ロボットで異世界なアニメ映画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

66.3 1 ロボットで異世界なアニメランキング1位
あした世界が終わるとしても(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.4 (86)
345人が棚に入れました
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

声優・キャラクター
梶裕貴、内田真礼、中島ヨシキ、千本木彩花、悠木碧、水瀬いのり

ホロムギ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

注意!これはSFバトルアニメです。

調べたところ、本作はHuluオリジナルアニメ『ソウタイセカイ』をベースにして、世界観とその延長線上で起こるドラマだそうです。
主要人物などが同じらしいですが、続編というわけではなく、『あした世界が終るとしても』だけで完結しています。キャラの関係性が変わっていたりするようですが、大まかな内容は似ているようです。
本作だけ見ても問題はありません。



ではレビューです☆
青春ラブストーリーだと思って見始めました。

私みたいな人のために公式ページイントロダクションから一部抜粋。

【幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。】

前情報を一切知ることなく見始めて、始まった3Dアニメーション。
3Dのラブストーリーに感情移入できるかなと不安でしたが、そんな不安は必要がないことがすぐにわかります。
突然襲われる主人公。ぬるぬると動く戦闘シーン。
思ってたのと違うなーと感じましたが、バトルものなら3Dでもいいかと気持ちを切り替えました。勝手に勘違いした私が悪い。これはSFバトルアニメなんだ。

今調べたところ、モーションキャプチャーを用いて普通の手書きアニメなら動かないような髪や服、視線など細やかな動きが描かれているそうです。
この繊細な動きは慣れておらず、違和感を感じる方も多いと思いますので好みは別れそうですね。
アフレコでも息遣いやリアクションを多く入れているそうなのですが、個人的には日常パートにそこまでの繊細さは必要ないかなーと思います。どちらかといえば私も違和感を感じるほうなのかもしれませんね。
10年先にはこれが普通になってきている気もします。

3Dで描くバトルシーンは非常に綺麗だと感じました。
そんな戦闘シーンはキャラがアップで描かれることが多いように感じました。キャラが3Dでアップのため、迫力があるかと聞かれれば首をひねります。しかし、手書きアニメなら、火花や斬撃で手元まで描かれないようなところも、本作では指先までしっかり描かれており、キャラの息遣いが強く感じられるのです。


キャラはレムがとても可愛く・・・
間違えました。ミコです!声優が同じで、キャラのデザイン、雰囲気、双子、と共通点が多く、人気アニメを思い出すこと必至ではありますが、レムではなくミコです!
最初のころの服装が可愛かったと思います。
最後の方、なぜ着替えさせたのだパパさん!!!


物語は。。。
まぁ、近未来SFバトルです。
ちょっとぶっ飛んでるし、よくわからないところも多いですが、目をつぶって下さい。このアニメはキャラ重視です!!
最後のオチはちょっと納得がいきませんでした。



総評。
これは3Dキャラアニメだから!物語は二の次だから!
オチとか考えるな!ご都合主義で構わないじゃないか!
まぁそんな感じです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界と中二病は終わらない

2019年1月公開のアニメ映画。
Huluで公開された『ソウタイセカイ』という作品を
ブラッシュアップして劇場アニメにしたもの。

本作はスマートCGアニメーションで制作されているのだけど、
要はフジ系列の+Ultra枠の「revisions」「INGRESS」とルックは同じ。
制作・監督は「INGRESS」と同じで
「revisions」を観ているとこの映画のCMが流れてくる。
3Dは動きの速いシーンは綺麗なんだけど、
そうではない場面ではフワついた動きが気になるんだよね。
まぁ発展中の技術ということで仕方ないのかな。

で、映画の内容ですが、公式サイトにはあまり説明はなく
2つの日本を舞台にしたアクション・ラブストーリーとしか書いてなくて
「こういう内容だとは思わなかった!」という意外性が楽しい作品だろうから
ちょっと書きづらいんだよな。

まぁ、はっきり言ってしまうとB級パニック映画の類です。
幼なじみの高校生男女の日常をニマニマ眺めるシーンから始まり、
微妙に不穏な空気を感じつつ、いい雰囲気の場面で超展開が起こり、
古谷徹のナレーションで「ここで解説しよう!」とばかりに
中二病全開の世界観説明が行われる。
この時点で多くの人が「この映画はヤべエ!」と感じるであろう。

