変形でパイロットなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの変形でパイロットな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番の変形でパイロットなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 変形でパイロットなアニメランキング1位
マクロスΔ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (660)
3037人が棚に入れました
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威をふるう銀牙辺境の地。
対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は、「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星星を駆けめぐり、ライブ活動を展開していた。
一方、時を同じくして「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」バルキリー部隊がうごきはじめ…。
プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。

声優・キャラクター
内田雄馬、鈴木みのり、瀬戸麻沙美、小清水亜美、安野希世乃、東山奈央、西田望見、森川智之、内山昂輝、川田紳司、石塚運昇、石川界人、木村良平、KENN、遠藤大智、拝真之介、峰岸佳、てらそままさき、寺崎裕香
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

難易度Gでもルンがるんるん♪ルンルンるん♪

初めてマクロスシリーズを視聴しましたが絶妙なタイミングで挿入歌が入るところと、1話1話の話の構成がしっかりしていて満足できるところに魅力を感じましたヽ(・∀・)ノ

1話{netabare}
風を探す少年と田舎からワルキューレに憧れて密航してきた少女の出会いの物語だったな!

マクロス初めて見たけど( ´ ω ` )ノこれハマる(笑)
いけないボーダーライン口ずさんでしまいました♪
とりあえずフレイアちゃん田舎者丸出し過ぎてかわいいな(*´`)

ハヤテの戦術ユニットを踊りながら扱えるテクニックはすごいな
この二人は出会うべくして出会ったんだろうな~(沙*・ω・)
{/netabare}

フレイア・ヴィオン
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」に憧れて、銀河辺境の田舎から飛び出してきた天真爛漫な女の子。故郷名産のりんごと歌うことが大好きで、口癖は「こりごり」。銀河サバが苦手。

2話{netabare}
機体を機体で支えるとかすげぇな( ´ ω ` )
未確認の敵たちはデータを集めてとっとと撤退

ハヤテめっちゃ怒られてるー
ミラージュさんミスを指摘されてあれねwww
ワルキューレにはフレイアの歌声は届いてたみたい♪はいな♪W
空中騎士団…も色々と大変そうね~

惑星ラグナバレットシティに
猫顔のアザラシか~(=‘x‘=)うみねこ☆ミ
フレイアとハヤテ到着♪
ラグナ人っていうのは海の民らしい☆ミ
田舎者は都会が怖いらしいwww

マクロスエリシオン…見てルンダルンルン♪
ルンを見るとHになるらしい(笑)
フレイア予選のことすっかり忘れてたのね( ´ ω ` )
だけど色々と根回しされてフレイアは最終選考に
ハヤテはΔ戦隊の隊長が話があるらしくて…ヽ(・∀・)ノ

でっかるちゃー♪ミラージュさんハヤテに言われてことに気にしてるーw
カナメさん(リーダー)がオーディションするのね
ハヤテ勝手に見学してるなぁwwww
第3回合格者選考はなしか…

ハヤテスカウトされる?
落ちれば死ぬが飛んでみたら…風を感じちまったら
あとは飛ぶか飛ばないか…命をかける覚悟があるか?

またバールによる暴動が…?フレイアもピンチ…
フレイアはぶっつけ本番に強いな~
ハヤテも風になる
そしてフレイアもワルキューレに合格ヽ(・∀・)ノ
{/netabare}

ハヤテ・インメルマン
思ってることをストレートに言葉にしてしまう、ちょっとぶっきらぼうな少年。天性のリズム感の持ち主だが、自覚はない。具体的な夢や目標を見いだせず、銀河を転々としてきた。胸のペンダンとは父の形見。実は猫アレルギー。

3話{netabare}
ミラージュさんの機体にハヤテ触ったらめっちゃ怒られた
空を飛びたいだけのハヤテをミラージュさん空中飛行を
そしてミラージュさん教官に選ばれるww

ハヤテとフレイア色々あってまた共にw
田舎者丸出しだな~(笑)
らぐにゃんにゃん♪では日々うみねことの戦いが繰り広げられてるのねw
ハヤテは猫アレルギー(笑)

美雲さんはメンバーにもミステリアスな存在みたいね
ミラージュさんも一緒に住んでるのね
女子寮には色々とやることが多いみたいね
ハヤテとミラージュ大変そうw
アーネスト艦長の柔道の訓練て(笑)
マキナちゃんはメカオタクだな(笑)

ハヤテ鬼訓練で死にかけてる~(沙*・ω・)
そして新生活に馴染んでるな~w
戦士としてだったらハヤテは不合格だよね
ハヤテに最終試験が迫ルン♪

ミラージュとハヤテ決闘(沙*・ω・)
フレイアは本番じゃないとダメなタイプ
足元が見えてないみたい

ハヤテとフレイアはなんだかんだで仲がいいみたいね
しっくりきてないみたいねお互いにね
笑うと気持ち悪いってwwwwフレイアルンるんしてる♪

一発でもミラージュに当てればハヤテの勝ち
ルンるんしないフレイアにハヤテの映像を見せる
戦場を履き違えるなか☆ミ

フレイアとハヤテはお互いお互いを刺激し合う関係なのかね♪
ミラージュさんには一発食らわせたが…メッサーさんにボコボコ(笑)
だけどハヤテも空を飛ぶためには訓練以外にも必要だってことに気づいたみたいね♪
{/netabare}

ミラージュ・ファーリナ・ジーナス
Δ小隊の紅一点。パイロットとしての職務にプライドを持っている反面、真面目で融通が利かない。そんな性格が影響してか、恋愛ごとには奥手。新統合軍でパイロットをしていたところをアラド隊長にスカウトされケイオスに。

4話{netabare}
どうでもいいけど空中騎士団ってイケメンぞろいよね(沙*・ω・)
ハインツもルンの子で男の娘?っぽいな皇子ってキースさん言ってたし

フレイアのデビューワクチンライブが決まったみたいね♪
ケイオス入隊記念の歓迎会(沙*・ω・)
録音して放送ではダメみたい…効力激減らしい
レイナ生クラゲ…(笑)

フレイアは荒療治をするしかないよね
メッサーはこういうの苦手みたい
隊長とカナメは周りからの雰囲気はいいみたい
ほいな~♪ほいな~♪
美雲さん全裸で何をやってるんだろう?

ついにハヤテにも機体が与えられることに(沙*・ω・)
ヘルメットが苦手なのねハヤテは(沙*・ω・)
めちゃくちゃ緊張してるフレイアさんである
ウィンダミア人は身体能力のせいで寿命が30年らしい
人生30年って…もう10年は生きたいかな

どんな思いで歌うのか?美雲さんフレイアを追い詰めるな~
瞬間完全燃焼( ・∀・) イイネ!ワルキューレライブ開幕!!
歌にどんなおもいを込めるのか…歌は元気!!のフレイアさんである☆ミ
インメルマンダンスも炸裂してるな~(笑)

Unknownも乱入キタ━(゚∀゚)━!
ジャミングに弱いのね…ワルキューレ
新統合軍までキタ━(゚∀゚)━!
新たな歌声?そのせいで新統合軍が攻撃を…バールに
メッサーさんも調子悪そう…

ここで容赦したらやられるのは自分でもあるしワルキューレや市民も…
どんな時でも歌を武器に私たちは戦う♪
バール化した人は沈静化したけど…unknownこと空中騎士団に都市を制圧されてしまった…

ウィンダミアのロイド殿下新統合政府に戦線を布告したー
フレイア精神的ダメージ大きそうだな~
{/netabare}

美雲・ギンヌメール
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のエースボーカル。素性、経歴、プライベートの一切が謎に包まれたミステリアスな存在。「ヴァール症候群」を沈静化させる効果を持つ彼女の歌声は、ケイオスの切り札。

5話{netabare}
フレイアの故郷ウィンダミア王国が新統合政府に戦線を布告した

くらげチップスとか美味しそうだな~ヽ(・∀・)ノ
かにチップスは美味しいよな☆ミ
ウィンダミアの空中騎士団…相当強いみたいだね
白騎士…エースの称号らしい
艦長たちは独立戦争のときからの腐れ縁?
バールの暴動に関わったのは実験か
ひとつの星が戦わずして無血降伏か…
男の娘?男の子の声?天使か悪魔か
風の歌い手?か

ウィンダミアでは白騎士たち空中騎士団は人気みたいね
少しずつ制空権を広げてるみたい
皇子への負担がすごいみたいね…
何このメガネケース(笑)メガネ部かよ(笑)
33歳でもヘルマン元マスターは現役みたい
ワルキューレにウィンダミア人…

ウィンダミアとの戦争も…ヽ(・∀・)ノ
マキナ姉さんwwwww
フレイア思ったよりショックを受けてないけど
フレイアをスパイと疑ってるみたい本部やマスコミは

マキナ姉さんご飯の時でも戦争の準備を…
人間相手に戦争をするかどうか…
マスコミがフレイアに…
全くどんなところでもマスコミって連中は

フレイアはルンで精神状態がわかっちゃうみたいw
ルンに触るとHらしいwwww
ワルキューレに残りたいし村のことも気になる…

すかっと自主連とかなヽ(・∀・)ノ
みんな裏で頑張ってるな~♪
フレイアはルンがピカってた方がかわいいな(*´`)
歌声で銀河にも元気をヽ(・∀・)ノ

ハヤテめっちゃ怒られてる(笑)
そしてミラージュも怒られる

戦争を終わらして自由な空を飛ぶためにヽ(・∀・)ノ

{/netabare}

カナメ・バッカニア
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のリーダー。スケジュール管理屋ブリーフィングをはじめとしたチームのマネジメントもこなすしっかりもののお姉さん。かつてアイドルとしてデビューした経歴を持つ。

6話{netabare}
メッサーからそれぞれにアドバイスw
いつもながらハヤテには厳しいな(笑)
実践では躊躇ったやつからやられる…容赦してたら死ぬ…
ミラージュの動きは教科書通り、ハヤテの操縦センスだけは認めてくれたみたいメッサーさん(笑)

惑星ディスタニアを含めた3星がウィンダミアに占領されて…
統合軍は動く気配0らしい
なかなかの大盛況になってるな軍事景気ってやつか
ハヤテたちみんなで愚痴ったり落ち込んだり…
ミラージュは居残り訓練してるみたい

メッサー…死神の異名は伊達じゃない
美雲さんのダンスはぞくっとする
ハヤテとフレイア根は一緒だよなw仲良しこよしw

アラド隊長とカナメさん本当に仲良しだな~w
メッサーさんはコミュニケーション苦手タイプ☆
ウィンダミアに王子そろそろ限界じゃね?
案外ハヤテ心許したらいいやつだよな(*’ω’*)
空中騎士団侵攻

惑星ユニデスに行くんです!
ハヤテにとっては初めての宇宙での戦闘か
ワルキューレもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!Δ小隊見参!!
ハヤテとミラージュナイス連携
白騎士と対峙するメッサーさすが
ハヤテじゃ追いつけられない

ハヤテのダンスは見入っちゃうよな。風と共に♪
ミラージュさんピンチ…いい練習相手にされてる~
おっと危機一髪、ハヤテが仕留めたね!空中騎士団の若手を…

パイロットとしての才能はあっても戦士としての…
フレイアも裏切者の言葉に動揺しちゃってな…
美雲さん追い詰めるなー

人を殺すってそう簡単に割り切れるものではない
重荷を背負っていくのが戦士の責任
そして一つ背負うたびに誰かを一人守っていくということ

白騎士と王子が向かった先には…閃光散りばむ大穴が…

ウィンダミア占領の惑星に潜入することに
{/netabare}

メッサー・イーレフェルト
Δ小隊のエースパイロット。常に冷静沈着に対応するプロフェッショナル。彼の機体には、死神のノーズアートが描かれている。

7話{netabare}
レイナ音ゲーやるようにハッキングしてるな~(。▰´▵`▰。)ノ
一人じゃだめでもマキナと一緒なら乗り越えられるん♪

みんなでにゃんにゃんしてていい感じ(*’ω’*)
メッサー一番似合ってないな(笑)
フレイアかわいいなカワ(・∀・)イイ!!
みんな猫耳(・∀・)イイネ!!

軍も警察機構もマインドコントロールされてるみたい~
ハヤテにとってこの島はきついな~
パイロットだけど潜入任務はいい経験になる

ミラージュさんって苦労しそう(笑)
フレイアどんだけリンゴに目がないの?(*’ω’*)
ウィンダミア産のリンゴか

侵攻軍のエースパイロットも…この様か
子どもたちの声も届かず…
ワルキューレが歌わないと…

フレイア感情に流されて…ここで出て行っても
美雲さん…なんでもできるのな~
ロイド殿下はこの星にいるのね~(*‘ω‘ *)
ウィンダミア人は次元兵器を持ってるのかね?
ロイド殿下は博士でもあるのね
空中騎士団も揃ってるな~

次元兵器は大量破壊兵器かー…ウィンダミアでは地球人がやったってことになってるのね
教えられたことが真実だけとは限らない
ウィンダミア人に穿たれた穴…

プロトカルチャーの遺跡に到着
美雲さんは単独行動好きだな~
この遺跡のセキュリティーは甘いみたい
どうみても学術調査じゃない装備
レイナとマキナのコンビのハッキング技術すごいな~

前はこの二人そりが合わなかったなんて見えないな
遺跡の下まで到着(=゚ω゚)ノ

飲料水?かー。この水を使ってウィンダミアが…?
ただの水?リンガ?
美雲はプロトカルチャーに呼ばれる
ウィンダミア何をたくらんでるんだろ?

おっと侵入したことがばれた!!
水とリンゴを混ぜるとバール化が…

おっと分断させられる…
ハヤテたちが逃げた先に待ち構えるのは空中騎士団
そういえば初対面よね~(=゚ω゚)ノ
{/netabare}

レイナ・プラウラー
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバー。口数が少なく、あまり感情を表に出さない。凄腕のハッカーとしての一面を持ち、電子制御も担当する。同じくワルキューレのメンバーのマキナとは大の仲良し。

8話{netabare}
ハヤテたち絶体絶命だな~
ハヤテもミラージュも一瞬でのされちゃったよ
ボーグが強いのかな?赤毛のキザ野郎

ハヤテ挑発するな~
閃光弾使ったけど逃げきれず…だけどぼっこぼこに…
メッサーさんたちの方も戦ってるみたい
カナメさんたちは脱出したみたいだな
アラド隊長たちは宇宙で待機中か

戦争って本当に誰も得しないよな
フレイアの怒るところズレてて(・∀・)イイネ!!
白騎士まで来てしまったか
フレイアは祖国を捨てた扱いになってるのねん

メッサーさん極限状態に陥ってるな
おっと美雲戻ってきて
なぜフレイアは歌うのか?どんな思いで…
おっとフレイアを庇ったのは意外にもロイドさん

すぐ殺すとか物騒だな~
いいタイミングでワルキューレな(=゚ω゚)ノ
目くらましにも歌は使えるのね~

メッサーと白騎士ご対面
決着は空で…
風の歌が聞こえる…ということは…

風の歌は遺跡と呼応して?
メッサーさん限界近いな
ハヤテ油断しなきゃセンスあるんだけどな

メッサーさんバール化しかけてるな~
歌が重い…遺跡が邪魔してる?反応してる?
ハヤテの相手は…あの子供たちの父親の機体で…
フレイアも近くに駆けつけるが…
歌は届く…幻なんかじゃない…
届け…フレイアの歌

フレイアの歌は風を
覚悟を決めたフレイアの歌は届くな

ハヤテとボーグは因縁の相手になりそうだなw
ハヤテの方が一枚上手、フレイアとのコラボレーションの時超強いんだから♪
風とダンスっちまったぜ☆

今回はΔ小隊とワルキューレの勝ち
フレイアは戦争をなくすために銀河中に歌を届ける…
メッサーさん限界だろう…

{/netabare}

マキナ・中島
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバーでふわふわとした風貌の女の子。メカニックも担当する。お気に入りのメカには名前をつけて可愛がっていたりしている。同じくワルキューレのメンバーでレイナとは姉妹のように仲良しで、ひとつ屋根のしたで暮らしている。

9話{netabare}
メッサーさんシェルショックみたくなってる
カナメも心配してる…
ウィンダミアアップルと遺跡の水は危険なわけだな
バールシンドロームのメカにズも発見した
ワルキューレはフォールドリセプター持ちから構成されてる
ハヤテも保有者らしい
ハヤテとフレイアは共鳴してるらしい

歌がある限りバール化は大丈夫
一度バール化してしまった人を治す方法は根本的には…
アルブヘイムのときからメッサーさんはバール化したことあるらしい
隊長も知っているが、症状が悪化してることは…
メッサーが頭下げるくらいなんだからよっぽどのことなんだろうな

ハヤテとミラージュが二人でいることが…(笑)
通い妻って(笑)フレイアめっちゃ気になってるな~(笑)
ミラージュはとりあえずカナメさんと話す

カナメさんは昔アイドルだったらしい
カナメもワルキューレのエースだったらしい…
カナメは適材適所に徹するらしい
メッサーのバール化を抑えるのはカナメの曲なのかね?

プロトカルチャーでもワルキューレの歌に反応しないところも…
メッサー任務復帰大丈夫かし(=゚ω゚)ノ
メッサー白騎士との戦いに向け…練習するが…症状悪化してるやん
鬼気迫るメッサーさん(笑)

フレイアめっちゃ気になってるやんwうぶでかわいいなカワ(・∀・)イイ!!
ミラージュは止めるべきだと…
ミラージュもいつかバール化するのではと…

フレイア、るんがムズムズするってw
メッサーを説得するハヤテとミラージュ
カナメと何かあるのか?
暴走したメッサーを正気にしてくれたのが…

空中騎士団から攻めてくるとはな
風の歌はまだ聞こえない

お互いしか見えてない感じね
ハヤテの相手はボーグだよねw
ハヤテ、ミラージュともいい感じにコラボするよね

メッサーやばいのな…
だけど白騎士には食らいつく

ボーグすぐにワルキューレ狙うなw
メッサーさんぎりぎり戻ってきたなぁ

おっと遺跡を使って風を起こす?
敵の狙いは遺跡の調査か…
白騎士のルンもルンルンしてるな(笑)

無茶だったなぁ~
通い妻の真相は…
ごりごりがかわいいのはフレイアくらい

フレイアとメッサーって珍しい組み合わせ
今がいっぱいいっぱいで先のことなんか見えない…
でもそれでいいのかもしれない…
{/netabare}

ボーグ・コンファールト
風の王国バルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。やんちゃな末っ子で、5人の姉に囲まれて育った。訓練時代の曲が抜けず、未だに教官だったヘルマンのことを「マスター」と呼んでしまい、よく注意される。

10話{netabare}
ハインツの歌声を増幅させる装置が…

お祭り~そういうのもたまにはいいよね~
フレイアのクラゲの歌(・∀・)イイネ!!
レイナってコスプレ好きなのかね?w
ハヤテとミラージュいつも一緒にいるよな(笑)

クラゲ祭りは恋人たちのお祭り
メッサー転属しちゃうのか~限界だもんな~(´・ω・`)
メッサーはカナメが好きという噂が…
そしてカナメはアラドが好き~
みんな恋に鈍感~(笑)
レイナとマキナからハヤテに重要任務

メッサー抜きでもいけるのかどうか…死活問題よな~
艦長帽子被ってないと…(笑)
美雲さん大胆だな~(*‘ω‘ *)
フレイアのファン増えてきたらしい♪
あっちでも飛び立てればいいんだろうけど

レイナとマキナ女子力高いなぁw
今を精一杯楽しむか(*’ω’*)
海一面にクラゲが!!すごいロマンチックだこと
クラゲは地上で卵を産むんだねw

教官で満足できるような男じゃないもんな…
メッサーさん前線を退く…

ロイドと白騎士の対戦
今は白騎士の方が強いみたいね
ハインツの命は危ないらしい…

惑星アルシャハルは侵攻が
ほかの惑星でも遺跡が反応しまくって…
白騎士は死神を探してるみたいだけど…
ワルキューレも遺跡に推参
ワルキューレの歌も遺跡に反応するのね
フレイアと美雲が来たのは?穴?何を見たというんだ?
風が交わった

メッサーなしだときついな~Δ小隊
美雲とフレイアが気を失って…
白騎士とハヤテ交戦

メッサーさん来ちゃったよ…
死神だけど騎士だな~
今はカナメがエースになるしかない!!

メッサーさん限界超えたな
白騎士とやりあえるのはメッサーだけだな
バール化してまでコントロールしているなんてな…

メッサーさんも風に乗って白騎士と互角以上の戦いを…
だけどメッサーさん散る…

{/netabare}

キース・エアロ・ウィンダミア
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」に所属し、騎士道精神を貫く孤高のエースパイロット。王の側室の子に当たる。「白騎士」の異名を持つ。

11話{netabare}
メッサーさん( ;∀;)帰ってきたらしい…
最後まですごい人だったよ…( ;∀;)敬礼

フレイアが見たのは…
美雲も同じ症状…メンタルハッカー?風の歌い手とコンタクトした
みんなから元気って感じだな~
パイロットの心臓を正確に貫く白騎士の操縦技術な~

白騎士と死神の立ち合いは見事
敵だったが敬意を表する相手だったということだな
ボーグはすぐ調子乗っちゃうタイプなのねw

陛下自ら出陣するつもりなのね…
ハインツの身を憂うロイド…迷いを陛下に見透かされる
プロトカルチャーの王か…

メッサーさんの分まで頑張らないとな
メッサーの変わりなんて…Δ小隊の戦力低下は…
ハヤテもフレイアも…ワルキューレも…

遺跡のない惑星にも聞こえるらしい…
ウィンダミアの真の狙いがわかった…
ほかの支部に増援頼んだけど間に合わないだろう…
ウィンダミアは総力戦をするつもりだろうな

シグルバレンス…浮上、プロトカルチャーの遺産か
空に浮かぶ巨大な城みたい
目標はアルシャハル…

クラゲ送り?メッサーを送ってあげるわけか…
呑んで歌って盛大に♪
まぁ笑って送ってやりたいよなー(*’ω’*)ノ

ミラージュ後悔してるのか…フレイアも…ハヤテも…
みんな自分を…メッサーさんのフライトログ?
メッサーさんはただの飛びたがりバカってことだったのね
メッサーさんは素直じゃないからなw
バール化した自分の始末のことまで考えてたのね…
まぁ簡単に割り切れることではないけどさ…

ハヤテに火が点いたみたいねん
メッサーさんさようなら、ありがとう
あー巨大戦艦シグルバレンス来ちゃったよ

{/netabare}

ロイド・ブレーム
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」のトップ。物腰柔らかでメガネの似合う知的な青年。メガネには特別なこだわりを持ち、シチュエーションに合わせた多数のコレクションがあるらしい。

12話{netabare}
ウィンダミアが攻めてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
風の歌による次元断層のバリア…厄介
さらにその間にもバール化が侵攻してるみたい…アルシャハル陥落

こちらは歌が聞こえてくる前にアルシャハルに奇襲をかける作戦
Δ小隊とワルキューレが中心になって侵攻
ミラージュが昇進…Δ2(*’ω’*)おめおめ

ロイドと白騎士の意見って合わないよな~w
艦長とグラミア王、グラミア王は教え子の一人らしい
そしてアラドさんは戦ったことがあるみたい…

新統合軍からの通達
惑星ラグナのプロトカルチャーの遺跡の破壊…
工作部隊も派遣済みとか…

奇襲攻撃の結果が出るまで…爆破はなくなったけど…
フレイアとハヤテと隠れるミラージュ(笑)
ハヤテがいつもつけてるのは親父の形見らしい
なんか告白っぽくなってる~(笑)

ミラージュももっと周りを頼ることも…
ミラージュさんは真っすぐすぎるよな~(=゚ω゚)ノ
おー!!マクロスエリシオン動いてる(笑)

おっと…向こうもこちらの出方を…
グラミアさんも侮れないな
さすが王
{/netabare}

グラミア6世
ウィンダミア国王で、キースとハインツの父。年齢は35歳以上。キースの先代の「ダーウェントの白騎士」であり、艦隊戦教官として赴任していたアーネストに師事していた。

13話{netabare}
敵艦との邂逅…勝負はいきなり始まってたねw
敵も考えることは一緒か!!

風の歌の阻止には成功したみたいね
王も艦長が相手で嬉しそうだな( `―´)ノ
Δ小隊の相手は空中騎士団だよな
新統合軍も容赦ないな

ミラージュを後押しするハヤテ
ワルキューレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
衣装ちょっと変わってる?
遺跡大爆発…ハヤテの機体が巻き込まれて大破
なんとか無事みたい…
ミラージュさんハヤテに抱き着かれて照れてるw

ウィンダミアの戦艦頑丈だなぁ
おっと王に残された時間は少ないということか…ぽろぽろ
亜空間転移してきたシステムと大戦艦がリンクして
ハインツの風の歌が…しかもいつもより巨大

ラグナ放棄…市民にもバール化の波が…
フレイアのHぃの言い方好きだわ(*’ω’*)
ハヤテ死神の機体に乗っていざまた空へ

ハヤテ、白騎士に喧嘩売るとかナイスだけど…
まだハヤテにはこの風は乗れない
おっとついにワルキューレのところにも…

艦長ナイスタイミングで戻ってくるなぁ
美雲さんも怪我しちゃって
ハヤテもピンチ…
フレイアのルンピカキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ハヤテを助けるために歌を届けに

フレイアはミラージュさんに任して
ハヤテの相手は白騎士
マクロスエリシオンも負けてないぜ!!旗艦通しの戦いも見ものだな

ハヤテ、白騎士に一発やったな!
ラグナからの撤退…勝ちなのか負けなのかわからない
けれど絶対戻ってくる…誓う

王がお亡くなりに…
ロイドに指揮が受け継がれた
{/netabare}

アーネスト・ジョンソン
ゼントラーティと地球人のハーフで、ケイオス・ラグナ支部マクロス級戦艦エリシオンの艦長。格闘技の教官でもある。

14話{netabare}
OP映像が12~13話仕様になってる~
美雲さんってそういえば何者なんだろうね?

チャックの弟たちが無事かわからないから心あらずって感じだな
アイランド船も中も外もピンチー
こんなときでもフレイアは明るいな
チャックの弟たちは無事だけどマリアンヌ姉さんが…
今はラグナに助けを行くことはできない…仲間も家族もいるのはわかってるけれど

資金も弾薬もない…手詰まり状態
新統合軍も色々と画策してるのね
おっと市民の不満もいつまで抑えてられるかな

うみねこは海がなくても大丈夫みたいw
早くラグナに帰れるといいね
ハヤテには故郷がピンとこないらしい
アイランド船の出力が安定しないみたいね
しかも結構まずい状況みたい

フレイアが浮いちゃってピンチやん!!
とか思ってたら自分でなんとかしちゃったにゃー(=^・・^=)
レイナとマキナいいコンビ

人々の不安の闇を照らす光ワルキューレ
ハヤテとミラージュさん動力線をつなぐ
ハヤテ伊達にふらふらしてたわけじゃないんだなw
あとはハヤテとミラージュたちがつなぐだけなのだが…
アイランド船大ピンチだな
マクロス船と緊急ドッキング!!
回線が秘め事みたくなってる(笑)

ミラージュさんめっちゃ女の顔してるw
無事にドッキング完了
オチまでよかったな(笑)

あ、ED変わりました~(*’ω’*)
{/netabare}

ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア
ウィンダミア王国の王子。ヴァール発症者をマインドコントロールする特殊な歌声を持つ「風の歌い手」。異母兄であるキースを慕っている。

15話{netabare}
OPがかわりましたね~絶対零度~
グラミア無言の帰還って感じか
ボーグの家族はみんな死んじゃってるのか…

風邪の歌い手が王になったのは150年ぶりらしい
空中騎士団にも戦う理由がある…
ロイド殿下信頼されてるんだなぁ
ウィンダミア人の命には重みを感じるなぁ
あら白騎士キースも復活か

キース半分鉄仮面になってるし!!
ハインツを王に迎える戴冠式
空中騎士団はみんな「卿」がついてるのね
キースは兄様だったのか…
銀河ネットワークも乗っ取られウィンダミアの戴冠式が放送される

新統合軍の次元兵器活用しているところを全世界に…
いやーこれは新統合軍に宣戦布告だな~
そして大銀河文明の樹立が目的なのな~
若者と年を重ねたものでは反応が違うな
だけど圧倒的な歓声はハインツが王と認められた証だよな
ようやくこっち側は風の歌い手が誰かわかったわけか
遺跡が反応いや、呼応してシステムが
何が起きてるか全くわからない状況…

銀河中のすべての人がウィンダミアのマインドコントロール化に落ちる危険が…
新統合軍はウィンダミアに向かうも空中騎士団と覚醒した白騎士の前に散るよな~
Δ小隊が救助に向かうも偵察艦隊は壊滅…

ついにここでハヤテの父親の正体がわかるのか?
でもあまりいい印象ってわけでは…
{/netabare}

ヘルマン・クロース
騎士団最年長のメンバー。33歳。ウィンダミア人としては晩年であるため、現役を退いて騎士学校の教官を務めていたが、再度前線に復帰した。自身を「マスター」と呼ぶ癖が抜けないボーグをたしなめている

16話{netabare}
アラドもハヤテの血とヤと知り合いだったみたいだね…でも理由ありっぽい
チャイナ服なんともな感じで似合ってるなフレイアw
マキナとレイナの

フレイアもうすぐ誕生日だからサプライズパーティーを♪
恥ずかしがってるミラージュさんかわいいw
風の歌い手のウィンダミアの出方をうかがってるが
敵のシステムを探るカナメさんたち

プレゼントを買うためにミラージュさんと買い物に
めちゃめちゃ厳選してるw
ミラージュ雑誌を参考にするタイプw
マキナさんたちがつけたくなる気持ちわかる(笑)
人形抱いてるレイナかわいいwチャックさんも楽しそうだなw

フレイアの好きなもの、歌と林檎しかわかんねぇw
ハヤテにとってフレイアは見てて飽きない存在かー( *´艸`)
ミラージュさん恋愛とかから縁遠い人生だったか…ハヤテにぶにぶ恋って残酷
ハヤテさんどっちとくっつくのかな?

フレイアの歌に呼応してハヤテの調子が?
美雲さんとフレイア
美雲さん昔ウィンダミアに行ったことあるのかな?

