中国語でファンタジーなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの中国語でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月20日の時点で一番の中国語でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.2 1 中国語でファンタジーなアニメランキング1位
魔道祖師 日本語吹替版(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
164人が棚に入れました
世は岐山温氏が暴虐の限りを尽くし、人々は苦しみに喘いでいた。姑蘇藍氏・雲夢江氏・蘭陵金氏・清河聶氏ら仙門の修行者たちは「射日の征戦」を行い、力を合わせて温氏を討伐することに成功する。夷陵老祖いりょうろうそである魏無羨は、「射日の征戦」で貢献を果たしたが、彼の修めた鬼道は強大な力を持つがゆえに、人々に恐れられ、謗られ、やがてその身の破滅を招いてしまう。そして十三年後。死んだはずの魏無羨は呪術によって世に蘇り、かつての友、姑蘇藍氏の藍忘機、義兄弟である雲夢江氏の江澄と再会する。しかし、過去の謎は未だ消えず、世間は再び彼を疑い始めるのだった。すべての物語の始まりは、彼らの少年時代の出会いに遡る――

声優・キャラクター
木村良平、立花慎之介、緑川光、早見沙織、森川智之、梶裕貴、土屋神葉、斉藤壮馬、花江夏樹、赤羽根健治、島﨑信長、川澄綾子、吉野裕行、阿澄佳奈、Lynn、浜田賢二、本田貴子、酒巻光宏、速水奨、三宅健太、酒井敬幸、白熊寛嗣、こばたけまさふみ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

食わず嫌いは良くない

中華アニメというだけで敬遠するのは間違いです。
全てとは言いませんが「なろう系アニメ」より遥かにマシだと思います。
何より驚かされたのが作画の良さ。日本のアニメなら劇場版レベルです。
遂にここまで来たかという感じで、アニメでも中国に抜かれる日が近いかもしれません。

BL作品らしいですが、日本人が考えるようなBLシーンはありません。
日本よりも検閲が厳しそうですからね。

中盤頃に切ろうかと考えたこともありましたが、続きが気になり結局完走してしまいました。
ストーリーはやや分かりづらい点もありましたが、結果的には十分楽しめました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作読みました

日本語版を観ました。というかそれしか配信されてなかったです。
前塵編15話、羨雲編8話視聴。
年内?3期(完結編)が日本配信なのかな?

原作既読
BL小説ですが、(ほぼ4巻のみ)
アニメはBL要素(恋愛要素)は全くないです。

配信済23話でも回収できていない伏線が多く。
ファンタジー要素、ミステリー要素が高く。
過去、現世をいききします。
主人公の存在自体(前世・召喚後)も謎が多い。

人名や呼び方が難しすぎる・・・。
アーシェンとかランジャンとか、違う呼び方されたら、ごめん誰のこと?どういう意味?とパニックになりましたので、お高かったですが、原作読みました。

・・・・・原作話・・・・・・
全4巻ですが、1冊が32万文字超え、全部で130万文字超えなのかな?
3巻、4巻は電子書籍化がまだだったので紙で読みましたが、
B6・2段組み。かなりキツイ。
(※通常一冊16万文字で多い方)

1回目通しで読むと、BLなのは4巻のみといった感じですが、
2回目は、恋愛感情はわかるようになりました(2巻から)

BL苦手な人はそこだけ飛ばして読めばいいというレビューが多いですが、その通りで、物語としてはかなりの名作です。
興味のある方は是非読んでみて下さい。
中華ファンタジー世界が舞台のミステリー小説だと思ってます。
伏線が膨大で前世、現代を追いながら、謎を解き明かします。
文字数が多いだけにミステリー好きな方にはご馳走かと。

・・・・終・・・・

アニメは少し切り口が違います。
アニメオリジナルの謎
・クコンの印
・懐蒼山
・金子勲の首
・不夜天の招陰陣
etc
結構沢山あるので、どう着地するのか楽しみです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

ぴえん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメに求めるものは何か? アニメとガチで向き会えるか? 私は楽しさと面白さのためにガチで向き合っている

 
 アニメのみ視聴。原作小説/ドラマは未読/未視聴。結論としては、人の好みによって評価が大きく左右されるアニメだと思う。例として挙げると、ミステリー小説/漫画/アニメ/ドラマなどを読む/見るとき、貴方がどんな風な角度から楽しむかでこのアニメに向いているかどうか大体わかる。


1) ただ単純にストーリーを楽しむ。主人公と一緒にドキドキして、犯人がわかって「あー! そいつか! なるほど!」って盛り上がって終わるタイプ。

2) 犯人がわかったら、巻き戻し/ページを戻るなどをして、伏線をもう一回楽しむタイプ。何周かして、「あ、後で明かされるあの謎の伏線はここにあったのか!」ってなる人。


 どっちが良い、悪いの話じゃなくて、このアニメに関しては圧倒的に後者の人が視聴に向いている。向きすぎている。というか、こういう人たち向けに作られたのでは? と考えるレベル。


以下、理由:

1) 名前が分かりづらい。これはみんな言っていることなので省いてもいいレベルだが、一応提示しておく。主人公含み登場人物は色々な名前で呼ばれている。例えば、主人公の義理の姉は主人公(ウェイ・ウーシェン)をアーシェンとよんでいるが、この手の呼び方は歳上の家族が自分の子供・弟などを呼ぶときにしか使われないらしい。こういう新しい呼び方とかがポンポン出てくる上に、字(例:ウェイ・ウーシェン)と名(例:ウェイ・イン)と号(例:イリョウロウソ)まで出てくるから「さぁ大変!」といった具合である(以上、カッコ中全員同一人物を表している)。

