宮村優子おすすめアニメランキング 47

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの宮村優子成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年01月25日の時点で一番の宮村優子おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.6 1 宮村優子アニメランキング1位
新世紀エヴァンゲリオン(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (5917)
23472人が棚に入れました
西暦2015年。15年前に起こった大災害・セカンドインパクトで総人口の半数近くを失った人類は、使徒と呼ばれる新たな脅威にさらされていた。国連直属の非公開組織である特務機関NERV(ネルフ)は、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン (EVA) を極秘に開発し、予測されていた使徒の襲来に備えていた。そのパイロットに選ばれたのは、わずか14歳の少年少女たちだった。
 主人公である「碇シンジ」は、他人との接触を好まない内向的な少年だが、ネルフの総司令である父親ゲンドウによって、EVA初号機のパイロットに突如選任される。こうしてシンジらEVAのパイロットたちは、世界の命運を託され、命をかけて戦う過酷な状況に追い込まれる。セカンドインパクトの真相や襲来する使徒の正体、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」など数多くの謎と共に、主人公シンジの成長と挫折を織り交ぜながら物語は進んでいく。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、林原めぐみ、宮村優子、立木文彦、石田彰、清川元夢、優希比呂、長沢美樹、子安武人、関智一、岩永哲哉、岩男潤子、麦人

米粉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

理解力を必要とする名作

話題になっているという
理由から見始めたアニメ、

面白いです!
設定が凄く変わっていて
ロボットアニメが苦手な私でも
全然抵抗なく見れました♪
まぁ、エヴァはロボットではなく人造人間なんですがね…
中身も(内蔵など)もちゃんと詰まってますしね!
そうゆうところ凄く好きです。

しかし
内容が少し難しいです
何回か見て解説サイトなどを
みて分からない部分を補ってくと
また新しい発見があって楽しめると思います!

投稿 : 2020/01/25
♥ : 12

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エヴァは何を救ったのか

(エヴァ評 その1:承認欲求編)

 エヴァについて書くのは恥ずかしいことだ。
 そう思っている。
 間違いなく、これは90年代最大のインパクトを誇った物語だ。それゆえ、包括的に書くことは難しい。どう書いても、誰かに何か言われるだろう。「わたしにとっては、そういうものではなかった」と。
 だから、とりあえず、まずは個人的な雑感を――とりわけ人の承認欲求にかかわるものとしてのエヴァについての話を――すこしまとめておきたい ※1。

■「立派になりたいとすら思わないわたし」の居場所

 当時、内向的な性格だった私自身も、ご他聞にもれず、たいへんハマッた。
 そのこと自体が恥ずかしいといえば、恥ずかしい過去でもある。しかしながら、それは一方で、わたしにとっての大事な過去でもある。
 ハマッた当時、シンジくんに、ベタに感情移入しながら見ていた。
 これは、シンジくんに感情移入できるかどうか、でまったく観方が変わる。
 だから、ここからの記述は15年前にシンジくんに感情移入できた側の人間の書いたものだと思ってもらいたい。
 当時のわたしにとっては、エヴァは「内気なわたし」に何か希望をあたえてくれるもの、でもあった。

 その理由は主に二つある。
 一つには、「どこにでもいるしょぼい私が、一足とびに世界の救済にかかわる」はなし、だったことだ(※2)。
 シンジくんが世界の救済にかかわりえた要因ははっきりといえば偶然に与えられていた資質でしかない(※3)。だが、「偶然」ではなく、多くのスポーツマンガにあるような「能力もある人間が努力によって、世界をすくうヒーロー」の話よりも、偶然によって世界を救う、という話は多くの凡庸な人々に希望をあたえる。たいした能力もなければ、努力をすることもできない。そういう人間に希望を与える話だ。
 もっとも、「どこにでもいる凡庸なわたし」が見出され、肯定される話は、少年少女向けの話ではよくある。
 「クラス一の人気者の彼に、ワタシなんかが告白されるだなんて…!」的な少女マンガのお約束展開でもある。肯定されるべき本人の自己評価の低さ、の種類はいろいろとある。少女漫画の場合は、多くの場合「ドジなわたし」「普通のわたし」だ(※4)。だけれども、多くのマンガやアニメでは、最初はドジで凡庸なわたし、が次第に精神的に成長し、努力家になったり、こころに余裕が出てきて周囲に配慮のできる人間になっていったりする。
 「努力」や「成長」によって、ヒーローになる話というのは「立派な人物」を称える話だ(※5)。
 「立派で善良な人物」を褒め称える話では、わたしは救われない。
 そういうことを思う人は、たくさんいただろう。全く立派ではないわたし、が生きていくしるべがあるのなら。それを見てみたい。立派ではないわたしが「いけない」ものではない、ということ。それをどうにかして肯定することができるのならば、その形を見たい。
 そう思っている立派ではない少年少女。そもそも「立派になりたい」とすら思うことのできない少年少女は、全国に何万、何十万といただろう。
 立派ではないわたし、が何がしか、世界にいていいのだ、と思わせてくれる。そういう物語がある。そして、その「立派ではない」わたしの、立派でなさ加減たるや、だいぶ徹底して救いがたい。そういう人間に救いがあるような世界観を提示してみせたこと。それだけで、エヴァは救いだったと思う。

■人を肯定してみせることの「闇」

 「あなたは、何も恥じることはない」
 そのことを強く感じさせてくれる経験は、強い力をもっている。
 だからこそ、実は、この経験は危うい力としても用いられる。
 うがった言い方をすれば、エヴァの熱狂は新興宗教の教義があたえる熱狂と同類のものである、というように言ってみせるひともいた。それもそうだと思う。当時で言えば、「オウム真理教にハマる若者」と、「エヴァへの熱狂」が同類のものだ、という評論家は、決して少なくなかった。
 自分なんて生きていていいのだろうか、という自分への自信のなさ。
 同時に、世界の役に立ちたいという底なしにピュアな善意。
 その二つを同時に兼ね備えた若者というのは、そこらじゅうに転がっている。そうして、どうやって世界と関わっていけばいいのか、その関わり方がわからなくなる。それは「若い」ということのもっているそもそもの性質なのだ、とわたしは思う。※6

 そういう若さ。
 それは「<しょぼいわたし>が、いきなり<世界の革命>に関わることができる」というストーリーに惹かれやすい。
 オウムが信者向けに用意していた話も、そういうものだった。
 オウムの信者と、シンジくんとほとんど同じじゃないか。そういう批判は、実際あった。※7

 こういう話は、いつしか定番のパターンとなり、二〇〇〇年代にはセカイ系、と呼ばれるようになった。
 こうしたお話、が新興宗教と類似の性質をもっていること。それはそのとおりだと、わたしも思う。
 だから、「エヴァなんて駄目だ」という人は、たとえば次のようなことを言う。
 「こんな浮世離れした話をみていないで、仕事で成功して、自分の自信をつけなさい」
 「こんなウジウジしたものを見て救われてないで、地元に親しい友達を見つけて、友達から認めてもらいなさい」
 と。

 それは、それで、そのとおりだということは、ある。
 その説教も、意味がある、と思う。この作品のラスト自体をそういうメッセージだと見て取るひともいる。
 
 一方で、その説教によってはやはり救われない人もいる。それもまた、もう一つの事実だ。
 仕事にも、友人にも、勉強にも、どう頑張れば、自らの居場所を得ることができるのかわからない。
 そういう少年少女は、溢れかえっている。そういう気分になっている人に、「あなたを肯定する物語」を与えることは、決して意味のないことではない、とわたしは思う。「新興宗教と同類の欲望を与えているのが事実だとしても、アニメという代理のもので欲望を昇華しえているのだから、問題はない」と、そう言うこともできる。

 一方で、
 「おまえらはみんな乱暴なんだ!おまえらは、ぼくのことなんか、ぜんぜんわかってないんだ!!」
 そう言い続ける人は、いる。
 そう言い続けたい人のための、免罪符として、エヴァのような物語があることにすがる人もいる。
 「ダメな自分」をいつまでも肯定し続けるためだけの装置になってしまっていたことも、もちろんあっただろう。
 そういうことの道具としてエヴァのような物語が使われたら、それはやっぱり不幸なことだと思う。

 エヴァはその意味で、危険な物語である。

■危険であり、重要な承認でもあるということ

 そういう、危険な物語。そういう未熟な人間のための物語に、ハマったということ。
 それは、今の視点でどう考えるにせよ、十代中盤の中学生のときのわたしが、どハマリした事実は、恥ずかしながら、素直に書けば承認欲求の問題だ。
 それは恥ずかしいとも思っているし、それは大事な「思い出」だとも思っている。
 この手の、そういう承認欲求の問題は、
 未熟なものとして否定してもいいし、
 しかしながら普遍的な悩みとしてもちあげてもいい。
 その二面性をもっている。

 未熟者を釣り上げるだけの話だといえば、「コンプレックス商法乙」という批判もでてくる。センチメンタルな表現による無内容な自己肯定とも言っていい。悩める日々を美しく描くことで、未熟さにとりあえず「青春」とか「思春期」とかいう名前をつけて肯定してみせる。そいういうやり方で、それは一部の新興宗教の与える物語とも実は近しい。
 普遍的な悩みなのだと言えば、「少年少女の繊細で、重要な問題の表現」になる。それは、実際、どこにでも転がっている凡庸な悩みでありながら、どこにでも転がっている凡庸んな悩みだからこそ、きちんと取り扱われることを要求する問題だ。


 わたしは、ダメで苦しい自分でしかいられないのか。もっと、立派でラクな自分になれるのか。
 そういうことは、人生のいつまで経ってもわからないけれども、
 若ければ、若いほどにそういうことは全くわからない。

 人生を少し生きていくと、「ああ、わたしはこういう自分でもありえたのか」と納得することもあれば
 「ああ、わたしにはこれが限界なんだなあ」ということをしみじみと思うこともある。
 若いということは、その範囲がまったくわからない。
 「自分」についての不安が、とても、とても大きい。

 だからこそ、「立派なわたしになる」ためのヒーローものや、成長物語が希望を与え、
 同時に、エヴァのような「立派ではないわたし」の抱える不安の物語も、一種の安堵を与える。

 どちらかの視点だけを強力に打ち出してくるようなタイプの考えは、わたしは非力だと思っている。
 どちらかが、完全に消去されることはない。
 そこのところのややこしさはある。
 立派であることを諦めるばかりでは、未成熟なまますぎるし、
 立派になれないことがある、ということを理解できないのも阿呆すぎる。
 自分ではなく、他人に対して「おまえも、もっと立派になれよ」としか言わない人間だったりすれば、それは無神経すぎる。
 何かに「立ち向かうこと」と、何かから「逃げること」との価値は紙一重だ。
 そのバランスが難しい。
 どうしても傷が深い人間には立ち向かえないことはあるし,
 だからといって逃げてばかりいてはいけない。
 そのバランスが難しいからこそ、いつまでも、人は脳天気に悩みから解放されない。
 「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」
 というシンジくんのテンプレートは、まさしく、そのバランスの難しさに直面した人間のそれだ。

 エヴァは、何かから「逃げるかどうかを迷う」話である。
 立ち向かってばかりいる人には「逃げる」ことの感覚を思い出す話は、それはそれで貴重なものだし、
 「逃げている人」には、世の中に数少ない(※8)何かから「逃げるかどうかを迷う話」は貴重だろう。
 迷っていい。

■沈黙のわからなくなってしまったわたしにとっての価値

 シンジくんは、基本、とってもウジウジとしていて煮え切らない。
 「凡庸」というよりも、もっといえば、自己評価が低すぎる人間、だといったほうがいいだろう。

 「自分など、生まれなかった方がよかったのではないか」
 そういうことを、思春期のときは何度も思った。
 自己評価の低さにあえぐ日々を送る人間にとっては、この人物描写はやっぱり深刻なものがあった。
 エレベータのなかで訪れる長い沈黙など、どうしようもなく、ささった。
 エレベータの「沈黙」や、綾波が雑巾を絞っているのを遠くから見つめている風景や、カヲルくんをエヴァから握り締めてながく沈黙する、あの沈黙の間の表現は、ひどく印象にのこっている。
 わたしは、この場にいて、何をすればいいのだろうか?
 そうやって、うろたえることが、わたしの昔の日常だった。

 わたしは大人になってから、
 「何をやっている人間なのか」を宣言することができる何者か、になった。
 何かの専門家であったり、何かの職業の人間だったり、会社の人間だったり、
 そういうものになった、ということだ。
 それはそれで辛いことは、もちろんあるけれども、
 行く先々で、わたしが何を期待されているのかが、だいたいは、わかるようになった。
 会議があれば、会議の時間で、わたしがひっそりと沈黙しなければいけないことはなくなった
 そうすると、不思議とこういった少しの沈黙や、人の微妙な言葉遣いなどがほとんど気にならなくなった。
 今はこういう沈黙の「重さ」がほとんど感覚的にはわからない。
 
