岡田斗司夫おすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの岡田斗司夫成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月07日の時点で一番の岡田斗司夫おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.2 1 岡田斗司夫アニメランキング1位
トップをねらえ!(OVA)

1988年10月7日
★★★★★ 4.1 (680)
3049人が棚に入れました
人類が宇宙に進出するようになった時代、地球は宇宙生物群(通称・宇宙怪獣 (STMC))による激しい攻撃を受けていた。その脅威に打ち勝つため、地球はマシーン兵器の後継機であるバスターマシン「ガンバスター」を製造。その搭乗員に選ばれたトップ部隊隊員の一人であるタカヤ・ノリコの双肩に人類の未来がかかる。

声優・キャラクター
日髙のり子、佐久間レイ、川村万梨阿、若本規夫、渕崎ゆり子
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

軽いかと思ったら重かった!

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。全六話のSFロボットもの。
 ワクワクさせてくれる非常に面白い作品でした。熱血ロボットものに見えるのですが、主題自体は熱血とはかけ離れたところにあるようです。物語の展開の仕方自体が特殊なので、王道とも言い切れないように思います。第一話は、「エースをねらえ」を基礎としたスポ根ものとして始まるのですが、後半になるとガラッと様相を変えてきていました。
 最終話を見てから、第一話を思い返すと、「こんな話だったっけ?」というような違和感みたいなものを感じてしまうでしょう。一言で言えば、話を徐々にスライドさせていく構成力の上手さなんですが、時間の概念を使っているところにこの作品の特殊性があるのだと思います。

 一気に見ても面白いのですが、個人的には各話ごとに何が描かれていたのかを丁寧に整理したほうが良いように思えます。各話でどんな要素が発生し、何が消されていったのかを見ていくと、この作品の方向性が熱血ものとは違うところにあることが実感できると思います。
 少しずつ変化していくSFの部分と、変わらないアナログ的な部分も非常に面白いので、注目してみてください。

 ロボットやSFの部分を説明できるほどの知識はないので、以下のレビューでは構成と人物に関することだけ書いていきます。


風呂敷の広げ方と畳み方:{netabare}
 この作品は、風呂敷の広げ方とその畳み方が異常に上手いです。
 第一話は、カズミの天才性を否定した上で、ノリコが努力の末に必殺技を会得し、それをもってライバルを倒す、というように綺麗にまとまっています。これは、「努力の大切さ」を軸としたスポ根ものの構造です。
 当初の「努力の大切さ」は、校庭50周や鉄下駄での階段のぼりという肉体的かつ精神的な根性を含んだものとして描かれています。これは、「人間における努力」です。しかし、第一話の後半では、「ロボットにおける努力」へとすり替えられています。ロボットがボクサーさながらに砂浜をトレーニングする姿などがそれです。このすり替えのフラグ自体は、冒頭から描かれている「ロボットの擬人化」にあります。つまり、「人間が努力すればロボットが強くなる」わけですが、「ロボットが擬人化されている」ために、「ロボットが努力すれば良い」となるわけです。ロボットが強くなる様を描いておけば、その裏にある人間の努力を描く必要がない、ということです。スポ根ものとして始まったものをロボ根ものにシフトさせているわけです。

 第二話では、必殺技を使ってくる天才型のライバル、ユングが登場します。スポ根ものを軸としてこの作品を描くのであれば、ノリコ達は、新たな必殺技を努力により会得し、ユングを撃破しなければいけません。ですが、ユングとの決着がつかないばかりか、ユングのライバル属性すら早々に消されます。さらには、第一話で否定した「天才」ゆえの強さを許容してしまっています。
 つまり、第一話では、スポ根ものを意図的にロボ根ものに仕立てておきながら、第二話ではそのロボ根ものを続けること自体を否定しているわけです。風呂敷のたたみ方が非常に速い。
 第三話ではさらに速くなります。オープニングで「男と女のラブゲーム」というカラオケが始まり、実際にノリコとスミスの恋愛が描かれますが、第四話を待たずにこの方向性も否定されます。つまり、恋愛ものへの展開が否定されているわけです。

 第一話で広げた風呂敷を、第二話で早々に畳み、第三話では新たな風呂敷を広げてかつ畳んでいるのが分かります。この流れで第四話に描かれているのは、第一話のやり直しです。

 第四話の冒頭では、仲間から陰口を叩かれるノリコ、ノリコの努力、ライバル(ユング)との戦いまでが短時間に描かれています。この流れは、第一話の流れを圧縮したものです。第一話も第四話も、ノリコが精神的に未熟なところからスタートしていることすら共通しています。ロボットの擬人化のシーンが再度描かれているのも特徴的です。作中内リメイクのようなものです。
 異なるのは、ライバルと戦えなかったことです。戦えなかった理由は、直接的にはノリコのトラウマなのですが、物語の構造上は、ユングがノリコのライバルではなかったからだと思います。カズミはユングに「ノリコをどうしたいの?」と問い詰め、ユングはそれに対して「別に」と答えています。これはライバルでないユングを乗り越えたところで、ノリコの成長は望めないという意味が込められているのでしょう。ノリコの望みは、パイロットになることから乖離し、父やスミスの仇である敵を倒し、カズミに並べるような存在になることへとシフトが完了しています。

 そして、ノリコはガンバスターに乗って、敵を倒しました。最強と称されるガンバスターは強さの象徴ですから、これを手に入れたノリコは、努力とは無縁の存在となります。第一話で提示されたロジックが逆方向から用いられ、「ガンバスターは強い」から「ノリコは強い」と言い換えられるわけです。強くなるためには努力が必要ですが、強くなってしまうと努力の必要性がなくなってしまうのです。これ以後、ノリコが努力をするシーンは出てこなくなります。

