京都でコミカルなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの京都でコミカルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月21日の時点で一番の京都でコミカルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.3 1 京都でコミカルなアニメランキング1位
京騒戯画(Webアニメ)

2011年12月10日
★★★★☆ 3.6 (407)
1960人が棚に入れました
京騒戯画はネット配信アニメ。『不思議の国のアリス』をモチーフとして、街のイメージを京都、世界観を国宝として高山寺に伝わる『鳥獣人物戯画』の3つの要素を融合した作品です。ストーリーは「鏡の都キョウトに現実の世界から入ってしまったコトちゃんが、現実の世界に戻るために活動する話となっていますが、アクションあり、ドタバタのコメディありの作品になる予定です

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

待ってました!の痛快カオスティックワンダーランド!(ようつべ、ニコ動で1期、2期とも無料で観れます!)

若干26歳、松本理恵監督が送る待望のオリジナルアニメーション作品!
商業アニメ作品で彼女より若い監督とか少なくともオイラは知りましぇーん^q^
天才です、これはいわゆる(キリッ










妖怪と人間がアッタリまえに暮らしている京都っぽい街並みの異世界、その名も【鏡都】を舞台にハスキーくぎゅう演じるリボンがよく似合う制服少女『コトちゃん』が所狭しと暴れまわるぅ~!!!!!
笹さんのレビュやひげさんのレビュにもありますよう、森見登美彦っぽいとか、ガイナっぽいなってカオスな第一印象を受けます


初キャラデザとなった林祐己を筆頭に優秀なスタッフが集結
いくらなんでも作画クオリティが高過ぎwちょっとビビるwこの先本当に続くのだろうかw










なんらかの理由で鏡都から「家に帰る」方法を探しているコトちゃんと弟たち


彼女達を世話する優しくも厳しい生臭坊主の『明恵』(ただしイケメンに限るっ!


さらに見た目フリフリドレスでセレブな貴婦人なのにその正体は鬼(?)で妖怪の軍勢を従えている『八瀬』
住職なのに大仏型ロボットとメカヲタ少女など科学的な軍勢を従えた『鞍馬』


彼らは明恵と兄姉関係にあるようで、コトちゃんを利用して【とある事】を企てているようですが・・・・・・










いやー><
期待値を遥かに上回る出来の作品!
だって林祐己ですよ!?w
可愛いいいいいじゃねぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁ!!!!!!
今後一体どんなお話が始まるのか!
PCモニターの前でwktk全裸待機しておりまするっ(キリッ


やっぱくぎゅうのハスキーボイスはどんな高級料理にも勝る究極のメニューだーっ!
軽く白飯三杯はイケルな!











今夏からスタートした第2期では1話10分ほどで各キャラクターにスポットを当てたお話を展開するようです
投げっぱだった1期から各キャラを掘り下げる方向へと路線変更したようで、少々説明臭くなってしまったのが個人的には残念でなりません><
監督もお若いことですし、ニコ動文化に浸った一部の輩の言うことなど気にせず、もっと独創性を見せて欲しいところですよ










しかしまあ;バンプレストとのコラボはいいんですけど一番くじの一般販売は未定とかホントにヤル気あるのかお><;
それときゅんキャラが2600円っておまw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 35

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

待っていた第2弾をようやく視聴

ネット配信のこのアニメ作品、
不思議の国のアリス、鳥獣人物戯画、そして京都をモチーフに
作られているらしいと聞き、これはぜひ観なくては!と
期待を大に、まずは第1話を視聴。
ちなみに今後も、何話かに渡って?更新されるらしい。

始まって早々、感じたのは静と動のコントラストが鮮やかということ。
原色に彩られたポップな色彩は大正時代っぽいレトロ感もあり、
静寂感のある京都の風景が絶妙にマッチ。
そしてスピード感のある人物達の動きとカメラワークは
まるで万華鏡を手早く回転させているような感覚で、
彼らのハイテンションぶりに目が回りそうだった。
しかも、セリフの言葉遊びもなかなか秀逸。面白い。

