南米おすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの南米成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年09月19日の時点で一番の南米おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

65.2 1 南米アニメランキング1位
ミチコとハッチン(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (226)
1225人が棚に入れました
舞台は、太陽と原色に溢れる国。そこは貧困によって街は荒廃している上に、国を出た先は荒野が広がる危険な無法地帯。そんな中で、人々の心は欲望に満ち溢れていた。その国で暮らす少女ハナ・モレーノス(通称:ハッチン)は、養家の家族から酷い仕打ちを受けており、密かに家を出て自由に暮らす事を望むが、自ら行動を起こせず、ただ、いつか誰かが迎えに来てくれる事を祈るばかりであった。しかしある日、ハッチンの前に脱獄不可能と言われた監獄要塞を突破した謎の美女ミチコ・マランドロが、突如現れる。彼女はハッチンの母親を名乗り、ハッチンを誘拐して逃亡。訳も分からず、ミチコに着いていくハッチンは、彼女に翻弄されつつ、旅に同行する事になる。

声優・キャラクター
真木よう子、大後寿々花、坂井真紀、津田寛治

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

バカで、かわいくて、かっこいい

 とにかく、スタイリッシュな映像を見る快楽にひたりたいのであれば、これほどのアニメに出会える確率はごく稀なことだろう。



 ミチコはどこまでバカで、ハナの後日談もいい。ハナの声優を大後寿々花が担当している、というのはアニメの作法からすると、いささか違和感も残る。けれども、大後寿々花のキャラ自体が非常にたっている女優なので、大後寿々花が声をあてている、と思うとそのこと自体にも味を感じる。

 ヘタレは、やっぱりヘタレでクズとして描きながらも、それでもその一方でヘタレをどうしようもなく愛するという眼差しもすばらしい。

 とにかく格好のいい映像をつくった。日本のアニメのなかにこういうものがキチンとある、というのは実にすばらしいことだと思う。

■関連推奨作品

 バカかわいいヤンキーの暴力女と、理知的で気丈ながらも頭のネジがどこかはずれている女の子…という組み合わせは、『下妻物語』を彷彿とさせる。未見の方はぜひご覧あれ。

 一方で、丁寧に描かれた南米の風景は、『City of God』『City of men』『Carandiru』といったロクデナシだらけのブラジル映画を見ているような気分にもなる。ブラジルをスタイリッシュに描いた作品、ということではここらへんの映画がネタもとになっているのではないだろうか。

 また、アニメとしては、これに先行するかっこいい作品としてはやはり『cowboy bebop』を挙げないわけにはいかないだろう。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 10

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

これぞ大人の嗜み、もっと評価されて欲しいアニメNo.1

舞台は南米。
脱獄囚ミチコは、養家で虐待を受けていた娘ハッチンを救いだす(誘拐?w)
そのまま一緒に父親を捜すため逃走劇をくりひろげる。
全22話のアクション・ロードムービー風アニメである

スタイリッシュなOP、渋くてクールな作風から
「カウボーイビバップ」と比較されやすいが、ビバップとは全く違うものとして見た方がよい
ビパップはハードボイルドを突き詰めた作品で娯楽性も抜群だが
「ミチコとハッチン」は全然違った趣向の作品です
迫力と疾走感溢れる描写も結構あるので
単純な娯楽作品としても見れなくもないが、クールでかつ趣深い作品。

バイオレンスなシーンは多いが、爽快感が得られるアクションはむしろ少ない
そういったカタルシスを得るアニメではないということです
むしろ、ミチコとハッチンの二人を中心とした人間ドラマを描いた作品です
各エピソードは不意に終わったり、しみじみとした終わり方だったりする。
もちろん大筋のストーリーはあるが、繋がりの薄いところもあるので、ひとつひとつの物語を噛みしめて見るべき。

ミチコとハッチンは二人とも非常に人間味溢れる魅力的なキャラクター
世間の理不尽さをかっとばしながら、ぎこちなくも親子愛を育んでいく
そんな人間味溢れる二人を中心に人間を描き出す

愚かな大人と無垢な子供、どうしようもない世の中と二人の絆
これらを巧みに対比をして人間を描いたハートフルな物語である
しかし、必要以上に視聴者に感情移入は求めない。
暗い話しみじみとした話が多いが、しつこくもなく重く感じることもなく、むしろ心地良い。

声優に俳優を使っていることに否定的な意見が多いが、個人的はむしろ味があって良かった。
人間味溢れる独特なキャラクター性を作り上げていて、悪くない
もちろん拙い場面もあるが、徐々に上達していくので問題ないw

これだけ独自のスタイルを貫いたアニメは本当に珍しいし
あらゆる面において非常に完成度の高い作品で、
もっと評価されてほしい作品の筆頭ですが、あまり万人受けはしないかも。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 26

兎ツ音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヒロシはいったいどこにいるんだ!?

まず特徴としては
有名俳優さんなどが声優を担当してます。
あまり気にしない方はいいかもしれないが
個人的には、ちゃんとした声優さんにして欲しかった;
まぁザックリと内容を言うと
ミチコと八ッチンがヒロシと言う男を捜す話です!
作画はとてもいいです。
キャラも背景も独特で
動きがあり、世界観だけでも観ていて楽しい!!
内容は
少し分かりづらいと感じるとこもありますが
しっかりと観れば分かるかな;
想像力などが問われるかも・・・
あと暴力シーンや虐待シーンもあるので
苦手な方は、好きにはなれないかも^^;

とにかく、世界観、躍動感、キャラなど
魅力的な部分はたくさんあるので
観てみて欲しいですね。
まぁそれだけに
内容をもっと細かく分かりやすくとか
声優をプロの方にして欲しかったとか
悔やまれる部分も強く感じました;

