津波おすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの津波成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年06月22日の時点で一番の津波おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.0 1 津波アニメランキング1位
風立ちぬ(アニメ映画)

2013年7月20日
★★★★☆ 3.8 (774)
4119人が棚に入れました
かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く──。堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。生きねば。

声優・キャラクター
庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎
ネタバレ

茅野愛衣さんを応援! さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

老人の睦言

押井監督の評価に出てくる「老人の睦言」という言葉がピッタリだと思う。まぁ自分もこの言葉の意味を完全に理解しているわけではないだろうが…。

映像的には素晴らしい。戦前の風景の完成度はジブリの到達点であり、深夜アニメと違って背景も動くべきところが動く。
関東大震災のシーンは恐怖感を共有できた。
劇場で見られて良かった。
でも、それだけ。
{netabare}前半の飛行機の設計者としてのドキュメンタリータッチの話はまだいいが、菜穂子とのラブロマンスからダメダメになる。いっそ初夜をもっとちゃんと描いてたら評価してたが。押井守が言うように老人の描いたエロなので気持ち悪さばかりが目に付く。批判されたようにタバコ描写もうっとおしい。
★タバコを吸いながら自分の思い通りに出来る病弱女とヤりたい★、というのが宮崎監督の本音なんだろうが、で?それで面白くなるの?としか。
最後の最後で庵野監督が言ったようにパンツを脱いだんだろうが、別に俺はハヤオのそんなもん見たくないし。せめて若い頃に脱げよ。
最後の菜穂子の言葉は「来て」を「生きて」に変えたそうだが、「来て」にしちゃえばよかったのに。
あとこの映画をバカ左翼が反戦映画と言ってるが、別にそうじゃないと思う。国が貧しいのに戦闘機の開発をしている現実は見せたが、否定はしなかったし。だいいちドイツをリスペクトしている左翼なんか見たこと無いしw
{/netabare}
声優はもう言うまでも無く酷い。アニメが好きなら師匠の依頼でも断ったらどうだ庵野さんよ。あ、好きじゃないのか。アニメを心から愛しているSHIROBAKOのカン野さんとは違うようだ。でもNewTypeでまどかを褒めてくれたのはありがとう。これは一生言い続ける。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

引退作品、主題歌「ひこうき雲」

最初の雰囲気は「火垂るの墓」と似てる気がする...
そして、ただ淡々と展開していった
主人公の成長を伴って、なんか心がギュっとなった・・・
私の文章力では、ちょっと上手く言えません。
一言では表せませんが、あえて言うなら、
宮崎駿の集大成とも言えるふさわしい引退作品だと思います。

主題歌「ひこうき雲」 作詞・作曲・歌 - 荒井由実  映画の内容とはぴったりで感動で素晴らしい歌です!!
聞いてて泣きそうになる......

投稿 : 2021/06/19
♥ : 91
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

不評、この作品が好きな人は見ない方が良いです。

■視聴し感じた、自分の独断と偏見ですのであしからず

{netabare}宮崎駿、堀辰雄、庵野秀明
畑違い。

内容、宮崎作品なので期待して視聴

噂通りらしくない、実在人物を取り入れ大人向けな作りらしいが
純粋にアニメとして面白くない。
そもそも宮崎作品にそんな物を求めていない。

喫煙シーンにて、時代背景に必要だかしらんが反対を押し切って
まで入れてあの描写って、ガキ臭い絵に合わな過ぎで違和感がある。

夢の様なファンタジーで見せたいのか、リアルに見せたいのか
どっちつかずで感情移入しない。
実在人物入れてリアルな作品、作りたいなら実写でやれば良かったんじゃないの

声優にて、感情も無く棒読み。デビューらしい演技ですね
アニメと実写を織り交ぜる監督らしい
俳優起用する、こんな作品なら通用するんじゃねーの{/netabare}



■ネットのコピー
感想を公にするのがはばかられる風潮もあるという。
幼いころからジブリ映画を観て育ったという男性A氏(24歳・大学院生)は、次のように語る。
「細かい心理描写などはとてもすばらしかったのですが、正直ベストワンだと思えませんでした。
それをSNSに書いたら、『ジブリを偉そうに語るやつってサブカルかぶれでウザイ』『こういう作品を酷評してる自分が好きなだけだろ』などと、知らない人から“攻撃”されてしまったんです。
宮崎監督最後の作品で、かつ戦争を描いているということもあるからか『この作品は批判してはいけない風潮』を感じました」(A氏)