2) 地名もわかりづらい。これもガチ。主人公はイリョウロウソ(号)と呼ばれているが、これは地名が元になっている。イリョウという地域にあるランソウコウ(特定の場所)で主人公にまつわることが色々起こったので(詳しく書くとネタバレになるので割愛)、そう呼ばれている。ちなみにこの地はウェン氏が支配していた。こういうところも一回しか説明されないので、地図が欲しくなる。

3) 時系列複雑すぎる。これに関しては、ウーシェンは死ぬ前(ウェイ・ウーシェン時代)と生き返った後(モウ・シュエンユー時代)で顔が変わらないことが余計に複雑化させていると思う。配慮だったらしいが、配慮じゃない。もっと酷いのは、2期になると割と頻繁に過去と現代を行ったり来たりすることだ。その後に「15年前のあの事件は〜」とか登場人物が言うのだが、「どの事件だったっけ?」ってなって見返すことがある。だいたい13-15年前に事件が起きすぎていて、「その時期にそんな事件の起こったっけ?」ってなる。年表作りたいレベルだった。逆に1期は作りが単純なので(1-2話、15話半分現代。それ以外過去)、そこさえ抑えれば大丈夫。

4) 説明が足りない。誰かが書いていたが、アニメはほぼほぼダイジェスト版レベルで話が飛んでいるらしい。だから、圧倒的説明不足が否めない。2期とか、「なんか登場人物みんな納得してるけどどういうこと?」ってなりながら見てた。登場人物は頭良すぎるのかもしれないが、「事件起きた!」→「これが原因だ!」→「13年前に問題を起こしたこいつも関わってる!」→「また新しい事件起きた!」→「多分最初の事件と同一犯!」→「これは15年前の事件の犯人と関わってる!」→「ということは、13年前と15年前の事件も同一犯が関わってる!」というような感じで流れで話が進む。このA=B=C(=D =E……)を割と自分達で考えないといけないことがしんどい。俺は話に置いてかれてるよ。もっと丁寧に説明してくれ。1期はそういうところあんまり考えずに見られた。

 あとは、上にも書いたが一回説明されたことはそれ以降出てこないので、割と無茶振りである。暗記系のテストで「一回言ったことを全部覚えろ」と言われているレベルで無茶振りされる。あと、「攻力」とかなんだとか色々な聞きなれない単語が出てくるが、振替版なので「効力? 抗力? 公力?」など色々な熟語が選択肢に挙がる。これに関しては、日本語と中国語がどちらも漢字を使っていて、地味に意味が通じることの難点だと思う。英語だと「マジカルパワー」って言っておしまいだが、日本語だとニュアンスを頑張って伝えようと思って敢えて完璧に翻訳をしていないところがある。そこの中国っぽさを楽しめるかどうかも岐路だと思う。


 で、上をまとめると、大体こんな感じの人が楽しめると思う:


1) わからなくなったら、Wikipediaとかでコツコツ調べてその作業も楽しい人。私の場合、最初の1話を見るのに大体1時間くらいかかった。主人公の名前も覚えられなかったので。わからない単語が出てきたり、設定が出てきたらその都度調べないとそのあとがしんどくなる。

2) 物語の背景を楽しめる人。古代中国なので、その時代の歴史が好きな人とか、「⚪︎⚪︎がどこどこに影響を及ぼしていて、このパラーバランスがうんぬん」とか、「儒教の影響が〜」とかよくわからないけどそっち系。ただ、あくまでも設定がファンタジーなのでガチすぎると無理かも。

3) 応用好き系。上で書いたイリョウロウソの設定とかは、地名由来って物語の中で説明されるわけではないので、自分から「あ、地名から来てる!」って発見したり調べたりするのことが楽しい人だと多分面白く見られる。


 逆に、


1) 頭空っぽにして幸せなアニメ見たい人

2) わからなくなっても放置


 このタイプの人は、あんまり楽しめないかも。


 長くなってしまったが、もちろん上に書いた特徴を持つ人以外でもこのアニメを楽しめる人はいると思う。作画良いし、イケメンいっぱい出てくるし、なんとなく雰囲気とか楽しめる人もいると思う。ただ、ガチでアニメと向き合って、楽しみたいなら自分達もそれなりの対価を払うべきだ。これは割とそう思わせる作品。ただし?人によって払える対価に限りがあるので、そこにどれだけ寛容になれるかが問題。



 最後に、どうやってアニメを楽しむのか、は人それぞれである。ただ、このアニメの場合「複雑なストーリーと伏線回収が好き」な人ほど向いていると感じた。例えば日本で作られた日本が設定のアニメでも複雑だったであろう内容を、中国から輸入してきているので相当複雑であることは間違いない。その複雑さを楽しいと思えるかがどうかが鍵だと思う。あと、上に書いた内容はほぼWikipediaを参照しないで暗記して書いたものなので、間違っていたらごめんなさい。逆に言うと、こうやって設定とかを暗記しながら見ていかないとついていくのしんどいアニメです。多分この一言で大体どういう系かわかると思う。



ーー以下、どうでもいい話ーー


 私は歴史物の韓国ドラマ見て、「王様が赤い服着てるから儒教の影響受けてる!」とか盛り上がれるタイプなので面白かったです。ストーリーも文句なしに面白いけど、そうやって考えることの方が楽しかった。なんならストーリーは割とどうでも良かった。鬱展開大好きだから好きだけどね!

