2016年度の文学少女TVアニメ動画ランキング 1

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65.5 1 2016年度の文学少女アニメランキング1位
DAYS(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (292)
1356人が棚に入れました
何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。
彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。
孤独なサッカーの天才・風間陣、超高校級プレイヤーの主将・水樹寿人、トップ下に君臨するクールな司令塔・君下敦、
唯我独尊系大型フォワード・大柴喜一……。
クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。
これは、ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカー部の汗と奇跡と友情の物語!!

声優・キャラクター
吉永拓斗、松岡禎丞、浪川大輔、小野大輔、宮野真守、櫻井孝宏、伊瀬茉莉也、佐倉綾音、小西克幸、吉野裕行、石川界人、豊永利行、下野紘、岡部涼音、小林裕介、KENN
ネタバレ

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

エンターテイメントとして楽しんでます

かなり前に観終わってましたが、もはや感想を書く気も起きなかったので放置。笑

どうでも良いことですが、昔京王線ユーザーでした。笑

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20話 聖蹟をなめるなよ

{netabare}
主人公はじめ、心理描写にグッとくる場面は沢山あります。好きな場面も沢山あります。

それでも原作者さん?の描くサッカーが1世代越えて2、3世代前なのはしつこいけど、けど、、本当に無理がある…

【東院の偵察(北東vs聖蹟)、河原の偵察?(㊙︎聖蹟)】
→出場校数が少ない地域の事情はわかりませんが、「予選(1次→2次etc)を勝ち上がったチーム」+「他大会で全国大会へ出場するなど実績のあるシード校」が戦う決勝トーナメントでは、全国常連校は今後自分達とあたる可能性のあるチームの偵察は1回戦から来ます。また、その際に試合を撮影して研究・対策を練ることも多いというか大体のチームがやってます。

・東院は中核選手のみの視察←別で撮影班がいるんだろうと流せる

・河原の偵察?←大多数の公立高校だと部員が自主的に行うことが多い為、実費が私費になるなどマニュアル化されていない(撮影関係※交通費なども含)。
て、河原は私立ですよね?創設学年の生みの苦しみとしてこの辺の学校との交渉についての描写ないんですか?etc…


【河原戦前、控え室に入る直前の聖蹟監督の思い】
「俺のやることは選手のモチベーションを上げる」
は監督としての一つの側面。聖蹟の監督さんは(原作者さんが戦術・戦略に疎いことも影響してますが)モチベーターの描写が多いですよね。要所要所で選手をやる気にさせたり、グッと堪えて成長を見守ったり。

ただ、指導者・監督として今回のような場面では「芯がブレない・動じない」描写がないのはどうかなって感じちゃいます。
選手や関係者が、ひいてはチームが過度に感情的になってしまったときに監督までブレていたら崩壊します(今後その場面が出るのかもしれないけど)。

あとは発破をかけた方が返ってやる気になる描写がないことも、監督、人としての深みについての描写に疑問。
子供同士だと激の飛ばし合いや挑発合戦など"動"の描写が殆どなので、こと気持ちに訴えるタイプのスポーツ漫画では描きやすい。
それとは異なり、スラダンの山王戦前の安西先生が湘北の主力一人一人にかけた一言。
あれはその場の感情に任せたものではなく、たくさんの経験を重ねたからこそ生まれる"静"の発破のかけかた

この監督さんに、原作者さんがその部分を描くのか否か。描けないのか。別の、全く新しいもの描いてくれるのか

までは正直期待してませんが、疑問も拭えません…笑

と、また大人気ないことを突っ込んでしまう。笑
{/netabare}


17話 樋口

{netabare}
場面:コーナーキックの競り合いで大柴が樋口に競り負けるシーン

つくし「大柴先輩より高い!!?」

(いや、ファウルね)

大柴「てんめぇ(怒) 俺の肩を使いやがったな!怒」

(そう、ファウルね)

樋口「でかくてトロくて、使いやすいジャンプ台だった。 いや実に(笑)」

(いや、ファウルね)



他校ライバル達「クレバーさでは一枚も二枚も樋口さんの方が上です。」


いや!!!ファウルな!!!!笑


駆け引きはあるにしても、大概コーナーキックではペナルティーアーク前45度あたりにいる審判の真ん前でドファールwww


クレバー?