 以降で描かれるのは、第一話から第四話までの話とは全く違う話です。第四話は、第一話をリメイクする形で目的の全てを達成していますから、一般的な作品であれば最終回と同等のポジションに位置しています。一方で、第五話と最終話では、ノリコのポジションは強いものとして固定されています。この概念にカズミが到達するまでの物語となります。
{/netabare}

ノリコとカズミ:{netabare}
 ノリコの対比先はカズミです。ノリコとカズミの精神的な強さの差が、二人の時間の乖離の中で表現されています。

 ノリコは、先輩であるカズミを「お姉さま」と読んでいます。ノリコとカズミは、第二話で他の乗組員と6ヶ月のズレが生じますが、ノリコとカズミの間にズレは生じていません。このノリコがカズミを「お姉さま」と見る関係性は、ノリコが第四話で敵を倒すまで継続されます。

 第五話の冒頭で、地球との10年の乖離が語られます。ここでも二人は同時にズレていますから、「お姉さま」であることは変わらないはずでした。しかし、ここで描かれているのは年齢差があるはずの二人に同時に訪れた「卒業式」です。二人が同時に卒業を迎えることで、トラウマを克服し戦えるようになったノリコが、カズミと同等の位置まで到達しているということが表現されています。正確に言うならば、ガンバスターを手に入れたノリコは、カズミの上位概念へと到達しています。ある意味ノリコにとっては、カズミからの卒業式でもあるわけです。
 このあとで語られるのは、カズミの弱さです。後輩であるノリコに対して弱さを見せてこなかったカズミが、自分の上位の存在であるノリコに対しては弱さを見せるようになりました。ノリコとカズミの関係が逆転しているわけです。

 ここでもう一人対比される人物が登場します。子供を持ったキミコです。キミコは、自分の子供であるタカミに「未来を見せたい」とノリコに言っています。
 繰り返しますが、ノリコはガンバスターのパイロットとして、努力の果てにある「強さの象徴」へと到達しています。この象徴化の弊害として、努力と成長から隔離された「永遠の少女」にも固定されてしまっているということを忘れてはいけません。
 キミコの「未来を見せたい」という願望は、「強さにすがる弱きもの」であると同時に「成長できる弱きもの」という二面性を有しているのです。弱きものの象徴である子供のタカミは、未来を見ることができるのです。ノリコは「強きもの」になってしまったがゆえに「成長」から取り残され、未来を見れなくなってしまいました。この置き去り現象は最後まで変わりません。

 最終話では、15年が経過した後になります。この15年は、ノリコは固定されたままに、カズミが年をとった15年です。
 カズミは生徒たちからコーチと慕われています。大きくなったタカミからも慕われています。これが意味するところは、象徴として固定化されていなければ、自身が成長し、かつ他者の成長を見守ることができるということです。未来に向かって歩く側にいれるのです。
 ノリコとユングはガンバスターのパイロットとして到達「点」に固定化されています。ここに固定されているために、これらの「経過」を見れなくなってしまっています。
 ノリコはタカミからのメッセージを受け取って泣いています。この涙は懐かしさだけではありません。ノリコ自身の時間の経過を踏まえたとしても、タカミはノリコと同世代になってしまっているのでしょう。ノリコの涙は、四ヶ月しか高校生活を経験していないままに高校を卒業し、六ヶ月しか経っていないのに友人の子供が自分と同世代になってしまったという、、取り残された涙だと思います。このシーンの前では、艦長が人類の進歩に驚いたセリフがありますが、こちらも置き去りにされた側の発言で、ノリコの実情を補強するものです。

 このタカミのメッセージというのは、おそらく写真というべきものでしょう。このタイプの写真は二回出てきます。一回目は、ノリコが父に送ったもので、二回目はタカミ(キミコ)がノリコに送ったものです。これらに違いは作中で非常に効いていました。
 一点目は、人類の進歩の表現としてです。一回目は動画、二回目は立体動画になっています。艦長と同じように、ノリコも人類の進歩をおそらく感じたことでしょう。
 二点目は、子供から親へのメッセージです。一回目は言わずもがなですが、二回目は、タカミから自分の母の同級生であるノリコおばちゃんに宛てたものです。地球時間上では、親になっていてもおかしくない年月が経っているのに、受け取っているのは少女のままのノリコでした。
 いずれも置いて行かれたノリコを表現しています。

 ノリコはカズミのことを「お姉さま」と呼ぶことに戸惑っています。これは、相手が「お姉さまと呼ぶには相応しくないくらいに年を取っている」というよりは、「自分よりも下位の存在をお姉さまと呼べない」ということのほうが正しいと思います。カズミが「今まで通りでいい」というのは、ノリコと同じポジションに立つためにこの計画に志願したためです。

