南米で旅なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの南米で旅な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の南米で旅なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.8 1 南米で旅なアニメランキング1位
母をたずねて三千里(TVアニメ動画)

1976年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (84)
535人が棚に入れました
1882年、イタリア・ジェノヴァに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを尋ねる(たずねる)ため、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語。

声優・キャラクター
松尾佳子、二階堂有希子、川久保潔、永井一郎、信澤三惠子

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

古いんだけど、これも名作ですよね。高畑、宮崎コンビなら当たり前?

この時代、こういうアニメしかなかったんです(TT)
世界名作劇場だったんですね、それは再発見でした。
なにげに当たり前に観てたんです、この時は。
ビデオもネットもない時代。
そんな時代にはとても新しい作画だったし、
ストーリーもストレートで子供でもわかりやすかった。
ストーリーはちゃんとした裏づけがあって、良いのは当然なんですが、このアニメは今聴いても新しく感じるようなOP曲が良かったですね。
今のアニメのOPやEDはたしかに神曲で演出も神がかったものが多いですけど、この時代にそれをやってのけたのは素晴らしいとしか言えません。
未来少年コナンやルパン、ハイジなど、本当にジブリの発端といえる宮崎、高畑コンビの素晴らしさは、この頃のほうが光っていたのかもしれません。
もちろん、ナウシカやラピュタもいいんですけど、この時代にこういうわかりやすい設定の中でその手腕を発揮したのには賞賛を送るべきでしょうね。

しかし、今のアニメとちょっと違うのは、登場人物が多い(笑)
もう団員やらその町の人やら、数え切れないほどに出てくる。
それでいて、今考えると、かなりの声優さんが演じてるんですよね。
それはお調べください。
この頃は声優さんというのは、ほとんどがボランティアに近いぐらいの不人気商売だったそうです。
今はステージに上がったり、花形ですよね。
この頃は違って、その実力だけでキャラを活かしていた。
それは本当に素晴らしいです。

ジブリはほとんど観ていますけど、この頃から好きでした。

今さらながら、一応レビューとしておきます。

名作ですよー。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

涙なしでは観られない

イタリアのジェノヴァからアルゼンチンのブエノスアイレスまで9歳の少年マルコが旅をする物語。かなりのとんでも設定だが、内容はよくできている。マルコと道中で出会う多くの人々は互いの運命に影響を与えあう。私はそんな数々の一期一会を経験できるマルコがとても羨ましい・・・。旅をしたくなる作品。

2014/2/16
満足☆数をつけていなかったので更新

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

さぁ!出発だ 今 日が昇る

・・・アメデオ欲しかったなぁ(゜-゜)
 
少年・マルコの成長物語です(´ω`)
 
お母さんはなんで行方不明になっちゃったんだっけ?(゜-゜)
大好きな作品なんだけどなぁ(^_^;)
細かい部分、ちょいちょい忘れちゃってる(^_^;)
 
今度見直してみるかぁ(´∀`)

 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

65.3 2 南米で旅なアニメランキング2位
ミチコとハッチン(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (234)
1252人が棚に入れました
舞台は、太陽と原色に溢れる国。そこは貧困によって街は荒廃している上に、国を出た先は荒野が広がる危険な無法地帯。そんな中で、人々の心は欲望に満ち溢れていた。その国で暮らす少女ハナ・モレーノス(通称:ハッチン)は、養家の家族から酷い仕打ちを受けており、密かに家を出て自由に暮らす事を望むが、自ら行動を起こせず、ただ、いつか誰かが迎えに来てくれる事を祈るばかりであった。しかしある日、ハッチンの前に脱獄不可能と言われた監獄要塞を突破した謎の美女ミチコ・マランドロが、突如現れる。彼女はハッチンの母親を名乗り、ハッチンを誘拐して逃亡。訳も分からず、ミチコに着いていくハッチンは、彼女に翻弄されつつ、旅に同行する事になる。

声優・キャラクター
真木よう子、大後寿々花、坂井真紀、津田寛治

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

これぞ大人の嗜み、もっと評価されて欲しいアニメNo.1

舞台は南米。
脱獄囚ミチコは、養家で虐待を受けていた娘ハッチンを救いだす(誘拐?w)
そのまま一緒に父親を捜すため逃走劇をくりひろげる。
全22話のアクション・ロードムービー風アニメである

スタイリッシュなOP、渋くてクールな作風から
「カウボーイビバップ」と比較されやすいが、ビバップとは全く違うものとして見た方がよい
ビパップはハードボイルドを突き詰めた作品で娯楽性も抜群だが
「ミチコとハッチン」は全然違った趣向の作品です
迫力と疾走感溢れる描写も結構あるので
単純な娯楽作品としても見れなくもないが、クールでかつ趣深い作品。

