おすすめ古田新太人気アニメランキング 12

あにこれの全ユーザーが人気アニメの古田新太成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月24日の時点で一番の古田新太アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.4 1 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(アニメ映画)

2019年8月2日
★★★★☆ 3.1 (13)
41人が棚に入れました
少年リュカは父パパスと旅を続けていた。 その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。 旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。 しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる――

それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。 父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。 果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?
ネタバレ

でこぽん

★★★★★ 4.4

親から子へ、そして孫へと受け継がれる使命

この物語の原作は、エニックス社が1992年に発売した『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』のゲームです。
そしてドラゴン・クエストⅤは、ゲーム要素だけでなく、壮大な物語でもあります。
それは、親から子へ、そして孫へと使命が受け継がれる感動作でした。

物語は、主人公のリュカが五歳のときから始まります。
リュカは父親と共に、世界中を旅しています。
旅の目的も、その先に何があるのかも、リュカは知りません。
だが、大きな運命の渦に巻き込まれ、リュカは想像を絶する日々を体験します。
{netabare}
以下はドラゴンクエストⅤについてですので、映画ではカットされている箇所や変更されている箇所もあります。
古い記憶なので間違いもあるかもしれません。

父親が亡くなり10年経って、初めてリュカは父親の旅の目的を知ります。
母親のマーサは、リュカが生まれて間もなく、魔界に連れ去られたのでした。
魔界からマーサを救い出すことができる唯一の人物『天空の勇者』を探し出す。それが父パパスの旅の目的でした。

父の遺志を受け継ぎ、リュカもまた世界中を旅します。
長く、辛い日が続きます。

やがて彼は旅の途中で結婚し、子供ができます。
子供が10歳になったとき、リュカはついに天空の勇者を見つけるのです。

そのとき、リュカはきっと次のように感じたことでしょう。
「どうりで父親のパパスが世界中を旅しても、見つけられなかったはずだ…
 だって、そのときは、天空の勇者はまだ生まれていなかったのだから…
 その天空の勇者が、こんなにも身近な存在として現れるなんて…、夢のようだ」と…

そして、マーサを救い出す新たな旅が始まるのです。


また、心にジーンときた箇所を、いくつか以下に書き記します。好きなところだけ読んでください。

パパスと天空の剣: {netabare}
天空の勇者だけが使用できる『天空の剣』をパパスが見つけたとき、
「なんで私には、この剣が使えないのだ…」と、パパスは悔しがり、嘆きました。

きっとパパスは、天空の剣を使い、今すぐにでもマーサを救いに行きたかったのでしょう。
そのときのパパスの悔しさが、心に沁みました。
{/netabare}


ルドマン家の宿命: {netabare}
サラボナに住む大富豪ルドマンは、実は先祖代々から受け継がれた使命を持っていました。
150年前の先祖ルドルフは怪物ブオーンを封印しました。しかし、その封印は150年ほどしか持ちません。
封印が破られたら、もう一度ブオーンと戦い、封印する必要があります。それは命がけの使命でした。

先祖ルドルフから、まだ見ぬ150年後の子孫ルドマンへ宛てた手紙が、とても辛い内容でした。
ルドマン家が娘フローラの結婚相手を募集した真の目的も、実はブオーンと戦える勇者を見つけるためだったのです。
そう考えると、ルドマンもフローラも、辛い宿命を背負っていたのです。
{/netabare}


ルドマンとフローラ: {netabare}
リュカがビアンカと結婚する際、ルドマンとフローラは、結婚式の準備を全て行い、結婚費用全てをルドマン家で支払いました。
本来はフローラのための結婚式だったのですが、リュカとビアンカのために懸命に準備したのです。

二人は凄く心が大きく、清らかでした。
そして、結婚式の翌朝、リュカとビアンカたちが旅立った後、
ルドマンがフローラに、「もう泣いても良いんだよ」と言うと
フローラはルドマンの胸に顔を埋めて号泣します。
実はフローラは、リュカが大好きで結婚したかったのです。彼女はとても立派な女性でした。
{/netabare}


サラボナの町の人のうわさ: {netabare}
サラボナの町の人たちは、ルドマン家を尊敬していました。
でも、ルドマンが娘フローラのために準備した結婚式を、見ず知らずの旅人リュカとビアンカのために行ったことを知ると、
ルドマンのことを「お人好しの馬鹿」のように軽蔑します。その軽蔑の期間は11年ほど続きます。
でも、11年後に、サラボナの町に災いをもたらしていたブォーンをリュカ達がやっつけると、
町の人たちは、ルドマンのことを「先を見通した凄い人」だと、再び尊敬します。

人の噂というのは、いつも無責任であてにならないものです。自分をしっかりもつこと。それが大事だと思います。
{/netabare}


過去へ帰った際のできごと: {netabare}
リュカはゴールドオーブを取り戻すために過去へと旅します。
旅立つ前に妖精の女王は、「過去に行くのはとても辛いことですが、それでも行くのですか?」とリュカに念押しします。
リュカには大切な目的があったので、「行きます」と元気よく答えるのですが…
でも、リュカが旅立った過去は、父親パパスが亡くなる数日前でした。

リュカは幼い頃の自分に会い、「どんな辛いことがあっても頑張るんだよ」と言い、さらに「お父さんを大切にするんだよ」と告げます。

このときの言葉には、リュカの悲痛な叫びがこもっていました。
そして、リュカが過去から現在へ戻る際、パパスの死ぬ瞬間をもう一度見ることになります。見たくもないものを見せられるのです。
そして現在へ戻ってきたリュカは、大粒の涙を流し、床にうずくまります。声にならない叫び声をあげます。
妖精の女王は、そんなリュカの悲しみを察し、しばらくリュカには誰にも会わせないようにしました。

このときのリュカの気持ちは想像を絶する辛さ、悲しみがありました。思わず私も涙を流してしまいました。
{/netabare}


カボチ村での出来事: {netabare}
カボチ村では、怪物が毎晩現れるため、村人は恐れていました。
怪物は農作物を食べ荒らしはしますが、決して人を襲いません。
それどころか、怪物を見て恐怖のあまり足をもうつれさせ怪我した村人を、怪物は背中に乗せ村まで運んだりしました。
でも、村人は怪物を退治することを決め、お金を出し合い、リュカに怪物退治を依頼します。

リュカが怪物に出会うと、それはリュカが昔飼っていたキラーパンサーでした。
キラーパンサーはリュカを思い出し、リュカと行動を共にします。
それを知った村人は、リュカが自分が飼っている怪物で村からお金をだまし取ったと誤解します。
そしてその誤解は最後まで解けずに、リュカ達は村から追い出されます。

人というのは自分勝手な都合で人に責任を押し付ける無責任な生き物です。
そうならないように日々謙虚に生きることが大切だと思いました。
{/netabare}


ポートセルミで聞いた天空の勇者の正体: {netabare}
港町ポートセルミで、「天空の勇者を見た」という人にリュカは出会います。
でも、その人の話をよく聞くと、その人が天空の勇者だと勘違いしていた人は、リュカの父親パパスでした。
その人は、「あんなに強くて立派な人は世界中探しても他にいない。名前はパパスといっていたな」と、盛んに語ります。

リュカは、天空の勇者の話ではなかったけど、その話を聞いて嬉しくなりました。
だって、見ず知らずの人が、リュカの大好きな父親のことを盛んに褒めているのですから。

この話を聞いたとき、私も思わず頬笑みました。
{/netabare}
{/netabare}

私は昔、このゲームをしたときに、物語の素晴らしさに感動しました。
そして原作の小説を読み、涙を流しました。
原作は、NHKの大河ドラマと比較しても遜色ないほどの素晴らしい内容です。

ドラゴンクエストⅤのゲームをされたことがない方は、映画を見る前に少しでもやっておくことをお勧めします。
映画は約100分ほどしかありません。そして主人公が子供の頃の話は、大幅にカットされています。
だからゲームをしたことが無い方は、物語について行けないかもしれませんし、ゲーム経験者の方が大いに感動するシーンも、あまり感動できないかもしれません。

壮大な物語を語るには、あまりにも短い時間でした。
でも私は、この映画が大好きです。

この映画は、ラストが原作と異なっています。
このラストに関しては、賛否両論がありますが、このラストがあるからこそ、ユア・ストーリー なのでしょう。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 27
ネタバレ

根越 詠汰

★★★★☆ 3.5

あれはゲーム反対派の陰謀なのか?

 ゲームというのを示す、変わった始まりだったです。
 遂にドラクエもCGアニメ登場かぁでしたです。「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」自体Playしたこともないけど、主人公がいて父親がいて、ビアンカ、フローラがいるというのは、知っていたです。

{netabare} さらにリュカの母親登場して、誰かさんと結婚して、以前のドラクエアニメで、聞き覚えのある名前の子供まで出て来るのも知らなかったです。{/netabare}
 主人公にもリュカという名前があって、父親はパパスだというのは初めて知ったです。

 ゲーム通りに話は進んでいるのかは知らないけど、トントン拍子に定まった設定という感じに進んだ印象です。
 リュカが結婚する話になると、これも流れのままで思いきや、誰かさんの味な計らいもあり、本当の気持ちを知り、めでたい展開というのもゲームの設定なのか???なぁと思ったです。

 その先にある悲劇からの生還も、知られた展開だったのでしょうか?です。{netabare}リュカの子供、何か凄い感じで、礼儀正しいお子さんな感じだったです。{/netabare}終盤のホントにヤッターと思われた矢先、この世界観も覆す驚くべき事実は、このアニメならではの展開だったと思うです。
 この後、どうなるのか?見てのお楽しみです。

 まぁ、私には納得できた終わり方でしたです。

 ただ、CGなだけにゲームのイラストとかけ離れた点、主要キャラの演技がいかにも作ったわざとらしい感じに、「私、気なります!」です。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

スカイオーダー

★★★★★ 5.0

ザ・ドラクエ(ファンとしては今年一番の映画)

初めて映画を観ていることを忘れるくらい、ドラクエの世界に入っていた。
使われているBGM全てが「すぎやまこういち」さんのドラクエミュージックだからかもしれません。

大げさかもしれないけれど、長年のドラクエファンなので、
アベンジャーズ・エンドゲームのときよりも感激したかも。

また上映期間内に共有できる人と観に行きたいです。

ちなみにレビューで超低評価をしている人が多いかもしれませんが、
それはとある1シーンでのことですが、
本物のドラクエファンであるのであれば
これもアリだと思いました。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3