 だけれども、かつてのわたしにとっては、こういう「沈黙」の重みこそが、切実な日常だった。
 こうした、きわめて自己評価の低い人間であっても、なにがしかの形で肯定されえたり、とんでもなく重要な問題の中心に置かれたりすることを描く。
 それだけで、これは、わたしにとっては、これがとても重要な物語たりえた。
 

 三〇を過ぎて、
 今になってみると、シンジくんに感情移入ができるかどうかは不安だ。
 いま、見たら、まったく違う感覚で見るしかないだろう、と思う。
 エヴァを見ることは、今のわたしにとっては、そのときの感覚を思い出すことになるかもしれない。
 それならば、それはそれで、今のわたしにとって貴重な物語だ。


 むろん、エヴァの全体のこうしたエポックメイキングな方向性は、描写の細やかさや、作話、作画の水準などの高さに支えられているのはいうまでもない。


 

■■■■注■■■■■

※1 なお、別途、エヴァの「解釈論」にかかわる感想を、「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に」のほうのレビューで書きました。「エヴァの「難解さ」ははっきり言って、ただのフェイクである」という一般に言われていることを全面的に肯定しますが、そのフェイクがどうして、機能したのか、ということのほうについての話です。

※2 いわゆる「セカイ系」
※3 シンジくんが、乗ったのは「必然」だったんじゃないか、というツッコミをいただきましたが、物語の受容のされ方によっては、そう感じられる、というのは確かにそうだと思います。なので、はじめの書き方だと、言葉遣いが適切でなかったかも…と思い、少し言い方を変えました。
 わたしがここで案に前提としている対比は次のようなものですたい
A:努力によって能力を得た人が必然的に選ばれる物語
B:たまたまの才能や、ほんとにただの偶然によって選ばれる物語
 との対比です。

 その人の自己評価などをめぐるさる社会調査で、努力・才能・運を分けて議論している話がありましたが、この三つは、それぞれ
・努力:後天的で、コントロール・選択可能なもの
・才能:先天的で、コントロール・選択不可能
・運:後天的だが、コントロール・選択不可能
 という分け方になります。(シンジ君は、デザイナーベビー的な側面がありますから、先天的にコントロールされた存在…とも言えますが)。要するに、ここでわたしが書いた「偶然」というのは、「運」という意味ではなく、本人によってコントロール・選択不可能な要因によって、エヴァにのるわけで、その意味で「偶然」と申し上げました。
 まあ、「努力する才能をどう考えるか」とか突っ込まれると、話がさらに混沌としていくというか、ディフェンスをするためにもってまわった言い方が必要になってくるわけですが、そこまで配慮した書き方をしようとすると、言葉の定義や選択をゼロから述べていく学術論文みたいな記述になってくるので、この程度の説明で許してつかぁさい。

※4 さらに言えば、シンジくんと、当時のわたしは、他のマンガなどで表現されている人格なんかよりも、だいぶ性格的にも近しかった。あそこまでいじけていたかどうかは、さておき、人の多い場所が慣れなかったり、会話に入れなかったりするコミュニケーションに対する自信のなさ、というのはだいぶ似ていたように思う。

※5 こういうものは、いまや誰もが古臭いと認める高度成長期的な価値観を、再強化するものでもある。その意味で、ヒーローの話しか存在しない世界と比べれば、こういう偶然性によって個々の人間の固有性を肯定する、という話の存在は、相対的には歓迎してもいいものだろう。(このような擁護の論理自体、ふるくさい)。こうした「高度成長期」の価値観への批判というのは、もう何週もしてしまって、賞味期限切れではあるけれども、一応、定番ものとしては見田宗介の時代区分「理想」の時代→「夢」の時代→「虚構」の時代あたりは、なんのかんのいいつつ何度も参照されるので、まあ一応、前提として確認しておきます、ということで。現代においても、「理想」を前提とする価値観こそを高尚なものと考える素朴な議論はあとをたたないですし。

※6 2012年現在においては、こういう「高度成長経済のメンタリティ」とからめてセカイ系を論じるという議論設定そのものがもはやきわめて古臭いわけだ。…が、いずれにせよ、こうした「高度成長」「バブル」の物語のあとにくる承認欲求物語はまったく空白だった、ということを論じていたのが、80年代後半~90年代の論壇だった。
 ある種の論壇人とかは、こういうタイプの「高度成長」「バブル」後の空白を埋める物語として、エヴァが機能した、というようなことをよく言っていて、それはまあ、確かにそうだといえばそうだろうということは、わたしも思っている。

※7 少年少女が、どのように世界と関わっていけばわからなくなる瞬間というのは、何度も訪れる
 青少年にむけて、こういった公共的な物語の空白というのは、90年代においてはじめて現れたものではなく、戦後1950年代~60年ぐらいの間にも存在していたものでもある、わけで。戦争のあとの空白感たるや、それはすごいに違いない。
 そういうのは繰り返す。
 最近だと、いまさらハルヒがそういう欲望を代替していた、と論じる人がけっこういっぱいいるけれども、こういうのは繰り返すものだから今だと確かにハルヒなのかもね。わたしがハルヒを見たときは、もうすでに承認欲求をめぐる問題からは、ほとんど自由だったので、ハルヒの中のそういう要素に対してはまったく反応できなくなっていたのだけれども。

※8 正確には、ジュヴィナイル小説だとか、青少年向けコンテンツに数が少ないだけで、純文学系だと腐るほどあって、それはそれでうんざりするような気分になることすらあるのだけれども…

投稿 : 2020/01/25
♥ : 43

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あの時代、あの瞬間だからこそ生まれた神話。

言わずと知れた社会現象を巻き起こし後続作に計り知れない絶大な功績と悪しき産物を刻印した作品。
複雑難解なストーリー、専門用語の羅列、主題歌の衝撃、個性的なキャラなど、現在でも画期的であり
単刀直入に言うならば、全てが斬新でありながら全てが他の追随を許さない折り紙付きの歴史的傑作。
流石に全てと言うと、語弊を生むが、先行作品に対するオマージュを絡めながら、本作独自の世界観を
構築しており、結果的に唯一無二のエヴァ色に染め上げたと思う。先行作品の恩恵や当時の情勢など
大ヒットを後押しする因果が多々あったのは事実だが、それらを差し引いても社会現象たる謂れはある。

思春期の少年少女のインナースペースを深く抉った描写やアイデンティティ・クライシスの描写は見事。
リアルタイム世代でなくても、あの時代、あの瞬間の閉塞感を、如実に体験出来るのではないだろうか。
また、視聴者の心を掴んで離さない数多の謎は、最大の見せ場であると同時に賛否両論の火種であり
物議を醸した最終話は、受け取り方一つで全くの別物になってしまうという、台詞が象徴しているように
エヴァに対する見方・解釈は特に千差万別であり、称賛と同じく批判が入り混じるのは致し方ない事実。

それ故、他者の意見を唯々諾々と受け入れるのではなく、個人の見解を確立してこそ真価が問われる。
収拾すべからざる混乱を招いた無数の異本的解釈は、単線的・一元的な図式へのアンチテーゼであり
25話・26話に関してもエヴァがエヴァたる所以であり、当時の既存アニメに対する懐疑であると言える。
無論、付け焼刃的ガジェットや聖書の引用など、難解さを競うかの如き流儀が本作以降頻出しているが
個人的には良し悪しの問題は別個として、アグレッシブかつアヴァンギャルドな試みは高く評価したい。
賛否こそ分極化するものの、クオリティ・ポテンシャルの高さは、誰もが認めるところではないだろうか。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 61

66.6 2 宮村優子アニメランキング2位
星方武侠アウトロースター(TVアニメ動画)

1998年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (72)
407人が棚に入れました
到星歴と呼ばれる時代、人類が宇宙を、星々の間を、広く駆け巡る世界。辺境の惑星センチネル3にて、トラクターから人間関係まで、何でも引き受ける便利屋のジーン・スターウィンドとジム・ホーキンスは、ある美女からの依頼を引き受ける。しかしその依頼には裏があり、ジーンたちはアウトロー・ヒルダと宇宙海賊との危険な諍いに巻き込まれる。

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

我が道を進む無法者一味の壮麗な夢想。

宇宙軍と海賊のいずれにも属さない無法者一味を、エネルギッシュに映像化する傑作スペースオペラ。
放送時期とジャンルの双方において、「カウボーイビバップ」と重なる不遇から世間的には埋もれており
脚光を浴びることはなく、影を潜めているが、明暗がはっきりと分かれるほどの差があるかは疑わしい。
無論、マイナスファクター以上に、決して縮まることのない実力差があるのは、完成度からも明白であり
哀愁漂う雰囲気や得体の知れない孤独感を醸す「カウボーイビバップ」と比較されることは不利である。
なぜならばそれは、本作が和気藹々の王道的構成であるが故、演出の抑揚が効いていないからであり
ある種のパラドックス現象であるが、純粋に視聴すれば、壮麗な夢想を結晶させることは可能であろう。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

個人的にもの凄く好きなアニメの一つ

5月18日 加筆、修正

もう4週ぐらいは見ている、個人的に大好きなアニメのひとつ。
もう好きすぎて逆に、読んだ方にはっきり魅力が伝わる感想書ける気がしないけど書く。
書きたいから(笑) 


本作は 1998年に深夜帯で24話(+映像ソフトで未放送2話分追加)放送された
大宇宙冒険活劇(スペースオペラ)アニメである。


本作の魅力として、
・特徴的な台詞回し
・大げさでインパクトの強い音楽、そして効果音
・たくさんの星が散らばる美しい宇宙、その宇宙空間のなかにある惑星の中華的な都市、街並み。
・人物は やや不安定だが、その一方で物凄いクオリティのメカのバトル、作画
などが挙げられる。



えっと、
まず本作には「全26話を通しての作画監督(総作画監督)」がいない。
これは このアウトロースターだけではなく 、このあたり或いは
これ以前の年代のアニメ作品では割と普通のことである。
「全話を通しての作画監督」が居ないだけであり 、1話1話に対してはいる。
それによって 毎回毎回微妙にキャラクターの顔 あるいは髪の書き方などが違う。
こういった部分はいわゆる作画崩壊ではないのだが 近年のアニメに慣れた方には少し辛い部分であろう。

しかしこういった所もまた一つの味であり魅力だと理解していただきたい。



・メカバトル、回数は少ないけどすごい。
メカバトルといっても、本作は人型ロボットではなく宇宙船で戦う。

本作最大の特色とされる「 グラップラー戦闘」である。

戦闘方法はいたってシンプル。ハイスピードで移動する宇宙船そのものに腕がついており、その腕でそのまま殴りあったり、銃を持って発射したりする。

下手をすると非常に嘘臭く、ギャグっぽく見えそうなこのバトルだが、
人物の作画クオリティからは考えられないほどのハイクオリティな作画で、
丁寧に、大胆に、熱く魅せる。

そしてグラップラー戦闘中常に流れる大げさな音楽が、このバトルをよりカッコよく、荒々しく演出してくれる。

ただ やはりクオリティを保ち続けた上で、何回もやるのは難しかったのだろう。
この「グラップラー戦闘」が行われる回数は少ない。
ちなみに最初にこのグラップラー戦闘が見られるのは 第 8 話(のBパート)である。
メカバトルに興味を持った方はここから見てみてもいいかもしれない。

申し訳ない、思い返すと 第1話のアバンタイトルで、グラップラー戦闘がちょっとだけ見られる。
なんとなく雰囲気を掴みたいだけだったら 、第1話のアバンタイトルだけでも分かるかなと思います。
でもがっつりグラップラー戦闘を観てみたいなら
やはり第8話Bパートをご覧になって頂きたい。

 

主人公ジーンをはじめとする様々なキャラクターが繰り広げる会話、の特徴的な台詞回しも魅力の一つ。

第7話の
「空を見上げるのもいいけどさ、足元も見ようぜ」
とか
第16話の
「あのじーさんのあやしさ半端じゃねぇんだよなぁ」「でも俺達の懐事情もハンパじゃないぜ?」
とかね。

ぱっと思い浮かんだ二つを書いただけなので、一字一句あってはいないと思うけど、こんな感じ。
例に挙げた回でも、他の回でも、こういったちょっと、センスのある台詞を連発してくる。

他にもこんな感じのセリフを聞いてみたい。
そう思ったあなた!「アウトロースター」、是非。

あ、セリフといえば1話1話のアバンタイトル、
どうも98年の本放送当初にはなかったようですが、
アバンタイトルでのキャラクターや設定の軽い説明も、
土師孝也氏のナレーションも相まってかイイものになってます。必聴です。



オープニング、エンディング
オープニング曲:有待雅彦「Through the night 」
凄くアウトロースターらしいロックな曲だと思います。
何が良いって歌詞ですよ歌詞!特にサビのとこ!
良曲だと思います。

エンディング曲1:新居昭乃「昼の月」
最初に聞いたというか見た時 イラストのおかげで不気味な印象しかなかった。今では不気味とは思わないけども…どっちかっていうとエンディング曲2の方が好きかな、私は

エンディング曲2:新居昭乃「月の家」
エンディング曲は、どちらかというとこっちの方が好きです。イラストは同じ方が書かれていますが、こちらは不気味というより神秘的に見えました。

ところでエンディングイラストの女性、誰なんでしょうか?メルフィナ?これはちょっと分かりませんね…。



星方武侠アウトロースター 全26話中、
私個人が最も好きな話は 第15話 「七人衆現わる」 という回です。

主人公と「暗天七人衆」と呼ばれる宇宙海賊(敵)の刺客の一人と決闘する回です。
主人公と刺客の人間同士の
銃やナイフ、ミサイル、シールドなどを用いたバトルのテンポの良さもさることながら、
この決闘、そしてこの回そのものの構成や締め方の素晴らしさがとても気に入っています。

ちなみにこの回では前述の「グラップラー戦闘」は出てきません。



冒険活劇モノが好きな方!
クオリティの高いメカバトルが見たい方!
或いは、この感想を読んで興味を持ってくれた方!

