修学旅行で日常系なTVアニメ動画ランキング 7

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84.6 1 修学旅行で日常系なアニメランキング1位
ゆるゆり(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2488)
12055人が棚に入れました
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続 ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈
ネタバレ

あずき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグと日常と百合

<総評>
この作品は、タイトルからもなんとなく分かるように一言でいうとギャグテイストの日常系百合作品で、その面白さは大きく三つに分けて捉えることができる。一つ目は、ギャグアニメとしての面白さ、二つ目は日常系としての面白さ、そして最後に百合物としての面白さである(そのまんま)。

まず「ゆるゆり」をギャグアニメとして観た場合、面白さの基準は無論どれだけ笑えたかになるわけだが、その意味で個人的に貢献度が高かったと思うのはあかりと千歳である。あかりに関しては「主人公なのに影が薄い」というネタ、千歳に関しては京子×綾乃の妄想ネタで終始自分を笑わせ続けてくれた。
もちろん、どちらも何度も繰り返し出てくるネタなので、途中からマンネリ化するにはする。マンネリ化、つまりは視聴者が映像の途中で、ある程度どういうネタが来るかを予想できる、という状態になるわけだが、しかしこの作品はその都度映像上、展開上の工夫で視聴者の予想をうまいこと裏切ってくれるので、マンネリになっても永遠にそのネタに飽きることがない。具体的には、映像面で言うと、{netabare} 3話の冒頭での、教室でモノローグ中のあかりを捉えていたはずのカメラがいつの間に廊下を走る京子を捉えているところとか、8話Bパートでの、いつの間に京子と綾乃を捉えるカメラの映像が千歳の主観映像になっていて、眼鏡がすっとはずされてそのまま妄想に入るところとか。{/netabare} 展開面で言うと、{netabare} 五話の終わりであかりがちなつに強引にキスを迫られたのちにおいてけぼりにされるところとか、八話で千歳の双子の妹千鶴が出てきて以降の、双子タッグでの鼻血、よだれの出し合いとか.{/netabare}
あるいはネタのもう一つの見せ方として、その視聴者の予想を利用して、予想できるところをあえて省くことで、それらをよりハイコンテキストなネタに昇華させるというパターンがある。ハイコンテキストなネタというのは、「視聴者が自らその省かれた部分に気づく、その体験の過程で笑いを生じさせているネタ」であり、もっとざっくり言えば観ていて「あ、そういうことね(笑)」となるネタのことである.具体的には、{netabare} 3話冒頭で、京子が結衣に「忘れそうなものは手に書くといいよ」と言われて、自分の手に「あかりちゃん」と書くところとか、10話Bパートで、綾乃に大根をあーんする京子を見て画面端で鼻血が味噌汁の上に垂れてるとか。{/netabare}
これら大きく分けて二種類のネタが、様々な形をとって、テンポよく、多い時で10秒に一回くらいのペースで入れられているこの作品は、ギャグアニメとしては十分満足度の高い作品と言えるだろう。

しかし、安定して笑いを提供してくれる「ゆるゆり」ではあるが、それでも笑いどころが少ない回というのもある。具体的には9、10、12話あたりだが、でも大丈夫。そういうときは日常系としての「ゆるゆり」を楽しめばいいからだ。

ということで日常系としての「ゆるゆり」についてだが、ここでは日常系とは「おなじみのキャラが、いつも通りの日常を過ごしている様をみることで、癒しを得ることができる作品」であると定義する。重要なのは、日常系を見る目的は癒しを得ることであって、視聴者の予想を裏切ったり、理解するのに頭を使うようなハイコンテキストな表現を使ったりすることは求められていないということだ。雑な言い方をすれば「頭使わずに見れるアニメこそ日常系」というわけである。
そしてここで思い出してほしいのが、上に書いた“ギャグアニメ”における笑いがどういうものだったかということについて。それは視聴者の予想を裏切ること、またあえて途中を省くき、視聴者が省かれたものについて考え、それが何か気づくことで生まれる笑いだった。
ここから分かるのはギャグアニメとしての面白さと日常系としての面白さは反比例の関係にあるという事実である。つまり、ギャグアニメとしての面白さにかける回は、日常系と割り切れば楽しむことができる、キャラクター同士のマンネリの域をでないやりとりに癒しを覚えることができるのだ。
ただここで問題となるのが、その回を視聴者が初見で日常系として観れるか、ということである。言い換えれば、9、10、12話の冒頭に、「この回は日常系として楽しんでください」というようなメッセージが組み込まれているかということだが、その答えは否である。加えて「ゆるゆり」の場合、8話までがギャグアニメとして優秀なだけに、9、10話を同じようにギャグを期待して見てしまう視聴者が大半だろう。その結果抱かれるのは「(ギャグアニメとして)つまらない」という感想だ。
よってまとめると、「ゆるゆり」には確かに日常系としての面白さは十分にあるが、そもそもの“日常系として見てもらうための誘導”が少なく、その面白さを享受しづらい作品になっている、ということになる。
ここで“日常系として見てもらうための誘導”という言葉について補足しておくと、それを効果的に使っているのがあの伝説的日常アニメ、「らき☆すた」である。「らき☆すた」では確信犯的に冗長な画面を作ることで、視聴者の意識をいい意味で引き付けず、マンネリをマンネリとして受け入れさせることに成功している。タイトルコールをはじめ、毎回かなり挑戦的なカメラワークを導入している「ゆるゆり」なので、やろうと思えば「らき☆すた」のような映像を作れたろうにと思えてしまう分少し残念である。

最後に百合物としての「ゆるゆり」の面白さについて。百合はギャグとも日常系とも共存できる要素なので、これまでの議論は忘れてもらって大丈夫である。
百合物の面白さは、ひとえにキャラ同士の関係性の魅力に帰結する。この作品には様々な百合カップルが存在するが、その中でも一番魅力的に描かれていると感じたのは、京子-結衣ペアである。
まずこのペアの魅力に落ちるのが{netabare} 3話のBパート。結衣の家にお泊りする京子の、ふざけたおしてる普段とのギャップがぐっとくる。続いて11話のAパート。幼少期の京子と結衣の関係性が描かれ、昔は真逆の立場だったことが分かり、積み上げた年月の長さにしみじみとする。最後に11話のラスト。結衣が千夏と一緒にごらく部を作ったときのことを思い出すシーンで、結衣が一緒にやると言ってくれて心底嬉しそうな顔を見せる京子の、その一瞬の表情から「ほんとに結衣のことが好きなんだな」ということを想わされ、またその後の結衣の「お前のくれる楽しいが好きなんだよ」で結衣→京子の想いも分かる。完璧である。{/netabare} 各シーンの詳しい流れや演出の妙については下のぜひ<各話感想>を見てほしい。
こんなに魅力的なペアがいる作品が、百合物として面白くないわけがない。ということで「ゆるゆり」は百合物としても十分満足のいく作品といえる

ここまでギャグアニメとして、日常系として、そして百合物としての「ゆるゆり」についてそれぞれ語ってきた。日常系としてはやや惜しいところが見えたものの、その他の部分ではとても高いクオリティの出来となっており、この作品は、総合して間違いなく神アニメと認定できるだろう。
楽しい時間をありがとう。二期も期待しています。

<各話感想>
{netabare}
一話「中学デビュー」
まずは学園もののお約束、主人公の入学式の朝のシーンから。しかしいきなり画面いっぱいに表れる「ピンポン」の文字の嵐でその趣はすぐに崩れる。早速のテンプレはずしは好印象。お決まりの主人公らしいモノローグから、小学生の格好で玄関を飛び出すというところで初笑い。慌てて戻るあかりを待つ間、友達二人は赤座家を散策。パンツネタでお調子者の京子と突っ込み役の結衣、という紹介を済ませた後、京子があかりの姉の部屋をのぞくとそこには大量の妹の写真とパンツが…。物語のはじまりからいきなり不穏な空気が流れる。教室での自己紹介時にてさっそくサブキャラを紹介しつつ、話題はすぐにごらく部へ。場面はごらく部の部室に移るが、その看板には茶道部の文字が…。再び集った最初の三人。茶道部の看板含め、ごらく部の紹介が入ったのち、しかしあかりは「中学生になったんだから、もっと刺激が欲しい」とその活動に不満な様子。刺激的なものと言えば、ということでそこそこの尺を使って高速回転観覧車の話題、恋の話題になるも結局は中学生に夢を見るなという結論に。落ち込むあかりだったが京子の後ろにあるミラクるんの漫画を発見しテンションが上がる。ここで杏子がミラクるんの同人誌を書いていることが判明。そしてタイミングよく、さっきあかりのクラスにいたミラクるん似の生徒が部室の門をたたく。ミラクるん似の生徒、もとい“ちなつ”は茶道目当てに来たそうだが、京子の強引な引き留めと結衣の「守るから」宣言を経て入部することに。なおその際、結衣から「私たち、だらだらしてていいのかな」という作品の根幹にかかわりそうな台詞が。翌日、さっそく部室では案の定京子がちなつに抱き着き、それを結衣が引き離すという予想通りの図が繰り広げられる。そんな中黙ってお茶を飲んでいたあかりは、主人公であるにも関わらず三人から「影が薄い」との指摘を受ける。その後、数分かけて各々が挙げた“あかり改善案”が映像化されて流れる。この映像について、あかりが朝起きるところから始まるあたり冒頭のシーンとの呼応もあってまるで新しいアニメが始まったかのような趣がありつつ、またそこに出てくる要素はどれもごらく部の生徒たちが適当に出した案ということを前提にすることでメタ的な笑いを持たせた映像になっている。無駄に作画コストが高いのも笑える要素。無論どの案も没になり、あかりを慰めるフェーズに入る三人。京子の「特徴がないのが特徴」という究極の台詞が決め手になりあかりは覚醒。ここの豪快に真俯瞰になるカメラワークはあかりがごらく部に来てすぐのところでも使われていたもので、この繰り返し表現であかりの覚醒した様子が際立つが、これはいわゆる「上げて落とす」の「上げる」で、あかりの「それは…」に続く言葉は突然入り込んできた生徒会の生徒に遮られてしまう。やっぱり存在感を発揮できない主人公、というところで締め。
(まとめ)
作画コストがとても高く、これは内容がなくても見れちゃうやつ。事実京子がだらだらと話すところにはらき☆すた的な緩慢さを覚える。キャラ達の奔放な発想を作画と演出であますことなく面白がるという趣の作品か。主人公がぞんざいに扱われているのは個人的に新鮮。

二話「私とあなたと生徒会」
アバンでは前回の最後にあかりの存在感を食った生徒会にスポットが。「なんでいつも二番なのよ…」と頭から血を出しながら苦悶の表情を浮かべるのは生徒会副長、綾乃。一番は前回の展開からお察し、綾乃がいちゃもんをつけていた京子である。京子の天才属性が発覚したのち、綾乃は生徒会らしくごらく部の茶道部室の無断使用について言及。生徒会のもう一人のメンバー千歳の提案で、部室をめぐって勝負することに。勝負と聞いて京子が真っ先に提案したのはお色気勝負。おっさんキャラの徹底ぶりに笑う。意外にもそれに乗っかってきたのは生徒会のもう一人のメンバー千歳。百合物には必須の過激妄想キャラという位置づけか。勝負の内容はテストに落ち着くが、京子は自分が勝った時の報酬として二人の入部を提案。この反応から綾乃のツンデレキャラが確定。舞台は変わって生徒会室、二人が引き続き京子の話題を続ける中、一話であかりのクラスにいた生徒二人(櫻子、向日葵)がその門をたたく。腕章をつけているのを見るに二人も役員らしい。書類整理を任される二人だったが、なんやかんやあってごらく部のみんなも手伝うことに。そうとは知らず京子を探して学校中を歩き回る綾乃と千歳、という構図。作業中終始犬猿の仲っぷりを見せていた櫻子と向日葵だったが、櫻子が転びそうになったところで向日葵が助け、百合演出突入。その後体育の授業では再び胸のサイズをめぐる衝突がありつつも、しかしその帰り道、向日葵はラッピングしたクッキーを櫻子に渡す。デレが早すぎるかつ分かりやすすぎて笑う。なお櫻子の鈍感でつり合いがとれている様子。綾乃が風邪で学校を休んだ日、京子の提案で二年生組みんなでお見舞いに行くことに。寝込んでいた綾乃に千歳がその事実を伝えると顔を真っ赤にして「そんなはずないでしょ」とこれでもかというツンデレっぷりを見せる。目の前で繰り広げられるデレの応酬に妄想がとまらない千歳、帰るよと言われ眼鏡を探すが、「私も探すよ」と歩み寄った京子が速攻で眼鏡を踏みつけて割る。このテンポの良さは癖になる。大混乱の二年生組、というところでカメラはごらく部の部室に移り、そこには一人ぼっちでみんなが来るのを待っている主人公、あかりの姿が…。前回の次回予告通り影の薄すぎる主人公で草。
(まとめ)
それまでの百合作品から考えたら信じられないほど早くて雑なデレの応酬が、テンポよさとはっちゃけた作画でギャグに昇華されている。

三話「ウチくる⁉…いくいくっ!」
毎回恒例かと思われたあかりの「はっじまるよ~」でふざけ始めた。三話にて再び教室にいるあかりのモノローグから始まる本編。しかし手前に座るちなつであかりカメラから遮られたところで雲行きは怪しくなり、案の定焦点は次第にあかりがいる教室の前の廊下を横切った京子の方へ…。遠ざかっていくあかりのモノローグの声が笑いを誘う。ダッシュのおかげで遅刻を回避した京子だったが代わりに宿題を忘れる。放課後部室で結衣に「忘れそうなものは掌に書くといい」というアドバイスを受けて掌に「あかりちゃん」と書く。理解に一拍必要とするメタギャグ。
ごらく部らしくだらだらととりとめもない話をしながら時間をつぶす四人。そんなか結衣が突然一人暮らしを始めたことを告白。舞台は結衣の新居に移り、そこに宿題を手伝ってもらおうと京子がやってくる。二人のやり取りの中、京子の発言の絶妙な適当さが癖になる。そこにあかりとちなつも加わって結局いつものごらく部に。食材を買いに行った後、みんでお昼ご飯を料理する。なお一人だけ何もしていない京子にまず笑う。味噌を買いに行くと見せかけてインターフォンに目のドアップの天丼でまた笑う。そこからは主に、ちなつにくっつこうとする京子、それを拒否し、結衣に熱視線を送り続けるちなつ、京子を抑え込む結衣、の三要素くらいで会話がぐるぐると回る(相変わらずあかりの印象薄い)。そんなこんなで時間は過ぎ去り、あかりとちなつを見送りにマンションのエントランスまで下りる結衣。「今日は楽しかったね、また明日」という空気が漂う中、しかし部屋に戻ると案の定京子がまだ残っていて、さらに布団敷いて泊まる気満々、というオチ。
しかしシーンは続き、先ほどのテンポの良いかけあいが打って変わって、ゲームをする二人の会話はぽつりぽつりと真面目トーン。「結衣、結局追い返さなかったんだ」と気づくところでまず萌える。手前にある布団に枕が二つあるところに気づいてまた萌える。ゲームの進行の仕方についての簡単な会話があったあとで、少し間をおいて結衣が「ほんとにとまってくの」と京子に聞く。そしてその次のカット、ゲーム画面をぼんやりと見つめる二人が、一言二言また言葉をかわす。その内容は本当にとりとめのないものだが、ここのかけあいの間の取り方や口調に、二人のこれまで積み重ねてきた関係が凝縮されているのが分かり、ギャグパートとのギャップも相まって完全にやられる。時刻は22時を回り、電気を消して同じ布団に入る二人。布団のにおいをかいで「結衣のにおいがする…」というところまではテンプレだが、そこで「おなかすいた」となるのが京子節。即席ラーメンを食べてから二人は再び布団に戻る。ここからは正真正銘百合パート。京子が結衣に「ほんとに泊めてもらってよかったの」と聞くところは、いつもの京子のふざけ散らかした様子とのギャップで落ちる。続く「結衣は昔から寂しがり屋だからなあ」という京子の台詞で、結衣は家に京子が来る前の自分を思い返す。ここで、この場面の冒頭にあった“一人で本を読む結衣の長回し”が生きてくる。そして最後は、「宿題忘れてたー!」と京子が飛び起きるというオチ。完璧すぎる。翌朝、遅刻しそうになりながらごらく部の四人仲良く走って登校。この締め方、ここまではゆるゆりがどんなアニメかを伝える序章で、キャラ紹介の終わったこれからが本番なのだ、というような期待感を与えてくれている。
(まとめ)
テンポの良いギャグ調の百合としっとりとした百合とのギャップで視聴者を落とす、これがゆるゆりの力か…。その切り替えどころの映像センスも抜群である。これは神アニメですわ

四話「夏の大収穫祭」
またタイトルコールであかりいじり。「カメラさん、大丈夫ですか」でフレームが上下に揺れるところ、氷菓の万人の死角的な面白さがある。案の定挨拶は途中でカット。生徒会室にて、近づいてきた定期試験にやる気を燃やす綾乃だったが、それを見た千歳は「負けてもいいんじゃない」と妄想ワールドに入る。それに対し綾乃は、今回は一度デレを挟んでからつっこみ。綾乃のデレを引き出す要因として千歳は有能。
一緒に登校中のごらく部四人、夏が来たということで話題は七夕。京子は「ちなつとチューしたい」と短冊に書くが、そんなちなつは「結衣先輩とチューしたい」と先に短冊に書いていて、京子の怒りの矛先が結衣に向く。そして結衣がそれに答えちなつの額にキスしたことで京子はまた怒る。後者は結衣に対するデレと見ていいだろう。三人でわちゃわちゃしている中、またまた「そういえば居たな」状態のあかり、短冊には案の定「目立ちたい」と書いていた。その後しばらく風に舞う短冊を使ってシーン変え。定期試験の結果は綾乃が一位。京子の方は「同人誌の締め切りと被った」と散々な点数で、綾乃は「勝負はどうしたのよ」と当然怒るが、京子がここで七夕の話題を出し、「そういえば短冊に書いてあった綾乃が仲良くしたい人って誰なの?」と聞いたことで勝負はうやむやに。短編の詰め合わせと見せかけてつながりがあるのはいいよね。
綾乃の誘いで生徒会+ごらく部で海に。千歳がわざわざ京子と綾乃の前に出て行って妄想のために眼鏡とるの笑う。そしてどこからともなくティッシュが差し出されるまでがテンプレ。アバンで千歳が「海か~」と言ったあとで意味深にティッシュを取る手が映りこんだのはこのための伏線か。水着に着替える際、恥ずかしがる他の面子を見て、綾乃は得意げに上着を脱ぎながら「私みたいに家で水着を着てくれば安心、アンコールワットね」といつものよく考えれば全然係っていないダジャレを。ここ、台詞の前に綾乃の背景がフライングでアンコールワットになっていることで笑いが。千歳がスイカを切り分けたところではまた謎のもう一人ネタが。メンバーは八人のはずなのにスイカは9切れあって、一つ残ったのをしれっとその誰かが取る。その後も何度か画面はじで映り込むもう一人さん。遊び終わって着替えるとき、綾乃はさっき京子に「パンツ忘れたりしてるんでしょ」と言ったにもかかわらず、自分がブラを忘れたことに気づく。「そっちがあったか」と思ったらパンツも忘れているという二段構え。浴衣での花火を楽しんだ後、綾乃が千歳に「今日は千歳のおかげで楽しかった」と感謝するというしっとりシーンに。ここで綾乃の短冊に「成就」の判子が押されるというAパートの演出の反復。続いて「私こそ」と千歳が言ったところで千歳の「豊作祈願」の短冊にも判子が押され、「そういう意味か~」となる笑いが。最後はあかりがまた風に舞う自分の短冊をおっかけるところで締め。
(まとめ)
一話を通して短冊という軸が通っているところに構成の綺麗さを感じる。謎のもう一人ネタは、視聴者がミッケ的な感覚で映像に参加できる要素。10秒に一回くらいの頻度でネタか百合演出が入り全く退屈しない。

五話「あかりとかミンミンゼミがなく頃に」
深夜、京子に呼び出されちょっとそわそわしながら待ち合わせ場所でまっていた綾乃。しかし遅れてきた京子の後ろには千歳と結衣の姿が。そして訳が分からないままバス、電車を乗り継いでついた先は東京ビックサイト、「いや、京子のコミケ手伝い要因だったんかーい」というオチ。テンポよいカット並びの中で東京駅や東京タワーなどのランドマークをしっかり映すあたり映像的に気持ちいい。
というわけで二年生組でコミケ回。同人誌だけでなくコスプレ衣装も作れるというハイスペックさを見せる京子。謎のまるっこいちびキャラのコスチュームを着た千歳が、その頭の蓋をとって腰を振るというサザエさんパロディを見せる。また会場をめぐる際もその恰好のままで、妄想要員である千歳が体張って笑いとる感じ好き。後半は同人活動を楽しむ京子を綾乃が微笑ましく思うというしっとり展開。
夏休みの宿題をしに向日葵の家に来た櫻子。宿題の手伝いをさせるため、櫻子は向日葵の妹を連れてきて人質にとる。しかし向日葵妹は動揺することなく、櫻子に抱えられながら「悪いのは社会のひずみ、私が犠牲になることでみんなが幸せになるなら…」と一人だけスケールの違うことを言って櫻子をビビらせる。こういう癖の強いキャラが使い捨てのように一瞬出ては引っ込むというテンポの良さは癖になる。生徒会選挙の話になり、そういえばと向日葵は櫻子に生徒会に入った理由を聞く。櫻子は「陰でみんなを支えるってかっこよくない?あかりみたいな」と答え(この時点ですでに、「それ主人公の評価としてはどうなんだ…」という笑いはある)、そこからは櫻子によるあかねVSちなつの妄想劇場。あかりは一話で出てきたネタ、お団子髪ロケットをちなつにお見舞いするがあっさり防がれ、さらにちなつにスケスケになる魔法をかけられてしまう。「透明になってお団子もなくなったら、誰だかわからないよ」と嘆くあかり。その通り過ぎて笑う。向日葵が「私も赤座さんみたいにみんなに優しくなりたい」とうまくまとめたところで、櫻子が「じゃあ宿題手伝って」と返し、それに向日葵が「くたばれ」の反復でツッコんだところで締め。
場面は変わってちなつの家。くしゃみしたあかりが「誰かにいっぱい噂されてるのかな」と言うと(実際その通りだったわけだが)、ちなつは「そんな冗談をおいといて」としれっと言外に「影の薄いあかりが人の話題にのぼるわけないでしょ」というディスをいれる。本題は結衣の話で、しばらく、結衣にガチ恋のちなつと何も知らないあかり、という対比が続くが、キスの流れからちなつがあかりに百合を教育する展開に。ここ、急にちなつの口元のかきこみが増えて「おっと、この流れは…」と視聴者に予想させる。逃げ惑うあかりだったがついに玄関先で押し倒され、呼び鈴が何度かなるものの、ちなつはそれを全く意に介する様子もなくいきおいそのままあかりの唇を奪う…。その瞬間にカメラがQ.T.Bで夏空を映すのもなんか草。そしてカメラが地上に戻ると、屈服したあかりに開かれる玄関の戸。その先には結衣と京子二人の姿が。しばらく時が止まったように見つめ合う二人とちなつ。その間に流れるセミの声が笑いを誘う。お取込み中失礼しました、と帰ろうとする二人に、「違うんです結衣せんぱ~い」とちなつが追いすがる中、一人取り残されたあかりは床に転がされたまま絶望の涙を流す…。
(まとめ)
“主人公をないがしろにするネタ”に磨きがかかってきた。お団子髪との合わせ技や、同級生の今んとこ唯一の友達であるちなつに「夏休みは結衣先輩と仲良くなろうと思ってたのに、なんで私はあかりちゃんなんかと…」と言われたり、ちなつが結衣に他の人とキスしているのを見られる、というネタの中で雑に唇を奪われたり。あまりにかわいそうな扱いを受けるあかりだが、でも全員が百合してる世界の中で一人だけノンケなんだから仕方ないよね、うん。

