宗教で続編なTVアニメ動画ランキング 1

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66.6 1 宗教で続編なアニメランキング1位
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
981人が棚に入れました
ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人とゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚"、再び!

声優・キャラクター
水中雅章、芹澤優、和氣あず未、伊藤美来、古賀葵、内村史子、赤﨑千夏、原由実、大久保瑠美、加藤英美里、種﨑敦美、森嶋優花、千本木彩花、置鮎龍太郎

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

EVERYBODY! EVERYBODY!(OP主題歌)を世に送り出しただけでもこのアニメには価値がある!

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(無印)に続く2期目の、ラノベ原作アニメです。原作の最新刊14巻はまだ買っただけで読んでいません、すみません…。

なお、アニメも原作同様エロ成分は多めです。

OP主題歌『EVERYBODY! EVERYBODY!』は音楽レーベル「avex trax」や「avex tune」が送り出してきた、1990年代後半~2000年代前半のディスコサウンドを基調とするJ-POP楽曲(アーティストとしてはTRF、m.o.v.eなど)を知る人にはとても懐かしい感じがし、かつ中毒性の高い名曲です。

TRFのDJ KOOとm.o.v.eのmotsuを迎え、メインボーカル芹沢優がi☆Risやこれまでのソロ楽曲とは違ったテイストで歌い上げる、「The avex sound」とでも呼ぶべき曲に仕上がっています。

ED主題歌『YOU YOU YOU』は、同じく「芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU」ですが楽曲としてはアイドル楽曲っぽく仕上がっており、こちらはMVではDJ KOOとmotsuの二人も芹澤優のカワイイ動きに付き合うように楽し気にノリノリで踊っているのが印象的です。

アニメの話じゃないんですが、このユニットでアルバム作れるくらい楽曲を出して欲しいと思うくらい、天才的にハマったユニットだと思います。

なお、DJ KOOとmotsuのお二人は本編でもモブキャラとして声優としての出演を果たしています。

そしてようやくアニメ作品の話:

原作のジャンル的にはいわゆる「異世界召喚」ものなんですが、「小説家になろう」発とかではなく最初から商業出版として企画されたライトノベルです。

基本設定に関する説明は1期目に関するあにこれ公式の「ストーリー・あらすじ」を見ていただければだいたい正しいです。召喚時には自分がプレイしていたMMORPG「クロスレヴェリ」的な世界に召喚され、自分のプレイ時のキャラクターである「ディアヴロ」として召喚されます。

ディアヴロを召喚したと主張する女の子が二人(エルフのシェラと獣人のレム)いる時点でいわゆる「異世界ハーレム物」という方向づけは明らかですが、路線的に当たり前のように巻を追う毎にディアヴロの周りに女の子が増えていきます。

原作では10巻くらいまでは一応「3巻で1セット」みたいな雰囲気のシリーズ構成になっていまして、1期目は主に原作1~3巻の内容、2期目は原作4~6巻の内容がアニメ化されています。ということで、以下は1期目を観終わった人向けに書くのでまだの方はひとまずここでさようなら。



アニメ化の感じを1期目と比べると、ディアヴロが魔王として振る舞うときの演出として、1期目が「表面上は余裕だが内心ではギリギリ」という感じだったのに対して2期目は「表情にも余裕の無さが表れてしまうが周りのキャラに見られていないからバレない」みたいな感じになっています。

私個人としては1期目の描き方の方が好きで、原作のイメージに近いと思っています。

ストーリーとしては大主神官ルマキーナが登場し、ファルトラと王都以外の都市として初めてジルコンタワー市が舞台となったりしますが、1期目に比べるとラスボスが地味で見栄えがしない話になっています。

ですがここで手に入れるアイテムなどが以後の話の伏線になっていたりはするので、仮に3期以降も作られることがあるとすれば飛ばすことはできないだろう箇所でもあります。

ストーリー的に大きな改変はなかったはずなんですが、「なんか原作のイメージと違う?」みたいな違和感を抱きながら全話完走しました。

まあでも、どうせなら続きもアニメ化して欲しいとは思います。以降の敵とかもなかなかに強いし女騎士アリシアのイカれっぷりも増してさらに盛り上がりはするので…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ムラとムダの多い2期

1期とかなり方向性が変わったんですかね?
尺が足りなかったから無理やり引き延ばしたような安っぽさを随所で感じました。
面白いところも多いのですが、雑なつくりで全体的にもったいないなと思った。

1期は楽しめていて、2期で残念な印象が強くなったため、なんか悪いことばかり書いていますがそれなりには楽しめました。

作画はあまり安定していなかったし、もともとシナリオを楽しむ作品ではないのですが、2期になってさらにエロばかりを無駄に強調してくる。
エロの頻度は増えたけど質が低下している感じがします。
こういうのは、溜めに溜めて、ここぞという場面でご褒美的な感じで質の高いシーンを入れて満足させたほうがいいんじゃないんでしょうか?
1期のようにシナリオの中にエロを入れたのではなく、2期はエロのためにシナリオを書いているような印象で物語的な面白さは少し残念な感じになってしまった。

2期になって増えたキャラクターはなかなか良かった。

ただ、主人公が能力的にも精神的にもなんか中途半端でダサいんですよね。
敵も強くて結構苦戦するのは良かったのですが、バトルシーンがしょぼいので盛り上がらない。
恋愛的にも普段のあの傲慢さはどこにいったのかっていうヘタレぶりが情けない。もう少し堂々としていて欲しい。

でも、時々面白い回もあって、特に最後の2話は質も高かったし、ラストはなかなか面白かったので、挽回はできたかと思います。

回によってムラとムダが多い2期でした。丁寧に作って欲しい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

やはり、苦手でしたね、2期も。

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
1期を私は☆2(低評価)にしていました。理由は、「エロいだけのテンプレアニメ」だと感じたから。

が、1期のあにこれ評価(令和4年5月時点で)79.7点ですか。名作レベルの評価を受けているんですよね。同点が、「イカ娘」「アキラ」「灰羽連盟」「フェアリーテイル」「火垂の墓」「Ζガンダム」「防振り」「どろろ」ですから。

う~む、好みはそれぞれですが、個人的には、1期がそこまで評価されていることに、驚きました(もし、私が点数をつけるなら、68点くらいでしょうか)。

さて、元々観る気がなかった2期ですが、「1期を多くの方が評価している理由」を知りたく、視聴することとしました。

結果として、クオリティに関しては数多のなろう系アニメと比べれば、高い方かなとは思うものの、やはり作風としては苦手であることに違いはないですね。3期は、あっても流石に観ないかもですね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
キャラクターはなかなか可愛らしかったと思います。

特に良いなと思ったのは、ホルン。レベルアップの聖杯にオ◯ッコをして、それを聖杯に「生き血」と勘違いされたクダリは笑えた。まあ、当たらずとも遠からず(笑)

また、その後、魔術師を目指すホルンに主人公が、「好きで遠回りをするのを邪魔されるのは好きじゃない」と言うのは、なかなか素敵だと思った。ゲーマーらしさが出ていた。

というように、悪い部分ばかりではないが、1話目冒頭の「触手責め」から始まり、「ソーププレイ」とか、その他諸々、苦手だな~と感じた。う~ん、数多のなろう系作品との違いが分からんな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
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