バイオレンスなシーンは多いが、爽快感が得られるアクションはむしろ少ない
そういったカタルシスを得るアニメではないということです
むしろ、ミチコとハッチンの二人を中心とした人間ドラマを描いた作品です
各エピソードは不意に終わったり、しみじみとした終わり方だったりする。
もちろん大筋のストーリーはあるが、繋がりの薄いところもあるので、ひとつひとつの物語を噛みしめて見るべき。

ミチコとハッチンは二人とも非常に人間味溢れる魅力的なキャラクター
世間の理不尽さをかっとばしながら、ぎこちなくも親子愛を育んでいく
そんな人間味溢れる二人を中心に人間を描き出す

愚かな大人と無垢な子供、どうしようもない世の中と二人の絆
これらを巧みに対比をして人間を描いたハートフルな物語である
しかし、必要以上に視聴者に感情移入は求めない。
暗い話しみじみとした話が多いが、しつこくもなく重く感じることもなく、むしろ心地良い。

声優に俳優を使っていることに否定的な意見が多いが、個人的はむしろ味があって良かった。
人間味溢れる独特なキャラクター性を作り上げていて、悪くない
もちろん拙い場面もあるが、徐々に上達していくので問題ないw

これだけ独自のスタイルを貫いたアニメは本当に珍しいし
あらゆる面において非常に完成度の高い作品で、
もっと評価されてほしい作品の筆頭ですが、あまり万人受けはしないかも。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アタシらに明日はある  【ねこ's満足度:90pts】

南米を舞台としたミチコとハッチンの逃走劇。
その行く先々で起こる様々な出来事を描いた、所謂ロードムービー的なアニメです。

オシャレでキュートで、それでいて時に切ないアクション&コメディ。
とりあえずOPで惚れる。てか惚れるべき(笑)。
爽快度満点。とにかくスマートでかっこいいです。

キャラもいい。
脇役含めみんな味があります。中でも主役の二人は格別。

ミチコはバカ(笑)。だけど愛すべきバカ。
あけすけな性格で、頭で考えるより先に行動してしまう子供のような女。
ハッチンはカワイイ。頑張って背伸びしてて、だけど着実に成長していく。
表向きは嫌っていながら、いつも真正面からミチコにぶつかっていく女の子。
全く似てないようでそっくりな、そんな二人の掛け合いがとても楽しかったです。
二人の距離がどんどん近づいていく様もうまく描けています。ホントいいコンビでした。

全体的に説明が少ないのもよかったです。
テンポもいいし、その分じっくりと余韻に浸れる。
心地よいBGMがその雰囲気をより高めてくれます。
ラストも綺麗な終わり方。最後まで気持ちのいい作品でした。
コミカルとシリアスが絶妙に絡み合う、大人のためのドラマです。

ただ、キャスティングだけはいまひとつ。
監督のイメージだかなんだか知りませんが、下手なものは下手。
あ、でもハッチンは好きです。それとケンドーコバヤシ。意外とうまくてしかもいい声(笑)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

納得するまで諦めることを知らない旅へ行かないか? 

久しぶりに笑いのツボにはまった作品です!

ジャンルは、ヒューマンドラマになるのかな。
全22話。
物語の舞台は南米。
脱獄囚のミチコが、教会の家に養子として引き取られたハナを無理やり連れて、父ヒロシを探す旅へ。

出会う連中は、どこまでも人間臭く、ただの良い人なんか滅多に出てこないですw

もうね、クズな奴はどこまでもクズとして描かれ、欲にまみれた連中、裏社会で生きる連中、
逮捕したいけどなかなか逮捕できないジャンボ等々
それこそ人としての感情を剥き出しに生きる姿が観ていて、清々しく笑える!

そして、どこまでもバカで純粋で観ているうちに可愛くなってしまうミチコ。
ミチコの理不尽な行動に呆れながらも芯の揺るがないバカなハナ。
二人の掛け合いを観ているとコントみたいに感じるが、ハナの指摘は観ている私の気持ちを
代弁していたりと、何気ない言葉が笑いだけでなく温かい気持ちにさせてくれます。

また、OP曲がラテン系音楽で癖になるサウンド。
何よりシンプルな絵にドット入れたレトロな雰囲気で、昔のルパンみたいな
アレンジでとにかく格好いいです!

声優については、視聴後に不満がでると想います。
真木よう子、大後寿々花、坂井真紀 、中川家・礼二、ケンドーコバヤシ等
と本業ではない人だからです。

違和感もありますが、人間臭い雰囲気の中で棒読みかもしれないが、
それが良い味を出している時もあります。

基本一話完結型の脚本ですが、その内容が濃く観終わると不思議と
いつも満足してしまいます。

これで終わりと思う話もありますが、その終わりを考えたりと
綺麗に終わる話だけではなく、現実的で良かったです。

一つの信念だけで生きるミチコの姿を是非観て欲しいですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18
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