 あとは、『PSYCHO-PASS』で「犯罪者に対するサイコパス値は数字(オーバー100とか)で言ってるのに、『貴方のサイコパス今日も青いね』とか言ってるやつもいてまじ意味わからん。具体的にどこからどこまでの数値だと青色なのか説明してくれ。」って考えるレベルでは設定厨(?)なので、考えたり調べたりするのマジで楽しかった。

 あと主人公が文句なしにかっこいい。BL小説原作らしいが、小説買うか悩んでる。ドラマも見たいよ。供給過多だよ。ありがとう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

58.0 2 中国語でファンタジーなアニメランキング2位
霊剣山 星屑たちの宴(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (156)
822人が棚に入れました
落下した彗星によってもたらされる運命の子を選ぶために、長い歴史をもつ霊剣派一族は門下の入門試験を再開することに。そして、その試験に挑もうとする少年が主人公の王陸です。

試験が難題であるほど、奇抜な戦術や機転が利く洞察力を発揮して簡単に解いてしまう王陸の痛快さが高い支持を集めている物語は、シリアスとギャグがほどよいバランスで散りばめられています。

声優・キャラクター
代永翼、山口由里子、西田雅一、小林大紀、松田健一郎、江口菜子
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

【第1クール感想】三重苦の中国原作アニメ化作品

中国原作のwebコミックは未読。

外国の人気コンテンツが海洋を越え島国に乗り込む困難性を、
我々はこれまで幾度となく体験していますがw
本作もその苦しさを痛感するアニメ化作品でした。

本作がトンチを交えた古風な作りが、時代の壁を越える。
加えて中国の古典ネタや陰陽五行説を絡めたストーリーを日本人に伝える。
双子の困難性を抱えていると、私は一話感想にて吐露しました。

さらに視聴し続けると、
独自のネット文化圏であり、ネトゲ大国でもある中国のノリ。
という第三の困難性が露呈されて来ました。

ログイン、スキル獲得、イベントクリアといった、
ネットゲームの要素が、中国人独自の間合いで差し込まれますが、
それらで日本人の笑いのツボを突く翻訳力は、
残念ながら本作にはなかったようですw

さらには酔拳の如き独特のリズムで繰り出される下ネタw
おや……いつの間にか苦しみが四重にw


とまぁ、いち日本人にとっては崖をよじ登るが如き、
難行苦行を強いられた昇仙修行でしたがw
アニメから得られた物、心に残った物の多さに関しては、
個人的に豊作だった2016冬アニメの中でも、実は上位に位置します。

特に修行について。体系化された従来の霊剣派の修行カリキュラムとは違う
独自のアプローチで主人公の天才的な素質の開花を試みる。
その先に大局的な見地から末法の到来も意識しつつ、
昇仙の王道を模索していく……。
そこには医食同源な肉体形成、気脈を意識した強化法など、
中国5000年の積み重ねが感じられ、大変興味深く視聴させて頂きました。


修行ばっかりでつまらんwという感想もごもっともw
……ただ、幼少期より往年のジャンプ原作アニメ何かを観て来た私としては、
1クールほぼ丸々、修行に費やしてしまう、
本作の構成はどこか懐かしくもありました。

“三話切り”“一話切り”が横行する、
とかく早急な現世利益を求める本作の新興宗教の如き深夜アニメよりも、
夕方やニチアサタイム、或いはNHK教育の日中友好ナントカ記念なんかで、
まったりと長期放送した方が良かったのかもしれません。

……ただ、それだと今度はいらん下ネタがネックにwう~~む……(苦笑)


それでも私としては、何故か決まった二期目も是非、仙山に挑み続けたい作品。
二期目の霊剣山が待っている末法のクールに備えて、
独特な中華ギャグの応酬で凍り付かないように、
尊氏もせいぜい受け身の鍛錬に励みたいと思いますw



【1話感想】日本の末法思想からこの中国原作アニメの見所を探ってみる。

某動画サイトでいきなり酷評が炸裂したので救済の意味も込めてw

長くなるので折りたたみw

{netabare}
はっきり言って、低評価もやむなしだと思いますw
これを面白いと思える人というのは、
国語の漢文の授業で、矛盾や五十歩百歩などの故事成語の元ネタを読んで、
楽しいと思える感性の持ち主くらいw
恐らく日本人が10人見れば9人つまらないと答えるでしょうw

トンチの要素もあるので『一休さん』がイケる方はギリギリ挑戦できると思いますw
でも『一休さん』を楽しめるのは日本人としての文化教養の土台があり、
そこにトンチが乗るから反応できるのであって、
いきなり五行思想絡めて来られたら相当厳しいものがありますw
例えて言うならレ点を付けなきゃ解読できない『一休さん』って感じw
豊作の今期に敢えて、異国の仙山に昇る荒行を選ぶ必要もないとも感じますw

それでも引き続き仙人の道へ挑まんとする同士の存在を信じて、
敢えて個人的な注目点を語ると……。
私は本作の「末法思想」というワードに時めいています。

お釈迦様の教えが正しく伝わり、正しい修行と悟りが行われる時代(正法)
外見だけ教えをなぞって、中身のない修行が行われ悟れない時代(像法)
それを過ぎると教えが失われ、世が乱れる暗黒時代(末法)が訪れる……。

この末法思想は日本でも特に十一世紀に大流行。
この年が末法元年!とマヤやノストラダムスの如き大予言まで飛び出し、
人々はすがりつくように寺社の建立に走りました。

なぜこんな思想がはびこったかというと、
武士が跋扈する平安末期の社会不安だけでなく、
実際に教えを広める組織が、うわべだけのまやかし。
との人々の暗黙の了解、不信感があったと思われます。

実際、末法思想が流行った頃の僧共は、利権でずぶずぶだしw
そのくせお布施しない庶民には冷たいしw
女人禁制の山を指定して女は救われないとかのたまい、やな感じだしw
要求断ると僧兵が神輿担いで都に突入してくるしw