そこからは、中学生の黒歴史ノートを
そのままCGアニメーションにしたような怒涛の展開となる。

特にラストは「THE適当」という感じで、ある意味面白い。
作品タイトルをど~んとスクリーンに大写しにして
スタッフロールが流れれば、
どう解決したのか全然説明がなくても終わりなのだから仕方ないな。
投げ槍な終わり方に反して
あいみょんの主題歌が普通にいい曲なのがジワジワくる。

と、ここまでディスっておいてなんだけど
B級映画は好物だからそれほど不満はないです。
終始半笑いで楽しく観させていただきました。
水瀬いのりさんが双子の妹キャラで好演していたので
彼女のファン(特にReゼロのレム好き)は観に行く価値があるかも。

でも感動の青春ストーリーなんかを期待していた方は
「俺はあいみょんの曲を聴くために、
1800円払って劇場に来たんじゃねえゾ!」
と怒りに肩を震わせて映画館を出ることになったかもしれない。

それにしても、
20年以上たってまだ新世紀エヴァンゲリオンのオマージュをやってる
アニメ業界は大丈夫かぁ?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

CG作品ってほんとに苦手、、声優とあいみょんの無駄遣い作品。

アニメスタジオ『クラフター』による、新世代アニメ「スマートCGアニメーション」プロジェクトとして制作された劇場公開作品。上映時間90分。

~あらすじ~
幼い頃に母を亡くして以来、心を閉ざしがちな主人公"真"。ずっとそばで見守ってきた、幼なじみの"琴莉"。2人の前に、突然もうひとつの日本から、もうひとりの"僕"が現れる。

出だしの雰囲気が途中で急に変わり、突拍子の無いファンタジー作品になって驚いた。
幼なじみのもどかしい青春ものだと思ってたから、かなりビビった。

SF要素が強いけど、肝心なところの説明が足りないので、ストーリー展開もキャラクターたちの気持ちの変化も薄っぺらく、ご都合主義強めに感じました。急にナレーション入った所は雰囲気ぶち壊しだったし、世界観とか設定も凄く厨二病臭いなって思いながら見てた。

声優は梶くん内田真礼たそ、ちょい役にもツダケン、奈々様、森川さんとやたらと豪華だし、主題歌挿入歌はあいみょんの良い歌だし、凄くお金はかけてるようでしたが、イマイチ伸び悩む感じでした。

自分はCGアニメ苦手なのもあって作画も楽しめませんでした。全編CG作品で、キャラの表情も固く機械的に感じたし、歩く様子とかもカクカクしてるように感じてどうしても気になった。
やっぱりCG苦手だなーって再認識しました。

世界観の規模はでかかったけど、中身薄くキャラの良さもないので、これ見るくらいだったら別のアニメ見たかったな。90分と短めだけど見てて飽きた。そしてなにより、この作品で1番伝えるべきであろう幼馴染への思いが軽くしか描かれてなかったのが非常に残念だった。軸のない残念な作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

64.6 2 ロボットで異世界なアニメランキング2位
エスカフローネ Escaflowne The Movie(アニメ映画)

2000年8月24日
★★★★☆ 3.7 (57)
339人が棚に入れました
生きる理由を見失っていた女子高生のひとみは、ある日異世界ガイアへと連れて行かれ翼の神と呼ばれるようになった。黒竜族と戦うアレン率いるアバハラキの一団と同行する事になったひとみは、黒竜族の総帥フォルケンの弟であり、竜の鎧エスカフローネを動かせる竜族の末裔バァンという青年と出会い惹かれるようになる。
ネタバレ

dolce さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

画が激変( ゚д゚)ポカーン

韓国でTVシリーズが高視聴率を記録し、
韓国側からのオファーにより映画化された劇場版。
ああ、しかし結果やっぱり劇場版はTV版に劣ってしまうという・・(ノω・、) ウゥ・・・

そしてAnotherストーリーどころじゃない。
全然違うぞ!ヽ(`Д´)ノ
何より激変したのが作画。
前より丁寧で違った意味で味があるのは良いんですが・・・
それにしても随分と変わってしまって( ゚д゚)ポカーン

