2012年度の少女漫画原作おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2012年度の少女漫画原作成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月17日の時点で一番の2012年度の少女漫画原作おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.3 1 2012年度の少女漫画原作アニメランキング1位
となりの怪物くん(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2540)
13608人が棚に入れました
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。

声優・キャラクター
戸松遥、鈴木達央、種﨑敦美、逢坂良太、寺島拓篤、花澤香菜、中村悠一、樋口智透、阿部敦、小野友樹、ささきのぞみ

albesh さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

男でも、むしろ男の方が楽しめるかもしれない作品

ありきたりなラブコメかと思いきや全く違った
正直原作が素晴らしいものなので、全12巻のうち4巻しかやってないアニメでは少々物足りなさを感じる
あぁこれからなのにってところで終わってしまった
最後まで見た人は続きが気になってマンガを買ってしまうので
マンガを読むと死んでしまうアレルギーや
親の遺言でマンガを読むなと言われてる人はアニメを見ない方が良い

少女マンガというだけで男性からは疎遠されがちだがそれは非常にもったいない
ぜひ本屋の少女マンガコーナーに勇気をもって踏み込んでほしい

投稿 : 2024/06/15
♥ : 2
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<最終回まで視聴完了> いつもの彼ら いつもの日常

全13話ということで、1クールだったから仕方ないかもだけれど
最終回には最終回らしい感動が欲しかったっていうのが
真っ先に浮かぶ感想ではある。

何度もくっついたり離れたり、心は行ったり来たりだった雫と
思い返せば実は一途だった春の2人が、穏やかに笑えていれば
それで幸せなのかもしれないけれどね。
視聴者的には、もう一歩か二歩踏み込んでも良かった気がするし
なつめちゃんの告白も有耶無耶なままだし、
優山がなぜあれほどまでに春以外の人からも恐れられてたのか
描ききれていなかった。

これで終わってしまうなら、数話前のほうがよほど最終回に
ふさわしい内容だったと思うんだよなぁ・・
でも、これが彼ららしさだと言われれば頷ける部分もあって。
逆に、2期へ期待しちゃってもいいのかな?なんてことも感じたり。
あぁそうか、春と雫がどうなるかを描くのが目的じゃなく
何らかの問題をそれぞれ抱えた高校生たちが関わり合って
少しずつ「本当の友達」になっていく話だったのかもだね。
それならちょっと納得できる。

まぁ何だかんだ言いつつも、共感する想いや、
リアルな自分と現在進行形で重なる部分もあったりで
毎週楽しめたのだから良しとしよう。
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<9話の感想>

なつめちゃんが、春や雫たちを見てひとりで心配してるのが面白いし可愛い。
方向音痴の秀才ヤマケンは立ち位置的に、ライバルと言うよりは
協力者だと思っていたが、今後の動き方次第では、さらに面白くなりそう。
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<8話の感想>

文化祭、楽しそうだった。
学校舞台にした作品観ていていつも楽しみなのが文化祭編だったりする。
そんなことは置いておいて(笑)
やっと自分の本当の気持ちに気づけたらしい雫が
戸惑いながらも今後どういう変化を見せてくれるのか楽しみ。
一歩踏み込んだ内容で面白かったけれど、確かに悩むよね。
今まで友だちも彼氏もあえて作ってこなかった彼女なのだし
自分に素直になりたくても怖いから、再び勉強に逃げ込む。
それは彼女にとって、勉強が将来の夢を叶えるためという以前に
心の鎧であり、自分の居場所だからなんだろうね。
でも、今のままじゃ、一途を通してきた春が哀れ。
じれったいけど両者の気持ちが痛いほどわかるので、見守ろう。
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<7話の感想>

(仕事や勉強)>(恋愛)って決心を孕んだ距離って難しいよね。
このままどうなってもアリっていうのとは全然違うから。
難しいというのは自分だけの想いと決心だけで成り立つわけではなく
相手にも想いや考え方があるからね。
両者とも同じ意見なら問題ないのだけど・・
影響力の強い相手だったり、自分の中に少しでも迷いがあれば
足元をすくわれてしまう。
「こぼれた水は戻らないから大事にする」のか「鉄は熱いうちに溶かせ」か。
{netabare}
答えが決まってるのに期待させるのは良くないって言って
勉強を優先して打ち込む雫にはすごーく共感するものがあるけれど、
進展させなくても、傍にいられる喜びを楽しもうとする春の気持ちも
ものすごーーくわかる(笑)
{/netabare}
で、ここで第1話を思い返してみると、2人とも人との距離感や態度が
随分変化したよねぇ。互いの影響力たるやすごいものがあることは確か。
彼氏彼女の関係にならなくたって、同等の影響は与え合えているのだよね。
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<6話の感想>

原作読んでいないからわからないのだが、
2人が無事相思相愛を認め合って、ちゃんとつきあうっていうのが
ラストではないような気がしているのだけれど違うのかなぁ?
それまでの間に紆余曲折、一進一退を繰り返しつつ、
でもそれだけで終わってしまったら平凡だし。
底が見えそうで見えないラインを保ってる感覚。
純朴通り越して鈍感な2人なのに妙な部分が敏感で、なんだかおかしい。
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<5話の感想>
{netabare}
春がお兄さんを避ける理由、お兄さんの言い分が判明。
でもまだ何かありそう。
そして前回から登場している新キャラの女の子。
学級委員だったんだね。すごくわかりやすいタイプ。
彼女の気持ちに雫がいち早く気づいた模様。 {/netabare}