本作の仙人がいる世界における末法前夜の状況も恐らく類似した状況なのでしょう。
恐ろしく体系化され権威化し、多くの人が無批判に畏怖する仙人の組織、試練。
けれど教えの本質からはズレている。
そこを主人公がトンチをぶつけ暴いていく。
そんな展開を勝手に期待して見ています。

私としては今後も主人公に親鸞や日蓮といった、
日本の旧仏教をぶち壊して新時代を切り開いた、
“破戒僧"たちの姿も重ね合わせながら視聴を継続したいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 28
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

タイトルなし、というタイトルにしたい

[文量→小盛り・内容→酷評系]

【総括】
中国のweb小説・漫画が原作のアニメ。内容的には、古代の中国や朝鮮半島の文化を下敷きにした世界観で、12歳の少年が試練を突破し、仙人を目指す話になるのかな?

【視聴断念(3話まで)】
{netabare}
どこがどう悪いとか、もっとこうして欲しかったとか、も、具体的には思い付けないレベルでした。レビュータイトルすら、思い付けませんでした(苦笑)

とりあえず、1話目視聴。

なんか、色々浅いかな? 宿屋で「お客さん、賢いねぇ」って、賢いか? 大根のくだりとかも、どっかで何回もみたな~という流れ。

3話で断念。はじめは水滸伝みたいなのを期待してたんだけど、ただの(つまらない)ギャグアニメなのかな?
{/netabare}

【余談 ~2期製作の背景~】
{netabare}
このアニメ、2期まで作られるということで、自分の評価とは違って人気あったんだな~と思ってたんだけど、Wikipediaを読んだところ、「東洋経済によると、テンセントコンピュータシステム(中国企業)が制作費の8-9割を単独で出資しており、製作当初から、日本で作られ、日本で放映された日本クオリティのアニメとして中国に逆輸入するという「使命」があったという。テンセントコンピュータシステムは、凱撒(カイザー)と二次利用に関するライセンスを1億元(約16億円)で供与しており、1期の出資も早い段階で回収されたため、二期制作が決定した」とあるので、なんだそういうことかと納得。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 14

Yuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

中国系厨二病アニメ

中華の中学生が考えた中二病物語みたいな感じです

まず、フックや伏線がない。山なし落ちなし意味なしです
後、お国柄か知りませんが下ネタの言い回しがきっつい

何かを知りたいって気持がまったく起きない。ずっと中二病設定を喋っていた印象しかない

1クールかけて中二病設定をナレーションや登場人物から解説として延延と聞かされ、物語のほうも主人公は特にこれといった苦労もなく特別な素質を持ってたからそれなりに強くなりました。終わり

もうスートーリーっていうストーリーがないから中二病がきっつい日常形アニメのような、糞アニメです

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4

64.3 3 中国語でファンタジーなアニメランキング3位
外科医エリーゼ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (118)
329人が棚に入れました
高本 葵の前世は“悪女皇后“エリーゼ。数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。 現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に… しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた! 処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、自分のせいで命を落とした家族たちだった。もう、大切な人を失いたくない…後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや! 3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…? この人生は、誰かの命を救うためにーー運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


声優・キャラクター
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依
リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平
グレアム・ド・ファロン:細谷佳正

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

医療系はレッドオーシャンなので、地雷臭しかしないんですが…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.01

 王様を手術して大団円でした!力技爆発!ちょっと開胸して動脈いじったら成功するほど甘くないでしょ。

 造影剤を使用して疾患の位置が分かる様にレントゲン撮影して、カテーテルとか使わないと駄目な様な…。当てずっぽうに動脈切るわけにもいかないでしょ…。

 ついでに悪性腫瘍も切除しました!コレが病気の原因だ!って…、王様は糖尿病だったんじゃ無かったっけ?

 手術の作画は嘘臭いです。王様に手術中、笑気ガスか酸素を吸わせてますが、ボンベを描かないとか、ちょっとでも調べる手間をかけない姿勢を貫いています。あんなスカスカな手術室ある?

 19世紀くらいに使用されていたボンベの資料なんて、調べれば画像なんていくらでもあるでしょ。多分、色々と専門的なことを判断するスタッフが居ないんでしょうね。

 子供騙し医療アニメでしたが、エリーゼが可愛かったから良かった位の感想しか無いので、オススメ度は低いです。
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 11話まで観ました。2024.03.23

 次回最終話で盛り上がってきましたが…、この世界、レントゲン検査とショック輸液が出来る様です。輸液の容器は流石にガラス瓶の様でしたが…。

 20世紀初頭レベルの医療水準はあるんですね。生理食塩水を輸液してるんでしょうが、それだと輸血も可能と考えるべきですね。

 そうなると、最初の方で病棟が不潔だったこととの整合性がとれません。細菌とかの知識がないまま輸液なんてしたら、汚染水を血中に入れる様なもんで、敗血症で死にます。

 素人でも分かるボロがでるなら、医療モノなんて作ってんじゃね〜よ!次回、王様の病気の謎は明らかになるのか!?ちょっと楽しみです。
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 9話まで観ました。2024.03.10

 この作品を作っているアニメ会社は良い度胸をしていると言うか、世の中の事を理解していないと言うか…。

 人間相手の医者が主人公のアニメは、今までほとんど作られていません。異世界薬局は薬剤師ですしね。

 理由としては、リアルな医療の描写がしにくいことです。しかも、別にリアルにしても物語が面白くなるわけでも無いので、制作会社もワザワザ監修者をつけるなどのコストをかけません。