サッカー漫画のテンプレってか、キャプ翼の日向(ユベントス)vsトラム(モデルはテュラム:パルマ)
フレーバー


その後の風間に対するファウルも退場よろしくなんだけど

合宿では何故か退場しない不思議は
あるあるでもある※

それにしても戦術の「せ」の字もない…

かわりに精神論フィーバーでつらたんイブラヒモビッチ

※審判のレベルアップの場でもあるので、判定基準・そもそもの経験が審判によってバラバラ

申し込めばどのレベルのチームでも参加できるような合宿の大会だと、学生アルバイトや趣味で参加している審判も多くいる(該当審判ライセンスは持っているが全員が技術向上を目指しているわけではない)

対して聖蹟が参加したような大会
参加条件が"全国大会出場経験"や"都道府県予選ベスト4以上"なんて大会だと

集まる審判も変わってくる。


勿論、今作にそんな裏舞台の描写は一切合切期待してないけど(求めてない・諦め・割り切り)
{/netabare}

---------------2016.9.20--------------

12話 別のアプローチ

{netabare}
決定打を外し自分を責めるつくしに「あんたのせいじゃない」とここ1番に渾身のデレ(表現はツン寄りだけれども)を発揮するマネージャー


個人的体験として、PKを外したメンバーが同様の理由で落ち込んでいた時に自分の部の部員のノリでは

「お前1人の責任でチームの勝敗決まるとか思い上がってんじゃねえよ」(実際に放たれた台詞)

デレよりツンツンだった記憶があります。

まあそのあとリアルスマッシュブラザーズ(ステージ:ロッカールーム)となりましたが、今となっては良い思い出です(遠い目{/netabare}


あと{netabare}ジャーマンスープレックスよりフランケンシュタイナー希望っす(ブヒッ{/netabare}

---------------2016.9.6--------------

4話 {netabare}「命かけて僕は生きたいんです」


私もプロを目指して大学までサッカーを続けていました。が、個人的にこういうタイプの人間ではないので「否定はしないが肯定もしない」が率直な感想です。それでも、

・設定が高校生ということ
・私も良い年の大人ということ
などもあり「伝えたい気持ちは全てではないけどわかる部分もある」だったり
ゆるく言うと「ボキャブラ不足な荒い表現。その隙間隙間にある感情を汲み取りたい」と
割り切ったり、引いてみたりします。共感せずとも理解する楽しみがそこにはあるので。


ただ、「命をかけて〜」「死ぬ気で〜」と真顔で語る選手を観ると、瞬間、必ず幾つかのことが頭に浮かびます。

長くなるので一つの例だけ。
98年W杯〜02年W杯迄の期間、村上龍さんと中田英寿さんの交流を記録した著

『文体とパスの精度』村上龍 × 中田英寿 (集英社)より一部抜粋(p.17〜19)

◆補足◆
97年12月、W杯本戦組み合わせ抽選会のエキシビションマッチとして欧州選抜対世界選抜が開催。世界選抜の一員として参加した中田英寿を試合後に村上龍が訪問。日本が初めて突破したアジア予選を振り返り、特に当時のメディアと選手、ファンとの関係についての会話(念の為。お二人が語るのは、あくまで"20年近く前の状況"です)


村上: メディアが、ここまで本当のサッカーファンの心理や期待から浮き上がってしまっていいのかなと思う。イラン戦でもゲームをつくっていたのは、どう見ても中田クン(まだ親交を深める前なので敬称)だったのに、翌日の新聞ではどこもきみのプレーや技術について書いてない。途中まで代表にいなかった人が苦労して戻ってきた話とか、わかりやすいほうばかり書いてるんだよね。

中田: サッカーがあんまりわからない人が書いてるから、人の身なりや言動でしか記事が書けないんだと思う。結果とか点を入れた人の事ばかり書いて、経過を書かない。だから読んでる人も成長できないんだと思いますね。

村上: 今回あんまりメディアがひどかったから、なんでだって考えたの。日本では技術とかそれに伴うトレーニングというものがまったく評価されないのね。技術さえあればどこでも渡っていけるでしょ?外国にだって行ける。でも閉鎖的な日本社会ではそういう人は嫌悪され、怖がられる。それである集団の中で苦労して上りつめた人だけが評価されるんだよね。

中田: 苦労話させたがりますね、たしかに

村上: 一九七六年、僕が作家としてデビューしたときも、そうだった。

(中略)

村上: ホームのカザフスタン戦のとき、テレビが選手一人ひとりにカメラ目線で「今日は死ぬ気で頑張ります」とか言わせてたでしょ? 言わせるほうもいけないけど、あれは気持ち悪かった。ああいうこと、ほかの国では絶対やらない。ああいうのを嫌だと言うのも勇気いるでしょ?