きっと何度も観直せば、画面の隅っこや様々なところに
伏線めいた情報もたくさん仕掛けられていそう。

短いカットの中、登場人物をぱっぱと紹介していく。
制服を着た元気いっぱいの女の子 コト。
彼女と行動をともにするやんちゃな感じの双子 阿と吽。
仕事を抜け出して女の人と逢引している色男の僧侶 明恵。
この明恵は、コトや阿吽たちの面倒を見ている親代わりのようで。
そのほかにも、何かの研究室なのか白衣を着たショーコや男性。
腹黒そうで何か大きなギャップを感じさせる住職 鞍馬。
お城のようなお屋敷に住み、レトロなドレスを着た女性 八瀬。
そして、コトとの再会を嬉しそうにしていた謎のコト様。

彼らを見ただけでも、これから何が起きるのかワクワクしてくる。

wikiの情報どおり、舞台は京都らしい街並みや風景。
でもそこは外界から隔離されて時間が止まった京都=鏡都。
人間と妖怪が混沌となった世界でせめぎあう3つの勢力というのは、
おそらく登場人物の中の3人、明恵、八瀬、鞍馬だろうね。
この3人がどうやら「3人会議」なるものを企ている様子。
コトの知らないところで動き出しつつある計画とは何なのだろう。

そしてバースデーケーキに書かれた「コト」とは
鏡都に戻ってきたというコト様なのか。
コトを見てうれしそうに抱きしめていたコト様。
二人のコトの因果関係も気になるところ。

また、アリスの一部をモチーフにしているなら、
自分達の家に帰れなくなったコトと阿吽たちが
追いかけようと話していた黒いうさぎも、
今後何らかの鍵を握っていそう。

ってことは・・・ますます、置いてけぼりを食らわないよう、
しっかり注目していかないとw

とりあえず、つかみはOK~!の第1弾だった。
----------------------------------------
そして、数日前に第2弾を視聴した。

第2弾は3話構成になっており、コト、ショーコ、八瀬を
それぞれの話で主人公にして展開。
EDもまた、3話それぞれ違っていてなかなか良かった。
中でも個人的に気に入ったのは2話。
10分以内の短さなのに見応えがあった。

早くも次回作が待ち遠しい。
あんまり待たされると忘れてしまいそうだよ~

投稿 : 2024/05/18
♥ : 53
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

我は後世たすからんと云ふ者にあらず。ただ現世に先づあるべきやうにあらんと云ふ者なり

2011年~2012年にWebアニメとして発表されたものに肉付けしてテレビアニメ化した作品。

全10話を通して見ただけでは、ん~・・・よくわからん。でも雰囲気だけは何となく気に入った、というのが率直な感想でした。放送自体は予習編、聖地巡礼(?)編、復習編を加えて13回の放送だったのですが、そういうのを全部見てもやっぱりよくわからん。放送がすべて終わってから、録画もう一度を最初から見直して、やっとぼんやり内容がわかってきた、というのが正直のところです。難解です。

なぜこの作品はこんなにも難解なのでしょうか? 絵は親しみやすく、原色系のファンタジックな画面も美しく、引きは十分なのに・・・

一番の理由は、お話しの構成が時系列、空間系列(て言う言葉ってあるの?)になっていないことだと思います。もう少しわかりやすく言うと、過去と現在、京都と鏡都が、ランダムに出てくるということです。また、同じ出来事を別の登場人物の視点で何度か描きなおしている、というところにも原因があるかと思います。代表的な例で言えば{netabare}親子の別れのところ。ここらへんは明恵上人、鞍馬、八瀬、薬師丸のそれぞれの視点で何度か描かれます。視点が違うので、似て否なるものです。{/netabare}

もう一つの原因は名前の混乱。別の人物に同じ名前がついている。さらには、同じ人物に別の名前がついている。具体的には{netabare}明恵上人の息子である薬師丸が父と同じ明恵と呼ばれる。古都の娘は母親の名と同じ音のコトである。さらに、明恵上人は現代の京都では稲荷と呼ばれている。{/netabare}視聴中の混乱を避けるために、公式Webサイト等の登場人物の説明なんかを参照しながら見ることをお勧めします。