ハヤテが見つけたことは結局同じ道かよって思ってるのね
励ましてくれるよねミラージュさんいいところで♪
いきなりハヤテどうしたw

アラドさんたち何か隠してる?
それはハヤテの父親があのウィンダミアの爆発と関係してるのかな?
それにしてもフレイアの寝顔www

ハヤテは何してるんだか?www
みんな準備で忙しそうだなwwwwwww
フレイア自分の誕生日に無頓着w

ハヤテは間に合わなかったのかね?
美雲がこういうのに参加するのはレアらしい
美雲からは歌のプレゼントかな?w

ハヤテ遅れたなぁwww
フレイアのご両親はもう風に召されちゃったのね…
フレイアよくここまでたどり着いたな
人生の折り返し地点かぁ

雪を降らせるために遅れたのねハヤテ
夜空に雪のプレゼント
ハヤテとフレイアのカップルなんかいそうだよねw
フレイア、ルン触られても怒らなかったってことは…つまり…

ハヤテの父親は
腕のいいパイロットで優しすぎる人か…

いやーフレイアとハヤテとミラージュの恋模様の行方は…?
{/netabare}

チャック・マスタング
惑星ラグナ出身。Δ小隊のムードメーカー。お調子者で、すぐ女性にちょっかいを出すが相手にされず。4人の弟や妹たちと一緒に「裸喰娘々」という飲食店を切り盛りしている。

17話{netabare}
ロイドさんのメガネの数なwwww
ワルキューレを研究してるのか?それとも?
フレイアと美雲に興味を持ってるのか!!

また猫惑星に潜入~
フレイアが完全に乙女モードになってる(笑)
ワルキューレの演出はかっこいいよな(*゚▽゚*)銀河ネットワーク経由でライブ☆ミ
レイナのハッカー技術すげぇな
敵の目を全てワルキューレに向けてるのね
マキナさんノリノリだなぁww

マキナとレイナ
フレイアは変わったよな!(*゚▽゚*)♡
美雲さんの歌も変わった?美雲さんはどういう過去をお持ちなんだろうね?
ハヤテ、フレイアの歌に引き込まれすぎて…なんかありそうだな…これ

今日はライブ回だな~(‘ω’)ノ
フレイアまったくわかりやすいんだからw
ドキドキが止まらないのね(*‘ω‘ *)ノ
ハヤテさんのお母さんはご健在なのね
ボーグさんレイナに惑わされてるwwww

ウイルス浸食率100%作戦成功か
ハヤテの父親とウィンダミア…どういうことなんだろ?
ウィンダミアに次元兵器を落としたのはハヤテの父親…

いやー驚愕の事実でブリーフィングところではないよな
大量虐殺をしたのか?どうなのか?
ハヤテはこの先戦えるのかな?
そして恋の行方は?

まぁそれでも作戦は待ってくれないよな
今は自分のやるべきことを…いざボルドールへ
{/netabare}

アラド・メルダース
包容力と厳しさを併せ持つΔ小隊の隊長で、頼れる兄貴分。ワルキューレと共同任務をこなすΔ小隊の人選を一任されており、腕はいいが癖のあるパイロットばかりを集めてくる。かつては新統合軍に所属していた。

18話{netabare}
惑星ヴォルドール、いざ巨大装置へ
カナメはここに来るとメッサーのことを思い出しちゃうのね…
空中騎士団…ロイドさん何をやらかすつもりか?

美雲さんが団体行動を覚えたぞ…
カナメさんも成就してほしいよなぁ
ハヤテとフレイアあれ以来ぎこちないな

焼き林檎に誘われてフレイア
カシムさん騎士休憩モード(*‘ω‘ *)
すごい地元民同士の会話してるな(笑)
ハヤテあっさり捕まってるなw

ウィンダミア人にとって…命の輝きは重みは…
美雲さん始めたな…美雲の歌とプロトカルチャーの遺跡が反応して
翼の騎士にも矜持はある…

ハヤテもフレイアも迷いは消えたかな?
ボーグさんどんだけw狙いはレイナw
ハヤテ大丈夫かよ( *´艸`)そして風の歌も

風の歌はウィンダミア人にも影響を?
ハヤテとフレイアの同調すごいな
フレイアもハヤテも美雲も大丈夫かよ

ED美雲さん一色だな(‘ω’)ノ
{/netabare}

カシム・エーベルハイト
騎士団一の巨漢。23歳。フレイアの故郷レイヴングラス村の隣にあるエクスデール村でリンゴ農家を営んでいたが、7年前の独立戦争で家族と畑を失っている。

19話{netabare}
ヴォルドールの遺跡は破壊したけども…
ハヤテも美雲も意識が戻らないままらしい
フレイアもミラージュも心配だろうな
おっとこのおっさんはどっちつかずだな(‘ω’)ノ

イプシロン財団のベルガ―さん
供給源は一緒だったか(‘ω’)ノ
この人ただむかつくだけのおっさんではないみたいね
歌が究極の兵器?

ハインツ殿下も倒れられたのね
地球人はしぶといな~
マクロス知らないからからマクロスの歴史を知れてこの回はいいね(*´▽`*)

バールシンドロームは…つながってたのね
ワルキューレは免疫持ちってことね
今更設定を振り返るw

命がけで歌うことによってその輝きをより輝かせるわけね
とりあえず話聞いてると「歌」ってすごいよな(‘ω’)ノ楽しいし♪
美雲はラスボス?最終兵器だったのか?

ミラージュさんの訴えによりハヤテ起きた
ミラージュさんいい活躍wってか大好きすぎだろ(笑)
{/netabare}

ベルガ―・ストーン
イプシロン財団のブリージンガル球状星団方面の責任者。財政や物資などさまざまな方面でウィンダミアを支援している。

20話{netabare}
ハヤテとフレイアの実験…バール化やルン色々な事を調べるみたい
ハヤテは明るくふるまってるがフレイアのルンは青ざめてるなー

実験の歌…破滅の純情か~
フレイア怖くて歌えなくなってる…
美雲も戻ってこないし
歌わせないわけではなく歌えなかった…
ハヤテはしばらく任務から外される…飛べなくなっちゃった
まったく何をやっているんだか…

空中騎士団にも動揺が走っているのね…
ベルガ―さんは蝙蝠だな、いやクラゲか
ハインツも復活したみたいだな
ヘルマンさんの息子登場ノーマン龍鳥使い

風の歌は凌駕されたのね一瞬でも…
担当医が変わったらしい?
テオとザオの実家は商家
キースさん…ロイドのことを危うんでるのね

フレイアかわいそうに…
レイナとマキナこそこそ美雲のことを探ってるのねw
おっふカナメにバレて( ´艸`)
でも行く気まんまんだねぇ~
まぁあれもこれも秘密にされてるのは気に食わないよな

ハヤテとフレイア
ハヤテのこと気にしちゃって…な
お互いがお互いを気を遣ってw
ミラージュさん煮え切らないのが…
フレイアから歌を取ったらるんと林檎しか残らない
ハヤテも飛ばなかったら…何が残るのか
ハヤテは飛ぶ、フレイアは歌う
たしかに立ち止まってる場合ではないよな
大切な仲間…大好きだからか…それは本心か

マキナ潜入どきどき
さらいカナメにバトンタッチで…
おっとレイナも動けず
美雲さんも世話が焼けるのう

美雲さんの力強い声好きなんだよなぁ
{/netabare}

テオ・ユッシラ
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。同じ部隊に双子の弟のザオがいる。商家の出身。

21話{netabare}
ハインツの風の歌が再び銀河に響く時が…
アルシャハルの人たちは…昏睡状態に
おっとハインツさん途中で倒れちゃって…
ワルキューレは警備に捕まったまま…

この3人は古い仲
カナメは本物の戦場を経験していた…
最初はカナメさんはマネージャーだったのね
レイナは昔からぱちぱちしてたのねw
カナメとレイナが最初で次がマキナか
この3人に焦点が向けてくれて嬉しい♪

ワルキューレ…ここにきて完成したのか
でも歌は届かなかったのね…
カナメとアラドの出会いはワルキューレができてから

やっぱりアイドルには衣装も大事
金髪の子は今何してるんだろう、この子もかわいいのに
メッサーさん懐かしいな♪

ひとり辞めてそのあとに来たのが美雲なのか
美雲のオーラと迫力はベテランの域なw
引き込まれる感はすごいよな(‘◇’)ゞ
美雲さん復活か?

ハインツの身体はどんどん白くなってるな…
まだ歳も若いっていうのに
ロイドさんちょっと焦ってるよな…

グラミアはロイドが殺した?
キースさんはロイドが犯した真実を知ってしまい
ロイドさんどこに着地したいんだか

こちらからウィンダミアに乗り込むとか…最終決戦は近いな
作戦の舞台はアルヴヘイム…メッサーと出会ったところ…
美雲の正体…は作られた人造人間か
全人類の意識が一つにつながるとか…
急に星の歌い手が…どゆこと?
{/netabare}

ザオ・ユッシラ
風の王国バルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。双子の兄テオに比べ、好戦的な性格。

22話{netabare}
神殿が閉鎖…陛下も倒れ、空中騎士団にも動揺が…
いやー( *´艸`)決戦前に子供の写真なんか見たら…

ミラージュがすべての責任を負う代わりにハヤテとフレイアも前線へ
アイドルの楽屋は覗いちゃいけない(*´▽`*)
美雲さんの闇が深いwww

真なる風は自分で見つけるもの
ハインツもロイドの風ではなく自分で見つけないとって言いたかったのかなキースさん

美雲とハヤテのツーショットは珍しいな
3歳とは思えない存在感だよな美雲さんw
風の歌い手が歌えない状況がチャンスだよな

それにしてもマシーンしっかりしてるな(*´▽`*)すごい絵
キースさんたちも参戦…最終決戦って感じよね♪
アルヴヘイムに到着ワルキューレとΔ小隊
片道切符になるかもしれないけれど…
ここからウィンダミアに…

フレイアは本気では歌えないみたいね…
美雲さんも仲間思いになったもんだ
信じることも大事よね

双子と林檎さんきたか(‘ω’)ノ
ハヤテVSカシムさんだな
ミラージュさん…はハヤテを止める
二人に支えられてるなぁ

踊ってるみたいに戦うなぁ
ナイスコンビネーションハヤテとミラージュ
あーチャックさんはここまでかw

双子の片割れとカシム…白騎士のごとくカシムさん
カシムさん限界かよ…やっぱりな
いやー敵ながらあっぱれですな。騎士としてかっこいいお人でした
{/netabare}

23話{netabare}
フレイア、ウィンダミアの空に違和感を感じてる
うまくウィンダミアに潜入できたみたいね

3チームに分かれて動いてるのな(‘ω’)ノ
戦術ライブの共鳴反応で壊す作戦なのね
フレイア地元だと身軽だなぁ
地元民だけが知ってる道を通って

フレイアは地球人人から音楽プレイヤーもらったのね
星間飛行いい歌だ♪

アラドたちは新統合軍の駐留基地へ
レイナ足を痛めちゃって…
美雲ご飯の時はどこかにいっちゃうのは…
誰かとご飯を食べるのが恥ずかしい美雲さんきゃわわwwラブリーww

マキナのいたずらっ子ですなw
美雲さん色々と可愛く見えてきたな(‘ω’)ノ

ミラージュとフレイア
こんな時だからこそ…ついに核心に触れると思いきや
空中騎士団が…

美雲さん近接戦闘も強いのねw
ハヤテたちの方はボーグさんかぁ
さらに白騎士までも…機体がないとのう…
おっとロイドの目的はやはり美雲かー

確保されちゃったハヤテたち…捕虜
アラドとカナメ、マキナとレイナは無事みたいだけど

ハヤテはライトインメルマンが行ったことを…
カーライルの黒い嵐…地獄
フレイアも間近で見てたのね…

なんもならんかもしれんけど…
何が真実なのかもわからない…

悪魔の翼?楔…ハヤテこの事実をどう受け止める…
星の歌い手?美雲さんが?
{/netabare}

24話{netabare}
ハヤテたち裁判にかけられる…

おっとアラドたちの前にベルガ―
ロイドさん神殿と美雲さんに夢中かよ
守りたいから戦う…
銀河中の人が楽しいきもちになれたら
太陽の色の歌のフレイア、美雲は星の色
ハインツは透明で色がない

ボーグさん激情家だなぁ
ライトの機体を直したみたいベルガ―さん
ウィンダミアからいったん手を引くらしい…何が目的なのかね?
結局ハヤテたちをころすつもりだったのだろう

星の歌い手…美雲が…記憶がなくとも…

戦いは最後まで分からない…か
ミラージュさんとハヤテに最後のアドバイスかな?
フレイアの歌を血で汚すわけにはいかないからな~

ボーグさんの咬ませ犬っぷり(笑)
ハヤテが断罪の崖に…進む…
寸でのところで( ´艸`)
飛べば飛べる♪3人で飛べば怖くないってね

機体を崖のところに隠してたのね
美雲はいないけど…戦術ライブ開始
白騎士の相手はハヤテよな
ミラージュの相手はヘルマンさん
アラドさんはボーグか

ウダンジャールロムマイヤ?なんなんだろうね
マキナがフレイアを庇って…今は歌うのが
ハヤテぎりぎりを保ってるな

チャックさん来てくれたか(‘ω’)ノ
美雲さん…星の歌を…
一瞬みんな意識がつながったな…
作戦中止撤退命令

おっとフレイアの身体にもあれが…
美雲さんがもしかして…
{/netabare}

25話{netabare}
マキナさん容体は安定してるけどライブは…
フレイア手を隠してる…
風の歌い手のご先祖の歌…闇の色に染まってしまった美雲

レイナがみんなを呼び出して…
過去の真実がわかるかもしれない…
命がけで守ろうと思ったのに…結果的には…ファルコン2?特務諜報員?

ベルガ―蝙蝠してるなぁ
美雲が星の歌い手だと聞かされる面々
ウィンダミアの地下から持ち出された細胞から作り出されたのが美雲

全人類が…歌は兵器なのか…?
美雲が敵の命令を聞いてしまうおそれが…星の舞台も完成されて…
しかもラグナに…

ハインツに残された時間は少ないということか…
星の歌い手の歌を持って…
新統合軍また次元兵器を使うつもりかよ

商人の執念すさまじいな
新統合軍の攻撃の前に防げと…ラグナが最終決戦の地に
マキナ髪おろしてるとお姉さんに見えるよね

ミラージュさんフレイアの異変に気づいちゃったな
ロイドさん…
レディMの正体は…

ワルキューレの歌を銀河中に…
いやー絶対生き延びてほしいな
ミラージュさんいい人だなぁ

フレイアはどこに?ハヤテめちゃ探してたw
ハヤテにお届け物?お母さんから?
変なところで世界は狭いよなw
ハヤテ変わったな~(‘ω’)ノ
どうでもいいけどこのペースでうまく話着地できるのかしら?( ´艸`)心配

ルダンジャールロムマヤが星の歌い手を操るすべなのか
美雲の声が銀河中に響く…次元兵器で自滅とか…新統合軍

ロイドさん魅了されてるなぁ
{/netabare}

26話{netabare}
数万の命が一瞬で…
決戦前にいちゃいちゃしとけよー
告白しとけよー…でもそれじゃフラグで死んじゃうか…

命を背負う重みか(‘ω’)ノ
ハインツは和平交渉に持ち込むつもりなのかね

ロイドが玉座に(/・ω・)/w
カナメ、レイナ、フレイアしかいないけど
ハヤテ新しい機体に♪最終決戦だな(‘ω’)ノ

いざラグナに…
フレイアの異変は美雲やハインツにも
ハヤテと白騎士の決戦も…
美雲さんの神々しいラスボス感w

全人類の意識を結合させ新たなる存在へと進化させるそれがロイドの目的
すべての人間の意識が統合されていく…
子供のミラージュさんかわいいなw

規模が大きすぎるだろwww
銀河そのものになった美雲とロイドさん…
そしてこれが私の生きる意味とか言っちゃって美雲さ~ん

フレイア抗ってるな~
まだハヤテたちも意識はあるのね

統合政府とはいずれ決着をつけるつもり
ハインツ真なる風を持ってロイドを討つことを決める
ここはフレイアと手を組んで手でも…
どんどん浸食されて…ハヤテも…

ハヤテここで告白したよw
フレイアの手のことが…歌うたびに…
ミラージュさんもここで(*‘ω‘ *)
ミラージュさん損な役回りよな(*‘ω‘ *)
フレイアの好きの気持ちが…一度だけの恋なら♪ナイス選曲♪
美雲も迷ってるな~

なんか楽しくなってきたな~
マキナも出てきた♪最後は勢ぞろいしてほしい

今度はフレイアが問いかける
ボーグさんのツンデレ見れて満足かもw

絶対零度いいな♪キースも一緒とかテンションMAXだわ
一瞬に命の輝きを燃やす…白騎士ロイドを討って…決着

やっぱり最後はラグナに舞い戻る
美雲も無事で何より(*‘ω‘ *)♪

まぁ最後駆け足だったけど…
ハヤテとフレイア結ばれてすごく満足
アフターストーリー少しでいいからやってほしいな~
{/netabare}

いやーマクロスシリーズ初見だったのですが最後駆け足じゃなければ
すごく満足できる作品だったと思います♪
絵も奇麗だし迫力あるし、音楽も一曲一曲が心に響くようないい歌ですし、
やっぱり絵も大事ですけど音楽もアニメには大事な要素だと思いました!
いいシーンで奇麗でなく力のある絵、テンションが上がるBGM
これだけで満足できました(*‘ω‘ *)

強いていうなら…アフターストーリーちょこっとだけでも
5分だけでもいいからやってほしいですね('ω')ノ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

好きな作品です✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

ああ終わってしまった…ちょっとさみしい。

デルタはマクロスの3大テーマ、
歌×三角関係×戦闘をもれなく網羅している作品です。

マクロスシリーズはFからのファンになりますが、
特にシリーズを観ていなくても単独で楽しめると思いますo(^-^)o
シリーズを観ている人にはちょっと嬉しいシーンもあったりします。

<おすすめ点>
・良曲が多い♪
・主人公のフレイアが可愛い(>ω<)歌も綺麗!
(美雲さんは迫力ボイスです!^^)
・戦闘シーンが丁寧に描かれていて、見ごたえがあります。
・作画がとても良いです(20話、21話の作画のみよくないです)
・ストーリーは王道です。安心して見られます。

<ここはちょっと残念…な点>
・主要キャラクターが多い。
・色々ライト。もう少しドロドロしたりしてもよかったかな。
・1つの曲を歌うキャラは固定してほしかった。
 数曲ですが、同じ曲を回によって違うキャラで歌うシーンがあります。
 曲によってそれぞれの声質にあうあわないがあるかと…(^_^;

★★1~25話感想★★
{netabare}

●1話先取りエディション感想●
{netabare} フレイア可愛い!
ハヤテとフレイアのシーンが可愛くてニヨニヨしていました。王道ラブコメっぽい感じです。

ハヤテのバルキリーで踊るシーンが見ていて楽しかったです。
ワルキューレの変身(?)シーンはちょっと苦笑(^_^;

挿入歌の「ジリティック♡BEGINNER」可愛い♪
ラストの曲「あぶないボーダーライン」は最高!
{/netabare}

●1話感想●
{netabare}先取りエディションにラストが追加に!

その分、少し先取りからカットされているシーンもありますが、
大筋のストーリーには影響なしです。

ラストの追加シーンは歌とベストマッチしていて感動!
(何回も先取りを見た後だったので、そもそも続きを見られてだけで感動(笑)) {/netabare}

●2話感想●
{netabare} うみねこ可愛い♪

OP曲の「一度だけの恋なら」
イントロがかっこいい!
その後に続く歌声も綺麗。盛り上がりも素敵!
ミラージュがペットを抱きしめるシーンが可愛い♪

フレイアがワルキューレに合格するシーンは、
ちょっと合格早いなーと思いました(^_^;

ED曲の「ルンがピカッと光ったら」
フレイア可愛い♪{/netabare}

●3話感想●3話おススメです♪
{netabare}うみねこ強い!

海や空のシーンが多くて、絵も内容もさわやか。3話好きです。
見ているこちらまでさわやかで楽しい気持ちになります(^^)

ハヤテがフレイアにちょっと弱音を吐くシーンで、
フレイアが少し赤くなっていて可愛かった。

ハヤテがフレイアと一緒にバルキリーで踊るシーンいいですね。
新曲「僕らの戦場」かっこよくて可愛くていい感じです!

マキナちゃんのひらひらーって言って、ぼよよーんって感じのシーンも可愛い。
{/netabare}

●4話感想●
{netabare}
ハインツ様、男の子でしたか。
見た目と声では性別がどっちか分からなかった…(^_^;
ハインツ様の歌、声がとても綺麗です。
イケメンお兄さんとの関係も気になるところ。

このペースで空中騎士団メンバーも全員歌ったりしたら…面白そうです。

空中騎士団のみなさんはフレイアと同じウィンダミア人でしたか…
同じ触覚みたいなのがあるのでそうかもとは思っていましたがびっくり。

ライブの変身(?)シーンはやっぱり苦笑…(^_^;
ここだけセーラームーンとかプリキュアのようです…。

美雲さんちょっと不思議系?さすがミステリアスヴィーナス。

カナメさんは四角関係?かな?
カナメさん大人っぽくて好きです。

レイナのくらげを食べるシーンが幸せそうで何より。
マキナちゃん明るくて可愛い。おっぱいは正義!

ライブシーンは、ちょっと自分の期待が大きすぎた感じです(^_^;{/netabare}

●5話感想●
{netabare}ハヤテとうみねこのシーンが何気に良かったです(猫好きなので)
1人でしっかり考える時間も大切ですよね。

ハヤテとフレイアの月光バルキリーデート(?)シーンは可愛かった!
狭いバルキリーの中で歌いながら踊るフレイア可愛い。

そろそろ2人のシーンかな?と思っていると期待通りのシーンがあるのが嬉しいですね。やっぱり王道な感じです。
{/netabare}

●6話感想●
{netabare} いよいよミラージュのターン!?

と思ったんですけど、あんまりラブっぽいシーンはなく。
うーん、この回はちょっといまいちかな・・・。

戦闘シーンで流れた新曲「Walküre Attack!」は、
他のキャラのセリフと歌の歌詞とどっちに集中したらいいのか戸惑いました…(^_^;

放送を2回見たら両方楽しめると思います。
1回普通に見てから、2回目歌に集中してみると、
お、いい曲♪と感じます。

今回は良曲だと思うのですが、
ストーリーとぴったりとはいかなかったかな~。
{/netabare}

●7話感想●
{netabare} いろんな猫耳、たまりませんなぁ~❤(´ω`*)

ストーリー全体的ににゃんこ成分多いですね♪嬉しいにゃーん。

マキナとレイナのターン!
この2人ちょっと百合っぽいけど、にゃんにゃんしてて可愛いです。
2人の歌はメインの歌みたいな派手さはないけど、おしゃれで可愛い感じ。

ごくさりげなく、フレイアがハヤテの腕組んでいるシーンが。
仲良いな~ほほえましい^^

ラスト、空中騎士団メンバーといよいよ初対面!
次週の展開が楽しみです♪
{/netabare}

●8話感想●
{netabare}空中騎士団の誰かとワルキューレの誰かにラブ展開とか
入らないかなーと期待していたのですが、入りませんでした(^_^;

キャラクター多いから、あっちこっちで色んなラブが!?
と思っていたのですが現時点ではないですね~。

フレイアとハヤテはますます絆が深まりそうな感じですね♪

それはそれで嬉しいんですが、せっかくキャラクター多いので、
もう少し色んな人間関係が広まってほしいかも…。

歌は良かったです!
美雲さんの英語の曲はかっこいいし、
フレイアの戦闘シーンでの歌は綺麗!歌うまいですね。

ちょくちょく新曲が加わるのが嬉しいです^^
{/netabare}

●9話感想●
{netabare}
カナメさんとメッサーメインの回ですね。

霊愛感情ではないかもしれないですが、
お互いにお互いを想いあう感じが良かったです。

フレイアは少しハヤテへの気持ちを意識してきたかな?
一人で慌てていますが、可愛いです。

歌「僕らの戦場」はやっぱりいいですね♪
でもこの曲はフレイアのソロverが好きだな~。
{/netabare}

●10話感想●
{netabare}

ハヤトの「めんどくせぇなぁ好きなら好きって言えばいいじゃないか」の軽い感じと、
その言葉にどぎまぎするフレイアとミラージュのシーンが面白かったです。

メッサーとカナメさんが2人でクラゲを見るシーン素敵でした。
ハヤテじゃないですが、もう告白したらいのにー!と感じました^^

そしてメッサーと白騎士の戦闘シーン!すごく良かったです!
とても綺麗に描かれていると思います。迫力あります!

カナメさんのAXIAも切なくてよかった・・・。

ストーリーのラストも切ない・・・。メッサー・・・(涙)
エンディングがそのままAXIAだったのもよかった・・・。
{/netabare}

●11話感想●
{netabare}
先週からカナメさんのAXIAが頭から離れません。
良い曲だった・・・。早くフルで聴きたい~~CDの発売遅い!!
放送され次第ネットで売ってほしいです。ぐぬぬ。

メッサー追悼回ですね。
カナメさんは思ったより落ち着いていて大人な感じでした。
素直に落ち込んだ姿を見せるハヤテ・ミラージュ、好印象でした。

メッサーが最後にとどめをさしてもらえるように
普段から冷たかったのかもという話は納得・・・切ないですね。

あと、ボーグが「ル~ン!」と怒られているところが
可愛かったです。
{/netabare}

●12話感想●
{netabare}
戦闘準備回。

ワルキューレが歌っていない回は初かな??

うーん、11,12話はなんだかイマイチかな…。

どちらも盛りあがり感があんまりなかったです。
次週がクライマックスみたいなので、仕方ないかな~。
{/netabare}

●13話感想●
{netabare}
クライマックス回。

フレイアが飛ぶとこからが良かった!!
まさか飛ぶとは…タイトルのダイビングってこういうことか!

ハヤテだけじゃなく、白騎士とハインツ様まで2人の空っぽい空間に
巻き込まれる感じが良かったです。
この兄弟とフレイア仲良くならないかなぁ。

次週は新展開ありそうですね。楽しみ♪
{/netabare}

●14話感想●
{netabare}
オープニングのフレイアバージョン良いですね!
たぶん今回だけかな~。

フレイア、そのまま宇宙空間に飛ばされたほうが面白いかも?
と思っちゃいました(笑)
タイトルに漂流ってついていたのでフレイアが漂流かと。

ハヤテとミラージュのいちゃいちゃ(?)が
おお深夜アニメっぽいと初めて感じました。

マキナ姉さんのな~にやってるんだか。が良かったです。
新EDもきましたね♪
{/netabare}

●15話感想●
{netabare}
新OP来ましたね!「一度だけの恋なら」とはまた違ったおしゃれな感じ♪
デルタはどうも色々な人が曲を作っているのかな。

ストーリーは空中騎士団のターンでした!
キースさま復活おめでとうございます^^復活早い…。

ハインツさまの歌も綺麗♪

双子はやっと2人のキャラ分けが分かる設定もきましたね。
この勢いで空中騎士団ももっと色々細かい設定とか出てくるといいなと思います。
{/netabare}

●16話感想●可愛い!
{netabare}

フレイアバースデーの回♪
こういうシリアスな展開の中の可愛い回大好きです!!

ハヤテとミラージュの買い物デート(?)シーン可愛かったです。

雪に喜ぶフレイアとそれを微笑ましく見つめるハヤテも可愛かった♪

いつもはルンに触るとエッチ!とかいうフレイアが
今回は幸せそうに笑っているシーン、
ああハヤテが好きなんだなという気持ちが伝わってきました。

そのシーンで流れてた音楽も良かったです。
(EDもバースデーバージョンでした^^)

そんな2人を見て涙を流すミラージュも切なかった…。

あと、フレイアが15歳になりました、人生の折り返しです。
というシーンでは改めてフレイアの短い一生に切なくなりました(T_T)
{/netabare}

●17話感想●
{netabare}

ライブ回ですね♪
新しい曲もあってよかったです!
(マキナ可愛い^^ちょっとHなシーンにドキドキ)

そして恋愛度が一気にあがりましたね!
フレイアとハヤテが頬をそめて見つめあうシーン、
可愛かったです*(^-^)*

2人の1年の重みの違いは悲しい…
プロトカルチャーの解明でウィンダミア人の寿命伸びないかな…。
{/netabare}

●18話感想●
{netabare}

ハヤテのお父さんのことを知ってもフレイアがハヤテを好きな気持ちは
変わりないなと安心しました。

ハヤテのウィンダミア人の寿命が短いなら、
その分何倍も楽しめばいいという考えにフレイアが嬉しそうにしているのをみて
幸せな気持ちになりました*(^-^)*

この2人くっついてほしいなぁ・・・。

そして後半は美雲さん回でしたね!
徐々に秘密が明らかになりそうです、ドキドキ。
{/netabare}

●19話感想●
{netabare}
歴代マクロス振り返り回。

デルタはちょいちょい過去マクロスに触れてきますね。
全マクロスシリーズを観ている人は嬉しいだろうなぁ*(^^)*

美雲さん衝撃のアンドロイド説!
ああ・・・でもそう考えると納得できてしまう・・・(>_<)
{/netabare}

●20話感想●
{netabare}
あれ??
なんだか作画が悪いぞこの回…(>_<)カナメさん特に。
Δは作画が良いのが良かったのに…この回だけだと良いのですが。

フレイア、ハヤテはもじもじしていてぱっとしない感じでした。
ミラージュさん、大好きか…フレイアは気づきましたね。
ハヤテは気づいてないなー^^;

カナメさんたちが美雲さんを助けにいくのは良かった^^頑張れ!

{/netabare}

●21話感想●
{netabare}
うーん、やっぱり作画がよくない…(>_<)

ワルキューレ過去回想回。
美雲さん、クローン!?さすがにびっくり…。

空中騎士団側も一枚岩でいかない感じですね。
キースお兄様頑張って!{/netabare}

●22話感想●
{netabare}
新曲の「Absolute 5」が良かったです!!

Δは後半から前半ほどはこれ好き!って曲がなかったのですが、
この曲は良曲だと思います♪
フレイアが若干歌えてないですけど(^_^;次回に期待!

ハヤテの暴走はフレイアとミラージュの2人でストップ!
うーんこの流れ…ラストまでハヤテは2人のどちらも
選ばないかもしれませんね…。

ハヤテさん、今は敵なのにカシムさんに思い入れすぎとつっこみたくなりましたが、
今回「僕らの戦場」も聴けたし満足です*(^^)*
{/netabare}

●23話感想●
{netabare}
そろそろクライマックスまで秒読み!

