任務で超能力なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの任務で超能力な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月26日の時点で一番の任務で超能力なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.9 1 任務で超能力なアニメランキング1位
無能なナナ(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (542)
1719人が棚に入れました
「わたし、人の心が読めます!でも、ちょっと空気は読めません!よろしくお願いします!」孤島にある奇妙な学園。生徒、中島ナナオの前にあらわれたのは、転校生の柊ナナ。ここは、さまざまな能力を持つ少年少女が集う施設。炎や氷をあやつる者。自在に宙を飛べる者。空気を刃にして攻撃できる者――。生徒たちは、「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うために訓練を受けているのだ。だが、島にはいくつもの秘密が隠され、おそるべき罠が牙をむく。続発する怪事件。学園にひそむ殺人鬼。一人、また一人と姿を消してゆく同級生。予想を裏切る展開。知力、能力の限りを尽くした頭脳戦。そして友情。熱いドラマにいろどられた、「人類の敵」との死闘が、いま、始まる!

声優・キャラクター
大久保瑠美、下野紘、中村悠一、中原麻衣、増田俊樹、中島卓也、井上雄貴、大塚剛央、山谷祥生、手塚ヒロミチ、堤雪菜、小坂井祐莉絵、田丸篤志、富田美憂、二ノ宮愛子、大野智敬、鎌倉有那、髙坂篤志、遊佐浩二
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

天使のようなミチルにより氷のようなナナの心が融けてゆく物語

超能力者が集められた孤島にて、物語前半は無能力者のナナが超能力者を一人ずつ暗殺していく物語でした。
正直、ナナの心には暖かさのかけらもありません。だから途中で見るのをやめようと何度も思いました。

でも、天使のようなミチルちゃんにより、氷のようなナナの心が少しずつ融けてゆくのです。そこが感動します。


ナナはある機関に雇われた暗殺者。
ナナは超能力者に家族全員を殺されたため、超能力者を恨んでいます。

ミチルは誰の言葉でも信じる少女。決して相手を疑いません。
そして相手のためならば自分の身を犠牲にしてでも守り抜こうとします。

ナナが機関から受け取っている超能力者ごとの推定殺害人数を記載した情報。それがデタラメです。
例えば他人の傷を癒す能力を持つミチルの推定殺害人数が15万人以上と書いてあります。
ナナの頭脳であれば、それが実現不可能な人数だとすぐにわかるのですが、
家族を殺されたナナにとって、超能力者は全て殺人鬼にしか見えません。
正常な判断ができなくなっているのです。ナナは、無能なナナとして機関から利用されていたのです。


でも、ミチルの献身的な愛によりナナの心に人間らしさが少しずつ戻ってくる。
{netabare}
高熱で意識不明のミチルをナナが助ける際、助ける理由を言い訳のように述べて助けます。
きっとナナは、本心では今すぐにでもミチルを助けたかったのでしょう。
でも、超能力者を暗殺するナナには助ける理由は無いのです。

ミチルの熱が下がったとき、思わず「よかった」とナナはつぶやきます。
その言葉にナナ自身が驚きます。
なぜ「よかった」とつぶやいたのか…、ナナは考えます。
{/netabare}
そして…

最終回は大いに感動しました。ぜひ見てください。


私たちは誰でも間違いを犯します。
そのときに、間違いを気づかせてくれる友達がいたならば、とても幸せなことだと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 67
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

12話で号泣

原作未読

お話のざっくり概要
能力者たちが集められた孤島に
送り込まれる暗殺者
次々と消されていく能力者
人類の敵とは何なのか?
友情で人類の敵に立ち向かう…
だいたいそんな感じ

トリックとかはツッコミ処が満載ですし
何で暗殺者一人送るのか意味不明なんですけど
その辺は横においといて
割と声優さんの演技を楽しんで観てました。

全く事前情報無しに12話を見たんです。
ED見て驚愕しました。
何度もリピして聴きました…自然に涙出ました
もう一度聞けるなんて…思って無かった…

トリック関連は、「おいおいw」ってヤジいれつつ
コナンを見るような感じで寛容に許しましょうw
ジャンルは「知略サスペンス」ではなく
「サスペンス風多重人格演じ分け」を楽しむ感じ