■メッセージが有ったので今後の為、追記

あくまで自分の為にデータ化しているので
周りに遠慮して評価を変えていたらやってる意味が無い。
【★1=2度と見ない為のメモとしてます】
※全てが嫌で1な訳ではありません。

自分の好きな作品でも当然嫌いな人はいるでしょうし、感じ方は人それぞれで良いと思います。
低評価でも高評価でも共感してくれる方と話せれば
楽しいし、真逆の方との釈明・喧嘩する為に書いてる訳では無いです。

嫌なら好きな作品の低評価を読まなければ良い
評価を突き詰めれば好きか嫌いかでしかない。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 21

63.6 2 津波アニメランキング2位
シャングリ・ラ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (341)
2333人が棚に入れました
21世紀半ば、止まらない地球温暖化に抗するため、国連はかつての京都議定書で取り交わされたCO2削減幅を大幅に上回る議決を強行採決する。
結果、経済市場は株価から炭素へ移行された。M7.5の第二次関東大震災が発生し、都市機能が完全に停止した東京都にも、炭素税は容赦なく課せられた。東京再生計画を打ち出した都は、アトラス計画を発動する。しかし、都民全員が移住するはずだったアトラスに実際に用意されたのは、350万人分のスペースだけだった。森林化により街は森に侵食され、その結果難民が続出した。
富裕層と貧困層、格差を産んだこの計画にゲリラの総統・北条國子が立ち上がる。
しかし、アトラス計画には別の目的が隠されていた。アトラスランクの真の意味とは、“後継者”とは何の後継者なのか。

声優・キャラクター
高橋美佳子、有賀由衣、井口裕香、石井真、中田譲治、大塚芳忠、堀内賢雄、京田尚子、石塚理恵、五十嵐麗、中村秀利、金田朋子、平川大輔、櫻井孝宏、中村悠一、福山潤、渡辺久美子、山下百合恵、三澤紗千香、柿原徹也
ネタバレ

モンドリ・ウッテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「だから、オカマの銀ってなんなんだよ!」

これだけ豪華な声優陣をつぎこんで、これだけ独特な世界観を構築して、なかなかかわいい主人公や味のあるキャラをたくさん配置したにも関わらず、作品自体にまったく知名度がないのは、当時GONZOがそれだけ傾いていたってことなのか。

ただ、その独特な世界観にとっつきにくさはあるので、最初の何話かを観て終わりにした人は多いと思う。10話過ぎあたりからじわじわ面白くなってくるのだが、そこまで我慢して観るのはなかなかにしんどい。私もこれを週一で観るかと言われたら、そこまでの魅力は感じられなかった。

時代設定は近未来で、森、電脳世界、秋葉原、経済戦争、古代日本、レジスタンス、ドSとドM、などなどおおよそ相容れない単語がごった煮状態で存在し、消化しきれていない感は否めない。風呂敷広げすぎたな、というイメージ。


この作品を語る上で絶対に欠かせないのが、二人のニューハーフの存在。

{netabare} 主人公「國子」を影に日向に守り続け、その精神的支えになり続けた、ある意味一番男らしい男キャラ「モモコ」。
一方、もう一人の主人公「美邦」の母親代わりとして寄り添い、死んでもなお傍にあり続けた母性溢れる「ミーコ」。この二人がいなければ、私も最後まで観なかったかもしれない、と言うほどの存在感。{/netabare}

最後は涙を誘う展開もあるので、暇な時にどうぞ。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 1

テモテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

惜しい

何事においても二言目には「エコ」が叫ばれる昨今をSFの形で風刺した作品なんでしょうか。

炭素経済と行き過ぎた森林化による格差の発生という着眼点が新鮮で期待していたんですが、炭素経済や石田ファイナンスのビジネスモデルにどう考えても無理がありやや興ざめ。
加えて後半からはオカルト方向に一気に舵を切られてついていけませんでした。

発想やキャラクターは魅力的だっただけにもう少し世界観をしっかり組み立てて、オカルトを排除した形でやってほしかったです。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハガレン、けいおん、ハルヒに埋もれた名作