中田: もう慣れましたけどね。「頑張ります」とかって、頑張るのは当たり前なんだから、ああいうの、すごく嫌ですね。(略)

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今作品に関して、戦術について「キャプテン翼(初期)並の時代感」とオブラートに包んでもこの表現になってしまいます

細かいこと挙げたら、当たり前ですがキリがないので幾つかだけ

・1人を複数人でマーク

死語。
犬童に風間をつけるマンマークもあまりにも古典的(オフサイドトラップが浸透する以前の世界?)。マンマークは1対1の構図で互いの心理描写にフォーカスできる利点があるのかもしれないけど、過度のフォーカスは経験者としては無理があります。

話を戻して「1人を複数人でマーク」ですが、
1人のボールホルダー(ボールを持っているプレーヤー)に対して、瞬間的に複数人でプレッシャーをかけることあっても

①ボールホルダーからみて、プレッシャーをかけるAは「右側」のコース(パス・ドリブル)をふさぐ
②ボールホルダーからみて、プレッシャーをかけるBは「正面」のコースをふさぐ

ボールホルダーからみて残ったコース(あくまで十字キー、右左上下の4コースと限定してます)は「左側」と「下=後ろ」の2コースに絞られる

③ボールホルダーからみて、プレッシャーをかけるCは「左側」のコースをふさぐ
又は、
残ったコースである「左側」に進んできた(パス・ドリブル)ボールホルダーからボールを奪い取る





と守備についてはこうした約束事・戦術が各チーム(全てではないですが)にあります。

また、今のは1つの場面に対しての1つの例で、違う場面では勿論違う約束事・戦術がありますし
同じような場面でも、そのときの選手(敵含め)、フィールド内の場所、ピッチコンディション、時間帯など様々な要素が重なり選手の判断は変わります。
上記の約束事でいえば、①と②を同じタイミングで行うのか。①を先にやって②を次のタイミングで行うのか。など、こうした守備戦術を文字通り身体に染み込ませていきます。


わかりづらい説明で申し訳ないですが、とりあえず

「1人を複数人でマークしている場合にあんな意思統一が取れていないプレッシャーはナッシング」

ということです。


・決勝ハーフタイム時に犬童が後半は、聖蹟は引いて守る(カウンター)ことを予想し
自分達はボールを支配し自分達のペースで攻める(ポゼッション)ことを指示。しかし聖蹟の予想外のハイパレスに動揺

実力差がある場合は別だが、聖蹟と桜木"程度"の差であればこんな単純な白黒コントラストにはならない(ことくらいエースでキャプテンであればわかる。というかキャラにしてもあり得ないでしょ)

{/netabare}


と、惰性で一気に書きましたが、1エンターテイメント作品としては楽しんで観ています(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

可愛い顔した主人公だが、ガッツだけは誰にも負けない!聖蹟ぃ〜〜!!