投稿 : 2020/09/19
♥ : 1

55.1 2 南米アニメランキング2位
時空転抄ナスカ(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (14)
63人が棚に入れました
剣道部所属の男子高校生・三浦恭資は、顧問の師匠・舘正成の試合観戦に行くが、決勝戦の相手を前に、舘は様子がおかしくなったかと思いきや、抜き胴で相手を倒すも、肋骨骨折の負傷に追い込んだとして問題になり、全国大会進出出場を辞退。その後、行方不明となった。恭資は、舘の婚約者・桐竹由花と共に、舘を捜しにペルーへと旅に出る。

声優・キャラクター
鈴村健一、子安武人、林原めぐみ、うえだゆうじ、陶山章央、室園丈裕、阪口大助、水野愛日、伊藤健太郎、西村ちなみ、吉田小百合、青野武、森久保祥太郎、森川智之

75.8 3 南米アニメランキング3位
HELLSING OVA(OVA)

2006年2月10日
★★★★★ 4.2 (654)
3476人が棚に入れました
反キリスト的モンスターの絶滅を目的とする大英帝国ヘルシング機関の当主インテグラが囲う不死身の吸血鬼アーカードによって、新米吸血鬼となったセラスの運命。
そしてアーカードとバチカンの特務機関イスカリオテに属するアンデルセンの死闘が描かれる。

病墺院 罵球磨 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これはすごいな。存外にすごいな。

 今まで見たアニメでも1、2を争う傑作でした。旦那がかっこ良すぎる!!! セラスが可愛い!!! 少佐の演説が好き・・・・・・大好きだ!!! ジョンブルの執事も良い感じ!!! シュレティンガー准尉もショタなのかロリなのかわからない良さがあるし、なによりヘルシングが女傑って感じもしますね。リップバーンとかアンデルセンとかマクスウェルとか、総じて最高の出来上がりです。このアニメに出会ってよかったとそう言えます。原作も読んでいますがヒラコーの絵が好きすぎる。TVアニメは・・・那智さん等声優さんの演技は良かったもののその他の演出やオリジナル展開であまり芳しくなかった。TVアニメの後にOVAを見るというのもOVAが余計にすごく見えるのでありかなと思います。

ちなみに一番好きなところは、真の漢ペンウッド卿のシナリオです。号泣しちゃいました。




 そしてレビューを最後まで呼んでくれた人、感謝の極み。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 11

ビタミン700 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

言い訳の存在しない戦闘

原作が良過ぎて、テレビ版が余計に酷評受けたアニメのOVA版。
すばらしい仕上がりになってます!面白い!ただまだ完結に至ってない!でもイイ!エンターテイメント性◎!

バトルというより戦闘、色々な意味での容赦のなさ、戦うのは善悪ではなく敵か味方か、言い訳の存在しない「只それだけだ」と切って捨てる潔さに胸がすく作品。

例えまだ達観していない者であっても、葛藤は自分の中に存在し、決して誰のせいにもしない。主義主張、何が絶対かで、カトリックvsプロテスタントに留まりません。主張の違うそれぞれが、自分の決めた道に命を賭ける。だからとてもシンプルに見え、荒唐無稽な設定が現実世界の縮図になっている。

現在(7/23)第7巻まで出ています。もうすぐ8巻が出ますが、切りがいいのは7巻です。
新米吸血鬼のセラスの決断、胸を引き裂くと言う言葉がとても似合います。


グロOKで絵柄が嫌いでなければ是非どうぞ!

投稿 : 2020/09/19
♥ : 24

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

諸君私は戦争が大好きだ!

お気に入りの棚ができたときから未評価のままずっと放り込んでありましたが
ついにようやく☆で評価してやることができます

散々だったTVアニメ版
その不満点をほぼすべて解消したのがこのOVA版です
その辺のくだりはTV版のレビューに記述しておいたので
興味のある方はどうぞhttp://www.anikore.jp/review/464312/

TV版が放送されたのが2001年
OVA版がスタートしたのが2006年
原作の完結が2008年
OVAの完結がようやく去年の暮

原作は月刊誌の連載だったので
そんなに原作の進むペースは速くありませんでした
しかし、それでも一向に縮まらないペースでのOVA製作
公式HPを覘きに行くたび発売延期の文字に落胆させられました
いやまったく、累計何回延期したんだろうね?
これからこの作品を見ようという方は幸せです
ワクワクして開いたサイトに延期の文字を見つけて絶望することも
「○○までには必ず・・・」という謝罪文をみて
そんないい加減なこと言って・・・どうせそこにも間に合わないんだろ!?
などと、軽く人間不信に陥ることもないのですから

まぁしかし、その遅延は作品に対して妥協を許さない姿勢の表れで
身を焦がす思いで待たされ続けたことにも
十分納得がいく仕上がりになっています
1~4巻、5~7巻、8~10巻でそれぞれ制作会社と監督が変更になっており
お蔭でそのつなぎの部分では若干の違和感が拭えないですが
それにしたってそれぞれのスタッフが持てる力を最大限に注いだ結果
それぞれのカラーが出てしまっているだけのこと
どの巻も非常にハイクオリティな映像を提供してくれています
とにかく原作へのリスペクトを強く感じる仕上がりなので
原作ファンならば見て損は無いでしょうね

原作は知らないけれどちょっと気になる
でもOVA購入は敷居が高いという人は
3月3日からWOWOWプライムで一挙放送するみたいなので
それを見てみるといいんじゃないかな?