大久保さんと中村さんの喋る声と内面声の
演じ分けとか豹変した時の中原さんとかw
そんな中で藤原啓治さん(´;ω;`)
おいおいそんなん泣くわ

13話は普通に良い話でしたし
内容的にはそっちの方で涙するのでしょうけどね

推定殺害は…{netabare}多分、ランダムじゃね?{/netabare}
と思われるぐらいざっくり雑な情報ですねぇ
能力的には{netabare}キョウヤ&ジン{/netabare}が強すぎるので
弱点が判明しないと無理ゲーに思います。

12話以降は必聴です。
あと、ミチルちゃんは天使
異論は認めません(`・ω・´)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 47

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

おもろいやんけ!こんなんちょっと泣くやんけ!

<2020/10/4 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。
そしていつも通りに原作未読です。


かなり面白いかも。
今期「百万の命〜」に続いての大穴かも。
ノーマークだったので危うく見逃すところでした。

それにしても作品紹介のサムネ、酷いですね。
いつもならこれで切ってるところでした。
酷い詐欺だw
いや、これもバズるための作戦か?

内容ですが第一話はネタバレ要素多く、あまり書けないので、Wikiからあらすじ引用します。

(以下、Wikipediaより)
能力者と呼ばれる特殊な能力を持った少年少女たちがいた。
彼らは"人類の敵"と呼ばれる怪物と戦うため、孤島の学園に集められ、日夜訓練を行っていた。
中島ナナオもその1人であったが、能力を誰にも見せない彼は無能と呼ばれクラスの中で嘲笑の対象となっていた。
ある日、2人の転入生がナナオの前に現れる。


・・・無能で超能力と言ってもジャンプで大人気のあの超能力学園バトル作品とはかなり違うと思います。
無個性じゃなく無能なのでw

レビューのタイトル「第一話で掴みは完璧」はこの通りで気になる方は是非ご覧ください。

それにしてもそもそもバトルものなのか、これ?

第一話終了後にATXで放送されたSP番組(主要キャラの声優によるトーク)を見る限り、今後もいろいろとトリッキーなようで。

「大穴が二つあればどちらかは大当たりなんじゃないか?」
という意味も含めて期待したい作品です。

<2021/1/1 追記>
最終話まで見て。

途中は「軽い推理サスペンスものなんかな?」
とか思ってたけどちゃんとしてますね。
とても良い作品。

作画が良くないととにかくダメ、という方にはお勧めできませんが。
そうでなければ万人にお勧めできるかも。

「安西先生・・・続きが見たいです。」(CV置鮎龍太郎)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 57

66.1 2 任務で超能力なアニメランキング2位
Witch Hunter ROBIN-ウィッチハンター・ロビン(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (205)
1305人が棚に入れました
数千年もの間、ソロモンと呼ばれる組織が「ウィッチ」たち("witch"とは本来魔女のことだが、本作品では反社会的な超常能力者を指す)から人々を守ってきた。近年、日本でも能力を使って犯罪を行うウィッチが増加、これに対しソロモンの日本支部であるSTNJは、「オルボ」と呼ばれる薬剤を用いてウィッチを無力化・捕獲する戦術で、彼らと拮抗した戦いを演じていたが、主力メンバーの一人が謎の死を遂げ、戦力不足に陥る。代替要員としてソロモンから送られてきたのは、発火能力を持ったクラフト使いである、15歳の少女ロビン。彼女はチームの一員としてウィッチ狩りに力を発揮し始めるが……。

にゃにょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔女狩り

哀愁を帯びた大人向けのお話でした。
ウイッチと呼ばれる能力者。それを狩る者と狩られる者。
組織の言うがままに狩り続けてきた新米ハンターである主人公の心に忍び込む疑問。
悩み苦しみ、やがて狩る者であるはずの自分が…。
彼女の何が変わったのか?ウイッチとハンターとの違いとは何なのか?
それぞれの背景や心情が切なく迫ってきます。
ラストちょっと駆け足だったような気もしますが、謎もちゃんと回収されていて満足しました。
主人公の少女、憂いを帯びた雰囲気がとてもイイです。
そしてアモン、暗くてクール渋めのいい男でした~。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 8

color さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ほっとくと埋もれちゃう

作品全体に漂う淡々とした雰囲気が心地いいんですが、そこを好きになれるか退屈と思うかで評価はそれぞれ分かれそうです。

前半は1話完結のエピソードで超能力(クラフト)を悪用するウィッチと主人公ロビンが派遣された組織STN(ウィッチハンター)の任務についてを描き、後半からはロビンの出自やウィッチハンターの存在理由などがメインテーマとして提示され「ウィッチとは?」という核心に迫っていきます。