66.8 2 ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(アニメ映画)

2017年3月18日
★★★★☆ 3.5 (125)
488人が棚に入れました
2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台になっている。

声優・キャラクター
高畑充希、満島真之介、古田新太、高木渉、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、釘宮理恵
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.3

心に魔法を

オリンピックを3日後に控えた東京。
物語は瀬戸内ののどかで美しい街から始まる。
そこで暮らす平凡な女子高生森川ココネ。
自動車修理工場を営む父親と2人暮らし。

彼女はいつも不思議な夢ばかり見ている。
夢の舞台はハートランド。
機械こそが全ての人を幸せにすると謳う国。
{netabare}彼女は魔法のタブレットを狙う追手から逃げ、
街を襲撃する得体の知れない「オニ」と戦う。{/netabare}
次第に夢と現実のリンクに気づき始める。
彼女の家族に事件が起きたのだ。

押井守の影響下から、
キャリアを始めた神山監督ですが、
ここでは独自の色を抑えた、
子供たちも楽しめるハートフルな作品になっています。
その反面、大人には物語への没入が難しいのか、
集中して楽しめるまで大変苦労しました。
テーマは王道の「自分探し」「家族の絆」でしょう。
記事を拝見すると、
世界を救う大きな物語より、
個人の想いに寄り添った小さな物語を目指したそうです。

少女が見る夢のほんとの理由は!?
ポップな映像とスリリングな旅。
一風変わった青春物語。
楽しめる方もたくさんいるんじゃないかな。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 36

雀犬

★★★★☆ 3.2

現代版桃太郎はツッコミどころ満載

正直クソアニメだと思う。
映画館で見ていて「?」「??」「?????」
と?マークが何百個も頭に浮かんだ。
作画は劇場アニメだから良いのは当然として、
うーん、後はココネのあひる口のかわいさくらいしか評価できない。

ちょっとだけ真面目に批評すると
家族愛がテーマのわりに父親の愛情をあまり感じられなかった。
インパクト第一の劇場アニメで照れ隠しなんていらないと思うの。
もっとあざといくらいに見せて欲しかったなぁ。
ストーリーは全体的にとっちらかっていて、完成度が低い印象を受ける。

でも穴だらけでツッコミどころ満載ゆえに、
見終わった後ワイワイ盛り上がれると思う。
一人で観に行くのはやめた方が良いかもしれない。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 12
ネタバレ

四文字屋

★★★★★ 4.1

パクリ批判も何のその。心羽ちゃんは、自分でも制御不能な絶妙のタイミングで夢の世界に行ってしまうから、そのたびに観ているこちらはドキドキさせられるんで、

夢を効果的に使った作品が、またひとつ、佳作として劇場映画に名をつらねた。と思う。

例によって事前情報はなるべく入れずに劇場鑑賞。


鑑賞前は複雑に入り組んだサイエンス・ファンタジーを予想していたのだが、
鑑賞してみての印象は思ってたのと違って、もっといい意味で単純で、
話のころがりがいい感じに流れていくんで退屈しない。
この物語のキーポイントとなる「眠り=夢の世界」が、
妙な感じに現実社会とリンクしていて、
主人公・心羽(ココネ)は前ぶれ無く眠ってしまう癖があって、
そうすると、この夢の世界に、唐突に行ってしまうので、
ここが都度つど、ハラハラしたりワクワクしたり、突っ込み入れたくなったりで、面白かった。
{netabare}たとえば夢の中で、サイドカーで空を飛ぶ素敵なシーンがあるのだが、このあいだに現実ではココネと幼馴染みのモリオが四国から大阪までたどり着いてしまっていて、
この作品のキーファクターである自動運転技術が綺麗に描かれて楽しいエピソードになっていた。

そんな感じで、ココネが眠っているときに、
現実世界とリンクする異世界の夢を見るのだが、
このリンクが現実世界での事件が夢をなぞるように進行していくのが構成上のお楽しみになっている。

で、演出上のポイントとしては、
冒頭のシーンで、ハートランドを本作の舞台とするファンタジーだと思わせるミスリードが、上手い(これ他のレビュアーさんからの指摘が既にあり)。
また、ハートランドがディストピア風に描かれているのが、志島自動車を去った母親の、その心象を表していたと最後の方で解るようになってるのもいい構成。{/netabare}

映像も流麗だし、ロードムービーとしても、夢と現実がない混ぜになった、一風変わったものとして、楽しかった。

鑑賞後、他のレビューサイト見てみたら、あまり評判がよろしくないようで、
大雑把に言って、
話のテーマが盛り込みすぎ、またはピンボケで絞り込めていないっていう意見と、
神山監督作品にしては大人の鑑賞に堪えないという意見と、
主に「君の名は。」と「サマーウォーズ」からのパクリだという意見が多く見られた。

で、私はというと、面白く鑑賞出来ましたよ。

描きたかったのは、結局は父から、祖父から、亡くなった母からの家族愛。
この辺、たしかにどうも、子供向けにはややっこしいと批判の対象になってはいるんだが。
わたしゃ子供じゃないからいいんだ。

そして余計なはなしだが、
どうも勘違いしているとしか思えないパクリ批判が横溢しているようで、
いわく、PC、タブレット、パスワード等の使い方が「サマーウォーズ」のパクリだとか、
眠っている最中に夢と現実がリンクして世界が動く演出が「君の名は。」のパクリとか。

なんか批判自体のピントがずれている感じ。

PCの使い方やパスワードの演出は、サマーウォーズではなく、
TV版エヴァの第7話のジェットアローンへのオマージュであることは、
夢の世界に登場する、人の造りしものであるロボット=エンジンヘッドのデザインや、
姫=ココネが腕力で挿入して戻した、稼働停止のために排出された制御棒のシーンから見てとれるし、
パスワードの件やタブレットの件も、同様。

眠りの演出に対する批判については、偶然「君の名は。」から数ヶ月遅れで公開されたせいだと思うが、
本作では眠ることをトリガーにして物語を動かしてはいるが、眠りの効果の設定が全く違うし、
公開時期が近すぎてネタとして取り入れる、というかパクるには時間的余裕がなくて無理だろうし、
夢と現実が交錯する話なんて幾らでもあるんで、こういう批判は、
タイムリープを描いた作品に、時かけのパクリだといちいち文句つけるのと同類だと思う。

さらに言うと、{netabare}この作品では、夢を、世界が自分に有利な方向に導かれる道具として活用しているのが妙味なんで、
目覚めたばかりのココネに、モリオから「あまえ、今すぐ早く寝ろ!」と言われたりしてるのが面白いし、
上述した「自動運転技術」と上手くつながっているのも、面白い。
さらには、ココネが、ウェットないしは反感を抱く可能性のある、おじいちゃんとの初対面のシーンで、
唐突に眠りに落ちてしまい、夢の中で話を進めちゃったりするところなど、
思わず笑っちゃってから焦らせてくれる面白い趣向だったし、
目が覚めるまでに厄介ごとを夢の中で処理しちゃうってのが、可笑しくてたまらなかった。

父親を追うこと、祖父と出会うこと、母親を知ることすべてが重要なテーマなのに、これを全部夢の中でやってしまうんだから、大した演出度胸だ。{/netabare}


それから、そんなに他のレビューを見なかったから、
たまたまこれを指摘している人を見かけなかっただけかもだが、
冒頭の夢のシーンは明らかにカリ城へのオマージュだと見て判る。
姫を幽閉する塔のシーンと、その塔の屋根瓦と、窓から伝って出入りする、あれね。

カリ城で、北の塔への行き来に使われる可動式橋梁設備を、
昔、鑑賞した当時から「これ構造力学的に無理だよな」と思っていたら、
橋梁を可動式にするなら、こういう構造なら行けるでしょ。と絵解きしてくれてたのが個人的にはツボだった。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 14

64.8 3 ONE PIECE FILM GOLD(アニメ映画)

2016年7月23日
★★★★☆ 3.7 (65)
315人が棚に入れました
新世界で冒険を続ける麦わらの一味が上陸したのは、世界最大のエンターテインメントシティと称される「グラン・テゾーロ」。そこはこの世のものとは思えないほどの華やかな空間で日夜ショーやアトラクションで賑わい、世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪が集う世界政府公認の「独立国家」であった。

ルフィたちの前に現れたのは船の主にして世界政府をも動かす権力を持つ“黄金帝”ギルド・テゾーロ。一見豪華絢爛な街の裏ではテゾーロの圧倒的な支配が渦巻いていた。そんな中、世界政府に革命軍をも巻き込むテゾーロの世界を揺るがす野望が動き出し、麦わらの一味にも牙を剥く。


声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、坂本千夏、渡辺菜生子、高木渉、檜山修之、櫻井孝宏

けみかけ

★★★★☆ 3.9

ルフィにぶつけるに相応しいビックな敵役には観惚れたけどハッキリと『ワンピース』に洋画パロは不要だとわかりました・・・

『ワンピース』の劇場版13作目(中編や3DCG作品を含みます)
尾田栄一郎の制作総指揮の下、新世界篇の完全オリジナルエピソードとして描かれる120分
監督はテレビシリーズ四代目ディレクターの宮元宏彰
脚本はフジテレビ系ドラマの黒岩勉
キャラデザは『ONE PEACE FILM』シリーズ3作全てと『ハピネスチャージプリキュア』の佐藤雅将
音楽は林ゆうき
宮元は劇場版初監督、黒岩はアニメ初執筆という珍しいタッグによる劇場版です
4DX、及びMX4Dでの上映も一部でありましたが今回は通常上映で観ました


世界政府公認(というより黙認)の島ほどの大きさもある超巨大カジノ船、「グラン・テゾーロ」にやってきた麦わら海賊団
名のある彼らは歓迎され、船の中の様々なアトラクションで楽しむ
彼らが派手に立ち回った代償と、賞金首であることも既知の上、支配者ギルド・テゾーロは麦わら海賊団を屈服させようと自ら手を下す
当然、タダではやられまいとするルフィ達だったが、グラン・テゾーロに入った時点で彼らはテゾーロの「ゴルゴルの実」の能力に勝てはしなかった
テゾーロに立ち向かったゾロは身体を金に変えられて人質となってしまい、ルフィ達は撤退を余儀なくされた
船の中の人間達は常に監視され、巨額の借金で首が回らず、永遠に続くテゾーロへの返済の為に全く自由が許されぬ圧政に苦しんでいた
ルフィ達はナミの昔の泥棒仲間で、浅からぬ因縁を持つカリーナの協力を得ながら逆転のチャンスを掴むべくテゾーロのアジトに潜入する・・・


