椎名へきるおすすめアニメランキング 16

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの椎名へきる成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月08日の時点で一番の椎名へきるおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

65.1 1 椎名へきるアニメランキング1位
地獄少女 宵伽(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (181)
777人が棚に入れました
午前0時にだけアクセスできる「地獄通信」
ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に落としてくれる……。
若者たちの間で広がった都市伝説のような噂だったが、実は本当の事だったのだ。
少女の名前は、閻魔あい。
依頼主の怨みの感情に共鳴した時、彼女は地獄少女として標的となった人間を地獄へと送り流す。
……だがそこには伝説には語られていない、少女との契約が存在した。
「人を呪わば穴二つ。相手を地獄に送る代わりに、あなたの魂も死後地獄に行く事になるわ、それでもいいの?」
そして、ある時閻魔あいの前に、謎の少女・ミチルが姿を現すようになる。
自分が誰なのか、なぜここにいるのかを思い出せない様子のミチルに、あいは語りかける。
彼女は一体何者なのか?その秘められた過去を紐解いてゆく――。

声優・キャラクター
能登麻美子、菅生隆之、本田貴子、松風雅也、椎名へきる、さかいかな、和多田美咲
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やはり、私にとって最高の作品の一つです。

一話目は地獄少女としてはどちらかというと少しひねってはあるものの真っ当な作りでこれはこれで良かったですが、

二話目はまた別の意味で良かった。この不条理感や地獄流しの動機の不可解さは非常に感銘を受けました。なんと言っても切なすぎる話しでした。相当な良作、いや神作と言っていいくらいです。
地獄少女好きの人には感涙した人もいたようですね。

二作目感想に追加
今、思うとさらに良い回だったなと思えるようになりました。
まあ、地獄少女を見慣れた人でないと理解しがたい話しと
地獄流しの動機だったと思いますが、

冒頭でハルがナナコを流さなかったのはハルにとってナナコは「自分の作った作品(道具)にすぎない」と思ったから、
最後にナナコがハルを流したのはナナコにとってハルが「かけがえのない人だ」と思ったから、
それに気づいたハルはナナコは「自分の人形」などではなく「最高の友」だという事に気づき笑顔で流されていった。
まさに神作でした。

三作目も神作、シリーズでもトップクラスの胸糞回。どう考えても妹は犯られてしまっている。
まともだった筈の主人公の少年も狂って殺人を含む犯罪行為に走ってしまったようですね。

四作目は三作目が過激な話しだったのに対して今回しんみりする話しで。老人介護問題に踏み込んでます。良作です。
「やまゆり園事件」の影響も少しはあるのでしょうか?
現実の日本では1950年の65歳以上の老人比率が20人に1人だったのに現代は少子高齢化社会で4人に1人が老人なんですよ、
しかも日本は世界トップクラスの長寿国で平均寿命が80にも達していて健康寿命との乖離が激しく、寝たきりや認知症の老人が多い、
今までは社会問題に踏み込んだ話しはイジメ問題や家庭間問題が多かったけど、 こういう老人介護の問題に踏み込んだ点は評価できます。

5.6作目
{netabare} 今までの地獄少女シリーズとは違い、斜め上の展開でした。三期でゆずきの地獄少女化を阻止したあいですが、今回はあっさりとミチルが地獄少女になってしまいました。
あいも何だか反対する様子は全くないどころか、山童のミチルの従者化を承認したりで背中を押していたようです。
まあ、人を一人も殺めてないゆずきと違ってミチルは非常に同情できる状況でなおかつ力が暴走しただけで殺意すらなかったとは言えすでに村人を大量殺害していたのであいも地獄少女化に反対しなかったと思います(そもそも彼女にそんな権限はないでしょうが)
それと三期の解釈も少し変えた方が良いかもしれませんね。あいがゆずきの地獄少女化を阻止したのは単にゆずきが暴走して地獄少女のルールを破って勝手に制裁を施そうとしたからであって、
良く考えるとあい自身は終始、ゆずきの地獄少女化を後押ししていましたし、
三期のラストでゆずきを庇って「私が永遠の地獄少女になるのでゆずきの罪を許すように」と地獄蜘蛛に懇願したのは、ゆずきへの制裁に反対したからに過ぎず、
ゆずきが素直にルールを守る地獄少女になってればあいは介入しなかったわけですね。
つまり三期の今までの一般的なラストの解釈の方が間違いだったのかもしれません。

なんにしろ、あいも引退表明してないし、これからはW地獄少女体勢にでもなるんでしょうか?
その辺の説明が非常に不十分な気がします。
五期がないと、やはり中途半端感はぬぐえないですね。
巷の噂では「続きはパチンコで」説もありますが、それはいくらなんでもないとは思います。

それにしてもミチルの「天に背きし憐れな影よ人の痛みに瞼を閉ざし過ちを犯せし咎の魂」という口上はカッコイイです。

追加
どうも巷ではミチルがゆずきのように成仏しなかったのを不満がる意見が出ていますが、
前述のようにミチルは事情はともあれ大量虐殺しているので、ゆずきとは違い「ミチルの成仏=地獄行き」という事に注意しなくてはいけません。
あの世界では正当防衛、緊急避難、心神喪失、少年法といった事情で罪が減じられる事はなく、
過去にも正当防衛で糸を引いた依頼者も免責とかされてないようですし。
ですので、閻魔あいはなんだかんだとミチルの事情を考慮して、一番良い解決法として彼女を地獄少女にしたんだと思います。

*父親の生命維持装置を止めた理由について考察。
父親は植物状態が五年も続いて回復の見込みがなかったのと、
地獄少女の世界は「死んだら無」の現実世界と違って明確に「死後の世界」が実在しているため、
植物人間の人物の生命活動を停止させるのは「天国行き」もしくは「転生」を早める好意のつもりだったと考えられます。
まあ、現実世界の考え方からすると、植物状態の人間を生命活動を停止させるのは、良くない行動でしょうが、所詮は世界観が現実世界と違う世界の物語ですから。 {/netabare}

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

新作は確かに少な過ぎるけど一話一話の出来は最高(三話の作画は良くなかったですが・・・)
四期目は非常に気合の入った作品作りでした。
このクオリティならブルーレイ買っても良いです、ファンとしては今までのシリーズも全て全部ブルーレイ化して欲しいですね。

しかし、やはり新作部分がたった六話しかないのは惜しすぎです。
製作費が得られなかったの原因らしいですね。
ブシロートが子会社の新日本プロレスの宣伝のために作ったタイガーマスクWは3クール38話もあったり、
ゲームの逆転裁判6の逆転裁判の宣伝のためだけに夕方枠に2クールのアニメ逆転裁判を作ったカブコンとは違いすぎます。
地獄少女四期は早い話し、藤商事のスロット新台「地獄少女2 宵伽」の宣伝とキャラ設定のために作られたのですが、
何でも藤商事の去年の業績が赤字だったのと、地獄少女の不吉で暗い作風から、メインスポンサーの藤商事以外のスポンサーがあまり付かなかったのが原因だそうです。
現実とは世知辛い話しですね。

とはいえ、今まで通りどーんと2クール、せめて1クール全て新作で作って欲しかったです。
まあ、今回の四期はあくまで本格的な五期への通過点として作られたのなら良いなと思いますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、この作品シリーズはもはや「普通のアニメ」として見る必要はないでしょう。

時代劇で言う「水戸黄門」「大岡越前」「三匹が斬る」「暴れん坊将軍」
特撮で言えば昔のウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズ
のような「定番作品」「お決まり作品」のようなノリで視るのが良いと思います。

アニメで言えば「名探偵コナン」とか「サザエさん」とか「日本むかし話し」ですか、ちょっと違うかな・・・
強いて言えば、旧タイムボカンシリーズ全盛時代みたいなノリ・・・これも違うかな?
なんていうか、旧タイムボカンシリーズ全盛期に「偉大なるワンパターン作品」とか言われたのが印象に残ってますので・・・

まあ、最後の地獄送りや地獄コントのパターン性は水戸黄門に一番似ていますね。「来るぞ、来るぞ、キタ━(゚∀゚)━!」という感じです。

皆さん、酷評も含めていろいろ意見が出てますが、
変な推理・推測や深読みを働かさせずにもっと、頭をカラッポにして楽しむのが良いと思いますよ。

なんだか、擁護と賞賛のつもりで書いたんですが、とてもそうは思えない文章になってしまいました・・・

*「珠玉のセレクション作品」とか銘打った過去作の六本の作品は珠玉というにはクビを傾げたくなるような作品が含まれています。セレクトに問題がある気がします。
「黒い轍」と「はぐれ稲荷」くらいしか良作がありません。
とうせなら「絆」とか「硝子の風景」とか「旅芸人の夜」を入れて欲しかったです。

新作部分は今の所、まさに「珠玉」「神作」と言えるだけに残念。
まあ、過去作は一応は冒頭に人形芝居のようなオマケが入りますが・・・・。

*2
作画が悪いとかいう意見が出てきてますが、私にはそこまで悪いようには見えないですね。
まあ、一歩譲ってそれを認めたとしても作画以外は完璧な出来ですし、特に脚本が凄く良いというかぶっ飛んでいるので、
1~4話まで十分満足な出来だとは思いますけどね。

四話見た限りだと、作画に関しては確かに三話に関しては乱れていたようですね。
しかし、他の話しはそんなに酷くないと思います。特に四話では持ち直してますね。一話もまあまあでした。

---------------------------------------
あと、よろしかったら、私の一期、二期、三期のレビューも読んでおいてください。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「蠱惑に溺れし、哀れな縁。 夢か現か、光か闇か。 天の言の葉浮かんで消えて、時の随にゆらゆらと。 沙汰を語るが宵伽。 晴らせぬ怨み・・・晴らします。」

この作品は「地獄少女」の第4期に位置する作品です。
物語は基本的に1話完結ですが、閻魔あいや三藁などがこれまでどんな思いで地獄流しを行ってきたのか…
その傍らで警鐘を鳴らし続けた人々はどんな顛末を迎えたのか…
怒りと憎しみに縁取られながら…それでも切なさを噛み締めずにはいられない囁きにも似た小さな悲鳴はどこに向かっていったのか…
依頼を受け地獄流しを執行する裏側に隠されたモノ…
そんな全容を知りたい方は前期からの視聴をお勧めします。

いよいよ4期を迎えました。
日本のアニメーション技術の粋を駆使して作成されたオープニング…
あまりの美しさに溜息しか出ないのが実態でした。
3期までのキャラも十分過ぎるくらい綺麗で可愛らしかったと思います。
3期の準主役だった御景 ゆずきには何度も見惚れてしまったほどだったんですけどね…

ですが、技術の向上って留まることを知らないのは本当なんだ…
今回もオープニングには圧倒されまくりです…

閻魔あいの儚げさの中に潜む美しさに磨きがかかっているのは言うまでもないと思います。
もうハッと息を呑む美しさですよ…あいさんは。
でも今回は三藁のみんなも格好良い…
特に骨女…
手にしたのは自分の分身…?
けれど、彼女の何気ない仕草にもドキッとさせられました。

そして今回新たな発見が一つ…
オープニングの中では何気ないのかもしれませんが、あい、三藁、きくりのみんなが真正面を向いて立っているシーン…
顎を引き無表情を貫くあい…
あいの傍らであいのスカートを握りながら眉をしかめ瞳を見開いたきくり…
そしてその背後には穏やかな顔つきの三藁がそっと立っているという構図です。
前期にも同様のシーンがあったのでから気になっていたのですが、どうやら私はこの1シーンが堪らなく好きだったみたいです。

だってこれがこの作品の全てを物語っているような一枚に見えるから…

あいが無表情なのは課せられた宿命を全てを受け入れた証なのだと思います。
お転婆きくりだって、本当は誰よりも怖い存在である事は、きっとここまで視聴を続けてきた方ならお判りでしょう…
でも普段は彼女自身の幼さがあいのスカートに手を伸ばすのではないでしょうか。
これだけだと、限りなく尖った作品になりかねません…
でも人間臭さに心地よさが感じられるのは、三藁の感情があってこそなのではないでしょうか。
そう考えると、私にとってとても大切な1シーンに昇華されたように思います。

一方物語の方は、前期までの指向が180度真逆…
これまで2クール26話のスタイルを貫いてきたこのシリーズ…
ここまでくると当然今期も2クール分しっかり放送して貰えるものと思ってばかりいました。

でもこういう予想って大概当たらないモノですね…
新作0.5クール+回顧録0.5クールというコンパクトにまとめられた構成になっていました。

何故この構成になったのでしょうか。
2クール分のストックが無かったから…?
過去作の良さを知ってもらうため…?

しかも地獄少女の大きなターニングポイントにも成り得るこの4期…
何故急がなければならなかったのでしょう…
しかもたった0.5クールで新作分を纏めるなんて…

正直分からないことだらけ…
そしてこの4期から新たに登場した新キャラのミチル…
彼女の物語にはもっと時間をかけることは出来なかったのでしょうか。
たくさんの大人の都合があるのだとは思います。

でもここまで育て上げてきた地獄少女シリーズです。
この作品ならではの時間軸があると思うんです。
例えば3期の準主役だった御景 ゆずき…
序盤の可愛らしさのインパクトは素晴らしかったと思いますが、ゆっくり時間をかけて人となりを知りながら彼女の虜になる…には相応の時間が必要でしたから…
だから内容も展開も理解はできましたが、尺の短さに勿体無さを感じずにはいられませんでした。

でもこの4期でこの作品は大きな変化点を迎えました。
今後、この作品がどの様に繋がってうくのかが楽しみです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ミオヤマザキさんの「ノイズ」
エンディングテーマは、能登麻美子さんの「いろがみ」
エンディングをしっとりと能登さんの歌で纏めるのはもうすっかり定番ですね。
でもごめんなさい…今期も軍配はオープニングでした。
もう曲の入りから半端ありません…単調な高音を繰り返すピアノの音色と、鳥肌の立ちそうな旋律を奏でるベースとの相性が最高過ぎ…
今この作品のレビューを書いているのは、夏アニメのアニソンBEST10にどうしてもこの曲を入れたかったから…
あにこれのシステム上、BEST10に入れられるのは評価した作品だけなので…
今回は色々な予定と重なってレビューを書くのがすっかり遅くなっていますが、少しずつでも書いていきたいと思います。

1クール12話の物語でした。
作画が丁寧な上、あっと驚く展開も待っていてくれたので見応えは十分だったと思います。
少し尺が短かったのが気になりましたが、これは次への布石なのだと信じています。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