あくまでストーリー展開で魅せてくれますが、しかしそれよりも落ち着いた雰囲気に本作の特徴があって、クラフトのバトルといってもド派手な演出はされず、ロビンの発火能力(パイロキネシス)はズゴォォオン!というよりキュインッって感じでとても地味。絶叫するキャラクターもいないので必然的に静かな戦いになりますが、そこに妙なリアリティがあり独特の緊迫感を生み出しています。

なんとなく洋画のような感覚で、アニメっぽくないアニメだと思います。今の時代こういうアニメはもう作られないかも知れないし、放映時期に関わらず一定のひとしか喜ばない作風かも知れません。ちなみに私は大好きなので、もっと増えてもいいじゃないかと思ったりしますけど。

万人ウケはしないかもです。でも好きなひとはすごく好きなはず!そんなアニメです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 26
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

狩る者と狩られる者

舞台は近未来の日本。国際機関「ソロモン」に属するウィッチハンターとウィッチの対立、犯罪捜査、組織内の陰謀を描くサスペンスドラマ。SFに加えオカルトものの側面もある一風変わった作品です。

全26話。前半15話までは1話完結の色が強く、後半16話からは概ね続きものという構成。

本作における"※1ウィッチ"とは、パイロキネシスやテレキネシス、サイコメトリーといった特殊な能力を操る、いわゆる超能力者の事。体制側に組みするウィッチである"ウィッチハンター"達は犯罪者を追う猟犬の如く、もとい刑事よろしく、反社会的存在と見なされたウィッチを次々と探し出し狩っていきます。

超能力者(ウィッチハンター)対超能力者(ウィッチ)という図式だと、何となくバトルものを想像される方もいるかも知れませんが、徒党を組むウィッチハンターに対して、ウィッチは常にと言って良い程孤独ですので劣勢は必至、捕り物としてはあっさりと片が付いてしまう展開が多くなっています。

また、ハンター達が携帯している"※2オルボ"という液体の威力も彼等の優位性を高め、狩るものと狩られるもののパワーバランスを不動のものとしてしまってい感があります。オルボには※3ウィッチ能力を弱体化ないしは無力化する効果があるのです。

いずれも反社会的存在となり得る可能性を秘めているという点で、ウィッチとウィッチハンターの関係は、後に製作されたアニメ「PSYCHO-PASS」における潜在犯と執行官の関係に類似しますが、両作における管理者に相当するもの、ソロモンとシビュラの違いに目を向けると、前者が目に見える力を、後者が目に見えない力を脅威の対象としている点で異なる事が分かります。

権力者が力そのものを危険視し、それの所持を制限する法を定める事が体制の維持に有益である事は、古来からある刀狩や現代における銃刀法などを見ればなんとなしに分かりますが、それでは"力"とは具体的に一体何を指すものなのでしょう?

銃や刀剣等の武器の類は既に上で触れたので除くとして、それ以外のものを羅列してみると、知能、美貌、体躯、知識、金、人脈、社会的地位、モノに視点を移すと、(ネット接続した)PC、自動車、といったところでしょうか。

人の情動さえも管理の対象としてしまうのが「PSYCHO-PASS」のシビュラですが、本作のソロモンはそれを含まず、あくまでも上に挙げたものの延長上にある力を監視、管理する程度に権力の行使を留めている点で、ファンタジーながら一定のリアリティを感じさせます。(現代の倫理観から大きく外れてはいないという意味で。時代設定は2056年との事)

力が、例えばわたしの目の前にあるPCや、より古典的な技術で作られた自動車でさえ、人の心を増長させる危険があるという証拠は、その辺を見渡せばそこかしこに転がっているもので、特に探さずとも容易に見つけられます。ネット上でなければ、しょっちゅう暴言吐いて回ってる人とか滅多にいませんし、徒歩でベル(クラクション)鳴らして怒りを露にする人だって、まずいませんものね(笑)

力そのものが人の心を歪める可能性があるのだとしたら、本作における、生来の超能力を持った"ウィッチ"は、わたし達(非超能力者)以上に堕落しやすい存在とも言え、ソロモンによる彼等の監視、管理は、正当か否かは別として、犯罪やテロ抑制の手段として、合理的と言わざるを得ない気もします。ですが、それでは、そのソロモンに管理された"力"は一体どこへ行くのでしょう?