そんな方でまだ見てない方がいればぜひ、ご覧になっていただきたい!
「星方武侠アウトロースター」隠れた大傑作だと思います。


下手くそな文章、お読み頂きありがとうございます

投稿 : 2020/01/25
♥ : 6

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アウトロースター

カッコいい。とにかくカッコいい^^;
ただ、前半はその圧倒的なクオリティーで見せることができていたものの、後半はちょっと崩れましたね。
そこだけが本当に惜しいところです。
内容は、いわゆるアウトローがアウトロースター号に乗っていろんな宝探しをしつつ、物語の本筋であるもっとでかい謎を追い求めていくっていうSFの話です。
キャラクターの魅力という面では、もしかすると大したことないかもしれませんが、話の盛り上げ方は素晴らしいですね。
音楽もとてもいいと思います。
うーん。前半の素晴らしさが持ってくれれば最高にオススメできる作品だったんですがねー^^;
90年代末期とはいえ、この作画クオリティーと完成度はなかなか群を抜くものだと思います。まぁ前半の話ですが^^;
でも、個人的には結構好きな作品ですね。ビバップとかもそうですが、ワイルドな感じのオシャレなアニメはそれだけでなんとなく好感持てますね。
まぁ要はカッコいいってことですが^^;

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2

59.7 3 宮村優子アニメランキング3位
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (37)
237人が棚に入れました
『それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』(それゆけ うちゅうせんかんヤマモト・ヨーコ)は庄司卓の手によるSF小説、及びそれを原作とする漫画・アニメ。
相対未来の30世紀を舞台に、銀河に進出した人類の二大勢力であるTERRAとNESSの間で繰り広げられている人の死なない戦争に、主人公である現代世界の女子高生山本洋子とその仲間達がTERRAの宇宙戦艦のパイロットとして活躍する。

声優・キャラクター
高山みなみ、林原めぐみ、宮村優子、松本保典、勝生真沙子、玉川砂記子、かないみか、鈴木真仁、根谷美智子、江原正士、麦人、神奈延年、石森達幸、ゆきのさつき

63.4 4 宮村優子アニメランキング4位
エルフを狩るモノたち(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (46)
233人が棚に入れました
とある事件で召喚魔法の使い手、セルシア・マリクレールによって現代日本からファンタジー世界へと召喚された淳平、愛理、律子の3人だったが、日本に戻るための送還呪文が儀式中の事故によって飛び散ってしまう。若い女性のエルフの肌に模様として張り付いたという5個の呪文のかけらを探すため、世界中のエルフを探し出し、脱がして脱がして脱がしまくる、『エルフを狩るモノたち』の旅が始まった。

声優・キャラクター
関智一、富沢美智恵、宮村優子、三石琴乃、川上とも子、川崎恵理子、清川元夢、茶風林、立木文彦、水原リン

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

B子さんに告ぐ

原作すごくおかしかったなー
アニメは…正直よく覚えてないけど
(レビューにならない…)
原作どおりに面白かった気が…
うん。

エルフを脱がして現世へ帰る!
(どっかのエルフのお肌に、帰るための呪文が印字されている。)
(脱いでも全然エロくない。すぽぽぽぽーん!)
格闘馬鹿、ミリタリーオタク女子、オスカー女優、+不憫エルフの、てんやわんやの血湧き肉躍る珍道中。


原作、最近になって「2」を連載しているようですが
(脱がすエルフは全員妹!って何さ。何の商売さ。)
昔のエル狩るの単行本が古本でしか手に入らないっていうのは…あれだけヒットしてたのに?
新興の出版社はそこまで手が回らないんでしょうか。大手だったらすでに文庫化とか分厚い版のが出てるはずですよね。
今流行ってるものもそうなっていくんでしょうかね。

知り合いが入院した時に暇つぶし用に単行本をどかっと貸したら、「面白いわコレ〜もうちょっと貸しといて」って、そのままなんだ。CDも帰ってきてないぞ、B子さんよォー

投稿 : 2020/01/25
♥ : 20

計測不能 5 宮村優子アニメランキング5位
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(アニメ映画)

2020年6月1日
★★★☆☆ 2.8 (5)
183人が棚に入れました
詳細不明。

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

冒頭の10分を見て

長かった。

平成から令和になったにも関わらず、未だ完結してない漫画やアニメの一つであり、「平成」を代表する作品が終わろうとしていますが、

正直冒頭10分弱を観るだけだと「いつもの」感が漂っている気がします。

なんというか、「MARVEL」や「ディズニー」のような安定的なクオリティといえば良いんでしょうか。良い意味でも悪い意味でも「王道」でした。

そういう意味では本当に「完結編」なんでしょう。

観ていて気になったのは、メカデザインや都市デザインがごちゃごちゃしすぎていること。

王道の割には奇をてらっていて、それはそれで飽きさせない工夫ではありますが、どうも「エヴァ」よりは「宇宙戦艦ヤマト」に近いイメージで、まあ庵野監督が大の「ヤマト」好きだからだと思いますが、こうもオマージュだらけだとなんだか本当に「パロディ」を見せつけられている気がします。

そういう意味ではきちんと完結してはくれそうなものの、ちょっと「新しい」モノは見れない気がしますね。特に新劇場版3作目があの出来なので、後期のジブリのようなよくわからない浮き足立った決着になりそうで怖いです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 3

64.4 6 宮村優子アニメランキング6位
南海奇皇 [ネオランガ](TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (17)
167人が棚に入れました
舞台となるのは現代の東京武蔵野。貧しくもたくましく生きる島原三姉妹の元に10年以上行方不明だった兄、勝流からの手紙が届いた。手紙を持ってきた来た少年に導かれ、三姉妹は南の島バロウ王国へと旅立つ。そこで兄は島の姫と結婚したが2ヶ月前に死に、姫も後を追うように死んだため、彼女らが新しい国王なのだと伝えられる。同時に島の人々が崇める神、ネオランガを託される。

63.1 7 宮村優子アニメランキング7位
はいぱーぽりす(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (20)
141人が棚に入れました
猫又ハーフのバウンティハンター“笹原夏姫”は、人と魔物の法と秩序を守るために“ポリスカンパニー”の社員として、凶悪な犯罪者と戦い続けていた。ある日、夏姫はコンビを組んでいる先輩“バタネン藤岡”とともに犯罪者と戦っていたが、誤って彼にケガをさせてしまい……。

声優・キャラクター
宮村優子、芝原チヤコ、大塚明夫、石野竜三

62.7 8 宮村優子アニメランキング8位
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(OVA)

1996年3月6日
★★★★☆ 3.4 (15)
99人が棚に入れました
SF小説で評価の高い庄司卓原作の美少女SFコメディをOV化。監督は「幽☆遊☆白書」で有名な新房昭之、キャラデザインを「神秘の世界エルハザード」を手かげた中沢一登が担当。時は西暦2990年。格段に進歩した科学技術は戦争による死者をゼロにすることに成功し、戦争はスポーツと化していた。そんな中、地球軍TERRAは試作戦艦を開発した。そのパイロットとして女子高生ゲーマーの山本洋子がスカウトされ…。

計測不能 9 宮村優子アニメランキング9位
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ II(OVA)

1997年8月6日
★★★★☆ 3.2 (8)
53人が棚に入れました
庄司卓の小説を原作としたOVAシリーズ第2弾。全3話にて完結した。人が死なない未来の戦争で、エースの座を欲しいままにしている女子高生ゲーマーの山本洋子は、夏休みの到来にはしゃぎ、現代で遊び回っていた。しかしそんな彼女を狙い、わざわざ未来から宇宙戦艦に乗ってやってきたのは性格に難アリでエースの座を追われた女・シルヴィー。彼女は、屈辱を晴らすために衛星軌道上での決闘を洋子に申し込む! 温泉あり、ちょっとしたロマンスもありと、今回もバラエティに富んだ内容。本作の主題歌「そうだ、ぜったい。」は、歌手・奥井雅美のライブ定番曲になり、後年のTVアニメ版でもセルフアンサーソングが作られている。

計測不能 10 宮村優子アニメランキング10位
SMガールズ セイバーマリオネットR(OVA)

1995年5月25日
★★★★☆ 3.3 (8)
32人が棚に入れました
ヒットメーカー・あかほりさとるの構築した壮大な物語世界の中で、その一時代の戦いを描くOVAシリーズ。 惑星テラツーの都市国家ロマーナで執政官ヴィレイの息子ジュニアは、反乱を企てる兄フェイスが放ったセクサドールズによる攻撃を受ける。その魔手からジュニアを護るのは、作られた存在でありながら乙女回路によって心を持つことができたセイバーマリオネットたちだ。純粋なライム・嫉妬深いチェリー・沈着冷静なブラッドベリーら3人は、大好きなジュニアのために我が身を張って戦い抜く! 副題が示す通り、ちょっぴりアブナイ戦闘シーンが本作のウリ。いずれも幼い容姿のセイバーマリオネットと肉感的なセクサドールズの激突はやや倒錯的? なお本作の舞台は、後年に作られたTVシリーズ『J』の後日談に当たる。

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気が結構違う

初めに内容から書くと、この話はJの200年後の話です。その世界で前までと同じように3体のマリオネットを身近に置く主人公が国家の裏の事情に絡んでいくというお話です。
衰退が進んでいるのか、ファンタジー感が強い世界観になっています。
Jからずっと見てきましたが、この作品は他のシリーズ作品とは全く違いますね。
まず、最終的には綺麗に終わらせるものの展開がえげつないです。仲間のために露骨に犠牲になったりするキャラクターがいます。
また、なんかエロいシーンが多いです。明るい感じではなく、暗いそれですね、他の作品には絶対に無かったことですね。
ですが、他と違うからといってつまらないという訳ではありません。
むしろ、他のシリーズに比べてかなりストーリーがストイックなものになっていて、またかなり刺激が強いシーンが多いのでずっとわくわくさせられます。
自分としては、むしろこう言うストイックな作品の方が好きです。完全に個人の趣味ですが^^;
なんにしても、アニメ版セイバーマリオネットのシリーズとしてはかなり異端なので、見るかどうかはまるっきりお任せですね。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2

計測不能 11 宮村優子アニメランキング11位
小鉄の大冒険(OVA)

1996年12月13日
★★★★☆ 3.1 (2)
32人が棚に入れました
漫画家MEE(みいくん)による同題コメディアクションを全2巻のOVA化。小鉄こと主人公の少女・鈴木凜は、本作の刊行当時『エヴァンゲリオン』で一躍大人気を得た宮村優子が演じている。 京八流の師匠あざみから逃れようと、幻の妖刀・月山(ガッサン)を手に奥京都から上京してきた14歳の少女・鈴木凜。兄・鉄人と縁のあった探偵事務所を営む美人の久遠美保のもとを訪れようとする凜だが、美保が何者かに狙われていると知った。一方、美保の命を狙う男・皆川大造からの依頼を受け、傀儡師の御門竜也はその腕を活かして美保によく似た人形を作り、罠を仕掛けようとするが。 本作の実制作はパームツリーが中心となって行われた。監督はもりやまゆうじによるもの。ちなみに原作は準成人指定コミックだったが、このOVA版は全年齢向けに作られている。

計測不能 12 宮村優子アニメランキング12位
ぶっとび!!CPU(OVA)