秀逸な新作品に満足しています。

1話
まさか4期が始まるとは思わなかったので、かなり期待してました。
リアルタイムで8年後の地獄少女と再会したような気持ちになります。
{netabare}
携帯がスマホになっていたり、スマホから地獄少女にアクセスできた
り・・・。現実世界の様相は変わっても、人の世の怨念は変わらない。
たとえそれが不条理であっても、間違いであっても、依頼主の希望通り
閻魔あいは淡々と地獄送りの仕事をこなす。ストーリー展開は今まで通り
だし、閻魔あいの雰囲気も一切変わらない。1期・2期の大森監督ほか、
当時の中心スタッフによる制作で世界観が踏襲されていて本当に良かっ
た。要所要所でミチルが出現し、閻魔あいを諭すように語りかける。
この二人の今後の絡みがとても楽しみです。毎週のお楽しみができました♪{/netabare}

2話{netabare}
相手を思いやる重さに耐えきれず・・・の結末に、私は切なくなって涙し
ました。
今回のナナコとハルの話は、地獄少女のストーリーらしい不合理の美が
展開されていて、地獄流しに至る過程がとても素晴らしかった。ナナコと
ハルの気持ちが理解できる方には、胸の奥に響くシナリオだったと思う。{/netabare}

3話{netabare}
このシナリオをどう捉えるべきなのでしょうか。地獄に流されて当然の人達
を地獄に流す。耐えられない恥辱を胸に刻まれた者が、その加害者に対し地
獄流しを行う・・・しかし、その行為が美談だとは決して言えない。
だが、今回のケースであれば、それは情状酌量の余地がある行為だと感じる
ような展開であった。
でも、警鐘は鳴らしてあった。地獄流しを依頼した者が、間違った方向に
進んでいくというケースを今回は見せてくれている。
気にいらないから、我慢できないから・・・という理由で人を亡き者へと
いざなう行為(地獄流し)が、その人の人生をも狂わし、犯罪行為にまで
手を染めることとなった。ミチルはそれが無意味なことだと言い閻魔あい
を咎め、問うている。その問いは、見ている者への問いでもあるのだろう。
『いつか誰かが』というタイトルは、誰にでも起こりうること・・・との
意味だと感じた。衝撃的な一石を投じた内容を素直に評価したい。
閻魔あいがよく言う、『あとは、あなたが決めることよ・・・』の深みが
改めて認識できる作品だ。{/netabare}

4話{netabare}
神回だ。生きることの真理が詰まっている。介護される側も介護する側も同
じ人間であるという命題をここまで見事に凝縮して素晴らしい作品に仕上げ
たことに感動しました。
老人介護をテーマにした高齢化社会のアンチテーゼとしては絶品なストーリ
ーで、是非多くの人に見て欲しいし、考えてもらいたい。
今回の地獄少女は、かなり現代社会の諸問題をアンチテーゼ化してより深く
掘り下げ、問題提起しているようだ。
柴田つぐみが登場したことにも大きな意味はある。ミチルは幼少の頃のつぐ
みのような思考であるからだ。大人になったつぐみは地獄少女を否定するこ
とはしない。ミチルは今回のストーリーをどう見たのか推察することも今回
の醍醐味だろう。
生命倫理の是非を問うた傑作の部類で、是非視聴して欲しい。{/netabare}
 
5話{netabare}
閻魔あいが地獄少女になった経緯とミチルの境遇は非常に似ていることが
分かった。閻魔あいは、不慮の死を遂げ天国へ行けずに彷徨うミチルの
過去の怨念による罪を、地獄少女となって償わなければならないことを
告げる。
三鼎では、ゆずきが導かれたようにミチルも閻魔あいに導かれたというこ
となのだろう。ゆずきは自分の感情を抑えきれず地獄少女にはなれなかった
が、ミチルはどうだろう・・・。おそらく地獄少女としての仕事は難しい
だろう。
あいの無感情で冷徹に感じるミチルへの対応が、地獄少女としての仕事で、
あいは本当はミチルに自分を重ねているに違いない。
そして本当はミチルのことを抱きしめてあげたいと思っているに違いない。

閻魔あいがそういう女の子だということは、全シリーズを見ている人にしか
分かるまい・・・。
話の内容は、救いがない悲しい話だが、シリーズを通して鑑みれば傑作と
言える作品でした。{/netabare}
 
6話{netabare}
地獄流しを求める依頼者の気持ちをミチルは知り地獄流しを生業として仕事
を始めることとなる。ミチルなりの地獄少女としての仕事を始めていく場面
で6話完結となった。
ただ、あいや三藁は今後どうなるのか・・・そしてミチルは今後地獄少女と
しての仕事を全うできるのか・・・それはまだ分からない。
5期も十分にあり得そうな終わり方だっただけに、期待したいところです。
今回の6話は、現代社会が抱える諸問題に向き合った作品で、内容としては
満足のいく作品だった。地獄少女を欲する世の中であること憂い、問題提起
をする作風は今まで通りで、久しぶりに地獄少女の世界を堪能できました。{/netabare}


次週からは回顧録ということなので、レビューはここまでとします。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 22

計測不能 2 椎名へきるアニメランキング2位
精霊使い(OVA)

1995年4月1日
★★★★☆ 3.4 (6)
31人が棚に入れました
人気作家、岡崎武士原作の本格ファンタジーをOV化。監督は「神秘の世界エルハザード」などを手がけた秋山勝仁。精霊使いはそれぞれの役目にしたがって「精剣戦争」を戦わねばならない。主人公、覚羅は目の前で真美を奪われたことにより、最強の精霊“エーテル"の使い手に目覚めた。そして、水の精霊の使い手である支葵と共に壮絶な戦いに赴くことになる…。

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なかなかよくできていると思います。

岡崎武士による漫画が原作の作品です。

これぞファンタジーというくらいどっぷりと

ファンタジー一色の作品でした。

OVAは短いので細かい設定等は詳しくは分からなかった

もののなんとなくこういうことなんだな

といった感じではちょっとはわかったかなと

思います。

物語の完成度は原作も少なく作者が病気がち

だったために仮の形といった感じでした。

やっぱりここまでファンタジーだと

少しばかり設定がわからなくても、話が飛んで

いても私としては結構楽しめたと思います。

まあ年代が年代なものでデザインはいたしかた

ないのかなと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14

ANKR2gou さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

タイトルなし

予備知識が多ければ楽しめるのかも…。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

78.1 3 椎名へきるアニメランキング3位
生徒会役員共*(第2期)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1402)
8893人が棚に入れました
少子化の影響で女子校から共学となった私立桜才学園高等部の学生・タカトシは、ひょんなことから生徒会副会長に就任する。しかし生徒会のメンバーは変人ばかりで…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心、椎名へきる、斎藤千和、日野未歩、平野文
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あなたのエロ知識が今試される!

約3年の時を経て。生徒会役員共が再びアニメとして帰ってきた!
あ、そういえば1期は途中までしか観てないや(´Д`;)
原作はほんのり下ネタまじりの4コマギャグ漫画
"ほんのり"なんて大嘘ですけどねww

あらすじやらなんやらは1期のレビューに書くとして(いつになるか分からないけど・・・)今回は適当に思ったことでも
まず何よりも下ネタ
ピー音が多くけっこうコア(?)な下ネタを大量に言ってくるので、ついていけなかった人もいるのではないでしょうか
日常系だけど意外と視聴者を選ぶ作品だと思います
私も下ネタの知識には自信があった方ですが、いくつかわからない用語も出てきました
私もまだまだですね、精進します(^人^)
よくよく考えたらエロボケに対して毎回ツッコミを入れてるタカトシ君もなかなかの変態ですよね
まあ彼のツッコミがなかったらこの作品は面白くなくなってしまうでしょうけど

そして下ネタに比べたら半分以下となってしまいますが、ラブコメ要素もあったりなんかします
主要男キャラがタカトシしかいないから、必然的に彼がモテまくりますね
羨ましいかぎりですヽ(`Д´)ノ
可愛い女の子の手料理が食べたい!
でも無理かあ(´・ω・`)

下ネタがわかる人には超オススメしたい作品です


好きなキャラは萩村 スズちゃん
ツンデレ最強説が再び俺の中で浮上!
それぐらい彼女はカワイイですね
彼女のツッコミとスズヘッド、とてもよかったです(*≧∀≦*)


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}知らないキャラがちらほらいるなあ
やっぱり1期ちゃんと観ないとな
開幕から下ネタだらけ
スズヘッドも健在!
無駄に熱い試合もやって盛り沢山な第1話でした
{/netabare}

第2話
{netabare}ギャルゲ風キャラ紹介ありがとございます
石膏像見て「立派だなあ」とかダメだろ
降ろしてスズちゃん可愛い
差し入れ→刺し挿れの誤変換は神レベルだなww

フラグクラッシャータカトシ
遠近法じゃねえよ!
生徒会長同士の会話がひどすぎる

エロの瞬発力が試されるいいアニメですねwww{/netabare}

第3話
{netabare}2年生が襲学旅行へ出発
コトミちゃんが一番下ネタ好きなのではなかろうか?
てか一番行動的なのかww
ツッコミ不在の桜才学園はひどいな
スズが迷子に・・・

ちんこすうが売ってる店で無事に合流を果たしたスズ
この学園でしかこの方法で合流できないだろ
地元の皆さんごめんなさいm(_ _)m
オチがひでえwww{/netabare}

第4話
{netabare}ウオミー会長再来!
相変わらずひどい人です
あ・へ・が・お・だ・ぶ・る・ぴ・い・す
予測変換&そんな顔文字ある訳無いだろ( ゚Д゚)ドルァ!!

くるとは思ったけどあの椅子はヤバイだろ
実際このメンツで勉強会とか羨ましいよな
タカトシ俺と代われ!

七条グループが経営する遊園地へ
いや、だから俺と代われよタカトシいいいいいいいい
うつ伏せで滑るのはキツいかな'`,、('∀`) '`,、
{/netabare}

第5話
{netabare}人という感じのイメージが崩れまくりだよ
いんしゅいんしゅいんしゅいんしゅいんしゅいんしゅ
はいアウトー(´▽`)

パッドは偽物だとバレたら駄目なんだヽ(`Д´)ノ
熱いツッコミですね
もっこりへの執着心は一体?

アリア先輩が一番ぶっ壊れてると思うのは俺だけでしょうか
みなさん今回も絶好調でしたねwww{/netabare}

第6話
{netabare}隠し事が顔に出るとかそういうレベルじゃないよ生徒会長
結局夢オチでした
すぐにわかりましたけどねww

これ言われたら露出狂も一発KOだな
三日坊主には宣言通りならなかったな
1日でダメなんだもの┐(´д`)┌
「おさない、かけない、しゃぶらない」のポスターに吹いてしまった・・・
スルタカが大変なことに!{/netabare}

第7話
{netabare}"ビーチクルーザー"←区切る場所によってはひどいことになるんですね・・・
スズちゃん、あの散歩道はやめた方がいいぞ
変態が多すぎる(>_<)
○○○の全体図←一体なんの全体図なのか誰か教えて!

タカトシのツッコミがひどくなってる気がします
いや、クールになってるというべきかな
「20代、30代、40代、たか兄」のネタが被るという事案が発生
強がっちゃうスズちゃんカワユス

水着回でサービス回!!
つまりことみは家の庭で全裸になっているということか
アホすぎる・・・
そして会長のノーパンが確定しました{/netabare}

第8話
{netabare}また水着回だと!?
サービス精神旺盛ですなあ、あのポーズはあかんけど
でたなビーチクルーザー!
肝試しの下見で怖がってるスズたんかわゆすなあ
うっでる→いっぱいでたねのコンビネーションはアウトー

下半身裸エプロンなんてただのアホですね
スルタカ絶体絶命www
先が気になってしょうがないよ
二学期ももっこりヽ(´▽`)/{/netabare}

第9話
{netabare}きゅうりは上の口とか開幕からトバシてますね
畑さんは瞬間移動できるのですか!?
先生が結婚するなんて聞いてないぞ、どうでもいいけど

先代の会長"古谷"さん登場
言動が古すぎるぞ先輩
先輩に誘われて大学祭へ
うちの大学もあれくらい豪勢にできればなあ
俺も親戚のおばさんかと思いましたwww

タカトシの親戚とウオミーの親戚が結婚→タカトシとウオミーも親戚に!?
ここからラブコメ展開!
となるわけないよね、この下ネタアニメじゃ・・・{/netabare}

第10話
{netabare}あれはたしかに萌えるゴミですね
森に山菜採りへ行くことに
きのこネタは想定内ですねハイ
やっぱり山菜は天ぷらが一番!

ハロウィンパーティーがあるとか楽しい学校だな
タカトシのツッコミ放棄が目立った今回
その気持ちはわかるよ、、、
顔を赤らめちゃうスズちゃんが可愛くてしょうがないです{/netabare}

第11話
{netabare}着てる枚数が増えれば脱がす回数も増える←これは深いですねwww
たしかに五十嵐さんの反応は勘違いしてしまいそうですね
いや、確実に勘違いする!

会長は成長してるみたいです
何がとは言いませんが、、、
うおみーお姉ちゃんがより可愛く見えてキタ━(゚∀゚)━!!

やっぱり冬はお鍋だよね
闇鍋は俺もやりたいなあ
出島さん本当にどうしようもねえな┐(´д`)┌ヤレヤレ{/netabare}

第12話
{netabare}新年からツッコミのテンションが低いですぞタカトシ!
新年の抱負を聞いて回る畑さん
みんなひどいな(^_^;)
ただのスライムでよかったよ、、、

三本の矢の新しい使い方を見たぞ俺は
結局体育会系はゴリ押しなんですよ
ホワイトデーのお返し
こんなので悩んだことはないな'`,、('∀`) '`,、
なんだか悲しくなってきたぞ・・・
まっぱこんな終わり方かよwww

シノ会長にお弁当作ってもらうとか羨ましいなコノヤロー
タカトシの天然炸裂!
グミかよ、、、
来週修羅場!?そんなことねーだろ┐(´ー`)┌{/netabare}

第13話
{netabare}うおみーお姉ちゃんが夕食を作りに来てくれたぞ
そして会長も来てくれたぞ
なぜか2人ともお泊りすることになったぞおおおおおお
翌日には七条先輩とスズちゃんも来たぞおおおおおおおおおおお
これはモテモテすぎて壁殴るレベルですね

三葉さん可愛いですなあ
ネネの下ネタは絶好調です(^_^;)
会長と七条先輩が卒業!?
なんてことはあるわけももなく、見事に下ネタで締めくくってくれました{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 27

そふぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「豊かな教養・高貴・清純!」

本作品は生徒会役員共の2期です。
TVアニメは2年前だが、コミック付属のOADとOVAで7話近く追加の話が続いていました。
ちなみにタイトルにある*に読み方や深い意味は無く、意味などを勝手に察してはいけませんよ(笑)

観てすぐ、びっくりしました。
「コレは生徒会役員共なのか?アニメ間違えた?」と一瞬勘違いする
謎の飛行機内の機長、スチュワーデス、客のセクハラ会話からスタートします(笑)
どこいった生徒会役員共と思わず突っ込みたくなるシーンから始まります。
もはや突込みどころが多すぎて突込みが間に合いません。

1期の序盤はテンポやツッコミが弱く、更にこの作品特有のシモネタのお陰で微妙な感じだったのは否めませんでした。
2期でももちろん人選びやすい下ネタではあるものの、流石に1期とOVAとOADをあわせて21話もやっていると制作側が明らかに慣れており、演出、テンポ、アニメーションと全てがこの作品のために洗練されていました!