ならず者VSカジノの支配者・・・これ完全に『オーシャンズ11』ですよね
この他にも『チキチキマシン』だか『キャノンボール』だか『デスレース』だかっぽいものが・・・レースのシークエンスは世界観描写としては尺長すぎる、全然メインじゃないのに;
(言われて気付きましたがこのレースシークエンスは完全に4Dの為の仕掛けだった様です;4Dで観た方が良さそうですね・・・)
それとルフィとフランキーのアジト潜入&罠からの脱出は『ミッション:インポッシブル』ですね
監視されてるって説明されてる世界で、ド派手に大立ち回りはどう考えてもオカシイ
ハッキリ言ってオマージュとしてはどれも中途半端であんま面白くなかったです・・・;
それに『ワンピース』ファンは別に洋画パロディとか求めてないと思います


サブキャラも多過ぎ
テゾーロの幹部、テゾーロに支配される市井の人々、ルフィ達と利害が一致して協力してくれるテゾーロに騙された者達・・・
さらにそれとは別にCP-0や革命軍も暗躍する・・・
折角の劇場版なので詰め込みたいしファンへのサービスも忘れたくない、って建前なのはわかるけど全くといって消化仕切れてないです
レイズマックスさんが革命軍の兵士だ、っていう設定パンフ読んではじめて知ったわ
劇中ではそんな描写無いのにね


テゾーロに騙された麦わら海賊団が、テゾーロを一泡吹かす
という終盤の展開は全然頭脳戦でもなんでもなく、最後は力推しじゃねぇかよ
ラストは熱いバトルで締めるってのだけは変わらずやるんですから、変にズル賢いとこ見せました!ってのは本当にいらなかったです
もうハッキリと今回の劇場版の脚本は“最悪”だったのではないのでしょうか?


逆に評価したいのはテゾーロというボスキャラ
もはや麦わら海賊団と対等に渡り合う敵役といえば、七武海とか四皇とかそーゆークラスになっちゃうわけです
前作のゼットがそーゆーキャラでしたよね
けど全くのオリジナルキャラでありつつギア3のルフィとすら互角に渡り合えるテゾーロの実力
そして、彼の若かりし頃がうっすらとルフィと重なることでテゾーロにもルフィのような野心があったことを匂わせる描写
このテゾーロの過去はホント一瞬しかないので変な洋画パロディとか、多すぎるサブキャラの心情とかやるぐらいなら、もっとじっくりやるべきだったと感じましたね
ともかくテゾーロの圧倒的な強さは本作最大の魅力だと言えます


それとテゾーロとカリーナが序盤で魅せる歌と踊りのショウ(レビュウ)は作画とCGが調和していてクオリティ高い
たぶんCGガイドかロトスコですかね


あと本作では通常では考えられないほどのゲスト声優が出演しています
前述の通り、サブキャラが多すぎるのが原因ですが、配役に関しては案外悪くない
山路和弘、浜田岳、菜々緒、ケンドーコバヤシ、北大路欣也、竹中直人、古田新太、コロッケ、三村マサカズ、オカリナ、ナダル、三宅アナ、小栗旬、あとnon-noとかSeventeenとか出身のモデル女優が4人と成田凌
よくもまあここまで集めましたね
でも各々の演技はとても素晴らしいものに仕上がっていたと思います









満島ひかりを除いては、ですけどね
満島ひかりは物語の鍵を握る重要人物、カリーナ役でセリフも多い
ナミの旧友ってことで絡みも多い
ですがこいつの芝居はとても褒められたものでは無かったです;
他の方々が良かっただけにカリーナだけ浮くわ浮くわw
声が出てないどころか真面目な芝居を求められるところで声が笑ってるし、笑いの芝居の部分で声が笑ってない
正直オイラにはフォローが出来るレベルの芝居ではありませんでした;


良い部分が目立ったにも関わらず、お話にしても声優にしても駄目な部分は徹底的に駄目な映画でした
120分という長尺使ってコレなのですから無駄尺だったと言わざるを得ません


ああ、GRIM SPANKYのカッコイイ主題歌はラストを爽やかに締め括ったので観終えた後の気分は案外悪く無かったですけどねw

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

アヤコ

★★★☆☆ 2.8

個人的には金無駄にした感じ。

良かった点

◉初回限定の特典が設定画とトランプとは豪華。ファンなら喉から手が出るくらい欲しいと思う。
◉キャラクターの衣装替えはやはりセンスがあってオシャレ!ロビンのドレスがかっちょセクシーだった。

◉盛り上がるところがわかりやすい。

悪かった点

◉話があまりにも薄っぺらすぎて、時間を無駄にした感じが否めない。子供向けアニメでももっと為になる深い話するよ。

◉つまらない展開につまらない登場人物。
無理やり泣かせにくる悪役の過去。
もう少しヒネれないのかという感じ。
悪役が実はいい奴だった、っていう説明ならするならするで、ちゃんとした説明をしてほしい。

◉映画のくせに大してすげえええ!ってなる作画ではなかった。
話が微妙なせいなのだろうか…。
ごめんねスタッフさん。
正直な感想なんだ。

◉いらない登場人物が多すぎると思う。
声優は別に良いとも思わなかった。
でも、使うなら上手い人を選んでほしい。
声優にあわせてつくっただけのキャラクターなんて視聴者は求めてない。


総評

特典をもらう為にお金を払った感じ。
ゾロがつかまったくだりも、ただの適当につけた動機というのがとても悲しい。
話がうすぺらすぎて、呆れるくらい。
家族で子供がワンピース好きなら一緒に観たら?というしかない。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 4
ネタバレ

ノリノリメガネ

★★★☆☆ 2.3

怒りの矛先が謎

やー、期待がでかかっただけにガッカリだった。前作の「Z」のほうがスケールも大きくて熱かったのは間違いない。
{netabare}
ツッコミ所も結構あった。特に潜入シーンのあたりはひどい。潜入のための服装チェンジとか何の意味があったのか。

デゾーロがルフィたちを襲ってきた理由や、闘う理由にいまいちパンチがないから全体的に締まらない感じになっている。
まず、ルフィたちがカジノに来る理由でもあれば良かったけど、偶然立ち寄って、喧嘩売られたんで返り討ちにしましたってストーリーだからなぁ。
ルフィたちが何に対して怒ってるのかよくわからなかった。
スケールを大きく見せようとして、CP0や革命軍を申し訳程度に登場させてはいるが、なぜ革命軍がいたのかも説明されることはなかった。

デゾーロがあんまりカッコよくないのもダメ。能力も良くわからない。金を扱えるのは分かるけど、ビーム放ったり爆発させたりするのはなんなのか。
前作のゼットさんがすごくかっこよかっただけにデゾーロの小物感が際立ってしまった。

良かったのはナミとカリーナの友情。ナミはかっこいいし、カリーナはかわいかった。
OPの映像も素晴らしかったのだが、むしろアクションはそこがピークだった。

総合するとかなりガッカリさせられた作品だった。こちらも金を払ってプロの仕事を期待して映画館に足を運ぶ訳だから、この程度の脚本でもって安易に国民的アニメを映画化なんてしないで欲しい。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

58.6 4 深夜!天才バカボン(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (54)
200人が棚に入れました
ギャグ漫画の金字塔であり、赤塚不二夫の代表作とも言える
「天才バカボン」が、前作から18年ぶりに、
細川徹監督のオリジナルストーリーでTVアニメ化決定!

「これでいいのだ!」でお馴染みバカボンのパパとそのファミリーに加え、
本官やレレレのおじさん、ウナギイヌまで、
超個性的な面々が、舞台を現代に変えてやりたい放題!

赤塚不二夫没後10年にあたる2018年、“深夜”に繰り広げられる
「バカボン」の新境地が、いよいよ幕を開ける!

声優・キャラクター
古田新太、入野自由、日髙のり子、野中藍、森川智之、石田彰、櫻井孝宏

snow

★★★☆☆ 3.0

ギャグというよりはバラエティ番組的<49>

お笑いにおける「ベースからの逸脱」のベースが無い状態。
おそ松の実松回みたいなリアル回は世界観作り込みされててベース部分はあったけど、オチが無かった。
パパを天才に戻す普通の話をやった回が楽しく見れたけど、毎回これやりゃいいってもんでもなし。

ネタが安易かなぁ<49>
6話まで視聴。
手垢のついた作画崩壊ネタを延々とやられて途中で飽きる。
前回の深夜の限界のやれないネタもやったとして面白いか?ってな疑問が湧いたし、これやっときゃいいんだろ的なネタの安易さを感じる。

メタとパロ<54>
1話視聴。
おそ松さんのヒットを受けてか、メタネタ・パロネタで埋め尽くした初回。
色々やってんなーと好意的には眺めてたけど、吹き出すほどのネタはなく。
漫画の方のバカボンってわりとこういう感じだしねぇ。
月刊マガジンでやってたときはいけないルナ先生とか出てたし、それ以前のでは左手で描いた原稿が載ってたりもしたような記憶。
おそ松さんだと6人いる若者で現代化が上手いこと回ってたけど、パパと誰かな構図のこの作品はやりにくい面はあるのかも。
バカボンパパの声がちょっと聞きにくいのでそのまま福山潤でもいいよー。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5
ネタバレ

noindex

★★★☆☆ 3.0

ニコ動で少し見てそっとブラウザを閉じた。

「おそ松さん」「ポプテピピック」「ラストピリオド」の後だともうこういうメタなギャグアニメはきつい({netabare}いきなり野沢雅子さんを出すというのは「それが声優!」でやっているといった{/netabare}ネタかぶりもある)。監督のツイッターでもおそ松さんは自分が企画したのに…と未練タラタラのツイートしてたけど。
アニオタの世代が一巡するまで、この手のギャグアニメは作らない方がいいと思う。
あと野中藍のハジメちゃんの声は全然合ってないと思うが、まどかマギカファンとしては言いづらいw