第六話「あーと☆あーたー☆あーちすと」
タイトルコール時、あっかりーんと呼ばれて出てきたのはあかりのお面をつけた京子。そのパターンがあったか。「私の唯一の仕事うばわないでよ」とわたわたするあかりに、京子は「アニメも折り返し地点だし、気分転換したいよね」と“一発芸”と書いたフリップをカメラの前に置く。そしてカメラが切り替わるとそこはごらく部の部室に、という、メタ視点のまま本編突入するというネタ。なお続くメッタメタな顔芸はまじでわけわからん(誉め言葉)。
二年生の教室にて、京子は後輩から絵の上達のコツを聞かれ何かをひらめく。そこからしばらく京子が結衣にラブレターを渡すという純粋百合展開が進み、いつまでたっても結衣のツッコミが入らないのでおかしいと思ってたら京子の紙芝居だったというオチ。その後の結衣をめぐるちなつとの紙芝居対決では、ただただちなつの闇が明らかに。あかりは白目をむいて気絶し、結衣はちなつの紙芝居をとめるためちなつに抱き着くという強引な手にでる。それでも止まらなかったため京子が「ねんどやろうぜ!」とこれまた強引に話題を転換。ここ、いやさすがに突然すぎるだろという京子特有の笑いがある。なお一応芸術の秋ということでつながってはいる。
各々好きなねんどを作りながら、順々にネタを披露。中でもあかりがちなつの作ったもの(モザイク)におののくところ、京子がミラクるんをM字開脚するちなつに作り変え、ちなつが「やめてください!私がM字開脚を見せるのは結衣先輩だけです」というところ好き。前者はあかりの主人公的純粋属性の応用、後者はちなつのやばさの突き抜けの笑い。修学旅行の話が途中から出てくるが、これによって結衣の餃子→餃子→八つ橋という三段落ちや、M字開脚に怒ったちなつがお土産に木刀を頼むというネタが生まれている。M字開脚したちなつは結衣の家に置こう、という流れから結衣の家にいくことに。ここからは結衣の親戚の幼女(まり)とちなつの絡み。話題のM字開脚ちなつはまりの掌の上に。ここ、幼女にそんなもん持たすなというネタであり、かつまりがミラクるん好きという伏線。ちなつを本当のミラクるんだと思ってしまったまりのために、ちなつはついにミラクるんのコスプレをすることに。しかし「魔法出して」と言われて困った挙句ステッキを折り、「魔法使えなくなっちゃった(満面の笑み)」と言い放つ。再びちなつの恐ろしさにおののいた三人は、無理やりにちなつをまりとお散歩に行かせることに。衆人環視に晒されさらにストレスをためながらも、結衣先輩に好かれるためと耐えていたちなつだったが、まりに「(折れたステッキの)代わり」と麩菓子を渡されほっこり。少しは仲良くなれたのかな、と思ったのもつかの間。家に戻り、まりがトイレに行ったところでいつもの腹黒ちなつに戻る。それを見たまりが人生を達観しはじめたところで締め。最後のワンカットはポーズがコマネチに変った粘土ちなつ。
(まとめ)
初めてのごらく部オンリー回。ちなつの黒さがひたすら光った。あとメタいネタが増えた。あと今更だけど各話あらすじもそれぞれのキャラが持ち回りでその回を紹介する形をとっていて面白い。それにしても大久保留美さんと竹達さんの声似てるな。ゆい先輩ゆい先輩言ってるあたり特に()。

7話「クリ済ませり」
いつもあかりいじりを済ませたあと、ごらく部の部室に京子がサンタの格好してやってくる。何を言い出すかと思ったら、生徒会メンバーを交えてのシャッフルクリスマスデート。いつぞやのあかり改善のときに使ったボックスで抽選。それぞれが胸の内で期待と不安をふくらませる中、あかりだけ「私のだけ番号が書いてなかったりしないかな」と全く別の心配をする。
OP明け、最初のカップルはまさかの綾乃と結衣。なじみのない組み合わせに、案の定「気まずい」と胸の内で漏らす二人だったが、個人的にはこういう見たことないカップリングはわくわくする。そこから順々に抽選結果の開示。京子ちなつペア、向日葵櫻子ペアは予想通り。あかり千歳ペアは予想外だが意外に相性がいい様子(お互いノンケだからか…)。その後のシーン回しもそれぞれのペアを順番に。中でも面白いのがミラクるんの映画を見て、意外にも楽しんでいるちなつと何とかボディタッチをしようとする京子のペア。なおこのシーン、京子の奮闘を映すのと同時に、映画の内容も音で伝えるという高度な映像となっており、ミラクるんとライバるん(名前の安直さ好き)のコント調の会話劇が楽しめる。一方依然きまずい空気が流れる綾乃結衣ペアだったが、綾乃が「どうしよう東照宮」とつぶやいて結衣が笑ったとこで、少しだけ希望が見えはじめる(そういえばそんな関係あったな)。
今まで触れてこなかったアイキャッチについて、いままで見た萌えアニメの中で一番凝ってるような気がする。そして今回新たに登場した千歳のアイキャッチに爆笑。こんなにティッシュのイメージつけられる萌えキャラこいつ以外にいないだろうな…
Bパートに入っても、やはり一番関係が進展したのは京子とちなつ。京子はちなつが物欲しそうに見ていたぬいぐるみを覚えていて、ゲームセンターに言った際にクレーンゲームでとってあげる。その後、意を決して「手、つないでもいい」と言った京子に、ちなつは「今日だけは、いいですよ」と返す。一方結局集合時間まで何もしなかった綾乃結衣ペア。結衣がこの企画の発案者、京子への愚痴をこぼすと、綾乃もつられて千歳についての愚痴をこぼす。お互い、癖の強い友達を持ったねと若干の仲間意識の芽生えがありつつ、「私たち、あの子たちがいないと駄目ね」と実感したところで締め。場面は変わって新年の赤座家。あかりがちなつからの年賀状を見てまた白目をむいたところで、カメラはちなつの家へ。ここであかりの姉とちなつの姉が友達という意外な事実が明らかに。ちなつが結衣の年賀状を手に取ったところでカメラは今度は結衣の実家に。結衣とまりのほのぼのとした絡みが見られる。最後はいつも通りごろ寝中の京子。ラストカットは気絶中に親戚たちにあそばれるあかりの図。
(まとめ)
各キャラ、各ペア平等にカットが振られた回。それゆえその一つ一つではあまり進展が見られなかったという印象。ただし京子とちなつは例外で、割にベタな百合展開だったが結構ときめいた。やっぱり自分は百合がそもそも好きなんだと改めて実感。あかりいじりの面白さは健在。

八話「エイプリルフール」
今回のタイトルコールはあかりとちなつで。二人は「二人の出番はここまで」と言われて透明になる。「あっかりーん」が透明になるときの効果音と化してるの草。
新学期を控え、生徒会室にて備品の整理をする綾乃と千歳。その最中、千歳が嘘をつき、京子がそれをあとで指摘するというゲームをする。明らかに嘘と分かる嘘をつき続ける千歳だったが、片づけが終わった後で「嘘をつく、と言ったことが嘘」とネタバラシ。その中で明らかになった「うち、双子やねん」を次のシーンに持ち越し(ほかの嘘も後回収)。場面は変わって、春休みの宿題をしに近所の図書館に来た京子と結衣。二人は本を読む千歳を見つけるが、千歳(?)は京子が何をやっても反応を示さない。二回目に京子が無視されるあたりで、視聴者はその子がくだんの千歳の双子だと察する。綾乃と千歳が図書館に来たところで、正式に双子の妹(千鶴)だったとネタバラシ。
Bパート、メインスポットは無論この千鶴。放課後千歳、綾乃と廊下を歩いている途中で、不意に眼鏡をはずし千歳×綾乃で妄想を始める。いやお前もかい。しかも流すのはよだれ、絶妙に汚い。その対応に追われる綾乃が、「マーライオンみたい」とのんきに笑っている京子につっかかると、その様子を見ていた千歳はすかさず眼鏡をはずして鼻血を出す。これもう収拾つかねえな。図書館での一件以来千鶴は京子のことを真っ向から嫌っている様子だが、京子は「ツンデレ?」と全く真面目に取り合わない。京子のこういうずうずうしさ好き。二人一緒に帰宅した池田姉妹。宝くじと漬物の嘘をさらっと回収したのち、先ほどシーンでの会話にもあったように、千歳の入っているお風呂に千鶴も入ろうとしたところでセクシー下着の嘘回収。この不意打ちは笑う。最後千鶴が千歳のベッドに入ってきてほっこりしたところで締め。ついでに綾乃の家でもちゃっかりお泊り会が開かれており、久々の綾乃×京子萌え。
(まとめ)
二年生+千鶴回。千歳の嘘の仕掛けは面白かった。なので嘘が回収される後半のたたみかけは良かったのだが、前半の嘘を張る下りと図書館での下りは弛緩していた印象。

9話「今年の夏はこわくない」
今回はごらく部雑談回。夏ということで、綾乃と千歳を対象に肝試しをしようと計画するごらく部。おばけ屋敷って本物いるのかな、という話題になったところであかりが「怨念はおんねん、みたいな」と、たぶん今回初めて自分から話に乗っかってくるが激すべりする。
クーラーを求めて、また怪談話をしながら生徒会室へ向かう一行。京子が「ほら、ドアを開けたら亡霊が、みたいなのよくあるじゃん」と生徒会室の戸を引くと、その奥には本当に少女の亡霊が…。慌てて逃げ帰るごらく部、しかし視聴者にはそれが今までようとして姿をみせてこなかった生徒会長だと分かっている(2話で出てきた生徒会の写真にいた)。その後再び会長一人になった生徒会室に、ぼろぼろの白衣を着た先生が来る。仕事のことを聞きにきた綾乃との会話にて、会長が声がめちゃくちゃ小さいキャラと判明、その声を唯一聞き取れるのが西垣先生、ということらしい。校長に追い出されたとかで生徒会室で何やら危ない実験を始める。逃げる途中で転んで離脱したあかりを探して生徒会室に戻ってきたごらく部。扉の前で綾乃、千歳と再会したところで中から爆風が。先生と綾乃に介抱される会長を見てごらく部の誤解は解ける。そして千歳の口から、会長が去年の夏の海旅行の際にも来ていたことが判明。あのときの謎のもう一人は会長だったと。あかりに影薄いキャラの強力なライバル登場である。最後はさっきまでごらく部にいたあかりは生霊だった、という怪談オチ。「怨念はおんねん」がまさか伏線とは。
(まとめ)
らき☆すた的緩慢さが如実に表れた回。笑いを求めてみると少々退屈。らき☆すたがあれで許されているのは、映像のあまりの冗長さに作り手の確信犯的な意図が感じられるからではなかろうか。それと比べると、ゆるゆりに見られる緩慢さは中途半端という印象を受ける。

10話「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」
タイトルコールにて一年生組の出番終了。京都に向かうバスで京子がリバース。大量に持ってきたライオンの巾着袋がさっそく役に立つ。二年生組で集合して京都観光。笑いどころとしては千歳の鼻血ネタ。結衣が大浴場で失血死しそうになる千歳を想像したり、夕飯のシーンで京子が綾乃に大根をあーんするとき画面はじで千歳の鼻血が味噌汁の上に垂れたり。なお夕飯を食べ過ぎて京子が再びリバースする際にはまたライオンの巾着袋のイメージが挿入される。枕投げのシーンで綾乃が「男言葉禁止!」というルールを追加したときにもじもじしている結衣可愛い。最後は枕投げで出た汗を流すためにまた大浴場に。修学旅行中に「こんな日々がずっと続けばいいなあ」と言うボケを投げる京子だったが、「いまだけはいい気分だから」とみんなツッコまずにしみじみと空を見上げる。
(まとめ)
修学旅行という非日常の中で繰り広げられるのは、いつも通りのマンネリ。今回も笑いどころとしては少なかったが、いつも以上にはっちゃけている京子を見ているのは楽しいし、京子の一挙一動に顔を赤らめてツンデレを発動する綾乃は可愛いしとオタクはそれだけで満足。

11話「わたしたちのごらく部」
まさかのタイトルコールなし。あかり、京子、結衣のおさななじみ組の過去シーンから。これまたまさかだが、昔は結衣が元気っこで京子は泣き虫っこだったことが判明。
部室で結衣の持ってきたアルバムを見るごらく部四人。京子がその中の一枚を指して「このときは喧嘩したんだよな」と言うところから回想スタート。幼女姿のあかり、京子、結衣が公園で何して遊ぼうかと話していると、ちょっと待ちなさいよともう一人の幼女が割って入ってくる。その声の主はまさかのちなつ。そこから三人対ちなつで公園の争奪戦が始まる。タッチしたら菌が移るとか、地球が何回回った日とか、台詞の節々に幼女みが感じられるのが可愛い。特にちなつと結衣で悪口を言い合い、ついに殴り合いに発展かと思いきや互いの鼻をつまみ合う、というところ、意外性とあるあるが相まってとても微笑ましい。各キャラについては、泣き虫京子には今とのギャップが効いた可愛さがある一方、男勝りな結衣は、一見今とは正反対という印象を受けるが、前回の枕投げの際に女言葉を恥ずかしがっていたのが記憶に新しく、口調だけは昔から変わっていないんだなと分かちじーんとくる。あかりも昔から一人だけテンションのずれたことを言って周りを引かせていた様子。ちなつに関してはいわずもがな。回想が終わり、「許せません、その悪ガキ」とちなつが怒るとこまでがテンプレ。あかりだけが写真の奥に移るちなつに気づき、アルバムを閉じると同時に悲しい真実にそっと蓋をする…。
部室でだらだらとくつろぐ京子を見て、昔の方がよかったと口をそろえて言う三人。それに腹を立てて相変わらず訳の分からない捨て台詞を吐いて部屋を出ていった京子だったが、翌日、再びごらく部の部室に来た京子の様子は一変していた。まるで別人のように清楚で知的な雰囲気をまとった京子。なにやら難しそうな本を開いて「フェルマーの最終定理、奥が深いなあ」とつぶやく(とりあえずフェルマーとか言っておけば頭よく見えるだろという発想が安直すぎて笑う)。ドン引きする三人が京子の後ろに回ると、その後頭部にはでっかなたんこぶがあり、ここで京子がおかしくなった原因は階段で転んで頭を打ったからと判明。どうすべきか悩んだ末とりあえず生徒会室に京子を連れていく三人。綾乃が京子の豹変ぶりに動揺する中、結衣は千歳から「叩いたら治る」とハリセンととんかちとバーベルを授けられる(ここ、「いやこれで叩いたら死ぬだろ」という笑い)。部室に戻り、「京子ちゃんは私たちの中心にいてくれなきゃ!」と思いを伝えるあかりだったが、京子に「私はあかりちゃんに中心にいて引っ張っていってほしい」と言われて気持ちが揺らぐ。いや草。そういえば、とごらく部が茶道部の部室を無断使用していることを問題に思い始めた京子。どうするべきか考えなきゃね、と不穏なことを言い出す。その後は、いつもと違う京子に他メンバーがコレジャナイ感を露わにしていくパート。中でもあかりが「(いつもみたいにないがしろにされないと)影が薄いっていう役割もなくなっちゃうみたいで」と危機感を覚えるところ笑う。そんなツッコミどころはありつつも、映像はだんだんとしんみりとした空気を帯びていき、そして最後には京子がついにごらく部を廃部にすると言い出すというこれ以上ないシリアス展開に。茶道部の部室を無断使用しそもそもの活動実態もない、そんな部活があってはいけないと言う京子。それを聞いて、結衣は京子と一緒にごらく部を立ち上げたときのことを思い返す。ここの回想のときの、結衣に「しょうがないなあ京子は」と言われたときに見せる京子の笑顔好き。結衣にそういわれて一瞬心の底から嬉しそうな表情をした後、いつものような無邪気な笑顔になる。神演技。そんな京子のことを思い、廃部なんてやだ、戻ってよ京子と結衣は泣きつく。ここの結衣の「お前がくれる楽しいが好きだったんだ」という台詞が染みる。好きは好きでも、あなたと一緒に過ごす楽しい時間が好き。友達でも百合でもない、“ゆるゆり”という関係性の一つの答えがここにあるという気がした。そんな結衣を見て、あかりとちなつも京子に戻ってきてほしいという気持ちをぶつける。最後に結衣が「そういうわけだから」と言ったところでシーンが切れ、視聴者としては「ついにあれを使うのか…」というお察し状態。日が変わって、一話と同じようにごらく部の部室に綾乃と千歳が乗り込んでくると、京子は「お、勝負か!」といつも通りの反応を見せる。あれ、無事もとに戻ったんだと思いきや、カメラがその背後に回るとたんこぶが二つに増えている、というオチ。知ってた。一件落着のムードが流れる中、いままでいなかったあかりが「あっかりーん」の掛け声とともに勢いよく飛び出してきて机の上に乗る。その明らかにイッてしまっている目をみて、お前もかよ、というツッコミと、やっぱり主人公の扱いが雑過ぎる、という笑いが入ったところで締め。
(まとめ)
過去回想あり、廃部の危機ありと最終回っぽい一話。いままでで一番のシリアスだったが、笑えるところも十分にあった。ここぞとばかりに気合の入った作画も、かなり効果的に働いてくれていたと思う。

12話「みんなでポカポカ合宿へ」
最終回も変わらずないがしろにされるあかり。タイトルコールの役割さえも幼女のまりちゃんにとられる。本日は6話の時点で予定していた合宿回。京子の持ってきた着ぐるみパジャマを着たり、生徒会組と退学をかけて勝負したり、ドラム缶のお風呂に入ったり、チョコを食べてキス魔と化した千歳をとめたり、早朝あかりが自分の身を挺してみんなを爆発から守ったりといつも通りのテンションではちゃめちゃな一日を過ごしたごらく部であった
(まとめ)
前回の最終回っぽい回を受けての日常回。日常系はやっぱりこういう終わり方がいいよね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「みんなでポカポカ合宿へ」視聴。

笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「中学デビュー!」
えへへ、みんなこんにちは。
『ゆるゆり』主人公の赤座あかりだよ!
この春、あかりは中学生になりました! わ~い♪
新しい環境に胸がドキドキのあかりを迎えてくれたのは、幼なじみの京子ちゃんと結衣ちゃん。
あかりは、そんな二人が作ったごらく部に入部したんだけど、そこに思いもかけない子が現れたの。
あ、あなたはまさか……!?
さあ、あかりと愉快な仲間たちのゆるゆるっとした日常が、はっじまるよ~!

第2話「私とあなたと生徒会♥」
ちぇすとー!
おいどんがごらく部部長、歳納京子でごわす!
てへっ、なんちって★(パチンッ←ウインク)
いやあ、せっかくのアニメ化なんだし、ここはバッチリとキャラを作っておかないとね!(よけいなことせんでいい。 by結衣)
さあ、2話からは急展開だぞ。
学園を影から支配する生徒会がついに動き出しちゃったからね。
よーし、学園アニメらしく生徒会と戦うぞ!
結衣とあかりは私についてこい!
そしてちなつちゃんは、私の胸に飛び込んでこーい!

ゆるゆり vol.1(Blu-ray Disc)
映像特典
•番組宣伝ご当地SPOT(計4種)
TV TOKYO(ごらく部)15秒 ver.、30秒 ver.
TV OSAKA(綾乃&千歳)15秒 ver.、30秒 ver.
•BD&DVD宣伝SPOT 「やかまCM」
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第3話「ウチくる!? …いくいくっ!」
どうも、船見結衣です。
ところで、これを初めて見る人に言っておくけど、2話のあらすじは嘘八百だから信用しなくていいよ。
それにしても、あかりやちなつちゃんといった後輩ができたのに、今日も宿題を忘れてきたりして、京子は全然成長しないな。
まあ、せっかくの日曜だし、京子のことは忘れてのんびりとするかな……って、なんでおまえがうちにいる!?
やれやれ、あかりにちなつちゃんも加わって、どんな日曜になることやら。

第4話「夏の大収穫祭」
結衣先輩だいだいだ~い好きな吉川ちなつです。
きゃっ、私ったらこんなこと大声で言っちゃって恥ずかしい~!
さて、期末テストも終わって夏休みなんだけど……はあ、学校がお休みだと結衣先輩に会えなくて寂しいなあ……。
もう、夏なんてつまんない!って思ってたら、なんと結衣先輩からお誘いが!
きゃ~ん、嬉しいよ~。
昼は海で泳いで夜は花火がしたいです!
結衣先輩の水着……!
結衣先輩の浴衣……!
よっしゃあ、夏最高!

ゆるゆり vol.2(Blu-ray Disc)
映像特典
•番組宣伝ご当地SPOT(計4種)
TV AICHI (あかり&ちなつ)15秒 ver.、30秒 ver.
TV SETOUCHI (櫻子&向日葵)15秒 ver.、30秒 ver.
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第5話「あかりとかミンミンゼミとかなく頃に」
七森中学校生徒会副会長の杉浦綾乃です。
まったくもう、一学期は歳納京子に振り回されて、ホ、ホントに散々だったわ!
夏休みの間は顔も見なくてすむかと思うと、すごく、すっごく、気が楽……あら、電話?
えっ、歳納京子!?
わ、私を急に呼び出すだなんて、な、何を考えているのかしら……(ドキドキ)
ま、まあ、仕方ないからつきあってあげる……って、どこまで連れて行く気よ~~~~~!?
夏休みまで歳納京子に振り回されるなんて、もう、勘弁カンベンカンボジアなんだから!

第6話「あーと☆あーたー☆あーちすと」
生徒会の池田千歳いいます。
皆さんにはいつもお世話になってますなあ。
さて、歳納さんたちは芸術の秋ということで、何か面白そうなことしとるみたいやねー。
芸術かあ。
せっかくだし、綾乃ちゃんも一緒に芸術すればええのになあ。
たとえば歳納さんが綾乃ちゃんをモデルに、絵を描いた(ブバアッ!)り、彫刻を彫っ(ブッシャアッ!)たり、二人の恋物語を書いてみ(ボタボタボタ)たりとかどうやろ?
うふふ、最高や、芸術の秋……(バタッ!)。

ゆるゆり vol.3(Blu-ray Disc)
映像特典
•ちなつ特製紙芝居「どうして☆止まらない☆トキメキ☆ドキドキ☆パラドクス☆エターナル」完全版
•番組宣伝ご当地SPOT(計2種)
TV HOKKAIDO (京子&結衣)15秒 ver.、30秒 ver
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第7話「くり済ませり」
みんなよく聞け!
私が生徒会次期副会長、大室櫻子だぞ!
杉浦先輩の後継者は私しかいなーい!
さて、早いもので今年ももうすぐ終わり……って、あれ?
生徒会選挙ってやったっけ?
……まっ、べつにいいか。
今日は楽しいクリスマスだしね。
今年こそサンタが来るまで寝ないで、プレゼントをごっそりいただく!
でもその前に、生徒会とごらく部の合同ドキドキシャッフルデートがあるんだよね。
私の相手はあかりちゃんかな?
それともちなつちゃ……って、おまえかよ!? ちっ!

第8話「エイプリルフール」
皆さん、櫻子にだまされてはいけませんわ。
生徒会次期副会長の座は、櫻子ではなくこの私、古谷向日葵のものです!
さあ、季節は春。
新しい出会い、新しい生活、新しい自分の始まりですわ。
私も新一年生として……って、新しい……スタート?……まあ、べつにいいですわ。
それよりも、次期副会長となるためには、しっかり仕事をやりませんと。
あっ、池田先輩、ちょうどいいところに。
この書類なんですが……って、あら? 池田先輩……ですよね?

ゆるゆり vol.4(Blu-ray Disc)
映像特典
•BD&DVD宣伝SPOT 「やかまCM第2弾」
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第9話「今年の夏はこわくない」
池田千鶴……。
千歳姉さんの双子の妹……。
暑い夏だけど、姉さんは泣き言ひとつも言わずいつものように真面目に生徒会の仕事。
さすがは姉さん。
立派。
仕事はもちろん、杉浦さんと一緒。
どんなに暑くても、二人は一緒……(ダラ~) あっ、姉さんが杉浦さんと楽しそうに笑ってる……(ダバー)……む?……ちっ、またあいつが来た。
どうしていつも、姉さんと杉浦さんの邪魔を……って、こっちくんじゃねえ! おまえが爆発しろ!

第10話「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」
…………………………。
『生徒会長の松本りせです。よろしく』と言ってるぞ。
ああ、ちなみに私は理科教師の西垣奈々という。
爆友、年中無休で募集中だ。
…………………………。
なに? 『二年生の後輩が修学旅行中で生徒会室が静かで寂しい』だって?
よし、それなら私がかわりに騒いでやろうじゃないか。
…………………………。
いや、お茶なら私がいれよう。
なに、たまには実験以外で調合するのも悪くな――ドッカアァァァァァァァァァァンッ!

ゆるゆり vol.5(Blu-ray Disc)
映像特典
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第11話「わたしたちのごらく部」
歳納京子です。
ごらく部の部長を務めさせてもらっています。
今日もごらく部にはみんなが勢揃い。
結衣がいて、あかりちゃんがいて、ちなつちゃんがいて、そして……私。
う~ん、みんなと一緒にいるのはとても楽しい時間だけど、やっぱり遊んでばかりじゃ駄目ね。
それに、そもそもここは茶道部の部室なんだもの。
ルールはちゃんと守らないといけないわね。
……よし、決めたわ。
みんな、聞いて。
このごらく部は、今日を限りに――

第12話「みんなでポカポカ合宿へ」
ええと……どうもこんにちは。
『ゆるゆり』主人公の赤座あかりです。
……主人公でいいんだよね?
もう最終話だけど、ちゃんと自信をもって主人公って言ってもいいんだよね!?
ううう、一話の時は胸を張って言えたのになあ……シクシク。
ううん、くじけちゃ駄目だよ、あかり!
自信を持って、あかり!
なんといっても今日は全員集合の合宿。
あかりの存在感を見せつけるにはバッチリの舞台なんだから!
さあみんな、あかりの輝きをしっかり目に焼きつけて!
そう、またいつか会えるその時まで!
それではまた会う日まで……あっかり~ん。

ゆるゆり vol.6(Blu-ray Disc)
映像特典
•これが幻の、七森中♪りさいたるCMだ!
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

「ごらく部」活動再開! テレビアニメ『ゆるゆり』第3期の制作が決定
このたび、テレビアニメ『ゆるゆり』第3期の制作が決定しました! それに伴い、キービジュアル第1弾も公開です!