もはや熟練の技のように1話から怒涛の下ネタとツッコミ所、更に声優さんたちのハイテンションかつ的確なボケ演技と鋭いツッコミが入ることでこの作品の「面白さ」を全開に味わうことが出来るようになっているます。簡易的なものではあるがそれぞれのキャラクターにふさわしいネタと共に「OVA」でしか出なかったキャラクターの紹介もさらりと入っています。

おそらく二期から見ても大きな問題はありません。

この作品ではお馴染みの低身長設定のスズが画面に映らない際の「スズヘッド」「この辺にスズ」の演出も豪華になっており、毎話のようにスズヘッドの演出が違い、見ているだけで面白かったです(笑)
スズヘッド、スズパンプキン、スズつむじなどのバラティ豊かなスズヘッドの数々は毎話の楽しみの一つでもあります!

その他の作画や演出のレベルも1期に比べて明らかに上がっています。
大胆なカメラアングルや質の上がったキャラクターの作画、
質だけではなく細かいキャラクターの動きも自然にきちんと描き、
本来動きの少ない4コマという漫画の欠点を上手いこと隠している。

しかしながら規制がやはりキツイです。
本作品の下ネタは過激かつストレートな表現が多いため1期でも「ピー音」でセリフが消されシモネタがストレートに見ている側に伝わりづらいことも多かったです。
2期でもセリフの規制はありますが、1期以上にセリフの規制がきついように感じ、かき消された部分を察っしないといけないためストレートに笑いづらい部分があるのは欠点でした、、、

良い点といえば洗練されたツッコミ。
1期の序盤はツッコミの弱さもこの作品の欠点でした。
しかしながら2期になってツッコミがかなり強烈になっており、様々なパターンで突っ込みます。
ハイテンションなツッコミ、ノリツッコミなどの基本的なツッコミはもちろん
あえて「スルー」するツッコミ、「適当」なツッコミなど
バリエーション豊かな突っ込みがあることでギャグがワンパターンになってませんでした。
下ネタであることは変わりないですけどね(笑)

とても面白いのですがやはり決定的に「好き嫌い」の別れる作品です。
エスカレートしたネタの数々は1期以上に嫌悪感を懐きやすい人にとっては受け入れがたいです
いい意味でも悪い意味でも「下品」なネタであることは変わらず、
ラブコメネタやそれ以外のネタはあるものの基本は下ネタなので
そういった意味での「好き嫌い」が別れてしまいます。
好みに合えばがっつりと気に入ることの出来る作品だが、好みに合わなければつまらないと思いました。
二期では1期以上にネタが過激になったことで更に好き嫌いがはっきりと別れる作品になってしまったのではないでしょうか?

キャラとしては個人的にはウオミーが本当に可愛かった。
斎藤千和さんが演ずる彼女の「積極的」なのか「消極的」なのか
よくわからないキャラクターは個人的に物凄いツボでした。
「てへっ!」「きちゃった!」などの可愛らしいセリフを斎藤千和さんが演じられることで
よりキャラクターの魅力が深まり可愛らしくなっていました。

ただ、やはりこの作品の本編はブルーレイですね!
規制が全て外されたセリフの数々を100%味わうためにはブルーレイしかありません。
もちろん規制されていたほうが笑えるネタもありますが、
そういった意味でTV版とBD版での違いを楽しめる一粒で2度美味しい作品です!

人には進めにくい作品であり好みは分かれる作品ですが
キャラ可愛さ、貫いた下ネタの数々、少し独特な演出の数々は
他の作品では味わえない面白さのある作品です!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

シモネタ4コマギャグマンガの思わぬ大作化 エロトークに萌える日常作品

2014年放送のテレビアニメ 生徒会役員共第2期 全13話

原作 氏家卜全 監督構成 金澤洪充 キャラデザ 古田誠
制作 GoHands 

第1期から4年空いての2期ですが、その間にOAD、OVAが発表されていたらしく、
残念ながら未見でした。
1期テレビ放送版は13話ですが、後続の作品を含めると全21話になるそうで、
気軽に観れるものなのかどうかは調査中です。
さらに2期放送後にも、OAD、OVA、劇場版が制作され、2期は22話になっています。

2期最終話では一瞬卒業かと思わせるシーンもありましたが、
完全無視で2017年夏までは継続中、まだまだ終わらないよ、っぽいです。
2010年の1期から、少なくとも2017年まで途切れることなく続いているシリーズになりました。

テレビ放送版しか観ていないのですが、1期から4年空いて相当の作画レベルアップ、
予算もかなり増えているように見えます。

津田タカトシ CV浅沼晋太郎 生徒会副会長 メインキャラで唯一の男子生徒
天草シノ CV日笠陽子 桜才学園生徒会長
七条アリア CV佐藤聡美 生徒会書記 お嬢様でHカップ
萩村スズ CV矢作紗友里 生徒会会計 身長140cm
横島ナルコ CV小林ゆう 生徒会顧問

以上が桜才学園生徒会の役員共

畑ランコ CV新井里美 新聞部部長
三葉ムツミ CV小見川千明 柔道部部長
五十嵐カエデ CV加藤英美里 風紀委員長 男性恐怖症
出島サヤカ CV田村睦心 七条家のメイド

など一期のメンバーに加えて

魚見チヒロ CV斎藤千和 英稜高校生徒会長
が登場。一発キャラと思いしや、重要メンバーとなります。

桜才高校は圧倒的に女性が多いとはいえ多少は男子生徒もいますが、
主要キャラは津田タカトシのみです。
女性キャラがエロネタ連発の割に色気とは無縁の設定なので、
ハーレムラブコメ的部分は一切無く、可愛い高校生のエロギャグアニメで統一しています。

はたして高校生が(エロい意味では無く)可愛いのか?と言う疑問はあると思いますが、
この作品中では大人の目からすると可愛いです。
と言うより、可愛く演じている感はぬぐえませんが。

下着見せやエロトーク連発にもかかわらず、楽しそうに演じているのは、
声優達がこの作品のセリフを楽しんで吹き込んでいるからだと思いますね。

1期から多数のOVAを挟んでの2期なので、相当キャラがこなれて、
どのキャラも違和感なく自然体の耳年増系エロトークで楽しませてくれます。
OVAで登場したらしいキャラも居て、「OVA見てね」とかで済まされ、
即座に通常営業はこの作品らしいです。
まあ、観るべきなんでしょう。

現在まで43話制作(うち2話分は劇場版1本)の思いもよらない大作化に、
その人気を確認できました。

これから観る人は1期視聴後に出来るだけOVAも観たほうがいいみたいです。
そして、1期は2期を観るためにあると言ってもいいほどの充実した作品と言えます。
エロくないエロトークの連発は高校生日常アニメと言ってもいいくらいの、
ゆるいギャグアニメ。

畑ランコで新井里美さんの声に初めて萌えたような気がします。
もちろん代表作は「白井黒子」ですが、「桜井小蒔」「シャッタッ君」「マジカロイド44」
など、特徴的な声を生かした役が多く、可愛らしさを前面に出したのはこの作品くらいでしょうか。

ギャグアニメの名作級に大進化、劇場版が見たいですね。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 31

65.2 4 椎名へきるアニメランキング4位
地獄少女 三鼎[みつがなえ](TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (299)
1819人が棚に入れました
最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。
深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。晴らせぬ怨みや世に不条理はつきもの。納得できない理由や状況に抗えぬままに悲惨な運命を辿る者は多い。
地獄少女=「閻魔あい」は彼らの悲痛な叫びを聞きとげ、依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「地獄流し」へ至る方法を語る。ただし、「その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる」とも言う。
地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…。
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

素晴らしい作品群です。理不尽動機ストーリーの三期です。

個人的にはテレビシリーズのアニメとしては最高峰ともいえますし、
一部の作品は何度でも繰り返して見られます。
能登麻美子をはじめとした声優さんたちの怪演も良かったです。

この三期についてはストーリー的には残念ながら一期、二期よりも出来は落ちて、イマイチな回もあったようです(今では認識が変わって三期が実は一番面白いかもと思うようになりました。ただつまらない回があったのは事実です)。
まあ、一期・二期とは作品の趣がだいぶ変わって、賛否両論ですし、好きな人は「三期が一番面白い」と言いますし、嫌いな人は「地獄少女シリーズに入れたくないくらい嫌い」と両極端な傾向があります。
四話の「兄貴」を見てどう思うかが分かれ目かもしれません。声優さんも地獄少女ラジオで「こんな事で流すの⁉」と言ったくらい酷い動機でした。
それと、音楽も結構好きです。最初は気に入りませんでしたが、聞き慣れているうちにだんだん好きになりました。一番好きなのは一期のEDですが。

三期の平常回で個人的に気に入った話しは「スペシャルレディオ」「兄貴」「兎と亀」が三大傑作で少し落ちて「狂った果実」「はぐれ稲荷」「うつせみ」「うしろの正面」「華と月」などです。ラスト展開も二期ほどではないがなかなかに好きです。

さて、個人的には三期でももっとも好きな部類に入る「スペシャルレディオ」ですが、
この回を評価する人は地獄少女ファンの中でも正直、少ないかもしれません。人によっては単なる「凡作・駄作」だという人もいるかもしれませんね。
しかし、私はあまりの依頼者の意味不明の思考・行動が怖かったです。
「はぐれ稲荷」も電波回でしたが、この回はそれをサラッとやってたのが何だか怖かったです。
最後にはなんだか、ラジオに抱き着いて「女の顔」になってたのがきました。
依頼者の思考が描写されなかった一期の「病棟の光」を除いては最も、対象者を流した動機に理解が苦しむ作品でもあります。
それとあとで知った事ですが、この回の依頼者の少女の声優が実に意外な人物でした。
なんと、今をときめく {netabare} 悠木碧 {/netabare}なんですよね。
こんな10年近く前の作品で今や超売れっ子の彼女がこんな奇怪な少女の役をやってたのが個人的には驚きでした。

蛇足
{netabare}個人的には「スペシャルレディオ」は私には物語の主旨とは別の意味でショッキングな話しでした。ラジオの番組の裏側の世界を知ってしまってかなりのショックを受けました。
そういう意味で主役の少女に感情移入してしまいました。主役の少女が奇怪な行動を取った気持ちがなんとなくわかるような気がします。ショックのあまり軽く気が狂ったのでしょうね。
私はまだ若い声優さんたちがよくあんなに面白いラジオ番組が作れるなあといつも感心していつも特にアニメ系のバラエティラジオ番組とかフリートークCDを聞いていたのですが、
実際は「完全台本」とまではいかなくても、おそらくは「放送作家」による台本の部分と打ち合わせの部分がかなり多いんじゃないかと思うようになりました。{/netabare}

蛇足その2
この地獄少女三期の主人公とも言える御景ゆずきですが、女性ファンを中心に批判的意見が多いです。
OPでも「謎ダンス」というシーンがあり、それにケチを付けている人もいました。
私も昔は「影が薄い」と思ってましたが今では大好きです。
ちなみに、彼女は二次作品のCR地獄少女やゲームの地獄少女でさらに魅力的に描かれてます。
特にPS2の地獄少女澪縁はファンならプレイしておく事をお薦めします。

あとCR地獄少女の静寂の花火という歌は神曲ですね。
検索して聞いてみてください。

蛇足その3
この地獄少女三期は「地獄コント」が冴えてます。
なかでも六話の「私のセンセイ」のサスケふうのは良かった。
しかし、一期で地獄少年ジルの猛攻撃を食らっても平然としていたあいが女生徒のキックくらいで大ダメージを負う矛盾は良く指摘されてます。
あと第十二話の「地獄のグラフ」は話し自体は地獄少女全話の中でも最もつまらないくらいの作品ですが、実写を使った地獄コントは必見です。

蛇足その4
三期は平常回は批判が多いですが、13話、24~26話のメインストーリー回は面白くオススメです。

蛇足その5
やや批判的意見ですが、 {netabare} 一期、二期では人情味に溢れていた三藁がやたら標的者・依頼者に冷たくなっていたのが気に入らなかったかもですね。
一期、二期では「同情の余地のある標的者」には基本的には制裁(地獄コント)がなかったのですが、三期ではそういう標的者も制裁される割合が多いです。
例えば、更生して自分の罪を土下座までして謝罪したアイドル歌手、ただ自殺を止めただけで逆恨みで流された少年などもたっぷりと制裁されてました。
母親がふしだらな生活をして我が子に嘘を強要し家事を押し付けてたのを見かねて先生などに相談するように薦めていた少年が流された時も三藁と山童ときくりは「君は心配しているふりして野次馬根性でクビを突っ込んでるだけだ」とか言って標的者責めまくりでした。彼はそんな考えではなかったように思えるんですけどね。

二期での「絆」「沈黙のまなざし」での一目連、「黒の轍」「この国のために」での輪入道、「悪女志願」での骨女のような標的者もしくは依頼者を気遣った優しさや人情味はどこかに行ってしまってましたね。そこだけが残念でした {/netabare}

蛇足その6
三期ではとにかく地獄流しで理解に苦しむような「奇妙な動機」の話しが多いです。
むしろ、いかに変な動機で地獄流しが行われるかが主眼みたいなもので、
三期の監督であり原作者のわたなべひろしさんの考えが反映されてます。
わたなべさんは地獄少女のテーマは「理不尽」「不条理」であるとも言っていて、一期、二期の「勧善懲悪(依頼者も流されるとはいえ)」中心な物語とはかなりニュアンスが違っています。

例えば二話で「電気屋の亭主が妻を虐待していて、少年が善意から亭主を地獄流ししたあとに電気屋の妻が失踪した理由」を聞いた時は驚いたものです。
理由{netabare} 電気屋夫婦は実はSM関係にあり、電気屋の奥さんは激しい虐待を受けながらも実は夫を愛していたため夫が消えた悲しみで失踪した {/netabare}

さらに最近、その魅力を発見したのは「兎と亀」という回です。
とにかく酷いデンパ動機と、大した落ち度もない標的者に対する、屈辱的とも言える地獄コントの制裁に戦慄しました。
おとなしくてスローモーな依頼者の性格にも恐怖を感じました。「こんな子がこんな残忍な事をするなんて」と思いました。
平常回では兄貴やスペシャルレディオをも抑えて最高傑作かもしれません。
とにかく動機があとで聞いた時に驚きました。
動機{netabare} 兄が「大きくなったらお前を俺のお嫁さんにしてやる」 という約束を忘れていたから{/netabare}