ある者は飼いならされ、ある者は消され、またある者は……。権力者が被支配者層に対して冷酷である様に、ヒトがそれ以外の生物に対して残酷である様に、ウィッチの力を掌握するソロモンもまた、その業の報いを受け、必然の結果として、堕落する宿命を負う事になるのです。

本作のテーマの一つである「正義の所在」を問う、後半にかけての目まぐるしく流転する展開に注目されたし!

※1~3
{netabare}
※1:ウィッチ(Witch)って日本語でも"魔女"って訳される事が多く、女性名詞扱いになっていますが、元々は男女双方を指す言葉だったりします。なので作中における使い方は本来の意味に忠実。

※2:ハンター達が首から下げているシリンダー型のペンダントトップに充填された、きらきらと輝く緑色の液体。オルボを身に付けていると自身のウィッチ能力をも無力化してしまうので、任務遂行に役立つ能力の持ち主であるロビンだけは、これに頼らず自身の力を用いて任務に当たる。製造方法はSTNJ(ソロモン日本支部)内でも極秘となっている。

※3:本作において、"ウィッチ能力"は生まれ持っての力"魔法"であるのに対し、"クラフト"は知識や技術によってその運用を円滑にする"魔術"に近い意味を持つ。そんななので後者は英単語のwitchcraftとほぼ同義。
{/netabare}
キャラについて、登場人物の殆どが腹に一物抱えている様な人たちなので(汗)ストレートな感情表現とは縁遠く、謎めいた印象を漂わせます。表情、口調の端々、その立ち居振る舞いからおぼろげに心情が汲み取れる様になっています。丁寧な作画の成せる業ですね。こういった奥ゆかしい表現はキャラの魅力を大いに引き立てます。
{netabare}
ツンデレだとかシャイだとか言ったら身も蓋もないんですが(笑)特に亜門とマイケルの行動や表情からそれとなく読み取れるロビンへの愛情表現はとても心地良く感じられました。元ネタは多分、海外ドラマ「※4NIKITA1997」に出てくるマイケルとバーコフ、って知ってる人多分少ないですね(汗)

※4:スパイ活動や暗殺などを秘密裏に行なう対テロ組織「セクション・ワン」に所属するエージェント達の活躍を描く実写ドラマ。アクションの他に尋問シーンや人間ドラマにも重きが置かれたハードな作風。拷問担当のマデリーンが超コワイ(汗)
{/netabare}
物憂げな表情やゴシック調のロングドレスを身に纏った奇抜な外見とは裏腹に、人との関係を一生懸命模索するロビンの、たどたどしくも真摯な姿勢にも心打たれます。以前ちらっと見た時にはロビンって不思議ちゃんのイメージが強めだったんですが、改めて全編通して視聴してみると印象が大きく変わりました。びみょーに違う気もしますが、多分彼女は萌えキャラと呼ばれるものです(笑)

名前の後に続く、敬称および接尾語のあれこれも、友情らしきものはあるけれども友人未満の、キャラ間の微妙な距離感を表している様で、とてもスマートな表現になっていたと思います。※2ちゃん、君、さん、様、氏とか(笑)

音楽について、OP「Shell」ED「half pain」は、けだるい感じのジャズ風味。葉菜さんのハスキーボイスが渋い! 作中BGMは自己主張は控えめの、視聴者を無闇に煽る様な事はしない上品な映画音楽という趣きで、両者とも作風にぴったりです。

この作品の翌年に放映されていた「キノの旅(無印)」と、今放映している「キノの旅 -the Beautiful World-」のOPなんかを聴き比べると歴然としていますが、この当時の深夜アニメは、音楽面に限った事ではありませんが、視聴者に媚びる所が少なくて、作品そのものを非常に大事にしている事が伺えます。

総評として、SFや刑事物としてのシナリオの緻密さにはやや欠けるものの、サスペンスとしての十分な牽引力、クールな表情に隠された熱い想いが交錯する重厚なドラマ、ロビンの成長物語としての魅力、それらが見事なバランスでまとまった、落ち着きのある大人向けアニメと評価する事が出来るのではないでしょうか?