1997年4月25日
★★★★☆ 3.4 (5)
29人が棚に入れました
 漫画家・新谷かおるの青年向けSFチック青春コミックをOVA化。これまで成人向けのOVAを手がけてきたメーカー・ピンクパイナップルによる初の一般向け作品という触れ込みで発表された。 高校生・高岡章は電脳研究会に所属しながらもパソコンを持っていないのが悩みだった。バイト代を必死に貯めるものの結局は目当ての品を買えなかった章は、半ばヤケになって怪しい男から格安のパソコンを購入。だが自宅で梱包を解いた章の前に現われたのは何と全裸の美少女! 普通の人間にしか見えないこの美少女、実は高性能のコンピュータだったのだ。章は彼女にユーザー登録を行うと同時にミミと命名。イロイロと困惑させられる純情な章だが、どうやらミミのようなコンピュータは他にもいるらしい……? 本OVAの実制作は『ポケットモンスター』などで知られるOLMが手がけ、監督は「勇者シリーズ」ほかの演出でも有名な日高政光が担当。キャラクターデザインと作画監督は『コードギアス 反逆のルルーシュ』などのアニメーターである千羽由利子が務めた。

計測不能 13 宮村優子アニメランキング13位
ヴァリアブル・ジオ(OVA)

1996年11月29日
★★★★☆ 3.8 (1)
28人が棚に入れました
年に一度世界最強のウェイトレスを決める美少女格闘アニメ。脚本は「天地無用」シリーズを手がけた黒田洋介。ファミリーレストラン“ハンナ・ミラーズ"でアルバイトする武内優香はウェイトレスと同時にヴァリアブル・ジオの選手として日々生活している。ある日、優香の前に挑戦者が現れる。オリンピック候補にもなったことのある久保田潤が彼女に立ちふさがった…。

計測不能 14 宮村優子アニメランキング14位
ヴァンパイアハンター THE ANIMATED SERIES(OVA)

1997年3月21日
★★★★☆ 3.4 (8)
26人が棚に入れました
カプコンから発売されたセガサターンの人気ゲームを、監督&脚本・池田成、キャラデザイン&作画監督・村瀬修功の「ガンダムW」コンビが手がけたOVA。魔界からやってきた闇の住人・ダークストーカーによって人間界に闇がもたらされて100年。ある夜、魔界と人間界を隔てていた扉が突然開かれた。魔界の支配者にならんと戦いを挑んでくるヴァンパイア・デミトリと、それを迎え撃つサッキュバス・モリガン、そして闇の住人をすべて消し去ろうとするダークハンター・ドノヴァン。三者の終わりなき壮絶な戦いが、今始まろうとしていた……。大塚明夫、石塚運昇、佐久間レイ、野上ゆかな、山寺宏一ら、人気声優が多数参加している。

計測不能 15 宮村優子アニメランキング15位
ウェディングピーチDX(OVA)

1996年11月29日
★★★★★ 4.1 (3)
21人が棚に入れました
天使と悪魔の戦いに決着がつき、ももこたちもまた天使としての記憶を封じて日常へと戻ることになった。ところが夏休みの旅先、記憶を封じられたはずのももこが、自ら醸し出す愛のウェーブをきっかけとして人間界に封じられた悪魔の一匹が目覚めてももこたちを襲う。ももこの危難を感知したアフロディーテは緊急避難として、ももこの封印を解きパワーアップさせる。それに呼応してリリィ・デイジー・サルビアもまた天使としての記憶を取り戻して復活した。アフロディーテは語る。人間界にはまだ天使界と悪魔界の和睦を知らずに封印され、愛を滅そうと復活を企む悪魔族がいることを。そして、和睦を良しとせず封印された同胞を解放して再び天使と悪魔の争いを巻き起こそうとする悪魔たちや天使界のやり方に反発して天使界を追放された堕天使たちがいることを。天使界も悪魔界も和睦時の人間界への不可侵条約があるがゆえに、こうした一派の動きに対して手を出すことが出来ない。唯一、彼らに立ち向かえるのは「人間界の住人」であるピーチたち以外には居ないのだ。ピーチたちは苦労して手に入れた人間界の平和と安寧を護るため、愛する者との未来を手に入れるため、新たなる力を携えて天使界や悪魔界の過激反乱分子と戦うことになる。

計測不能 16 宮村優子アニメランキング16位
超光速グランドール(OVA)

1997年8月25日
★★★★☆ 3.6 (4)
18人が棚に入れました
97年に発売されたアクションゲームのOVA作品。「美少女+メカ+アクション」というコテコテの素材を、ゲームやOVAなどメディアミックス展開を行ったことで話題となった。 天樹ひかるはドジでおっちょこちょいなオタク少女である。ある日、ひかるは遊園地で友人たちと楽しいひと時を過ごしていると、謎のサイボーグ・ガービッジの襲撃を受ける。ひかるは、宇宙の彼方にあるグランナース星王家の血を引く姫だったのだ。ひかるはグランナース星の王位継承者の証・王家の鎧(グランスーツ)を装着し、グランドールに変身。王家の鎧を奪おうとする宇宙からの刺客に立ち向かうことに。

84.7 17 宮村優子アニメランキング17位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(アニメ映画)

2009年6月27日
★★★★★ 4.2 (1974)
11441人が棚に入れました
2007年9月1日に公開され、全4部作のうち、序章的な位置づけにあたる。本作のベースとなったのは、TVシリーズのうち第壱話から第六話まで。14歳のシンジ少年が汎用ヒト型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンに乗って正体不明の敵性存在「使徒」と戦い始める契機と、自分の暮らし、友人、街など身近なものを認識する過程が、丁寧なタッチで再び語られ、1本の映画として再構成されている。クライマックスは、国家規模のオペレーションを描いた「ヤシマ作戦」。日本中の電力を箱根の一点に集め、シンジのEVA初号機が狙う陽電子砲の起動エネルギーとする大プロジェクトだ。自在に変形と攻撃を繰り返し、ネルフ本部へ侵入しようとする使徒。人類すべての運命が自分の双肩にかかったとき、シンジの心中に芽生えたものは・・・。

声優・キャラクター
緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、山寺宏一、石田彰、立木文彦、清川元夢、長沢美樹、子安武人、優希比呂、関智一、岩永哲哉、岩男潤子、麦人

A.Crest さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

螺旋的に輪廻する世界としてのエヴァシリーズ

私信のように感じてしまう作品というのがある。そこには心の底の記憶を掻き起すような仕掛けがあちこちに埋め込まれている。

たとえば、ミサトの携帯、あのウルトラ警備隊の通信機の音は、その玩具を買ってもらった子供の頃の風景や匂いを、居酒屋に流れる昭和レトロな曲"恋の季節”は、今はもう物置にもないあの電蓄で聞いていた45回転シングルの音を、第9使徒および第10使徒との戦いの際の"今日の日はさようなら"にいたっては、学生時代のキャンプファイヤーの夜を、否応なく鮮やかに蘇らせてしまう。

これをオマージュと呼ぶのは相応しくない。それは過去の心象風景を召喚するスイッチであり、視聴者の記憶をスクリーン上の架空の物語に横糸のように織り込んでいく仕掛けだ。そしていつの間にか視ていたはずの者はあたかも当事者のように物語世界にひきずりこまれてしまう。これがエヴァという作品の手法なのだ。踏切の音、留守電のメッセージなどの生活音をわざわざリアルから持ってきているのにも同じ演出意図を感じる。

私はその効果を素晴らしいとも、あざといとも思う。

世代・文化圏の違う人達に対してこれらの仕掛けがどう働くのかは判らないが、少なくとも私は魔法にかかり、エヴァをまたもや私信のように感じながら、いろいろなことを考えてしまうのであった。

95年のころと比べて、なんというかエヴァも丸くなったというか、優しくなった。ゲンドウの不器用な父親のありようは、なんだかこう、愛らしいとう領域にあるし、レイも心を開き行動を起こすまでに成長しているではないか。なぜ??

カヲルは「今度こそ君を幸せにする」と言った。この物語はおそらくパラレルワールド型ではない。前回のサードインパクト後に再創造された世界を舞台とし、少しだけ成長した魂たちによる二度目(あるいはそれ以上)のチャレンジなのであり、前回のエヴァから螺旋的に展開した物語世界なのではなかろうか。「Air/まごころを君に」のあの最後のセリフ『キモチワルイ』はバッドエンドを示していたのだったか、と。。。

いや、そんな解釈を抜きにしても、ここにある新しい物語世界が、15年前にエヴァを作っていたスタッフの心の成長であり、物語世界に参加していた私達の心の成長なのであることはきっと真実だ。

庵野監督にはこれからも成長し輪廻するエヴァをずっと作り続けていってほしい、否、そうするしかないであろう。まだ見ぬ第四部のラストで本当に満足できるフィナーレが描けるとは思えないから。なぜなら、人類の補完、すなわちヒトのあるべき姿などを描けた作品は未だかつてないのだから。私たちは永遠にチャレンジし続けるしかないのだから。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 16

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

σ(・・*)アタシ的ヱヴァ補完計画!! ( *゚ロ゚)<破 ⊂☆===≡≡≡)))☆

■新しいエヴァの世界へ(*^-^)
いきなりオープニングでやってくれました♪
劇場版らしい演出の中、新キャラのマリがいきなりの登場ですね♪
もうこの時点で((o(^∇^)o))新しいエヴァへの期待感が右肩上がりでした!!
そしてお待ちかねのアスカ登場♪
ヾ(゚0゚*)ノアレアレー??・・・「式波??」名前がちがいますけど。。。
疑問を抱きつつ、ここからパラレルワールドのような新しいエヴァの世界へ引きずり込まれるのでしたw
 
 
■総評
「序」ではヤシマ作戦までを描いていましたけど、「破」というだけあってTVシリーズのストーリーとはまったく違う方向へ向かっていきましたね♪
いちばん感じたのは人間関係がかなり違ってましたね、加持、アスカ、レイ、シンジの関係がかなり違うものになっていて、ちょっとびっくりするくらいです!
しかも呼び方も若干ちがうので、ちょっとした注目ポイントですね♪
 
でもちょっとだけ残念だったのが、尺の関係だと思うのですけど、その人間関係が急展開すぎて・・・・
∑('◇'*)エェッ!?そうなんだぁー!?って印象を受けてしまいます。
そういう点ではTVシリーズ化した新劇場版を是非観てみたいなっていう、わがままな欲望が生まれてしまいましたw
 
とにかく、新展開については観て感じていただきたいです♪
きっと・・・アスカーーーーー!!って叫びたくなるでしょうw
エヴァファンであれば必ず観るべき作品であることは間違いないですね♪
はやく次回作「Q」がお披露目になる事を期待して待つとしましょう(*^-^)
 
 
■お・ま・け
「序」に続き「破」でもミサトさんの( ̄▽ ̄)=3 プハァー が見れました♪
いつ見てもビールが飲みたくなっちゃいます♪
(  ̄ー ̄)/C□☆□D\( ̄ー ̄ )カンパーイ!
 
 
2011.08.22・第一の手記

投稿 : 2020/01/25
♥ : 34

だんちょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

衝撃の展開

新劇場版の2作目。

正直TV版のちょいリメイクぐらいに思っていたので、ここまでガラッと展開を変えてきたのはビックリしました。

TV版のパラレルワールドを見てるみたいw

リリスとの契約・綾波との接触による覚醒など、このあたりがキーパーソンになりそうかな?