「うつせみ」という回も驚きでした。
驚いた理由{netabare} 誰もがモンベア婆さんが元凶でを流されると予想されてたのに意外な黒幕と元凶が居てそちらが流された{/netabare}

「華と月」という回は異色回。
理由{netabare} 双子のどちらがどちらを流したか最後まで明かされなかった。どちらが流したか想像する事で物語の構図が大きく変わる{/netabare}

三期の舞台について
{netabare}「ゆずきは幻を見せられていた」そうですが、三期の賽河原 市であった地獄流しや事件に関しては全て本当にあった話しなのは間違いないでしょうね。ゆずきと関係のない場所や状況や人間関係で起こった話しが多すぎですし、
ここからは私の推測ですが、ゆずきは自分が幽霊だという事を他人に認識させない能力を持っていたのだと思われます。ただその力が終盤に失われていったという事でしょうか?{/netabare}

追加
不思議なもので、四期を見終わったあとはそれまで一番評判が悪かった三期が大好きになってしまいました。
① 理不尽・不条理ストーリー&動機、依頼人はデンパばかり
② 地獄コントがパワーアップ、ターゲットが善人だろうと同情できる人物だろうとかまわずフルボッコの理不尽さ
③ ゆずきが魅力的、前半は体からあいが出てきて、後半は地獄流し阻止に努力しようとし、最後に地獄少女になって暴走する
④ 出来の良いサイドストーリーのPS2ゲーム、地獄少女澪縁がある

今では一番嫌いだった、三期が一番好きになってしまいました。

---------------------------------------
あと、よろしかったら、私の一期、二期、四期のレビューも読んでおいてください。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「三は三叉路、わかれ道。 守りたいのは己か人か、常世の夢か。 襞の乱れは、三鼎。 終わることない、阿鼻の宴。 時に分け入り、扉が開く。 晴らせぬ怨み・・・晴らします。」

この物語は「地獄少女」の3期に相当する作品です。
地獄少女「閻魔あい」が地獄送りを行う主軸は基本的に1話完結型ですので、どこから視聴しても主軸を見る分には問題ないと思います。
ですが、閻魔あいや三藁の存在理由やある特定の人にだけ生じる現象の解明といったサイドストーリーをしっかり堪能するなら、ボリュームは半端ありませんが1期からの視聴をお勧めします。

私は1期から視聴してきましたが、結果オーライだったと思っています。
なぜなら物語の中で上述したサイドストーリーの比率が回を重ねるごとに上がってきましたから…

2期のラストは私にとって衝撃以外の何物でもありませんでした。
だって、ややもすると物語の根幹が揺らぎかねない…そう言っても過言では無いほどの出来事が目の前で繰り広げられましたから…

こうして満を持して視聴に臨んだ訳ですが、今回もオープニングに色々持っていまれました。
前期の作画とキャラデザは綺麗だと思いましたが、それを遥かに凌ぐ美しい作画に心をがっちり掴まれた上、今期のキーパーソンである中学3年生の御景 ゆずきの様々な表情が目に焼き付いてしまったから…
もの悲しさに打ち震えるように俯き伏せた瞳…
本編では決して彼女の多くの笑顔が見れた訳ではありません。
ですが、数少ない彼女の笑顔の中で私が一番好きだったのは、オープニングでピンク色のワンピースで躍るシーン…
ぎこちなさが残るその手足の動きと笑顔がとてもアンバランス…
でもそれが彼女の最大の魅力だと確信していたから…

それにゆずきは只可愛いだけじゃありません。
ゆずきのCVはさとさとなんです。
これ以上のキャスティングは無い、と思えるくらい完璧な組み合わせだったと思います。
ゆずきの背負った儚く可憐で線の細いキャラを見事に演じられていましたから…
さとさとが準主役級のキャラを演じられたのはこの作品が最初のようですが、例えば経験不足の様なイメージは微塵も感じられませんでした。
むしろ、レビューを書くためにwikiをチラ見して知った事実にビックリしているくらいです。
さとさとの迫真の演技は、この作品の質を確実に高めていたと思います。

しかも、さとさとの出身は宮城県仙台市だそうじゃないですか…
仙台は私にとってもゆかりの地なので思い出がたくさんある場所です。
みやぎの絆大使を委嘱されているとのことなのでこちらも頑張って欲しいところですが、声優さんの仕事は激務なので決して無理はして欲しくないところです。

レビューから思い切り逸れてしまいました。

1期から3期まで全72話を視聴して思うこと…
地獄少女は、人気のシリーズなのでこれまで視聴してきた方も多数いらっしゃいますし、様々なレビューが飛び交っているようですが、私は1期より2期、そして2期より3期の方が面白いと思いました。

2期のレビューで地獄流しに至るまでに過程に幅ができ、「地獄少女に依頼=地獄流しの執行」という図式が成立しないこと…
地獄少女に依頼する動機が多様化したこと…

が面白さの理由だと記載しましたが、今期は2期以上に多様化された設定と、兎にも角にもゆずきと閻魔あいの関係が面白さに拍車を掛けていると思います。

2期ラストの出来事は衝撃的…それでも閻魔あいは地獄少女であり続けなくてはいけない…
例えそれがどんな代償を支払う結果になったとしても…
閻魔あいが地獄少女であろうとするほど、濁流に飲み込まれた木の葉の様に翻弄されるゆずき…

物語もゆずき同様、閻魔あいに翻弄され続けながらやがて真実への扉が開いていくわけですが、正直私の望んだラストの展開とはかけ離れていたと思います。
いいえ、ラストに何かを望んだ訳ではありません。
ラストきっとハッピーエンド…だったんだと思います。
全ては有るべき姿になった…のだと思います。

でも、何故なんだろう…
ハッピーエンドの筈なのに、どうしてこんなに切なさを感じるんだろう…
どうしてこんなにも心がざわつくんだろう…

ゆずきとあいが交わしたラストのやり取り…
涙で前が見えなくなりましたが、決して忘れることは無い大切なシーンだと思います。
これも優しさ…こういう優しさもあることを知りました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、北出菜奈さんの「月華-tsukihana-」
エンディングテーマは、能登麻美子さんの「いちぬけ」
能登さんのエンディングが嫌いな訳ではありません。
でも、この作品…もうオープニングが素晴らし過ぎました。
曲調、オープニングアニメの全てが胸に刺さった気がしました。

2クール26話の物語でした。
とにかく凄かった…
凄かったのは、きっとゆずきの存在そのもの…
ゆずきの配役は準主役と記載がありましたが、この3期だけみると準主役以上の存在感があったと思います。

これでようやく「地獄少女 宵伽」に繋がりました。
相当の時間は費やしたと思います。
でも費やした時間以上の見返りを貰った気がします。
視聴して良かった…今は心の底からそう思います。
それでは、いよいよ「地獄少女 宵伽」を視聴したいと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

深く、重みのある美学を感じた

{netabare}
二籠で紅林拓真を地獄に流すことができず、人面蜘蛛に地獄へ連れて行かれたあいが、蜘蛛の命令かは??だが、次の地獄少女となるべきのゆずきに憑依して地獄少女になることを本人に気付かせるという設定からストーリーが展開されていく感じです。

御影ゆずきをメインにしてストーリー展開がなされる。怨みを晴らすために地獄通信を使う人々の浅はかな私怨をゆずきは感じ取り、地獄少女の存在意義を否定し続ける。親友の秋恵が地獄に流されたときも、ゆずきは地獄少女を憎み否定する。ゆずきの地獄少女に対する憎悪を閻魔あいは肌で感じ、心から彼女の境遇の不憫さに心を痛めていたに違いない。
 
やがて、あいはゆずき自身に自分が彷徨える霊体であることを気付かせるため、少しずつゆずきの幻想世界を削っていく。そして思い出したくないゆずきの過去を本人に思い出させる。
 
両親の不遇な死を目の当たりにして誰も助けてくれない人々を憂い嘆きながら幼い生涯を閉じたゆずきの過去はただただ可哀想で涙が溢れた。
 
そのゆずきが閻魔あいの跡継ぎとして地獄少女となるが、感情や私怨を禁じられている地獄少女のしきたりを守ることができず、ゆずきは地獄に送られそうになる。一連の彼女の行動を観てくると、彼女の優しさや倫理観・正義感を押し殺して地獄少女になるのは無理だろうと思っていたので、至極当然の成り行きであったと思う。
 
閻魔あいは掟を破り地獄送りにされそうなゆずきを助けるために、自らを犠牲にしてゆずきを成仏させる。ゆずきはこの閻魔あいの愛情を受け止め安らかな気持ちで成仏する。この閻魔あいの優しさに感動せざる得ない。愛は地獄少女から解放され成仏する道を捨て、ゆずきを助ける。愛はゆずきの境遇が自分の過去と類似していることもあり、見捨てることができなかった。
 
地獄少女の最後は二籠でもそうだったが、いつも淡々と地獄へ送る閻魔あいが唯一心を乱す事象が展開される。『自分と似たような境遇』の人を地獄へ流すことができない愛の弱さ、地獄少女としての不完全さを露呈させる。
 
しかしこれが重要な点だ。淡々と表情を変えずに冷徹に不条理な私怨で送られてきた人々をも地獄へ送る冷徹な感じさえ漂う閻魔あいの根底に灯されているかすかな炎が、自分の過去と重なる事例にあったときに燃え上がり、本当の人間としての自分に戻る。
 
愛は村人を焼き殺した自分の怨念を心から後悔し、そのような私怨を自分と同じ境遇の人に持って欲しくないのだ。そういう人(ゆずきや紅林拓真)を成仏させたいという気持ちが捨てきれず、地獄少女としてはあってはならない最大限の優しさと情をかける。この時にあいがどのような人であったのか、どのように感じながら地獄少女を続けてきたのか・・・と慮ると心が苦しくなり胸が詰まる思いになるのだ。

地獄少女の核心は、人間の怨念の醜さ、不条理さ、命に対する尊厳の希薄さ、やがて背負う自分の罪の重さ(死んだあと地獄へ落ちる)も考えずに地獄少女を通じて怨みを晴らそうとする人々の心の弱さと恐さ・・・その部分がピックアップされがちだが、そこが見所ではないと私は思う。
 
破ってはならない掟に縛られていても、自分と同じ道を歩ませたくないという気持ちから地獄に流すことができない閻魔あいが本当に愛おしい。完璧な仕事を全うするよりも、全てを失っても自分の人間としての感情を優先させるということ・・・地獄の使者となっても人としての尊厳を持たせた所に、高貴な美学を感じたし、実はこれが地獄少女の命題ではないかと思った。
 
この美学に至るまでのプロセスが完璧だったのが二籠で、三鼎は二番煎じな感も否めない為、若干減点というところだ。それでもこういう『重みのある人間性』の表現の仕方はとても好きだ。
 
地獄少女は私にとって、とても重みのある深い内容でした。閻魔あいの深く慈愛に満ちた本来の人間性に最後は涙しました。閻魔あいには救いのない話でしたが、それが地獄少女のストーリーの高貴さなのでしょう。 
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

64.1 5 椎名へきるアニメランキング5位
王ドロボウJING-オウドロボウジン(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (94)
675人が棚に入れました
『王ドロボウJING』(おうドロボウ ジン)は熊倉裕一による日本の漫画作品。1995-1998年まで『コミックボンボン』(講談社)にて連載。アニメがNHKのBS2で全13話が放送され、その後OVAも製作された。また、ゲーム化もされている。“王ドロボウ”であるジンとその相棒キールが、目的のモノを盗むための冒険を描いた物語。

声優・キャラクター
斎賀みつき、中尾隆聖、三木眞一郎

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

輝くものは星さえも、貴きものは 命すら、森羅万象たちまち盗む王ドロボウ

今はなき月刊コミックボンボンで連載されていた同名コミックを原作とした作品。放送当時小学校低学年の私に大きな衝撃を与えた。
当時は内容の半分も理解できてなかったが、とにかく主人公のジンのカッコよさと作中に登場するジンガールの可愛さだけは理解してた。


それから10年くらい経って再視聴、結果10年越しに大ハマりする。
本作の魅力は言葉遊びを用いた軽快なセリフ回し、各編に登場するジンガールと呼ばれるヒロインたち、そして主人公のジンが訪れる舞台の世界観にある。
スクーデアリ・エレクトロによる作中の楽曲も作品の世界観に非常にマッチしており、多くの人におすすめしたい作品である。

作品の魅力の割りに知名度がまあない作品なので、このレビュー見て気になった人は視聴して布教していって頂きたい。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

夕永 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

王ドロボウJING

人にはギャップというものが必要不可欠である。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
------------------------------------------------
・声優がベテラン多し!安定してみれるのでは?
・主人公が子供の割りに大人びているそのギャップに惹かれた
・音楽がアニメにあってる→みやすい
------------------------------------------------
・ストーリーが煎じすぎるのかも^~^薄く感じた
・唐突すぎる気づいたらよくわからず終わってた
・物語に都合がよすぎる点が少しある…かな
・個人的に作画の書き方があまり好きではなかった
------------------------------------------------
◎名前に注目!