これらの点が、この作品を難解にしている原因ですが、同時に作品の表現上の特徴でもあり、製作者側が一定の効果を狙ってやったものと思われます。なので視聴者側で、それらをじゅうぶんに理解したうえで視聴する必要があります。そうすれば、お話の内容が結構すんなり頭に入って来るようになります。

だいたい、予習編、復習編なんかがあること自体、製作者側もこの作品が難解であることを認識している証拠ですよね。

1回通して見て分からなかった方は、そのへんに注意しながらもう一回最初から見直してみてください。そうすると、この作品の本来の良さに触れることができるようになると思います。

ちなみに、Webアニメとして発表されたものは、テレビアニメ版よりもさらに断片的であるため、テレビ編よりも難解(というか、これで分かるほうが変?)です。これを見てもほとんど理解の助けにはなりません。

ジャンルはアクションファンタジー。SFの要素もあります。歴史の要素や昭和ノスタルジー的要素もあります。主人公明恵(みょうえ)は、絵に描いたものを現実化する能力があり、それゆえに都に住む人々から気味悪がられている、という設定ではじまります。

ちなみに明恵とは、京都の栂尾(「とがのお」と読みます。紅葉の名所、高尾です。)の高山寺というお寺を開いた、実在した歴史上の人物をモデルにしています。高山寺は、日本の漫画文化のルーツとも言われる鳥獣戯画で有名です。

明恵の5人の家族は、ある事情により一緒に住むことができなくなり、明恵、古都は3人の子、薬師丸、鞍馬、八瀬を置いて鏡都を出て行きます。「いつか必ず始まりと終わりを連れてここに帰ってくるよ。」と言い残して。
その後、数百年をかけて家族が復活するまでのお話しです。神や仏や並行世界が登場する、かなり壮大なお話になります。

この作品のテーマは、ひとことで言えば家族の再生です。そのテーマを、時系列、空間系列シャッフルの手法を駆使して、派手なアクションと原色系の幻想的な絵を使って、まるで万華鏡のように見せてくれます。詳しくは、ここで私がごちゃごちゃ説明するより、作品を見て感じてください。

参考までに、私が心に残った台詞。まず、コトの言葉。
{netabare}いつも一緒に夕日見たよね、ご飯たべたよね。そういうのが愛だよ。
つまんないことで喧嘩したり、くだらないことで笑ったり、いつもより5分早く帰ってきたりする、そういうのが愛だよ。
笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、いつも一緒にしてくれたよね。そういうのが愛だよ。{/netabare}

明恵上人の父(コトの祖父)の言葉。
{netabare}いるだけじゃいかんのか? 理由としちゃそれで十分さ。{/netabare}

ところで、現代の京都の場面では、登場人物がスマホを使ったりしているのですが、一方で、町には市電が走っていたり、蒸気機関車が走っていたり、昭和30年代の京都の雰囲気を楽しむことができます。

音楽も秀逸です。OPの「ココ」もGoodですが、EDの「疾走銀河」の雰囲気はわたし的にとっても好みです。BGMもすばらしい。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 28

65.7 2 京都でコミカルなアニメランキング2位
LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-(アニメ映画)

2019年4月5日
★★★★☆ 3.4 (38)
147人が棚に入れました
京都に“逆"転生した勇者たちと魔王の、過酷な闘いが今、始まる・・・!?祖母の駄菓子屋を継ぐため、京都に引っ越してきた美大生・本天沼久美。だが、空き家だったはずの駄菓子屋には、ハラミ・K・舞の三人の少女と犬一匹が住み着いていた!なんと、ハラミたちは魔王を追って、剣と魔法の世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達だったのだ!しかし、転生の影響で力を失った彼女たちは普通の人となり、しかもリーダーの姫騎士アーネリアは犬の姿に変わり果てていた・・・。身寄りも常識もない彼女たちを追いだすこともできず、久美はおかしな仲間たちと同居をすることに。元の世界での使命感からも開放され、平和な世界にも馴染みはじめ、それぞれが自由気ままに暮らしていたある日。力を失い、小学生となった、元魔王・らんが彼女たちの前に現れ、こう告げた。「私と一緒に、魔王の欠片を集めてもらえませんか?」

声優・キャラクター
日高里菜、茜屋日海夏、大地葉、内山夕実、長縄まりあ、花守ゆみり、藤田咲、福山潤、小西克幸
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

1クールアニメでやれば面白かったかもしれない

LAIDBACKERS

lie-lay-lain
lay-laid-laid
中学で習うやつですねw
横たわる(自)と横たえる(他)
横たえるの過去分詞と副詞のbackが一緒になった形容詞が
laid-back
直訳すると後ろに横たえられたですが
のんびりした、くつろいでいる
といったような意味の慣用表現です
ソファーの背もたれに体を預けているようなイメージでしょうか?

