漫画原作で麻雀なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの漫画原作で麻雀な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月05日の時点で一番の漫画原作で麻雀なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.0 1 漫画原作で麻雀なアニメランキング1位
ムダヅモ無き改革(OVA)

2010年2月26日
★★★★☆ 3.4 (79)
343人が棚に入れました
沖縄での日米首脳会談後、第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュに麻雀を教えてほしいと頼まれたタイゾー。その流れでちょっと賭けてやってみようということになり初心者をカモにしてやろうと企むタイゾーだったが、すべてはジュンイチローをおびき出すための芝居だった。首脳会談の3日間麻雀を打ち続け大敗したブッシュはタイゾーを人質に、第89代日本国内閣総理大臣・小泉ジュンイチローに「点F-15」でリベンジを挑む。ここにアメリカ大統領と日本国総理大臣の麻雀勝負の幕が上がる。

waon.n さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

まさかアニメ化しちまってたか(できたのか)

【First impression】
 近代麻雀で爆笑の渦に巻き込まれたギャグ漫画であり、政治風刺という混ぜたら危険を思いっきり商業用でやっちまった作品。
 そのアニメ化とか聞いてないっす。偶然にAmazonプライムで発見したので観てみたら風刺の効いたギャグに腹を抱えた。チャップリンのライムライトで号泣した後だっただけに意味不明な感動も覚え情緒が行方不明に。

【Story synopsis】
 小泉ジュンイチローが各国のトップとマージャンで対決するって話。
 以上。

【Staff】
 制作会社       TYOアニメーションズ
 監督         水島努
 キャラクターデザイン 谷口淳一郎
 キャスト       ごっつ豪華
(森川智之、福山潤、伊藤静、有本欽隆、藤原啓治、生天目仁美、飛田展男、玄田哲章、大鳥三杉、高木渉、銀河万丈、納谷六朗、中田譲治、 内海賢二)wiki参照
 なんでこんなアニメにこんな豪華なキャストが? という疑問もさることながら、監督に水島努とキャラデザに谷口淳一郎のコンビというのも良いです。監獄学園を彷彿とさせてくれました。

【Review】
 こんなギャグで低予算感のあるアニメがまさかの豪華スタッフで制作されているという事実にまず驚愕するのですが、そこはまぁ置いておきます。

 開始5秒ほどで突拍子も無い展開を見せ、場面が一気に展開する。そこには麻雀卓が。しかし、そこでなぜ? とは思わせない。タイトルでそんなのは説明してるからいらないんだ。そう聞こえてくる展開力は、そんなこと思うよりも早く物語(?)は進んでいってしまう。おいて行かれないようにするのが精いっぱいだ。
 一度スピードが出たら降りることを許さないジェットコースターのようだ。しかもこのジェットコースター一番高い所からスタートで初速が最速なんですよね。そのまま止まらずに次の話へ突入していく。
 【この作品はフィクションです。実在の人物、国家とはかなり関係ありません】という注意書きこそあれ。もう実在の人物のイメージと名前を持ってきている時点で確信犯ですし、かなり風刺の効いた人物として誇張してかかれています。
 ただのギャグじゃないところがこの作品の素晴らしいところです。(多分)
 いや、もうこれ分からないです。そんな時間もかからないし面白いんで観てください。キャスト陣も超豪華で彼らの掛け合いがアニメで見れるだけでも貴重な存在として永遠に残るでしょう。
 個人的には“轟盲牌”をみることができただけでも満足です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ムダな時間などない!

小泉元首相が主人公の、麻雀もどきアニメ。

本作は、超豪華なメンバーが麻雀で外交を行うという変わったテーマです。
国士無双な男たちの争いって感じのストーリーのはずなんですが……。

1話数分という超短いOVAなので、麻雀シーンはかっ飛ばしだし、オリジナル展開です。
予備知識無しで見ると、なんかハイテンションに熱いことを言ってるだけの謎アニメに見えます。
短すぎて1秒もムダにできないんですもの。
OVAらしく、原作を知っている人のためのおまけ作品って感じですね。

とりあえず有名政治家たちがどのように記号化されているかが見どころでしょうか。
別にどの政治家の主張が正しいとか、全然そんな話はありません。
よくあるイメージがアニメキャラになるとどうなるか、って話です。

新しいキャラが現れるたびに笑っちゃう。

でもねー、麻雀シーンもゆっくり見せてくれないと原作の魅力が伝わらないですね。
{netabare}真面目な顔をして、牌を超握力で押しつぶして別の麻雀牌に物理的に変化させる{/netabare}とか、なんとも素敵なことをやってくれるので、そっちをじっくり見たかったなぁ。
天地創世とか笑うしかないので、ぜひ続きを作ってください(気になる方は検索)。

存在をすっかり忘れていたのに、思い出したら「ああ、あれ面白いよね!」と言っちゃう系の作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

wjgnl さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

たった今観終わった感想

水島努だから依頼されたというか、水島努にしか監督頼めそうにないような麻雀漫画をそこそこハイクオリティな作画でアニメ化。「政治(屋)風刺を全面に打ち出す闘牌」が楽しめる。駆け引きとか心理戦の要素はほぼゼロで全然そっち方面に力入れてない。パロディと時事ネタと貶し芸に特化した作風が笑える人には笑えるように作られてる感じ。貶す際に容赦ない描写で扱き下ろすのが特徴か。