 カズミとユングはパイロットを交代しました。これにより、ユングは未来を作っていく側に回帰し、カズミは固定化される側になりました。結果、ノリコとカズミは一万二千年後という「経過」を飛ばした「点」に到達するしかなくなりました。この一万二千年後は二つの事柄を指します。
 一つ目は、カズミとノリコの時間差の圧縮です。カズミは、地上で15年を過ごすことで、結婚生活を送り、自身がコーチとして成長し、また生徒たちの成長を見守ることができましたが、象徴化されるまでには至っていませんでした。ガンバスターのパイロットになることで、象徴化へと至るわけですが、ノリコに先んじた15年という時間を消すことはできません。ですが、一万二千年という膨大な時間を二人にスキップさせることで、この15年という差が相対的に縮小化されています。つまり、20歳手前のノリコも、30歳過ぎのカズミも、一万二千年という時間の前では、大差がないということです。
 二つ目は、ノリコとカズミの孤立化です。「オカエリナサイ」というメッセージが地表に浮かんでいますが、このうち「イ」の部分が反転しています。これは、単純ミスの類ではなく、カタカナすら再現できない時代になっている、つまり、日本語自体が古典になるほど時間が経過していることを意味しているのだと思われます。「沖縄が確認できない」というセリフから、日本自体がなくなっている可能性すら考えられます。つまり、英雄として帰還する二人を迎えてくれるのは、見知った人も土地もないという極めて孤独な場所なのです。

 この時間差の圧縮と孤立化により、ノリコとカズミは同じ概念を共有しすることとなり、カズミはノリコに追いつくことができた、というわけです。
{/netabare}

 この作品は、物語の序盤では努力の大切さを謳っておきながら、終盤に至ると努力の到達点における孤独が描かれるなど、一般的な作品とは異なる視点を持っていました。エンディングはかなり泣けるのですが、冷静に見てみると非常に残酷な物語であったと思います。この残酷さは、宇宙を舞台にした作品でありながら、軸足は地球から離さなかったことによる、この作品自体の意図的な歪みからもたらされたものだと言えます。序盤の熱血もののような雰囲気から見ると、非常に落差の大きい作品でした。


対象年齢等:
 高校生以上の男性ですかね?テーマ的には性別を選ぶとは思えないのですが、無駄なサービスシーンが結構多いので、女性は倦厭するかもしれません。気にさえしなければ楽しめると思います。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

kororin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『イナーシャルキャンセラー全開・・・よーし、やってみる!!』「死ぬ気?!」「うっ!」「やめてぇぇぇ!」  『パパ、スミス・・・私を守って。』

光速を突破したした宇宙船を作り出した人類は星々を食いつくす宇宙怪獣群体と遭遇。地球人類の存亡をかけて「時」を越える戦いが始まった・・・・


発表(発売)当時、1巻2話収録のOVA3巻全6話作品。
今更どうこういうモノでもない高評価作品ですが、「ロボットオタク(スパロボ系)」なら『一度』は見ておかなければならない『聖典』です。(大層かな?)

本作は色々と逸話のある代物。
・発表された時分は「世間」では全然騒がれてなかったけど、オタクの内々では注目株だった「庵野秀明」氏の初監督ということで期待があったということ。(今じゃもう・・・ネェ)
・その仕事ぶりは当時のチープワンパターンな他作品と比べて「どこか一味違う・こだわりが面白い」というもので(オタクの内々では)定評がありました。
・当時の宣伝コピーは「『トッ〇ガン(ト〇・ク〇ーズの出世作)』と『エースをねらえ!』が一つになった!」というふれこみでしたが、
庵野監督は「エースをねらえ!」は見ていても「トッ〇ガン」は一度も見たことがなかったそうで、本作を見て判るように「エースをねらえ!」の特色が濃厚に出ていますね。
・主題歌は「酒井法子(ノリピー)」、主人公は「タカヤ・ノリコ」、中の人は「日高のり子」と、何かと『ノリコ』づくしなアニメ。
・「トップ」を狙うつもりはなかったのに、口コミ定評でOVAビデオ(VHS)の売上(アニメ部門)も「トップ」になったとか、ならなかったとか・・・etc、etc
・キャラ設定は「超時空要塞マクロス」でお馴染み、「目」が特徴的なキャラの「美樹本晴彦」氏。

SF考証も世界観も、古典SFの引用・1960年代の人間が創造したような未来。1988年に発表された当時から見て所謂「レトロフューチャー」な世界。
・宇宙空間も「真空」ではなく「エーテル」で満たされいるという設定。小難しい物理用語が多数出てきますが、これで宇宙物理学や古典SFに興味を持った人も少なからず多かったのでは? 私?私はサラっと流しましたヨ(笑)ウラシマ・エフェクトは多少判りましたが・・・
(後の太陽フレアが原因で発生したプラズマ雲「ゲドゥルトの海」に覆われた宇宙空間を漂流するハメになった少年少女の葛藤物語『無限のリヴァイアス』なんかを思い出します)
・敵対する「宇宙怪獣」も今まで我々が認識する動物の様な形態概念ではなく知性は無い様で生体本能のみで活動する「デッカイ珊瑚」のようなモノ(最小でも数十メートルの多足昆虫型のモノもある)。そんなモノが数えきれない群体で(体当たりで)襲ってきたらもう・・・ヤッパリ怖い!
・対する人類は「マシーン兵器」と呼ばれる「8m程のロボット」で対抗準備。日々特訓の続くノリコ達。しかしこのマシーン兵器(RXシリーズ)、恐ろしく視界が悪い上にアナログな計器類を読み取ってと勘と予測で動かす効率の悪い兵器。最大の立役者「ガンバスター」が出るまでの「かませ犬」みたいな存在でした(笑)

ドラマの方は主人公・ノリコの(戦いと)成長の物語。
憧れの先輩お姉さま「アマノ・カズミ」、トップ部隊に選抜し冷徹な猛特訓を強いるが信頼厚い「(オオタ)コーチ」、ライバル「ユング・フロイト」、地球に残した親友「ヒグチ・キミコ(名前の由来は周知の通り)」、華と散った初恋の相手「スミス・トーレン(ヤぁってやるぜ!)」、
様々な人と出会い、別れ、時間のズレた世界で再会したりして、ノリコは人類の運命を背負う覚悟を決める!
所々に庵野監督が気いった邦画の演出(「パクリ」じゃないよ「引用」だよ)が使われてたり、庵野監督が好きそうなオマージュがあったりと、思わずニヤリとしてしまったらあなたは間違いなく『オタク』です。