原作未読。放送当時に視聴。

このアニメが放送された同時期には、『ハガレン』『けいおん!』『ハルヒ第2期』『咲-Saki-』『東のエデン』などなど化け物揃いの作品だらけだったため否応なしに埋もれてしまった印象。あにこれでの評価62.7点という数字はあまりにも相応しくなく、まさに隠れた名作のひとつであったことを記しておきたい。

舞台は地球温暖化の影響から第二次関東大震災が発生、都市機能が完全に停止しジャングルと化した近未来の東京都。貧富の格差を産んだ政府に反旗を翻すべく立ち上がり戦う少女たちの物語。そのストーリーは結構に難解だったり突っ込みどころこそ多分にあるが、見応えはバッチリでした。

主人公の北条國子(声:高橋美佳子)も元気ハツラツ! といった魅力あるキャラだったけれど、それ以上に光っていたのが脇を固めるオカマたちw 國子の母親代わりでももあるモモコ(声:中田譲治)との絡みには和まされること請け合い。またモモコの相棒にしてこちらもオカマのミーコ(声:大塚芳忠)のキャラも素敵で、このオッサ…彼女らを演じているのが中田譲治さんと大塚芳忠さんということでも存分に楽しめるものとなっていた。さらには、井口裕香、中村悠一、福山潤、柿原徹也、平川大輔などなど声優陣も豪華すぎるメンツが集っていた。

またMay'nちゃんが唄うオープニングテーマ「キミシニタモウコトナカレ」は、マクロスF関連曲以外の彼女の楽曲で1.2を争う名曲。さらにエンディングテーマ「はじまりの朝に光あれ。」はその独特な曲調に中毒性があり、約10年近く経ったいまも私のお気に入りアニソンメドレーのなかで現役として活躍し癒してくれている。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 19

76.8 3 津波アニメランキング3位
未来少年コナン(TVアニメ動画)

1978年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (418)
2203人が棚に入れました
2008年、核兵器をはるかに上回る威力の「超磁力兵器」による最終戦争が勃発。人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。地形は大きく変化し地軸も曲がり、多くの都市が海中に没した。戦争から20年、コナンは「おじい」と二人、のこされ島と呼ばれる小さな島で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。ラナはハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれそうになり、隙を見て船から逃げ出していた。インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市だが、塔を維持するためのエネルギーが乏しかった。そこで、太陽エネルギーのシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。コナンの奮闘空しく、ラナは再び連れ去られ、おじいは死んでしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論むレプカに立ち向かうことになる。

声優・キャラクター
小原乃梨子、信澤三惠子、青木和代、山内雅人、永井一郎、吉田理保子、家弓家正、神山卓三、増岡弘、池田勝、若本規夫、水鳥鐵夫、石丸博也、つかせのりこ、宮内幸平、田中秀幸、伊武雅刀
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今観ても色あせることのない名作

宮崎駿初監督作品。
1970年代を代表する名作だと思います。

最終戦争の20年後の世界が舞台。
陸地の大部分が沈み、人類は島々で細々と暮らしています。
主人公はコナン、残され島におじいとともに暮らす元気いっぱいの野生児です。
この島に、少女が流れ着くところから物語は始まります。
少女の名はラナ。
ある理由で逃亡中の身です。
このアニメは、勇敢で強靭な身体機能を持つコナンとやさしく意思の強いラナの冒険ファンタジーです。

宮崎駿監督の原点といいましょうか。
躍動感と人間賛歌はその後のジブリファンタジー作品に通じるものがあります。

さて、印象に残った場面を紹介しましょう。

<6話ダイスの反逆、冒頭のシーン>
{netabare}放送当時、この回をたまたま視聴。
ラナを思うコナンの行動力、ラナのコナンへの信頼感が新鮮でした。
そして、三角塔からラナを抱えて飛び降りるコナン。
驚愕しました。
ここで引き込まれ、全視聴。
6話から見ても魅力溢れる作品ですよ。{/netabare}

<8話逃亡、Bパート冒頭のシーン>
{netabare}海中のコナンにラナが口うつしで空気を供給。
再び海面に上がりコナンのもとに向かうが、力尽きるラナ。
コナンが全力で手錠を破壊し、ラナを抱き海面上へジャンプ。
二人の絆の強さを象徴するシーンです。
当時、口づけシーンをNHKで放送するか問題になったそうです。
宮崎駿監督の英断に感謝です。{/netabare}