口大変満足 口満足 ☑普通 口不満…"φ(・ェ・o)~カキカキ

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

林檎´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ハートも奪うロマンチックなドロボウですね♥

王ドロボウJINGとカラスの相棒キールが様々なモノを盗んでいく物語。話は一話完結するタイプですね(前編後編に分けられてるものもあります)

主人公ジンはクールでカッコいい!相棒のキールはお調子者カラスのくせに人間の女性に恋をしてしまうほどの女好きw そんな彼らの息はぴったりで、様々な危機を回避して目的の物を盗む姿はカッコいいですね!OPとEDは、ともにクールな感じで良い。「次回のJINGガールは」というフレーズも個人的にすきですw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

63.5 6 椎名へきるアニメランキング6位
魔術士オーフェン Revenge(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (30)
295人が棚に入れました
魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了した「魔術士オーフェン」の新シリーズ「魔術士オーフェン Revenge」。旅を続けるオーフェン、クリーオウ、マジク、レキの一行は大陸随一の温泉・セーオンに到着するが、そこはドン・ボナパルト率いるボナパルトファミリーが支配する街だった。なぜか魔術士を恐れるボナパルトはオーフェンたちの到着を知り、あるたくらみを企てる…。

声優・キャラクター
森久保祥太郎、飯塚雅弓、南央美、伊倉一恵、椎名へきる、吉田小南美、川上とも子、斎藤千和、鈴木琢磨、難波圭一、染田清之、嶋村薫

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1期以上に面白い

原作にないオリジナルストーリーで続編を展開。
その面白さは1期以上で、元々豪華だった声優陣にさらに林原めぐみが加わった事は非常に嬉しいところ。
1期からあまりよくなかった作画がさらに悪くなった事以外はすべて素晴らしい作品です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

我は放つ,光の白刃!Ⅱ

1期より、軽い感じになっている。

新キャラの「ドジっ娘・メガネっ娘」が、
旅の仲間となり話が進んでいくけど、
ノリとギャグに寄せているのか、イマイチだった。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

しーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

20164

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

63.7 7 椎名へきるアニメランキング7位
DNA2 何処かで失くしたあいつのアイツ-ディエヌエーツー(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (58)
280人が棚に入れました
DNAが人に無意識の行動指令を与えることが解明され、DNAの書き換えによって人の行動を制御する技術が確立された、63年後の未来。63年後の未来は人口増加により、子供を2人以上作ったら死刑という法律が作られるほど、人口過密に悩まされていた。そんな時代に、女性を虜にするDNAの持ち主メガプレイボーイ(以下、メガプレ)が、すでに100人以上の子供を残していることが発覚する。100人以上が持つメガプレDNAにより人口増加に拍車がかかることを危惧した政府は、“DNAオペレーター”葵かりんを過去の時代に派遣し、最初のメガプレDNAの持ち主である男のDNAを書き換えることにした。しかし、その男である桃生純太は、女にモテず、さえない、おおよそメガプレとはほど遠い人間だった。かりんは予定通りに仕事を果たしたはずだったが、実はDNAを書き換える弾(DCM弾)を取り違えており、純太はメガプレに覚醒する片鱗を見せ始める。
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

超有名ビッグバンド二組を育てた迷作

シャランQの名曲シングルベッドがEDと劇中BGM
ラルカンシェルのデビュー曲が OP
とまあ、なんと贅沢な OP&ED

これは元々知っていた情報なのだが
本作については見ていなかった

以前から気になっていたんだけど、ようやく見ることが出来ました

内容は
22世紀の日本は 人口爆発で人口増えすぎて困っていた
そんな中、様々な女性と付き合い子供を100人産ませる
メガプレイボーイという(以下メガプレと称する)存在がいた
その系譜を辿ると 20世紀に 桃生純太という高校生が 最初のメガプレ
ということを突き止めた時間管理局
その桃生純太のメガプレ化を阻止するべく、20世紀にタイムマシンにより
エージェント を送り込み 純太のDNAを操作することでメガプレ化阻止を目論む
このエージェントがかりんちゃんという女の子 メガプレ純太に惚れてしまい、ミイラ取りがミイラになるというお話

ターミネーターのオマージュなのかな
ポンコツヒロイン自ら過去に飛び 主人公純太がメガプレにならない様に行動するわけだが
ことごとく失敗 その結果 余計メガプレになってしまうという話だから
完全にターミネーターと同じ道だ(ターミネーターはポンコツじゃないけどね)
純太は何もしなければ、全然もてそうにない、ダメダメな男子高校生だったんだけどね
女性アレルギーでちょっとエロい物みたりすると吐き気を催しゲーゲーしちゃうくらいダメダメな男だったのに

キャラデザ
ヒロイン、サブヒロイン含め女の子は 4人
未来から来たかりんちゃん、幼馴染の亜美ちゃん 亜美ちゃんの友人で新体操部のことみちゃん、学年一の美女 倫子ちゃん
みんな、なんかエロゲを連想させるキャラデザ でもエロゲ原作では無くジャンプ連載漫画だった。

純太のキャラデザは ドランゴンボールかい!!と思うほど
悟空に良く似ている
特にメガプレに変身するシーンなんか、そのまんまじゃないか!と思ったわ
変身することで腕っぷしもサイヤ人の様に強くなる
もちろん バトルするスーパーサイヤ人的敵キャラも準備されている
倫子の元カレでプレーボーイの竜二
{netabare}ポンコツかりんちゃんが メガプレ抑止DCM(Dna Controll Medicine)弾
を純太に向けて発射するのだが、純太への気持ちに心が揺れ
手元が狂い 竜二に命中してしまう
{/netabare}竜二はその影響で特殊能力を手に入れ サイヤ人化し
倫子の心を奪った純太に復讐しようとする

作画は、昔の作品なんで 画は綺麗じゃない


感想
しかし、これほど、BGMと内容が合わない作品も初めて見た
というか、BGMのシングルベッドが良すぎる
純太がメガプレに変身して、女の子を口説く時に流れるんだけど
歯の浮くセリフを言ってる時にこの曲のオフボーカルバージョンが流れる
確かにリアルで女の子口説く時に使うなら効果的かもしれないが
アニメじゃやっぱり、全然合わない
でも、そこが笑えるんだけどね
そういう風に女の子口説く奴って、女の子から見たら
私と同じ様に バッカじゃないの!!って思ってるんじゃないかと思ったわ
そうは言っても 流石に最終回でアミちゃんとのラブシーンで流れた時だけは
合ってたな、まあまあの感動シーンだったからね

なんだかんだ言って結構笑えたし面白かった

ラルカンとシャランQのファンなら話のネタに観てみるのもいいかも^^

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

ま いっか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

原作:桂正和

これは親に隠れてコッソリ見るやつ。
原作は週刊少年ジャンプで連載された、ちょっとエッチなSFラブコメ漫画。
原作者の桂正和先生といえば、最近では『ZETMAN』がアニメ化されたり、『TIGER & BUNNY』のキャラクター原案を務めたりと、まだまだご活躍のお方。

ざっとあらすじ。
女性の色気にあてられるとピンクのゲロを吐いてしまう男の子が主人公。
だがそんな彼が将来は、何人もの女性を虜にして100人の子供を産ませる"メガプレイボーイ"になるらしい。それを阻止する任務をおって、未来からカワイイ女の子がやってくる。
しかしその任務は失敗し、主人公は徐々にメガプレイボーイの素質を見せ始めていってしまう…

まぁ古臭さを感じてしまう作品なので今更オススメはしない。
だけどハマれば、未来から来たカリンちゃんの、主人公に対する気持ちを思って涙ぐむくらいはできるはず。他の女の子も可愛いんだ、オナラしちゃう女の子とか。
残念ながら作画は崩れるけど、キャラの内面はちゃんとしてると思う。

OPはラルクの「Blurry Eyes」、EDはシャ乱Qの「シングルベッド」で、どちらも名曲。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆90年代の隠れた名作?

メガプレイボーイの遺伝子を書き換えるために未来から
来た葵かりんとその男の純太を中心とするラブコメ☆


ハーレムの雛形みたいな感じで面白い作品です(*^^*)
エンディングでシャ乱Qが歌うとき静止画像なのが
時代を感じます。


製作-パオハウス


日本テレビ1994.10.7-12.23全12話+OVA 3話
17:30-18:00

主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

63.4 8 椎名へきるアニメランキング8位
3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?(TVアニメ動画)

1993年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (33)
188人が棚に入れました
 3丁目に住む岡本たけしの飼い猫のタマと、その友だちの猫や犬たちが活躍するアニメーション作品。1993年にTBS系列で放映されたTVアニメで、「クリスマス・イブのなぞ(前・後編) 」「あけましておめでとう」「たけしの初夢」などのエピソードが全9回の構成となっている。 本作は、『走れ!白いオオカミ』『ごんぎつね』を手掛けた前田庸生が監督し、笠原弘子、坂本千夏、荒川太郎、渡辺真砂子、椎名へきるなどがメインキャストとして出演している。

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

極めて希少な神アニメの1つ

これはすごいアニメでしたね
ただの子供向けのネコアニメと思ったら大間違い

シリアス展開の目白押しです
それも1つ1つがレベルが高い
才能のある脚本家が書いたのでしょうか?

見終わったアニメをふと思い出したとき、
「これってどんなアニメだったっけ?」っと思うことが大変多い・・・
自分が見終わった後かなり経っても内容を覚えているアニメは
よほどのクソアニメか、よほどの神アニメ、のどちらかです

このアニメは昔の作品にも関わらず、そんな自分の記憶に深く刻まれた
数少ないアニメであります!
もちろん!良いほうでね!!

とにかくシナリオがいい!!
これに尽きる
絶対見てみるべき!
と、推奨してみます

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

世代からはずれてて作品自体は見たことがない人でも小学生の時の漢字や算数のドリルの
キャラクターとして使われてたので知ってる人は多いんじゃないかな?

かわいらしい猫、犬の仲良し集団のはちゃめちゃな日常を描いたアニメ

1期は人間の顔は映さず、タマたちは途中までは人間の言葉は喋らない
モモ登場からタマたちは喋るようにたけしの声が変わった。

・・・まぁ本筋の感想は2期の評価のほうで

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

昔を偲ぶ 俺が園児~小学生の頃

ビデオでよく借りて見てたな
確かタマって人前じゃあ喋れなかったな
これって出会いと別れも焦点を当てていたのか

中の人も今じゃあ40代ばっかりだ
よく見たネタは
ベーがいっぱい
天才ポチの伝説
パラダイス・オブ・カニカン
猫ノ巣城(前編後編)
だったな

何故覚えているのだろうかwww

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

63.8 9 椎名へきるアニメランキング9位
プラスチックリトル(OVA)

1994年3月21日
★★★★☆ 3.6 (13)
62人が棚に入れました
プラスチックリトル 『プラスチックリトル』は、人気コミック作家・うるし原智志とよしもときんじが原作の、遥か彼方の惑星が舞台となるSFスペクタクルロマン。軍から追われるイリーズとティータ、彼女ら2人の愛と友情と冒険を描いている

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

47分くらいのOVA作品です。

話は殺された父親の敵を倒すといったわりと普通な感じですが、
短時間にしてはティータとイリーズの友情はきちんと描かれていて良かったかなって思います。

まるでプールのウォータースライダーのようなものから
着地点ティーカップみたいなお風呂が楽しそうでした。
キャラデザおよび映像は良質な感じでその辺は見てて楽しかったです!

だけどせっかくの面白そうなペットショップハンターという職業は
他愛無い雑談や軍と生き物を扱うのでは違うといった話
などでは触れられたもののストーリー的には
あまり意味を持ってなかったのは残念かなぁー。

お色気シーンは要らないなぁとは思いつつも
OVAあるあるだからわざわざ言うまでもないのかな・・・?
と多少は思ったけど強調しすぎだとは思いました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

ねねねねの さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おっぱいへの情熱を

モロ乳首の観えるアニメ。
見所は絶対おっぱい。
ストーリーは普通ですが、おっぱいだけは抜きん出た情熱を感じます。
媚びた適当にエロけりゃいいんでしょ的な描き方でなく、本当になまめかしいおっぱいを描きたいんだなと(笑)
大きさごとの揺れの具合から浮き具合から…

すべてのことに言えますが
情熱を注いだ部分に人は感動します。

製作者はどんだけそこに情熱注いでるんだと、言いたくなります。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

55.9 10 椎名へきるアニメランキング10位
真・女神転生 東京黙示録(OVA)

1995年6月21日
★★★☆☆ 3.0 (11)
60人が棚に入れました
 人気ゲーム「女神転生」シリーズのOV化。普通の高校生、相馬小次郎は夢を見ていた。炎に包まれた東京と悪魔が作る暗黒の世界。小次郎に語りかける落ち武者の姿をした悪魔。それと同じ夢を見てうなされる八神咲は小次郎と同じ学校に転校してきた少女だった。二人が出会い、平和な学園は一転して悪魔に狙われる城と化す。そんな二人に不思議な力が宿る。それは悪魔と戦い、夢に見た崩壊していく東京を救うという何者かのメッセージなのかもしれないのだが…。

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

伝奇アニメ幕の内弁当

2019再観。
ン十年ぶりに見ると趣深いものがあるわー。好き。

「女神転生」シリーズの特徴である秩序、混沌、善、悪、といった各勢力のせめぎあいを長くはない尺の中でなんとか表現しようという意欲は感じられる。
各キャラ1回は見せ場があるのも好感。
その他、ケルベロスや、悪魔召喚プログラム、平将門公など、メガテン的お約束ガジェットも盛り込まれており、物語が全くの別物であることを除けば(それが最大の問題という気もするが…w)むしろ良質なゲームのOVA化と言えるのではないだろうか。
ゲームの物語の壮大さを考えればOVAではもちろん、TVアニメでもやりきれたかどうか…という気もするしな。
『とにかく原作通りに!』という近年の風潮に飽きてきた身としては新鮮にみれた感。(もっとも、当時は「全然違う!」と憤ってた記憶もあるが…)

アニメの出来としては大貫健一のキャラデザはやっぱいいなあとか、緑川光を筆頭に豪華な声優陣に微笑んでしまうとかその程度。
ちょいちょい裸も出るんだが、髪ブラになってるキャラと、そうでないキャラの差はなんなんだろう(笑)

あと、主人公とライバルキャラの関係性がデビルマンっぽかったり、忍者、ゴスロリ、坊さん(ジジイ)、ボディコン女魔術師、甲高い声でしゃべる雑魚悪魔など、伝奇もの定番が詰め込まれてるのも趣深い。
当時のスタンダードだったんかなー? 検証したいくらい。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

だんちょー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

原作レイプもいいとこですw

1995年のOVA作品。全2話。

原作ゲームはプレイ済み。

私はこのゲームの大ファンで世界中様々な神話や宗教をモチーフに独特の世界観を描いている素晴らしいゲームなのですが・・・

やはりオリジナルストーリーのアニメにするとダメですねwww

原作レイプもいいところですorz

絵もなんだか古臭くてひどいなぁ・・・ なんて思ってましたが、考えてみればエヴァとほぼ同時期。

これは単純にクオリティの低さの問題でした・・・

そもそも手に入れることすらもう難しい作品ですのでお勧めしませんwww

これ見るならゲームしてくださいwww

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

まあまあだったかな・・・

スーパーファミコンで最初に出されたゲーム

を元に作られた漫画が原作です。

登場キャラ等は漫画オリジナルで

ストーリーは『偽典・女神転生』と

一部関連するところがある。

ゲームも漫画も知らないので世界観等は

一切わからなかったのですが東洋ファンタジーと

西洋ファンタジーを一緒くたにした作風に

思いました。

原作ゲームも気になるのでプレイしてみようかな

と思いました。

作画は当時のものなので評価はしないことに

しています。

思いのほか見入ってしまった作品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

59.5 11 椎名へきるアニメランキング11位
不思議の国の美幸ちゃん(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.2 (10)
47人が棚に入れました
元ネタは不思議の国のアリス。
不思議の国に迷いこんだ女子高生「美幸ちゃん」が、不可思議な女性キャラクターたちに翻弄されるストーリーである。

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

タイトルなし

29分くらいのOVA作品で、ふたつの話に分かれていますが
内容としては両方変な世界に連れて行かれて、
いろいろと変なのに出会って基本ひどい目にあっちゃう~って感じの話です。
なんかそんな風に感じなかったけど一応CLAMP作品らしいです。

話としてはただただいろいろ起きるだけって感じで面白くないんですが
BGMによくあっていて、テンポだけは悪くないように感じたのが救い。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

☆CLAMP原作

不思議の国のアリスが元ネタで美幸ちゃんが
ワンダーランドで大変な目に遭う展開です。(^o^)