ひとみ →安定の一言。
バァン →もののけ姫のアシタカぽい。キャラも暗く陰湿に。
アレン →FF7セフィロス。クール過ぎる。
ミラーナ →FF7エアリス。中身がまさかの姉御キャラに( ゚д゚;)
フォルケン →髪伸びすぎ。前田慶次ぽい。
ディランドゥ →前の髪型のほうがすき
ドライデン →老けすぎ。・゚・(ノД`)・゚・。w

肝心のエスカフローネも、バァンの血液を原動力に動くという
生物兵器っぽいグロ系ロボットに変わってしまい、
TV版の機械仕掛けの方が味があって良かったなぁと思ってしまいました。

劇場版だけ見て評価してみても、
何を伝えたいのか全く分からず、ラストもあっけなかった。
ここまでキャラや設定、ストーリーを変更した意味が分からない。

TV版を観た直後のせいか、どうしても批判的な感想になってしまうのが残念。・゚・(ノД`)・゚・。
エスカフローネは好きなので、もっと間をあけてから再度視聴してみたいと思います。

音楽の質は相変わらず高く、こちらは映像とバランスがとれていたと思います。
最初のバァンの殺陣シーンには迫力があり、見惚れてしまいました!
あと何より挿入歌「sora」に癒されました。

以下ネタばれ。ラストについての感想。
{netabare}
えー結局のこのラストなんですかーーー( ゚д゚;)!!
まさかのTV版と同じ結末というオチに。

TV版のラストはまだ納得がいくものの、
この劇場版のラストって・・なんの意味が。
離れてても想いが通じてれば一緒っていうオチなんでしょうか。
にしても劇場版でひとみとバァンの絆の強さはそこまで描き切れてないんじゃないかと。

TV版のラストからは、離れていても繋がっている。という
別々の世界で生きることを選んではいても、希望のあるラストでした。
でもこの劇場版のラストでは、
お互いの孤独を一時的に埋め合った思春期の少年少女にしか見えない。
ひとみが消えてしまった後のあの満足気なバァンの微笑は何。・゚・(ノД`)・゚・。
こちとら全然満足できませんけど。・゚・(ノД`)・゚・。
そしてまたキスしませんでしたね・・この二人は永遠のプラトニックラブですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テレビ版とは違うのだよ、テレビ版とは!

[文量→盛り・内容→系]

【総括】
テレビ版のスピンオフ、な劇場版。キャラの容姿や名前、世界観には共通点の多いものの、それぞれの設定は全く異なります。

テレビ版とどっちが面白いかとかそういう問題ではなく、これはもう、別のアニメですね。エスカフローネとエスカルゴくらい違います(あまり上手くないw)

テレビ版のファンが、別の味付けで楽しむ分にはアリだと思いますが、ご新規さんにはこっちからは入って欲しくないな~。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんとなく、テレビ版のエスカフローネはリアルロボットで、劇場版のエスカフローネはスーパーロボットっぽいという印象。作画の違いにより、重量感が増したことと、兵器としての運用というより、世界を救う神としての側面がより強調されたというか。テレビ版のフォルケンが結構好きだったので、劇場版はやや残念でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自らの消失を願う少女の覚醒め。

元々韓国で人気に火がつき日韓共同
で制作された劇場版アニメ。

最近は物語よりキャラデザや派手な
演出が好まれるのでTV版より劇場版
の方が好まれるかもしれない。

設定など大幅に変更されて善悪の
はっきりした解り易い内容に変更。
貴種流離譚に恋愛を絡ませた感じ。

その為に当然TV版を視た人には違う
印象を与え・・良かった人には悪く、
悪かった人には良く見える。
魅せたい部分がまるで違う作品です。

当然「別の作品」として視た方が良い。

劇場版は派手にテンポ良く強引に展開
して勢いのあるうちに綺麗に纏めてる。
愛も解りやすく描ききる感じだった。

作画等は後発で劇場版なので多少良い。
キャラデザはどっちつかず?で微妙。

一般的には劇場版を視た方がスッキリ。
その後TV版を見ると暗くて疲れる?

私的には劇場版は子供っぽくTV版は暗い。
どちらも最近のアニメよりは物語重視。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0
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