次回からしばらく「起承転結」の「転」突入かな?
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<4話の感想>

春のブレイクが可笑しかった。
可笑しかったけど、人間の印象は笑顔ひとつで変わるんだ
ってことだよね。と、あらためて思った。
雫の家でスイカ割りしてる時、彼女のタンクトップが
グリーンと黒のボーダーで、それはまるでスイカみたいで、
なんとなく、彼女の心をだいぶ開いたのを揶揄してる気がした。
それにしても春の兄弟関係が気になる。何があったんだろう?
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<3話の感想>

人物が増えて話に奥行きが出てきた。
春も第一印象からすると随分落ち着いてるし
雫の微妙な心の変化もわかりやすく描かれていると思う。
個人的な好みを言ってしまうと、雫のモノローグはもう少し
抑え気味にして、仕草や表情(頬を赤らめる以外で)心理描写を
してくれるともっと好きな作品になる気がするのだけどね。
でもコミカルに描きたいようなので、これはこれでアリかも。

ところで・・・
{netabare}
新しく登場した優山くんって、春にそっくりだったから
たぶん兄弟なのだろうけれど、春になぜあれほど避けられているのか
雫との恋愛の行方なんかより気になった(笑)
しかも声が中村悠一さんではないか~
今後の楽しみが増えたw
{/netabare}
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1話はさすがにハイテンションで、一時はどうなるかと思ったが
実際あそこまではいかなくても、春や雫に近い人っている。
頭に思い描いたことが即座に行動に出てしまったり、
相手がどう思うかより自分がどう思ってるかだけで物事を進める人も、
頭に何か浮かんでも自分には無関係、と冷静かつ冷淡に遠巻きでいる人も
結局は、人間関係においての距離感をうまくコントロールできずに
心の殻に閉じこもってしまうタイプ。
だけど、そんな人にも理解者とみなせる相手が現れた場合は
自分を変えていけるほどの影響力があるわけで・・・

まだ2話までしか観ていないけれども、この作品はおそらく
そういう部分を友情や恋愛を絡めながら描いていくのじゃないかなぁ?
それに春も雫も本当はすごく優しい子っていうのが観ていて心地良い。
周囲からはいろいろ誤解を受けやすいタイプかもしれなくても、
真剣に怒ったり、純粋な涙をこぼしてみたり、優しく微笑んだり
顔を赤らめ照れてみたり、そんなふうにコロコロ変わる表情が、
とても素直でいいなと思う。

とりあえず、このままベタベタアツアツモードになるのではなく、
乙女な想いを自覚した雫が今後しばらくは
振り回されるのだろうけれど
まだまだ面白く個性豊かなクラスメイトが登場しそうなので
今後も引き続き、楽しみに見守っていこうと思う。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 88
ネタバレ

Nagi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

トマト戸松 パスタ鈴木 ミート花澤 パルメザン寺島 の ミートソースパスタですっ♪

視聴後 誰かに “いいよ、コレ!” って薦めたくなるアニメです

私はこのアニメを学園ラブコメの代表作と言いたい!

全13話 色んなことがありました。
 吉田くんが ピー を見せたり
 夏目さんが ピー を吐いたり
 大島さんが ピー を言っちゃったり
1クールで色々やりきってくれましたww

難しい年頃の人間関係をコメディーチックに描くこの作品。
イチバンの魅力は “キャラクターが素晴らしい” こと

主人公 吉田春にタグをつけるなら
【イケメン】【頭脳明晰】【喧嘩強い】【過去が謎】【常識はずれ】
【天然で口説く】【友達については純粋】【恋愛においては大人】

恋愛アニメで「 好き 」というセリフは必ず出てきますよね?
よく使われるセリフでも ハルが紡ぐと “特別” になる…

イチオシキャラは 山口賢二 通称ヤマケン★

{netabare} 『 この俺がエリートじゃなくて 誰がエリートだっつう話だ 』
…的なキャラなんですけど デレた時のギャップがたまらない!
セリフもいちいちエリートなんですよね~
 『 ばーか。寂しいってのは相手がいるから感じるもんなんだよ 』

とにかく全キャラが素敵。無駄なキャラは一人もいない
サブキャラの誰でも別の物語展開できちゃうくらいキャラ濃いよね♪

声優さんもみんな好きだし!…って 語りたいこと
たっっっくさんあるけど 止まらなくなるのでw
アニメ見てもらった方がはやいです!笑{/netabare}


要チェックポイントは おもに3つ\(^o^)/
★どこか常識はずれな会話
 おもにハルなんですけどね(笑)
 
★にわとりの名古屋
 所々に出てくる にわとり。声優はだーれだっ♪
 キャスト全員でオーディションして決めた結果…
 {netabare}3バカのひとり 富岡竜二役の 小野友樹さんになりました!{/netabare}
 オーディションに花澤さんは不参加だったそうですが
 いなくて良かったですねw( ラジオ聞いてください 笑 )
★OPもEDも素敵
 OP:水谷雫役の戸松さんが歌う Q&Aリサイタル
 ED:9nineが歌う White Wishes


みんなの恋愛や、ハルの過去。
まだまだ決着ついてないので 2期確実ということでしょう!!
(続きは原作読んでね♪ で、終わらないことを願ってます><)

だれでも恋をしたくなる 胸きゅん(×10)ストーリー

あ~ 続きが知りたい。原作よみたーい!!!!
読んでる方いたら 感想教えてくださいっ♡(ネタバレOK←)

