並行世界でタイムマシンなTVアニメ動画ランキング 2

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68.4 1 並行世界でタイムマシンなアニメランキング1位
STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート] 改変版23話 -境界面上のミッシングリンク-(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (384)
2684人が棚に入れました
絶望に押しつぶされた岡部を気遣うまゆり。岡部は、紅莉栖を救うことを諦め、世界の命運を背負うその重責から解放される。

だが、そこは紅莉栖との出会い、ラボメンとして過ごした日々がなかったことになっている世界線であった。

罪悪感を抱えたまま過ごす岡部に、“β世界線”はどのような未来を見せるのか?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

世界線変動率=1.130209→1.129348の変化は一体何をもたらすのか…

2018年4月から「STEINS;GATE ゼロ」の放送が始まっています。
前作に位置する「STEINS;GATE」はあにこれ総合ランキングで一位の座を不動にしている作品…
もちろん私も大好きで「お気に入りの棚:序列15位」の作品です。
だから、狂おしいほどこの作品の視聴を楽しみにしていた訳ですが…

1期本編を視聴したのは5年前…流石に記憶がボンヤリしています。
それに、劇場版やゼロへの伏線となる本作「境界面上のミッシングリンク」
の視聴をすっかり失念していました。
ということで1期を再視聴して、ようやくこの作品の視聴に辿り着くことができました。

行動によって世界線は分岐する…
だから人は常にベストと思える選択をチョイスし続けて生きています。
それはこの物語の登場人物然り…現実を生きている私たちも然り…

ですが、人間が選択できるのは、例え背伸びをしたとしても身の丈に合った範囲までで、それ以上はどう頑張っても届かないのが現実だと思います。

そして、ボクシングの試合にTKOがあるように、限界の判断を人に委ねざるを得ない場面があることも私たちは知っています。

岡部は試合前逃亡を図った訳ではありません。
見えない強大な相手を前にリングに上がり、勇猛果敢にも自分の全部で戦ったと思います。
この試合に臨む岡部の気迫と格好良さ…半端ありません。

そしてその戦いの結果、岡部が引き寄せたモノ…
心を木端微塵にするのに多くの時間を必要ありませんでした。
彼を待ち受けていたのは、彼を支えて、これまで何度も踏みとどまってきた気持ちと真逆の出来事…

岡部は何度も何度も正解を手繰り寄せようと逆境に苦しんできました。
でも今回の苦しみは、これまでの苦しみとは根本から違っていましたから…

だから絶望の淵から這い上がるのに足掻けなくなった男の末路は、昔から凡そ決まっています。
セコンドから投げ込まれたタオルが全てを物語っていました…

でも、このβ世界線…岡部にとって苦しい以外のナニモノでも無かったのではないでしょうか。
だって、掌からあまりにも大切なモノが零れ落ち過ぎているから…
何より残ったのは記憶だけ…これって残酷過ぎる仕打ちじゃありませんか。

でも…これで終わりじゃないんですよね。
岡部の起死回生の一発…期待できるんですよね。
「STEINS;GATE ゼロ」の視聴が余計に楽しみになってきました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

再放送詐欺www

再放送23話はまさかの続編「シュタゲ0」に繋がる新作アニメ!
…メールが来なかった世界
…ビンタがなかった世界
…でもこれじゃあ初見の人ついていけないでしょw

いや〜これは予想外でした。
流し見してたらBパートから内容変わっててびっくり!最終話を拝むことはできませんでしたが、楽しませていただきました。
あ、Cパートもあるので最後まで見てくださいねー

続編のシュタゲ0もいつかはわかりませんがアニメになるということなので、私はそれを待ちたいと思います。
…シュタゲ0がシュタゲに相応しい完成度であることを願います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

事実上「ゼロ」の第0話みたいな話?