初めて見る方はチョット地味目なストーリーが淡々と続いて飽きるかもしれませんが、とにかく4話「発進!! 未完の最終兵器!」迄は我慢して、我慢して、我慢して~~見て欲しいものです。一気に目が覚めると思いますから。
それで本作を見直す(チョイと気に入った)気になれば後は怒涛の第5・6話に引き込まれることでしょう。

特に第5話「お願い!! 愛に時間を!」は・・・緊迫するドラマと早い展開もさることながら、スパロボ好きには鳥肌が起つ演出!今までの地味目な伏線を吹っ飛ばすような勢いです。(テーマ曲が流れる「アノ」シーンの虜になった人は多いハズ!)
そして第6話「果てし無き、流れのはてに…」は・・・スペクタクル大河ドラマの雰囲気を醸し出した構成。ワザと画面を「アレ」にして最後に・・・・もう涙と鼻水無しにはいられない締め方です。

とにかく「面白く見せる(エンターテイメント)」という意味で「伝説」、又は「教典(大袈裟?)」的な作品だと思います。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 15

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不毛なレースでした。

熱い展開で面白いアニメだよ!とオススメ頂いた作品。
全6話で手軽に観れそう。ということもあり、とりあえずトライ。

…してみたんですけど、2話目途中くらいから睡魔が襲ってきたんですね。
『これはいかん。しきり直しじゃ!』
しかし、2度目のトライもあえなく撃沈。
疲れがたまっている深夜にいつも観ているというのが主な原因なのか?
いや、面白いアニメだったら眠気なんて吹き飛ぶはずっ!
これは作品がつまらないんだ。過大評価されてるに違いないっ!!ボクは悪くないっ!決して。
でもどうしよう…オススメ頂いた手前、酷評なんて書けないよねー。
嘘でも書こうか。クケヶ。

でも途中中断で判断するのも良くないし、そのうち面白くなるかもしれないな。

ということで、眠気が覚めるような展開を期待して3話目に。
しかーし。3話目、4話目も睡魔が…。

無理だ。むりだぉ。ごめんなさいshi○さん。

だって6話までしかないのに…4話目までまともに観れないなんて…。
5話目にきて挽回できるとはとても思えないし。
ていうか、ここまでほとんど眠っていたせいで内容まったく把握してねぇーw
筋トレするロボット。女子が鉄ゲタ履いて階段上るシーン。くらいしか思い出せない…。
くぅ…こんなはずでは。

もういいや、ここまできたら(?)とりあえず形だけでも最後まで観てみよう。

惰性で5話目に突入。
早くも前半パートで眠りそうになる。いや、たぶん寝てました。
ああ…今回もダメかぁー。

と、諦めかけていた中、後半パートが始まり…


そう、ここで運命が変わったのです。


私を深刻な睡魔から開放してくれたのはノリコの声でした。
(あ、忘れてましたね。ノリコはこの物語の主人公です。
ていうか、ここまで内容に関することほとんど書いてませんねwまぁいいか)

『えっ?!ノリコってこんなキリッとした声だったっけ?』

まるで別人の声でした。私の記憶の中にある(1話目くらいの)ノリコの声と全く印象が違うんです。
ウジウジしていた彼女の心境にどんな変化があったのか?
ていうか、表情も全然違うし、いつの間にかお姉さまと立場逆転してない?w
ドユコトーーーーーーーwwww

まあ、とにかくやたらとカッコいいんです!イケてる女性に生まれ変わっていたんです!
こりゃいいやw

そしてここからの展開ですよね!これが本当にカッコいい!!

『huuuuu!!!』
It’s Show Time!~♪ヒャッハーヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノと言わんばかりのノリの良いBGMが突然かかり出し、
2つの巨大ロボがそれとシンクロするように合体し始めるじゃないですか!
動きもスムーズでキレキレで半端ねぇ!
しかし、これは序の口でここからが本番でした。
合体したガンバスターを迎え撃つはおびただしい数の巨大な宇宙怪獣。人類がこれまで苦しめられてきた強敵。
でも心を一つにした彼女たちに敵う者などこの宇宙に存在しません!
そう言わんばかりの息の合った凄まじい連携プレイ。爽快な程に敵を蹴散らしていきます。
ガンバスターの繰り出す技もスーパーカッコよくキマッちゃていますw

ここにきてです!
ようやくここにきてやっと面白さが分かってきました!
声優たちの熱のこもった演技と素晴らしい作画による戦闘シーンに最後まで興奮しっ放しでした。

ここからやっと視聴し直そうという意欲が出てきましたw
んで、ちゃんと観てみると5話目以外も結構面白いじゃないですか!
ウラシマ効果や宇宙怪獣。マニアックに練りこまれたSF要素。
それらを上手く利用し、切ないドラマに発展させて…。
大切な人と同じ時を過ごせないってあんなにも悲しいことなんですね。

他にもGAINAX特有の、悪ノリみたいなのを作品にそのまま使っちゃう感じとか、
所々に時代を感じさせるアイデアが盛り込まれていたりして、そういうのを発見する楽しみもありました。

でも、5話目です。
あの5話目の衝撃が無ければ視聴し直すこともなかっただろうし、これほど面白くは絶対感じてなかったろうと思います。
なので、この作品の魅力は5話目のあのシーンに全て集約されている。
と、勝手ながら思っております。