美雲さん、急に可愛くなって…いい感じ♪
と思ったらロイドに捕まってしまった…あわわ。

ロイドは1人で何か裏巧みがありそうですね。
ロイドの企み次第では、キースはフレイアたちの味方についたりするかな?
次の展開が楽しみです!

{/netabare}

●24話感想●
{netabare}
「一度だけの恋なら」のオーケストラverが!!
歌がないのもいいですね♪

美雲さん星の歌い手…一旦、フレイアたちの敵にまわってしまいそうですね。
なかなか面白い展開だと思います!

ラスト、フレイアの腕にカビみたいなのが…ショック…。
お願いだからフレイア死なないで~~(>_<。)
{/netabare}

●25話感想●
{netabare}
クライマックス直前、若干テンポがよくないかな~。
盛りあがり感が少し足りないような(^_^;
あと1話で終わるのかな??

カナメさんの
「夢があるんです。ワルキューレで好きな歌を歌いたいんです。」

おお!?なんかのフラグ!?o(^-^)o

{/netabare}
{/netabare}

★★最終話感想★★
{netabare}
割とあっさりした最終回な気がしましたが、
綺麗にハッピーエンドで良かったです✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

■最終話色々感想■
・美雲さん綺麗~^^愛おぼえていますか。良かった♪
・ボーグの1度だけだからな!良かった♪
 その後のマキナレイナのワルキューレサイン良かった。
・うみねこがぽこっと海中から現れたシーン良かった。
・キース様、心中になってしまった…(涙)
・色々回想シーンが綺麗で良かった♪

■最終話ちょっと残念だった点:歌■
好きな曲が多いので最終話は全曲は無理にしても
もう少し何曲か歌ってほしかった。

「僕らの戦場」大好きな曲です。流れて嬉しかったのですが、
カナメさんが美雲さんパート歌うのはちょっとなんか違う…(^_^;

「Absolute 5」流れず。
良い曲だったのでできればもう1回聴きたかったな♪

「Walkure Attack!」も流れず。
好きな曲ではないけれど戦闘曲なので流れるかと思ってました。

「一度だけの恋なら」は告白シーンにぴったりで良かった♪

美雲さんがギリギリまで不在、マキナも本調子じゃないところが残念。
5人揃ってちゃんともっと歌うのが聴きたかった…。

■最終話すごく良かった点:三角関係のはっきりとした決着■
ハヤテの「フレイア、俺はお前が好きだ!!」良かったです!!!
はっきり気持ちを伝えるのはかっこいい!

ミラージュさんの告白もかっこよかったです!
手の傷を気にして気持ちを言えないフレイアのために…なんて良い人(涙)

2人の告白を受けて、フレイアが好きって繰り返すシーン、可愛かった。
両想いになれてよかったね、フレイア…(感涙)

長く生きれなくても、ハヤテと一緒に幸せになってね。

やっぱりハッピーエンドはいいですね(✿´ ꒳ ` )

{/netabare}

★★2016/8/14 ワルキューレ 1stライブ in Zeppなんば大阪 レポ★★
{netabare}
Zeppなんば大阪のワルキューレライブに行ってきました!

2F指定席だったので開場の30分くらい前に到着したものの、
既に会場の周りは人だらけ。
Tシャツ等の一部グッズは既に売り切れてました。すごい…

周りの人は皆マクロスのファン…♪
と思うとテンションMAX!^^

17:00 やっと会場に入れました。
(指定席ですが入場には並びました。汗だくに…)

会場は満席!

17:30 いよいよ開演!

カナメさんによる会場内の注意事項アナウンスが流れ、会場からは歓声が^^

☆フレイア以外の4人登場!

●恋! ハレイション THE WAR(フレイア抜き)
 …やっぱり最初の歌はこれですね!

☆フレイア登場!
 …リアルお願いしぎゃす!が聞けました!可愛い!

●不確定性☆COSMIC MOVEMENT
 …会場のペンライトがりんごの赤一色でした♪
●僕らの戦場
 …かなり好きな曲なので、もう歌うの!?と思いました。
  背景にアニメ映像が流れなくて残念。
  ハヤテとフレイアが踊っているシーンが流れてほしかったな~。
●NEO STREAM
 …英語の歌詞がかっこいい!
●ジリティック♡BEGINNER
 …この2人組は可愛い。
●Silent Hacker
 …レイナメイン曲。
  レイナにぴったりのデジタルチックな歌だと思います!
●おにゃの子♡girl
 …マキナメイン曲。きゃわわ!
  マキナ声優さんがレイナ声優さんの髪を撫でる演出で
  会場からどよめきが(笑)

☆フレイアのバースデーアニメ映像(16話で流れてたもの)

●God Bless You
 …歌う直前、会場からはまじか!と驚きの声が。
  アルバム未収録曲だったからかな?聴けて良かった。

  この曲、今回のライブでは1番良かったかもしれません。
  雪が舞うような演出の中歌うフレイア、本当に綺麗でした。感動…。

●AXIA〜ダイスキでダイキライ〜
 …しっとりしたバラードの後のAXIA。この曲順、神でした。
  後半からカナメさんとメッサーの戦闘シーンのアニメが流れて…
  もう最高でした!
  歌い終わった後、会場からメッサー!!の声が^^
●GIRAFFE BLUES
 …美雲、フレイア、カナメさん3人でのGIRAFFE BLUES。
  AXIAからの流れが良かった。

☆ロイド「いざ風に舞え、天空の騎士達よ!」 で空中騎士団アニメ映像
 ダンサーによるヴァールダンス

 からの、美雲さんの「やってくれるじゃない」!

●いけないボーダーライン
 …この曲はおしゃれでかっこいい!
●Walküre Attack!
 …ここら辺の曲順あやしい^^;たぶんこの順…
●破滅の純情
 …美雲さんの声、迫力…!
  この曲に限らず、基本的に美雲さんとフレイアが
  メインほとんど歌ってる感じ^^
●絶対零度θノヴァティック
 …2ndシングル曲、連続!
●一度だけの恋なら
 …OP曲連続!なんか名曲ばかりもったいない…(笑)
  というかそもそもワルキューレはバラードが少ないですね。
  この曲でテープがパァン!歓声MAX^^

☆メンバーのトーク。
 みんな可愛いけど、今回初ライブのマキナ声優さんが
 ちょっと緊張気味で特に可愛かった♪
 あとカナメさんがちょっと噛んでた(笑)
 そのフォローをするレイナ声優さん上手かった。
 レイナ声優さんはわずかにライブ慣れしている感じ。

●ルンがピカッと光ったら
 …この曲が一応最後の曲。
  コールアンドレスポンスで「ピカッとルンが光れば~♪」
  「WOW WOW」の流れで会場が一体に!
  しかし「WOW WOW」がかなり野太い(笑)
  お客さんは8割くらい男性のようでした。
  女の子少なめでちょっと寂しい…。

☆アンコール

☆メンバートーク(キャラ作り抜きで)
 食べ物の話や替え歌の話で盛り上がってました。
 みんな普通の女のコなんだなぁって感じでした♪
 フレイアと美雲さんの三河弁でも盛り上がってました。2人も愛知出身。
 ライブ前に551の肉まん2コはちょっと多いよフレイアさん(笑)

●恋! ハレイション THE WAR(全員ver)
 …ラストもこの曲でした^^
  アンコールはもう数曲欲しいところですが、1stライブだし仕方ないか。

19:40 終演 ライブは2時間10分ほど。ちょっと短かったかな。

全体を通して、良曲が多いなと改めて感じました。
皆さん新人さんなので実際の歌唱力は大丈夫かな?と思っていましたが、
とても上手でした♪

席が遠かったので細かな表情まではわからなかったですが、
会場はそれほど広くなかったので、全体が観られて大満足です!
舞台にもお客さんの声が聴こえる距離で和みました。

歌の背景で人物が入ったアニメが流れたのがAXIAだけだったのが
残念でしたが、一番アニメが流れてほしかったのがAXIAだったので
良かったです^^

楽しかった~♪

長文読んでいただいた方、ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今作も良曲揃い

放送前の特番を見るくらいには期待していた作品。

OPED挿入歌全部よかった。ルンがピカっと光ったら、破滅の純情が好きだなあ。挿入歌だとAXIAかな。カナメさんに幸せになってほしかったなあ。

{netabare}マクロスでは珍しく、歌合戦てきな感じがあった。そんなにほのぼのした感じではないが。そして2人の女性ミラージュとフレイヤのどちらかでハヤテは揺れるが、選ばれたのはフレイヤでした。僕はミラージュのほうがツンデレで好き。フレイヤも可愛いけど、寿命が短いのが辛いところ。それにしても、メッサーとカナメはいい感じだったのになあ。切ない。{/netabare}


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ
1. Mission 01 戦場のプロローグ
惑星アル・シャハルの港でアルバイト中の少年ハヤテは、コンテナに潜んで密航してきた少女フレイアと出会う。彼女は、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のオーディションを受けるため、はるばる故郷の惑星を飛び出してきたというのだ。

2. Mission 02 覚悟のオーディション
Δ小隊とワルキューレの活躍のおかげで暴動は鎮圧。アル・シャハルを襲った謎の可変戦闘機部隊は撤退した。決意を新たにしたフレイアは、ワルキューレの最終オーディションを受けるため、ハヤテとともに会場のある惑星ラグナにやってきたのだが--。

3. Mission 03 旋風 ドッグファイト
ハヤテのΔ小隊入隊にひとり反対するミラージュは、ハヤテの訓練教官を任されてしまった。しかし、当のハヤテはミラージュの言うことをまったく聞かず、飛行実技以外の教習をサボって海猫を追いかけたりと自由気まま。しびれを切らしたミラージュは--。

4. Mission 04 衝撃 デビューステージ
フレイアのワルキューレデビューは、惑星ランドールでのワクチンライブに決定した。初めてのライブを控え、フレイアはそわそわと落ち着かない。本番直前、「あなたはどんな想いで歌うの?」と美雲に問いかけられたフレイアは--。

5. Mission 05 月光 ダンシング
伝説の「風の歌い手」の力でヴァールたちを自在に操る空中騎士団の勢いは圧倒的で、瞬く間に二つの星を陥落してしまった。フレイアは敵のスパイではないかと疑われてしまうが、いつにも増して気丈に明るく振舞っている。だが、無理をしているのは誰の目にも明らかで--。

6. Mission 06 決断 オーバーロード
ヴァール化して操られた兵たちを前に、ケイオスも新統合軍もじりじりと押されていく。実戦でコクピットではなく敵機の翼ばかりをねらうハヤテは、「そんな甘い考えでは命を落とすぞ」とメッサーから厳しい言葉を投げられてしまう。

7. Mission 07 潜入 エネミーライン
ハヤテたちΔ小隊とワルキューレは、ウィンダミアの占領下で何が行われているのかを探るため、惑星ヴォルドールに潜入調査を試みる。レイナのハッキングで絶対防衛網の監視ネットワークをくぐりぬけ、降り立った先で目にしたものとは--?

8. Mission 08 脱出 レゾナンス
空中騎士団の身体能力の高さに、まるで歯が立たないハヤテとミラージュ。ハヤテはフレイアを庇おうとするが、完膚なきまでに叩きのめされてしまう。フレイアの悲痛な叫びに、ボーグたちはウィンダミアの大義をぶつける。

9. Mission 09 限界 アンコントロール
メッサーが今までずっと恐怖と隣り合わせで戦っていたことを知り、戸惑いを隠せないハヤテとミラージュ。秘密を知ってしまった者同士、二人の距離はおのずと近づいていく。フレイアはそんなハヤテとミラージュの様子を目にして、そわそわと落ち着かない。

10. Mission 10 閃光のAXIA
ラグナ星は年に一度のクラゲ祭りの時期で大賑わい。Δ小隊もワルキューレも、戦争の緊張を忘れて束の間のひとときを楽しむ。ラグナの海神様を称えるクラゲ祭りでは、お祭りの夜にクラゲの下で愛を誓い合った恋人同士が永遠に結ばれる伝説があるという。

11. Mission 11 追憶 ジェリーフィッシュ
白騎士キースの正確無比な攻撃でΔ小隊が受けた傷跡はあまりにも深く、皆それぞれショックを隠せない。その頃ウィンダミアでは、イプシロン財団のベルガーの協力により、プロトカルチャーの遺産の解明が着々と進みつつあった。

12. Mission 12 キング・オブ・ウィンド
ウィンダミアは発掘したプロトカルチャーの古代戦艦「シグル=バレンス」を蘇らせた。その力は絶大で、新統合軍の宇宙艦隊を瞬く間に沈黙させてしまうほど。惑星ラグナもそのターゲットとなり、ケイオスは各支部から総力を結集させる。

13. Mission 13 激情 ダイビング
グラミア王みずから率いるウィンダミアの旗艦シグル=バレンスが、惑星ラグナに迫る。夢を追いかけ田舎を飛び出してきたフレイア、Δ小隊の副官を任されることになったミラージュ、そして飛ぶことに生きがいを感じ始めているハヤテ。第二の故郷ラグナを守る戦いのなかに彼らが掴みとるものとは--。

14. Mission 14 漂流 エンブレイシング
宇宙艦にトラブル発生。このままでは、電力も酸素もじきに供給が止まってしまう。エネルギー回路の爆発に巻き込まれて二人きりになってしまったハヤテとミラージュは、問題が起きたブロックの修理に向かうのだが--。

15. Mission 15 決別 レゾリューション
亡きグラミアの跡を継ぎ、ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアが新たな王となる。ウィンダミアの歴史において、古より伝わる「風の歌い手」が玉座に就くのは約150年ぶりの出来事。制風圏を確立し、ウィンダミアの空を取り戻した今、ハインツは一体何を想うのか--。

16. Mission 16 ためらい バースデイ
明後日はフレイア15歳のバースデイ。フレイアを元気付けようと、マキナのアイデアで、サプライズパーティを開くことに決まった。だが、ハヤテは誕生日プレゼントに何を選べばいいのか、まったくのノープラン。見かねたミラージュが買い物に付き合うのだが……。

17. Mission 17 拡散 オンステージ
「プロトカルチャーシステム」こそ、ウィンダミアの制風圏を崩す手がかり。ただ、その解析のためには、厳重な警備を潜り抜けて遺跡のある星に潜入し、ワルキューレの歌でシステムを起動させなければならない。果たしてケイオスの秘策とは……?

18. Mission 18 感覚 エマージェンス
プロトカルチャーシステム起動実験の防衛任務へと向かう空中騎士団。戦略上必要なこととはいえ、目的をはっきりと明かされない実験に、空中騎士団のカシムは不吉な予感をつのらせる。降り立った地で、彼が目にした人物とは--。

19. Mission 19 Eternal Songs
ケイオス本部から派遣されてきた医療チームが美雲を医療船に隔離し、アラドたちには打つ手がない。そんな彼らの前に、とある人物が姿をあらわす。明かされる「歌」の力、それはヴァール症候群だけではなく、遥か時代をさかのぼる--。

20. Mission 20 衝動 エクスペリメント
ハヤテの感覚拡張は、一歩間違えばヴァール化してしまう可能性と隣あわせの危険なもの。分析のため、フレイアの歌とハヤテの共鳴実験を行うことになった。一方、隔離されたままの美雲を心配するマキナとレイナは、なにやら二人で行動を起こそうとするのだが--。

21. Mission 21 切望 シークレット
アル・シャハルに風の歌が響き、市民のほとんどが昏睡状態に陥ったという。その頃、医療船に侵入したところを捕まってしまったカナメ、レイナ、マキナの三人は、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の軌跡を振り返る。結成からデビュー、そして彼女たちを待つ未来とは--。

22. Mission 22 極限 ブレイブ
ウィンダミアを囲む次元断層を抜けるため、エリシオンは一点突破の反攻作戦に打って出る。その舞台となるのは、かつてアラドやカナメたちがメッサーと出合った星アルヴヘイム。作戦を前に、ミラージュはひとつの決意をアラド隊長に進言する。

23. Mission 23 残痕 レクイエム
惑星アルヴヘイムからフォールドゲートを抜け、ついにウィンダミアの地に降り立ったΔ小隊とワルキューレたち。戦術ライブによる共鳴反応でプロトカルチャーシステムを破壊すべく、ウィンダミアの王都ダーウェントを目指す--。

24. Mission 24 絶命 ジャッジメント
空中騎士団に捕まり王都ダーウェントに連行されたハヤテ、フレイア、ミラージュ。三人の略式裁判がハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア王の御前で開廷された。裁判のさなか、ハインツはフレイアに歌う理由を問う--。

25. Mission 25 星の歌い手
古より伝わるプロトカルチャーの巫女「星の歌い手」が目覚め、ウィンダミアによる全銀河支配の危機が目前に迫る。ウィンダミアがラグナに出現した星の神殿にたどり着けば、人類は「星の歌」によって巨大生体ネットワークに取り込まれてしまうという--。

26. Mission 26 永遠のワルキューレ
切り札の次元兵器を逆手に取られ、新統合軍第47特派艦隊は壊滅。人類の命運を賭けたウィンダミアとの決戦の行方は、Δ小隊とワルキューレたちに託された。オペレーション「ラグナロク」、命懸けのライブが今はじまる--。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

68.3 2 変形でパイロットなアニメランキング2位
機動戦士ガンダムNT(アニメ映画)

2018年11月30日
★★★★☆ 3.6 (121)
471人が棚に入れました
2010~14年にかけてOVAと劇場上映で展開され、16年にはテレビシリーズとして放送もされた「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編となる劇場版アニメ。「ガンダムUC」のストーリーを担当した小説家の福井晴敏が脚本を手がけ、「ガンダムUC」から1年後となる宇宙世紀0097年を舞台に、ユニコーンガンダム3号機フェネクスをめぐる物語が描かれる。ニュータイプの存在と権利に言及した「宇宙世紀憲章」の存在が明らかにされた「ラプラス事変」から1年。争乱の中心にあった「ユニコーンガンダム」と呼ばれたフルサイコフレーム仕様の2機のモビルスーツは最後の戦闘で人知を超えた力を発揮し、それゆえに危険視され、封印された。しかし、2年前に消息を絶っていたユニコーンガンダム3号機が再び地球圏に姿を現し、同機をめぐる争奪戦が勃発。この戦いに、新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」が投入される。

声優・キャラクター
榎木淳弥、村中知、松浦愛弓、梅原裕一郎、藤村歩、古川慎、塩田朋子、てらそままさき、中井和哉、山路和弘、星野貴紀、佐藤せつじ、駒田航、荒井勇樹、島田岳洋、玉野井直樹、中村文徳、横溝菜帆

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

まさしく宇宙世紀の…新世代の『火の鳥伝説』…オイラは刻の涙を見た!【Narra-TALK&ノベライズ版&パッケージマスター版感想追記】

ファーストガンダムから始まる「宇宙世紀(UniversalCentury)」を舞台にしたガンダムシリーズのオリジナル長篇映画
『NT』は「ナラティブ」と読み、この単語自体は“物語”や“説話”という意味を持ってますが宇宙世紀を舞台にした作品ではお馴染みの要素である“ニュータイプ”と掛けてるダブルミーニングであり、今作では“神話”という意味に意訳できます
『機動戦士ガンダムUC』の1年後が舞台で実質的に『UC』の後日譚になっている為『UC』及び『UC』に至るまでの宇宙世紀シリーズを視聴者が把握してることを大前提として話が進みます
具体的には『ファースト』『Z』『ZZ』『逆襲のシャア』『UC』を把握していた方がすんなり話が入ってくると思います


宇宙世紀0097
ラプラス戦争から1年後、極秘裏に開発されていたユニコーンガンダム3号機「フェネクス」を追う地球連邦軍の特殊部隊シェザール隊
起動実験の最中で暴走し、行方不明となっていた幻の機体だったがルオ商会のミシェル・ルオから提供された試作兵器「ナラティブガンダム」とそのパイロットのヨナ・バシュタの協力もあり、あと一歩のところまでフェネクスを追い詰めるも逃げられてしまう
実はヨナとミシェル、そしてフェネクスの起動実験に参加していたリタ・ベルナルは一年戦争開戦当初、わずか7歳にして「コロニー落とし」を予知したというニュータイプ“奇蹟の子供”と呼ばれた三人組だった
そんな因縁浅からぬ関係のヨナとミシェルが、リタが乗っているはずのフェネクスを執拗に追う理由
それは解体されてしまったユニコーンとバンシィに代わるサイコフレームを手に入れ、ニュータイプの真実…を解き明かすことにあった
だが、同じくフェネクスを狙うネオジオン残党の過激派=袖付きとシェザール隊が偶発的に衝突してしまう


























わずか90分の単発長篇ですが、実はガンダムシリーズというのは来年で40年、そのほとんどがテレビシリーズを端に発している為に今作のように単発で完結する作品はあまり作られていません
宇宙世紀を舞台にした作品としては『逆襲のシャア』と『F91』ぐらいなもので、それから数えて実に27年ぶり
『劇場版00』から数えても8年ぶり、と長い歴史の中でも珍しい作品であるとわかります


『UC』を手掛けた福井晴敏が『UC』の外伝として発表した『不死鳥狩り』という短篇小説が原作となっていますが、当該小説とはだいぶ違う内容なのであまり気にしなくて良いです
というか、ちゃんと映画らしくなるように再構築されているので『UC』シリーズという括りにはなっていません
ですが『UC』までに“ニュータイプ”と呼ばれる存在とそれに反応する“サイコフレーム”という金属が何を起こしてきたのか…これが大前提になっている為、宇宙世紀シリーズのファン以外は相手にしていないのが実際のところでしょう


今作のキーポイントは何といっても、“ニュータイプ”という宇宙世紀シリーズに共通する要素にお茶を濁すことの無い回答を提示したこと、に尽きるのではないでしょうか?
コレに関しては賛否が別れてるようにも感じますが『UC』を観て面白いと感じれた方には今作もご納得いただけるはずです
ニュータイプとは結局なんだったのか…今まで薄々解っていても誰も声を大にして言わなかった真実を、今作は遂に取り上げてしまったのです
そりゃ賛否も別れますわなw


ツッコミ所、というか矛盾を感じるのはマウリ中将が「ルオ商会がグリプス戦役でエゥーゴ側に着いたのはミシェルの進言あって」と言ってましたが、ミシェルがルオ・ウーミンに引き取られたのはグリプス2陥落後の為、あの証言は都市伝説を口にしただけだったのかな?ってところです
あとラストシーンで10年前のシドニーでヨナ達と幼いゾルタンがすれ違っていた可能性に触れていますが、設定上ゾルタンの方が2歳年上なので現実描写としての信憑性は希薄です
ゾルタンの記憶が投影された、と割り切った方が良いでしょう


さて、そんなシナリオに対して今作はファーストをリアルタイムで視聴していた世代のスタッフが中心だった『UC』や『THE ORIGIN』と違って吉沢俊一を監督に配したり、金世俊(キム・セジュン)をキャラデザに配したりと、メインスタッフの多くが30歳代、とガンダムのスタッフとしては比較的若いことに注目したいです


吉沢監督は『Gのレコンギスタ』で御大・冨野由悠季と師弟関係を結んだ気鋭の若手で今作が初監督作
今作の、内容が詰め込まれたスピーディーな構成は冨野演出そのものを体現しており、他人のガンダムに口出ししない御大が珍しく吉沢監督を素直に褒めていたそうですw


キムさんをキャラデザに起用したのも、高齢化しつつあるガンダム関連アニメタを意図的に若返らせるためだそう
キャラの私服がやたらオシャレだったり、ゾルタンの印象的なツーブロックの髪型はまんまキムさんのアイデアだとか
新世代スタッフが伝統ある宇宙世紀ガンダムを手掛ける、という今作のモットーは実に有意義に感じます
伝統芸能の継承みたいな流れですね


ちなみに同じサンライズ制作の『シティハンター新宿プライベートアイズ』のスタッフは『UC』や『THE ORIGIN』のベテランで固められているようです


全篇で90分、という尺は映画としては決して長くは無いのですが、これでもかと詰め込まれた展開がとてもスピーディーに進んでいく様はそれだけでもとても気持ちが良いものです
さらに『UC』でオーケストラを用いたエピックな劇伴を手掛けた澤野弘之が、今作では打って変わってエレクトロを取り入れた重厚かつハイテンポな、ガンダムシリーズとは思えない挿入歌や劇伴を挟んでくる演出もキマっているのも今作の完成度を高めている一因でしょう


ナラティブガンダム出撃のテーマとして流れる「vigilaNTe」は男女ツインボーカルでありながら別々の歌詞が付いており、mpi氏歌唱の男声パートはヨナの心情を、Gemie氏歌唱の女声パートではミシェルの心情をそれぞれ歌っているので本編を観たあとに再注目していただくのも面白いです


あとお台場に立っている実物大ユニコーンで毎夜行われているライトアッププログラムに使われているテーマソング「cage」のアレンジ版がココぞ!という場面で流れたのも鳥肌モノです
思えば「cage」というタイトルからして、不死鳥を追いかけるという今作のテーマにぴったりだったのではないでしょうか
アレが流れるとお台場の人集りの中でも泣いちゃうんですわw


Narra-TALKで小形Pが最も拘ったポイントに挙げていたのはやはり音楽
『UC』、さらにはその後の『ハサウェイ』でも澤野氏が起用されることから本作は意図的に毛並みと変えてるとのこと
また、「cage」のレコーディングに立ち会った小形Pは「良い曲なので(等身大ユニコーン立像のテーマだけでなく)是非本編でも使いたい」と申し出て今作への起用に繋がったようです
「vigilaNTe」も「cage」も劇中で流れるタイミングは小形Pの拘りだそうです
グッジョブですね!


さて今作のフェネクスというモビルスーツ
よくわからん原理で飛んだり、約1年半も宇宙を彷徨い続けたり、とにかく物理の壁を叩き壊すMSなのですが、こういう何がなんだかわからないモノを追い続ける人々の悲喜交々を描く、というのは手塚治虫の『火の鳥』を思い出します
恐怖を通り越して、美しい
美しさを通り越して、気高い
気高さを通り越して、恐ろしい
ともかく追い詰められた人間ってのはこーゆーよくワカラナイものにすがりたくなる性分なのだな、と再認識するドラマでした


本編を観てこのフェネクスの中身を知ると【もしかしてコイツ、ガンダム史上最高の“ヒロイン”】なのでは?とすら思えてくるほど可愛く見えてくるのが不思議ですw


ところでリタ・ベルナル役を演じた松浦愛弓さんってどっかで聞いたような声…と思っていたら『うさぎドロップ』のりんちゃん役だったって…あの子役がこんなに立派になっていたとはオジサン感無量ですよ(;;)


そうそうオジサンといえば、イアゴ隊長とかダマスカスの艦長とか、オジサンキャラが格好良く描かれているのも宇宙世紀ファンのツボを突くのではないでしょうか?