<第24話ギガント>
{netabare}太陽エネルギーの供給により復活した空飛ぶ要塞ギガント。
それにファルコで突入する、コナン・ラナ・ジムシー・ダイス・モンスリー。
その後、コナンとラナの別れのシーン。
ここでもまた二人の強い絆を感じました。
その後、ギガントで大暴れするコナンたち。
手に汗握る活劇の連続です。

ちなみにこの頃からモンスリーはツンデレ化。
元祖ツンデレとして、「バカねぇ!」は有名かな。
ツンデレ好きは必見であることを追記しておこう。{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 45
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白さって何だろう

【文章整理】
ここは感想と評価のコーナーなのだが、問題作は、しばしば両者がコンフリクトを起こす。

感想:素晴らしい。数十年にわたり数十回視聴しているが、そのたびに主人公コナンの躍動にワクワクと心揺さぶられる。すでに歴史的ともいえる古い技術であるのに、動きのダイナミックさに古いという言い訳を全く必要としない。アニメの魅力の一部は、間違いなく動きそのものだと実作で証明している。

評価:基本設定とストーリーが衝突し、破綻している。その結果、ハッピーエンドを目指したストーリーは難破して、デストピアとしか言えない暗澹たる未来へ、それと知らぬ登場人物たちが突き進んで終幕する、ストーリーの破綻に終わってしまっている。


敵役である社会「インダストリア」は高度に工業化された社会であり、その複雑なテクノロジーを支えるエネルギー不足のため危機に瀕しており、生き残りをかけたエネルギーの争奪が、ストーリーの一つの柱だ。
この高度文明に対し、野生児コナンの「自然の」パワーの炸裂が、このアニメの見どころであり、この活劇ぶりは、何度見ても飽きることがない。

その大活躍が、今一つの社会「ハイハーバー」の性質にいわば目くらましをかけ、設定上の重大な齟齬を隠蔽する結果となってしまっている。

物語の後半、コナンたちの拠点として、「インダストリア」社会に対抗する、オルタナティブな社会として登場するハイハーバーは、細部まで工業化された「インダストリア」に対し、いわば「田園世界」の外見を持つ。

一見して「自然」的な風景を持つ「ハイハーバー」だが、両社会の描写を見比べると、「インダストリア」と「ハイハーバー」の根幹にある文明原理は、全くの同一のものと気づく。
文明化世界の高度な技術がもたらした破滅的な戦争の反省から、農業主体の文明を選んだかのように見えるハイハーバーだが、その運営は、高度産業社会と全く同一の原理、「人間の利便を高めるための、自然環境の改変とエネルギーの利用」に基づいている。

人間に奉仕する利用可能な資源としての環境とエネルギーという理念は、両都市で共有され、差異は無い。

ハイハーバーの美しい風景を支えているのは、農業という、土地の環境を人間の食糧生産ために改変する技術であり、風車という機械装置で、自然エネルギーを人間に有用な形に変換して使用してもいる。養殖もまた、当然のごとく、生態系と生殖に人為的な改変を加え、有用なものへと生物固有の特徴を改造していく技術にほかならない。

本物の野生児であるコナンやジムシーが初めてハイハーバーを訪れた際、この「技術文明化」になじめず、決裂を予感させるような描写があったことは、製作者が無意識でこの問題を察知していたことを示しているかもしれない。

いってみれば、ハイハーバーは、環境改造が中途半端な、発展途上のインダストリアだ。
おそらくインダストリアでそうであったような、より多くの人口を支えるための効率的な食糧生産の必要からより多くのエネルギーの必要が生じる、というループの手前に位置しているだけの違いしかない。
同じ問題が起これば、同じ経路をたどって、やがてインダストリア化するしかないことは、原理的に避けることができない(風車による風エネルギーも、太陽エネルギーも、原理としては同じ再生可能な自然エネルギーであることに注目)

同じ文明原理の2つの社会の闘争が、それと見えないのは、これは正真正銘の自然の申し子、野生児コナンがハイハーバー側の人物として繰り広げる、圧倒的な魅力を持ったアクションの数々による、あまりに華麗な幻惑効果のせいだ。
このアニメーション=動きの、それこそ原始的な魔力によって、2都市間の、「科学/技術」対「自然」といった根本原理の対立ではなく、同型的な競争相手の勢力争いという構図は、全く意識されない。