どういう番組構成になっているかわかりませんが
もしかしたら特典映像のTheDAWNとドリフターズは
一挙放送では見られないかもしれません

TheDAWNはヘルシングの外伝にあたる作品です
第2次大戦下の1944年ワルシャワ
かつてのヘルシング機関とナチスとの邂逅が描かれており
本編の源流となるエピソードだったはずなのですが
連載誌の廃刊によりお蔵入りとなり6話までしか発表されていません
原作者曰くまだあと80ページ分くらいあるんだとか
ファン達は皆、加筆のうえで出版されることを願ってやまないものですが
原作者の素振りからするとちょっと期待薄かもしれません

一方ドリフターズは平野耕太の最新作で
まだしっかりとアニメ化できるほど原作ストックがありません
しかし、こうやってその片鱗を見せてくれるという事は
ゆくゆくはこのOVA版HELLSINGと同等のクオリティで
ドリフターズも映像化してもらえるに違いないと
そう信じるに足る150秒でした

しかし何と言っても圧巻なのは本編映像
TV版では登場すらさせて貰えなかった
少佐率いるミレニアムの連中が
なんとも生き生きと、そう、実に生き生きと死んでゆく様には
まさに感無量でした

特に少佐は漫画史に残る名悪役でしょう
台詞回しに抜群のセンスを見せるこの作品の中でも
一際異彩を放っているのが少佐の含蓄のあるセリフの数々
彼はただの狂人じゃありません
洗練された超一流の狂人です
それを見事に演じきった飛田展男さんに脱帽
特にレビュータイトルにもなっているあの演説
本当にシビレました
あれをアニメで披露してもらえただけで
もう私は大満足です

とにかく全体的なクオリティの高さと原作再現度には太鼓判を押せる内容
前述のとおり原作ファンならば見て損は無い出来栄えですが
そもそも原作ファンならばこんなレビュー読む前に
とっくに見終わっているはずですね

原作漫画はよく知らないという方は
かなり刺激の強い作品なので
肌に合わない可能性があることを
十分に留意したうえでご覧ください
まぁその尖った部分が売りのアニメですから
そこがダメな人はとことんダメだと思いますが
ハマる人はドハマりすること間違いなしですよ

投稿 : 2020/09/19
♥ : 19

64.9 4 南米アニメランキング4位
HELLSING ヘルシング(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (280)
1860人が棚に入れました
大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」を管轄するヘルシング家の女性当主インテグラと、インテグラに服従する不死身の吸血鬼アーカード、アーカードによって吸血鬼となった新米吸血鬼の元婦警セラスの以上3名がこの作品の主人公である。
基本となるストーリー展開は、吸血鬼VS吸血鬼ハンターというブラム・ストーカーの作品に沿ったもので、王立国教騎士団と吸血鬼・喰屍鬼(グール)の戦闘が中心となっている。ただしアーカード、セラスは吸血鬼でありながら、吸血鬼狩りを本業としている。
物語の初期は、英国本土内で頻発する吸血鬼による事件にヘルシング機関が対処して、局地的な戦闘が繰り広げられるのみであったが、途中から吸血鬼事件の黒幕が明らかになっていき、人外の軍隊同士が血みどろな戦いを繰り広げる混迷を極めた展開となっている。ヒトラーの命を受けて南米に逃れていたナチスの残党、最後の大隊「ミレニアム」が登場し、1000人の吸血鬼部隊を率いて再び英国本土を空襲、これにヴァチカン教皇庁の第九次空中機動十字軍3000人が加わり、ロンドンは第二次世界大戦以来の破壊と混乱に陥っている。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

作者認定黒歴史✝ナチスを排除したTVアニメ版HELLSING。

平野耕太が“まんだらけ”にDVDを売ったでお馴染み、テレビ版HELLSING。前半は概ね原作順守です。

ミレニアム、最後の大隊(ラスト・バタリオン)がナチスの残党ということで海外から反感を買うことを考慮し
ストーリー上で主軸になるミレニアム大隊の場面を全カットし脚本を作ることになります。

当然ファンは「は?」と怒りを露わにしましたが、後に出るOVA版で救済されたため事なきを得ました。

OVAはキャストをそのままに原作順守、更にエンディングで冷や汗をかきそうな「Das Engellandlied」を採用。
ナチスの軍歌は海外ファンに大層ウケたそうな(これはネタだと寛容に受け取ってくれたらしいw)
皆が待ち望んでいた原作再現と遊び心で大好評だったわけですが、これを地上波ではムリだぜヒラコーさんよ。

アメリカのハードロックバンドMr.Bigの「Shine」をエンディングに採用したことを含め、音楽の雰囲気は良く、
オープニング曲「ロゴスなきワールド」を歌った石井妥師はSoundtrackに収録された曲もすべて担当しました。
石井妥師は同作者原作のアニメDRIFTERSも音楽を手がけ、テレビ版HELLSINGが部分的にでも許された気がして
少し嬉しかった記憶があります。

雰囲気や音楽はよろしいものの作画はイマイチで、原作の名シーンを穴あきのこじつけみたいな脚本で埋めて
オリジナルキャラクター達が代替してやっちゃうので見せ場も特に無いままストーリーは収束していきます。
特に酷いのが◯◯はこんなこと言わないシリーズでアーカードの台詞に威厳が無かったり、神父アンデルセン
に対して、煽られたアーカードが「人間の分際」と言ったりともうメチャクチャw演技は最高に上手いです。
HELLSINGのモブ兵や知らないオジサンがピックアップされシリアスやってる場面は背筋が寒くなりましたし、
大英帝国と対立する展開になるため原作での感動的なシーンもこの世界では閉ざされたわけで…なんだかなあ。

完結してないことなどを考慮すればこちらも部分的に好きですが、OVAから観た人は違和感しか無いと思います。

間違ってもオススメなんかしませんが、海外配給を見越してたためか向こうでは人気があって、
同じヤングキングアワーズで連載していたトライガン・マキシマム(トライガン)と共に評価は高め。

野沢那智さん演じるアレクサンド・アンデルセンが聞けるので気になった方はレンタルしてみて下さい。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 14

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

つまらない

本当につまらない
まずなんで本筋に婦警が絡んでくるの?
狂言回し役ならもっとまともなキャラにしてほしい

そして、バトル物全般に言えることだけど結局主人公が勝って終わる
アーカードが向かってくる敵倒すだけ
一行で済む話なのに、インテグラの過去だとかバチカンやナチがどうしたとかどうでもいいじゃん
バトル物はそういうものだけど、良作はその過程が面白い
しかし、この作品には葛藤やジレンマがないから登場人物にも展開にも興味が湧かない
OVAのほうが面白いらしいが、期待できないので見ない