現在、「コミック百合姫」にて好評連載中の『ゆるゆり』は、2011年にテレビアニメ『ゆるゆり』(第1期)が放送開始。続けて2012年にテレビアニメ『ゆるゆり♪♪』(第2期)が放送。そして2014年にOVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』が劇場上映され、人気を博しました。

そしてついに、2015年テレビシリーズ第3期の制作が決定したのです!
アニメーション制作が動画工房からTYOアニメーションズへ変更

ひるしゃすめもりーず
ACE2012で限定発売された「プレシャスメモリーズ」のパロディカード。そのため、「プレシャスメモリーズ」のデッキに組み込むことはできない。
「ひだまりスケッチ」とのコラボであり、赤座あかりと「ひだまりスケッチ」のゆのが収録された。
名付けて「ひるまり」と題し、ACE2012会場内にてコラボグッズが発売された。

『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめによる日本のストーリー4コマ漫画『ひだまりスケッチ』を原作とし、TBSほかで放送されたテレビアニメ作品。2007年に第1期が放送され、その後、第4期まで製作・放送された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

第1期は2011年7月から9月まで、テレビ東京ほかにて放送された。全12話。キャッチコピーは、「笑われればいいと思うよ。」。

第1巻が発売した時点で女子校出身のプロデューサーの目に留まり、そのことがアニメ化のきっかけになったという。テレビアニメ版のキャスティングは、ごらく部メンバーを演じる声優には主に新人を配し、生徒会には人気声優を配するという方向性で行われた。テレビアニメ版では、原作では男性教師が登場していた場面を女性教師に差し替えるなど、基本的に端役も含めて女性しか登場しない作品として描かれている。1話分の構成は、複数の原作エピソードを繋げた形になっている。
各話アバンタイトルは主人公、あかりによるタイトルコール(本人曰く「唯一の仕事」)から入る構成となっている。第2話以降ではこのタイトルコールをハプニングで台無しにされたり、そこであかりの出番が終わったりするという趣向が施されており、あかりの影が薄く、不遇という設定が反映されている。
CM前後のアイキャッチは個々のキャラクターの走り姿や様々な表情に焦点を当てた内容で、10秒と長めに作られている。アイキャッチのBGMには登場キャラクターのキャラクターソングの、オフヴォーカル版が用いられている。

オープニングテーマ
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」
サビの最後の「大事件」というフレーズが「愛知県」と聴こえることがネットコミュニティ等で話題になった。 アニメ制作側もこのネタを好意的に受け止め、愛知県名古屋市で行われたファンイベントのタイトルを 『ゆりゆららららゆるゆり愛☆知☆県♪』と名づけている。

エンディングテーマ
「マイペースでいきましょう」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 50

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

正直、OPしか記憶にない

緩すぎて見た直後から内容を忘れてしまう。何も考えたくないときに見たいアニメかも。すごく面白いっていうわけでもない。だからこそのゆるゆりかなと思う。

かなり主人公の扱いが酷い。本当に主人公なのかってくらい存在を忘れられてしまう。見ていた僕も忘れているときがある。そこをネタにしている作品ではあるのだが。

ゆるゆりのアニメ1期って2011年放送だったんだな。時の流れって恐ろしい。


OP
ゆりゆららららゆるゆり大事件 歌 七森中☆ごらく部
ED
マイペースでいきましょう 歌 七森中☆ごらく部
挿入歌
魔女っ娘ミラクるん♪ 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)

OPのインパクトが兎に角強い。この主題歌を聴くためにこのアニメを見たようなもの。
ゆりゆららららゆるゆり大事件って!!カラオケで歌おうと思ったけど、噛んでしまうし、難しい。2番の歌詞の早口っぽくなるところもつい引っかかってしまう。悔しい。
アニメ関係ないけど、安元洋貴が歌ったものもありまして、衝撃を受けた記憶がある。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。


1. 中学デビュー!
えへへ、みんなこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりだよ!この春、あかりは中学生になりました! わ~い♪新しい環境に胸がドキドキのあかりを迎えてくれたのは、幼なじみの京子ちゃんと結衣ちゃん。あかりは、そんな二人が作ったごらく部に入部したんだけど、そこに思いもかけない子が現れたの。あ、あなたはまさか……!?さあ、あかりと愉快な仲間たちのゆるゆるっとした日常が、はっじまるよ~!

2. 私とあなたと生徒会
ちぇすとー! おいどんがごらく部部長、歳納京子でごわす!てへっ、なんちって★(パチンッ←ウインク)いやあ、せっかくのアニメ化なんだし、ここはバッチリとキャラを作っておかないとね!(よけいなことせんでいい。 by結衣)さあ、2話からは急展開だぞ。学園を影から支配する生徒会がついに動き出しちゃったからね。よーし、学園アニメらしく生徒会と戦うぞ! 結衣とあかりは私についてこい!そしてちなつちゃんは、私の胸に飛び込んでこーい!

3. ウチくる!? …いくいくっ!
どうも、船見結衣です。ところで、これを初めて見る人に言っておくけど、2話のあらすじは嘘八百だから信用しなくていいよ。それにしても、あかりやちなつちゃんといった後輩ができたのに、今日も宿題を忘れてきたりして、京子は全然成長しないな。まあ、せっかくの日曜だし、京子のことは忘れてのんびりとするかな……って、なんでおまえがうちにいる!?やれやれ、あかりにちなつちゃんも加わって、どんな日曜になることやら。

4. 夏の大収穫祭
結衣先輩だいだいだ~い好きな吉川ちなつです。きゃっ、私ったらこんなこと大声で言っちゃって恥ずかしい~!さて、期末テストも終わって夏休みなんだけど……はあ、学校がお休みだと結衣先輩に会えなくて寂しいなあ……。もう、夏なんてつまんない!って思ってたら、なんと結衣先輩からお誘いが! きゃ~ん、嬉しいよ~。昼は海で泳いで夜は花火がしたいです! 結衣先輩の水着……! 結衣先輩の浴衣……! よっしゃあ、夏最高!

5. あかりとかミンミンゼミとかなく頃に
七森中学校生徒会副会長の杉浦綾乃です。まったくもう、一学期は歳納京子に振り回されて、ホ、ホントに散々だったわ! 夏休みの間は顔も見なくてすむかと思うと、すごく、すっごく、気が楽……あら、電話? えっ、歳納京子!?わ、私を急に呼び出すだなんて、な、何を考えているのかしら……(ドキドキ) ま、まあ、仕方ないからつきあってあげる……って、どこまで連れて行く気よ~~~~~!?夏休みまで歳納京子に振り回されるなんて、もう、勘弁カンボジアなんだから!

6. あーと☆あーたー☆あーちすと
生徒会の池田千歳いいます。皆さんにはいつもお世話になってますなあ。さて、年納さんたちは芸術の秋ということで、何か面白そうなことしとるみたいやねー。芸術かあ。せっかくだし、綾乃ちゃんも一緒に芸術すればええのになあ。たとえば年納さんが綾乃ちゃんをモデルに、絵を描いた(ブバアッ!)り、彫刻を彫っ(ブッシャアッ!)たり、二人の恋物語を書いてみ(ボタボタボタ)たりとかどうやろ?うふふ、最高や、芸術の秋……(バタッ!)。

7. くり済ませり
みんなよく聞け! 私が生徒会次期副会長、大室櫻子だぞ! 杉浦先輩の後継者は私しかいなーい!さて、早いもので今年ももうすぐ終わり……って、あれ? 生徒会選挙ってやったっけ?……まっ、べつにいいか。今日は楽しいクリスマスだしね。今年こそサンタが来るまで寝ないで、プレゼントをごっそりいただく! でもその前に、生徒会とごらく部の合同ドキドキシャッフルデートがあるんだよね。私の相手はあかりちゃんかな? それともちなつちゃ……って、おまえかよ!? ちっ!

8. エイプリルフール
皆さん、櫻子にだまされてはいけませんわ。生徒会次期副会長の座は、櫻子ではなくこの私、古谷向日葵のものです!さあ、季節は春。新しい出会い、新しい生活、新しい自分の始まりですわ。私も新一年生として……って、新しい……スタート?……まあ、べつにいいですわ。それよりも、次期副会長となるためには、しっかり仕事をやりませんと。あっ、池田先輩、ちょうどいいところに。この書類なんですが……って、あら? 池田先輩……ですよね?

9. 今年の夏はこわくない
池田千鶴……。千歳姉さんの双子の妹……。暑い夏だけど、姉さんは泣き言ひとつも言わずいつものように真面目に生徒会の仕事。さすがは姉さん。立派。仕事はもちろん、杉浦さんと一緒。どんなに暑くても、二人は一緒……(ダラ~) あっ、姉さんが杉浦さんと楽しそうに笑ってる……(ダバー)……む?……ちっ、またあいつが来た。どうしていつも、姉さんと杉浦さんの邪魔を……って、こっちくんじゃねえ! おまえが爆発しろ!

10. 修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう
…………………………。『生徒会長の松本りせです。よろしく』と言ってるぞ。ああ、ちなみに私は理科教師の西垣奈々という。爆友、年中無休で募集中だ。…………………………。なに? 『二年生の後輩が修学旅行中で生徒会室が静かで寂しい』だって? よし、それなら私がかわりに騒いでやろうじゃないか。…………………………。いや、お茶なら私がいれよう。なに、たまには実験以外で調合するのも悪くな――ドッカアァァァァァァァァァァンッ!

11. わたしたちのごらく部
歳納京子です。ごらく部の部長を務めさせてもらっています。今日もごらく部にはみんなが勢揃い。結衣がいて、あかりちゃんがいて、ちなつちゃんがいて、そして……私。う~ん、みんなと一緒にいるのはとても楽しい時間だけど、やっぱり遊んでばかりじゃ駄目ね。それに、そもそもここは茶道部の部室なんだもの。ルールはちゃんと守らないといけないわね。……よし、決めたわ。みんな、聞いて。このごらく部は、今日を限りに――

12. みんなでポカポカ合宿へ
ええと……どうもこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりです。……主人公でいいんだよね? もう最終話だけど、ちゃんと自信をもって主人公って言ってもいいんだよね!? ううう、一話の時は胸を張って言えたのになあ……シクシク。ううん、くじけちゃ駄目だよ、あかり! 自信を持って、あかり! なんといっても今日は全員集合の合宿。あかりの存在感を見せつけるにはバッチリの舞台なんだから!さあみんな、あかりの輝きをしっかり目に焼きつけて!そう、またいつか会えるその時まで!それではまた会う日まで……あっかり~ん。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

68.5 2 修学旅行で日常系なアニメランキング2位
それでも歩は寄せてくる(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (179)
595人が棚に入れました
将棋初心者・田中歩は八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが実力は遠く及ばない。一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…2人しか部員のいない将棋部では今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛けるムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ごく平凡なラブコメ

{netabare}
高木さんの作者の作品。
この作者の作品で楽しめた試しがないけど、これは主人公ヒロインともキャラデザ好きだったし、将棋と言う題材もあって期待してたけど、やっぱり駄目でした。

完全に飽和状態のラブコメジャンルでこれもそのテンプレの一つでしかなかったかなと。将棋要素も大してないし本当に個性がないに等しかった。
1話時点からお互い惚れてて恋愛感情の進展とかも一切ないし、最初から最後までただただイチャイチャしているだけという完全に虚無アニメだった。
早く付き合えよって言いたくなる。
と言うかもう実質付き合っているようなもので...。

まあそういうところじゃなくてキャラ同士の絡みを楽しむアニメなんだろうけど、やはりこれ系のラブコメはどこかで見たようなありきたりな展開ばかりでつまらないです。
良い回は良かった印象があるけど、基本的に退屈。
2人のキャラは好きだったので、最初の方はキャラで楽しめてたけど、後半になっても基本的に二人の絡みばかりなのでさすがに飽きました。
まあ退屈だっただけで、日常アニメとしてここが悪いみたいな点はあまりなかったので、ノリが合う人なら楽しめるんだろうけど...。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
実質高木さんの逆バージョンかw いや、好きなんかいw 謎ダンスop
男で停めたらくノ一ツバキを髣髴とさせられるw 翻訳難しそうなアニメ。
可愛い。はよ付き合え。もうほぼ告白やんw もう告白してる定期。
これ弱いだろw にしてもここまで差があると将棋部楽しくなさそうだなw
お互い本心は噛み合ってるのにw
だからそれもう告白だろw 既にカップル成立してる。

2話 ☆8
この素のえっみたいな演技すこw 好きな人とか書かれてたら問題でしょw
たい焼きなのに乾杯とは。
硬い顔してる裏腹で実は惚れているという設定が面白いな。

3話 ☆8
角と竜ってなんか不釣り合いだな。催眠のやべーやつ。この子可愛い。
大胆な告白。もう告白しとるやんけ付き合えや。
それぐらい自分らでやれw 3つも食うんか。
話の筋、テーマが普通だから高木さんより好きだわ。
1番を教えてくださいとは。

4話 ☆7
なんだその驚き方w 逆に驚いてるし。1人で将棋部?
ベタすぎるセリフやめろw 学校にテレビとか。エロアニメかな?
6枚落ちじゃないとダメってかなり差あるのでは。
6枚落ち勝ちで告白は甘え。初詣にそんなこと言うなやw
てか時間経過早いな。

5話 ☆5
言うほどJK少女漫画読んでるか? すんすんすーん
クソ映画やんけ。クソ改変やめろ。

6話 ☆5
はよ渡せや。全員はよ付き合えや。プレゼント渡すぐらいでグダるな。

7話 ☆6
1クール中盤でクラス替えかよ。鈍感系主人公。
これ系で別クラスになる展開が見たい。
これで主人公以外の誰とも関わってなかったらさすがに気づけ。
あ、学年違うのねこの2人。ビビっとラブ 裏切られる友達。
これ系のラブコメでキャラ2人はきつかったから増えるのは嬉しい。
剣道で勝負するんかよw
将棋部入った意味は何だったのか。興味無い部活とか絶対苦痛だろ。

8話 ☆5
普通にうるし以外にはバレてて草。こいつら全員同じ思考なの草。
将棋要素うすすぎるのきついな。歩くんハーレム状態。眠い。

9話 ☆7
それ走るよりも汗かきそうだな。でこ 将棋要素…?
桂馬の癖に前にビーム出すな。これ入ってるのでは?
ゲーセンでお菓子って馬鹿だよな。

10話 ☆7
でっか。ラブコメでOPカットやめろ。結婚相談かよ。
いやいや平手で戦えやさすがに8枚はダサいやろ。草。
てかなんで話聞いてもらいたいんだっけ? 剣道で戦おう。
てか全然似てねえな。ロリ可愛い。うるしのせいやんけw 今回面白いな。
奈良に食べ物とは。はい2手差し。修学旅行でそういう水着着るのか…。
将棋ってそんなすぐに強くなれんがな。

11話 ☆5
胸がどうこういう会話ほんと嫌い。自分のことで願い事しろよ。
クソみたいな盤面で草。なんも無い回だな。
主人公もう教えられる立場になってて草。今回電話せんのかい。

12話 ☆4
ベタすぎるセリフで草。マジで凡作なラブコメって感じ…。
普通に見つかるわか。4枚落ちかよw
進展とかもないし絡みが特段面白かったということも。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この想い、一手ずつ

この作品の原作は未読ですが、視聴を楽しみにしていた作品です。

作者は山本崇一朗先生…
これまで、「からかい上手の高木さん」や「くノ一ツバキの胸の内」などの作品を輩出している方と知ったら否が応でも視聴意欲爆上がりですよね。
まぁ、否が応でもというのは言葉のあやで、否という要素は微塵もありませんでしたけれど…


将棋初心者・田中 歩は
八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。

「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが
実力は遠く及ばない。

一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…

2人しか部員のいない将棋部では
今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?

「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛ける
ムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
確かに、「からかい上手の高木さん」や「くノ一ツバキの胸の内」と笑いのポイントは似ていたように思います。

特徴は、どこか少しズレてるんだけど、一つのことに一生懸命、若しくはこだわるキャラと、そんなキャラに寄り添うヒロインがいるところかな…
ツバキは自身がヒロインを兼ねているので少し違いますけれど。

しかし、wikiをチラ見して思いましたが、主人公である歩と、ヒロインの八乙女うるしのCVが2019年8月CM、2021年1月CMと今回のアニメ化と3回の機会の全て異なっていたのにはビックリでした。

歩は、1回目のCMに安元洋貴さん、2回目のCVで細谷佳正さん、そして今回のアニメ化では阿座上洋平さんが起用されています。
一方、うるしのCVは、1回目のCMでいぐっちゃん、2回目のCMにココちゃん、そして今回のアニメ化では中村アンナさんが起用されていました。
確かに、ココちゃんのうるし役も見て見たかったような…

今回うるしのCVに抜擢された中村アンナさんは、本作が初のヒロイン役だったそうです。
あまり新人っぽい違和感は感じませんでしたけれど…
ローゼンメイデンで声優という存在を知り、声優を目指すようになったそうです。

そういえば、ローゼンメイデンの「アリスゲーム」の行方はどうなったんでしょうね。
思い返すと、私もアニメにハマったきっかけの作品が、深夜にたまたま目にしたローゼンメイデンだったので、ちょっと運命感じちゃいました^^;

物語の感想は、「うるしを愛でる作品」の一択で!
喜怒哀楽が大きかったり、後輩の前で少し背伸びをしてみたりと、普通に可愛らしい女子高生なので、この一択で完走できること間違いなしです。
展開は日常系なので、殆ど起伏はありません。
体育祭や修学旅行など、学校行事をちょいちょい挟むくらい…
それ以外の出来事も無い訳ではありませんが、そちらは是非本編で確認していたらければと思います。

それと、催眠術を駆使する御影桜子も良き感じでした。
CVが、着せ恋の乾心寿ちゃんを演じた羊宮妃那さんとの相性も抜群でしたし…

香菜ちゃんもうるしと同級生の女子生徒を演じているのですが、これまた良き感じでした。
やっぱ声優さんって凄い!

オープニングテーマは、香菜ちゃんによる「駆け引きはポーカーフェイス」
エンディングテーマは、八乙女うるし(中村カンナさん)による「50センチ」

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作も「SILVER LINK.」さんだったので終始安定感が感じられました。
作品とアニメーション制作会社との相性の大切さを改めて認識した気がします。
もし、続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。
「からかい上手の高木さん」だって第3期までのアニメ化に加えて劇場版まで上映されたので、続編の可能性は十分にあると思っています。
続編情報、期待していますね!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

将棋だけに一手一手、一歩一歩でしたねぇ。

なんだか素直気持ちで見ていられるラブコメ作品。
歩がド直球で攻め手を打ってくるからかもしれない。
それにしても将棋に勝つまで告白しないとは、面倒な決心をしたものだ。
どこかの恋愛頭脳戦とは別ベクトルで苦労しそうだね、これは。

そして、その「ド直球の攻め」を受ける側の八乙女うるしも、なかなかに面白かわいく、楽しかった。
とにかくいろいろと反撃も試みはするのだが、大抵の場合そのままド直球に押され負けしてしまったり、照れながらも素直に受け入れてしまう。
この辺は将棋とは勝手が違うみたいですな、そこが面白いんだけど。
特に私が気に入ったのは、歩のド直球ワードにいちいち見せるリアクションだった。

これは秀逸だったと思う。
もう「恋愛リアクション芸」と言ってもいいのでは。くらいの勢いで楽しませてもらっていた。
どこかの出川も顔負けだ。

原作マンガでも当然こういうシーンは何度も何度も登場するだが、間といい声のトーンといい(私にとっては)キャラのイメージどおりに仕上がっていたものでね。


この原作者さんの作品は「~高木さん」「くノ一」とみさせてもらっているけど、一番スッキリとみれた感じがした。

高木さんは高木さんでひねりが効いていて面白かったんだけど、恋愛と言う部分においては、ある意味では変化球の連発と言っても良かったと思う。

くのいちは私自身が主人公のツバキをちょっと苦手としていたという点がありまして・・・。

それでの今作。
ひねりや大きなイベント事、大きな感情の起伏やもつれはあまりない感じではありましたが、その分真っすぐに、ほっこりと落ち着いて観れた気がしました。
歩もどこかの風早君とは少々方向性は違いますが、ちょっと不器用で頑固で男気がある感じでした。
嫌味が無い感じで好印象でしたね。

あと、タケルと桜子の恋愛ラインも気になってしまいました。
こちらも徐々にですが、いい感じになっているようで羨ましい事です。
タケルもいい奴でしたし、桜子ちゃんもユニークな感じですが可愛らしかったですね。恋愛方面については、さすが女子!しっかりとうるしと歩の事も察していますし、タケルよりはよっぽどしっかりとしているかもしれません。


個人的には、いつもニコニコしているマキちゃんも割と気になったりしているのですが、またの機会に何かエピソードが披露されればいいと思っています。


私的には、この作品好きでしたねぇ。
前述したように、大きな波風が立たたない、いい人ばかりが出ている感じの作品なので、物足りないという方もおられるかもしれませんが、私的に逆に見ている側にストレスが無いので、何度もリピしながらキャラクタの表情を楽しんだりできそうな気がしています。

きっと、流し見、適当見なんかも含めると何度も観てしまう気がしています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

79.0 3 修学旅行で日常系なアニメランキング3位
僕の心のヤバイやつ 第2期(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (174)
561人が棚に入れました
重度の中二病で陰キャの市川京太郎と、クラスで人気者の山田杏奈。 美少女らしからぬ行動を繰り出す山田に、市川は目を離せずにいた。 そんな市川の恋心を知ってか知らずか、山田は天真爛漫に近づいて来る!! 全く違う世界にいたはずの2人。しかしその距離は、徐々に近づいていき……。

声優・キャラクター
市川京太郎:堀江瞬
山田杏奈:羊宮妃那
小林ちひろ:朝井彩加
関根萌子:潘めぐみ
吉田芹那:種﨑敦美
足立翔:岡本信彦
神崎健太:佐藤元
太田力:福島潤
原穂乃香:豊崎愛生
市川香菜:田村ゆかり
南条ハルヤ:島﨑信長
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

話が重くなるのだから演出と音楽は抑えて欲しかった。

 2期は1期がラブコメ最高の傑作という評価に対して、通常の良作というイメージです。1期が良すぎて原作を読んで…読み込んでしまったというのはあると思います。自分なりの読み方とズレるところの違和感が大きくなったせいかもしれません。それがいいところもありましたけど。
 ただ「京アニ」的なマイナス要素「2期の過剰演出」がちょっとなあ、という感じは確かにあったと思います。

 誰でも、評価が高い作品の2期を作るなら1期の「いいところ」を強調したくなるのは分かります。が、作品の面白さは微妙なチューニングの上に成り立っているものです。それの部分で見辛くなっている気がしました。それとその演出は裏にスタッフの顔色が見えてどうしても距離感が出るというか、冷めてしまいます。

 2期のパートは、劣等感を克服し、相手をリスペクトしつつ成長する、成長を目指すという内容です。家族を巻き込んだり、関根が主人公の理解者になって行く素晴らしい話だと思います。そして最大のイベントもあります。

 つまり、1期の半分コメディだった部分が2~3割になって、恋愛とか内面の部分をクローズアップせざるを得ません。いいかえると内容的にもともとかなり感情的なのです。それを1期のいいところとして、演出と音楽を過剰にしたために非常に感情表現がくどく押しつけがましくなりました。2期はただでさえ、重くエモい話です。

 逆に9話が代表的ですが「面白いところ」のコメディ演出が甘くなって、バランス、チューニングを外している気がしてなりません。ホワイトデイの「可愛い」のところもですね。あとバレンタインチョコづくりの回も演出というか作画含めてよくなかったかなあという気がしています。
 お姉さんのたこ焼き屋の「制服デート」のセリフも、原作だともっと面白く感じたのですが…その辺、間延び…ではないのかもしれませんが、強調するポイントが少し私の感覚とズレている気がしました。

 内容的には11話の足立をキャラとして成立させようとしたのか、運動会とか結構無理もありました。ギャグ要員で終えるべきだったと思います。

 ということで、ストーリーが面白いのは今更ですし、作画も1期よりパワーアップして良くなっています。が、演出と音楽に不満が残りました。2期から後ろは延長戦みたいなものですからね。それでもかなり面白いですけど。まあ、いわゆる原作厨化している自覚はありますけどね。

 卒業までに一回別れる、みたいな大事件が無い限り、早めに終わらせた方がいいと思います。なお、私は関根エンドが見たいです(後日談でよりを戻すのは可。人生において中学時代の恋愛が一生続くのは不自然な気がしますので)。




1話 関根萌子萌え。雪の日のライティングが見事。ただ音楽がちょっと過剰かも。

{netabare} 話が面白いのは原作を読んでますし、いまマンガクロスまで手を出したので語るまでもないです。2期…いきなり関根萌子いいですねえ…私は山田より関根推しです。

 山田はいいんですけどちょっとキャラとして記号化してしまいますので、それを補うのが関根です。この子と姉がいるから2期は面白さが持続すると思います。
 原作の偶然要素を減らして、関根の女気をより鮮明に見せたんですね。この改変はとても良かったです。

 で、ちょっとエモいエピソードではありますが、音楽がうるさかったかも。感情盛り上げなくてもストーリーと声優さんでちゃんとできてるので、過剰な音楽演出は必要ないと思いまますが、1期と同じなんでしょうか?
 音楽に限らず、人気作ですから張り切るのはわかりますが、あまり過剰演出だとうるさくなりますので、チューニングをお願いします。

 一方、雪の日の教室のライティングは見事でした。拡散する光で窓の外の雪がわかる感じでした。シンエイ動画は「高木さん」を初めこのところライティングと撮影が見事です。構図もいいし、アニメらしいアニメを作り続けたシンエイ動画の面目躍如ですね。雪の日のオゾン臭まで感じるような素晴らしい画面でした。


追記 EDのスタッフロールを見たら、オープニングはWIT STUDIOがやったみたいですね。で、ダンスのモーションキャプチャをプロダクションIGみたいです。ダンサーの名前も振付師の名前もクレジットされてますので、このOPの作画カロリーというか制作のカロリーはすごかったですね。


再追記 なぜ秋田犬のキーフォルダーは親切な人に木に掛けられていたのか。雪が降っていたからというのはあるでしょうけど、ちょっと不自然な気もします。
 どうしても市川が山田を見上げる構図を作りたかったのでしょう。キーフォルダーは2人の気持ちのつながりの象徴。それを市川は見つける努力をした。市川は山田を「見上げていた」から「見つけられた」ですね。忘れてはいけないポイントだと思います。

 山田が仕事をしていることに市川が思うところがあるのも「見上げる」構図と関係あるのでしょう。
 親切な人とは関根そのものではないかもしれませんが、原さんなども含め、2人の関係だけではなく周囲の人たちに応援されているというアナロジーにもなっている気がします。

 この辺のエピソードはエモいですが、非常に緻密に物語を紡いでいると思います。{/netabare}


2話 見えているようで見えてなかった山田の内面に触れる回

{netabare}  さて、市川のモノローグで話が進行しますので、どうしても感情移入先は市川になる構造です。

 で、今まで視聴者側も山田について市川に気があるのはもちろんわかっていましたが、山田の内面って結構見えてませんでした。自分がユニークに見られることを喜び、泣き虫だけどネガティブな感情は人に見せないことくらいでしょうか?
(追記 そうそう紅茶花伝は忘れてはいけないポイントですね)

 それが、ここで分かりました。今まで山田のキャラを分かった気になっていましたが、ここで意表を突かれることになります。なるほどな、と。どう読み取るかは人それぞれでいいと思います。

 家にあげる=内面が見えるというアナロジーの効果もあったと思います。以前は山田のジャージを市川は結局着れませんでしたが、服を借りる=山田になってみるという意味もちょっとあるのかな?