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3

煮干醤油

★★★★☆ 3.5

中盤以降は面白かった

序盤のネタは私のツボにはまらず、正直、序盤は途中で寝てしまうことが多く、序盤で切ろうかと思って、実質録画しただけで放置してた。

なんとなく、ここにきてまた見出した、まあ、作画崩壊をわざわざアニメで解説するような6話や、終盤で、従来の作場ぶっ壊したちょっとシリアスな内容など、私は面白いと思ったので最後まで見たけど、まあ、万人受けしないよなあって思った。

本人ネタ、業界ネタなんかは面白かったが、これも数が多すぎてちょっと飽きてきた感はあったが、最終回の2発(まあ、番組的には3発なのだろうけど)はガチで驚いた。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 1

64.4 5 ポポロクロイス物語(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (24)
133人が棚に入れました
ガミガミ魔王が、自分の発明した機械を使って国を乗っ取ろうと企んでいた。しかし、その機械の運転に失敗し、その時のはずみで機械が暴走を始め、時空の裂け目から1人の少女と、2匹の謎の生物が落ちてくる。少女は「風族」で、名前は「ヒュウ」という。その後、ガミガミ魔王がピエトロの竜の力を手にし、とうとう王国を乗っ取ってしまう。ピエトロ王子は国をガミガミ魔王から彼女を元の世界に戻すために、そして竜の力を失ってしまった自分が強くなるために旅に出る。

61.3 6 ワンピース “3D2Y”エースの死を越えて!ルフィ仲間との誓い(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (64)
455人が棚に入れました
テレビアニメ放送15周年特別作品。
「頂上決戦」で義兄のエースを失ったルフィは、改めて仲間の大切さを実感し、深い悲しみを乗り越え、レイリーとともに「覇気」を習得するため、ルスカイナ島で2年間の厳しい修業に入る。そんな折り、大監獄・インペルダウンのレベル6から脱獄した男・バーンディ・ワールドが、かつての仲間を引き連れ、海軍の軍艦や有力海賊たちを次々と撃破。さらにワールドは美しき海賊女帝ハンコックさえも手に入れようとするが……
ネタバレ

れんげ

★★★★☆ 3.7

原作ファンなら、抑えておいて損はナシ?

2014年「土曜プレミアム」枠で放送。
放送時間、約1時間50分。


【前置き】

私は「ONE PIECE」が大好きです。
いや、決して盲目的に1番売れてるからとか、皆が面白いと言ってるからとかではなく、自分の目で判断して好きなのです。

ジャンプではよくある3大新連載の最後、「世紀末リーダー伝たけし!」の次週に連載が開始された本作を見たのは、今や遠い昔…1997年のこと…。
あのシャンクスとのエピソードから、面白さの浮き沈みはあれど、以降ずっと私はルフィの冒険をワクワクして見続けて来ました。

さて、本作はこの長い冒険の前半と後半の間となる修行の2年間に、ルフィに巻き起こったアニメオリジナルエピソードとなっております。
以前より大々的に告知していたのもあり、なんだかんだで楽しみにしておりました。



【あらすじ】

頂上戦争の終結後、兄「エース」を失ったルフィは、その悲しみを乗り越えるべく、ルスカイナ島で冥王レイリーの指導のもと2年間「覇気」の修行に励んでいました。

その頃、監獄インペルダウンのレベル6(超大物や伝説級の危険人物が幽閉されている)から海賊『バーンディ・ワールド』が脱獄し、かつての仲間を引き連れ、各地の島や海軍を次々と破壊しているいう事件が起こるのです…。



【語ってみる】
{netabare}
シナリオを作者の尾田栄一郎さんが監修していないのは残念(映画でもないのにムリ言い過ぎか…。)ですが、本作の敵役『バーンディ・ワールド』は、尾田さんがデザインされたそうです。
どうりで見た感じが格好良いわけですね、まさにバイキングって感じで。
声を演じられた古田新太さんも名演で、本作よりもいつか新作の劇場版キャラの時の為に、起用を先延ばしした方が良かったのではとさえ思いました。

ただ、やはりオリjナルのシナリオに関しては少々退屈でしたね。
その敗因としては…、敵キャラ「世界の破壊者」と呼ばれる『バーンディ・ワールド』の、扱いの小ささですかね。

モアモアの実(触れた物の大きさ・自分自身のスピードを最大100倍まで倍加させることが出来る。)の能力には、実際恐ろしさを感じはしましたが…。
それを大いに発揮する場面が時間的な要因からあまり恵まれず、ワールドと同クラスであると推察されるキャラに比べ、その実力までも同クラスとは思えない印象を持ってしまいました。
なんだかんだ、「ゴムゴムの火拳銃」一発で即終わっちゃいますしね。

ONE PIECEお約束の過去回想もありますが、どうしてもエースとの対比の為に描かれたような取ってつけた感が強く、そこまで感情が高ぶられなかったのが残念でした。


ですが、それでも私は本作に一定の満足を示すことが出来たんです。
その勝因としては…、既存キャラ達の新たな面白い一面が沢山見れたのが大きかったですね。

登場人物としては話に大きく関わるのは、ルフィやワールド一味の他に、海賊女帝「ボア・ハンコック」、伝説を生きる男「千両道化のバギー」とその一味、チラッと「鷹の目のミホーク」と「ペローナ」といった具合です。

このキャラクター達は、メインでも重要な役どころを担う奴らばかりで、そういう意味でも大きく動くことが少ないキャラ達なので、新しい立ち振舞を見れるのは新鮮で楽しかったですね。
作者監修の無いオリジナル回になると、本作は特にキャラに違和感を感じてしまう節があって好意的に思えないことも多いのですが、今作は大きな違和感も無く、キャラ達の戦いは単純に見ていて楽しかったです。
あくまで、シナリオをある程度熟知しているファンならですが。

中でも見ていて嬉しくなったキャラが、王下七武海となったバギー一味の中に、ちゃっかり入って活躍する「Mr3(ギャルディーノ)」でした。
もうすっかりバギー一味に溶け込んでいる感じでしたね、彼だけに(ニヤリ)。
ずる賢い性格もバギーと相性が良さそうですし、これからも大いに彼らしく活躍してほしいです。
ONE PIECEは、こういう過去のキャラを使い捨てにせず、しっかり描き続けてくれるところが、また大好きなんです。

戦闘では、同じく王下七武海の「ボア・ハンコック」の活躍ぶりが抜きん出ていましたね。
もう、色んな意味で目が離せなかったです。(後述)
実際、実力で言えば少なくとも当時はルフィ以上だったでしょうし、抜きん出るのも当然と言えばそうなのですが。

ただ今作では、盲目であったり苦味で邪心を抑制し、ハンコックの「メロメロの実」の能力を無効化する輩が多く登場し、そういう点でも作中で圧倒してしまわないよう少し弱いように演出されている気がしましたね。
海軍大将(元)に「やつは強いぞ!」と言わしめるだけの実力を備えているキャラなので、そういう意味では少~し違和感を感じました。
{/netabare}



【総評】

大勢のONE PIECEファンに向けた、空白の2年間を補完する内容と題した本作。
ただ、蓋を開けてみると、ルフィを中心にしたエピソードのみなので、他の仲間達のエピソードも見たかったのが正直な感想です。
(ルフィと違い、仲間達はある程度の保管は本編で済ませているので、あえて省いたのかもしれませんが。)

結果的に、冒頭にあった仲間達や頂上決戦での回想シーンが一番胸を熱くさせたシーンでしたね…。
いやもう思い入れが強くて、条件反射で感動しちゃう節もあるのですけど。

作画に関しては、最終戦の対ワールド戦の気合いの入り方は十分でしたが、他では少し手抜きに見える場面も。
原作が大変綺麗な背景(緻密過ぎるとも…)なので、ちょっと見比べてしまうのは致し方ありません…。

…と、なんだか辛口ですが…。
数あるオリジナル展開の中では、目を引く題材で最後まで楽しませてくれた本作は(珍しく)成功の部類かもしれません。

キャラ立ちする奴らが非常に多い作品なので、そのキャラさえブレなければ、やっぱり面白いんですよね。
長い作品なだけに語り出すと非常~~~に長くなるので、この辺で〆ますがwww


一応はオリジナルなので、見ても見なくても原作シナリオには影響しませんし、繰り返し見たい内容にもあまり思えません。
ただ、「やはり原作ファンなら、抑えておくべき内容でしょう!!」と思える内容でした。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『千両道化のバギー』声 - 千葉繁さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『海賊女帝ボア・ハンコック』声 - 三石琴乃さん


以下、本作で一番印象に残ったシーンについて。
(卑猥な表現を含むので〆ます。)
{netabare}
本作中で一番印象に残ったシーンと言えば、世の男性なら万人が総意で、

『ハンコックが服を溶かされ、手で身体を隠しながら勇ましく戦うシーン』

だと答えるでしょう。


いやはや…。
ONE PIECEで、まさかの服ビリビリ展開とは…、とんだToLOVEる展開でした。

こういうオリジナル展開はホント世界観が云々で……、……いや、…うん…。

…まぁ許そう…今回だけだぞ、二度とするなよ。(チラッ)


ハンコックの決めポーズ「見下し過ぎて逆に見上げてる!!」のシーンは、本作でもしっかりありましたが、今回ほどコレを下からじっくり眺め写真に収めたいと思ったことはありませんでしたね。

まぁ美しいから仕方ありません………よね?
{/netabare}

投稿 : 2019/09/21
♥ : 25

Nagi*

★★★★★ 4.3

激戦、大切な人との決別、その後のルフィは…?