でもってそこにerをつけると・・・?
たぶん異世界にきてのんびり寛いでるやつら
みたいな意味にしたかったのでしょう
しかし形容詞にerをつけても意味不明です
そもそも
~する人がerで~される人はeeが基本なので
受動的な意味を持たせた過去分詞と
能動的な意味を持たせたerを同居させたらダメですね・・・

この作品はごちうさの橋本裕之が監督する
Studio五組の初劇場アニメです
キャラクター原案には鈴木次郎
萌豚さんが喜びそうな名前がこれだけ並んでますが
いまのところさっぱり話題になっていないし
2週間限定公開なので
たぶんこのまま人知れず消えていく予感がします

この作品の致命的な問題点は59分という尺の短さ

個性的なキャラはそこそこ魅力的なのですが
全体的に掘り下げが足りない
例えば{netabare}舞のステージをTVプロデューサーが見に来る
みたいな話が出た時点で

タイミング悪くトラブルが発生して
仲間を助けに行くかアイドル家業を優先するかの2択が発生
散々葛藤した末仲間のピンチに駆けつける

みたいなところまでは予想ができるというか
もはやお約束展開だと思うんですが
実際は葛藤するシーンはほんのわずかで
さくっと仲間のもとに駆け付けるシーンになって{/netabare}
そこ削っちゃダメじゃないの?
そこはその子の見せ場シーンじゃないの?ってなったり

駄菓子屋に居ついたニートって設定のハラミも
ごろごろしてるシーンは確かに多いんでけど
やるときはやるんですよ!と言わんばかりに
事件になれば先陣を切って活躍するわけです

しかし、全体の尺が短い中で活躍シーンは当然削れない
そうするとだらだらゴロゴロしてるシーンの割合が減って
いまいちニート感が薄くなってしまいました
この作品の主題が異世界から転生してきた連中が
現代世界でくつろいでるところでなければ
別にそれは大した問題じゃないんですが
レイドバッカーズって銘打ってる以上
そこが薄くなったら作品として致命傷ですよね・・・

とにかく59分という短い尺に
いろいろ無理して詰め込み過ぎててせわしないんです
異世界人たちも観客も全然くつろげないんじゃ
LAIDBACKERSなんて名前負けもいいところですね

もしこれが1クールのTVアニメだったら面白かったかもしれない?
1話で思いっきりバトルさせて
オリジナルのバトルアクションアニメが始まった!
っと思わせておいて2話目から中盤過ぎまで
日常ギャグをずっとやりつづける

お前らくつろぎ過ぎだろ!バトルしろよ!
と視聴者たちに思わせることができれば成功です

現代に転生してきても(犬)貞操の危機に陥る姫騎士とか
変にまじめな元魔王の女子小学生と飼い主の女教師
うさんくさい中国人とインド人
日常ギャグアニメとしての素材は悪くないんで
上手く組み立てれば傑作になれる片鱗は見えましたし
終わり方からしておそらくスタッフ的には
まだまだ続きを作る気でいるんだと思います

でもたぶんここからTVシリーズ化!
とかそういうことにはならず
このままひっそりと息を引き取る予感がひしひしと
似たような感覚はポッピンQでも味わったなぁ・・・

おまけ・・・舞台挨拶雑感
{netabare}

日高里菜

まだオーディションも始まっておらず
別の作品のアフレコをしてる時に
ゆみりちゃんが橋本監督に
ゆみりちゃんっぽい子ができたと久美を見せられたそうです
・・・そんな話をしていると