たとえ体制側に付く身だとしても、ひと度イレギュラーのレッテルを貼られてしまえば、瞬く間に狩る者から狩られる者へと転じてしまう、そんな人間社会の危うさを、中世の魔女狩りになぞらえて暗喩的に描き出す物語。

狩る者としての宿命に抗うロビンの、亜門の、ウィッチハンター達の葛藤と優しさ、括目してご覧下さい。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 25

64.1 3 任務で超能力なアニメランキング3位
CODE:BREAKER(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (650)
3902人が棚に入れました
目には目を、歯には歯を、悪には――悪を。
尋常ならざる力“異能"を用い、法で裁けぬ悪人を闇に葬る者たちがいる
本当の名前を捨て過去も捨て、かりそめの日常を送る彼らは、
しかしひとたび任務を受けると、人知れずそれを遂行するのだった
“コード:ブレイカー"と呼ばれる、存在しない者たち
その戦いは冷徹にして熱く、その存在は刹那にして鮮烈
彼らの物語が今、明かされる――

声優・キャラクター
岡本信彦、日笠陽子、鈴村健一、木村昴、豊永利行、斎賀みつき、三木眞一郎、中田譲治、ゆかな、仙台エリ、甲斐田裕子、津田健次郎、辻谷耕史、氷上恭子

Rachel さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

絵が綺麗!泣かせるイケメンストーリー(T_T)

物語の評価
1話から8話くらいまでもう少しマキで進めてもいいと思う。
人見さんの思いがわかる話をもう1話前あたりで。

しかし最後の3話ほどは、ズルズルと「思いを述べる」時間がありすぎた。
シナリオライターとしては、「思いを伝えたい」ところだろうが、心情描写はくどいほど伝わらないものだ。

死にそうなのにまだまだ続いて、なんだか見ていて疲れたよ。

話の内容はとってもいいのに、あの展開には少しがっかりだなあー。

登場人物の数にも役目のある設定にも無駄がなく、ストーリーにも「仲間意識」を持ってきてとても良かった。しかし総理大臣に関してちょっと適当感があるかな。
伏線も作りすぎてまとめきれなく終了ー。これは痛い・・・・。

2期をつくるならわかるけど、作るなら1期の最後にはそうアピールしておこうよ。

それにしても、絵がいい!!

シナリオ的には「~~~なのだ!!~」のさくらちゃんのセリフ、クライマックスくらいはしなくてもいいんじゃない???
呼ぶのも名前なんだからしかたがないが、クライマックスで「・・・・・さくらこうじさん・・・」というシーンには違和感が。

もう一度・・・・。絵が素敵ー!@!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悪を滅する青い炎の正義

マンガ原作、全12話。異能の力で悪を滅する、ダークヒーローたちのお話♪

はじめは声目的でした…すみません、病人でw
でも、耳だけじゃなく、物語でもかなり楽しめたアニメとなりました!

異能の力を持って生まれ、国家の平和のために人知れず戦うコードブレーカーたち。
個々の能力を最大限に使用し、法では裁けぬ者たちを文字通り“滅”する役割を持つ。

前半は悪いヤツに“鉄槌を下す”わかりやすく非常にスッキリくる内容。
コードブレーカー02~05の異能の力も様々で、キャラも魅力的(ノ´∀`*)特に刻くん…(*゚∀゚)=3ハァハァ
そして異能も無限ではないってとこが人間離れしながらも人間らしくていい要素∑d(゚д゚*)

後半のコードブレーカー01、人見さんのお話はとりあえず藤原総理にイラッとくる話でした(。・ˇдˇ・。) ww

もし、今の平和が誰かの犠牲の上にあるのだとしたら…
気持ちはわからなくもないです。

まだまだ明かされていないものもあるので、続編を勝手に期待してます♪((o(´∀`)o))ワクワク

いちばんお気にの異能は、02平家先輩のキラッ☆キラッですwおもしろすぎです、あのひとw

OPはGRANRODEO、EDは刻役の鈴村健一さんが歌っております♪

【いい声"φ(゚□゚*(゚□゚*)φ" メモメモ】
岡本信彦・鈴村健一・木村昴(ジャイアン!w)・豊永利行・斎賀みつき・三木眞一郎・津田健次郎
(珍しく女性声優さんが混じってますね♪)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 17
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