 一方で、男である市川が山田を家族に紹介する意味と、女である自分が家族に市川を紹介する意味の差が分かっていない点で、山田がまだ子供だというのも分かります。

 臭いのを気にするというのも、外面は気にしなかった山田の初めての側面だったと思います。人を遠ざけるのを嫌がるという点で前半とつながっている感じです。
 対比として洗濯ものの匂いがありました。この辺は表現が微妙で、距離感が縮まる感じのエピソードはいいんですけど、読み取りずらい部分でした。
 
 今回、マンションのバスルームの描写に注目です。あのユニットバス、山田の家のは高級マンションに入っているタイプだと思います。広さも明確に市川家のとは違いました。原作も確認したら描き分けていましたので、結構細かいところの描写まで気を使っているのがわかります。

 (追記 両家の間取りがコミックに乗ってましたが、戸建て・マンションの違いはあっても全体の広さは同じくらいのイメージでした。ただ、作画を見ると山田家の方が広々と感じます)

 気になった点は、お鍋の具材の切り方が料理をやっている人の切り方でした。卵が割れない設定と矛盾はないのか?という気はしました。母親が用意しているとすると2人前近い分量なのはおかしいですし。{/netabare}


3話 え、作画崩壊?サブキャラがいい回なのに…残念です。

{netabare} ここに来て作画崩壊???というほどではないかもしれませんが、関根を初めサブキャラの作画明らかにおかしかった気がします。動きも少ないしスクロールでごまかしていた感じだし、構図もいまいちだし。

 ですので、ただでさえ原作の読み取りが分かりずらい回なのに余計よくわからない回になってしまいました。そして、関根とお姉さんを初め、サブキャラたちがいい回なのに残念でした。

 うーん…出来は脱落者がでてもおかしくないレベルだったのではないでしょうか?スタッフ大変なら休憩してもいいからクオリティは保ってほしいなあ。来週以降の持ち直しを期待します。 {/netabare}


4話 既刊9巻中で一番乗れなかったパートでしたが、そういう回もあります。

{netabare}  本命と義理の差、言葉なのかチョコの形状なのか。そして失敗してしまったチョコを渡せずにいる山田…と話はわかります。が、山田・関根の2人の言動が分かりずらい回かなと思います。

 山田については、チロルチョコ将棋とか、原さんを見せる、コンビニの場面等々意味はわかりますけど、何か非常に不自然な感じです。視聴者はその不自然さの裏の意図を読み取ってねという回だとは思いますが、心の動きにすんなりと同調できない感じです。

 関根の市川に対する言動はなんでしょうね?「だからイッチの机に…」が何度読んでも理解できませんしアニメでも補完無かったですね。市川の成長を横で見ていて見直しているという感じで来ていますので、友達だと認定したということでしょうか?応援なんでしょうか?

 これはアニメ云々ではなく原作からそうでした。むしろアニメで多少は分かりやすくなっている気もします。

 今回のパートは実は今のところ発売中の既刊9巻の中では一番乗れなかったですね。あともう1カ所あるのですが、まあ、そういう回もあるでしょう。作画が持ち直しているのは良かったと思います。


追記 そうそう、チョコまんを指で撫でたのとカップケーキをちぎった後がハートマークになっているのは、原作よりも非常に分かりやすく表現していました。そうかな、と思ってましたが確信が持ててなかったので、その点で理解は進みました。あとは関根なんですよね…関根がカッコイイんですけど分かりづらい。 {/netabare}


5話 今までの話が回収される回。構成やニュアンスの変更が素晴らしい。

{netabare} マネージャーの諏訪さんは名前が祐希だし、雰囲気的に原作で男か女か不明でしたが、本作を見ると男か?と思ったら声優さんは女性みたいですね…と思ったら、ご本人の写真を見ると…なかなか考えた人選ですね。

 で、お姉さんの制服デートのセリフが最高です。これは私も実感として思ったことがあります。本当に本作はお姉さんと関根を活躍させたのが成功していると思います。

 原作から微妙な修正をしてカーディガンのポケットのところ若干理解しやすいようになっていますね。雪の日の見上げるという表現とか、前回の山田の奇行は、原作だと非常に分かりずらかったです。読み取れているか不安だった部分がアニメで納得できました。

 山田の仕事=容姿もそうですが大人である、責任ある行動ができている…と言う市川の見方が尊敬というセリフになっていました。雪の日に犬が木に掛けられていたから、山田を見上げる構図になったシーンが伏線ですね。もっというと雑誌に写真が載っている…という場面の時系列を変えていました。市川が山田の外見だけでなく内面を理解したいという気持ちが非常に伝わってきたと思います。

 そして、バレンタインの時の言葉で伝える…が活きていました。そしてやっと「キレイ」までは言えました。山田が本当に欲している言葉は背が高のもコンプレックスがあるようで少し違いますけどね。こういうキャラ造形と内面・言動の一致は見事だと思います。

 一方で山田の鍋のところのセリフでは、自分に自信が持てないけど仕事はちゃんとできている。見捨てられる恐怖などが、仕事につながっていて、そういうところを市川には見て欲しい…という劣等感の裏返しでした。

 2期の1話~5話のところが2人の関係性となぜ惹かれ合うのが端的に表現されて好きな場面です。なので4話のチョコのハートや関根のチョコの意味が取りづらいのが勿体ないと思っていました。
 その点アニメで随分と分かりやすくなっていました。構成の変更や細かいニュアンスを変えて、原作で深いのだけど読み取りづらいところが理解しやすくなっていると思います。

 それと最近マンガ・ラノベ・アニメでは「家族」を意図的に排除して作品を作ることが多いですが、本作や「グイグイ」など家族を含めて描いているのがいいですね。主人公・ヒロインが人物が立体的になります。物分かりが良すぎる気もしますけど、トラブルメーカー要員ではないのが自然なのかもしれません。EDを見るとその辺を制作も意識している気がします。

 ただ、やっぱり音楽の使い方には不満があります。エモく作らなくてもいい話です。作品以外の過剰演出は感情の強制になるのでもっと上品に音楽は使って欲しいかな、と。

 前半の区切りになる話かなと思いますので総括です。 {/netabare}


6話 中学校の時って成績は劣等感の克服の役にたたないんですよね。

{netabare}  まあ、この原作者は本当に女性なのか?と思うくらい、中学生男子の気持ちを汲んできますねえ。

 中学生くらいの時って、成績が良い人間からすると成績なんてなんの自慢にもならないというか、だから敢えて関根に自慢するしかないマインドを表したのが見事でした。関根は成績については価値が分かってくれる同士ですからね。
 ここは中学校の時の成績とどういうポジションだったかでひょっとしたら今回6話以降の思い入れは随分と違ってくるかもしれません。
 お姉ちゃんもアホに見えて実は〇〇大学なので、原作者の成績も相当良かったのだと思います。

 小学校の時は素直に自慢できるんですけどね。中学になると他の価値観が目立ってきて成績なんて劣等感の補償にはならないんですよね…2番というのもまた絶妙な感じです。

 中学は女子側も価値観が成績ではなくて、面白さとかルックスとかスポーツとかになって行きますのでこうはなりませんが、山田と先輩との関係性で、劣等感の克服とラブストーリーが上手く物語になっています。

 本作はお互いが好きかどうかという問題はもう前提条件で、市川の成長物語ですから今回が真骨頂と言えます。この後の展開のポイントにもなる回でした。

 そして、過去のいろんな場面が伏線として機能しているのがいいですね。お菓子の袋のときに先生が市川に言ったセリフとか、大晦日の先輩との絡みの伏線を見事に回収してきました。一部アニメオリジナルですけど、この作品のアニオリは原作の意図を分かりやすい形で修正してくるので非常に見やすくなっています。

 やはり力が入った回なのでしょう。演出とか作画、特に後半は素晴らしかったです。

 で、その流れで卒業式の送辞というイベントのエピソードを持って来たのはすごい構成だと思います。決意表明とか過去との決別とかいろんな意味が乗ってきます。
 原作も素晴らしいし、それをアニメ化にあったっていろいろ工夫したところも素晴らしいです。{/netabare}



7話 話が濃すぎてアニメだと刺激が強すぎて見るのがきついです。

{netabare} 話が濃すぎて原作でも気持ち的にきつかったのに、アニメで見せられると刺激が強すぎです。全部見終えるのに何度途中で止めたことか。2期ってどこまでやるんでしょうね。どんどんエモくなるので…見るのが辛い。もちろん見ますけどね。{/netabare}


11話 9話~11話がちょっと…やっぱり1期に比べて落ちているかな

 うん。正直な感想を書くと初めの数話は良かったですけど、アニメ版2期の特に後半は見辛かったです。コミック10巻をもう注文しているファンだし、それは1期のおかげだからいいんですけど、エモさのチューニングを間違っているかな、と思います。

 2人の関係性が濃密でくどくなりますので、演出は意識的に淡白にするぐらいでちょうどよかったと思います。かと思えば9話の父親とのシーンは結構あっさりだったし…そう、9話があまり良くなかったですね。花見のシーンとラーメン屋のシーンはかなりの面白いポイントだったと思うのですが…

 10話の半沢さんももうちょっと魅力的に描けなかったの?と思いますし、11話もそもそも原作で必要あった?と思う回でした。9話~11話は良くなかったと思います。関根が良くなっていくはずなのに、関根の描写が7話以降ものたりないです。

 まあ、原作も後はこれ以上引き延ばすとどんどん凡作化していく懸念があると思います。3期、修学旅行…あるいはライブのシーンまでで良いのでは?という気がします。

 





ツイヤバ 突然のゼロ話でビックリしました。アマプラでどうぞ。

{netabare} 突然のゼロ話でびっくりしました。原作にはないオリジナル脚本がほとんどですので、既読勢としてはうれしい限りです。が、疑問が1つ。これ実質付き合ってるじゃん?

 2期は関根萌子とお姉さんに注目です。

 なお、ゼロ話と書きましたが、アマプラの僕ヤバのシーズン2の「ツイヤバ」をご覧ください。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

(最終)2期でもステップアップした市川の成長譚をしっかり描いていた

【レビューNo.116】((最終レビュー)初回登録:2024/3/31)
コミック原作で2024年作品。全13話。
1期のレビュー書いたので、2期も続けてみようかなっと。
アマプラの方で「ツイヤバ」を独占配信していたようなので、まずは前哨戦の
そのレビューから。

(ストーリー)
1期冒頭では、厨二病を患っていた市川京太郎。
しかし同級生・山田杏奈への恋心を明確に自覚して、彼の心境にもいろいろと
変化があったようで。
一方の山田の方も市川に対し、特別な思いを抱いているようで・・・
そんな2人の甘酸っぱい青春ラブコメの第2幕が開演です!

(評 価)
・ツイヤバ:キャラ造形がしっかりしているから、キャラが勝手に物語を紡いで
 いく感じ
 {netabare}・「ツイヤバ」は、原作者がX(旧Twitter)で公開したショート漫画や小ネ
  タをアニメ化した作品のようで、14編程のショートコント集のような創り
  になっています。
 ・ショートコント集ながらもしっかり「僕ヤバ」してるなっと。
  やはり原作者がきちんとキャラに深い愛情をもって、しっかり創り込でい
  るから、ちゃんと「僕ヤバ」という作品に昇華されておりやっぱり面白い。
  ●ありがちなのが
   ・「ドヤ、めっちゃいいシーン思いついた」でこれを最初にもってきて、
   ・キャラをそこへ無理やり当てはめる。
   って感じの作品ですが、
  ●本作は
   ・キャラを最初にしっかり創り込む。
   ・そこへ描きたいシチュエーションを用意する。
   → そのシチュエーションの中で、キャラ達がそのキャラに応じた言動
     (物語)を勝手に紡いでいく。
    (そしてそれがキャラや物語、そして視聴者側への更なる積み重ねに
     繋がっていく。)
   って感じなんですよね。
  ・例えばツイヤバでは、「おはよう」で始まり「バイバイ」で終わるとい
   う構成になっています。
   有体にいってしまえば、市川と山田の挨拶の様子を描いているだけです。
   それでも、2人がしっかりキャラ立ちして積み重ねもあるから、(短い
   尺ながらも)2人らしいラブコメが自然な感じで展開され、「僕ヤバ」と
   いう作品がきちんと成立してるって感じなんですよね。

  そんな感じで(本編とは少し毛色の異なる作品でしたが)2期への期待を抱
  かせてくれるのに十分な出来でしたね。{/netabare}

・第13話:初回から神回。キーホルダーひとつでここまで面白く話を創れるとかw
 {netabare}ヨルシカは引き抜かれましたが(笑)、2期のOP曲もなかなかに良き。
 それにOP映像から作画カロリーがハンパない!
 山田ファッションショーからの「市川×山田」を中心としたダンスシーンとかw
 しかもグルっと回るカメラアングルとか、どんだけ贅沢仕様やねん!!
 ここまでくると「僕ヤバ2期のOP踊ってみた」みたいなバズりを狙ったあざ
 とさすら感じますなwww

 本編の方は1期からの続きで、いきなり骨折して腕を吊ってる市川から始まり
 ますw
 しかし初回から詰め込み具合がハンパない!
 ・市川のうかつな言動に気持ちが二転三転する山田の描写を中心に
 ・山田の芸能活動の話やら
 ・原さんを上手く使って
  ・「原さん×神崎」の恋模様を放り込んで、物語に奥行きを出しつつ
  ・原さん目線で「市川×山田」の恋模様をさりげに描いていくという。
 
 それに山田の描写も
 ・雑誌に載ったことが嬉しくて、わざらしく市川にアピールするいつもの山
  田らしさを入れたその後に
 ・山田のために雪景色を撮ろうとして骨折したことを、うっかり話してしま
  った市川に大いに責任を感じ落ちこんだり
 こういう暗の部分も入れて、山田という人間をより高度で魅力的にキャラ造
 形してる点もホント上手いなっと。

 でもこの作品はここで終わらない!
 今回の影のMVPは「秋田けんたろう」(&関根)。
 (市川がお土産で山田にあげた秋田犬のキーホルダー)
 ・冒頭で(市川がそんなかわいいアイテムを持ってることで)彼氏さんに
  「きっもー」とネタ扱いから始まると
 ・お揃いの「秋田けんたろう」を持ってると原さんに気付かせて、上述の
  ように原さん目線からの2人の恋模様描写のキッカケ作りに貢献し
 ・更に終盤では、山田がその「秋田けんたろう」を失くし、物語を大きく
  動かしていくキーアイテムに昇格!!
  ・ここまであまりいいところがなかった市川が一大奮起して、雪の中を
   山田のために「秋田けんたろう」を必死で探し
  ・そこへ関根がいろいろと絶妙なフォロー!!
  ・最後に(関根のフォローで)山田が現れ、その見上げた視線の先には・・・
 いやー、いろいろと詰め込んだ1話のエピソードが、最後はこの2人にシーンに
 ピタリと収束していく構成はホント秀逸です。

 あいかわらず2人の決めシーンは最高にエモいですが、2期ではそんな2人だけ
 でなく、(1期ではあまり見られなかった)原さんや関根といった第3者を上手
 く使って物語をより面白く展開させていくのかなという期待感を抱かせる初回
 でしたね。
 ラストは山田の一言で、来週が気になる波乱含みな幕開けとなりましたしwww{/netabare}

・第14話:14歳「僕は大人のなりかけ」を上手くみせていた
 {netabare}14話のタイトルは「僕は大人のなりかけ」 
 山田の誘いで山田の家におじゃますることになった市川。
 ラッキースケベ等恋愛脳的なベタな展開の連続になるのかと思いきや・・・
 いやーいい意味で期待を裏切ってくれしたね。

 自分はダメな人間で、いつか大切な人に嫌われるんじゃないかと不安になる山田。
 そこに市川のフォロー。
 ・それに気付けたのは山田が大人になったから。
 ・山田の親が山田が習い事をやめるたびにご馳走を作ってくれるのは、山田に
  挑戦するのを諦めてほしくないから。
  → 山田ならまた前を向けることを知っているから。
 
 大人になるのが怖い。山田との関係が変化してしまうからと不安になる市川。
 そこに山田のフォロー
 ・自分の知らない大人の証 → いつも山田に気付かされる。
 ・「ちゃんと声が低くなったら、私の事いっぱい呼んでね。」
 
 本当に14歳「僕は大人のなりかけ」を絶妙にみせてるなあっと。
 ・今まで気付けなかったことに気付くようになったこと。
 ・それが原因で不安になったり、新たな1歩に踏む出すきっかけにもなること。
 そして最後はしっかり2人の関係性に回帰させて締めるあたり、今回も1話の尺
 を上手く使って「僕ヤバ」らしいエピソードでよかったと思います。{/netabare}

・第15-17話:毎回市川の気づき・成長を入れてくるのは凄い
 {netabare}15話のタイトルは「僕は山田と」以下
 16話「山田は僕を」
 17話「僕は知りたい」

 1期から通して、ここまで「外れ」と感じる回がないのは本当に凄いなっと。
 ・なんだかんだで毎回市川の気づき・成長をちゃんと入れている
 ・しかも中二という微妙なラインをピンポイントで突いてくる
 1期のレビューでも書きましたが、
 >「原作者は中二(恋愛)の教祖様なのか?!」と思える程に、程よいライ
 >ンを突いてくるシナリオ展開や日常描写の「中二加減」の絶妙さ。
 市川を筆頭に原作者のキャラへの思い入れが溢れ出ているいうか、キャラを
 「対等な人間」として扱い真摯に向き合っているからこそ、この絶妙さが生
 まれるんだろうなっと。

 思えばここまでのタイトルには「僕は~」みたいな「僕」というキーワード
 が入っているわけで、
 ・原作者が一番描きたかったことは、ラブコメを介しての市川の成長
 ・それを制作陣もしっかり理解してるからこその、ラストのタイトルを活か
  したエモい演出で、きっちり印象付け
 そりゃ心に響いて毎回面白いはずだわ(^^♪{/netabare}

・第18-22話:安定して面白いので雑記
 {netabare}安定して面白いので雑記
 ・市川姉は女子大生だったのか?!
  お姉さんは漠然と女子高生かなって思っていたのですが、山田のお泊り
  回で父とビールの飲んでいたので「?!」ってなって、確認してみたら
  女子大生だったというw
  あのキャラデザでは女子中学生と言われても違和感ないからなあ~。
  ウチも2人の娘が6歳差なんで、ちょうどあんな感じなんだろうな。

 ・ナンパイ先輩の卒業
  ナンパイ先輩の卒業回で保健室にいた市川と山田へ最後にきれいなパス
  を出して、すぐ2人が出てきてただならぬ空気でって感じでしたが。
  てっきり何か進展がであったんかと思ったら、どうもそうではないよう
  で・・・
  今だにこのシーンだけは理解できないんだよなあ。
  あのわずかな時間に何があったんや?!