夢ってこんな感じですよね〜みたいな感じでした~☆*:.。.:*☆


「鏡の国の美幸ちゃん」と2話構成

New Type 掲載/ CLAMP


アニメイトフィルム制作 1995年6月発売

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

計測不能 12 椎名へきるアニメランキング12位
魔法騎士(マジックナイト)レイアース 増刊号(TVアニメ動画)

1995年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (1)
19人が棚に入れました
原作は1993年~1996年までの間、少女漫画誌『なかよし』に連載されていたCLAMP原作のファンタジーアニメーション。ある日、中学の社会科見学で訪れた東京タワーから異世界「セフィーロ」に召喚されてしまった3人の少女――獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風。彼女たちは何も分からないまま伝説の魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることになる。剣と魔法の世界で出会いと別れを重ね、数々の困難を乗り越えながら成長する3人であったが、旅の最後には衝撃的な事実が……。本作は、セフィーロ解放後に光がその軌跡を振り返る作りの総集編。

63.6 13 椎名へきるアニメランキング13位
ケモノヅメ(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (176)
911人が棚に入れました
食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」。その師範代である桃田俊彦は、事もあろうに愧封剣館長殺害の疑いをかけられた食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡してしまう。俊彦の弟の桃田一馬は、逃げた二人の追跡と愧封剣の館長職を継いで愧封剣の運営に乗り出す。元愧封剣メンバーの大葉久太郎の助力を得て組織の近代化を進める一馬だが、最近の食人鬼の激増による連戦で疲労の頂点にある隊員達と、 これを機に影の存在であった愧封剣を社会にアピールしたい一馬の間で亀裂が生じはじめる。

声優・キャラクター
木内秀信、椎名へきる、吉野裕行、柿沼紫乃、筈見純、内海賢二

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

エロティックバイオレンスホラーラブコメディ~?とある家族の壮絶な愛の味

2006年8月から11月までWOWOWで有料放送されていたせいで
知名度が低いのか。
あにこれでもレビュー数がとても少ないのが残念でならない。
監督は湯浅政明氏。全13話。70年代によくあったようなOPの演出と
ジャズのビッグバンドっぽい音楽、気性の激しさを感じるフォントがカッコいい。

【愛と欲と哀しみと】

食人鬼を狩るため、いにしえの時代から続く戦闘集団「愧封剣」
「愧封剣」という技は元々、「己の心の中にある鬼を封ずる技=救済でもある」
ということが1話で語られるのだが、この言葉に納得しながらも、
観終えた翌日の今日もまだ、余韻に浸りながらこの意味を考えていたりする。

「愧封剣」の師範代である桃田俊彦は、食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡。
しかし単なる逃亡劇にとどまらず、恋愛だけではない家族愛、親子愛、
そして無償の愛へと話が発展していく壮大さは見応え充分。

食うものと食われるもの、いわば天敵なのだが、見方をガラリと変え
食欲と性欲という密接に繋がった本能を主軸においた場合、
この作品はまさしく「愛と欲望の物語」なのだということに気づく。

しかし、愛や欲望なんて言葉にしてしまうと、ただただ相手の身体をむさぼり
溺れていくイメージが強くつきまとってしまいそうだが、、
それだけではない重みや、複雑な哀しみがこの物語にはあって、
各登場人物たちの過去や心情、事情などが明らかになっていくにつれ、
観れば観るほどに、どんどん惹き込まれていった。


【魅力ある登場人物たち】

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないが、
食人鬼のボス的存在の男も、なかなか男気があって魅力的だったし
6話や最終回で見せた異常なほどの大男、”ぼんちゃん”の気の優しさや、
ぼんちゃんのパパで、この物語の大きな鍵を握る大葉氏の狂気も
必要不可欠な存在であり、人間離れしながらも人間的なところは
あまりに哀れすぎて同情してしまうほどだった。
また、本能に素直で正直で、不死身かと思うほどの強靭な身体能力と
精神力の持ち主である俊彦は由香や利江でなくとも、
惚れてしまうセクシーさがあってすごくいい。

でも、俊彦の腹違いの弟で、父亡き後の「愧封剣」のため奔走した一馬や
一馬を支えつつ、許婚だった俊彦への自己犠牲的な深い愛情を示した利江、
そして彼らの父親たちの複雑でせつない想いにも泣けてしまった。
もちろん、由香と俊彦の深い絆と信頼、愛情にも・・・
それを象徴する、最終回のエンディングに登場する一枚の写真には、
「愧封剣」の真の意味を感じ取ることができ、こみ上げるものがあった。 


【印象に強く残った食事風景】

また、9話での老夫婦のエピソードもなかなか良かったし、
塩湖での、つかのまの幸せなひとときはちょっと幻想的で、
心に刻み付けたいシーンだった。 
それだけに、その直後の光景は衝撃大きかったのだけどね。。
ただ、6話の由香の誕生日と9話での老夫婦との食事のシーン、
利江の父親を訪ねていった時に出されたコーヒーなど見るに、
料理や飲み物は、その味そのものはもちろん大事だけど
それ以上に、「美味しいね」と微笑み合える関係と信頼のほうが
重要なんだなとあらためて考えさせられた。


【この作品の魅力】

映画やドラマのパロディも、シーンやセリフの中にちらほらあり、
ギャグとシリアスのメリハリあるバランスが絶妙で、
スパイスの効いたロマンスと辛口なアクションの匙加減にしても、
人間のエゴや愚かさ、本当の悪とは何かを、これでもかというほどに醜く描き
悪夢としか言いようのないグロテスクさとエロの曖昧な境界線までをも
露にしようとした試みにはほんと、飽きさせないなんてもんじゃなく、
恐れ入りましたという感じ。
また、アクションで特に発揮するカメラワーク、音楽の使い方も良い。
特にサンタラの唄うエンディングテーマ『好き』は、この物語のために
書き下ろされたとしか思えない歌詞で、その言葉選びも秀逸。
ちなみに全13話のサブタイトルを見ると、甘い、辛酸、苦味、しょっぱい、
隠し味や蜜の味、などの味覚を表す言葉が含まれているのだけれど、
最終回のタイトルは「味は関係ない」と締めくくっているのも、
いろいろな含みがあって素敵。

どれひとつとっても個性が強くて、おそらく万人受けはしないのだろうけれど、
個人的には今まで観てきたアニメの中のベスト10に入る作品になった。

そして湯浅氏の作品での特徴かなと最近気づいた雨の多用、
激しいアクションシーンで、しかも人の感情の昂ぶりや怒りに比例するがごとく
効果的に使われており、雨の降り方も強弱つけてあって、
そういうさりげなく繊細な部分も好みだ。

つくづく、アニメって総合芸術なんだな、と改めて気づかされたことが
観て良かったなと思ったし、嬉しかった。


最後に、記憶に残ったセリフのひとつ・・・
「気持ちだけで話すな。現実を見ろ!」

自分自身にも時々言い聞かせたい言葉だった。


【観終えたあとに考えていること】

それにしても、人を食べる・・いわゆるカニバリズムとは何だろう?
密林の奥地の人食い族には、どんな秘密と真実があるのだろう?
遭難などして飢餓状態にある時の、生き延びる手段だったり
宗教的なものの他に、確実に太古の昔から存在する事実。
学生時代、この「カニバリズム」について少しだけ探求してみたことが
あっただけに、今回の物語はすごく興味深かったわけなのだけれど、
側面的なことしか、まだ答えが出せていない。
もしかしたら、SMというフィルターを通すと案外、
わかりやすい答えが叩き出せるような気もしている。

究極の自己愛か、本能100%の真の性愛なのか食欲なのか。
冒頭で若い男が「食った(寝た)女の話」を友達に自慢するシーンが
描かれていたが、本当に「食う」のはそんな生ぬるいものじゃないなと
観終えてみてそれだけは今、感じている。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 42
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

湯浅デビルマンの次に観ると湯浅監督の主張が分かりやすい

【あらすじ】
普段は人の姿をしている「食人鬼」と、それを狩るために続く「愧封剣」の道場という二つの集団が暗躍する日本。そこで恋に落ちる一組の男女を阻む逃れられない宿命。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★★☆☆ 感動★★★☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★★☆☆

【ジャンル】
セックス&バイオレンス、爽やかじゃない恋愛

【こういう人におすすめ】
少なくとも子供にはおすすめしない。見ても何のことか分からないと思う。……というかR15指定でした(笑) 湯浅デビルマンで湯浅監督に興味を持った人が、湯浅作品を巡回するつもりならこれ見たほうがいいかなってくらい。

【あにこれ評価(おおよそ)】
63.6点。

【個人的評価】
高校生くらいの時に観て一度断念。意味不明でした。その後、湯浅デビルマンを観てから見直すと、湯浅監督の伝えたいことが分かる。ような気がする。主張がしっかりしてて個人的には興味深くみることができた。が、デビルマン同様、観ると精神を削られるのでもう観ない。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 私のベストアニメが「四畳半神話大系」。「夜は短し」はあざといの作りやがってと思いつつ観て、結局べた褒め。「ピンポン」も最高のアニメ化だと思っているし、「ルーのうた」はポニョのパクリだと指摘しつつポニョより好きだったという、憎らしいほど私の心を掴み続ける湯浅監督。デビルマンは非常にガツンとくるので全員におすすめは出来ませんが、私には原作の思い出補正がないので、非常に力強い良いアニメだったと思います。

 しかしやっと「別に見なくてもいいと思うよ」と言える湯浅作品に会いました(笑)
 
 とにかく分かりにくいので全力で見る必要があります。意外とノリ&勢いを重視しているので、「この猿なんなんだろう」とかは別に考えなくていいです。ストーリーは「手を放して、よそ見しながら」書いているような、直感的で俯瞰的な感じがします。なんて言えばいいのか難しいですが。肩の力を抜きすぎってことかな。


〇いいとこ
・9話、老夫婦のストーリー。この回がめちゃくちゃ面白いです。

・OP「オーヴェール・ブルー」唄:勝手にしやがれ
 ED「好き」唄:サンタラ

・「どっちだと思う?(俺の子か、お前の子か)」このセリフえぐいわ(笑)でもそれをサラッと言うところがカッコいいわ(笑)

・ラスト。{netabare} これが言わば、デビルマンに対しての湯浅監督の主張。状況、流れ、倫理、配慮などをすべて裏切っての、唾を吐きたくなるほど、涙が出るほどの「ハッピーエンド」。「味は関係ない」というのがラストのサブタイトルですが、「愛以外はすべて関係ない」みたいな感じ。この「どうしようもないハッピーエンド」がデビルマンの「どうしようもないバッドエンド」と対比されて良いですね。でもこの良さはデビルマン(もしくは他のバッドエンド作品)ありきですが。
 デビルマンのネットインタビューで、原作者の永井豪さんが「ラストまで描いてくれたことが一番良かった」みたいなことを仰ってましたが、もしかして「ラスト変更しませんか」みたいな議論があったのかな?それを皮肉ったインタビューの回答だったのかなってちょっと思いました(笑)
  (↑これは邪推)
{/netabare}

 主人公の突然来る下痢は多分、過敏性腸症候群というちゃんと実在する病気です(笑)
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

肉欲と愛と B+

一番最初に断らなければいけないこととしては、この作品は絵柄を重んずる人にはお勧めできないということです。最低限、公式HPでキャラクターの絵柄を確認してみてからにしてください。

物語をごく簡単に述べると、食人鬼を狩る「愧封剣」の師範代である桃田俊彦と、食人鬼の上月由香の許されざる愛の行方についてです。公式HPでは「ホラーテイストのバイオレンス・ラブ・コメディ!」と謳っています。

本来なら、この作品について満遍なく述べることができればよいのでしょうが、私の感じたことが少し偏っていると思いますので、どうかご了承下さい。また、読み手によってかなり卑猥と感じるような内容を含みますので、この先のかなりの部分を隠させていただきます。

{netabare}「愛した男は敵だった。抱いた女は殺人鬼。」とあるのをそのまま体現するかのように、濃厚なセックスシーンがあります。非常に生々しくて、いわゆる萌えとはかけ離れていますが、情欲をかきたてるのはむしろこのような描写なのだと感じました。よくあるエロアニメとは一線を画していると思いますので、この点もご注意いただきたいと思います。

この作品では肉欲とボーダーレスなものとしいて愛が描かれているように思えます。何も肉欲を蔑んでいる訳ではありませんし、むしろそこから発展する愛なんて無数にあるように思います。むさぼるように求める愛というのは描こうとしてもなかなか難しいように思いますが、この作品ではそれを直接的に表現しようと試みているので、見る人によっては拒否反応を示す可能性があります。

さらに徹底していると思ったのが、エンディングに花が出てきていることです。花は雄しべと雌しべ、それを護るように花弁があります。これらをそれぞれ、男と女、そしてベッドと置き換えてみるとどうでしょうか。OPがバイオレンスを表したものとすれば、EDはラブを(特にその秘め事の部分を包み隠して)表現したものであると思います。勝手な想像でいやらしいと思われたかもしれませんが、これは私が他でも見かけた隠喩です。{/netabare}

等々・・・私のように余り気にし過ぎなければ、普通にエログロアニメと捉えるでしょうし、それが妥当だと思います。

本作の絵柄は、荒々しいイメージのアクションシーンをより引き立てている反面、グロシーンに余りリアリティを与えずに済んでおり、視聴を容易にする役割を果たしていると思います。ストーリー展開も、最後の方で「んー?」と思う部分もありますが、落とし所はまあ納得できるまとめ方をしていると思います。ちょっと変わった絵柄に惹かれた方はぜひご覧になってください。OPだけでも是非。思わぬ拾い物をするかもしれませんよ。

色々と述べてきましたが、単に私がスケベなだけなので、許してくださいね。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16

63.8 14 椎名へきるアニメランキング14位
ヨコハマ買い出し紀行 Quiet Country Café(OVA)

2002年12月18日
★★★★☆ 3.6 (45)
185人が棚に入れました
 盛夏―。ラジオが颱風の接近をつげる中、老朽化したカフェアルファを心配したおじさんが、アルファさんをガソリンスタンドに連れていく。不安な気持ちで一夜を過ごした颱風一過。戻ったカフェアルファは大破していた…。これをきっかけに、アルファさんはカフェ再建の資金稼ぎのため、ちょっと長めの旅に出る決心をする。タカヒロやおじさんに別れを告げて、一人徒歩の旅に出立。

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

たしかめたのは ふつうのことです

「要らないシーンは、ひとつもない。」
ぶつぶつと独りごちながら、不思議なカメラで取り残されたような景色を撮り、じっくり豆を炒り、うまそうにコーヒーをすするロボットの女。
店を構えてはいるが「80%は私が飲んでるわよね…」という。