投稿 : 2024/06/15
♥ : 56

87.0 2 2012年度の少女漫画原作アニメランキング2位
夏目友人帳 肆(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (1866)
10912人が棚に入れました
現在テレビ東京で、TVアニメ第3期『夏目友人帳 参』が放送中の『夏目友人帳』のTVアニメ第4期の放送が決まった。 放送時期は2012年1月から。タイトルは『夏目友人帳 肆』。2008年7月放送のTVアニメ第1期『夏目友人帳』と2009年1月放送の第2期『続 夏目友人帳』は1クール放送、1クール休み、1クール放送の分割2クール制作だったが、今回のTVアニメ第3期と第4期も分割2クール制作だったようだ。

声優・キャラクター
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、諏訪部順一

ふこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高の作品。

私は80本くらい、アニメをみてきましたが、
そのなかでも、NO.1の作品です。

夏目君とニャンコ先生がとってもかわいいです。

波が激しくなく、とっても安定しているので安心してみれます。

この四期は、主に夏目くんの幼い頃の思い出をテーマとしていますね。


個人的に、他の方のレビューをみてみると、マンネリ化しつつあるのかな、と思うのですが、

細かいところに、まだまだ未回収の謎があるので、五期にも期待しております。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 14
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

夏目君の強さと優しさの根源を見た4期だった

ずっと見守り続けてきた夏目君の心模様とその成長振り。
個人的には、妖怪と人間とのせつない恋模様やつながりのエピソードや、
彼を兄のように見守る名取さんの接し方が好きだったりしたけれど、
本作では、今までの中で一番、夏目君自身が描かれていたと思う。

振り返ってみると。

1期では妖怪が見えてしまう彼と、さまざまな事情を持つ妖怪との
出会いや別れを描き、両者の距離感やわだかまりが少しだけ解けて。

2期では妖怪への理解を示せるようになってからの、
夏目君の周囲の人間との接し方と考え方の変化を。

3期では妖怪を祓う祓い屋の存在と主張を色濃く盛り込み、
夏目君の祖母の形見である友人帳の存在意義も少し変化を見せ、
彼の用心棒でもあるにゃんこ先生のほうにも、彼に対する変化が見られ・・

そしてこの4期では、夏目君自身の過去をこれまで以上に克明に描き、
彼の人間的なやわらかさ、穏やかさ、やさしさの根源を見せるとともに、
友人帳がなくても、しっかりと結ばれている妖怪たちとの絆が描かれていた。

こうして整理していくと、
妖怪と人間のバイパスになっているにゃんこ先生の存在は大きく、
先生の存在なくしては、やはり夏目君の今はなかっただろうと思う。
と同時にもうひとつ大きな存在は、夏目君を引き取ってくれている藤原夫妻。
彼らの真の愛情は、夏目君が本来持っていた穏やかな性格を思い切り引き出させた。
そして、その大切な日常を宝物のようにしている夏目君に、
観ているこちらも、何気ない日々のしあわせに気づかされたりする。

「癒し系妖怪アニメ」とよく表現されるこの作品だけれど、
僕はそれだけじゃないと思っている。
そこからもっと踏み込んだ、本当の癒しって何なのか、本当の幸せって何なのか。
最後の連続3話は、特にそれをテーマとし、親戚の女の子の家庭と、
奇跡と言っていいほどに良い子に育った夏目君とを対比させていた。
{netabare}
人の哀しみや憎しみを食べて成長する妖怪に憑依されてしまった彼は、
傷つき過ぎた過去の記憶を最後まで消すことなく、
むしろ「あの痛い記憶があってこその今が大事なんだ」と確信し、
にゃんこ先生の助けを借りずにそこから乗り越えて自力で目覚めた。
そしてそこには、清々しくさらにひとまわり成長した夏目君の姿があった。

夏目君の最初の不幸は、「妖怪が見えてしまう」という、
祖母のレイコさんから受け継いでいるものも確かにあるけれど、
まず、幼いうちに両親が亡くなってしまったこと、
それと妖怪が見えてしまうことで、親戚中をたらい回しにされたことにある。

でも、妖怪にも人間同様にいろいろいるもので、ある意味人間よりも純粋な
妖怪たちと関わるようになったことで成長できた部分も多く、
いまや友人帳など使わなくても妖怪たちとの約束事は守られ、
学校での友人たちとも同じように友情で結ばれ、
それらが夏目君をしっかり支えている、っていうのが嬉しい。
そして、レイコさんが成し得なかったことを、
孫である夏目君が実現させているということも、感慨深い。
{/netabare}

結局は相手が何であろうと、理解と友情があれば道は開かれるのかもしれない。
ただ、理解するとか、友情を育むには、ある程度のリスクや時間は必要で。
だけど、誰のせいにすることもなく、何を憎むこともなく、
目の前のものを真摯に受け入れ、消化していける能力というのは、
何にも代え難い人間の強さとなり、人生を変えていけるのだと思う。

夏目友人帳という作品の最大のテーマはおそらくそういうことであり
僕はいつもそこに深く共感している。

原作もずっと読んでいるので、アニメ版もずっと続いてくれたらと切に思うけれど、
視聴者によっては、マンネリ感を感じたりして、少々刺激が欲しいところかもしれない。
{netabare}原作では 祓い屋の的場一門と名取周一のことをさらに詳しく描き、
夏目君にもう少し踏み込んでくる内容に発展していっているし、{/netabare}
なにしろ友人帳が今後どうなっていくかを見届けないと。
というわけで、やっぱり5期も大いに期待してしまうのだよね。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 83
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