時事ネタに関しては2014年の今観ると当然タイムリー感がないんだけどノリに着いて行けないこともないし意外と当時の出来事も覚えてるもんだとは思った。制作当時観てたらどんな気分だったろうなとか思ったりもするが別にそれはどうでもいいです。最近コンビニで極厚タイプの原作漫画売ってたんで気にはなってたけどまさかアニメ化してるとは思わなんだ(←最高にむかつく、とのこと)。観た「感想」は「楽しかったし笑えましたね」です。

とりあえず右とか左とかでいちいち過剰な反応したりしない成人向けの麻雀バカギャグアニメってことにしておく。

テンション高くてくだらないのが好きならぜひご覧くださいよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

61.6 2 漫画原作で麻雀なアニメランキング2位
麻雀飛翔伝 哭きの竜(OVA)

1988年5月25日
★★★★☆ 3.4 (15)
60人が棚に入れました
本名や年齢、職業も不明の雀士・竜。鳴き麻雀を信条とすることから周囲に「哭きの竜」と呼ばれている強運の男の姿を描いた物語。無敗の雀士として名高い竜は、日本最大の暴力団・桜道会会長の桜田道造から屋敷に招かれ、桜道会甲斐組組長・甲斐正三と出会う。あまりの強さに甲斐から極道の世界に引きずり込まれそうになった時、反桜道会の美好一家との抗争が勃発。竜は、いつしかこの抗争に巻き込まれていく――。麻雀ファンならずとも極道を描いた作品が好きな人なら誰でも楽しめる本作。「あンた、背中が煤けてるぜ……」など、竜の名セリフのシーンも見どころだ。

rurube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

早く書きなよ、時の刻みはあンただけのものじゃない。

面白すぎる。竜を中心とした人間模様と麻雀の演出が独特の作風を作り上げている。基本的に主人公の竜は物語に関係がなく麻雀もしていない。竜の運を欲しがるやくざ達が織り成す人間模様には苦味がある。最近の作品には無い苦しみ・痛み・何かにすがる弱さが絶妙なバランスで物語を推し進める。

麻雀をしながら語るやくざの政局と竜の打ち方がリンクする感じはこの人独特の演出でぜひ見るべき。

この作品名言が多いので打線組んでおく
1(中)「時の刻みはおれにはない」
2(二)「あンた、背中が煤(すす)けてるぜ」
3(三)「時の刻みはあンただけのものじゃない」
4(一)「オレは己れの運に身をまかせたことなどない ましてや他人の運をあてにする程愚かではない」
5(遊)「あンた、やめなよ負け犬の遠吠えは」
6(左)「あンた、麻雀語るには早すぎる」
7(右)「あンた、それ以上話すと言葉が白けるぜ」
8(捕)「一度でも負けの味を覚えたあンたはしょせん―――負け犬さ」
9(投)「おれの哭きは牌を喰うんじゃない、牌に命を刻んでいく」

ついでにやくざもので分りにくい所を少しだけ解説する。
まず○○会○○組組長って表記がよくある。これはもともと○○会は組が集まって出来た団体だと考えてもらいたい。で組長は基本的に会の幹部。会長は多数決で決まったり前の会長に指名されてなる。基本的には組単位で動きなにか揉め事が起こった際に会単位で動いたりする。
三菱系で考えると三菱商社が会長で他の麒麟・三菱地所・旭硝子・三菱自動車工業が組になる。組にはさらに子会社があると考えれば分りやすいと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

これだけじゃw

正直、これが初めての哭きの竜だったら意味不明でしょうw
これって、コミック読んでる人じゃないと何も分からない内容ですw
簡単に言えば、
竜の麻雀に魅せられたヤクザが竜を組の代打ちにしようと竜を落とし
にかかっているという背景があり、麻雀をやると、あっさり竜にやられて
しまい、落としにかかったヤクザは殺される・・・という話。
 
『あんた背中が煤けてるぜ』とか、友達同士の麻雀でよく使って笑い
あった思い出があるなぁ~。竜は麻雀はめっちゃ強いキャラだが、
作者の能條氏はそもそも麻雀を知らなかった作者で、闘牌内容の迫力
は福本氏のアカギと比較すると2枚くらい劣る。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつもやくざの親分が出ているんです

随分昔、アニマックスを夜つけると
やっているんです。
で、、、いつも竜出てこないんです。
何故かいつもやくざの親分が出ているんです。
で、、【りゅーう、りゅーう お前の、、、、】とか
ほざいているんです。
(そして、この後必ずと言って良いほど
補足のナレーション有り)
個人的にこのドヤ顔のおっさんが主役かと思いました。
ちなみに親分と竜が絡んでいるシーンを
私は見たことがない!

で、30分の中で、最後の5分で竜登場。
口数少なく、喋る事意味不明。
でも、何故か格好良く見える。
もはやゴルゴ13と同格!
もし、実写版ならやくざ役の給料は、竜役の倍はほしいところ!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
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