今回は根本的にラストを変えてくるのか。序と同じくTV版とは違う流れがワクワクさせてくれます。

先が全然読めない展開なので次作の期待してしまいます。

でもアスカの扱いには納得いかないw

投稿 : 2020/01/25
♥ : 10

81.2 18 宮村優子アニメランキング18位
新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(アニメ映画)

1997年7月19日
★★★★☆ 4.0 (1296)
7616人が棚に入れました
最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミサトは、シンジは、アスカは、レイは、生き残ることができるのか?そして人類補完計画とは?人類の存亡をかけた最後の戦いが、今始まろうとしている。

声優・キャラクター
緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲劇的な、あまりに悲劇的な

あれは蝉が鳴く蒸し暑い夏の午後、
劇場を後にした僕は喪失感を抱えていた。
エヴァが衝撃的な痕跡を残し終わったのだ。

あれから20年、時が経ち、
21世紀にエヴァンゲリオンを視聴する。
今の自分が感じたままの感想を綴ろう。

碇シンジは偉大である。

90年代に蔓延した時代の閉塞感は、
想像もしない形でその反動を受け未だ閉塞的である。
断絶・孤立の時代から「接続過多」の時代へ。
其処かしこに集団が存在し「感情」は強要される。

エビデンスの亡霊が徘徊している。

最後の使徒は死にゼーレのネルフ侵攻が始まる。
ゼーレは戦略自衛隊を投入し殲滅作戦が遂行される。
絶望的な状況下でシンジは咆哮し覚醒する。
{netabare}人類の新たな進化を僕たちは目撃するのだ。{/netabare}

シンジとゲンドウを直線的に結ぶ第壱話。
エヴァは「父と子の物語」から始まっている。
やがてその背景にはあまりに悲劇的な、
レイに象徴される「母と子の物語」が顕現始める。
これがエヴァの原動力であり構造そのものである。

シンジは父に認められ母の愛の共有を願い、
エヴァに搭乗しては他人を傷つけそして救う。
強烈な負荷が肉体にも精神にも及び、
未熟な心では現実に耐え切れないだろう。
僕たちは生きていくための新文法を、
未だ見つけられないでいるのだ。
手を取り合っての時代も失敗しつつあるのか。
終わりなき倦怠感が徘徊している。

ほんとによく頑張ったよ。碇シンジは偉大である。

彼を大胆にも肯定しようと思う。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 40

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アレだけ待たせといて

イデオンwwデビルマのパロディかよwwww
ふざけんなよww
って学校バックれて初日の劇場で友人たちと叫びました。もちろんロビーでね。
その後登校して『どうだった?』といっぱい聞かれて、言葉に困った・・。最悪だけど凄いことは凄い・・。
あと挨拶で宮村優子とかがきて大友達の「みやむー」コールがあまりにインパクトでかくて学校で流行った。あの独特のキモさが・・・。あの苦笑い、ぜったい「気持ち悪い」って本人思ってたな。


最初のアスカ無双はかっこいいんですがあれは前作でもあるし・・・・歌はビートルズのまるパクりやしww
TV版のままのほうがマシだった。
基本投げっぱなしは逃げだというのが持論です。

ですが評論家の皆様はアニメを文学作品にしたという評価が高いようで。まぁそれはひとそれぞれ。

エヴァの場合語る余地があるのが救いですが、これを文学とアニメの融合というならそうですけど。
要は最後の最後が気に食わない。『おめでとう』の後を描かなくてもいいじゃんか。素直にハッピーエンドでいいじゃない。
てかパクるなよwTV版のオリジナリティはどこへ・・。
どうでもいいけどTVと映画は違うって若者がいるがスタッフがいうには一緒、てかどうみても一緒だろ・・。

監督も言ってるけど全滅エンドはイデオンがやった禁断の演出。二度とやってはいけません。
本音はあのラストシーンを追加することで2度と旧エヴァの続編が作られないようにしただけだそうな。
あとよく言われる監督の宮村さんへの愛の告白→『気持ち悪い』ってウワサも面白いっすね。
むしろ観客に向かっていえばよかったのにw

投稿 : 2020/01/25
♥ : 13
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

圧巻・・・そして唖然、呆然

キャラの内面描写に絞ったTV版最終2話を補完した内容。
シンプルなTV版の方が好みだけど、映像的な見所は断然こっち。
アスカ無双、人類保管シーンは圧巻の一言。ただその後が・・・w
純粋に作品を楽しみに来た観客に冷水ぶっかけるような内容。それが目的なんだろうけど。
ただ、どんなメッセージを発信するにせよ、あれは超えちゃいけないラインを明らかに超えてしまっていた。

やはり「オタクよ現実に戻れ、生身の女性を愛してやれ」とでも言いたかったんだろうか。
母性の象徴でありアニメ的女性であるレイを異様にグロい絵にしたり。
対比としてアスカは現実の等身大の女の子のように見せたかった?
でもアスカだって十分虚構の存在なわけですよ。{netabare}首絞められたのに優しく顔撫でてくれるとか天使すぎる。{/netabare}

エヴァを依存の対象とみなし、増長したオタクが増えたことを監督は嘆いていたようですが、
そういった者に対して痛烈な批判を作中に込めても、作り手の意図を飛び越えた超解釈が氾濫して、
その数多くの解釈がエヴァという作品に多大なる価値を与えてしまったのは何とも皮肉な話。
もっとも、その超解釈を呼ぶための下地が意図的に作られてる節もあるわけですが・・・

まあストーリー的には、見ててあまり気分の良いものじゃないのは確かです。
それでも今でも見返してしまうのは、BGMと絵のシンクロ率の高さなんですよね。
「よく分からんけどすげぇ」と。騙されてたまるか!という自分があっさり敗北する。
ワンシーンごとのインパクト、映像的刺激度に関しては、本作を超えるものはそうそうないかと思います。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 30

75.9 19 宮村優子アニメランキング19位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(アニメ映画)

2012年11月17日
★★★★☆ 3.9 (1352)
7496人が棚に入れました
前作『破』終盤で描かれた「ニアサードインパクト」から14年後。葛城ミサトをはじめ旧NERV職員らは、反NERV組織「ヴィレ」を結成し、NERVのエヴァを殲滅すべく活動していた。ヴィレは、式波・アスカ・ラングレーの乗るエヴァ改2号機と真希波・マリ・イラストリアスの乗るエヴァ8号機の2機によって、衛星軌道上にNERVが封印していた初号機を強奪する「US作戦」を実行する。改2号機は Evangelion Mark.04「コード4A」数体から妨害を受けるが、8号機の援護射撃でそれを突破。さらに初号機とともに格納されていたMark.04「コード4B」の迎撃により窮地に陥るも、一時的に覚醒した初号機によって助けられ、初号機とともに地球へと帰還する。

声優・キャラクター
緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、石田彰、立木文彦、清川元夢、三石琴乃、山口由里子、長沢美樹、子安武人、優希比呂
ネタバレ

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』作品紹介と総評

『新世紀エヴァンゲリオン』の「リビルド」作品第3作。
『Q』は『Quickening(急展開)』の頭文字です。
『序』レビュー:http://www.anikore.jp/review/382016/
『破』レビュー:http://www.anikore.jp/review/384527/

副題は"YOU CAN (NOT) REDO."
訳として登場セリフを当てはめるならば、{netabare} 「... 希望は残ってるよ。どんな時もね。」 {/netabare}

さて、前作『破』から約4年…度肝を抜かれました。高く上げられたハードルを、いとも容易く超えてしまった。起承転結で言えば「転」のパートで、物語は急加速します。

しかし、この作品は旧TV版をしっかり観てるか・観てないかによって、捉え方が大きく変わると思われます。その点では、タイトルが「急」→「Q」へと変わったことで、「Q」は「Question」の頭文字でもあるということ、と受け取ることが出来ます。

この作品自体が、庵野監督からの「大きな問いかけ」なのだと感じました。

{netabare}ニアサードインパクトから14年後の世界における、ネルフとヴィレとの(そして使徒との)戦い、エヴァ第13号機によるフォースインパクトの発動を描く。

「14年後の設定」というのを中盤まで信じきれませんでした。
でも、予想は簡単に裏切られました…まさに「急展開」を冠しているだけのことはあります。まさか、『破』での予告が空白の14年のダイジェストだったのか…?
しかし、急展開をしているとはいえ、TVシリーズの第弐拾話『心のかたち 人のかたち』から第弐拾四話『最後のシ者』までをしっかりと描いています。また、 『ふしぎの海のナディア』の楽曲が使用されていたのも印象的で、ヴィレが運用する戦艦『AAAヴンダー』の姿と相まって、随所に展開されるセルフオマージュを楽しめます。

「14年後の荒廃した世界」、「新エヴァ」、「ネルフとヴィレ」、「エヴァの呪縛」、「フォースインパクト」…
どれも予想だにしない展開で、興奮しっぱなしの2時間でした!!
特に、シンジと冬月が将棋を指しながら、ゲンドウやユイの核心を語るシーンはとても良かった。

この作品の特徴は、「碇シンジ」と同様の心理や絶望を体感出来る、「意図的に取り残されるストーリー」にあると思います。
突如14年が経過し、その空白の期間について説明がほとんどないことによる懐疑観、他人に必要とされたいと願ったシンジが、必要とされなくなった世界で感じる絶望観、自らが引き起こした「罪」に対して何をどうしたらいいのかという焦燥感、etc。
「おまえは何が出来るのか?何をしたいのか?何をやり直したいのか?」と問いかけられて、自分の望む結末を実現しようと試みるが、結果的には失敗してしまい、引きこもってしまう。

『Q』全体が碇シンジに対する、そして視聴者に対するとても難解な問いかけなのです。

ちなみに…視聴者に対する問いかけは、新劇場版の結末についてだと思います。『序』と『破』のエンタメ色が強い作品だったことと比べ、『Q』は『旧劇場版』に似た「トラウマを引き起こす」絶望感を感じたためだ。
「『Q』を観てもらったわけだが…『破』の様な爽快な結末を望むか?それとも、旧劇場版の様なトラウマをもう一度作りたいか?」てな具合です。

わりかし理解がしやすかった『序』と『破』に比べ、視聴者を突き放した『Q』は賛否両論を生み出すと思います。しかし、TV版・旧劇場版を観ていたらわかると思いますが、このダークな世界観こそ「これがエヴァだ。」と思えるんですよね。

そして、今作でさらに描かれた謎。
これは本当に『破』の続きなのか?空白の14年にどんな意味があるのか?最後にカヲルが「また会えるよ。」と微笑んだ真相は?マリは結局何者?そして何より、旧劇場版との関連性は??
たった1回の視聴でここまで考えさせられたことには、「さすがエヴァだ。」と言わざる負えない。{/netabare}

来年公開予定の次回、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』はついに最終話。
この問いかけに対する「導き出された回答」を提示してくれることを願って、期待を込めて待ち受けたいと思います。

(11/18:記述)
--------------------------------------------------------------------------------
2回目観に行ってきました。
やはり、1度観てるので理解度が全然違いますね。

下記、2回目視聴での発見による考察です。

{netabare} ・カヲルとシンジ
初回はホモっぽい演出に面食らいましたが、カヲルが「二人」という言葉を協調していることが気になりました。これは旧劇場版の結末に直結していることでもあります。「一人よりも他者といたい」というシンジの決断を協調しているのではないか?

・ピアノの連弾
「反復練習をすることで、一番いい音を探す」という言葉は、ループ説を表しているのか?

・綾波レイの行方
冬月曰く、初号機の中に取り残されているとのことだが、ネルフにいた溶液に入った綾波は?

・綾波ユイについて
初号機とシンジのシンクロ率が0%、セントラルドグマにいたリリスの頭部が綾波ユイに酷似している点を考えれば、ニア・サードインパクト時にリリスに移った?となると、現初号期の中は綾波レイがいる?

・マリの経歴
ユイの写真にマリに似ている人物がいる、ゲンドウを「ゲンドウ君」と呼んだ点から、ゲンドウとユイの同期?

・インフィニティーズ
ニア・サードインパクトの発生により、人間の魂が集まり「エヴァに似た生物」に昇華した?

・フォースインパクトの発生
シンジが槍を抜く
 ↓
Mk-6再起動、レイが第12使途を開放(ゲンドウの罠)
 ↓
第12使途と渚カヲル(アダムス)が接触し、インパクト発生

・カヲルが第13使途(最後の使途)に降格
TV版で渚カヲル(アダムの分身)が最後の使途として登場したことに呼応している。

・アダムスの器=エヴァMk-9
初見ではアヤナミレイのことだと思ったのですが、フォース・インパクト発動後、エヴァMk-9の腹部にアダムの仮面が現れている。

・エヴァの呪縛
最後にアスカが人間のことを「リリン」と呼んだことから考えて、既に人ではないのか?