{netabare}これを示すように、終幕においてインダストリア難民を受け入れ、過剰人口に陥ったハイハーバーは、対処方法を生み出す必要に迫られる。
人口増に対し食糧生産のバランスの調整が必要であり、突き詰めれば、事実上わずか数日でほぼ自動的に数十万食もの食糧を生産しえたインダストリア型へと向かうことになるだろうが、ハイハーバー段階では、農地=改造して技術化された土地の拡大が必須となる。

最終話で、希望を求め陽気に旅立つ楽しい船出の描写とは裏腹に、孕んでいるのは、生産量の拡大と、そのための「自然」の文明化の拡大と強化のストーリーだ。
残され島が隆起した大陸の発見で幕を閉じるのだが、コナンの晴れやかな笑顔と裏腹に、その先にあるのは、やがてインダストリアへと行きつくだろう、自然の改造と人工化に呪われた技術文明の世界への拡大と強化、そしてコナンが回帰していくべき「自然」の不可逆的な消滅だろう。

このようなストーリーの破たんにも拘らず、今後も、何度もこのアニメを視聴し、楽しむことだろう。それほどアクションの説得力と魅力は圧倒的だ。

まったく問題作というのは、一筋縄ではいかない。{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 10

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

正義感あふれる少年の物語

内容はある孤島におじいさんと2人暮らしていたコナンの元へラナという少女が悪い組織から逃げてきます。コナンがかくまってましたが健闘むなしくラナは再び連れて行かれ、おじいさんも死んでしまいます。それからコナンはこの島から旅立つことを決心します。

コナンがとてもかっこよく、数多くいる男性キャラの中でもかなり好きな方です。腹が煮えたぎるほど憎い相手ですら、助けてしまおうとするコナンの姿勢が全然あざとく無いためすごくかっこいいです。コナンは人を惹きつける能力が高く敵すらの心まで動かします!道中で会う仲間達もユニークでコナンのサポートをしてくれます^ ^。作画もあの作画だからこそキャラがよくいきているとおもいます。

あんなに小さな背中に大きなものを背負っているコナンを皆さんにも見て欲しいです。この作品は本当に本当におススメしたいと思います。(^^)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 51

58.6 4 津波アニメランキング4位
成恵の世界(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (71)
496人が棚に入れました
ある雨の日のこと。飯塚和人は捨て子犬を前に「犬を助ける優しい少年に惚れる女の子が現れる」妄想をしていた。
そんな自分を気恥ずかしく思いながらも結局、犬を助けようとする和人。ところがいきなり後ろから現れた女の子が金属バットを振り上げて子犬を叩きのめしてしまう。子犬はある勢力が地球に送り込んだ生物兵器だったのだ。
いきなり現れて子犬を叩きのめし、自分を心配してくれながらも多くを語らず去っていく少女に、和人は興味を覚え心を奪われた。翌日、彼女がその場に残した金属バットを見せて友人の丸尾にその事を相談する。丸尾は学校の名簿から彼女の身元を割り出してくれた。隣のクラスの七瀬成恵だった。

声優・キャラクター
能登麻美子、阪口大助、千葉紗子、福山潤、皆川純子、小菅真美、西村知道、壱智村小真、川上とも子、桑谷夏子、冬馬由美、渋谷茂、川村万梨阿、立野香菜子、後藤邑子、黒河奈美、川津泰彦、野川さくら

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

声優は豪華です。

主役カップルの声を能登 麻美子と阪口大助がしています。
このアニメのいい所は正直これだけではなかろうか・・・;



【成恵】宇宙人と人間とのハーフの少女
【和人】アニメ好きな普通の少年

生物兵器に襲われた和人を成恵が助けた事がキッカケで
お付き合いする事になった2人だが実は成恵は宇宙人だった!!
しかもテロリスト(宇宙人)に狙われていて!?
てな始まりだったのでどんなカンジでストーリーが進んでいくのか期待していたのですがなんかもうグダグダでした....φ(・ω・` )