正直こんな不毛な視聴は初めてでしたが、何かと良い経験になったかな?wと思います。

いや~、やっぱり単に疲れがたまっていただけでしたね(笑)

投稿 : 2019/12/07
♥ : 7

71.0 2 岡田斗司夫アニメランキング2位
王立宇宙軍オネアミスの翼(アニメ映画)

1987年3月14日
★★★★☆ 3.9 (227)
992人が棚に入れました
所属が10人に満たず「失敗ばかり」「なにもしない軍隊」と揶揄され、世間に落第軍隊として見下されているオネアミス王立宇宙軍の士官・シロツグ=ラーダットは、欲望の場所でしかない歓楽街で献身的に布教活動を行う少女・リイクニ=ノンデライコとの出会いをきっかけにそれまでのその日暮らしの自堕落な生活を捨て、宇宙戦艦という名目の人類初の有人人工衛星打ち上げ計画に参加し宇宙を目指すことになる。

声優・キャラクター
森本レオ、弥生みつき、内田稔、飯塚昭三、村田彩、曽我部和恭、平野正人、鈴置洋孝、伊沢弘、戸谷公司、安原義人、徳光和夫

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ン十年前の若き才能を乗せ、高らかに羽ばたいたオネアミスの翼!!

自分にとって、大変思い出深いアニメである。

私が漫画やアニメに触れたのは、ひとえに家族の影響だ。
母は漫画を描くのが好きで、松本かつぢや岡本一平(古っ;)ばりの画力の持ち主だったし、画力こそ皆無であったが、父は漫画雑誌「アクション」を定期購読し、「どん亀野郎」等、趣味の良い珠玉の漫画単行本を所蔵していた。
そんな両親の影響を受けてか、子である私たち4人姉妹も、マンガ本を買い漁っては読み回していたのだ。

「私、アニメーターになるっ!」宇宙戦艦ヤマトにインスパイアされた長姉は、ある日、鼻息荒く高らかに宣言した。当時アニメーターは、子供がなりたい職業のNO.1であったこともつけ加えておこう。
とはいえ、アニメはまだまだちびっ子の観るべきモノだった時代、思春期になりたての姉は恥ずかしさを隠すためか、まだお尻の青みもとれていない3番目の妹である私を、アニメ映画が上映している映画館へ連れ回した。
長姉には逆らえなかったが、内心、私はそれがイヤでイヤでたまらなかった。地元の映画館は吐き気をもよおすほど臭くて、ゴキブリが肩に止まったコトもある位の汚らしさだったのだ。それにそもそも、姉の観たいアニメ映画は、ちびっこ向けの内容では無かったのである。
当初はイヤイヤ連れ回されて観るアニメ映画だったが、物心がついてくるに従い、アニメの素晴らしさに目覚めていった。
前置きが長くなったが、本作「王立宇宙軍オネアミスの翼」は、そんな私がイヤイヤではなく自分の意思で、初めて観たアニメ映画だったのである。

アニメがお子様向けのみならず、大衆文化へと変化する黎明期。
昨日までアニメーターのバイトをしていた大学生が、いきなりTVシリーズアニメのキャラデザをまかされて、花形アニメーターとして羨望を集めちゃったりしていた時代だった。
うちの長姉のみならず、多くのアニメ好きの若者が、そんなシンデレラを夢見たのであろう。。本作「オネアミスの翼」は、まさに夢見る若きアニメーター達を乗せて羽ばたいたのだ!!
監督の山賀氏を始めとして、ナンとスタッフの平均年齢24歳。当時の若き才能が集まり、NASAまでロケハンへ行き、執念といえる程の情熱が込められた本作、否が応にも数々のアニメを見慣れた私が口をアングリ開けるほど、作画は当時の最高峰で本当に素晴らしかった。
だがその内容は。。アニメ好きとはいえ、胸もペッタンコ(今もだが;)だった私には、面白味も感動(スゲー作画以外は)も、何も得られなかったのが正直なところだ。

思うに大人向けのアニメだったのである。
それも本当の大人ではなく、夢いっぱいで青臭い情熱に満ちた、大人の入り口に立ったばかりの。。そんな作品に、思春期も迎えていない少女が共感できるワケがない;
今、観直しても無理だろう。だってもう、大人の入り口なんか、とっくにスルーしちゃったから;;
じゃあ、本作を今の若者に。。ともいえない。
ン十年前の若者が作ったアニメは、作画のみならず内容もキツイと思えるからだ。もし共感してくれるなら、それも面白いけど。。

長姉の影響で、「じゃあ私もアニメーターになるぅ~」と無邪気に触れ回っていた私だったが、映画館を出る頃には、アニメーターはムリだと自覚した。アニメーターになる!と高らかに宣言していた姉も、社会に出て普通の会社員である。
。。そんなワケこんなワケで、自分にとって大変思い出深いアニメなのだが、さして評価できる作品でもない。
唯一、作画がスゴかった(当時)ので、★3.5にしとこー。

申し訳程度に追記しておくと、オネアミスの翼に乗った若き才能は、ちゃんと高らかに羽ばたいている。
興味のある方はウィキってみてください♪

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

ぱくちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

かなり面白い

友人から教えてもらい観ました。

かなり面白いと思いましたが、ちょっとだけ微妙だと思った点もありました。

まず微妙だと思った点から書きたいと思います。
自分の考察力が足りないのかもしれませんが、映画の始めの方で自堕落な主人公がやる気を出すシーンがあり、少し突拍子な感じがしました。このシーンの他にも、登場人物の行動に対しての理由が共感し辛い場面がちょくちょくありました。(まぁほとんど話自体に引き込まれて気になりませんが)