2回目の視聴後、やはり「破』の14年後より旧劇場版の延長上の話のような感じがする。リリスの頭部、ネルフ本部襲撃の痕、世界の荒廃…旧劇場版の設定に近いが、シンジとアスカ以外が生きている説明が出来ない…。
やはり、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を待つしかないですね。 {/netabare}
(12/2:追記)

(2/8/編集)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 65

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヱヴァンゲリヲンのレビューを書くのが怖い件。

新世紀エヴァンゲリオンって何なんでしょうね。これがなんというか、怖いんですよね。レビュー書く事自体が怖い。それが私自身のエヴァンゲリオンに対する評価なのかも知れない。

しかし急にエヴァのレビューを書きたくなったので、

新劇と旧劇で主に違いを感じるのは、映像のCG化による鮮やかさと、旧劇の時にあった陰鬱な艶。アスカなど動きの多いキャラクターは新劇に映える。レイやカヲルは旧劇の方がミステリアスさに奥行生まれている。キャラクターだけではなく、静止画による印象的なカットの繋ぎとか、そこにピシャリと合うようなセリフや、モノローグが旧劇では特徴的で、だからといって新劇もやはりワンカットの切れは半端ではない。シンジとカヲルの演奏でさえも、完全に再現している。楽譜通りに鍵盤をたたいているのだ。

本作において、特撮モノの音や仕込み、明朝体のタイポグラフィ等々、どれだけの試行を凝らしているか想像の余地もつかない。しかしそれが分からないとしても、何となく他にないものを感じるのは確かなことで、、

私は幼い頃から絵を描いていて、エヴァの作画集を買ってたまにデッサンしたりする。他のアニメも描いたりしますが、エヴァの画は描きたい衝動に駆られる。一番好きなカットは旧劇の初号機に掴まれて、死ぬ直前のカヲル君の微妙な笑み。これが中々上手く描けない。上手い下手とかの問題ではないんですよね。OP曲で流れる一枚絵だって今も鮮明に思い出せる。これは絵の力なのか、作品自体にひきこまれた自分の補正なのか。多分どちらもだろう。

これがあなたが救った第三東京市よ。踏切のシーン。生活感あふれるミサトさんの部屋。これらの幾つものシーンが、いつの日もこの胸に流れている。レイの無機質な部屋でさえもレイの匂いを感じる。エヴァンゲリオンの考察なんて出来ないけれど、これが自分の中にあるエヴァンゲリオンなのだろう。新劇になってポカポカした綾波も、少し距離が出来てしまったアスカも全て、

CG化した新劇の中でひたすら挑戦の輪廻を続けるヒトのように、新たに創造されたセカイ「Q」のAを、いや続きを、ヒトの補完というまだ見ぬ境地を目指す監督の挑戦をずっと見届けたい。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 46

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「どうしたんだい?元気少ないね?」

あーこれはおもろかったw
そう、あれはー、つまり・・・ナディア的に?w


いやはや冗談すw


「序も破も戦闘ばっかであんなのエヴァ違う」とか言ってた野郎がトモダチにいますがテレビシリーズだって前半はバトルエンターティメント
一瞬が命取りの綱渡り感を楽しむバトルアニメだったはず
今作では本格的にシリアスな、、、テレビシリーズで言うところの後半路線に入っていきます(ってか一方的に下り坂な鬱展開なのがホント酷いw)
でもですね、そこはちっとも問題やない(´・ω・`)
新劇がハッキリと“ココが昔のシリーズと違う!”って言える部分は【人間描写】の厚みでしょ


ミサト、加持、リツコ、冬月、ゲンドウ、、、そしてユイ
各々の過去が複雑に絡み合って収束していく群像劇としての完成度、ドラマチックな流れ
その辺を新劇はまったくやる気無いみたいですw
今作ではそれがハッキリとしました
破が終わったときにうっすらと抱いていた期待感は良くも悪くも裏切られ、やっぱりこれは主人公たるシンちゃんの物語なのであって、そこに返す意味での新劇なんだよってこと
だから寝ても覚めてもやっぱり新劇は新劇
旧作とは別作品ですよ
ええ、もちろん良い意味で


今作が序や破から大きく変革したポイントはずばり本田雄さんの総作監就任
『電脳コイル』のキャラデザ、ナディア最終回後のエピローグパート作画、旧エヴァ8話や19話の作監をやられていた“あの本田雄さん”です!
(序ではメカ作監、破ではパート作監を担当されていました)
だからですね
ココすんごく重要よ
テストに出るわ↓↓↓





























そうそうw
我々はコレを待っていたのですよ庵野監督w
旧劇時代のスタッフは忙しくて全然帰ってこないし、そんな中前作から戦線復帰したマヒローが監督就任とかその辺は割りとこまけぇことですw
大事なのはそう、本田さんの絵だからアスカが可愛い
そのポイントに尽きる(キリッ


たぶん新劇になって一番キャラクターが変貌してるのはアスカでしょう
あんなメンタルの弱い女の子がほら、こんなにたくましく育っちゃって・・・(笑)


作品を重ねるごとに増えるCGパート
日進月歩のデジタル技術は色褪せるのが早い、だから個人的にはあんまり喜ばしくないっす
だから逆を言うと【いまが旬】な感じが強いと思いますよ
何年か経って見返すときっとヘボく見えます(早くも序にはもう既に褪せてる感が・・・?)
大丈夫ですってもっとツマンナイ映画なら他にありましたからwww


迷ってないで、イマ観るべし

投稿 : 2020/01/25
♥ : 35

75.9 20 宮村優子アニメランキング20位
名探偵コナン(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (685)
3765人が棚に入れました
高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、緒方賢一、高木渉、大谷育江、岩居由希子、林原めぐみ、茶風林、湯屋敦子、井上和彦、千葉一伸、堀川りょう、宮村優子、松井菜桜子、田中秀幸、島本須美、高島雅羅、堀之紀、立木文彦

molecule さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

八方美人で人気者の長寿アニメ凄い

犯罪モノって現実的な素材であるだけに解きほぐ機構を固めておけば発展は無限…なようで、流石に連載十数年も超えるとキャラの使い回しが利かなくなって当然か。
事件なんて幾らでも数起こせるけど、主目的がそれによって引き出される常連キャラの内部ストーリーと見るアニメの方法論で限界がないわけない。
ただその見方を歓迎する要素が、引き出しの多い題材→話数の膨大なことによって、物語世界に引き籠っていられる期間が長いという利点を生んでクオリティの瀕死なことをファンの目から庇ってる。

実際TVオリジナルストーリーに限ればもっと遥に早い段階で退屈なものに落ちていたし、劇場版はシナリオの浮き沈みはあるものの完全に爆弾に依存しはじめたのは題材と媒体の宿命かな。

しかしほとんど本筋(黒の組織)の解明に引きずられてるだけの興味を、それでも繋ぐだけの牽引力のあるキャラってそうはいない。リアリティとファンタジーと、ここまで扱い易いバランスの「人」は他の分野には生めないだろうな。物語っていうのはストレスだから、このキャラクタの万能ぶりこそ神だね。

大人のファン層と子供、どっちに向けても愛想が良くて八方美人で人気者の長寿アニメ凄い。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5
ネタバレ

atsushi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もはや習慣

灰原さん(ムサシ)と光彦(ピカチュウ)の声は毎週聞いてるからなぁ。
コナンと離婚しても続いていることから、もはや作者が死ぬまで続ける気じゃないだろうか!?と心配してしまう。

いつかは終わりが見たいと思うアニメ。

夏の怪盗キッド祭りでまじっく快斗の話がアニメ化され、刷新された声優がスゴイ。
紅子とか林原めぐみから沢城みゆきに変わっても、どちらもその声優の声だと分かるのに役のイメージは同じに聞こえる辺り、どちらもスゴイ人だと思う。
2011.09.25 07:08

1年ぶりに追記、今後のネタバレ
{netabare}新キャラのアムロはバーボンらしく、池田秀一の赤井と対決とかいつの時代の展開だよ(笑)
よくこのキャスティング思いついたな。 {/netabare}

さらに1年ぶりに追記。
710話にして宮村優子が超絶劣化。
さらにトリックもグダグダ。色々とヒドい。B'zももうアニソンだけの人みたいだ。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大人気推理アニメ

私が大好きなアニメの一つ。
難易度の高いミステリーとトリック、魅力あるキャラクターの活躍、手に汗握る展開とアクション、かっこいい名言、雰囲気を十分に盛り上げてくれる音楽、恋愛やギャグ要素など、どれをとっても申し分ない出来です。
矛盾や強引な設定が多々あって突っ込みたくなる時もありますが、それを指摘するとアニメが成り立たなくなるのであえて考慮はしませんが・・・。
また長い間このアニメが続いているのでさすがにマンネリ化を感じる事もありますが、黒の組織が絡んだストーリーになると緊張感満載のハラハラ感が楽しめます。
謎が謎を呼び、私の予測を外れた展開や衝撃的な展開は早く続きが気になりもう目が離せません。
なかなか黒の組織との話が進まないところが欠点ですが、進んでしまうとこのアニメが終わってしまう感もあるので、いつまでもこのアニメを楽しみたいファンにとっては微妙なとこですね。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

70.2 21 宮村優子アニメランキング21位
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(アニメ映画)

2003年4月19日
★★★★☆ 3.8 (302)
2120人が棚に入れました
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっていた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。
同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、ちょっと風邪気味のコナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

服部ファンには嬉しい作品

服部探偵にスポットが当てられており、完全に主役の座をコナンから奪ってストーリーが展開。
今回は京都が舞台であり、京都の雰囲気がとても良く描かれていて良かったです。
しかしアクションがあまりよろしくない。
劇中のアクションシーンではCGが使われている場面があり迫力は感じられるものの、CGとアニメーションがうまく融合されてなく違和感を感じてしまいます。
また他のアクションシーンでもイマイチ盛り上がりに欠けた内容でした。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 3
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

舞台は京都、平次と和葉が活躍します

本作は劇場版名探偵コナンの監督を第一作から監督を務めてきたこだま兼嗣の最後の作品であり、以降は山本泰一郎に引き継がれた。また、「副監督」として西森章も監督を担当しておりシリーズで初めて監督が2人置かれた作品になっている。また本作はコナンが初めて工藤新一の姿に戻った作品である。

また本作は舞台が京都である事もあり、平次と和葉が作品の主要キャラとなっている。OPの解説でも、コナンから平次へのバトンタッチが見られる。
新一×蘭以上に平次×和葉の恋愛要素が強かったのではないか。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっており、義経記を持ち去っていることが判明していた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。

同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、コナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

コナンは秘仏を盗んだのは源氏蛍だと推理し、謎の絵の解読のヒントを求めて弁慶に関係のある場所を巡っていた。その先で平次と遭遇し、平次も源氏蛍の事件を追っていることが分かり、お互いに情報交換を行い捜査を再開する。平次の案内で鞍馬山を訪れるコナン。しかしそこで、平次がライダースーツの男に弓矢で狙撃される。コナンの機転でそれをかわし、二人はバイクで男を追跡するが、後一歩というところで取り逃がしてしまった。

その夜、コナン一行は御茶屋に招かれた。しかしそこで、桜正造が何者かに殺害されてしまう。さらに、コナンと平次が桜の古美術店を調べた結果、彼が源氏蛍のメンバーであることが分かった。

捜査を切り上げ、和葉を乗せて帰宅する途中、平次は再びライダースーツの男の襲撃に遭う。男は翁の能面をかぶり、木刀による対決を申し込んでくる。その申し入れを受ける平次だったが、男の見たことのない剣法に大苦戦。あわや殺害されそうになるが、和葉の機転によって救われる。

その後も捜査を続け、少しずつ真相に迫っていくコナンと平次。しかし、その最中に和葉が犯人に誘拐されてしまった。平次に鞍馬山まで一人で来るように脅迫する犯人。しかし平次は、前夜に犯人から受けた傷が悪化して倒れてしまう。果たしてコナンと平次は、事件を解決して凶悪な犯人から和葉を救いだせるのか!?
{/netabare}

本作のキャッチコピーだった新一と蘭の再会は、思っていたものとは違い手早く済まされてしまった。
その代わり、平次と和葉の名場面は数多く用意されており、本作の主人公は平次と言っても過言ではないくらいである。(舞台が京都だからと言うのも大きいが)
よって本作はコナンと平次のタッグが一番の見所と言える。バイクで犯人を追いかける場面はCGが凄くて驚いた。推理に関しても、色々とミスリード等も折り交ぜつつ、筋の通った説明で良かった。
そして私が最も評価しているのはEDの倉木麻衣のTime after time〜花舞う街で〜である。毎回EDは実写なのだが、今回はその実写とのマッチが素晴らしく、また名曲である。

コナンの映画ではあるが、思ったほどコナンは活躍できなかった(むしろ平次のサポート)。しかし、名探偵二人の活躍や平次の名場面は是非見ていただきたい。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 10

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

コナンシリーズでもトップクラスに好きです

京都の町並みと暗号解読という二つも私の好きな要素が入った作品なので、歴代のコナン映画シリーズの中でもトップクラスに好きな作品です。

服部と和葉のコンビはとても好きなので、その二人を主軸に描かれているところも高評価の理由です。

また、犯人がいつものように全身黒タイツばかりでなく、能面を被っているところも、独特の雰囲気を出していて好きです。

主題歌もスッキリ、穏やかな気分になれる曲なので気に入っています。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

67.3 22 宮村優子アニメランキング22位
舞-HiME(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (317)
1811人が棚に入れました
奨学金を得て、風華学園に転入することになった鴇羽舞衣は弟の巧海とともに、フェリーで風華学園に向かう途中、漂流していた美袋命を助けたことが縁で、楯祐一・宗像詩帆とも知り合う。
楽しい船旅はやがて、玖我なつきの襲撃で終わりを告げる。なつきの目的は美袋命だったが、場に居合わせた舞衣はHiMEとしての能力が発現し、なつきの攻撃を防御してしまう。舞衣の覚醒を目の当たりにしたなつきは、舞衣に学園に来ないよう忠告する。
舞衣はなつきの忠告の意味を理解できないまま、学園生活を満喫していたが、弟の巧海がオーファンというなぞの生物に襲われた時、チャイルド(HiMEの能力により呼び出されるモンスター)を召還し、巧海を無事に助ける。
しかし能力に目覚めたことで舞衣達は「HiME」や「オーファン」にまつわる事件に次々と巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
中原麻衣、千葉紗子、清水愛、野川さくら、進藤尚美、柚木涼香、能登麻美子、田村ゆかり、ゆかな、南里侑香、小林沙苗、新谷良子、斎賀みつき、岩男潤子、宮村優子、浅井清己、井上喜久子、木村亜希子、関智一、高橋裕吾、関俊彦、石田彰

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

面白かった。

少女とロボの要素を組み合わせた作品。

序盤はスロースタートですが、10話超えてくらいから目が離せなくなります。うまいのは設定の妙。女の子たちがチャイルドというロボットを使うバトルものなのですが、チャイルドが死ぬと、ある設定が付いてきます。それが非常に効いていて後半これでもか、これでもかと鬱展開を畳み掛けます。ラストの大どんでん返しはちょっと頂けないですが、それでもまぁ、面白かったし、ありでしょう。

ロボットものに抵抗がない方にはお勧めです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 9

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

でゅらん!  … って-!!