2018年4月から放送されている『STEINS;GATE 0』(シュタインズ・ゲート ゼロ:以下、「ゼロ」)の前日譚にあたるお話。

ゼロに関するネット上の書き込みなどを見るとたまにこの「23(β)話」の存在を知らなかった、みたいなものを見かけるのでその存在は周知されていないのかもしれないと思って、一応注意喚起の意味でレビューを書いてみました。

『STEINS;GATE』(以下、「無印」)の22話までを経た後で無印では23話、24話と続いて終わるわけですが、23話の途中からストーリーの分岐が発生しているのがこのお話です。

無印24話からはゼロにストーリーがつながらないのは、ゼロを観たら気がつくとは思うのですが念のため。

私は何も知らないで2015年の「再放送」をなんとなく毎週録画していたのですが、おかげでこの改変23話とその翌週の特別番組『Making of STEINS;GATE 0 終わりと始まりのフラグメント』が録画されて観ることができました。

本話テレビ放送時あるいはゼロが始まる前のニコ生で見逃していた場合ですが、dアニメストアやU-NEXTなどの動画配信サイトでは配信されているみたいです。
(2018年5月1日現在、Amazon Prime Videoでは配信されていません。)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

70.5 2 並行世界でタイムマシンなアニメランキング2位
ISLAND(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (382)
1679人が棚に入れました
本土から遠く離れた海に浮かぶ「浦島」
そこは楽園と見まごう豊かな自然と、複雑な過去と因習に囚われた人々が息づく島だった。

本土から見放され、忘れられつつあるこの地で半ば諦めを懐きながら生きる島の住人。

そんな島に「タイムトラベラー」を自称するひとりの青年が流れ着く。
「せつな」という名前と「ある使命」以外の記憶を失ったその青年は、凛音、夏蓮、紗羅という3人の少女たちと出会い、やがて島の未来を変えるべく奔走をはじめる。

排他的な因習と数々の謎を秘めた浦島をめぐる青年と少女たちの物語がひも解かれるーー。

声優・キャラクター
田村ゆかり、阿澄佳奈、山村響、鈴木達央、佐藤利奈、茂木たかまさ、中島唯、高柳知葉、田中貴子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

中盤までは苦痛、後半は面白かった

最終話まで視聴。原作ゲームは未プレイ。

前半は様々な謎が示され、一見、謎解き物なのかと思いました。
ところが、どういう訳だか{netabare}安っぽいラブコメにしか見えませんでした。
ラブコメとしては正直、駄作なレベル。
主人公の、男性としての魅力が無かったから・・・。{/netabare}

後半は一気に物語が動いて、なかなか面白かった。
まあ、{netabare}強引なご都合主義な展開は{/netabare}目を瞑らないといけないでしょうけど・・・。
例えば、{netabare}切那が同じタイミングで目覚めたかと思ったら、切那と玖音が目覚めるタイミングが大きくズレちゃったり・・・とか。『時を止める装置』の精度はとても高いのかアバウトなのか???みたいな(笑)。{/netabare}

でも、それを超えるような超展開エンディングはとても良かったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

生まれ変わって、待ってるから…。

この作品の原作ゲームは未プレイですが、フロントウィング発のアニメという事で楽しみにしていました。
フロントウィングといえば、直近では天衝監督が手掛けたグリザイアシリーズを思い出します。
グリザイアシリーズは、これまで果実・迷宮・楽園がアニメ化されましたが、「ファントムトリガー」という新シリーズのアニメ化企画が進行しているそうなので、こちらも要チェックです。

話題が逸れてしまいました。
この作品の特徴の一つとして声優陣の豪華さが挙げられると思います。
ゆかりん、あすみん、山村響さんやサトリナなど、実力派声優さんで固められているんです。
しかもメインヒロインはゆかりん…
ゆかりんの久々のメインヒロイン役が堪能できると思うと、俄然視聴にも力が入ります。

因みに本作品に登場するメインヒロインは以下の通りです。
御原凛音(CV:ゆかりん):浦島御三家の一つ、御原家の跡取り娘。引き籠りで昼夜逆転の生活を送っているミステリスな女の子です。
枢都夏蓮(CV:あすみん): 島の町長の娘。島を出ようと家出を繰り返す反抗期の真っただ中…男勝りの口調と恥ずかしがり屋な性格のギャップが堪らない女の子です。
伽藍堂紗羅(CV:山村響さん):主人公である切那を未来人と信じて命を狙う女の子。非科学的な力を信じてやみません。

そしてこの強力な声優陣を下支えする作画も申し分なし…
というか、キャラデザは相当私の好みでした。
アニメでこのレベルなら、ゲームでのキャラデザは半端ないんだろうなぁ…なんて思わせてくれる程、私のストライクでした。
キャラクター原案は空中幼彩さん…これまでクイーンズブレイドなどのイラストを手掛けられた方みたいです。
アニメーション制作会社が「フィール」であるのもポイントの高い理由だと思います。
「この美術部には問題がある!」など、これまで手掛けてきた作品を見れば、キャラの細かい仕草などの緻密さにも納得です。