1話でつまらないと感じた方は、切った方がいいと思います

投稿 : 2020/09/19
♥ : 0

りおんぱん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

兵士諸君、任務ご苦労。さようなら

不可解な吸血鬼事件が頻発し
王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていた
一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と
紆余曲折を経て協力関係を持ち
事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」

三つ巴の大戦争が始まる


~感想~
原作・未読

英国にあだなす吸血鬼を始末するために組織されたヘルシング機関
その最強の武力は吸血鬼・アーカードという
「毒をもって毒を制す」設定は良かったと思う
が、その後がどうにも盛り上がらない

かなり面白くなく飛ばして観てしまったため
話が中盤以降詳しくはわかりません
断念した作品と言ってもおかしくないくらいです…笑

原作があるのにアニメ自体は原作の要素がかなり抜けているみたいです
原作ファンの人は面白くないと批判の声が多いみたい
HELLSING・OVAでは原作忠実みたいなので
そちらに期待して観てみたいと思います

投稿 : 2020/09/19
♥ : 8

67.5 5 南米アニメランキング5位
母をたずねて三千里(TVアニメ動画)

1976年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (77)
493人が棚に入れました
1882年、イタリア・ジェノヴァに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを尋ねる(たずねる)ため、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語。

声優・キャラクター
松尾佳子、二階堂有希子、川久保潔、永井一郎、信澤三惠子

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

古いんだけど、これも名作ですよね。高畑、宮崎コンビなら当たり前?

この時代、こういうアニメしかなかったんです(TT)
世界名作劇場だったんですね、それは再発見でした。
なにげに当たり前に観てたんです、この時は。
ビデオもネットもない時代。
そんな時代にはとても新しい作画だったし、
ストーリーもストレートで子供でもわかりやすかった。
ストーリーはちゃんとした裏づけがあって、良いのは当然なんですが、このアニメは今聴いても新しく感じるようなOP曲が良かったですね。
今のアニメのOPやEDはたしかに神曲で演出も神がかったものが多いですけど、この時代にそれをやってのけたのは素晴らしいとしか言えません。
未来少年コナンやルパン、ハイジなど、本当にジブリの発端といえる宮崎、高畑コンビの素晴らしさは、この頃のほうが光っていたのかもしれません。
もちろん、ナウシカやラピュタもいいんですけど、この時代にこういうわかりやすい設定の中でその手腕を発揮したのには賞賛を送るべきでしょうね。

しかし、今のアニメとちょっと違うのは、登場人物が多い(笑)
もう団員やらその町の人やら、数え切れないほどに出てくる。
それでいて、今考えると、かなりの声優さんが演じてるんですよね。
それはお調べください。
この頃は声優さんというのは、ほとんどがボランティアに近いぐらいの不人気商売だったそうです。
今はステージに上がったり、花形ですよね。
この頃は違って、その実力だけでキャラを活かしていた。
それは本当に素晴らしいです。

ジブリはほとんど観ていますけど、この頃から好きでした。

今さらながら、一応レビューとしておきます。

名作ですよー。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 6

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

OP曲は神

原作は短いショートエッセイのような物だったのを一年間分の放送話数52話まで膨らませた作品である為ほとんどオリジナル作品と言うべき仕上がりになっている
作品のクオリティーは高く起承転結も程よく構成されているしOPの曲はほとんど神レベルと言っていいのではないだろうか。したがって何も問題なく視聴をおススメできる良作品であると思う

それに元祖綾波系ヒロインのフィオリーナがかわいいと言う事ですべておkな作品である(原作には存在しないらしいが)

投稿 : 2020/09/19
♥ : 2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

OPを聞いただけで「泣けてきます」

もう、私なんてOPを聞いただけで「泣けてきます」。当事は3千里がどれだけ遠いかも、どんな理由があってマルコが旅をしていたかも知らなかった。ただただ、マルコが不憫だっただけ! 4話に1話くらいは親切な人がいて、マルコを助けてくれるのが本当に嬉しかった。確か原作は母親に会えると記憶しているが、このアニメは既に他界していた設定のはず。ハイジは見直しても良いが、この作品は見直さない。フランダースは熟考の後、回答。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 4

72.5 6 南米アニメランキング6位
攻殻機動隊 SAC_2045(Webアニメ)

2020年4月1日
★★★★☆ 3.8 (86)
361人が棚に入れました
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー"へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン"と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊"が組織される――。

声優・キャラクター
田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子、潘めぐみ、津田健次郎、林原めぐみ
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

NO NOISE、NO LIFE

監督神山健治&荒牧伸志。
士郎正宗原作の傑作サイバーパンク。

2042年、米帝、中国など、
主要先進国はお互いに利益を享受する、
持続可能な戦争を模索していた。
世界は後にサスティナブルウォーと揶揄される、
産業としての戦争をスタートさせた。
経済行為としての戦争の始まり。
サスティナブル、現代を象徴する言葉である。

結論を先に言おう、強烈に面白い。

顔の表情などに違和感が残るも、
初回で慣れればむしろ身体の動きや、
背景・戦闘描写など情報量に圧倒される。
フラットに批評すれば悪くはない。

こうなると攻殻の独断場である。
SACシリーズは物語の強度が群を抜いている。
飛び交う攻殻言語に電脳が零れ落ちそうだ。

相対する相手が魅力的なのも変わらない。
{netabare}ポストヒューマンが描くであろう、
過剰な正義と平穏で静寂な世界では、
どれ程の地平が待っているのか!?
人類の未来は歪んだまま導かれるのか!?
そして興奮を遮られ突然の終幕となる。{/netabare}
このまま事件の行く末を見逃してはいけない。