何をもってして悪と為すのか・・・

異能のチカラで法でさばけない悪を裁く

異能バトルアニメです。

異能の力をもってして悪を裁くものたちを

コード:ブレイカーという。

そして期せずしてその一端を目撃してしまった

ヒロインがその世界へと巻き込まれていく話です。

({netabare}彼女は珍種と呼ばれる特殊な力を持った

人間でコードブレイカーたちが見張っていたため

深く巻き込まれていった。{/netabare})

とまあ、異能力者たちの戦いがたくさん繰り広げ

られるけど、そのバトルには迫力があります。

作画もそこそこいいし、バトルが力だけでなく

頭脳をも必要としながらあるのが良かったです。

彼らは悪を滅するヒーローなのか、それとも

悪を滅する悪なのか・・・。

法で裁けないなら、力技を行使しても良いの

だろうか。そんなことを私も感じました。

そんなことを考えさせられる状況に

置かれたことはないが、いつそんなことが

起きるやもしれない。(つまりは事件の

加害者や被害者となって、何をもってして

何を悪と為すのか・・・。

そんなことはさて置き、作画が綺麗だし

コードブレイカーはイケメンぞろい(おっと、

私にはそんな趣味はありませんが)

な上に、ストーリーはしっかりと組めている

(つまり、キャラにあまり頼っていないと

いうこと。)から一度見てみてもいいかもしれません。

(個人の意見なのでどうぞお気になさらず・・・)

11/2 星評価、コメント変更

◆個人的点数評価 80.155点

投稿 : 2024/05/25
♥ : 23

71.7 4 任務で超能力なアニメランキング4位
R.O.D READ OR DIE - リードオアダイ(OVA)

2001年5月23日
★★★★☆ 3.9 (459)
2054人が棚に入れました
読子・リードマンは、神田神保町で非常勤講師の仕事をしながら読書三昧の自堕落な生活を送っている活字中毒のビブリオ・マニア(蔵書狂)であるが、同時に大英図書館特殊工作部に所属し『ザ・ペーパー』と言うコードネームを持つエージェントである。\nある日、アメリカ議会図書館が何者かに襲撃され、大量の稀覯本が盗まれる事件が発生した。犯人が「偉人」と名乗る正体不明の異能者であるという事態を重く見た大英図書館特殊工作部は、読子に稀覯本奪回作戦を命令する。

@ちゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

見れば見るほど見たくなるアニメ

何気ないきっかけで見た作品なのですが、面白いです。

一冊の本を巡った能力バトル!となるのですが。

主人公がおっとりした性格のため、バトルシーンもどこかほんわかしています。
かと言って動きがつまらないかというと、全くそうは感じさせず。動きの一つ一つにこだわりが見えついつい見入ってしまいます。

動きだけでなく溢れんばかりの蔵書や秘密の入口などの好奇心をくすぐる背景にも注目です。

ところどころに脚本の名前が書かれていたりっていう遊び心も良いですねw

おかげで、「あのシーンはどうなってたのかな?」とか「このシーンの背景は…」なんて思いながらついもう一回見たくなります。


しかしOVAで3話でしたので詰め込み感やボリュームの無さを感じました。TVアニメ版があるとのことなのでそちらも機会があれば見てみたいと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 10
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

短いが、作画・ストーリーともに完成度の高い紙アクションアニメ!

原作未読。

活字中毒だが、紙を自由に操る能力を持つ、読子・リードマン(よみこりーどまん)。
彼女がある一冊の本を手にしたところ、正体不明の何者かに襲撃を受けてしまう。
その本を巡って、世界を巻き込んだ戦いが始まる。


アクション・バトルアニメ。
一部では称賛の意味をこめて「紙アニメ」と呼ばれているとかなんとか。

見所は、アクションそのものですね。
人物の動き、動物の動き、物の動き、どれも丁寧、かつ、スタイリッシュです。
細かいしぐさから、アクロバティックな格闘まで、手抜き無く描かれているのが特徴。

また、主人公の読子さんは、ドジッ子、眼鏡、三つ編みという3属性をマスターしているキャラ。
しかし、一度紙を使わせるとかっこいいんだなこれが( ゚д゚)!