 2期では「山田の隣に胸を張って立てる自分」という市川の明確な成長目標
 が示される訳ですが、対象となる山田が
 ・本来ならヒロインは文武両道とかの優等生キャラだったりしますが、山
  田はそんなキャラじゃない
 ・その分芸能人としてステップアップしていく様で、市川の動機付けを補
  完していく
  (それでいて山田が安易に「遠い存在」となるという描写より、素の山
   田は「自分と何ら変わりのない中学生」で陰で努力しているいう描写)  
 この辺りも、物語を上手く展開しているなあって感じですね。{/netabare}

・第23-25話:最後まで僕ヤバらしさを貫いたのは好感が持てる(少々演出がウザいが)
 {netabare}体育祭や修学旅行ということで。
 市川も(以前のような斜に構えるウことなく)そういう行事を普通に楽しめ
 るようになったんだなあと。

 修学旅行ではベタなコメディ展開から、ここで綺麗に決まるのかと思わせて
 おいて、一度クールダウンさせるのが僕ヤバ流w
 そしてラストは等身大の中学生を描いた僕ヤバらしいいい終わり方だったと
 思います。
 ただ狙い過ぎか、過剰な映像や音楽が少しウザいと感じたかな。
 素材がいいのでそのままシンプルな味付けでよかったのでは。{/netabare}

(最 終)
ラブコメとして十分面白いのは確かですが、それ以上に面白いのがタイトル
「僕は○○」に象徴されるような市川の成長物語で
・1期:自分を守るために自分の世界に閉じこもっていた過去との決別
・2期:「山田の隣に胸を張って立てる自分」というなりたい自分像
しっかりステップアップしている様を描いているのはさすが。
そしてそこにしっかり山田の成長も合わせて入れてきたのは、ホント魅せ方
が上手いなっと。
ラブコメ展開も進めつつ、この成長譚でもきちんと2期の意義を示していたか
なと思います。
またそのレベル感も本当に(大人になりかけの)「等身大の中学生」を見事
に描いていると思いますし。
こうして2期をみると、1期のラストのセリフ「ありがとう」が、更に深みを
増していくというか・・・

・原作者がしっかりキャラの内面にまで踏み込み「汗をかき」
・そのキャラ達が自然に躍動して物語を紡いでいく
やっぱりキャラをしっかり描いている作品は強いなっと。
なので
・「ストーリー」ありきで「何をしたか」にばかりに気を取られ
・キャラ造形を疎かにして「見映え重視」のドーピング
的な作品はきちんと「汗をかいて」ほしいと思うのですよ。
そこに私たちも「プロのクリエイターへのリスペクト」が生まれる訳でして。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観た後にじんわりくるラブコメの名作 第二章

[2024.3.31見終わって]
最終話みてあらためて思ったこと。
山田さんのことを本気で心配して山田さんの一部になりたいって思う下心なしの純粋な気持ち。
市川くんの山田さんへの想いはもう恋じゃなくて愛だなぁって。

なんていうか、大人の普通の恋愛ものよりも、こういうピュアな恋愛もののほうがココロにくるのって、市川くんのお姉さんの放課後デートじゃないけど、思春期の恋心ってもう二度と味わえないものだから尊く思えちゃうんでしょうね。

市川くんは山田さんのおかげで成長できて、山田さんも市川くんのおかげでもっと自分を好きになれた。
ほんと、とても素敵なラブコメでした。原作者さん、アニメスタッフさんありがとうございました。

ラストで1期OPのヨルシカの「斜陽」が流れる粋な演出にまた涙腺が。。

[初回感想]
1期は私にとって名作でした。
原作の良さをうまく引き出してる演出とリズと青い鳥の音楽などを手掛けた牛尾憲輔さんの静かでエモい劇中曲、そして市川くんが山田さんと出会ってからのココロの動きと成長を丁寧に描かれてて、見てる私のココロを何度もヤバくさせていただきました。

そして待望の2期!!
実は原作も最新刊まで読んでまして、これからの展開はおおよそ知ってはいるんですが、でもだからこそ あの展開を1期と同じスタッフがどうエモく演出してくれて私のココロをヤバくしてくれるのか、楽しみで仕方ありません。

OPの二人のダンス、かわいいですね。スキロー思い出しました。
EDは1期に続いて こはならむさん。今期もまた本編の余韻をいい感じにしてくれそうな曲ですね。

各話感想は以下のとおりです。

ツイヤバ
{netabare}アマプラで12月から公開されてる短編集です。
2期のとこから入って一番上から見れます(^^♪
なんとなくタイトルの音楽とか高木さんっぽい感じしますね。
全部面白かったですけど、「おねえと買い物」「肉まん」が好きかも。
僕ヤバがお好きなら見て損はないと思いますよ☆彡{/netabare}

karte13「僕らは探している」
{netabare}「山田さんは仲いいとかじゃないんで・・」
男の子の照れ隠しあるあるなのかな。。
「・・でも一番・・頼りたいと思ってる・・」
1期の初めの頃に比べてここまでちゃんと自分の気持ちを山田さんに伝えることができるようになった市川くんにじんわり。
自分が載ってる雑誌を見せたい山田さんもかわいい。
「仕事、好きなんだな」
こういうこと好きな子から言われたらすごく嬉しいよね♡
失くしたキーホルダーを必死に探す市川くん。
「ある!絶対にあるから!だから気にするな」
こんな大きな声で山田さんを励ますようになるなんて。。
市川くんの想いと成長にちょっとうるっとしちゃいました。{/netabare}

karte14「僕は大人のなりかけ」
{netabare}好きな相手に自分をもっと知ってほしいって気持ち、よくわかる!
卒業アルバム見せたり、自分のココロの奥底にある思いを打ち明けたくなったり・・
その気持ちをちゃんと優しく受け止めてくれた市川くん。
でもそんな市川くんにもココロの奥底にある不安な気持ちがあって。
少しずつ大人になっていく二人のやりとりが甘酸っぱくてたまりません。。{/netabare}

karte15「僕は山田と」
{netabare}「中学生だから好きなこといっぱい増えて成長して・・環境も心だって変わるんだよ」
市川くんのお姉さんの言葉はそのとおりなんだけど、
「それはない!僕は・・ずっと山田が好きだと思う」
市川くんのこの想いも間違っていない。
2人がこの先どうなっていくかなんて誰にもわからない。
でも山田さんに嘘をつかせたくなくて、真っ直ぐに向き合っていたいって思う
そんなのいやだーって叫びたくなる、山田とつきあいたいってつぶやいて悶えてしまう
思春期の、初恋の、この想いにキュンとしちゃうんですよね。{/netabare}

karte16「山田は僕を」
{netabare}「勘違いしても・・いいよ」
二つに割ったチョコの文字がスから♡に見えたとき。
市川くんの中の、そうだったらいいな・・が確信に変わって。
先輩の言葉に言い返したり、負けずに手を振ったり。。
それも山田さんが自分のことを好きだと分かって、もっと素直に自分の気持ちを出せるようになったから。
早よ告白して付き合えとか思っちゃうかもだけど、こういうもどかしいけど少しずつ進んでいく二人の初初しい恋もいいなぁって思います。{/netabare}

karte17「僕は知りたい」
{netabare}山田は自分と違う景色を見ている・・
それでも・・僕の知らない景色を話す山田は美しいんだ

仕事が好きなんだなって言ってくれた
市川が気づかせてくれたんだよ。。すごく嬉しかった。。

もし山田が普通の中学生に戻ったら・・
もしそうだったらこんなに好きになってない!!
尊敬してるんです・・杏奈さんを

でもなぜかつらい
自分が子供すぎてくやしい

そんな真っ直ぐな市川くんがとても素敵だなって見てて思いました。
こういうところが山田さんも好きになったんだろなって。
自分が撮った山田さんの写真をすごく綺麗だろって素で言ったり。。

次回は原作読んでた時も好きなお話だったので、とても楽しみです♡{/netabare}

karte18「山田は僕が好き」
{netabare}市川くんの周りにくる人が増えて嬉しそうな表情したり、いい先生ですね。
中学生になって、自信が持てなくて自分を嫌いになっていた
でも今は・・
前よりも自分を好きになって信じることができたのは、光と出会ったから。。
二人の勇気のバトンとしての秋田けんたろうのやりとりも良かった。
それを手に握りしめながら、勇気をもらって自分の気持ちを話す山田さん。。
自分の気持ちにちゃんとケジメをつけたり、去り際にわざと連絡先の話したり、先輩も普通にいい人でした。{/netabare}

karte19「僕らは溢れ出る」
{netabare}市川くんのカラオケからのOPの流れ良かった♬
挙動不審になったり、相手の言動に敏感になったり
お互いの気持ちはわかってるのに・・わかってるからこそ落ち着かない気持ち。
お互いに好きだけどまだ恋人になりきれていない二人。
ほんと、ここまで少しずつ進んでく恋する気持ちを丁寧すぎるくらいに描いてるラブコメってなかなかないと思う。
市川くんがマフィンを渡して死ぬほどかわいいって言ったあたりでうるっときちゃいました。。{/netabare}

karte20「僕らは夜更かしした」
{netabare}山田さんが家にお邪魔して妙にテンション上がる市川のお姉さんかわいいw
今回あんまり書く感想ないので、関根のことでも。
関根って山田家でチョコ作りのとき彼女の振りを喜んでやってたり、わざと市川の机で義理チョコ配ったり。
行動の表面だけなぞると市川のことが好きみたいだけど、全然決してそんなことはなくて。
たぶん、モデルやってて彼氏みたいな存在もいる山田に対してのちょっとした思いの裏返しなのかな。。
でも山田のことは友達だと思ってるしちょっとした悪戯だと思うんですけどね。{/netabare}

karte21「僕らは約束した」
{netabare}素でうっまぁ。。って言われたら料理人としては嬉しくなるよねー。
でも本人への告白の前に親に告白って・・w
ラーメン二郎、昔連れてってもらったことあるけど、予想以上に量があって少し残しちゃいましたw
いつも山田さん側に立って気遣いしてる市川くんが素敵。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34

80.0 4 修学旅行で日常系なアニメランキング4位
生徒会役員共*(第2期)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1497)
9414人が棚に入れました
少子化の影響で女子校から共学となった私立桜才学園高等部の学生・タカトシは、ひょんなことから生徒会副会長に就任する。しかし生徒会のメンバーは変人ばかりで…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心、椎名へきる、斎藤千和、日野未歩、平野文
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あなたのエロ知識が今試される!

約3年の時を経て。生徒会役員共が再びアニメとして帰ってきた!
あ、そういえば1期は途中までしか観てないや(´Д`;)
原作はほんのり下ネタまじりの4コマギャグ漫画
"ほんのり"なんて大嘘ですけどねww

あらすじやらなんやらは1期のレビューに書くとして(いつになるか分からないけど・・・)今回は適当に思ったことでも
まず何よりも下ネタ
ピー音が多くけっこうコア(?)な下ネタを大量に言ってくるので、ついていけなかった人もいるのではないでしょうか
日常系だけど意外と視聴者を選ぶ作品だと思います
私も下ネタの知識には自信があった方ですが、いくつかわからない用語も出てきました
私もまだまだですね、精進します(^人^)
よくよく考えたらエロボケに対して毎回ツッコミを入れてるタカトシ君もなかなかの変態ですよね
まあ彼のツッコミがなかったらこの作品は面白くなくなってしまうでしょうけど

そして下ネタに比べたら半分以下となってしまいますが、ラブコメ要素もあったりなんかします
主要男キャラがタカトシしかいないから、必然的に彼がモテまくりますね
羨ましいかぎりですヽ(`Д´)ノ
可愛い女の子の手料理が食べたい!
でも無理かあ(´・ω・`)

下ネタがわかる人には超オススメしたい作品です


好きなキャラは萩村 スズちゃん
ツンデレ最強説が再び俺の中で浮上!
それぐらい彼女はカワイイですね
彼女のツッコミとスズヘッド、とてもよかったです(*≧∀≦*)


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}知らないキャラがちらほらいるなあ
やっぱり1期ちゃんと観ないとな
開幕から下ネタだらけ
スズヘッドも健在!
無駄に熱い試合もやって盛り沢山な第1話でした
{/netabare}

第2話
{netabare}ギャルゲ風キャラ紹介ありがとございます
石膏像見て「立派だなあ」とかダメだろ
降ろしてスズちゃん可愛い
差し入れ→刺し挿れの誤変換は神レベルだなww

フラグクラッシャータカトシ
遠近法じゃねえよ!
生徒会長同士の会話がひどすぎる

エロの瞬発力が試されるいいアニメですねwww{/netabare}

第3話
{netabare}2年生が襲学旅行へ出発
コトミちゃんが一番下ネタ好きなのではなかろうか?
てか一番行動的なのかww
ツッコミ不在の桜才学園はひどいな
スズが迷子に・・・

ちんこすうが売ってる店で無事に合流を果たしたスズ
この学園でしかこの方法で合流できないだろ
地元の皆さんごめんなさいm(_ _)m
オチがひでえwww{/netabare}

第4話
{netabare}ウオミー会長再来!
相変わらずひどい人です
あ・へ・が・お・だ・ぶ・る・ぴ・い・す
予測変換&そんな顔文字ある訳無いだろ( ゚Д゚)ドルァ!!

くるとは思ったけどあの椅子はヤバイだろ
実際このメンツで勉強会とか羨ましいよな
タカトシ俺と代われ!

七条グループが経営する遊園地へ
いや、だから俺と代われよタカトシいいいいいいいい
うつ伏せで滑るのはキツいかな'`,、('∀`) '`,、
{/netabare}

第5話
{netabare}人という感じのイメージが崩れまくりだよ
いんしゅいんしゅいんしゅいんしゅいんしゅいんしゅ
はいアウトー(´▽`)

パッドは偽物だとバレたら駄目なんだヽ(`Д´)ノ
熱いツッコミですね
もっこりへの執着心は一体?

アリア先輩が一番ぶっ壊れてると思うのは俺だけでしょうか
みなさん今回も絶好調でしたねwww{/netabare}

第6話
{netabare}隠し事が顔に出るとかそういうレベルじゃないよ生徒会長
結局夢オチでした
すぐにわかりましたけどねww

これ言われたら露出狂も一発KOだな
三日坊主には宣言通りならなかったな
1日でダメなんだもの┐(´д`)┌
「おさない、かけない、しゃぶらない」のポスターに吹いてしまった・・・
スルタカが大変なことに!{/netabare}

第7話
{netabare}"ビーチクルーザー"←区切る場所によってはひどいことになるんですね・・・
スズちゃん、あの散歩道はやめた方がいいぞ
変態が多すぎる(>_<)
○○○の全体図←一体なんの全体図なのか誰か教えて!

タカトシのツッコミがひどくなってる気がします
いや、クールになってるというべきかな
「20代、30代、40代、たか兄」のネタが被るという事案が発生
強がっちゃうスズちゃんカワユス

水着回でサービス回!!
つまりことみは家の庭で全裸になっているということか
アホすぎる・・・
そして会長のノーパンが確定しました{/netabare}

第8話
{netabare}また水着回だと!?
サービス精神旺盛ですなあ、あのポーズはあかんけど
でたなビーチクルーザー!
肝試しの下見で怖がってるスズたんかわゆすなあ
うっでる→いっぱいでたねのコンビネーションはアウトー

下半身裸エプロンなんてただのアホですね
スルタカ絶体絶命www
先が気になってしょうがないよ
二学期ももっこりヽ(´▽`)/{/netabare}

第9話
{netabare}きゅうりは上の口とか開幕からトバシてますね
畑さんは瞬間移動できるのですか!?
先生が結婚するなんて聞いてないぞ、どうでもいいけど

先代の会長"古谷"さん登場
言動が古すぎるぞ先輩
先輩に誘われて大学祭へ
うちの大学もあれくらい豪勢にできればなあ
俺も親戚のおばさんかと思いましたwww

タカトシの親戚とウオミーの親戚が結婚→タカトシとウオミーも親戚に!?
ここからラブコメ展開!
となるわけないよね、この下ネタアニメじゃ・・・{/netabare}

第10話
{netabare}あれはたしかに萌えるゴミですね
森に山菜採りへ行くことに
きのこネタは想定内ですねハイ
やっぱり山菜は天ぷらが一番!

ハロウィンパーティーがあるとか楽しい学校だな
タカトシのツッコミ放棄が目立った今回
その気持ちはわかるよ、、、
顔を赤らめちゃうスズちゃんが可愛くてしょうがないです{/netabare}

第11話
{netabare}着てる枚数が増えれば脱がす回数も増える←これは深いですねwww
たしかに五十嵐さんの反応は勘違いしてしまいそうですね
いや、確実に勘違いする!

会長は成長してるみたいです
何がとは言いませんが、、、
うおみーお姉ちゃんがより可愛く見えてキタ━(゚∀゚)━!!

やっぱり冬はお鍋だよね
闇鍋は俺もやりたいなあ
出島さん本当にどうしようもねえな┐(´д`)┌ヤレヤレ{/netabare}

第12話
{netabare}新年からツッコミのテンションが低いですぞタカトシ!
新年の抱負を聞いて回る畑さん
みんなひどいな(^_^;)
ただのスライムでよかったよ、、、

三本の矢の新しい使い方を見たぞ俺は
結局体育会系はゴリ押しなんですよ
ホワイトデーのお返し
こんなので悩んだことはないな'`,、('∀`) '`,、
なんだか悲しくなってきたぞ・・・
まっぱこんな終わり方かよwww

シノ会長にお弁当作ってもらうとか羨ましいなコノヤロー
タカトシの天然炸裂!
グミかよ、、、
来週修羅場!?そんなことねーだろ┐(´ー`)┌{/netabare}

第13話
{netabare}うおみーお姉ちゃんが夕食を作りに来てくれたぞ
そして会長も来てくれたぞ
なぜか2人ともお泊りすることになったぞおおおおおお
翌日には七条先輩とスズちゃんも来たぞおおおおおおおおおおお
これはモテモテすぎて壁殴るレベルですね

三葉さん可愛いですなあ
ネネの下ネタは絶好調です(^_^;)
会長と七条先輩が卒業!?
なんてことはあるわけももなく、見事に下ネタで締めくくってくれました{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

そふぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「豊かな教養・高貴・清純!」

本作品は生徒会役員共の2期です。
TVアニメは2年前だが、コミック付属のOADとOVAで7話近く追加の話が続いていました。
ちなみにタイトルにある*に読み方や深い意味は無く、意味などを勝手に察してはいけませんよ(笑)

観てすぐ、びっくりしました。
「コレは生徒会役員共なのか?アニメ間違えた?」と一瞬勘違いする
謎の飛行機内の機長、スチュワーデス、客のセクハラ会話からスタートします(笑)
どこいった生徒会役員共と思わず突っ込みたくなるシーンから始まります。
もはや突込みどころが多すぎて突込みが間に合いません。

1期の序盤はテンポやツッコミが弱く、更にこの作品特有のシモネタのお陰で微妙な感じだったのは否めませんでした。
2期でももちろん人選びやすい下ネタではあるものの、流石に1期とOVAとOADをあわせて21話もやっていると制作側が明らかに慣れており、演出、テンポ、アニメーションと全てがこの作品のために洗練されていました!

もはや熟練の技のように1話から怒涛の下ネタとツッコミ所、更に声優さんたちのハイテンションかつ的確なボケ演技と鋭いツッコミが入ることでこの作品の「面白さ」を全開に味わうことが出来るようになっているます。簡易的なものではあるがそれぞれのキャラクターにふさわしいネタと共に「OVA」でしか出なかったキャラクターの紹介もさらりと入っています。

おそらく二期から見ても大きな問題はありません。

この作品ではお馴染みの低身長設定のスズが画面に映らない際の「スズヘッド」「この辺にスズ」の演出も豪華になっており、毎話のようにスズヘッドの演出が違い、見ているだけで面白かったです(笑)
スズヘッド、スズパンプキン、スズつむじなどのバラティ豊かなスズヘッドの数々は毎話の楽しみの一つでもあります!

その他の作画や演出のレベルも1期に比べて明らかに上がっています。
大胆なカメラアングルや質の上がったキャラクターの作画、
質だけではなく細かいキャラクターの動きも自然にきちんと描き、
本来動きの少ない4コマという漫画の欠点を上手いこと隠している。

しかしながら規制がやはりキツイです。
本作品の下ネタは過激かつストレートな表現が多いため1期でも「ピー音」でセリフが消されシモネタがストレートに見ている側に伝わりづらいことも多かったです。
2期でもセリフの規制はありますが、1期以上にセリフの規制がきついように感じ、かき消された部分を察っしないといけないためストレートに笑いづらい部分があるのは欠点でした、、、

良い点といえば洗練されたツッコミ。
1期の序盤はツッコミの弱さもこの作品の欠点でした。
しかしながら2期になってツッコミがかなり強烈になっており、様々なパターンで突っ込みます。
ハイテンションなツッコミ、ノリツッコミなどの基本的なツッコミはもちろん
あえて「スルー」するツッコミ、「適当」なツッコミなど
バリエーション豊かな突っ込みがあることでギャグがワンパターンになってませんでした。
下ネタであることは変わりないですけどね(笑)

とても面白いのですがやはり決定的に「好き嫌い」の別れる作品です。
エスカレートしたネタの数々は1期以上に嫌悪感を懐きやすい人にとっては受け入れがたいです
いい意味でも悪い意味でも「下品」なネタであることは変わらず、
ラブコメネタやそれ以外のネタはあるものの基本は下ネタなので
そういった意味での「好き嫌い」が別れてしまいます。
好みに合えばがっつりと気に入ることの出来る作品だが、好みに合わなければつまらないと思いました。
二期では1期以上にネタが過激になったことで更に好き嫌いがはっきりと別れる作品になってしまったのではないでしょうか?

キャラとしては個人的にはウオミーが本当に可愛かった。
斎藤千和さんが演ずる彼女の「積極的」なのか「消極的」なのか
よくわからないキャラクターは個人的に物凄いツボでした。
「てへっ!」「きちゃった!」などの可愛らしいセリフを斎藤千和さんが演じられることで
よりキャラクターの魅力が深まり可愛らしくなっていました。

ただ、やはりこの作品の本編はブルーレイですね!
規制が全て外されたセリフの数々を100%味わうためにはブルーレイしかありません。
もちろん規制されていたほうが笑えるネタもありますが、
そういった意味でTV版とBD版での違いを楽しめる一粒で2度美味しい作品です!

人には進めにくい作品であり好みは分かれる作品ですが
キャラ可愛さ、貫いた下ネタの数々、少し独特な演出の数々は
他の作品では味わえない面白さのある作品です!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

シモネタ4コマギャグマンガの思わぬ大作化 エロトークに萌える日常作品

2014年放送のテレビアニメ 生徒会役員共第2期 全13話

原作 氏家卜全 監督構成 金澤洪充 キャラデザ 古田誠
制作 GoHands 

第1期から4年空いての2期ですが、その間にOAD、OVAが発表されていたらしく、
残念ながら未見でした。
1期テレビ放送版は13話ですが、後続の作品を含めると全21話になるそうで、
気軽に観れるものなのかどうかは調査中です。
さらに2期放送後にも、OAD、OVA、劇場版が制作され、2期は22話になっています。

2期最終話では一瞬卒業かと思わせるシーンもありましたが、
完全無視で2017年夏までは継続中、まだまだ終わらないよ、っぽいです。
2010年の1期から、少なくとも2017年まで途切れることなく続いているシリーズになりました。

テレビ放送版しか観ていないのですが、1期から4年空いて相当の作画レベルアップ、
予算もかなり増えているように見えます。

津田タカトシ CV浅沼晋太郎 生徒会副会長 メインキャラで唯一の男子生徒
天草シノ CV日笠陽子 桜才学園生徒会長
七条アリア CV佐藤聡美 生徒会書記 お嬢様でHカップ
萩村スズ CV矢作紗友里 生徒会会計 身長140cm
横島ナルコ CV小林ゆう 生徒会顧問

以上が桜才学園生徒会の役員共

畑ランコ CV新井里美 新聞部部長
三葉ムツミ CV小見川千明 柔道部部長
五十嵐カエデ CV加藤英美里 風紀委員長 男性恐怖症
出島サヤカ CV田村睦心 七条家のメイド

など一期のメンバーに加えて

魚見チヒロ CV斎藤千和 英稜高校生徒会長
が登場。一発キャラと思いしや、重要メンバーとなります。

桜才高校は圧倒的に女性が多いとはいえ多少は男子生徒もいますが、
主要キャラは津田タカトシのみです。
女性キャラがエロネタ連発の割に色気とは無縁の設定なので、
ハーレムラブコメ的部分は一切無く、可愛い高校生のエロギャグアニメで統一しています。

はたして高校生が(エロい意味では無く)可愛いのか?と言う疑問はあると思いますが、
この作品中では大人の目からすると可愛いです。
と言うより、可愛く演じている感はぬぐえませんが。

下着見せやエロトーク連発にもかかわらず、楽しそうに演じているのは、
声優達がこの作品のセリフを楽しんで吹き込んでいるからだと思いますね。

1期から多数のOVAを挟んでの2期なので、相当キャラがこなれて、
どのキャラも違和感なく自然体の耳年増系エロトークで楽しませてくれます。
OVAで登場したらしいキャラも居て、「OVA見てね」とかで済まされ、
即座に通常営業はこの作品らしいです。
まあ、観るべきなんでしょう。

現在まで43話制作(うち2話分は劇場版1本)の思いもよらない大作化に、
その人気を確認できました。

これから観る人は1期視聴後に出来るだけOVAも観たほうがいいみたいです。
そして、1期は2期を観るためにあると言ってもいいほどの充実した作品と言えます。
エロくないエロトークの連発は高校生日常アニメと言ってもいいくらいの、
ゆるいギャグアニメ。

畑ランコで新井里美さんの声に初めて萌えたような気がします。
もちろん代表作は「白井黒子」ですが、「桜井小蒔」「シャッタッ君」「マジカロイド44」
など、特徴的な声を生かした役が多く、可愛らしさを前面に出したのはこの作品くらいでしょうか。

ギャグアニメの名作級に大進化、劇場版が見たいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31

64.1 5 修学旅行で日常系なアニメランキング5位
あいうら(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (706)
3096人が棚に入れました
 噛み合わない、それが楽しい。女子高生たちの日常。
 「何も起きないが起きる、彼女たちの日常。」を描いた
 ゆるゆる感あふれる4コマ漫画。

声優・キャラクター
中島唯、飯田友子、田村奈央、佐倉綾音、花守ゆみり、内山夕実、田村ゆかり、杉田智和

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たらばは蟹じゃない

原作未読で視聴

3人の女の子の他愛ない日常のお話

会話の中のちょっとしたところで「ぷっ」って笑ってしまう
笑いのレベルはそこそこかな?

メインの3人の女の子
天谷 奏香(あまや かなか)ちゃん
岩沢 彩生(いわさわ さき)ちゃん
上原 歩子(うえはら あゆこ)ちゃん
の頭文字をとったタイトルの「あいうら」
※「ら」はその他のひとら(ヤツら?)の"ら"らしい

3人とも中の人は若手の方らしくて
なかなか初々しい感じで好感が持てました

一話約4分のうち
お話のパートは約2分で
ちょっと短め

最初見たとき

(エンディングで)ん?・・・
(エンディングの途中で)おっ?・・・
・・・もう終わり?

って
ちょっとあっけにとられてしまいました

まあ
女の子がみんなかわいいから
それだけでも楽しめる方にはオススメかも

個人的には
アラサー女性教師の
若月美鈴(わかつきみすず)ちゃん(CV.田村ゆかりさん)の
制服姿に
共感?しましたよ~(誰だ~笑ってんのは~!)


それよりも
気になったのは
オープニングテーマです

軽快な曲に乗って
次々と流れていく謎の映像
もうほとんど
サブリミナル映像?

下手したら訴えられそう^^

そして
もっと謎なのは
映像と曲で多用されている「蟹」

なんで蟹なのか
まったくもってイミフでした

そこで
このオープニングの謎を
私なりに考察することに

再生ソフトの再生速度を
「ゆっくり」
にしてオープニングを観察しました
(※ソフトによって設定のやり方が違います)

まず一番に目に付いたのが
メガネをかけた謎の「おじさん」・・・
ってこれ
スティーブ・ジョブズさん?