基本日常系だが盛り上がらないので新キャラ投入してみたり笑いを入れてみたりと頑張った感はありましたが、盛り上がることなく進みラストにいきなり1話で出てきたっきり忘れ去られていたテロリストを出してきてのバトルシーンw
っで、終了。

うぉいっ!! ∑\(゜д゜;)

まぁ私は想像してたのと違ったので微妙だっただけで
楽しめる人には楽しめる内容なのかも。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 19

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ゆるいセカイ系日常たまに戦闘アニメ

当時は日常をアニメで表現するのはサザエさんとかゴールデンタイムだけで、いわゆるオタ向けのアニメはSFやファンタジーが適当にちりばめられるのが常識だったと思う

原作未読だけどまほろまてぃっくに近い日常SF作品かと思う
米SF作家ヴァンヴォークトの非Aの世界と読みが同じ
この作家のスランは「地球(テラ)へ」の元ネタでもある

なんといっても、能登麻美子演じるヒロイン七瀬成恵の可愛さがすべての作品
地球人と宇宙人のハーフで特殊能力を持つ

クリーチャーなどが登場し戦闘シーンもあるにはあるがぬるい表現
成恵の可愛さを楽しむだけのちょっと狂った日常アニメとしての認識が正しいと思う

ファンタジックで美しいシーンが多く、当時(2005年くらいのころ)は非常に楽しめたと記憶してる

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9

61.2 5 津波アニメランキング5位
マジンカイザーSKL(OVA)

2011年1月28日
★★★★☆ 3.6 (34)
113人が棚に入れました
はるかな未来──太平洋上の奇械島では、本能的に戦いを求める者たちが死闘を繰り広げていた。そこに現れた漆黒の巨大ロボットは、身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく。禍々しくも雄雄しいその勇姿!その巨大ロボットをある者は魔神、ある者はカイザーと呼んだ!!
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

人を選ぶけど面白い

とにかくバトルの熱さと、キャラクターの個性を楽しむのが第一なアニメです。
メインパイロットの交代により、荒っぽい格闘と華麗なガンカタを行うのが見所で、新しい印象のマジンカイザーとなっています。
甲児君主人公のいつものマジンガー作品を知っている人は少し驚くかもしれません。
基本的には永井作品らしくバイオレンス(監督曰く「R指定にならない程度にはやっちゃおう」)やロボットアクションが好きな人、細けえこたあいいんだよ!という人向けです。

戦闘シーンの構図やカメラワークも良く、特にロボットの魅せ方には長くダイナミック作品を手掛けてきた川越淳監督やスタッフの実力を感じます。
OPの演出やカット割にも工夫がこらされ、OPだけでも見る価値があります。

{netabare}
遠い未来、世界的な大戦によって荒廃した世界。
重力炉崩壊を阻止するため、WSO(国連みたいな組織)から重力炉のある奇械島へ派遣されるSKL(正式名称は出ず、主にカイザーとしか呼ばれませんが)
奇械島では長く八稜郭軍、キバ軍、ガラン軍の三つ巴の戦いが続いており、そこにカイザーのパイロットである海動と真上、そして重力炉停止の役目を負った技官・由木が飛び込み、物語が動き始めます。


第一話ではカイザーの無双、第二話では精神的に追い詰められた敗北、第三話で武装解禁したカイザーが命がけで重力炉を停止。
その中で海動と真上、そして由木はチームとしてお互いに信頼を増して行きます。
ストーリー的にはこの二つが柱としてあり、キャラクター描写も含めて展開します。
私はキャラクターとOPを最初に好きになりましたが、簡潔なストーリーながら全三話(正味一時間半弱)で無理なく展開していくのが一番いい所だと思います。

ただ、尺の短さとバトルシーン重視のために視覚的な情報が詰め込み気味で、息つく所もあまりないため、一度で全体像を掴みにくい印象です。
敵も味方も戦闘するキャラクターは暴力的で、バイオレンスな世界観でもあり、視聴者の想像に任されている部分もかなりあるため人を選ぶと思います。

キャラクターはわかりやすい性格が多いですが同時に二面性も感じられるように描かれていて、薄っぺらくならないバランスの良さがあります。
どのキャラクターも感情と行動が先にあり、セリフは少なく、「生きている」という印象を与えます。

配役もキャラクターの魅力を広げています。
例えばヒロインの由木は、若く経験不足ながら優秀で度胸のある女性軍人で、早見沙織さんの声質と溌剌とした演技がとてもよく合っていました。