あと竹内清人が手掛けたノベライズ版も読みました
小説家の福井晴敏が書いた脚本から、脚本家の竹内清人が小説を書く、というのも面白い話ですw
このノベライズ版では劇中では多く語られなかった部分がより掘り下げられています
特にヨナがイジメられていた理由やニュータイプ研究所を脱走できた理由や子供だったヨナ達がコロニー落としをシドニーの人々に知らせた方法…というのはこのノベライズ版のみで語られるショッキングな設定です;
この話を踏まえるとミシェルのヨナへの距離感がやたら近いことや側近にブリックが宛がわれた理由が読めてきます
竹内先生は過去に冨野監督が書いたガンダムのノベライズ版を意識して書いたそうです
より本作の理解を深めたい方には必読の一冊ですのでオススメします


そしてガンダムエースにて連載中の大森倖三先生のコミカライズ版ですが、こちらには福井夫人からのアイデアで、今作でも印象的な名脇役として機能しているブリックの過去にまつわるエピソードを、今後収録したいと冗談交じりに福井氏からは語られました


ラストシーンでミネバが意味深な言葉を残してますが今作を皮切りに今後の宇宙世紀ガンダムは年一ペースで長編映画を出していくそうで、とりあえず来年には『閃光のハサウェイ』が3部作形式で映画化するそう
その後は『UC』の続編も描かれる予定とのことで、個人的にはジオン共和国がなぜ衰退してしまうのか(ムーンクライシスのアレ、はちょっと納得いってないので)をハッキリさせて欲しいと感じてます

























…さて、ただいま1月の2週目時点でまだロングラン公開中ということで、実は既に5回も観に行ってます(笑)
正直言ってここまでハマるとは思ってませんでした;
ガンダム40年の歴史で一番好きになりそうです


5回中の3回は新宿ピカデリーの爆音映画祭で観賞してますのでその感想をば…
爆音映画祭は今は無き吉祥寺バウスシアターで始まった企画で映画用ではなく音楽ライブ用機材を用いて大音量で映画を上映するイベントです
現在は映画批評家の樋口泰人氏とboidというイベンター企業の手で全国各地を行脚するように運営されています
ライブ用巨大スピーカーが剥き出しでスクリーン下に鎮座し、配線やPA等も雑多に置かれる為に最前列は基本的に閉鎖されていて座れません


肝心の音感ですがやや音圧が高めかな、と思います
正直セリフ等が聴き取りにくくなる傾向にあり、初期の立川シネマシティの極上爆音上映に似てます
やはり機材の品質の差だと思います
低音に関しては極端に効いているわけではなく、この点は好みが分かれそうですが低音を効かせすぎると劇伴が別モノになってしまうので悪くないと思います
ちなみに立川シネマシティ、特に現bスタジオが知る限り一番低音が効いてます


一番音圧を感じるのは意外にも冒頭、コロニー落としの落着の瞬間でした
まさにこの世の終わり、といった破裂音を感じますw
次いでナラティブA装備の初撃、超長距離からのハイメガ砲が飛んでくるカット
それと計2回あるフェネクスのデストロイモードへの変型シークエンスのバスンッ!バスンッ!ってあの音がかなり勢いよく弾けてました


爆音映画祭は基本リバイバル上映にあてがわれるので、今回の様に新作で上映されたのは大変珍しいことなので貴重な体験だったと感じました
(この記事の後にNarra-TALKを含め計10回観ましたw今作は個人的にシリーズで一番好きなガンダムになったと思いますw)


先日のAnimeJapanでの展示で公表されて驚いたことがあったので追記します
80年代のサンライズ作品へのリスペクトを込めた作品にすべく、フェネクスの機動音には『レイズナー』のV-MAXの音が、Ⅱネオジオングの波動の音には『イデオン』のイデオンソードの音をあえて使っているそうですw
またcageからnarrativeへは、当初シームレスに繋がる予定だったそうですが、間に無音のパートを挟んだ方が良いということから尺を合わせる為にわざわざ幼少期のゾルタンとすれ違うカットを追加したそうです
音の演出に合わせて画を増やすって珍しいですね
制作期間も限られていた中で素晴らしい現場の連携だと思いました


11回目の劇場鑑賞をしたので少しだけ追記します
1週間限定で一部の劇場で公開された“パッケージマスター版”つまりブルーレイ用に多少修正が入ったバージョンの劇場公開です
結論から言うとカットが増えたり大幅に作画が修正されたりするわけではありません
一番大きい変化ですがコロニー(メーティス)の3DCGを作り直したそうです
残りは主に撮影のリテイクで画面の明るさ等、観え方に関する部分を直したそうです
音響のダビングやマスタリングも変わっているんじゃないでしょうか?、セリフ類が聴き取り易く感じました
作画の修正点ですが最後に素顔を見せるバナージの瞳にハイライトが入れられていたのは変更点なはずです

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

サイコフレームはオカルトです。その説明を一応しときます、という作品。

 先に言えば本作は普通につまらないです。キャラにも感情移入できないし。ユニコーンとハサウエイがある今、このレベルの作品ではまったく満足できません。「宇宙世紀設定」厨が映像作品として確認したいならどうぞ、という感じです。もちろん通常のアニメ以上の作画ですが、メカデザインもキャラデザも魅力の無さに愕然とします。

 キャラの性格もガンダムらしい突拍子もない感じがなく、単なる嫌な奴と面倒な奴が沢山登場するだけです。あと髪型が段々リアリティを意識していますけど、ガンダムのリアリティって髪型じゃないから。ハマーン様みたいな秀逸なキャラはもう描けないんでしょうか。
 ミネバ様もとってつけたような登場シーンしかありませんでした。

 で、逆シャア、UC、本作の流れで、出た結論。宇宙世紀におけるサイコフレームってなに?それはね。よくわからない霊的な何かだよ、という感じの話です。

以下サイコフレームについてです。
 サイコフレームが人知を超えた何かになってしまった。それを指して技術的特異点、シンギュラリティということでしょう。通常シンギュラリティはAIの発展でAIが自己進化を始めて人間の理解を超えた存在になることを指しているイメージです。一応人間の能力を超えたという定義がされているみたいですけど、そんなこと言ったら電卓だって人間の能力を超えています。重要なのは自己進化、自己増殖、ブラックボックス化でしょう。

 その定義で行けば、サイコフレームのシンギュラリティとはこのブラックボックス化と人間の理解を超えて偶然進化してしまったというイメージになるんでしょうね。
 サイコフレームが得体のしれない「モノ」になったとき、ニュータイプという宇宙時代の人間はどう変革するのか、ということが言いたいんしょうか。   
 私の感覚ですと、サイコミュはビットやファンネルをSF的に説明するために生まれた曖昧な設定だったものという理解でした。

 それを「逆シャア」で「ニュータイプの無限の可能性」を表現するために、サイコフレームをオカルトにしたという印象です。世界系のような形でアムロとシャアという「機動戦士ガンダム」を象徴するキャラ達に結論を付けるためだけのような道具にするための無理やりな話に見えていました。
 ですが、この2人の超強力なキャラクター達ですから、あるいはララアを加えて考えたとき、不思議な納得感があったものです。

 そこに無理無理ガンダムオタクが理屈をつけようとして行き詰った。あるいはオカルトですと言いたくなくて、シンギュラリティという言葉を出さざるを得なかったという印象です。この段階で、ニュータイプが主でサイコフレームが従だったのが、主従が入れ替わったような感じです。

 ユニコーンはそれでもまだ、Z→ZZという流れ+逆シャアという流れを、ミネバザビ様という秀逸なキャラを配置することで「宇宙世紀もの」の本流として見られる感じでした。ただユニコーンですら逆シャアあるいはZZの後片付け感がすごくて、ニュータイプの未来みたいなテーマはどこにもありませんでした。

 本作はさらにサイコフレームという設定の説明をつけなきゃいけないという話で、ハサウエイにつながるかどうか知りませんが、どう考えても「サイコフレーム」というオカルト設定で概念的な結末で今後ガンダムは作りますよ、という感じです。

 後付けですが、だからVガンのエンジェルハイロウはあんな感じかあ、という説明は一応わかります。わかりますけど、Vガンでニュータイプは悲劇でしかなかったですからね。希望みたいに描かれてもまだサイコフレーム設定つかうの?という感じです。

 うーん。映像的にあるいは宇宙世紀の行く末として、そして郷愁としてガンダムの名を冠するのが許されない時期が来たのかなあ…さすがに宇宙世紀以外だとしても「ガンダム」ブランドは寿命が尽きた感じです。00とかオルフェンズって正直両方途中で切っているんですけど、あとはハサウェイの結末とクロスボーンでいいんじゃないですか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガノタまっしぐら

総集編的がほとんどのガンダム劇場版では珍しいオリジナル作品。
UC以降の物語を描くプロジェクト「UC NexT 0100」の第1弾として製作された作品で、御新規様の参入が難しいガンダムというサーガに新しい風を吹かせるべく、UCという起点を新規に設けて展開するプロジェクトのようなのですが、内容は過去のガンダム作品ありきのゴリゴリのガノタ向け展開でした。
間違いなく言えますが、本作はオタク以外は楽しめないです。

宇宙世紀0079、ジオン公国軍のコロニー落としを事前に察知し、大勢の人々を救った「奇跡の子供たち」がいた。
彼らは両親を失い孤児になるのですが、彼らに目をつけた連邦軍によって、ティターンズのニュータイプ研究所に入れられます。
同胞が死んでいく様を目の当たりにしながら、その過酷な実験施設から逃げ出すため脱出を企てるのですが、それは結果として3人のうちの1人"リタ"を施設に売り飛ばすこととなってしまいます。
3人の1人"ミシェル"はルオ商会の会長の養子として引き取られ、"ヨナ"は過去を隠して、連邦軍に入隊する。
そして時は流れて宇宙世紀0097、「ラプラスの箱」は開放され、ジオン軍残党・袖付きを率いるフル・フロンタルの打倒により、「ラプラス事変」は決着したのですが、暴走をして行方知らずとなっていたユニコーン3号機"フェネクス"が姿を現す。
その技術を欲するルオ商会の重鎮となったミシェルは、アナハイム・エレクトロニクス社と手を組み、サイコフレームを組み込んだナラティブガンダムにヨナを搭乗させ、それを追うが...、という展開。
ぶっちゃけこの時点で「あーなるほどね」とならない場合、視聴はおすすめできないです。
作中には参考映像として、Z、ZZ、逆シャア等の映像が流れ、過去のガンダム作品の人物・出来事などが当たり前のように話中登場します。
前提としてUC以前のガンダム作品を把握する必要があると思います。
また、作品の展開は早く、非常に情報量が多いです。
大事な話はだいたい話している途中で遮られ、「生まれ変わったら鳥になる」というリタのセリフが繰り返し登場します。
そのため、話についていけないと、何が起きて何が終わったのか分からないまま終わる事になります。

一方で、原作がUCの補足として書かれた小説ということもあり、ストーリー構成はそれほど複雑では無いです。
過去のガンダム作品を絡めますが、過去ガンダム作品のような立場の異なる人物同士の諍いや独立部隊などが現れて戦いがひっちゃかめっちゃかになるようなことは無く、敵味方・ポジションがはっきり別れていて、状況さえ把握できていれば比較的見やすい作品でした。
モビルスーツ戦はありますが、戦争の規模はそれほど大きくなく、戦争よりもニュータイプという概念の説明と「奇跡の子供たち」と呼ばれた3人に焦点があてられた内容と思いました。
濃密で展開が早く、過去ガンダムとの繋がりも楽しめたので、ガンダム作品として大変良かったと思います。

ニュータイプという概念に関して、過去作品でも同様の解釈はありましたが本作は特にオカルティックな要素が強いと感じました。
過去のガンダムでも戦死した仲間が精神世界で現れて、という展開はお約束的にありましたが、その点について解釈がされているのが斬新でした。
そして、それこそがフェネクスを求める目的だということが、展開としてうまいと思いました。
うーん、だけどオカルトだなぁ。
結局はフェネクスの存在自体がその証明となったわけで、技術的な説明はされているものの、どことなく怪談っぽい感じを受けるのは私だけでしょうか。

「UC NexT 0100」は次回作に続きますが、このクオリティで作ってくれれば個人的には満足です。
ただ、宇宙世紀の宿命か、はたまたガノタの衒学欲求を満たすためか、過去作との矛盾を計算した作品になっているため初心者お断りな雰囲気があります。
それが良いという意見もあると思いますが、過去のしがらみを脱ぎ捨てたガンダムも見てみたい気がします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

68.7 3 変形でパイロットなアニメランキング3位
真ゲッターロボ 世界最後の日(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.9 (86)
432人が棚に入れました
宇宙生物インベーダーとの戦いはゲッターロボの活躍で終結した。それから3年後…倒されたはずのインベーダーが地球圏に再度出現。さらに、ゲッターロボ開発者であり、流竜馬(実際は神隼人)によって殺害されたはずの早乙女博士が復活。ゲッタードラゴン軍団を率いて、人類に反旗を翻す。これに対し、解散していたゲッターチームのメンバーが、そして、早乙女殺しの罪で投獄されていた竜馬が、早乙女に立ち向かう。
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

感情のジェットコースターに乗ってる気分になる

新作アニメ「ゲッターロボアーク」2021年夏公開決定を記念して、平成ゲッターOVAシリーズを期間限定でYOUTUBEにて配信していました。
細かいことは気にせずアクションとロボを楽しみたい方にお勧め。
※グロ多めなのでご注意を。

石川賢先生の漫画版を原作として展開されたOVA作品群の、記念すべき第1作目です。1998年発売、全13話。
色んな意味でこのアニメは伝説かもしれない…。

【物語】
上手く感想が纏められないアニメかも…
最序盤は異常なテンションで、中盤は一度落ち着いて、ラストでまた不思議な勢いで盛り上がっていく。感情のジェットコースターに乗せられますよね(笑)
{netabare}
私もよくわかっていない所があるので、説明を求められると困るんですけど。
物語の軸は以下二つが挙げられます。
「進化とは記憶の継承であり、ゲッター線のみによる進化を否定する」
「旧時代の罪の清算と、新世代への志の継承」
登場キャラクターも多いですし、伏線も多く入り組んでいてなかなか把握しにくい。

中盤の落ち着いた話が全体の理解を助けてくれる気がする。
北極へ行った回は竜馬の再登場時の見せ場。ですがそればかりでなく、人類が陥った危機的状況を打破しなければならないこと、死者の心と記憶が残された者の中に息づいていることなど、作品テーマに繋がる内容でもあったのだと思います。
{/netabare}

【作画】
凄いですよね。全体的に見所が多いです。
最初の3話の演出には斬新さが溢れていて、これ以降のゲッターの変形にとても影響を与えているそう。
4話以降はドラマパートでの感情表現のわかりやすさ、多数対多数のバトルの理解しやすさ、合体変形のギミックの活用と巨体感の演出など、ケレン味と安定感がメリハリを作っています。
インヴェーダーが様々な形を取る上、ロボットの種類も多くて作画班は大変だったと思う。作画スタッフの実力の高さも見てとれました。


【声優】
皆さん安定していて素晴らしいです。
3人組で行動することが多い作品で、どのチームも声優さんの声の印象が全く被らないんですよね。キャスティングから既に上手。
私は関智一さんの號の演技が好き。


【音楽】
OPとBGM好きです。EDはアイドルソングみたいで何となく懐かしい。
最終話のEDが「今がその時だ」だったのが嬉しいです。
「今がその時だ」は竜馬達の世代、責任を負わなければならない人達の歌で、「HEATS」は號達の世代、旧世代から託された世界の未来を切り拓く人達の歌なのかなと思っています。


【キャラクター】
3人組の役割の作り方、関係性の描き方が凄く好きです。
{netabare}
子供の頃に見た時には號が主人公なのに竜馬達が凄く活躍するな~と不思議に思ってたんですが、今見ると旧世代が自分達の失敗の責任を取って新世代に未来を託す物語だとわかりますね。
早乙女博士はインヴェーダー撃退のために號を生み出したけれど、その號にも新しい未来が待っているのが根っこの部分で優しい作品だなと感じました。渓への想いから次第に人間らしさを見せていくの良いよね。
渓は過去の負の遺産に抗う役回り、さっぱりしていてたまに女の子らしい所を見せるのが可愛かった。
剴はずっとフォロー役で振り回されつつも、やれることをきちんとやってて好き。
剴や弁慶のような地に足の着いたキャラクターはチーム内に一人いてくれると安心して見ていられるのでとても好きです。
{/netabare}

【雑感】
雑感というか、川越監督へのエールというか、初視聴当時から思っていた一部のファンへの愚痴というか…。
読み飛ばしてもらって大丈夫です。
{netabare}
一部では有名な話かと思うのですが、第1話~第3話は今川泰宏さんが監督を務めていたと言われています。というかクレジットされてはいませんが監督及びシリーズ構成を務めると雑誌で告知された事実があります。
ですが4話以降は川越淳さんが監督、藤田伸三さんがシリーズ構成とクレジットされました。
で、視聴した方ならわかると思うのですが4話以降大分テイストが変わるんですよね。それに対しての不満を初視聴時から私は結構見ていました。

私が言いたいのは、最初の3話が高評価なのは正当な評価だけど、4話以降も良い所は物語にも作画にも沢山ありますよっていうことです。OVAとしては話数が多いので波は当然あるんですけど。作画班は変わらず引き継げたのは大きいかもしれません。
まあ私は川越淳監督作品好きなので(笑)。今川監督作品は鉄人とGガンが好きだなあ。
どういう経緯で今川監督から川越監督に交代したのかはソースが見つからないので言及できないけれど、川越監督は本作が初監督作品なんですよね。引継ぎ出来ずにこの作品で監督デビューというのは、なんかもう鬼か‼って思うじゃないですか(苦笑)。
プロデューサーや脚本家など、周りのスタッフに恵まれてもいたのでしょう。アークのインタビューでも「最初から参加していたわけではないので、他のスタッフ達と共に交通整理(物語組み上げるための時系列等の確認)から始めた」というお話でしたから。

ダイナミック作品のコアなファンがどう思ってるかはわかりませんけど、予算と納期を守って一定のクオリティの作品を作ってくれる監督さんなので、「ゲッターロボアーク」も楽しみに待とうかなって私は思ってます。 {/netabare}
(2020.11.8)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イントロで完全燃焼させるHEATSというアニソン

スパロボ常連で御三家のゲッターですが、実はハッキリ見た事はなかったのでこの際と思い視聴してみる事にしました。
一言で紹介すると、3人のパイロットで3種の変形合体が可能な、ゲッター線という謎動力で動くゲッターロボとインベーダーと言う宇宙生物との戦いを描くスーパーロボット系SFですね。
とりあえずあらすじから追って説明していこうかと思ったものの。
実は最後まで見た私にも、大筋はわかるものの細かい部分はあんまりわかってないんですよねw({netabare} 博士が最初死んだ経緯とか、隼人が狂って斬りつける所{/netabare} とかもよくわかってないですし
絵的なダイナミックさで魅せる作風なので、大雑把でも何とかなるかなとは思ったんですが…。序盤あたりで撒いた伏線で回収しきれずってところがあり、しっくりこない感じはありましたね。
決して、いい加減に作られてる感じではないと思うのですが。(漫画とか、他アニメシリーズの知識が必要なのかもしれません。そこは詳しくないので何とも言えませんね。

wikiで調べてみると、最初の数話今川監督がかかわっていたなんて話があったそうですね。
1話で恐ろしく細かい作画の変形合体があったのですが、この辺で監督が予算を投入しすぎて監督を下ろされてしまったのかもしれません。
まったくしょうがないですねこの人は(白目)。
ストーリーがやや把握しずらいのは、途中で監督が交代した事が多少なりとも影響を及ぼしているのかもしれませんね。

第2部以降は作画がやや厳しいか?と思える所もありましたが。まあまあのクオリティを保っていたように思えます。(今川監督の演出と比べればどうしても落ちるけど、もうそれはしょーがないです。あの人が滅茶苦茶すぎる(褒め言葉)だけですし)
でも、(上記の噂が本当なら)今川ファンとしてはEDクレジットにも表記しないのはあんまりだなと思いました。

キャラ面においては、途中で主人公が交代した事が厳しいと思いました。流竜馬をはじめとしたゲッターチームはワイルドさもありすごく魅力的だと思いましたが。
その後を引き継いだ少年「號」は寡黙なキャラで何を考えてるのかよくわからず(もっと喋ってくれ~!)。
中盤あたり、話の牽引力が弱いのでは? とそう感じさせざるを得なかったです。
しかし、敵の得体の知れなさや絶望感等、色々感じさせる所もあり。荒っぽさもあるが魅力を感じさせる話でした。

ラストはグレンラガンの原型にもなっているようですね。(グレンラガンの脚本が、ゲッターロボサーガの編集者だったようですし)
ゲッターで描きたかった壮大な戦いの行く末がグレンラガンだって事をネットで見かけて、確かにそれっぽいなと感じました。

それから、特筆すべきはやはりOP2のHEATSですね! この曲は素晴らしいです。
イントロの時点で完全燃焼できてしまうのでは?と感じる程に、説明不要の暑苦しさ。
影山ヒロノブとゲッターロボとかいう、ガソリンにガソリンをぶっかけて火を付けたような組み合わせで熱くならねえわけがねえんだよ! とそう思いましたね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一見さんお断り

定番ロボットアニメです。
その昔TVで大人気を博したゲッターロボとは少々趣きが異なり、人気ゲームであるスパロボ発。原作者である永井豪&石川賢の得意とする黒くてグロい世界観が光ります。


まずストーリーですが、わけがわかりません。
勧善懲悪の子供用アニメではなく、進化を司る未知のエネルギーとしてのゲッター線を廻る話だという予備知識はありましたが、それでも設定が理解不能。
スパロボもプレイしてますが、ゲームに出てくる真ゲッターとは機体が同じというだけで、お話はまるで違うので参考にもなりません。
仕方なくWikiで調べましたが・・・・やっぱり理解できませんw
たぶん原作漫画をちゃんと読んでないとダメなんでしょう。
ダイナミックプロがらみの漫画が理解不能の方向にイッちゃうのは、なにもコレだけではないので「まぁ何となくそういうものなんだろう」と雰囲気だけわかってればOKとしておきましょう。

話の本筋はさておき、ストーリー展開の方はというと、少々古臭い「お約束」がよく見られます。
色々と無茶があるご都合主義(敵がやられるまで待っているとか、叫んだら急に強くなるとか)は、昔のロボットアニメさながら。
映像的にグロかったり、それっぽい解説でリアル風に勘違いしそうですが、やっぱり”スーパーロボット”なんですね。
だから、そういう諸々のお約束が飲み込めないと、本作は見るに耐えないものとなっています。


戦闘シーンはカッコイイと感じますが、それは私自身に思い出補正×スパロボ大好き補正がかかっているからという自覚はあります。
冷静に見れば凡庸。
何より、真ゲッター以外のメカがダサすぎw

キャラも初代ゲッターチームへの思い入れがないと、ウザイだけのエセ熱血にみえます。
無理やりな設定で作った女性キャラも、全然魅力ないし・・・キツい。

皮肉なもので、初代ゲッターロボと異なる路線で描いている作品なのに、初代ゲッターロボを知る人(あるいは原作漫画のファン)じゃないと楽しめない作品に仕上がってます。


ゲッターロボは大好きなんで酷評なんてしたくないけど、本作は初見の方にはとてもじゃないけどオススメできません。
スパロボが好きで、興味のある方だけどうぞ。


【追記】
OPは2種類ありますが、これは素晴らしいの一言につきます。
水木、景山、両御大がアツく歌い上げる名曲!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

72.1 4 変形でパイロットなアニメランキング4位
機動戦士ガンダム F91(アニメ映画)

1991年3月16日
★★★★☆ 3.8 (462)
2544人が棚に入れました
宇宙世紀0123年、シャアの反乱から約30年が経った時代。大きな戦乱も無く平和な世界の中、人類はその大半が地球から月までの軌道に設置されたスペースコロニーに移住し、地球連邦政府という国家の枠組みを超えた全地球規模の組織に統治されていた。しかし、地球連邦政府の疲弊・腐敗から、秘密裏にコスモ貴族主義を掲げる軍事組織クロスボーン・バンガードが設立され、スペースコロニー「フロンティアIV」を急襲する。その最中、民間人の少年 シーブック・アノーは襲撃から避難するために、友人達とともにコロニーを脱出するが、同行していた内の一人 セシリーが連れ去られてしまう。近隣のコロニー「フロンティアI」に辿り着いた一行は、地球連邦軍の宇宙練習艦スペース・アークに保護される。艦内にはF91と名付けられた整備中の新型MS(モビルスーツ)があった。混乱の中成り行きでF91で出撃することになったシーブックが戦場で対峙したのは、クロスボーン・バンガード軍のMSビギナ・ギナに搭乗していたセシリーだった…。

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

是非ともリメイクされて欲しい不遇の名作

まず最初にお伝えしたいのは、この作品が「劇場版のガンダム作品」として屈指の名作でありながら、とにかく時勢に恵まれず、内容に見合った扱いを受けられずにきた不遇の名作であるという点です。
この作品の魅力については他のレビュワーの方々が語ってくれていますので、私はまず、この作品がなぜ不遇の名作となってしまっているかについて私見を交えて書かせてもらいたいと思います。

この「機動戦士ガンダムF91」という作品は、ガンダム劇場版10周年を記念する作品というふれこみで製作されたものですが、当時はガンダムシリーズの展開が行き詰まりを迎えつつある冬の時代だったようで、そういった状況の打開を図るべく、過去作の反省も踏まえて「分かりやすいTVガンダム」を作ろうという構想の基で企画が生まれ、現在でも第一線で活躍している名だたるクリエイター達が結集し、それまでのシリーズ作にはない挑戦的な作りこみがなされながら製作されてゆきました。(企画が生まれる要因となった過去作の反省については後述させてもらいます)

そのためこの作品は、初代ガンダムから始まった「宇宙世紀」と同じ時間軸の下で物語が描かれているにも関わらず、良くも悪くも他のガンダム作品とは一線を画した仕上がりになり、公開当時はシリーズファンの間でも評価が割れた作品となりました。

評価が割れた大きな要因として、それまでの歴代ガンダム作品の魅力の一つとなっていた「過去作の登場人粒や設定」が時を経て最新作品に登場してくるオマージュ的展開がこの作品では殆ど用いられておらず、それと同様にそれまでの歴代作品が膨大に積み上げてきていた敵勢力側のモビルスーツ(ロボット兵器)の系譜も排除され、全く新しいアーキテクチャーによるロボットデザインがいきなり導入されたりしている点が挙げられます。
故に熱烈なガンダムシリーズファンの方々にとってこの作品は、初代ガンダムに連なる歴代の「宇宙世紀系ガンダム作品群」の一つとして受け入れられ難い側面を持っており、色んな意味で一線を画した作品として捉えられることが多いようです。

この作品は元々、当時の歴代TVガンダムが描いてきていた「人類の戦争」という子供向けTVアニメで扱うには重く難解すぎるテーマを、それまでより分かり易く描くことを目標に1クール分のTVアニメ番組として企画されたものだったらしく、この企画が生まれた背景には、TV版第2作の「Zガンダム」が作品自体の出来は良かったものの「難解で複雑な内容」故に子供市場へのウケが良くなく、製作側とスポンサーが期待した程に商業成果をあげられなかったことと、連続して製作されたTV第3作「ガンダムZZ」がZガンダムの反省を踏まえすぎて迷走し、番組途中で路線変更を余儀なくされた上に、結局Zガンダムを下回る商業結果を残しそうだと判断され、そこから商業的巻き返しを図るために第3作「ガンダムZZ」の放送期間中に急遽物語ラストの核となるプロットを丸々抜き出して「逆襲のシャア」という劇場版作品を作る羽目に陥った製作側の苦い経験があったようです。(逆襲のシャアは大ヒットし名作となりました)

しかし子供市場にも受け入れてもらえる「分かりやすい新ガンダム」を実力派クリエイターを集めて作ろうとしたものの、戦争という「題材」を使って魅力的なアニメ作品を作ると、結局子供向け作品としてベビーすぎる内容になってしまい、当時のTV局の自主規制的縛りやTVスポンサーとの折り合いなどがつけられなかったのではないかと言われています。
逆にいえば、実力あるクリエイター達が作品を面白くしようとするこだわりが、「TV版F91」製作の足枷になってしまったといえなくも無いかもしれません。
様々な背景事情が入り乱れ製作状況を二転三転させる羽目になったサンライズは、最終的に「機動戦士ガンダムF91」という作品を劇場用の120分映画に濃縮する形で製作・公開することにせざるをえなかったようです。

そうした製作環境の変動は少なからず作品の品質にも弊害を与えていったようで、この作品では、本来なら時間をかけて描かれるべき繊細な場面が、尺の都合などで止むを得ず端折られたり削られたりしている所が幾つか存在しています。この点もまた、この作品についてファン達に物議を醸させ、作品への評価を割れさせる一因となったようです。

しかし尺の都合で削られてる所があって唐突に場面が飛んでしまうことがあるにしても、本作は全体的に話の流れがとてもスムーズでテンポも良いので、私個人としては観ていてどんどん惹きこまれ120分間があっという間に終わってしまった感じでした。そして「端折られた箇所への違和感」は私的にギリギリ許容できる範囲ではありました。(気になる人はとことん気になるかもしれません)
この作品に高い評価と共にレビューコメントをつけていらっしゃる方々の多くが、この作品のそういった部分を「展開を急ぎすぎている」「話が駆け足しすぎてて勿体無い」と仰っていて、劇場版でなくTVシリーズとして相応の話数と尺を使って描かれたこの作品を観てみたいという願望を持っていらっしゃるようですが、私も全くの同感です。

(ここからはこの作品の魅力について具体的に書かせていただきます。)


視聴して頂ければ納得していただけると思いますが、この作品にはガンダム世界のエッセンスが作品公開当時にサンライズが費やせる最高のクオリティで詰め込まれており、公開から25年余りが過ぎた現段階においても、その内容が殆ど色あせておらず、劇場用のガンダム作品としては屈指の名作であると言い切れる出来栄えになっています。

この作品の具体的な時代設定は宇宙世紀0123年で、これは初代ガンダムの一年戦争時代(宇宙世紀0080)から40年後、ZガンダムとガンダムZZのグリプス戦役と第一次ネオジオン戦争時代からは34年後、逆襲のシャアの第二次ネオジオン戦争からは30年後、ガンダムUCのラプラス戦争時代からは27年後にあたる設定になっています。
F91では、この時代に起こった紛争の中で必死に生き抜こうする人々の「出会い・裏切り・葛藤・成長・愛憎・決別・和合」といった様々な人間ドラマが、宇宙戦艦やモビルスーツ(ロボット兵器)を主兵器とした戦争を通じ繰り広げられてゆきます。

この作品のロボットアニメとしての戦闘シーンは、今の時代でもこの作品を凌げるものに中々お目にかかれない程に魅せ方を心得た好演出が多く、そういった観点からも時折無性に観たくなる程の魅力を備えています。
ただ、佳境を迎えたラストバトルの最後の最後のシーンはとても素晴らしい演出がなされているのですが、私は個人的にあともう一つ「決め手」となる演出が加えられていて欲しかったなとも感じました。(ここは人によって意見が分かれる部分だと思います。)
そしてそこからエンディングにゆくのですが、森口博子さんが歌っていらっしゃるEDテーマがこれまた非常に素晴らしく、ラストの感動を否がおうに盛り上げてくれます。私は初観直後にクライマックス~エンディングの流れを3回ほど観直して余韻に浸りまくっていました。そしてこの曲はガンダムのテーマソングとしては初の「NHK紅白歌合戦」出場を果たしたヒット曲でもあります。

この作品は当時の名だたる実力派クリエイター達が結集して作られたため、作品全体に凄まじいほどに秀逸な演出が惜しむことなく散りばめられており、物語の土台となる世界観を徹底して「肌で感じられる」描写で描きまくってあります。(昔の勘違い高品質アニメにありがちだった無駄に細かい描写などでは決してありません。作品の魅力をきっちり引き立てている好演出ばかりなのです。)

それによってこの作品は、主人公が活躍する戦闘シーンだけでなく「戦争によって人々の日常が破壊されてゆく」ガンダムシリーズでは通例となっている場面や、紛争の中で人々があがいてゆく「非日常の日常」の場面などがガンダムシリーズ中随一の出来となっており、そこは必見の価値があると思います。
物語中に流れる価値的描写も、様々な価値感を持った登場人物達がそれぞれの存在意義と生き方に根ざした行動をとってゆき、それらがきめ細やかに絡められてゆく形で描写がなされており、「戦争に絶対の正義無し」されど「人の道は如何や?」というガンダムの真髄ともいえるスピリッツがあますことなく表現されています。

少し穿った言い方をしてしまうと、通り一編のテンプレ的な行動しか登場人物達に許容できない子供的感性の人からみると、この作品のキャラクター達の行動は矛盾だらけで中途半端で意味不明なものに映ってしまうかもしれません。が、そこがこの作品の人間ドラマとして実に味わい深い部分だったりします。これは年齢を重ねないと見えてこない「大人の特権」的な味わいかもしれませんね。
この作品が企画されたきっかけは「子供にも分かりやすいTVガンダムを作ろう」でしたが、良くも悪くも随分と大人が愉しめる「味わい深い作品」になってくれたものだと思います。

しかしこの作品に更なる+@の魅力を与えている何より要因は、「命の儚さ」や「人間の厭らしさ」といった「戦争や人のネガティブな側面」を様々な人間の価値感を織り交ぜながらがっぷり描きつつ、その泥沼の先に「光明」を見出せる「人間の持つ可能性」をポジティブに描けている所なのではないでしょうか。