誰もが涙したインペルダウン編&マリンフォード編。

こんな俺を…愛してくれてありがとう…

エースの言葉が胸に響いて
思い出すたびに涙がでてきます。

ルフィがエースを救うまでの物語を
軽く復習したあと始まった
“ワンピース 3D2Y エースの死を越えて”
と銘打った今回の映画。

ルフィが新世界に飛び込むまでの空白の2年が
明かされる、とのことでしたよね。

予想外の登場キャラがいて
インペルダウン編の楽しさを思い出した。

空白の2年。たしかに明かされました。
でも…なんだろう?この物足りない感(笑)
面白いといえば面白いが…
結局、今回ルフィが戦った相手が
ストーリーの中心で、ルフィの成長は
おまけ?というような印象。

ただただ、兄を失ったルフィの傷をえぐり
強い相手と戦わせ、成長したんだぜっ!!
…みたいな(笑)

うーん。出だしのエースの死で涙しただけあって
最後のまとめ方も普通に感じられて残念

涙→笑→普通

こんな展開に感じました。
楽しかったですけどね!!
ワンピース好きなので。

とりあえずインペルダウン編&マリンフォード編
もう一回見なおして泣いてこようかな。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 26

73.4 7 プロメア(アニメ映画)

2019年5月24日
★★★★☆ 4.0 (64)
278人が棚に入れました
世界大炎上――。全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の出現だった。あれから30年―― 攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲いかかる。対バーニッシュ用の高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと<マッドバーニッシュ>のリーダー・リオ。熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は ――。

声優・キャラクター
松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、佐倉綾音、吉野裕行、稲田徹、新谷真弓、小山力也、小清水亜美、楠大典、檜山修之、小西克幸
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★★ 4.2

TRIGGERが放った完全燃焼系エンタメ映画の勢いは未だ衰えず

5月末の公開当時は何となくスルーしていたオリジナル劇場アニメ。

スタッフ、キャスト陣からして熱い映画であることは分っていましたが、
ちょっと熱すぎて、これから夏本番、
夏バテ必至の私には受け止めきれないのでは?と言う懸念が先立ちましてw

逃げ回っていれば、本作もその内、鎮まって、
夏の終わりと共に上映終了していくのだろう……。

そう高をくくっていたところ、消え去るどころか、
8月下旬、公開も既に100日に迫る中、興行収入10億円突破を祝して、
入場者特典のweb配信短編だった前日譚の「リオ」編、「ガロ」編も付けて、追加上映するぞ!
との何とも暑苦しい一報が飛び込んで参りまして。

熱気に根負けした私も、この夏は色々とモヤモヤ燻っていたこともあり、
もういい加減、観念して熱源に飛び込むことにしました。

一回の鑑賞で3回制作会社のロゴとかを見るのって、
随分久しぶりだったのでソワソワしましたがw
リオ、ガロどちらが主人公でライバルかも分からない程度の
予備知識しか持ち合わせていなかった私にとっては、前日譚2本も良い予熱になりました。


内容は火花をぶつけ合う強敵(とも)の熱気が、
地球丸ごと巻き込んだラスボスとの最終決戦へと昇華していくお馴染みの超展開。

トリガー作品においては、この社会風刺や着眼点は、
テーマとして掘り下げれば、もっと深い作品ができるかもしれないのに、
そんな高級木材すらも、ファイナルバトルの薪としてくべるのは勿体ない……。
と感じることが時々ありますが、本作もまさにそんな感じの大狂宴でしたw

例えば{netabare}ストレス社会の極みが着火点となる“バーニング火災”、
行き過ぎた秩序は、社会の自由の“凍結”を招く。
こうした火と水の属性、消すか消されるかの対立軸を、
自由と秩序、それぞれの功罪と対比に重ね合わせる比喩表現とか。{/netabare}

前半は、結構、考えさせられる場面もありましたが、
後半は、頭真っ白になって燃え尽きていましたw

けど、それを敢えて望んで突撃した、その時の私にとっては、
満足度の高い劇場鑑賞となりました。


何より作画、特にスピード感溢れるバトルシーンの映像が圧巻でした。

“バーニング火災”の現場では江戸の町火消伝来の纏(まとい)やら
パワードスーツみたいな消火装備やら、
果ては{netabare}変身ヒーロー?や巨大ロボや、巨大宇宙船、
さらにはワームホールや{netabare}滅殺開墾ビーム(笑){/netabare}{/netabare}に至るまで、
あらゆる中二病バトル要素が、絶叫同然のセリフや打ち出されるテロップと共に、
続々と投入され、カオスな戦場と化していますがw

本作のバトル映像には、それらを世界に向けて正当化するだけのパワーがあります。
最近『シンカリオン』の供給を絶たれ、不完全燃焼だった私のロボット魂も含めて、
スッキリと完全燃焼できる、この夏もっとも熱い映画でした♪

中々、火が付かなかった湿気た私のハートまで、
異例のロングラン上映で、執念深く熱風を送ってくれたスタッフの方々や、
それを後押しした“強火”のファンの皆様には改めて感謝申し上げます♪

投稿 : 2019/09/21
♥ : 17

けみかけ

★★★★★ 4.9

Trails_fire_You_always_knew♪They_would_carry_me_on_They'd_lead_me_to_you♪

『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』を手掛けた今石洋之監督と中島かずき脚本のタッグで描く劇場用長篇オリジナルアニメ
キャラデザはコヤマシゲト、音楽は澤野弘之、制作はTRIGGER
主要キャストに松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人ら劇団☆新感線の経験者
その脇を固めるのは主に『キルラキル』に出演した本職の声優陣です


「バーニッシュフレア」と呼ばれる炎を操る新人類「バーニッシュ」が突然変異として出現した近未来
バーニッシュを危険視し、弾圧する人々とそれに反発したバーニッシュが衝突したことで引き起こされた未曾有の大災害、「世界同時大炎上」によって人類の半数が消失してから30年が経過
世界は一時的な平穏を得たかのように見えていた…
炎上テロを引き起こすバーニッシュの過激派「マッドバーニッシュ」に対抗すべく結成された高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の若き熱血漢、“ガロ・ティモス”はマッドバーニッシュのボスであり並外れたバーニッシュフレアの使い手である少年、“リオ・フォーティア”を激戦の末に逮捕することに成功する
街を救った英雄としてガロは司政官でありガロの恩人でもある“クレイ・フォーサイト”から勲章を授与される
しかしクレイは危険な疑惑と壮大な野望を隠していた…


一言で言ってしまうと【とにかくアツイ!】アクションエンターティメントなのですがソレで片付けてしまうのはモッタイナイ傑作です


主人公のガロは救命消防士なのに半裸って時点でただでさえツッコミモノなのに、「燃えていいのは魂だけだ!俺の燃える火消し魂の方がアツイんだよおおお!!!」とか啖呵切ってるのが無茶苦茶w
この中島かずき節を松山ケンイチがスーパー歌舞伎の要領でアツく、キレ良く演じきってくれるので本編のテンポの早さも相まって111分がとても短く感じるほどスピーディーに進むのが気持ち良い


バーニングレスキューのメカ達は勇者シリーズとかメタルヒーローを彷彿とさせ、これだけでもワクワクモノ
バーニングレスキューのメカの名前は全部『ワイルドスピード(Fast&Furious)』の邦題ですね
後半は旧ガイナックス作品を思い起こさせる壮大なスペースオペラとなるのも胸熱で、観終えた後の爽快感と感動は『トップ1・2合体劇場版』に似ています


とにかく一番に褒め称えたいのは絶え間なく続くアクションのカッコ良さです
何気ないカットの一つ一つ、全てがカッコイイので捨てる部分が全く無いんですね
本筋で無い脇役のアクションですらカッコイイ
ソレらを実現したのはトリガーの得意とする紙に鉛筆で描くアナログ作画、動画や色彩も含めてアニメタが管理するデジタル作画、そしてサンジゲンが主体となった3DCGの全てを見事違和感無くシームレスに調和させた技術力です


既にアメリカのソニーピクチャーズの『スパイダーバース』が先んじて2D的な表現を3DCGで成功させているのですが、『プロメア』は見事『スパイダーバース』に追いついた作品だと言えるでしょう、それも完全に
まさにこの『プロメア』こそが日本のアニメの最先端なのです
『スパイダーバース』にも共通しているのですが、あえてポリゴンを大雑把に、色数やグラデーションを減らしたカートゥーン調にするのが作画とCGを調和させるポイントの様です


特に2D作画の良さを取り入れつつ、2Dの弱点である回り込むようなカメラワークを3Dでスピーディーに描写しているのが美しい


アメリカのRoosterTeathの『RWBY』という3DCGアニメは、明らかにガイナックス作品やトリガー作品を意識したアクションを本編に取り入れている事が観受けられますが、本家本元のトリガーから3DCGの良いトコ取りをした作品が登場するとは飛んだ伏兵でしたね
逆を言えば、今後『RWBY』が目指すのは間違いなく『プロメア』のアクションでしょう


今作、『モンスト』でお馴染みのX FLAGから多大な予算を与えられるなどかなり好条件が揃った作品でこのような機会はめったに無いと思います
後にも先にも貴重な歴史的傑作になったのは明白です
澤野弘之の劇伴もsuperflyの劇中歌も鳥肌モノですので是非劇場で、特に川崎チネチッタ8番スクリーンLIVE ZOUNDでの鑑賞をオススメ致します


余談ですがガロのバイクはカワサキGPZ900R、アイナのバイクはKTM RC8ですね

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

たわし(ガガ)

★★★★☆ 3.8

「ガイナックス」好きの方は是非

とも観ていただきたいです。宣伝ですが(笑)

兎に角、シナリオは考えなくても大丈夫ですので、「ガイナックス」「トリガー」が好きで、アニメに熱血やテンションが上がるモノがいいと考えている人に向けて最大限のサービスしたつもりです。

声優も、松山ケンイチさんや堺雅人さんなど、この規模のアニメ映画にしては狙わずに一般層向けに作ったのも見所です。

是非劇場で観に来てください!!

投稿 : 2019/09/21
♥ : 10

68.0 8 劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(アニメ映画)

2017年7月15日
★★★★☆ 3.7 (44)
244人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
松本梨香、大谷育江
ネタバレ

前原由羽

★★★★★ 4.1

原点回帰!!