日高:あ~まほいくの時ね!
花守:え!?作品名出しちゃっていいんですか?
日高:まぁ、いいでしょ。二人とも殺されちゃったし(怒)
そういえば二人とも魔法少女育成計画に出てましたね(アーネリア役の内山夕実も)w
でも別に橋本監督が殺そうと決めたわけじゃないと思うんだ(汗)

花守ゆみり

ロン&レナードの外人コンビとの絡みは
福山潤&小西克幸に挟まれて録っていたそうです
しかしこの二人台本のセリフ1に対してアドリブ3くらいぶち込んでくる
しかも相談した形跡もないのに二人とも息ぴったりで
笑わずに演技するのが大変だったそうです

さらにほかの共演者の証言によると
出番が終わった後の二人は
もの凄いドヤ顔で自分の席に戻っていったそうなw

藤田咲

優子先生っていい女だよね~
と他のキャスト陣と一緒に話していて
ふと観客に向かって
「あなたたちわかった?『藤田咲はいい女』ってtwitterに書いておきなさいよ!」
ん?・・・なんかちょっと変わってませんかw?{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ある意味、京都は異世界かも。

逆異世界転生アニメ。
解放軍の勇者と魔王が京都へ転生。
平和な日常生活を送るという話。
とは言っても、魔王のカケラ集めのため激闘の名残は残っています。

転生によって大きく姿を変えたのがふたり。
邪悪な魔王バルバランが素朴な美少女らんちゃんへ。
勇敢な姫戦士アーネリアがカリカリした犬へ。
しかしまあ、この犬がみすぼらしい。
だって、目と口がやたら近くてちんちくりん。
ああ、哀れアーネリアよ
その苦労は如何ほどか。

映画だけあって、絵がきれいです。
京都の良さがそこここに。
京都タワー、上賀茂神社、四条通り、鴨川河川敷等。
ラストが{netabare}五山の送り火でした。
大文字がそのまま燃える巨人に。
萌え燃えアクションはちょっとした見どころか。{/netabare}

1時間余の上映時間だから中途半端感は否めません。
{netabare}魔王のカケラを集めたらどうなるの?
あちらの世界はどうなるの?
だけど一応の終結はみてるし、京都も平和だから良しとしましょう。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「平成最後の劇場オリジナルアニメ」という大それた宣伝文句。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
映画といっても、1時間程度の作品。異世界の魔王やら勇者やらが、現代の京都に転生してきて、そこでバトルをしたり、現代日常ライフを送ったり。

設定は悪くないけど、どちらかといえば、テレビアニメ向きかなと思う。

漫画でいうなら、ちょうど1巻が終わった感じかな。続きをもうちょい観たい感じですね(消化不良ともいえる)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
目新しい部分としては、「魔王が自分の過去を悔いていて、力の管理を勇者組に任せてる」ところかな。最後に、魔王の力(かけら)を使ったけど、それによって、「魔王らしくなってしまう」のなら、この後の展開(葛藤)も生まれそう。

残念な点としては、バランスの悪さ。日常系に流したいのか、バトルに流したいのか。本来、日常系がメインになるんだろうけど、映画だしね、むりやりバトルを頑張らせている感じもした(だからテレビアニメ向きかなと思う)。

というか、「映画」というほどの迫力も展開もないので、途中で飽きて寝落ちした(笑) なんか中途半端な作品でしたね。よくある、「テレビアニメの1話拡張版」なら、良い出来だとは思いますが。
{/netabare}

【余談~ 正中線とは? 剣道部的余談 ~】
{netabare}
狂戦士ハラミが、「正中線が弱点じゃない敵はいなかった」とか普通に言ってたけど、剣道やらん人に対して正しく伝わるのかな?