良かった点は沢山あります。
まずは、劇中の設定についてです。舞台は平行世界の話なのですが、その世界の風俗や習慣の設定がかなり深く、そして細かく練られていて、その習慣が現実の我々が住む世界のものと全く違うものであるのにも関わらず、魅力的なリアリティを出していました。
次に作画です。特に最後の打ち上げシーンは圧巻でした。まぁでもこれは他の人が沢山書いているでしょうからそちらを見て下さい。

以下蛇足です。

そして、これは自分の個人的にとても好きな場面なのですが、最後の人類の進歩(?)的な所がとっても好きすぎてやばいです(語彙力)。人類の科学進歩は戦争によってもたらされた血塗られたものであり、その血塗られたものによって作られたロケットから見た地球は(しかしその地上では今日も殺戮が繰り返され美しさとは無縁な、悲劇が繰り返される地獄であるのにも関わらず)残酷な美しさをたたえている。ということが伝わってきました。自分は、この人類の愚かさと、対照的な地球の美しさ、科学技術を戦争目的ではなく使って欲しいというメッセージを感じました。自分の偏見ですが、このことを映像化したいためだけにこの作品は作られたのではないでしょうか。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4

つぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

名作に成れなかった時代の徒花

○初見から四半世紀以上

初めて観たのは小遣い溜めて借りたレンタルビデオだったか

○物語

序盤は何とも気恥ずかしさが出るくらい当時の世相を反映したつくりになっている、あれもこれも当時流行ったモノだ、照れくさいがイチイチ甦るね、

※兵器やロケット等外見は宮崎譲りの庵野色でファンタジーなんだが、内側はガチリアル(現物資料通り)ってがの面白い

ただ、当時つぼ少年が観た感想と現在のボーボーの中年男つぼが観た感想がほぼ同じなのはいただけない、物語のテーマの密度が低いのだ、それは視聴後の心の高揚がない事につながる、

当時も今も同じ予備知識で恐縮なのだが(事実調べモノせずにこのレビューは書いてる)

○べらぼうな制作費

○興行的にオオコケ

くらいは知っている、

名作でないのは上記で示した通りだ、

なのにたまに観ちゃうんですよね、


○物語の源泉

若者による学園祭やサークルのノリから始めた遊びのようなモノ、金や多くの人材が集まりだしたが所詮遊びは遊び、科学者による宇宙へのロマン云々は自分の夢を満たす為に国家に詭弁を吐いている、これ等と全く同じ、宇宙を目指すという点も、

「ロマンと金と若さとデタラメなやる気が、そこにはあった」


○バブル期の功罪の功と罪2つの面を持つ作品


時代や制作背景を知って、今の若者が、

「スゲー馬鹿じゃん!!」って言って貰えたら少し嬉しい、そんな作品(笑)






○余談

森本レオ、めっちゃ若い(笑)

投稿 : 2019/12/07
♥ : 9

63.0 3 岡田斗司夫アニメランキング3位
トップをねらえ!(アニメ映画)

1989年6月10日
★★★★☆ 3.4 (26)
156人が棚に入れました
原作・脚本=岡田斗司夫、絵コンテ・設定=樋口真嗣・庵野秀明、キャラクター原案=美樹本晴彦という豪華な顔ぶれが制作した、青春ロボットアニメ。話は全6話に分かれており、前半部は他アニメ作品へのオマージュやパロディを中心に。後半部はぐっとシリアスに深みのある物語を展開する。最終話の第6話が全編モノクロ映像だったこともファンを驚かせた。舞台は、謎の巨大宇宙生物に侵略されつつある未来の地球。その脅威に対抗するため、軍部は人が乗るロボット型の兵器“ガンバスター"を開発し、パイロットの養成を行っていた。ノリコはそんな養成学校の1年生。何をやっても鈍くさい彼女は、パイロット訓練生の中でもやはり飛び抜けて下手な落ちこぼれだった。だが、ある日赴任してきたコーチに潜在的な才能を見いだされ、パイロットとして大抜擢される。異常に厳しい訓練やライバルたちの嫌がらせに耐え、恋の予感もちょっぴり感じたりしながら、ノリコはパイロットとして成長していく。だが、現実の戦闘は予想以上に過酷で…。果たして、ノリコを待ち受ける過酷な運命とは!?

MDO さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

21点。6話でさっくり見れるレトロアニメ

21点てとこですかね。
勧められたので見てみましたが、特に楽しめませんでした。

宇宙での半年という時間が
地球では15年という時間経過になるという、
時系列が全く謎の設定。

精神と時の部屋ですか?


人、ロボも特に魅力は無く話は進み、そして終わります。
若干の百合物?あと、乳首が出たりするのでお子様が興奮するのかな?


昔、見ていた人にはいいかもしれないけど、今からわざわざ見る価値は無いと思います。



監督みたら庵野じゃん。
しょせんエヴァとかの駄作しか作れない監督の作品だなぁと感じました。
ストーリーに重要な筋というか、柱が無いんだよね、この人。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

ガイアのアース さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

絶ッッ対にOVA版の方が良い!