 そのため、誤ったり嘘臭い医療シーンの連発になり、世界観が崩壊します。

 次に、現代日本は医療先進国ですが、トップでは無い点です。医療技術も器具も、ほぼ外国人の発明+純粋工業製品なので、チート転生者がイキレません。あまりにも他人の褌でなんとやらです。

 最後に、医療の発展に貢献した実在の人物をフィクションと言えども超えられない点です。なろうやラノベ作家などはいい加減な連中ですが、多少なりとも創作者としての矜持があるなら、歴史上の人物を無視出来ません。

 有名なところでは、クリミア戦争で看護の大改革をしたナイチンゲールなんて、まんまチート主人公です。

 まだ、病気の原因が不衛生さにあるとの確信が無い時代に公衆衛生を徹底し、傷病兵の生存率を劇的に改善し、売春婦の一種として扱われていた看護婦の地位向上を達成するなど、まさに医学界の巨人…。

 医者を主人公にした物語をアニメ化することのハードルの高さが理解出来ると思います。

 本作品のエリーゼも、国を救いたいなどとほざきますが、手の届く範囲の人物しか治療しません。そして、手垢のついたヒューマンドラマでお茶を濁します。

 外科医設定が無くても物語が成立します。現代知識で公衆衛生を改善した方が、よっぽど人々の利益になります。

 上記の理由から、皆様も、タイトル名を見た時点で、面白くアニメ化するのは無理だろな〜という予測されていたと思いますが、まさに的中しておりますので、悪役令嬢反省系のメロドラマ好きの方以外にはオススメできません。

 哀しいけど人生って有限なのよね…。

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 7話まで観ました。2024.02.22

 コレ、医学的には相当誤っているんでしょうね。私の様な素人でも分かる誤りとしては、ハイムリック法を意識のない人にやるのは禁忌です。マネしちゃ駄目ですよ?肋骨が折れるだけです。応急救護の基本です。

 原作が怪しいのか、アニメ化でそうなったのか…。監修者とか居ないのかな?

 他の医師達はエリーゼに好意的で、天才!天才!と褒め讃えますが、コイツらは細菌の知識とかあるのかな?エリーゼ以外の登場人物達のバックボーンが不明なので、凄く嘘臭いです。

 現代レベルの清潔さや徹底的に消毒された環境にいても、怪我や手術後は、すぐに敗血症になります。抗生物質を飲めば一発で治りますが、無かったら結構身の回りの人でも簡単に死亡しているはずです。

 どうも病気や怪我を甘く見ているとしか思えません。物語中の医療水準をちゃんと設定してないので、ご都合主義にしか見えません。

 医療モノをやるなら逃げちゃ駄目でしょ。コレなら、加持祈祷以外に頼るモノが無い庶民を対象とした、町医者からスタートした方が良かったです。

 適当な貴族社会を設定しているせいで、物語の面白さを損ねています。両班制にでもしとけば良かったのでは?どこの国の人が作っても凡百のなろうはこんなもんなのでしょう。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.16

 ハイハイ転生しましたよ〜と。物語が動くのは2話からの様です。

 しかし…、外科医ですか…。文明レベルがどの位かは分かりませんが、そんなに外科的な処置が必要な患者が沢山いるのかな?

 過去、外科的な技術が中々進歩しないのは、色々といじるより、刀槍が原因程度の傷なら焼酎ぶっかけて縫って温泉行けば治るからですね。

 衛生状態の悪い世界で外科とか、患者の寿命を短くするだけです。ナポレオン戦争の頃も、戦場で軍医にかかると漏れなく死亡するので、傷口に蛆が涌くまで放っておいた方が助かるなんて話もあります。

 1000年前のお話のビィンランドサガで、戦場で内臓を損傷した仲間にトドメいるか?と聞いて回るシーンがありますが、1950年代位まで似たような感じで、内臓損傷は助かりませんでした。

 良い抗生物質が無かったからですね。皮膚移植の技術が発達するまで、バイク事故とかで広範囲に皮膚が剥けたりすると、すぐに手足を切り落として傷口を茶巾絞りみたいに縫っていたのも最近の話です。

 外科技術なんてそんな程度でも人類は死滅しないで元気に戦争して殺しあっていたんですから、転生医師の技術程度でどうなるもんでもないでしょう。

 やはり治癒魔法か万能ポーションだな!系の結論になりそうで、今から楽しみです。性格悪いかな…。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この人生は誰かの命を救うために――

この作品の原作は未読です。
元々は韓国のウェブ小説だったみたいですね。

石川由依さんが出演されることを知り視聴を決めた作品です。
石川さんの高尚な声質が作品全体の質を底上げしている感じのする作品だったと言っても過言ではありません。


高本 葵の前世は“悪女皇后”エリーゼ。

数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、
夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。

現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として
人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…
しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた!

処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、
自分のせいで命を落とした家族たちだった。

もう、大切な人を失いたくない…
後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや!

3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、
医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。

ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…?

この人生は、誰かの命を救うために――
運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作が全4巻で完結しているようなので、もしかすると物語はラストまで描かれたのかもしれませんね。
転生に若干のご都合主義的側面を感じない訳ではありません。
ですが、石川さんの凛とした声質が全て結果オーライにしてくれたと思っています。

石川さんは2021年に声優アワードで主演女優賞を受賞される実力の持ち主ですからね。
とは言え、作品全体に影響を与える演技ってやっぱり凄いと思います。

さて、主人公のエリーゼは2度目の転生から医学の道を志すのですが、
これは時代設定が現代なので、違和感は感じません。

ですが、3度目に転生した世界…凡そ中世のヨーロッパといったところでしょうか。
その時代に最新の医学が導入される訳ですが、この設定はやはり違和感を感じずにはいられませんでした。

