるのでしょう。

たしかにヴァイオリンなどクラシックによく使われる楽器が登場します。
ただし演奏している姿と音がバラバラ。
静止画の時もあります。
演奏にあわせて作画をするのは難しい事と分かっています。
予算の少ない深夜アニメにキチンとした作画を求める事は酷というもの。
分かっていても、あえてスルーしてあげましょう。
それにしても演奏中に奏者や観客が別世界へ行ってしまうのには笑ってしまいましたw

甲子園のような1対1の音楽合戦。
オーケストラを全員使わない少人数の演奏。
大会に規定があるのでしょうが、つまらない制約で縛っています。
架空の大会なので原作ゲームの思いのまま。
おかしいと指摘しても、このまま続けるのでしょうね。

調べてみると本作品よりも前にアニメ化された前作があるそうです。
ただ、乙女向けゲーム原作という事が変わらないので、自分は積極的に見る事は無いです。

演奏よりも人間関係や心理状態が重要。
一体、何の為に新しい大会を開催するのか分からなくなる作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

it is better to wear out than to rust out

女性の主人公が高校の仲間とアンサンブルで音楽コンクール優勝を目指す物語。

原作が女性向けの恋愛シミュレーションゲームという事で、女性だけのチームひとつを除いて、チームメイトやライバル校の生徒などイケメンの男ばかり登場する作品で、個人的には髪の色や方言でしか判断できないばかりか、挑発的だったり軟弱で不快なキャラも少なくないので視聴を続けるのが辛かったです。

主人公は特定キャラに恋愛感情を持たないのがお約束なのでしょう。どの男性キャラに誘われても、プールやスタジオなどどこにでもついていきますし、相手の一生懸命には自分も一生懸命に応えるだけしかないのに、相手に負けられない理由があると、動揺していじいじ悩んだりします。

現実問題、確かにわざと負けたり手を抜くことは少なくないです。
会社の付きあいで、上司や取引先と一緒にゴルフに出かけたら、相手の気分を害するわけにはいきませんし、カラオケで歌の下手な人がひとりでもいれば、他の人が歌いやすくなり盛り上がります。
子供相手にわざと負けてあげないと、子供がやる気をなくしてしまうのを心配する親がいるのも普通にある事です。
こんな場合にあってはならないのは、わざと勝たせてもらっていた事が相手にバレてしまう事でしょう。一生懸命を演じて自然な形で負けるのは、勝つ事より遥かに難しいように思います。

音楽コンクールですが、課題曲があるわけでもなく、編成の違ったアンサンブルなのに、トーナメントで二校ずつ対戦して白黒をつける方式です。トーナメントは得点競技だから成立すると制作側がわかっていないのでしょうか。
演奏の出来不出来が演奏者のモノローグや観客に感想を言わせないと説明がつかないのは仕方がないにしても、採点競技を描くのに、主催者や採点者の顔が見えないのも違和感があります。炎天下で練習したり、他人の楽器に平気で手を触れようとしたり、演奏で対戦相手を絶望の淵に落とそうとする演奏家がいたりするのも含めて、制作側にはもっと演奏や楽器に対する理解ある作品を送り出す事に努めて欲しいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28
ページの先頭へ