サトシがホウオウと出会った際に、もしホウオウが虹色の羽を落としていたら...というパラレルワールド(IFワールド)を描いた作品です。監督曰く、ホウオウが羽を落とした時点でパラワルワールドに突入したのことだったけど、私だったらサトシがモンスターボールから出て来ずにピカチュウと対面した時点で既に(ry
なので、その後のストーリーなのに、カスミやタケシが出てこないこと、151匹の時代にルカリオやポッチャマを持つトレーナーが出てくることに違和感を持ったら、そこで終了です(^^)/

さて、本作はテーマは {netabare}人間とポケモンがどうあるべきか{/netabare}ということで、すごくはっきりとしていました。おまけに、そのテーマの答えはホウオウの虹色の羽の色のおかげで明確に出ていました。そのテーマの答えは言うまでもないでしょうね(笑)

サブテーマとして、{netabare}原点回帰のサトシを通して、20年前の、あの頃の夢を思い出して、その夢を追いかけてほしい{/netabare}というようなことが考えられたかな。作中にも、{netabare}ボンジイが「若者よ、夢は無限大だ」的なこと{/netabare}を言ってたし、監督が{netabare}しょこたんがポケモンを通して成長した20周年の象徴{/netabare}と言っていたから、分かりやすいね☆

ただ、このストーリーは、感動エピソードに持っていくには期間の設定が短すぎたような気がするな...{netabare}サトシとの絆を深めていたのは分かったんだけど、ピカチュウがモンスターボールの中に入ったり、日本語を喋ったりするほどの友情というのが、バッジ3個+αの期間だからね(笑){/netabare}あと、マーシャドーの立ち位置がよく分かんなかった。{netabare}一応、虹色の羽を持つ勇者を正しい方向に導くっていうポケモンなのに、サトシをパラレルワールドに連れて行ったり、汚れた羽によってむしろ本来のテーマに反逆する黒幕になったりといまいちはっきりしない。この経験を通してサトシとピカチュウの中が深まるのを陰から支えていたから目立たなかったとか、影ポケモンだけに(笑)。だけど、後者はストーリーからすると、単に暴走してただけとしか私には解釈できないんだけど...{/netabare}

場面場面はすごく凝ってたなって感じた☆原点回帰ということで、BGMは聞き慣れたものをふんだんに、ジョーイさんは昔のまま、{netabare}ばいばいバタフリーのオマージュ{/netabare}はもちろんのこと、ファンサービスということで、 {netabare}マコトの水着姿、マコトの母親の邪推(サトアスみたいに話題性を狙った?)、ソウジのレントラーとの別れ(ムーランドのイメージ?)、エンディングのこれまでのパートナーの一枚絵(うち、何故かセレナだけスマイル♪){/netabare}とかが印象的!!ただ、場面とストーリーが繋がらないのがほとんどで、{netabare}マコトが何ではるばるカントーにやってきたのか、レントラーと別れた後、ソウジとルカリオの出会いからポケモン博士を目指すきっかけになったのかが全く語られず{/netabare}、一発ネタだと思われたあたり、サブキャラについてはあまりストーリーが詰めれてないな...それとも、映画の続編や、アニポケでのカメオ出演とかで出るのかな☆

という感じで、本作は明確なテーマ性をもつストーリーのもと、なつかしさを感じながら、少々目立つ穴に気付いて楽しむものかなと感じました。どうしても100分程度の時間ではサトシとピカチュウの絆は語り切れないなってところをひしひしと感じました(笑)

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3
ネタバレ

このままじゃダメだ

★★★★☆ 4.0

キミにきめた

ここ近年のポケモン映画の中で、最も胸の熱くなるポケモン映画でした。

『あなたは知っていますか?ふたりの出会いを――』
10代後半から30くらいの世代なら、記憶にある人も多いかも
小さなお子さんや、ポケモンGOから始められた中高年では知らない人も多いかもしれません。

これから見られる方が何方であるにせよ一つ言えるのは「この映画は面白い」です。


私は、結構なポケモンファンなので、
例えばサトシのデザインが現代風になっていたり、ピカチュウを引く手にゴム手袋が嵌められていなかった事、タケシとカスミが登場しなかった事など
いくつかばかりか残念に思ったり、仕方がないなと思う部分も多くありましたが、それを差し引いても魅力に溢れる映画だったなと感じています。

例えば、タケシ・カスミが登場しなかった理由については、大人に向けてタケシもカスミも仕事があって、気ままに旅が出来るものではないのだ。これが大人になるということなんだ。というメッセージに捉えられましたし、

マコトやソウジを許してしまったのも
新世代への思いやりを感じ取った為であります。
二人の様子が丁寧に描かれていてた事も好印象の一要因ですね。
(でもまさか、マコトのママがあの凄腕トレーナーだったとは。)

それでも許せないこともありました。
OPの「めざせポケモンマスター-20th Anniversary-」です。
耳になじんだ合いの手を消されることへの違和感たるや。
盛り上がりにも欠けますし、リズム感も悪くなっている気がしてなりません。

EDは、オラシオンのうた。ポケモン映画史上に残る傑作「ディアルガVSパルキアVSダークライ」の鍵となる美しいメロディに由来しています。
歌詞はこの劇場版に合わせてつけられ、主題歌としてオラシオンのうたが使われるというだけでファンとしてはおおっ!と歓声のあがるレベルなのですが、歌を歌うのがなんと、「七夜の願い星ジラーチ」の主題歌「小さきもの」でおなじみ林明日香さん!!!!
ファンサービスを欠かさないポケモン流石です。


この映画の構成について

{netabare}・1話「ポケモン!きみにきめた!」リメイク
・ソウジ・マコトとの出会い
・11話「はぐれポケモン・ヒトカゲ」リメイク
 ※ヒトカゲのトレーナーがダイスケ→クロスへ変更になった
・キャタピーがトランセルに進化
 ※無印では3話にて進化。状況は異なるが、敵がカイロスだったのは4話のバタフリー進化時の敵に由来しているのかもしれない
・ヒトカゲがリザードに進化
 ※無印では43話にて進化した
・クロスとの再戦
・サトシ闇落ち、現代に落ちる
・21話「バイバイバタフリー」リメイク
・クロスとの再戦2
 ※リザードがリザードンに進化する無印では46話にて進化した
・マーシャドーとの決戦
・ホウオウとの対決{/netabare}

特記したいのは、サトシの闇落ちシーンとマーシャドーとの対決シーンです

まず、マーシャドーの立ち位置についてはホウオウが象徴する“光”に付随するもの、つまり“影”という認識です。
ホウオウって昔は太陽を、対となっているルギアは海、もしくは月を象徴するイメージだったのですが、サン・ムーンにて太陽と月の象徴が新たに創造されたため、定義を多少変えたのかもしれません。
太陽から、育みの光、のように。
そしてここで重要なのは、影は光の対極にあるものではない。ということでしょう。色を反射する物質が無ければ、影は生まれることは無い。ホウオウがサトシという少年を照らすことで、ようやく影は生まれる。
影は自分から何かを自発的に動かすことは出来ない。付随するだけの存在。
だから、ホウオウの光がサトシを照らす限り健やかであり、何もせずに見守っていた。
しかし、ホウオウの光が失われてしまっては、自分の存在が脅かされる。だから敵味方なく攻撃して身を守ろうとした。
私はこのように解釈しています。

このことから、サトシが闇落ちしたのは、マーシャドーがついていた影響はあるにせよ、最も大きな原因はサトシの精神的な落ち込みであり、マーシャドーによる直接的な介入は無かったのではないかと推測しています。

で、何故落ちた場所が現代だったのか、最初の構想にあった没最終回ネタにヒントがありそうな気がしました。

ポケモンの脚本家、首藤剛志さんのコラムには以下のような最終回の構想が語られています。

{netabare}“年月がたち、老人になったサトシは、ふと、昔を思い出す。
 それは美化された少年時代の思い出。空想……、想像の生き物ポケモンたちとの冒険。友情。共存。
 それは、現実の人間の世界で、サトシが出会えなかったものだっかもしれない。しかし、少年時代のどこかに、確かにピカチュウやポケモンがいて、ムサシがいてコジロウがいてミュウツーがいて……それだけではない、サトシの少年時代の冒険で出会ったすべてが、老人になったサトシの目には見える。
 サトシの耳にサトシの母親の声が聞こえる。
 「さあ、早く寝なさい。あしたは旅立ちの日でしょう」
 翌朝、母親に叩き起こされたサトシの姿は少年に戻っていて、元気に家を飛び出していく。
 それは「ポケモン、ゲットの旅ではなく、ポケモンマスターになる旅でもなく、自分とは何かを」探し、他者との共存を目指す旅だ。”{/netabare}
(http://www.style.fm/as/05_column/shudo184.shtml)

他者との共存。もしかしたら、サトシが映画で毎回身を挺して争いをとめようとするのは、ここに由来しているのかもしれません。

「キミにきめた!」では、ポケモンマスターについてサトシが言及していました。
『ポケモントレーナーのもっと上だよ』
私たちはポケモントレーナーという職業に対して、ポケモンに命令をし戦わせる存在と誤解していたのかもしれません。
本来のトレーナーの意味は付き添って、相手を理解しお互いの力を高めていくという意味なのかも。だとしたらアニポケで厳選トレーナーが悪として語られるのもわかるし、トレーナーを突き詰めてポケモンマスターになるという考え方も理解出来ます。

コラムを読んでいると、これほど強いメッセージが込められている作品だからこんなにも引き付けられるのだろうかと深く考えてしまいます。


ピカチュウがしゃべっているのに関しても、最初の構想にあったという話です。絆を深めたポケモンは徐々に人間と言葉を交わすようになる。ニャースの存在はその前途なのだとか。
実際には、ピ・カ・チ・ュ・ウという限られた文字だけで声優が気持ちを表現できてしまった為に没になったという話ですが、今回のはピカチュウの心の内が素直に伝わってきて、言葉にならない感動が押し寄せてくるようでした。


シンオウ地方のポケモンポッチャマとルカリオがピックアップされていたのは…やっぱり去年ポケットモンスターダイヤモンド&パールが放送を開始、あるいはゲームの発売から10年の節目に経ったにも関わらず、何のイベントも起きてなかったからですよね?
監督はインタビューで「出したかったから」としか答えてなかったみたいですが(https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1499090513224/)EDがオラシオンのうただったこともきっとそれに由来しているのではないかと思っています。
テレビシリーズも8タイトル目になりますし、ポケモンの数も700越えしてさらに増え続けていくと、過去のタイトルにどのように焦点を当てるか、難しい問題となってきますよね。プリキュアもアンパンマンもわけわかんないことになってきてますし…どのようにその点を解決していくかは今後の課題になりそうですね。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 7
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★★ 4.1

TVアニメリメイクとは異なる新たなポケモン冒険映画の誕生

TVアニメ『ポケモン』序盤はリアルタイムで視聴してなかった私。
序盤の名シーンは劇場版第二作『ルギア爆誕』公開に先立つ、
スペシャル番組による振り返り等で昔話として知っている程度。