にゃんごろうとの記念撮影いいなぁ~(ノ´∀`*)

■夏目友人帳 肆 を見る前に(*^_^*)
いよいよ4期目突入の「夏目友人帳」!!
また夏目くん達やにゃんこ先生に会えると思うと嬉しくなっちゃいます(o^∇^o)ノ
今までの「夏目友人帳」なら特に前回までのストーリーを知らなくっても全然問題なかったんですけど、今回「肆」は「参」を観ていないと理解不能になっちゃうかもしれませんね♪
夏目くんの直感から危険な存在と察知している的場一門当主こと的場静司との因縁を是非知った上で本作品をご視聴することをおすすめ致します。

今回の最大の見所は・・・

「的場一門」 vs 「夏目軍団」(にゃんこ先生、名取さん、他・・・)

といった構図だと思うので今までの癒し重視の内容からストーリー性に富んだ内容になると思うので、今までに無い「夏目友人帳」を見れるかもしれませんね♪


■夏目友人帳 肆 に出逢った日の日記ヽ(^◇^*)/ ワーイ
いきなり何やら不穏な空気が漂う内容の一話でしたね!
的場一門といきなりの接触となったわけですけど・・・
さすがのにゃんこ先生もいきなりゴミ箱に( ´∀`)つ ミポイッってされちゃいましたねw
今までの「夏目友人帳」とはひと味もふた味も違うんだからねって宣言しているかのように思えました
☆-(^ー'*)b
妖怪や人とふれ合うことで成長してきた夏目くんの周りには、いつしか掛け替えの無い仲間や家族が出来ていましたね♪
そんな家族や仲間を守るために戦う夏目くんや、そんな夏目くんをよく知る数少ない仲間達が、的場一門との対立にどんな結末を向かえるのでしょうね(-""-;)ムム・・・
「肆」は今まで以上に楽しみにしながら視聴できそうです(*^_^*)


■総評
予想に反して的場一門との決着は今回もお預けでしたけど、夏目友人帳らしいハートフルな展開が盛りだくさんで「肆」も大満足でした♪
可愛さに磨きがかかったにゃんこ先生と、人や妖怪との絆を深めてきた夏目くん。
シリーズ1作目からずっと見てきているからこそ感じられる事がありました。
夏目くんと周りの友人や家族、妖怪達との間柄の微妙な変化がとっても微笑ましく思えてくるのです♪
はじめの頃の夏目くんの優しさは、自分から遠ざける事で人に迷惑をかけまいとするようなものでしたので、相手に届きづらい優しさだったのかもしれませんね。
でも少しずつ他人の心に触れ、優しさを受け入れることで、本当に他人を思いやるという意味が理解できてきたように思えます。
そんな夏目くんに向けられる仲間達の表情がとっても印象に残りました♪
そんなひと回り成長した夏目くんをそっと見守ってきた藤原夫妻の包み込むような笑顔☆彡
身近な友達で一番苦悩を理解してくれている田沼くんの気遣いやクラスメイト達の楽しげな表情☆彡
「なっつめっさま~」って夏目くんと絡むことがとっても嬉しそうな妖達☆彡
そして夏目くんを一番側で見守ってくれていた頼りになる用心棒のにゃんこ先生(斑)が最期み見せた誇らしげな横顔☆彡
夏目くんは本当に良い仲間を得ることが出来ましたよね♪

そんないつもの仲間とはちょっと違った視点で綴られてとっても新鮮に感じたエピソードもありました♪

的場一門の七瀬さんと、夏目くんの親戚の娘で蒼井三世子ちゃんのエピソードです!
{netabare}
七瀬さんといえば老齢でちょっと地味なキャラってイメージでしたけどだいぶ見る目が変わっちゃいました♪
いつか夏目くんと分かり合えたらいいなぁなんてちょっと思っちゃいますよね(*^_^*)
それと夏目くんと三代子ちゃんとのエピソードでは、夏目くんの成長した姿を見ることが出来ました!
「大丈夫、君の家族を取ったりしないよ」
夏目くんが言ったこの一言で三代子ちゃんもΣ(・o・;) ハッ!と気付かされていましたね♪
この言葉を選択して伝えることが出来た事に成長を感じ、多くを語らない夏目くんらしい優しさを感じた名シーンでした(*^_^*)
{/netabare}

人の温かみに触れ、人を頼っても良いことを知り、妖からも一目置かれる存在になった夏目一門当主夏目さまw
レイコさんとも名取さんとも違う道を歩んでいくであろう夏目くんの物語をもっともっと見ていたいものですね☆彡
次回作がとっても待ち遠しいです(✿ˇ◡ˇ)人(ˇ◡ˇ✿)


■MUSIC♫
OP曲『今、このとき。 』
 【作詞・作曲】恵梨香【編曲】浅田信一【歌】ひいらぎ
 8枚目のシングル。千晶と恵梨香からなる女性フォークデュオ♪
 フォークサウンドにデジタルロックチューンした聴き心地の良いナンバーです!
 等身大の歌詞が心にストレートに刻まれます(^^♪