椎名へきるの情感のある声の微妙な揺らぎが独特。
お友達ココネと「それでね、」って話すのがナチュラルに「そいでね、」ってなってるのがしっくりくる。

原作を思い返すと、その声があっているのかは微妙で、も少し安定感や透明感のある声の方が受けがよかったのかな?とも思うんですが

私はこの、妙な色気のある、どっちに揺れるのか読めない、ひらひら振れる蝋燭の炎のような声も面白いなと感じました。
歌はちょっと…聴いててハラハラする…綱渡り感かな。

ゴンチチの音楽ももちろん落ち着くね。
コーヒーカップを前に日が暮れる。夕方の茜がかった暖かげな空が、静かな青にとっぷりと浸かっていく。雲間から月が現れた瞬間、青の中から夜の造形がさーっと浮かび上がる、その移り変わりが美しいです。

世界は果てたようにおおらかで、アスファルトには雑草がみしみし生えたり、海水からかつての道路標識が顔を出したりしている。
構成する人物も少なく、そう心波立たせることも起こらない。


原作など個人的な記憶************
原作連載時、同じ雑誌内に他に惹かれる作品もあったので、チラチラと読んではいたのですが、落ち着いたモノを求める年頃じゃぁなかったので、嫌いじゃないけどイマイチどう読んだらいいのかがわからない作品でした。

今はというと、ぼーっとできてる質なので、あえて癒しやほのぼのな作品は(アニメに限らず)…これ以上スローになってどうするんだ、と逆に落ち着かなくなってしまう。結局ドラマ性のあるモノを求めているかもしれません。

この作品に出てくる店のような暇ーな店の番をしてる時に(しかも悪天候で滅多に人が通りかからない日に)観てみたんですが、さらにぼーっとに磨きをかけている彼女を見てると、
「何処かに変わらぬ蝶つがいのように、ああいう彼女が居てくれるのも、いいよな」と、
ふと日常生活のなかの行動の切り替えの際に思い返したりするのでした。

ぐうたらな私がいかんとも働かないといけない時は、何処かの最果てで、代わりにコーヒーを飲んで居ておくれ。
************************


OVA1つめのシリーズのほうは、アルファさんの変わらぬ日常を淡々と描き、2つめのシリーズ(Quiet Country Café)のほうは、変化を通して旅に出る様子、旅の顛末を描いています。
どちらかというと2つめのほうがワクワクするな、と感じてしまうのはやっぱりドラマを求めてしまう感覚なんでしょうかね。
2つめのほうは、漫画を知っている人向けな感じもあり、細かい人物設定がよくわからないけどね。



「♪たしかめたのは ふつうのことです…」
遠くまで来た先で、見返したカメラの画像。なんの変哲もなかった日常の数々。こんなに懐かしくなるなんて、ここまでこないとわからなかった。
すこしススまみれになった顔をぬぐって、エプロンをはたいて、それから。
「よしっ 帰ろう!うちへ」
どんな風にアルファさんは帰っていくのかな。今なら原作を読んでみたいと思います。

あ、アルファさんかわいいです!こんな人がコーヒーいれてくれる店だったら通いたい。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 21

でんでん虫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

コーヒー2杯目

 BGMが『ARIA』と似てるなと思ったらどっちも「Choro Club(ショーロ・クラブ)」という人達が作ってたみたいだ。まったりのんびりした雰囲気も『ARIA』に少し近いし『さらい屋五葉』ともなんとなく似ているかな。こんな感じの雰囲気が好きな人は見てみるといいかも。私は結構好きだ。

 んで肝心の物語はというと、台風で喫茶店が壊れて、おじさんのGSに(もちろん一人で)一晩泊った後にやっと旅に出ることになる。そしてまたしてもゆったりまったりな旅道中。
 一方アルファが旅に出ている間に、同じロボのココネが喫茶店に泊ることになる。彼女はアルファのベッドで寝るのだが、やっぱり彼女は百合なんですかねぇ。枕撫でながら「アルファーさぁん」って…これもう完全にスーハ―してらっしゃいますね。はい。
 アルファはどのくらいの期間旅に出ていたのかよく分からないが、結局最後の方で喫茶店に帰ることを決める。

 この二つのOVAで馴染みの景色が無くなる悲しみや、誰かと知り合って少しずつ自分の場所が増えていく喜びが描かれているのは分かった。しかし『ヨコハマ買い出し紀行』の作品全体で何がしたかったのかは未だ不明だ。くそ、また一つ読みたい漫画が増えてしまった。

■その他
・今作はOVA1作目と作画が少し違う。私は1作目の方が好み
・続編はよ 

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

前作よりも王道寄り、マイルドなつくり

独特の世界観と、その表現はマイルドになり、
起承転結があって、いろいろイベントがあるので
前作より一般向けを意識したのかな?
というつくり。
色や間で語る部分が少なくなったというか。。。

特別なことはあまりなくても、
日々、気づくものがあるよ、っていうのが
この作品のいいところと思うので、
わかりやすい起承転結はないほうがよかったかなあ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

68.2 15 椎名へきるアニメランキング15位
魔法騎士レイアース-マジックナイトレイアース(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (197)
1090人が棚に入れました
人気作家集団CLAMP原作の初アニメ化作品。後半の展開は、少女漫画を基にした作品としては非常に珍しいロボットアニメとなった。東京タワーへ見学に来ていた女子中学生の光、海、風は異世界セフィーロへと召還される。そこで導師クレフより囚われのエメロード姫救出を依頼された彼女たちは、伝説の魔法騎士となって姫を虜にしたザガート打倒のために立ち上がる。だが、真に倒すべき敵はザガートではなかった?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CLAMP×ロボット×異世界召喚

◆総評:原作マンガは今読んでもかなりの魅力作だが、アニメはやや作品コンセプトに難有りか?

1994年~95年にかけて放送された少女マンガ原作・2章構成・全49話の長編アニメということで、さすがに最近のテンポ良く美麗なアニメばかり見慣れていると、脚本・作画・演出等いろいろと粗が目についてしまいました。
ただし、第一章のラスト2話は、かなり意外な展開で盛り上がるのと、第ニ章のラストも結構グッと来る良い展開なので、我慢して見る価値はありました。
全くの新規の方への視聴はお薦めできませんが、これまでCLAMP原作アニメを何本か視聴済みで、ファンになっている方なら、新たな発見もあって楽しめる作品かと思います。

◇以下、原作マンガ読了後の追記。

本作完走後、原作マンガ(『魔法騎士レイアース』(計3巻)、『魔法騎士レイアース2』(計3巻)の全6巻)の方も完走したので、アニメとの印象の違いについて若干の考察を加えます。

----------------------------------------------------------------
『魔法騎士レイアース』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.4
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1993年11月号~1994年3月号、1994年5月号~1995年2月号(計15回)

アニメの第一章(計20話) ※個人評価 ☆ 3.6
放送期間:1994年10月~1995年3月(※登場キャラ&シナリオは基本的に原作準拠だがエピソードの水増しあり)

『魔法騎士レイアース2』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.3
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1995年3月号~1996年4月号(計14回)

アニメの第二章(計29話) ※個人評価 × 3.4
放送期間:1995年4月~11月(※ただし登場キャラ&シナリオに大幅な違いあり)
----------------------------------------------------------------

・上記のとおり、アニメの第一章は原作の前半『魔法騎士レイアース』にほぼ準拠していますが、第二章の放送が始まる頃には原作のストックが尽きており、この第二章は原作とは別シナリオの展開となっています。
・ただし、第二章のシリーズ構成&脚本自体は、マンガ原作者(CLAMPの大川七瀬氏)が行っているので、アニメ制作側が原作マンガのシナリオを改悪した、というわけではありません。

・原作マンガの方は、マンガの制作技術そのものが20数年前とさほど変化していない(※技術進歩の著しいアニメと違って、その頃から既に完成の域にあった)こともあって、今の基準で見ても相当な魅力作・力作と思いました。
・一方、アニメの方は、本作が制作された1990年代前半~中頃の水準ではシリーズ構成/脚本/作画/演出のあらゆる面に関してまだまだ完成度が低く、

(1) 第一章では、引き締まった内容の原作に、予め決まっている放送回数に見合うように、当たり障りのないエピソードを水増しして、結果的に作品内容を希釈してしまっている印象。
(2) 第二章では、そもそも原作には登場しない重要キャラを複数登場させ、シナリオ自体も原作とは大幅に違ったものに変えたが、その際に、原作の方に一貫して伏流し、アニメの第一章でもその片鱗の伺えたシナリオ&キャラ&世界観設定の「CLAMPらしさ」が大きく毀損されてしまった印象が強い。

・本作の監督を務めた平野俊弘氏は、どうやらロボット&アクション作品に強い方らしいので、登場キャラの心情推移の細やかな描写に魅力のあるCLAMP作品(※本作のように一見、派手なロボット&アクションものの顔をしている現作マンガの場合でも、実際には登場キャラの細やかな感情の動きの描写に魅力があってこそ人気が出たものと推測します)の監督としては、やや不適任だった気が個人的にはしました。

※以上、まとめると・・・

<1> 原作マンガの方は、今読んでも十分に楽しめる、内容の引き締まった魅力作と思いますが、
<2> アニメの方は、当時のアニメ化技術の未成熟に加えて、内容面でも原作マンガの魅力が大きく毀損されている感があり、残念ながら、原作マンガを読んでその熱烈なファンになった方以外には余りお勧めできる作品とは思えませんでした。

※なお、本作の数年後に原作マンガの連載が始まり、本作と同じく連載途中でアニメ化の決まった、同じCLAMP原作作品 『カードキャプターさくら』では、本作での経験を上手く活かした?原作者大川七瀬氏が、最初からシリーズ構成を全部担当してアニメ化に際しての制作コンセプトを予め確り打ち立てている印象で、NHK製作アニメという制作環境の良さも加わって、原作マンガ以上にアニメの方が魅力的な作品に仕上がっているように思います。


◆視聴メモ
{netabare}
・光、海、風は揃って14歳(中学2年)
・信じる心が力となる世界セフィーロ
・ザガードは神官なので「猊下(げいか)」
・魔神=マシンつまりロボットなのか?それとも謎生物なのか?はっきりしない{/netabare}

◆作品情報
{netabare}
原作           CLAMP
監督           平野俊弘
シリーズ構成      まるおけいこ・中村修(第1話 - 第18話)、大川七瀬(第19話 - 第49話)
脚本           大川七瀬、まるおけいこ
キャラクターデザイン 石田敦子
メカニックデザイン   山根理宏
音楽           松尾早人
アニメーション制作  東京ムービー新社{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 魔法騎士レイアース (1994年10月-1995年11月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - - - - - 第一章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^^^^^^^^^^ OP「ゆずれない願い」、ED「明日への勇気」 ^^^^^^^^^^^

第1話 伝説のマジックナイト始動 ★ 伝説の魔法騎士セフィーロ召喚(光・海・風)、導師クレフの託言、光の魔法
第2話 沈黙の森の創師プレセア ☆ 創師プレセア&モコナとの出遭い、初めての武器、エテルナへの出発
第3話 謎の美少年剣士フェリオ ☆ 意思の世界、風&フェリオの共戦、沈黙の森脱出
第4話 執念の魔操士アルシオーネ ★ 海負傷、光奮闘、海の魔法、風の魔法 
第5話 伝説の鉱物エスクード ☆ 平面の泉、エメロード姫、アルシオーネ撃破
第6話 命をかけたプレセアの武器 ☆ セフィーロ崩壊の始まり、召喚士アスコット、召喚獣アトランテ襲撃、騎士の剣、プレセア死亡
第7話 捨て身のフェリオ砂漠の恋 ★ 剣士フェリオの迷い、召喚獣パジェロ、剣の成長(風)
第8話 召喚士アスコットの恐怖の罠 ☆ 魔物の跋扈する村、召喚獣ビガー(ひかり)、剣の成長(光)
第9話 マジックナイト最大の危機! ☆ アルシオーネの執念、海の迷い(東京タワー)、剣の成長(海)
第10話 よみがえる伝説の魔神セレス ★ 召喚獣カペラ、海の神殿、魔法騎士の証し(海)、第一の魔神復活
第11話 異世界セフィーロの魔神伝説 ★ 神官ザガート襲来、エメロード姫の救助依頼、フェリオとの再会、村人の襲撃、フェリオの機転
第12話 恐るべき幻惑士カルディナ ☆ 導師クレフ&エメロード姫の幻覚、海の召喚士アスコット説得 
第13話 この世界でいちばん大切なもの ☆ 金の亡者カルディナの懐柔 ※脚本いまいち
第14話 光、海、風のゆずれない願い ☆ 魔物は不安・恐怖の現実化、光の孤独な奮闘、魔法騎士への意思 
第15話 第二の魔神・空神ウィンダム ★ イノーバの策略(セラ、人質フェリオ)、魔法騎士の証し(風)、第ニの魔神復活
第16話 強敵!剣闘士ラファーガ ★ セフィーロ崩壊の危機、の親衛隊長 
第17話 イノーバの正体とよみがえる記憶 ★ 聖獣イノーバ、フェリオの素性・記憶の封印解除
第18話 最後の魔神・炎神レイアース ★ ザガート襲来、魔法騎士の証し(光)、最後の魔神復活 
第19話 対決!魔法騎士 VS ザガート ★ セフィーロの理(ことわり)、ザガートの魔神、合体魔法(光の螺旋)、「どうか、自由に」
第20話 伝説の魔法騎士! 驚異の真実 ★★ 姫の異変、姫の真意、帰還、三人の願い

 - - - - - - - - - - - - - - - 第二章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^ OP「キライになれない」、ED「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」 ^^^

第21話 出発(たびだち)と新たな絆 ★ 東京タワーでの再会、再召喚、クレフとの再会
第22話 セフィーロと三つの国 ☆ 柱不在のセフィーロ、プレセア・三魔神との再会、オーロザムの挨拶(イーグル)
第23話 オートザムの侵攻とランティス ☆ フェリオ&ラファーガ達との再会、ランティス(ザガート弟)&妖精プリメーラ登場
第24話 魔法騎士と戦艦NSX ☆ 避難民の少女ミラ、オートザム戻りのランティス、アルシオーネ再襲来
第25話 光と夢の中のノヴァ ★ アルシオーネの異変(邪悪な気配)、ノヴァの呼びかけ、イーグルとの対話、アスカ登場
第26話 魔法騎士とファーレンのアスカ ☆ ファーレン第一皇女アスカの幻術 
第27話 セフィーロの柱の秘密 ☆ 主を待つ王冠、光の夢に出てくる謎の存在(デボネアとノヴァ)
第28話 光とランティスの危険な旅 ☆ 城の外の世界、アルシオーネとランティスの出遭い  
第29話 イーグルと捕われた光 ★ NSXクルーと光の交流、極度に機械化された国オートザムの危機
第30話 ノヴァと悪魔の魔神レガリア ★ レガリアvs.レイアース、デボネア出現、折れた光の剣
第31話 チゼータの移動要塞と戦えない光 ☆ チゼータの侵攻 
第32話 海・風とファーレン・チゼータ ☆ 光の苦悩、巨大サイユン、海・風囚われる
第33話 光の願いとプレセアの秘密 ☆ プレセアの双子の妹、光の剣の再練成
第34話 光と引き裂かれた友情 ☆ 続き、イーグルの病気発覚
第35話 海とタータ・タトラの野望 ☆ 海とチゼータの姫たちの交流、風とアスカ姫の交流
第36話 風対アスカ! 命がけの弓勝負 ★ 風のアスカ説得、フェリオの風救援 
第37話 甦れ! 光の剣 ★ ノヴァ一時撃退、デボネア一時撃退、アスコット負傷
第38話 イーグル・セフィーロ城総攻撃! ☆ 戦艦NSXの砲撃、クレフの防御魔法の限界、オートザム機(FTO、GTO)vs.魔法騎士達
第39話 セフィーロ城 大混戦! ★ 魔物の城内出現、イーグル捕獲、デボネア王冠奪取失敗、エメロード姫の声
第40話 魔法騎士とひとときの安らぎ ★ 過去のセフィーロ(光の幻視)、柱が無くても花が咲く世界
第41話 ノヴァとの戦いと魔物の正体 ★ ノヴァのランティス襲撃、王冠の鼓動、魔物を生み出すもの(恐怖心)の克服、光の恋心の行方
第42話 巨大サンユン VS NSX! ☆ アスカの成長(セフィーロの柱断念)