よって原点回帰を匂わせる本作のPVを見て、
本作なら見逃していた初期の良いところを体験できるのでは?と釣られた私。

で、映画館で鑑賞し始めて間もなく、
本作がTV版リメイク要素をオリジナル要素でアレンジしたリボーン作だと気が付きました。

しかも{netabare}タケシ、カスミは本編では出て来ませんし、
代りに出てきたカントー地方以外からの仲間は、
キャストが“特別出演”の方々でやや棒読み気味ですしw

ロケット団一味もネタキャラとはまた異なる
悪(ワル)の意地も少しは見せてくれるのでは?
と期待しましたが、結局、いつの間にか、
ばいきんまん級の飛距離で飛び去っていくネタキャラぶりw
噛ませ犬にすらなれずwやな感じ~~♪連発w(苦笑){/netabare}

この時点で、当初の期待とはまた異なる物を見せられていたはず……。
ですが、私はこの作品、冒険映画として素直に感動しました。

冷静に振り返れば、キャラの掘り下げは多分に説明切り貼り型で、
点在する感動シーンへのつなぎはやや強引で、押し売り気味な面もあり、
他にも随所に評価が割れそうな演出が盛りだくさん。

けれど、それ以上に、仲間との絆で試練を乗り切る。
まだ見ぬ場所へ、伝説を求めて、俺より強い奴に会いに、旅に出る……。
繰り返しぶつけられる王道要素、
少年少女の冒険心を断固是とする真っ直ぐな姿勢が、
執拗に積まれる、ぼうぎょ低下わざの如く心のガードを削り取り、
童心に戻った脳天にガツンと叩き込まれた感じ。

終わってみれば、数多くの原作ゲーム作品の蓄積等により、
色々な角度から何回でも新たな冒険を再生産できる、
『ポケモン』のコンテンツ力を痛感する、
何とも清々しい余韻が残りました。

ポケモントレーナーだけでなく、ワクワクを求める冒険好きにもオススメな作品。
しばしば短編と同時上映され、やや短尺傾向な『ポケモン』長編映画ですが、
今回も前年に引き続き上映時間{netabare} 98{/netabare}分の一本勝負!
ピュアなハートで是非、受け止めて欲しいと思います♪

投稿 : 2019/09/21
♥ : 18

58.5 9 宇宙海賊キャプテンハーロックSPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK(アニメ映画)

2013年9月7日
★★★★☆ 3.5 (30)
139人が棚に入れました
はるかな未来、もしくは遠い過去かもしれない。 銀河の果てまで進出した時代、残されたフロンティアのなくなった人類は、戻るべき場所=地球への居住権をめぐり紛争を引き起こした。この紛争の切札として建造された四隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦。その四番艦・艦長の名前をハーロックといった。 しかし、英雄と呼ばれたハーロックは終戦とともに姿を消した。そして次に姿を現した時、彼は艦首に巨大なドクロを刻んだ海賊船を駆る、呪われた宇宙海賊となって政府に叛旗を翻した。 なぜハーロックは姿を消し、海賊となって現れたのか?彼の目的は? そして今…、ハーロック暗殺計画が発令された!!

声優・キャラクター
小栗旬、三浦春馬、蒼井優、古田新太、福田彩乃、森川智之、坂本真綾、沢城みゆき、小林清志、大塚周夫

アトランティス

★★★★☆ 4.0

フルCG映画。ハーロックが異常に格好いい♪

親が行きたいと言っていたので
家族で見に行きました。

主人公が三浦春馬、ハーロックが小栗旬
をモチーフにCGでキャラが作られているのですが
このハーロックが格好いいのなんの!
冷酷な感じな所とか皆を束ねる所とかが
見ていて本当に格好良かったです。

主人公はあっち側についたりこっち側についたり
忙しい存在でした。
見ているとハーロック側の正義と議会側の正義は相反するものであってどちらとも甲乙がつけ難い。

ハーロック側の真実を皆に分からせる正義、
議会側の真実を隠すことで民を安定させる正義、
皆さんはどちら側につくでしょうか。

それにしてもハーロックの宇宙船は強すぎますね。
普通ならフルボッコのはずなのにあの戦闘力(゜ロ゜;
この映画の紹介映像にある船を貫通するシーンはスクリーンでの一見物ですよ

あと声優で言うと
女主要キャラに沢城みゆきさんが起用されていたのが良かったなあと思います。
優しくも強いキャラでした。


まだ劇場で公開されているので
見に行くなら今がチャンスですね♪

投稿 : 2019/09/21
♥ : 20

ひげ

★★★☆☆ 2.7

これは・・・FFかな?

ハーロックとはキャプテンの中のキャプテン、男の中の男、松本ワールドの野郎たちのカリスマである。
その行動原理は常に人情、友情の難波節、友のためなら、約束のためなら黙ってどんなことでもやり遂げる、ストイックな無法者である。
無法者といっても自分の法はかならず守るのだ。
だから人前で後悔もしなければ愚痴も言わない。
そんな彼に友と認められるのが男の本懐。

アルカディア号とは故郷を捨てた男達の第二の故郷、望郷の中に存在する理想郷それがアルカディア。

と思ってた。

だからこの映画はぜんぜんハーロックじゃない。
ラムアタックのときに船外に出ないやつがSF界伝説のキャプテンだなんて認めない。
漫画原作なのだからキャラクター商売、キャラを知ってる人がもっと楽しめる、そんなアメコミ映画が必ずしている大前提を守っていない。
こんなことをして許されたのはジャッキーのシティハンターだけだろう。

トチローも蛍もミーメもちゃんとでてくる、そこまでやって肝心のハーロック、これはメーテルではないか、この映画は999のほうがよかったんじゃない?って思っちゃった。


映像はすごいのだけれど、実写とアニメの間で迷ってしまっている演出、全然おもしろくない戦闘シーン、トレーラーだけでよかったんじゃ・・・。

トレーラーといえばレンタル予告に聖闘士聖矢が・・・。地雷と思いつつも踏み抜いてみたい好奇心。

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

けみかけ

★★★★☆ 4.0

福井晴敏が描く宇宙海賊の世界「さあ、ハーロックの時間だ!」

一連の松本零士作品においてメーテルと並ぶ重要人物、「キャプテン・ハーロック」をリブートさせた新作3DCG映画


日本のCGアニメーション映画の最前線に立つ荒牧伸志が監督
『亡国のイージス』や『ガンダムUC』等で知られる福井晴敏が脚本
実制作はセガのゲームムービーや初音ミクのライブパフォーマンスに携わったマーザ・アニメーションプラネットが担当
主演のハーロック、ヤマ、ミーメには俳優の小栗旬、三浦春馬、蒼井優を起用
脇役は沢城みゆき、森川智之など豪華声優陣が固めます


舞台は星間移動が可能となった時代
宇宙開拓の目処が立たず、地球への帰還を余儀なくされた人類だったが既に宇宙で溢れかえった人口を許容できるはずも無く、地球への居住権を求めた人々の争い「カム・ホーム戦争」によって地球圏は疲弊していました
これを収めるべく結成された「ガイア・サンクション」は地球は何人たりとも犯してはならない「聖地」だとして地球圏を永久に封印することを決めた
時は経ち、戦争終結と地球圏封印から100年
戦争の遺産、デスシャドウ級宇宙戦艦4番艦「アルカディア号」は宇宙海賊を名乗る不死身の男、キャプテン・ハーロックの手で蘇る・・・


原作や過去のアニメシリーズとは設定が異なり無関係
純粋に【海賊の生き様】、【アクションエンターティメント】として楽しんで欲しい一作になっています


とにかく注目したいのは美麗なCGで表現される魅力的なキャラクター
不死身の男、ハーロック
かつてのテレビアニメシリーズの「台羽正」をオマージュしたと見れる41人目のアルカディア号乗組員、新主人公「ヤマ」
ハーロックと行動を共にする女性、ケイ


そして、ざっくり賛否が分かれそうなのがアルカディア号の秘密を握る異星人「ミーメ」
ミーメといえば登場する作品によってその容姿や設定がまちまちなことで有名
今作では青白い肌と緑の髪、瞳の無い大きな目と尖った耳
とまあ、思いっきり異形の人として描かれます
(これはオイラ的には正解だと感じてます
下手に媚びた松本美女っぽくならず、『美しい異星人』に仕上がったと思いますし蒼井優の声の演技もミステリアスな魅力を醸し出してます)


ゲスト俳優の演技は良くも悪くも中途半端
決して悪いとは思いませんでしたが物語の後半ではキャラクター達の心情が大きく揺れ動いていくのでその辺りもっと熱の入った声が欲しいとも感じます
かつてのシリーズに思い入れのある人には少し肩透かしを喰らってしまうかもしれませんね
ちなみにモーションキャプチャーを担当しているのは東映特撮ドラマなんかでお馴染みの若手の方々だったりします、こっちの方々は頑張ってますよw


お話の方は二転、三転と展開がスピーディーに切り替わっていくスペクタクル巨編ですが、オイラには少しのめり込める要素が薄かったです
映像は素晴らしいのでCG作品に興味がおありの方にはオススメしたい作品ですね
それとオープニングの酒場で加藤登紀子さん歌声が流れるのはなんかズルイw

投稿 : 2019/09/21
♥ : 14

57.2 10 Genius Party Beyond(アニメ映画)

2008年10月11日
★★★★☆ 3.3 (17)
67人が棚に入れました
「鉄コン筋クリート」「マインド・ゲーム」のSTUDIO4℃が、気鋭のクリエイターに創作の場を提供し、アニメの可能性を探究するオムニバス・プロジェクトの第2弾。今回は、前田真宏、中澤一登、大平晋也、田中達之、森本晃司の5人がそれぞれオリジナリティ溢れる短編アニメを監督する。

N0TT0N

★★★★☆ 3.7

なかなかいいPartyだった♪

STUDIO4℃制作の5監督による短編集です。
GENIUS PARTYに続く2作目になります。


1 GALA
監督:前田真宏
50点
ミクロとマクロのすり替え企画。
オチが解ってしまうかも。
作画、がんばってます。

2 MOONDRIVE
監督:中澤一登
(ある意味)100点
落書き風ボールペン画+アッシュカラーの完成型w
内容は勢い任せのドタバタ劇w
声優のチョイスが謎w

3 わんわ
監督:大平晋也
65点
絵本風幼児冒険ファンタジー。
子供向けで優しい終わり方だけど、子供がトラウマになりそうな追いかけっこがちょっと怖い気が‥。

4 陶人キット
監督:田中達之
85点
キャラデが何故かイタい感じのツインテw
掴み所のない感じだけど、かなりのクオリティ。
世界観共にもっと視たくなる感じ。

5 次元爆弾
監督:森本晃司
95点
クオリティ高い!細かいセンス、世界観、キャラもよくできていて、長編作希望!
特異なイメージ力に恐怖すら感じる。
是非一度視ていただきたい。