「機動戦士ガンダムF91」という作品は、時間と尺をかけてじっくり描かれた作品として世に出るはずが、当時の作品の受け手である市場が未成熟だったために、尺に限界のある劇場用作品として世に出ざるをえなかった「不遇の名作」だと思います。
もし可能であればこの作品をOVAやTVアニメとして、是非ともリメイクしていただきたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ガンダムだ・・ 俺がガンダムだ。

えーとですね、
知ってる人は知ってるでしょうけど、例の彼の素敵台詞です。
この作品を語るにあたりこれ以上の言葉が見つからない。

彼はこの点において後に意味不明な挫折をし、更なる笑いを
視聴者に与えてくれますが、挫折するのは至極当然です。

何故なら、【この作品と、これを観た俺こそがガンダムだ】


私はF91は昔2回程見てますが、その時はガンダムになれなかった。

で、今これを読んでいる貴方がガンダムになれるかどうかは、
これまで見たガンダム作品の総数と、それ+αの数によりますね。

・・あー、いつもの病気なんで。


作品は基本的には
「ガンダムを用いた単純でありふれたラブロマンス(薄味)」

これは人気が無くて当然、キャラが異様に薄いんだもの。

肝心の富野もトゲの無い毒のない富野、故に印象に残りにくい富野、
よって笑いどころも無い富野、ただの富野、てか富野不調


まー、短いんでガンダムになる自信があるなら見てみると良いです。
ガンダムになれない場合はすぐ忘れるような微妙な作品かと。

とりあえず短いので見るなら通して見ろよって事で

検索 機動戦士ガンダムF91 - Eternal Wind For F91 -

ネタバレ満載の素敵MAD置いておきます。観終わってから見る用ね


■逆シャアから30年後の話

あらすじに書いてますね。地球連邦政府の疲弊・腐敗から、秘密裏に
コスモ貴族主義を掲げる軍事組織クロスボーン・バンガードが設立(ry

どっかで聞いたような設定ですけど、同じよーな事が起こる訳です。

 初代→Z→ZZ→逆シャア→F91(富野監督作品としてはこの流れ)

■富野不調

セシリーもシーブックも個人的には好きなんですが、
というかセシリーなんて名前と顔と設定だけでご飯が食べれそーなんです
けど、言ってしまえばキャラが薄い。

ニュータイプってぶっちゃけ性格破綻者達なんで、
彼等は全然ニュータイプっぽくない。センスの良さそうな色男と、貴族の
美形のお嬢様。単に富野臭のある台詞を喋るだけの機械。

二人以外にも毒物奇人変人が出てこない、一定以上の毒が出てこないんで
なーんか普通だな、退屈だな、セシリー日の当たる場所と当たらない場所で
髪の色全然違うなー他出てくる子供から大人全てが富野台詞を喋る機械。

Vで富野さんついにぶち壊れてニュータイプ化する訳なんですけど、嵐の前の
静寂なのかあり得ないほどに一般人で、社会性あり過ぎだった。


この原因はですね、クリエイティブな仕事にありがちなスランプ的なものと
「家族論」とか「解りやすさ」とか明らかニュータイプと逆方向の主題にして
しまった事で、まあそれ自体がもうスランプの兆候と言えるんですが。

彼立ち直った後は、F91とVを闇に葬り去ろうとしてますが、F91は不調過ぎで
Vは逆に絶好調過ぎた。つまりはそういう事です。

■総集編としての役割

まず、古いタイプの演劇風のアニメなのは最初の方で分かるかと。

この作品逆シャアまでの歴史を振り返る「総集編」としての役割もあるんで、
ほとんどのキャラが、癖の無い声で、はっきりと、置いたような台詞を、喋る
大声でもあっさり味で感情が感じられず、故に(血)生臭さも感じられない。

だから感情移入するような人にとっては印象に残りにくい微妙な出来で、
自分みたいに主に客観的にしか見ないタイプにとっては好ましい仕上がり。

富野不調のせいもあって自分の感情を逆撫でするクソガキやクソ男も出てこず、
そのせいでネタにはしにくいものの、1人の大人として向き合える作品だった。


総集編については、セシリーがじい様からウザそうに昔話を聞かされるシーンが
あるんですけど、それまでの作品を見てないとよく理解できない。

他にも専門的な用語がいくつか出てきて、ここだと多分予備知識無しで一回で
理解できそうなのはみみかき教授くらいなもので、我々凡人にとっては国会中継
あーもーいーよそんな話、さっさとセシリー入浴させろ内容。

そのウザ話のほか、作品全体がもう今までの作品と似たような事をやるんで、
あーアレもこんな感じの話だったな。とノスタルジーに浸れる系になってます。


で、この総集編としての役割があるんで、展開がかなり速い。
他レビューにて いったん分からなくなるともうおしまい って話してる方が
いますけど実際そうです。

一回脱落するともうセシリー眺めながら「質量のある~」の素敵シーンを待つ
だけの作品なんで、割と気合入れて見る必要があります。

本筋はありがちなラブストーリー要素含みの単純化されたいつものガンダム話で
そこだけは救い。過去の作品を見ていれば多少台詞を聞き逃しても話は繋がる。

■この後の作品の原因、及び総集編としての役割

カテジナさん他の素敵ビッチ大暴走のVはともかく、W、X、SEED&SEED D、00他
ガンダムと名の付かないアニメでも、設定や世界観をパクったり富野臭のある台詞が
出て来る物は大量にあり、つまりそういう作品の原因、または総集編でもある訳です。

W、X、SEED&SEED D、00に出てきた「あの発想」は既にこの頃にあった、
あの作品のあのシーン、あのシチュ、あの台詞は古ガンダム作品の影響なのか・
をはっきりと感じれる、そういう作品。


ガンダム風の話、ガンダム風の台詞、ガンダム風のキャラ、ガンダム風ロボット

ガンダムは富野の世界であると同時に、それまでガンダムを見てきた人間の世界
「ガンダムに関わった人間全てに共通する世界」なんですよ。

富野はこの作品でキャラを性格を含めて一新した訳ですが、これが大きい
つまりは富野以外が「ガンダム成分を引き継いで」というのもアリな訳です。


富野をガンダムの成分の一つと考えると

 富野 MS ガンダム風のキャラ 定番設定シチュ 富野台詞 ガンダム話

この作品で富野は

 不調富野 MS 非ガンダム風キャラ 定番設定シチュ 富野台詞 ガンダム話

をやった、ってかやってしまったんですけど、なら

 富野以外 MS ガンダム風のキャラ 定番設定シチュ 富野台詞 ガンダム話


こーゆーのもガンダムとして肯定できるんじゃ、と自分の中でそう考えが変わった。

∀は見てないのですが、富野が監督をやめたV以降のガンダム作品はただのパクりと
F91を最近また見るまではそう見てたんですが、そう思うのはもうやめたよ。

富野以外が監督をした0083はキャラや名場面が強烈過ぎた為に、
その事に気が付かなかったんですけど、この作品が薄味であるが故に、富野が不調で
あるが故に、台詞やシチュ&設定ばかりに目が行き気が付いてしまった。


■無個性キャラ、富野台詞、定番シチュ&設定のガンダム話&話の高速展開

こーゆー事をされると、大量のガンダム他を見てきた人間にはどういう現象が起こるか、
ガンダム成分を含む色々な作品の色々なキャラがダブって見えるんですよ。

一応富野の作品なのでパクりだな・・にはならず、魅せる系の富野台詞の一つ一つに
色々なキャラがダブって見える。初代、Z、ZZ、W、X、SEED&SEED D、00他、最近また
見たギアスのキャラもダブって見えて、もう夢想転生くらったラオウ状態

こ・・これはレイの拳! こ・・この動きは ト・・トキ! のあれ。


設定やシチュも結構色々なものとダブるけど、主に富野台詞でのダブりが頻繁
シーブック他無個性キャラが背負ってるのは「悲しみ」じゃなく「ガンダムそのもの」

台詞回しや作品に漂う洒落たムードに酔うだけなら、俺も好きだけどC.B.ビバップでも
見てりゃ良いし、あれと違って【魅せる台詞の一つ一つに意味がある】

というより多くのガンダム作品他パクり作品が世に出て、それを見る事、歴史を重ねる
事で【魅せる台詞、富野台詞が大きな意味を持ってしまった】


話の展開も速いから、もう色々なものとダブり過ぎて本来あっさり味の作品のはずが、
色々思い出し過ぎてずっしりと来る。見て来たものの数だけダブるんだよこれ。


■それ故に俺がガンダムだ

この作品、ガンダムになれる人間にとっては

「自分の見たガンダムに関わる様々な記憶を呼び起こし、
 無個性で無難キャラをスクリーンとし、そこに高速で記憶を次々に投射させられ
 自分の中のガンダムをはっきりと認識させられる作品」


■「質量のある残像」

例の素敵台詞&シーンの
バイオコンピューターがパイロットの~とか、装甲表面の塗装や金属が剥離~とか
の設定的な話の事ではなくて、「ダブって見えるキャラの話ね」


そいつは自分が色々なガンダムを見て来た歴史、自分の中のガンダムそのもの

今まで自分は結構数見てきたから異様に重い。まさに質量のある残像だった。






・・思い付きで書いてた割に、随分上手くまとまったな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

やっぱり家族愛?家庭の問題だから!

1991年3月に劇場公開されたガンダムシリーズのアニメ映画。

元々はテレビシリーズの企画であり、『機動戦士ガンダム』
の劇場公開10周年に合わせて、そのテレビシリーズ用の構想
の1クール分にあたるストーリーを劇場用に映像化したもの。
※3対4の上下カットではなくビスタサイズで作られている。

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で一応区切りがつき・・
以降映像化作品は作られていなかった久しぶりの映像化?
富野由悠季自身と『ガンダム』の象徴的存在とも言える?
安彦良和、大河原邦男が関わっている作品。
※SDガンダム等のピークの時期らしい。


時代設定は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の30年後。
一年戦争から40年以上、経った宇宙世紀0123年が舞台である。

大きな戦乱も無く平和な世界、人類はその大半が地球から月
までの軌道に設置されたスペースコロニーに移住し、地球連邦
政府という全地球規模の組織に統治されていた。

長引く平和の間に地球連邦政府は再び腐敗しており、これに
対して「コスモ貴族主義」を掲げる勢力が、貴族主義社会の実現
の為に地球連邦政府の打倒を目論む・・

そんな中で終にコロニー襲撃という形で再び戦乱が拡大する
最中に巻き込まれた民間人の少年 "シーブック・アノー" は
退避先の地球連邦軍の宇宙練習艦スペース・アークの艦内に
あった"F91"と名付けられた整備中のMSのパイロットになる。

一方・・襲撃されたコロニーで脱出の時に同行していた一人
C・Vに連れ去られた"セシリー・フェアチャイルド"はコスモ
貴族主義実現の為の国家「コスモ・バビロニア」の建国が宣言
と共に「国家の象徴」として祭り上げられていた。

F91に乗るシーブックと、専用MSビギナ・ギナを与えられた
セシリーは、戦場で対峙する事になる・・。 という物語。

テーマ曲「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」
唄 - 森口博子
イメージ曲「君を見つめて -The time I'm seeing you-」
唄 - 森口博子

博物館にザクやガンタンクR-44らしき兵器がでるが、基本
ガンダムらしいデザインのものは序盤出てこない。
タイトルが無ければ別アニメ風。若干ジムの流れらしい?
ロボットも出てくる。

コロニー襲撃の映像が可也長い。中盤手前でF91登場・・
軍服その他やはりガンダムかな・・あと敵MSも基本造形が
ガンダムシリーズ共通の進化?の流れを感じたりはする。

色んな人が随所で「何やってんの!」と発現する。

色々ガンダムを彷彿とする描写もあるけど初めて視る人も
普通に宇宙モノSFでロボ系戦争アニメとして見れるかも?

政治や軍の腐敗対高潔な理念・・だけど結局武力で・・
後は貴族的な良さと悪さをの両面描いているかな・・

「ニュータイプは大概個人的には不幸だったんだよな」・・

シリーズ通して繊細で鋭敏な感受性を持った上で何らかの
抑圧を受けて育った少年などの思春期に戦争に巻き込まれた
主人公を描いているので当然の結果か・・
歴代でも家庭や出生の秘話が濃い程最強のヒーローになる。

戦争に巻込まれる年端もいかない子供がでるのも1作目同様
※幼児や小学生位の民間人非戦闘民。

単純に面白いかどうか?派手な戦闘の割に地味な作品。
泥臭いというものでもなく・・普通の戦争物特化ガンダム。

ニュータイプ云々愛もエッセンス程度。
淡々と戦争の酷さ理不尽さを描写し派手な戦闘を繰り返す。

お子さん以外の者が死ぬのは構わないのですか?等言葉も。

最終的に人類そのものを粛清しようとする人間がでるのも
1作目以降の流れと共通の略プロットのような感じです。

最終的には違った形の親子の絆に翻弄される二人・・
私なら好きな人と二人で逃避行の旅にでるが・・密林とか
人の居ない場所で自給自足の愛の生活の一択だ!



シーブック・アノー(声-辻谷耕史)
コロニー「フロンティアIV」の総合学園工業学科の高校生。
優れた素養を持つニュータイプで所謂感受性が鋭い少年。

セシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ)(声-冬馬由美)
フロンティア総合学園普通科に通う17歳の少女。
貴族主義を掲げるマイッツァーの孫でカロッゾの娘。

リィズ・アノー (声 - 池本小百合)シーブックの妹
レズリー・アノー (声 - 寺島幹夫)シーブックの父
モニカ・アノー (声 - 荘司美代子)シーブックの母

カロッゾ・ロナ※鉄仮面(声 - 前田昌明)
クロスボーン・バンガードの軍事部門の指導者。
総帥マイッツァー・ロナの娘婿であり、ベラ・ロナの父親

マイッツァー・ロナ(声 - 高杉哲平)ロナ家当主。
連邦の「絶対民主制」に疑問を呈し、コスモ貴族主義提唱者。
理想国家「コスモ・バビロニア」の建国の為にCVを創設する。

ナディア・ロナ(声-坪井章子)マイッツァー・ロナの娘
夫カロッゾに幻滅しシオと共に娘のセシリーを連れ出奔。

ドレル・ロナ (声 - 草尾毅)カロッゾ・ロナの長男。
クロスボーン・バンガードのMSパイロットで階級は大尉。

シオ・フェアチャイルド(声-大木民夫)ナディアの再婚相手

ジレ・クリューガー大佐(声-小林清志)カロッゾの腹心。

ザビーネ・シャル (声 - 梁田清之)

コズモ・エーゲス(コズミック) (声 - 渡部猛)
バルド中尉 (声 - 若本規夫)
ドワイト・カムリ (声 - 子安武人)
サム・エルグ (声 - 高戸靖広)
ジョージ・アズマ (声 - 西村智博)
アーサー・ユング (声 - 松野太紀)
ドロシー・ムーア (声 - 折笠愛)
ベルトー・ロドリゲス (声 - 伊倉一恵)
リア・マリーバ (声 - 小林優子)
コチュン・ハイン (声 - 吉田古奈美)
ミンミ・エディット (声 - 千原江理子)
エルム夫人 (声 - 峰あつ子)
ロイ・ユング (声 - 大木民夫)
レアリー・エドベリ艦長代行 (声 - 横尾まり)
マヌエラ・パノパ (声 - 鈴木みえ)
ケーン・ソン (声 - 佐藤浩之)
ジェシカ・ングロ (声 - 天野由梨)
ナント・ルース (声 - 大友龍三郎)
グルス・エラス (声 - 竹村拓)
ビルギット・ピリヨ (声 - 塩屋翼)
アンナマリー・ブルージュ (声 - 神代知衣)
クリス (声 - 遠藤章史)
ローバー (声 - 田口昂)
ナーイ (声 - 上村典子)
ボブルス (声 - 稲葉実)
ストアスト長官 (声 - 池田勝)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

68.1 5 変形でパイロットなアニメランキング5位
バディ・コンプレックス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (718)
3733人が棚に入れました
何気ない日常を送っていた高校生・渡瀬青葉は夏休み明けの始業式の日に、隼鷹・ディオ・ウェインバーグという少年と出会う。2人の出会いは、世界の運命を大きく変えることに……。


声優・キャラクター
松岡禎丞、内山昂輝、早見沙織、速水奨、藤村歩、杉田智和、吉野裕行、佐藤利奈、花澤香菜、井上麻里奈、森川智之、櫻井孝宏、島﨑信長、田村睦心、内山夕実、木村良平、ランズベリー・アーサー、宮下栄治、白石稔、こぶしのぶゆき
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

身も心も繋げるアクセプション

ごく普通の高校生、渡瀬青葉は未来から来た謎のパイロットから襲撃を受ける。
しかしクラスメイトで実は未来人の弓原雛に命を救われ混乱のまま争いに巻き込まれてゆく。

今期のロボット枠です。
ロボデザは余り好みではないですが
色々と含みのあるストーリー展開には期待出来そうです。
少々ターミネーターチックではありましたが
全てを悟ったような雛の言動にどう繋がるか興味深く
これにタイトル通り『相棒』が絡んでくると思われこの先どう進むのか楽しみになりました。

※2話感想{netabare}
今回はロボットアニメのスタートとしてありがちなストーリー&アクションでした。
ただ普通の高校生がいきなり戦地で何の恨みも縁もない相手を殺害し、
その後も意に介さずなのは引っかかってしまいます。

ロボットのカップリングだかプロポージングだかも軍事兵器なのに
相性占いみたいな不確実な要素を採用してるのは腑に落ちません。
変形やら出力アップやら既に技術的にロボットに盛り込まれたものを
なぜ相性という要素でON/OFFしなければならないんでしょうか?
設計以上の予想外の力が出るならまだ良いんですけど、
ここまで見る限り、こうなる様に作っていて設計の範囲内の仕様に思われます。
こちらに関しては今後堀り下げがなされる…のかな?
まぁストーリーとしては面白味がありますし、
雛って何者?と言うのも気になりますので楽しみではありますけどね。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
前回疑問だったロボット(バリアンサー)については説明があり
機体技術以上の力が出る様です。
…でもウィングやブースターとか技術的に設計したんじゃないの?
って気持ちもあるんですがここは飲むこととします。

ストーリーはやはり良いですね。
前回カップリングが切れたらろくに操縦出来なかった青葉を戦場に送り出したり
パイロットとして急成長しちゃってるとかかなり無茶もありますが
ヒナを敵で登場させるとは面白い展開です。
どうやら一話で登場した雛はもう少し未来から来た様です。
そして襲撃してきたパイロットは【予想】{netabare}ビゾン{/netabare}と推測されます。
先に一話になっていく展開を知っているだけにどうしてそういうルートを辿るのか
色々と憶測を交え興味深く観られます。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
自分の居場所を探し葛藤し決断しました。
こんな状況でも冷静に的確な判断が出来る青葉の強い精神力が伺い知れました。
敵パイロットを逡巡なく倒してしまう点はまだ多少引っかかりますが
敵艦船が沈む姿に思う所があるようですし適応力が高いという事で納得しておきます。

偶然にしては出来過ぎな気もしましたが
ディオの家族が登場し次回はこちらの掘り下げでしょうか。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
前回も思いましたが連合の防空網ザル過ぎです。どれだけ奇襲受けてるんだか…。
今まで戦って来れたのが不思議です。
それに戦況としてはかなりマズいのにその割には軍人さん達に緊張感が無い様に感じます。
一般人が艦内に入れちゃうのもおかしな話しですし。

今回シグナスだけは脱出したけど千歳や小樽の味方壊滅だろうから
妹の「ディオが守ってくれたのよ」という言葉が虚しすぎます。
ゾギリアが民間機攻撃しなかっただけの事なのに…。
(なら拿捕しようとしたり民家にも爆撃すんなよゾギリア!…とも思うけど)
逃げるにしても味方引き連れて脱出とかにならなかったのかな?

言ってる事とやってる事が合って居らず「何だコレ?」
と思う場面がちょくちょく出て来るのが気になってしまっています。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
ゾギリアは一枚岩でなく行政局と軍部で軋轢がある模様。
色々と含みが出てきてシナリオとしては興味深くなってきました。
戦闘シーンもしっかり作っていて安定して楽しめています。

しかし今話も「なんでだよ!」と思うポイントが多数。
・被害多数で千歳基地陥落にも気にせずノリの軽いシグナスクルー
・エンジン不調なハズなのになぜか本土に戻らずハワイ直行&PV撮影の命令
・危険空域なのに撮影隊呼んじゃうし合流も早すぎない?
・バリアンサー操縦シーンは顔映らないんだから青葉とディオでいいじゃん
等。

わざわざハワイ行ってゾギリアの「行政局」と戦わせたり
他のカップラーを登場させたのですから今後大きな意味合いが出てくるとは思いますが
次のシーンや展開への繋ぎの強引さが気になってしまいました。
{/netabare}

※7話感想 {netabare}
今回はそんなにツッコミも入れず楽しみました。
・大村基地って言うけど民家ばっかりだったじゃん
・ドルジエフ閣下前回は慎重で有能な指揮官ぷりだったけど今回は雑
・コードD2ライズ強すぎ!スターマリオじゃん
って位かな。(え?…ツッコんでるか!?)

ヒナの暴走は予兆を匂わせたりして強引には感じさせず◎でした。

青葉が基準波形になってたりとまた謎が出てきたので
また予想も絡めて観て行こうかなと思っています。

タグで隠す程の予想ではないですが
今回のハワイ行きで青葉のバスケ友達・隆太郎の子孫かなんかに
会うんじゃないかなっと思っています。
一話でハワイに行った話をしてたのでそれと掛かってくるとは思います。
まぁ、もう既に誰かしらの子孫とは会っている可能性はあるのですが。

とりあえず次回はロボアニメのお約束『無人島で敵兵と二人きり』になりそうです。
二人の話がどう進むのか注目です。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
あ~はいはい。…と言う感じで今回は観ないでも分かる様なお約束の展開。

ヒナは自分を必死になって助けてくれる青葉を目の当たりにし思う所はある様子。
この必死さは1話目の雛の必死さともダブり
お互い似た者同士で相手への思いの強さも伺えました。
お約束とはいえ入れておくべきシーンでもあったと思います。

これで信頼へ繋がる下地も出来ましたし、ヘアピンも渡せましたね。
…このヘアピン元々何処から生まれたのか?とかつい思ってしまうんですけど
時間旅行にツッコミ入れても切りが無いので止めておきます。
次はハワイに着くのかな?
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ハワイまで時間掛かり過ぎだし
フェルミ博士はわざわざ死にに来たような気はしましたが
更にヒントがばらまかれ物語は興味深くなってきました。
どうもエルヴィラの祖父が鍵を握っていそうです。

それにしても青葉達は強い強い。
シグナス落ちる気がしなくてハラハラ出来なくなってます。
これを見過ごす連合上層部無能すぎますけどね。

敵ながらマルガレタは忠義に厚く気に入っています。
作戦も悪く無かったと思うけどもう少し持久戦に持っていかないとね。
更迭からまた這い上がって来て欲しいのだけど
無茶して死んじゃう可能性高いかな…。

次回はリャザン少佐も加わり手強くなりそうなのでハラハラ出来るかな?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
父と子に焦点を当てた面白い構成でした。
それぞれが「家族や皆を守りたい」気持ちを抱え戦地へ赴いているのですよね…。

ヒナの父は厳しい中にも優しさが覗け愛情の深さが伺えました。
ビゾンとは幼馴染で積み重ねた時間もありこの後の展開で感慨深くなりそう。
更に幼少の頃が含みになっていて気を引きます。

ディオ親子の溝はまだまだ深そうですが一歩だけ歩み寄った感じ。
それでもきっと大きな一歩だったと思います。
まぁこれに関しては悲しみや悔しさを消化しきれない親父さんの八つ当たりな気も
しちゃってますけどね。

青葉に関してはちょっと描写不足で中途半端でした。
尺不足ならシンプルに父である消防士の志を受け継いでいる事を
もっと前面に出してに表現して良かったんじゃないかな。
{/netabare}

※11,12話感想{netabare}
ソギリアの強襲によりカップリング機の二機が奪われ
ヒナ&ビゾンがパイロットとなり青葉の前に立ち塞がって来るという流れ。

リャザン少佐が死ぬ間際に父ではない事を明かし滅茶苦茶に動揺するヒナ。
…言うタイミング逃し続けて来たんだろうけど、ここで言って冷静さを失わせたら死んじゃうよ普通。
運良く遭った敵が青葉だったりで生還したから良かったけどさ。

それ以降も自分が何者なのか考えていたヒナだったけど変なお薬打たれて我を失ってしまいました。
これ、ビゾンだってオカシイって気付いてるだろうに
ちゃんと向き合わないから後の展開になってしまうんでしょうね。
ヒナのどんな所が好きなのかとか全然関係なしに自分に向いてくれれば何でも良しになって
哀れになってきました。
これでは絆深まらないよね。

一方ディオと青葉は一部記憶も共有してますます絆が深まった様子。
次回はまた無双が観られそうです。

バトルなんかは相変わらず面白いんだけど、やはり連合軍脆弱すぎ。
輸送も最前線で合流とか無茶が過ぎますが慣れのせいか前ほどツッコむ気が和らいだかも…。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
何でヒナだけ若返って記憶飛んでタイムスリップしてんだろう?
とか最終話もツッコミながらも意外と楽しんで観てしまいました。

不満や謎が残っていて細かい点は色々と言いたい事もあるけど
一話へと繋がるストーリー自体は成る程面白いと思わせてくれましたし
ヒナの言動も感動的でした。
ディオと青葉の記憶の共有はイレギュラーだった様で
時の囚われ人になっていたヒナを今回は過去に送る事無く未来に向かえるようです。
ビゾンに関しては歯車が狂った愛が哀れに映りましたがしぶとく生き残り
二期に繋がっていく感じで
彼を含めた未来は気になりますので楽しみに待っていようと思います。
それとマルガレタさんの無事も気になっちゃってます。多分無事だよね。
{/netabare}

【総評】
ツッコミ所が多く緻密さに欠けてまいますが結構楽しんで観てしまった作品でした。

一話目で先の展開を見せているので話が進むにつれてそこに向けてどうやって繋がっていくのが
気にさせるストーリーはなかなか面白味がありました。
ただタイムスリップものなのでどうしても矛盾に感じる所はありますし
最後まで観ても活かされなかった設定があったり回収しきれない多くの謎もあるので
スッキリ納得と言うわけには行かなかったです。
(青葉の過去の設定(友や妹等)を生かさず切り離してしまっていたり
なぜ青葉がカップリングの基準波形になっているのか不明のままだったり他)
二期があるならこの辺り少しでも回収して全体通しての完成度を高めて欲しいです。

戦闘シーンもはかなり良く出来ていてスピード感や迫力があります。
主人公達の活躍が凄まじく無双による爽快感は味わえますが
圧倒的すぎて戦術的な楽しみは無くなっていますので好みの別れる所かも知れません。
個人的には僅差の戦力を戦術で打開するような戦いを好みますので
一般機の紙切れのような弱さが気になってしまいましたが…。

キャラは掘り下げ不足気味で心理描写などが甘く描き切れていないのが残念。
重要なヒナの青葉への懐き具合も少々急いでしまった印象でした。
やはり1クールものでこの人数や各エピソードを捌くのは厳しかったのかな…。
それとシグナスクルーのノリが軽く前線で多くの兵が亡くなっている状況とアンバランスな
感じがどうしても引っかかってしまいました。

ストーリーに見所はあるものの雑な所も目に付き完成度が低く感じてしまいました。
ロボットアクションがお好きならコチラを主軸に観て楽しめそうですが
それ以外の方には現状オススメいたしません。
ただし二期がありそうなのでトータルで観ればオススメしても
良いレベルになる可能性はある作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

青葉萌ゆる季節に鳴くヒナ鳥

(2014.1/12 1話)
{netabare}去年のヴァルヴレイヴに引き続き今季もサンライズはロボアニメがあるのか!何て思って観ていると、タイムパラドックスを取り入れた展開なので面白そうです。けど、メカのデザインは可もなく不可なくと言った所ですね^^; 変形・合体なんか有ると良いかも。最近の作品だとあまり観ないので…

バディ・コンプレックス、「この出会いは運命さえ変える!」というキャッチフレーズは革命機ヴァルヴレイヴと被ります。{/netabare}

(2014.1/18 2話)
{netabare}敵が機体の鹵獲を行う作戦、サンライズだからなんでしょうが序盤でそれを見せられるとどうしてもガンダムしかイメージできないんですよね^^;
未来に来てしまった少年が戦争に巻き込まれていく中で何を見つけ何を知るのか?と言った感じで進んでいくのかな?

推測ですけど、ヒナは自由条約連合軍(自条連)のスパイで青葉を連れてきたのはディオの力を引き出す為でありその青葉はディオの祖先だから、カップリングが成立したとか?

兎にも角にもまだまだ、これからなので引き続き観ていきます。スラーバゾギリア!( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!{/netabare}


(2014.1/25 3話) 
{netabare}カップリング・システムは資源獲得の為に造られたものだった。もし、それが非人道的な措置を施した者の間でしか作動しなかったら? より良い生活環境を望む一部の者たちのエゴでしかなかったとしたら?
それは、利害の一致でのカップリングでしかない。そんな事も露知らず、戦闘に駆り出される少年たち。


それにしても、カップリングしたヴァリアンサーの速度は異常ですね。まだ序盤なのに、OO(ダブルオー)の量子化みたいな事もできるなんて^^;
こうなったら敵さんもCS(カップリング・システム)と似たシステムの開発・データの強奪なんかを行い新兵器を送り込んで、ヒナ&アルフリードもしくはヒナ&ビゾンでカップリングして攻めてくるのかな。

今の世界(未来)へと導いてくれたヒナが居たのはゾギリアだった。そんな事実を知った青葉は、自条連を去るのか・残るのか? 彼の決断はいかに!?{/netabare}

(2014.1/30 4話)
{netabare}傷つけたくないと思いながらも、結果として傷つける形になってしまった。 そんな自分に嫌気が差して艦を降りた青葉だったが、行くあてもある訳がなく…

ヴァリアンサーにもう一度乗る資格があるのか?などの葛藤がある中、「決断した」というよりは「決断させられた」気がしてならないです。
大人の口車に乗せられて、その先に自らが望む形の道筋はあるのか!?