トップをねらえ!の映画版

全6話だったOVA版を約90分に収めているので、大分ストーリーが削られているが、これは尺の問題だからしょうがない。

僕が文句を言いたいのは声優の演技である。もっと言うならコーチ役の若本氏!
OVA版では渋い声がとても良かったが、劇場版では殆どがいわゆる「ブルァァ」声になってしまい、僕はもう悲しいですよ

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

66.5 4 岡田斗司夫アニメランキング4位
1982 おたくのビデオ(OVA)

1991年9月1日
★★★★☆ 3.7 (18)
100人が棚に入れました
舞台は、「ガンダム」「マクロス」「ナウシカ」といった名作劇場アニメが連発された80年代前半。当時のおたくたちの青春を描いた異色のOVA。ごく普通の大学生として毎日を送っていた久保は、高校時代に友人だった田中と再会する。おたくとなっていた田中とその友人たちとの交流の中で、久保は不思議な楽しさとともに、自分もおたくとなっていることを自覚する。

夢咲ヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

オタクやヲタクではなく「おたく」の物語

この作品は数年前に一度見て以来、2度目の視聴となった。
オタク学的に言うと登場人物はヤマトやガンダムに影響を受けた第一世代。
そして、久保のキャラクターは大学生の頃の山賀博之そのもの。
島本和彦の「アオイホノオ」でも分かるとおり、この当時の彼にはオタクとしての知識なんて全くなく、あるのはオタクの素質と野心だけ。
(手塚治虫すらも知らないレベル)
しかしその中で、庵野秀明や赤井孝美といったオタクに出会い、それによりオタクの世界へ飛び込んでいく様子がこのアニメでは田中たちサークルとの出会いで描いている。
そして、終盤のオタク差別に疑問を抱いている様子は山賀というよりかは岡田斗司夫に近い雰囲気を持っている。
(というか、これの後の展開からして完全に岡田斗司夫)
この作品は今だと歴史資料のように認識できる。
かつて、オタク界を盛り上げた第一世代の熱く痛い生き様、今に語り継がれるべきであるおたくの指南書、それこそがこのアニメなのだ。
個人的にはこうありたいと思うし、そういう意味で久々の5点満点を授けたい。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「オタク」とはなんだったのか?

「オタク」とはなんだったのでしょうか?

今やアニメやゲームは日常的なものであるし、映画業界の興行収入を占めるのもアニメ映画ばかり。

それだけでなく、場合によってはアダルトゲームなどのニッチな商売でさえ、女性でもそういう趣味があってもおかしくないほどにまで至ります。

アメリカなどの海外でもコミックはエンターテイメントの一部としてハリウッドでも重要視されるほどです。

昔は、日本でもアメリカでもオタクは根暗なイメージそのものでした。今のようにコスプレが流行ったり、踊ったり歌ったりするのはオタクではなかったのです。

そこにきて本作は、オタクという人種そのものを描いているという点においては我々の原点なのかもしれません。黎明期とも呼べるその実態と映像や趣味に対する熱量は昔の方があったのかもしれませんね。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 6

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

夢のある時代だったなぁ…

2017再観。

「オタクの肖像」部分に関しては各所で語られているので繰り返さない。

アニメパートは流石のガイナックスと言うべきテンポの良さと絵づくりの面白さで盛り上がる。
園田健一のキャラデザも光る。
佐藤さん可愛いよ佐藤さん…!

物語、というか主人公の成長は無論ドラマチックに誇張されてはいるが、同時代人(おたく)なら誰もが夢見たビジョンである事も確か。
まぁ、夢の形も時代によって姿をかえるということだよなぁ。

あと、KINGを目指す、がニアイコール商業的成功を収めるなのは第一世代オタクとその後のオタクとの差を感じさせて感慨深いものがある。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

64.6 5 岡田斗司夫アニメランキング5位
1985 続・おたくのビデオ(OVA)

1991年12月1日
★★★★☆ 3.5 (16)
61人が棚に入れました
1982年、大学に入ったばかりの久保は、テニスとデートに明け暮れる毎日を送っていた。そんな日々に漠然とした不満を抱いていた彼は、高校時代の友人・田中に出会う。 サークルを作りアニメに没頭している田中とその仲間たちに、次第にひきこまれていく久保。おたく道の中にあたらしい生きがいを見出した久保は田中とともに、おたくの中のおたく・おたキングをめざそうと決意する・・・。 80年代のおたくたちを主人公にした異色の青春群像ドラマ。当時の独特な熱気を、愛情をこめて描いた作品です。この物語はあくまでフィクションですが、ガイナックスの自叙伝とも言える側面をもっています。 また、現在のおたくたちの生態をルポルタージュ形式で描いた「おたくの肖像」も収録しており、緻密なデータによってその実像を明らかにしています。

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「オタク」という僕ら

米オタク向け人気シットコムの「ビッグバンセオリー」が今年終了しと聞いて、はたまた思い出したアニメです。

本当に最近は生きやすくなったというか、そういう仕事をしていても目くじらを立てられることがなくなったことに驚きですが、本当に「社会」が変わった気がします。

多少はまだ60代や50代の大人には鼻で笑われる時もありますが、40代くらいから10代の方々から応援してもらえるようになり、この業界にも明るさがあるように思えます。

本当に変わりました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4

rocknlol さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

羨ましい

若い頃は半分馬鹿にしながら見てたけど、完全におっさんになってから見ると、これがまた泣けてくる。物語は別段面白くもなく感動的でもない。ヤラセ感丸出しの実写パートもガバガバ。それでも胸が熱くなるのは私が年を取ったからだろうか。

何にも打ち込んだことがなかった私には、彼らの失敗すら輝かしい。私もオタクになりたかった。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

s__masa__ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

GAINAX発 オタクを知るためのビデオ

1980年代のオタクを描く物語。
まぁ、30年近くも前の作品なので古典なのですが、オタクの生態、歴史を学ぶ上でも面白い作品であると思います。

実写ですが「おたくの肖像」(フェイク・ドキュメンタリー)が最高!!