キャラクターデザインには永井先生の絵柄の面影はありません。デザイン画だけ見ると線が細く淡白な印象も受けるのですが、動くとパワフルで泥臭く血生臭く、ダイナミック作品の空気は健在です。
{/netabare}

個人的に面白いと感じたのは、OP曲にメタルで有名なラウドネスを起用したり、SFアクション映画「リベリオン」からガンカタをオマージュしたりと、作品の世界観に合わせ、アニメに縁の薄いものを演出に持ち込んでいること。
アニメとしての表現を逸脱せず、上手なバランスで組み込まれているため、世界観にを持たせることができていると思います。

マジンガーにあまり触れた事のない人には特に良いかもしれません。
こういう勢いがあって難しい要素のないロボットもの、また見たいですね。


2015年6月22日追記
他の方と比較して星評価が低めだったので、本文と一緒に修正しました。
新しく投稿した「グレネーダー~ほほえみの閃士~」のレビューの最後に、映画「リベリオン」とグレネーダー、SKLを見て思ったことを少し載せました。ガンカタ繋がりですね。
興味があればどうぞ。

2016年10月6日追記
【ヒロインについて】
大分前のことになりますが、2000年以降のマジンガー関連アニメ作品のファンブック『魔神大戦21』の早川さんの書いた前日譚を読んでいて由木について感じた事があったので。
ネタバレ注意。
{netabare}

状況的に新展開は望み薄ですので書いてしまいますが、ヒロインである由木は女性型パートナーロボットのパイロットというダイナミック作品のお約束を守りながら、現代的な要素を取り入れたキャラクターでもあります。

世界観や設定についてOVAのみで把握する事は出来ないので簡単に説明すると、この世界ではカイザーはじめ一部のロボットは発掘されるもので、昔の大戦によって世界は荒廃し、兵器の開発・管理などの技術体系も失われています。発掘された物品や残された情報から手探りで技術を解明していくしかないため、扱いを間違えると悲惨な状況を招きかねない世界です。

由木は優秀な技術者で、将来的に技術を安全運用していく方法を模索したいと考えており、その人格と技能を買われてカイザーの開発主任に抜擢されました。
由木はカイザーという危険極まりないロボット兵器の整備責任者でもあり、チームで行動するときには海動・真上の手綱を取る司令官でもあり、カイザーのリミッター解除に不可欠な女性型ロボット・ウイングルのパイロットでもあります。
永井豪先生との打ち合わせの際「今のロボットはバックアップがないとだめ」というようなお話があったそうで、軍事運用や海動・真上のサポート役という意味でも由木の立ち位置は重要です。

こう書くと設定的にかなり盛られている印象もあるのですがw
海動・真上という強烈なキャラクターに振り回されつつも、この二人に一目置かれ、なんとか言うことを聞いてもらえるバランスで上手く調整してあります。
現代的なキャリアウーマンの要素も少し入ってるかも。

恋愛要素なし・戦闘面で強者というような要素もなしで、世界観に合わせて女性キャラクターに大きな役割を持たせられていることに感心させられました。

余談ですが、由木にはデビルマンの美樹の要素も少し入っています。
由木は技能と理想で作品のテーマの一つを担い、美樹は存在そのものが作品の結末を決めるキーパーソン。そういう対比も面白いですね。{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「俺たちが、地獄だ!!」

はるかな未来
太平洋上の奇械島では
本能的に戦いを求める者たちが死闘を繰り広げていた
そこに現れた漆黒の巨大ロボットは
身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく
禍々しくも雄雄しいその勇姿!その巨大ロボットをある者は「魔神」
ある者は「カイザー」と呼んだ


~感想~
OVA 全3話
「マジンカイザー」シリーズのひとつ
前作シリーズと設定上の繋がりはなく
主役ロボ・マジンカイザーのデザインや主要なキャラクターなど
ほぼ全てがオリジナルとなっている