■話数
全24話

■キーワード
サッカー、スポ根、初心者、努力

1話の感想 ★★★ 3.0
ズブの素人
{netabare}
なんで金髪くんはつくしをたーげにしたのかな?
車椅子のお母さん?がいたからか?
それとも、ぼっちそうだからか?
つくしもあそこまであからさまに我武者羅にする?
ってな感じで現実的な事ばかり考えてしまった。
金髪の暑い言葉も漫画なら迫力あるかもしれんが、アニメだと安っぽく感じた。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
1人で外周
{netabare}
つくしは今まで何があったの??
部活の練習するだけであんなに楽しそうなんて…
やっぱり、お母さん関係でいろいろあったのかな?
あのつくしが将来のキャプテンとは、そんなに光るものがあるのか??{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
徐々にチームが纏まってきた
{netabare}
つくしというド下手だがめちゃくちゃひたむきで頑張り屋な彼にチーム全体が乗せられてきた。
指揮が上がりいい感じじゃん!
上手さも大切だがやっぱ団体競技は気持ちだよな。
しかし、まさかキャプテンが昔はド下手とは…
一般で入ってきたってことは、他は推薦組ってこと?
そりゃ、つくしは劣等感を抱くよw{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
生方という女子
{netabare}
生方はつくしを同族嫌悪で嫌っていたけど、性格がキツいだけで悪い奴では無いんだろうな。
しかし、なぜマネになった??
つくしを応援したくなった、とか?
小説を再開ならまだしもサッカーのマネとはいかに?{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
インターハイ
{netabare}
3年の先輩を差し置いて、素人の1年が出るってどー言うことよ!!
普通じゃありえんな。
もしかしたら、つくしにはとんでもない才能が見えてるのかもしれないが…ないか。
でも、リーダーの才覚はありそうだな。
リーダーが進んでチームを引っ張るタイプではなく、周りが助けてやろうってタイプだけど。
人徳だよな〜{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
どういうサッカーがしたい?
{netabare}
ライバル校のキャプテンに気に入られるとはやるじゃん!
でも、まだまだ下手っぴだな。
センスはありそうなのに。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
渾身のヘッド
{netabare}
途中出場で途中退場…
確かに、そこだけみたらお荷物極まりないな。
でも、つくしはみんなに力を与えたからいいよね。
キャプテンもカバーしてくれた事だし。
それにしても、あのキックは痛そう…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
母の気持ち
{netabare}
親の関係であまり友達ができなかったつくし。
心配されるのも当たり前だな。
しかし、あの応援メールは泣ける。
あんな大量なの来たことないよ!
いい仲間を持ったな、つくし!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
さく校戦
{netabare}
みんな、調子絶好調だな。
風間も強い相手にイケイケだが、みずきも怪我明けで久々だからイケイケだな。
つくしはキャプテンからのエールをちゃんと受け取れたかな?{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
3年のプライド
{netabare}
つくしの頑張りがみんなに伝わっていく。
つくしはムードメーカーだね!!
しかし、ここでつくしが入るのか…
大丈夫か??{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
つくし登場
{netabare}
つくし、トラップできてるじゃん!
上達したんだな!
囮として上手く回ってるって感じ?
最後のシュート、何かミスりそうな予感すんだけど…{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
試合後
{netabare}
つくし……
これは辛い…
3年にとっては最後のインハイで1年の自分のミスによって負けた。
辛すぎる…
1年2人はよくやったと思うよ!!
次は、次こそは、勝ってくれ!!{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
次に向けて
{netabare}
さゆりちゃん、可愛い。
明るくていい子だな〜
あんな幼馴染が欲しかった!
祭りと勉強合宿か〜
青春してるね〜{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
今までは周りが上手くいい意味で生まれていたおかげで隙が生まれていたが、それは周りのおかげ。
つくしの力ではない。
弱いだけじゃ追われないぞ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
競争
{netabare}
やっぱ、聖蹟は強いな。
1年が入っても勝てるんだもん。
つくしは成長のためDFに。
凡人には普通な行為もつくしには耐えられないのか…
どんだけ聖人なの!?{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
つくしの答え
{netabare}
ボールキープに徹するフォワードか…
まぁ、いいんじゃない。
いきなり上手く行き過ぎな気もするが。
これで、つくしのレギュラーは確定か?{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
1年エース対決
{netabare}
お母さんが見に来てるから気合十分な風間。
しかし、足を怪我したことをつくしにバラされて交代。
そりゃ、怒るだろうな…
しかし、よく言ったな。
普通は言えないよ。{/netabare}

18話の感想 ★★★★☆ 4.5
意地
{netabare}
今に満足しちゃ行けないな。
キャプテンは本当に考えが斜め上だよ。
つくしと風間も仲直り出来て良かったね。
あと、初ゴールおめでとう!{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
選手権、開幕
{netabare}
風間は親が離婚して、母親とは会えてなかったんだな。
だから、母親に優しくしているつくしに目がいったのかな?
これで合点がいったよ!
選手権も始まったが、流石に負けないか。
{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
ハンデ戦
{netabare}
雨天時の試合のせいで2人も試合に出れず、三本の柱が機能しない。
このハンデともいえる状況で勝つことが出来るのか!
聖蹟の意地をみせろ!{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
1年生たち
{netabare}
公式戦は初めてかな?
1年生が恐ろしく緊張してるな。
そう考えると、つくしってタフだよな〜
KYとも言えるが。
この経験を来年、再来年と生かしてほしいな。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
3年生の決死のフォロー
{netabare}
主要メンバーが欠けてる分、いつも以上に3年生たちが頑張っている!
1年も少しは動けるようになってきた!
つくしもいい感じだし、このまま逃げ切れるか!{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
君下先輩
{netabare}
フリーキックでハットトリック!
すげー!!
君下先輩もやはり伊達ではないな。
今回、つくしもいい活躍したが1番は君下先輩だな!!{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
決勝戦に向けて
{netabare}
つくしは活躍したと思うんだが、それはあくまで初心者としては。
もっともっと強くなりたいんだな。
その貪欲さ、いいと思う。
スポーツマンらしいな。
次は決勝戦だが、ここで終わりか〜
はよ、次!はよ、次!!{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これまで積み上げてきた時間が大切なんじゃない…大切なのは中味なんだ…