一般的に「正中線」というと、妊婦さんなどに出来る「ヘソから下腹部に真っ直ぐ伸びる線(妊娠線)」をイメージすると思うんすよね。

でも、ハラミの言う「正中線」は、明らかに武道の用語。つまり、

「上丹田(眉間) 、中丹田(みぞうち)、下丹田(ヘソ下9㎝)を繋ぐ線=体の中心線」で、丹田にはそれぞれ気が宿るとされていたから、その正中線には人体の急所が集まっていると、そないな感じです。

ちなみに剣道では、竹刀を振るときに、いかなる時でも左手は、この「正中線」上を通るように指導されます。右手は、「正中線」から外れても良いんですけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

76.0 3 京都でコミカルなアニメランキング3位
無彩限のファントム・ワールド(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1212)
6634人が棚に入れました
人間の脳機能に変異が生じた近未来。

人は幽霊や妖怪の類を認識できるようになり、それらを「ファントム」と呼ぶようになった―――。

ホセア学院の高校1年生、一条晴彦はファントムに対抗しうる特殊能力をもち「五行の氣」で戦う先輩の川神舞、『ファントム・イーター』と呼ばれる能力をもつ和泉玲奈、ファントムと孤独に戦う水無瀬小糸と共に苦しくも楽しい〈煩悩溢れる〉学園生活を送っていた。

そしてある事件をきっかけに彼らはこの世界の真実を知ってしまう―――

声優・キャラクター
下野紘、上坂すみれ、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

京アニスタッフ勢揃いのデコレーションケーキ風ハーレム戦闘習作アニメ

2016年放送のテレビアニメ 全13話+番外編(水着回)1話

原作 秦野宗一郎 監督 石原立也 構成 志茂文彦 総作画監督 池田和美
絵コンテ 武本康弘 北之原孝埒 藤田春香 石立太一 山村卓也 山田尚子 河浪栄作 石原立也 小川太一 
制作 京都アニメーション

京アニ制作の響けユーフォニアム1期と2期は1年ちょっと間が空いたので、
その間を埋めるように制作された、タイプが逆向きの作品。
現実世界にファンタジーの怪物(ファントム)が現れる「ゆるい戦闘アニメ」。

中二病でも恋がしたい!と同様に京都アニメーション大賞奨励賞受賞作。
奨励賞受賞作は大量にあるようだけどアニメ化されたのは以下の作品。
「中二病でも恋がしたい!」「境界の彼方」「Free!」「無彩限のファントム・ワールド」

21世紀初頭、特殊な人工ウイルスが流出する事故が起き、
人間の脳の構造が変化し、幽霊や妖怪(ファントムと総称する)を認識できるようになる。
それと同時に、子供たちの一部に特殊能力者が出現する、という設定。

これは書きようによっては「新世界より」や「サイコパス」のような本格SFになる可能性があるが、
実際、小説版はそれらに近いシリアスストーリーらしい。

このアニメ版は設定とキャラを借りた別物として制作されているようで、
「デートアライブ」風ハーレム戦闘微エロアニメになってる。
デートアライブと比べれば構成や声優選択のミスも無く、作画は本格的ではある。
ただし、シリアス要素ゼロのお菓子アニメに変貌しているようです。

業界随一の作画力を誇る京アニでも、ユーフォやFree!のような作品ばかり作っていたのでは、
他制作会社にどんどん追い抜かれてしまう。
超常現象を描く作画力の練習が必要なんではと思いますし、
中二病でも恋がしたい!は習作ながら評価が高かったと言うことで二匹目のどじょうっぽいです。
これは甘々戦闘とはいえバトルシーンの作画は相当気合が入っていて割合も大きい。
でもやっぱり、ポーズでも命がけの戦闘とは違いますね。
同時期の「RE:ゼロから始める異世界生活」「灰と幻想のグリムガル」「魔法少女育成計画」
といったファンタジーアニメとはくらぶべくもない凡作です。

総合的には高レベルではあるんですが甘々ストーリーが評価を下げていると思います。
もしも、ゴールデンタイムアニメしか観たことのない人がいて(いやいっぱいいます)、
この作品を観たとしたら、まさに極楽のアニメーションに見えると思います。
その辺を狙ったとしたらすごいですが、まあこの作品を一番に観る人は居ないでしょう。

深夜アニメやそれ系の劇場アニメを見慣れた人には大甘すぎる苦行アニメになる可能性がありますが、
「中二病でも恋がしたい!」と共に「お菓子系戦闘アニメ」という新分野を切り開いたような気がする新感覚作品のような気がしました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 37
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

京アニ名物「鉄壁のスカート」健在!