「iPhone」のつもりでしょうか
蟹を耳に当てたりして
プレゼンしてる画像^^

「CNN」のニュース番組での映像を
模しているみたいですが
CNNが
"Cable News Network"ではなく
"CRAB News Network"にさりげなく変わってます^^

駅の改札機で蟹をかざす映像で
iPhoneって
モバイルSu○ca機能あったの?なんて
本来の目的を忘れそうになったり(マジで30分ほどググってしまった)

なぜかビーカーの周りに謎の粉
これ
ヤバくね?

蟹の缶詰「AIURA CRAB」
「¥1,050」・・・
たらばの缶詰「あいうらたらば」
「¥10,500」・・・
やっぱり
たらばは高い・・・
ていうか
たらばはそもそも蟹じゃない・・・


これらのことからオープニングを考察すると・・・

本作品の制作スタッフの一人が大の蟹好きだった

それはまるで
薬物に依存したかのように
日々蟹のことを考えていた

がしかし
水がコップ1杯800円のこの時代
彼のような年収300~400万円の収入では(某シェフのコメント引用)
自分の欲求を満たすほど蟹を食すことができない
ましてや高価なたらばは清水の舞台が崩落しても手が出ない・・・

そんな蟹のことで悩んでいたある日
なにげに
駅の自動改札機でかざしたスマホを見てふと思った

そういえば
iPhoneの開発元である(彼の持っているスマホがiPhoneかどうかはさておき)
アップルコンピュータの創始者スティーブ・ジョブズ氏は
日本文化に興味があり
特に"そば"が好きで
アップル本社の食堂"Cafe Macs"には
ジョブズ氏が考案したという
「刺身ソバ」なるメニューがある(Wikipediaより)
そもそもなぜコンピュータ会社の名前が"りんご"なのか・・・
意味が分からない
だったら
アニメ作品のオープニングに意味不明なテーマを使ってもいいんじゃないか

・・・と

そんなジョブズ氏の精神をリスペクトし
作中で蟹をアピールすれば
社員食堂のメニューにリーズナブルな蟹定食が加わるかも
と一縷の望みを賭け
わが身の嗜好の赴くままに
蟹をまるごと
オープニングテーマにしてしまったのだった~!

つ~か
こりゃ~もう職権(食券?)の乱用だ~!

な~んて
なんだか
思考が飛躍しすぎてしまいました^^

結論

「さっぱり分からない・・・」(湯○学@ガ○レオ)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

台無しアニメ(皮肉たっぷり酷評)

原作は4コマ。Web(ニコニコ静画)発のマンガだそうで。
高校生の仲良し女子達の、なんでもない日常を描いたショート作品です。


キャラデザインはとても可愛くて好みです。
動きは少ないですが、比較的丁寧に書き込みして手を入れてある作画も好印象。
笑いのネタ、シナリオ、会話の駆け引きもなかなか絶妙で演出も上手い。
意味不明ですがセンスあるOP・EDも面白いと思います。
カニ、カニ、カニ、カニ・・・・頭に残りますね^^


まー、カニでも何でもいいのですが一言、製作陣には文句を言いたい。
軸足が違ってやしませんかね?
「あいうら」という作品をアニメにしたいんじゃなくって、新人のプロモか何かを創りたかったのでしょうか?
事実がどうかは知る由もありませんが、キャスティングを見る限り、下衆な業界の裏事情が働いてるんじゃなかろうか?と勘ぐりたい気持ちでいっぱいです。

のんびり、まったり、他愛も無いバカな会話の掛け合いで和ませるタイプの日常系。
間の取り方やキャラクターの動きにヌルくてなんともいえない味があって、短いながら良質なアニメになっています。
ですが、「会話」が主体にもかかわらずそれを演じる面々が役者不足も甚だしい。
ショートアニメなのに毎回きっかりOPEDに加えて挿入歌も入れる無駄な時間配分しかり、ニューフェイスを”売り出したい感”が満々。
新人を抜擢して実績作りたいのはわかるし、そんな場も必要だとは思いますが、それが許されるのはちゃんと役者としての一定水準を確保してでの話。
一人ぐらいヘタクソが混じっているのならご愛嬌ですが、主要キャラの大半が素人に毛が生えたような大根では度が過ぎるというものでしょう。
脇役のベテランさん達が実力派なので余計にギャップを感じます。
声優界って、そんなに若い人材不足なんでしょうかね?業界の未来に不安を覚えざるをえません。
・・・と皮肉の一つも、かましてみたくなるってもんです。


つまんないB級泡沫アニメならそんなに気にもならなかったのかもしれませんが、なまじ声優以外の部分がいい出来だっただけに、余計にダメな部分が目立つのが本作の最大の不幸。物凄く歯痒いです。
学芸会のお稽古の練習台としては勿体ない素材でした。

願わくばせめて、この声優未満のヒヨッ子達が、本作を踏み台に成長してくれる事を祈るばかりです。
キャラソンのCD出す前に演技の勉強もしようね、お譲ちゃんたち。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32
ネタバレ

ベルベル♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

短編アニメ

始まった!と思ったらいつの間にか終わっていました(笑)

一話の感想
{netabare}
あっという間過ぎてびっくりしてしました(笑)
背景が少し、適当に書かれてるなと思いました( ´・ω・`)
後、金髪の子の声がイケボでした( ´﹀` )
そして、エンディングに恐怖を感じました、、、
そしてそして、棒読み感が、、、
{/netabare}

二話の感想
{netabare}
不覚にも、カナちゃんのネーミングセンスに少しクスリと笑ってしまいました(笑)
そして、あゆちゃんが身長低くて自分の下駄箱にたわなくて金髪の子が身長高いから取ってあげるのかなと最初思ってたけど、まず最初にカナちゃんが馬になろうとしたのが個人的なツボ(@´∀`@){/netabare}

三話の感想
{netabare}
○○寺ってつく名字ってやたら、カッコイイなと改めて思いました(o´罒`o)
私もそんな名字になりたいけど、名前負けするな、、、(´°ω°)チーン
{/netabare}

四話の感想
{netabare}
段々とOPとカニカニカニカニが頭の中でエンドレスしはじめてきたかな(笑)
そして、先生役の声優さんは上手い人が多いなと思いました!
杉田さん贔屓してないかと言われたら、、、してるかもしれない
|ω・)
{/netabare}

五話の感想
{netabare}
かなちゃんの死んだフリ金髪の子に思いっきりスルーされてて、少し可哀想に思ったけどめげない子だなと思いました(笑)
{/netabare}

六話の感想
{netabare}
弟が不憫だなと思いました・゜・(ノД`)・゜・
{/netabare}

七話の感想
{netabare}
前の話の続きで弟くんが出てきました!
弟が優しくてこんな弟欲しいなと思いました(笑)
決して、使いパシリが欲しいというわけではない( ˙-˙ )
{/netabare}

八話の感想
{netabare}
見るのやめようかなと思いつつ、短いのでつい見てしまう、、、。
この棒読みも癖に、、癖にな、、なならな、、る??
{/netabare}

九話の感想
{netabare}
ここまで見てふと思った事、、スカート短いからつい太もも見ちゃうね(笑)
{/netabare}

十話の感想
{netabare}
やっと十話まできたぞ!!もう少しで終わりや!!!
{/netabare}

十一話の感想
{netabare}
雨の日に長靴履くのは、懐かしいな(笑)
久しぶりに履きたいような、、
{/netabare}

十二話の感想
{netabare}
なんて言うんだろ、、最終回って感じがしない最終回でした( ´・ω・`)
漫画の方が面白いのかなとふと思ったので、今度見てみようかなと思います( ´﹀` )
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

69.2 6 修学旅行で日常系なアニメランキング6位
たまゆら ~もあぐれっしぶ~ (第2期)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (576)
2762人が棚に入れました
写真が大好きな高校生沢渡楓。高校入学を機に、横須賀市汐入から父親との想い出の町、
竹原に引っ越してきてから1 年が経ちこの春高校2年生になります。
写真は心と心を繋ぐもの。そう教えてくれた父親の形見のカメラで新しく出会った友達や­いろんな人たちとたくさんの写真を撮ってきました。そんな写真を通じて、この町で出会­った素敵な想い出の数々・・・、もっともっとそんな想い出を作りたいという思いを胸に­、楓は新たなチャレンジを始めます。それは写真部を作ること。古い町並み、美しい海と­島々、あたたかな人たちに囲まれた高校生たちの生活を描く心温まる優しい時間が流れる­物語。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

来期を早く見たい!(12話まで

本作品はOVA4話が最初にアニメ化されました。
その後1期12話+1話の-hitotose-そして遂に2期開始!
今回も12話なのかな?
物語の時系列は
1期1話→OVA→2-12話→2期
なので順番に見る事をお勧めします。


瀬戸内の広島県竹原市を主な舞台として、写真好きの女子高校生である沢渡楓とその友達が、それぞれのまだおぼろげな「夢」を追いかける物語。


本篇無料配信(毎週水曜日更新、各サイト配信開始より1週間無料配信、7月10日~)
・ニコニコチャンネル http://ch.nicovideo.jp/channel/ch2575837
・バンダイチャンネル http://live.b-ch.com/tamayura
・dアニメストア     http://docomo-animestore.jp/
・楽天ShowTime     http://www.showtime.jp/

公式サイト
http://www.tamayura.info/
公式Twitter
http://twitter.com/tamayura_tweet
ネットワーク竹原
http://www.i-love-takehara.jp/tamayura/
まとめWiki
http://www38.atwiki.jp/animetamayura/
たまゆらじお
http://tamayura.info/tamayuradio/


こういう泣けるアニメは一気見したい方だが…と思って撮り溜めてたら、もう毎話泣かされるとは思わなかった。゚(゚´Д`゚)゚。期待以上だった…


各話感想
{netabare}1話
相変わらずほのぼの暖かいアニメですね。
1年経った設定なのね。懐かしい。
もうOPとかBGMだけで涙ぐんじゃうよ(;_;)
かおちゃん葛藤してたのか…
cafeたまゆら今年も復活するのかな?
花の入ったお茶らしきものはなんだろうか。
かおちゃんこっそり泣いてたのか。
良い子だねぇ相変わらず…いつからのりえもんになったのw
概ね回想回だなぁ…
コウちゃん真面目に勉強してるな。
ぽてにょん症候群w新しい設定が出てきたな。
ふーにょんふーにょんふーにょん!w
ちひろちゃんは相変わらず遠距離なのかな?
あれこのももねこ追っかけるシーン前にも見たなw
写真部か~本格的になってきたようだ。
やっぱ最後は写真部で成功する感じの終わりになるんだろうか。
2期はもっと泣かせにきて欲しいなぁ。

・ほぼろ焼き
(そぼろ・たまねぎ、カイワレ大根・たまご・紅しょうが)入り(1,150円)税込
具にそぼろと玉ねぎってのは斬新だなぁこれは食べてみたい。

心霊スポット探検部っておいw相変わらずおねぇちゃんだなw
ともちゃんはちひろちゃんの友達か。まーた濃いキャラ増えたなw
ともちゃんだいぶセンスよくなったなぁw
前のぬいぐるみは気持ち悪いの多かったけどw


2話
OPの灰色の髪の毛の子は誰だろう…
桜の花の塩漬けだと!?なんかうまそうだな。
部長って言われるだけで目が@@
ちょwまおんちゃん一日船長って中の人ネタじゃねぇかw実話w
ぽってストレスに弱いな…
ぽってねぇ様ってあれ前からねぇ様呼びだっけ?
のりえww後ろでくるくる回るなwおいコウタンの写真もらおうとするなw
部長ワードがキモだな。
写真部結成きたか。熱血先生背中wなんだそのサプライズw
顧問下神山?二人してドジっ娘かよw
演劇部うっせぇww
あっ…お父さん…(;_;)
三谷かなえさんってあれか1話の電柱の子だなおそらく。
先生どんな記憶力してんだよw
クラッカーを全力スルーwwぽてニョン症候群ひどいw
小芝居wwしかしまぁ井口がやるとなんてうざかわいいんだw
映像付きラジオでの井口のうざさはやみつきになるw
部活すっくな!文系だけの集まりとかか?
ぽっての気持ちを大事にしてあげたいな。
マエストロいいおっさんだな。ってかイイ声過ぎる。
あれ?なんだか毎回毎回涙が…(;_;)
スカート短すぎるな。
いきなりの殴り込みですか!
EDぽって可愛いな…(;_;)


3話
写真部の本格始動のようですね。
部長って呼ばれる所か名前呼ばれただけでロボットになっちゃったw
うわうわ部活紹介か…急に思い出した昔部長やってて超緊張して失敗した黒歴史が…
恐怖の扉ってwじゃあってなんだよじゃあってw意味不w
やっぱりあの子三谷かなえだったか。
先生使えない…誰か手伝ってやれよ…
俺のは安モンのEXILIMデジカメだぜ!
かなえはなんでそんな気になってんだ?入りたいのか?
ゴマシャクレの勝ちだなw
祝 写真部ぽって部長!
プチ秘境探検部っていつからあったんだよw
おばあちゃん嫌いな写真無いだろw
熱血先生どうせ大した用事じゃないんだろw
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 まさかの宣伝ww
リベンジ
1.卒業アルバムの写真
2.桜まつり
目的は悪目立ちっておいおい。
成長を見守るから友達は入らないんだな。
三谷さんやっとゲット出来るか?おい盗撮だったのかよ。
かなえ可愛いじゃない。なんかグッと来る(;_;)
おかしいなぁたまゆらってだけでなんか涙もろ過ぎないか…
グイグイ来るwこれでかなえゲットだね!
一人目の部員。新しい出会いがあったので!
EDは何歳の頃のぽってなんだろうな。なんかコレ見てるだけで泣けてくる…


4話
特別…まぁ普通特別な時位しか写真撮らないよな。
かなえは恥ずかしくてそっぽ向いたのかな?好きな子でもいたのかな?
桜まつりのパフォーマンス…写真部が何すんだよ。
熱血先生wなんだよその企画ww駄目だろw
それはってなんだったんだ…
NOと言える日本人になろう!ってなんかいつだか流行ってなかったっけ。
次から次へと先生が来て忙しいなw
のりえ事、井口後ろで何やってんだw中の人そのまんまのキャラだなw
誰かの記念の桜だと!?何この素晴らしい公園。
本当にあるのか?それともアニメの設定なのか?リアルであっても不思議じゃないな。
千本桜?何これ凄い感動する…私の桜か…(;_;)
ドウゴウ先生まだ恋が実ってないのか…そろそろお好み焼き屋行きてぇなぁ。
リング焼きなんてのあるのか。食ってみたい。
あぁ一々うまそうなものが出てくるアニメだなぁ…
コマチ…好き?まぁまぁってwwおま策士だなw
熱血先生何してんだよw
ぽって成長したな。しかし何やるんだよ。
爆笑したwwwwなんで歌い始めたww
リアルじゃ写真ちいさすぎて見えないだろこれ…ちょっと無理矢理感が否めない。
こうちゃん何見つけたんだ。まさか…ぽっての桜。
ええーももねこ様が見つけたのかよ。そこは自分の力で見つけさせて欲しかったな。
この桜の公園本当にあるの?感動するよこれ本当に…(;_;)


5話
腕章はなんだ?写真部の腕章かな?
ちょwぽってwww何してんだwいつからそんなキャラにw
ぽって部ならぬけいおん部もといお茶会部だな。先生も混ざりやがったw 
ベーコンパイだと!?マックのベーコンポテトパイメッチャ好きだ。うまそうだ。
もう10年位食ってない気がする。マックにまだあるんだろうか?そもそもマックにずっと行ってないな…
桜写真コンテスト。何故宣誓したw
葉桜は葉桜で良いと思うけどなぁ…木にまたがっとるw
あれ?のりえちゃん料理出来るんだっけ?(中の人的にry
おまwダメな人に相談しちゃったなw
こうちゃんとのりえ逆だろw
のぼり旗持ってくんなw車が空飛んじゃってwww意味不w
一生載せないで下さいおねがいしますよ本当にw
オニギリ何故人の顔w若干不気味なんだけどw
まぁ普通は駄目な写真はさっさと消しちゃうよね。
かなえマジ真面目!
しかしまぁ歩きで出かけるの好きだよなぁこのねぇちゃんw
エッサホイサッなんてやってたら速攻でバテるわw
樹齢300年だと!?そんな桜リアルでもあるのか?
先生凹みすぎだろ…


6話
冒頭から井口MAXwサービス回かな?あれ?今までこういうのあったっけ?
エロとか一切いらないんだけどなぁ…
お父さんの後輩?いきなり抱きつく前に言う事あるだろ。いやあえて言うべきでは無いのか?何処まで気を使うべきなのか難しい。
ツアーっておい営業じゃねぇか!無料招待じゃないんだろ?これ。
まさに3.11にのっかって商売してる奴らと何ら変わらない。
とか一瞬思ったが、どうなのこれ…
一緒に来て欲しいって言ったからタダなのかな?
どういうつもりで引っ張りだしてんのか良くわからんから感情移入しにくい…
えっ親父の浮気相手かなんかなの?なんか邪推が働いてしまうんだけど…
まぁただの後輩なんだろうけどなぁ…駄目だ女不信だorz
焼きたてのパンは最高だよなぁーwまぁ炊きたての米の方が好きだけど。
B&B。ベッドアンドブレックファースト。初めて聞いた。
まぁ旅館じゃないしな。ってかリアルでもあるんかな?
お父さんが残してくれた宝物と言うか思い出と言うか…
宝物になって良かったな。
ハルミさんがふうちゃんにおめでとうのシーンもう画面見えないよ(´;ω;`)ブワッ
はぁ…もう今期は毎話毎話泣かせに来る…もう枯れちゃうよ…
水分足りなくてハムナプトラになっちゃうよ。
なので、じゃなくて「ので、」の方が口癖だったのか。


7話
神奈川県横須賀市へ帰省?と言うかなんというかちひろちゃんの街へ行く事に。
って広島から神奈川って1日かけても着かないんじゃ…
ねぇさん運転怖いっすw
ともちゃん…?あれ?前に出てきたっけ?あっ電話のあの子かw
どんだけでかいバーガーだよw
ともちゃん俺っぽいなぁ最初声とかかけられなかったりするけど話すと止まらないという。
まさか神奈川にもももねこ様がw
そういや今年夏祭り行ってないなぁ…
この指とーまらないっておいいいい!w
あれかぽてにょん症候群で抜群に強いのかw
線香花火とか動く動かないより花火の運がでかい気がする。
懐かしの思い出だったのか(´;ω;`)ブワッ
また泣いてしまった。いちいちBGMが良すぎる。
お父さんのことだいぶ受け入れられるようになってきたみたいだな。
最初は悲しい思い出でも時間が経てばいい思い出になるもんだよね。
Cパートももねこ様何してんのw一日署長?w


8話
今度はちひろちゃんが学校に来たのか。
ぽって部長だけど部員1名だしw
ムキュムキュってキスなのか?w
BGM音はずしてるw
秘密基地どっかにあるのかな?
ちっちゃい頃田んぼの草むらによく作ったっけ。
夜景モードで一発な気がすry
ってぽってのは手動かw
いきなり写真展…ぽってしっかりしてきたな。
上下山先生w
キャンドルボーイって店が気になるw何の店だw
おねぇちゃん心折れたのに行くって言っちゃうから張り切っちゃってるじゃないかw
30分で何処行く気だw秘密基地って基地無いけどなw
あら?三脚持ってたっけ?
写真部作って写真撮って願いが叶って(´;ω;`)ブワッ
随分遠くで花火やってたのね。


9話
竹あかり綺麗だよね。イイ風習だなぁ。
完全に井口wwヒトデ型宇宙人w
竹はいい匂いするから好きだなぁ。毎年夏場は竹シートで寝てるし。
何故マエストロがお客さんを知っているんだろうか。
夏目望さん。お父さんの高校の頃の友達か。ちょwまさかの緑川光!?ナツメ違いだろw
父親とそっくりなのか。まったくひねりが無いのか。
カナエちゃんの全力擁護。
写真を撮ることは好きって言う気持ち。
まおんホントしゃべらないなw
ほぼろで一緒に食べるのかよw
写真のこと心配するあたりなんかすげぇ恭介っぽい。
お父さんの話聞くのか…だいぶ耐性付いたんだな。
高校の頃かぁ…色々馬鹿やったなぁ。もっと写真撮っておきたかったなぁ。
好きな子の写真か。別れて全部焼いちゃったな。
なんか色んな懐かしい思い出とともに涙がちょちょぎれた(´;ω;`)ブワッ
ナツメ照れ隠しの仏頂面なのかw
マエストロ女にやたら優しいのにちっともモテナイのかよw
おかえりなさい。
夏目さんやっぱり緑川光だったwwあの人もうナツメキャラ固定だなw


10話
かなえってそういや先輩だったんだっけ。今3年だから卒業しちゃいそう。
まおんは何を表現したのかわからんw
撮影旅行…あっやっぱりだ。卒業だよなやっぱ。
私達展またやるのか。
まおん宅の旅館に泊まれるのか。また働くのかな?
「え”ーーーーーーーーー」いい演技だなw
コウたん来ないのかよwコマチとコウたんの2ショット写メw
寝るのかwノリエちゃんほんと中の人まんまって感じw
まおん良く喋る回だな。
かなえはまだ進路決まってないのか。
季節はいつ頃なんだろうか…葉っぱ青いし夏かな?でも皆長袖だな。まだ夏前とかかな?
マオンはやっぱ働くんだな。
あれこの公園あの口笛の場所じゃ。誰だろう?
地面の木漏れ日綺麗に写るものなのかな。そういう写真見た事無いなぁ。
魔法美少女かおたんw
マオンが旅館の格好すると花咲くいろはの子そのままだな。
潮待ち島…潮は必ず来る…ここ良い話だなぁ。
LIVEやってる人だったのか。
マオンのちいさかった頃に見たLIVEはこの人達だったのか。ちょっとうるっとした。
きっかけを貰っているんだね。
カナエもきっかけ出来たかな?潮が来たのかな?
きっかけは写真部か。
西尾維新の物語のあとがきだかで書かれていた伏線の話みたいだ。
後になってみればあれが伏線だったのかなと想い出すみたいな。
自分の海へと漕ぎだすだと?何があったw
次回「今年もありがとう、なので」えっもしかしてもう冬になっちゃう感じかな?


11話
あっという間に12/30日なのね。クリスマスはスルーか。
かなえの最後の思い出か。
こまちの写真がひどいw
おばあちゃんが玄海に見える…
ともちゃんまーたマシンガントーク始まったかw
出張ほぼろ焼き。
一枚目にぽっての写真かw自分好きなのかと思ったw
客凄い人数いるなぁ。
プリプリ焼きとメソメソ焼きwもう一個はプンプン焼きかな?
お礼…怪しい…
のこちゃんw去年の続きの話かw恋のバトルまんまじゃないかw
あっさり終わったなぁ私達展。
初詣か。カウントダウン中になんでカメラに蓋したんだろ。
願掛けで蓋したのかな?
親目線もいいもんだね。
ってか冬なのに一枚だけかけて寝るとか暖房でもあるのかな囲炉裏だけじゃ寒いだろうし。
写真部が出来たきっかけはかなえの写真だったのか。
お互いにきっかけ作り出来てるんだなぁ。
まるで鶏が先か卵が先かみたいな感じだなぁ。
皆起きてたのか。(´;ω;`)ウッ…
やり残したことは何も無いのか。
でたーwまた拉致られたw
海で初日の出とかメチャクチャ寒そうだな…
まおんさけべよww何この青春物語w高校の時やったなぁ…
かなえちゃんにもらい泣きした(/_;)
次回「そして、旅立ちの季節なので、」
かなえちゃんの卒業式で最終話は締めるのかな?