それにしても、ディオと青葉のカップリング指数が高い事は分かったけど感情がそのシステムの起動に大きく関わるのなら何故2度もカップリングが成功したのでしょうか^^;{/netabare}


(2014.2/6 5話)
{netabare}ヴァリアンサーを操縦できるパイロットがディオと青葉しかいない為、また青葉の身の安全を確保する為に軍属にした自条連。

ディオは責任感の強さから、心の支えである妹とすら距離を置こうとする。ホントは会いたいはずなのに…
そんな2人の間を取り持った青葉は、初めてディオと共通の意志を持って戦闘へと赴く。

ヒナが特務大尉から目をつけられているのは、元・自由条約連合軍の軍人で洗脳によってゾギリアに支配されている?そのためのOPで、ヒナが青葉に手を伸ばすと鎖が壊れるシーンだったりして…

戦闘は四面楚歌な状況から、まさかの正面突破だと(゚д゚;)!? 少々、強引じゃないか?
青葉とディオの関係は今回の戦闘のように強引に引き寄せられるものではないですが、少しずつ距離を縮めてベスト・カップラーになってほしいです。
それにしても、カップラーって^^; そのカップラーは男しかなれないものなのか疑問ですが、それだとカップラー「メン」になるかwww{/netabare}

(2014.2/15 6話)
{netabare}ハワイ基地に向かう為に、軍人らしからぬ事までやってのけないといけない状況なのは分かったけれども「軍人になったら楽ができる!」みたいな理由で軍に来られても…どこぞの艦長じゃあるまいしwww

カップラーは、1人では限界のある戦況下において2人なら確実に打開できる方法の1つとして生み出されたのがカップリングシステムであり、その適応者のカップラーという訳か?

青葉がディオとだけでなく初めてにしてフロムともカップリングできたのは、70年も前の過去から来た青葉はそのカップリングシステムの生みの親とか?

カップラーが1人増えましたが、死亡フラグが立ちまくってるのは気のせいじゃないと思いたいですね…{/netabare}

(2014.2/20 7話)
{netabare}最新鋭艦なのに、ハワイ基地からの支援を受けられないってよほどシグナスがトップシークレット扱いなのか。それとも、何か関わりたくない事情でもあるのか?

リー大尉が出てくると緊張感のあるなしに関わらず、観ている側からしたら場の雰囲気が緩むのは気のせいかな^^;

カップリングに必要なエンファティアレベルの基準値通りの相手とカップリングを行うと、もう1人のカップラーのエンファティアレベルが下がるという結果がシステム開発当初の理想とは程遠いものとなってしまっている状況を鑑みると、やはり青葉は…システムのプロトタイプになる?

「目には目を、歯には歯を」ではないけれども「新型には、新型を」な展開には、少し不安があります。これから、最新兵器の大安売り状態にならなければいいんですけど(-_-;)
それと、今の所戦闘シーンにおいてカップリング後のヴァリアンサーがスターマリオ状態なワンパターンで押し切っている感じなのでもう少しバリエーションがあると面白いとは思います。{/netabare}

(2014.3/6 8話)
{netabare}墜落した先が孤島でしかも、機体は動かずヒナの機体も同じような状態だった。ヒナと青葉の関係が急速に接近する事になり、ヒナが青葉の時代に来たヒナなのかが判明しそうな展開。

青葉かヒナのどちらかが捕虜となって物語が動き出すかと思いきや、そのどちらでもなく無事に2人とも味方に助けられるとは。今まで、敵として見ていたものが敵として見られなくなったら軍人としては失格だろうに。

過去から来た青葉とこの時代のヒナの邂逅がもたらすものは戦争ではなく共生か!?{/netabare}

(2014.3/6 9話)
{netabare}カップリングシステムの開発リーダーであるフェルミなる博士が登場。なんですが、カマっぽい^^;

戦場での意思疎通の遅延を解消したのがカップリングシステム(CS)で青葉がその為にこの時代にタイムワープさせられたとしたら?『STEINS;GATE』や『ノエイン』のように異なる世界線の人間が関わっていたなら世界の破滅を防ぐ救世主が青葉ということになる。

CSの限界稼働時間が300秒から429秒に伸びた事は希望となるのか?それとも、2人の脳に何かしらの影響(記憶喪失)が起こる事で諸刃の剣へと逆戻りしてしまう?{/netabare}

(2014.3/20 10話)
{netabare}ようやくハワイ基地にたどり着いたが、その代償として失ったものは大きい。しかし、悲しんでばかりもいられない生きている以上は前に進めるのだから…

父に対する重圧と自らの強い責任感で必要以上に押しつぶされそうになっているディオ。あまり考えすぎるのも良くないとは思うけど^^; そんなディオの事を思っているからこそ、家族を守りたいと願い軍人になったディオに厳しく接する父親。

今回は、戦闘シーンはなかったですけど青葉を通じてディオとその父親の距離が縮まったので悪くはないです。{/netabare}

(2014.3/20 11話)
{netabare}ヒナのいるゾギリア御一行は、また懲りずにヴァリアンサー強奪作戦を決行しようとハワイに降り立った。ゾギリア側のハーン博士は「機体フレームは我々の方が性能は高い」と言っていたのでコックピットまるまるを手に入れる事ができれば、ついにゾギリアにもCS搭載のヴァリアンサーが!?

しかし、ルクシオンやブラディオンにはパイロット本人でなければ動かせない仕組みが施されてるのでそれを何らかのデバイスを使って解除して奪うのでしょうか?

それはそうとヒナ、あの一件があってから青葉に心を許し過ぎじゃないでしょうか?まぁ、軍人とはいってもまだ高校生ぐらいの年齢なのでしょうがない気はしますけど。

ゾギリアの手に渡ってしまったルクシオンとブラディオン。とはいえまさか、プロトタイプのCSヴァリアンサーで出撃するとは…しかし、このカップリングが意識の共有だけでなく記憶の共有までも可能にしたのならそれはどんな意味があるのでしょうね。{/netabare}

(2014.4/9 12話)
{netabare}ビゾンのヒナに対する想いは届かず…まさに格好の良い容姿とは裏腹に「美損」って感じですねwww
何て事はどうでもいいとして/(-_-/)(\-_-)\オイトイテ…

青葉だけではなくヒナも最初から高いカップラーとしての適性を持っていた。過去から来たという共通点なのかただ単に主人公・ヒロイン補正なのかは分かりませんが^^;

ビゾンは幼い頃に出会ったヒナを今の今まで見つづけてきたから、愛という想いが募るのも分からないでもないですがヒナはヒナで事実を突き付けられ、これまでの自身の記憶が正しいものなのか?と疑心暗鬼になってしまっている状態でのビゾンのあの行為は完全に裏目に出てるとしか言いようがないです。

一方、ディオと青葉はプロトタイプのカップリング搭載ヴァリアンサーに搭乗してから思考だけでなく記憶の共有も可能にしてしまったのでこちらの絆はゾギリアの2人と比べると瓦解ではなく、より一層確立されたものになっていると思われます。

絆、それは結びつきか柵(しがらみ)か?{/netabare}

(2014.4/9 13話)
{netabare}ガラプーシカ、なんだかチェ○ラーシカみたいなネーミングとは似ても似つかないぐらい超強力な兵器をゾギリアは秘密裏に開発を進めていた。
しかし、一長一短な面もあるのでまだ自条連にも付け入る隙はあるだろう。

やっぱり新型の機体で危機を乗り越えた!?かに思えましたが、まさかの特異点出現によりヒナの役割と青葉への想いが明らかに…

ヒナ、同じ時空を行き来しながら大切な人を守るために何度も生まれたての雛鳥のような生き方をする者。
対して青葉は、ヒナの想いは露知らず時空ごとの環境で盛んに成長する存在。

ヒナの行動がなければ青葉は存在しなかったかもしれない。だからこそ、青葉とヒナのアクセプションは意味のあるものだと思います。

互いを思う心が次第に結びつき、それが絆へと変わってゆく…{/netabare}



いやぁ~1クールだとはとても思いませんでしたwww ですが、良くまとまっているので見方を変えればアリな作品ではないかと。しかし、カップリングシステムと青葉の適性関係などまだまだ明かされていない?部分と最終話のCパートは意味深なのでもう1クールほしい所です^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

こーすけー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

個人的に今期No.2

現在までの総評
原作・矢立、制作・サンライズなので注目していた作品。
「この出会いは運命さえ変える」なんとも心くすぐられてしまう(*´ω`*)

1話
{netabare}
まずOPがかっこいい( *`ω´)
よくある起床パターンからの学園生活。よくあるやつだなーと思いつつも、雛かわいーなーとも思いつつ、、、(*´∀`)
中盤からロボット出てきて、個人的にロボ系好きなので面白くなってきた。戦闘シーンもまーなかなかよかった、けどメカデザインがイマイチすぎてなんとも(´・ω・`)
あれよあれよと青葉は未来に連れて行かれました(`・ω・´)わー
最後の最後で青葉がいるコックピット内が起動するシーンはかなり好き(*´∀`*)
雛と青葉はまた再会できるのでしょうか(`・ω・´)???
{/netabare}

2話
{netabare}
序盤は戦闘シーンが続きます。やっぱり今作の戦闘シーンはなかなかいいです!
そして早速カップリングシステムとやらが発動しましたねー!
しかし男同士でカップリングとは、、、(笑)
それにしてもカップリングすると意識の共有で初心者でも操縦方法が向上するのは分かるけど、なんで機体性能まで向上しちゃうんですかねー?(笑)
戦闘終了後やっぱり過去から来たことは信じてもらえず不当な扱いを受けてしまう青葉、、、。
そして最後に再びのゾギリア軍からの出撃。その中に雛の姿が、、、、。
{/netabare}

3話
{netabare}
現在の状況、自由条約連合と大ゾギリア共和国の戦争の発端が示される。
青葉はまゆかに現況を教えてもらいつつ、艦内を案内してもらう。そんな中敵襲のコールが鳴り響く。
敵の作戦により圧倒的不利な状況に陥るシグナス艦隊。
ディオは敵国のエース・アルフリードにより孤立してしまう。さらに雛が敵対者として現れる。
そこに青葉が出陣し、再び青葉とディオのカップリングにより不利な状況を脱する。
敵を追い詰め撃退する青葉。しかしその操縦席に搭乗している雛の姿を目撃してしまう。
青葉は雛に話しかけるも、雛は青葉のことを覚えていなかった。
結果的に双方被害を残して撤退していく。
{/netabare}

4話
{netabare}
青葉、ディオ双方の立場の違いからすれ違いが起きてしまう二人。一方、青葉の無茶な行動により一番被害を受けたリーは青葉を救世主だと褒め称える。
シグナス艦隊は補給の為習志野基地に降り立つ。
自身の地元である為青葉は補給中に散策へ向かうが、途中監視役兼案内ということでまゆかも同行することになる。
実家があった跡地、所在不明の妹、変わり果てた町並み、面影を残すだけの母校を見て70年時を超えたのだと改めて実感する青葉。
二人で学校を眺めつつ、八年前の極東戦争でこの学校は現在の姿になったと説明するまゆか。
青葉は「自分を信じて」と言う雛と「ゾギリアの敵」と言う雛を思い浮かべ悩み途方にくれていた。
しかし、家も学校もなくなり、帰る方法さえもわからず途方に暮れる青葉を必要な存在だと言うまゆか。
そんなまゆかの説得により一度はヴァリアントに乗らなければならないシグナスへの帰還に難色を示した青葉だが、ルクシオンに乗り戦う自分を必要としてくれる人たちのいるシグナスに戻る決意をする。それがもう一度雛に会うことができる方法でもあるのだと青葉は考えていた、、、。
次の行き先は艦の修理の為千歳空港。
その途中ゾギリア軍から攻撃を受けていると民間船から救難信号を受けるシグナス艦隊。
カップリングによりゾギリア軍を撃退しようとする青葉とディオであるがすれ違うお互いの感情の為カップリング失敗に終わってしまう。
しかし、襲撃を受けている民間船にディオの家族が乗っていることが判明し、そのことを告げられた青葉はもう一度ディオにカップリングすることを提案する。
青葉の思いに触れ、ディオは青葉とのカップリングに成功しゾギリア軍を撃退することに成功する。
{/netabare}

主要スタッフ
原作 - 矢立肇
監督 - 田辺泰裕
シリーズ構成 - BCプロジェクト
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター - 稲吉智重、稲吉朝子
メカデザイン - 鈴木勘太、徳田大貴、川原智弘、大河広行
音楽 - 加藤達也
アニメーション制作 - サンライズ

渡瀬 青葉(わたせ あおば)声 - 松岡禎丞
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ(じゅんよう・ディオ・ウェインバーグ)声 - 内山昂輝
弓原 雛(ゆみはら ひな) / ヒナ・リャザン声 - 早見沙織
奈須 まゆか(なす まゆか)声 - 花澤香菜
リー・コンラッド声 - 杉田智和
倉光 源吾(くらみつ げんご)声 - 速水奨
レーネ・クラインベック声 - 藤村歩

オープニングテーマ「UNISONIA」歌 - TRUE
エンディングテーマ「あの空に還る未来で」歌 - ChouCho

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

62.2 6 変形でパイロットなアニメランキング6位
ゲッターロボ アーク(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (56)
143人が棚に入れました
沸騰せよ!熱き魂。
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

パンドラの箱を開いて【暫定感想+ニコ生スタッフコメント文字起こし】

2021年7月放送開始のTVアニメ。1クール予定。
原作は石川賢先生の漫画作品「ゲッターロボ アーク」。
掲載誌 休刊により未完となったゲッターロボサーガの最終章です。
原作未読でアニメ終わってから読みたいんですけど我慢できるかわからない(笑)

【ゲッターロボ作品群について】
簡単にまとめてみます。
{netabare}70年代TVアニメ版と漫画版はメディアミックス前提で展開されており、どちらがどちらの原作というわけではありませんのでご注意を。

・アニメ作品
1974年TVアニメ「ゲッターロボ」…永井豪・石川賢が共同で設定を作り、設定のみ共通の漫画版を同時展開した。
1975年TVアニメ「ゲッターロボG」…TVアニメ「ゲッターロボ」の続編。
1991年TVアニメ「ゲッターロボ號」…上記2作品とは違う世界観で別作品。物語も他の作品とは繋がらない。
1998年OVA「真(チェンジ!!)ゲッターロボ世界最後の日」…石川賢の漫画版を基にした作品。物語は他の作品とは繋がらない。
2000年OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」…石川賢の漫画版を基にした作品。物語は他の作品とは繋がらない。
2004年OVA「新ゲッターロボ」…石川賢の漫画版を基にした作品。物語は他の作品とは繋がらない。
その他70年代に「東映まんがまつり」で上映されたアニメ映画が3作あります。

・漫画作品…執筆は石川賢。通称「ゲッターロボサーガ」。物語は全て繋がっています。
1974年漫画「ゲッターロボ」
1975年漫画「ゲッターロボG」
1991年漫画「ゲッターロボ號」
1997年漫画「真ゲッターロボ」
2001年漫画「ゲッターロボアーク」…2003年に掲載誌休刊にて第一部完。2006年に石川賢が逝去し未完となりました。
(その他石川賢先生以外の漫画家が執筆したオマージュ作品が4作あります。)

今作「ゲッターロボアーク」は石川先生の漫画版を原作にしており、他のアニメとの繋がりはありません。アーク以前の物語を知りたければ漫画版を読む必要があります。
未完の最終章のみを物語の流れはそのままアニメ化という非常に挑戦的(無謀とも言えますが)な作品なんですね…。
もっとも、完全な原作準拠ではなく、キャラクター背景などをかなり膨らませているようです。原作は3巻しかなく1クールだと尺が余ってしまうため、新規視聴者にも出来る限りわかりやすく、キャラクターに愛着を持ってもらえるようにという考えだと思われます。(2021.7.24)
{/netabare}

【各話感想】
{netabare}
第1話「天の鬼」
{netabare}
アニメ初回見た印象からは懐古主義ではなさそうだけど、ご新規さんお断りではあるかも知れない(苦笑)
アニメとしての方向性がわかる監督インタビュー等がいくつか上がっていますので、興味がある方はご参考にどうぞ。
インタビューからの根拠のない憶測ですが、これらを読むとご自分の年齢を考えて作れるなら早い方がいいと考えて企画出し続けていたのかなあ?っていう気がします。川越監督のダイナミック作品のTVシリーズは「鋼鉄神ジーグ」が最後で、それからの14年、古風なロボットものでTVシリーズとなると企画がなかなか通らなくなっていそうですからね…。


物語は安定した滑り出しだと思う。初見さんお断りって感想多いけど、ロボアニメオタなら想像で補えるくらいの王道な展開かと思う。

ちょっと辛いことを言うとやっぱり作画かなあ。初回で不安定だと後が続くかが心配。全話納品済みなら良いのだけど。まあ私はこういう作画も好きなので全くOKですが。
拓馬と獏が憎めない表情が多くて和んだ。コンビニのシーン好きだなあ。生活や食事の様子が描かれるのは良いアニメ。
獏…3パイロットが癒しなのは伝統…?
コンビニのシーンはオリジナルだそうなので、改変もそれなりに入るのだろうなあ。獏のD2セキュリティ解除はアニメオリジナル?原作から?それによって評価が変わる。もしも新要素なら早川さんらしい味付けだ。目立ちにくい三人目をいかに活躍させるかで完成度は大きく変わるだろうから。

ロボットの見せ方が上手でよかった。D2が起き上がるシーンで「ガンダム大地に立つ」を連想したんだけど、ガラの悪い起き上がり方がらしくて違う燃えがある。小脇に抱えていたD2をアークが放り投げるのも凄く好き。
もっと精密で綺麗なCGは他にいくらでもあるけど、重量感や荒々しさを押し出して、かつカメラワークが決まっているので何が起こっているかわかりやすかった。ずっと手描きアニメをやってきた監督の演出だから。CGはダメージ表現が常に課題だけどそれはアークに限らない。
他の作品の話で恐縮だけど、3DCGって早くグルグル動かせるからカメラワーク疎かになって見にくくなることがあるんだよね…。アークはそうならないで欲しかったので、まずは一安心です。今後は重量感の表現にもさらに期待したい。

声優さんについて。寡聞にして知らない声優さんがメインにいらっしゃって、どうなるか楽しみ。
中の人が経験豊富な拓馬は勿論、渋めだけど若さと茶目っ気のある演技の獏、抑揚抑えめでミステリアスかつ戦士然としたカムイと、三人の演技・声質のバランスがとてもしっくり来た。三人が揃って会話するのがとても楽しみです(*´∀`)
なんかこの三人、一年くらいずっと聞いていたい…皆どんどん上手くなりそうでな…。だって皆感情表現が的確なんだもん。

個人的に、OP、EDは好きだけど劇伴はあまり好きじゃない。
新ゲ好きとしてはED感激でした!こんなに嬉しいってことは、自覚してなかったけどPVがなかったの地味にショックだったんだな…。3作目の曲をトップバッターにしてくれたことに感謝しかない。
(2021.7.11){/netabare}


第2話「運命の子ら」
{netabare}アバン、アークの機動力良いなあ…から始まり、スムーズに状況説明しつつ隼人の回想に入るのが上手い。カムイ、隼人から二人を丁重に迎えろって言われたのに殴り合いになるの笑ってしまった。やっぱりカムイにとって異種族であることはコンプレックスなんだな。隼人には素直なのは上官だからってだけじゃなさそうだな、と思っていたら隼人は育ての父という設定がある。
敷島博士に呆れたカムイをちらりと見る獏、拓馬がゲッターロボに乗ることを承諾したとき各キャラが見せる表情など、細かな所作でキャラクターを大切にしてるのを実感する。
世界の現状、ゲッター、ゲッターロボの説明の間に人間関係とキャラの背景を緩急つけて入れ込んでいくのも好き。国連とかの組織が出てくると早川さんって感じするわ…わりと使い古されてる手法ではあるのだけど、説明的にならないよう工夫しているのが良い。実機での訓練だけでなく座学が入るので、シーン転換も画的な動きも単調にならないの良いなあ。少しずつキャラクター性とチームの距離感を見せてくれるのも気持ちが良い。

D2部隊とのケンカシーンはほのぼのですかね…?これ、全員が遊びと心得てるのが良い(笑)。要はいちゃもん付けた時点で遊ぼうよ!ってことでしょ?(ホントかよ)
反面、全員が全力で生き続けるのはいつ死ぬ覚悟も出来ているのだと感じる。女性の隊員もいるのは少し驚いたけど戦士である以上、いざとなっても手心を加えてはくれないんでしょうね( ノД`)…ケンカの時点で男女平等だし。
隊員や所員のキャラクター名は担当声優さんのお名前から。これは見ていて楽しいし、声優さんたちにとっても良い記念だなあ。

拓馬と獏の戦う理由を描くのも良い。肉体と精神の強さ、運命や血筋に加えて本人の意思をきちんと描くのが川越作品らしい。戦うことに迷うのはゲッターらしくないけど、かといって本人たちに理由がないと現代の視聴者には違和感が生まれるだろうと思う。私自身が主人公が戦う理由にはこだわる方だからかも知れないけど。
勿論世界観に合っていれば理由が無くても良いし、ゲッターの世界はそれでも違和感ない。それでもこうしたのは、「感情のぶつかり合いで物語を転がす(川越監督のインタビューより)」という作品の方向性も影響しているかも。

一度目はさらりと見て、何が良いのか言葉にならないうちに30分経ってた感じ。二度目で良くできているからこそ良い意味で引っ掛からずにさらりと見られたんだなと。1話はロボットとバトルと過酷な世界を最大風速でがっつりやって、2話は設定やキャラの背景を描いて足場を固める。この手法は今では王道だよなあと。そういうのが好きな人ならご新規さんでも入ってこれるんじゃないかな。ホントここのスタッフは上手なんだよ。(2021.7.17){/netabare}


第3話「アーク始動」
{netabare}アバンで拓馬が母を亡くした経緯と獏との出会いが描かれる。「今逃げることは恥じゃない」という言葉がゲッター乗りの隠語と繋がってくるのが上手い。
この隠語や血液検査、託されるヘルメット、合体時にD2部隊にフォローされるなど、段々と早乙女研究所の一員として受け入れられていく描写が短い尺でしっかり入ってくる。
「ハジをかくなよ」=死ぬなということ。ハジとは何も残せずに死ぬこと。
第一話での「ここで死なせてやった方が幸せだ」というのはいかにも過酷な世界だけど、星一尉達は敵のデータを残しアークを守り切った。
隼人とカムイは親子らしいところをあまり出さないんだけど、それでもカムイは隼人の気持ちを代弁できる。感情表現が乏しいが気性が激しく怒らせると怖いという共通点は二号機パイロットの個性とも言えるけど、この二人に関しては養父子だからこそ似ているとも感じられて興味深い。戦友の息子に対して隼人が珍しく優しい態度を取るのに対して、拓馬は父に対して多少含むところもあるのかなと感じるけどどうだろう。
隼人が拓馬とカムイを繋げもし、カムイが隼人と拓馬を繋げもする。きちんと人間関係が作られていくのが気持ち良い。カムイと獏の関係性構築にも今後期待したい。
D2部隊は仲間がやられても正規兵らしい冷静さを見せてくれて格好良いなあと。前回の引きから全滅の可能性もあると思っていたので3人の生存は嬉しい所。とはいえキャラクターをただ無駄死にさせるスタッフでもないのだけれども。
今回の引きはマクドナルドの登場と拓馬の因縁の明確化で、今回のアバンから繋がる構成がやっぱり上手いと思わせる。

3人の絆を描く物語、血筋や組織の継承の物語、運命や因縁との決着の物語。序盤から描くべきものがブレない良い作品。私は1クールアニメは3話まで見て継続を決めるのだけど(本作の視聴断念は最初からあり得ないんですけどね)、もし何も知らずに見ていたとしてもきっと継続を選択したと思う。
(2021.7.21){/netabare}


第4話「美しい夜に」
{netabare}絵コンテが川越監督。以前からこういう回は自分でやる人ですからね。ロボアニメとしてはインターバルだけど、作品としては土台をなす部分だと思う。過去話で設定見せつつ、ゲッターへの危機感を煽る。特にご新規さんに対しての大きな布石。
ここのスタッフは幕間にも重要な要素を仕込んでくる。熱量だけではない作品を作ってくれるのが良い。

今回はすごくきな臭い上に謎が謎を呼ぶ内容で、3話までは足場を固めていたんだなと感じる。
敵の本陣の描写から、ゲッターを恐れていること、「あの場にはゲッターが満ちている」という言葉からそれだけでも危機感を募らせていることがわかる。19年前(?)の回想でもゲッター線の危険性はがっつりやっているし。
ゲッタードラゴンを増幅器にして真ゲッターロボのゲッターエネルギーを満タンにしようとしている所へ蟲が襲来し真ゲッターが出撃。基地に残っていた弁慶はゲッタードラゴンで敵をせん滅しようとするもドラゴンの暴走で危うい状態に。
カムイは19年前と言っているけど時系列が謎。真ゲッター起動と蟲初接触がこの時なら、2話冒頭の回想は何年前なんだろう。それにこの二つの出来事の間に隼人は大怪我してゲッターロボに乗れなくなっているはず。
ここまで司令官としての顔を見せてきた隼人の研究者としての側面。尊敬の念と、自身の現状への焦り。いまだに到達できない早乙女博士の領域。師弟関係と言えば良いのか、味わいのあるシーンだと思う。
カムイの幼少期の回想、カムイは差別などされていたわけではなかったけど特別な存在故に隼人と共に行くことを選ぶ。爬虫人類の子供達と母親達のデザインが良い。誰が誰の親かきちんとわかるし、子供が可愛いなあ。
D2部隊のリーダー格・笠原隊員が巣食っていた蟲によって命を落とす。食い破られた背中から背骨と肋骨が…。好きなキャラクターだったのでちょっと凹んだ…。前回殉職した細目の隊員が鍛冶本隊員で、女性が水島隊員。あとの二人の名前が知りたいなあ。うち一人は既に殉職しているけれども。
まだ情報不足なので謎については整理だけに留める。
次回の先行カットからキリクの活躍がありそうなので楽しみ。隼人とおそらく翔の写真が気になる。敵が女王蟲ということで女性キャラが増えますね(笑)。(2021.7.31){/netabare}


第5話「申し子」
{netabare}今回は好きな所と気になる所が色々あって、引っ掛かってる所が監督が言っていた「仕掛け」なのかそうでないのか?19年前であることは確定したけれど、原作との時間軸は違ってきてしまってる。
ゲッターと弁慶と早乙女博士のシーンでぞわっとする。隼人がゲッターは希望だと言ったシーン、自分にもそう信じさせようとしてるみたいで不穏…。

キャラ描写は全体的に好き。チームの物語として段々気心の知れたやり取りが増えてきてるのが良い。敷島博士は癒し。隼人の描写は賛否ありそうかな?
隼人、継承の物語として考えると早乙女博士から受け継いで次世代に託す役であることをかなり明確にしてある。アニメアーク見るまでは色々背負いすぎて荒んでるイメージあったけど、希望を見いだそうともがいてる、あるいは拓馬達に希望を見いだした、って印象に。それをはっきり態度や言葉に出すのは少し意外ではある。人としての情は常に隠して、ごくたまに人間味を見せるような人物像をイメージしていたので。

拓馬、父親に対して複雑な感情もあると思うんだけどやっぱり親しみも感じているんだろうな。父と同じ境遇と環境に身を置いて感覚的に理解してきた印象でそれは良いことだと思う。
ただ「俺はゲッターの申し子だ」の言葉はきな臭いというか…それが良いか悪いかは何とも言えない。

早乙女博士を見ていて作品によってこれだけ色んなアレンジされるキャラクターもそうはいないと思う。
チェンゲは悪役ムーブの裏で実はインヴェーダー殲滅のために動いて、アークは優しそうに見えても実はゲッター線に呑まれてて、新ゲは狂気じみてるけどその本質は情と理性…っていう。
キャラの二面性を演出するときのお手本みたいな人物像な上に、絶妙に仕上げてくれるのでとても美味しい。私は新ゲの博士が好き。
メカバトルも良かった。口が開くロボットとしては珠玉の魅せ方。やっぱり変形はCGでは難題なのだなと感じて少し残念ではある。
ラストシーンでのアークのガラの悪い座り方はすごく好き!(笑)1話の「D2大地に立つ」みたいなシーンもガラ悪くて大好き。CGで無機質になりかねないロボットに上手くキャラ付けしてて楽しい。

早乙女研究所はドクターが銃火器扱える所からしても戦闘訓練受けてないと採用試験で書類審査すら通らなさそう…そして入社してからも定期的に訓練させられそう…。
ドクターは何故名前が無いのかな?勝手にドクター小林って呼んでも良いかな~声優さんの名前から取って。
研究所はほぼ壊滅と考えて良さそう。D2部隊は生き残っているんだろうか…。

EDはあまり好きじゃない。須藤さんの編曲は楽器演奏だと大好きなんだけど、打ち込みだと昔からあまり惹かれなかったのでまあ当然といえばそう。DORAGON2021のアレンジは好きだったんだけど。

4話見たときはここからついていけるかなって思ってたけど、5話で謎は残るものの一旦必要な情報は出しきって次回から新展開。新ゲ同様、話数の使い方と話の広げ方が段階的かつ明確で良い意味で古風。私は中途半端に知ってるので混乱するかもしれないと思ってたけど今の所大丈夫っぽい。

原作付きアニメは新規ファンに原作を手に取ってもらうことが一つの命題であることは確か。原作を大切にはしないといけないけど、原作再現だけでそれが上手く行くかというとそんなことは無いと常々思ってる。
アニメアーク、この点では概ね上手く行ってるように見えるかな。原作読みたいけどKindleに無いとか、既に読んで全然違ったって感想ちょくちょく見かけるので。私の観測範囲に限っての話ではあるけど。(2021.8.8) {/netabare}


第6話「竜の末裔」
{netabare}アンドロメダ流国が地球への総攻撃を宣言。マクドナルドは百鬼帝国の生き残りで復讐のために流国に協力している。
早乙女研究所は復旧まで時間がかかるため連合軍の橘翔が来てドラゴンを守る戦力を補強する。カムイに対して「10年の成果を見せてもらう」とは?
海上の不穏なストーカを連合艦隊が抑え、その間にアークチームは海底の恐竜帝国へ。海上の連合軍は壊滅。早乙女研究所に膨大な数の蟲が現れD2一機とステルバーが防衛するが危機的状況。時空を超えて黒い真ゲッターロボが現れる。ドラゴンが様々なゲッターに関わるものを引き寄せている?
アークチームは海中で竜のような生き物に先導され恐竜帝国へ。途中の岩肌に潜水艇の残骸がありカムイは「俺たちの墓標だ」と。