ビッグブラザーの登場が待ち遠しい。
ゴーストはきっと撃破せよと囁くだろう。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 38

さざえ鬼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

批判の前に。

レビューとは言えないかもしれないけど早めに書いときます。
CG批判、新キャラ批判だとか初心者向けだとか...
ちょっと待って欲しい。神山監督と荒牧監督のインタビューまず読みましたか?
CGは神山作品の適正だから、新キャラは若者に媚びたとでも思ってもらえばいい、未来予測というアプローチをやめようというのがあったetc...
皆さんの疑問には既にヒントが出てますよ。
CGはキャラこそ変ですが、ネット会議シーンなど複数人が集うシチュエーションで効果的だったと思いますよ。背景も悪く無かったです。4話辺りから夜の縁側がちらほら写りますが、SAC1話の時の夜の縁側と見比べてみてください。

SACの強みっていかに作品が高尚なのかばかり語られますけど、まず士郎正宗の原作から「面白く」作り上げた事も重要で、伝わる物を先ず作っているというプロの匙加減は妙だとは思いませんかね。そもそも攻殻という散々やってきたタイトルですしどこまで期待してたかにもよるとは思いますが。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 11

VECCI さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

かなりの悪口。いいか読むなよ、絶対読むなよ。

なんだこの人形劇。スマホゲームのムービー?ネットフリックス製なのに低予算なの?酷い本当にヒドい。日本製CGムービーは本当に何も進化してないな。静止画の紙芝居ならまあいいよ。でもモーションが昔の家庭用ゲームでも出来たレベルのゴミ。キャラも車両も何もかも。キャラデザは好みだろうがタイトル画面とかフォントとか小物や車両のデザインとか何もかもセンスが古いしオープニングも何アレ?全身義体ってのが甲殻のアイデンティティなの?だったら何故義体の硬さとか重さとか動きで表現しないの?初代ロボコップみたいにしろとは言わんけどサスの沈み方とか足跡とか色々出来るでしょ?せっかくのCGなのに。タチコマですら重量感を全く感じない。やっぱりそこはどうでもいいの?大人キャラしか出ないシリアスな雰囲気だけがいいの?甲殻機動隊でなんで戦争なの?甲殻機動隊キャラが揃ってるだけでいいの?"ぼくの考えた甲殻機動隊"をCGでやりたかっただけとしか思えない。

国内製の国内向けの作品ならそれでいいんですよ。昔から日本製CGゲームは静止画はキレイだけどモーションがすこぶるヘンでも売れていたので。でも海外製ゲームはその当時の物でさえ慣性や重さを感じる事が出来た作品しかなかった。勿論制作費が違い過ぎるという理由もあるから、そこは自分が好きな物だけプレイすればいいだけなんだけど。でもコレってネットフリックスの予算なので国内製よりは予算あるはずですよね。ネットフリックス製という事で海外も意識して製作しないといけないですよね。で、このザマはなんなんですか。

日本のアニメ業界は衰退していく未来しかないですね。現在でさえ安い賃金でこき使われて手書きで死にそうな思いで絵を書くだけの重労働。将来的にはそんなもの衰退してCGメインに置き換わるでしょう。AIで動画すらも出来るようになる。手書きアニメは手書きというだけで価値がある昔ながらのこだわりの伝統技術というふうになっていくだけ。ただの芸術作品に成り下がって庶民の作品は海外製のクソみたいなものに侵食される未来。テレビの"日本は凄い"みたいな番組でとある町工場なんかが海外の方から絶賛されてたりする。そりゃそうだ。海外の職人は安月給で働かないからだ。スイスの時計産業を日本が潰したように、イタリアの自転車産業を台湾が潰したように、日本のアニメ産業もまた潰されていくのだろう。クリエイターを引き抜くだけでいいのだから1番簡単。製作に日本人が関わったとしても結局センスは海外準拠。今と同じ物が作れると思うか?

日本にはディズニーみたいなIP戦略が必要だった。ディズニーもたまにはいいよ。でもディズニーに支配されたサブカルなんかゴメンだ。マーベルやルーカスまで買ったディズニーは世界統一でもめざしてんのか。ディズニーとまでは言わんでも国策としてでもなんとかすべきだった。でも多分もう遅い。せっかく上手くいきかけてたブランドIPの数々をハリウッドに買い叩かれてばかりで何が"ジャパニメーション"だ。何が"クールジャパン"だ。バカか。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 9

61.1 7 南米アニメランキング7位
カールじいさんの空飛ぶ家(アニメ映画)

2009年12月5日
★★★★☆ 3.6 (53)
292人が棚に入れました
「ウォーリー」のディズニー・ピクサーが贈る感動のアドベンチャー・アニメーション。偏屈で孤独なガンコ老人が、亡き妻との約束を果たすべく2人の思い出が詰まった我が家に大量の風船をつけ、偶然乗り合わせた少年をお供に大冒険に繰り出す姿を、アクションとユーモアを織り交ぜエモーショナルに綴る。監督は「モンスターズ・インク」のピート・ドクター、共同監督にこれがデビューのボブ・ピーターソン。 古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール・フレドリクセン。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついにカールは家を立ち退き、施設に入らなければならなくなる。そして迎えた立ち退きの日の朝、なんとカールは無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール"への大冒険の始まり。ところがその時、少年ラッセルが空飛ぶ家の玄関に。驚いたカールは渋々ながらもラッセルを招き入れ、一緒に旅をするハメになるのだが…。

声優・キャラクター
エドワード・アズナー、クリストファー・プラマー、ジョーダン・ナガイ、ボブ・ピーターソン、デルロイ・リンドー、ジェローム・ランフト、エリー・ドクター、ジェレミー・レアリー