12話最終回
お父さんの誕生会か。なんかいきなりしんみりしちゃった。
シャッター壊れたのか。壊れたらデジカメ買うのかな?
ひな祭りかな?のりえが完全に井口w
かなえ先輩志望校に合格したのか。何処の大学入るのかな?
先生熱血だなぁw お好み焼き旅行って太りそうな旅行だなw
単車で何処へ向かうのやら。
大久野島?何処なんだ一体。
なんとプロポーズの場所だったのか。
お母さん(´;ω;`)ブワッ 画面見えないよ(/_;)
ニラのハーブティー?なにそれ本当にあるの?
まさかのぽってのツッコミw餃子じゃ無いのでw
部員ってのりえとかかおたんとかまおんとか結局入らないのか。
来季あったらかなえ出て来るのかな…
写真部またぼっちになっちゃった。
たまゆら製作委員会にありがとう!
いやぁ良かった。「最後の春休み」EDなかなか良い曲だ。
みんなみんな忘れないよ。
早く来季やらないかな…ラジオはまだしばらく続くのかな?{/netabare}



1期レビュー
http://www.anikore.jp/review/621461
OVAレビュー
http://www.anikore.jp/review/616357

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

薄紅色のシャッター

視聴中→{netabare}
『第1話』
  {netabare}1期と比べて大分安定感増しましたね。
  メリハリも利いて見易くなったと思います。
  1期で作った基盤を活かして、2期で深みを出していくといった方向性なのかな?
  作品として成長しているのが感じられ、とても良い方向に向かっているのではないでしょうか。

  当面の問題点は、ぽって視点が増えて、他のキャラの出番が減ることですかね。
  ぽっての一人立ちの演出としては良いですが、1期の方向性からいくと他のキャラの夢も描かなければいけないわけで……。
  だからと言ってコロコロ視点変更するのもアレですし。
う~ん、悩ましい。
  難しいとは思いますが、この辺りをどうにか頑張ってほしいです。

  そして、未来の問題点。
  現在の流れを維持して上手く昇華するには、『卒業』というワードが重要性を持つ。
  ところが、今2年生成り立てなので、今期でそれをやるのは難しい。
  つまり、もう1期必要なんですよね。
  強引な策で、『転校』という手もありますが、できれば避けて欲しいです。

  2期でたっぷり時間を使って丁寧に描き、3期で爆発させる。
  ここを上手く演出できれば現代版ARIAになり得るかもしれません。
  期待してます。 +.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。

  ※現代版ARIAというのは比喩ですので、もし癇に触った方がいたらご容赦願います。
{/netabare}
---------------------------------------------------------
『第3話まで』
  {netabare}今のところ良い感じだと思います。
  ただ少しだけ、かなえちゃんの立ち位置が不安。
  ぽってが予想以上に頑張っているので、現状だと先輩らしさが皆無に等しいです。
  このままだと金魚のフン状態なので、どこかで威厳を発揮して欲しいですね。
  今期、どういう形に収まるとしてもここはかなり重要になるかと。
  その上で、{netabare}ぽってに何かを継承できれば私的には言うことなし{/netabare}です。
{/netabare}
(2013.7.25)
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『第8話まで』
  {netabare}現状までは、概ね満足といったところ。
  でもやっぱり、かなえちゃんの影が薄目なのが気になる。
  もう少し色濃い存在になってれば、次も展開しやすかった気がします。
  多分このあとかなえちゃんにスポットが当たることになると思うんですけど、
  順序を逆にして空白期間でぽっての所用を済ませた方が良かったかもしれませんね。
  さすがにこのまま退場ってことは……ないよね?

  私的妄想→{netabare}
  展覧会でかなえちゃんの写真が注目され、プロの道に進み始める。
  部活に顔を出すことが少なくなり、ぽってとの距離が……。(ここで所用を済ます)
  互いに別れが近いことを意識し始め、残りの時間を大切に過ごす。(間接的に、ぽっても成長)
  かなえちゃん、涙の卒業式。
  新年度、フォト部を訪れる後輩たち。そこには一段と成長したぽっての姿が。
  そして3期に続く。てな具合に。
  (そういえば、そろそろ後輩候補キャラがゲスト出演するのも良い気がする){/netabare}

  花火を綺麗に撮るのって簡単そうに見えて難しいんですよね。
  ブレ軽減、露出調整、天候確認、場所確保、様々な技量が必要となります。

  プチ専門的→{netabare}
  まずは三脚。ブレ軽減に必須と言えます。
  手持ちは無謀だと思っておいた方が良いです。
  次にカメラ。ぶっちゃけ携帯のは適してません。
  (撮れないわけではないですが、満足はできないと思います)
  シャタースピードが4~8秒ぐらいまで設定できるものが好ましいです。
  そして土地勘。当然良い場所は皆が狙っています。
  カメラマンだけならさほど問題はないですけど、一般客が多いと三脚立てることすら難しいことも。
  車利用する場合は、渋滞などにも気をつけなきゃいけないし……。
  とりあえずはこれだけあれば、何とかなります。
  あとは便利アイテムとして黒い紙など、レンズを遮蔽できるものがあると良いですね。
  写したいものだけを写すことが出来るので。
  (原理や使い方に関しては割愛します。気になったらご自身でお調べ下さい)
{/netabare}
  とまあ、色々書きましたが楽しむのが一番ですので、あまりお気になさらずに。
  故意に変な撮り方したり、花火だけでなく周りの情景も撮ったり、失敗写真だったり、それもまた一興ですよ。
{/netabare}
(2013.8.21)
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『第9話』
  {netabare}志保美さんの使っていた道具はレリーズというものです。
  主な用途は以下の通り。{netabare}
  ①遠隔でシャッターを押せるので楽。
   三脚と組み合わせれば、手ブレが発生しないので、夜間撮影や高倍率ズームなどが容易になります。
  ②物によりますが、ボタン押してる間、シャッター開きっぱなしにできます。
   星とか螢とか撮るときに便利です。
{/netabare}
{/netabare}
(2013.9.1)
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『第10話』
  {netabare}行く先の書いてない切符の使い方が良かったと思います。
  設定や小道具が活用できてるかどうかってのは、小さいようで意外と大きいんですよね。

  物語の方は多少の不満あり。
  やっぱり卒業云々は、もう少し前から並列進行して欲しかったかな。
  丸々1話に詰め込んだせいで、少し流れが強引な感じがしました。
  あと、展覧会の扱いはあれだけなのでしょうか?
  志保美さん以外のプロと知り合って、かなえ先輩の卒業後の布石にするとか、
  後輩候補キャラ登場させるとか、
  9話と繋げてプロとアマの違いを表現する(やっぱり技術も大事)とか、
  もっと上手く利用できたように思えます。
{/netabare}
(2013.9.5)
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『第11話』
  {netabare}ラストの不意打ちにやられました。
  ただ、ここまで盛り上げちゃって来週大丈夫なのか、ちょっと心配だったりもする。
  案外サッパリと終わらせるつもりなのかな?

  構図の変化はかなえ先輩というより、あの方の影響が大きい気がしますね。流れ的に……。
{/netabare}
(2013.9.13)
{/netabare}
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『視聴後』
  真っ先に浮かぶのは、おしいの一言。
  1話1話ここの話は良かったと思いますが、全体として見ると継ぎ接ぎ感が否めないです。
  写真を並べてるような感覚と言えば聞こえはいいですが、やっぱり流れは大事かと……。

  大きく分けるなら『父の軌跡廻り』と『かなえ先輩の卒業』という2つでしょうか。
  正直ここのバランスが悪かったかと。
  比率が8:2くらいで、後者の弱さが目立った印象です。
  過去と現在とも言えるので、5:5~4:6くらいがバランス良かったかもしれませんね。
  私的妄想→{netabare}
  ①キャラバランス
    まず、ぽってが積極的過ぎた気がします。
    まだ頼りないぽってをかなえ先輩が引っ張っていくという形の方が良かったと思いました。
  ②ストーリー構成
    前述の通り、『かなえ先輩の卒業』の方を軸に、空白を『父の軌跡廻り』で埋める形が良かったかと。
  ③未来への布石
    まず後輩キャラ。
    登場させられる機会が多分にあったと思うので。
    顔見せしないでも、噂話とか色々できたかと。
    あとは先輩の今後。
    構成の問題もありますが、あまりにも不明瞭すぎます。
    3期あったとしても登場させにくいのでは?
    (フォト部の創設者や偉大な卒業生というわけでもありませんし……)
    せめて、どこの大学行くとか、写真は続けるとか、の話だけでもあれば良かったかと。
{/netabare}

  いつもの如く好き勝手言ってますが、作品として良いものだと思ってます。
  欲を言えばという話ですので、悪しからず。
  雰囲気は日常系ですが、一線は画してると思うので万人に薦められるかな?
  『ARIA』とか『夏目友人帳』とか好きなら大丈夫かと。

  3期はあると思いますが、実際はどうなのでしょうか?
  首を長くして待つことにします。(●´・∀・`)ノ
(2013.9.21)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

amnmnt さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

「感動」の押し売り、薄く綺麗なベールの向こうに透けて見える汚物のよう

どこまでも不快感が付きまとう、気持ちの悪い作品でした。いや、もうこれを作品と呼ぶ事にすら嫌悪感があります。つまらない。どこも感動しない。1話から12話まで終始、真顔での視聴。辛かったです。OVAとTV1期は複数回トライしましたが、もう勘弁してください。このTV2期は1周だけの視聴です。

今回は他の方の高評価なレビューもよく見て、色々と視点を変えればどうにか楽しめるのではないかと頑張りましたが、だめでした。「たまゆら」は糞であると断言します。糞を薄くて綺麗なベールで包んで、ほら綺麗でしょ、素敵でしょ、と売り歩いているようなもの。見えるんですよ。薄っぺらいから、その先の糞が。あと、臭い。臭くて仕方ないです、このアニメは。そんなものですから、他人にはちょっと勧めようがない。時間の無駄だからやめとけ、としか言えません。

OVA、TV1期、そしてこのTV2期と全て観ましたが、全て本質は変わらず「伝えたいもの」や「分からせたいこと」が皆無。とにかく「いい話系」にしたいという作者の乞食のような意識ばかりが前に出て、ひたすらに押し付けがましい「感動」とされている何か。

この「たまゆら」というアニメの気持ち悪さの本質については、OVA版やTV1期の私のレビューに記しましたので気になる方はそちらをご覧ください。このTV2期も全くの同様です。

さて今回TV2期のレビューとしては「具体的に何をもってしてたまゆらというアニメが糞なのか」について言及します。


<最大要因:ストーリーがあべこべ>

TV2期になってまさかの写真部設立。所が写真部としての活動の主軸になっているのが男性教師(サブキャラ)。次いで、もう一人の女性教師(サブキャラ)。肝心の主人公やメインキャラ達は「乗っかっている」だけなんです。なぜ主軸をメインキャラに持って来なかったのか。意味不明。そんな土台にも関わらず、「なんとなく」写真部を中心に物語は進行するのですが全12話を通して写真部の活動や存在がやたら薄い。写真部を設立したエピソードの必要性、必然性がない。写真部なしでも何ら問題なく進行できてしまう。それ程に写真部という「器」が薄い。結果、あの子達にとって写真部という場はそう大切なものでも何でもないように感じたし、主要キャラでさえそうだから画面のこちら側の視聴者としては気持ちの悪い疑問だけが残る。なぜ写真部つくった・・・と。

そして構成がおかしい。感動乞食の作者が盛り上げたい、見所にしたいはずの「感動シーン」。1話完結というのは全く問題ではないが、1話の中でそこ(最大の見せ場)に辿りつくまでの道のり(見せ方)が右往左往する。本来であれば道中は「見せ場」を最大限に盛り上げる為に必要な布石をちりばめ、少しずつ観る側の感性を刺激し、そして辿りつく「感動シーン」で一気に視聴者の心を持っていく。そういう作者の丁寧な戦略が必要なはずが、全然関係のない内容を挟んであったりする。そのせいで観ている途中「あれ今これどういう話なんだっけ」とよく分からなくなる。視聴者が迷子になる。そんななか画面の向こうは勝手に「感動シーン」に到達してしまうものだから、全然感動が伝わらない。わけがわからない。話数にもよるがギリギリ起承転結は付けてくれてあるのでOVA版に比べればまだ観れるが、ふと真顔で観ている自分に気づく事となる。

一応、6話だけは普通に楽しめました。主人公の子が亡くなったお父さんの軌跡を追って小さな旅(実際は旅行ですが)をする、といったお話なのですが、良かった。

<作者の竹原への思い入れが無い、人生経験が希薄、作家をできない>

多分根底にある問題はこれだと思います。佐藤順一のインタビュー記事なども読みましたが、どうやら彼は別段、竹原が好きというわけではない。商業意識として「ああ、ここを舞台にしようかね」という程度の考えのよう。それで、この「たまゆら」を作るにあたって現地へ足を運んだり、単純に調べたに過ぎない。作者のなかに積もる想いが何も無いわけです。だからちょっとした観光案内(紹介)程度にしかなっていない。それに加えて作家能力の無さ。物語を膨らませる事ができない。恐らく彼は人付き合いが大の苦手なのではないでしょうか。そのせいで人と深く関わった事がないですとか、これまでの人生で自分自身がガツンと心を動かされたような事が無く、情熱や感動といったもの自体よく分かっていない気がします。だから商業的に押し付けがましい「感動」しか描けず、だから「ARIA」の結果だけを猿真似する事しかできない。そう考えると実に自然な結果だと思いました。もう二度と佐藤順一原作のアニメは観たくありません。

<キャラが薄すぎる>

TV2期で1キャラ増え、メインキャラは5人になりました。しかし。あまりにもキャラが立っていない。誰も。というか、キャラ自体被ってしまっている。それぞれのキャラを簡単に説明すると、

①主人公・・・あがり症、写真好き、大人しめ
②ポニーテール・・・元気系キャラ
③ツインテール・・・元気系キャラ
④黒髪パッツン・・・ひっこみ思案、大人しめ、声小さい、口笛キャラ
⑤新キャラ・・・あがり症、写真好き、大人しめ

こうなります。分かりますか。もうね、属性が完全に被ってるんです。大して変わらない。キャラ被り。強いていうとギリギリ④の子だけまだキャラが立っている方です。なのによりにもよって耳障りな口笛。①と⑤、②と③の被り方は本当に酷く、理解不能です。そんなんだから、誰も全然キャラが立たない。被りっぱなし。誰が欠けても何ら問題ないんです・・・。キャラ同士の相関をきちんと持たせて「5人揃ってようやく1つとなる」ようにしておけば良いだけなのに。

そして主人公、これも大問題です。一切のカリスマ性がない。惹きつけられるものをもっていない。主人公を主軸に周りの登場人物たちが何かしら動かされる、ハッとさせられる、そういう要素が何もない。言わば、主人公ではなく「モブ」なんです。

しかも全員がモブ。通常であれば主人公達の後ろの方で歩いてるだけの存在。そんなどうでもいい人物達が空っぽの「感動的な何か」を押し付けてくるから気持ち悪くて仕方ない。すごいでしょ、感動するでしょ、と。この気持ち悪さを例えるなら、ブサイク同士が集まって、お互い「かっこいい」だの「かわいい」だの心にもないお世辞を言い合っているような様子を12話分見せ付けられるようなものです。

<サブキャラが目立ちすぎ>

男性教師(ジャージの人)と女性教師(白衣の人)です。写真部設立や、その後の様々なところでグイグイ関わってくるのですが、この二人が大事な役目を与えられすぎています。本来であればこの二人の役目はメインキャラが担わなければならないはず。メインキャラ達を支える教師、という立ち位置を遥かに超えてしまっており、この教師二人が居なければ成立させられないエピソードが結構ありました。特にジャージの男性教師。主役の仕事を完全に彼がやってしまっている。これがメインキャラの薄さに拍車をかけ、余計にあの子らの世界に入っていけなくなる。見所がなくなる。メインキャラは5人中誰が欠けても大丈夫なのにサブキャラは欠けるわけにいかないって、おかしいでしょう。

<ももねこ様の存在価値がない>

文字通り、必要ないです。というか、これも必然性がない。恐らく「ARIA」のアリア社長「的な」不思議生物「的な」マスコット「的な」何かを入れたかったから、という安易な考えによるものなのでしょうが、本当に安易すぎる。世界感としてはほぼリアリティを追求しているこのアニメで、明らかに浮いています。作者のももねこ様を出したい気持ちだけが前に出てしまっており、結びつけが何も無いのが原因。アリア社長は変です。猫には見えない不思議な造型。謎の生物感。しかし、物語の中できちんと相応の「役割」をアリア社長は与えられており、必然の存在なのです。アリア社長が居なければ成立しないようになっている。所が、ももねこ様は・・・言わずもがな。メインキャラと同じく、居なくてもなんら問題ない、居る必要性、必然性がない存在なのです。ただでさえあらゆる点において視聴者を置いてけぼりにするアニメですから、そんななかこの謎生物が居ると混乱するだけです。最後まで観て結局なんの関わりも本当に何もない事に驚きました。続編でついに明らかになったりしても、もう遅いですよ。後付け。空っぽなのは見え見え。

<総じて駄目なこと>

人物も、設定も、物語も、全てにおいて「必要性」と「必然性」が無い。そこを考えていない。そのせいでどこもかしこも宙ぶらりんでよく分からない、空論で分かっていない感、感動の押し付け、などなど、あらゆる糞要因を生んでいると思います。筆者は色々なアニメが好きというか、大抵のアニメにはそれなりの楽しみ方や良さを見つけられます。しかしこの「たまゆら」は本当に珍しい・・・。こうも理解不能で駄目だししかできないアニメは初めてかもしれません。本当に無駄な時間を使いました。続編も出るみたいですがこれ以上はどうにも期待できないので、さすがにもう観ません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

69.4 7 修学旅行で日常系なアニメランキング7位
ひだまりスケッチ×ハニカム(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (473)
2471人が棚に入れました
『ひだまりスケッチ×ハニカム』は、「ひだまりスケッチ」の第4期シリーズ。
憧れのやまぶき高校美術科に、見事合格したゆの。
自宅から遠いため、親元を離れ学校の門前にあるアパート「ひだまり荘」で一人暮らしをすることなった。
隣室に住む同級生の宮子、階下に住む上級生のヒロ・沙英とともに、やさしくあたたかい仲間に囲まれながらも、4人が巻き起こす楽しくもにぎやかな日々を描く。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、釘宮理恵、福圓美里、沢城みゆき、チョー、蒼樹うめ

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

故・松来未祐さんの病名、慢性活動性EBウイルス感染症だったと明かされる

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第1巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第1巻。
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
「ひだまり荘」でひとり暮らしを始めた彼女は、優しく温かい仲間に囲まれながら、夢に向かって歩き出す。
第1話「5月6日 - 5月15日 狭い日本 そんなに急いで どこへ行く 5月16日 - 5月18日 どこでもでっかいどう」と第2話「5月18日 - 5月19日 上からゆのさま」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第2巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第2巻。
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
「ひだまり荘」でひとり暮らしを始めた彼女は、優しく温かい仲間に囲まれながら、夢に向かって歩き出す。
第3話「8月31日 夏休み最後の来訪者 9月1日 おかしもち」と第4話「9月15日 勝利のシャッターチャンス!! 勝つのは宮子だ!!」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第3巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第3巻。
いきなり明後日両親が遊びに来ることになったなずな。
手料理を食べたいと言われた彼女はゆのさんに相談すると、ヒロさんとふたりで教えてくれることに。
第5話「4月20日 オンナノコのきもち 1月31日 まっすぐな言葉」と第6話「10月15日 空の高さも木立の影も 4月26日 - 4月27日 恋愛上級者」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第4巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第4巻。
コンペでやまぶき祭のパンフレットの表紙絵を描くことに。
表紙になれば校外の人にも見られ、やまぶき高校のホームページにも載ると張り切るゆのだったが…。
第7話「10月5日 - 10月6日 パンフコンペッペ 10月6日 - 10月8日 ひみつのデート」と第8話「10月11日、10月30日 恐怖!やまぶき祭 準備編 11月3日 怪奇!やまぶき祭 当日編」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第5巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第5巻。
大家さんがデパートのクジで当たった人生体験ゲームをもらった沙英は、そのままじゃつまらないと、ひだまり荘版に改造することに。
第9話「11月10日 ほほえみがえし」と第10話「12月2日 学べる雪合戦 12月15日 ひだまり応援団」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第6巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第6巻。
吉野屋先生の部屋の美術書が増え過ぎたため、一部をやまぶき高校に寄贈することに。
すごい量の本を運ぶのを手伝うことになったゆのたちだったが…。
第11話「12月22日 お姉ちゃんだったのですね 12月21日 - 12月24日 うろおぼえうた」と第12話「12月31日 - 1月1日 ゆく年くる年」を収録。

【アニメキャラの魅力】ミニマム、家庭的、お風呂好き!(たぶん)主人公「ゆの」の魅力に迫る
『ひだまりスケッチ』は、『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった蒼樹うめ氏による漫画作品およびアニメ作品で、やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた物語です。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯などさまざまな場所が舞台。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■ゆのとは
ひだまりスケッチの主人公です(たぶん)。ひだまり荘の201号室に住んでいて、隣人の宮子とはクラスメイトでもあり、親友です。はじめは、自身の芸術への取り組み方について悩んだりもしていましたが、ひだまり荘の住民や周囲の人と交流しながら、少しずつ成長していく様子が描かれています。

身長144cm。今時の小学生高学年の平均身長くらいのミニマム。そして、身長の話題になると暴走状態になってしまいます。そして、声優「阿澄佳奈」さんの声が、さらに彼女の魅力をアップさせています。

■家庭的
ゆのは、ひだまり荘に来たとき、若干ホームシック気味になったことがあります。そのためか、乃莉となずなが来たときには、沙英さんやヒロさんのように後輩の面倒を積極的に見ようと奮闘します。沙英さんとヒロさんとはまた違った、ひだまり荘の家庭的な雰囲気を作り出しているのが彼女といえるでしょう。料理が得意で、おふくろの味の輪切り人参入りきんぴらごぼうは、なかなか他では見られない素敵メニューです。

■努力家
ゆのの登場シーンはとても多いですが、その中でも物事がうまくいかずに悩んでいるシーンが多い気がします。他の登場人物と比較すると、やや地味な感じもしますが、努力して一生懸命に物事に取り組む、そんな姿勢は私たちも見習いたい部分ですね。

■お風呂大好き
ゆのはお風呂が大好きで、アニメではほぼ毎回彼女の入浴シーンがあります。入浴シーンの需要も、きっと(そこそこ?)あるのでしょう。彼女以外の入浴シーンが気になるなら、時々ひだまり荘の住民達で近所の銭湯に行っているようなので、そちらも確認してみてください。ちなみに近所の銭湯は“正の湯(まさのゆ)”で、のれんには「ゆのさま」と表記されています(笑)。作者のセンスに脱帽なのです。ただ、同じ水でもプールは苦手で泳げません。

癒し系ミニマム芸術少女「ゆの」の魅力について語ってみました。まさに『ひだまりスケッチ』の主役にふさわしく、たくさんの長所と短所を持った、とても魅力に溢れる少女ではないでしょうか?

【アニメキャラの魅力】ムードメーカーでトラブルメーカー!ハラペコ貧乏少女「宮子」の魅力
『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したもの。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた人気作品です。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯など、さまざまな場所を舞台としています。

■宮子嬢ってどんなキャラ?
宮子嬢は、福岡県出身で家族は両親と兄がいます。一言でいうと、既存の価値観にとらわれない自由人でとても感性豊かな女の子です。彼女はひだまり荘の202号室に住んでおり、部屋にはなぜか、親が持たせてくれたというビニールプールが・・・。一方で、水道料金を払い忘れて水が出ないなど、うっかりさんな所も。今回は、そんな宮子嬢の魅力について紹介したいと思います。

■ハラペコ健康少女
家庭状況が作品中で語られることはほとんどないですが、その口調からどうやら貧しかった様子。ひだまり荘でも家賃の一番安い、大家さんが自力でリフォームした部屋に入居しています。作品中でも食べ物にまつわるエピソードには事欠きません。女の子はみんな体重や食事の量を気にするものですが、宮子嬢は逆に“たくさん食べることが幸せ”という考えを持っています。健康的でよく食べる女の子はとっても魅力的ですよね。

■スタイル抜群
同性から見ても魅力的なそのスタイル。身長165cmと、同世代の女子学生より長身でありながら、出るところはしっかり出ています。さらに、日頃はお金が無くてなかなか買えませんが、トリートメントをすると髪質も良くなるなど、ルックス・スタイルともにパーフェクトなのです。いつも植木屋の兄に散髪をしてもらっているのはもったいないですが、お金がないなら仕方ありません。ぜひ宮子嬢にトリートメントを買ってあげたいです。

■文武両道
宮子嬢は推薦入学でやまぶき高校に入学しており、美術だけでなく全体的に成績は優秀なようです。作品中でも、妙なところでマニアックな知識を披露したりも。一方で、屋根に登ったり、ひだまり荘の2階から飛んでも全然平気など、運動神経もかなり高いです。一般的な文武両道なお嬢様とはちょっと違いますが、運動、勉強、芸術的にも優れている宮子嬢はやっぱりパーフェクトなのです。

■仲間思い
宮子は、ムードメーカーで時々トラブルメーカー。ひだまり荘の仲間をとっても大切に思っており、隣人でクラスメイトであるゆのの事はとくに大切にしています。ゆのが体調が悪くなったときには、彼女なりに看病してあげたり、後輩の面倒を見てあげたりしています。宮子嬢に看病してもらえたら一発で復活しますね。

宮子嬢なくしてひだまりスケッチを語ることは出来ません。優しくて優秀で時々ボケ・・・、魅力満載な彼女ですが、やっぱり一番はその自由で天真爛漫なところでしょうか。少しでもご興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってみて下さい!