翔が美人な上に有能。あと水島隊員と内山隊員が生存してて良かった。メガネの追加人員さん喋らなかったのでお名前がわからん。
3人が仲良しで良かった。カーンの変形がまた独特で可愛い。どうやったら車輪に収まるの…?案内に来たメカザウルスも可愛い。
黒い真ゲッターロボのストナーサンシャイン、ポージングとかカット割りがチェンゲのセルフオマージュっぽい?そもそもチェンゲの演出からして原作のオマージュなのか。最初はびっくりしたけど、2回目見直すとすんなり話が頭に入ってくるからやっぱり構成が上手い。

原作既読者でさえ展開が読めなくなっていて、OVAのみ視聴した私も結構驚くことが多い。川越監督、批判も覚悟でサーガとOVAを総括した作品にしようとしてる印象があるな…。アーク本筋と説明パートと過去回想として前シリーズも映像化することで新規の人にもわかるように情報を撒いている。だけでなく誰も知らないアークが加わっているようなので、初めての人の方がわかりやすいだろうなこれ。
原作そのままだと尺などの問題で上手くいかないからこういったやり方なんだろうけど、原作付き作品のアニメ化としてはかなりのイレギュラー。川越監督は基本的に原作リスペクトしつつ自分のやりたいことを上手く入れ込んでいくタイプだと思っていたんだけど、脚本の早川正さんがクレバーな人でSKLや009VSデビルマンでは相当思い切ったやり方をしていた。今作はさらにえらいことになってる気がする…。(2021.8.10){/netabare}


第7話「ゲッター同盟軍」
{netabare}真ゲッターロボは隼人を残して飛び去った直後、北極圏で核ミサイルを吸収しシュワルツと翔を助け、あらゆる敵(おそらくメカザウルス?)をさらに吸収しエネルギー体となり火星へ到達していた。
恐竜帝国へ辿り着き帝王に謁見するアークチーム。アンドロメダ流国に対して共同戦線を張ることになる人間と恐竜帝国。反発する拓馬と獏。カムイの事情を察する二人。隼人は恐竜帝国にも秘密裏に「ジュラ・デッド」作戦をアークチームに明かす。
地上ではストーカからの猛攻収まらず、国連軍が苦戦。黒い真ゲッターロボが全てのストーカを抑え続ける。パイロットが一文字號であることを確信する翔と隼人。アンドロメダ流国の孔明に対して號の言葉、「繋がっているんだ、全ては」
ゲッター線の影響を軽減する人間との混血児の研究があった。ゴール三世は母の存在と将来を確約することでカムイを利用しようとしているっぽい。恐竜帝国はかなり階級差がある社会らしい?
拓馬と獏は国連軍から派遣されたロン・シュバイツァ博士と出会い、協力者ハン博士の元へ。ゴール三世の動向を気にするハン博士。
案内役(名前はカンパニアかな?)はカムイを3人の若者の所へ案内する。3人はカムイとは旧知の仲。

爬虫人類蒸し暑い環境だけど人間の暮らせる部屋や食事も用意できるというのは、休戦協定を結び交流があったことを裏付けていると思う。人間の研究者も滞在してるからなおさら。恐竜帝国の異国情緒がなかなか楽しい。
憤る拓馬をフォローするカムイ、カムイを気遣う拓馬、二人を取り持つ獏が良い。黒い真ゲッターロボのことを3人には黙ってる隼人も冷静。地上のリスクは覚悟のうえで、恐竜帝国との連携を重視し今後に布石を打つことを優先した。
翔が元チームメイトである號をおそらく戦闘スタイルから看破しているのがとても格好良い。
カムイ、恐竜帝国ではかなりシビアな立場。母親が原作より若くデザインされているのは時系列を改変してあるからかな?
拓馬がゲッターの最期を聞きたがらなかったのは父親のことが引っかかったからか。
道案内がいることでどこにも逃げ場がないカムイと、自由に歩き回り真相に近づく拓馬と獏は対比的。

今は展開的に真ゲッターが無双してるけど、アークキリクカーンの戦闘ももっと見たいなあ。
次回の先行カットで、翔が號に会いに行くみたいなんだけどどうなるんだろう…。(2021.8.19)

・追記・
ある感想で「アニメアークはワイドスクリーン・バロックSFしててワクワクする」というのを見かけ、ワイドスクリーン・バロックって何だろ?と思って調べたらWikipediaにこんな説明が。

”オールディスはチャールズ・L・ハーネスの『パラドックス・メン』を評して
「時間と空間を手玉に取り、気の狂ったスズメバチのようにブンブン飛びまわる。機知に富み、深遠であると同時に軽薄
— ブライアン・W・オールディス、『十億年の宴』p.305より 浅倉久志訳」”

この説明だけでも私にはぼんやりとしかわからないんだけど、早川さんの頭の中がどうなってるのかはさらにわからない…。でも何となく的確な表現だなあと思ってメモ。
早川さんは熱い物語を勢いで押し流しても納得できるように、土台作りは設定の段階から相当丁寧にやっている。サイデビの小説なんか読むと特にわかりやすい。小説は地味すぎるくらい。
鋼鉄神が特にキャッチーで入りやすかったのは、他の脚本家と分担していたからかもしれないけど、あちらも少し謎は残ったものの大きな矛盾や設定の乖離は起こっていないので上手な人だ。(2021.8.21)
{/netabare}


第8話「竜の血 人の心」
{netabare}今回は絵コンテが監督。ドラマ性の強いや物語の根幹にかかわる回を担当する。ドラマとバトルのバランスが良い回だったと思う。いやバランスが良いと言うより熱さシビアさきな臭さほのぼの軽妙さと、1話に詰め込みすぎなんですよねきっと…

この世界まだ都市部残ってたんだ!ってかなり意外だった(笑)
インセクターの襲撃が連日に及び、アークチームは連戦を強いられる。「奴らの戦い方は特攻だ、何の目的で仕掛けてきているのか分からなければこちらが負けるかも知れない」という分析、拓馬のクレバーな面。ハン博士がカムイにガンリュー、バイス、オズロを引き会わせたとき、先日既に会っていることを悟らせない4人、なにやらきな臭い。
今回はカーンの変形シーンが見れて嬉しい。カット割りで魅せることに重きを置いた変形だけど、ロボットらしいシーンだしゲッターでは合体変形が醍醐味なので。重量感、パワー、二段変形と短いシーンに色々詰め込んでて楽しい。インセクターも水中で微妙に変形・特攻とか搦め手も使ってくるのが厄介。カムイの迷いからの危機、ゲッターザウルスの戦闘をさらりと描く。これが後のシーンに響いてくる。
地上も黒い真ゲッターロボと號は消耗しながら連戦を続ける。ゲッターに飲み込まれたはずの號が消耗するというのには違和感あるが、つまりゲッターの意思で人格記憶そのまま再現されているという事か。號のやるべきこととは何か。翔もまた隼人と同じく取り残された側なのだなと。
ハン博士とシュバイツァ博士が皇帝に謁見するシーン、地下で文明と科学を発展させてきた様子がうかがえる。実際、アンドロメダ流国では恐竜帝国の科学力の高さと人間のゲッター線が共に牙をむくと厄介と言っている。「地上の人類が同じ脅威にさらされたら生き残れるかどうか」という言葉に笑う皇帝はやはり地上を諦めてはいないのでは?博士たちは亜空間固定装置ノルドの組み立てを開始する。バジリスク将軍という名前がわかったので案内役はカンパニアで確定。
ザウルスチームのキャラ立て、アークチームとの絡み、カムイの器と戦士たちの間での存在感を描いて、人間の話とカムイの真実に持っていく。そして波乱で軽妙な出陣式から敵の襲撃シーンへ。
大量のミミズは苦手だな…芋虫とかも…羽虫とか蜘蛛は割と平気なんだけど…

拓馬の人の良さは父の血と母の教育と獏から受けた優しさに培われたものなんだろうなあ。
少々強引だけど周りの恐竜帝国の民衆に受け入れられた時点で皇帝は堪えるしかない。ゴール三世は頭も良いし利用しているとはいえカムイを生かしている(飴と鞭も使い分けられる)ので無能な為政者ではないのだろうけど、野心が強くて厳しい雰囲気がある。末端の兵士やチリュウ一族(歴史的に奇形種として差別されてきたため、人間との戦争においてゲッター線耐性が比較的強いことから一族のために命懸けで戦っていた)からの信頼がカムイに向いていることから見て、傲慢な面があったり身分差別を解決しようとはしないのだろうなと。結構格差社会に見えるし。

號の登場はある意味ゲッターによる命の冒涜なのでは。ゲッター線は人の魂を飲み込んでいく一方で意思のある一人の人間を再現する。
號が一度取り込まれていながら元の人格のまま(かつ肉体は元のままではなさそう)というのが、切ないというかゲッター線おぞましいというか怒りがこみ上げてくるというか…これで希望って言われると胃が痛くなる…
アニオリとしては凄く際どくない?ゲッター線が原作で號を取り込んでいるからギリゲッター線の所業で納得できはするけど、こういう流れでなければ原作レ○プ案件と感じる人もいるのでは?この際どい改変にどう意味を持たせるのかにかかってくる。本当にかすかにでもゲッターに希望となる何かを提示できなければ見てるこちら側が辛い。
ていうかキャラ大切にしろ過激派の私がツラい。でもアニメアークも監督も脚本家も好き。なにこれ私がツラいだけじゃんズルいわ…( ノД`)…(2021.8.26){/netabare}


第9話「突入‼」
{netabare}ステルバーは仮面の中はモノアイなのかな?CGのロボットアニメは物量戦をしっかり描けるというのが本当に強い。ステルバーは最初は変形機能無しの予定だったけど、CGスタッフが変形できるようにしたものが良かったので採用となったと。
コーメイの話しぶりから高みの見物をしながら地球を滅亡させようとしているのが本気で下衆の所業。ゲッター線が宇宙の平穏を脅かすからゲッター線を開発する人間を襲うこと自体は理解できなくもないんだけど、じゃあなぜ爬虫人類まで滅ぼそうとするのか。結局アンドロメダ流国はそういう手合いで、彼らが敵視するゲッター線は善ではないにせよ悪と断定するのは視聴者目線でもおかしいという描写になってくる。
ゾルドの存在はコーメイに知られ猛攻を受け破壊されかける。敵本陣にアークとザウルスを送ろうとするも暴走し、真ゲッターロボタラクと號の力添えによりゾルドを通りぬける。その先に砂漠の惑星に軍用ヘリ、そして人間が降りてくる。

ゲッターは希望と言いつつ號のことについては個人的にはキツイんだけど、もっと素直に受け取って良いのかもしれないという気持ちになってきている。竜馬が拓馬を残したことを強調しているので子を残す=人の営みが何かを変えてくれたらと。
アニメの裏設定で、拓馬の安全第一のヘルメットは竜馬の唯一の形見。そしてそれは竜馬の戦友巴武蔵の遺品。血筋だけではなく思いの継承も、ヘルメットでかなり強調している。早乙女博士の遺産であり隼人が守りアークチームが乗り込むゲッターアークもそう。

號の「ゲッターは希望だ」「俺たちはまだ本当の答えに辿り着いていない。お前が見極めろ」という言葉の意味。號が拓馬達を助けることがゲッター線による予定調和だとしたら、號に固有の意思があることの矛盾。
正式名称が判明した「真ゲッターロボ タラク」。
タラクは虚空像菩薩の意味の梵字「タラーク」から。慈悲と知恵を司る・今世来世の願いを叶えると聞いて当初ぴんと来なかったけど、號がその本質を生前のまま保っているなら、拓馬達を手助けし未来を託すことが本人の救いにもなるのかなと…それも切ないけど。
この作品、次世代に継承されるものをあらゆる要素あらゆるキャラに可能な限り広げて描写しているのが凄いと思う。だからこそ戦場に送り出すしかできない隼人達バックアップ要員は虚しさを抱えるしかない。
隼人の矛盾は隼人だけではなく仲間や若者を送り出す側全員に共通してる。この作品、どこまでも矛盾という言葉が付き纏う。

アニメアークは配信と放送枠の確保もさることながら公式サイトで必要な情報が得られ、宣伝も良い意味で業務的に(定期的に!関連作関連イベントにコラボグッズも)行い、Twitterでは「#ゲッター線を浴びよう」のようなパワーワードも創作してて、ターゲットにアプローチする努力が狂気的な位ですね。
アニメアークはダイナミックプロやスカパー、バンダイも盛り上げようとしてくれてるのもありがたい。たまにこれは良いのか?と思う時もあるけど(主にスカパーの漫画版画像コラとか)。バンダイの魂ネイションズイベントでのアークの2メートル位の立像も動画で見たけど素晴らしかった。ありがたいことです。(2021.9.3)

・追記・
色んなサイトやTwitterを見ていて、號が舞台装置とかただのファンサービスとか言う人がいるのが納得できないなーと思って。
まず漫画版アークには一文字號と橘翔は登場しませんし、真ゲッターロボタラクもアニメアークオリジナル機体です。
アニメアークが継承の物語と考えれば、竜馬達の世代だけではなく號達の世代からも、拓馬達に想いを受け継がせる意図があることは想像できます。
また敵の主張やゲッター線の在り方の善悪が目まぐるしくひっくり返る構成上、一度はゲッター線に導かれながらも自身の意志を保持して現れた號が「ゲッターは希望だ」と言ったことにも善悪の印象をひっくり返す作用がある。仏の名を機体名に使う本作において、真ゲッターの分身であり虚空蔵菩薩の名を戴くタラクもまた無限の慈悲の象徴。(「煩悩を超越して進化した〝真ゲッターロボ〟から分離した存在と推察される」(公式サイトのタラク説明文より))仏教における「一体分身」の考え方は日本人にとっては身近なものです。
翔と號を再会させたのもゲッター線による隔絶と残された者の矛盾を明確化するためだと思いますし、最終的にゲッター線をいかに描くかでもっと別の意味も加わってくる可能性もあります。
原作未読の私がこんなこと言うのは変なんですけど、それでも川越監督は意味のないキャラを登場させる印象はあまり無いので、前作主人公との邂逅という熱血展開に作品テーマを掘り下げる要素を入れ込む位はしそうなんですよね。
だいぶ納得できる展開になっているので、今後も注視していきたいと思います。(2021.9.5)
{/netabare}


第10話「異界の聖戦」
{netabare}砂漠で人間と遭遇するアークチーム。インセクターの襲撃を受け戦闘に。アーク、キリク、カーンの戦闘でチームワークが磨かれているのが感じられて好き。3号機を応援したくなる、という武蔵はコミカルなんだけど…
ザウルスチームは機器の故障で戦闘困難な所をアークに助けられる。神の戦士ゲッターアークって言われたけど意味はあるんだろうか?拓馬の安全第一ヘルメットを被る武蔵。制圧した星の昆虫人類を全滅させる。日本の人口に近い1億3千万という数字は意図的なのであれば、良い意味で悪趣味な脚本。
前回と反対に爬虫人類がよそ者として扱われる。人類は侵略しながら宇宙に出て、しかし流国に遭遇し滅ぼされかけ、そこに地球からのゲッターエンペラーが現れる。「何故地球人類が存在するか、宇宙はゲッターに何を求めているのか」
エンペラーが特異点となったこの宇宙では過去が変わっても時間の流れは分岐せず、未来に影響を及ぼす。時間と空間の仕組みは解明されており非常にデリケート、少しでもその知識があれば干渉しようとはしないがアンドロメダ流国は危険を冒してでもエンペラーが生まれる可能性を潰しに過去へと遡った。百鬼帝国も蟲たちも流国が送り込んだ先兵。
武蔵はエンペラー誕生前の過去の者たちが起こした行動は宇宙に影響しないからと拓馬達に戦いを強制する。武蔵は死んでも代わりがすぐに起動する。エンペラーの記憶に基づいた人造人間というのが厄介…。
過去から来た地球人(百鬼帝国)を倒しても問題無いのは過去から来た拓馬達だけ。母の仇を取ろうとする拓馬にカムイは反発する。

「何故地球人類が存在するか、宇宙はゲッターに何を求めているのか」
武蔵は人類とゲッターは宇宙の意志により宇宙を支配するのを望まれていると言うけど本当かなあ…。
エンペラーの記憶にあるのは真ゲッターが火星に飛ぶまでで、その後の空白の期間の変化はエンペラーが作り上げた未来に影響する、だからこそ流国が攻めてきてもいるけど拓馬達の行動で事態が良い方向に変化する可能性もあるということで良いんだろうか。真ゲッターが火星に飛んだ時までと、エンペラー誕生以降は歴史が確定してるということかな?
號とタラクの行動からすると、拓馬にしか出来ないことがあるのかなと。號自身はゲッターを希望と考えているけど未来を変えられない、未来を変えられる世代の拓馬には自分で見極めて未来を変えて欲しいと思っているのかも?
ゲッターの意志で生前の姿を取り戻した点では號と武蔵は似たもののように見えるが、実際は全く違う。
エンペラーの記憶と人間の遺伝子から生まれた人造人間が生前の武蔵そのままの意志を持っているようには見えない。武蔵は宇宙を支配するために何をしても仕方ない、爬虫人類にも見下す発言を繰り返す。3号機に愛着を示し、ヘルメットを喜んで被る姿がかえっておぞましく見えてくる。

善悪のひっくり返し方とか流国と人類のどちらが発端なのかとか…原作が凄いからなんだけど、シリーズ構成の本領発揮でもある。(2021.9.11){/netabare}


第11話「宿願」
{netabare}「ハジをかくなよ」という言葉が久々に出て来たのが良かった!

未来のゲッター軍団に案内されてマクドナルドを倒しに向かうアークチーム。シールドを解除するために別行動したカムイにマクドナルドが取引を持ち掛ける。スターボーダーを使い過去へ未完の兵器バグを送り、それを過去に戻って完成させゲッターを倒せと言う。ゲッターを滅ぼせればマクドナルドはそれでいい。ゲッターと人類の未来を嫌って迷うカムイ。シールドを解除するが行方不明になってしまう。
アトランティスの遺産・魔獣ウザーラでアークを翻弄するマクドナルド。ザウルスチームはカムイを探しに自爆しようとする母艦の中へ。拓馬と獏はアークの力でウザーラを倒す。竜馬が倒せなかったウザーラを倒す展開は父親超えでもある。
コーメイは時空転送でアークを消す賭けに出るが、逃げ切れないと悟った拓馬たちはスターボーダーに飛び込む。武蔵はエンペラーと拓馬を結ぶ縁に賭けてエンペラーに探させる。
過去の地球ではストーカが全て消滅し、早乙女研究所では隼人が研究所の封鎖を決定する。

マクドナルドはゲッター線に一矢報いればそれでいいという感じ。拓馬の母を殺したことをどうとも思ってはいない様子で、これは拓馬としては虚しいだろうな…。コーメイも自爆に近いやり方の賭けに出た。メルドゥサのいる本星は別にあると設定されてるけど、今後出てくるかどうかは微妙かも?

宿願について。
「自分を信じろ!自分に流れている血のさだめを!」という台詞、ゲッターの作る大きな流れの中といえども自身に強い意志があることを強調する。どこかで見たファンの考察だけど、
「ゲッターは人間の意志が弱ければ取り込んでしまうからアークの未来に至る。でも人間が強い意志を持っていればそれに沿ってくれるから別の未来に行きつく」
とあってなるほどなと思った。
今回のタイトルが「宿願」なんだけど、獏の願いは明言されていない。ただ偉大な兄に追いつきたいという印象はこれまでに何度か感じた。第2話で「兄ほどの力はないが、ここで出来ることがあると言われ、それが運命だとまで言われればそう思わないこともない。ここに導かれたという感覚は確かにある」と言っていて、自分の直観を信じてみようと思った瞬間だったんだと思う。今回追い詰められた時に弱気になっても、拓馬に自分を信じろと言われたことで全力を振り絞れたんだなと。

チームの関係性について。
拓馬は普段なら周りの人の気持ちを自然に考えて行動できるのに、カムイの問い掛けを振り切って暴走しかけたのは未来のゲッターの姿にショックを受けていたから。獏は二人の間に立ちバランスを取る、一歩引いた立場にあるので、復讐を叶えなければ拓馬はけじめをつけられないと感じているからか獏が拓馬を止めることは出来ない。二人は自身の在り方に対する迷い、過去の人間であるが故に無関係ではいられないことへの葛藤を抱える。
カムイは人間社会ではハーフだから、恐竜帝国では王族だから、常に狭間に居る。どっちつかずの立場で耐え続けてきたから、ショッキングな事実を知っても思考停止せずに考え続ける。それがマクドナルドにつけ入れられる隙にもなるのだけれども。
拓馬の情の深さとカムイの思慮深さ、獏の一歩引いた優しさ。それが3人の強さだが今回は別行動していたことで弱みになった。
そして弱みを補い合って強さに変えるのがゲッターチーム。

狭間に在ることの葛藤と矛盾について。
カムイが欠けた事によりゲッター線に呑まれかけたけれど、二人はカムイを心配し待っていたから呑み込まれずに済んだのだと思う。今後アークチームは3人に戻れるのか。ゲッター線が他の種族を受け入れてくれるかどうかは、より良き未来への分水嶺になりそう。狭間に在るが故に生まれる「葛藤」をいかに良い方へ向けていけるかがポイントなんじゃないかな。
隼人の宿願は、若い頃は戦士として「共に旅立つこと」だったのだろうけど、今は司令官として親世代として「愛する者を守り救うこと」に変わっている。戦士か司令官か研究者かあるいは人か、常にその狭間にあり葛藤を抱えている。第5話で研究所で一人早乙女博士の姿を見る隼人は今は亡き師に心の中で問いかけていたのか、ゲッター線による幻影だったのか。アークチームを心配する姿は父親のようだった。
愛する者を守るために愛する者を戦いに駆り立てる「矛盾」はどうしようもない世界だけど、隼人は自分の心にけじめをつけられるか。

第11話終了時点で原作は残り僅かとなっているようですね。
進化の果ては宇宙を支配すること、個などどうでもいい、支配しなければ宇宙に存在するゲッターの意味はない、本能に従え、これしか道はない…なんて言われて納得できるはずもない。3人と隼人が自分たちの答えを出してくれたら良いなと思います。(2021.9.18){/netabare}


第12話「折り重なる刻」
{netabare}アバンではバグを完成させたカムイが拓馬の駆るアークと対峙する。
未来の宇宙から未完成バグと同じルート(スターボーダー)から現代へ帰還したカムイは、恐竜帝国を乗っ取り人類殲滅のために地上侵攻を開始、ハン博士に協力させバグを完成させる。バグには宇宙を作り替える力すらある。
拓馬と獏はエンペラーに救われ、エンペラーの本質を感じ取る。現代の地球の戦いを見届け人を守るために拓馬はアークと共にエンペラーの力により帰還する。獏は拓馬の助けになれる予感がするとエンペラーの中に残る。
早乙女研究所は封鎖され全人員は異動するが、残った隼人と敷島博士は研究所を襲うカムイを迎撃する。

アバンからビックリした…。原作のネタバレはほとんど踏んでしまってるのであれがどのシーンかわかっているんだけれど、まさかまさか最終話一話手前でこんな構成でくるなんて(汗)。そして「折り重なる刻」のタイトル通り、時系列を様々に入れ替えてシーンを重ねていく。ラストの引きはとても静かで渋い…。今回と最終回は1時間構成を分割したような感じなのかも。

ゲッターエンペラー内部での問答がすごく良かった。抗っても無駄、理解しようとしても無意味な進化という大きな流れに対して、では個人の意思が無意味であるかというとそんなことはないと描いた。竜馬とタイールの姿で現れたゲッターの意思は、取り込んだ者たちの意識の集合体であり善でも悪でもない。
拓馬と獏のやりとりは気心知れた友人といった感じがとても良い。もっとエンペラーを知ることで別の道を模索すると言う獏の選択は彼自身の使命であり、自己犠牲などではないと拓馬もよくわかっている。決断する拓馬の背後に姿を現すアークも相棒らしくて頼もしい。タイールの「答えはそれぞれの想いの中にこそある」という言葉が良いなあ。

拓馬・獏とカムイとの得た情報の質と、自身の立場の違いによる決別。
敷島博士の言葉から見てもカムイは覚悟を決めてしまった。隼人との直接対決となれば父親越えと言えるかも。迎え撃つ隼人が楽しそうなのがなんとも…(汗)

曼荼羅について。
いきなりゲッター曼荼羅が出てなんだか感動してしまった(笑)。仏教要素を丹念に織り込んでいるのがとても好き(曼荼羅は法則が厳密に決まっているわけではないようですが、大日如来(=アーク)の扱いは大きいとのこと)。
それにしても何故曼荼羅が丸ではなく六角形なんだろう?初代ゲッターの顔の意匠から亀の甲羅、相反する二つの力の統合、調和と安定、並べて繋いでも全方向干渉し合わない図形、日本において魔除けの文様とされる籠目…とか色々あるかな?
この図からするとアーク、エンペラー、タラクはこの世界では特に大切な存在なのでしょう。他のゲッターは漫画版とは違うデザインや色になってるのもあるみたいですね。漫画版とは違う世界だと思わせたいのかと思ったんですが、アニメアークにも設定画があるゲッタードラゴンも少し違うので何が何だかよくわからない…。左上のゲッターに至っては濃いファンでも何なのかわからないらしい。あと一話なのにこんな爆弾投げ込んでこないでよ(苦笑)
・追記
曼荼羅のいくつかのゲッターがOVA版だったのは単純なミスだったようで、公式ツイッターで訂正版が公開されました。でもそれをOVA版とサーガ版と考えて二次創作でもし始めそうなのがゲッターファンの逞しさですね(笑)。
(2021.9.23){/netabare}


最終話「果てしなき戦い」
{netabare}ゲッタードラゴンを隼人に封印させるために早乙女研究所を襲うカムイ。隼人はゲッター線の強い地下で待ち伏せザウルスチームを下しカムイと対峙する。カムイは隼人を撃ち、完成したバグで地上を作り替える。地球に帰還した拓馬とアークはバグに挑むが全く歯が立たずボロボロにされる。隼人はゲッタードラゴンを開放し、二人の前に現れる。これが原作の最終シーン。EDを挟んで火星。地球は赤黒くボロボロで、火星では恐竜帝国のマシンランドが環境を整えている様子。恐竜帝国の監獄に投獄されているカムイを、拓馬と獏が迎えに来る。人類と他の生命が共に生きられる未来を掴むためにアークに乗り巨大なゲッターに挑む。

ここから想像。
バグはゲッタードラゴンに勝てずカムイは罪人として投獄されている。見張りが恐竜帝国の兵士だったから、カムイは独りで全ての責任を取らされることになったのかも。地球はバグで致命的な打撃を受けてしまい火星に移住することになった。帝国の存続のためにはゴール3世はカムイを切り捨て人類との協調路線を取らざるを得ず、人類側もマシーンランドのテラフォーミング技術を借りなければ絶滅するような状況か。
でも何千年先の未来を変えるために、エンペラーに進化する前のゲッター(曼荼羅左上のゲッター)に拓馬達はアークと共に挑み続ける。最後の巨大ゲッターの胸には初代ゲッターロボ3機の意匠があるので、初代ゲッターチームは全員その中にいるのかな?掛け声が竜馬なのでエンペラーの前身ということで良い気がする。
ここまで想像。

「過去も未来もクソくらえだ!」って台詞がすごく前向きに使われているのが素晴らしい。アークはずっとその姿のまま、勝手に進化もしないし3人の意図しないこともしない。ずっと3人に寄り添ってくれるのが嬉しいし愛着が湧いた。主人公の正義に沿う、まさに主人公機。カムイもキリクに愛着を見せていたのが良かった。キリクの活躍が少なめでちょっと悲しかったんだけど、はっきり愛着を見せたのはカムイで、一番付き合い長いんだよなと。
5話で「ゲッターは本当に希望なのか」と疑問視する拓馬をアークは見下ろしていたのを今更思い出すんだけど、あれは今考えると3人を見守っていたようにも思う。

カムイと隼人の対峙。ここにきて饒舌な隼人。最初こそ拓馬に対しての感情が目立ったけど、今回カムイの想いに言葉でしっかりと語ってくれるのがとても良い。良くも悪くもすごく冷静に育ててきたんだろうなと。隼人はカムイと殺し合うことはせずに、カムイに新たな可能性を探れと言う。父親越えの物語でもあり継承の物語でもある。
カムイは情を捨てるために隼人と対峙するが隼人は自分を殺そうとしなかったから撃ちたくないと本音を叫び、同じ理由から母を殺そうとするが母に命懸けで守られてこの時も吹っ切れない。だからこそラストで拓馬と獏はカムイを迎えに来たのだと思うし、カムイはそれを受け入れる資格がある。
地球をああしてしまった責任は大きすぎて取れないけど、愛する者のために戦ったことへのけじめはまだ付けられる。カムイが愛する者達の中には爬虫人類も人間も含まれているからだ。
獏が具体的に何をしたかは不明だけど、より深くエンペラーを知ることで何か良いアイデアを得て帰って来たんじゃないかなと。それはラストシーン以降に活かされるであろう希望。アークチームは全員それぞれに頭が良いし優しい。最後まで全員大好きでした。

漫画版はアーク以外は全て読みました。ネオゲとも新ゲとも違うゲッター線への解釈を、漫画版の中の描写から新しく引き出したのがお見事でした。
原作にもファンにも誠実に生真面目に、隼人の人生の終わりと次世代への継承の物語をしっかり描き切りましたね。石川先生が描けなかったキャラクターの感情への決着を全て付けて、けれども本筋を歪めずに希望のあるラストにしてくれました。
EDの後に「故石川賢先生に捧ぐ」とありますが、それはラストの拓馬たちの旅立ちのシーンなんだと思います。
(2021.9.30){/netabare}
{/netabare}

原作者が亡くなった哲学的な側面の強い未完の大作、かつ盟友であり共同制作者である永井豪先生も「ゲッターは石川賢のもの」と漫画版にはノータッチ、漫画版がほとんど絶版、最後のOVAも17年前という環境で、よくアニメ化してくれたなと思います。
誰も開けられなかったパンドラの箱を大胆に開き、その底にある希望を最高の形で見せてくれました。個人的には完璧なラストでした。
3か月間本当に楽しかった…!そしてロスではなくゲッター関連作を漁りたい気分になりますね(笑)。(2021.9.30)

【記録】
2021.10.3 ニコニコ一挙放送放送にてスタッフコメント公開
コメントの文字起こし行いました。
{netabare}
【第1話】
(井上俊次)
ゲッターロボシリーズは私のアニメ音楽制作のルーツです。
今回、音楽制作依頼のお話をいただきアニメ製作スタッフのリクエストを全て受け入れ
全力で音楽制作を行おうと決心してこのプロジェクトに参加させていただきました。
この曲(※OP曲)は何度もリテイクを出して箇所箇所変更をリクエストしてでき上った曲です
ゲッターアークの力強さ、ストーリーの深み、そして哀愁、ロボット作品主題歌の
王道を表現できたメロディーだと思っております
音楽の共通性を出すため劇伴で参加している栗山さんと寺田さんに編曲をお願いしました
壮大でドラマチックなアレンジになっていると思います
9月27日、JAM Projectコンサートツアー最終日の1曲目で披露しました

(南喜長)
拓馬の行動原理と獏との関係についてアニメではより突っ込んだ演出をしています
原作の夢の島の前位に早乙女研究所に訪れ門前払いを食らいます
獏の『良い考えがある』は原作冒頭のD2奪取に繋げてます

(井上俊次)
劇伴は栗山義親さん、寺田志保さん、鈴木歌穂さん、横関敦さんにお願いしました
制作楽曲数、なんと115曲!!
皆さんの才能と得意な音楽性を分担して、各々の音楽性を発揮していただき
映像とリンクした素晴らしい音楽が出来たと思っております
僕の音楽歴43年のなかで1クール曲数が100曲越えは初めてです!!
このくらい、シーンごとに音楽を創ることで、最高の作品が出来るんだと感じました

(南喜長)
アークのCGモデル作成で一番大変だったのが口が開く所でした
何度もトライ&エラーを繰り返し結果いくつかのモデルを用意することになりました
監督のこだわりで原作と異なりアニメではカムイは最後のカットでようやく顔が見えます

(井上俊次)
「DRAGON2021」はオリジナルのアレンジャーでもある須藤さんにお願いしました
初期JAM Projectの楽曲、奥井さん、きただにさん、福山さんが加わりました
Blu-ray特典のサントラCDでフルバージョンが聴けます!