この作品の原作は未読です。実は最初は視聴を迷っていた作品でした。
スポーツモノは嫌いじゃありませんし、サッカーもそれほど嫌いじゃありません。
でもキャラデザに対する印象は普通…
キャラデザで視聴を切ってはいけないと知ってはいます…
けれど、毎期山の様に放送される作品全ては視聴できないので、何らかの篩にかけて選抜しなければいけません。
その選抜の基準にキャラデザがあってもおかしくはないと思います。
でも、完走して振り返ってみると視聴して大正解の作品だったと思います。
何しろ「がむしゃらに頑張る」という点においては頭一つ抜きん出た作品でしたから…

この物語の主人公は、聖蹟高校1年生の柄本つくし…彼は背が低く体格に恵まれている訳ではありませんし、スポーツに秀でていた訳でもありません。
それでも名門と言われるサッカー部に入部するんです。
もちろん、サッカーに関しては経験皆無の超初心者…
名門と呼ばれるところには普通上手なプレイヤーがたくさんいて、初心者に務まるのは雑用だけで居るだけで肩身の狭い思いをする…
普通はこんな風に考えて敬遠してもおかしくないと思います。
全国大会を目指すチームとなると尚更です。

それでもつくしはサッカー部に入部しました。
初心者の立ち位置を理解していない訳ではありません。
ただ、サッカーが大好きで、このチームでみんなと一緒にプレイしたい…
つくしはこのたった一つの原動力を糧にして物語と共に動いていきます…

見た目は怖そうな人も多いですが、懐に入ると温かさを感じる…
聖蹟高校のサッカー部はこんな感じでした。
でも1年生の扱いなんて、基礎体力を付けるために走るとか大体どこも似たようなモノです…
それでも名門チームに入るだけあってみんな運動神経は決して悪くありません。
ただ一人つくしを除いては…

運動神経、体力、サッカーの技術…つくしは全てが最底辺からのスタートでした。
周りとの実力差を何度も痛感させられたと思います。
きっと何度も心が折れそうになったと思います。
でも、つくしの心が物語の中で折れたのはただの一度だけでしたけれど…

きっとつくしの心はそれほど強くは無いと思います。
たった一つの原動力が心をも成長させたのだと思います。
そしてつくしの成長が感じられたのは、神が均等に与えた二つを誰よりも大切にしたからだと思います。
一つは時間で、もう一つは…努力する事です。
どんなスーパーマンにも1日は24時間1440分でしかありません。
そしてこの時間をどう使うかを決めるのは自分自身です。
つくしは開いている時間の全てをサッカーに注ぎ込んだのではないでしょうか…
それも常に自分を限界まで追い込んで…

つくしがどのチームでも同じことができたか…と考えると決してそんな事は無いと思います。
聖蹟のみんながいたから…一緒に居てくれるみんなに恩返しがしたいから…
ここまでへりくだって物事を見る必要があるか…というと実際にはそこまでの必要は無いと思います。

でもこれはフィクションなんです…アニメなんです…
だから熱く盛り上がって面白ければ問題無いと思います。
つくしのこの思いに共感できない人なんてきっといないでしょうから…
現に物語の中でつくしはどれほど周りをやる気にしてきたか…
どれだけ自分の思いを伝染させてきたか…
本編を見れば一目瞭然だと思います。

このつくしの気持ちに触発されたのは、マネージャーである生方千加子も一緒です。
最初は怖い女の子というイメージが先行しましたが、中盤以降…良い意味で存在感が増していったと思います。
つくしにかける言葉も最初は完全に上から目線…だけど必死に努力するつくしの姿は彼女の目にどう映ったのかは分かりません。
だけど、少しずつ言葉遣いが変わり…つくしの心が完全に折れた時には一生懸命励ます彼女にはもう怖いなんてイメージはなく、本心から立ち直って欲しいと思っているのが伝わってきます。
仕方ありません…あんな思いをしたのは、きっとつくしにとって初めての経験だったでしょうから…

でもこの辺りを境に彼女の言動が変わっていく事となります。
そして彼女の本気が垣間見えたのは物語の終盤…
やっぱりサッカーってフィールドの上だけで戦うスポーツじゃないんですね。
今後の彼女の変化が気になるところです。

オープニングテーマは、HOWL BE QUIETさんの「Wake We Up」と「Higher Climber」
エンディングテーマは、聖蹟高校サッカー部の「EVERLASTING DAYS」と、Shout it Outさんの「DAYS」

2クール全24話の物語でした。毎回気持ちが熱くなれるような物語の構成になっていたので、王道的な展開ながらも毎回の視聴が楽しみでした。
慣れるとキャラデザも気にならなくなりましたし…
何より嬉しいのは、続編の制作が既に発表されている事です。
マネージャーは聖蹟の智将へと進化するのか…
そして次の一戦の行方は…みんなどんな活躍をしてくれるのか…
もう気にし出したら止まらなくなってしまいます。
続編…楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14
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