ED曲『たからもの』
 【作詞】こだまさおり【作曲】神前暁【歌】河野マリナ 
 化物語・偽物語でも作曲を手がけていた神前暁さんといえば分かりやすいかなぁ!
 それと、Aチャンネルの「Morning Arch」から続いて2ndシングルとなった河野マリナさん
 神前暁さんは歌い手の良さを引き出すのが上手ですね♪
 河野さんのほんわり優しい歌声とバラードがC=(^◇^ ; ホッ!とした気分にされてくれました♪


2012.01.21・第一の手記
2012.06.18・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/06/15
♥ : 41

77.8 3 2012年度の少女漫画原作アニメランキング3位
神様はじめました(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1406)
6998人が棚に入れました
父親が家出して、若い身空でホームレスとなってしまった女子高生・桃園奈々生。
困っている奈々生の前に「私の家を譲りましょう」という怪しい男が現れる。男の正体は、土地神ミカゲ。
奈々生は家(=廃神社)と引き換えに神様の仕事を任されてしまい・・・!?
しかも社には、性格最悪で凶暴な妖狐・巴衛が神使として居座っていた。
社の精である鬼切と虎徹に励まされながら社の仕事をこなす奈々生に、巴衛はいつも悪口ばかり。
ある日奈々生は鬼切から「神使の契約を結べば、巴衛が絶対服従する」という話を聞く。
喜びいさんで契約方法をきくと「口づけ」だって・・・?
「冗談じゃない! 巴衛とキスするぐらいなら出て行ってやる!!」
奈々生の明日は果たして!?

声優・キャラクター
三森すずこ、立花慎之介、岸尾だいすけ、岡本信彦、石田彰、佐藤聡美、浪川大輔、堀江由衣、高橋広樹、大久保ちか、新子夏代、森嶋秀太、山﨑バニラ

林檎´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

エロ神はじめました

タイトルは釣りですごめんなさい・・・(・ω<) テヘペロ

まったくもーってエロ要素の皆無なとてもとても健全な作品です。

主人公・桃園 奈々生(ももぞの ななみ)は、父親が多額の借金を返済するために家を売り払ったため、帰る場所を失ってしまう。ベンチで途方に暮れていたところ、犬に襲われている男に出会う。助けてやり、身の上の事情を打ちあけると、助けた男に「家を譲る」と言われ、いざ行ってみるとそこは神社で、奈々生は神様となってしまったとさ。

まあそれ以前に「家を譲る」と言われている場面で、おでこにチューされるんだけど、理由はぜひ自分で見て確かめてくださいな♪

物語を見ていると、なんか乙女チックな雰囲気だな~と思い、ネットで調べてみるとなるほど少女漫画が原作でしたか。

いやいや、男でも普通に楽しめますよ。少女漫画のアニメ久しぶりに見たな~。

ところで、普通の女の子が神様になって、最初にした仕事ってなんだと思います?

妖怪とキス(>3<)♥

その神社には巴衛という美少年の妖怪がいます。土地神に仕える神史だった彼は最初奈々生を土地神とは認めたくなかったんだよね。その彼を再び神史として従えるためには、キスをしないといけないという。なんともまあ乙女チックな設定なんでしょ。

で、チューした結果、神史という名の紳士が生まれましたー!(((゜Д゜))サムッ!

察しのとおり、この作品のメインは奈々生と巴衛です!

最近の少女漫画はこういう展開多いのかな?キスシーン、何回もありましたね。

でも!最後にしたキスは、最初にしたキスに比べて、いろんな想いが詰まっているようで、とてもディープな、とてもディープな!キスでした・・・。

二人に幸あれ!


・・・ある意味この後からの展開は、エロ神はじめましたな展開に(ry

投稿 : 2024/06/15
♥ : 14
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

<最終回まで視聴完了> バランスのとれた作品だった

いろいろと個人的ツボの多い作品だったので、毎週とても楽しみだった。
監督は『フルーツバスケット』『おじゃる丸』などで知られる大地丙太郎氏。
このタイプの作品はお手のものかも。

くどくないギャグに、テンポのよいストーリー運び。
艶かしく妖しいムードを漂わせつつ、ギャップのある性格を持つキャラが
続々登場し、笑ったり感動したり、見せ場もしっかりあってキュンキュンきた。

ちなみに、奈々生の神使となってしまう巴衛みたいな人って
現実的には付き合いづらくて苦手だけれど、アニメの中でのキャラとしては
ものすごく好みだったり(笑)
彼の過去含めて、どこか決意のような諦め半分、根の優しさ半分が
とても魅力だったし、奈々生のへこたれない負けん気の強さと明るさに、
観ているこちらも勇気をもらえた。

なぜだか今期は少女マンガ原作が目立っていて、どの物語も良かったと思う中、
1つの作品として本作はバランスよくできていたなと感じる。
最終回も最終回らしく終わったし、ここにきての新キャラ登場は
どうしても2期を期待してしまう。
{netabare} しかしミカゲがなぜあの社を出て行ったのか、そして奈々生を選んだのか
彼の口からハッキリ語られることはなかった。{/netabare}
それだけは最後まで謎だったなぁ・・

あとED、どこかで聴き覚えがあると思ったら、昔のGSのカヴァーだった。
こうして古い歌を女の子のゆるめな可愛い声で歌うというのも
なかなか新鮮で良いものだね。
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<9話の感想>

いつか名前が出てきた「ゆきじ」さん。
なるほど、やっぱりそうなんだね。
しかし、平和だ~
安心して観て笑っていられて、時々キュンっとなるのが楽しい。
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<8話の感想>