【2話】
(南喜長)
アークの原作だけでは世界観が説明不足なので、他原作よりコラージュして補完しました
伊賀利隊長は脚本の早川さん発案のアニメオリジナル設定です
真ゲッターロボ原作『進化の果て』をこっそり生き抜いた男です(笑)

早乙女研究所は当初背景のみでしたが、CGチームが変形するモデルを作ってくれました
おかげで今後のシーンに役立つことに…

【3話】
(南喜長)
拓馬と獏の出会い(少年時代の回想)は原作を補填する形でアニオリを追加しました

隼人に竜馬のヘルメットを渡されるシーンもアニオリ設定です
新時代へのバトンを渡す表現として設定しています

クジャクのシーンは3話の見所の一つです。研究所をCG化出来た賜物です

【4話】
(南喜長)
脚本の中でも1・2を争う大変で複雑な構成となった4話(5話も)

過去を回想ではなく、ドラゴンが地下に眠る所を拓馬達に追体験させるべく→
いくつかの原作をコラージュして書き上げたシナリオの力作です

拓馬と獏の少年時代を描いたので、もう一人の主人公カムイの少年時代も描いています
後のゲッターザウルスパイロット達との関係もこちらで

真ゲッターのCGも要注目。旧ゲッター1同様の寸胴で、どの顔にするか模索しました



【5話】
(南喜長)
原作ゲッター號から続投、軍医長 田中伍長。今は研究所の医師長として勤務しています

アークのコックピット、実は3Dで作成しました。2Dキャラとの合成が大変でしたが…

クジャクの攻撃を受けたアーク。実はこの後改良して、6話から少し見た目も変わります

(井上俊次)
「DORAGON2021」と同じく「STORM2021」も須藤さんにお願いしています
こちらも現在のJAMバンドでの生演奏です
印象的なフレーズはそのまま、多少アレンジングを加え2021年バージョンとしました

(運営スタッフ)
ゲッター! ※EDでユーザーコメに付き合ってくれた

(井上俊次)
こちらも是非、フルバージョンを聞いていただければと思います

【6話】
(南喜長)
橘翔もゲッター號からゲスト出演。現在は国連軍でキャリア官僚となっています
少年のカムイを隼人とともに迎えに行ったのも翔です

シュワルツコフもかつてステルバーのパイロットでした
シベリア戦線を生き抜き、現在は連合軍艦隊の提督で、テキサスⅡの艦長でもあります

蒼黒の真ゲッター登場。アーク不在の今、D2だけではドラゴンを守り切れないのでは→
その答えとして、タラクが登場。今後の伏線も兼ねているのです

【7話】
(南喜長)
この辺りの話からゲスト声優さん達もさらに豪華さを増していきます(汗)

このアバン、ほぼ漫画版のゲッター號のクライマックスのアニメ化になっています
アバンはもう少し点描の想定でしたが絵コンテが良かったためコンテのまま進行しました

(運営スタッフ)
みんな盛り上がってるぅーーー? ※OPサビあたり

(南喜長)
母親はキャラデザの本橋氏の提案で少し美しくしたいと要望があり別の石川作品が基に

【8話】
(南喜長)
ゲッターロボ號より唯一のCGモデルが存在しているのはゲッター2号機(翔)!

ちなみに今回の一文字號はゲッター(ドラゴン)の意思と記憶で作られたという設定

将軍『バジリスク』とバットの孫『カンパニア』は早川氏が設定し星先生がデザインです
気づいた方もいると思いますがカムイ母は真説魔獣戦線の慎一の母をもとにしてます
コーメイのキャラデザインは雰囲気が良いので原作後半のデザインを中心に作成しました

(運営スタッフ)
音すみません…! ※BDの宣伝のみ音量が大きかった


【2度目の休憩中】
なんと「ゲッター泉」発売決定!明日の発表をお待ちください!
合言葉は「ゲッター泉に浸かろう」です!


(運営スタッフ)
お疲れ様本が予約受付中です♪
お疲れ様本とは、制作スタッフやキャストの皆様から→
イラストやコメントをいただいて掲載しています♪
ゲッターアーク胸像フィギュアが付属するBlu-rayもございます
A-onstoreではまだご予約いただけますので是非!
売り切れ次第終了となります

【9話】
(南喜長)
7対3で原作・アニオリのバランスを意識し中盤の盛上の構成をしておりました

(真早乙女研究所スタッフ)
ミミズが集積したコーメイは気持ち悪くしすぎて何度もリテイクになりました…泣

可愛くて残忍な丸い蟲は、現場では「球(たま)インセクター」と呼ばれてます


(南喜長)
アークの時代ではドラゴンが半覚醒のため時間の制限があり號は未来を託して消えて行く
ゲッターは希望と言う號。ゲッターを信じて出撃した最後の記憶があるからこそ…

ムサシはアニメ化取り扱い注意キャラ。間違えば全てギャグに見えてしまうのです


(井上俊次)
HEATSはランティス設立以前の会社で仕事をしてた会社でリリースした曲でした
歌はJAM Project結成前なので影山ヒロノブ個人としての作品です
OVA真ゲッターロボが世界的に人気があり、この曲も世界中で大人気の曲です
オリジナルの編曲家の須藤さんにリクエストしたのは印象的なフレーズが多い曲なので
大きな変更は加えずにオリジナルのアレンジを基本に
オリジナルのマシンを中心とした演奏ではなく
現在のJAM Projectのコンサートバンドでの生演奏での収録をお願いしました
生のストリングスも加え、あの頃表現できなかったことも表現できました
オリジナルの30歳代の影山さんと60代の影山さんの歌声、聞き比べてください
全く衰えなくパワフルでハートフルな歌で感動しました!




【10話】
川越監督・南P・なかの音響監督&真早乙女研究所スタッフの生コメ開始です!(真スタッフ)
皆様のコメントも読んでおります!どしどしコメントください!(真スタッフ)

でました!(川越) ※でたな川越監督!のコメを受けて
OPコンテは2週間くらいかかりました(川越)
コンテに2週間かけたけど制作も2週間でやりました(南)
ヒトマル式戦車、せっかくなので砂漠迷彩にしてみました(川越)
ゲッター戦車ムサシ色(南)
なぜ変形しないか?したかったよ!(川越)
アークチームは、最終的にマッチング・オーディションを行いました(なかの)
3号機に思い入れがあるPがいた(南)
僕じゃありません(南)
SEは昭和チックにしてます(なかの)
コーメイ&マクドナルドは3人でも簡単に倒せそうにないベテランに(なかの)
武蔵のヘルメットネタ、ここで思いついたので9話に遡ってカット足しました(川越)


こいつ(※おそらく巨大戦艦のこと?)もムサシ色になっています(川越)
ムサシのバイス達の扱いは過去の因縁によるもの?(原作サーガ第9章)(南)
セリフ3分の2くらいムサシの回(なかの)
初の映像化の合体するエンペラー CG班が頑張ってくれました(南)
アークのCGは3ヶ月で作りました(川越)
ステルバーは2週間です(南)
タラクは真ゲッターの改造ですから10日くらいですかね(南)
ただし、その前に真ゲッターで2ヶ月くらいかけてます ※名前がないけど話の流れから南さん?
ゲーム作りました! ※名前がない
マクドナルだと叫びづらいので「ド」をつけました(南)
EDの演出は監督の案です(真スタッフ)

【11話】
EMOTIONロゴ毎回入るの恐縮です(真スタッフ)
タイトルロゴのSEは打合わせの際に入れよう決まりました(なかの)
打合わせは大事です(真スタッフ)
BGMは全部で110作りました(なかの)
通常の1クールの作品の2倍以上になります(なかの)
劇伴はサントラCD3枚にわかれてBlu-rayにつきます(真スタッフ)
ちなみにサントラCDにED曲入ります!(真スタッフ)
VHSはないんです…(真スタッフ)※VHSはありますか?というコメに対して
110曲全部使用しています。使わないと怒られるので・・・(なかの)
皆さんLD出したら買うんですか?(真スタッフ)
↓買うでしょはさすがに嘘つきすぎます(真スタッフ)
真はLDでしたからねぇ(川越)
原作では60度ですが、人間にも耐えられるので120度に上げました(川越)
観入ってますね(3人)
カムイが一人宇宙に投げ出される、原作とはあえて変更しました(南)
最初は百鬼獣羅王鬼だったのですが、南Pの要望でウザーラになりました。(川越)
アーク初のロボット同士のバトル 盛り上げる演出です(南)
ウザーラBGM、ムサシゲームで先に出ちゃうのダメかなと思って→
おそるおそる聞いたら二つ返事で許可出たんですよ(真スタッフ)
アークシャインボンバーの技名はアフレコ現場で決めました(真スタッフ)
会議室ではなく現場で決めました(真スタッフ)※踊る大捜査線ネタ?
アークシャインボンバーはシナリオにはなく、コンテ時に追加しました(川越)
所員や隊員は、1・2やA・Bで無く、演者の名前にして頂きました(なかの)
キャストはサーガ過去作出演者や川越監督作品に縁のある方々に(なかの)
新人・中堅~ベテランまでバランスの良いキャスティングを心掛けました(なかの)


【12話】

まだ出ませんよ(真スタッフ) ※アバンがラストシーン一歩手前までだから
セクシーな感じにしたかったんです(川越)
ピンクのところです(川越)
曼荼羅の左上のゲッターは、「ゲッター天(ワン)」です(真スタッフ)
「真」と書いて”チェンジ!!”と読ませる感じです(川越)
背景はCGです(川越)
ここのシーンは曼荼羅の雰囲気を受けたBGMにしています(なかの)
シナリオにゲッタークリスタルと書かれててどうしたらいいか悩みました(川越)
若本さん楽しんで演じていらっしゃいました(なかの)
この回はカムイがたくさん喋ります(なかの)
夢の島の住人再登場。生きてたのね…。石川原作らしい逞しいキャラですね(南)
お約束のス●パー!ビル被弾、崩壊(川越)
スカ●ー社員死亡(その社員本人がアフレコ)(川越)
地竜一族が早乙女研究所に侵入するのはこれで2度目です(南)
前の台詞を受け、敷島博士がスイッチを押す台詞は私が指示しました(なかの)
敷島博士はたぶん??死んでません(川越)
DDでアークシャインボンバーうてます(真スタッフ)
音ごめんなさい(真スタッフ) ※BDの宣伝
ドワォンゴ思いついた人すごいですね(真スタッフ)
悔しい(真スタッフ)

【最終回】
本日最後のEMOTIONロゴです(真スタッフ)
12話ラストは通常ですが同じカットで13話の隼人はぐるぐる目にしています(南)
肉弾戦はコンテ描いていて楽しいです(川越)
巴投げではなく捨て身投げだったのですが、上手く描けませんでした(川越)
興奮すると古傷が浮かぶのはゲッター號の原作から拾いました(南)
最終回収録3日前に向野君が急性盲腸炎で入院。別日収録です(なかの)
撃たれぎわの隼人の台詞、早乙女博士の台詞が元ネタです
桜坂所員は生きてました(なかの)
配置転換されてますね(なかの)
伊賀利も生きてますよ(なかの)
キャストは、隼人と竜馬が一番最初に決まりました(なかの)
実はカムイ役の向野君は、ダビングに毎回参加していました(なかの)
最も難産であったラスト、原作ままで終わるか?それとも先を?時間がもう無い(南)

せーのっ!(全員)
ゲッタードラゴン!(全員総立ち)
最終話のエンディング曲「戦友よ」(井上)
最終話だけの使用でオリジナル曲を作りたいと私からリクエストしました(井上)
力強さと切なさが表現できたパワーバラードになったと思います(井上)
こちらのEDは制作時間は3時間です(川越)
当日に発注されました(川越)
当日納品ね(川越)
カムイを叛意させる拓馬のセリフ、コンテ描いててやっと思いつきました(川越)
制作もかなり切迫。スタッフみんなの頑張りでギリギリで完成!感謝!!(南)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

やまだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

やはりゲッター線。ゲッター線は全てを解決する。

まさかまさかゲッターロボをカッコいいと思う日が来ようとは。
ゲッター線って結局何?ってのが気になって眠れない方はNG。

01
{netabare}抜群のこういうのでいいんだよ感。
古い・ダサい・暑苦しい→うん。ゲッターだし。

昔のゲッターを見返すのは苦痛だがこれは観たいと思えた。
もちろん初代は生まれる前だし昔のアニメも漫画も覚えてない。
初見でも一応楽しめるとは思うような気がしないでもないようなあるような。

題材ゆえにベテランスタッフなのか凄まじいレベルの抜群の安定感。逆に普通すぎて退屈に見えてもそれはそれでしゃーない。技術ってのは素人に凄いって思われたら二流。芝居もちゃんと古くていいのだが3人目がやたら浮いてるのはわざとなのか。音響は音質自体はいいが音域なんかは今風にしても良かったような。OPEDも秒でわかるヒロノブ様が盛り上げる。音質はランティスなのでお察しだが、この手に繊細さは求められないので逆に音圧重視がマッチしてると言える。おにぎりの値段で世界情勢を理解させるところも好み。

作画も止め絵を使ったメリハリが効いている。ロボが主役なのでどうでもいいシーンにリソースを割くのはもはや悪。ややセリフが長いと感じる箇所もあえてなのかもしれない。モブはいかにも手抜き臭がするが、メインキャラはキャラデザの割に意外と所作が細かい。

ロボアニメの初回テンプレ「ロボを見つけて乗り込んで戦って勝つ」をしっかりと踏襲した気を衒わない丁寧な導入はなかなかに好感触。きちんと今の視聴者を考慮した構成だと思います。

なんでセキュリティ破れたの?
なんで乗っても大丈夫なの?
なんで初見で勝てるの?

→〇〇の息子だから。

この言い訳のサラッとした納得感が素晴らしい。
強烈な味付けの目眩しで細部に気を配らせないつくりが上手い。

細かい設定は本題ではないのでどうでもいいが、言い訳だけはして欲しい。最初に世界観設定をしっかり提示できてさえいれば、あとは全て「ゲッター線!」で済んじゃう。最近の作品はそこをおざなりにしてサボるからケチがつく。最初の大ウソって大事。そしてそれを視聴者に飲ませる事の難しさよ。

CGロボも今の世代のロボアニメみたいにグルグル動かしてナンボみたく忙しなく目まぐるしくガチャガチャ動かすのではなく、ゲッターの巨大さ重厚さの表現を重視。よくわからんけどなんかすごいロボってことになってるんだろうな感はきちんと出来てる。悪く言えばのんびりもっさりなのでこれは好みか。もっさりロボがイケるお方はブブキブランキを勧める。保証はしないが。

ガンダムは工業品兵器としての面白さだが、主役が負けたとしても戦局が不利になる程度で即敗戦とはならない。こっちはスーパーロボット。ワンオフの超兵器と言えどゲッターが負けたら一巻の終わりという常に背水戦。ロボアニメといえど構造は全く別物なのでスーパーロボットとリアルロボットを比べてもしゃーない。

コレに新しさなんていらない。ゲッターロボらしさをしっかり堪能させて欲しい。


ダサいので無理です!観ません!ってのも正しいと思う。
アニメなんて無理してみるもんじゃない。68{/netabare}

05
ゲッターロボの旧作アニメは見てないけど、昔のロボアニメを見ているような感覚。懐かしい感じに安心する。語られてないことも多いが主人公たちも知らないので同じ視点で見せてくれる。弁慶って誰?って言っても主人公も知らないので問題なし。研究所が襲われる理由も明確。相変わらずゲッター線に関する説明は一切なし。どうせ現実っぽいリアリティ溢れる説明を入れたところで納得なんか誰もできる訳ない。「ゲッター線が!」って出てきたら「うん、そうだな。ゲッター線だもんな。それなら仕方ない。だってゲッター線だし。」でいい。これこそがリアリティライン。そこは考えなくていいんだYO!って提示すること。今のツッコミどころ満載の素人原作アニメなんかよりも格段に見やすい。今回のゲッターもカッコいい。

でも若い子には無理なんだろなとは思う。無理しなくていいよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

無印のゲッターを観てから出直します(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
2話観ただけだが、結構面白かった。もちろん、古くささはあるものの、それは「形式美」に近いもので、嫌な感じはしない。

ゲッター自体は知っていて、でもアニメは観ていない。本作がちょっと面白かったので、いつかゲッターを観たいなと思い、じゃあその前にアークを観るのはなんか違うなと思ったので、評価はデフォの☆3にして、途中断念とします。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(2話まで)】
{netabare}
ゲッター・マジンガー・コンバトラーV・ボルテスV・ライディーン・イデオン・ダイモス・ガイキング・ゴーショーグン、、、。

全て、どんな機体か分かるし、キャラクターもつかんでいる。でも、全てアニメ未視聴作品。

そう、全て「スパロボ」で出会った作品であり、私の中では、スパロボのイメージがそのまんま、作品のイメージになっています。

嗚呼、にわかがバレる(笑)

自分が、「スパロボ→原作アニメ視聴」に至った作品ってかなり少なくて、「ダンバイン」「ザンボット3」「ライディーン」「ブレンパワード」等、富野作品がその大半。次に観るとしたら、「イデオン」か「エルガイム」かな~と思ってます。

というのも、以前、「誰も知らない富野由悠季展」に行き、ガンダム以外にも興味が沸いてきたので、まずは富野作品をコンプリートしようかな~と。

それで、富野作品の次に視聴を考えていたのが、「ボトムズ」。ただ、これかなり作品数あり、興味はあるものの、時間がなくてどうしようかなという感じ。

んで、あと原作に興味あったのが、「機甲戦記ドラグナー」「冥王計画ゼオライマー」くらいで、ゲッターにはあんまり興味がありませんでした(なぜかダンクーガは先にアニメ観てたから使いたかったんだけど、弱いんだよなw)。

スパロボやってるときは、「精神3人使える」「気力さえ上がれば攻撃力が鬼」「基本、ドラゴンしか使わないよね。あと2形態は、水と地中の移動用だな」「はぁ~、装甲さえ厚かったら」という程度のイメージしかなかったけど(笑)、本作観て、ダークな世界観が気に入りました。

今や、ボトムズの次くらいには、ゲッターを観ているかもしれません(それでも、いつになることやらw)。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

71.8 7 変形でパイロットなアニメランキング7位
マクロスプラス MOVIE EDITION(アニメ映画)

1995年10月7日
★★★★☆ 4.0 (206)
1106人が棚に入れました
2040年、人類の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機の採用コンペティション「スーパー・ノヴァ計画」が行われていた。競合メーカー2社のテストパイロットは、かつて親友同士であったイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。幼馴染の二人は、7年前のある事件をきっかけに袂を分かっていた。そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。しかしミュンは、絶大な人気を誇る人工知能のヴァーチャル・アイドル、「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた。

声優・キャラクター
山崎たくみ、石塚運昇、深見梨加、内海賢二、速水奨、林原めぐみ、西村朋紘、銀河万丈、兵藤まこ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

セル画リミテッド・アニメーションの頂

正直ストーリーで言うと初代のほうが好きなので・・


_(⌒(_・-・)▄︻┻┳═一゜三°。三三゜。(*゚Д゚)・:∴


・・

・・・

素晴らしい映画でしたねっ!

1995年制作。 OVAを再編集し、ストーリー変更なども行われている劇場作品。

時代が経っても色褪せないのがスゴイ。それどころか、セルでの表現はもう無理だと言われていますから
益々価値が上がっているような気さえします。作ろうとしても実際クリエイターはいるでしょうけど
メリットが無いですし、なにより機材がないでしょうね・・悲しいなぁ;

イサムやガルド達が繰り広げる、バルキリーでのドッグファイトは、未だに語り継がれるほど、
日本のアニメーションの歴史において外せないものとなっています。

2人の男の、プライドをかけた戦いが熱く、そして少し切ないです・・。

河森監督作品の中でも、一番ストレートな題材かつ、時間も短いのでオススメです。
(けど・・マクロスシリーズ見たこと無いって方なら、フロンティアかデルタから入ったほうがいいかな?

ヴァーチャルアイドルであるシャロン・アップルの表現が絶妙で、いつか時代が追いついて、
あんな歌姫が現れないかと日々夢想しています(笑)歴代マクロスの歌姫でも断トツに好きです。

主題歌や劇伴も素晴らしくて、主に菅野よう子が担当しています。
その中でも菅野が唯一担当していない、元電気グルーヴのCMJKが作曲した「INFORMATION HIGH」は、
劇中での曲の中毒性を表してる意味でも完成度が高いですね。映像も含め、もうシャロンの虜です・・。


あ~ シャロン様ぁ・・・ゴーストでシャロン様のお胸に突っ込みた・・


_(⌒(_・-・)▄︻┻┳═一゜三°。三三゜。(*゚Д゚)・:∴

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

歌と言うよりは……

1995年、約25年前のマクロス作品で、
テレビ画面の規格が今よりもまだ小さかった頃の作品です。

アニメの勉強をしている友人の勧めで視聴しました。

OVA(4話)とMOVIE EDITIONの2つがあるらしいですが基本軸は同じなのであえて違いは書きません。内容は比較的最近のマクロスFやΔとは違い「歌で星を救う」というよりは「キャラの過去の清算」を主にしているのかなという感じです。

歌姫は今回は人間ではなく、バーチャルアイドルである「シャロン・アップル」
妖艶で怜美な雰囲気は他のマクロスシリーズにない個性があって、僕は今のアイドル性を前面に押し出しているΔとかの方が好きですが、好きな方は好きそうな世界観だなと思いました。

およそ25年前のマクロスですが、戦闘機の動きや宙を舞うミサイルの作画はCGが多くなった現代にも負けず見応えがあります。また、言葉で表現がしづらいのですが、歌姫のバーチャル映像が船の前に巨大に映るシーン(伝わりますか?笑)は、マクロスFのシェリル、マクロスΔの美雲にしっかり受け継がれていて、ちょっと歴史も感じましたね。

感想としては、今まで自分が見てきたマクロス(F,Δ)とは異色のマクロスだなと感じました。マクロスというとどうしても「歌」のイメージが一番にあったので、それを持たずに人間ドラマの方に重きを置いているのは意外でした。

あと、ちょっと終始暗い感じだったところが思っていたマクロスと違った印象を持った原因かもしれません。
キャラ的にも成熟した大人が多かったですし。

FやΔが好きな方が見たらどう感じるのか知りたいなと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

音楽と飛行機でごはん3杯 

2時間くらいの映画だったでしょうか。

観た当時はアニメに興味がありませんでした。
たまたまテレビで見かけてその音楽にひきつけられ、友達にその話をしたらソフトをみせてくれたように記憶しています。確かLDでした。
サントラも貸してくれました。

菅野よう子さんを知った作品でした。
新居昭乃さんも歌ってます。
音楽監修は溝口肇さん(世界の車窓からでお馴染み)。
兎に角音楽だけで引き込まれます。

ただ今となってはちょっと古い感じはします。
何しろ菅野氏は超売れっこなので、本人やフォロワーによる菅野的なものが溢れていますから。


それから「飛行機もの」としても秀逸です。
物語の背景として新型機の開発という設定があります。
当時アメリカで行われていた実際の戦闘機の競争試作を参考に丁寧に描写されてますし、「物語世界の新技術とは」と言うSF的な想像も掻き立てられます。
物語終盤の宇宙から高度を下げていく映像などは何度も巻き戻して観てしまいました。
本格飛行機ものとして「紅の豚」「風立ちぬ」に比肩すると言っても良いくらいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

65.6 8 変形でパイロットなアニメランキング8位
勇者特急マイトガイン(TVアニメ動画)

1993年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (35)
212人が棚に入れました
かつて、東京湾と呼ばれた海上に建設されたヌーベル・トキオ・シティは、自由と平和に満ち溢れた未来都市であった。だが、その陰で巨大な悪が蠢き始め、人々の幸せはもろくも崩れ去ろうとしていた。そんな時、颯爽と正義のヒーローが現れた。その名は旋風寺舞人。彼は『勇者特急マイトガイン』と呼ばれるロボット達と共に、悪人達の野望を次々と打ち砕いていく。ヌーベル・トキオ・シティに勇者旋風が巻き起こるのだった。

声優・キャラクター
檜山修之、中村大樹、巻島直樹、置鮎龍太郎、鈴木勝美、矢島晶子、菊池正美、天野由梨、岸野一彦、緑川光、佐藤正治、叶木翔子、島香裕、梁田清之、菅原正志、水原リン
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて……」

「銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号!
 勇者特急マイトガイン、定刻通りにただいま到着!」


露湖藻(ろこも)雷蔵が熱唱する(中身は坂井紀雄さん)
無敵のロボット「マイトガイン」を称える、ダサ格好いいテーマ曲に乗って、
300系新幹線のぞみやSL等から変形合体を遂げた
“超AI”搭載の主人公機がオーバーな決めポーズと共に敵機に叩き付ける、
この名乗り口上からして、既に発火しそうなほど熱苦しいw

名古屋テレビ&サンライズ制作の巨大ロボットアニメ「勇者シリーズ」
1993年~放送の第四作目。


このシリーズも主要ターゲットはキッズ層ということで、
通常、主人公は平凡な少年だったり、泣き虫な男の子が勇気を振り絞って……。
というパターンも多いのですが、
本作の主人公・旋風寺 舞人(まいと)は異端かつ別格。

ナレーションで「嵐を呼ぶナイスガイ」を自称するこの少年主人公は、
文武共に超人クラスの能力を持ち、若くして大財閥の総帥を務め、
正義の「勇者特急隊」を機体、設備共々“私有”する超大金持ち。

当然、自らの正義には揺るぎない自信を持っており、悪に対しても常に超上から目線。
時に現実的、論理的に破綻していても尚、
正義を掲げ続ける、その言動は、しばしばアブナサを感じる程w
{netabare} もっともこのアブナサはメインストーリーの重要な伏線として回収されますが……。{/netabare}

本作は悪役も“エースのジョー”と称されるライバル少年&ライバル機「飛龍」を筆頭に、
相当アクが強い連中が登場しているはずですが、
「嵐を呼ぶ旋風寺」の絶対正義を前に押され気味w
舞人が叫ぶ断罪の台詞に続いて、縦一文字に次々と一刀両断されるのであります。

さらに偶然出会った運命のヒロインのハートも一撃で射止め、決して逃しはしない。
息を吐くようにキザな言葉を吐いても、ひたすら爽やかにキマっている。
勝ち組が勝つべくして勝利し続けるアニメ。
それが『マイトガイン』というロボットアニメなのです。

後年、色々、最強主人公が無双する作品を視聴しても来ましたが、
メンタルや財力も含めた総合力では、
私は未だに舞人を越える最強主人公には出会っていない気がします。

将来、乗り物はことごとく巨大ロボットに変形、合体するに決まっている。
私にとって本作は、『トランスフォーマー』等と並んで、
終わらない夢を植え付けた、宿命の作品なのです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

かっこよかったな~

銀の翼に望みを乗せて、灯せ平和の青信号!!
数ある勇者シリーズの中で最もハマった作品です。
評価が低めなのはストーリーに関して記憶が定かじゃないことと主人公舞人のせいです。

やっぱり新幹線って子供たちの憧れであり日本の誇りです。ガイン(ナルトじゃないよ!!)は300系で1990年代当時地上世界最速の270km/hの速度を誇る花形車両。ウィング(ガンダムじゃないよ!!)も新在直通ながら最高速度230km/hを記録した400系のエース。長い新幹線の歴史の中で事故が全くないという燦然とした実績が証明する"平和の青信号"。心躍ります。

主人公"舞人"は今で言う俺TUEEEEEEEEEEEEE!!なキャラで、しかも大富豪でイケメンで。。。○ねばいいのに・・・・
今思うとよく見続けたな~。それもこれも特急隊とサリーちゃん(魔法使いじゃないよ!!)の魅力があったからこそ。

20年以上が経った今となってはストーリーはほとんど覚えていません。何しろ小学生でしたし。。。でもOP♫襲いかか~るバイオレンス♫とED♫黒く塗りつぶせ!世界のすべてを!!♫ははっきりと覚えています。

勇者シリーズ・・・復活しないかな~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

ヒーマ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

熱くなれる作品です。

勇者シリーズはどれをみても最高の作品ばかりです。
ロボット好きならみんな見てるんではないでしょうか!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
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