このアニメ、正直とっつきにくいと思います。
見る気になっても、それが最後まで続くかは………どうでしょう(汗
しかし私は、ぜひとも見ていただきたい。そう思います。

私は、中原麻衣さん大好きなんで、見始めるきっかけは十分ありました。
でも、アニメを少しみる、くらいの人は、なかなか敷居が高いかなと思います。
理由は、学園萌えアニメだと思われがちなイメージにあると思います。
たしかに画像を見てしまうと、萌えのイメージを強く受け取ってしまいがちです。
この作品を、あまりアニメを見ない友達に薦めると、「えッお前、そっち系の人だったの」
とか思われること、この上ないキャラデザですし。
ですがそうした見た目だけで決めつけてしまう偏見は
自分からおもしろいアニメを見る機会をつぶす、もったいないことだと思います。
舞-HiMEを気になって、わざわざレビューまで見てくださった方は、
そうした偏見を持った方ではないことを願います。

内容に関しては、あんまし深く考えなくてもいいのかな~と思います。
テーマもわかりやすいですし。ぼーっと見ててもたのしいです。自然と力はいっちゃいます。

前半1クールだと、楽しい学園生活にプラス、たまに悪役の影
みたいな、休日朝にやってるアニメと大差ないですが、
そのほのぼの生活が、すべて吹き飛ばされるかのごとく、後半のインパクトがすごい。
(前半のインパクトといえば、巧海のこえが弟という設定のわりに低かったことくらい(笑))
見終わって一年以上経ちますが、覚えてるのは後半ばかり。あと伝説の八話。
八話を見ると、舞-HiMEのイメージが、540°変わると思います。いっきに引き込まれました。
内容をいうと、ゲーム理論の囚人のジレンマの状態に陥ります。
だんだんと疑心暗鬼になり、一線を越えてしまったとき、HiMEの運命に翻弄されていきます。

ご都合主義な部分はありますが、それは多少、目をつむっていただいて。
それを含めても、このアニメは面白いです。

音楽は梶浦由記さんです。泣けるシーンなんかホント最高ですよ。

私は、アリッサ・シアーズの回が一番好きです。
ミヤムーの唄声にはちょっと残念でしたけど。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 6
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

修正&追記:クロスアンジュは舞シリーズの系譜?

「サンライズ初の萌えアニメ」という触れ込みの下に制作されたオリジナル作品。

学園に集う選ばれた生徒たち(HiME)が特殊な能力を用いて、召喚獣を呼び寄せ、
学園周辺に出没するモンスターを倒していくのが前半の流れ。
ここまでは触れ込み通り、萌え要素も多分にあります。

中盤に差し掛かる頃に一つの山場を終えて、ここで一旦物語は終息。
さて、倒すべき外敵がいなくなったらどこに敵を作るのか?
・・・ということで、ここからの展開が本作の真骨頂。

唐突感があることは否めませんが、
HiME達を望まざる状況に向かわせるための、ジワジワと精神的に追い詰めていく脚本が恐ろしいまでに上手い。
これは前半でキャラの掘り下げ(大切に想う存在)がしっかり描写されていたからこそ引き立つ展開であり、
そういった意味では行き当たりばったりなようで、意外とよく練られたシナリオ構成と言える。

感情を剥き出にしたときのキャラの表情付け、声優陣の熱演、
梶浦由記の劇伴も文句なしのクオリティで、ストーリーを盛り上げてくれる。

非常に多くのキャラが登場するが、出番が分散されても個々の存在意義が薄れることなく、
無駄なキャラが一人としていないのも素晴らしい。計算し尽くされた完璧なキャラ配置。
でもこれだけ鮮烈な印象が残るのは、そういった計算以上に、スタッフのキャラへの愛情があってこそだろう。

ただ、その愛情が行き過ぎた結果があの賛否両論の最終回なわけですが・・・
結局のところ、この作品はキャラアニメの域を出ることはなかったと。
色々言いたいことはあるけど、キャラアニメとしては最高峰の作品だと思ってます。


※追記

舞シリーズとクロスアンジュは同サンライズ制作で、プロデューサーも同じなんですよね、確か。
キャラの立て方とか、キャラコメ風の次回予告なんかは多少意識してるのかもしれない。
{netabare}細かいところで言うと、ラスボスが主人公を妻に迎え新世界を創造するという目的、及びラスボスの声優が一緒。
エピローグではOP曲をバックに主要キャラがカラオケでワイワイ盛り上がるカットがある、など。{/netabare}
クロスアンジュは、サンライズが当時(10年前)の感性そのままに作ってる感じがして、
声優陣のチョイスも含め古臭いんだけど、個人的にはそこが良かったです。懐かしさに浸りながら楽しめました。

ただ、女主人公とその想い人のキャラ造形に関しては、両作の間ではっきりとした違いがある。
舞-HiMEでは、恋愛関連や自身の境遇でウジウジと思い悩み、葛藤する描写に長尺を割いています。
もちろん、葛藤を断ち切り成長した姿を見せるまでの「タメ」なわけですが、
成長に至るまでの間は、視聴者に多大なストレスを強いてしまうことになりかねない。
クロスアンジュでは、アンジュは一度こうと決めたら迷わずに突き進むし、
ゲスな性格だけど突き抜けてるから逆に爽快さすら覚える。落ち込んでから立ち直るまでも速いです。
タスクに関しても嫌味のない性格だし、突き抜けたラッキースケベ(股間ダイブw)で笑いも誘ってくれました。

まあストーリーも異なるし、比較対象として長々と語る必要はないかもしれませんが、
クロスアンジュを見て真っ先に「舞シリーズ」のことが頭をよぎったので、つい・・・

投稿 : 2020/01/25
♥ : 41

74.5 23 宮村優子アニメランキング23位
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (320)
1505人が棚に入れました
戦災孤児のガッツは、傭兵ガンビーノの気まぐれで拾われて育てられた。ガッツはガンビーノの役に立とうと懸命に剣の稽古をする。そして数年後ガンビーノは戦場で両足を失ってしまう。ガッツは一人前の傭兵になりガンビーノの面倒を見ていたが、当のガンビーノはガッツに養われるのは我慢ならなかった。酒におぼれ、ついには寝ているガッツに切りかかる。反応したガッツは、ついガンビーノを殺してしまう。育て親殺しとして追われる身となったガッツは、各地を転々として傭兵として生きていくのであった。身も心もすさんで行くガッツ。そんな時、連戦連勝の噂を持つ傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうも、原作ファンです。アニメの方も観てみようかと。

劇場版公開に伴い、その比較を兼ねてまず旧アニメ版の方を視聴しました。

こちらの方も、劇場版3部作と同じく黄金時代篇がメイン。
コミックス(原作)でいうと14巻あたりまでの内容となっております。

気になった内容・作画・声優・音楽について触れていきたいと思います。

内容の方で残念だった点↓

1.主人公「ガッツ」の幼年期のエピソードが軽くしか触れられていない。
なので、ガッツの持つ悲壮感が表現しきれていません。育ての親「ガンビーノ」のガッツに頬を切られてカッとなるシーンや、飼い犬を蹴るシーンが省略されたことで、ガンビーノの持つ複雑な心境も伝わり難くなっています。
肉体派オラオラ系で圧倒的な強さにより敵をなぎ倒してゆくキャラは巷に溢れかえっており、ガッツもその部類ですが、薄っぺらさがなくどこか魅力的に感じてしまうのは、過去に絶望を味わってることがその理由のひとつだと思うのです。
なので、ダークヒーロー・ガッツのキャラ付けとして幼年期の忠実な映像化は欠かせないと思います。
でも‘貫通シーン’はさすがに無理なのかな?w

2.「髑髏の騎士」が登場しなかったということ。
髑髏の騎士は、重要な見せ場である『蝕』のキーパーソンです。
彼が出てこなかったため、『蝕』が締まりのない中途半端な格好になってしまいました。
あの終り方は正直なんのオチにもなっていません。
どうせ伏線回収しきれないから、という理由からかも知れませんが。

その他の省略された部分はそれほど重要なシーンではなく(個人的な判断ですがw)、それで妥当かなといった感じ。むしろ、上の二点を除けば押さえるべきところはちゃんと押さえており、すごく出来は良いと思います。

作画の方について↓

古い作品なので今のアニメと比較するまでもないのですが、物語が進むにつれてどんどんレベルが上がっていきます。終盤には劇場作品(もちろん当時のレベルでw)と比べても遜色ないカットが増えてくるので興奮します。キャラの表情の描写が丁寧。グリフィスの狂気染みたときの表情が原作通り再現されていた。目の書き方とかもうバッチリ。
でも、戦闘シーンの迫力・疾走感は物足りないです。
昔の作品なので贅沢は言えませんが。ボリュームがあり、見応えは十分です。しかし血が飛び散る描写が多々あり、苦手な方は気持ち悪くなるかもしれないです。私も、コミックスだと全然平気だったのですが、映像で観ると案外気持ちの悪いものだなぁと思ってしまいました。
それでもエログロさは原作に比べると控えめ。てか、忠実に再現されると絶対オエッてなるw
映像化する際には、ある程度控えめにした方が観れる気がします。
なので、バランスは良かったと思います。

次に、声優さん↓

これに関しては、とにかくグリフィス役がすごくよかった!!
品のある二枚目なお声。高すぎず、低すぎず、ホント絶妙としか言いようがない。
グリフィスの中性的な美しさ、気高さ、強さ、脆さ、危うさ。その全てが声にしっかりとこもっている。
ここで声優さんに興味が湧きちょっと調べてみました。(一部、黒ペからのソースなので信用しないで見てねw)

グリフィス役の「森川 智之」さん→(出演作:純情ロマンチカ・世界一初恋…などなど)
って、どこかで聞いたことのある作品名だな…嫌な予感w(´・ω・`;)
と思ったらやっぱりBLの人なのねw しかも、アダ名がBL界の『帝王』だなんて、グリフィス顔負けの大物ぷりだなおいww 経歴見ると本気で大物でしたww 福山潤さんのボスなんですね。
恥ずかしながら、私はこのアニメで初めてその存在に気がつきました。
でも、意識してなかっただけでこの人の出演作品を結構観ていた(BLモノじゃない方ね)ことにも気がつきました。ホントいろんな作品に出てらっしゃるんですね!

そして、ガッツ役の「神奈 延年(のぶとし)」さん→(出演作:Fateのランサー役など)
兄貴声がすごく素敵。実はこの方も‘純情ロマンチカ’に出てらっしゃるんですよねwすごいww
(この方はリアルではないそうですが)
なにこれ、中の人面白すぎでしょーwww

ああっと、いけないベルセルクから話題がずれかけてるw
原作の方もガッツとグリフィス、二人の友情がBL臭く見えなくもないことから、
このキャスティングはキャラとの相性バッチリで、だからしっくりきたのだなと納得しちゃいました。
まあ、ベルセルクのアニメの方が古いので実際のところ関係はないと思いますがw

音楽の方は「平沢 進」さんが担当。脳が浸蝕されるような独特のエレクトロサウンドを展開する彼。
今作の劇中歌『BERSERK 〜Forces〜』でも、その片鱗をうかがうことができます。
平沢さんの曲が好きなので、視聴前から曲だけはよく聴いてました。
ベルセルクの世界観と相性バツグンです。
OPとEDは違う音楽グループによるものですが、力の抜けたダークな感じがなかなか良かったです。

長くなっちゃいましたね。スイマセン。
結局、この作品は原作ファンにとっては観て楽しめるものだと思いますが、原作から抜けてる部分が多いので、知らない人だと全然感情移入できず、つまらないのではないかと思います。
なので、ベルセルクに少しでも興味のある方は原作を読むことをおススメします!