今回でメインキャストは出揃ったようだよね。
巴衛が仕えていた神様であるミカゲの狙いが少しだけ
わかってきたような気がする。
ミカゲの友人だというもう1人の派手な神様、以前は顔半分だけの登場
だったけれど、今回は何をしようとしているのやら。
ミカゲの友人なのだから悪人ではなさそうだし、何か深い理由がありそう。
これは次回も見逃せない。
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<7話の感想>

奈々生だけでなく、彼女の学校の女の子たちも恋心は等身大で存在する。
自分の気持ちに気づいてときめくのは当然のことだし、
{netabare}「お前を守ること以外優先するものなどない!」{/netabare}
なんて言い切られたら
主従関係と恋愛をすり替えてしまいそうになっても仕方ないよなぁ。
すり替えなくても、主従関係で恋愛するカタチだって存在するのだしね。
そこにブレーキをかけることで切なさが生まれ
切ないからなおさら意地張ってみたり脆くなったり・・
いやはや恋心って複雑だよね。
神使である巴衛との距離をとるのはなおさら難しい。
だけどこの物語は恋愛じゃなく、もっと違うところに着地点があるはず。
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<6話の感想>

1クールだとしたらもう半分来てしまったということか。
巴衛がつぶやいていたあの名前の女性が今回もちらり。
やはり何かの因果関係がありそう。
もしや奈々生のご先祖さまだったりするのかな。
とにかく何らかの関わりがあるからこそ、なのだろう。
今回は奈々生に化けた巴衛がきれいで良かったw
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<5話の感想>
{netabare}
アカン・・・ちっこくされてしまった巴衛が可愛すぎた。
あの性格のままだからなおさらでw
しかも再契約のキスが不意打ちすぎてドキンっとしてしまったではないか。
しかし、アニメに出てくる妖怪ってみんなどこか憎めなくて。
とことん悪者っていうのがいないから好きなのかも。
それにしても、巴衛がつぶやいていた名前の主は誰なんだろう?笹餅が伏線?
だとしたらそれは・・・奈々生の・・・{/netabare}
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<4話の感想>

いつもどおり笑いながら観てたけれど、今回はキュン度が上昇したw
で、どうやら自分は大切な人を命がけで守る話が好きなんだと気づいた。
今まで心に強く残っている大好きな作品を思い返すと、ほとんどがそう。
そして守り守られていく過程での、両者の心の変化にキュンとなるんだ。
まだ登場していないキャラクターもいるので、ますます見逃せない。
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<3話まで視聴中>

2話、3話と登場人物が増え、奈々生も神様生活に少し慣れた模様。
観ているこちらとしては奈々生と巴衛がいいコンビになりつつあるのが
すごくわかって、思わずニヤニヤしてしまう。
今後はさまざまな出会いをしながら神通力を身につけていくのかな?
奈々生の放つ明るさが逆にじーんっときたりもして。
それはたぶん・・
{netabare}
やがて訪れるであろうせつない部分を早くも匂わせているからかもしれない。
果たして、元々の土地神であるミカゲは彼女達を見守りながら
いったい何を目論んでいるのか。
{/netabare}
そのあたりも気になり始めている。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 78

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私はどうやら狐の妖怪に惹かれやすいタイプヽ(*´∪`*)ノ"

原作ファンです♪
私は狐の妖怪で白髪のキャラにはまる習性があるようで
個人的にこの作品はとてもおもしろかったですd(>ω<*)☆

ストーリーはありがちかもしれないけど
充分楽しめて、巴衛と奈々生の接近になんだか嬉しくて
にやけちゃうような場面とかありましたw
きゅんきゅんしますね(o゚∀゚)

キャラもおもしろいキャラたくさんです。
お気に入りの妖怪が見つかるんじゃないかと思います*^^*

少女漫画でアニメになった作品の中で
神様はじめましたは個人的に上位です。

恋愛ものがお好きな方やかっこいい妖怪達に興味ある方にはぜひオススメです♡

2期はじまりました♪ドキドキさせていただきたい・・っw
なんて思いながら観てますっw

読んでくださりありがとうございましたヽ(´∀`*)ノ

投稿 : 2024/06/15
♥ : 61

72.6 4 2012年度の少女漫画原作アニメランキング4位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1134)
5554人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
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<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
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<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

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<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
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<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
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<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
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<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
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<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/15
♥ : 63
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘酸っぱくて、切なくて、胸がいっぱいになる作品


友達がいない歴16年・橘めい
学校1のモテ男・黒沢大和

そんな2人のラブストーリー。


大和くんの友達、中西くんがめいちゃんのスカートをめくろうとした→そばにいた大和くんにめくられたと勘違いするめいちゃん。→回し蹴り

少女マンガあるあるの出会いから始まります。

いきなり回し蹴りをしてきためいちゃんに、他の女の子にはないものを感じて、1話目から大和くんはめいちゃんに猛アタック。

だけどめいちゃんは、携帯のアドレス帳に自宅とバイト先しか入っていない、16年間、友達がいない女の子。

とりあえずアドレス帳には「黒沢大和」が増える事になるのですが、

めいちゃんは大和くんにとまどい、抵抗を続けます。

それからめいちゃんはストーカーにあい、大和くんにとっさの電話。そうしてストーカーを撒くため2人はキスをします。

ここまでがよく「好きっていいなよ」のあらすじとされる部分です。


★{netabare}私は再視聴で作品に良さに気付く事が多いのですが、この作品もそのパターンでした。

理由は大和くん。
大和くんがめいちゃんに猛アタックして、2人は恋人となるのですが、めいちゃんは友達いない歴16年に対して、大和くんは学校1のモテ男。
それも君に届けの風早くんタイプではなく、女の子と結構遊んでるタイプの男の子です。

そんな2人が付き合い始めて、めいちゃんはおどおど、大和くんは余裕の笑み。
恋人ができても女の子と出かけることもあるし、モテるし、そりゃめいちゃんの立場になって考えると、
「どうして私なんか…」ってなりますよね。
でも大和くんはキスしてきたり…

そんな大和くんに不信感を覚えてしまった私は、あまりこの作品の良さに気付けず…(もったいない!)