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

中途半端なファンタジー、かなぁ・・

フルCGでリアルさを出し細部まで映像にこだわるなら、設定もそうしないと。

幼少期~年を取り伴侶を亡くし、までは素晴らしい出来だったのに・・・
その後はアメリカンアニメ得意の訳分からない設定と展開。

初めて思いつきで風船つけて家飛ばしてるのに名人のように何の迷いも無く操縦する様は・・・一気に興醒めしちゃう。

ディズニー、ピクサーの作品なのにトイストーリーのようには作れないのかなぁ。

決してツマラナイ訳ではないけど、のめり込めなかった。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 10
ネタバレ

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

物質に寄りかかる思い出

いやいや、よくみるとコレ、なかなかよくできてますよ。

随分前に初めて観たときは、中盤以降から怒涛のこれじゃない感に襲われたんですが、さて今回、時間を置いた2回目の観賞のせいか、印象がガラリと変わって自分でも驚き。

{netabare}例えばカールじいさんを成長させるための状況つくりとか、よく考えてありますよ。再開発による立ち退き撤去から守るため、そして妻エリーの弔いのため、妻と過ごした数々の痕跡が残る我が家を空へ飛ばす。思い出を引き連れての現実からの逃避行。でもその行動は、妻エリーとの思い出を「物質」に依存させてる証左。トラブルに見舞われても子供のラッセルより思い出の形見の保護を優先しますし、道中も家を体に縛りつけながら冒険します。思い出の家や品々はじいさんにとって「足かせ」そのもの。しかし、その思い出からじいさんが解放されるときが。自ら危険に身をさらすラッセルを救うため、じいさんは家具や備品を躊躇なく放棄します。そして最後には家そのものとの別れ、そのときじいさんの。エリーが「過去」の象徴ならば、ラッセルは「現在」の象徴。目の前の現実と闘うため、自らの手で「物質の思い出」と決別するじいさんの覚悟と成長が、じーんと沁みわたるんですな。

しかもこれ、家具家財を捨てさせるタイミングってのも、またうまいんですよねー。カールじいさんを一度これ以上ないどん底の状態にまで叩き落し、そこからリバイバルさせる手段として、過去から開放させるという方法をとってます。テンションの上下とキャラクターの成長描写をうまいことリンクさせてるんですよ{/netabare}。よく考えてるよなー。ツボをおさえてますよ。脚本の手腕を感じずにおれません。

ジジイふたりが腰を痛めながら入れ歯を飛び道具にして闘い合う光景もとってもユニーク。今にも「うっ」と胸に手を押さえて倒れてしまいそうな危なっかしさもあってハラハラは2倍増し。

人知れず本来の目的が達成される終わり方もステキ。わんちゃんの質感の素晴らしさにも注目。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 2
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

冒険はそこにある

2009年、ピクサー製作の映画で時間は100分ほど。

今日、赤と黒のゲキジョーというのでTV放送があったので視聴
同じ時間にコナンの映画もやっていたけど
そっちは録画したので後で見ようかな

カールじいさんは亡き妻との約束を果たすため
南米のパラダイス・フォールに行くという話。
このパラダイス・フォールの元ネタは
実際に南米のギアナ高地にあるエンジェルフォールのことで
世界最大の落差を誇り、滝壷がない滝として有名ですね

タイトルだけはCMかなんかで知っていましたが
あまり話題にはなってなかったので
正直あまり期待はしてませんでした
が・・・予想以上に面白かったです!!!(´▽`)

タイトルのように空飛ぶ家で向かうのですが
その方法がたくさんの風船なんですね
実際にこんな方法で飛ぶことが出来るのかは
私には分かりませんが
とても夢が広がる方法でワクワクします
ドラえもんを思い出してしまいます(^^)

{netabare} それに話は予想以上にパワフルでお前杖いらなくね?
と思うほどカール爺さんは走ります、暴れます。
スーパーおじいちゃんですね(・_・;)
コメディ要素もふんだんにあり面白いです
特にたくさんの犬達がかなりいいですね
さらにアメリカらしくしっかりとヒューマンドラマを入れます
エリーとの回想のシーンは涙が出そうでした
私は回想にかなり弱いみたいです(;_;)
そしてアメリカらしく悪人には
ばっちり天誅をくだし、スカッとします
そしてハッピーエンド!
うーん、いいね~気持ち良いですね{/netabare}

終盤はちょっと駆け足っぽいけど
綺麗に収まればよし!!
見終わって気持ちのいい作品ですのでオススメです

投稿 : 2020/09/19
♥ : 9

60.9 8 南米アニメランキング8位
PARASITE DOLLS パラサイト・ドールズ(アニメ映画)

2004年1月17日
★★★★☆ 3.5 (33)
170人が棚に入れました
 オリジナル・ビデオ・アニメ「バブルガムクライシス」に始まるフューチャークライムシリーズの流れを汲むSFアニメーション。捜査官たちが近未来の都市でうごめく陰謀に立ち向かっていく。監督はTVアニメ「めぞん一刻」の吉永尚之と「キル・ビル」でアニメーション監督を担当した中澤一登。21世紀初頭、関東大震災に見舞われた東京は、ゲノム・コーポレーションによって開発された人造人間“ブーマ”の投入とその活躍で復興を遂げる。そして西暦2034年、発展した都市の中で人間とブーマは共存を保っていた。だが、徐々にブーマを利用した事件が頻発。やがて、ブーマ犯罪を取り締まる高機動対テロチーム“A.D.POLICE”が設置される。さらに、難事件を専門とする特務組織“ブランチ”をチーム内に構成。その捜査官バズは相棒のブーマ、キンボールとブーマ連続暴走事件を追う。すると、彼らはその過程で、ある薬品を入手する。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アンドロイドの暴走と共存

『A.D.ポリス』の番外編にあたるOVAを劇場用に再構成したものなので
OVAも劇場版も内容はほぼ一緒。
なのでどちらをご覧になっても良いと思うが、
劇場版のほうが多少補足説明されてるのでわかりやすいかも。