【アニメキャラの魅力】敵はカロリー!?ひだまり荘のお母さん的存在「ヒロ」さんの魅力
『ひだまりスケッチ』は、『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった蒼樹うめ氏による漫画・アニメで、やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた作品。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯など、さまざまな場所を舞台としています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

「ヒロ」は、やまぶき高校の美術科に通う女の子で、ひだまり荘101号室に住んでいる、ひだまり荘のお母さん的存在。一言で表現するなら「良妻賢母」といったところですね。今回は、そんなヒロ嬢を紹介していきたいと思います。

■料理上手なみんなのお母さん
ひだまり荘の住民は、途中で入居したなずなを除いて、同じやまぶき高校の美術科ですが、ヒロ嬢が作品を作っているシーンはあまりないように思います。その代わり、ひだまり荘の住民みんなを招いて料理をふるまうシーンが多く描かれています。現実には、同じアパートに住む住民が一堂に会して食事をすることなど、あまりないとは思いますが、それを可能にしているのが、ヒロ嬢の「料理力」に間違いありません。

■女の子どうし
ヒロ嬢は沙英とは同級生で、ひだまり荘では隣人にあたります。ヒロ嬢と沙英の関係は、周りから見れば夫婦に見えるらしく、北海道への修学旅行はハネムーンと言われていました。2人の関係は、いわゆる「百合」と呼ばれる関係というより、あくまで友達の延長上にあるライトなイメージで、どこか安心して見ていられますね。卒業した後も2人はずっと仲良しでいて欲しいものです。

■カロリー大敵
ヒロ嬢は、普段は常識人ですが、カロリーや体重の話にはとても敏感。その手の話題が持ち上がると、とたんに暴走してしまいます。体重を気にする当たり、年頃の女の子という感じです。それでも、ついうっかり食べ過ぎて落ち込んでしまうのはご愛嬌。体を壊さないように注意してほしいものです。

料理上手で、ちょっぴり体重の話題に敏感なヒロ嬢の魅力についてお伝えしました。沙英さんと一緒に無事にやまぶき高校を卒業して、新たなる人生のステップに進んだヒロ嬢をこれからも応援していきたいですね。

【アニメキャラの魅力】ひだまり荘に住む文学眼鏡少女「沙英」の魅力とは?
『ひだまりスケッチ』は蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したものです。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた作品で、ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯などさまざまな場所を舞台としています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■沙英ってどんなキャラ?
沙英は、ひだまり荘102号室に住んでいる眼鏡文学少女です。家族に妹がいるためか、しっかりもののお姉さんですが、ひだまり荘のポジション的には女の子なのに、まるでお兄さんのような感じです。

身長167cmでスレンダー体型、運動神経抜群。ただ、運動神経を宮子と比較すると、どちらが上かは甲乙つけがたいです。しかし、胸が無いことをいつも気にしており、胸の話になるとちょっと落ち込むことも・・・。一方で、コイバナなどに過剰に反応する乙女な一面もあり、それがとてもカワイイのです。ちなみに声は新谷良子さんがあてています。

■学生だけどプロの小説家
普段は学生生活を送りながら、プロの小説家としての仕事もこなす、2つの顔を持つ沙英。徹夜での執筆などをしながら学校にも通っており、かなりプロ意識が高く、いろいろ悩みも抱えている様子。学生の時からプロの世界で活躍したり、様々な悩みを経験しているので、きっと将来素敵な大人の女性になれますよね。今後が楽しみです。

■女の子どうし
ヒロさんとは同級生で、ひだまり荘では隣人です。沙英とヒロさんの関係は、周りから見れば夫婦のようで、よくネタにもされています(沙英が夫、ヒロさんが妻)。恋愛経験がなく、コイバナに過剰に反応して暴走してしまうことがあり、沙英の弱点の1つともなっています。ヒロさんと一緒にいると沙英も安心するようで、これも一時期流行した「女の子どうしのカップリング」の形の1つ。卒業した後も2人はずっと仲良しでしょう。

■気配り上手
沙英はひだまり荘のメンバーの中では、もっとも気配り上手で、ある意味苦労人ですね。また、妹の智花のことも気にかけていますが、顔を合わせるとなかなか素直に言葉が出てこない、少し不器用な良いお姉さんです。

ひだまり荘のまとめ役で、ある意味ストッパー的な役割を果たしている「沙英」。眼鏡キャラの少ない『ひだまりスケッチ』においては、眼鏡文学少女はかなり希少価値が高いです。無事にやまぶき高校を卒業し、新たなる人生のステップに進んだ「沙英」を、今後もみんなで応援していきたいですね。

【アニメキャラの魅力】作品最大のトラブルメーカー「吉野屋先生」の魅力に迫る!
『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したものです。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちや、その周りを取り巻く人達の日常生活を描いた作品となっています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■吉野屋?牛丼屋?
今回ご紹介する「吉野屋先生」は、やまぶき高校の美術教師で、やまぶき高校の卒業生です。ちなみに、作品中でも牛丼ネタが使われていますが「吉野家」は間違いです。年齢不詳でまだ独身。両親と一緒に暮らしており、既婚の弟がいます。また、透明感のある素敵な声は松来未祐さん。美人なのになかなか結婚できない、そんな吉野屋先生の魅力について語ってみたいと思います。

■作品中最大のトラブルメーカー
宮子をひだまり荘のトラブルメーカーとすれば、吉野屋先生は作品最大のトラブルメーカー。そのおこないの数々は作品中でも伝説となりつつあり、正直現実ではマネできないことも多いです。下手したらクビになるのではないかと心配でなりません。生徒にヌードモデルを募集する先生はなかなかいません・・・。いつも校長先生に怒られていますが、校長先生は吉野屋先生に甘いから大丈夫です。きっと。とりあえず、生徒にセクハラはだめです・・・。

■生徒を大切にする教師の鑑
生徒を大切にする姿勢は、教師として(たまには)尊敬してもよいかな?と思う時もあります。これまでの教え子全員に年賀状や暑中見舞いを送るのはただ単に自分のコスプレ写真を見せたいだけの気もしなくはないですが・・・。授業風景もいいかげんに見えることが多いですが、ごくごくたまに生徒の心に響くような言葉を口にすることもあります。

■コスプレ大好き
美術準備室は吉野屋先生のコスプレ衣装で埋め尽くされています。共用している先生のことも少しは考えてあげてほしいと思いますが・・・無理でしょう。美術の授業のときのコスプレはもはや美術科の風物詩です。また、みんなでお正月に初詣に行くときには、一瞬で着物に着替える早業を披露しています。

吉野屋先生みたいな教師は現実にはなかなかいないでしょうが、こんな先生が居たら、きっと学生生活も楽しいでしょうね。彼女が次にどんな事件を起こしてくれるのか、とても楽しみです。

故・松来未祐さんの病名、慢性活動性EBウイルス感染症だったと明かされる
遺族の意向で病名が明かされました。

声優の松来未祐(まつきみゆ)さんが10月に38歳の若さで亡くなってから1カ月強。12月15日に81プロデューススタッフにより松来さんのブログが更新され、四十九日の法要が終わったことが報告されました。

同エントリでは、これまで伏せられていた松来さんの病名が「慢性活動性EBウイルス感染症」であったことが明かされています。これは、「同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しいので、病名を公表したい」という遺族の意向によるもの。

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は、現在でも有効な治療法が確立されておらず、最終的に多臓器不全や悪性リンパ腫などを発病することで高い致死率を示す疾患。EBウイルス自体は大多数の人が感染を経験しているものの、通常は特に問題にはならず、まれに何らかのきっかけでウイルスが再活性化し、体内での免疫制御が不能となることが知られています。

松来さんは、体調不良が続き検査を重ねていましたが、原因不明のまま6月30日に急性肺炎で緊急入院。9月4日には一時退院が認められましたが、9月18日再入院。10月27日に永眠しました。松来さんの最終的な死因も悪性リンパ腫だったと報告されています。

松来さん自身、いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたいと考えていたということで、今回の公表を機に、より多くの方に慢性活動性EBウイルス感染症という病気を知ってもらい、早期発見と治療法の進展につながることを願っていると結ばれています。

ブログでは、松来さんの両親からのメッセージも記され、改めてファンへの感謝が述べられています。

「松来未祐、君はとても素敵です。ずっと大好きです」 声優・後藤邑子が明かした“投薬・治療さえも笑いに変えた日々”
11月2日、芸能事務所・81プロデュースが、所属タレントである声優・松来未祐(まつき・みゆ)さんの訃報を発表。38歳というあまりに短い生涯に、多くのファンや関係者が哀悼の意を表する中、声優・後藤邑子(ごとう・ゆうこ)もまた、自身のブログで想いをつづった。松来さんとの胸に刺さるような追憶のブログに、両ファンからコメントが殺到している。

『ひだまりスケッチ』シリーズや、『さよなら絶望先生』『ハヤテのごとく!』など、多くのアニメで共演してきた松来さんと後藤。自然と仕事先で会うことも多く、親しくはあったようだが、決してプライベートで遊ぶ間柄ではなかったという。その松来さんから、今年6月末に突然連絡が届き、後藤は不思議に思ったのだが、話すうちに合点がいった。

松来さんが、後藤に電話をした理由は病気(病名は不明)。後藤は自己免疫疾患の持病を持っており、中学時代には国指定難病医療費等助成対象疾病である突発性血小板減少性紫斑病による闘病生活を送っていた。当時の主治医が、後藤の両親に死を告知するほど大変な病だったが、医療の進歩により完治には至らないまでも、上手くコントロールしていけるくらいには回復した。しかし2012年、そんな後藤は「全身の臓器に原因不明の炎症が起こる全身性エリテマトーデス」と診断され、無期限休養を発表。同年10月に、松来さんとの共演作品『ひだまりスケッチ×ハニカム』で仕事復帰を果たすも、今現在、あくまで様子を見ながら仕事を続けている状態である。

今月4日に更新した、後藤のオフィシャルブログ「TSUBUYAKI」。“君が好きだと叫びたい!てゆうか何度も叫んだ!”と題したブログで、松来さんからの突然の電話について「最近まで入院治療を経験していた私が、病気の件に関しては話しやすかったんだと思います」と振り返る後藤。その後、一緒に「病気って平等で嫌だなぁー」と泣いたという。

しかし、皮肉にも病気をきっかけに仲良くなった松来さんと後藤は、毎日1時間くらい「LINE」でやり取りするようになった。「愛してる!結婚しよう!」「私も愛してる!だが断る!」「私とあの娘どっちを選ぶの!?」「どうしたキメ(投薬)てんのか!?」「この薬しんどい!!」「今使わずにいつ使うのだ!?」「投薬にそのセリフ使うの今、日本でここだけや!(笑)」など、病状や治療すら笑いに変えた応酬をするうち、後藤はどんなに体がしんどくても毎日何かしら笑わせようとしてくる松来さんがどんどん好きになっていった。

松来さんが一時退院した際は、寂しがる彼女のマンションに訪れ、カツサンドやシュークリーム、ポテチやジャガリコといったスナック類を「私ら男子高校生かよ!?」と言いながら食べたり、「治る。私も信じる。君は強い。優しい。丸い。可愛い。才能がある」と前向きに諭しながら、やはりポテチを食べたりした。また、松来さんと親交が深く、長く闘病生活を支えてきたメンバーで形成される「LINE」のグループに入れてもらったり……。

そのグループからの連絡により、容態が良くないことを知った後藤が、病室に足を運び「あっ……」という小さな言葉を聞いた数日後(先月27日)、松来さんは死去した。享年38歳。

「私が君と個人的に付き合った期間はとても短い。友人と名乗るのも気がひけるほどのたった4カ月間。でもそれがやけに濃くて、しんどくて愛しくて、整理がつきません――最後に発してくれた言葉は勝手に『ありがとう』か『愛してる』だと解釈して何度も反芻して君を忘れずに歩きます。松来未祐、君はとても素敵です。ずっと大好きです」

同ブログを読んだ後藤のファンはもちろんのこと、松来さんのファンからも「このブログを読んで大泣きしました。本当にありがとうございます」「ファンの一人として、松来さんに想いをそそいで頂けた事に感謝いたします」「後藤さん自身もお体に気をつけて“松来魂を持つもの?”としてこれからの活動応援しています」「邑子さん、みゆみゆのことを最後まで支えてくださって、本当に、本当にありがとうございました」「後藤さんと、ここにコメントをいただいた方々に心から感謝します。松来さんの分まで精いっぱい生きましょう」「松来さんは、がんばったんですね。後藤さんに教えていただき、心の整理が出来ました」など、感動&感謝のコメントが溢れている。

後藤は「ブログに書くのも迷いました」とつづっているが、「彼女の虜になった一人として発信」したという。

松来未祐さん、心よりご冥福をお祈りします。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

日常系アニメ
あ、今日は何も考えたくないや、、、
真面目な話というのも疲れるわ、、、
まったりと笑ったり癒やされたい時に。
日常系アニメ は良いですぞ。

ほんわか系日常ストーリー『ひだまりスケッチ』
日常系アニメの殿堂入り作品。「まどマギ」を見た後にこの作品を見ると、「ほんわかしてるけど、こいつら可愛い顔して銃撃戦とか始めたりするんじゃ、、」みたいに思わなくも無いです。非常に作りこまれた作品です。

「TBSアニメフェスタ2011」において第4期シリーズが製作されることが発表され、「アニメ コンテンツ エキスポ 2012」においてタイトルが『ひだまりスケッチ×ハニカム』であることと、2012年10月より放送されることが発表され、同年12月までに全12話が放送された。「TBSアニメフェスタ2012」において2012年5月より病気療養中だったヒロ役の後藤邑子の復帰の目処が立ったことにより、続投することが発表された。
TBSとBS-TBSでは第10話にて副音声で阿澄佳奈と水橋かおりによるオーディオコメンタリーが実施された。

2013年3月3日に行われた「超ひだまつりin日本武道館」において、「沙英ヒロ 卒業編」の制作が決定したことが発表され、同月8日にはアニメ公式サイトで正式な告知とプロモーションビデオが公開された。

内容は原作にほぼ忠実だが、各話の順番はバラバラである。
ゆのは第4期が2年生。

このアニメの大きな特徴として、実写取り込み画像とスクリーントーン状の背景を効果的に使用していることが挙げられる。

パートの冒頭には映画のフィルム音と併せた5秒前からのカウントダウンが流れ、4期ではゆの→宮子→ヒロ→沙英→なずな→乃莉の順に並んで表示されたデフォルメ絵のデザインのものが使われている。

コラボレーション
2012年10月より放送開始となるTVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』と10月より公開開始となる『劇場版まどか☆マギカ』。『ひだまりスケッチ』の原作、『まどか☆マギカ』のキャラクター原案として、漫画家の蒼樹うめ氏が深く関わる両作品の初コラボが実現した。
両作品の開幕を祝した今回のコラボでは、平成元年以降、一切の看板掲出などが無かった「芳文社」の壁面に"24年ぶり"となる「大型コラボレーションボード」を掲出。
いずれも蒼樹うめが『魔法少女まどか☆マギカ』ではキャラクター原案を、『ひだまり』では原作を手がけており、芳文社が関連書籍を発行、アニプレックスとシャフトがアニメーション制作に携わり、TBS系列で放送されたという関連性がある。

オープニングテーマ「おーぷん☆きゃんばす」
エンディングテーマ「夢ぐも」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

12話鑑賞済み。総評らしきものも。

原作既読。
アニメ1~3期鑑賞済み。

総評らしきもの。思いつきで追加したいと思います。
{netabare}
・前作までのテンポや雰囲気などを壊さず、良い意味で安定した出来だったと思います。さすがは「新房シャフト」と言ったところでしょうか。
・今期で特に目立って感じたのは、1年生sの躍進でしょうか。贔屓はありましょうが、2年・3年のどちらのお話にも絡んでくれて、お話に幅があったように思います。
・それと夏目さん。ひだまり荘に招かれてみたり、読者だとバレてみたり。すれ違いといいますか、何処か交わっていなかった沙英さんとの関係が、ようやく触れたような気がして、感慨深かったです。
・EDは安定のmarbleさん。彼らの歌を聴くと、問答無用でひだまり荘を思い浮かべます。OPには(僕的には)2012年からよく耳にするようになったZAQさん。「おーぷんきゃんぱす」もノリ・テンポ共に良い、楽しい楽曲だったと思います。
・そんなこんなで、やはり前作を観たことない方々には、そちらを先にオススメしたいです。当然4期もオススメなのですが、キャラ関係とかネタ的な部分もありますので。
{/netabare}

以下各話感想です。
{netabare}
12話鑑賞後----------
大晦日から正月1日にかけてのお話でした。
「武装神姫」とコレが年を跨いでの最終話だったわけですが、内容が内容なだけに、こっちは年内で観ておきたかったな~と。

ひだまりメンバー6人・先生2人・大家さん・夏目さんと出てきて、主要メンバー勢揃いでしたね~。最終話にふさわしい面々だったと思います。

受験前ということでか3年生の出番は控えめで、他の4人がメインだったような感じがします。世代交代と捉えてしまうのは、先走りすぎでしょうが、何となくそんな風にも・・・。

夏目さん、見事なデレっぷりでしたw

7~11話鑑賞後--------
まとめてのレビュー更新になってしまいました。
故に、輪をかけて長文になってしまいますこと、お許しくださいw

7-A 文化祭パンフコンペ
・普段はあまり自己主張をしない大人しい印象ですが、何気に目標意識の高い子だな~と。昔のネタにも思い当たる節があるような気がします。

7-B 秘密のデート
・ゆの&有沢さんの組み合わせと言うともう少し落ち着いた印象だったのですが、今回で「普通」なテンションの会話もできるんだな~と。そして有沢さんのキャラが僕の中で崩れていきます、良い意味でw
・沙英さんやヒロさんとは違った方向性での「先輩」になるんでしょうね、きっと。「友達に近い先輩」とでも言いましょうか。ケータイを忘れてきたことが、こんな風につながっていくのは、素敵なことかと思います。

8-A やまぶき祭準備編
・乃莉がやるなら、ロミオでしょ?w あ~でも、髪を下ろした乃莉も捨てがたい・・・。

8-B やまぶき祭当日編
・うどんを「飲む」宮子を見ていたら、何かデジャヴw ファーストコンタクト時(2期1話)に近いネタがあったな~とw
・おばけやしき前~途中まで、強気そうに振舞う乃莉でしたが・・・やっぱり涙目に。申し訳ないが、ポイントアップでw
・アトラクション最後に最大?の仕掛けをするあたり、凶悪かな?と。

9 ほほえみがえし
・夢の中と思えるシーンで、「雪の中」「顔の赤いゆのっち」「タライトラップ」と来ると・・・。また風邪でも召したんじゃないか?と心配に。
・ボードゲームを改造。お手製のマス目とか各々の個性が出ますね~。紙粘土製?ミニチュアひだまり荘の出来が素晴らし過ぎてw 宮ちゃん相変わらずスペック高いな~と。
・マス目のイベント内容が、ひだまり荘での思い出になっていて感慨深かったです。この回は特に、3期までを観てからの方が楽しめると思います。
・沙英さんの「ニャン」がバカ受け。智花の容赦ないリアクションも良かったです。

10-A 学べる雪合戦
・吉野野先生、コスプレに命懸けすぎです。ま~今回に限ったことではありませんがw

10-B ひだまり応援団
・今期初登場になる智花。声だけはありましたね。
・ヒロさんの将来の夢、沙英さんの志望校、受験というワード。意味するのは3年生sの卒業が近づいているということ。そう思うと、しんみりしてしまいます。2人のいないひだまり荘・・・正直想像できません。
・で結局餃子パーティにw

11-A お姉ちゃんだったのですね
・吉野野先生・・・弟さんいたんですね。てっきり一人っ子か末っ子かと思っていましたよw
・いくら甥っ子にとはいえ・・・妙なことを吹き込まないw

11-B うろおぼえうた
・夏目とひだまりメンバーとのエピソード。
・感想からになってしまいますが、これは泣けました。1期からの沙英と夏目のやりとりや距離感などを見てきていると、これは涙無しには観られません。
・ついに夏目が小説の読者とバレてしまうわけですが・・・良かったね、沙英さん。

6話鑑賞後------------
Aパートは2年生コンビのやりとり。
相変わらず宮ちゃんの発想は面白いですね。
ゆのっちのデッサン(でしたっけ?)もカッコ良かったです。
「普段見ない表情の宮子」がすごく見てみたいw

Bパートはヒロさん回。
3年生ということで、やはりそこまで考えてしまいますよね。さすがの吉野屋先生に見透かされてしまいましたが、その気持ちは分かる気がします。

色々悩むヒロさんや周囲の皆の姿を観ていたら、また泣けてしまいました。
最近涙腺ゆるんできたのかな~?なんてw
・SAOアインクラッド最終話とか
・さくら荘とか etc...

5話まで鑑賞-----------
一応原作既読でアニメも観ているクチなのですが・・・やはり1年生コンビが好きなんですよね。
どの学年の2人も絶妙なバランスなのですが、乃莉&なずなが個人的にツボです。

そんな2人メインの5話は・・・良かったですね~。
どちらかというと乃莉推しなのですが、今回は特になずなさんが可愛かった。
観ている方からすれば両親にバレると分かっていても、苦手な料理にチャレンジする姿とか。失敗しつつも先輩方の助力で何とか乗り切れて一安心なところとか。

ところで・・・なずな両親共にですが。
方言に毒されるの早過ぎでしょうw しかも名古屋弁!?w

辞書は「紙派」は「電子派」か、ですが。
手軽さでは電子に一票ですが、自分の学生時代の経験からか、やはり紙媒体ですかね~。辞書に限らず、小説も漫画も。
電子書籍を手にしたことはないので、単純に比較できてはいないのですが。ゲームソフトとか映像面でも「形」にして持っていったいタイプです。

満足度的に採点してみたところ・・・おや?今クール最高点を付けた模様w

3話まで鑑賞-----------
いや~さすがに4期まで続いてる作品だけありまして、コメントが浮かばないw 良い意味でバツグンの安定感です。

これで一通り主要キャラ再登場ですかね~。強いてまだ出てこないのは智花くらいですか。個人的に彼女と1、2年生とのやりとりが好きなんで、期待していたり。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

輪になれば太陽みたい。ほらほら、手を繋ごう♪

ひだまりスケッチ4期です。

これまでのエピソードを知っている方が
4期をより楽しめると思います。

なので、1期からの視聴をおすすめします♪

全12話。いよいよ卒業の日が近づく…。


● ストーリー
やまぶき高校に通う女子高校生。

2年生・・・ゆの、宮子(みやこ)
3年生・・・ヒロ、沙英(さえ)
1年生・・・なずな、乃莉(のり)

6人は学校の目の前の“ひだまり荘”に住んでいる。

学校やひだまり荘でのほんわか楽しい日常ストーリー。


ひだまりスケッチも、
とうとう4期まできました。

4期は時系列に沿って
エピソードが進んでいきます。

◇1年生2人
・ひだまり荘に馴染んでいく様子。

◇2年生2人
・去年の楽しかった思い出を振り返りながら、
 新しい日々を楽しんでいる。
・先輩として頼りになる存在となっていく。

◇3年生2人
・高校生活の思い出を味わいながら、
 残りの日々を噛みしめている。
・受験に向けてあっという間に過ぎていく日々。
・受験に向けて自分の進路と向き合う様子。

など…。

時間の流れ方は同じはずなのに、
視点が変わると時の流れ方の感じ方も随分違う。

それぞれの視点から感じられるひだまり荘には、
暖かさも、これから迎えるであろう別れの寂しさも、

いろんな感じ方があります。
なので、今までで1番中身の詰まった内容だった気がします。

3年生の卒業を意識して、
最後の時間を噛みしめながら味わう。

それがひまだり4期なのです。

ひだまり荘オリジナル人生ゲームのエピソード(9話)など、
楽しい思い出を作ると同時に、

楽しい日々を振り返る話も多かったです。


● キャラクター
キャラの可愛さは安定♪

それぞれのキャラの良さや可愛さを
今回も存分に味わえました♪

6人いるとにぎやかで楽しくて…
この居心地の良さは手放したくない!

6人でいる時も、
同学年でべったりしている時も、
異学年の珍しい組み合わせも、

組み合わせによって
色がちょっとずつ変わって観飽きない♪

なんだか期を重ねるごとに
ブヒれる度が上がっていっているような…。

これは私がひだまりの世界にどんどん
ハマっていっているからなのかしら?ww


● 音楽
【 OP「おーぷん☆きゃんばす」/ ゆの(阿澄佳奈)、宮子(水橋かおり)、
                ヒロ(後藤邑子)、沙英(新谷良子)、
                乃莉(原田ひとみ)、なずな(小見川千明)】
【 ED「夢ぐも」/ marble 】

OPは今回も楽しい♪

作詞・作曲はZAQ。

初めは強いZAQ感(笑)がやり過ぎな感じで少し苦手でしたが、
聴いているうちにどんどん好きになっていきました^^

ちなみにレビュータイトルは、
OPの2番の歌詞から引用しています^^

そしてEDは安定のmarbleです♪

賑やかなOPに始まり、安らぎのEDで終わる。

このスタイルは4期も変わらずでした^^


● まとめ
1年生コンビもひだまり荘にすっかり馴染み、
とても賑やかで明るく楽しいひだまり荘。

こんなに素敵な居場所、
なかなか手に入らないよ。

ひだまり荘のみんなは幸せ者だなあ。
うらやましい!

この幸せな時間が永遠に続けばいいのに、
現実は止まってはくれない。

なにもう、卒業編とか絶対泣く;;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
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