10年以上前の作品ですが、古くささを感じさせることなく、十分に魅せてくれました。
{netabare}
・読子とリリエンタールの戦い
・三蔵法師と潜水艦の戦い
・ナンシーvsクローンナンシー
・読子と平賀源内のチャンバラ

かっこよかったですねー!
どれも垂涎ものでした。
{/netabare}


ストーリーは、3話という短さ。
しかし、しっかりと伏線を張り、視聴者を騙すテクニックがふんだんに盛り込まれています。

設定も独特で楽しいですね。
短いので詳しくは話せませんが、敵は「偉人」と名乗っています。
これが何を意味するかは……。

そして、ユーモアも効いたやりとりに、熱いストーリー展開。
「うーん、ウマイな!」と何度うなったことか。
何気ないやりとりが、あとで大事な意味をもってくるので、視聴の際はお見逃しなく!

また、命がけの戦いなのに、笑ってしまうシーンもしばしば。
{netabare}
・リリエンタール「しねええええええ……しぬうううううう!!」
・大英図書館スタッフ「北朝鮮からの返信が届かない……あ、今来た」
・大統領「核だ! まだ核攻撃がある!!」SP「取り押さえろ」→大統領失禁(実は1話目でも……)
{/netabare}
ブラックユーモアが効いてますねー。

続き物の原作が元になっているので、全てが解決するわけではありません。
しかし、世界観の紹介から、1つのエピソードを完結させるまでの流れとしては、とても綺麗にまとまっている作品です。

3話合わせてもおよそ100分。
能力バトルもの好きで、短くて楽しめる作品を探している方にかなりオススメです!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 39

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

紙最強

全3話と非常に短く、映画感覚で視聴できた。

とにかくまず印象的だったのが音楽。
OP曲もさることながら、作中の音楽が秀逸。
物語をうまく引き立ててくれていた。

また、世界観、キャラ設定も面白く
特に主人公の技が斬新でよかった。
戦闘シーンも気合の入った作りで見ごたえがあった。

若干残念なのは3話と短いせいもあるが
ストーリーが単調には思えた。
分かりやすいストーリーとも言えるが、
ちょっと惜しい気はした。

全体的にはまとまっていて、なかなかだった。

と、まあいろいろ書いたが
何がいいたいかというと

紙とメガネは最強。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 9

66.1 5 任務で超能力なアニメランキング5位
アサシンズプライド(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (271)
1157人が棚に入れました
マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負いー。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが…。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の 矜持にかけて、少女の価値を世界に示せ!

声優・キャラクター
小野友樹、楠木ともり、石川由依、薮内満里奈、佐倉綾音、内田真礼、和氣あず未、鈴木達央、森川智之、徳井青空、瀬戸麻沙美

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こういうの、好きです♥

凄腕の暗殺者。
与えられた使命は、貴族の娘の、
超能力の発現指導。
出来なかったら、
その時は「殺せ!」

こういう命運のもとで出会った、
アサシンと貴族令嬢。

普通なら、
「見込み無し」って、簡単に殺されておわり。

そんな話なのに、
何故だか暗殺者は、貴族令嬢を気にかけてしまい、
パレたらマズイ裏ワザで、
貴族令嬢を能力者に…

こういうの、好きです♥

理屈じゃないんです!

何の縁(エニシ)もない女の子を、
理屈抜きで、
命をかけて守ってしまう!

もうそれだけで、ロマンチック!!

・・・最後まで観終えました。
ラストは、ファンタジーっていうより、メルヘン?おとぎ話?って感じだったけど、
メリダの心がしっかりと強く育っていたのと、
鍛えてくれたクーファが最後まで騎士だったのが、
素敵でした。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外と少女漫画的なストーリーかも?(人間模様が面白い)

== [下記は第4話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり] ==
第4話まで視聴時点でこのレビューを書いています。未読なのですが、同タイトルのライトノベル(富士見ファンタジア文庫刊)が原作のファンタジー作品です。

主な登場人物は:
クーファ=ヴァンピール: メリダの家庭教師
メリダ=アンジェル: アンジェル騎士公爵家の跡取り娘(暫定)
エリーゼ=アンジェル: メリダの従妹
ロゼッティ=プリケット: エリーゼの家庭教師