時代は西暦2034年。「ブーマ」と呼ばれるアンドロイド的な存在と人間とが
共生する東京だったが、ブーマを道具として利用した犯罪も多発していた。
それらの事件を解決するためにADポリスが設置した特殊任務組織ブランチの活躍を
3つの事件を通して描く全85分ほどの物語。

主人公バズの相棒もまたブーマで。
見た目も声も話し方も、ほぼ一般的な人間と同じ。
会話をしているのを見る限り、心的なものは存在しているようだが
その心情の変化や機微はいかほどのものなのだろう。
アンドロイドやドール系の話はけっこう好きなので
そういう未来を思い描く時、夢と希望を感じることも多々あるし
パソコンやカメラですら生き物に感じることがあるその一方で、
なんだか薄ら寒いものを感じずにはいられない。

ちなみに、渋めなOPはスタイリッシュ。
キャラデザ、作画とも一昔前の雰囲気で、好みは分かれそうだが
背景など丁寧に描き込まれていて、きれいだった。
個人的には女性のヘアスタイルと服装が好みではなかったし
メイクも濃すぎて気に入らなかったけれど
おそらくこの作品、海外向けを意識したのかなと。
登場人物見ても、顔立ちや髪型が東京っていうよりは南米っぽかったしね(笑)

この作品、あにこれではまったく人気がないようで
レビューもほとんどないのは少々残念。
『A.D POLICE』や『バブルガムクライシス』がお好きな方はもちろん
攻殻機動隊などの世界観とも近いものがあるので
攻殻好きな方にも一度ご覧になっていただければと思う。
ただし、グロいシーンがダメな人にはオススメできないし
なんせ尺が短く、あまり深くは掘り下げていないため
観る人によっては内容が薄っぺらく感じる場合もあるかもしれない。
とだけ、付け加えておこうと思う。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 19
ネタバレ

manabu3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いつの時代も、人は概して排他的なのか

人間と人造人間“ブーマ”が共存する時代のお話。
テーマは、人間と人造人間の共存について。
エログロあり。アニメ映画。

『攻殻機動隊』や『ブレードランナー』のような世界観が好きな人なら楽しめるかもしれない。
しかし、主張したかったことが希薄だった。視聴者が少ないのも納得できる。


■感想
人造人間が社会に普通に溶け込む時代の話ではあるが、彼らに対する差別も未だ残るようである。
顕著なシーンを2つ抜粋。
{netabare}①ある美しい人造人間が道を歩いていた
「あの子、可愛い」と発言した女性に対し、その友人が放った言葉は「どうせ人造人間でしょ」
(さりげないシーンではあった)
②とある女性に愛を告白し、迫る人造人間
告白された女性は拒絶する。「あなた人造人間でしょ!」
駆け付けた警察に対して「早く殺して!」と言い放ち、警察の銃を奪い自ら撃ち殺す。(!)
(でも確かに、告白して迫りくる人造人間は怖かった){/netabare}

いつの時代も、人は概して排他的で保守的な生き物なのだろうか。
この作品においても、上記で抜粋した2つのシーンなどで、
人間が人造人間に対する排他的な姿勢が描写されていた。
今の時代の世界においても、人種、身分、思想、宗教、容姿、肌の色など、
様々なことでそのことが言えるかもしれない。
排他的で保守的であるのが、良いか悪いかは何とも言えない。
何故なら自己保存のためには必要な要素でもあると思うからだ。
恐らく「限度」だと思う。自信はないけど。

何はともあれ、この作品も、人の何かしらの愚かしさを示唆しているのだろう。
ところで、この作品は何故このような排他的な要素(人造人間への差別)を包含したのだろうか。

1)人という生き物はいつの時代も大して変わらず、「いつの時代」も排他的だからか?
2)こうした作品が生まれたのは、「今の時代」を生きる人々が排他的だからか?

その答えはまだわからない。
自分勝手な私だけど、許せる限りで他者を許容をしてみようと思う。
このアニメを見てそう思った。
やはりSFは面白い。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 10

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ルビンの盃

■ストーリー■
西暦2034年、東京では「ブーマー」と呼ばれるアンドロイドが開発され、人々の生活を支えていた。その裏ではブーマーを使った売春や破壊活動、テロ行為が起こり、その対抗手段として、高機動対テロ組織「A.Dポリス」が組織された。そのA.Dポリスでも対処しきれない難事件解決のため特殊任務組織「ブランチ」のバズがブーマーの暴走事件の捜査をするところから物語が始まる。

■感想■
作画としては、近未来の話なのにPCや家電が時代を感じさせるものの、リアリティがある人物やブーマーの内部など、丁寧に描かれていてそこまで違和感なく視聴できました。

また、本筋としては、バズのトラウマとブーマーと人間の関係を一巻して描かれていたが、私としては2部構成にするより一部を集中して書いてほしかったかなという感想をもちました。

興味深かった点としましては、ブーマーを人間として観るのか、機械として物と観るのかを真っ向から書いている点です。
徐々に魂があるものとして見ていく主人公たちや、ブーマー自身も自分に機械ではない部分を感じていくといったところが、レビューのタイトルのルビンの盃(心理学テストの向かい合った人物に見えたり、盃に見えたりというもの)のように感じ人間の人間として認識する境界に迫る部分が、興味深かったです。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 3

計測不能 9 南米アニメランキング9位
OBSOLETE(Webアニメ)

2019年12月3日
★★★★☆ 3.6 (9)
40人が棚に入れました
2014年、突如現れた異星人は、人類に対して「交易」を要求。彼らが石灰岩の対価として地球にもたらしたのは、意識制御型汎用ロボット「エグゾフレーム」だった。戦闘機よりも戦車よりも銃よりも安価で、誰でも簡単に乗りこなすことができる「エグゾフレーム」は、またたくまに拡散し、世界を変えていく――。<異星人の交渉音声>「現在、すべての電波帯域に、五種類の言語で呼びかけています。我々は政治干渉も文化交流も望みません。ただ通商のみを希望します。石灰岩1,000キログラムにつき1つ、我々のテクノロジーの産物を提供します。国家、民族、思想、その他あらゆる差違について我々は区別いたしません。すべての地球人類に、平等に、均等に、この交換条件を提案いたします」