原作未読。最終話まで視聴。

良く言えば、最後まで安定のファンタジー&コメディ&ラッキースケベ。
悪く言えば、最後まで物語に山場が無かったような・・・。

ただ、ルルちゃんにあんな秘密があったとは想像だにしていませんでした。
個人的には、アニメオリジナルキャラのルルちゃんの存在にに救われた作品かと・・・。

{netabare} 舞ちゃんの揺れるオッパイや健康的な太腿の描写とは対照的に、「鉄壁のスカート」は健在です。 {/netabare}

テンポも良く、気楽に見れて割と好きな作品です。
OP/EDとも良い感じです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 57

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リンボーダンスがピーク

結局それだけの作品だったなぁ。
ちょこちょこ感想書いていくつもりだったのに、話の内容が薄すぎてやる気無くした。
終盤は、相変わらず綺麗な作画だけが目当てでしたね。別に私はエロは求めていないので(そのエロも1話がピークでしたけど)。

ラスト2話は良かったと思いますが、全体的に見て特に印象に残った回はありませんでしたね。どうやら原作を超改変しているようで、シリアス要素が少なくなってしまったのは残念。

京アニだから期待しすぎたって言うよりかは、京アニが作りたいものと、視聴者が求めているものがずれているだけなんでしょうね。

まあいいです。そのぶん響け!ユーフォの二期に力を注いでいるのでしょう。多分今年の秋かな。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 44

54.4 4 京都でコミカルなアニメランキング4位
魔法少女大戦(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (130)
747人が棚に入れました
原作:松井健/伊藤桃香/GAINAX、監督:大野木彩乃、キャラクターデザイン:川元まりこ、プロデューサー:アサオヨシノリ、脚本:兵頭一歩、音響:小泉紀介、キャスティング:藤崎淳/中村賢一、荒川美穂、山寺宏一、新谷良子、竹内良太、村川梨衣、新井里美、南條愛乃、岩田光央、小松未可子、千葉繁、小岩井ことり、西口杏里沙、寺崎裕香、山口勝平、、、

声優・キャラクター
荒川美穂、山寺宏一、新谷良子、竹内良太、村川梨衣、新井里美、南條愛乃、岩田光央、小松未可子、千葉繁、小岩井ことり、西口杏里沙、寺崎裕香、山口勝平

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

かしこみ かしこみ 申す

ゲーム原作。
日本全国の御当地魔法少女が『マガツヒ』と呼ばれている存在と戦うストーリー。

原作が日本全国の御当地(都道府県)を使っているので、当然、その場所に住んでいる人達には応援されるでしょう。
しかし、放送は全26話。
御当地魔法少女も宮城・静岡・東京・石川・三重・熊本・京都・島根の8つしか放送されませんでした。
ショート作品である事と1つの地域に3~5話を中心に使われているので仕方が無い事なのでしょう。
日本全国の御当地魔法少女を紹介するにしても全26話では足りません。
例え紹介できたとしてもほんの数分の顔見せ程度になってしまいます。
本作品のように数話使って人物紹介をしたほうが丁寧で分かりやすいです。

紹介された御当地に住んでいる人はラッキー程度に思ったほうがいいのかな。
ショート作品なので見るのも簡単ですが、円盤が発売されていないのでゲームをプレイする人向けに作られたのでしょう。
地元の魔法少女を応援するために作られたような内容の作品でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

来週も、かしこみかしこみもーす、ですっ^^

この作品は、各都道府県に散らばっているご当地魔法少女が「マガツヒ」と呼ばれる闇の存在と戦うゲームが基になっているようです。
テレビアニメ版では、さすがに47都道府県分の放送は難しい、という判断があったのでしょう・・・
47都道府県を代表して宮城県、静岡県、東京都、石川県、三重県、熊本県、京都府、島根県のご当地魔法少女の「マガツヒ」との戦いが描かれています。