一番違和感を感じたのは周囲の反応です。
その時代には有り得ない医術を目の当たりにするとどうなるか…
勿論、驚きもあると思いますが、きっと反応出来ないというのが一番しっくりくると思います。
知らないことに驚きようって無いじゃありませんか。
それと一緒です。

ですが、皆さん感心していらっしゃいました。
私は医学の知識は微塵もありませんが、医学を志す方々がこれまでどれだけ
未知のウィルスと戦い結果的に医術を高みへ押し上げてきたのか、くらいは分かるつもりです。
病気を治すのって決して簡単じゃないんです。

例えば、コロナウィルスが良い事例です。
妙薬が無く感染力が増した際、沢山の方がお亡くなりになりました。
それが今ではインフルと同じ5類にまで軽症化し、マスクを着用している方の方が
少なくなっている気がしますが、発見当時、こんな生活ができるとは誰も予想できなかったと思います。

この作品で取り扱う病気や症状の中には、当時の現代医術では解決できないモノもありました。
この辺りをもう少しうまく設定してあげれば、もっと評価の上がる作品になったと個人的には思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、エリーゼ(石川由依さん)による「believer」
エンディングテーマは、荒井麻珠さんによる「Listen」

1クール全12話の物語でした。
シリーズ構成が赤尾でこさん…
赤尾さんは、1クールにどれだけの原作に目を通しているんでしょうね。
結構お名前を見かけるので、1クールに複数の作品を手掛けられているんだと思います。
原作を読んでアニメ用に構成して…
激務としか思えないんですけど!

作り手の皆さんも身体には十分留意して下さいね。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 あれ?原作読んだことあるぞ?もうちょっと面白かった気が…

1話 性格の変化とか飛行機の出来事が理解できません。それと風車は?

{netabare} えーっと、異世界にから転生して現世に来て、異世界に転生したという理解でOKでしょうか?前世が悪女だったのに、不幸な生い立ちで改心したということ?ちょっとつながりというか、キャラが処刑されてなぜいい子に変化をしているのかがわかりませんでした。罪を償うというのは改心後の決断であって、そこの理由は?

 それと孤児に生まれたというのも変な日本語の気がします。孤児には「なる」ものでしょう。少なくとも母親がいないと生まれませんから。まあ日本語は置いておくとして、なぜ不幸なのかがわからないので全く改心の理由が理解できません。前世で失敗したからやり方を変えたら人に感謝されたから、生き方を変えて性格が変わった…というわけでもなさそうです。

 それと飛行機の治療のところがわからなかったんですけど、怪我はいつしたの?一応お腹を見せなかったのは事故で怪我したけど、がんばって治療したということ?それにしては施しを受ける側が何の心配もしないのは…うーん…見せ方が下手で良く分かりませんでした。

 あらすじは面白そうなんですけど…どうも…うーん…あの風力発電の風車は何の象徴なんでしょう?銚子沖の表現かと思ってましたがEDにも登場しているので、どうも何かのアナロジーの気もします。「チェーホフの銃」で言えばちょっと見逃せませんが…異世界発電…とか?

 なお、葵の花言葉は、野心とか高貴という意味もあれば、優しさとか熱烈な愛という意味もあるので名前とEDが何を象徴しているのか分かりません。ヒロイン葵=エリーゼの2面性でしょうか?


 全体的にアニメの出来はどうもなあ、という出来でした。原作なのかアニメなのかわかりませんが、何をプロローグで見せたいのかと言えば、すごい外科医で前世の悪行を改心しているということだけ?どうでしょうか?効果的な見せ方だったかなあ?手術の腕は設定だからどうでもいいでしょう。それよりも改心の理由が知りたいです。
 なお、世の中の最年少の医学教授は31歳とネットにありましたので、それくらいの設定なのかな?

 制作はMAHO FILM…かあ。リアデイルのトラウマが…まあ、1話切り…とも思いましたが設定は目新しいので、一応2、3話見るつもりです。{/netabare}


2話 あれ?原作読んだことあるぞ?もうちょっと面白かった気が…

 この作品、たしかコミックで5、6巻くらいまで読んだ記憶がよみがえりました。購入はせずどっかで読んだだけだと思います。初回で思い出さなかったのはそれもありますが、話がコミックに載っていなかった話だったからだと思います。小説準拠なのかオリジナルなのかは分かりません。ただ、結構面白い話だったと記憶しています。

 狭い範囲しか知らない偏見かもしれませんが、韓国の作品は「彼女が公爵邸…」「俺だけレベルアップ」で感じますが、設定を気にしないでストーリー重視なんですよね。
 だから、おいおい貴族とか社会とかどういう設定なの?滅茶苦茶じゃない?という設定を平気でやる割には、ストーリー展開は悪くないということが多い気がします。

 本作も貴族制度・社会・科学の発達度などがちぐはぐでしかも〇〇が王族だけあったりとお話のためのお話だったと思いますが、それでもヒロインの活躍で結構いい話だったと思います。

 としたときに…うーん…アニメ化は成功しているでしょうか?ヒロインの記録をつけるところとか、戦術の説明のところとか頭に全然入ってこず、また医者にしてくれと頼むことろが非常に陳腐でした。コミック版だと結構読めたと思うのですが…作画もあるでしょうけど、アニメにするには向かない場面でしたね。何より初回の出来はどうなんでしょね?コミック版どおり、ほぼ全カットで良くないですか?