一方、物語の方ですが、浦島という本土から遠く離れた離島に全裸で記憶喪失の男性が流れ着いたところから始まります。
その男性が覚えていたのは二つだけ…
一つは自分の名が「切那」であること、もう一つは自分には使命があるということ…
こうしてヒロインの3人と切那を巡る物語が動き出すのですが、物語の構成に魅力溢れる作品だと思いました。

一番良かったのは、ヒロインの3人をしっかりと掘り下げていること…
この浦島には色々な謎が秘められているので、島の人々はよそ者に対して排他的なのですが、小さなきっかけを見逃さず、その後の展開に繋げているのでヒロインに嫌味を感じないんです。
きっと原作ゲームをプレイした方には、推しのキャラがきっといると思います。
でもどのキャラ推しでもこの作品は楽しんで視聴できたのではないでしょうか。

次に良かったのが予想の遥か斜め上を行く物語の展開そのもの…
特に中盤以降の展開は度肝を抜かれる事必須だと思います。
何故なら不変が必須の領域にメスを入れているのですから…

時には不安で押しつぶされそうになったこともありました。
想像だにしていなかった溢れんばかりの想いに涙が止まらなかったこともありました。
未来に怯え、震える夜を何度も繰り返してきました。
例え自らの最愛のために全てを投げ打ったとしても、触れて約束を交わした事実だけは記憶に刻まれている…
全ては最終話で明かされる真実への布石なんですけどね。
優しさが切なくて…愛おしくて堪らない展開が待ち受けてくれていると思いますよ。

オープニングテーマは、ゆかりんの「永遠のひとつ」と「Closing tears」
エンディングテーマは、亜咲花さんの「Eternal Star」と「Marine SNOW」
ゆかりんの「永遠のひとつ」はゆかりんらしさが前面に押し出された心に染み入る曲でした。
亜咲花さんのエンディングも素晴らしく、どちらも通勤中に聞いている曲です。

1クール12話の物語でした。
もう数話の尺があれば、最後の展開をもう少し深掘りできたのでは…とも思いますが、1クールの中で綺麗に物語が纏まっていると言っても過言では無いと思います。
登場人物は可愛いし見応えも十分…しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

割と好き

視聴理由 とくになし

序盤 そういうケイか

中盤 お?

終盤 発想としては結構好きだな

この話は記憶が飛んでいる青年の話
ジャンルはハーレム・ラブコメ
序盤はありきたりなラブコメなのですが、中盤から流れが変わります。変わりすぎて「え?本当に同じアニメ?」と疑ってしまうほどです。終盤にはちゃんとまとまっています。中盤の変わりようが終盤で解決されるので序盤で飽きた人や中盤で困惑した人はもう少し頑張りましょう!
発想は良いといいましたが、欠点ももちろんあります。結構見る人を選びます。万人受けというわけではなさそうです。序盤で飽きた人や中盤で困惑した人は頑張ってみたほうが良いですが、それでも終盤の展開は賛否両論だと思います。要は終盤になって「まとまりそうだけど、無理だった」方は無理せず断念しましょう。終盤でひきつけられなかったら見るのつらいだけでしょうから。
キャラはみんな可愛く、ヒロインもほかの子もみんな好印象です。

監督は「ハヤテのごとく!」の監督をした川口敬一郎さん
シリーズ構成はアウトブレイク・カンパニーのシリーズ構成を担当した荒川稔久さん
キャラデザは「まよチキ!」のキャラデザを担当した川村幸祐さん
制作は「月がきれい」などを制作したfeel.さん

作画は綺麗で、海のシーンや印象に残したいシーンなども素晴らしかった
opは松井五郎さん作詞、「魔法使いの嫁」のop1を作編曲した白戸佑輔さん作編曲、御原凛音ちゃん役の田村ゆかりさん歌唱の「永遠のひとつ」
edは「徒然チルドレン」のopを手掛けたHaggy Rockさん作詞曲、「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」のedを編曲した悠木真一さん編曲、「ゆるキャン△」のopを歌った亜咲花さん歌唱の「Eternal Star」

総評 嫌いではない。むしろ割と好き

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14
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