私は自分と縁やゆかりのある場所しか良く分かりませんでしたが、ご当地魔法少女というだけあって、ご当地を上手く表現したコスチュームなど設定が細かいです。
私が知っているのは宮城県・・・伊達政宗が築城した「青葉城」と「鳴子こけし」が組み合わされて「青葉鳴子」ちゃん・・・
コスチュームは仙台の夏のお祭りである七夕がイメージされていたようです^^
2014年の秋アニメで某作品を視聴しているせいか、鳴子ちゃんの大変ご立派なツインテールは確実に入部条件を満たしてるよね・・・などと一度脳裏に浮かぶと、もう気になって仕方がありませんでした・・・というのは蛇足ですね(//∇//)

この作品のこだわりは、それだけではありません・・・
魔法少女と魔法少女が飼っているペットの声は、原則として声優さんの出身地となっているそうです・・・すごいこだわりですよね^^

一方、物語の方ですが・・・
自分が魔法少女である事を既に受け入れている少女、気づいたらいつの間にか魔法少女になっていた少女など、経緯は皆んなバラバラです^^;
そのため「マガツヒ」との戦いを好む者と、そうではない者が出るのはある意味当たり前だと思います。
でも、魔法少女は一歩前に踏み出すんです・・・

バリエーションが47もあるので、全てが当てはまるわけではありませんが、
守りたいモノがあるから・・・
自分の生まれ育ったその場所が大好きだから・・・

魔法少女・・・私達人間も一緒だと思いますが、突き動かされる衝動ってそんな特別なモノじゃなく、ごく身近にあるモノを大切にしたい・・・
という思いの強さの表れなのかもしれませんね^^

それと、物語の中の台詞でたびたび登場した「かしこみかしこみもうす・・・」
神主さんの祝詞奏上で良く耳にする台詞ですが・・・
ナレーションの最後の「かしこみかしこみもーす、ですっ」がとても耳に残っています。
ただ「ですっ」が付いただけなのに、何でこんなにも可愛らしく聞こえるのだろう・・・と思いながら毎回楽しみにしていました(//∇//)

2クール26話のショート作品です^^
時画面右上のゲームの宣伝のテロップが無ければ・・・と思う事もありましたが、私は総じて楽しむことができた作品でした^^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 21

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とにもかくにも「かしこみかしこみも~す!」

これを最後まで見た視聴者は果たして何人いるのでしょうか・・・?

本編はぶっちゃけて言えば完全にゲームの催促で、見応えあるものではありませんでした。

魔法少女というのが古来より日本各地を守る守護者のような存在、ご当地魔法少女。そんな設定は面白いと思いましたが。
一地方につき2話、かなりハイペースで話が進んでいくのでキャラのバッググラウンドを楽しむ余裕はありません。

少女たちが、自分の街を守るため‘マガツヒ’と戦う。
その中で自分の中の不安や孤独と葛藤する。
無事葛藤に打ち勝ち、マガツヒを撃破しハッピーエンド。
というのが基本的なストーリーです。


とにかく登場する魔法少女が多かったです。もう全員は覚えていないくらい(笑)

今も覚えているのは、南條愛乃さんが演じた浅間まつりちゃん。
静岡県出身で実家が神社ということで、清楚な雰囲気が良かったと思います。
雰囲気の割には元気いっぱいやんちゃなロリっ子というのも可愛い。


各地方の特色あふれるデザインは面白かったと思います。ちょっと動きにくそうな子もいましたけど。
この設定で行くならやっぱり京都の近衛めぶきちゃんが一番良かったですね。和風だし。


まあでもキャラを楽しむならアニメを見るよりゲームをやった方がいいかもしれませんねー。
アニメのレビューでこれは言っちゃおしまいですけども。


アニメで凄かったのは次回予告です!これはたまげました。

今までにも早口の次回予告を採用しているアニメはけっこうあった気がしますが、今作はノンストップで30秒程、一気に喋ってました。勢いが違います。
ナレーションは秦佐和子さん。
最近声優デビューしたばかりなのに凄い!今後に期待です。

このアニメは次回予告が楽しみで見ていたといっても過言ではありません。
「かしこみかしこみも~す!ですっ!!」
うーん可愛い。



アニメの方はいかにも低予算で、作画的にも演出的にもあまり期待できないので、声優目当ての方以外はお断りな感じです・・・・。

でも次回予告は面白いので一度聴いてみてほしいですね!かしこみかしこみも~す!!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12
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