  ^^^^^^^^^ OP「光と影を抱きしめたまま」、ED「いつか輝く」 ^^^^^^^^^^

第43話 王冠の部屋と柱の記憶 ★ デボネアの所在、王冠の変化、柱の有資格者
第44話 真剣勝負! 海 VS タータ・タトラ ☆ チゼータの敗北宣言、セビル&アルバ登場
第45話 絶体絶命! ランティスの危機 ☆ ノヴァの正体、ランティスの躊躇い・負傷 
第46話 光・衝撃! ノヴァの真実 ☆
第47話 真の柱は!? 光か、イーグルか!? ☆ 
第48話 果てしない戦い! ★ イーグルの自己犠牲
第49話 勝利への道! 信じる心が開く明日! ★ 対デボネア最終決戦、セフィーロの新しい出発、帰還{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)22、☆(並回)26、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5 



============= 魔法騎士レイアース OVA (1997年7-12月) ============

全3話 ※未視聴
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 

ED 「All You Need Is Love」

投稿 : 2020/07/04
♥ : 25

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

少女たちの心の強さで世界を救う。バトルの王道のすべてが詰まった作品。

●はじめに
”カードキャプターさくら”など、有名作品がたくさんあるCLAMPが原作です。

この作品は、第1章(20話)と第2章(29話)に分かれています。

それぞれでストーリーの雰囲気がまったく違うので、1章と2章に分けてレビューを書きたいと思います。うん、長くなりそう!笑


●ストーリー
【1章】
獅堂光(しどう ひかる)、龍咲海(りゅうざき うみ)、鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)。

3人はエメロード姫によって、セフィーロという異世界に召喚される。

エメロード姫は神官・ザガートによって幽閉され、セフィーロの平和を祈ることができず、世界は崩壊の危機に瀕していた。

3人は導師・クレフから”魔法剣士(マジックナイト)”となり、セフィーロを救ってほしいとお願いされる。


魔法、剣、ロボット…。バトルの王道がすべて詰まっています。戦うのは女の子だけど。

「戦士がお姫様を救い出して世界を救う…。まるで王道のRPGだわ。」
と、作中で海ちゃんが話していますが、まさにその通りです。

王道なのにおもしろい。わくわくする。まさにバトル作品の原点なのだと思います。

20年前の作品というのが信じられません。

今見ても普通に、というか期待以上に楽しめました。

原作を小学生の頃に読んでいたので、ザガートの真の目的など、ストーリーの核はなんとなく覚えていたのですが、

それでもラストは感動(;;)つい涙が…。


【2章】
異世界での戦いが終わり、元の世界に戻ってきた3人。

深い後悔と悲しみを抱えた3人は、何者かによって再びセフィーロに召喚される。

柱を失ったセフィーロを狙って3つの国が攻めてきていた。

3国は、セフィーロの新の柱の座を狙っていた。

新しい柱が決まるまで、セフィーロを守り切れるのか…?


2章はロボバトル展開が主でした。

漫画もアニメも、2章の途中でつまらなくなって見るのやめたんだよねー。

今思うと、2章はとても展開が遅く感じたことが原因かな。

セフィーロvs3国なんだけど、なかなかの膠着状態。

マジックナイト3人の別行動が増えてきて、それぞれのストーリーがあるから、軸のストーリーがなかなか進まない。

だから展開が遅く感じて、飽きてしまう。

ラストはさすがの展開でしたけどね。

特に最終話はよかった。これだけは、1章で終わっていたら感じることのできない感動でしたね。

【総評】
同じ作品だけど、1章と2章では雰囲気が全然違います。それを簡単にまとめてみると、
<1章>
・勢いのあるかっこいいバトル。
・ストーリーおもしろい。軽い。笑いも多い。
・展開がさくさく軽く進む。
・お姫様を救うために冒険する王道のRPG。
・あっという間。

<2章>
・戦うことの無常さを強調。
・ストーリー微妙。重い。進まない。
・展開が重くて胃もたれ。
・恋愛要素多い。イケメン多い。恋の矢印出過ぎで複雑。笑
・戦争。守る自国と攻める他国。
・長い。

ざっと書いただけでこんなに違う。

同じ作者、同じ作品でここまでテイストの違うものが出来上がるってある意味すごい。

●バトル
【1章】
1つ1つのバトルが1話の中で終わります。

下手に引っ張らない分、あっさり見れるのも見やすいポイント。

魔法も防具も武器も、戦いを経験する中でだんだん成長・進化していき、飽きることがありません。

戦う女の子、かっこいいなあ。下手な男主人公より、全然かっこいいですww

【2章】
1つ1つのバトルが長いです。「もういいよ~早く決着つけてよ~。」という感じ。

勝ち負けではなく、バトル中に何かトラブルが起きてバトル中断、後日再開、という展開が多かったかな。

1章ですべて出し切ったのか、魔法も防具も武器も、ほとんど成長しません。

その代わり、敵キャラや新キャラの術やロボットが見どころ。


●キャラクター
【1章】
この作品のすごいところの1つと言っていいと思います。

キャラが重厚。アニメオリジナルの敵キャラはいまいちだったけど。

主人公の3人は、ちぐはぐなようで、なんだかんだいいトリオ^^

元気で正義感に燃える・光。
やかましくてフェンシングが得意・海。
切れ者のお嬢様・風。

プラス、謎の生物モコナww

モコナかわいいよー、もふもふしたい。笑

そして旅の途中で出会う剣士・フェリオ。

このフェリオが登場するたびいけめんでテンション上がりすぎてやばかったwww

さすが少女漫画が原作、乙女心をわかってらっしゃるwwwww

【2章】
1章のキャラ+新しいキャラ。

キャラに関してはさすがというべきか、まったく勢いが落ちません。濃厚。そしてイケメン。笑

敵国のキャラもいいので、憎めなかったよ。

特にイーグルはよかったよ。何度「イーグルーーーー!!!」と心の中で叫んだか。笑

でもやっぱり1番は最後までフェリオだったな。風ちゃんがうらやましすぎてたまりませんww

そしてアスコットの変化には爆笑wwwwどう努力すればああなるんだよwwww

欲を言うと、全ての戦いが終了した後の、キャラのその後をもっと知りたかったな。


●作画
こればっかりは、20年という時間には勝てません(笑)

「おい、作画www」と突っ込みたくなることがありますが(特に1章)、それは仕方ないですね^^;

それでもバトルシーンはなかなかのものなのではないでしょうか?

後半は見ていてほとんど違和感なかったし。


●音楽
【1章】
OP「ゆずれない願い」は、今でもまったく色あせない伝説の神曲です。

私個人にとっても、思い出がありすぎて語りつくせない1曲です(笑)

聴いたことがない人は人生損してますよ!!!笑

ED「明日への勇気」も、久しぶりに聞いて大好きになりました。

なんと元気のもらえる曲!!明日からも頑張ります!!

【2章】
OP「光と影を抱きしめたまま」は、「ゆずれない願い」同様時代を越えても色あせないですね。大好きです。

2章の雰囲気にもよく合っていました。


●まとめ
全49話で、見るのになかなか時間がかかりました。

個人的には、1章はおすすめ。楽しめました。でも2章は見なくてもよいかな。

きちんとした完結を望むのであれば、頑張って2章も見てください。笑

投稿 : 2020/07/04
♥ : 24
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

貴重なファンタジー×ロボットアニメの系譜にも連なる90年代ヒロイン

原作少女マンガは未読。

番宣や、OPアニメーション。中学生ヒロインズ3人による、
"魔法騎士(マジックナイト)”姿への華麗な変身シーン(ヌードのシルエット)だけ見ると、
テレ朝が、月に代わっておしおきするセーラー服美少女戦士で一世を風靡したのに対抗して、
日テレが同じ『なかよし』から変身ヒロインでも発掘して来たのか?
との第一印象を当時抱き、私は胸を時めかせ(鼻の下を伸ばして)いましたが、違いましたw

実際には、別に毎回の変身バンクがあるわけでもないファンタジーアニメ。
特に前半の第一部は、心のあり方が全てを決する異世界・セフィーロにて、
自らの心の弱さを乗り越えることで未来が切り開かれる。
剣と魔法の胸躍る冒険活劇が、音楽・松尾早人氏、音楽監修・すぎやまこういち氏による、
ロープレ感溢れる熱いBGMと共に、繰り広げられます。
必ずしも勧善懲悪でもない。ラスボス側にも世界に対して言い分がある。
この辺りにも往年の大作RPGの要素なんかを感じて、胸が高鳴ります。


対して後半、第二部は、拠点防衛戦が主になるため、
冒険感が減少して、ロープレ視点では、やや残念な展開……。

繰り返し心の弱さと向き合うテーマ性は良かったですし、
{netabare}ノヴァやデボネア{/netabare}による人の心の暗黒面の体現も、
主題の深化に有効だったとは思いますが、
それも出来れば、各地を3人で冒険しながら葛藤してくれた方が私好みだったかなとも思います。
折角の冒険BGMもやや宝の持ち腐れな感じです……。

ただ一方で、伝説の"魔神(マシン)”登場後、特にこの第二部で、
ファンタジー×巨大ロボットアニメとしての性格も帯びていく点は、
個人的に得点が高いです。
その他、ファイターメカ搭載の巨大戦艦やら、移動宮殿やらも乱入し、
合体なども手描き作画で仕掛けて行くなど、
ロボ好きの一部男子は熱くなって来ます。
但し、{netabare}巨大サンユン{/netabare}に至っては、もはや何のジャンルだか分らなくなって来ますがw

だから今春出たゲーム『スーパーロボット大戦T』(PS4/switch)にて『レイアース』参戦!
と聞いた時は、自分は別に『スパロボ』プレイするわけでもないのに、
これで少女マンガ原作の本作に秘められた、
熱いロボット魂が普及する!と素直に嬉しかったです♪


劇伴だけでなく主題歌もミリオンセラーとなった
田村直美さんのOP「ゆずれない願い」を始め良曲揃い。
いずれも歌詞世界が、心を問う作品テーマに寄り添っていて好感できます。
さらに、いくつかの曲では、光、海、風、ヒロイン3人の名前が
歌詞に埋め込まれたりもして今風に言うとエモいです。


こうして振り返ると、ロープレ、ロボットと少年向けの要素も強かった印象の本作。
それでも、本作は華奢な身体の女子中学生戦士たちが躍動するヒロインアニメ。
色々あったファンタジー衣装の中でも、私は初期からあった
3人各々違う中学校の制服の上から、胸当てやら籠手やらを装備した姿にグッと来ます。

赤セーラー服の光の脇を固める、海、風のふたりはそれぞれ青&緑のブレザーで、
そこへの武具のアレンジには、セーラー服美少女戦士とはまた違った魅力があります。

何より、ヒロイン3人共、しっかり恋し、恋されている。

異世界召喚の舞台となった本作唯一の“聖地”である、
東京タワーの勇姿共々、
光たちもまた、私にとって色褪せない90年代アニメヒロインです♪

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

65.1 16 椎名へきるアニメランキング16位
YAT安心!宇宙旅行(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (52)
396人が棚に入れました
外宇宙に進出した人類は宇宙各地の惑星をリゾート地として開発、だれでも手軽に宇宙旅行ができる時代が訪れていた。 宇宙歴5808年、行方不明の父親を探すために小さな宇宙旅行会社「YAT」のツアーに参加した星渡ゴローは、ツアーの最中に誤って宇宙船を壊してしまう。ゴローは宇宙船の弁済のためにYATの一員としてタダ働きをしながら、父親探しの旅をすることになる。

ギバチサナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

キャラそれぞれが生き生きとする、爽快アニメ

90年代後半はNHK黄金期とよく謳われているが、その中の一つが間違いなくこの作品。

宇宙旅行を提供するオンボロ旅行会社のクルー達が、毎回巻き起こすドタバタコメディ。
でも、それだけじゃない。

物語後半に差し掛かるにつれ増えていく布石、そして一気にまくしたてるクライマックス。
このアニメは、幼少時代に憧れるものが沢山詰まっている。
仲間、ライバル、苦難、日常、冒険、もどかしい恋愛。
そして「こんな奴らみたいに、自分も仲間を作りたいなー」と思わずにはいられない。

最終話、オープニング映像では、各キャラクターに合わせて声優陣がアフレコをするという、今までに見た事のない演出。そこにスタッフの愛を感じ、ああ、最後なんだなと寂しくなったのを覚えている。

LDは発売されていたようだが、現状でこのアニメを観るのは動画サイトでも難しい。DVDになってくれる日が来ますようにと願う一番の作品。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

SAKi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

声優さんの豪華さ◎

私は、椎名へきるさんという声優さんをこの作品で初めて知ったのですが、とても聞きやすい声で印象も良かったです。

放送当時は小学生だったのですが、とても面白くて、放送時間になったらテレビにかじりついてたのを覚えてます。

そのほかにも、主人公のゴロー君の声優さんもとても有名な声優さんです。

録画を残している人は少ないかと思いますが、観る機会があったら一度ご覧ください。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

パズルのピースが埋まっていく

NHKアニメの中では知名度が低いように感じるが、間違いなく名作である

最初は明るい雰囲気で進行する
楽しく見れるだろう

このアニメの本番は後半だ
一気に今までの伏線が回収され、最終回へと向かう
これほど上手い風呂敷のたたみ方は見た記憶がない

NHKアニメということで質は高い
子供向けアニメではあるが、大人も楽しめると思う
もっともっと多くの人に見てほしい作品だ

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0
ページの先頭へ