 うーん…どうしよう?アニメ化の範囲が分かりませんが…この感じだと期待できないかな…一旦中断で。既読範囲を超えるようなら見るかもしれません。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

73.9 4 中国語でファンタジーなアニメランキング4位
白蛇:縁起(アニメ映画)

2021年7月30日
★★★★☆ 4.0 (12)
43人が棚に入れました
唐の時代、国師は民に蛇狩りを強要し、それに対し蛇の妖怪「白」は国師を刺殺しようとしたが失敗。白は逃亡のすえ記憶をなくし、蛇狩りの少年「許宣」に救われた。大きな試練が与えられた二人の未来は一体…

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

欧米作品をも凌駕す亜州3DCG

英題:White Snake
年度:2019年
製作:中国
監督:Ji Zhao / Amp Wong
時間:99:00

物語は鉄板、
アクションファンタジーロードムービー、
と見せかけての
切なきファンタジックラブロマンスストーリー

2021年7月30日
日本語吹替え版公開ももうすぐ、
主役はSnow Man 佐久間大介くん、
(だからか特典付ムビチケは既に完売だそうで、)
迎え打つ女性声優陣は三森すずこ、佐倉綾音、悠木碧さんらと大物揃い、
楽しみですね( ^ω^)



2019/10/15 中国語音声/日本語字幕版視聴----------

作画はピクサー3DCGにパペットの表現力を加味したかの様、
際立つ質感、
情景美術はフルカラーなのに淡い水墨画の如き、

美しく妖艶なキャラ、
甘く淫靡な百合模様に胸熱く成り、

音楽も素晴らしい、

いやはやここまでとは、
参った凄すぎ、
悪い所が見当たらない、、

粗を探すなら字幕がグーグル翻訳並みのちょっと面白翻訳だった位w

素晴らしいアニメーション作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

何が起きても動じない愛のなせる業

 何やら修行??だかをしている美人のお姉さんが、500年前を振り返った妖怪と人間、種族を超えた愛のお話だったです。何千年前のような、中国の時代背景で、中国語の声優さんで字幕だったです。

 敵の幹部だかの暗殺依頼を受けたお姉さんが、人間離れした体術、仙術と活躍するです。失敗して目覚めた先が、婆さんの住む小屋だったです。婆さんの案内で、村を見学し自分を助けた宣殿(センドノ??何と読むのかわからない)という青年と、運命の出会いをするのです。

 お姉さんは、宣殿と語り合い付き合い、蛇妖怪や人間の何やら刺客と戦ううちに、記憶を取り戻し、名前が白(シロと読むのかわからない)だとわかるです。どんどん進むと事の真相だとか、自分が何者なのか?、持っているかんざしが何なのか?どこか壮大な感じの展開になっていくのです。敵が、よくわからなくなったりもしたです。

 アナ雪、ディズニーアニメに匹敵するフルCGで、背景が特にリアリティーにあふれていたです。
 お話も大スペクタクルロマンというべきなのか?展開が、凝縮されていた感じだったです。
{netabare} 白も記憶を取り戻し、妹とこの時点で100年も生きているということなので、宣殿と少なくとも80歳前後は年が離れているので、種族以前に年の差をも超えていると思ったです。{/netabare}
 人間の感情や、妖怪の感情も伝わり、互いをどのように見ているのかが、激しさを特に、妹の青から嫉妬を感じたです。

 宣殿が、白の正体を知っても、思いを貫く信念が、自らをどうするのかにも注目です。愛犬のハラマキも巻き込まれるです。
 バトルシーンが、人知を超えた妖怪バトルで凄いです。蛇だけでなく、ドラクエに出てくるような3つ首のモンスターも出てくるです。仙術を駆使した戦いが、目を見張るです。

 白が、アイシャドウをし人形を越した魔性の美人みたいな外見で、身体能力、天女のような白い服が印象的です。{netabare}この美人が、本来の姿になったりするところも面白いし、巨大化が凄いです。
 武器屋の狐二面お姉さんも煙管を吸って、足を出して見せつけて魅惑的だったです。
 白と宣殿の思いが初めて通じた瞬間、白が大胆な行動をとるので、2、3分ほどのNHKならあり得ないシーンあるです。{/netabare}

 このお話の結末と現在に戻るとき、白は何を思うのか?宣殿はどうなっているのか?非常に興味深くなると思うです。あの意味ありげなシーンは、ご想像になるけど、「これで、いいのだ!」と思ったです。EDの中国の歌が、美しく聞こえるです。

 これ、一部のミニシアターだけでなく、日本の声優さんつかって吹替えし、全国公開したら反響を呼ぶと思ったです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大陸のアニメが本気になると、とにかくスケールのデカさにおったまげる(@д@)舞台挨拶レポート付き

『ナタ転生』を手掛けた中国の追光動画が2019年1月にワーナーブラザーズとの共同制作で発表した3DCG映画
中国ではポピュラーな民話の1つである「白蛇伝」をベースにしながら、その白蛇の前世を描くという中国アニメ史上最大スケールのアクションと切ないラブストーリーが織り成す99分


実は2019年秋に『羅小黒戦記』の初期字幕版が池袋で単館上映され密かな話題になっていた頃、同作の配給を手掛けたチームJOYによってひっそりと限定上映されました
その時はスケジュールが合わずに観ることが出来ませんでしたが、今回新たにブシロードとチームJOYが日本語吹替え版を制作し、待望の全国公開と相成ったわけです


ヒロイン、白の吹き替えには三森すずこ
その脇を固めるのが佐倉綾音、杉田智和、悠木碧、石川界人、本田貴子、柴田秀勝といった豪華声優陣
さらに白と種族を超えた恋に堕ちキーパーソンとなる人間の青年、宣の吹き替えをジャニーズ屈指のアニヲタにしてSnow Manのメンバーである佐久間大介が務め、彼の所属するSnow Manが日本語版主題歌に起用されるなど黒ちゃんの時と違ってアニヲタ以外にも訴求する様な展開が為されています