再視聴で大和くんにも悪気がないんだし、何より当事者のめいちゃんが幸せならそれで…ということに気付き、好きっていいなよってこんなに感動ものだったっけ?と涙しました。

それともう1つ、この後手つないで、キスして…と物語の先が見えて、冷静に視聴できたからかもしれません。{/netabare}


★この物語のテーマとなっている「人を信じるということ」
それは
ヒロインのめいちゃんにあてたものでもあり、大和くん、そしてライバルとして登場するめぐみさん。
色んな人に、というか観ている側の私たちにも、語りかけてくれているような、そんな気持ちになって、いろんな感情がわっと溢れてきます。

各キャラの「人を信じる」エピソードをかいたので長くなりました。ほんとに全部かいてあるので、視聴予定の方は注意してください{netabare}
☆大和くんと付き合うようになって、めいちゃんには、信頼しあえる友達・あさみちゃんができます。

{netabare}あさみちゃんは友達もいるし、大和くんとも仲のいい、華やかな子なんですが、それゆえに嫉む人だっているんですよね。

巨乳のあさみちゃんは、胸をたとえて「スイカ」とバカにされて、あげく大和くんの友達、中西くんに自分の事を「巨乳で可愛い」としか思われていないと思って…
でも中西くんは本当にあさみちゃんの事を可愛いと思っていて、背中を押してくれたのがめいちゃん。

あさみちゃんと中西くんは恋人になり、あさみちゃんとめいちゃんは親友になって、
めいちゃんはそれを「黒沢のおかげ」といって。
あさみちゃんにお揃いのストラップをもらって、嬉しそうなめいちゃんは本当に可愛らしかったです{/netabare}


☆それから、初めてのライバル愛子ちゃん。
{netabare}初めてのデート中、こちらもまたデート中の愛子ちゃんに出会って、4人でポウリングに。

そこで愛子ちゃんは、大和くんに好かれてるくせに、そっけないめいちゃんが気に入らなく、大和とは1度関係を持ったといい、動揺しためいちゃんは帰ってしまいます。

でもめいちゃんが大和くんに対して本気なのを認めて、それから話数を重ねていくごとに、めいちゃん、あさみちゃん、愛子ちゃんの3人で過ごすことが増えていますね♪3人とも恋人がいるので6人でいることも。{/netabare}


☆そして、一番やっかいだった、最大のライバル・モデルの「めぐたん」ことめぐみさん。
{netabare}人気読者モデルのめぐたんがめいちゃんの学校に転入。そして大和くんと出会います。
放課後、めぐたんは
「私ぃ~大和くんに一目惚れしちゃってぇ~、彼女がいてもいいから、付き合おうよ。私たち、ハイレベル同士で♡」

え?モデルやってるんだったら、大和くんじゃなくても、お気に召す人が周りにいるんじゃ?と思ったのはさておき。

大和くんは「そういう見た目しかみてないやつは嫌い。俺には彼女がいる」
と言いばっさり。
こうして観てみると、そうして1度目の視聴で大和くんの、こういう一途なところに気付かなかったんだろう…と思いますね笑

次の日めぐたんは「ごめんなさい」と謝り、大和くんとは友達になりたい、と友達に。もうこのときからすでに、悪い方向へ進んでいるのが見えますよね笑

それから大和くんをモデルに誘い、「めいがカッコいいって言ってくれてるし」と大和くんはモデルになって…
あさみちゃん達もやりなよ~と盛り上がってる中、不安だからといって止められないですよね。うん、いいと思う、とめいちゃん。

雑誌に、大和くんはめぐたんとカップルみたいに載っていることも多くて、もう観てるこっちがハラハラ。
2人ほんとのカップルみたい!橘よりどう考えてもめぐたんの方がお似合いだよね~
周りもそんな感じで、めいちゃんの耳にも入って。
それからめぐたんの家に大和くんが出入りしているろいう噂(これは本当)

やっぱりこんなとき支えてくれるのは、友達なんですよね。
あさみちゃんと愛子ちゃん、それぞれの慰め方で、めいちゃんも少し元気が出たみたいでとりあえずホッ。

これからも色々、もうほんとに色々あるんですが長くなるのでとりあえずは省きます。


そんなこんな、めぐたんでしたが、やっぱり大和くんが選ぶのはめいちゃん。
どうして私じゃないの?とあさみちゃんたちを誘って、めいちゃんを誘わなかったり、こわっ!女子こわっ!
愛子ちゃんがびしっと「私らはテメーのペットじゃねーんだよ」とびしっと言ってくれました!女子に人気が出そうなヒールキャラですね♪♪

ネット上でもめぐたん性格わるい、ブス、早くやめろ
と書き込まれまくって、(女子こわい!)
今まで、我慢してたポテチなどなどを買い込み、引きこもり、両親とも仕事先とも、連絡をたって、

そこで現れた“ももちゃん”という存在。ももちゃんは前からめぐたんのことを気にしていたんですが、幼なじみだったんですね!