オタクの自叙伝的作品(「げんしけん」など)が好きな方には、おススメです!!

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

63.4 6 岡田斗司夫アニメランキング6位
炎の転校生(OVA)

1991年5月21日
★★★★☆ 3.5 (16)
55人が棚に入れました
転校をくり返し、弱肉高校にやってきた熱血少年・滝沢昇。ここでは、欲しいものがある場合、持ち主をスポーツで倒せば自分のものにできるという。滝沢は、愛する少女・高村ゆかりをかけて、ライバルの伊吹三郎とボクシングで対決する。

1983~85年に「週刊少年サンデー」で連載された、島本和彦のコミックが原作のOVA。熱血転校生・滝沢昇の青春をコミカルに描く学園ストーリー。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キミは憶えているか「滝沢昇」を・・・

GAINAX制作。OVA(OLD)全2巻。

島本和彦(本人)が各所で登場する時、
高確率で主題歌「炎の転校生」がかかります。
作者本人が作詞作曲し、自身でもカバーした
島本と知り合いの多いGAINAXでの内輪ノリ(笑)
オリジナルは主人公役の関俊彦が熱唱しています。

城之内「日高のり子と結婚しろと言われたら結婚するか!!!」

滝沢 「するぞおおおおおおおおお!!!!!」

この頃、日高・関、のお二人は共演多かった
OVA制作と同年に結成された
バナナフリッターズのメンバーでもあります。
※山寺宏一、日高のり子、関俊彦のユニット

島本作品は「火」がキーワードになる
熱血作品が多く、最早ブランド。
OVAでも原作の雰囲気を表す太い主線と
畳み掛けるようなセリフの応酬が心地いい、
熱血ギャグをGAINAXスタッフが
上手いこと調和させていて好きです。
この頃のガイナはバカ作品上手いですね。
真面目なメンツしかいないスタジオカラーも
それはそれで良いですが、このときは
岡田斗司夫や赤井孝美のような毒もあった時代。

あの人達は時代を切り替えられなかったのだろう。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 12

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【オバカギャグ】【バトル】滝沢JRパンチ!?

校則のカケラもない学校で繰り広げられる愛すべきバカ達の青春ギャグ物語。

とにかく朝から晩まで、学校の中でどうでもいい出来事にアホみたいにコダワリ一喜一憂していくシナリオ不問のその場のノリだけ作風。とどのつまり「島本和彦の漫画が原作」のアニメ。

まさかガイナックスが本作をアニメ製作するとは意外でしたが、原作当時は陸軍中野予備校とセットでハマったものです(個人的には原作ブラック滝沢の方がツボでしたが)

アタマゆるくして見るオバカアニメ好きにオススメですが、昭和ノリ全開なので今時分の人達はこーいうのってどうなんでしょう。

別な話、キツめの知り合いとカラオケいくと誰か一人は本作OPを熱唱していたものです。
また、子供時代は本作「国電パンチ」と男塾の「フラッシュピストンマッハパンチ」、セイントセイヤの「流星拳」「ダイヤモンドダスト」がメインスキルでした・・・なる程、あの頃が中二病ってヤツだったんですね。
スターウォーズのライトセーバーやコブラのサイコガンもよく脳内変換で撃っていた気が・・・

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

{netabare} 必殺技の名前が長いのが原因で相手に負けたりなど突込みどころが多くて面白いですw。{/netabare}
OP曲のインパクトは凄まじい!「あれは誰だ?誰だ?俺だ!」最高です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

計測不能 7 岡田斗司夫アニメランキング7位
おたくのビデオ 劇場版(アニメ映画)

1991年11月30日
★★★★☆ 3.1 (4)
22人が棚に入れました
ごく普通の大学生がアニメに惹かれ、やがて会社まで作ってしまう。その経過をコメディタッチに描いた異色作。「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社ガイナックスが、1985年に制作した自伝的OVA「おたくのビデオ」「続・おたくのビデオ」を再編集した劇場版。ごく普通の大学生だった久保は、高校時代の友人の田中と再会し、その変貌ぶりに驚く。彼は「おたく」になっていたのだ。田中とその友人たちは、久保の前でまるで暗号のような内容不明の会話を繰り広げる。最初は馴染めなかったものの、いつしか興味を抱いていく久保。そこには大学生活になかった、不思議な面白さがあった。

計測不能 8 岡田斗司夫アニメランキング8位
小松左京 アニメ劇場(TVアニメ動画)

1989年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
13人が棚に入れました
『日本沈没』、『復活の日』などの名作で知られる日本SF界の巨匠・小松左京のショート・ショート作品を毎回完結のアンソロジー風にTVアニメ化した番組。番組は関西の毎日放送のみで放映された毎回5分枠のミニドラマ仕様で、実際に制作された第1作「SF番組」から第27話「コップ一杯の戦争」までの全27本のうち、24本だけが本放送でオンエアされた。アニメーション映像は『新世紀エヴァンゲリオン』『トップをねらえ!』のガイナックスが制作。番組の企画制作は『天地無用』『バブルガム・クライシス』のAICが務めている。全話の脚本はガイナックス要職の一人で、アニメ映画『オネアミスの翼』の監督としても知られる山賀博之が執筆。キャラクターデザイン(原デザイン)は『パンクドラゴン』などで知られる漫画家のいしかわじゅんが担当した。毎回の挿話の登場人物は当然変わるが、全部のエピソードの男女役を女優の富田靖子とベテラン男優の名古屋章が番組レギュラーとして演じ分けている。
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