声優・キャラクター
田中正彦、森川智之、山野井仁、高木渉、本城雄太郎、杉本ゆう、大友龍三郎

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

前半終了<54>

6話まで視聴。
5話では継続エピソードな辺りに期待が盛り上がったが、6話でエピソードが完結してみると悪くはないもののボリューム不足なせいかエピソードを片付けただけに見えますなぁ。
ゲームかなんかのムービーだったなら短い尺で世界観を伝える断片として優秀だけど、単体のアニメ作品としてみればキャラクターを継続させていない部分がどうしても欠けた印象になりましょう。
7話から12話が2020年冬に配信と予告されているけど、新型コロナ騒動でどうなるんでしょうなぁ。

5話いいじゃない<55>
5話まで視聴。
存在に気づいて2話まで観たときは導入部だけ無料なのかと思ってたけど、1週遅れくらいで全部見れるんやね。
てなわけで視聴継続、3・4話とネパール軍・PMCと様々な軍事的場面にロボが浸透していく場面を描いてて、これはまあ2話までと同じく断片的な世界観の提示。

5話でやっと続きものになって、攫われて消耗品扱いの少年兵達に外国の指揮官が現れて成長させる物語となった。
やっとお話の展開を見せ始めて6話は結構楽しみ。
前後編で終わりそうで、1話の尺がOP/ED抜くと10分程度だから30分番組にも満たないけど。

リアルミリタリ<55>
2話まで視聴。
虚淵玄主導の軍事描写がリアルなロボットアニメ、ほぼ現代が舞台。
ロボットというかパワードスーツっぽいけど。

1話は米軍の小隊が南米の紛争に介入するホットスタートでリアルミリタリ描写を見せに来て、背景説明は省略。
2話でロボット技術が宇宙人からもたらされて軍事に使われるまでを描き、世界設定が明かされる。
3話は予告を見た限り、インド・ネパールの紛争に視察に来た自衛官が巻き込まれる様子。

通してのストーリーというより、IFが持ち込まれたSF世界の各所を描いている様子。

シリーズ通したストーリーが無い(あるいは始まっていない)し、戦闘シーンにしても痺れる描写は特に無く、リアルでよろしいですなぁ止まりだし、面白いじゃなく面白くなるかもしれないって所。
TVでやってりゃ観るレベルだけど、課金してまで続きが見たくなるほどでもないなぁ。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 0

計測不能 10 南米アニメランキング10位
アンデス少年ペペロの冒険(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
32人が棚に入れました
南米の広大なアンデス山脈を舞台に、生き別れの父親を捜す少年ペペロを主人公に据えた冒険アニメ。伝説の黄金郷エルドラド。その手掛かりを追い求めて行方を絶った父親を捜すため、インディオの少年ペペロは旅を続ける。同道者は、エルドラドを捜す老人チチカカ、記憶喪失の少女ケーナ、そして男の子のアステコ。彼ら4人はエルドラドの案内と言われる黄金のコンドルに導かれながら、いくつもの山を超えていく。和光プロ製作の冒険ロマンで同社の代表作のひとつ。格調高い主題歌の作詞は楳図かず雄が担当。『猫目小僧』『まことちゃん』などで人気の漫画家・楳図かずおその人である。

声優・キャラクター
鈴木弘子、松尾佳子、東美江、上田敏也、三浦理江、池田和歌子

ボーア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

テレレレれ、れれれれれ~

最後のオチを知っているので、
多分、観たのでしょう。
最初から観ようと、気合を入れましたが、
再生する手がどうしても、動きませんw
動け、動け、動いてよ~
・・・古すぎるww
リアルで観たのか、
再放送だったのか、
そんなことどうでも良い。
凄く良かったのです。多分

時は流れ、
私も社会人となり、
理不尽な出張の命令です。
ロスへ三週間。
当時は治安が最悪w
ガクブルですよw
1人孤独で怯えながらの夕食の帰り、
街の片隅で多分、メキシカンだと思うんですが、
テーれれレれれれれれれれー♬というより合体した笛みたいので
ぷーぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ~
「あっペペロの冒険だwwwww」
どれだけ勇気付けられたことかww
4、5人のおっさんが素晴らしい演奏です。
バックは高層ビル群、窓は暖色系のオレンジ色、
泣きそうになりながら、
チップを何度もほん投げてww
何回も演奏させましたwww
あの景色って忘れられないなぁ~

いや~アニメって本当に素晴らしいですね。

投稿 : 2020/09/19
♥ : 2

計測不能 11 南米アニメランキング11位
ムタフカズ(アニメ映画)

2017年10月30日
★★★★☆ 3.5 (6)
17人が棚に入れました
 ここはDMC(ダーク・ミート・シティ)、犯罪者と貧乏人の吹き溜まり。この街に生まれ育ったリノは、ガイコツ頭の親友ヴィンスとボロアパートの一室に同居中。バカで臆病な友達のウィリーも交え、3人で毎日つるんで、ダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんな時、リノの残念な人生を一変させる出来事が立て続けに起こる。まず、天使のような美少女ルナにひと目惚れ。直後に遭った交通事故のせいで、人間の中に混じった奇怪な存在の幻覚を見るようになる。さらに、謎の黒服集団や武装警官に命を狙われ、街中を逃げ回る羽目に。ついに絶体絶命の危機に陥ったとき、リノはスーパーパワーに目覚めるが・・・
 監督は西見祥示郎。原作は共同監督も務めるバンド・デシネ作家のギョーム・ルナール。アニメーション制作はSTUDIO4℃による日仏合作作品。
 日本初公開は、「東京国際映画祭」にて、2017年10月30日に公開された。
 一般公開は、2018年10月12日に劇場公開。
ページの先頭へ