そんなもももちゃんが家に来ても「あんただってバカにしてたんでしょ!」
と拒絶。大和くんがきて、ももちゃんはめぐたんに
「周りからどう思われたっていいじゃん!私はめぐが1番カッコいいって思ってるよ。」

めぐたんはやっと出てきて、ももちゃんはずっとみてきてくれてたのに、と気づきます。

大和くんを追いかけてきためいちゃんをひと睨み。
めぐたんにとってはすべての元凶だもんね。。

実はめぐたんも昔、ブスブス!と長身をバカにされていた過去があって、こうやったら可愛いじゃんと、声をかけてくれたのはももちゃん。

イジめてたくせに、可愛くなったら、なかったかのように声をかけてくる男子に嫌気がさして、スカウトをきっかけにモデルになって、、
自分は全部「めぐたん」を演じてきたんだと、髪をばっさり。

最後には、
えー大和くん今日風邪なの?お見舞いいこっかなぁ?
はいはい、とももちゃんに引っ張られるすごいいいキャラになってくれました☆彡{/netabare}


☆そしてやっぱりめいちゃんと大和くん
{netabare}めいちゃんが友達を作らなかった理由。それは小学生のころ、学校で飼っていたウサギに、クラスメイトがお菓子などをあげて、
ウサギが死んでしまって、どうしたの?という先生に
めいちゃんが~と言われ、それから人は人をすぐ裏切るから、
となったからでした。

そんなめいちゃんにまっすぐぶつかってくる大和くん。
実は大和くんも、中学生の時、1番仲の良かった友達がイジめにあって、表面上はみんなと一緒にイジめて、裏で話していて、結局その友達は転校してしまった過去があった。だからめいを見たとき、惹かれたんだと言いました。その友達も登場しますね♪

ほんとにどうして私は大和くんのこういうところを観てこなかったんだろうと思います笑

大和くんの妹、凪ちゃんは不登校で、学校は楽しいよって教えてあげたのはめいちゃん。人は人を裏切るけど、そんな人ばかりじゃないんだよって
きちんとわかってるめいちゃんだからこそ、できたのでしょうね。
{/netabare}

すごく長くなってしまいました…。特にめぐたんの話はすごく印象ぶかくて…
{/netabare}

OPはフルーツバスケットの主題歌などの岡崎律子さん。
とっても優しいメロディと歌声で、大好きです。

それからめいちゃん役の茅野愛衣さん。
大和くんに話しかかられて、照れながら「ぅん…」というのがとーっても可愛らしかったです。
あさみちゃん役の種田梨沙さんも「あ~またいちゃついてる~」とめいちゃんと大和くんをからかうのが、とっても可愛くて、きゅんきゅんしました!

お2人のが好きな方はぜひチェックしてくださいね♡ ♥/●´v`)┃(´v`●\♥♡

長くなりましただが、読んでくださった方、ありがとうございます。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最初と最後で、別人のような主人公

王道の少女漫画。
高校生同士の、まさしく恋愛模様を正面から描いています。
定番にして王道。意外性はありませんが、等身大の高校生の「恋」」にまつわる喜びや苦悩。
キャラクターも漫画チック&アニメチックな要素は少なく、現実に居そうな感じの登場人物。
人間くさく、未熟で、不器用で、もどかしく、切ない。
そんな恋愛ものです。


初っ端で主人公は、なかなかトゲのある人物像を見せてくれます。
人間不信で周りから距離を置いて何処か達観している風な性格。そんな主人公が、モテモテイケメンの男と恋をして、色々悩みながら変わっていく軌跡が本作の全て。
どんどん人間らしく
どんどん若者らしく
どんどん女の子らしく
恋をすることで、他人と関わることで、変化していく主人公の様に感情移入して嬉しかったり苦しかったり。
ストーリー展開こそフィクションらしく色々と事件が起こりますが、奇をてらった演出や特殊な人物はでてきません。
あくまで現実の高校生に起こり得る設定の範疇で、極端な事をすることもなし。ある意味漫画のキャラらしくない等身大な行動原理の中でのお話。
根幹にあるのは「トラウマの克服」でしょうか。主人公に限らず、みんな色々悩んでいますがそれを乗り越えた先での愛情・友情の物語。
少女漫画らしく、恋に想い悩み、他人との関わりを持つ事の「キモチ」を丁寧に描くことに注力してあります。


話数を重ねる毎に飛躍的に可愛らしく変わっていくのが魅力的。しかもそれが無理なく自然に見えるのが秀逸。
いい意味で、主人公の変貌ぶりに驚かされる作品です。

大切な人が出来て、気持ちを通わせて、前向きに自分が変わっていく。
これ、やっぱり女の子の憧れのシチュェーションなんでしょうね。
赤面するようなシーンもいっぱありますが、
「ああ、そうだよねぇ」
という納得の気持ちが、気恥ずかしさに勝ってしまいます。


とにかく、王道中の王道。
久しぶりに、由緒正しい少女漫画のパワーを見せつけられた気分です。これ、イイです!

OPも作品の雰囲気や内容を反映してか、静かで優しく切なく暖かい旋律・・・いいですねぇ。
紆余曲折あったけど、みんな自分の進むべき道を行っている、そんな締めくくりも暖かい。

クサい表現になりますが、恋って素敵。(〃'▽'〃)

投稿 : 2024/06/15
♥ : 26
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