こんな感じの5作品でした。
短編ということでストーリーに見所はほとんどないですが、いいpartyでした♪

投稿 : 2019/09/21
♥ : 5

62.0 11 ルドルフとイッパイアッテナ(アニメ映画)

2016年8月6日
★★★★☆ 3.5 (17)
58人が棚に入れました
飼い主のもとを離れて東京に来た黒猫のルドルフが、街を取り仕切る猫イッパイアッテナとの出会いをきっかけに、野良猫として成長していく冒険物語。

声優・キャラクター
井上真央、鈴木亮平、水樹奈々、八嶋智人、古田新太

けみかけ

★★★★☆ 3.9

びっくりするぐらい原作に忠実にアニメ化された名作児童文学 原作愛と敬意あるオマージュには拍手だが3DCG映画の引き出しの少なさを痛感;

1986年に斉藤洋が発表した児童文学をフルCG&3D視聴対応でOLMが長編映画化した作品
監督は湯山邦彦と榊原幹典
OLMが長篇フルCG作品を制作するのは今作が初


飼い主宅から一歩も外に出たことが無い小猫のルドルフ
ひょんなことから外の世界に飛び出すも、長距離トラックに乗っかってしまい見知らぬ土地にやってきてしまった
そこでルドルフを助けたのは野良の虎猫
ルドルフに名を聞かれた虎猫は「俺の名前は、一杯あってなぁ・・・」と返答したところ、虎猫の名前を“イッパイアッテナ”だと誤解する
イッパイアッテナはなんと人間の文字が読み書き出来るという才能を身につけていた
紆余曲折ありつつもイッパイアッテナに面倒を見て貰ううちに、野良猫としての生き様や文字の読み書きを学んでいくルドルフ
やがて故郷の飼い主宅への手がかりを見つけたルドルフは、猫仲間の協力を得ながらも自力で帰郷する計画を練る
そしていよいよ出発の前日
だがイッパイアッテナが猫達から恐れられる猛犬デビルに怪我を負わされたと聞いて、ルドルフは思い留まる・・・


原作はある一定層から下の人にとっては知らぬものは居らぬであろう大ベストセラーです
なんせオイラの小学校時代の国語の教科書に載ってましたからね


そして30年を経ての映画化、びっくりするぐらい原作に忠実というか内容は原作そのまんまなんです
ラストは少しだけ付け足した形にはなってますがね
斎藤先生としては、某ディズニー映画のように服を着た動物が二足歩行したりしなきゃいい、みたいな注文があったそうですが(笑)結果的に原作の雰囲気を全く壊さないお話になっていると思います


制作スタジオのOLMのCG技術と言えば、『ダンボール戦機』や『パックワールド』を観た人ならかなり高いことを知っていると思います
小猫らしい、頭でっかちでふさふさとした毛並みのルドルフの愛らしい造形やてくてく歩く姿は変なデフォルメでなく子猫の魅力そのものを伝えてくれるいい画になってます


ただ3D視聴に対応させたせいなのか;
アクションは基本的に空中に高く飛び上がって滞空スローモーション~そこから画面手前に向かって加速~手前に飛び出す、というお約束のような飛び出す系のアクションレイアウトにはウンザリでした
こーゆーのは今作に限ったことにあらず、白組制作『GAMBA』も似た様なもんでしたので、3D視聴対応CG映画が馬鹿の一つ覚えになりつつあることへの始まりの様な気がしてなりません


劇中で具体的な地名が登場するため、象徴的なロケーションがちょこちょこ映し出されるちょっとしたロードムービーにもなっています
基本的に猫目線なので、人間自体や人間目線のモノはあまり出てきませんが街並みや風景は観客への訴えかけとして頻繁に挿入されますのでお見逃しなく
看板や標識がなぜかやたらとアーティスティックですw


声優はルドルフを井上真央、イッパイアッテナを鈴木亮平、ブッチーを八嶋智人、デビルを古田新太が演じてます
特に変態仮面・・・げふんげふんw鈴木亮平は声優初挑戦とは思えない快演っぷりで、もはやイッパイアッテナの声は彼以外ありえないといったところでしょう
古田新太がデビルってのは絶対顔で選んだろw
脇を固めるのは大塚明夫、水樹奈々、寺崎裕香といったプロ声優
こういったごちゃ混ぜのキャスティングは湯山監督と三間雅文音響監督らしいですね
でもオイラが関心したのは途中にチョイ役で出てくる毒蝮三太夫です
ええ、オイラ世代なら忘れもしません!
毒蝮さんは90年代のNHK教育で原作を朗読するスチールアニメ作品のナレーターだったんですよ
25年前はルドルフもイッパイアッテナもブッチーも全部毒蝮さんが演じてたわけです
それがこのような形で復活するとは、いやはや感激ですね


さて、全体的に言ってみて平凡な作品になったと思います
『GAMBA』もそうでしたが原作を知っていると特になんのサプライズもなく、まあ『GAMBA』のネズミよりか猫は可愛く描けてたんでないかと思う反面、そんな可愛いルドルフの口から井上真央の声が聞こえてくるってのはなんとも釈然としない
グラフィックも、現代の世界水準にこそ達してはいるものの、既視感しかないレイアウトや演出は退屈しか生まない
この映画をキッカケに原作に触れてもらえる人が増えるとはいいと思うのですが、やはり長篇でやるならばもっとインパクトが欲しいと思いました
或いは子どもの純粋な目で観れば違ったのでしょうか?
オトナになるって悲しきかな

投稿 : 2019/09/21
♥ : 3
ネタバレ

根越 詠汰

★★★★★ 4.6

イッパイアッテナっていい名前だなぁ!です。

 3Dで見てきたです。全体的にCGも良かったと思うです。これの原作自体はもともと知ってるです。

 飼い主のりえちゃん追って家を出たけど、トラブルに会いトラックに乗ってしまいそのまま、東京のとある町に迷い、イッパイアッテナと知り合い一緒に生活していくお話です。ルドルフとイッパイアッテナが、互いを思いやり行動するところも見所です。家族向けでも通用するアニメだと思うです。

 私が学校行ってた頃、NHK教育テレビ(今のEテレ)で、たまたま絵本の紙芝居みたいなのをやっているのを偶然一話から見ることがきっかけで、面白いので全話聴取したです。科学特捜隊、ウルトラ警備隊の元隊員だった人が、ナレーション一人芝居をしていて面白かったのを覚えてるです。
 それをきっかけに私の兄弟も面白くて、本も買って読んだことがあるけど、今はどこへいったのか?です。2時間くらいで、読める子供抜けの本だったと思うです。
 続編の「ルドルフともだちひとりだち」の内容は、このアニメでやや少ない印象で、少し変えられていたです。

 印象に残っていたのは、原作だと「お前の耳をそぎ落としてドラえもんみたいな面にするぞ」だったかのセリフは、このアニメだとドラえもんという言葉を使わず、別のセリフになっていることです。

{netabare} あと紙芝居と本で記憶の違っていたと思うこのアニメでの印象は、ルドルフにとさかのような、白い毛があるです。あとブッチーが痩せすぎて、こんなにもひょうきんなキャラでなかったと思うこと。ミーシャなんて猫?いたかなぁ?です。
 あと、ルドルフの家ってこんな豪華かなぁ?と隣に猫のおばさんは、いなかったなぁです。りえちゃんが地元の方言でしゃべらない所かなぁです。
 イッパイアッテナの飼い主の戻りタイミングが原作とかと違い、このアニメにおいて美味しい所をついて、HAPPY ENDにつなげるところがうまいと思ったです。

 ルドルフがイッパイアッテナに文字を教えてもらえる内に、偶然家に帰る手がかりを見つけ、実行するけどイッパイアッテナがデビルにケガさせられてかたき討ちをしたため、帰る機会を一つ失ったのは、猫の友情を感じたです。
 で、違う方法で帰れたけど、ルドルフにとっていたたまれない事実と直面したです。でも、ルドルフに帰る場所があったことは、最後の場面でルドルフの心を救うことができたんじゃないかと見たです。{/netabare}

 これでいいのだ!です。動物にも文字分かったり書けたりできれば、人間との距離は、けっこ縮まるかもです。

 

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

きらきー

★★★★☆ 3.4

個人的評価:上の下

【良かった点】
・子供向けと言ってしまえばそれまでだけど、観終わった今はっきり言えるのはとても良い映画でした
・後半しっかり泣かせてもらったし心地良い充実感
・登場キャラはそれほど多くなくストーリーもわかりやすくコンパクトで無駄のない良作と思う
・子供向けだしアニメだしってことで重箱の隅をつつくようなつまらんツッコミはなしで!

【残念な点】
・芸能人声優が結構出てるんだけどその中での力量差が見えてちょっと嫌だね

投稿 : 2019/09/21
♥ : 6

58.8 12 ギブリーズ episode 2(アニメ映画)

2002年7月20日
★★★★☆ 3.3 (11)
33人が棚に入れました
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが周囲の人々を描いた似顔絵を基に、とあるアニメスタジオ“ギブリ"に集う人々の面白可笑しい日常を綴ったオムニバス・アニメ。かつて、「もののけ姫」の特別番組内で1作目がテレビ放映された。4つのショートストーリーと2つの中編からなる6エピソードを豪華声優陣で描く。同時上映は「猫の恩返し」。 スタジオギブリ著作権管理課長を務める野中くんは38歳の独身男。周囲からは妙にのんびりしたマイペースに見られがちな小心者。しかし、意外にもプログレ、ハードロックをこよなく愛する一面も。ギブリの出版部を仕切るのはバリバリのキャリアウーマン、ゆかりおねーさま。美人で負けず嫌い、ちょっと粗暴な振る舞いで周囲を恐怖に陥れたりする。ギブリ制作部部長の奥ちゃんは、とにかく大食漢。中でもラーメンにはひとかたならぬ思い入れを持つ。こうした個性豊かな面々がスタジオギブリを舞台に繰り広げる笑いあり、涙ありのオムニバス・ストーリー。
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