初日初回、三森すずこ、佐久間大介、佐倉綾音、杉田智和の登壇した舞台挨拶をライブビューイングで観覧してきたのでその模様を中心にレポートします


























まず司会が森嶋秀太で既にブシロードあるあるで笑ってしまいましたw


佐久間、七色に反射する素材のジャケットで登場
「今日はキラッキラに光ってます!(プレスに対して)シャッターチャンスですよ!」


はらまき(宣の愛犬)役の杉田が挨拶
「バウアウ!あ、この回ネタバレokだった?普通に喋ります」


作品について
杉田「アフレコが終わると良い意味で作品が自分の中から抜けていくんですけど、『白蛇』はずっと自分の中に不思議と残っていて、テレビでキレッキレに踊る佐久間君を観ては、あ!そうだ!『白蛇』舞台挨拶あるんだよな、と思い出してました」


アフレコの感想について
佐久間「すずこ姉さんに引っ張ってもらえたのでそつなくこなせました」
森嶋「すずこ姉さんって呼んでるんだw」
佐久間「ずっとお世話になりっぱなしだったので姉さんと呼ばせてもらってます!」


杉田「佐久間君とはアニメの話で意気投合しました。佐久間君、アニメとか好きなんだって?今期なに観てる?」
佐倉「ヲタク?ヲタクの会話ですか?w普通のヲタクの会話ですよね?w」
佐久間「この舞台挨拶の直前まで外でずっとデカイ声でアニメの話してましたw」
杉田「何のアニメの話をしていたか?ここではタイトルは言えません!」


杉田「一緒に取材受ける時なんかも「凄い!声優グランプリだ!」ってガチで喜んでる人初めて見たよ」
佐久間「いやぁ、だってずっとアニメ雑誌とか声優雑誌とか読んできましたから、自分が取材を受ける立場になるなんて感無量で」


杉田「彼、今もこうして誠実な人柄なんだけど、僕らと話してる時はこうやって人前に出るとき以上に、凄くこう誠実で、この姿を俺らで独占しちゃって、世にお届けできないのがなんか申し訳ないなぁ、と思いましたね」


佐倉「メインキャストはみんな一緒に録ったのに私だけ、私だけ!別録りでした…三森さんとはよく共演してるし、杉田さんとは(『恋愛ラボ』とか『シンカリオン』で)親族になった事もあるけどw佐久間さんは今日が初めましてですね」
佐久間「僕は一方的に作品は拝見させていただいてますw」


アフレコで佐久間が泣いたという件について
佐久間「クライマックスで、すずこ姉さんは所謂抜き録りをされていて、それをバックブースで観ていて感極まって泣いてしまいました。本当に凄いお芝居だなぁ、と」


自分の役の好きなところ
杉田「はらまきを演じるに当たって芝犬を飼っていた事を思い出しながら演じました。吹き替えなんで声に集中しなきゃいけないんですけど、はらまきの場合表情が凄く豊かなんで、声以上に画面のはらまきがどんな顔してるのかを注視してアフレコに挑みました。あーこんな顔、ウチの犬もしてたっけなとか、こんな顔はしなかったな、とか。(杉田家の犬)脱走すると飼い主をおちょくる様に一定の距離を保って逃げるんですよ。泳げないから河原に追い込むように追い詰めるんですけど。まあとかく犬って良いよね」


佐倉「青は勝気な性格なのでドスの効いた声が出ちゃうことが多々あったのですが、勝気な性格と妹な部分のバランスが大事なんだ、とよくリテイクをもらってましたね」
佐久間「ドスの効いた声ってw」
佐倉「普段結構過酷な場面を演じてるのでどうしても声が張っちゃうんですよwやれ戦乱に巻き込まれたりとか、やれ敵と戦ったりだとかwそんな勝気な性格と妹な部分のギャップとバランスが好きなところです。ただはらまきを蹴飛ばしたところだけは許せない!」
杉田「あそこは生々しくならないように気を付けましたよ、ヤラレ声って結構大事で深刻そうにも聞かせることも出来るし、面白おかしくする事も出来ますからね」
佐倉「杉田さんのお芝居に助けられたと思います」
佐久間、この声優あるあるトークに目を輝かせながら聞き入る


佐倉「佐久間さんの様にタレントの方がゲストでアフレコに挑戦される時はプロが仮アフレコを先録りするんですけど、他の皆さんは2日ぐらい掛けて録られました?」
三森「3日に分けたよ」
佐倉「私、ちょうどその間に録ったと思うんですけど、声の入ってるパートと入っていないパートがあって、その宣の声がバチクソ上手くて、え?え!?誰???ってなったんです。今日も入りの時に佐久間さんの挨拶の声の張りが声優さんの、声を生業としている人の声の出し方で、話し声とか聴いていて、あ…この人がやっぱり宣なんだ…と凄く実感が湧いてきました」
杉田「僕、普段は人の事あんまり褒めないんですけど、佐久間君は本当に立派だと思います、ここにいる彼は、佐久間君はゲストじゃないです、共演者です」


登壇しなかった悠木碧からのメッセージを森嶋が読み上げましたが最後の一文が
「あ~そうそう、宝青坊に御用の際はいつでもお越し下さいませ」
の一言で締めてたので杉田から
「100点!」
と賛辞が寄せられましたw


以上がざっくりとですがまとめになります
誤解を恐れずに本編についてお話しすると、『ナタ転生』もそうですが画面の動きが早過ぎてあまり観易い映像ではないというのが本音ですが、日本語吹き替えになったことでお話への没入感はよりし易くなったと思います
エンドロールと日本語版エンディングの後には既に本国では公開された『白蛇2』の予告編もありますのでお観逃し無く

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4
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