劇場版ではどれだけ進化・改善されているのかとても楽しみです^^

投稿 : 2020/01/25
♥ : 29

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

映画版よりも鋭く繊細です

原作準拠の映画版と比べて余計なシーンが少なく、中だるみ無しで一気に見れます。クライマックスに至るまでの過程については端折りすぎなのではという批評も散見しますが、私個人としては、当時原作を未読であった事もあり、違和感無く視聴出来ました。ただ、余りにも目まぐるしく変化していく展開には戦慄を覚えた記憶があります。

戦闘シーンに関しても描写が極めてスマートで、多くの場面でポリゴンモデルを用いている鈍重な映画版と比べ、スピーディーかつ繊細で無駄がありません。取り分けグリフィスが剣を抜く全てのシーンは華麗の極みです。また本作の特徴の一つでもある凄惨な描写も、取捨選択がきっちりしているのでダダ漏れ感が無く、冷たいナイフの様な鋭さで心をえぐられます。オープニング、エンディング、劇中音楽も軽薄さが無く、作品の世界観との高い親和性が感じられます。

最後に声優についてですが、これは今更この場を借りて評価するまでも無く、キャスティングは非の打ち所無し、演技に関しても超高水準という事で満場一致なのではないでしょうか?

総じて、原作の中途までしか描いていないアニメ作品としては非常に高級かつ完成度の高い作品だと言えます。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 15

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

衝撃のラスト

とにかく原作が素晴らしいので、アニメもかなり面白いです
古いアニメなので作画も古め。
まぁグロさと残酷さではアニメ史上でもトップクラス・・・いやトップといってもいいぐらいです
そういうのが苦手な人はおすすめできません
まぁ終盤以外はそう大したことないかも知れませんが

主人公のガッツが成長し最強の戦士となっていくストーリーなのですが・・・
ラストはもはや異常です。原作でいう前半のクライマックスなのですが
原作が未完なので、一番衝撃的なシーンでアニメが終了してしまいましたw

続きが知りたい人は原作で

投稿 : 2020/01/25
♥ : 6

63.4 24 宮村優子アニメランキング24位
名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(アニメ映画)

2013年4月20日
★★★★☆ 3.7 (164)
1057人が棚に入れました
朝焼けの海に浮かぶ、爆弾を積んだ謎の不審船。その船がすべての始まりだった――。京都・舞鶴港沖。海上自衛隊によって、貴重なイージス艦の体験航海が開催されていた。電子武装されたハイテク艦で繰り広げられる大迫力のクルーズを楽しむコナンや蘭、小五郎、そして少年探偵団たち。しかし、突如、轟音が響き、艦内に不穏な空気が流れる。やがて間もなく、左腕のない遺体が発見される! しかも、なんと自衛隊員の遺体だというのだ! そこには、いくつかの不審な点が残されていた…。捜査に乗り出したコナンは、艦内に某国のスパイ“X”が乗り込んでいることを知る。果たして、スパイ“X”とは何者なのか? 不審船との関係は? やがてコナンたちにも忍びよるスパイの影…。この航海に想像をはるかに超えた、日本全土を揺るがす巨大な陰謀が隠されていた!

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、柴咲コウ

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

感想

物語としてはもちろん面白かったけど、イージス艦の魅力をもっともっと説明して欲しかった・・・

イージス艦 - Wikipedia
イージス艦(イージスかん)とは、イージスシステムを搭載した艦艇の総称。通常、高度なシステム艦として構築されている。
フェーズドアレイレーダーと高度な情報処理・射撃指揮システムにより、200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標(従来のターター・システム搭載艦は2~3目標)を同時攻撃する能力を持つ。開発当初の目的である艦隊防空だけではなく様々な任務に対応可能な汎用性を持つため、アメリカ海軍ではイージス艦のみで水上戦闘群を編成している。

日本はイージス艦をアメリカに次いで導入した国家であり、保有数も世界で2番目の6隻である。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 1

ほーきんす♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

【ネタバレ有】 「名探偵コナン劇場版史上、最高興行収入を記録した作品!」

 
 意外に思うかもしれないが、この作品は、コナン映画シリーズで最高の興行収入記録を作った作品である(それまでは「漆黒の追跡者」が最高)。


 この作品が放映されていたころの、メディアでの宣伝の仕方や、そのころの日本と諸外国との関係(具体的には中国船の、日本の領海内もしくは領海付近の無断航行など)は、あまり詳しく覚えていない…
 が、もしかしたらそれも相まってか、海自(海上自衛隊)によるイージス艦内でのストーリー、また他国のスパイとの戦い、という設定にも後押しされて、この興行記録となったのかもしれない…(ちなみに本編内でも、スパイがどこの国の人物か、また、顔や言葉から出身が判断できるような描写はない)。
 

 また、脚本を、アニメ初担当だという、ドラマ「相棒」シリーズの櫻井武晴さんが担当しており、今までのコナンの劇場版作品と比べても類を見ないほど、リアルな設定がされている。
 特にイージス艦内および海自の(おそらくは現実でもそうであろう)設定がいたるところに細かく散りばめられており、そのせいか、“イージス艦に未確認の不審船が近づくシーン”の緊迫感は、かなりリアルに視聴者に伝わる。


 (余談だが…)他にも意外だったのが、劇中で“眠りの小五郎”を披露したのが「14番目の標的」以来15年ぶりだということ…、(15年間何してたの…?おっちゃん…)。


 総括としては、名探偵コナン映画史上最高の傑作である「迷宮の十字路」や「ベイカー街の亡霊」、「瞳の中の暗殺者」などには到底及ばない内容だった…、が、それでも、今までにないリアルな設定、ほとんど茶番なく、開始すぐからの緊迫した空気感など、視聴者を映画内にグッと引き込む要素は十分だった。
 また、この作品内での伏線などがうまく張られていて、最終的にはその伏線をうまく回収したな、という印象を受けた。(ラストのコナンの涙は、記憶にある限りでは原作・アニメ内でも見たことがないような…!?)

 過去の作品と比べるなら、上記の作品よりかは下、駄作となった「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」や「沈黙の15分(クウォーター)」よりかは全然良かった、と言ったところだろう。
 「天空の難破船(ロスト・シップ)」のような初めて見たときは面白かったとかんじたが、それでも、もう1回見ようとは思わない、ぐらいの評価が妥当か…。


 だが、それでも、“名探偵コナンファン”であるなら当然、見ないといけない作品であり、少年探偵団や博士、服部・万葉、警察の面々(白鳥は残念ながらキャスティングされず…、(綾小路ですら出ていたのに…)(涙))も登場しており、ファンのことを考えたキャスティングである。しかし、もっと言うなら、今もっとも中心的な、“沖矢昴”“世良真純”“安室透”の3人に登場してほしかったなぁ…というのが本音である(映画を制作していたころには、テレビアニメにまだ登場していなかったか…)。

 まぁ、この3人は次回作にほぼ間違いなく出てくるだろうから、次に期待!!…っと!

 (終)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 3

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あれ、面白いぞ?

コナン君はテレビアニメの方はすっかりご無沙汰で
見ておりませんが、でもなんだか映画だけは見ちゃうんですよね。

で、ここ最近コナン君の映画はあんまり面白くなくて、
私も大人になったのかな?なんて思っておりましたが、
この絶海の探偵は、物語が非常に凝っていて面白かったです。

いつも声優さんではないゲスト声優さん(サッカー選手とか)でて
がっかりしておりましたが、今回は例の女優さん!
(ネタバレになりそうだから書かない)
大好きな女優さんでもあるし、とってもお上手でした。
違和感がなかったです。この女優さんコナン君大好きなんですね~意外だわ。

コナン君の映画は、久々見てないな~という方は
是非この作品は見て頂きたいと思いました。

オススメしたい作品のひとつです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2

72.6 25 宮村優子アニメランキング25位
名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)(アニメ映画)

2017年4月15日
★★★★☆ 3.9 (116)
822人が棚に入れました
日本の百人一首会を牽引する「皐月会」が開催する皐月杯の会見収録中の大阪のシンボル・日売テレビで爆破事件が発生。崩壊していくビルの中で、西の名探偵・服部平次とその幼馴染・遠山和葉が取り残されてしまうが、間一髪のところで駆け付けたコナンにより無事救出される。そんな騒動の中、コナンたちは平次の婚約者だと言い張る女性で、百人一首の高校生チャンピオンの大岡紅葉と出会う。そして、時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺害される事件が起こる。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、宮村優子、宮川大輔、吉岡里帆、ゆきのさつき
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒロインたちを愛でる作品・・・かな?

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第21作目。

今回の主役は、劇場版では久々の服部平次と遠山和葉。
謎解きよりも、登場人物の人間模様を楽しむ作品、という印象。
とても面白かった。

序盤のアクションシーン。{netabare}平次とコナンの信頼関係に胸が熱くなる。{/netabare}

しかし、本作の一番の見所はヒロインたちでしょう。

蘭ちゃん、和葉ちゃんに加えて、大岡紅葉も魅力的だったし、灰原や園子も出番は少ないながらも「らしく」活躍する。
物語が上手くまとめられている印象。

ラストがコメディだったのも良かった。

いつもながら、ゲスト声優さんにはガッカリさせられることが多い。
和葉の同級生のおさげの娘は、恒例の「子供の声優体験」の人かと思うほどひどかった。
宮川大輔さんの棒読みは、少し意外だった。結構、器用な人ってイメージがあったので・・・。

余談ですが、園子が風邪をひいて寝込んでいた理由を知りたい人は、{netabare}前日譚である本編855話を見て下さい(笑){/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 23
ネタバレ

ひらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

謎解きよし、キャラよしで満足。

謎解きについて。
話のどんでん返しにわくわくしました。
それぞれの事件がそう繋がるのかとびっくりしました。
{netabare}結末がせつないのがまたよいですね。{/netabare}
ここ最近のコナン映画の中では1番面白かった気がします。



登場キャラについて。
ゲストキャラ、紅葉さんがいいキャラしてました。
和葉とは対照的に積極的なタイプで、
紅葉と和葉のかけあいが良かったです。
みながらこっそりニヤニヤしてました。

あと、平次とコナンの体を張ったアクションが面白かったですね。
ヤツら、もはや人じゃありませんね。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おいおい、おもしれぇじゃねーか…。(何故か上から)

 毎年4月の風物詩「劇場版名探偵コナン」

 今作も「いつものようにディスり倒してやるぜ」って気持ちで観に行きましたが…(我ながら嫌な客だ)

 結論から言うと「なんだよ…普通におもしれぇじゃねーか…。」(´・ω・`)ってなりました。

 本当にひさあああああああしぶりに事件がしっかりしています!

 動機も事件の予想のつかなさも事件における感動シーンも…今回ばっかりは認めざるを得ない…。脚本しっかりしてるじゃねーか…と。

 推理を求めていた自分大歓喜の映画でした!

 更に今作は、平次と和葉のカップリングがフューチャーされている映画。名作「十字路」ばりの2828感。
 アニメのカップリングが大好物な自分大歓喜!(またか)

 ただ、本当にロマンチックな展開を求めている人(カップルで観に来ている人とかさ…)には、今作の恋愛要素は物足りなかったかな…と思います。

 いわゆる「恋愛映画」にするには、平次も和葉も元気が良すぎです 笑
 平次と和葉はこういう関係だから良いんですけどね…
 最高にキュンと来たセリフが{netabare}
 平次の「手離したら…殺すぞ」ってセリフです。字面だけ見たらあれですが…。{/netabare}
 このセリフにはやられましたな。(女子か)
 でも{netabare} ラストにもうひとつ2828ポイントほしかったな。{/netabare}
 そして曲は倉木麻衣…。コナンで映える彼女。本当に良い曲でした…。

 (「十字路」の金曜ロードショーで倉木麻衣の「Time after time」がカットされた時は心底がっかりしました…。名曲が活きている作品の金曜ロードショーは本当に害悪でしかないと思いますよ…。)


 アムロとシャアが空気を読まずにイライラしちゃうような喧嘩を始めたり、黒の組織の構成員が面白いほど懐柔されやすかったり、推理しなかったり、動機がカスだったり、黒の組織が東京タワーにマシンガンをぶっ放したり…(ちったー隠れろよ…)。
 毎年ツッコミにツッコミを重ねてきた近年のアクション映画化した劇場版シリーズですが、今作はツッコミどころが非常に少ない作品でした。

 ツッコミどころが少ない寂しさも正直ありましたが、久しぶりに順当に面白い「劇場版 名探偵コナン」を観た気がします。
 おすすめ。

追記:ちなみに毎年自分ががっかりしていた(がっかりしつつ楽しかったからこそ毎年観ているのですが)コナン映画の売れ行きは伸びに伸びています。正直自分の感性が心配です。今作ももしかして…。

追記:そして小野Dが無駄にイケボで、一部から「キャー」という悲鳴が。
 気持ちは分かります 笑

投稿 : 2020/01/25
♥ : 11
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