「マジンカイザー」シリーズ初視聴になります


とにかく分かりやすく主人公海動剣・真上 遼は
立ちはだかる敵は全員ぶっ殺す!といった感じで単純です

主人公2人はキャラデザイン・性格などそっくりで
双子かと思うほどだったのでもっと違いが分かるほうが
観やすくてよかったです

「俺達に大義名分はない戦いたいから戦う」
「俺達が地獄だ!!」
と言ってるだけあって
マジンカイザーSKLの地獄っぷりを見せ付けるだけの内容になってます
そして全3話と尺が足りないがために
ストーリーが急展開の連続となる場面が多く
あまり落ち着いて観ていられないのと
キャラも全体的に感情移入がとてもしづらいことが残念です

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

単純にかっこいい

何となく絵がカッコいい&ova三巻だけだから、と思って見たが結構良かった。

マジンガーZもスパロボ大戦も知らないが、一応理解はできた、もちろん知っといた方がもっと楽しめると思う。


戦闘時のBGMがかっこいい、そこだけでも見応え十分だった、というか基本的に戦闘しかないからそれ以外見るとこ無いと言った方が正しいかな(笑)

ところどころにデビルマン要素がある。
二話で女中尉が乗ってきた機体、どう見てもデビルマンレディ。
三話で津波が都市を襲うシーンで、カフェ(?)にいた男女二人組、どう見ても不動明とミキちゃんw

こういうアニメってやっぱ檜山さん必須だよね。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 1

56.9 6 津波アニメランキング6位
レッドタートル(アニメ映画)

2016年9月17日
★★★★☆ 3.1 (27)
101人が棚に入れました
どこから来たのか、どこへ行くのか、いのちは?嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が、九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた―。
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

その生涯に一遍の悔いないの?

 海に一人遭難して、無人島に漂流した青年の一生を描いているアニメだったです。

 声優さんが存在せず、オペラみたいな何だかわからない雄叫びだか歌と曲が、このアニメを進行させていたです。後半の成長した子供の雄叫びだけが、唯一の声だったです。

{netabare} いかだを作って脱出するにも失敗の繰り返しや、大きな赤い亀が出てきたり、仰向けに死んだと思ったら、人間の女性なって甲羅をまとって倒れたりしたです。生きているようで屋根を作ってあげたり、気が付くといなくなっていて海で泳いでいたりでしたです。

 で、海に潜って何か語っているのか?次になると小さな子供が一緒にいる。幸せな家庭みたいだったです。その子供が成長すると、島が津波に襲われたりなんやかんやです。
 子供が、3匹の亀と共に旅立つ。年を取った青年が、その後一生を終え女性が手を握っていると赤い亀に戻って海に去る。{/netabare}

 これだけの展開を映画に・・・・。小学校の視聴覚室ででも教材として、子供に鑑賞させると良いかもしれないです。何だかの映画賞を受賞と劇場CM見ていたけど、この音楽と青年の一生無人島生活が、芸術的とでもいうのかなぁ?と考えてしまうです。今までのジブリに見えないアニメだったです。う~~~んです

投稿 : 2021/06/19
♥ : 4

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

日本・フランス・ベルギー合作のアニメーション映画作品

「レッドタートル・ある島の物語」
原題:The Red Turtle

監督・脚本・原作:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
脚本:パスカル・フェラン
アーティスティックプロデューサー:高畑勲

音響はあるが台詞無しでの81分作品

2000年に公開されたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督作品「岸辺のふたり」を観て気に入ったジブリのプロデューサーがマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督に接触したのがこのアニメーション作品制作のきっかけの模様

悪い作品ではないと思いますが煮詰め足らない印象、
ちょっと助言をとかじゃなく監督:高畑勲氏にてガッツリ作成してれば…

ゴタゴタした「ニモ」の再来を感じました。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 7
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

夢見る亀

ジブリ作品と聞いて。

とある無人島に漂着してしまった一人の男の一生と亀との不思議な体験を描く。
{netabare}
アニメーションは良く動き、美術はシンプル。色彩は地味であるものの全体的な美しさを湛えている。
セリフがないのも特徴的で、セリフがないにもかかわらずキャラの感情や状態が読み取りやすかったのはさすがだなと思った。

ストーリーは不思議で、亀の恩返しなのか、罪滅ぼしなのか、はたまたそれ以外の何かなのか、判別はできないが愛の物語であることは確か。妙に切ない。

日本のアニメのような萌え要素等はなく、芸術性を重視している感じで、フランスのことはよく知らんけどもフランスではうけそうな感じはする。

カニが終始かわいかった。
{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2
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