クーファを本作の主人公と観ると異能バトル系の作品ですが、メリダ視点で物語を観ると不遇の女性主人公を救うヒーローや、家督争いも含めた人間関係の方が浮かび上がってきて古典的な少女漫画のようなストーリーと見ることができます。

本作の舞台はフランドールという閉鎖的な都市国家で、その外に人類は生存できないみたいですが、どうしてそのようなことになっているのかはここまでの視聴では良く分かりません。

フランドールの住人たちはその外側でも生息できる「ランカンスロープ」と呼ばれる存在による脅威にさらされており、それに対抗する「マナ」を発現できる人はフランドールにおいて貴族階級としての地位を得るようです。

三大騎士公爵家の一つであるアンジェル家の娘であるメリダが高位の貴族家の生まれにもかかわらず13歳まで成長してもマナが発現しないため、貴族ではなかった母親の不倫が疑われています。

その噂を否定するために、メリダの母親の実家サイドによる「アンジェル家の血筋の証である聖騎士としてのマナを発現させるか、もしくは暗殺する」という工作が図られます。

その任を負ったクーファが、一度は「見込みなし」と判断して暗殺を決意するも、メリダが懸命にランカンスロープと戦う様を見て一転してメリダを戦士として教育することを決意し、「マナが発現した」という工作を図ります。

以後、クーファは母親の不倫疑惑はメリダに隠し、またマナ発現の偽装工作をメリダも含む周囲には隠してメリダを戦士として育てることになります。

フランドールやランカンスロープ、そしてマナに関する設定は「ファンタジー」としか言いようがないわけですが、その設定の上での人間模様は意外と普遍性を持っていて面白いです。

そんなわけで、ちょっと原作に興味が出てきています。
== [第4話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2020.1.6追記:
年内に最終話まで観終わっていましたが、レビューを更新しそびれていました。1クール作品の区切りとしては、それなりにキリが良かったと思います。

ずば抜けて良い作画でもなかった反面、特に破たんした感じもなく終始安定していたように思います。マナ能力を使うときに光るのは手抜きっぽいけどわかりやすくもあってあれはあれでありなのではないでしょうか。

話の性質上、不倫疑惑は疑惑のまま進むことになるのでしょうが、それでもメリダを「アンジェル騎士公爵家の娘」として味方になる人はストーリーを追うごとに増えてはいくんでしょうね。

メリダがクーファを慕う気持ちについては、もう清々しいほどに作中でも視聴者に対しても隠す気がないですし、クーファもそれが恋愛的な思慕かはさておきかなりメリダに肩入れしている状況なので、恋愛作品としてはそこそこの水準で楽しめると思います。

終盤明らかになったクーファとロゼッティの関係も話の展開の仕方としては○です。

バトル要素については、悪くはないけどある意味適当な感じでそこに重きを置いてはいないと感じました。

個人的には、「厨二病ラノベ設定で恋愛作品をやる」という方向性はわりと面白かったです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 26
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今期一番のツッコミ枠and神アニメ

イキリト君とお兄さまを両方楽しめる神アニメ。
脚本・演出は生ゴミ級だが背景だけはお洒落なので、作画厨のアニオタも
満足できる作品となっている。
1話終盤の展開で何言ってんだこの主人公は???となったりもするが、
今後繰り広げられるであろう茶番劇を思えば些細なことだ。
とにかく全てがハイレベルな生ゴミ。
ハイレベルすぎて腐臭に耐えきれずに脱落する視聴者続出の予感。
でもそれは受け手側の問題であり、原作が備え持つフィルターなのだ。
最後には耐え抜いた者だけが味わえる満足感が待っているはず。
昭和時代から日本アニメを見守ってきた俺様が言うのだから間違いない。

・第3話
うん、お兄さまを超えてるな。
{netabare}なにしろ最強のヴァンパイアだし。
どやぁ!どやぁ!!どやぁ!!!の展開で、俺の視聴意欲も異界の彼方に
吹き飛ばされてしまった。
まあ仕方ないかな。
神アニメなのは間違いないんだけど、主人公様に感化されそうな自分が
怖いので、この辺で縁を切らせていただきますね。
それではごきげんよう、さようなら。{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 7
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